キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【影の役者】鈴仙奮闘記30【天才の相棒】

1 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/29(月) 22:01:33 ID:???
このスレは、キャプテン森崎のスピンアウト作品で、
東方Project(東方サッカー)とのクロスオーバー作品です。
内容は、東方永夜抄の5ボス、鈴仙・優曇華院・イナバがサッカーで師匠を超えるために努力する物語です。
他の森崎板でのスレと被っている要素や、それぞれの原作無視・原作崩壊を起こしている表現。
その他にも誤字脱字や稚拙な状況描写等が多数あるかと思いますが、お目こぼし頂ければ幸いです。

☆前スレ☆
【レイセンガ】鈴仙奮闘記29【タダシイヨ】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1432654054/
☆過去ログ・攻略ページ(キャプテン森崎まとめ@Wiki内)☆
http://www32.atwiki.jp/morosaki/pages/104.html

☆あらすじ☆
ある日突然幻想郷にやって来た外来人、アラン・パスカルと中山政男との出会いにより、
師匠、八意永琳に並ぶ選手になると決心した鈴仙・優曇華院・イナバ。

全幻想郷代表選抜大会で活躍し、代表メンバーの一員となる事を夢見てきた鈴仙はある日、
自身が『プロジェクト・カウンターハクレイ』のキャプテン候補に選ばれている事を知る。
それは霊夢や紫達幻想郷に敵対し、以て幻想郷の価値観を覆すという壮大な計画。
更に鈴仙は、全幻想郷代表の下部組織、『リアル・幻想・セブン』の一員として、
乱心した八雲紫と幻想郷を救って欲しいと紫の式・八雲藍から懇願された。

幻想郷を変える為に戦うか、幻想郷を守るために戦うか。そう思い悩む鈴仙の心の隙を突く悪しき者もいた。
それは『プロジェクト・カウンターハクレイ』と『リアル・幻想・セブン』との争いに乗じ漁夫の利を狙う第三勢力。
聖徳ホウリューズの一員にして、『ハイパーカンピオーネ』計画の一翼を担う天性の詐欺師・岬太郎だった。

試合開始前、岬は鈴仙と同じFWの相棒・因幡佳歩の疑心を巧みに利用し、チーム内における不和を演出する。
それは鈴仙により破られ失敗に終わってしまうが、しかし、それでも尚聖徳ホウリューズは強かった。
観客扇動に一芸特化選手、特殊戦術の使用。あらゆる手に苦しめられるルナティックスだったが、
前半終了間際にパスカルが覚醒して1点をもぎ取り、試合は1−1の同点に。
そして迎える後半戦。影の役者がひしめく全幻想郷選抜大会を勝ち抜くのは一体――。

456 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/07/29(水) 23:52:51 ID:hg/AqZjA
先着3名様で、

★神子→十七条レーザーパス 55 (! card)(! dice + ! dice)=★
★鈴仙→パスカット 49 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+2)=
 パスカル→パスカット 49 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+2)=★
★永琳→パスカット 52 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+2)=
 中山→パスカット 53 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+2)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→本間、パスキャッチ。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(こころがフォロー)(てゐがフォロー)(佳歩がフォロー)
≦−2→ルナティックスボールに。

【補足・補正・備考】
鈴仙のマークがダイヤで「アキュラースペクトル(+2)」が発動します。
永琳のダイスの合計が2の時、スキル・月のファンタジスタが発動し数値を12とします。
永琳のマークがダイヤで「天網蜘網捕蝶の法(+2)」が発動します。
中山のマークがダイヤ・ハートで「クイックダッシュカット(+2)」が発動します。
中山はスキル・後天性ファンタジスタにより、ダイスが2の時数値を10、3の時9とします。
神子はスキル・聖人により、鈴仙のスキル・狂気の瞳は無効化されます。

457 :森崎名無しさん:2015/07/29(水) 23:55:07 ID:???
★神子→十七条レーザーパス 55 ( スペード7 )( 2 + 5 )=★

458 :森崎名無しさん:2015/07/29(水) 23:55:23 ID:???
★神子→十七条レーザーパス 55 ( ハート6 )( 5 + 2 )=★

459 :森崎名無しさん:2015/07/29(水) 23:55:27 ID:???
★神子→十七条レーザーパス 55 ( スペードA )( 3 + 5 )=★

460 :森崎名無しさん:2015/07/30(木) 00:02:02 ID:???
★鈴仙→パスカット 49 ( ハートJ )( 4 + 5 )+(人数補正+2)=
 パスカル→パスカット 49 ( ダイヤQ )( 5 + 1 )+(人数補正+2)=★

461 :森崎名無しさん:2015/07/30(木) 00:03:43 ID:???
★永琳→パスカット 52 ( ハートA )( 3 + 6 )+(人数補正+2)=
 中山→パスカット 53 ( スペード6 )( 4 + 5 )+(人数補正+2)=★

462 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/07/30(木) 00:36:36 ID:zmr38kR2
★神子→十七条レーザーパス 55 ( スペード7 )( 2 + 5 )=62★
★鈴仙→パスカット 49 ( ハートJ )( 4 + 5 )+(人数補正+2)=60
 パスカル→パスカット 49 ( ダイヤQ )( 5 + 1 )+(人数補正+2)=57★
★永琳→パスカット 52 ( ハートA )( 3 + 6 )+(人数補正+2)=63
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして佳歩がフォロー

ギュウウウンッ!

鈴仙「ひ、ひあっ!?」

パスカル「凄い軌道だ。まさしくレーザービームのような……!」

永琳「そうね。だけど……今の反応でコースが割りだせたわ」

バァァァッ、バチイイイッ!

神子「……!」

実況「ああ〜っと、神子選手の鋭いパスは永琳選手の完璧なポジショニングにより阻まれる!
ルナティックス、ここに入って一段と精度の高いプレーを見せております!
ボールは……前方でフォローに備えていた佳歩選手がフォローしました!」

こころ(喜)「あーっ、全く太子は頼りにならないなぁ。ここは私が取り返してやらないと!」

ダッ、ズザアアアアアアアアアアッ!

実況「そして、そんな佳歩選手には右サイドハーフのこころ選手がタックルに向かう!
佳歩選手、このまま逃げ切れるでしょうか!」

佳歩「(ここでボールキープさえできれば、また得点のチャンスが生まれる! 頑張らなくっちゃ……!)」

463 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/07/30(木) 00:38:32 ID:zmr38kR2
先着2名様で、

★佳歩→ドリブル 52 (! card)(! dice + ! dice)=★
★こころ(喜)→タックル 50 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→ 佳歩、突破成功!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(てゐがフォロー)(屠自古がフォロー)(石田がフォロー)
≦−2→聖徳ボールに。

【補足・補正・備考】
佳歩のマークがダイヤの時、「直情的なドリブル「(+3、吹飛3)」が発動します。
佳歩のマークがハートの時、「頭脳的なドリブル(+3)」が発動します。
佳歩のマークがスペードの時、「華麗なドリブル(+3)」が発動します。

464 :森崎名無しさん:2015/07/30(木) 00:39:20 ID:???
★佳歩→ドリブル 52 ( スペード8 )( 1 + 3 )=★

465 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/07/30(木) 00:45:15 ID:???
…と、言ったところで今日の更新はここまでです。
皆様、本日もお疲れ様でした。

466 :森崎名無しさん:2015/07/30(木) 00:47:06 ID:???
★こころ(喜)→タックル 50 ( ダイヤ9 )( 2 + 5 )=★

467 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/07/31(金) 00:02:25 ID:???
こんばんは、今日も更新しますが……先に必殺技の仕様変更から入らせて頂きます。
つい先日覚えた鈴仙の『真実の友情』ですが、発動に制約があるとはいえガッツ消費250×3でシュート力+14は
本スレ翼のブーストサイクロンと同じく、【一試合に一回限り】の制約を付け加えようと思います。

理由としては、
・強すぎて、折角の『インビジブルデューパー』の影が薄くなってしまいそう
・ゲームバランス的にも、『インビジブルデューパー』クラスのシュートがあれば試合に勝てるよう想定している
・制約があった方が発動シーンが貴重になり、話的にも盛り上がる(?)

……などがあります。もしも何か反対意見がありましたら、参考にしますので、コメントをして頂ければ嬉しいです。

468 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/07/31(金) 00:05:00 ID:gy7CTCIg
>>467の誤植修正
×つい先日覚えた鈴仙の『真実の友情』ですが、発動に制約があるとはいえガッツ消費250×3でシュート力+14は
○つい先日覚えた鈴仙の『真実の友情』ですが、
  発動に制約があるとはいえガッツ消費250×3でシュート力+14は強すぎる等の理由から、

★佳歩→ドリブル 52 ( スペード8 )( 1 + 3 )+(華麗なドリブル+3)=59★
★こころ(喜)→タックル 50 ( ダイヤ9 )( 2 + 5 )=57★

こころ(喜)「ハッハァー! ボールいただきーー!」

佳歩「させませんっ!」

シュンッ、クルルッ、シュパァァッ!

実況「佳歩選手、こころ選手のバカ正直なタックルをルーレットで回避!
そのままボールをキープしながら前へ前へと運んでいきます!」

こころ(喜)「る、ルーレットと言えば私達一族の奥義だった筈なのに! このパクリ野郎!!」

ダッ……カクンッ

こころ「……って、あれ。足が動かない。ちょっと疲れちゃったかなー。もうワンプレイは、辛うじて全力で行けそうだけど」

タタタタタッ……!

神子「(こころが抜かされたか。だが、ルナティックスも主力を大きく中盤底に下げた状態。
そう簡単にはゴール前には向かえまい)」

実況「神子選手は……パスを出す為前線へと抜けていたため、タックルには向かえず、
佳歩選手を後追いする形に。ですが、ルナティックスも鈴仙選手が中盤に下がってパスカットに動いたため、
今大きく上がれているのは佳歩選手のみであり、攻撃のコマ的に少し苦しい! さらに……!」

469 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/07/31(金) 00:06:11 ID:gy7CTCIg

布都「むー……ゆけっ、岸田!」

岸田「ヒャッハー! 俺の『シャークタックル』が火を吹くぜぇー!」

タッ、ズザアアアアアアアアアアアアアアアアッ!

佳歩「積極的に奪いに来ましたね。私達が一挙して上がらない内に!」

実況「佳歩選手に対して、聖徳ホウリューズのタックラー・岸田選手が飛び出しました!
敵が体勢を固める前にその芽を摘み取る速攻! 永遠亭ルナティックス、耐えきれるか〜!」

先着2名様で、

★佳歩→ドリブル 52 (! card)(! dice + ! dice)=★
★岸田→タックル 53 (! card)(! dice + ! dice)+(軽傷治療済-1)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→ 佳歩、突破成功!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(てゐがフォロー)(布都がフォロー)(大丸がフォロー)
≦−2→聖徳ボールに。

【補足・補正・備考】
佳歩のマークがダイヤの時、「直情的なドリブル「(+3、吹飛3)」が発動します。
佳歩のマークがハートの時、「頭脳的なドリブル(+3)」が発動します。
佳歩のマークがスペードの時、「華麗なドリブル(+3)」が発動します。
岸田のマークがクラブ以外の時、「シャークタックル(+2)」が発動します。

470 :森崎名無しさん:2015/07/31(金) 00:07:33 ID:???
★佳歩→ドリブル 52 ( ハートJ )( 6 + 1 )=★

471 :森崎名無しさん:2015/07/31(金) 00:08:09 ID:???
★岸田→タックル 53 ( ハートJ )( 2 + 6 )+(軽傷治療済-1)=★

472 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/07/31(金) 00:26:16 ID:gy7CTCIg
★佳歩→ドリブル 52 ( ハートJ )( 6 + 1 )+(華麗なドリブル+3)=62★
★岸田→タックル 53 ( ハートJ )( 2 + 6 )+(軽傷治療済-1)+(シャークタックル+2)=62★
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして布都がフォロー

佳歩「(もう一回、さっきみたいなルーレットで……!)」

岸田「甘いッ! 俺の『シャークタックル』を食らえい!」

ギュンッ、ズザアアアアアアアアアア……ッ! バチーーーン! コロコロコロ……。

実況「あっと! 佳歩選手のタックルは聖徳ホウリューズのエースキラー!
名付けてシャーク岸田に零されてしまいます! ボールは後方へと転がって……!」

布都「(ククク……完璧な作戦じゃったな。相手に体勢を整えさせるヒマも無く、
速攻で前方でボールを刈り取ってしまえば、敵の攻撃の芽を容易く詰めるほか、フォロワーにも困らん。
我が時々、我自身の頭脳がこわ……)あれ。ボールが転がって来たぞ」

てゐ「(……ん? そういや……これってチャンス?)」

屠自古「ま……不味い! 石田の負傷でルナティックスの左SH(てゐ)が中央に寄っている! 布都、早くボールを前に……!」

布都「わ、分かっておる! 分かっておるが……!」

てゐ「(試合前の情報によると、この物部布都ってヤツは守備は強いけれど攻撃はからきし。
だったら、全力で走ってパスカットに来てやれば……私達の勝ちだ!)」

ダッ!

473 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/07/31(金) 00:27:54 ID:gy7CTCIg
実況「布都選手、ボールを慌てて前方へとクリアしようとしますが、
すぐ近くでてゐ選手がパスカットに向かって爆走している! 布都選手、間に合うのか〜!?」

先着1名様で、

★布都のクリア?→! card★

と書き込んでください。数値で分岐します。

JOKER→布都「あいてっ!」ズルッ。 フィールドに捨ててあったバナナに滑って布都が転んだ!
ダイヤ・ハート→てゐ「よし、来た!」布都のパスにてゐがパスカットに入る!
スペード・クラブ→布都「うむ、間に合った!」布都はクリアし、中盤で鈴仙と神子の競り合い勝負に!

474 :森崎名無しさん:2015/07/31(金) 00:30:07 ID:???
★布都のクリア?→ ダイヤ6

475 :森崎名無しさん:2015/07/31(金) 00:30:12 ID:???
★布都のクリア?→ クラブQ

476 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/07/31(金) 00:40:36 ID:gy7CTCIg
★布都のクリア?→ ダイヤ6 ★
ダイヤ・ハート→てゐ「よし、来た!」布都のパスにてゐがパスカットに入る!

てゐ「(……いや。私だって鈴仙程じゃあないけど足にゃあ自信がある。
ここまで生き延びて来るため、私はどれだけ逃げ走って来た事か!)」

タタタタタタタッ……シュンッ!

てゐ「よし、ここだ!」

――タッ!

布都「ん、ん、なにィ!? 早すぎるぞ、お主! これでは集中して……」


グワァァッ、パコッ。

ぽわわわわわ〜〜〜〜ん……


布都「ほ、ほらぁー! 集中してパス出来んかったではないかー!?」

神子「(しくじったな、布都の奴め……)」

実況「……いや、てゐ選手が布都選手のクリアに追いついた!
追いつきました、が……? 布都選手、このゆるやかでふわりとした軌道のボール。
これは……本当に、パスなのでしょうか……!?」

てゐ「計画通りだ! 年貢の納め時よ、聖徳ホウリューズ!!」

バッ!

477 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/07/31(金) 00:42:32 ID:gy7CTCIg

先着2名様で、

★布都→パス 41 (! card)(! dice + ! dice)=★
★てゐ→パスカット 50 (! card)(! dice + ! dice)+(本気モード+1)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→布都のパスが神子に通る!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(こころ(喜)がフォロー)(パスカルがフォロー)(佳歩がフォロー)
≦−2→ルナティックスボールに。

【補足・補正・備考】
てゐのマークがクラブ以外の時、「フラスターエスケープ(+3)」が発動します。

478 :森崎名無しさん:2015/07/31(金) 00:44:21 ID:???
★布都→パス 41 ( ダイヤ10 )( 6 + 6 )=★

479 :森崎名無しさん:2015/07/31(金) 00:44:50 ID:???
★布都→パス 41 ( ハート7 )( 6 + 4 )=★
鈴仙ちゃんのブロックより酷いじゃないか!

480 :森崎名無しさん:2015/07/31(金) 00:45:36 ID:???
★てゐ→パスカット 50 ( スペード3 )( 4 + 2 )+(本気モード+1)=★


481 :森崎名無しさん:2015/07/31(金) 00:45:44 ID:???
★てゐ→パスカット 50 ( ダイヤ6 )( 2 + 5 )+(本気モード+1)=★
クラブの1ゾロなら……

482 :森崎名無しさん:2015/07/31(金) 00:55:05 ID:???
布都「年貢の取り立てはご勘弁をー!」
てゐ「だが断る」
神子「後でお仕置き」

483 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/07/31(金) 00:59:31 ID:gy7CTCIg
★布都→パス 41 ( ダイヤ10 )( 6 + 6 )=53★
★てゐ→パスカット 50 ( スペード3 )( 4 + 2 )+(本気モード+1)+(フラスターエスケープ+3)=60★
≦−2→ルナティックスボールに。

ほよん、ほよんほよんほよん……。 ――パシッ。

てゐ「…………慈悲は無いよ」

布都「う、うむ……」

てゐ「(なんだか罪悪感がしてきた……)」

実況「――て、てゐ選手! ここはボールを奪う事に成功します!
そして……えー。そして……信じがたいことに、これでルナティックスは大きな得点チャンスです!
ボールはペナルティエリア内でてゐ選手に渡り、残すDFは高杉選手と大丸選手のみ!
岸田選手は佳歩選手のボールを奪わんと飛び出した影響で、すぐにはタックルに向かえない状況!
普段とは変則的かつコマは劣りますが、それでもチャンスはチャンスなのです!!」

観客「わ、ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!?」

鈴仙「(今の展開のヒドさに、実況やら観客やらもうろたえてる感じね……気持ちは分かるけど。
――しかし、折角の得点チャンスなのに。下がっちゃったせいで、自分が決めれなさそうなのは悔しいわね。
後はてゐか、それともすぐ近くの佳歩に任せるしかない……かしら。具体的には……)」

484 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/07/31(金) 01:03:00 ID:gy7CTCIg
これまでの展開は何だったのか、とも思いたくなる布都のゆるふわパスから目を逸らしながら、
神子と並んで前線一歩手前――ゴールから30メートルの位置に居る鈴仙は、仲間への指示を考える。
具体的には……。

A:このままてゐに一対一を狙ってもらう。
B:このままてゐにボールキープして貰い、鈴仙達が上がりきるのを待ってもらう。
C:ここから少し後ろにパス。佳歩の『ラビットテイル』で決めてもらう!
D:ここから少し後ろにパス。佳歩に一対一を狙ってもらう。
E:ここから後ろにパス。鈴仙に一度ボールを預ける。(更に選択)
F:ここから布都にパス。今度はタックルで彼女のオフェンスの酷さを確認する。
F:その他 自由選択枠

鈴仙のガッツ:410/970

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

―――――――――――――――
……と、言ったところで今日の更新はここまでです。
>>479
システム上の最低値ですね。モブチームの名無し選手の苦手能力くらいです。
>>482
むしろこれまでオフェンスのひどさが露呈しなかった事を褒めてやってくださいw

485 :森崎名無しさん:2015/07/31(金) 01:06:14 ID:s8Gz+ZSo
A

486 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/07/31(金) 01:06:21 ID:gy7CTCIg
Fが二つありますが、自由選択枠の方をGに変えて書いてくださると助かります(汗)
それでは、皆様、本日もお疲れ様でした。

487 :森崎名無しさん:2015/07/31(金) 01:06:24 ID:V6vniE7I
A

488 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/07/31(金) 22:25:12 ID:gy7CTCIg
A:このままてゐに一対一を狙ってもらう。

鈴仙「(……私も得点王を狙ってみたいけど。
だけど岸田や布都を抜いた今の好状態をリセットするには惜しいわね。
だったら、てゐの体力的に割とカツカツだろうけど……)――てゐ! このまま一対一を狙って!」

てゐ「……何となく、そう言うと思った!」

タッ! スタタタタタタタッ……!

実況「ボールをカットしたてゐ選手、その勢いを維持したままゴール前へと向かっていく!
守備の要衝だった物部布都選手を抜いた後は、後はゴールへとまっしぐらだ〜〜!」

高杉「くそっ! 俺様の輝かしい未来と生きがいの為にも負けられるか!」

大丸「微力ながら手を貸そう、高杉殿!」

ダッ! ズザアアアアアアアアアアアアアアッ!

てゐ「……どきな! 今の私は柄にも無く目立ちたいんだよ!」

――ダッ!

489 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/07/31(金) 22:27:39 ID:gy7CTCIg
先着2名様で、

★てゐ→ドリブル 51 (! card)(! dice + ! dice)+(本気モード+1)=★
★高杉→タックル 47 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=
 大丸→タックル 43 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→てゐ、ドリブル突破! 川上と一対一だ!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(鈴仙がねじ込み)(佳歩がねじ込み)(岸田がフォロー)
≦−2→聖徳ボールに。

【補足・補正・備考】
てゐのマークがクラブ以外の時、「シロウサギドリブル(+3、吹飛2)」が発動します。
高杉のマークがダイヤの時、「パワーチャージ(+2)」が発動します。

490 :森崎名無しさん:2015/07/31(金) 22:29:46 ID:???
★てゐ→ドリブル 51 ( クラブQ )( 1 + 3 )+(本気モード+1)=★

491 :森崎名無しさん:2015/07/31(金) 22:34:14 ID:???
★高杉→タックル 47 ( ハート4 )( 1 + 5 )+(人数補正+1)=
 大丸→タックル 43 ( スペード9 )( 3 + 5 )+(人数補正+1)=★

492 :森崎名無しさん:2015/07/31(金) 22:34:36 ID:???
★高杉→タックル 47 ( ハート2 )( 1 + 5 )+(人数補正+1)=
 大丸→タックル 43 ( ハートA )( 4 + 3 )+(人数補正+1)=★

493 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/07/31(金) 22:47:47 ID:gy7CTCIg
★てゐ→ドリブル 51 ( クラブQ )( 1 + 3 )+(本気モード+1)=56★
★高杉→タックル 47 ( ハート4 )( 1 + 5 )+(人数補正+1)=54
 大丸→タックル 43 ( スペード9 )( 3 + 5 )+(人数補正+1)=52★

てゐ「それそれそれ〜っ!」

ダッ! ダダダダダダダッ!

高杉「う、うおおおおっ! 動け俺の足! 後一センチでも良いから……!」

大丸「……無念」

実況「てゐ選手、自慢の『シロウサギドリブル』は敢えて使わず、
ここは持ち前のすばしっこさを活かしてタックルを回避! そしてそのままゴールへと向かいます!」

川上「お、俺は…俺のサッカー人生、こんな所で終わって堪るかァ!!」

グッ…!

てゐ「残念、アンタのツマラナイ人生なんて、ここでチェックメイトだよ!
(――と、ハッタリをかましつつも。私も体力的に実はヤバげなんだよなぁ。
『ロビングシュート』を使えばまず入るだろうけど、入った後にお荷物になっちまう。
だからと言って、ドリブル突破も反則やらミスの危険があるしなぁ……)」

タッ!

実況「そしてそしてぇ! 川上選手が身構えて……てゐ選手が大きく動いた〜〜!
後半28分! 試合もいよいよクライマックスとなった今、この一対一勝負を制するのはどちらだ〜〜〜!?」

494 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/07/31(金) 22:50:39 ID:gy7CTCIg
てゐ「(試合は現在2−2の同点。ここは絶対決めなきゃいけない場面だし……しゃあない。
――最後の保険に、「アレ」の準備もしておこうかね)」

スッ……。

先着3名様で、

★てゐの選択→! card ダイヤかハートならドリブル、スペードかクラブならシュート
 川上の選択→! card ダイヤかハートならドリブルに備える、スペードかクラブならシュートに備える★
★てゐ ドリブル/ロビングシュート 52/54 (! card)(! dice + ! dice)+(本気モード+1)=★
★川上 そなえる 47 (! card)(! dice + ! dice) =★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→てゐが貴重な勝ち越し点を決める! これで逆転だ!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(鈴仙がねじ込み)(佳歩がねじ込み)(岸田がフォロー)
≦−2→川上、ゴールを守る!

読みが一致すればGKに+2の補正、読みが不一致ならGKに−2の補正です。

【補足・補正・備考】
てゐがドリブルで、マークがクラブ以外の時、「シロウサギドリブル(+3、吹飛2)」が発動します。
てゐはドリブルの時、スキル・マリーシアにより、クラブで敗北時相手の反則扱いにします。(※ただし5以上の敗北で発覚)

495 :森崎名無しさん:2015/07/31(金) 22:55:22 ID:???
★てゐの選択→ ハート6  ダイヤかハートならドリブル、スペードかクラブならシュート
 川上の選択→ ハート10  ダイヤかハートならドリブルに備える、スペードかクラブならシュートに備える★

496 :森崎名無しさん:2015/07/31(金) 22:56:57 ID:???
★てゐ ドリブル/ロビングシュート 52/54 ( ダイヤQ )( 1 + 6 )+(本気モード+1)=★

497 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/07/31(金) 22:57:23 ID:gy7CTCIg
すみません、てゐのドリブル値は51+(本気モード+1)でした。
結果にて修正しますので、そのままお引きください。

498 :森崎名無しさん:2015/07/31(金) 22:58:09 ID:???
★川上 そなえる 47 ( ハート10 )( 5 + 3 ) =★

499 :森崎名無しさん:2015/07/31(金) 23:28:56 ID:???
てゐくん値千金の逆転ゴールだ!
一時期もうこりゃゲームオーバーかなという空気は見事吹き飛びましたね。

鈴仙さんの得点王はちと厳しいかも? レミリアさんはあと二試合あるし

慧音「最近私の存在感が薄い」

500 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/08/01(土) 00:06:55 ID:y66YlGf+
★てゐの選択→ ハート6  ダイヤかハートならドリブル、スペードかクラブならシュート
 川上の選択→ ハート10  ダイヤかハートならドリブルに備える、スペードかクラブならシュートに備える★
★てゐ ドリブル/ロビングシュート 52/54 ( ダイヤQ )( 1 + 6 )+(本気モード+1)+(シロウサギドリブル+3)=63★
★川上 そなえる 47 ( ハート10 )( 5 + 3 ) +(読み当て補正+2)=57★*吹き飛び!

てゐ「……まあ、深く考えるだけ損かな。無謀にも強敵に突っかかるのは寿命を縮めるけれど、
万一の危険を恐れて何にもできなくなるのも寿命に悪いしね!」

タッ! ド ド ド ド ド ド ド ド !!

てゐ「――どきなっ! 今の私に近寄るんじゃないよ。 ……『シロウサギドリブル』だっ!!」

ドゴオオオオオオッ!! バギイイッ!

川上「ぐ……ぐふっ!!」

てゐ「ふん。軽く千年位は寝込んでな。 ……それっ」

……バシュッ、ズバッ。
――ピピィイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイッ!


永遠亭ルナティックス 3 − 2 聖徳ホウリューズ

501 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/08/01(土) 00:07:55 ID:y66YlGf+

大会得点ランキング(表記はメインキャラのみ):
12ゴール レミリア、鈴仙
9ゴール  フランドール、射命丸
8ゴール  魔理沙
7ゴール  勇儀
6ゴール  来生、屠自古
5ゴール  星、諏訪子
4ゴール  森崎、神子、反町、霊夢
3ゴール  早苗、謎の向日葵仮面
2ゴール  神奈子、ピエール、メルラン、天子、赤蛮奇、空、佳歩、岬
1ゴール  妹紅、咲夜、美鈴、サニー、リリーB、ぬえ、響子、永琳、てゐ
       影狼、藍、幽々子、幽香、針妙丸、パチュリー、小田、椛、パスカル


大会アシストランキング(表記はメインキャラのみ):
6アシスト パチュリー、霊夢
5アシスト 小町
4アシスト てゐ、神子
3アシスト 早苗、ピエール、小悪魔、マミゾウ
2アシスト 森崎、反町、はたて、岬、空、お燐、ウサギB、レミリア、アリス
1アシスト 鈴仙、影狼、大妖精、橙、諏訪子、佳歩
       衣玖、針妙丸、リリーW、ルナサ、ぬえ、永琳、妹紅

502 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/08/01(土) 00:09:07 ID:y66YlGf+

実況「ゴ〜〜〜〜ッル! ここで……! ここで! とうとう永遠亭ルナティックスが逆転だ〜〜!!
3−2!! 波乱と混沌の全幻想郷選抜大会の準決勝戦第一試合は、後半28分でひときわ大きく動きました!
永遠亭ルナティックスの影の役者、因幡てゐ選手がここに来て1点をもぎ取る大活躍!

ルナティックスと言えば、八意永琳選手や中山政男選手。最近では鈴仙選手の存在感が大きいですが、
逆転に至るまでの2点をアシストし得点したのは、比較的無名な佳歩選手とてゐ選手でした!
まさしく、全選手がエースと言わんばかりの隙の無さ! 往時の博麗連合をも思わせるチーム力です!!」

観客「ウワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!」
「す、凄いぞルナティックス……!」「あの絶望的な状況を、ひっくり返しやがった……!」
「聖徳ホウリューズも良いけど、やっぱルナティックスだよな!」「皆がんばれーー!」

鈴仙「観客達の様子が元に戻ってる。こころが試合に出るようになったから、ってのが大きいと思うけれど。
今までのプレーが、お客さんの心を少しでも掴めたから……だったりして」

佳歩「てゐさまー! 凄い、凄いですっ!」

てゐ「ホメ過ぎだって、佳歩ちゃん。私がここまで来れたのも、鈴仙が守りに徹してくれて、
永琳様が弾いてくれて、佳歩が運んでくれて……。そいで、アホっぽい自称策士がミスってくれたお蔭なんだからさ」

布都「き、貴様等ァ! 陰湿な陰口は慎めい! 泣くぞ!」(←たまたま聞いてた)

鈴仙「えっと。最後のは置いといて。……謙虚じゃないの、てゐの癖に」

てゐ「鈴仙が最近といいさっきのシュートといい、調子に乗ってるからね。バランスを取ってるんだよ」

503 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/08/01(土) 00:10:29 ID:y66YlGf+
鈴仙「嫌なバランスの取り方ね……(――さて、調子に乗ってるって言われた傍だけど。
だけどここは士気の高揚やこれからの動きの為にも、何か簡単に号令でも上げた方が良いかしらね?
細かい作戦だったら、今の隙にでも決められそうだし……)」

A:「皆! これで逆転よ! このまま勝ち切りましょう!」無難に激励する。
B:「皆、気を付けて! 聖徳ホウリューズはここで終わるチームじゃないわ!」注意を喚起する。
C:「皆、今の点差を守る為にも、ここからは守備を重視していきましょう!」守備重視にするよう指示を出す。
D:「皆、更に点差を付ける為ににも、ここからは更にガンガン攻撃していきましょう!」攻撃重視にするよう指示を出す。
E:「ようし、とりかごだ!」ここから先はボールを取り次第とりかごにする。
F:「あーこの試合勝ったわ。もうここから私GK姫様FWで良いんじゃないですかー?」相手を舐める。
G:その他 自由選択枠

鈴仙のガッツ:410/970

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

*攻撃・守備に寄らせたく無い場合はAかBを選択してください。

504 :森崎名無しさん:2015/08/01(土) 00:14:59 ID:leH2TmmM


505 :森崎名無しさん:2015/08/01(土) 00:16:23 ID:9icx4J5M


506 :森崎名無しさん:2015/08/01(土) 00:18:27 ID:6Lfg81Ao
B

507 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/08/01(土) 00:52:15 ID:y66YlGf+
B:「皆、気を付けて! 聖徳ホウリューズはここで終わるチームじゃないわ!」注意を喚起する。

鈴仙「――皆、気を付けて! 聖徳ホウリューズはここで終わるチームじゃないわ!」

鈴仙は最初、今の雰囲気に乗ってチームメイトを激励しようと思ったが、
この大一番で逆転された聖徳ホウリューズが狼狽えるどころか、
ほぼ何の反応も見せない素振りである事が気になり、そう注意を喚起することにした。

慧音「分かっているよ。ここで油断をして失点は、DFとしては死んでも避けたい場面だからな」

永琳「……それに。何だか、この試合は最初から今まで全てがおかしい。
試合の流れや作戦、不可解な行動、現れぬ腹心……。
――彼女達には、この試合に勝つこと以外に、何らかの陰謀を企てていてもおかしくないもの」

そして、鈴仙の発言は浮き足立ったルナティックスメンバーを落ち着かせる事に役立った。
それは劇的な逆転劇に湧いた観客席にとって、やや物足りない情景ではあったが、
今の鈴仙達には観客の人気取りよりも大事な事がある。

鈴仙「(……聖徳ホウリューズ。アンタ達がどんな事を考えているのかは分かんないけれど。
このまま勝ち切って、私達のチームがヒーロー頼りじゃないんだって、分からせてやるんだから……!)」

圧倒的な個とそれに従う専門家により構成された聖徳ホウリューズは、成程理に適って効率的に強いチームである。
自分達永遠亭ルナティックスは、聖徳ホウリューズよりも「割り切った」チームではない。神子から言わせれば甘いチームだろう。
しかし、そんな甘さこそが時には役者を輝かせる。現に、自分はこのチームの中で輝きを得る事ができたのだから、間違いない。
――鈴仙は、そう彼女達に言ってやりたいと思っていた。

*冷静な発言で、永琳印象値が少しだけ上がります。52→53

508 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/08/01(土) 00:58:06 ID:???
……と、言ったところで中途半端になりましたが今日の更新はここまでです。
>>499
今のでゲームオーバーの確率はほぼ無くなりましたね。
残りの試合時間も、比較的短期間で終わらせようと思っています。
ただでさえここまで分量的、期間的にも長引いてしまいましたし…(汗)

慧音先生は序盤〜中盤の成長・覚醒機会をうまく活用できない上、姫様強化に裂かれた時間の割りを食らったなど、
運的にも選択肢的にも不遇な感じですね…。今から引き上げるには、効率を度外視した「愛」が大事になってくるかもしれません。

それでは、皆様、本日もお疲れ様でした。

509 :森崎名無しさん:2015/08/01(土) 15:47:41 ID:???
>今から引き上げるには、効率を度外視した「愛」が大事になってくるかもしれません

イラナイツ入団確定

510 :森崎名無しさん:2015/08/01(土) 18:22:50 ID:???
乙なのです

か、佳歩ちゃんも前そんなこと言われてたけど大化けしたし
それに基礎値は高いし
(あのときとは時期が違うと言ってはいけない)

優秀なDFであることはたしかなんだし
三章以降も仲間でいてくれるなら活躍する場面もでてくるんじゃないかな
下手に優秀すぎて幻想郷選抜に引き抜かれることもなさそうだし

511 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/08/02(日) 02:07:13 ID:RQjTyqTs
こんばんは、リアルで付き合いがあったので遅くなりましたが1判定だけ更新します。
>>509
ただ、今の状態でもDF不足の幻想郷では割と貴重な人材だったりします。
>>510
乙ありがとうございます。ブロックであと一回覚醒しただけでも、慧音先生の存在感はかなり変わると思います。
ただ、これは慧音だけに限った話じゃないですが、
第三章でもルナティックスメンバー全員が味方で居てくれるかについては、何とも言えませんね。

512 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/08/02(日) 02:09:14 ID:RQjTyqTs
神子「ここで終わるチームでは無い、か。鋭いのか、それとも適当に言っているだけなのか。判断に困るな」

屠自古「……ただ、そう思われて敗北した方が吉という事もあります。
ここでの敗北はともかく、大敗のイメージを植え付ける事は良くありません」

――そして、ルナティックスが勝って兜の緒を締める中、
退場した岬と、反省している布都を除き今や2人となった聖徳ホウリューズの幹部メンバー達は、
残された試合時間における身の振り方について協議していた。
試合時間はロスタイムを含めても10分を切っているが、点差は僅か1。
失点も恐れず全力で攻めに向かえば、決して追いつけぬ大差ではない。

神子「我々には、ある程度のビジョンを提示する事が必要だ。
つまり、人間は結束すれば、妖怪に怯えて暮らさず、地上の王者となれるのだと言う希望を。
そしてその為には、あらゆる手段を用いてでも勝ち取るべきであるという思想を。
――観客の扇動はあくまできっかけづくりに過ぎない。
彼ら自身が、これまで『異端』とされて来た危険思想を受け入る為には、ある程度の下地が必要だからね」

しかし、神子が語るように聖徳ホウリューズの厳密な目標は勝利では無い。
如何にして、自身達のメッセージを幻想郷の多くの人間に見て貰うかである。
だからこそ神子は、勝利が怪しくなって来た今の局面に、こうした打算的な思考をも含めて計算し
……冷静で頼れる側近である屠自古に対し、こう発令した。

先着1名様で、

★聖徳チームのこの先→! card★

と書き込んでください。数値で分岐します。

JOKER→神子「えーい! もう色々考えるのメンドイからキックオフシュートでいいや!」屠自古「え」
ダイヤ・ハート→こころ(楽)「……」神子「(何時の間にか面が変わってる……。――ま、折角だし、もう少しこれで攻めてみるか)」
スペード→神子「仕方無い。もう一度だけ、攻めを構築してみるか。……新たな勅を使って」
クラブ→神子「……これ以上の消耗は良くない。ある程度抗った素振りだけ示して、流そう」

513 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/08/02(日) 02:14:09 ID:???
と、言ったところで今日の更新はこれだけです。
明日も昼から夜まで用事があるので、更新量は少なくなりそうです…。
皆様、本日もお疲れ様でした。

514 :森崎名無しさん:2015/08/02(日) 02:14:09 ID:8Ar1NiiU
★聖徳チームのこの先→ ハート8

515 :森崎名無しさん:2015/08/02(日) 02:14:16 ID:???
★聖徳チームのこの先→ ダイヤA


516 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/08/02(日) 22:39:58 ID:RQjTyqTs
★聖徳チームのこの先→ ハート8 ★
ダイヤ・ハート→こころ(楽)「……」神子「(何時の間にか面が変わってる……。――ま、折角だし、もう少しこれで攻めてみるか)」

神子「(とはいえ。当の屠自古も私の前では気丈に振る舞ってはいるが、もう『ガゴウジサイクロン』は使えまい。
私自身も、ゲームメイクをするか、点を取りに行くか。どちらも両立して行える程は無い。さて……)――ん?」

こころ(楽)「…………」ジーッ

神子「……あれっ。何をやっているの。勝手に面を変えてしまって」

苦し紛れであるとは分かっていながらも、神子が次の方策を軽く練っている時。
何時の間にかお面を変えて、こころは神子の事をじーっと見つめていた。
顔はいつも通りの無表情であるが、今度は何一つとして喋る気がないらしい。
……いや、『言いたい事も言えない』だけかもしれないが、彼女は兎に角静かになっていた。

こころ(楽)「…………」

神子「……えーっと。『折角だから、自分も少しは活躍したい』ですって?
でも、他の面と違って、この『楽しむ猛毒の面』は地味だからなぁ。
正直、今の状況を打開するには力不足と言うか」

こころ(楽)「…………」

神子「――まぁ、分かったよ。どうせ私はこの試合でこれ以上は望まない。
だったら、次のキックオフからのゲームメイクは任せるから。好きなようにやってみなさい」

こころ(楽)「…………」

トテトテトテ……

どうやらまだ試していなかった面の力を使ってみたかったらしい、彼女の言外の欲を聞き取った神子は、
半分呆れたように彼女の申し出を受け入れる事にした。

517 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/08/02(日) 22:41:15 ID:RQjTyqTs
そして――。


……ピィイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイッ!

実況「さあ、もしかしたらこの試合最後になるかもしれないキックオフです!
聖徳ホウリューズの攻撃から始まり、ボールはまず……中盤の神子選手では無く、
右サイドハーフの秦こころ選手に渡りました。
こころ選手、暫く先ほどまでの頭の悪すぎるプレーとは考えられぬ程丁寧なボールキープで、
数分間パスワークを主導しまして……そして後半31分!」

こころ(楽)「…………」

グワァァッ、バシュウウウッ!

実況「こころ選手、ルナティックスのFWの頭を通り越すような、神子選手へのパス!
先ほどのような、FWとMFの連携による攻撃失敗を教訓としたのか、
確実にルナティックスの守備を分断しようとしております!」

518 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/08/02(日) 22:42:26 ID:RQjTyqTs
鈴仙「……!(――何か、急に知的なプレースタイルになったわね……あの面霊気。
でも……このパスの威力は石田や神子には正直劣るけれど、地味に侮れない程度はある。
私一人だったら、素通ししちゃうかもしれない。
でもだからと言って無視してると、速攻で神子が更なるパスを出して来るでしょうし……。
実際、それで本間あたりにでも渡って、一対一を狙われるとかなりマズいのよね。
うーん、ここは……どうしようかな?)」

A:ここはパスカットに向かう!(鈴仙のパスカット:49)
B:佳歩と協力して、2人でパスカットに向かう!
C:佳歩にパスカットを任せて、自分はフォローに徹する!
D:この有利な状況で焦る必要は無い。パスは素通しさせる。
E:その他  自由選択枠

鈴仙のガッツ:430/970

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

*こころの被る面が『楽しむ猛毒の面』に変わりました。以降、面が変わるまでこころの能力・必殺技は反町とほぼ等しくなります。
 (一部再現していない部分もあります)

519 :森崎名無しさん:2015/08/02(日) 22:47:32 ID:2NL4iVuw
E自分も下がって守備に参加し守りに徹して守りきる

520 :森崎名無しさん:2015/08/02(日) 22:48:31 ID:mKoj34TE
B

521 :森崎名無しさん:2015/08/02(日) 22:52:41 ID:DZ3o5QeU
B

522 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/08/02(日) 23:10:23 ID:RQjTyqTs
B:佳歩と協力して、2人でパスカットに向かう!

鈴仙「(パスの連続で来られたら、速攻でボールを前線まで通しちゃうわ!
ここは何としてでも、少しでも前で止めないと……!)――佳歩! 私と一緒にカットに動いて!」

佳歩「はい、わかりました!」

バッ! バッ!

実況「鈴仙選手と佳歩選手、こころ選手の放った正確なパスに対しカットへと向かいます!」

こころ(楽)「………………」

先着2名様で、

★こころ(楽)→モンキーポゼッション 52 (! card)(! dice + ! dice)=★
★鈴仙→パスカット 49 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=
 佳歩→パスカット 49 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→神子、パスキャッチ。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(パスカルがフォロー)(小田がフォロー)(本間がフォロー)
≦−2→聖徳ボールに。
【補足・補正・備考】
鈴仙のマークと敵スートが一致時、スキル・狂気の瞳LV3により敵の数値が−2されます。
鈴仙のマークがダイヤの時、「アキュラースペクトル(+2)」が発動します。

523 :森崎名無しさん:2015/08/02(日) 23:11:04 ID:???
★こころ(楽)→モンキーポゼッション 52 ( スペード8 )( 1 + 3 )=★

524 :森崎名無しさん:2015/08/02(日) 23:14:09 ID:???
★鈴仙→パスカット 49 ( ダイヤ6 )( 2 + 6 )+(人数補正+1)=
 佳歩→パスカット 49 ( ダイヤK )( 3 + 4 )+(人数補正+1)=★


525 :森崎名無しさん:2015/08/02(日) 23:25:21 ID:???
聖徳ボール?まさかこうなることを見越してスピンをかけて必ず相手がカットできないよう・・・!

526 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/08/03(月) 00:10:30 ID:QkAZMNvg
>>525すみませんミスです(爆)普通にルナティックスボールですね。
★こころ(楽)→モンキーポゼッション 53 ( スペード8 )( 1 + 3 )=57★
★鈴仙→パスカット 49 ( ダイヤ6 )( 2 + 6 )+(人数補正+1)+(アキュラースペクトル+2)=60


鈴仙「(これは……妖怪の山FC戦で反町君が見せた『トリカブトパス』にソックリね。
でもそれなら、さっきみたいなレーザーパスとも違って、手の打ちようはある!)
……それっ、『アキュラースペクトル』ッ!」

タ ッ ! ――ブ ウ ウ ウ ウ ン……!
……パシッ!

こころ(楽)「……やっぱり、ダメだった………」

佳歩「しゃ、しゃべった!?」

実況「鈴仙選手、ここは守備でも存在感を見せつけました!
身軽さと器用さを活かした分身パスカットで、ボールを真正面からカット!
永遠亭ルナティックス、センターサークル付近でボールを奪い返しました!」

鈴仙「よ、よし! 想像以上に上手く行ったわね……!」

佳歩「鈴仙さま、ナイスです!」

パスカル「今は後半32分。ロスタイムも入れて残り5分強と言ったところだな……。
――ああ、それと負傷したケイネさんは戻って来ているから、今俺達はきちんと11人いるぞ」

527 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/08/03(月) 00:11:52 ID:QkAZMNvg

鈴仙「パスカル君、色々説明ありがと……(……でも、ここからどうしようかな。
試合時間は少ないし、聖徳チームはさっきのこころ以外はそこまで攻めッ気が感じられないから、
ここからボールキープを続けても勝てそうな気はするけれど。
このまま得点を狙って、試合終了間際に最後の特攻をかけたい気持ちもあるわね……得点王的に考えて。
ただ、それで万一途中でボールを取られてそのままカウンター。そして失点して同点、って事になれば、
試合の手間的にも、師匠や回りの評価的にも大変な事になっちゃうかもしれない。

ノーリスクで確実な勝利を得るか。僅かなリスクを背負い、大きなリターンになる得点を重ねに行くか。
――このチームの実質的キャプテン代理として、私はどうすべきかしら……)」

A:このままパスワークで試合を終わらせる。(確実に試合が終了します)
B:ここはチャンス! 更に攻めて追加点を狙う。(更に攻め方について分岐)
C:間をとって、試合終了間際にセンターサークル付近でシュート!
D:その他 自由選択枠

鈴仙のガッツ:390/970

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

―――――――――――――――――――――――――
……と、言ったところで今日の更新はここまでにします。
皆様、本日もお疲れ様でした。

528 :森崎名無しさん:2015/08/03(月) 00:20:12 ID:rh0I3wXo
C

529 :森崎名無しさん:2015/08/03(月) 04:38:56 ID:fC/kfUJI
B

530 :森崎名無しさん:2015/08/03(月) 17:15:49 ID:I5J51MVA
A

531 :森崎名無しさん:2015/08/03(月) 18:03:47 ID:75VNPJVM
A

532 :森崎名無しさん:2015/08/03(月) 20:17:25 ID:???
乙です

ドイツ戦はできそうにないかも

533 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/08/04(火) 00:42:27 ID:mVCLQ89E
こんばんは、更新します。
>>532
乙ありがとうございます。
ドイツ戦は結構厳しい塩梅になってますし、浮き球アップなど他のメニューも良いかもですね。

A:このままパスワークで試合を終わらせる。(確実に試合が終了します)

鈴仙「(……私としたら、このままゴールも決めて試合終了と行きたいところだけど。
――でも、無理して攻めるリスクを皆に強いる訳にもいかない。だから、ここは――)
……パスカル君。ボールを回しましょう」

バシッ……ポムッ。

パスカル「……そうか。賢明だな、レイセン。――それっ、エイリンさん!」

バシッ……。

実況「――そして、ボールを奪ったルナティックスはこのままパスワークに。
これ以上の得点よりも、手堅く今の点差を堅守したい意図でしょうか!
そして聖徳ホウリューズもパスカットに向かいますが、今の立て続けの失点で士気が削がれたのか、
中々上手く攻め入る事ができません! そして時間が経過していき……!」


――ピッ、ピッ。……ピィイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイッ!!

神子「………………」


永遠亭ルナティックス 3 − 2 聖徳ホウリューズ  試合終了!

534 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/08/04(火) 00:44:35 ID:mVCLQ89E

実況「試合終了〜〜〜〜〜!! 3−2で永遠亭ルナティックスが聖徳ホウリューズを下しました!
試合開始から後半の半ばまで、聖徳ホウリューズ優勢な展開が続きましたが、
鈴仙選手が佳歩選手、てゐ選手と協力した新必殺シュートを編みだし同点に追いついてからは、
試合の趨勢は大きくルナティックスに偏り……そして今、辛うじてではありましたが、勝利を掴みました!」

鈴仙「(……苦しい戦いだったわ。試合前の盤外戦術、特殊な戦略に一芸特化選手。
それを潜り抜けたと思ったら、勝負運に見放された上に強力な新選手。
――何というか、ここで勝てたのが奇跡みたい。……というか、今も何だか釈然としないわ。
あれだけ勝ちに拘っていた筈の聖徳ホウリューズが、いざ負ける段になっても……あんなに、静かなんて)」

神子「………………負けたか」

布都「申し訳ございません、太子様! 我が不甲斐ないばかりに!
こうなったら、我は 投扇興 しますぞ!!」

こころ(喜)「はぁーあ。やっぱり太子はダメだなぁ。やっぱり私みたいなエースが傍に居ないと」

鈴仙「(……いや、静か……でもないか。だとすると、流石に考えすぎかなぁ……)」

――今回の勝利は、鈴仙にとってもっとも大きく得難いもの……である筈だった。
眼前に聳える幾つもの困難を乗り越え、仲間と結束を固め合った末の勝利。
それは本来どうしようも無く劇的で、達成感を覚えざるを得ない。
にも関わらず、今の鈴仙はどうしても心から、この勝利を喜べない。
目の前の困難はあくまで目くらましで、どこか地中深くに真の試練が待ちわびているような。
そんな感触を拭いきれないでいた。

535 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/08/04(火) 00:48:32 ID:mVCLQ89E
永琳「――ウドンゲ。あんたの考える事。多分正解よ」

鈴仙「えっ? 師匠? というかどうしてナチュラルに私の思考を読んでるんですか?」

永琳「それは貴女の脳内に埋め込んであるICチップでね……」

鈴仙「い、何時もの電極じゃないんですか!?」

永琳「……悪かったわね。同じネタを使い回して。
――兎に角、そうやって聖徳ホウリューズへの警戒を怠らないのは正解よ。
試合中にあんたが言った通り。……聖徳ホウリューズは、『ここで終わるチーム』じゃあないからね」

鈴仙「…………?」

そして、そんな鈴仙を諭してくれたのは永琳だった。
彼女は鈴仙を軽く労いつつ、可愛らしい冗談を飛ばしながらも、鈴仙に適当な警告を送る。
鈴仙はポカンとした表情で永琳の発言をかみ砕こうとしていたが。



          ―――ドガァァァァアアアアアアアアアアアアアアンッ!



――その思考は、妖怪の山モリヤスタジアムの外壁を大きく開けた爆音により遮られた。

536 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/08/04(火) 00:50:54 ID:???
てゐ「な、なにィ!? いや、『なんだと〜!』的な意味じゃなくって、『これは何?』的な意味でね!?」

岬「……!(――な、何だ今の爆音は……? こんなの、僕が知ってる計画に無かったぞ……!)」

神子「(……始まったか。延長戦まで長引かなくて、結果的に良かったかな)」

中山「(これは……もしや。俺達は最初から、ハメられていたという事だったのか……!?)」

鈴仙「な、な、な……何が起きたってのよ!?」

佳歩「れ、鈴仙さま……ケホッ、コホッ。大丈夫ですかぁ……?」

――鈴仙が我に帰った時、フィールドは荒野と化していた。
瓦礫の山が地面を抉り、爆炎が天然芝を焼き焦がす。
佳歩の助けを借りて起き上がると、全身には擦り傷が出来ていた。

屠自古「な……何だ。何が起きている……?」

布都「……た、太子様ー!? お助けくだされー!」

こころ(楽)「………………あつい」

537 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/08/04(火) 00:52:48 ID:???
パスカル「聖徳ホウリューズの選手も、今の状況を分かって無いみたいだな……。
――すまんレイセン、人間の俺の目には周囲は砂埃しか見えないんだが。
君の瞳だったら、遠くの視界がクッキリ見えたりはしないか?」

鈴仙「えーっ。そ、そんな事言われても……。狂気の瞳はメガネじゃないんだし。
私の視力なんて、精々が2、300メートル先の文字が読める程度よ」

パスカル「自分で聞いといて難だが……レイセンってそう言えば妖怪だったんだな。それも、かなり位の高い」

鈴仙「正確には玉兎だけどね。まぁ、位が高いのは間違いじゃないけど……。
――って、まぁ、要するに。私の見れる限りで周囲を視れば良いのよね?」

鈴仙はパスカルと会話を交わすと、一瞬で戦場と化したスタジアム。
先ほど壁に穴が開いた先を見ると――。


上級妖怪A「グルル……」

上級妖怪B「……コー、ホー……」

上級妖怪C「グオゴゴゴ……」

鈴仙「……妖怪が居るわ。それも、あからさまなヒト型じゃない。話が通じ無さそうな化け物が、うようよと」

538 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/08/04(火) 00:54:20 ID:???
観客A「きゃ、きゃぁぁぁーーー!?」

観客B「こ、怖い妖怪がスタジアムにーー!?」

観客C「俺達下級妖怪じゃあ話になんねぇ、逃げよう!」

カグヤファンB「カグロットォォォオオオオーーー!?」

観客D「ああ! 腹筋が少し強いだけで心優しい少年の、カグヤファンBくんが恐怖のあまり泣いてしまった!」

実況「う、うわああーっ! これはどうした事でしょう!!
永遠亭ルナティックスと聖徳ホウリューズとの試合が終わってみたは良いものの、
突如、謎の妖怪軍団が妖怪の山モリヤスタジアムに乱入してきました!
彼らには理性が無く、手当り次第人間を襲っている模様!
只今、天狗警備隊が応戦しておりますが、数が多く戦況は劣勢!
こ、このままではこのスタジアムはおわ……うわぁぁぁっ!」


――ドゴオオオオオオオオオオオオオオンッ!


鈴仙「う、うっひゃぁぁぁあっ! また爆発したーーっ!」

ウサギB「……何て事でしょう。信じられません! こんなの、データに無かった……!!」

つかさ「……鈴仙さま。このままじゃあ、確実に死者か……そうで無いにしても、けが人が出ます!」

539 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/08/04(火) 00:58:02 ID:???
輝夜「ぶっちゃけえーりんに任せたら、この程度の妖怪なんとかなりそうだけどね!」

永琳「――そうね。何とかするだけなら……ね」

妹紅「どうしたのさ。そんな渋った言い方をして」

慧音「……恐らく、薬師殿はこう言いたいのだろう。自分が妖怪を駆逐するのは簡単だ。
しかし、そうしたら今度は、自分達が新たな脅威となるのが恐ろしいのだろう」

てゐ「人間ってのは、自分より強いヤツが大嫌いだからねぇ。
この場を解決できても、次はお師匠様が畏怖の対象になっちゃう」

永琳「臆病な話だけど。……そうなった時、私は輝夜を無血で守り切れる自身は無いもの。
姫を守るために、姫が望まぬ殺しをしてしまうかもしれない。……それは、ハッキリ言って嫌だから」

パスカル「お、おいおい……! じゃあ、この場は我慢して、今みたいな『異変』を察知した、
博麗の巫女とやらに全権を委任するしかない、とか言うのか!? まだ来ていないのに!?」

永遠亭ルナティックスのメンバーも、この状況に少なからず混乱していた。
現状を解決するだけならば、永琳や輝夜など、強大過ぎる力を持つ者は多く居る。
しかし、彼女達はこれまで人間に害を為さぬ者として、ひっそりと竹林の奥で過ごして来た。
一度強力な魔力や武力を見せてもなお、人間達は同じ目で永遠亭へと来てくれるだろうか。
そうした理由から、彼女達は彼女達で動けないでいた。

中山「……もしかしたら。これが豊聡耳神子の真の狙いなのかもしれない」

鈴仙「……?」

中山「彼女達は本当は、試合の勝ち負けなんてどうでも良かったんだ。
彼女達に必要なのはひたすら、こっちの意識を試合に逸らし、時間を稼ぐ事一点だったんだ。
……天邪鬼あたりをけしかけて起こしたであろう、今回の『異変もどき』の解決。
それこそが、奴の目的だった……そうは考えられないか?」

540 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/08/04(火) 01:06:31 ID:???
そんな時中山は、一つの仮説を立てた。
果たして彼の宣言通り、慌てふためく聖徳ホウリューズメンバーの中で、
豊聡耳神子だけは帯刀した七星剣の鞘を抜いて、強力な一つ目の妖怪を一閃で斬り伏せていた。

神子「――さあ、人間達よ! ここは我らに任せて逃げるんだ!」

鈴仙「……確かに、途端に生き生きしてるわね、アイツ」

中山「先ほど永琳さんが恐れた、力への恐怖が自分に向く事への不安。
彼女――豊聡耳神子には、そうした不安が一切無いのだろう。
だから、今の機会をむしろ自身の人里での株を上げるチャンスとまで思っている。
いや、俺が言いたいのはそうじゃない。
……彼女は、恐らく仲間にも秘密で、今回の騒ぎを別に仕込んでいたのではないか?
そして、博麗の巫女や八雲紫をも出し抜き、自身が秩序の一角を担うべき存在であると。
洗脳でも無く直接に、人心に刷り込ませようとしているのではないか?」

鈴仙「そ、そんな事……あり得るの? 今現に、彼女の腹心の部下だってケガしてるのに……?」

中山「――彼女なら、やりかねないさ……。
真の目的の為ならば、親友や恋人すら道具として切り捨てかねない彼女なら」

鈴仙「…………」

中山が推測する、神子の恐るべき意図に鈴仙は黙り込む。
そして中山は……そんな鈴仙の気持ちを汲んでか、あるいは始めからこう提案しようと思っていたからか。
彼女の肩を優しくつかみ、こう切り出した。

中山「――永琳さん一人、鈴仙さん一人、あるいは俺一人では、
豊聡耳神子の思惑――試合結果を度外視して、自身の主張をアピールする――がまかり通ってしまうだろう。
そして、八雲紫だとか博麗の巫女だとか、こうした秩序は今現れない。現れるまでの間に、犠牲者が増える可能性がある。

……だから。俺達は――互いに結束して、この『異変』を解決しなくてはいけない。……違うか?」

541 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/08/04(火) 01:10:30 ID:???
…と、言ったところで今日の更新はここまでです。
この唐突なNPCシーンを明日くらいまで挟んで、
明後日くらいにはウサギBの命名イベントをしたいと思っていますので、
名前案を考えて下されば幸いです。

<現在出ている名前案>(>>421さんより)
・因幡 霞(かすみ)
・因幡 椿(つばき)
・因幡 風音(かざね)
・因幡 鈴音(すずね)

それでは、皆様、本日もお疲れ様でした。

542 :森崎名無しさん:2015/08/04(火) 01:15:03 ID:???
>神子「――さあ、人間達よ! ここは我らに任せて逃げるんだ!」
なんという死亡フラグ・・・
これぶっちゃけここで死ぬなり退場してくれた方が人にあがめられる英雄とかになれるんじゃね?

身を挺して人を守って死んだ英雄・・・うん!生き残って悪事ばれるよりもはるかにマシなラストじゃないか!(外道)

543 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/08/05(水) 00:35:35 ID:???
こんばんは、今日も無判定ですが更新していきます。
>>542
割と現金な感じになってしまいましたねw
ただ、これも多分考えあっての行動……だと思います。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
鈴仙「私達の……結束……?」

中山「そうだ」

中山は力強く頷いた。

中山「一人の力には限界がある。それが、例えどんなに凄い人物であってもだ。
一方、仲間達が結束すると、それぞれの力は……まさしく無限大になる。
鈴仙さん達が後半に放ったシュート――『真実の友情』――を見て、俺は改めてそう思った。
だから――こういう局面ってのは、皆が力を合わせて、困難を乗り越えていくべきなんだと思う」

鈴仙「皆が力を合わせて……って。――なんか、ヘンな感じねぇ。
幻想郷の異変解決って、色んな奴がやったりするけれど、大体皆が単独行動だから。
……私らのトコには二人組で来られたけど」

中山「え、そうなのか? ……それは失礼。まぁ、サッカーと同じで、やればなんとかなるさ。
良いじゃないか、自機が5人も6人も同時に出て来るシューティングゲームも、お祭り感覚で楽しそうだ」

結束して、スタジアムを襲撃した妖怪軍団を退治しよう。
中山の提案は、鈴仙にとって何故か突拍子も無い提案のように思えたが。
そんな不安は、彼の快活な笑顔を見ている内に忘れてしまいそうだった。

鈴仙「……うん。分かった、中山さん。私も……やってみる」

――だから、鈴仙は素直に中山の提案に頷く事ができた。
自分は何時までたっても、中山さんには敵わないなぁ……。
交戦中ながら、鈴仙は暢気にもそんな事を考えていた。

544 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/08/05(水) 00:37:36 ID:???
……そして。

鈴仙「――撃ち抜け夢幻の弾丸、『マインドエクスプロージョン』!」

バギュウンッ!

上級妖怪A「グワーーーーッ!」

布都「はーっはっは! 括目するが良い、我の風水の力! 炎符・『太乙真火』ッ!」

ゴオオオッ……!

上級妖怪B「……ググ……!」

カグヤファンB「お前が戦う意志を魅せなければ、俺はこのスタジアムを破壊し尽すだけだぁ!」

ギュピピッ! デデーンッ!

上級妖怪C「もうだめだぁ……おしまいだぁ……!」

中山「いいぞ皆! 後少しで敵の本陣だ!!」

――中山の号令の下、奇妙な連合軍はスタジアムの荒くれ妖怪達を蹴散らしていく。
最初こそ鈴仙や妹紅、慧音などルナティックスメンバーを中心とした部隊は、
いつの間にか聖徳ホウリューズの神子以外の幹部選手や、
観戦に来ていた腕に自信がある人妖をも巻き込んで、さながら一個小隊のように成長していた。

545 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/08/05(水) 00:40:37 ID:t0A8o8nc
鈴仙が狂気の瞳で周囲をかく乱しつつ、空を飛ぶ妖怪を銃撃で迎え撃ち、
布都が自慢の風水で数多の雑魚妖怪を焼き払う。
その中、有志で現れた腹筋の強い少年が腹筋パワーで敵にトドメを刺していくなど、
彼らの連携は急造とは思えない程に発達していた。

鈴仙「……うーん。やっぱり中山さんが居ると安心しちゃうなぁ。
パスカル君と比べると話しづらいイメージだけど。何というか、頼れるリーダーっぽいっていうか……」

輝夜「頼れるリーダーって私の事!? 良かったら私の靴を舐めても良いわよ!!」

屠自古「部外者だが。お前では無い事だけは分かったぞ……」

輝夜「ムギーッ! 貴様、私とイナバとの熱い絆を否定するか!?」

こころ(楽)「あのー。……みなさん、ケンカはやめ……」

観客A「おいお前等! じゃれあってるヒマがあるなら戦えーっ!」

こころ(哀)「……モブキャラにすら台詞を奪われる。どぉせ私達なんか……。
――おい貴様、今私達を笑ったな? ……笑うなぁぁぁぁぁぁぁっ!!」

バギュンッ! バギュンバギュンッ!

上級妖怪D「ギエエエエッ!? ワ、ワラッテナーイ!?」

546 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/08/05(水) 00:41:56 ID:t0A8o8nc

永琳「……これだけ居れば、私も有志として混ざれるかしら」

神子「――おや。私を気遣って来ていただけるとは有り難い。
だが残念な事に前線は私一人で間に合っている。貴殿は是非、目立たない裏方で後方支援を――」

永琳「――良く言うわ。貴女が仕掛けたんでしょうが、この騒ぎ」

神子「……さて。どうかな」



大丸「う、うおおおっ! 神子様ばんざー……うわっ、何をする、離せい!!」

慧音「――生憎と私は、生徒一人一人の命に向き合って、教育させて貰っているんだ!
神風特攻とは感心しないぞ!」

カグヤファンR「とるっ!」

バッ! グシャッ!

慧音「! そうこう言ってる間に、カグヤファンR君の頭が首にめり込んでしまった!
くそっ、仇は取らせて貰うぞ!」

547 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/08/05(水) 00:42:58 ID:t0A8o8nc
ウサギB「次、右側頭部に攻撃が来る可能性78%! 左に避け……」

来生「やだぷーっ♪」

タッ! ……スカッ。

ウサギB「ま、またデータから外れちゃったぁ! 一体何なの、この人!?」

来生「シュレッダーの三毛猫ってあるだろ。つまり俺がルールって事さ!」

ウサギB「三種類も毛を生やさなくっても良いし、それ以前に色々違ってるってば!
……もーう。世の中にはCちゃん以上におかしい子が居るものなのね……」



高杉「こ、こいつらの命はやるから、俺だけは助けーーひえっ!」

妹紅「何を言ってるんだ。他人の命だって大事にしなさい!
無駄に捨てて良い命ってのは――輝夜と、この私だけさ!
そらっ、永遠に尽きぬ閃光、須臾の狭間で弾け飛べ。『インペリシャブルシューティング』!」

バギュンッ! バチバチバチッ……ドゴォオオオオオオオオオオオオオオオオッ!

観客B「す、すげぇ……。妖怪達が一網打尽だ。よし、俺も頑張るぞ!」

548 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/08/05(水) 00:44:58 ID:???
――鈴仙だけが、理想的な部隊を形成出来ている訳では無かった。
全ての人妖(神子本人は微妙だが)が、種族、立場、感情などの垣根が無いかの如く理想的に動いていた。
つまり、中山指揮下の軍隊は、圧倒的劣勢ながらも、非常に高い士気を持続させていたのだ。

鈴仙「――さあ。追い詰めたわよ鬼人正邪! 嘘を吐き人妖を騙し、
そうやって今のようなクーデターまがいのテロを成し遂げた!」

正邪「ケッ、そうだよ! 全ては下剋上の為に仕込んだのさ!!」

神子「だが、貴様の覇道ももはやここまで。我が千年王国の礎となるが良い!」

カグヤファンB「カグロットォォーーーーーーーーッ!!」

バギッ! ズシャッ! バシュウッ! ドゴオオオッ!

正邪「や、やられた〜〜〜! くそっ、これで勝ったと思うなよーーーー!」

……そんな中、この襲撃の黒幕だった小物っぽい天邪鬼が一瞬にしてボコボコにされるのは、もはや必然。
切れ目無く回避不可能な銃弾、剣戟、殴打の弾幕に、反則アイテム無しの下級妖怪が叶う筈もなく。
果たして鬼人正邪と名乗った人騒がせ妖怪は、あっけなくしょっ引かれたのだった。

***

佳歩「み、みなさん凄いです!」

ウサギC「わたしが出てればぶっちゃけしゅんころだったけど、ひざにやをうけてしまってな……」

ウサギD「ほ、ホント!? 大丈夫Cちゃんっ!? そういえば膝小僧にばんそうこうがあるよっ!」

ウサギB「それは昨日かけっこして転んだ時の傷でしょ……」

つかさ「何はともあれ、けが人は無かったようでして。スタジアムは倒壊してしましたが……皆さん無事で何よりです」

549 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/08/05(水) 00:55:29 ID:???
戦闘を終えた鈴仙達を出迎えてくれたのは、
戦闘に参加できないウサギ達や聖徳ホウリューズの人間メンバー。
そして非力な観客達で作られた、応援団の人妖たちだった。
彼女達は戦いで軽傷を負った鈴仙達に応急手当を施すばかりか、
中にはスタジアム近くの住処へ戻り、食糧や薬を提供してくれる妖怪もいた。

パスカル「しかし、ナカヤマは凄いよな。前線で指揮を出すにとどまらず、
下級妖怪相手には札と剣術で応戦してたじゃないか。俺と同じ人間とは思えないぜ」

中山「はは。あの程度の護身術、人里の人間では出来る方がごまんといるよ」

慧音「ここには生憎居ないが。聖殿がここに来ていたら感動していただろうな……。
これこそが、真の人妖の平等である、と」

布都「なーにを言っておる。悪しき妖怪は皆滅ぼすべしじゃ!
……ま。今日我を助けてくれた奴は見逃してやらん事もないが、な」

観客B「よし! 後は皆で呑みにでも行くかー!」

一同「「「「おーう!!」」」」

鈴仙「(これで……終わりよね。私の感じてた違和感ってのはこれで。
中山さんのリーダーシップのお蔭で観客が怪我する事もなく、
神子がでしゃばって、発言力を伸ばす事もなく終わったし……今度こそ、ハッピーエンド、よね?)」

試合前のアウェー感や敵意はどこへやら、
結集して妖怪を退治した一同は、完全に和やかなムードを形成していた。
雨降って地固まるとは良く言うが、今回の事件も結局はそうした話だったのだろうか。
聖徳ホウリューズの野望は、この敗北と最後の計画の失敗により、完全に打ち砕かれたのだろうか。

――結論から言えば、その答えはノーであった。

550 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/08/05(水) 00:59:08 ID:???
……と、言ったところで中途半端になりましたが、力尽きたので、今日の更新はここまでにさせてください(汗)
明日の更新で、一旦弛緩しかけていたムードを再び引き締め、
準決勝第二試合、そして決勝へのモチベーションにしていければ……と考えています。
ウサギBの名前案については、近日投票しますので、また色々と考えてくだされば幸いです。

それでは、皆様、本日もお疲れ様でした。

551 :森崎名無しさん:2015/08/05(水) 01:09:10 ID:???
乙でした
腹筋とはいったい……うごごご!!
そう言えばブ○リーは腹パンでやれてたし弱点の克服の為に鍛えてる可能性が微レ存

552 :森崎名無しさん:2015/08/05(水) 18:35:25 ID:???
乙なのです

色々ツッコミ所満載ですが、あえて一つだけ
なんで来生敵に回っているんだオイ(汗)

553 :森崎名無しさん:2015/08/05(水) 18:53:43 ID:???
え?

554 :森崎名無しさん:2015/08/05(水) 19:50:59 ID:???
敵に回ってる描写どこ?ど俺の読解力が低いのかそんな描写なかったぞ

555 :森崎名無しさん:2015/08/05(水) 20:06:28 ID:???
ウサギBの所かな?来生が言う事を聞かないのを勘違いしたんじゃないかな。

556 :森崎名無しさん:2015/08/05(水) 20:18:16 ID:???
あ、ウサギBちゃんが来生に指示出してたんですね
ウサギBちゃんと来生が戦っていると勘違いしてました

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