キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【契約書に名前】鈴仙奮闘記34【書いてみて】
1 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2016/01/10(日) 15:50:42 ID:???
このスレは、キャプテン森崎のスピンアウト作品で、東方Project(東方サッカー)とのクロスオーバー作品です。
内容は、東方永夜抄の5ボス、鈴仙・優曇華院・イナバがサッカーで世界を救う為に努力する話です。
他の森崎板でのスレと被っている要素や、それぞれの原作無視・原作崩壊を起こしている表現。
その他にも誤字脱字や稚拙な状況描写等が多数あるかと思いますが、お目こぼし頂ければ幸いです。
☆前スレ☆
【レイセン】鈴仙奮闘記33【アレアレオー】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1449152880/
☆過去ログ・攻略ページ(キャプテン森崎まとめ@Wiki内)☆
http://www32.atwiki.jp/morosaki/pages/104.html
☆あらすじ☆
ある日突然幻想郷にやって来た外来人、アラン・パスカルと中山政男との出会いにより、
師匠に並ぶ名選手になると決心した鈴仙・優曇華院・イナバ。
彼女は永琳の庇護下で実力を大きく伸ばし、幻想郷中の勢力が集まった大会でMVPを勝ち取った!
しかしその夜鈴仙は、自身の成長は永琳の計画であった事、その計画の副作用で
月に眠る大いなる厄災――「純狐」が八雲紫の身体を乗っ取り目覚めつつある事を明かされる。
そして、鈴仙は永琳に懇願される。このままでは蘇った「純狐」が世界を滅ぼしてしまう。
「純狐」の純粋なる狂気を止める者は、混沌たる狂気を溜め込んだ鈴仙以外に居ない。
だからこそ、鈴仙は次に紫が計画した大会――『幻想スーパーJr.ユース大会』に優勝し、
サッカーで、純狐に取り憑かれた八雲紫を倒して欲しい……と。
鈴仙は最初は戸惑いつつも、中山により自身の成長と覚悟を悟り、最後には永琳の願いを受け入れる。
そして鈴仙は、幻想郷の秩序の変革を狙う『プロジェクト・カウンターハクレイ』の一員として、大会に優勝することを誓った。
一方その頃、『プロジェクト・カウンターハクレイ』のGMを務める魅魔は、
幻想郷の各地を飛び回り、鈴仙と共に純狐と戦う残り14人の戦士達を集めるべく奔走していた。
出身も種族も全然違う、個性的な面々の中から、果たして誰が鈴仙の新たな仲間となるのか。
幻想郷から永らく姿を見せなかった悪霊の、人知れぬ奮闘記が始まった。
60 :
森崎名無しさん
:2016/01/11(月) 19:55:33 ID:6HPqrhDE
お燐
61 :
森崎名無しさん
:2016/01/11(月) 19:56:05 ID:GA7FNFjs
パチュリー まずはスタメン格とりで
62 :
森崎名無しさん
:2016/01/11(月) 20:14:53 ID:???
にとりは練習次第かな、GK能力が良成長すれば他に回して守備固めに使う感じで
さとりは想起スキルでフラグ無視して技が使えるから、国柄お得意のドリブルを鍛えたい。
後これは相談内容だけど、覚妖怪スキルが逆の立場でも発動出来るなら、必ず読み勝てるしシュートもありかな
63 :
森崎名無しさん
:2016/01/11(月) 20:17:50 ID:???
さとりの能力は1対1向け、攻撃でも。お主やるのう。
64 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2016/01/11(月) 20:59:12 ID:nymbWcHU
5人目の勧誘→パチュリー
てゐをまんまと懐柔してやった魅魔は、次に紅魔館へと向かった。
無能な門番やメイド妖精達を眠らせ、彼女は地下図書館に足を踏み入れる。
目的はただ一つ。
パチュリー「……来ると思っていたわ。用件は分かってるから、余計な説明は不要よ」
魅魔「そうかい、そうかい。お察しの良い事で」
地下図書館の一番の奥に潜み、こうして魅魔が来訪しても本で顔を隠したままの根暗な少女。
パチュリー・ノーレッジのプロジェクト・カウンターハクレイへの引き抜きだった。
魅魔「(あたしが来ても全く気にせず、顔を上げずに本を読んでいる。
これまでの警戒されっぷりを考えると、ちょっと新鮮だねぇ。
――さて。とりあえずスカウターで数値を確認……っと)」
パチュリー・ノーレッジの感情値
(幻想郷への未練 -2)
(全幻想郷代表主力 -10)
(紅魔の一員 -10)
(鈴仙との関係性 +5)
(鈴仙のマスター +3)
―――――――――――――――
合 計 -14
65 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2016/01/11(月) 21:00:29 ID:nymbWcHU
魅魔「(うーむ。……−14。鈴仙との関係性は確かに深いが、やはり彼女程にもなると、
それだけでゴリ押すには少し難しいか)」
「喘息が無ければ霊夢以上の天才」とまで、かつて称されていたパチュリー・ノーレッジ。
今の彼女は喘息の完治と引き換えに深刻なフィジカル不足を抱えているが、
それでも尚、彼女のMFとしての才能と実力が全幻想郷代表にとって不可欠である事は言うまでもない。
勧誘難易度の高さに魅魔が内心慄く中、最初に話題を切り出したのはパチュリーの方だった。
パチュリー「――さて。私の読みでは、プロジェクト・カウンターハクレイの選手強化計画の肝は、
各選手の海外への派遣だと思っているのだけど……合ってるかしら?
魅魔「……合ってる。どうやって推理したいんだい?」
パチュリー「簡単な事よ。プロジェクト・カウンターハクレイの選手候補は弱小選手も多い。
そんな選手を短期間で鍛えるには、代表を抜いた幻想郷の環境では温すぎる。
となると、どこで鍛えるか? ……サッカー強豪国のクラブチームか何かでしょう。
賢者たる私にとっては、簡単な推理だったわ」
魅魔「ふむ。……お前さんが賢者かどうかは分からんが。頭が回る人物なのは分かったよ」
ぼそぼそと紡がれた論理的な推理に対して、魅魔が純粋に舌を巻く中。
パチュリーは視線を本に落としたままこう続けた。
パチュリー「そこで、まず私が貴女に聞いてみたいのは一つ。この海外修行に関する事よ。
私の見立てでは、弱小選手に限らず。私のような強豪選手でも海外で研修をさせてくれる機会を
与えてくれるんじゃないか、って期待しているのだけど。
――貴女達は私を、どの国に連れてってくれるのかしら。理由を付けて教えて欲しいわね」
魅魔「…………!」
66 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2016/01/11(月) 21:03:47 ID:nymbWcHU
それはパチュリーが魅魔を試す為に設けた問いだった。
彼女は恐らく、この問いをもって、魅魔のサッカーに対する知識や感覚を探ろうとしている。
ここで現実のサッカー情勢と比べて、明らかに間違った事を回答すれば、彼女の信頼は一気に削がれるだろう。
魅魔「(……まずは小手調べと言ったところか。まぁ良いさ、あたしは幻想郷から離れていた間、
外界のサッカーに関する知識も充分に仕入れていた。この位、答えてやろうじゃないか)」
パチュリーの選手としての特徴を考えると、彼女はどの国でプレーする事が相応しいか。
実際の計画がどうであるかをさて置いて、魅魔はこう答えた。
A:「スペインだね。あんたのドリブル力とパス力はハイプレスの国が相手でも、充分通用する」
B:「イタリアだね。カウンターとロングパス、組織化された戦術。その全てが、お前さんに打ってつけだ」
C:「イングランドだね。お前さんの強力なパスとパスカットは、プレミアリーグで特に必要とされているからね」
D:「アルゼンチンだね。あそこは個より集団のサッカーだ。あんたが得意とするファストブレイクが存分に活かせる」
E:「イヌカマッセ共和国だね。お前さん程の案外大した事無い力なら、ベストイレブン入り待ったナシだ」
先に2票入った選択肢で進みます。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
*時代考証とは考えず、ごく一般的なイメージで回答してください。
*パチュリーが仲間になったとしても、ここで選んだ国に行くかどうかは分かりません。
*作者のサッカー知識はかなり薄いですが、正解以外の選択肢は明らかにおかしい風に作っているつもりです。
ですが、もしも正解以外で進行しかけた場合も、その選択肢がホントは正しい理由を言って下されば、
正解したとみなして進行させます。
67 :
森崎名無しさん
:2016/01/11(月) 21:07:12 ID:???
E
68 :
森崎名無しさん
:2016/01/11(月) 21:07:43 ID:O/l50q7+
B
69 :
森崎名無しさん
:2016/01/11(月) 21:08:58 ID:+5IwFQNU
B
70 :
森崎名無しさん
:2016/01/11(月) 21:14:05 ID:???
昔は守備重視のイタリア。ワールドカップで真のダークホース・コスタリカにまさか負けるとは思わなかった。
71 :
森崎名無しさん
:2016/01/11(月) 21:19:12 ID:???
コスタリカがねえ……キャプつばゲーム作ってたころのテクモスタッフが
今ゲームを作ったらどこの国がでるだろう?
72 :
森崎名無しさん
:2016/01/11(月) 21:21:21 ID:???
「イタリア・イングランド・ウルグアイ・コスタリカ」
この死の組の中に放り込まれたコスタリカかわいそうにねえ…だったのに実は一番強かった
73 :
森崎名無しさん
:2016/01/11(月) 21:27:08 ID:???
今現在なら戦術といえばスペインなんだってね。
イタリアが戦術面で落ちてるんだって。
74 :
森崎名無しさん
:2016/01/11(月) 21:45:01 ID:???
イヌカマッセ共和国には守矢戦の審判も連れて行ってやってくれ
75 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2016/01/11(月) 21:51:51 ID:nymbWcHU
B:「イタリアだね。カウンターとロングパス、組織化された戦術。その全てが、お前さんに打ってつけだ」
魅魔「……簡単だ。勿論、イタリアさ。カウンターとロングパス、組織化された戦術。
その全てが、お前さんに打ってつけだからね。
あたしの見立てじゃ、お前さん程の実力を持った選手がイタリアで学べば、
恐らく世界でも有数――いや、世界一のレジスタとなれる見込みがあるよ」
パチュリー「……そんな当然の事を、今更言われても困るわ。
まあ、あんたが馬鹿じゃない事が分かって良かったけど」
賛辞を含めた魅魔の回答にも、パチュリーは取りつく島を与えない。
しかし。魅魔の回答を受け、彼女の内心に大きな変化が起きていた事は事実だった。
ピピピ……。
スカウターがアラームを発すると、感情値について一つの項目が追加されていた。
パチュリー・ノーレッジの感情値
(幻想郷への未練 -2)
(全幻想郷代表主力 -10)
(紅魔の一員 -10)
(鈴仙との関係性 +5)
(鈴仙のマスター +3)
(レジスタへの志向 +5)
―――――――――――――――
合 計 -9
76 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2016/01/11(月) 21:53:42 ID:nymbWcHU
魅魔「(レジスタへの志向、か……。反応はああだけど、やはり自分自身の目指すべき選手像として、
イタリアサッカーの司令塔を見ていたようだね。
全幻想郷代表では恐らくレジスタは目指せまい。この方向で突いていけば……)」
順調な推移を見せる感情値に、魅魔は一瞬胸を撫で下ろしかけるも――。
パチュリー「――でも。それだけでは私は了承できないわ」
パチュリー・ノーレッジはそれで折れる程安い選手では無い。
彼女は魅魔に対してもう一つ、問いを投げかけて来た。
パチュリー「知ってると思うけど。私はなんだかんだでここの住人に思い入れがあるのよ。
できる事なら、代表としても一緒にサッカーをしたい。そんな庶民派な気持ちも、人並みはあるの。
確かにイタリアサッカーを学べるかもしれない、という点はあんた達の計画の大きな利点だとは分かった。
だけど、それだけでは私の思いは動ききらない。だから、他にも利点があるなら、教えてくれないかしら?
私が紅魔の絆を捨ててまで、あんた達について行くべき合理的かつ論理的な理由を」
魅魔「成程ね。合理的かつ論理的な理由か。――それならある」
パチュリー「……へぇ。気になるわね。聞かせて貰おうかしら」
魅魔「ああ、いいさ(……彼女のサッカー知識は、他の幻想郷の住人と比べても間違い無く断トツに豊富だ。
その上、自分の才能に関するプライドも高い。ここは殊更に気を付けて、的確な指摘をする必要があるだろうね)」
77 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2016/01/11(月) 21:55:04 ID:nymbWcHU
パチュリーはここで初めて、本を手元に置いて魅魔に視線を合わせた。
伏し目がちな双眸が魅魔の顔に冷たく刺さる。
――ここは、今回の勧誘において最も重要な局面だ。第六感がそう告げる中、魅魔はこう話した。
A:「このまま代表にいても、あんたは霊夢の引き立て役だ。だがウチなら別だ、間違い無くトップ下になれる」
B:「紅魔の絆も大事だろうが、弟子との絆も大事じゃないのかい? 鈴仙は、あんたを心底慕っているよ」
C:「全幻想郷は個のチームだが、我々は組織のチームを目指す。……レジスタは、どっちのチームの方が輝ける?」
D:「我々のチームには、あんたのパスを受ける史上最高のクラッキが居る。……誰かは分かるね?」
E:「あんた、岬、射命丸、それと数合わせでアリス。……伝説のカルテットを完成させてみたいと思わんかね?」
先に2票入った選択肢で進みます。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
78 :
森崎名無しさん
:2016/01/11(月) 22:04:21 ID:n3bgOnZk
C
AとDはそれぞれ暗にパチュリーとレミリアを貶すことになるから地雷かな
79 :
森崎名無しさん
:2016/01/11(月) 22:05:12 ID:g5HQ/O2w
C
80 :
森崎名無しさん
:2016/01/11(月) 22:05:48 ID:6HPqrhDE
C
Dはレミリアでもよくね? になるかたしかに
81 :
森崎名無しさん
:2016/01/11(月) 22:06:51 ID:GA7FNFjs
C
82 :
森崎名無しさん
:2016/01/11(月) 22:08:44 ID:???
代表に個の力で勝てるわけがないから自動的に組織力で対抗することになる
メンバーが碌に集まってなくても組織のチームを目指すと言い切れるはず
本当だったらメンバー次第になるんだろうけど
83 :
森崎名無しさん
:2016/01/11(月) 22:09:43 ID:???
ただCも今から作るチームでできるかという疑問は残るけど。
84 :
森崎名無しさん
:2016/01/11(月) 22:12:42 ID:???
幻想代表に勝つ方法は組織的に戦うしか無いのも事実なんだよね。
85 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2016/01/11(月) 22:32:28 ID:nymbWcHU
C:「全幻想郷は個のチームだが、我々は組織のチームを目指す。……レジスタは、どっちのチームの方が輝ける?」
パチュリー「……ほう」
パチュリーはここで初めて表情を動かした。目を僅かに開き、魅魔の発言に注目している様子だ。
魅魔は物怖じする事なく、淡々と理由を述べていった。
魅魔「いいかい? 我々のチームは確かに、現在まだメンバーすら目途が立っていない。
が、全幻想郷選抜を含めた強豪国相手に勝利する事を目標としている。
この時、我々は必然的に、組織のチームを目指すしか選択肢は無い。
……個の実力はどうしたって全幻想郷には劣るんだ。当然だろう?」
パチュリー「……まぁ。そうでしょうね。全幻想郷の代表監督は八雲紫。
彼女は以前からファンタジスタ・博麗霊夢を中心とするチームの創設を公言して憚らない。
そして、恐らくキャプテンでも無い一選手となるであろう、私の意見は受け入れられないでしょうね」
魅魔「そうだ。その前提もあって、我々は組織的なチーム作りが必要となる。
だがここで、一つの問題が生じる。――誰が、その『組織的なチーム』とやらを作るんだい?
幾ら半年時間があるとはいえ、今から作るような急造チームが。しかも弱小から中堅選手がメインのチームが、
世界にも通用するような『組織的な』プレーをするなんて、個々の選手が急に伸びるのと同じ位は無茶だ」
パチュリー「良かった。……その程度の常識は持ち合わせているのね。
単に根性論で組織プレーだ! ……とか、言いだすかと思ってヒヤヒヤしてたもの」
パチュリーの茶々を聞き流しながら、魅魔はコホンと咳払いをし、本題に入る。
魅魔「そこでだ。我々のチームが『組織的』なチームたるべきには、絶対不可欠な選手が一名居る。
試合中の得点の起点となり、高い実力と戦術理解力を持ち、攻守において要となるべき選手。
試合外においても、選手の組織的動きをコーチングし、実戦レベルへと導ける人物。……そう、レジスタだ」
86 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2016/01/11(月) 22:36:54 ID:nymbWcHU
すみません、
>>85
のパチュリーの受け答え等が一部おかしい気がしたので、
>>85
は脳内削除してこっちで読んで下さい。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
C:「全幻想郷は個のチームだが、我々は組織のチームを目指す。……レジスタは、どっちのチームの方が輝ける?」
パチュリー「……ほう」
パチュリーはここで初めて表情を動かした。目を僅かに開き、魅魔の発言に注目している様子だ。
魅魔は物怖じする事なく、淡々と理由を述べていった。
魅魔「いいかい? 我々のチームは確かに、現在まだメンバーすら目途が立っていない。
が、全幻想郷選抜を含めた強豪国相手に勝利する事を目標としている。
この時、我々は必然的に、組織のチームを目指すしか選択肢は無い。
……個の実力はどうしたって、全幻想郷には劣るんだからね」
パチュリー「……まぁ。そうでしょうね」
魅魔「だろう? さて、その前提もあって、我々は組織的なチーム作りが必要となるんだが……。
ここで、一つの問題が生じる。――誰が、その『組織的なチーム』とやらを作るのか? だ。
幾ら半年時間があるとはいえ、今から作るような急造チームが。しかも弱小から中堅選手がメインのチームが、
世界にも通用するような『組織的な』プレーをするなんて、個々の選手が急に伸びるのと同じ位は無茶だ」
パチュリー「良かった。……その程度の常識は持ち合わせているのね。
単に根性論で組織プレーだ! ……とか、言いだすかと思ってヒヤヒヤしてたもの」
パチュリーの茶々を聞き流しながら、魅魔はコホンと咳払いをし、本題に入る。
魅魔「そこでだ。我々のチームが『組織的』なチームたるべきには、絶対不可欠な選手が一名居る。
試合中の得点の起点となり、高い実力と戦術理解力を持ち、攻守において要となるべき選手。
試合外においても、選手の組織的動きをコーチングし、実戦レベルへと導ける人物。……そう、レジスタだ」
87 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2016/01/11(月) 22:39:43 ID:nymbWcHU
パチュリー「……成程。話が読めて来たわ」
魅魔「――そうだ。パチュリー・ノーレッジよ。我々のチームでは、お前の存在が全てを担う。
それは、全幻想郷代表で、霊夢を越えたとしても絶対にありつけない地位だ。
試合を高所から見下ろし駒を動かす、まさしくフィールド上の賢者。
その役を、お前さんにはやって貰いたいと思っている。
――まさか、自分には荷が重すぎるとかは、言いださないだろうね?」
パチュリー「……レジスタとしての立ち回りを学べる環境の提供に加え、実際に私がレジスタとして輝けるチームを提供する。
――それが、あんた達が私に提示する条件だという訳ね」
魅魔「そうだ。紅魔の絆とやらを破るに充分かは分からんが。……それでも、充分に合理的な理由だろう?」
魅魔は僅かに唇を歪めて、力強く頷く。
パチュリーの表情こそ相変わらずだが、彼女の意識が新チームへと向いている事は明らかだった。
先着1名様で、
★レジスタとして輝けるチーム→ ! dice×2=★
と書き込んでください。数字の合計分だけプラス補正になります。
88 :
森崎名無しさん
:2016/01/11(月) 22:40:21 ID:???
★レジスタとして輝けるチーム→
3
×2=★
89 :
森崎名無しさん
:2016/01/11(月) 22:40:47 ID:???
★レジスタとして輝けるチーム→
4
×2=★
90 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2016/01/11(月) 22:46:55 ID:nymbWcHU
★レジスタとして輝けるチーム→ 3 ×2=6★
ピピピ……。
魅魔の眼中にあるスカウターの数値が目まぐるしく変動していく。
最終的に数値が止まった時、感情値は好ましい結果を示していた。
パチュリー・ノーレッジの感情値
(幻想郷への未練 -2)
(全幻想郷代表主力 -10)
(紅魔の一員 -10)
(鈴仙との関係性 +5)
(鈴仙のマスター +3)
(レジスタへの志向 +5)
(レジスタとして輝けるチーム +6)
―――――――――――――――
合 計 -3
魅魔「(おお……! 上手く行ったようだね。一気に難易度が−3に!
これなら、およそ11/13。80%以上の確率で勧誘が成功するじゃないかい!
よし、ここだ。ここで決めるんだよ……!)――さあ、パチュリー・ノーレッジよ。考えてくれ。
そして結論を出してくれ。お前さんが活躍すべき場が、全幻想郷代表であるか、我々の新チームであるかを」
パチュリー「ふむ。そうね……」
91 :
森崎名無しさん
:2016/01/11(月) 22:47:23 ID:???
-3になったのなら上々過ぎるな
92 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2016/01/11(月) 22:48:23 ID:nymbWcHU
パチュリー・ノーレッジの感情値
(幻想郷への未練 -2)
(全幻想郷代表主力 -10)
(紅魔の一員 -10)
(鈴仙との関係性 +5)
(鈴仙のマスター +3)
(レジスタへの志向 +5)
(レジスタとして輝けるチーム +6)
―――――――――――――――
合 計 -3
先着1名様で、
★パチュリーの決断→ ! card + (補正合計-3) =★
と書き込んでください。下記のとおり分岐します。
≧0 スカウト成功
≦−1 スカウト失敗
*JOKERなら強制成功です。
93 :
森崎名無しさん
:2016/01/11(月) 22:49:29 ID:???
★パチュリーの決断→
スペード5
+ (補正合計-3) =★
94 :
森崎名無しさん
:2016/01/11(月) 22:49:31 ID:???
★パチュリーの決断→
クラブ6
+ (補正合計-3) =★
95 :
森崎名無しさん
:2016/01/11(月) 23:01:15 ID:???
マスターを引き込めたのは戦力アップという意味でも大きいが
マスターと戦わなくて済むようになったという意味でも大きい
巨人軍は巨人軍の打線と戦わなくていいから楽みたいな理論
96 :
森崎名無しさん
:2016/01/11(月) 23:09:10 ID:???
ベイスはベイスの投手陣と対戦しないからかわいそう理論
97 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2016/01/11(月) 23:23:15 ID:nymbWcHU
★パチュリーの決断→ スペード5 + (補正合計-3) =2★
≧0 スカウト成功
パチュリー「………………」
魅魔「(沈黙が重いねぇ……)」
パチュリーは暫くの間、沈黙を保っていた。それは恐らく紅魔の絆か、弟子の絆か。
強豪選手との安泰なサッカーか、そうでない選手との手探りな、しかし望んでいたサッカーか。
簡単には譲れない二つの天秤の間で、思考が揺れに揺れている為に他ならなかった。
――そして魅魔が結論を待つ事5分。最後の最後に沈黙を破ったのは。
??「――パチェ。行きたいんだろ? その新チームとやらに。だったら、私達の事なんて気にせず行っちゃいなよ」
パチュリー「……その声は。――レミィ?」
シュルルル……ポンッ。――カツ、カツ、カツ。
レミリア「――ご苦労だったな、魔界からの客人よ。話は全て聞かせて貰ってたよ」
魅魔「……あんたが紅魔館の主、レミリア・スカーレットかい。
コウモリになって友人の会話を盗み聞きとは、良い野次馬根性してるじゃないか」
――この場に本来居るべくも無い、第三者の声だった。
人間の幼い少女の形を取った紅魔館の主は、自分よりも遥かに大きい魅魔を見ても恐れる事なく、
むしろ格下の者に対するように、尊大かつ寛容に笑って、
レミリア「別に。もしもアホみたいな奴の勧誘だったら、パチェに代わって追い返してやろうと思ってただけよ。
……話を聞いてるとそうじゃない奴っぽかったから、何もしなかったけど」
そう悪びれる様子も無く言ってのけて。
それから彼女は魅魔には興味を向けず、パチュリーに向き直ってこう話し始めた。
98 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2016/01/11(月) 23:25:27 ID:nymbWcHU
レミリア「パチェ。もしもお前が私達に遠慮して、新チームの誘いを頷けないというなら言ってやろう。
――貴様如きが居ない程度で、この私が挫けるとか寂しがるとか思ったのか?」
パチュリー「うん、思った」
レミリア「即答かいっ!? ……ご、ゴホン。
まあとにかく。私達は友人だけど、だからこそ互いの意志を尊重したいと思ってるのよ。
もしパチェが私のせいで、自分がやりたい事、目指したい夢を諦めるって言うなら、
それは絶対にやって欲しくないわけ。分かるわよね?」
パチュリー「……私はあんたのせいで、色々犠牲にしてるけどね。まぁ、やりたくてやってるんだから良いけど」
パチュリーの発言の前半部分を聞かなかった事にしつつ、
レミリアはパチュリーに詰め寄ってから、重ねてこう問いかける。それはシンプルな質問だった。
レミリア「……ねぇ。パチェ。あんたは、新チームでレジスタとして活躍したいの、したくないの?」
パチュリーは間近に迫った友人の眼を見据えて、暫く答えに困っていたが。
やがて重々しくではあったが、口を開いて、明確に。一つの答えを発した。
パチュリー「……………………したい」
レミリア「……じゃ、決まりだ」
そして、そう答えたのを最後に、レミリアはパチュリーから離れ、今度は人間の姿を保ったまま空に飛んで。
99 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2016/01/11(月) 23:27:30 ID:nymbWcHU
レミリア「――それじゃ。えっと……名も知らぬ悪霊よ。我が友人の事を頼んだぞ」
魅魔「ああ。任された。必ずや彼女は世界最高の司令塔として、お前さんの前に立ちはだかるだろうよ」
レミリア「フフ。楽しみだ。それなら私も、世界最高のストライカーとして、
お前達に真なる恐怖と絶望を与えてやるから、覚悟するんだね。………」
そう言い残して、最後に何か独り言を呟きながら、再び闇の中へと消え去っていった。
魅魔「――良い友達を持ってるじゃないか」
パチュリー「……でないと、好きでこんなトコに何十年も過ごして無いわ」
魅魔「しかし、お前さんの加入は本当に助かったよ。是非色々と便宜を図ってやろうじゃないか」
パチュリー「だったら、本の手配を。本当は小悪魔も一緒に連れて行きたいんだけど……。
図書館の維持や、レミィの我儘を聞いてあげる要員として、ここに居て貰う必要があるからね」
二、三の事務的な連絡を交わした後、魅魔がパチュリーの下を去る事になった。
難しい勧誘に成功した事で、魅魔はすっかり上機嫌となっていたが、
パチュリーの様子は結局殆ど相変わらずな風に見えた。
パチュリー「(しかしレミィは。何を企んでいるのかしら……)」
だが実際はそうでは無く、パチュリーは新たな懸念について思考を働かせていた。
彼女は耳ざとく、レミリアが去り際に言った独り言の中身を聞いていたからだ。
魅魔にはどうやら聞こえなかったようであるが、……彼女は確か、こう呟いていた。
レミリア「……しかし面白そうね。選手を海外に派遣して実力アップか。私達もコッソリ真似して、やってみようかな……」
*パチュリーが新チームに加入しました!
100 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2016/01/11(月) 23:29:09 ID:nymbWcHU
☆第6回目のスカウトメンバーを選択します。
下記のリストにある選手ならば、先に2票集めた選手が6人目の指名になります。
それ以外で自由選択したい場合は、要3票とします。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
(未勧誘メンバー)
FW
星・射命丸・リグル・空・小町・来生・反町
MF
霞・村紗・静葉・はたて・パルスィ・お燐・早苗・アリス・松山(矢車)・岬
DF
つかさ・慧音・妹紅・チルノ・ナズーリン・穣子・レティ・ヤマメ・中里
GK
大妖精・一輪(+雲山)・さとり・陸
(勧誘済メンバー)
FW
鈴仙、佳歩
MF
てゐ、パチュリー
DF
GK
にとり(DFも可)
(勧誘に失敗したメンバー)※再判定可。難易度は、(名前後の括弧にある数値)+(! diceの数値)となります。
輝夜(2)
残り勧誘回数:10回
(うちウサギ勧誘必要回数:1回)※これを0に出来ない場合、第三章で佳歩が弱体化します
※選択不可選手(他にも居ますが(神子等聖徳ホウリューズ選手ほか)、下記以外の選手は選ばれそうになった際にアナウンスします)
森崎、中山、パスカル、永琳、妖夢、紫、藍、霊夢、魔理沙
101 :
森崎名無しさん
:2016/01/11(月) 23:29:55 ID:GA7FNFjs
つかさ そろそろDF
102 :
森崎名無しさん
:2016/01/11(月) 23:30:36 ID:6HPqrhDE
つかさ
103 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2016/01/11(月) 23:39:26 ID:???
つかさが選ばれた!
……と、言ったところで少し早いですが、今日の更新はここまでにします。
仕事が忙しくなければ、1日あたり1人勧誘というペースで更新出来ればと思っています。
>さとりの攻撃使用について
一応MFとして、本当にごく最低限の能力値は持っていますが、ある程度の練習は必要になります。
スキル・さとり妖怪の攻撃利用についてはその発想が無かったため、今の所不可ですが、
成長によってドリブルの一対一でも使用可……と、いう風にしようかと思います。
それでは、皆さま、本日もお疲れ様でした。
104 :
森崎名無しさん
:2016/01/12(火) 13:57:57 ID:???
つかさならディケイドのベルトを渡せばいけるはず
105 :
森崎名無しさん
:2016/01/12(火) 14:07:10 ID:???
乙でした
スキルが一対一の攻撃側でも使用出来るようになるのはいいですね。
弱点はないが対策スキルもなく一番不利、、基礎は高いがミョルニルは発動せず対策スキルもない、
ラストフォートでスキルを打ち消しあっても天才のトラウマ持ち、と海外三大GKにも通用しますし
106 :
森崎名無しさん
:2016/01/12(火) 17:26:19 ID:???
このスレのさとりさんはPKの時どういう性能になるんでしたっけ
具体的に言うと守備だと方向完全読み当てが出来て
逆にPK蹴らせたら絶対成功だったりする?ってこと
107 :
森崎名無しさん
:2016/01/12(火) 18:10:06 ID:???
つかさにはディケイドの中の人ネタでペットのチョッキカビゴンとマリオメーカーで買収を狙うか
108 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2016/01/12(火) 23:59:04 ID:???
こんばんは、今日も更新していきます。
>>104
,107
たぶんDちゃんに引き渡されますね。マリオメーカーは私もちょっとやってみたいですw
>>105
乙ありがとうございます。
さとり本人はGKとしてやって来てるので、仮に仲間になったとしても説得は必要とは思いますが、
選択によってはMFになる道もあるかもしれませんね。
>>106
さとりのPK性能については、少なくとも今のままだと、
スキル・覚妖怪(PA内のシュートについてセーブ+5、一対一+5、読み違え発生しない)
…とある以上、単にセーブ力+5ですね。
PK蹴らせたら絶対成功とか、PK完全読み当て可とかにすると、
味方FWをPAでドリブル無双させる→反則出たらさとりに蹴らせて1点確定とか、
敵FWをPA内反則ディフェンスで止める→PK取って即カウンター美味しいですとかになっちゃうので、
仲間になった場合は、バランス崩壊にならない程度に調整が入ると思います。(成功/読み当て率上昇、くらいに)
実際PKだと、無意識に軌道が逸れたりとかも良くあるでしょうし…。
109 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2016/01/13(水) 00:00:39 ID:???
6人目の勧誘→つかさ
つかさ「――素晴らしいお誘いですが。私が心配なのは尽きるところ一点だけです。
しかし、この一点が私にとっては、どうしても大きいポイントなのです。
……そこだけは、お分かり頂けますでしょうか」
――永遠亭のウサギ達の中で珍しく、つかさは魅魔の姿を見ても全く怯える素振りは無かった。
それどころか彼女は今、魅魔に対して交渉すら始めようとしていた。交渉内容は明らかだった。
魅魔「(……彼女のスカウターの表示は今までで一番シンプルだ。だが、それ故に崩すのが難しそうだね)」
因幡 つかさの感情値
(幻想郷への未練 -2)
(ウサギDが心配 -10)
(鈴仙との関係性 +4)
(佳歩、てゐの存在 +2)
―――――――――――――――
合 計 -6
つかさ「私には永遠亭に、どうしても守りたい子が居ます。
鈴仙さまの恩と信頼に報いたい気持ちや、てゐさまや佳歩ちゃんと一緒にサッカーをしたい気持ちも強い。
ですが、それと同じ位。私があの子に懸ける想いも強いのです……!
――スカウトさん。もしも私が意見を申し立てる事ができるのならば。
どうか。あの子を……ウサギDちゃんも、一緒に勧誘する事を約束してくれませんでしょうか」
魅魔「……ウサギDか」
その名前は岡崎教授のメンバー候補リストには載っていなかったが、それ以外の選手は全く知らない訳では無い。
今回のスカウトにあたって、幻想郷で少しでもサッカーを嗜んでいる者のデータについては一通り揃えてあった。
だが、そのデータ上でも、ウサギDの評価は低かった。
僅かにパスカットに秀でるものの、それでも中の下クラスの水準。その他は言うべくもない。
つかさとの合体技を編み出しているらしいが……これも1/2で失敗する未完成品。
110 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2016/01/13(水) 00:02:30 ID:u1ZgbvQM
魅魔「(普通に考えて。ウサギDを誘っても。少なくとも即戦力としては期待できそうにないねぇ。
多少の能力値の低さなら何とかなる……いや、何とか「する」が。彼女程だったら果たしてどうなるか……)」
つかさとの勧誘において、魅魔はいきなり岐路に立たされた。
つかさの要求を呑み、確実に彼女を引き入れる代わりに、戦力となるかどうか未知数のウサギDを入れるか。
つかさの要求を断り、不安定な交渉を経るリスクはあるものの、彼女単独の勧誘を狙うか。
魅魔「(――さて。ここは……)」
魅魔は少しの逡巡の後、こう答えを出した。
A:「分かった。ウサギDも勧誘しよう」
B:「いや、それは受けられん。お前だけが欲しい」
C:ウサギC「いや、それはうけられん。しっぽふわふわりょく67のCちゃんをいれる」魅魔「勝手に喋るな!?」
先に2票入った選択肢で進みます。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
*Aを選んだ場合、つかさとウサギDは必ずチームに加入します。
(無論、ウサギDを選択する分の勧誘回数は消費します)
111 :
森崎名無しさん
:2016/01/13(水) 00:04:38 ID:EbD8AF3U
B しっぽふわふわほしいw
112 :
森崎名無しさん
:2016/01/13(水) 00:05:33 ID:EmdCTPro
B
113 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2016/01/13(水) 00:30:29 ID:u1ZgbvQM
B:「いや、それは受けられん。お前だけが欲しい」
魅魔「――悪いが。あたしらは慈善事業ではサッカーをしていない。
彼女の加入がチームワークの増強とかお前さんの選手としての補完性の向上に繋がるならば、
勧誘を考えても良かったが。……あたしの見立てでは、彼女を新チームに入れるメリットは薄い」
つかさ「……ありがとうございます。私情に惑わされず、冷静で的確な評価が出来る方なのですね」
魅魔「ふん。おだてたって考えを改めたりしないよ。あたしは本当の事を言ったまでだ」
要求をバッサリ切り捨てても、つかさは顔色を変えなかった。
試合では激情家な反面、普段は理知的な彼女はこの結果をある程度予測していたのかもしれない。
その証拠に、彼女は間髪入れずにこう聞いて来た。
つかさ「……それならば、説明して頂けますか。この新チームにおいて、私を入れるメリットを。
他の選手では無く、この私を誘ってくださった理由を。
ただ何となくでは、私も納得して幻想郷から――あの子から、離れられない。
貴女がなぜ、並み居る幻想郷のDF陣の中から私を選んだのか。……それを、教えて下さい」
魅魔「(……Dちゃんが、と言っておきながらしたたかな子だ。だけどこんな子は嫌いじゃない)」
ウサギDと離れたく無い。そう思うつかさは、『なぜ、自分を選ぶのか』という点について問いかける。
それは言った通り、生半可な想いの勧誘には乗りたくないという気持ちも幾分あっただろうが、
同時に魅魔の監督としての見通しを試しているようにも感じられた。
114 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2016/01/13(水) 00:33:01 ID:u1ZgbvQM
魅魔「(――さて。ここでいい加減な事を答えるのは論外としてもだ。
これはどこまでしっかり答えてやるべきだろうね。彼女が精神的に動じないってのは、
これまでの会話から何となくは分かるけれど……。彼女がどんな答えを求めているか。
監督としてのあたしに、どのような才能を求めているか。それを多少は考えた上で、
答えを出す必要があるかね)」
つかさの問いかけは、その表面的な内容以上に難しいように思えた。
飄々とした笑みを浮かべつつも、魅魔は頭を高速回転させ。そして出した答えは――。
A:「溢れるガッツだね。一試合立ち続けられる強靭なブロッカーが欲しかった」
B:「高いブロック力だね。壁は一枚でも多い方が良いだろう?」
C:「全般的なポテンシャルだね。お前さんをブロック一芸にするのは惜しすぎる」
D:「組織力の強化だね。お前さんのその冷静さと賢さは、DFリーダー向きだと思っている」
E:「レティや妹紅は断られる可能性が高い。まずはお前から押さえたいと思って来た。それだけだよ」
F:「カメンライドだね。ほら、なってみなよ。えっと……仮面ライダーって言えば……えっと、あ、そうだ。ライダーマンとか!」
先に2票入った選択肢で進みます。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
115 :
森崎名無しさん
:2016/01/13(水) 00:37:19 ID:EbD8AF3U
C
116 :
森崎名無しさん
:2016/01/13(水) 00:37:36 ID:EmdCTPro
B
Dもそれっぽいけど実績とか描写あったっけ?
ブロックいく時にとにかく叫んでる印象が強くてどうもピンとこない
117 :
森崎名無しさん
:2016/01/13(水) 00:38:25 ID:???
Bだとブロッカーなら別に他のでもよくね?になるんじゃね
118 :
森崎名無しさん
:2016/01/13(水) 00:39:01 ID:???
ん……難しいぞ?
つかさじゃないとダメな理由か
A チルノでもいい
B ブロックできればだれでもいい?
C ?
D けーね先生やナズーリンでもいい……? いや、これはつかさ固有の強み?
119 :
森崎名無しさん
:2016/01/13(水) 00:40:13 ID:???
Bだとチルノでも全然いいし、Eだと正直すぎて逆に駄目
120 :
森崎名無しさん
:2016/01/13(水) 00:42:31 ID:???
>>7
に現状ではブロック一芸だが、鍛えればロングシュートやタックルも強くなる余地がある。
ってあるから指導者としては鍛えがいがあるから放っておけないでCで正解では?一応ドリブル技もあった気がするし
121 :
116
:2016/01/13(水) 00:44:51 ID:EmdCTPro
Cに変更お願いします
122 :
森崎名無しさん
:2016/01/13(水) 00:50:29 ID:???
とりあえず伸び白はあるらしいタックルは欲しいよね
123 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2016/01/13(水) 00:54:29 ID:u1ZgbvQM
C:「全般的なポテンシャルだね。お前さんをブロック一芸にするのは惜しすぎる」
魅魔が彼女にそう言うと、つかさはクスリと笑った。
つかさ「あら、お上手ですのね。ですがありがとうございます。
……私としては、もっと正直に言って下さっても良かったのですけれど。
『勧誘リスクの分散上、誘いやすそうな私を最初に誘う必要があった』……ですとか」
魅魔「――試合中、いつもいつも叫びながらボールにダイブしているヤツの発言とは思えんね。
だが、あたしはそんな事は言わんよ。正直すぎる発言は、チームの軋轢を生む。
常に気を遣え、問題発言はするなとは言わんし言いたくも無いが、不要に敵を作る必要は無いさね。
……それに、実際にあんたにはポテンシャルがあるよ。
ブロック一芸にしておくのは勿体ないというのも本音だし。それこそブロック力目当てなら、他にも良いのが一杯いるしね」
つかさ「すみません。……でも、ポテンシャルについて、言って下さったのは本当に嬉しいです。
確かにそれは、Dちゃんと共に居るだけでは気付けない。戦う事で得られる糧ですからね」
そのつかさの言葉は、正直な気持ちから言っているように思えた。
そして実際に彼女の想いは傾きかけていた。平穏を望む理性と、熱い戦いを好む本能。
二つのせめぎ合いの中で、ポテンシャルへの評価は魅魔にとってプラスの結果を生んでいた。
先着1名様で、
★ポテンシャルへの評価→ ! dice=★
と書き込んでください。数字の合計分だけプラス補正になります。
124 :
森崎名無しさん
:2016/01/13(水) 00:56:29 ID:???
★ポテンシャルへの評価→
6
=★
125 :
森崎名無しさん
:2016/01/13(水) 00:57:08 ID:???
やったね!ディケーイド!
126 :
森崎名無しさん
:2016/01/13(水) 01:00:57 ID:???
よっし順調
127 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2016/01/13(水) 01:08:00 ID:u1ZgbvQM
★ポテンシャルへの評価→ 6 =★
因幡 つかさの感情値
(幻想郷への未練 -2)
(ウサギDが心配 -10)
(鈴仙との関係性 +4)
(佳歩、てゐの存在 +2)
(ポテンシャルへの評価 +6)
―――――――――――――――
合 計 0
※本来はここで判定が入りましたが、
つかさの感情値が−1を超えたため、自動で勧誘成功となります。
つかさ「………分かりました。私、貴女について行きます」
魅魔「……! い、良いのかい!?」
つかさ「Dちゃんの事は、心配です。これまでずっと、二人離れた事が無かったから。
だけど。あの子には永遠亭の他のウサギ達が居る。それに――私は、あの子に教えたいんです。
争い事が嫌いで、他の友達が喧嘩しているのを見るだけで、わんわん泣いてしまうあの子に。
……戦うという事はどういう事で。どうして人は、妖怪は。戦わないといけないのかという、その答えを……!」
――そこで魅魔が気付くと、氷のように理知的な因幡つかさは消え。
試合時に魅魔が何度も見たような、炎のように情熱的な因幡つかさが現れていた。
128 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2016/01/13(水) 01:09:17 ID:u1ZgbvQM
つかさ「……私は戦います。不器用な私には、フィールド上でその位しか出来ないから。
だけど、そうやって戦い抜いて、いつか必ず。Dちゃんの元に胸を張って帰ります。
――魅魔様。それまでどうか、宜しくお願い申し上げます」
魅魔「(……彼女のウサギDへの愛情は本物。しかし戦いへの熱情もまた本物。
打算的な思考の中に非合理な感情が入り混じり、
淑女のような外見とは裏腹に、内面には混沌とした野獣が潜んでいる。
――因幡 つかさ。今回こそ無事に勧誘に成功したが。やはり彼女は底知れぬ何かを秘めているね……)」
魅魔はそんな彼女の移り変わりを見て。
改めて全般的なポテンシャルを評価した、自分の見る目は間違って居ない事を確信した。
*つかさが新チームに加入しました!
129 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2016/01/13(水) 01:10:44 ID:u1ZgbvQM
☆第7回目のスカウトメンバーを選択します。
下記のリストにある選手ならば、先に2票集めた選手が7人目の指名になります。
それ以外で自由選択したい場合は、要3票とします。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
(未勧誘メンバー)
FW
星・射命丸・リグル・空・小町・来生・反町
MF
霞・村紗・静葉・はたて・パルスィ・お燐・早苗・アリス・松山(矢車)・岬
DF
慧音・妹紅・チルノ・ナズーリン・穣子・レティ・ヤマメ・中里
GK
大妖精・一輪(+雲山)・さとり・陸
(勧誘済メンバー)
FW
鈴仙、佳歩
MF
てゐ、パチュリー
DF
つかさ
GK
にとり(DFも可)
(勧誘に失敗したメンバー)※再判定可。難易度は、(名前後の括弧にある数値)+(! diceの数値)となります。
輝夜(2)
残り勧誘回数:9回
(うちウサギ勧誘必要回数:0回)※これを0に出来ない場合、第三章で佳歩が弱体化します
※選択不可選手(他にも居ますが(神子等聖徳ホウリューズ選手ほか)、下記以外の選手は選ばれそうになった際にアナウンスします)
森崎、中山、パスカル、永琳、妖夢、紫、藍、霊夢、魔理沙
130 :
森崎名無しさん
:2016/01/13(水) 01:11:16 ID:EbD8AF3U
慧音
131 :
森崎名無しさん
:2016/01/13(水) 01:12:08 ID:XAa5Ux+E
慧音
132 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2016/01/13(水) 01:12:54 ID:u1ZgbvQM
慧音が選ばれた!…と、言った所で今日の更新はここまでにします。
皆さま、本日も遅くまでお疲れ様でした。
133 :
森崎名無しさん
:2016/01/13(水) 17:28:36 ID:???
同じチームだったのに1名を除いて手強いのばっかりとは
134 :
森崎名無しさん
:2016/01/13(水) 20:47:21 ID:???
今更だけどテンプレにスカウト出来る外来人の項目が無いから貼ってくださると嬉しいです
135 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2016/01/13(水) 22:57:37 ID:u1ZgbvQM
更新再開します。
>>133
同じチームと言っても選手ごとに色々事情があったりするので、それだけで勧誘は容易になりませんね。
(それでも、最初の感情値分で有利なキャラが多いですが)
逆に、他のチームの選手でもてゐ並に勧誘が容易なキャラも居るので、そちらも狙って頂ければ幸いです。
>>134
すみません。更新の前に貼っていきます。
136 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2016/01/13(水) 22:59:00 ID:u1ZgbvQM
☆幻想郷外から当プロジェクトに参加する見込みのあるメンバー☆
FW
・来生 哲兵(妖精大連合)
幻想入りして大きく実力を伸ばしたFW。性格に難ありだが、自由自在なドリブル技術は世界トップに肉薄する勢い。
ただし、日本サッカー協会も彼の実力は把握している上に、全日本には彼の盟友である滝・井沢が居るため、勧誘は厳しい。
本気で彼を勧誘するには、こちらも仲間を用意して情に訴えかけるしかないか。
・反町 一樹(妖怪の山FC)
言いたい事が言えずとも、色々あって実力を大きく伸ばしたFW。
大技に恵まれず地味だが、総合力においては全日本でも有数クラスにまで成長した。
鈴仙との親交はそこそこ深く、彼自身も代表チームへの未練は薄そうなため、勧誘は難しく無い。
幻想郷で見つけたガールフレンド達が居れば、より難易度は下がると思われる。
MF
・松山 光/矢車 想(地霊殿サブタレイニアンローゼス)
失意のうちに幻想入りし、地獄の住人と合体しちゃったMF。
多彩な技と地上戦の強さが売りの松山と、高い能力値と空中戦の強さが売りの矢車の二人格が内在する。
深層心理の深くまで入ったり、願いを聞いてあげた事もあるため、鈴仙との親交は比較的厚い。
勧誘の際は、矢車の独特の発言や思考パターンに注意したい。
・岬 太郎(聖徳ホウリューズ)
一度は豊聡耳神子の忠臣として仕えるも、彼女との策謀争いに負け、チームを放逐されたMF。
大会では妖夢を神子の軍門に引き入れ、鈴仙を妨害する等の悪行も目立ったが、
一部では完全に敵とは思えないような言行もあり、底が読めない存在。
日本サッカー協会に保護され、今後は全日本で戦う意志を固めているため、勧誘は非常に困難。
理知的な彼をも納得させるような巧い口上があれば、切り崩せる余地はある。
137 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2016/01/13(水) 23:01:14 ID:u1ZgbvQM
DF
・中里 正人(博麗連合2015)
高い突破力と豊富な守備技が持ち味の忍者サイドバック。
鈴仙との関わりはほぼ皆無で、一族再興の目的がある為、安易な勧誘は無駄足に思われる。
森崎への忠義はそれなりにある為、勧誘の際は彼を引き合いに出すのが吉か。
GK
・陸 大雷(紅魔スカーレットムーンズ)
中国出身のカンフーゴールキーパー。各分野において一流に近い水準の能力を誇る。
金と名誉と女を愛する分かり易い小人物の為、勧誘の方法はある意味単純。
後は、海外の一部クラブが漸く彼に目を付け始めた中、
そこまで親交が厚いとは言えない鈴仙に、彼がどこまで靡いてくれるかが問題だ。
138 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2016/01/13(水) 23:02:54 ID:u1ZgbvQM
7人目の勧誘→慧音
慧音「……成程。話については承った。そして貴殿が、それなりに信頼の置ける人物である事も判った」
つかさを勧誘したその足で、魅魔は忍んで人里の邸宅へと伺っていた。
里の中心部で寺子屋のすぐ隣、華美では無いが立派な家屋が、
子ども達の教師にして人里の守護神・上白沢慧音の住処だった。
魅魔「どうだ。受けてくれるだろうか。言っては悪いが、お前さんのようなパワータイプのCBは、
幾らDF不足の全幻想郷でも飽和している。レティ・ホワイトロックに西行寺幽々子、それに八坂神奈子。
今はMFの聖白蓮も、DFに転向して鍛えれば、今のお前さん程度の守備力は簡単に出せるだろうし、
噂では、あの閻魔――万能CBの四季映姫・ヤマザナドゥも代表メンバー入りする可能性があるとか。
……あたし達のチームの方が、レギュラーとして活躍出来る確率は極めて高いと断言できるよ」
慧音「うむ。確かにその事実は認識しているし。その点について私が魅力を感じてしまっているのも、否定はしない。
……だが、すぐには頷けん。私には守るべき人々が。愛すべき子ども達の笑顔が忘れられない。
話を聞けば、貴殿の計画では私は半年ほど幻想郷を離れなくてはならないとか。
それに、最終的な目標は幻想郷の秩序の改変と聞く。 ……私は、そこまで革新的にはなれないよ。
現状が問題なのは分かっているが、皆と協議した上で、少しずつ良くして行きたいと思っている」
魅魔「皆と協議……ねぇ。あたしから言わせてみれば、少し手緩い気がするけど」
慧音「――そう言う意見もある。だが、それでも私は皆と手を取り合って進んで行きたい。
実際に、結界が壊れた後の幻想郷をどう守って行くかに関して、幾つかの政策も出た所だ。
……その政策を実行に移すには、人里でそれなりの影響力を持つ、私自身が動く必要もあると考えている」
慧音は真剣な顔で自身の幻想郷に対する想いを述べて、それを聞いた魅魔も腕を組んでふーむと唸る。
もっとも視線は慧音……では無く、その付近に現れたスカウターの数値に向いていたが。
魅魔「(スカウターの数値は、そこまで絶望的じゃないが……)」
139 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2016/01/13(水) 23:06:18 ID:u1ZgbvQM
上白沢慧音の感情値
(幻想郷への未練 -2)
(人里の守り手 -5)
(プロジェクト・カウンターハクレイへの懸念 -3)
(全幻想郷代表控え -1)
(鈴仙との関係性 +5)
―――――――――――――――
合 計 -6
魅魔「(……やはり、選手としてどうこうという話よりも。
彼女の場合は、人里の守り手という立場から、今回の勧誘に対し容易に頷けないみたいだね。
これをどう押してやるか。純粋に願い倒すのも手だろうが、巧い感じの言い草は無いモンかねぇ……)」
――慧音の思想が如何に崇高だろうが、魅魔にとっては関係が無い。
今の彼女はプロジェクト・カウンターハクレイのGMにしてスカウトマン。
慧音を言葉巧みに誘い、自分達の仲間に引き入れるか。それこそが自身に与えられた崇高な役目だからだ。
魅魔「……」
魅魔は慧音に負けじと真剣な表情を取り、そんな彼女に対してこう語り掛ける事にした。
A:「頼む。あたし達にはあんたの力が必要なんだ。この通り、土下座だってする!」
B:「何を言う。その今のままの幻想郷が壊れつつあると言うのに、何もせず立ち止まってて良いのか!?」
C:「正義無き力が無力なように、力無き正義もまた無力さ」
D:「このまま地味DF扱いされてて良いのか、上白沢慧音!? もっと熱くなれよ!!」
E:「(政策論ならあたしの十八番だね)どうせ選挙じゃ何も変わらないんだよ! スクラップ&スクラップ!」
先に2票入った選択肢で進みます。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
140 :
森崎名無しさん
:2016/01/13(水) 23:11:33 ID:???
わからなかったらAに逃げるのも手みたいね
141 :
森崎名無しさん
:2016/01/13(水) 23:16:08 ID:EbD8AF3U
C
142 :
森崎名無しさん
:2016/01/13(水) 23:16:26 ID:???
名言過ぎるCを選びたいけどBかなぁ。実際壊れつつあるし
143 :
森崎名無しさん
:2016/01/13(水) 23:19:01 ID:/beeXQ2g
B
144 :
森崎名無しさん
:2016/01/13(水) 23:19:31 ID:ROxu2TNE
B
145 :
森崎名無しさん
:2016/01/13(水) 23:19:54 ID:XAa5Ux+E
C
言葉巧みに……かな?
146 :
森崎名無しさん
:2016/01/13(水) 23:21:24 ID:???
壊れてきてはいるけどそこまで革新的になれてないから今回苦労してるんだよな
147 :
森崎名無しさん
:2016/01/13(水) 23:24:47 ID:???
むしろ壊れてるのに、リーダーが何かしらの事をしないのは、ダメなんだよね。
148 :
森崎名無しさん
:2016/01/13(水) 23:32:18 ID:???
決まった選択肢に何か言うのはタブーだとは承知で言うが、里人も色々考えてるっぽいのに「何もしてない」はまずいんじゃないか?
的はずれかもしれないが
149 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2016/01/13(水) 23:37:39 ID:u1ZgbvQM
B:「何を言う。その今のままの幻想郷が壊れつつあると言うのに、何もせず立ち止まってて良いのか!?」
魅魔は少し感情を籠めて、そう慧音を叱咤した。
慧音の思想は、危機に瀕する幻想郷において些か保守的すぎる。
確かに慧音は皆と協議の上で幾つかの政策を進めては居るようだが、
それだけではどうにも解決できないのではないか。
そんな魅魔本人の意見もあっての発言だったが――。
慧音「…………」
慧音は慧音で、自身は生半可な気持ちで皆と手を取り合うと言ってはいない。
今の魅魔と同じような意見を聞いたうえで、それでも協議が必要だと考えていた。
そのため、魅魔の発言を受けても尚、慧音は暫くの間それを咀嚼して――。
先着1名様で、
★慧音の反応→! card★
と書き込んでください。マークで分岐します。
JOKER→慧音「よし、分かった! 新チームに入ろう、よろしくな!」魅魔「(今までのは何だったんだい……)」
ダイヤ・ハート→慧音「……しかし、確かに一理ある。私は今、殆ど動いていないも同時だ」
スペード・クラブ→慧音「……しかし、繰り返すが。それでも、私は皆と手を取り合いたいと思っている」
150 :
森崎名無しさん
:2016/01/13(水) 23:38:21 ID:???
★慧音の反応→
ダイヤ9
★
151 :
森崎名無しさん
:2016/01/13(水) 23:44:01 ID:???
ここは難しいというか、いろんな意見が通じるんだよな
152 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2016/01/13(水) 23:51:36 ID:u1ZgbvQM
★慧音の反応→ ダイヤ9 ★
ダイヤ・ハート→慧音「……しかし、確かに一理ある。私は今、殆ど動いていないも同時だ」
慧音は確かに、自身の信じる思想に対する強い想いがあった。
そして同時に、他者の合理的な思想に対して耳を封じる程愚かではなかった。
慧音「……貴殿は、やはり立派な考えをお持ちの御仁のようだ。
その魔女然とした外見から、一瞬はならず者の類と勘ぐってしまっていた私を許して欲しい」
魅魔「……あ? ああ、まあ良いさ。怖がられるのには慣れてるからね」
慧音「私はこれまで、自分自身は人里の為に動いていると信じていたが。
確かに貴殿の言う通り、その動きというのは鈍亀の如く止まっていたように見えるのだろう。
それを憚らず、情熱を籠めて言って下さった貴殿には、是非礼を申し上げたい」
魅魔「(――何か知らんが。上手く行った……って、事で良いのかね、こりゃ)」
慧音は魅魔の一連の発言を受けて、一個人としての敬意を払っていた。
そしてそれは、これからの勧誘を円滑に進める上で、無くてはならないものだった。
先着1名様で、
★魅魔への敬意→ ! dice/2=★
と書き込んでください。数字の合計分だけプラス補正になります。
153 :
森崎名無しさん
:2016/01/13(水) 23:54:27 ID:???
★魅魔への敬意→
4
/2=★
154 :
森崎名無しさん
:2016/01/13(水) 23:54:30 ID:???
★魅魔への敬意→
4
/2=★
155 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2016/01/14(木) 00:00:51 ID:SfwbAUrI
★魅魔への敬意→ 4 /2=2★
→2ポイント増加!
ピピピ……。
上白沢慧音の感情値
(幻想郷への未練 -2)
(人里の守り手 -5)
(プロジェクト・カウンターハクレイへの懸念 -3)
(全幻想郷代表控え -1)
(鈴仙との関係性 +5)
(魅魔への敬意 +2)
―――――――――――――――
合 計 -4
そんな慧音の反応はスカウターにおいても顕著に表れた。
項目においては新たに「魅魔への敬意」が現れ、数値においても前進があった。
――恐らくは、この状態で結論を求めたとしても、およそ10/13。
確率にして70%程度で勧誘は成功するだろう。
魅魔「――さて、どうしようか。このままでも勧誘はまあ上手く行く気はするが。
もう少し押して、それで上手く行った方が勧誘成功はより確実だ。
……上手く行かなかったら、数値が減るリスクもあるかもしれないけど。
どうする。ここはもう少し話してみるか、それとも……?」
A:「(……ここは押す。今から勧誘を試みるんだ!)」※即判定に移ります
B:「(……ここは延ばす。もう少し会話を展開するんだ)」※更に選択肢が出ます。
先に2票入った選択肢で進みます。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
156 :
森崎名無しさん
:2016/01/14(木) 00:04:07 ID:PrKn5dEQ
B
157 :
森崎名無しさん
:2016/01/14(木) 00:04:50 ID:uL7/PI+2
B
158 :
森崎名無しさん
:2016/01/14(木) 00:06:00 ID:???
>>110
でCを選んでたらどうなったんだろうw
159 :
森崎名無しさん
:2016/01/14(木) 00:13:21 ID:???
正解なんだったんでしょう?
160 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2016/01/14(木) 00:38:41 ID:SfwbAUrI
>選択肢について(ヒント)
難易度が高い、どの意見も正解に見えると言った趣旨の意見がありますが、
私としては、「基本的に、正解もしくは明確なハズレは、常に文中(あるいは選手リスト)に記されている」つもりで書いています。
なので、選択肢直前の文章を読んで頂ければ幸いです。文章から離れて想像したら、多分あまりうまくいきません。
今日の更新後、それでも難しい! こんなんやっとれん! …等の意見が沢山ありましたら、もう更に難易度を下げるか検討します。
>今回の正解について
Bが明確に不正解でした。ベストアンサーはCですが、これは難しい為、B以外なら可とすることとしていました。
Bが何故間違いかについては、
>>138
後半の魅魔と慧音の会話を繰り返す内容である上、
選択肢上でも、「何もせず立ち止まって」と、
>>138
中の「少しずつ良くして行きたい」、
「私自身が動く必要もあると考えている」、「実際に、結界が壊れた後の幻想郷をどう守って行くかに関して、幾つかの政策も出た」
などの箇所と明確な矛盾があるからです。
Dは
>>139
「選手としてどうこうという話よりも。…」の下りから微妙でしたが、明確なハズレとまでは考えてませんでした。
(論理は置いといてノリで誤魔化す的な感じになる可能性もありました)
そこでAとCが残りますが、Aは無難に上手く行く選択肢で、どうしても分からない人用に設けたものです。
Cは魅魔の「巧い感じの言い草」や、文中の「言葉巧みに誘い」などが一応根拠ですが、
慧音が現状力が無い(=パワータイプのCBとして弱い部類)事や、人里の守り手という立場からも、
この言葉は通り易い(この辺りは若干根拠が曖昧ですが、矛盾は無い)ため、ベストアンサーとして考えました。
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