キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【傷だらけの】キャプテン霊夢37【戦士達】

981 :キャプテン霊夢 ◆.4VsndDQiQ :2018/01/06(土) 17:14:59 ID:???
前半と比べて圧倒的にミランが優勢に試合を進めている後半戦。
ヘルナンデスの的確な指示とファインセーブの連続がなければ試合はあっさり決まっていただろう。
そして、後半25分。ついに試合を決定づける先制点を決めたのは……インテルだった。

ゾフ「ぜー、はー……う、ぐぅ」

そう、フィールドを縦横無尽に動き回っていたゾフが体力切れを起こしたのである。
あんな無茶な動きをずっと続けていればいくら体力に自信があろうが当然の結果である。

ロッシ「(あ、あの馬鹿!だからペース配分は考えろとあれほど!)」

そしてこの隙をこれまで必死に相手の攻撃に耐えてきたインテルの選手達は逃さなかった。

ヘルナンデス「良し、今だ!皆上がれ!」

バシィッ!

インテル攻撃陣「良し、いくぞ!」

ヘルナンデスのセーブを機に一斉に攻撃の人数を増やし、カウンターアタックを敢行。
奇しくもゾフのお陰で優勢に試合を進めていた事もあり、守備陣が前のめりになっていた隙を突いた。

ロッシ「く、くそ!数が多すぎる!」

いくらロッシが優れたDFであっても、相手の数が多すぎる上に元々カウンターを
得意としているインテルはその人数の優位を活かす術を心得ていた。
ロッシを直接抜こうとはせず、細かいパス回しを繋いでミランの守備陣を翻弄する。
そのまま上手くキーパーと1対1の形に持ち込み、きっちりとゴールを決めて見せた。

ミランも残り時間で最後の反撃を見せるもののヘルナンデス相手にゴールを割るには至らず、
インテル対ミランの試合は1−0でインテルの勝利という結果で終わる事となった。

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0ch BBS 2007-01-24