キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【ウドンゲ春の】鈴仙奮闘記38【天パ祭り】

487 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/01/01(日) 13:19:30 ID:Nc2xbols

佳歩「え……ディアス……?」

そしてそれは――佳歩達はとんでも無い存在と対峙して、しかも零れ球とは言え勝利してしまった事を意味していた。


ディアス(本物)「ハァ〜。全く、バルバス監督の奴、俺様を急にヘンな場所に軟禁しくさって……!
           ま、暫くしたら平謝りで解放してくれたからまだ許してやるけどよー。
           パスカル、お前も助けに来てくれて良かったじゃねーか」

パスカル「すまんって何度も言ってるだろ……(偽ディアスと本物のディアスの違いに気付かなかった、
      なんて言い辛いな……)」

ディアス「ま、もういいけどよ。しっかし、それが噂のちびっこ共かァ。中々やるじゃん。
      この俺からボールを零してみせるなんてよ。ま、本気じゃなかったんだけどな!」

つかさ「(子供っぽいような、大人びているような……良く分からない。捉えどころのない少年ですね)」ヒソヒソ

てゐ「(まさしく大物、って感じだね。こうしてみると、偽と本物って大分違うんだね〜)」ヒソヒソ

ディアス「でも勿体ねーなー。お前等、もうじきブラジルに発つんだろ?
      絶対俺達と一緒に居た方が楽しいってのに、ホント勿体無いぜ」

佳歩「ありがとうございます。でも、……すみません。私達には、進むべき道があるんです」

ディアス「そうかよ。だったら止めないけどさ。でも、初対面だがおめーらは気に入ったぜ!
      ちょっくら一緒に練習しないか? この俺様が天才のドリブルを伝授してやるよ!」

パスカル「……そいつは妬けるな。俺と一緒に練習しに、ここまで来たんじゃなかったのか?」

ディアス「うるせーな、そっちも忘れてねーよ。んじゃ練習するぞ、えっと、名前は……。
      ま、そんなのどーでもいいな! さっさとやろうぜ、ちびっ子ども、それと……後ろに居る奴らも!」

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0ch BBS 2007-01-24