キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
キャプテン森崎まとめ掲示板TOP

■掲示板に戻る■ 全部 1- 101- 201- 301- 401- 501- 601- 701- 最新50
【影の役者】鈴仙奮闘記30【天才の相棒】

1 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/29(月) 22:01:33 ID:???
このスレは、キャプテン森崎のスピンアウト作品で、
東方Project(東方サッカー)とのクロスオーバー作品です。
内容は、東方永夜抄の5ボス、鈴仙・優曇華院・イナバがサッカーで師匠を超えるために努力する物語です。
他の森崎板でのスレと被っている要素や、それぞれの原作無視・原作崩壊を起こしている表現。
その他にも誤字脱字や稚拙な状況描写等が多数あるかと思いますが、お目こぼし頂ければ幸いです。

☆前スレ☆
【レイセンガ】鈴仙奮闘記29【タダシイヨ】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1432654054/
☆過去ログ・攻略ページ(キャプテン森崎まとめ@Wiki内)☆
http://www32.atwiki.jp/morosaki/pages/104.html

☆あらすじ☆
ある日突然幻想郷にやって来た外来人、アラン・パスカルと中山政男との出会いにより、
師匠、八意永琳に並ぶ選手になると決心した鈴仙・優曇華院・イナバ。

全幻想郷代表選抜大会で活躍し、代表メンバーの一員となる事を夢見てきた鈴仙はある日、
自身が『プロジェクト・カウンターハクレイ』のキャプテン候補に選ばれている事を知る。
それは霊夢や紫達幻想郷に敵対し、以て幻想郷の価値観を覆すという壮大な計画。
更に鈴仙は、全幻想郷代表の下部組織、『リアル・幻想・セブン』の一員として、
乱心した八雲紫と幻想郷を救って欲しいと紫の式・八雲藍から懇願された。

幻想郷を変える為に戦うか、幻想郷を守るために戦うか。そう思い悩む鈴仙の心の隙を突く悪しき者もいた。
それは『プロジェクト・カウンターハクレイ』と『リアル・幻想・セブン』との争いに乗じ漁夫の利を狙う第三勢力。
聖徳ホウリューズの一員にして、『ハイパーカンピオーネ』計画の一翼を担う天性の詐欺師・岬太郎だった。

試合開始前、岬は鈴仙と同じFWの相棒・因幡佳歩の疑心を巧みに利用し、チーム内における不和を演出する。
それは鈴仙により破られ失敗に終わってしまうが、しかし、それでも尚聖徳ホウリューズは強かった。
観客扇動に一芸特化選手、特殊戦術の使用。あらゆる手に苦しめられるルナティックスだったが、
前半終了間際にパスカルが覚醒して1点をもぎ取り、試合は1−1の同点に。
そして迎える後半戦。影の役者がひしめく全幻想郷選抜大会を勝ち抜くのは一体――。

10 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/29(月) 22:20:35 ID:???
蓬莱山 輝夜
所属:永遠亭ルナティックス
配置:GK
特徴:一、五流ゴールキーパー、永琳がいて一流ゴールキーパー、とびだしは微妙に上手くて一対一も二流に
性格:我儘で好奇心旺盛な面もあるが、基本面倒くさがり屋。飄々として掴みどころがない面も?
概要:永遠亭ルナティックスのキャプテンにして正GK。でもキャプテンは実質永琳。
   最近の猛特訓(?)の成果で、永琳込みだと幻想郷でも名折りのレベルのGKにまで成長した。
   特にそのセーブ力は、一流にも充分通用しており、並み居る強敵の強力なシュートの殆どを
   (えーりん込みの)実力で防いできた。 一対一が苦手だったが、ゴールを冥王星にブン投げることで克服した。

アラン・パスカル
所属:アルゼンチンJr.ユース→国内クラブチーム→人里FC→永遠亭ルナティックス
配置:FWだが、SHやSBに転向も?
特徴:幻想郷でも高水準の能力、守備やゲームメイクもこなせるFW、こぼれ球の高いフォロー力
性格:礼儀正しく、常識があり、頭の回転も速い。天才へのコンプレックス?
概要:アルゼンチンから偶然幻想郷に迷い込んだ、天才の相棒。
   天才から離れ、そして別の天才と対峙したことで、新たな何かを掴もうとしている。
   ディアスとプレースタイルの似ている来生に興味を持ち、新たな力「オールドタイプ」を得た。
   しかし依然、FWとしての確固たる出番は厳しい。勝負強さに定評があり、
   聖徳ホウリューズ戦ではディアス譲りの『クリップジャンプ』を見せ、流れを変えてみせた。

中山 政男
所属:大友中学→永遠亭ルナティックス
配置:MF・DF全般
特徴:超高水準の能力、現実的で幻想的な各種必殺技、後天的ファンタジスタ
性格:強いメンタル、異常なまでのストイックさ、そしてサッカーへの情熱
概要:復活し、再び森崎と肩を並べ、強敵達と戦うことを夢見て、自力で幻想郷入りし、
   そして成り行きでルナティックスに入団した。スカーレットムーンズ戦ではその道を切り開く能力を発揮し、
   GK陸を苦しめるも…その後、負傷で退場。鈴仙のフォローもあり、精神的には回復しているが、
   彼は一人チームを離脱。 幻想郷の各地で道場破り的に実力を磨き、ルナティックスに復帰した。

11 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/29(月) 22:21:44 ID:???
因幡 つかさ
所属:永遠亭ルナティックス
配置:CB
特徴:性格とは真逆の根性溢れるブロックにボールキープ、ウサギDへの親愛の情
性格:普段は冷静で理知的な淑女。しかし、守るべき物の前では情熱的で根性に溢れる
概要:ルナティックスの名無しCBとして永らくゴールを守り続けてきたが、
    雑魚妖怪チームとの戦いでとうとう覚醒、名前を得た。
    鈴仙との交流では無く、自身の覚悟により大きく成長を遂げた点が佳歩と大きく異なる。
    ブロックだけなら慧音以上の実力者だが、まだまだ総合力は低いためこれからである。

ウサギ達
永遠亭ルナティックスに所属する、名も無き妖怪兎達。一応性格やポジションに特徴がある。

ウサギB:MF。大人しく真面目だが、意外と情報通で新聞好きなデータマン。本気になると怖い。
      能力が平均して高い。パスフラグ、タックルフラグ、ドリブルフラグ持ち。

ウサギC:DF。マイペースな性格。悪いことはあまり気にしないタイプ? お菓子が好きでドリブルがちょっと得意。
      タックルフラグ持ち。

ウサギD:DF。試合に出るウサギ達の中では一番幼い。ウサギEの妹的存在。 パスカットがちょっと得意。
       つかさとのコンビプレイフラグ持ち。

ウサギK:GK。古武術の腕前を鈴仙に認められてルナティックス入りした。
       しかし、実力の低さと輝夜の退場可能性の低さから出番が少なく、不遇。セービングフラグ持ち。

12 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/29(月) 22:22:51 ID:???
豊聡耳 神子
所属:聖徳ホウリューズ
配置:MF
特徴:オールマイティな攻撃力、中盤の守備、高い戦術理解度、並外れた統率力
性格:残酷とすら言える自信家、独善的で露悪的、結果を重視し過程を顧みない
概要:聖徳ホウリューズのキャプテンにして、数多の弟子を抱える聖人。
    紫とヒューガーとの戦いに紛れて信者を獲得し、幻想郷の政権を握ろうと企んでいる。
    全幻想郷大会は前哨戦と言いつつ、各ポジションに一芸特化の選手を潜り込ませている。

岬 太郎
所属:南葛SC→全日本Jrユース→聖徳ホウリューズ
配置:MF
特徴:計算高いゲームメイクとパスカット技術、協調性は鳴りを潜め、相手を出し抜くプレーを特化
性格:天使の笑顔でも隠せぬ徹底した利己主義と神子への忠誠、しかしその本心は……?
概要:神子の謀略により手を組まざるを得なくなった稀代の詐欺師。
    当初は自身の将来の為渋々神子の下で詐欺等をしていたが、次第に彼女の統率力を畏怖し始める。
    神子の部下として鈴仙に疑心を植え付ける事に成功したが、その仮面の裏の素顔は誰も知らない。

物部 布都
所属:聖徳ホウリューズ
配置:CB
特徴:タックル、パスカット、ブロック、クリア全てが一流クラス。攻撃は…?
性格:誰よりも神子を信望しており、彼女の事を疑わない。自称策士だがかなり抜けている。
概要:豊聡耳神子第一の従者にして、不老不死を目指す尸解仙。
    神子の理想とする世界を創り上げるべく、どんな事でもやってみせる。
    聖徳ホウリューズのCBとして最終ラインを指揮しており、その統率力は意外と悪く無い。

13 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/29(月) 22:24:11 ID:???
蘇我 屠自古
所属:聖徳ホウリューズ
配置:CF
特徴:点を取る事に特化したストライカー。高いダイレクトシュートに強い。
性格:自身の分を弁えた慎ましげな性格だが、興奮すると荒っぽく好戦的な面も見せる
概要:豊聡耳神子第二の従者にして、尸解仙になり損ねた亡霊。
    神子の計画や理想について、布都とは違い一歩引いた目線で見ており、警戒心が強い。
    しかしその一方で、布都以上に神子の内心を慮っている。

秦 こころ
所属:聖徳ホウリューズ
配置:不定
特徴:様々な面を持ち、それにより特徴が大きく変わる?
性格:額に被った面により喜怒哀楽が激しく分かれる。根本的にはやや幼く未熟か
概要:『感情を操る程度の能力』により、かつて起きていた人里での宗教騒ぎを激しくさせた張本人。
    希望の感情を求めており、神子の軍門に下る。サッカー選手としての実力もあるようだが、
    これまでは専ら観客を味方に付ける為の扇動要員として働いている。

本間 実
所属:武蔵FC→武蔵中→聖徳ホウリューズ
配置:FW、WG
特徴:ライン際のドリブルに特化
性格:サイドアタックを一番上手く使える事に自信がある
概要:聖徳ホウリューズが寄せ集めた人材の一人。ライン際のドリブルに定評がある。

小田 和正
所属:ふらの小サッカー部→ふらの中→聖徳ホウリューズ
配置:FW
特徴:PA内でのスルーに特化、シュートも一応できるらしい
性格:なぜか無口になっている
概要:聖徳ホウリューズが寄せ集めた人材の一人。シュートする以外のFWの仕事に定評。

14 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/29(月) 22:25:20 ID:???
石田 鉄男
所属:南宇和中→聖徳ホウリューズ
配置:MF
特徴:パスに特化
性格:松山への妄執が恐ろしい
概要:聖徳ホウリューズが寄せ集めた人材の一人。パスなどに定評。

岸田 猛
所属:南葛SC→大友中→聖徳ホウリューズ
配置:MF
特徴:タックルに特化
性格:サバサバした性格
概要:聖徳ホウリューズが寄せ集めた人材の一人。相手を吹き飛ばすタックルに定評。

高杉 真吾
所属:南葛SC→大友中→聖徳ホウリューズ
配置:CB
特徴:ブロックとロングスローに特化
性格:権力に弱く、卑怯な作戦も躊躇わない
概要:聖徳ホウリューズが寄せ集めた人材の一人。ブロックとロングスローに定評。
    かつての戦友・来生に罵詈雑言を浴びせ退場させるなど、容赦の無い小悪党。

大丸 雄一郎
所属:南葛SC→大友中→聖徳ホウリューズ
配置:CB
特徴:体格を生かしたクリアーに特化
性格:神子の事を崇拝している
概要:聖徳ホウリューズが寄せ集めた人材の一人。豪快なクリアーに定評。

15 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/29(月) 22:27:22 ID:???
チルノ
妖精大連合のキャプテンを自称する、熱い性格の氷の妖精。
バカであるが、そのド根性と顔面ブロックは本物。

来生 哲兵
妖精大連合の監督らしいが、ドリブル以外殆ど何もやってない。
……しかし、そんなフリーダムな環境が彼の才能を開花させた。

ジノ・ヘルナンデス
八雲紫の陰謀によって、妖精チームに急遽追加された助っ人。
高いセーブ力と冷静な思考力を持つが、妖怪の山FC戦ではPKで1失点を喫した。今は来生と同じく人里の住居に住む。

聖 白蓮
命蓮寺ロータスのキャプテンにして、人里外れの妖怪寺・命蓮寺の住職。
一見物腰穏やかな女性だが、怒ると10円にされるほど怖いらしい。

寅丸 星
命蓮寺ロータスのエースストライカーで、輝夜からハットトリックを奪った。
鈴仙とはヒューガーズとの一件から親交を深めており、先日の試合を通して強い友情を
築きあげた(特訓は失敗したが…)。温厚な性格だが感情的で迂闊。
『プロジェクト・カウンターハクレイ』のメンバー候補として、謎の女性からスカウトを受けていた。

射命丸 文
妖怪の山FCのキャプテンにして名物選手。幻想郷最速を誇るドリブルは兎に角ド派手で
見る者全てを魅了するが……地獄に落ちかけたり案外大した事ないとか言われていた。
そのせいで天狗社会での風当たりが強くなり、追放の罰が与えられようとしている。

反町 一樹
妖怪の山FCのしがないFW。当初は自殺目的で入った森で偶々幻想入りするほどに不幸だったが、
たまたま偶然で秋の神様達とラブラブになり、能力も向上する。しかし、それでもやっぱり地味……。
魔王の力に憧れたりもするが、今の彼は力よりも大事な物を既に持っている。

16 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/29(月) 22:28:58 ID:???
レミリア・スカーレット
紅魔スカーレットムーンズのキャプテンにして、幻想郷最強のFWの一角。
その呼び名に違わず、先の試合でもハットトリックを見せたカリスマ溢れる紅帝。
大会に向けて更なる力を得、名実ともに幻想郷トップクラスのストライカーに君臨する。

パチュリー・ノーレッジ
紅魔スカーレットムーンズの参謀兼切り札にして、幻想郷最強のMFを自称する。
……試合では、案外大したことないプレーも見せるが、最後の最後にシュートを決めて帳尻を合わせた(?)
自分を頼ってくれる鈴仙を弟子として可愛がっており、鈴仙も彼女の事を尊敬している。

博麗 霊夢
博麗連合のキャプテンであり、幻想郷きってのスーパー・シューティング・プレイヤーと評される。
本人も、最初は練習に乗り気でなかったが、今回のサッカー大会が「異変」に絡んでいると知り、サッカーに触れ始める。
幻想郷の秩序を乱す外敵である中山と鈴仙を、サッカーで討伐するよう紫から指示を受けているが、
彼女にも彼女なりの考えがあるようだ。

霧雨 魔理沙
博麗連合のエースストライカー。FWとしての実力はレミリアに勝るとも劣らないとも評されるが、
その実力は、彼女の不断の隠れた努力に由来している。
新必殺シュート・『ファイナルスパーク』を開発したが、それは彼女の脚をも破壊する失敗作だった。

魂魄 妖夢
西行寺亡霊連合のFWで、鈴仙の友人。
かつては鈴仙と同等の実力を持つ中堅FWだったが、現時点では鈴仙に実力を大きく離されており、スランプ中。
鈴仙や幽々子に甘えてしまう弱い自分が嫌いで、強くなるために、豊聡耳神子の計画・『ハイパーカンピオーネ』に加担する。
仲間と共に成長する鈴仙の姿に嫉妬と羨望を覚え、とうとう幻想郷から失踪する。

17 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/29(月) 22:31:23 ID:???
風見 幽香
雑魚妖怪チームのトップ下にして、泣く子も黙る大妖怪。
その正体は謎の向日葵仮面という説もあるが、誰も信じていない。(信じてる、って言ったら大変な事になるから)
自然を好み、浮き世もまた自然たるべきという哲学がある。謎の向日葵仮面要素はありません。

レティ・ホワイトロック
雑魚妖怪チームのCBにして、温かみある雪女。
現在は太陽の畑にある幽香の私邸に居候して家事手伝いをしており、その性格から子どもの妖怪に慕われている。
自分と同じような努力型の選手である鈴仙の事を気に入っている。

古明地 さとり
地霊殿の当主にして旧地獄の盟主、地霊殿サブタレイニアンローゼスのキャプテン。
かつては引きこもりがちで鬱屈とした性格だったが、仲間や従者達の温もりやサッカーの自由さに触れる事で、
物静かだが熱い心を持った、けど鬱屈とした少女へと生まれ変わった。 矢車との恋愛関係を全力で否定する。

松山 光(矢車 想)
地霊殿サブタイレイニアンローゼスに隠された秘密兵器。
矢車想とは、松山という不安定な主人格を守る為に生まれた第二の人格。しかし二人とも地獄の住人。
松山は自分自身において高い理想を抱きすぎた結果、心を閉ざしてしまったらしい。さとりと仲が良い?

カグヤファンの皆さん
幻想郷中(と、フランスとスウェーデンとブラジル)から集められたならず者達。ならず者の割りには礼儀が良い。
カグーヤ王女バイバーイ! 旗代わりにゴールポストを振り回して今日も姫様を応援する。

18 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/29(月) 22:33:59 ID:???
八雲 紫
幻想郷の管理者にして妖の賢者。おぞましいまでの美貌と冴え渡る頭脳、溢れるまでの妖力を誇る彼女であるが、
とある事情によりその力を減退させているためか、幻想郷を維持するという一種の妄執に囚われている。
それ故に中山や鈴仙を敵対し、チルノ達妖精の結束にすら警戒を払っている。
【リアル・幻想・セブン】という計画を立ち上げ、鈴仙のように最近台頭して来た人妖を捨て駒にする気でいる。

八雲藍
幻想郷の管理者・八雲紫の忠実なる式神。紫の事を忠実に思うが故に紫に反発する。
【リアル・幻想・セブン】計画の転覆と、幻想郷の真なる安寧と平和を望み、危険を辞して鈴仙に接触を図った。

日向 小次郎
外界きっての大企業・ヒューガーの社長にして全日本Jr.ユースの絶対的ストライカー。
性格は傲慢不遜だが、それに見合うだけの実力・権力・知力を兼ね備える。
【プロジェクト・カウンターハクレイ】の計画に携わり、幻想郷の変革と利権の確保を狙う。

☆鈴仙に係る人物相関図☆

鈴仙→(強い友好)←佳歩、てゐ、中山、パスカル、妖夢、星、パチュリー、慧音
鈴仙→(友好)←妹紅、反町、秋姉妹、来生、ヘルナンデス、白蓮他命蓮寺メンバー、
          アリス、お燐、にとり、つかさ、名無しウサギ達、パルスィ(?)、さとり
鈴仙→(友好?)←永琳、輝夜
鈴仙→(敵意等)←紫、霊夢(?)

☆その他人物相関図☆

永琳→(共闘)←夢美、日向
星→(敵意)←日向
反町→(恋人)←秋姉妹
さとり→(友好?)←松山(矢車)
岬→(利害関係)←神子
来生→(信頼関係)←妖精達

19 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/29(月) 22:36:01 ID:???
☆各種数値について☆  ※各種数値は、第二章終了時をもって廃止します。お金、狂気度のご利用はお早めに※
@永琳印象値
0〜100で変化します。主に師匠である永琳に媚びへつらうこと、試合や日常生活で、
永琳の指示を聞き活躍することによって上昇します。
逆に意味もなく永琳に逆らった行動をとったり、試合や仕事で大失敗すると低下します。
高ければ高いほど試合での活躍の場が増えたり、キャプテン就任のチャンスが出来たりします。

また、印象値が一定値に達する度に、任意で鈴仙以外の1名を『特訓』させることができます。
(25、35、45、55、65…と10毎に1回。一度下げてまた上げなおした場合は無効)

逆に低いと試合だけでなく、日常生活までも雑な扱いをうけるようになります。
そして、試合前の印象値が10を切ると試合に出してもらえなくなり(輝夜キャプテン時)、
0を切ると鈴仙が永琳の手によって『良い子』となります。(ゲームオーバーです)

A狂気度 
0〜100で変化します。試合中や日常生活において狂気的な行動
(試合開始キックオフシュートをする、意味不明な受け答えをする、混沌について想いを馳せるなど)
をしたり、狂気的な展開や結末を迎えると上昇します。
逆に常識的な行動をしたり、特定のアイテムを使用すると低下します。

鈴仙は狂気度を消費して人の波長を操る『狂気の瞳』の力を成長させることができます。
ただし、狂気度を上げすぎて100に達すると鈴仙は完全な狂人となり、
残りの一生を永遠亭の隔離病棟で過ごすこととなります
(ゲームオーバーとなり、かなりのペナルティ)。

また、狂気的な行動をすると、当然ながら周りの人物からは白い眼で見られますし、
100に達せずとも、狂気度が高まるにつれて狂気は鈴仙の日常を脅かしていきます。
(40を超えた状態ではスキル・不定の狂気を習得します。
これを直すためには狂気度を39以下にする必要があります。80以上で…?)
しかし、狂気度を高めることにより得られるメリットはとても強力ですので、
余裕のある時は狂気的な行動に出てみることもアリかもしれません。

20 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/29(月) 22:37:03 ID:???
B評価値

他のキャラクターが鈴仙のことをどう思っているかを示す値です。一緒に練習をしたり、
日常で雑談をすることで上がります。また、頼まれごとを引き受けて達成すると大きく上がります。
この値が一定以上に達すると、特訓イベントが発生したり、特殊なスキルを獲得することができます。

C人気度

0〜100で変動します。チームとしてではなく、鈴仙自身の人気と定義します。
この値が低すぎると大会終了時点で全幻想郷代表入りしなくなり、強制ゲームオーバーになります。
70以上が一つの目安となります。大会終了時に90を上回っているとボーナスがあります。
また、この値が大きければ大きいほど、人里等での鈴仙の地位が向上し、ボーナスイベントがあるかも…?

人気度を上げるには、試合に勝つだけでは足りません。
永琳等強豪選手に任せきりにせず、鈴仙自身が積極的に試合の勝利に関わっていかなくてはなりません。
また、その性質上、永琳の指示を無視しても活躍すれば人気度は上がり、
逆に指示通りにした結果でも情けないプレーを見せてしまえば人気度は下がるため、
時には永琳の指示に逆らってみるのもプラスに働くかもしれません。

Dお金

鈴仙のおこづかいです。
主に置き薬の仕事を引き受けたりすることで増えます。
薬やアイテムを買うにはお金が必要なので、お金が多いに越したことはありませんが、
おこづかいですので、無くても生活は出来ます。

21 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/29(月) 22:38:14 ID:???
☆練習について☆

@練習フェイズでの練習
練習フェイズでは、基礎練習、必殺技練習、フィジカル練習、コーチングの四種類を選ぶことができます。
さらに、誰かを誘って練習することもできます。
誰かを誘って練習した場合は、自分の成長効率が下がりますが、その選手の評価値も一緒に上昇します。
コーチングの場合、鈴仙は練習できませんが、二人分の能力と評価値を上げる事ができます。

<練習による各能力の上がりやすさ>

<幻想郷のサッカーレベル:5>(第一部ではこれ以上上がりません)
(フィールダー用)
  数 値  練習での上がりやすさ  評価     
S54〜   上がらない        神域
A52〜53 かなり上がりにくい   超優秀
B49〜51 上がりにくい       優秀
C46〜48 普通            普通
D43〜45 上がりやすい      やや弱い
E40〜42 かなり上がりやすい   弱い
(GK用)
 数 値  練習での上がりやすさ 評価     
S54〜   上がらない        神域
A52〜53 凄く上がりにくい     超優秀
B48〜51 上がりにくい       優秀
C44〜47 普通            やや弱い〜普通
D40〜43 上がりやすい       弱い

A特訓イベントでの練習
特定のキャラの評価値が一定以上になった時、週の終わりに自動的に発生します。
二人の能力値の合計で上昇値が決定します。
また、自分のチームに所属していない選手の、特訓での伸びしろは低くなります。

22 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/29(月) 22:39:56 ID:???
☆オマケ・難題について☆

輝夜は鈴仙向けの『5つの難題』を発表しました。
これらの難題を幻想郷の何処かで発見した暁には、輝夜の評価値が大きく上がるうえ、
ボーナスも貰えます。幻想郷の住民達と交流する片手間に、難題探しもしてみることをおすすめします。
思わぬ難題の手掛かりが、思わぬ場所で見つかるかも…?
もちろん、見つけられなかった場合のペナルティは一切ありません。

☆☆☆蓬莱山輝夜プレゼンツ 新・五つの難題(イージーモード)☆☆☆

@威光「毘沙門天の宝塔」:攻略済み!

A友達「しゃべるボール」
難易度:C
ボーナス:ドリブル+1、パス+1

B執恋「愛のハチマキ」:攻略済み!

C禁忌「メイド長のP○D」
難易度:A
ボーナス:タックル+4、タックル必殺技(1/4でタックル+4、吹飛3)習得

D「風見幽香の日傘」
難易度:S
ボーナス:ドリブル・シュート・タックル・せりあい各+2、
     最大ガッツ+100、
     ドリブル必殺技(1/4でドリブル+3、吹飛0)習得、
     スキル(全ての接触プレイに吹飛係数1)習得

23 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/29(月) 22:53:10 ID:???
(参考:大会決勝トーナメント以降のスケジュール)
        午   前        午   後
15日目   永遠×聖徳←今ココ.紅魔×博麗(準決勝)
16日目   休   み       休   み
17日目   休   み      聖徳×紅魔(三位決定戦)
18日目   休   み      永遠×博麗 ※予定

19日目   休   み      ブリッツ決勝
20日目   休   み       休   み →第三章へ続く

※試合のあるコマは固定イベントです。
――――――――――――――――――――――――――
――と、いったところでこのスレのテンプレは以上です。
スレタイを考えてくださった前スレ>>944さん、>>945さん、>>946さん、>>948さん。
本当にありがとうございました!
今回は>>946さんのスレタイ案を使わせて頂きましたが、他の方もまた、色々とスレタイを考えて下されば幸いです。

テンプレですが、前スレで確認があったことを受け、改めて【第三章以降では、狂気度やお金など各種数値は廃止】
……という方向性を盛り込ませて頂きました。
一応前にも何となくお伝えしてはおりましたが、正式なアナウンスが遅くなりすみません。
廃止となる各項目につきましても、あまり損をした感が起きないよう、工夫をしたいと思っています。
また、質問等があれば、随時受け付けていきたいと思います。
(第三章以降は、より試合とストーリーを際立たせていこうと考えています。
 イメージ的には、本スレのような感じを目指そうと思っています)

拙作もいよいよ30スレ目と、何となく区切りの良い数字までやってこれました。
月並みですが、これもひとえに、いつもスレを読んで参加してくださっている皆様のお蔭だと思います。
これからも皆さんと楽しみを共有できるように、極力、快適で楽しいスレ運営&ストーリー描写に努めていこうと思いますので、
今後ともどうぞよろしくお願いします。

本日はできればもうちょっと更新したいと思っています。

24 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/30(火) 00:16:13 ID:???
*****

――ブウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウ!

実況「……さあ、間もなく始まります後半戦!
観客達のブーイングに歓迎された永遠亭ルナティックスは、どうやら前半戦と少しフォーメーションを変えて来たようです!
前半戦最後に大活躍したパスカル選手をなんとトップ下に据えた、大胆な4−4−2!
また、中山選手をボランチに下げる事で守備力も高めています!
苦し紛れの変更にも思われますが、果たしてこれは、聖徳ホウリューズに通用するのか〜〜!!」

観客「ブウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウ!」
「通用する訳ないだろ!」「我らが神子様が最強よ!」「カグヤ カグ……じゃない、神子様バンザーイ!」

鈴仙「相変わらず酷いブーイングだけど。……でも、前半戦よりも弱まっているような気がする」

中山「パスカルの鮮やかなゴールが、観客達の洗脳を解くのに役立ったのかもしれないな……」

パスカル「やめろよ、ナカヤマ。それに、単に俺達がブーイングに慣れただけかもしれないだろう?」

佳歩「(――この試合、もっと役に立ちたい。でも、その為にはどうすれば……)」

25 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/30(火) 00:22:54 ID:???
実況「そして一方、王者・聖徳ホウリューズは堂々とした入場です!!
前半戦最後に不運から1点を取られはしましたが、それでもルナティックス相手に圧倒的な支配率を見せつけました!
後半戦当初の布陣は、試合開始時と同じ4−3−3! 王道の布陣で、王道の戦いを見せてくれる事を期待します!」

観客「ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!」
「神子様バンザーイ!」「岬さーん、頑張って〜!!」「布都ちゃーん!」「ルナティックスをぶっつぶせー!」

神子「(……さて。ここまで来れば何としても勝ちたいけれど。ここからは手札を有効に切っていく必要があるな)」

布都「うおおー! 観客の皆が太子様を応援しておりますぞ! やっぱり太子様は凄い! YTS! YTS!」

屠自古「何よ、その手羽先っぽい応援文句は……」

岬「(僕の体力は持って後半開始5分から10分程度。そこまでに、どう動くかが大事だけど……)」


実況「さて、後半戦開始時の試合陣形は次のレスでご覧のとおり!
永遠亭ルナティックスボールで、試合は再開されることになっております!
泣いても笑っても残り35分とロスタイムとなった本日の準決勝第一試合!
1−1の痛み分けで終わった前半戦とは打って変わって、激戦の予感がする後半戦!
さあ、両チームが配置に付き、審判がセンターサークルでホイッスルを口に当てて……」

神子「――敗者に未来は無い。歴史を創るのは何時だって勝者のみだ。そんな単純な事実を、君たちに教えてやろう!」

鈴仙「…………!!(さっき以上に凄い意志の波長を感じる。怖いけれど……でも、私は佳歩を。皆を信じて戦うしかない……!)」

―――ピィイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイッ!!

実況「永遠亭ルナティックスのキックオフで、試合再開だ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!」

26 :森崎名無しさん:2015/06/30(火) 00:24:01 ID:???
本気モードいけ

27 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/30(火) 00:24:15 ID:???
−−@−− @川上(セービング特化)
C−A−B C高杉(ブロック特化のスイーパー) A布都(守備万能型) B大丸(クリア特化のスイーパー)
−−D−− D岸田(タックルが得意、ストッパー)
−−−−− 
E−I−J E石田(パサー) I神子(万能型) J岬(万能型、パスカットが得意)
−−−−− 
−−−−F F本間(サイドアタックに長けたウインガー)
G−H−− J小田(スルー役兼セカンドストライカー) H屠自古(ダイレクトシュート特化)
聖徳ホウリューズ:4−3−3
永遠亭ルナティックス:4−4−2
−H−F− H鈴仙 970/970 F佳歩 800/800
−−−−− 
−−J−− Jパスカル 830/840
G−−−E Gてゐ 680/680  E永琳 900/900
−−I−− I中山 820/820
−BDC− B妹紅 910/910 D慧音 750/750 CウサギB 540/540
−−A−− Aつかさ 660/660
−−@−− @輝夜 700/730

28 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/30(火) 00:27:29 ID:???
>>26
すみません、忘れてました(汗)今の描写から反映させます。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
佳歩「鈴仙さまっ!」

パシッ! ……ポムッ。

鈴仙「ありがと、佳歩!(よし、まずは……、って!)」

実況「佳歩選手がキックオフで短く蹴り出したボールは、まずは鈴仙選手がパスキャッチ!
鈴仙選手、様子見とばかりボールをキープしておりますが……!?」

神子「――皆の者! ……『和を以て尊しと為す』! 一気に食ってかかるが良い!」

ホウリューズメンバー「「「「「 ハ ッ ! ! 」」」」」

タタタッ、……タタタタタタタッ、 ……グルン、グルングルン……

パスカル「成程。そっちもそっちなりに全力と言う訳か!」

中山「(……俺の予測が間違いでなければ、『和を以て尊しと為す』とは、
指示を出す豊聡耳神子及び岬太郎の体力を引き換えに『トータルフットボール』を実現させる荒業。
本来ならば、出し惜しみしておきたい筈のこの布陣を後半早々に敷くと言う意味は……!)」

てゐ「(どっちにしろ。前半の時みたく、指を加えて何にもできなかったなんて生き恥は曝したくないねぇ。
私も心の中の爪楊枝をペ〜ッと吐き出しておこうかな!)」

実況「で、出た〜〜〜! 神子選手と岬選手を中心に全選手が絶え間なくフィールドを動き回る大技!
『和を以て尊しと為す』が発動! 聖徳ホウリューズ! 早速ルナティックスにプレッシャーを掛けていきます!
鈴仙選手、ここは一体どう攻めていくのか〜〜〜!!」

29 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/30(火) 00:29:56 ID:THFA6PyY
鈴仙「――やっぱり、いきなり来た……!(……幾ら相手がボールを完全フォローする布陣を敷いていたとしても、
前方の屠自古と小田君は、多分今の私だったら問題無く通す事はできる。
だけど、その次に控える神子にも勝てるかどうかは自信が無い。
手薄な左サイドに避けるのも手だけど、後ろのてゐに戻すとなると、攻撃が遅れる分、敵もより盤石な体勢を組んで来るでしょうね。
このあたりは、さっきの3トップには無かった問題だから気を付けないとだけど。
うーん、結局ここはどうすればいいのかしら……)」

A:構うもんか! このまま自分(鈴仙)で中央突破だ!(鈴仙のドリブル:52)
B:ツートップの片割れの佳歩に預け、ドリブルで中央突破してもらう!
C:後方左サイドのてゐに預け、ドリブルでサイドを抉ってもらう!
D:後方左サイドのてゐに一旦預け、『バックスピン兎玉』で鈴仙までロングスルーパスを出してもらう!
E:後方右サイドの永琳に預け、ドリブルでサイドを抉ってもらう!
F:後方トップ下のパスカルに預け、ドリブルで中央突破してもらう!
G:こうなったらもうキックオフシュートしかない!(更に撃つシュートを選択)
H:敵のペースにしてはいけない。ここは慌てずパスワークで時間を潰す。
I:その他 自由選択枠

鈴仙のガッツ:970/970

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。


*てゐがスキル・本気モードを発動しました。今から試合終了まで、全能力が+1され、必殺技の発動率が+1/4されます。

30 :森崎名無しさん:2015/06/30(火) 00:33:04 ID:8MNEp7b6


31 :森崎名無しさん:2015/06/30(火) 00:33:42 ID:6uztPa4A


32 :森崎名無しさん:2015/06/30(火) 00:35:18 ID:Gb6fJOcc
C

33 :森崎名無しさん:2015/06/30(火) 00:35:43 ID:6uztPa4A
A

34 :森崎名無しさん:2015/06/30(火) 00:35:47 ID:ZSmrEQ8k
A

35 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/30(火) 00:50:34 ID:THFA6PyY
C:後方左サイドのてゐに預け、ドリブルでサイドを抉ってもらう!

鈴仙「(てゐがやる気みたいね。……だったら、よし!)――てゐ、サイドを突破して!」

バシイッ!

実況「鈴仙選手バックパス! ボールを一旦後方左サイドハーフのてゐ選手へと預けます!」

てゐ「ほいほいっと。了解したよ、鈴仙ちゃん!」

バッ!

実況「そこからてゐ選手、普段の緩慢な動きからは信じがたい俊敏なダッシュで、
聖徳ホウリューズの左サイドを鋭く抉っていきます!」

神子「(サイド際に行かれると、大人数では当たれない。ならばせめて……)
――FW! 今のドリブルに手出しは不要だ。岬君。君は後方中央に。
私が抜かれた時のバックアップと、ラストパス封じを任せる!」

岬「ハッ(――まあ、流石というか当然と言うか、妥当な判断だね)」

タッ……!

てゐ「……さ〜て。私がここで颯爽と11人抜きゴールしておくべきシーン、の筈だけど……面子が少ないねぇ」

神子「少数精鋭と呼んでくれ給え。因幡の素兎殿よ」

石田「松山……? お前、ウサギだったのか……?」

36 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/30(火) 00:51:35 ID:THFA6PyY
てゐ「――神子とやらはまあ世辞が分かっているようだけど、坊主は駄目さね。
……私をどこかのバッタ妖怪ごときと間違えるだなんて。万死に値するよ!」

バッ! ダダダダダダダッ!

実況「てゐ選手! 左サイド際にて石田選手と、サポートに来た神子選手の二名と対峙した〜〜!!
ですがてゐ選手は……全く恐れずに直線的にタックルにへと向かいます!! 果たしてこれはどうなるか!?」

先着2名様で、

★てゐ→ドリブル 51 (! card)(! dice + ! dice)+(本気モード+1)=★
★石田→タックル 43 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=
 神子→タックル 51 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→てゐ、突破成功!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(屠自古がフォロー)(小田がフォロー)(聖徳のスローイン)
≦−2→聖徳ボールに。
【補足・補正・備考】
てゐのマークがクラブ以外の時、「シロウサギドリブル「(+3、吹飛2)」が発動します。
神子のマークがダイヤの時、「掌の上の天道(+3)」が発動します。
神子のスキル・和を以て貴しと為すにより、聖徳ホウリューズは零れ球を必ずフォローします。

37 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/30(火) 00:52:41 ID:???
……と、言ったところで今日の更新はここまでです。
皆様、本日もお疲れ様でした。

38 :森崎名無しさん:2015/06/30(火) 00:53:10 ID:???
真「ガタッ」
★てゐ→ドリブル 51 ( スペード2 )( 1 + 5 )+(本気モード+1)=★

39 :森崎名無しさん:2015/06/30(火) 00:53:26 ID:???
★てゐ→ドリブル 51 ( ハートK )( 3 + 3 )+(本気モード+1)=★

40 :森崎名無しさん:2015/06/30(火) 00:55:05 ID:???
★石田→タックル 43 ( クラブ6 )( 1 + 5 )+(人数補正+1)=
 神子→タックル 51 ( ダイヤ6 )( 1 + 4 )+(人数補正+1)=★

41 :森崎名無しさん:2015/06/30(火) 18:19:05 ID:???
ダイヤのみの技でダイヤを引いてきてこぼれ球にピンポイントでしてくるあたり
相手の運の高さがうかがえる


やったね岬君!君は自分が反則さえて退場するのにもかかわらず相手を一人つぶして勝利への礎になる
つまり君は英雄になれるんだ!人間の英雄だ!実に誇らしい!

まぁ本人の意思完全に無視だけどね!
もっと早めに岬は気づいてたはずなのに裏切る勇気が持てなかったのが敗因かね
鈴仙と会ったときにそういう相談一言くらいくれればグローバルフットボーラーにしてあげれたのに

42 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/07/01(水) 00:26:12 ID:???
こんばんは、今日も遅いですが少しだけ更新します。
>>41
数値差的には互角でしたが、幸先が悪い感じですね。
岬君には何とか一矢報いて欲しいところです。

43 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/07/01(水) 00:27:27 ID:???
★てゐ→ドリブル 51 ( スペード2 )( 1 + 5 )+(本気モード+1)+(シロウサギドリブル+3)=61★
★石田→タックル 43 ( クラブ6 )( 1 + 5 )+(人数補正+1)=50
 神子→タックル 51 ( ダイヤ6 )( 1 + 4 )+(人数補正+1)+(掌の上の天道+3)=60★
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして屠自古がフォロー

てゐ「どきな! 今の私に近寄るんじゃ――!」

神子「……では、遠ざかりながら奪い取るとしよう!」

スッ……。クルッッッ!

てゐ「なっ……! 利き足を軸に回転しながらボールを掠め取る気かい!」

実況「力任せのドリブルに向かうてゐ選手に対し、神子選手は真っ直ぐぶつからない!
回転しながら遠ざかる、遠心力を利用したスパイラルタックル――『掌の上の天道』でボールを奪いにかかる!」

てゐ「ちっく、しょー……! そんなの、単なる小手先じゃないのさ! だったら、私は真っ直ぐ行くよ!」

ダッ! スパァァァッ! ……バチッ、コロコロコロ……。

てゐ「あー、もう! あとちょっとで突破出来たのに!」

神子「(……奪いそこねたか。まあ良い。ボールはすぐ前、屠自古の元へと転がって行ったか。
ならば問題無い。何度弾かれても、もう一度フォローに向かえば良い事だ)」

タッ……。

44 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/07/01(水) 00:28:37 ID:hOBcLU6c
実況「そしててゐ選手のボールは……弾かれて前方へと転がって行った!
そこには鈴仙選手と佳歩選手、ルナティックスのFW陣もおりますが……!」

タッ、バシイッ!

屠自古「……一刻も早く、ボールを右サイドに渡す!」

実況「そのボールは走り込んでいた屠自古選手がフォロー!
屠自古選手は早々にパスをして、右サイドへとボールを流して行きます!!」

佳歩「――その方向だったら、私が取りに行けます!」

バッ!

鈴仙「あっ、佳歩……!(――どうしよう、ここは私もパスカットに行けそうな感じだけど……!
私も佳歩について行こうかしら? それともここからの攻勢に備えて前に出ていようかしら?
屠自古のパスはあまりうまくは無いけれど、それでも、全くお話にならないレベルでは無い。
ここは二人がかりでパスカットに行けた方が安心かもだけど、いや、もしくは……?)」

A:自分も佳歩とパスカットに向かう!(鈴仙のパスカット:49)
B:佳歩だけにパスカットに行かせ、自分は前目の位置をキープする。
C:佳歩だけにパスカットに行かせ、自分は下がって屠自古のマークに向かう。
D:佳歩を制止し、パスカットに行かせない。動かず相手の状況を見守る。
E:その他 自由選択枠

鈴仙のガッツ:970/970

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

45 :森崎名無しさん:2015/07/01(水) 00:29:38 ID:DR16Oyyo
A

46 :森崎名無しさん:2015/07/01(水) 00:30:43 ID:J2Vei5cw
C 石田は怪我したんじゃ?

47 :森崎名無しさん:2015/07/01(水) 00:36:01 ID:???
Dはどういう意味だ……?

48 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/07/01(水) 00:38:31 ID:hOBcLU6c
……と、言ったところで眠くなりましたので今日の更新はここまでです。
>>46
あっ、すみません。吹っ飛ばされてました。
この選択が決まって屠自古がパスに行ったあとに、負傷の描写をしようと思います。
>>47
いわゆる「うごかない」ですね。佳歩も鈴仙もパスカットに行かず、様子を見る選択肢です。

それでは、また明日、出来ればよろしくお願いいたします。

49 :森崎名無しさん:2015/07/01(水) 00:47:48 ID:W51tIFLg
A

>>48
ありがとうございます&乙なのです
うーん。考えたけど分からない!
ここで取ればCのマークは要らなそうだし、シンプルにいく!

50 :森崎名無しさん:2015/07/01(水) 00:47:54 ID:G6gH4YIM


51 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/07/01(水) 22:48:29 ID:hOBcLU6c
こんばんは、今日は更新していきます。
>>49
乙ありがとうございます。
今回は単純に鈴仙の行動選択の意図で出した選択でしたので、深読みさせてしまいましたらすみません(汗)

52 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/07/01(水) 22:50:37 ID:hOBcLU6c
A:自分も佳歩とパスカットに向かう!(鈴仙のパスカット:49)

鈴仙「(多分佳歩一人でも、高い確率で屠自古からボールを奪える。
だけど、聖徳ホウリューズ流のトータルフットボール……『和を以て尊しと為す』に対抗するには、
ここで確実にボールを奪わなきゃいけない! だったら……)――佳歩、私も行くわ!」

バァッ!

実況「あっと! 佳歩選手に続いて鈴仙選手も屠自古選手のパスへと走っていく!
ルナティックスは前線二人で必死にボールを奪いに行くが、ここはどうなるか〜〜!?」

屠自古「ちっ……!(――後半ともなると、この戦法への対処法はなんとなくとも見えてくるか!
だけど、ここで私が通してしまえば問題無い! 通せ……!)」

先着2名様で、

★屠自古→パス 48 (! card)(! dice + ! dice)=★
★佳歩→パスカット 49 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=
 鈴仙→パスカット 49 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→本間、パスキャッチ。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(岬がフォロー)(小田がフォロー)(岸田がフォロー)
≦−2→ルナティックスボールに。
【補足・補正・備考】
鈴仙のマークと敵スートが一致時、スキル・狂気の瞳LV3により敵の数値が−2されます。
鈴仙のマークがダイヤの時、「アキュラースペクトル(+2)」が発動します。
神子のスキル・和を以て貴しと為すにより、聖徳ホウリューズは零れ球を必ずフォローします。

53 :森崎名無しさん:2015/07/01(水) 22:53:49 ID:???
★屠自古→パス 48 ( スペード8 )( 5 + 4 )=★

54 :森崎名無しさん:2015/07/01(水) 22:54:55 ID:???
★佳歩→パスカット 49 ( ハート7 )( 5 + 2 )+(人数補正+1)=
 鈴仙→パスカット 49 ( ダイヤ7 )( 2 + 4 )+(人数補正+1)=★

55 :森崎名無しさん:2015/07/01(水) 23:31:12 ID:???
ヒャメロー

56 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/07/01(水) 23:39:27 ID:hOBcLU6c
★屠自古→パス 48 ( スペード8 )( 5 + 4 )=57★
★佳歩→パスカット 49 ( ハート7 )( 5 + 2 )+(人数補正+1)=57
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして小田がフォロー

佳歩「ていっ!」

タタタタッ、バシイイイッツ!

実況「佳歩選手、すばしっこさを活かしたダッシュカットで屠自古選手のボールを辛うじて弾きます!
ボールは小田選手が流石の協調力でフォローしましたが……!」

パスカル「――ここまでだ、聖徳ホウリューズ!」

タッ!

小田「……」

実況「小田選手の近くにはトップ下のパスカル選手が迫る!
ここは一刻も早く、後方の石田選手などへとボールを手放していきたいところですが……」

石田「ハァ、ハァ……。松山……覚えていろよ……!」

実況「その石田選手の足取りは重い! どうやら、先ほどのてゐ選手の強引なドリブルにより負傷したようです!
石田選手は闘志を見せ、試合が止まるまでの治療は拒否しているようですが……聖徳ホウリューズ、これは厳しい!
小田選手、単身パスカル選手のタックルに対し向かっていきます!!」

57 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/07/01(水) 23:41:09 ID:hOBcLU6c

小田「…………」

パスカル「取るぞ!(しかし、どうしてこいつは何も喋らないんだ。……まるで死人のようじゃないか)」

先着2名様で、

★小田→ドリブル 45 (! card)(! dice + ! dice)=★
★パスカル→タックル 52 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→小田、突破成功。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(神子がフォロー)(岬がフォロー)(石田がフォロー)
≦−2→ルナティックスボールに。
【補足・補正・備考】
パスカルのマークがダイヤ・ハートで「クリップタックル(+3)」が発動します。
神子のスキル・和を以て貴しと為すにより、聖徳ホウリューズは零れ球を必ずフォローします。

58 :森崎名無しさん:2015/07/01(水) 23:41:42 ID:???
★小田→ドリブル 45 ( クラブ2 )( 2 + 6 )=★
ヴァー

59 :森崎名無しさん:2015/07/01(水) 23:42:53 ID:???
★パスカル→タックル 52 ( クラブ5 )( 6 + 6 )=★

60 :森崎名無しさん:2015/07/01(水) 23:43:04 ID:???
★パスカル→タックル 52 ( スペード9 )( 6 + 5 )=★

61 :森崎名無しさん:2015/07/01(水) 23:43:07 ID:???
あっ、これはまさか
★パスカル→タックル 52 ( クラブK )( 1 + 2 )=★


62 :森崎名無しさん:2015/07/01(水) 23:44:19 ID:???
反則wwwwしかもパスカル6ゾロうめぇwww

63 :森崎名無しさん:2015/07/01(水) 23:46:18 ID:???
ここに来てパスカル君大活躍だー!
慧音・ウサギB「そのダイス運分けて!」

64 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/07/01(水) 23:59:57 ID:hOBcLU6c
パスカルがボールを奪取するも、小田が反則!?
……と、言ったところで今日の更新はここまでにしようと思います。
ただ、パスカル君のタックルは第一部での成長限界に達しておりますので、
今回フラグの習得等はありません。ご了承ください。
(参考:http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1428845712/749

明日はルナティックスの、中盤でのフリーキックから更新していきたいと思います。
(小田の後ろに神子や岬が迫っていたため、流しては不利と判断しています)

それでは、皆様、本日もお疲れ様でした。

65 :森崎名無しさん:2015/07/02(木) 23:51:29 ID:???
ここで何かの間違いで一発レッドが出たらボーナスとして地獄兄弟行きねw

66 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/07/03(金) 00:00:06 ID:8yox/KmY
★小田→ドリブル 45 ( クラブ2 )( 2 + 6 )=53★*反則!
★パスカル→タックル 52 ( クラブ5 )( 6 + 6 )=64★*反則受!*タックル成長限界
≦−2→ルナティックスボールに。

小田「……」

パスカル「(しかし言葉はともかく、表情も何も出さないというのは地味に厄介な相手だな。
相手の思惑やら焦りやらが全く見えないぞ。……実力は低いのが救いだが)」

小田のボールキープに対しタックルに向かいながらも、
パスカルはその洞察力を活かして、小田のサッカー選手としての動きやクセを読み取ろうとしていた。
……が、今回はそれが裏目に出た。

小田「……! …………!」

タッ、ドガガガガガガッ!

パスカル「うわっ!」

――ピィィイイイイイイイイイイイッ!!

実況「おっと、小田選手! ドリブル突破を図りましたが、パスカル選手の動きが思ったより遅かったのか、
パスカル選手に真正面から思いっきりぶつかってしまいました〜!!
どうやら、パスカル選手には負傷は無いようですが、これは小田選手の反則との見方が強い!
審判はパスカル選手の元へと走り寄っていきまして……!」

67 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/07/03(金) 00:01:10 ID:8yox/KmY
先着1名様で、

★小田の運命→! card★

と書き込んでください。カードのマークや数値で結果が分岐します。

JOKER→矢車(審判バイト中)「小田。俺の……弟になれ」小田「ヒャ・・メロ-……?」
J〜K→お咎め無し
7〜10→注意!
4〜6→厳重注意!
A〜3→イエローカード!
クラブA→一発でレッド!?

68 :森崎名無しさん:2015/07/03(金) 00:02:02 ID:???
★小田の運命→ ダイヤ2

69 :森崎名無しさん:2015/07/03(金) 00:18:16 ID:???
審判バイト中ってw

70 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/07/03(金) 00:52:09 ID:8yox/KmY
★小田の運命→ ダイヤ2 ★
A〜3→イエローカード!

小田「…………」

審判「君。プレーはともかく、こうもだんまりなのは関心しないな!」

ピッ。

実況「あ〜〜〜っと! ここで審判は小田選手にイエローカードを出しました!!
ペナルティエリア内での荒々しいプレーの多い小田選手にとって、これは致命的!
そしてルナティックスは中盤センターサークル付近にて、フリーキックの機会を得ました!」

神子「……G番、頭でも下げておきなさい。E番、今のうちに治療に行くと良い(フリーキックはともかく。
ここで石田の負傷、小田のイエローが続くとは。あわよくば岬君を使いつぶす気でいたが、
そうする余裕も無い程厳しいな。さて、どうしたものか……)」

鈴仙「(神子の奴、いかにも何か悪そうな事を考えている雰囲気ね……。
ひょっとしたら、交代選手の算段でも立てているのかしら?
――でも、今のところ動きは無いみたいだし。とりあえず、次のフリーキックについて考えておけば良いのかな)」

観客席とフィールドとを見比べながら何やら思案している神子を横目に、
鈴仙は小田の反則によって得たフリーキックをどう活用するかについて考え始めていた。

鈴仙「(キック位置はセンターサークル付近だから……シュートをするには距離があり過ぎる。
となると無難なのは、左サイドのてゐにもう一度パスして試合を仕切り直すか。
それとも、遠くロングフィードして貰って、少しでも前線へとボールを持って行くか。
あるいは……突破力の高い師匠に渡したり、佳歩に速攻で中央突破して貰ったり、
パスカル君にゲームメイクをして貰ったりとか……になるかしら。選択肢自体は結構幅広いわね)」

71 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/07/03(金) 00:54:28 ID:8yox/KmY
聖徳ホウリューズのサイドを見ると、石田が松山への怨み言を呟きながら応急治療を受けており、
特段選手の交代や陣形の変更についても行われていない。

鈴仙「(……となると、選択肢については検討しやすくて助かるんだけど。
結局この局面、どうやって動くのが正解なんだろう……。う〜ん、う〜〜〜ん……)」

その様子を見て、鈴仙は次のフリーキックの指示をメンバー達へと出す事にした。
具体的には――。

A:ここは一旦仕切り直し。左サイドのてゐに渡し、もう一度突破してもらう。
B:ここは速攻だ。ロングフィードを挙げて貰い、FWは前線でゴールを狙う。
C:右サイドの永琳に渡し、圧倒的な突破力を活かしてもらう。
D:中央のパスカルに渡し、パスカルの広い視野からのゲームメイクセンスに賭ける。
E:ここは自分(鈴仙)が活躍したい! このままドリブルで中央を突破!
F:一瞬でも閃光のように! ここから必殺シュートで決める!(更に選択)
G:その他 自由選択枠

鈴仙のガッツ:970/970

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

72 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/07/03(金) 00:55:49 ID:8yox/KmY
……と、言ったところで短いですが、今日の更新はここまでにします。
>>69
たぶんさとり様命令です。

皆さま、本日もお疲れ様でした。

73 :森崎名無しさん:2015/07/03(金) 01:04:18 ID:TeQwTsaI
A 10人でトータルフットは不可能のはずだべ

74 :森崎名無しさん:2015/07/03(金) 01:06:52 ID:WSmR1ykk
A

乙なのです

75 :森崎名無しさん:2015/07/03(金) 02:04:04 ID:???
乙でした
ドイツの全力カルツくんで相手をゴリゴリするような戦術で怪我と反則が重なると
普通の試合だとあまり喜べないが、この試合だとスカッとするぜ!

76 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/07/04(土) 00:55:25 ID:WlQLIp0+
こんばんは、今日も更新します。
>>73
確かに普通に考えたらできない気もしますが、このスレでは10人でも効果持続とします。
ただ、フォローに行く選手層がかなり薄くなったり無理になったりするので、
結果的には突き崩しやすい態勢にはなると思います。
>>74
乙ありがとうございます!
>>75
乙ありがとうございます。
本来はもう少し戦術面的なところでスカッとして欲しかったのですが、引きが残念でしたね……(泣)

77 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/07/04(土) 00:56:56 ID:WlQLIp0+
A:ここは一旦仕切り直し。左サイドのてゐに渡し、もう一度突破してもらう。

鈴仙「(……いや。敵はただでさえ無茶な戦術――『和を以て尊しと為す』の反動で自壊しつつある。
だったらここは、焦って攻めずに大上段に構えるのが吉かしらね!)……てゐ。次のフリーキック、宜しくね」

てゐ「え? キックオフシュートすれば良いの?」

鈴仙「違うってば。あんたがボールを受けて運ぶのよ、って言いたかったの」

てゐ「ちなみにキックオフパスをスルーしたら、ゴールするとかいう裏技もあったんだけど」

鈴仙「はいはい。こっちは真面目にサッカーしてるんだから。
そんなゲームのバグみたいな絶対あり得ない話なんてしてないで、もっとシャキッとしなさいよ……」

てゐ「口上で真面目にやります、って言ってる奴程信頼ならないもんさ。私は行動で示すタイプだからね」

鈴仙とてゐは軽口を叩きながら、次のフリーキックにおける方針を軽く打ち合わせる。
てゐは相変わらずの飄々とおちゃらけた態度だったが、その瞳には真剣さが籠っていた事を鈴仙は理解していた。
そして――。

……ピィイイイイイイイイイイイイイイイイッ!

実況「さあ! フリーキックのホイッスルが鳴りました! キッカーはトップ下のパスカル選手です!」

パスカル「(左サイドだったか。確かに石田とやらが居ない今は守備がやや手薄だから、上がりやすいな)……それっ!」

バシュウウッ……パシッ。

てゐ「よし。行くよっ!」

タッ!

78 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/07/04(土) 01:03:16 ID:WlQLIp0+
実況「パスカル選手、ここは左サイドへのミドルパス! ボールは中盤左サイド際でてゐ選手がキャッチしました!
そしててゐ選手は、後半戦のキックオフ直後を再現するように、サイドをどんどん上がっていきます!」

神子「手薄な場所を突いて来たか。だが、この私に敵うかな?」

実況「それにタックルで迎え撃つのは、聖徳ホウリューズのトップ下・豊聡耳神子選手です!
紫のマントを大きくはためかせ、てゐ選手へと堂々とタックルに向かうのも先程と同じ!
唯一の相違点は、この時神子選手に従いタックルに向かっていた石田選手が不在という事だ!
神子選手、石田選手の空いた穴を防ぐことが出来るのか〜〜〜!?」

てゐ「良い事を教えてやる。いくらアンタが優秀でもね、サッカーは11人いないと出来ないんだよっ!」

神子「――そうかな。実際に、観客の多くは11人対11人の戦争よりも、
エース同士の一騎打ちを求めているのでは無いかい?
もっとも……君はこの私と相対すべきエースであるか否かは、疑わしいけどね!」

てゐ「はっ、エースなんて元からガラじゃないよ!
長生きできなさそうな英雄はこっちから勘弁、私はただの細く長い一兵卒で充分。
でもね。そんな一兵卒が王を食ったりするから、サッカーってのは面白いんじゃないのかい!」

ダッ! ズザアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!

実況「てゐ選手、神子選手とドリブルで一騎打ちだ〜〜〜〜〜〜〜〜っ!」

79 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/07/04(土) 01:04:31 ID:WlQLIp0+

先着2名様で、

★てゐ→ドリブル 51 (! card)(! dice + ! dice)+(本気モード+1)=★
★神子→タックル 51 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→てゐ、突破成功!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(小田がフォロー)(岬がフォロー)(聖徳のスローイン)
≦−2→聖徳ボールに。
【補足・補正・備考】
てゐのマークがクラブ以外の時、「シロウサギドリブル「(+3、吹飛2)」が発動します。
神子のマークがダイヤの時、「掌の上の天道(+3)」が発動します。
神子のスキル・和を以て貴しと為すにより、聖徳ホウリューズは零れ球を必ずフォローします。

80 :森崎名無しさん:2015/07/04(土) 01:05:38 ID:???
★てゐ→ドリブル 51 ( ハート7 )( 2 + 2 )+(本気モード+1)=★

81 :森崎名無しさん:2015/07/04(土) 01:05:38 ID:???
★てゐ→ドリブル 51 ( ハート10 )( 1 + 5 )+(本気モード+1)=★

82 :森崎名無しさん:2015/07/04(土) 01:05:59 ID:???
★神子→タックル 51 ( ダイヤ8 )( 3 + 1 )=★

83 :森崎名無しさん:2015/07/04(土) 01:07:38 ID:???
ヒャメロー

84 :森崎名無しさん:2015/07/04(土) 01:37:59 ID:???
だからなんでこう相手はピンポイントでダイヤ引けるんだw

85 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/07/04(土) 01:56:13 ID:WlQLIp0+
★てゐ→ドリブル 51 ( ハート7 )( 2 + 2 )+(本気モード+1)+(シロウサギドリブル+3)=59★
★神子→タックル 51 ( ダイヤ8 )( 3 + 1 )+(掌の上の天道+3)=58★
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして小田がフォロー

てゐ「何度だってやってやる。……どきな! 今の私に近寄るんじゃないよっ!」

ダッ! ダダダダダダダダダッ!

実況「てゐ選手、自己流の強引なドリブル……『シロウサギドリブル』で再び正面突破を図る!
これには流石の神子選手も厳しそうですが……!?」

神子「……何とやらの一つ覚えの如く、同じ技を使う。ならば私も倣ってみせようか!」

タッ! クルウウウンッ……! シュパァァァァァァァァァァッ!

実況「で、出た〜! 再び出ました、神子選手のスパイラルタックル……『掌の上の天道』!
自身の身体を軸に、右脚を天球儀の如く高速で回転させていき、てゐ選手の持つボールを包み込む!
てゐ選手も小さい身体をバネにして、必死にその猛攻に耐えておりますが……」

ググッ……ポロンッ。

てゐ「――くっ。後少しだったのに!」

実況「あ〜っと、ボールはこぼれ球に〜〜!! ボールは左サイドから再びセンターサークルへ流れていきます!」

小田「………」

バシュウウッ!

86 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/07/04(土) 01:58:00 ID:WlQLIp0+
実況「そして小田選手は、そのボールを豊富な運動量でフォローし……。
カードが出ているからか、今度は無暗なドリブルに行かず、
FWの隙間を突いて、右サイドの本間選手へとパス! 堅実にボールをつなげていきます!」

パスカル「させるか!」

バァァ!

実況「ですがそんな小田選手のパスを防ぎに、この試合絶好調のパスカル選手が単身カットに出た〜!
永遠亭ルナティックス、ここで何とかボールを止めて試合を動かしたいところですが、どうなるでしょうか!!」

小田「………………!」


先着2名様で、

★小田→パス 45 (! card)(! dice + ! dice)=★
★パスカル→パスカット 49 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→本間、パスキャッチ。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(岬がフォロー)(屠自古がフォロー)(岸田がフォロー)
≦−2→ルナティックスボールに。
【補足・補正・備考】
神子のスキル・和を以て貴しと為すにより、聖徳ホウリューズは零れ球を必ずフォローします。

87 :森崎名無しさん:2015/07/04(土) 01:59:49 ID:???
★小田→パス 45 ( ダイヤ9 )( 3 + 2 )=★

88 :森崎名無しさん:2015/07/04(土) 02:02:20 ID:???
★パスカル→パスカット 49 ( クラブK )( 6 + 1 )=★

89 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/07/04(土) 02:07:10 ID:???
パスカルが普通にパスをカットしたところで、今日の更新はここまでです。
今は後半5分〜6分くらいになりましたが、岬君の目立ち所&交代要員の登場はもうちょっと後になりそうです(汗)
>>83
小田君の出番多いですね…w
>>84
何となく半ヅキというか怖い状況はまだ続いてますね。

それでは、皆様、本日もお疲れ様でした。

90 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/07/04(土) 22:08:02 ID:???
★小田→パス 45 ( ダイヤ9 )( 3 + 2 )=50★
★パスカル→パスカット 49 ( クラブK )( 6 + 1 )=56★
≦−2→ルナティックスボールに。

パスカル「この程度……俺でも取れるぞ!」

タタタタッ、パシッ!

小田「……!」

実況「パスカル選手、ここでボールを奪いました!!
再びボールは中盤で永遠亭ルナティックスのものに!
後半6分にして、ルナティックスがここで漸く反撃のチャンスを得るか〜!?」

――ブウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウッ!

神子「(……そろそろここまでか。観客を味方にし、盤外から試合展開を一方的に押し付けるのは)」

パスカルの活躍に対し、観客席がもはや手慣れた風なブーイングを浴びせて来る。
しかし、その勢いは今や衰えつつある事を神子は知っていた。群衆は刺激を好む。
如何に無意識下で感情を操るにしても、その根拠にはある程度の状況変化も必要である。

神子「(石田が負傷し、小田がイエローカードを貰った。
本来はこちらがもう1点を奪われた際か、岬君が更に消耗した際かと考えていたが。
このまま続けては、試合が間延びした上に失点となる。 ――ここは、そろそろ頃合いか)」

要するに、彼らは中盤での小競り合いに飽きつつあったのだ。
彼らはこの膠着した状況を打開する、大きな変化を望んでいる。
十人の声をも同時に聞き取る神子は、そうした観客の欲望を聞き分けていた。

神子「(巻き添えにする選手は鈴仙・優曇華院・イナバか、あるいは因幡てゐが理想だったが、
この状況において、最も価値ある物は速度のみ。ならば……)――岬君。ここは……奪いなさい」

91 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/07/04(土) 22:10:10 ID:WlQLIp0+
サッ……。

岬「(あれは神子様のサイン。意味は……『潰せ』か)」

パスカルが再びフィールドの中央でボールを奪った時、
岬は息を切らしながらその前方で神子からの指令を確認していた。
それは岬の当初の予想よりも早いタイミングだったが、しかし想定の範囲内ではある。

岬「(――これまでの行動。これからの行動。
僕はその両者を良く吟味して、出来るだけ最善の行動を取らなくてはならない)」

指示の内容を受け、岬は心底震えていた。
――その理由は、これから自身が行う行動の重さだけでは無い。
これから、岬太郎は豊聡耳神子に対して、駆け引き、人脈、信望、カリスマ。
天性の詐欺師として磨いて来た全てを賭けて、勝負を挑まなくてはならないのだから。

岬「残念だよ。本当に残念さ、アラン・パスカル君……」

……岬はポツリと、純粋な少年のような表情を覗かせて呟いた。
それはパスカルにも聞こえていた。

パスカル「残念……? 何を言ってる、試合はまだ終わって――」

ボールキープをしているパスカルが、思わず口を開く。
その時だった。

バッ。ドガァァァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!

パスカル「!?(こいつ! いきなり飛び出して来やがった!
俺の足が削れる事を畏れずに。……いや。もしかして、足が削れる事を目的として……!?)」

岬「残念だよ、パスカル君。――正々堂々とした方法で、君に勝ち越せなかった事がね!」

92 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/07/04(土) 22:12:21 ID:WlQLIp0+
実況「……!! こ、これは……! 岬選手、中盤下がり目の位置から一気に飛び出して、
ともすれば反則をも取られなねない、彼らしからぬ危険なタックルに出た〜〜〜〜!!」

岬「(……ここでどうなるかは賭けだけど。パスカルが凌いでくれた方が、心象は良くなる筈だ!
ボールを奪いに向かっている僕が、こう願うのはおかしいけれど。……勝ってくれ、アラン・パスカル!)」


先着2名様で、

★パスカル→ドリブル 52 (! card)(! dice + ! dice)=★
★岬→ダーティディフェンス 54 (! card)(! dice + ! dice)+(ガッツ300未満ペナ-1)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→パスカル、ドリブル突破。そこで……?
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(岸田がフォロー)(高杉がフォロー)(神子がフォロー)
≦−2→聖徳ボールに。しかし……?

【補足・補正・備考】
パスカルのマークがダイヤの時、「クリップジャンプ「(+5)」が発動します。
パスカルのマークがハートの時、「華麗なドリブル「(+3)」が発動します。
岬の「ダーティディフェンス」はクラブの時失敗し、強制的に反則を取られます。
岬のスキル・マランダラージにより、岬の完全勝利時、相手は必ず負傷します。しかし、反則時の裁定がかなり重くなります。
神子のスキル・和を以て貴しと為すにより、聖徳ホウリューズは零れ球を必ずフォローします。

93 :森崎名無しさん:2015/07/04(土) 22:12:54 ID:???
★パスカル→ドリブル 52 ( ダイヤ7 )( 3 + 2 )=★

94 :森崎名無しさん:2015/07/04(土) 22:13:10 ID:???
★パスカル→ドリブル 52 ( スペード10 )( 4 + 6 )=★

95 :森崎名無しさん:2015/07/04(土) 22:13:12 ID:???
★岬→ダーティディフェンス 54 ( クラブ3 )( 1 + 4 )+(ガッツ300未満ペナ-1)=★

96 :森崎名無しさん:2015/07/04(土) 22:14:14 ID:???
これは審判流して欲しいところ

97 :森崎名無しさん:2015/07/04(土) 22:16:47 ID:???
さすがにこんなに反則ばかりしていては疑問に思う観客も出てくるんじゃない?

98 :森崎名無しさん:2015/07/04(土) 22:18:52 ID:???
こういう危険で悪質なプレイの場合、流しても後からカードが出されるケースもあるからどうなるんでしょうね

99 :森崎名無しさん:2015/07/04(土) 22:20:21 ID:???
これは止めた時点でレッドになるだろうね。流した場合はわからないけど。

100 :森崎名無しさん:2015/07/04(土) 22:22:01 ID:???
小田がイエローカードだから審判の心証は既にかなり悪いはず。策士策に溺れるとはこのことか。

101 :森崎名無しさん:2015/07/04(土) 22:24:55 ID:???
ダーティ失敗してきっちり反則を取られるとは
いかにも岬らしいなw

102 :森崎名無しさん:2015/07/04(土) 22:31:06 ID:???
ミサキーヌにはレッドのカードを、姫様にはブロリーとパラガスのカード(ダス)をプレゼントだw

103 :森崎名無しさん:2015/07/04(土) 22:37:51 ID:???
ナナハンタックルをかわした翼と同じですタイね
もう逆立ちしたって勝てねえな。
(まあ、パサー兼カット要員を早々に使い潰そうとする戦略がry)

104 :森崎名無しさん:2015/07/04(土) 22:43:32 ID:???
影の役者天才の相棒、パスカルと岬の両方に言えるんですよね

105 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/07/05(日) 00:12:51 ID:Sp+SD2e2
★パスカル→ドリブル 52 ( ダイヤ7 )( 3 + 2 )+(クリップジャンプ+5)=62★
★岬→ダーティディフェンス 54 ( クラブ3 )( 1 + 4 )+(ガッツ300未満ペナ-1)=58★*反則!
≧2→パスカル、ドリブル突破。そこで……?

パスカル「(早い。そして……鋭い! ただ単に、自暴自棄になってのプレーでは無い!
計算され尽くした、俺を刈る事だけに特化したプレー!
これを避けるには……地面では無い、空から攻めるんだ!)」

ガシイィッ! ポーーーンッ!

岬「ッ……!(何て早い判断力、そして思考力だ!
この動きを見てから『クリップジャンプ』に行けるなんて、一部の直感型の天才位だと言うのに。
最初から最後まで理詰めで、この行動が出せるとは……。今の彼は、世界最高の秀才と言っても過言ではないな)」

岬はパスカルのプレーを冷静に分析していた。

……ピィイイイイイイイイイッ!

審判が血相を変えて笛を鳴らし、胸ポケットに手を入れながら走っていてもなお、
岬は表面上はともかく、内心は冷静でいた。

岬「(……ここで来るのはレッドカードか、それとも温情のイエローか。どちらでも関係無い。
この試合の勝ち負けでは無い、僕の進退のみを考えるんだ、岬太郎……)」

詐欺師は苦境においてこそ、今こそが最大の好機であると振る舞う必要がある。
そう心がけていた岬は、誰にでも無くこう打ち明ける。


岬「――もう限界です、太子様……」

106 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/07/05(日) 00:14:07 ID:Sp+SD2e2
中山「岬。まさか、お前……」

岬「……今更何を言っても、裁定は変わりはしないよ」

中山の言葉に対し、岬はそう静かに頭を振る。
――しかしこの中山の反応は、岬が神子に隠れて、この試合前から通して作り始めていた、
大がかりな仕掛けの第一関門が無事に突破された事を意味していた。

中山「いいや、言わせて貰う。
……審判さん。これを以て彼への裁定を考え直してくれ、とは言わない。
ただ……少し待ってほしい。彼にも恐らく、彼なりの事情があるのだから」

審判「あ、ああ……」

以前の聖徳ホウリューズと紅魔スカーレットムーンズとの試合で、
審判の間に割って出た霊夢のように、中山は審判の都合も気にせず話しだす。
その様子を岬は外面はおどおどとした様子で、内面ではほくそ笑んだ様子で観察していた。

岬「(そうだ。中山政男。君はどこまでも真面目で誠実、実直すぎる人間だ。
だからこそ君はここまで、普通じゃできない努力を愚直に積み重ねて、ここまで上がってこれたのだし、
そんな君は間違い無く、さっきのパスカルのような機転は利かさない。
自分の手を汚さず、豊聡耳神子の元から離れる計画を立て始めた時から。
僕の狙いは、最初から最後まで君だけだったんだ……!)」

完璧超人にも見える中山にも欠点がある事を、南葛FCでの彼をよく観察していた岬は熟知していた。
中山の根本は嫌になる位の白色。だからこそ、黒い企みの存在を知識としては知りつつも、
自身の周囲に根付くそれに対しては、僅かに鈍感な面がある事を岬は利用していた。
そうとも知らず、中山は語り続ける。

107 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/07/05(日) 00:15:24 ID:Sp+SD2e2
中山「……今日の試合、俺達のチームの控室に何者かから下剤が届いていた。
そして、その何者かは俺達のチームの選手間を暗躍し、疑心を植え付けていた。
しかし。その何者かの計画は、案外大したことなく破たんした。

――岬。お前は始めから、俺達のチームを害する気は無かったんじゃないのか?
お前は俺達の誰かに気付いて欲しくて、件の工作を仕掛けた。
自分は神子の忠実な手下では無い、誰か自分を止めて欲しい……と、暗にメッセージを残すため」

岬「天才・八意永琳を。そして君を欺くのは、随分と骨が折れるからね。そう推測するのも、無理が無い、かな」

審判を置き去りにして、中山はそう結論を付ける。岬はそれを明確に否定しなかった。

鈴仙「確かに、あの時。私に佳歩の裏切りを暗示して来た時も、岬は騙すにはどこか様子がおかしかったような……」

佳歩「騙されてた私が言うのもおかしいですけど。
手紙とかドリンクとか、現場に跡を残す工作をしている時点で、何となく計画にちぐはぐさが残るような気がします」

てゐ「(まぁ、そりゃあそうかもだけど。……な〜んか、そこも含めてキナ臭い気がするねぇ。同業者的に考えて)」

そして、中山の指摘に則り、周囲の騙されていた者達も声を上げる。
今回の反則と言い、試合前の工作と言い、岬には何かしらの理由があるのではないか?
そう思わせるような状況証拠が。そして今ここで泣きそうな顔をしている岬の表情にはあった。
無論一部には懐疑的な者も居たが。
中山や鈴仙と言った、チームにおいても中心的な人物の意図は、より確実にフィールド上へと広がって行った。

岬「(審判の判定がこれで甘くなるかどうかは運次第。
だけど、判定とは別の。周囲を包む、感情的な怒りの矛先は確実に鈍くなった筈だ)」

108 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/07/05(日) 00:17:22 ID:Sp+SD2e2

これまでの遠大な岬の行動の意図の全てはまさにそれだった。
自分は途中で神子に捨てられるであろう事は、何となく分かっていた。
しかし、自分は神子に対し社会的な弱みを大量に握られている。だから、そう簡単には裏切りは出来ない。

そのために岬は、神子の命に従いながら、命に従う範囲内で少しずつ『保険』を積み重ねて来た。
ひとつひとつは僅かでか細い保険であり、実際の危機に際して効果があるかどうかは不明。
今回にしても、中山が岬を擁護しない可能性も高かったし、仮にそう動いても当の神子本人に止められる可能性もあった。

岬「(……中山。君はもう少し、自分の立場を考えるべきだったね)」

だが、今回の計画――中山の実直さを利用し、進退の危機に立った際、岬を擁護させる――
を立てるにあたり、岬には何となくのこれが成功するとの確信があった。

岬「(中山政男。――君はあの八雲紫から幻想郷を脅かす者として、危険視されている。
何故なら君は大きな力があるからだ。
目には見えないけれど伝播しやすく、僅かに触れただけで、その者の在り方を変えてしまう、大きな力が。
僕は君と言うよりは、君の持つ強大なその力を、利用させて貰ったんだ。
そう―――君や森崎、そして今や君のチームメイト達が持つ、大いなる『希望』の力をね)」

岬は目を閉じて審判の裁定を待つ。
果たすだけの手はこれまで打って来た。そしてそれを実らすための振る舞いにも心がけて来た。
それでも、審判の裁定は覆らない可能性はある。しかし、今や岬はそれを恐れていない。

岬「(これで少なくとも、僕が豊聡耳神子の完全な言いなりになったとは見なされない筈だ。
そして、神子にしても、公然と裏切り行為を働いていない僕を罰するのは、建前上難しい筈。
……どうだ。聖徳太子。これが僕の……詐欺師としての、持てる全力だ)」

109 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/07/05(日) 00:20:02 ID:Sp+SD2e2
神子「………(……成程、君はそういう『仕込み』をしていた訳か。面白い)」

神子は弟子の成長を喜ぶ師匠のような気色の笑みで岬を見つめている。
そんな彼女の余裕染みた態度に岬は僅かな恐怖を覚えながらも耐え。そして――。


先着1名様で、

★岬の運命→! card★

と書き込んでください。カードのマークや数値で結果が分岐します。

ダイヤ・ハート・スペード・クラブ7以上→イエローカード!
クラブA〜6→レッドカード!
JOKER→岬「僕はこれから、心を入れ替えてルナティックスの一員になる!」なんと、岬が聖徳ホウリューズを裏切った!

*本来は流しても良い局面でしたが、イベントの都合でどうしても試合を止めさせていただきました。
*故意に反則をしたこともあり、岬への裁定はかなり厳しくなっています。
*……が、岬の口上(と言う名のイベント補正)により、退場率は本来よりも低くなっています。

110 :森崎名無しさん:2015/07/05(日) 00:20:44 ID:???
★岬の運命→ ハート2

513KB
続きを読む

掲示板に戻る 全部 前100 次100 最新50
名前: E-mail(省略可)

0ch BBS 2007-01-24