キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【影の役者】鈴仙奮闘記30【天才の相棒】
1 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2015/06/29(月) 22:01:33 ID:???
このスレは、キャプテン森崎のスピンアウト作品で、
東方Project(東方サッカー)とのクロスオーバー作品です。
内容は、東方永夜抄の5ボス、鈴仙・優曇華院・イナバがサッカーで師匠を超えるために努力する物語です。
他の森崎板でのスレと被っている要素や、それぞれの原作無視・原作崩壊を起こしている表現。
その他にも誤字脱字や稚拙な状況描写等が多数あるかと思いますが、お目こぼし頂ければ幸いです。
☆前スレ☆
【レイセンガ】鈴仙奮闘記29【タダシイヨ】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1432654054/
☆過去ログ・攻略ページ(キャプテン森崎まとめ@Wiki内)☆
http://www32.atwiki.jp/morosaki/pages/104.html
☆あらすじ☆
ある日突然幻想郷にやって来た外来人、アラン・パスカルと中山政男との出会いにより、
師匠、八意永琳に並ぶ選手になると決心した鈴仙・優曇華院・イナバ。
全幻想郷代表選抜大会で活躍し、代表メンバーの一員となる事を夢見てきた鈴仙はある日、
自身が『プロジェクト・カウンターハクレイ』のキャプテン候補に選ばれている事を知る。
それは霊夢や紫達幻想郷に敵対し、以て幻想郷の価値観を覆すという壮大な計画。
更に鈴仙は、全幻想郷代表の下部組織、『リアル・幻想・セブン』の一員として、
乱心した八雲紫と幻想郷を救って欲しいと紫の式・八雲藍から懇願された。
幻想郷を変える為に戦うか、幻想郷を守るために戦うか。そう思い悩む鈴仙の心の隙を突く悪しき者もいた。
それは『プロジェクト・カウンターハクレイ』と『リアル・幻想・セブン』との争いに乗じ漁夫の利を狙う第三勢力。
聖徳ホウリューズの一員にして、『ハイパーカンピオーネ』計画の一翼を担う天性の詐欺師・岬太郎だった。
試合開始前、岬は鈴仙と同じFWの相棒・因幡佳歩の疑心を巧みに利用し、チーム内における不和を演出する。
それは鈴仙により破られ失敗に終わってしまうが、しかし、それでも尚聖徳ホウリューズは強かった。
観客扇動に一芸特化選手、特殊戦術の使用。あらゆる手に苦しめられるルナティックスだったが、
前半終了間際にパスカルが覚醒して1点をもぎ取り、試合は1−1の同点に。
そして迎える後半戦。影の役者がひしめく全幻想郷選抜大会を勝ち抜くのは一体――。
55 :
森崎名無しさん
:2015/07/01(水) 23:31:12 ID:???
ヒャメロー
56 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2015/07/01(水) 23:39:27 ID:hOBcLU6c
★屠自古→パス 48 ( スペード8 )( 5 + 4 )=57★
★佳歩→パスカット 49 ( ハート7 )( 5 + 2 )+(人数補正+1)=57
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして小田がフォロー
佳歩「ていっ!」
タタタタッ、バシイイイッツ!
実況「佳歩選手、すばしっこさを活かしたダッシュカットで屠自古選手のボールを辛うじて弾きます!
ボールは小田選手が流石の協調力でフォローしましたが……!」
パスカル「――ここまでだ、聖徳ホウリューズ!」
タッ!
小田「……」
実況「小田選手の近くにはトップ下のパスカル選手が迫る!
ここは一刻も早く、後方の石田選手などへとボールを手放していきたいところですが……」
石田「ハァ、ハァ……。松山……覚えていろよ……!」
実況「その石田選手の足取りは重い! どうやら、先ほどのてゐ選手の強引なドリブルにより負傷したようです!
石田選手は闘志を見せ、試合が止まるまでの治療は拒否しているようですが……聖徳ホウリューズ、これは厳しい!
小田選手、単身パスカル選手のタックルに対し向かっていきます!!」
57 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2015/07/01(水) 23:41:09 ID:hOBcLU6c
小田「…………」
パスカル「取るぞ!(しかし、どうしてこいつは何も喋らないんだ。……まるで死人のようじゃないか)」
先着2名様で、
★小田→ドリブル 45 (! card)(! dice + ! dice)=★
★パスカル→タックル 52 (! card)(! dice + ! dice)=★
と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。
MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→小田、突破成功。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(神子がフォロー)(岬がフォロー)(石田がフォロー)
≦−2→ルナティックスボールに。
【補足・補正・備考】
パスカルのマークがダイヤ・ハートで「クリップタックル(+3)」が発動します。
神子のスキル・和を以て貴しと為すにより、聖徳ホウリューズは零れ球を必ずフォローします。
58 :
森崎名無しさん
:2015/07/01(水) 23:41:42 ID:???
★小田→ドリブル 45 (
クラブ2
)(
2
+
6
)=★
ヴァー
59 :
森崎名無しさん
:2015/07/01(水) 23:42:53 ID:???
★パスカル→タックル 52 (
クラブ5
)(
6
+
6
)=★
60 :
森崎名無しさん
:2015/07/01(水) 23:43:04 ID:???
★パスカル→タックル 52 (
スペード9
)(
6
+
5
)=★
61 :
森崎名無しさん
:2015/07/01(水) 23:43:07 ID:???
あっ、これはまさか
★パスカル→タックル 52 (
クラブK
)(
1
+
2
)=★
62 :
森崎名無しさん
:2015/07/01(水) 23:44:19 ID:???
反則wwwwしかもパスカル6ゾロうめぇwww
63 :
森崎名無しさん
:2015/07/01(水) 23:46:18 ID:???
ここに来てパスカル君大活躍だー!
慧音・ウサギB「そのダイス運分けて!」
64 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2015/07/01(水) 23:59:57 ID:hOBcLU6c
パスカルがボールを奪取するも、小田が反則!?
……と、言ったところで今日の更新はここまでにしようと思います。
ただ、パスカル君のタックルは第一部での成長限界に達しておりますので、
今回フラグの習得等はありません。ご了承ください。
(参考:
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1428845712/749
)
明日はルナティックスの、中盤でのフリーキックから更新していきたいと思います。
(小田の後ろに神子や岬が迫っていたため、流しては不利と判断しています)
それでは、皆様、本日もお疲れ様でした。
65 :
森崎名無しさん
:2015/07/02(木) 23:51:29 ID:???
ここで何かの間違いで一発レッドが出たらボーナスとして地獄兄弟行きねw
66 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2015/07/03(金) 00:00:06 ID:8yox/KmY
★小田→ドリブル 45 ( クラブ2 )( 2 + 6 )=53★*反則!
★パスカル→タックル 52 ( クラブ5 )( 6 + 6 )=64★*反則受!*タックル成長限界
≦−2→ルナティックスボールに。
小田「……」
パスカル「(しかし言葉はともかく、表情も何も出さないというのは地味に厄介な相手だな。
相手の思惑やら焦りやらが全く見えないぞ。……実力は低いのが救いだが)」
小田のボールキープに対しタックルに向かいながらも、
パスカルはその洞察力を活かして、小田のサッカー選手としての動きやクセを読み取ろうとしていた。
……が、今回はそれが裏目に出た。
小田「……! …………!」
タッ、ドガガガガガガッ!
パスカル「うわっ!」
――ピィィイイイイイイイイイイイッ!!
実況「おっと、小田選手! ドリブル突破を図りましたが、パスカル選手の動きが思ったより遅かったのか、
パスカル選手に真正面から思いっきりぶつかってしまいました〜!!
どうやら、パスカル選手には負傷は無いようですが、これは小田選手の反則との見方が強い!
審判はパスカル選手の元へと走り寄っていきまして……!」
67 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2015/07/03(金) 00:01:10 ID:8yox/KmY
先着1名様で、
★小田の運命→! card★
と書き込んでください。カードのマークや数値で結果が分岐します。
JOKER→矢車(審判バイト中)「小田。俺の……弟になれ」小田「ヒャ・・メロ-……?」
J〜K→お咎め無し
7〜10→注意!
4〜6→厳重注意!
A〜3→イエローカード!
クラブA→一発でレッド!?
68 :
森崎名無しさん
:2015/07/03(金) 00:02:02 ID:???
★小田の運命→
ダイヤ2
★
69 :
森崎名無しさん
:2015/07/03(金) 00:18:16 ID:???
審判バイト中ってw
70 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2015/07/03(金) 00:52:09 ID:8yox/KmY
★小田の運命→ ダイヤ2 ★
A〜3→イエローカード!
小田「…………」
審判「君。プレーはともかく、こうもだんまりなのは関心しないな!」
ピッ。
実況「あ〜〜〜っと! ここで審判は小田選手にイエローカードを出しました!!
ペナルティエリア内での荒々しいプレーの多い小田選手にとって、これは致命的!
そしてルナティックスは中盤センターサークル付近にて、フリーキックの機会を得ました!」
神子「……G番、頭でも下げておきなさい。E番、今のうちに治療に行くと良い(フリーキックはともかく。
ここで石田の負傷、小田のイエローが続くとは。あわよくば岬君を使いつぶす気でいたが、
そうする余裕も無い程厳しいな。さて、どうしたものか……)」
鈴仙「(神子の奴、いかにも何か悪そうな事を考えている雰囲気ね……。
ひょっとしたら、交代選手の算段でも立てているのかしら?
――でも、今のところ動きは無いみたいだし。とりあえず、次のフリーキックについて考えておけば良いのかな)」
観客席とフィールドとを見比べながら何やら思案している神子を横目に、
鈴仙は小田の反則によって得たフリーキックをどう活用するかについて考え始めていた。
鈴仙「(キック位置はセンターサークル付近だから……シュートをするには距離があり過ぎる。
となると無難なのは、左サイドのてゐにもう一度パスして試合を仕切り直すか。
それとも、遠くロングフィードして貰って、少しでも前線へとボールを持って行くか。
あるいは……突破力の高い師匠に渡したり、佳歩に速攻で中央突破して貰ったり、
パスカル君にゲームメイクをして貰ったりとか……になるかしら。選択肢自体は結構幅広いわね)」
71 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2015/07/03(金) 00:54:28 ID:8yox/KmY
聖徳ホウリューズのサイドを見ると、石田が松山への怨み言を呟きながら応急治療を受けており、
特段選手の交代や陣形の変更についても行われていない。
鈴仙「(……となると、選択肢については検討しやすくて助かるんだけど。
結局この局面、どうやって動くのが正解なんだろう……。う〜ん、う〜〜〜ん……)」
その様子を見て、鈴仙は次のフリーキックの指示をメンバー達へと出す事にした。
具体的には――。
A:ここは一旦仕切り直し。左サイドのてゐに渡し、もう一度突破してもらう。
B:ここは速攻だ。ロングフィードを挙げて貰い、FWは前線でゴールを狙う。
C:右サイドの永琳に渡し、圧倒的な突破力を活かしてもらう。
D:中央のパスカルに渡し、パスカルの広い視野からのゲームメイクセンスに賭ける。
E:ここは自分(鈴仙)が活躍したい! このままドリブルで中央を突破!
F:一瞬でも閃光のように! ここから必殺シュートで決める!(更に選択)
G:その他 自由選択枠
鈴仙のガッツ:970/970
先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
72 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2015/07/03(金) 00:55:49 ID:8yox/KmY
……と、言ったところで短いですが、今日の更新はここまでにします。
>>69
たぶんさとり様命令です。
皆さま、本日もお疲れ様でした。
73 :
森崎名無しさん
:2015/07/03(金) 01:04:18 ID:TeQwTsaI
A 10人でトータルフットは不可能のはずだべ
74 :
森崎名無しさん
:2015/07/03(金) 01:06:52 ID:WSmR1ykk
A
乙なのです
75 :
森崎名無しさん
:2015/07/03(金) 02:04:04 ID:???
乙でした
ドイツの全力カルツくんで相手をゴリゴリするような戦術で怪我と反則が重なると
普通の試合だとあまり喜べないが、この試合だとスカッとするぜ!
76 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2015/07/04(土) 00:55:25 ID:WlQLIp0+
こんばんは、今日も更新します。
>>73
確かに普通に考えたらできない気もしますが、このスレでは10人でも効果持続とします。
ただ、フォローに行く選手層がかなり薄くなったり無理になったりするので、
結果的には突き崩しやすい態勢にはなると思います。
>>74
乙ありがとうございます!
>>75
乙ありがとうございます。
本来はもう少し戦術面的なところでスカッとして欲しかったのですが、引きが残念でしたね……(泣)
77 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2015/07/04(土) 00:56:56 ID:WlQLIp0+
A:ここは一旦仕切り直し。左サイドのてゐに渡し、もう一度突破してもらう。
鈴仙「(……いや。敵はただでさえ無茶な戦術――『和を以て尊しと為す』の反動で自壊しつつある。
だったらここは、焦って攻めずに大上段に構えるのが吉かしらね!)……てゐ。次のフリーキック、宜しくね」
てゐ「え? キックオフシュートすれば良いの?」
鈴仙「違うってば。あんたがボールを受けて運ぶのよ、って言いたかったの」
てゐ「ちなみにキックオフパスをスルーしたら、ゴールするとかいう裏技もあったんだけど」
鈴仙「はいはい。こっちは真面目にサッカーしてるんだから。
そんなゲームのバグみたいな絶対あり得ない話なんてしてないで、もっとシャキッとしなさいよ……」
てゐ「口上で真面目にやります、って言ってる奴程信頼ならないもんさ。私は行動で示すタイプだからね」
鈴仙とてゐは軽口を叩きながら、次のフリーキックにおける方針を軽く打ち合わせる。
てゐは相変わらずの飄々とおちゃらけた態度だったが、その瞳には真剣さが籠っていた事を鈴仙は理解していた。
そして――。
……ピィイイイイイイイイイイイイイイイイッ!
実況「さあ! フリーキックのホイッスルが鳴りました! キッカーはトップ下のパスカル選手です!」
パスカル「(左サイドだったか。確かに石田とやらが居ない今は守備がやや手薄だから、上がりやすいな)……それっ!」
バシュウウッ……パシッ。
てゐ「よし。行くよっ!」
タッ!
78 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2015/07/04(土) 01:03:16 ID:WlQLIp0+
実況「パスカル選手、ここは左サイドへのミドルパス! ボールは中盤左サイド際でてゐ選手がキャッチしました!
そしててゐ選手は、後半戦のキックオフ直後を再現するように、サイドをどんどん上がっていきます!」
神子「手薄な場所を突いて来たか。だが、この私に敵うかな?」
実況「それにタックルで迎え撃つのは、聖徳ホウリューズのトップ下・豊聡耳神子選手です!
紫のマントを大きくはためかせ、てゐ選手へと堂々とタックルに向かうのも先程と同じ!
唯一の相違点は、この時神子選手に従いタックルに向かっていた石田選手が不在という事だ!
神子選手、石田選手の空いた穴を防ぐことが出来るのか〜〜〜!?」
てゐ「良い事を教えてやる。いくらアンタが優秀でもね、サッカーは11人いないと出来ないんだよっ!」
神子「――そうかな。実際に、観客の多くは11人対11人の戦争よりも、
エース同士の一騎打ちを求めているのでは無いかい?
もっとも……君はこの私と相対すべきエースであるか否かは、疑わしいけどね!」
てゐ「はっ、エースなんて元からガラじゃないよ!
長生きできなさそうな英雄はこっちから勘弁、私はただの細く長い一兵卒で充分。
でもね。そんな一兵卒が王を食ったりするから、サッカーってのは面白いんじゃないのかい!」
ダッ! ズザアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!
実況「てゐ選手、神子選手とドリブルで一騎打ちだ〜〜〜〜〜〜〜〜っ!」
79 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2015/07/04(土) 01:04:31 ID:WlQLIp0+
先着2名様で、
★てゐ→ドリブル 51 (! card)(! dice + ! dice)+(本気モード+1)=★
★神子→タックル 51 (! card)(! dice + ! dice)=★
と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。
MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→てゐ、突破成功!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(小田がフォロー)(岬がフォロー)(聖徳のスローイン)
≦−2→聖徳ボールに。
【補足・補正・備考】
てゐのマークがクラブ以外の時、「シロウサギドリブル「(+3、吹飛2)」が発動します。
神子のマークがダイヤの時、「掌の上の天道(+3)」が発動します。
神子のスキル・和を以て貴しと為すにより、聖徳ホウリューズは零れ球を必ずフォローします。
80 :
森崎名無しさん
:2015/07/04(土) 01:05:38 ID:???
★てゐ→ドリブル 51 (
ハート7
)(
2
+
2
)+(本気モード+1)=★
81 :
森崎名無しさん
:2015/07/04(土) 01:05:38 ID:???
★てゐ→ドリブル 51 (
ハート10
)(
1
+
5
)+(本気モード+1)=★
82 :
森崎名無しさん
:2015/07/04(土) 01:05:59 ID:???
★神子→タックル 51 (
ダイヤ8
)(
3
+
1
)=★
83 :
森崎名無しさん
:2015/07/04(土) 01:07:38 ID:???
ヒャメロー
84 :
森崎名無しさん
:2015/07/04(土) 01:37:59 ID:???
だからなんでこう相手はピンポイントでダイヤ引けるんだw
85 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2015/07/04(土) 01:56:13 ID:WlQLIp0+
★てゐ→ドリブル 51 ( ハート7 )( 2 + 2 )+(本気モード+1)+(シロウサギドリブル+3)=59★
★神子→タックル 51 ( ダイヤ8 )( 3 + 1 )+(掌の上の天道+3)=58★
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして小田がフォロー
てゐ「何度だってやってやる。……どきな! 今の私に近寄るんじゃないよっ!」
ダッ! ダダダダダダダダダッ!
実況「てゐ選手、自己流の強引なドリブル……『シロウサギドリブル』で再び正面突破を図る!
これには流石の神子選手も厳しそうですが……!?」
神子「……何とやらの一つ覚えの如く、同じ技を使う。ならば私も倣ってみせようか!」
タッ! クルウウウンッ……! シュパァァァァァァァァァァッ!
実況「で、出た〜! 再び出ました、神子選手のスパイラルタックル……『掌の上の天道』!
自身の身体を軸に、右脚を天球儀の如く高速で回転させていき、てゐ選手の持つボールを包み込む!
てゐ選手も小さい身体をバネにして、必死にその猛攻に耐えておりますが……」
ググッ……ポロンッ。
てゐ「――くっ。後少しだったのに!」
実況「あ〜っと、ボールはこぼれ球に〜〜!! ボールは左サイドから再びセンターサークルへ流れていきます!」
小田「………」
バシュウウッ!
86 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2015/07/04(土) 01:58:00 ID:WlQLIp0+
実況「そして小田選手は、そのボールを豊富な運動量でフォローし……。
カードが出ているからか、今度は無暗なドリブルに行かず、
FWの隙間を突いて、右サイドの本間選手へとパス! 堅実にボールをつなげていきます!」
パスカル「させるか!」
バァァ!
実況「ですがそんな小田選手のパスを防ぎに、この試合絶好調のパスカル選手が単身カットに出た〜!
永遠亭ルナティックス、ここで何とかボールを止めて試合を動かしたいところですが、どうなるでしょうか!!」
小田「………………!」
先着2名様で、
★小田→パス 45 (! card)(! dice + ! dice)=★
★パスカル→パスカット 49 (! card)(! dice + ! dice)=★
と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。
MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→本間、パスキャッチ。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(岬がフォロー)(屠自古がフォロー)(岸田がフォロー)
≦−2→ルナティックスボールに。
【補足・補正・備考】
神子のスキル・和を以て貴しと為すにより、聖徳ホウリューズは零れ球を必ずフォローします。
87 :
森崎名無しさん
:2015/07/04(土) 01:59:49 ID:???
★小田→パス 45 (
ダイヤ9
)(
3
+
2
)=★
88 :
森崎名無しさん
:2015/07/04(土) 02:02:20 ID:???
★パスカル→パスカット 49 (
クラブK
)(
6
+
1
)=★
89 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2015/07/04(土) 02:07:10 ID:???
パスカルが普通にパスをカットしたところで、今日の更新はここまでです。
今は後半5分〜6分くらいになりましたが、岬君の目立ち所&交代要員の登場はもうちょっと後になりそうです(汗)
>>83
小田君の出番多いですね…w
>>84
何となく半ヅキというか怖い状況はまだ続いてますね。
それでは、皆様、本日もお疲れ様でした。
90 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2015/07/04(土) 22:08:02 ID:???
★小田→パス 45 ( ダイヤ9 )( 3 + 2 )=50★
★パスカル→パスカット 49 ( クラブK )( 6 + 1 )=56★
≦−2→ルナティックスボールに。
パスカル「この程度……俺でも取れるぞ!」
タタタタッ、パシッ!
小田「……!」
実況「パスカル選手、ここでボールを奪いました!!
再びボールは中盤で永遠亭ルナティックスのものに!
後半6分にして、ルナティックスがここで漸く反撃のチャンスを得るか〜!?」
――ブウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウッ!
神子「(……そろそろここまでか。観客を味方にし、盤外から試合展開を一方的に押し付けるのは)」
パスカルの活躍に対し、観客席がもはや手慣れた風なブーイングを浴びせて来る。
しかし、その勢いは今や衰えつつある事を神子は知っていた。群衆は刺激を好む。
如何に無意識下で感情を操るにしても、その根拠にはある程度の状況変化も必要である。
神子「(石田が負傷し、小田がイエローカードを貰った。
本来はこちらがもう1点を奪われた際か、岬君が更に消耗した際かと考えていたが。
このまま続けては、試合が間延びした上に失点となる。 ――ここは、そろそろ頃合いか)」
要するに、彼らは中盤での小競り合いに飽きつつあったのだ。
彼らはこの膠着した状況を打開する、大きな変化を望んでいる。
十人の声をも同時に聞き取る神子は、そうした観客の欲望を聞き分けていた。
神子「(巻き添えにする選手は鈴仙・優曇華院・イナバか、あるいは因幡てゐが理想だったが、
この状況において、最も価値ある物は速度のみ。ならば……)――岬君。ここは……奪いなさい」
91 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2015/07/04(土) 22:10:10 ID:WlQLIp0+
サッ……。
岬「(あれは神子様のサイン。意味は……『潰せ』か)」
パスカルが再びフィールドの中央でボールを奪った時、
岬は息を切らしながらその前方で神子からの指令を確認していた。
それは岬の当初の予想よりも早いタイミングだったが、しかし想定の範囲内ではある。
岬「(――これまでの行動。これからの行動。
僕はその両者を良く吟味して、出来るだけ最善の行動を取らなくてはならない)」
指示の内容を受け、岬は心底震えていた。
――その理由は、これから自身が行う行動の重さだけでは無い。
これから、岬太郎は豊聡耳神子に対して、駆け引き、人脈、信望、カリスマ。
天性の詐欺師として磨いて来た全てを賭けて、勝負を挑まなくてはならないのだから。
岬「残念だよ。本当に残念さ、アラン・パスカル君……」
……岬はポツリと、純粋な少年のような表情を覗かせて呟いた。
それはパスカルにも聞こえていた。
パスカル「残念……? 何を言ってる、試合はまだ終わって――」
ボールキープをしているパスカルが、思わず口を開く。
その時だった。
バッ。ドガァァァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!
パスカル「!?(こいつ! いきなり飛び出して来やがった!
俺の足が削れる事を畏れずに。……いや。もしかして、足が削れる事を目的として……!?)」
岬「残念だよ、パスカル君。――正々堂々とした方法で、君に勝ち越せなかった事がね!」
92 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2015/07/04(土) 22:12:21 ID:WlQLIp0+
実況「……!! こ、これは……! 岬選手、中盤下がり目の位置から一気に飛び出して、
ともすれば反則をも取られなねない、彼らしからぬ危険なタックルに出た〜〜〜〜!!」
岬「(……ここでどうなるかは賭けだけど。パスカルが凌いでくれた方が、心象は良くなる筈だ!
ボールを奪いに向かっている僕が、こう願うのはおかしいけれど。……勝ってくれ、アラン・パスカル!)」
先着2名様で、
★パスカル→ドリブル 52 (! card)(! dice + ! dice)=★
★岬→ダーティディフェンス 54 (! card)(! dice + ! dice)+(ガッツ300未満ペナ-1)=★
と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。
MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→パスカル、ドリブル突破。そこで……?
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(岸田がフォロー)(高杉がフォロー)(神子がフォロー)
≦−2→聖徳ボールに。しかし……?
【補足・補正・備考】
パスカルのマークがダイヤの時、「クリップジャンプ「(+5)」が発動します。
パスカルのマークがハートの時、「華麗なドリブル「(+3)」が発動します。
岬の「ダーティディフェンス」はクラブの時失敗し、強制的に反則を取られます。
岬のスキル・マランダラージにより、岬の完全勝利時、相手は必ず負傷します。しかし、反則時の裁定がかなり重くなります。
神子のスキル・和を以て貴しと為すにより、聖徳ホウリューズは零れ球を必ずフォローします。
93 :
森崎名無しさん
:2015/07/04(土) 22:12:54 ID:???
★パスカル→ドリブル 52 (
ダイヤ7
)(
3
+
2
)=★
94 :
森崎名無しさん
:2015/07/04(土) 22:13:10 ID:???
★パスカル→ドリブル 52 (
スペード10
)(
4
+
6
)=★
95 :
森崎名無しさん
:2015/07/04(土) 22:13:12 ID:???
★岬→ダーティディフェンス 54 (
クラブ3
)(
1
+
4
)+(ガッツ300未満ペナ-1)=★
96 :
森崎名無しさん
:2015/07/04(土) 22:14:14 ID:???
これは審判流して欲しいところ
97 :
森崎名無しさん
:2015/07/04(土) 22:16:47 ID:???
さすがにこんなに反則ばかりしていては疑問に思う観客も出てくるんじゃない?
98 :
森崎名無しさん
:2015/07/04(土) 22:18:52 ID:???
こういう危険で悪質なプレイの場合、流しても後からカードが出されるケースもあるからどうなるんでしょうね
99 :
森崎名無しさん
:2015/07/04(土) 22:20:21 ID:???
これは止めた時点でレッドになるだろうね。流した場合はわからないけど。
100 :
森崎名無しさん
:2015/07/04(土) 22:22:01 ID:???
小田がイエローカードだから審判の心証は既にかなり悪いはず。策士策に溺れるとはこのことか。
101 :
森崎名無しさん
:2015/07/04(土) 22:24:55 ID:???
ダーティ失敗してきっちり反則を取られるとは
いかにも岬らしいなw
102 :
森崎名無しさん
:2015/07/04(土) 22:31:06 ID:???
ミサキーヌにはレッドのカードを、姫様にはブロリーとパラガスのカード(ダス)をプレゼントだw
103 :
森崎名無しさん
:2015/07/04(土) 22:37:51 ID:???
ナナハンタックルをかわした翼と同じですタイね
もう逆立ちしたって勝てねえな。
(まあ、パサー兼カット要員を早々に使い潰そうとする戦略がry)
104 :
森崎名無しさん
:2015/07/04(土) 22:43:32 ID:???
影の役者天才の相棒、パスカルと岬の両方に言えるんですよね
105 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2015/07/05(日) 00:12:51 ID:Sp+SD2e2
★パスカル→ドリブル 52 ( ダイヤ7 )( 3 + 2 )+(クリップジャンプ+5)=62★
★岬→ダーティディフェンス 54 ( クラブ3 )( 1 + 4 )+(ガッツ300未満ペナ-1)=58★*反則!
≧2→パスカル、ドリブル突破。そこで……?
パスカル「(早い。そして……鋭い! ただ単に、自暴自棄になってのプレーでは無い!
計算され尽くした、俺を刈る事だけに特化したプレー!
これを避けるには……地面では無い、空から攻めるんだ!)」
ガシイィッ! ポーーーンッ!
岬「ッ……!(何て早い判断力、そして思考力だ!
この動きを見てから『クリップジャンプ』に行けるなんて、一部の直感型の天才位だと言うのに。
最初から最後まで理詰めで、この行動が出せるとは……。今の彼は、世界最高の秀才と言っても過言ではないな)」
岬はパスカルのプレーを冷静に分析していた。
……ピィイイイイイイイイイッ!
審判が血相を変えて笛を鳴らし、胸ポケットに手を入れながら走っていてもなお、
岬は表面上はともかく、内心は冷静でいた。
岬「(……ここで来るのはレッドカードか、それとも温情のイエローか。どちらでも関係無い。
この試合の勝ち負けでは無い、僕の進退のみを考えるんだ、岬太郎……)」
詐欺師は苦境においてこそ、今こそが最大の好機であると振る舞う必要がある。
そう心がけていた岬は、誰にでも無くこう打ち明ける。
岬「――もう限界です、太子様……」
106 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2015/07/05(日) 00:14:07 ID:Sp+SD2e2
中山「岬。まさか、お前……」
岬「……今更何を言っても、裁定は変わりはしないよ」
中山の言葉に対し、岬はそう静かに頭を振る。
――しかしこの中山の反応は、岬が神子に隠れて、この試合前から通して作り始めていた、
大がかりな仕掛けの第一関門が無事に突破された事を意味していた。
中山「いいや、言わせて貰う。
……審判さん。これを以て彼への裁定を考え直してくれ、とは言わない。
ただ……少し待ってほしい。彼にも恐らく、彼なりの事情があるのだから」
審判「あ、ああ……」
以前の聖徳ホウリューズと紅魔スカーレットムーンズとの試合で、
審判の間に割って出た霊夢のように、中山は審判の都合も気にせず話しだす。
その様子を岬は外面はおどおどとした様子で、内面ではほくそ笑んだ様子で観察していた。
岬「(そうだ。中山政男。君はどこまでも真面目で誠実、実直すぎる人間だ。
だからこそ君はここまで、普通じゃできない努力を愚直に積み重ねて、ここまで上がってこれたのだし、
そんな君は間違い無く、さっきのパスカルのような機転は利かさない。
自分の手を汚さず、豊聡耳神子の元から離れる計画を立て始めた時から。
僕の狙いは、最初から最後まで君だけだったんだ……!)」
完璧超人にも見える中山にも欠点がある事を、南葛FCでの彼をよく観察していた岬は熟知していた。
中山の根本は嫌になる位の白色。だからこそ、黒い企みの存在を知識としては知りつつも、
自身の周囲に根付くそれに対しては、僅かに鈍感な面がある事を岬は利用していた。
そうとも知らず、中山は語り続ける。
107 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2015/07/05(日) 00:15:24 ID:Sp+SD2e2
中山「……今日の試合、俺達のチームの控室に何者かから下剤が届いていた。
そして、その何者かは俺達のチームの選手間を暗躍し、疑心を植え付けていた。
しかし。その何者かの計画は、案外大したことなく破たんした。
――岬。お前は始めから、俺達のチームを害する気は無かったんじゃないのか?
お前は俺達の誰かに気付いて欲しくて、件の工作を仕掛けた。
自分は神子の忠実な手下では無い、誰か自分を止めて欲しい……と、暗にメッセージを残すため」
岬「天才・八意永琳を。そして君を欺くのは、随分と骨が折れるからね。そう推測するのも、無理が無い、かな」
審判を置き去りにして、中山はそう結論を付ける。岬はそれを明確に否定しなかった。
鈴仙「確かに、あの時。私に佳歩の裏切りを暗示して来た時も、岬は騙すにはどこか様子がおかしかったような……」
佳歩「騙されてた私が言うのもおかしいですけど。
手紙とかドリンクとか、現場に跡を残す工作をしている時点で、何となく計画にちぐはぐさが残るような気がします」
てゐ「(まぁ、そりゃあそうかもだけど。……な〜んか、そこも含めてキナ臭い気がするねぇ。同業者的に考えて)」
そして、中山の指摘に則り、周囲の騙されていた者達も声を上げる。
今回の反則と言い、試合前の工作と言い、岬には何かしらの理由があるのではないか?
そう思わせるような状況証拠が。そして今ここで泣きそうな顔をしている岬の表情にはあった。
無論一部には懐疑的な者も居たが。
中山や鈴仙と言った、チームにおいても中心的な人物の意図は、より確実にフィールド上へと広がって行った。
岬「(審判の判定がこれで甘くなるかどうかは運次第。
だけど、判定とは別の。周囲を包む、感情的な怒りの矛先は確実に鈍くなった筈だ)」
108 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2015/07/05(日) 00:17:22 ID:Sp+SD2e2
これまでの遠大な岬の行動の意図の全てはまさにそれだった。
自分は途中で神子に捨てられるであろう事は、何となく分かっていた。
しかし、自分は神子に対し社会的な弱みを大量に握られている。だから、そう簡単には裏切りは出来ない。
そのために岬は、神子の命に従いながら、命に従う範囲内で少しずつ『保険』を積み重ねて来た。
ひとつひとつは僅かでか細い保険であり、実際の危機に際して効果があるかどうかは不明。
今回にしても、中山が岬を擁護しない可能性も高かったし、仮にそう動いても当の神子本人に止められる可能性もあった。
岬「(……中山。君はもう少し、自分の立場を考えるべきだったね)」
だが、今回の計画――中山の実直さを利用し、進退の危機に立った際、岬を擁護させる――
を立てるにあたり、岬には何となくのこれが成功するとの確信があった。
岬「(中山政男。――君はあの八雲紫から幻想郷を脅かす者として、危険視されている。
何故なら君は大きな力があるからだ。
目には見えないけれど伝播しやすく、僅かに触れただけで、その者の在り方を変えてしまう、大きな力が。
僕は君と言うよりは、君の持つ強大なその力を、利用させて貰ったんだ。
そう―――君や森崎、そして今や君のチームメイト達が持つ、大いなる『希望』の力をね)」
岬は目を閉じて審判の裁定を待つ。
果たすだけの手はこれまで打って来た。そしてそれを実らすための振る舞いにも心がけて来た。
それでも、審判の裁定は覆らない可能性はある。しかし、今や岬はそれを恐れていない。
岬「(これで少なくとも、僕が豊聡耳神子の完全な言いなりになったとは見なされない筈だ。
そして、神子にしても、公然と裏切り行為を働いていない僕を罰するのは、建前上難しい筈。
……どうだ。聖徳太子。これが僕の……詐欺師としての、持てる全力だ)」
109 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2015/07/05(日) 00:20:02 ID:Sp+SD2e2
神子「………(……成程、君はそういう『仕込み』をしていた訳か。面白い)」
神子は弟子の成長を喜ぶ師匠のような気色の笑みで岬を見つめている。
そんな彼女の余裕染みた態度に岬は僅かな恐怖を覚えながらも耐え。そして――。
先着1名様で、
★岬の運命→! card★
と書き込んでください。カードのマークや数値で結果が分岐します。
ダイヤ・ハート・スペード・クラブ7以上→イエローカード!
クラブA〜6→レッドカード!
JOKER→岬「僕はこれから、心を入れ替えてルナティックスの一員になる!」なんと、岬が聖徳ホウリューズを裏切った!
*本来は流しても良い局面でしたが、イベントの都合でどうしても試合を止めさせていただきました。
*故意に反則をしたこともあり、岬への裁定はかなり厳しくなっています。
*……が、岬の口上(と言う名のイベント補正)により、退場率は本来よりも低くなっています。
110 :
森崎名無しさん
:2015/07/05(日) 00:20:44 ID:???
★岬の運命→
ハート2
★
111 :
森崎名無しさん
:2015/07/05(日) 00:20:49 ID:???
★岬の運命→
スペード9
★
112 :
森崎名無しさん
:2015/07/05(日) 00:22:08 ID:???
JOKER、ウサギMとして加入w
113 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2015/07/05(日) 01:06:24 ID:???
岬はイエローカード! そしてとうとう謎の新選手加入か!?
……と、言ったところであまり話が進んでおらず恐縮ですが、今日の更新はここまでです。
>岬の反則について
実際は一発レッドでもおかしく無いかもですが、手持ちの判定テーブルで一番厳しいのがこれでした。
(元のテーブルではクラブ=レッドカードでしたが、イベント補正で少し甘くしてあります)
観客は無意識下で感情を操られているので中々洗脳が解けにくいですが、少しずつ「?」にはなっています。
>>102
カードダス懐かしいですね…
>>103
神子「いつからパサー兼カット要員が補充されないと錯覚していた……?」的な展開になるかもです。
>>104
そのつもりでスレタイは採用させていただきましたね。
他にも、霊夢と魔理沙との関係だったり、レミリアとパチュリーとの関係も含んでると面白いなぁ……とか考えてました。
魔理沙はあまり影じゃないですし、レミリアとパチュリーは互いに相手の事を天才の相棒扱いしてそうですがw
>>112
JOKERは出たらどうするか考えるつもりでしたw
ところで私事ですけど、不思議の幻想郷(シレン風ローグライクの東方二次創作)がPSVitaで出ましたね。
私はその為だけにPSVitaを買いまして、最近むくむくとプレイしています。PC版もやってたのですが、やはり面白いですね。
UIもかなり快適ですし、シレンとかやりこみ型のRPGが好きな方には、東方知らなくても間違い無くオススメ出来るゲームだと思います。
皆さま、本日もお疲れ様でした。
114 :
森崎名無しさん
:2015/07/05(日) 01:07:53 ID:???
JOKERが出たらウサギCの世話係にしたかなw乙です
115 :
森崎名無しさん
:2015/07/05(日) 12:04:34 ID:???
楽(ブルノ)のお面か
116 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2015/07/05(日) 17:53:25 ID:???
こんばんは、今日も更新していきます。
>>114
乙ありがとうございます。Cちゃんのツッコミ役には事欠かないので多分大丈夫ですw
>>115
ブルノさんは混沌とか狂気とかなので、楽とは正反対ですね。
117 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2015/07/05(日) 17:54:59 ID:???
★岬の運命→ ハート2 ★
ダイヤ・ハート・スペード・クラブ7以上→イエローカード!
ピッ……。
審判「君にどんな事情があったかは分からないが、どんな事情があろうとも、
試合中における非紳士的行為を許して良い理由にはならない。
今回はたまたま負傷も無く済んだから、警告とするが。次に同じ事をしたら退場だからな」
岬「はい……。すみませんでした」
実況「審判は岬選手に……イエローカードを出しました! 今の危険行為に対しては随分と甘い裁定にも見えますが、
実際はパスカル選手が回避して負傷も接触も無い点、岬選手の深く反省している態度を重視したようです。
ともあれ、ボールは再びルナティックスのものになりました!」
岬「……神子様、申し訳ありません(さあ……どう来る? ここで何らかのアクションを取るか?)」
神子「(……これで私達が負けて謗りを受けても、自分一人は無罪放免、という顔ね。
成程。確かに人の信頼を軸にした保険の張り方は、多くの人に好かれる人物であってきた君らしいと言える。
――私としては、ただ人に好かれるだけじゃあ詐欺師も政治家もやってらんないと、説教してやりたい所だが。
今は試合を有利に進める事を優先しようか)……岬君。今日の残りはベンチで頭を冷やしなさい」
岬「……! は、はい……。申し訳、ありませんでした……(成程、保留か。
【ハイパーカンピオーネ】計画のデモンストレーションとして参戦した今回の大会だけど。
やはり彼女としても、出来るだけ負けたくは無いというのが本音なのかな。だけど、それは緩い方法じゃないかな?)」
神子「私達の目的は、人間の可能性を幻想郷に提示する事であるが、
人間の野蛮さをも同時に提示してはならない。特に私の腹心の部下である君は、規範たるべき存在なのだよ。
(甘いね、岬君。私には君の安堵が伝わって来るよ。交渉の場では、一瞬の油断が命取りというのに)」
岬「はい、失礼しました……。ご武運を(……負けてくれれば、僕の解放も早まるかな。
とはいえ、これからの交代人員を考えれば、そう楽観視は出来ないけれど)」
118 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2015/07/05(日) 17:56:28 ID:???
実況「そしてこの反則を受けて、神子選手は怒り心頭で、岬選手に選手交代を通告しました!
聖徳ホウリューズは、如何に中枢選手であっても、非紳士的行為には厳しく罰する!
僅かの反則はあれども、自浄作用のある、秩序だった素晴らしい紳士的チームであると言えるでしょう!」
鈴仙「ど、どこが……。今のどこが紳士的チームたるべき行為なのよ!?」
パスカル「レイセン、怒るな。……今はまだ、観客や実況席の洗脳が解けていない状況。
ここで腹を立てようが、正論を言おうが、俺達の声は決して届かない」
永琳「私の柄じゃないけれど。ここは理屈や理論じゃない、まさしく感情に訴えかけるようなプレーで、
観客を味方に付けるしか無いと思うわね。 ……もっとも、今の反則で状況は大きく変わったようだけど」
鈴仙「……え?」
岬と神子との上っ面だけの会話を聞き流しつつも、理不尽さに怒りを募らせていた鈴仙は、
唐突に口を開いた永琳の言葉に思わず面食らう。
永琳の視線に合わせて、今しがた岬が走り去って行ったベンチ際を見るとそこには。
こころ「やっと会える。私達の希望に……」
僅かに桃色がかった、肩まで掛かる銀髪を靡かせて歌うように呟く背の高い少女。
仮面のように固まった表情を変えず、しかし周囲に浮かぶ幾つもの面を自分の意志で楽しげに回転させながら、
彼女は――神子によりかつて作られた面の霊気たる秦こころは、いつの間にか観客席からベンチへと降り立ち。
先の岬に入れ替わるような形で、今、フィールドへとゆっくり歩き出そうとしていた。
119 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2015/07/05(日) 17:58:28 ID:???
ウサギB「あれは……。聖徳ホウリューズの秘密兵器と前々から噂されていた!
聖徳太子から秦河勝に贈られた六十六の面の意識が宿った付喪神、秦こころ……!!」
鈴仙「岬君の反則交代を受けて、やっぱり出て来た、って訳ね……!」
佳歩「なんだか、凄い独特な妖気を感じます。一つのようで、二つも三つもあるような。
それが瞬きする間に何度も揺らいでいくような、そんな不思議な感じ……!」
実況「聖徳ホウリューズ、ここで選手交代! J番、岬選手に代わりまして……秦こころ選手!
これまで公式試合はおろか、練習試合などでも一度も見た事が無い謎の新選手ですが、
これはルナティックスの逆転劇にどう影響していくのでしょうか〜〜!?」
鈴仙「(秦こころ。私も詳細は知らないけれど……前に観客席に居た時は、
大事そうに来生君や日向の面を持っていた。それが何を意味するか。
――私はあの時、『自分の意志で、自らのプレースタイルを大きく変更できる』という可能性を
考えていたけれど。 ……その可能性、結構大きいかもしれないわね!
だって、折角の名選手である上に戦術の肝である、岬君を交代させたんだもの。
その位に凄い選手が来たって、全く不思議じゃあないわ……!)」
どよめく観客や実況の声を聴きながら、鈴仙はこころの持つ実力を冷静に推測する。
ただでさえ規格外の作戦や選手を起用してきた聖徳ホウリューズが、今さら普通の選手を投入する筈が無い。
幾らあり得ない強さの選手が入って来ても、鈴仙達は受け入れなくてはならない。
鈴仙「(とりあえず、今は試合が止まっているけれど……フォーメーションを変更する必要はあるかしら?
聖徳ホウリューズはとりあえず、これまで岬君が居た右のSHに秦こころを入れた以外は、特別変更が無さそうな感じだったけど。
ただ、秦こころがどんな能力を持っているか。プレースタイルを変えるにしても、具体的にどこをどう変えるのか。
その辺りが分かって無いから、変えようが無い気もするけどねぇ……)」
――試合は岬の反則を受けての、ルナティックスの中盤センターサークル付近でのフリーキック。
選手が代わった事もあり、鈴仙は一旦自分達の戦略についても見直す必要があるかを判断する。
120 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2015/07/05(日) 18:01:45 ID:Sp+SD2e2
鈴仙「(ただ……秦こころがどんなに優れた選手でも、あのコミュニケーション能力じゃあ、
『和を以て尊しと為す』を使う事は出来ないでしょうね。……その代わり、神子が別な新戦術を使ってくる可能性はあるけど。
――さて。ここはどうするべきかしら……?)」
A:選手やフォーメーションを変更する。具体的には……
(具体例を記入願います。例:A 永琳にこころをマークさせる、A ウサギBをウサギDに交代する など)
B:いや、今考えても仕方ない。とりあえずこのままで行こう!
鈴仙のガッツ:970/970
先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
(参考:現在の両チームフォーメーション)
−−@−− @川上(セービング特化)
C−A−B C高杉(ブロック特化のスイーパー) A布都(守備万能型) B大丸(クリア特化のスイーパー)
−−D−− D岸田(タックルが得意、ストッパー)
−−−−−
E−I−J E石田(パサー) I神子(万能型) Jこころ(状況に応じてプレースタイルを変化?)
−−−−−
−−−−F F本間(サイドアタックに長けたウインガー)
G−H−− G小田(スルー役兼セカンドストライカー) H屠自古(ダイレクトシュート特化)
聖徳ホウリューズ:4−3−3
永遠亭ルナティックス:4−4−2
−H−F− H鈴仙 970/970 F佳歩 780/800
−−−−−
−−J−− Jパスカル 810/840
G−−−E Gてゐ 620/680 E永琳 900/900
−−I−− I中山 820/820
−BDC− B妹紅 910/910 D慧音 750/750 CウサギB 540/540
−−A−− Aつかさ 660/660
−−@−− @輝夜 720/730
121 :
森崎名無しさん
:2015/07/05(日) 18:09:15 ID:W52DZMXQ
B
122 :
森崎名無しさん
:2015/07/05(日) 18:11:31 ID:rqXpO52k
B
123 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2015/07/05(日) 19:05:56 ID:Sp+SD2e2
B:いや、今考えても仕方ない。とりあえずこのままで行こう!
鈴仙「(……いや、今考えても埒があかないわ。
とりあえず、あの子がどこまでやれるのかを、しっかりと見ておかないと……)」
鈴仙はフォーメーションについて特段指示を出さない事にした。
そしてその代わり、次のフリーキックにおける動きについて再確認を行う。
鈴仙「(今は後半の7分。負傷した左SHの石田が帰って来るには後数分程ある。
その上、聖徳ホウリューズは『和を以て尊しと為す』の布陣を解いているから、
左サイドは割とがら空きな気がするけれど。その辺りは、流石に読まれているような気もするわね。
相手が補強選手でゴリ押しするつもりなら、こっちは意表をついた作戦で騙し打ってやりたい気もするけれど。
何か良い策とか、ないかなぁ……)」
奇しくも状況は先程の小田の反則時と似ている。
キック位置はセンターサークル付近、周囲にはMF、やや前方には鈴仙と佳歩のFW。
聖徳ホウリューズは神子がやや左寄りになっている以外は、概ね当初の布陣通り。
そんな中、ルナティックスがこのフリーキックで突くべき方法は……。
A:ここは王道だ。左サイドのてゐに渡し、ドリブルで突破してもらう。
B:ここは正道だ。中央のパスカルに渡し、真正面をドリブルで突破して貰う。
C:ここは速攻だ。ロングフィードを挙げて貰い、FWは前線でゴールを狙う。
D:ここは挑戦だ。右サイドの永琳に渡し、こころの実力の程を確認する。
E:ここは奇襲だ。左サイドのてゐに渡す……と見せかけてパスカルとのワンツーで中央を突破する。
F:ここは閃光だ。自分(鈴仙)が直接ゴールを狙う。
G:ここは遅攻だ。このまま中盤でパスを回して時間を稼ぐ。
H:その他 自由選択枠
鈴仙のガッツ:970/970
先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
124 :
森崎名無しさん
:2015/07/05(日) 19:08:18 ID:fiujzmjc
A
125 :
森崎名無しさん
:2015/07/05(日) 19:11:26 ID:W52DZMXQ
F
126 :
森崎名無しさん
:2015/07/05(日) 19:13:32 ID:A5Lk3fI6
D 行ってみる
127 :
森崎名無しさん
:2015/07/05(日) 19:16:23 ID:wdMm4L2E
F
感情を爆発しろ!
128 :
森崎名無しさん
:2015/07/05(日) 19:20:06 ID:aM0Fgo2U
F
ハイリスクなのは分かっているがガッツがあまっているのが勿体無いし。
普通に攻めてもゴール前にはタックル特化の岸田がいるしダイレクト打とうにも
クリア特化の大丸がいる以上、普通にシュートは打てないし撃つのもありだろう。
129 :
森崎名無しさん
:2015/07/05(日) 19:23:49 ID:???
キックオフと違って最初から敵陣に味方がいるからねじ込みにも期待できるし
案外ありな気がする
130 :
森崎名無しさん
:2015/07/05(日) 19:30:13 ID:W52DZMXQ
F
131 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2015/07/05(日) 22:49:52 ID:Sp+SD2e2
F:ここは閃光だ。自分(鈴仙)が直接ゴールを狙う。
鈴仙「(一体どうすれば良いんだろう。左サイドからの突破は読まれている筈だし、
だからと言って中央突破は、神子の危険性は勿論、早速あの秦こころが攻めて来る可能性が高い。
だったら、いっその事……!)」
この膠着した状況下で、鈴仙はふと、とある恐るべき作戦を思い立ってしまった。
この作戦には確かに、成功すれば今までの展開も、これからの脅威をも、一気に帳消しにしてしまう力がある。
パスカル「――お。何か思いついたのかい、レイセン」
鈴仙「あ、うん。ちょっとね……実は」
鈴仙はまず、近くに居たパスカルにその作戦を告げる。
鈴仙「――実は、ここからシュートを決められないか。……って、そう思うんだけど」
パスカル「……え? ここから……!?」
パスカルの声が俄かに揺らいだ。大声を出しては相手に聞かれて作戦に障るから、
その音量は控えめだったが、明らかに戸惑いが見え隠れていた。
しかしそれでも、鈴仙はひるまず頷き続ける。
鈴仙「たぶん、流石の聖徳ホウリューズも、ここからいきなり私が蹴って来るとは思わないと思うの。
やるとしても、破れかぶれの中央突破か、裏を掻いてのワンツー突破かとか。その程度としか考えていないと思う。
……だから、ここで一気にシュートを撃てば、確実に相手の虚を突く事ができるかな、と思って」
パスカル「……まあ。確かにキックオフシュートと違って、蹴り方にしてもフェイントを使えるし、
FWやMFを上げておけば、ねじ込みを狙う事も出来るかもしれない。
そう考えてみれば、案外下策でも無いかもしれない……のか?」
132 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2015/07/05(日) 22:51:48 ID:Sp+SD2e2
そして、落ち着いて考えれば下策では無いかもしれぬとパスカルは思い直し、
翻って佳歩や永琳、中山など他の選手にも意見を募り始める。
中山「――ハイリスク・ハイリターンだな。成功すれば貴重な1点だが、失敗した場合は、
前半戦のように相手に中盤を支配された挙句、最後の最後に、
得点力のある選手にボールが渡り、そのままゴールされ敗北……という可能性も捨てきれないが」
永琳「あとは……失敗した場合の人気の低下は免れないでしょうね。
かなり目立つプレーを堂々とやるワケだから。ただ、成功したら逆に人気が沸きそうだけど」
佳歩「私は良いと思います。その代わり、私もねじ込みでサポートしますから」
鈴仙「……じゃ。決まりね」
幸いに、他のチームメイトからの反対意見も出なかった。
それ故に、鈴仙は自分で提案しつつもやはり緊張して来て、深く息を吐いてから、フリーキックの位置へと向かって行く。
鈴仙「(見てなさい、豊聡耳神子。パチュリーさん達に佳歩。そして観客や岬君をも食い物にして、
今も汚く勝利を目指そうって言うのなら。 ……私だって自機っぽく、アンタ位やっつけてやるんだから!)」
*****
こころ「ねえねえ、最初はどんな表情で行けば良いかな?」
神子「そうだな。――いきなり『希望』で行くというのは……?」
こころ「ふざけるな! そんな事出来る訳が無いだろう! あれには準備というか溜めが必要なんだ!」
神子「あっ、そう(無邪気かと思えば、唐突に激昂する。……我ながら、本当に面倒な面を作ったものだな)」
133 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2015/07/05(日) 22:53:04 ID:Sp+SD2e2
鈴仙が次のフリーキックでシュートを撃つ事に決めたのと同時期、
聖徳ホウリューズも新しく入場した選手と簡単な打ち合わせを行っていた。
フィールドに入ってからも空気を読まずに激昂したり悲しんだり、子どものように無邪気に笑ったり。
無表情に様々な感情を入れ替えるこころの扱いに辟易しながらも、神子はまず、このような指令を出した。
神子「(……永遠亭ルナティックスは恐らく懲りずに、しかし堅実に中盤での戦いを挑んで来るだろう。
ならば、中盤で戦いやすいスタイルで行くべきか)――まずは『哀しむ飛蝗の面』を使いなさい」
こころ「バッタのお面ー? 縁日で大量生産されてる?」
神子「そうじゃない。……まずは、タックル力と中盤の制圧力の補強が必要なんだ。やれるね?」
こころ「まあ――別に良いけど」
スッ……。
こころ(哀)「……どぉせ私なんて、生きる価値も無いゴミクズだからね。
はぁ……道士様は良いよなぁ。人気者で、皆に慕われていて……」
神子「(……幻想郷にやって来た、『希望』の力を持つ選手の面を再現したは良かったが。
……こいつは、我ながらもう少しどうにかならなかった物か)」
神子はこころに、ハチマキを付けた幸薄げな少年の面を被らせる事にする。
こころは嫌がりながらもその面を選んで頭に付けると、たちまち地獄が似合う少年のような雰囲気を醸し出す。
――そしてこの変化こそが、鈴仙が憂慮し、神子が彼女を最終兵器とした所以である。
彼女には、被ったその面に応じて、その選手の特長を最大限コピーすると言う特殊な「才能」を持っていた。
神子「(まあ、良い。さあ、心せよ永遠亭ルナティックスよ。
お前達は今から、これまでに出会った過去の強敵に。――そして果てには……最大の味方に苦しめられるのだからね)」
*こころの被る面が『哀しむ飛蝗の面』に変わりました。以降、面が変わるまでこころの能力・必殺技は松山とほぼ等しくなります。
(一部再現していない部分もあります)
134 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2015/07/05(日) 22:54:40 ID:Sp+SD2e2
――ピィイイイイイイイイイイイッ!
実況「さあ! そしてホイッスルが鳴りました! ボールを蹴るのはパスカル選手……と、見せかけて!」
タッ!
鈴仙「(選択肢なんて設けなくても、この距離から決めるんだったら『マインドエクスプロージョン』しかない!
見てなさい聖徳ホウリューズ! 何も苦しんでもがいているのは、人間だけに許された特権じゃないんだから!)
――いっけぇぇぇぇえぇぇええっ!!」
グワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!
神子「………何?」
こころ(哀)「やい兎。お前、今……私を笑ったな?」
実況「鈴仙選手、これは……これは、シュートだぁぁぁぁぁっ! ルナティックスのフリーキックは、
50メートルもの距離を無視した超ロングシュートだったぁあああ〜〜〜〜〜〜〜!!
大きくその右脚を振り上げて、感情を爆発させながら、今、インパクトへと向かっていきます!!」
神子「(まさか、ここで撃って来るとは。痺れを切らしたか、それとも……?)
――兎も角、びっくりしたよ。君はもう少し、大人しい性格の娘かと思っていたのだがね!」
バッ!
こころ(哀)「笑うなぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」
ババッ!
135 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2015/07/05(日) 22:59:02 ID:Sp+SD2e2
高杉「グフフ……ゲヒィ。その程度のシュートがどうした!
タックルならともかく、今の俺のブロックは次藤をも超えたァ!!」
バッ!
布都「太子様。見ていて下され! かの蛮族のシュートはこの忠臣・物部布都が止めてみせようぞ!」
バァァッ!
川上「さっきのマグレだ! 今ここで止める! 止めて、俺があの森崎よりも優れているって事を証明するんだ!」
グッ……!
鈴仙「(ブロックに出たのは4枚……! あの神子がブロックに出ているのが少し怖いけれど。
――でも、抜いて、決めてみせるんだから……!!)これが私の感情の爆発!
――『マインドエクスプロージョン』よ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッ!!」
バッ……ゴォオオオォオオオオオオオオオオオオオオンン!! ギュン……ギュンギュンギュンギュン………!!
鈴仙「いっ……けぇぇぇぇぇぇぇぇえええええええ〜〜〜〜!!」
136 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2015/07/05(日) 23:03:13 ID:Sp+SD2e2
先着4名様で、
★鈴仙→マインドエクスプロージョン 62 ( ! card )+( ! dice + ! dice )+(フリー補正+2)=★
★神子→ブロック 51 (! card)+(! dice + ! dice)+(人数補正+2)=
こころ→ブロック 52 (! card)+(! dice + ! dice)+(人数補正+2)=★
★布都→ブロック 51 (! card)+(! dice + ! dice)+(人数補正+2)+(40m補正+3)=
高杉→ブロック 53 (! card)+(! dice + ! dice)+(人数補正+2)+(40m補正+3)=★
★川上→パンチング 58 (! card)+(! dice + ! dice)+(50m補正+4)=★
と書き込んでください。カードやダイスの結果で分岐します。
【シューター】−MAX【ブロッカー】
≧5→シュートは邪魔される事無く放たれた!GKとの勝負へ。
=4〜2→シュートは放たれた。しかしこの数値差の人数分威力が落ちてGKとの勝負へ。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(佳歩がねじ込み)(岸田がフォロー)(川上がフォロー)
≦−2→聖徳ボールに。
【シューター】−【キーパー】
≧2→鈴仙のマインドエクスプロージョンが聖徳ゴールに爆発する!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(佳歩がねじ込み)(ルナティックスのコーナーキック)(岸田がフォロー)
≦−2→聖徳ボールに。
【補足・補正・備考】
鈴仙の『マインドエクスプロージョン』には吹飛係数2があります。
鈴仙のマークがダイヤで、敵GKに転倒ペナ(−4)が発生します。
鈴仙のスートと敵スートが一致時、スキル・狂気の瞳LV3により敵の数値が−2されます。
神子のマークがダイヤで、「カウンターシュート(+10、300消費、成功時敵シュート撃ち返し)」が発動します。
布都のマークがダイヤ・ハートで「大物忌正餐」(+7、200消費)が発動します。
高杉のマークがダイヤ・ハートで「顔面ブロック」(+6、150消費)が発動します。
高杉のマークがスペードで「頭突きブロック」(+4、100消費)が発動します。
川上のマークがダイヤ・ハートで「するどいパンチング」(+2)が発動します。
神子はスキル・聖人により鈴仙のスキル・狂気の瞳を無効化します。
137 :
森崎名無しさん
:2015/07/05(日) 23:04:24 ID:???
★鈴仙→マインドエクスプロージョン 62 (
クラブK
)+(
2
+
4
)+(フリー補正+2)=★
138 :
森崎名無しさん
:2015/07/05(日) 23:04:32 ID:???
★鈴仙→マインドエクスプロージョン 62 (
ハート9
)+(
6
+
3
)+(フリー補正+2)=★
139 :
森崎名無しさん
:2015/07/05(日) 23:04:39 ID:???
★鈴仙→マインドエクスプロージョン 62 (
スペード9
)+(
5
+
5
)+(フリー補正+2)=★
140 :
森崎名無しさん
:2015/07/05(日) 23:04:53 ID:???
★神子→ブロック 51 (
スペードJ
)+(
6
+
3
)+(人数補正+2)=
こころ→ブロック 52 (
クラブ10
)+(
2
+
1
)+(人数補正+2)=★
141 :
森崎名無しさん
:2015/07/05(日) 23:06:22 ID:???
★布都→ブロック 51 (
スペードK
)+(
6
+
4
)+(人数補正+2)+(40m補正+3)=
高杉→ブロック 53 (
ハート9
)+(
5
+
6
)+(人数補正+2)+(40m補正+3)=★
142 :
森崎名無しさん
:2015/07/05(日) 23:06:43 ID:???
★布都→ブロック 51 (
スペードK
)+(
2
+
4
)+(人数補正+2)+(40m補正+3)=
高杉→ブロック 53 (
ダイヤK
)+(
5
+
5
)+(人数補正+2)+(40m補正+3)=★
143 :
森崎名無しさん
:2015/07/05(日) 23:06:56 ID:???
★川上→パンチング 58 (
ダイヤ4
)+(
4
+
4
)+(50m補正+4)=★
144 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2015/07/05(日) 23:07:57 ID:???
すみません、神子とこころのブロック値が間違っていました(汗)
神子とこころのブロック値はそれぞれどちらも50が正しい数字です。
結果にて修正しますので、そのまま引いてください。
145 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2015/07/05(日) 23:26:09 ID:???
★鈴仙→マインドエクスプロージョン 62 ( クラブK )+( 2 + 4 )+(フリー補正+2)=70★
★神子→ブロック 50 ( スペードJ )+( 6 + 3 )+(人数補正+2)=61*吹き飛び!
こころ→ブロック 50 ( クラブ10 )+( 2 + 1 )+(人数補正+2)+(狂気の瞳-2)=55★*吹き飛び!
★布都→ブロック 51 ( スペードK )+( 6 + 4 )+(人数補正+2)+(40m補正+3)+(狂気の瞳-2)=64*吹き飛び!
高杉→ブロック 53 ( ハート9 )+( 5 + 6 )+(人数補正+2)+(40m補正+3)+(顔面ブロック+6)=75★
≦−2→聖徳ボールに。
鈴仙「でりゃぁぁぁぁぁあああ!!」
ギュン……ゴオオオッ! バギバギバギッ!!
神子「ぐっ……! まさかこれ程の威力とは!」
こころ「どぉせ私なんか……」
布都「た、太子様ー!? おのれ、よくも太子様を……ぶぐえっ!?」
実況「鈴仙選手のシュートは凄い威力! 40メートルmの距離がどうしたと言わんばかりに、
聖徳ホウリューズのMF及び、ディフェンスリーダーの物部布都選手をも紙屑のように容易くふっとばして行きます!
ですが……!?」
高杉「俺は……俺はここに居ても良いんだ! うぉおおおっ!」
バッ! ガシイイッ!!
鈴仙「あっ……!? そ、そんなァ!?」
実況「ですが、そのシュートには既に高杉選手が飛び出していた!
高杉選手、自慢の『顔面ブロック』で、鈴仙選手のシュートを完全に防いでしまいます!!」
高杉「グフフ……全日本では厄介者の除け者扱いだった俺が、このチームでは壁として活躍出来る。
生きてて、生きてて良かったァ〜〜〜〜〜〜!」
146 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2015/07/05(日) 23:28:38 ID:Sp+SD2e2
佳歩「――なんて、感極まってるのもここまでです! まだ、攻撃は終わっていませんよ!」
タッ、ズザアアアアアアッ!
実況「しかし高杉選手の足元には、先ほどのシュートへのねじ込みを狙っていたFW、
因幡佳歩選手がタックルへと向かっています! ルナティックスの攻撃はまだ終わってはいない〜!」
岸田「(貧弱なタックルだが、高杉だったら取られてしまう可能性も高いな。
しょうがねぇ、俺も後ろに控えておくとしようか!)」
タッ……。
高杉「フフフ……今の俺のドリブルはサッカー中国代表の一般選手にも匹敵するゥ!」
佳歩「良く分かん無いですけど。それってきっと、あんまり大したことないですよねっ!」
タッ、ズザアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!
先着2名様で、
★高杉→ドリブル 45 (! card)(! dice + ! dice)=★
★佳歩→タックル 47 (! card)(! dice + ! dice)=★
と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。
MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→高杉、ボールキープ成功。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(岸田がフォロー)(永琳と大丸で競り合い)(パスカルがフォロー)
≦−2→ルナティックスボールに。しかし……!
【補足・補正・備考】
特になし。
147 :
森崎名無しさん
:2015/07/05(日) 23:29:41 ID:???
★高杉→ドリブル 45 (
ハートQ
)(
5
+
3
)=★
148 :
森崎名無しさん
:2015/07/05(日) 23:30:01 ID:???
★佳歩→タックル 47 (
ダイヤ9
)(
1
+
2
)=★
149 :
森崎名無しさん
:2015/07/05(日) 23:31:20 ID:???
だからなんでこいつらここまでダイス高いんですか(汗)
150 :
森崎名無しさん
:2015/07/05(日) 23:32:24 ID:???
たいしたことなかったね(佳歩が)
151 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2015/07/05(日) 23:48:37 ID:Sp+SD2e2
★高杉→ドリブル 45 ( ハートQ )( 5 + 3 )=53★
★佳歩→タックル 47 ( ダイヤ9 )( 1 + 2 )=50★
≧2→高杉、ボールキープ成功。
タッ、クッ……シュパァァッ!
佳歩「えっ、ちょっ……!(ど、どうしよう。思ったより上手だ、この人!!)」
高杉「嗚呼……これがサッカーの楽しさなのかァ!!」
実況「高杉選手、佳歩選手のタックルを巧みなドリブルで回避! そしてそのまま、前方へのクリアに準備を進めます!」
パスカル「しまった。まさかここであのタカスギがこうも輝くとは! 俺はやや上がり過ぎたから。頼む、ナカヤマ……!」
神子「でかした、高杉。さあ、ボールを前に!」
高杉「グフフ……分かりました、神子様!(俺が神子様、いや神子をも抜くのは、時間の問題かもしれんな……グフフ)」
グワァァッ、バゴオオオオッ!
実況「高杉選手、ボールを思いっきり前に打ち出した! 果たしてそのボールの行方は〜〜!?」
先着1名様で、
★ボールの行方→ ! card★
と書き込んでください。マーク・数値で分岐します。
JOKER→高杉「今の俺はもはや、ディアスをも超えたァ!!」高杉、何とドリブルで中央突破に!
ダイヤ→中盤でこころがフォロー。ドリブルで中盤を進んでいく!
ハート・スペード→中盤で神子がフォロー。パスで前線の屠自古達へと繋ぐ!
スペード→中盤下がり目で本間がフォロー。ドリブルで右サイドを抉って行く!
クラブA→高杉の放ったフィードはゴール前でバウンドし……!? 小田?「ケケケ……」
152 :
森崎名無しさん
:2015/07/05(日) 23:49:47 ID:???
★ボールの行方→
ダイヤ9
★
153 :
森崎名無しさん
:2015/07/05(日) 23:51:12 ID:???
JOKER、もちつけえええw
154 :
森崎名無しさん
:2015/07/05(日) 23:55:55 ID:???
ドリブル突破ということは来生の面にチェンジかな?
下手するとまたドリブル突破で一対一失点の悪夢か……
155 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2015/07/06(月) 00:02:02 ID:I0lbK1+E
★ボールの行方→ ダイヤ9 ★
ダイヤ→中盤でこころがフォロー。ドリブルで中盤を進んでいく!
ヒュルルル……パシッ。
こころ(哀)「我々にボールが来たか。……いや、希望を持っては駄目だ。
私達闇の住人にとっては、ボールは眩しすぎる…………」
神子「眩しがっていないで、ボールを運びなさい」
こころ(哀)「はぁ……。どぉせ私なんて……」
タッ……!
実況「高杉選手がフィードしたボールは僅かに中央へと流れ、
上がり目の位置に居た神子選手に変わって、謎の新選手・秦こころ選手がフォローしました!
こころ選手、地獄めいた発言を繰り返しておりますが、能で鍛えた強靭な足腰を活かし、
堅実にドリブルで前へと上がっていきます!」
中山「(永琳さんは少し上がり過ぎている。慧音さんはシュートブロックの時、輝いて貰わねばならん。
ならば――ここは、俺が一人で行くしかないか!)」
タッ。
こころ(哀)「お前は……いつぞやの『希望』じゃないか。眩しすぎるんだよ、お前は!」
実況「そんなこころ選手へとぶつかるのは、後半から中盤の底としてチームを支える中山政男選手!
自慢の熱いタックルで、こころ選手の暗いドリブルに単身立ち向かいます!」
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