キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
キャプテン森崎まとめ掲示板TOP

■掲示板に戻る■ 全部 1- 101- 201- 301- 401- 501- 601- 701- 801- 901- 最新50


レス数が900を超えています。1000を超えると表示できなくなるよ。
【天ぷら】鈴仙奮闘記26【大好きです。】

1 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/02/06(金) 23:57:19 ID:???
このスレは、キャプテン森崎のスピンアウト作品で、
東方Project(東方サッカー)とのクロスオーバー作品です。

内容は、東方永夜抄の5ボス、鈴仙・優曇華院・イナバがサッカーで師匠を超えるために努力する物語です。
また、ストーリーやカードの展開次第で、いくつかのキャプテン森崎のキャラクターも、
それぞれの思惑を持ちながら、幻想郷の住人との交流を通じてサッカーを極めていくことになるでしょう。

他の森崎板でのスレと被っている要素や、それぞれの原作無視・原作崩壊を起こしている表現。
その他にも誤字脱字や稚拙な状況描写等が多数あるかと思いますが、お目こぼし頂ければ幸いです。

☆前スレ☆
【悩むな】鈴仙奮闘記25【斬れば分かる】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1420820255/
☆過去ログ・攻略ページ(キャプテン森崎まとめ@Wiki内)☆
http://www32.atwiki.jp/morosaki/pages/104.html

☆あらすじ☆
ある日突然幻想郷にやって来た外来人、アラン・パスカルと中山政男との出会いにより、
師匠、八意永琳に並ぶ選手になると決心した鈴仙・優曇華院・イナバ。

選抜大会で活躍し、全幻想郷代表の一員となる事を目標として来た鈴仙はある日、
自身が『プロジェクト・カウンターハクレイ』のキャプテン候補に選ばれている事を知る。
それは霊夢や紫達幻想郷に敵対し、以て幻想郷の価値観を覆すという壮大な計画。
全幻想郷の一員として戦うか、それとも幻想郷を敵に回すか。 大会後の鈴仙には今、二つの選択肢が設けられていた。

全幻想郷代表選抜大会予選リーグ第3回戦・西行寺亡霊連合との試合を2−0で勝利した永遠亭ルナティックス。
予選リーグを全勝で終え、決勝トーナメントの一位通過が確定した鈴仙達だったが、鈴仙の表情は苦い。
鈴仙の友人にして西行寺亡霊連合のFW・魂魄妖夢の迷いと決意を知ってしまったからだ。
「ただ、強くなりたい」。それだけを願って、野心溢れる政治家・豊聡耳神子の軍門に入ろうとする妖夢の道は、
果たして本当に正しかったのか。鈴仙にも、妖夢本人にも分からぬ問いへの答えは見つからない。
――しかし、鈴仙には立ち止まって友を顧みる猶予すら与えられない。
鈴仙の成長による幻想郷の崩壊を怯える境界の妖怪。その式が今、主の命令を超えて、鈴仙に接触しようとしていた。

401 :森崎名無しさん:2015/02/17(火) 21:51:13 ID:???
いい感じに成長したね
・・・ところでDFのタックルを鍛えるとか前言ってなかったっけ?

402 :森崎名無しさん:2015/02/17(火) 21:59:58 ID:???
鈴仙以外で点取れない、得点力不足も指摘されてたし、佳歩の強化は間違いじゃないと思うよ?
それに、佳歩以外のウサギさんも特訓対象にあげてる人もいたし、忘れてる訳じゃない

草サッカーもあるし、守矢戦の最中や、試合後にけーね先生やウサギさん達に交流して、特訓、イベント狙うのもいいと思う

403 :森崎名無しさん:2015/02/17(火) 22:00:56 ID:???
一部の人が宣言してただけで実際は真逆になることもあるさ
もし鍛えたいなら判定前にいわないとね

404 :森崎名無しさん:2015/02/17(火) 22:17:33 ID:???
そうか
ちょっと前に皆で議論してたことと違うから気になっちゃった
それに鬼島津から点取れるか少し悩みだったしね(いまも少し微妙な感じするけど)
あと得点力不足は妹紅を上げにくいのと師匠がアミバるのが悪いってのが多そうw
それなら次はタックルに投票できるようにしておこう

405 :森崎名無しさん:2015/02/17(火) 22:36:01 ID:???
佳歩さんはもうかなり強くなったからね
守備力も多少上がったし
まだまだ上を相手にするには厳しいかもしれないが

しばらくは試合中の覚醒期待……かな?

たしかに次はウサギさんの守備を鍛えた方がいいと思う
つかさは壁に集中させた方がいい気がするし、タックルとパスフラグ持ったウサギBちゃんが最有力かな?
しかし、ウサギBちゃんの私の中の印象が今回の調査イベントで大きく変わったよ(汗)
ウサギB……恐ろしい子!

現在タックル44、パス46、ブロック45(パスカットとドリブルの判定は見当たらなかった)
タックルフラグとパスフラグを回収すれば化けるはず

あと、ウサギDちゃんもコンビプレイフラグを回収できれば、
判定に頼ることなく名有りに一歩近づけるし、コンビのタックルやパスカットを覚えるかもしれない
ということでいいかもしれない
(ただ、その場合タダでさえあまりよくないつかさの燃費が心配だけど)

406 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/02/17(火) 23:18:32 ID:???
こんばんは、今日も更新していきます。
>>392さん、>>399さん。乙と乙ロットありがとうございました!

>佳歩の強化について等
これでかなり強くなりましたね。ドリブルは3/4発動です。
ここでダイヤだったら火力がえらいことになってました。
草サッカーでは魔王レベルの存在感を出せると思います。
守備力についても、また交流したり練習したりで対策して頂ければ幸いです。

407 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/02/17(火) 23:20:50 ID:???
★佳歩のボーナス判定→ ハート4 ★
ハート→必殺ドリブル「やや華麗なドリブル」習得!

最近伸び悩んでいたとはいえ、佳歩はその間も努力を怠っていたわけでは無かった。
むしろ最近は、パスカルが鈴仙とのツインシュートを身に付けた事もあり、
当初からの目標だった鈴仙とのツートップを確固たるものにするべく、人並み以上の努力を重ねていた。

タッ、タッ、タッ……!

佳歩「はぁ、はぁ……! ま、まだですっ!」

永琳「……思ったよりも、粘るわね」

練習において、永琳が試しに大き目の負荷を与えても、佳歩は決してくじけずに最後まで耐え抜く。
それも、単純な根性論だけでは説明できないレベルで。

永琳「……良い感じね。 だったら、もうちょっとハイレベルな練習をしてみようかしら?」

佳歩「――はい、おねがいします!」

佳歩の基礎体力は着実に努力の成果を受け、成長していた。
それに加えこの時、佳歩がこれまで実らずとも水をやり続けた努力が、偶然にも花開く。
永琳が特別な教法を行った訳では無い。繰り返すが、これはあくまで全くの偶然だった。

408 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/02/17(火) 23:21:53 ID:???
……一般論として。
ごく一部の天才を除き、ある一定の線を超えるまで、努力しても成果が出ないのは当たり前である。
しかし、多くの凡人はそれに気づかず、壁にぶつかった段階で「自分には才能が無い」と妥協したり諦めたりしてしまう。

ごく一部の往生際の悪い凡人、もしくはうぬぼれの強い凡人は壁にぶつかろうとも、
「もう少し頑張れば、壁を越えられるかも」「自分は天才だから、壁を越えられるに決まっている」
などと思い込み、そしてその結果――やはり多くは夢を引き裂かれ絶望する。

結局、凡才が努力して成功する……などという話は極々一部のレアケースであり、それこそ夢物語に過ぎないのだ。


佳歩「鈴仙さまだって……頑張って、打ちのめされて、時には絶望して。
それでも、泣きそうな顔で諦めずに進み続けたんだもの。そんな鈴仙さまとツートップになる人は……!!」

ダッ! バシュウッ! シュンッ!

永琳「!? 動きが急に早くなった!?」

そして今、永琳の眼の前に居るのは……残念ながら、天才では無く凡人だった。
佳歩は何度も鈴仙とのツートップとして活躍するという夢を掴みかけ、
そしてその都度、自分の未熟さにより夢を掴めず絶望していた。

しかし、佳歩は凡人だが、こと鈴仙とツートップを組むという夢に関しては、往生際の悪さもうぬぼれの強さも天才的だった。
活発なショートヘアを月夜にはためかせ、大きな瞳でボールを睨みながら、
佳歩は少しずつ、しかし着実にその動きの精度を高めていく。
それはこれまで目標として努力していながら、どうしても出来ない動きだった。

409 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/02/17(火) 23:23:17 ID:???


佳歩「鈴仙さまとツートップになる人は。
――私みたいに、鈴仙さまの事しっかり見てる人じゃないと……務まらないもんっ!」


ビュンッ!


佳歩は空中で低い軌道で一回転ジャンプ。
永琳の胸元からボールを鮮やかに奪い終わると、そのまま技巧に富んだ『やや華麗なドリブル』を見せる。
永琳が試しに技を使わずタックルに向かったが、その水準はパスカルや本気のてゐにも匹敵している。
さしもの永琳ですらボールを完璧に奪い取る事は殆ど出来ず、精々が弾くのみに留まった。

それからタックル、パスカット、ブロック等守備系の練習に、シュート、パスなど他の攻撃系の練習も行ってみると、
佳歩が見せたパフォーマンスは、全体的に前の試合からみて明らかに向上していた。
――佳歩の才能は、今この場の練習をきっかけに開花し、佳歩に爆発的な成長をもたらしたのだ。

永琳「……前に貴女に特訓をした時、どうして失敗したかが分かったわ」

数分後、永琳は諦めたように肩を竦めて、納得したように佳歩に話しかける。

永琳「私は最初、名有りとして覚醒した貴女の力は、あくまで才能に依拠していると思った。
だから、その才能を伸ばすような練習メニューを組んでいた。
あれであの時は、私なりに色々と考えていたから。
……だから、失敗した時は正直、貴女やウドンゲには悪いけど、見込み違いかと思ったわ」

佳歩「そ、そんな……やっぱり私、お師匠様に失望されてたよ……」

永琳「御免なさいね。……でも、そんな私の推測は半分が当たり、そして半分が外れた。
つまり、貴女にサッカーの才能が無かったのは残念ながら事実だったようだけれど。
貴女は、それだけで決して唾棄されるべき存在では無かった……と言う事ね」

410 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/02/17(火) 23:28:46 ID:???
このとき、永琳は冷静に分析を述べつつも純粋に驚いていた。

佳歩の才能は鈴仙やパスカルにも劣る。
それなのに、今の佳歩のストライカーとしての能力は、それらと比べても遜色は無い。それどころか、一部においては凌駕している。
如何に努力やその他理想論を叫んでいても、結局は、生まれついての才能こそが全てを決定する。
『プロジェクト・カウンターハクレイ』に与するにも関わらず、永琳からはそんな考え方が抜けきれないでいた。
しかし――眼前の佳歩は、きっかけが偶然とはいえ、確かに明らかに、永琳の考え方の例外を体現する存在と進化していた。

永琳「(……これがもしも鈴仙の、引いては中山政男の力というならば、全く恐ろしいと言わざるを得ないわ)」

永琳は、疲労を見せながらも充実した笑顔を見せる佳歩を見て、改めて中山政男という男の影響力に関心し。

永琳「(……そして、この中山政男に影響を与えた、言わば一連の異変の始祖とも言える存在。
『ソレ』が果たして、どんな力を秘めて、どんな影響を周囲に撒き散らかしているかは……考えたくも無いわね)」

そして、自分達が近い将来邂逅する事となるであろう大いなる存在の偉大さを感じ、俄かに恐怖していた。


*佳歩の全能力が+1、最大ガッツが+50、さらにドリブル、パス、シュート、せりあいが+1されました。
*佳歩が新ドリブル技『やや華麗なドリブル(1/4でドリブル+2)』を習得しました。

411 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/02/18(水) 00:19:36 ID:???
〜大会10日目・固定イベント〜
【試合結果ハイライト・10日目】

大会10日目、予選リーグ最終日の試合は2試合。
幽香やリグル率いる雑魚妖怪チーム対、さとりや勇儀率いる地霊殿サブタレイニアンローゼスと、
白蓮や星の居る命蓮寺ロータス対、名無しのチームとの組み合わせだ。

まずは前者、鈴仙達ルナティックスが属するCグループの最終試合でもある
雑魚妖怪と地霊殿との戦いを見てみると――。

***

空「えいっ!  ゆ、遊戯王さんっ!」

ポーンッ!

勇儀「おしいっ、私は王じゃなくって女王さね! ま、女王ってのも似合わねえがな!
――さあ食らって死ね、『大江山嵐』ッ!!」

グルンッ! ボオオオオオオオオン!!

バギドゴグシャッ!

レティ「グッ……、あ、相変わらず凄いパワーね星熊勇儀……!!」

グラッ……ドサッ。
 ―――ズバァァァァァッ、ピピィイイイイイイイイイイイイイイイッ!!

412 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/02/18(水) 00:20:37 ID:???
実況「決まった〜〜!! ゴ〜〜〜ル!! これで2−4!
後半26分、地霊殿の超豪華大型FWによる連携技が光りました!
空選手のポストプレイによってフリーでボールを得た勇儀選手!
ゴール際でのトルネードシュート……『大江山嵐』で、この試合ハットトリックを決めました〜!」

謎の向日葵仮面「(ちいいっ……私も『マーダースパーク』でハットトリックしたいけれど体力が。
前半中にチャンスを焦り、『フラワーパス』を乱発し過ぎたのが悪かったわね……)」

――雑魚妖怪チームも、後半から幽香に代わり途中出場した謎の向日葵仮面の活躍もあり奮戦したが、
後半終了間際になると、やはり選手層の厚さから、一方的に点を奪われる展開が増えて来た。
謎の向日葵仮面の『マーダースパーク』とレティの堅守により、
後半開始時は2−1だった点差も、お燐のサイド際のドリブルや勇儀のキックオフシュート。
そして空のダイナミックなダイレクトシュートにポストプレイで雑魚妖怪チームは翻弄されていき、
今こうして2−4と、相手に勝ち越しの点を入れられてしまった所である。

リグル「凌辱パワーが足りなくて謎の向日葵仮面さんが苦しんでいる……! きっと私のせいだ。
このままだと、謎の向日葵仮面さんが死んじゃう!?」

さとり「何なんですかあのゆ……謎の向日葵仮面さんは。 あの人、明らかに私の心臓狙ってませんか?」

矢車「心配するな。 貴女は俺が守る」

さとり「気持ち悪いのでやめてください。シュートの魔王の必殺シュート並に心臓に来ました」

矢車「どうせ俺なんか……」松山「おかえりなさい、あにきぃ……」(←松山は心の声)

ゆう……謎の向日葵仮面以外のストライカー――リグル、ルーミア、ミスティアと、
地霊殿のGK・古明地さとりとの相性の悪さも大きく響いた。
PA内からのダイレクトシュートを得意とする三人は、PA内のシュートは必ず止めるさとりに対し無力。
必然的に、ゆう……謎の向日葵仮面の負担が大きくなり、彼女が中盤の支配に向かえないのも敗因だった。

413 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/02/18(水) 00:21:40 ID:???
こいし「で〜い! これが本邦初公開の私の必殺シュート。
低いシュート+4、吹っ飛び係数5の『ブランブリーローズガーデン』だよ〜……って」

レティ「そこそこ良いシュートだけど……それは止める!」

バッ! バチイッ!!

こいし「あ〜ん。 威力55ぽっちじゃやっぱりダメか〜」

試合は後半ロスタイム、意味なくオーバーラップをかましてきた地霊殿のSB・古明地こいしが
意味なく必殺シュートを放ち、それを僅かに疲弊したレティが、しかし依然一流の動きでそれをクリアしたところで。

……ピッ、ピッ、ピィィィィイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイッ!!

リグル「お、終わっちゃった……。 私、結局なんにもできなかった……」

――純粋で、それ故に自信に溢れていた少女は、少しだけ現実の辛さと厳しさを理解するのだった。


雑魚妖怪チーム 2 − 4 地霊殿サブタレイニアンローゼス 試合終了!

414 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/02/18(水) 00:23:05 ID:???

***

マミゾウ「それっ、決めろよ寅丸ッ!」

バシュッ! ……パシッ。

星「ありがとうございます、マミゾウさん。 ええ、もちろん決めて見せます!!
私の……『アブソリュートジャスティス』で!」

バギュウウウウウウウウウッ、ズバアアアアアアアアアアッ!!
           ―――ピピィイイイイイイイイイイイイイイイイイイッ!!

Dブロック最終試合、命蓮寺ロータスと名無しチーム――毛玉達の逆襲との試合は予想通り一方的だった。
鈴仙との会話の影響か、何時になくストライカーとしての自負に溢れた星は、
気合を入れ過ぎて失敗しないか冷や汗をたらす従者の予想を良い意味で裏切りハットトリック。

ぬえ「……っと。ウチらのチーム、シューターは寅丸だけじゃあ……ないよっ!」

グワァッ、バギュウウウウウウウウウウウウッ! ズバッ!
       ―――ピピィイイイイイイイイイイイイイイイイイイッ!!

毛玉チームも早々に3点取られたところで流石に星の危険性に気付き、慌ててマークをしても、
ウインガーのぬえ――今日の試合も1アシストを献上している――が近場のマミゾウからアシストを貰い、
必殺シュート『平安のダーククラウド』で1点。マミゾウはこれで星の分を含め2アシスト。
そして極め付けは――。

415 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/02/18(水) 00:24:40 ID:???
毛玉H「わ、わさわさ〜〜!!」

バシュッ。 ヘロヘロ……

響子「ん。 これは……―――ヤマビコ出来るっ! えーい、『マウンテンエコー』ーーーっ!」

バギュンッ! ドゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ……!!
   ズバァァァァッ! ――ピッ、ピィイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイッ……!!

毛玉達のなけなしのシュートを、DFのヤマビコ妖怪・幽谷響子が珍しく本領発揮し跳ね返す。
そのシュートは撃ち損じのただのシュートという事もあり、ゴールに入るかは怪しい所だったが……。
所詮は毛玉、突然放たれたカウンターシュートに対応できず、ゴールを許してしまう。

……ピッ、ピッ、ピィィィィイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイッ!!

白蓮「(私達はまだまだ修行が足りなかったけれど。 ……それでも今は、この結果を感謝して受け入れるしかありません)」

こうした珍事もあり結果は5−0の快勝。
命蓮寺ロータスは予選リーグで漸く1勝を掴む。……が、彼女達は既に2敗。
決勝トーナメントへの進出は、3勝の博麗連合2015。そして、2勝1敗の守矢みらくるずに譲る事となった。


命蓮寺ロータス 5 − 0 毛玉達の逆襲  試合終了!!

416 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/02/18(水) 00:25:41 ID:???

大会得点ランキング(表記はメインキャラのみ):
9ゴール レミリア
8ゴール 鈴仙
7ゴール 勇儀
6ゴール フランドール、来生、射命丸
5ゴール 魔理沙、屠自古、星
4ゴール 諏訪子、森崎
3ゴール 早苗、霊夢、神子、反町、謎の向日葵仮面
2ゴール 神奈子、ピエール、メルラン、天子、赤蛮奇、空
1ゴール 妹紅、佳歩、咲夜、美鈴、サニー、リリーB、ぬえ、響子
      影狼、藍、幽々子、幽香、針妙丸、パチュリー、小田、椛、岬

大会アシストランキング(表記はメインキャラのみ):
5アシスト 霊夢
4アシスト てゐ、パチュリー、神子
3アシスト 早苗、ピエール、小町、小悪魔、マミゾウ
2アシスト 森崎、反町、はたて、岬、空、お燐
1アシスト 鈴仙、影狼、大妖精、橙、諏訪子、アリス、レミリア
       衣玖、針妙丸、リリーW、ルナサ、ぬえ

417 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/02/18(水) 00:47:09 ID:???
予選リーグ 結果
Aブロック
1位 聖徳ホウリューズ          3勝0敗0分
2位 紅魔スカーレットムーンズ     2勝1敗0分
3位 バケバケ同盟            1勝2敗0分         
4位 羽目玉チーム            0勝3敗0分

Bブロック
1位 妖怪の山FC             2勝0敗1分 得失点差 +6
2位 妖精大連合              2勝0敗1分 得失点差 +5
3位 人里FC                1勝2敗0分         
4位 スカーレットムーンズ二軍     0勝3敗0分


Cブロック
1位 永遠亭ルナティックス        3勝0敗0分
2位 地霊殿サブタレイニアンローゼス 2勝1敗0分
3位 西行寺亡霊連合           1勝2敗0分         
4位 雑魚妖怪チーム           0勝3敗0分

Dブロック
1位 博麗連合2015           3勝0敗0分
2位 守矢みらくるず            2勝1敗0分
3位 命蓮寺ロータス           1勝2敗0分         
4位 毛玉たちの逆襲           0勝3敗0分

418 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/02/18(水) 00:48:18 ID:???
決勝トーナメント表
(左から順に、A1位、B2位、C1位、D2位。A2位、B1位、C2位、D1位の順)


                     優勝
                     │
              ┌─────────┐
              │             │
          ┌────┐      ┌────┐
          │      │       │       │
        ┌─┐   ┌─┐   ┌─┐   ┌─┐
        │  │   │  │   │  │   │  │
        聖  妖    永  守   紅  妖   地 博
        徳  精    遠 矢    魔  怪    霊 霊

419 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/02/18(水) 00:51:01 ID:???
――と、いったところで今日の更新はここまでです。
予選リーグ結果と決勝トーナメント表の準備に、思ったより時間かかりました…。
決勝トーナメントは、予選リーグ編よりも強敵や癖のある敵揃いとなりますが、
鈴仙達も育ってきているので、きっと良い勝負が出来ると思っています。
……とはいえ、まだ暫くは草サッカーやらブリッツやらで、試合には入れなさそうですが(汗)

それでは、皆さま、本日もお疲れ様でした。

420 :森崎名無しさん:2015/02/18(水) 00:51:26 ID:???
乙ロット!

421 :森崎名無しさん:2015/02/18(水) 00:56:30 ID:???
乙ロットー!

ウサギB「要チェック要チェックと……」
佳歩「どうしてだろう……この前までなんとも思わなかったのに、あれからウサギBちゃんが調査しだすと悪寒が……」

422 :森崎名無しさん:2015/02/18(水) 01:25:39 ID:???
佳歩も充分強くなったけど、それでも森崎相手だとパンチングでどうとなる水準だというのが恐ろしい

423 :森崎名無しさん:2015/02/18(水) 17:57:01 ID:???
雑魚妖怪チームのFW、全然いいところなしだった…

424 :森崎名無しさん:2015/02/18(水) 21:31:35 ID:???
>>423
西行寺の幽々子しても地霊殿のさとりにしてもダイレクトシュートにはめっぽう強いからね(うちの妹紅もだが)
単純に相手が悪すぎただけとも言える

425 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/02/18(水) 22:32:37 ID:???
こんばんは、今日も更新していきます。
お恥ずかしいのですが、>>418のトーナメント表の博麗が博霊になるというミスをやらかしました。
今後トーナメント表を出す時は間違えないようにしたいと思います。失礼いたしました。

>>420
乙ロットありがとうございます!
>>421
乙ロットありがとうございます!
ウサギBはあれです、笑顔で無自覚で無邪気に怖いタイプです。
ブローリン君がちょっと張り切ったら、そのオーラで周囲の生物が遍く蒸発するような現象と同じです。
>>422
森崎はこれまでの大ラスボスですから、霊夢とセットで是非恐怖を味わってほしいですね。
>>423-424
ネオリグルキック(威力56)位は割と強いのですが、上には上が…という感じというのもありますね。
日本国内だと強い方だけど、世界に行ったらからきしというイメージです。

426 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/02/18(水) 22:33:41 ID:JbydziAo

〜11日目午前・固定イベント〜
【花果子念報・その10】

鈴仙「う〜ん……」

大会11日目の朝。
鈴仙は早速新聞に大きく掲げられた、予選リーグの結果表および決勝トーナメント表と一人にらめっこしていた。

鈴仙「……このトーナメント表と大会スケジュールを見る限り。
私達永遠亭ルナティックスはまず、明日12日目の午後に守矢みらくるずと対戦。
それに勝てたら、大会15日目の午前に聖徳ホウリューズか妖精大連合の、どっちか勝った方と対戦。
そして最後。大会18日目の午後に、たぶん博麗連合との決勝戦……と、いう風になるのね……」

朝食の うまい棒 を齧りながら、新聞の記事を読んでいく鈴仙。
これから対峙する相手の強さに想いを馳せるだけで、自然に言葉も説明口調になっていく。
……しかし、今はまだ緊張している時間では無い。

鈴仙「……だって、とりあえず今日は草サッカーの保護者とブリッツボールの試合があるんだし。
ひとまず今日は、そっちに全神経を集中させましょ」

そう思って鈴仙は気分転換のため、敢えてスポーツ記事を読むのは一旦止めて、それ以外の記事に目を通す事にした。

鈴仙「――そういえば、昨日見逃したレポはあれからどうなったのかな。 それからそれから……」

427 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/02/18(水) 22:36:19 ID:JbydziAo
自室で独り言を呟きながら、うまい棒はコンポタ味を片手にさみしく新聞を読みふける鈴仙。
そんな鈴仙の目に止まった記事とは――?

A:特集記事「幻想郷の有力チームに迫る! 第10回」(※内容は更に判定)
B:ルポ「地底に眠る伝説の超人の謎に迫る」(下)
C:広告「近日開催! 幻想郷合同コンパの案内」
D:政治「進む妖怪の山の保守化 革新派大天狗次々と献金ばれ追放」
E:伝説の超人 ヒジリー ストーリー 伝説 物語 絵巻 連載小説
F:通販コーナー「夢のカパネットにとり」(協賛:ヒューガー)
G:四コマ漫画『元祖! やっこい九十九姉妹』
H:適当にお茶を濁す。(すぐにイベントを終了できます)

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

*あと2回まで選択できます。
*色モノな記事ばかりにも見えますが、どの記事も内容は意味あるものになっていると思います。

428 :森崎名無しさん:2015/02/18(水) 22:37:00 ID:6F3qmrh+
B

429 :森崎名無しさん:2015/02/18(水) 22:37:07 ID:re8FArFU
B

430 :森崎名無しさん:2015/02/18(水) 22:38:08 ID:???
うまい棒・・・10円・・・バイキング・・・ブローリン・・・これはまさか!
さらにウサギBのBはブローリンのB!

なるほど!バイキングの秘宝はウサギBがブローリンに進化するための何か!(意味不明)

431 :森崎名無しさん:2015/02/18(水) 22:46:14 ID:???
なるほど、分からん

ウサギメンバーがどんどん濃くなっていく件
ウサギDちゃんとつかさにも、なにかある気がするのう……

432 :森崎名無しさん:2015/02/18(水) 22:52:20 ID:???
ディケイドとディエンドへと変身することだろ
ウサギDのDはディエンドのD

433 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/02/18(水) 23:06:46 ID:JbydziAo
B:ルポ「地底に眠る伝説の超人の謎に迫る」(下)

鈴仙「……まあ、とりあえずこれでも読もうかしら。 気になるし」

そう思って、昨日は良い所で終わったはたての地底探索ルポの記事を探す。
幸いにも(当たり前にも?)はたてはきっちりとした性格だったようで、
きちんと飽きずにルポの下巻を書いてくれていたようだ。記事にはこう書いてあった。

<地底に眠る伝説の超人の謎に迫る(下)>

ドカーン! ドカドカーン!!
「フッフッフ。 お前が戦う意志を見せなければ、俺はこの星を破壊し尽すだけだぁ」
「くっそー。あんたが伝説の超人だったのね! でも私は負けない! スーパーアルティメットビーム!!」
ギュインギュインギュインギュイン!! ドガーーーン!!
「ぐわーやられたー!!」

***

鈴仙「……あ、あれ!? 読む記事間違ったかな!? ゴホゴホッ!?」

……あまりの超展開に、鈴仙は思わずうまい棒を口から零しつつ、粉がのどに入ってむせてしまった。
間違って連載小説の「伝説の超人 ヒジリー ストーリー 伝説 物語 絵巻 連載小説」
を読んでしまったのだろうか、鈴仙はもう一度記事のタイトルと本文を見返してみる。
しかし伝説の超人 ヒジリー ストーリー(略)では今、主役の伝説の超人・ヒジリーはバイオヒジリーになっていて、
「お前が戦う意志(略)」などという難解なセリフを喋る程の知能が無い筈だ。
だからきっとこれは誤植でも何でも無く、昨日から続いたはたてのルポの続きのようだった。

鈴仙「これ、もし昨日上を読んで無かったら記事から意図的に目を逸らしてたレベルよねぇ……」

434 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/02/18(水) 23:09:04 ID:JbydziAo
そうぼやきながら、ひょっとしたら最後にまともな情報か、
せめてこの状況を引き起こした原因にでも言及があるのではないか。
そんな期待を籠めて、鈴仙は記事を読み進めると……幸いながら、これ以降の記述は比較的まともだった。
どうやら最初は、どうしても紙面が埋まらなかったはたてが苦し紛れで書いたものだったらしい。
記事の続きは、こうなっていた。

***

「あのね新聞のお姉さん二号さん。幾ら紙面に余裕が無いからといって、そういうふざけたウソは書かない方が良いよ」
案内人を務める、地霊殿勤務の死体焼却人の女性は私にこう言った。
素人ごときが、ふざけるな。私はそう言いかえしてやりたくなった。

新聞とは高尚なる文化の担い手である。しかしひとたび紙面が足りなくなれば、
我々記者はただちにその信頼を失い、乞食となってしまうだろう。
言わば紙面稼ぎとは、我々にとってはその尊厳を欠けた崇高たる戦いなのである。

「スーパーアルティメットビームとか書いてる時点で、尊厳もクソもないと思うけどね」
三つ編みの女性はそうケタケタ笑った。私は彼女にこれ以上何かものを言うのはやめた。
「ね、ね。二号さん。ベーシックインカムについてどう思う?」
私は彼女を無視する事にした。私はこいつの愛人では無いと思った。

(中略)

……やがて私達は、そこで見かけた謎の機械の正体について分析を始めた。……

***

鈴仙「……とはいえ、比較的まともなだけで、これも酷い創作ねぇ。全く探検の事書いてないじゃん、ここら辺」

鈴仙はテレビに突っ込みを入れる主婦のように、小学生の作文から偏屈記者の私小説と化した記事のひどさを批評した。
そして結局見てみると、鈴仙が知りたかった情報は最後の三〜四行でコンパクトに纏まっているようだった。
記事の最後はこう結ばれていた。

435 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/02/18(水) 23:16:56 ID:???
***

調査の結果、謎の機械はあまり巨大で持ち帰る事は出来なかったが、
『何かを治療したり、回復させることが出来る機械』ではないかと推測された。
また、『この機械に至るまでの灼熱地獄跡の深層地図を、以下の通り示した』。
我々に先立って調査をしたいと思う命知らずは、是非参考にして欲しい。(了)


鈴仙「……なんだかなぁ。役に立ったと言えばそうだけど。……毎日記事出してたら、ネタ切れなのかな、ブン屋って」

――呆れを通り越した鈴仙は、この記事を苦し紛れで何とか書き上げたはたてに対し、目に見えぬ拍手をするのだった。

*地底の財宝の正体が、『治療・回復』に関係するアイテムである事が判明しました。
*灼熱地獄跡の深層の地図を見ました。今後鈴仙が地底の財宝を発見できる可能性がアップします。

436 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/02/18(水) 23:20:44 ID:JbydziAo
佳歩「鈴仙さまー? そろそろ出ませんかー?」

鈴仙がそんな下らない記事を読み進めていると、玄関から佳歩の声が聞こえた。
時計を見れば、今日の午前に佳歩やつかさ、ウサギBと参加を予定していた草サッカーの開始時刻まであまり余裕が無い。
どうやら色々と読み過ぎていたようだ。

鈴仙「あらら……。 ご、ごめーん! 今行くわー!」

そう言って鈴仙は、最後に一つの記事にだけ目を通しながら寝間着から普段着のブレザー
(私服を買うのが面倒&金欠のため、鈴仙の服は冬用のブレザーと夏服ワイシャツの二種類しかない)
に袖を通して行く。そんな中気になった記事は――。

A:特集記事「幻想郷の有力チームに迫る! 第10回」(※内容は更に判定)
B:ルポ「地底に眠る伝説の超人の謎に迫る」(下)
C:広告「近日開催! 幻想郷合同コンパの案内」
D:政治「進む妖怪の山の保守化 革新派大天狗次々と献金ばれ追放」
E:伝説の超人 ヒジリー ストーリー 伝説 物語 絵巻 連載小説
F:通販コーナー「夢のカパネットにとり」(協賛:ヒューガー)
G:四コマ漫画『元祖! やっこい九十九姉妹』
H:適当にお茶を濁す。(すぐにイベントを終了できます)

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

*あと1回まで選択できます。

437 :森崎名無しさん:2015/02/18(水) 23:21:05 ID:8XS+/fmA
D これはまさか…w

438 :森崎名無しさん:2015/02/18(水) 23:22:14 ID:6F3qmrh+
D

439 :森崎名無しさん:2015/02/18(水) 23:24:22 ID:???
買収つながりでカルチョスキャンダルの事件思い浮かんだけど、いつ見てもとんでもない

フィオレンティーナ主将「今日は引き分けだから」選手一同「はーい」 なんじゃこりゃ

440 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/02/18(水) 23:59:08 ID:???
D:政治「進む妖怪の山の保守化 革新派大天狗次々と献金ばれ追放」

鈴仙が気になったのは、政治面にあった記事だった。
確かに天狗の新聞は、天狗社会での内輪のもめ事やスキャンダルが書かれる事が多い。
しかし、今読んでいるはたての「花果子念報」や、射命丸の「文々。新聞」に、こうした記事が載る事は少ない。
彼女達は閉ざされたコミュニティでの評価よりも、無限に広がる外界への興味を大事にしていたからだ。

……とはいえ、そんな花果子念報や文々。新聞にも、こうした記事が全く載らない訳では無い。
しかし、こうした記事が載る際は、天狗では無い種族から見ても重大なニュースである場合だ。
つまり、今回の記事は、鈴仙のような妖怪の山や天狗の社会を知らない者にとっても、
それなりにセンセーショナルな記事だった。
着替えをしながらの為走り読みだが、記事には概ねこう書いてあった。

<進む妖怪の山の保守化 革新派大天狗次々と献金ばれ追放>

幻想郷サッカーにおいても、いわゆる「八百長疑惑」がささやかれるようになった。
しかも、その疑惑の中心の多くは、これまで革新派として、妖怪の山の在り方を大きく変えた生え抜き達だった。

彼らは自分達が創りあげたクラブチームに実績を与えるため、勝利を金で勝った。
ある時は、守矢や河童への献金の為、敗北を金で売った。

彼らの多くは追放され、幹部の大天狗集団は反動として保守の流れが強くなった。
サッカーより弾幕を。信仰との融和よりも信仰からの独立を。人間・多種族との解放よりも単種族での閉鎖を。

一般の天狗達の中でもそうした考えを持つ者は増えて来ている。
そんな中、革新派の要衝であった妖怪の山FCは今苦境に立たされている。

革新派はチームを存続するため、保守派との間でなんらかの取引がなされている。
一日も早く、そうしたしがらみから抜け出して、楽しくサッカーがしたい。そう思うのは、私の贅沢だろうか。

*妖怪の山FCが今、苦境に立たされているという事が分かりました。

441 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/02/19(木) 00:05:08 ID:???
……と、いったところで今日の更新はここまでです。
>>430-432
肉弾戦タイプにはなりませんが、頭脳戦タイプでは悪魔になれるかもしれません。
明かされるかどうかは分かりませんが、ウサギDとつかさとのイベントも何か考えています。
たぶん変身はしませんw
>>439
コメントみてまとめチラ見しましたが、こんなに沢山あるんですね…。
誘惑に負けてしまう気持ちも分かるが故に、解決は難しそうです。

それでは、皆さま、本日もお疲れ様でした。

442 :森崎名無しさん:2015/02/19(木) 00:05:39 ID:???
妖怪の山FCの次の試合、公開処刑の予感…
グッバイにとり

443 :森崎名無しさん:2015/02/19(木) 00:06:58 ID:???
乙です
>ブローリン君がちょっと張り切ったら、そのオーラで周囲の生物が遍く蒸発するような現象と同じです。

なんて奴が幻想入りしてしまったんだ・・・

444 :森崎名無しさん:2015/02/19(木) 00:09:49 ID:???
乙でした

やばそうな気配がするのう……

445 :森崎名無しさん:2015/02/19(木) 00:48:42 ID:???
これはうどんちゃんが妖怪の山FCを救う展開もあるのかな?
文はリアル幻想7に行くみたいだし、そこで幻想郷選抜を打ち破ったら、妖怪の山上層部に一石投じることができる可能性も?

446 :森崎名無しさん:2015/02/19(木) 21:27:48 ID:???
山のチーム、買収だらけやん…腐りきっている。

447 :森崎名無しさん:2015/02/19(木) 21:38:38 ID:???
ア○ーレ「何がいけないのかわからない」

448 :森崎名無しさん:2015/02/19(木) 21:46:32 ID:???
よしみんなきけ ア○ーレをかいこする

449 :森崎名無しさん:2015/02/19(木) 21:52:40 ID:???
買収は冗談抜きで庇いきれないよ
黒い霧事件の末路を忘れたのかい?
鈴仙が下手に関わったら、永遠亭まで買収の共犯の疑いがかけられちゃうよ
反町達にはかわいそうだけど、結果を見守るしかなさそうだ

450 :森崎名無しさん:2015/02/19(木) 21:59:13 ID:???
関わった選手がいなければいいけど……

451 :森崎名無しさん:2015/02/19(木) 22:14:54 ID:???
とりあえず大会の組み合わせでやってたのはわかる

452 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/02/19(木) 22:59:43 ID:???
こんばんは、更新していきます。
>>442
そう言えばまた妖怪VS紅魔になってしまいましたね…
>>443
乙ありがとうございます。まだ大丈夫です。
>>444
乙ありがとうございます。
この辺りは当初考えていたイベントの伏線でもありますね。
取りあえず何もしなくても鈴仙には一切不利益はありませんし、何かをするにも難しい問題ではあります。
>>445
射命丸がRG7計画のリストに載っているのは間違いないですが、彼女がそれに乗るかはまた別ですね。
この辺りはルート選択次第でちょっと変えようかと思っています。
>買収について
ちょっと説明が足りなかったですが、
妖怪の山FCについてはあくまで新聞記事で、本当に買収があったか、
あったとしてもどの規模だったのか詳細は分かりません。
怪しい勢力が背後にいるのは恐らく確かです。
>>447
ちょっと意識してるのはありますw

453 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/02/19(木) 23:02:25 ID:???
〜11日目午前・特別イベント〜
【番外編! 草サッカー対決・人里こどもFCVS真・雑魚妖怪チーム!?】

天気は快晴だった。
昼下がり前の秋の人里サッカーコートは、連日連夜の大会にフル稼働されていたが、
今日に限れば休養日のために人はまばら。
しかし、その代わりフィールドには選手の代わりに大勢の子どもたちがわらわらと群がっていて、
観客席にはサポーターの代わりにお父さん、お母さんたちが勢揃う。

――そう。今日は休日。
人里やその近辺に住まう人間や妖怪の子ども達の、草サッカー対決の本番だったのだ。

鈴仙「こんにちはー」

佳歩・ウサギB・つかさ「「「こんにちはー!」」」

里人@「はいはい、こんにちは。 ……今日は宜しくお願いしますよ、鈴仙さん」

鈴仙「あはは。今日は私も師匠から暇を貰ったので、楽しく観戦させて頂きます」

今日の試合助っ人として呼ばれた佳歩、ウサギB、つかさの三名を引き連れた鈴仙は、
この試合を主催しているらしい里人@にペコリと頭を下げ、ヤンママっぽい口調で挨拶する。
幸いにも今日選手として選ばれたのは、礼儀正しく比較的大人しいウサギ達だったため、
鈴仙の挨拶に合わせて、後ろの子どもウサギ達も習ってくれた。

里人@「試合開始までまだ少し時間があるから、ウサギさん達も早速彼らに混ざって来てはどうかな?」

つかさ「はい、そうします。 ……良いわよね、佳歩ちゃん、Bちゃん?」

佳歩「う、うん! 頑張りますっ!」

ウサギB「佳歩ちゃんは頑張らなくっても、ありのままで大丈夫だよ?」

454 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/02/19(木) 23:03:31 ID:???
そして里人@の教えに従い、ウサギ達は試合が始まるまで、人里の子ども達と交流する事となった。
つかさを先頭に、やや人見知りがちの佳歩を利発なウサギBが引っ張って歩いていく。

鈴仙「あ、あらら……大丈夫かな? きちんと皆と仲良く出来るかなぁ……」

最近は人里でも、妖怪に対する風当たりが強くなっているという噂を聞く。
もしかしたら、いじめられたりしないだろうか。
鈴仙は少し心配で、背伸びして耳をそばだて子ども達の様子を伺おうとするが――。


子どもB「あっ、永遠亭のウサギさんだー」

子どもG「今日はよろしくなっ!」

佳歩「うんっ、よろしくね!」

子どもJ「はんっ! なんだよ助っ人って言うからスゲーの期待してたのに。
お前みたいなチビFWだったら、きっとオレのが強いぜ!」

子どもF「きゅ、Hくんっ!? そんな口は止めといた方が……!
(あれってもしかしなくても、『あの』因幡佳歩だよな……!? 今日、もしかしなくても楽勝なんじゃ……?)」

子どもE「ワタクシの計算によるとー、ズバリ雑魚妖怪チームの名無しと我々子どもの実力はほぼ互角でしょう!」

ウサギB「……? どんな計算? それって統計的に有意?」

子どもE「ンフフ、モチのロンです! これはアレのコレを重回帰分析でうんぬんかんぬん……」

ウサギB「へぇ。そのデータ、後で私にくれない? 私の方でも集計してみようかな」

455 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/02/19(木) 23:04:36 ID:???
子ども@「……よ、宜しくな」

つかさ「ええ、宜しくね。 えっと、確か……子ども@くん」

子ども@「……」(←照れている)

子どもA「……ちぇっ。みんなおかしいぜ。妖怪は悪者だって、お父さんも太子様も、そう言っていたのに」

鈴仙「(……ホッ。 どうやら概ね上手くやってる雰囲気みたいね……)」

――どうやら、鈴仙の心配は概ね不要だったらしい。
佳歩は同じ位の身長の男の子に絡まれてはいたが、あくまでFWとしての対抗意識らしいし、
ウサギBはその後ろのメガネの男の子と、多変量分析の手法について仲良く語り合っている。
つかさはその大人しそうな外見と物腰から、佳歩ほど多くの子どもには囲まれなかったが、
同じく無口そうな、大柄の男の子(子ども@)と良い感じになっている。
一部で、やはり妖怪ウサギの助っ人を快く思っていない子どもも居るが――それは少数派だった。

里人@「子どもは純真だ。 彼らにとっては、妖怪も妖精も人間も、みんな同じに見えるのでしょう。
子どもを歪んだ大人へと育てるのは、我々大人の勝手な都合に過ぎない」

俄かに安心した鈴仙の顔を見て頷いた里人@は、静かにそう言った。
――人里子どもFCの助っ人その4が現れたのは、まさにそんな時だった。


傘を持った少女「ご、ごめんなさーーい! 開始時間カン違いしてましたーー!?」

456 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/02/19(木) 23:08:02 ID:???
カラカラカラカラ……と小気味良い下駄の音を響かせながら、
片手に旧時代的な唐傘を持った、赤と青のオッドアイの少女がサッカーコートに乱入してくる。
背丈は佳歩やウサギB、人里の子ども達よりも一回り高く、丁度つかさと同じ位だったが、
しかしその挙動の全てがあぶなかっしい為、この場に居る誰よりも幼く見える。

子どもG「――あっ! 小傘ねーちゃんだ!」

子どもD「ねーちゃーん! 試合開始は一時間後だぞー! あせんなって!」

里人@「ああ。そう言えば彼女も助っ人として呼んでいたような……。どうにも、人が集まらなくって」

鈴仙「あの子、色んなトコで見る気がしますね。前も確か、命蓮寺のチームにしれっと入っていたような……」

小傘「お〜〜い! このわちきが来たからにはもう百人力だよ〜!!
なんせあれから私は訓練に訓練を重ね! なんと才レベル上昇に加え、全能力が2ポイントも上がったんだからね〜!」

どうやら残念な事に、全てにおいて頼りない雰囲気マックスの小傘こそが、
人里子どもチームの、佳歩達以外の最後の助っ人であるようだった。
小傘は子ども達の注目を集めようと、必死に手をブンブン振りながら、自分も役立つ選手アピールをしていたが。

ウサギB「えーっと。という事は計算すると……(カタカタ)……――あ、私と総合力で1しか違いませんね。
当時恐らく互角だった佳歩ちゃんと比べたら……今や総合力で約3回りくらい下ですけど」

小傘「う、ウソッ!? ……で、でも私にはこれまでのベビーシッター業で鍛えた子ども達との信頼が……!?」

子どもG「ちぇー、なーんだ。 案外大したことないじゃん、小傘姉ちゃん」

小傘「ぎゃ、ぎゃふんっ!?」

能力値的にも信頼度的にも、自分が案外大したこと無かったという残酷な事実を聞かされて、
哀れにも小傘は泡を吹きながら、その場にバタリとぶっ倒れてしまった。

457 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/02/19(木) 23:10:13 ID:???
鈴仙「走って来て手を振ってぶっ倒れて。忙しい子ねぇ……」

里人@「――ま、まあ。 これでも彼女はそれなりに優秀な選手だし、何よりガッツが飛びぬけている。
それに何だかんだで、人里の子どもからの人気も高いから、きっと……うん。場を盛り上げてくれると思うよ」

こうして勢揃いした、今回限りの人里こどもFCイレブン。
佳歩にウサギBにつかさに子ども達7人とついでに小傘を加えた11人が、ともに今日の試合の勝利を誓い合うのだった。

*人里子どもFCの追加助っ人はDFの小傘のみです。
 ガッツの高さがウリですが、15分ハーフの草サッカーでガッツが必要になる場面は恐らくありません。

458 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/02/19(木) 23:11:41 ID:???
***

――そして。

ルーミア「昼間は苦手なんだよね〜」

ミスティア「私は朝でも夜でもパーリナイッ! だけどね〜♪」

響子「そうそう! 今日は一緒に頑張ろうね、みすちー!」

メディスン「なんで私が、好き好んで人間なんかと……」

人里こどもFCが集合してから数刻後、本日の対戦相手である真・雑魚妖怪チームが徒党を組んで現れた。
朝なので眠そうな宵闇の妖怪・ルーミアと、楽しそうに歌っている夜雀の妖怪、ミスティア・ローレライ。
そのミスティアの隣で飛び跳ねているのは、彼女のバンド仲間の誦経好きのヤマビコ妖怪、幽谷響子だ。
そして途中に、人里の子ども達とさして外見の変わらない妖怪少女が数人並び
――しんがりを務めるのは、人間嫌いの毒人形、メディスン・メランコリーだった。

里人@「やあ、今日は遠い所から。 ……それでは、皆並んで。 試合を始めましょう!」

メンバーが集まったら早速試合と、人里子どもFCと真・雑魚妖怪チームは里人@の号令の下、
それぞれの保護者の指示に従いきっちりと並ぶ。
やはり互いに子どもとはいえ、人間(妖怪)達のチームと戦うのは抵抗があるのか、それぞれが緊張している様子だ。

鈴仙「(そういえばリグルが居ないわね……。 やっぱり、昨日の敗戦を気にして凹んでるのかしら?
そして、真・雑魚妖怪チームの保護者って一体誰なんだろ。普通に考えたらレティさんであって欲しいけれど……)」

459 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/02/19(木) 23:15:38 ID:???
ウサギ達の保護者役である鈴仙は、人里子どもFCの選手が並ぶ様子をベンチで眺めている。
そして一方で、真・雑魚妖怪チームの保護者役はレティであって欲しいという願望を抱きつつ、
ふと敵チーム側のベンチを覗いてみると……。

先着1名様で、

★妖怪の保護者→! card★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

JOKER→謎の向日葵仮面「リョ・ジョクーの仮面を纏ったからには私はもう乱暴な凌辱はしません」綺麗な向日葵仮面だ!
ダイヤ・ハート→保護者はレティだった。穏やかで余裕のある笑みを湛えている。
スペード・クラブ→保護者は幽香だった。穏やかだが好戦的な笑みを湛えている。

460 :森崎名無しさん:2015/02/19(木) 23:16:41 ID:???
★妖怪の保護者→ ハート7

461 :森崎名無しさん:2015/02/19(木) 23:16:51 ID:???
★妖怪の保護者→ ダイヤ3

462 :森崎名無しさん:2015/02/19(木) 23:17:09 ID:???
早速そのネタできたw

463 :森崎名無しさん:2015/02/19(木) 23:18:16 ID:???
ジョーカー(笑)

ブローリン「俺も混ぜろー!」

小傘ちゃん一人か……佳歩ちゃんが強すぎたかな

464 :森崎名無しさん:2015/02/19(木) 23:19:35 ID:???
>謎の向日葵仮面「リョ・ジョクーの仮面を纏ったからには私はもう"乱暴"な凌辱はしません」綺麗な向日葵仮面だ!

乱暴じゃないならやってくるんだな

465 :森崎名無しさん:2015/02/19(木) 23:23:04 ID:???
傘がチート傘の可能性もあるからな(仮面ライダー剣の畳レベルのならある)

466 :森崎名無しさん:2015/02/19(木) 23:28:53 ID:???
結局凌辱はするんじゃないかw

467 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/02/19(木) 23:29:27 ID:???
★妖怪の保護者→ ハート7 ★
ダイヤ・ハート→保護者はレティだった。穏やかで余裕のある笑みを湛えている。

鈴仙は向かい側のベンチに居る、背が高く白い服を着た女性と目があった。
女性は鈴仙に対しにこやかに笑みを返してくれた。
鈴仙に対してそんな態度を取ってくれるのは、勿論幽香でも謎の向日葵仮面でも無く。

鈴仙「(レティさんだ……良かった気がする……)」

レティ「(……幽香、ちゃんとリグルをなだめられてるかしら。
トチ狂ってリグルを、謎のホタル仮面とかに改造してなければ良いけど……)」

穏やかで余裕のある笑み。
しかし今日の瞳の奥には若干のアンニュイさが混じる冬の妖怪、レティ・ホワイトロックその人だった。

*真・雑魚妖怪チームの保護者はレティでした。

468 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/02/19(木) 23:31:55 ID:???

鈴仙は再び人里子どもFCの様子に視線を戻すと、もうコイントスは終わっているようだった。
前後半15分ハーフの短い試合だが、ボールの先攻権は重要だ。
果たしてどっちがボールを持ったのだろう、鈴仙は様子を伺うと――。

先着1名様で、

★コイントスの結果→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→リグル「――待って! この試合、私も参加する……!!」ここでリグルが乱入だ!?
ダイヤ・ハート→子どもFCボール
スペード・クラブ→雑魚妖怪ボール

469 :森崎名無しさん:2015/02/19(木) 23:32:14 ID:???
★コイントスの結果→ ハートJ

470 :森崎名無しさん:2015/02/19(木) 23:32:16 ID:???
★コイントスの結果→ ハートA

471 :森崎名無しさん:2015/02/19(木) 23:32:19 ID:???
★コイントスの結果→ ハートK

472 :森崎名無しさん:2015/02/19(木) 23:32:20 ID:???
★コイントスの結果→ ハートQ

473 :森崎名無しさん:2015/02/19(木) 23:33:27 ID:???
うおおおおおwwwハートのロイヤルストレートフラッシュがwww完成しかけてるwww
これは素晴らしい引きだ・・・!

474 :森崎名無しさん:2015/02/19(木) 23:33:52 ID:???
響子のマウンテンエコーがカウンターシュートなのか

475 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/02/19(木) 23:37:15 ID:???
おおっ、ハートJQKAと続いて、まるでロイヤルストレートフラッシュですね!
折角なので、こんな判定を用意しました。宜しければどうぞひいてみてください。

先着1名様で、

★ロイヤルストレートフラッシュ→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER、ハート10→ロイヤルストレートフラッシュ!! 狂気度+10&ちょっとしたボーナスイベントを用意します。
ハート以外の10→ストレート。狂気度+3!
ハート→フラッシュ。狂気度+2!
それ以外→残念賞。鈴仙の所持金+500円!

476 :森崎名無しさん:2015/02/19(木) 23:37:58 ID:???
華麗なるギャンブラーの俺に任せとけ!
★ロイヤルストレートフラッシュ→ ハート3

477 :森崎名無しさん:2015/02/19(木) 23:38:49 ID:???
ビームフラッシュ!

478 :森崎名無しさん:2015/02/19(木) 23:39:05 ID:???
おしい! でもグット!

479 :華麗なるギャンブラー(笑):2015/02/19(木) 23:39:24 ID:???
orz

ま、まぁフラッシュならワンペアやツーペアよりは上だから・・・
ダイヤ6 クラブ7 ダイヤ5 ダイヤ7 ダイヤJ

480 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/02/19(木) 23:56:38 ID:???
★ロイヤルストレートフラッシュ→ ハート3 ★
ハート→フラッシュ。狂気度+2! *鈴仙の狂気度が+2されました。25→27

★コイントスの結果→ ハートJ ★
ダイヤ・ハート→子どもFCボール

鈴仙「(今なんか凄い惜しかったような気がするけど……)
ボールは……子どもFCボール。 私達のボールになったみたいね!!」

子どもJが生意気な笑顔でボールを抱えてセンターサークルに立っているのを見ると、
どうやら前半はこちらのボールで試合開始のようだ。
やはり両チームとも子どもが多いからか、フォーメーションはどちらもオーソドックスな4−4−2。
具体的には、以下の図のとおりだった。

−−@−−
−−D−− D響子
C−B−A 
−−−−− 
F−−−G
−−I−− Iメディスン
−−−−− 
−J−H− Jミスティア Hルーミア 
真・雑魚妖怪チーム:4−4−2
人里子どもFC:4−4−2
−H−J− H佳歩
−−−−−
−−I−− IウサギB
G−−−F 
−−E−−
A−B−C C小傘
−−D−− Dつかさ
−−@−−

481 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/02/19(木) 23:57:40 ID:???

鈴仙「(こっちは小傘とつかさが居る分守備のタレントが豊富で、
あっちはミスティアとルーミアが居る分攻撃のタレントが豊富……って言う風に、一見は見えるわね。
でも実際は、佳歩の『ラビットテイル』の威力はリグルの『ネオリグルキック』にも匹敵する筈だから、
攻撃面でもそこまで不利では無い……)」

――ちなみにこの時鈴仙は、昨晩佳歩が永琳との訓練を経て大きく飛躍した事を知らなかった。
そのため、佳歩の得点力は恐らくリグル並み……と、誤った判断をしている。

鈴仙「(――名有じゃない他の選手は、言っちゃ悪いけれど名無し以下レベル。
佳歩はもちろん、ウサギBちゃんでも充分圧倒できる位でしょうね。でもそれはこっちにとっても同じだから……)」

そんな中、この試合にて保護者兼で実質的な監督役も務める鈴仙は、
試合開始のホイッスルを直前にして、子ども達に下す第一号の指令をどうすべきか考えていた。
キャプテン経験こそある鈴仙だが、監督経験は流石にほぼ皆無。
まあ、子ども達の内輪サッカーのため、鈴仙がどうこうしたところで何か非難をされるワケでは無いだろうが……。
――鈴仙は結局、子ども達にこう指令を出した。

A:「皆! 佳歩を中心にガンガン突破しなさい!」
B:「皆! Bちゃんを中心にパスワークでボールを支配しつつ攻め立てるのよ!」
C:「皆! ここはムリして攻める必要は無い。初手とりかごよ!」
D:「佳歩! 折角だからキックオフで『ラビットテイル』で牽制よ!!」
E:「小傘! さらばサッカーで誰でもいいから1名潰しなさい! カタキは取るわ!」
F:その他 自由選択枠

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

*現在の時間:前半0分(キックオフ直前)
*現在の状況:ボールはセンターサークル、チームはフォーメーション通り

482 :森崎名無しさん:2015/02/19(木) 23:58:42 ID:TJB2LbxM
B

483 :森崎名無しさん:2015/02/19(木) 23:59:22 ID:RT8t381A
A いきなりさらばサッカーwww

484 :森崎名無しさん:2015/02/19(木) 23:59:35 ID:DePFAkO+
最初からクライマックスだ!


485 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/02/20(金) 00:00:33 ID:???
すみません、日付を跨いでしまいましたので、
申し訳ございませんが再投票をお願いしします!

486 :森崎名無しさん:2015/02/20(金) 00:00:49 ID:Di8QBUfQ


487 :森崎名無しさん:2015/02/20(金) 00:00:55 ID:hrzdDDlc
改めてクライマックス!


488 :森崎名無しさん:2015/02/20(金) 00:01:08 ID:+sIzq/hI
B

まあ成長が目的だし

489 :森崎名無しさん:2015/02/20(金) 00:01:32 ID:1hFGgryg
Aでいこう!

490 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/02/20(金) 00:07:12 ID:???
Aで決まった!
……といったところで、少し時間かかりそうなので、今日の更新はここまでにさせていただきます。
明日は佳歩のドリブル無双から始まります。
先の特訓で成長したお蔭で、佳歩はとてつもなく活躍出来ると思います。

>綺麗な(?)向日葵仮面について
乱暴じゃない凌辱ってどんなんですかね…w

>ロイヤルストレートフラッシュについて
ギャンブラーさんドンマイです。
ですが、常に大勝ちするだけでは無く、手堅くフラッシュを出せるというのも勝負強さだと思います。

それでは、皆さま、本日もお疲れ様でした。

491 :森崎名無しさん:2015/02/20(金) 00:28:30 ID:???
乙なのです!

佳歩さんにとって自信につながるかな?
51のドリブル力が火を吹くぜ!

ルーミア「たすけてゆーかりん!」

492 :森崎名無しさん:2015/02/20(金) 00:44:11 ID:???
乙ロット!佳歩がこんなに強くなってしまったのも鈴仙って奴の仕業なんだ

493 :森崎名無しさん:2015/02/20(金) 17:49:19 ID:???
漫画のさらばサッカーの一番狂ってるところはあれをいい話に持っていこうとしていたことだと思うw

494 :森崎名無しさん:2015/02/20(金) 18:21:53 ID:???
リグル、このまま終わっちゃうのかしら…

495 :森崎名無しさん:2015/02/20(金) 20:30:42 ID:???
やはり導く魔王がいなければエースどころか二流の選手にすら成れぬのか..

496 :森崎名無しさん:2015/02/20(金) 20:32:26 ID:???
リグルパパー!はやくきてくれー!

497 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/02/21(土) 00:26:36 ID:???
こんばんは、今日も更新していきます。
>>491
乙ありがとうございます!
この試合限定で、ドリブル大王にしてシュート魔王になれると思います。
>>492
乙ロットありがとうございます。確かにそうですねw
>>493
ガルシアとか全日本の人らに会ったら気まずい気がするんですが、
最近の連載だと普通に出て来てますよね…
>>494-496
リグルについては、また出番を考えています。

498 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/02/21(土) 00:28:14 ID:???
A:「皆! 佳歩を中心にガンガン突破しなさい!」

鈴仙「(まあ、とりあえずは一点よね。 佳歩も活躍させてあげたいし……)
――皆! 佳歩を中心にガンガン突破するのよ!!」

パスが得意で、この試合トップ下の位置についたウサギBを動かそうと思ったが、
鈴仙は無難に、佳歩に中央突破を任せるように指示を出した。
素直な子ども達に鈴仙配下のウサギ達は、概ね素直にその指示に頷いてくれた。

子どもJ「ちぇっ。 ホントに大丈夫なのかよ」

佳歩「が、がんばるもん。小さいからってバカにしないで!」

ただ一人、佳歩と2トップのFW・子どもJが対抗心を示して不服そうだったが……。
先に言えば、彼は試合開始5秒にて、その考えを180度改めざるを得なくなる。

――ピィィィッ!!

佳歩「と、とにかく、いきますよっ!」

タッ……ビュンッ!!

ルーミア「あっ、早速来たのかー」

ミスティア「トリ目にしてあげるわ!」

ダッ! ズザアアアアアアアッ!!

審判を務める里人@が吹いたちゃちなホイッスルの音を聞き、
鈴仙の指示を受けた佳歩は、恨みがましい子どもJの目線を無視してドリブル突破。
真・雑魚妖怪チームのFW、ルーミアとミスティアの二人のタックルに敢然と立ち向かう。

499 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/02/21(土) 00:29:38 ID:4D5fEC6g

佳歩「(大丈夫、昨日練習でやったみたいに、すれば……!!)」

スッ……シュパァァァァァァッ!!

ルーミア「(なんか早速、嫌な予感しかしないんだけどー……?)」

鈴仙(ベンチ席)「(あれ。佳歩の動きがいつもと違うような……)」

先着2名様で、

★佳歩→ドリブル 51 (! card)(! dice + ! dice)=★
★ルーミア→タックル 45 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=
 ミスティア→タックル 43 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→ 佳歩、突破成功!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(ウサギBがフォロー)(子どもJがフォロー)(メディスンがフォロー)
≦−2→雑魚妖怪ボールに。

【補足・補正・備考】
佳歩のマークがダイヤの時、「直情的なドリブル「(+3、吹飛3)」が発動します。
佳歩のマークがハートの時、「頭脳的なドリブル(+3)」が発動します。
佳歩のマークがスペードの時、「やや華麗なドリブル(+2)」が発動します。

500 :森崎名無しさん:2015/02/21(土) 00:30:11 ID:???
★佳歩→ドリブル 51 ( ハートJ )( 5 + 5 )=★

513KB
続きを読む

掲示板に戻る 全部 前100 次100 最新50
名前: E-mail(省略可)

0ch BBS 2007-01-24