キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【倒れるまで】鈴仙奮闘記43【戦え】

1 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/09(金) 00:36:14 ID:???
このスレは、キャプテン森崎のスピンアウト作品で、東方Project(東方サッカー)とのクロスオーバー作品です。
内容は、東方永夜抄の5ボス、鈴仙・優曇華院・イナバがサッカーで世界を救う為に努力する話です。
他の森崎板でのスレと被っている要素や、それぞれの原作無視・原作崩壊を起こしている表現。
その他にも誤字脱字や稚拙な状況描写等が多数あるかと思いますが、お目こぼし頂ければ幸いです。

☆前スレ☆
【希望は】鈴仙奮闘記42【魔界より】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1515503626/
☆過去ログ・攻略ページ(キャプテン森崎まとめ@Wiki内)☆
http://www32.atwiki.jp/morosaki/pages/104.html

☆あらすじ☆
ある日突然幻想郷にやって来た外来人、アラン・パスカルと中山政男との出会いにより、
師匠に並ぶ名選手になると決心した鈴仙・優曇華院・イナバ。
彼女は永琳の庇護下で実力を大きく伸ばし、幻想郷中の勢力が集まった大会でMVPを勝ち取った!
しかしその夜鈴仙は、自身の成長は永琳の計画であった事、その計画の副作用で
月に眠る大いなる厄災――「純狐」が八雲紫の身体を乗っ取り目覚めつつある事を明かされる。
そして、鈴仙は永琳に懇願される。「純狐」の純粋なる狂気を止めるべく、
次に紫が計画した大会――『幻想スーパーJr.ユース大会』に優勝し、世界を救って欲しい……と。

鈴仙は戸惑いつつも、永琳の願いを受け入れ、
幻想郷の秩序の変革を狙う新チーム・リトルウイングズの一員として、大会に優勝することを誓うも、
修行の為に訪れたブラジルで大きな挫折を味わった。鈴仙は、かつて道を違えた親友・魂魄妖夢が所属する、
強豪チーム・サンパウロになす術無く敗北。その後、謎のスナイパーの凶弾に倒れ、その視力すら喪ってしまうのだった。

どん底に堕ちた鈴仙達を前に、新チーム・リトルウイングズの監督となる筈だった魅魔は冷酷に告げる。
鈴仙達は弱い。このままでは世界で戦えない。リトルウイングズは解散だ。
――しかし、彼女はそう切り捨てると同時に、鈴仙達にこうも言い残していた。
1か月後の『魔界カップ』で、我ら魔界ユースに勝利すれば、『幻想スーパーJr.ユース大会』の出場権を与える、と……。
かくして僅かな希望を胸に、鈴仙達は幸運にも手に入れた空飛ぶ船・聖輦船に乗り込み魔界へと突入。
一同は新チームの本格始動を前に、互いの実力を図るべく紅白戦を始めたのだが、
謎戦術やら自爆やらが入り混じり、何故か死人が出る程の死闘となって……?

111 :森崎名無しさん:2018/02/20(火) 22:14:27 ID:lLgebKZY
慧音

112 :森崎名無しさん:2018/02/20(火) 22:22:23 ID:bU9U8UFw
慧音

113 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/20(火) 22:34:09 ID:fAQ/0sXg
>慧音

鈴仙「やっぱり慧音さんね。イタリアで急成長したみたいだけど、
    昨日の紅白戦にしても、まだまだ鍛え足りない! ……って感じだったし」

慧音「全く図星だな。私も、単純になったものだ……」

鈴仙「って、い、居たっ!? 勝手な事言ってすみませーーーんっ!?」

慧音「いやいや、全然気にしていないぞ。むしろ実は、私自身も手を貸して欲しいと思っていたんだよ。
    このチームのディフェンスラインを取り仕切るに、私はまだまだ未熟だからな……」

鈴仙「慧音さん。私ならタックルでもブロックでも御役に立てますよ! ドンと来いです!」

慧音「ああ、助かる。……それでは、シュートを撃ってくれないか、鈴仙。
    やはり私自身、ブロックの大技が無い事を弱点と感じているんだ。
    ハイレベルのシュートを受けて、能力を開花させたい」


114 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/20(火) 22:36:42 ID:fAQ/0sXg
鈴仙「了解です! んじゃ、ちゃっちゃと始めましょうか」

慧音の意向を汲み、鈴仙は彼女のブロック練習に小一時間程付き合う事にした。

先着1名様で、

★慧音のブロック練習→(! dice+! dice)=★

と書き込んでください。数値の合計が経験点にプラスされます。(現在0/20ポイント)

*合計点が10ポイントを超えた場合、慧音はフラグを習得。20ポイントを超えた場合、慧音はフラグを回収します。

115 :森崎名無しさん:2018/02/20(火) 22:46:45 ID:???
★慧音のブロック練習→( 4 + 2 )=★

116 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/20(火) 23:10:18 ID:fAQ/0sXg
★慧音のブロック練習→( 4 + 2 )=6★
→6ポイント上昇!

鈴仙「でりゃっ、『マインドエクスプロージョン』!」

慧音「なんの、『三種の神器……っ、間に合わないか!」

鈴仙「まだまだ! お次は……『マインドスパークルマイン』ッ!」

慧音「(――やはり感じる。一流クラスのシュートが相手では、私のブロックは力不足だと……!
     だがやはり、一朝一夕での変化は望めないか)」

慧音は鈴仙のシュートを受けて、自分が目指すべき水準を改めて確実にイメージする事に成功した。
しかし同時に、自分がその水準に達するまでにはまだまだ時間がかかると実感していた。

*慧音のブロック経験点が6ポイント上昇しました。0→6/20(*10ポイントでフラグ習得)

117 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/20(火) 23:20:16 ID:fAQ/0sXg
〜魔界生活3日目 自由行動フェイズ〜

予定通り練習は午前で終了し、一同はサッカーコートから屋敷に戻って昼食を取る。
(今日の当番はにとりで、キュウリで出来た さまぁ〜ず風パスタ をたらふく食わされる羽目になった)
そこから先は自由行動という事で、仲間達は思い思いに時間を過ごしている。

鈴仙「(練習試合は確か11日目だったから……まだ一週間くらいは余裕があるのよね。
     折角だから、視えないにしても魔界の素敵な観光スポットの空気を肌で感じたい所だけど……何、しようかな)」

そして鈴仙もまた、爽やかな風を感じる黄昏時(魔界の空は赤いため、昼は常に黄昏時だ)をどう過ごそうか考えていた。

A:一人で周囲を散歩してみる。(更に判定)
  屋敷の中や魔界地方都市内を歩き回ります。ランダムで誰かと接触します。
B:仲間達と遊ぶ。(更に選択)
  チームメイトを何人か(3名まで)誘って遊びます。
  仲間と親密になれたり、仲間の成長方針についてアドバイスできます。
C:仲間の一人を呼んで遊ぶ。(更に選択)
  チームメイトを1名誘って遊びます。
  集団で遊ぶ場合よりもより親密になれたり、成長方針について込み入った話ができます。
D:皆で遊べるイベントを計画してみる。(更に分岐)
  チームメイト全員で遊べるイベントを計画します。実際に遊ぶのは次の日の自由行動フェイズとなります。
  二回分の行動が必要となる分、チームメイト全体と親密になれるチャンスがあります。
E:個人練習をする。(更に分岐)
  個人練習をします。効果や効率は昼の練習より悪いです。

<以下、ショートカットキー>(選択肢一発で目当てのイベントに飛ぶ為の便利機能です)
F:アリスさんのメンタル不調について考える。

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

※最初のチュートリアル版から、一部仕様をチェンジしました。
 (全体の行動方針を決定→B・Cの場合は、一緒に遊ぶ仲間を決定…としました。また、Bで一緒に遊べる仲間を3人までに増やしました)

118 :森崎名無しさん:2018/02/20(火) 23:29:14 ID:gXihxgnw


Cで慧音先生にでも相談しようかと思ったが一旦これで行動方針決めてみようか

119 :森崎名無しさん:2018/02/20(火) 23:34:08 ID:iEw/gzXM
F

120 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/21(水) 00:04:02 ID:hlDwk5Kg
F:アリスさんのメンタル不調について考える。

鈴仙「(とにもかくにも、まずはアリスさんよねぇ……)」

新チーム一番の問題。それはやはり、アリスさんの精神的な不安定さによるものだった。
アリスさんはチームでもトップクラスの総合力を誇るほか、ドリブルでは他の追随を許さず。
それ以外の分野でも、例えばパスカットはチーム内トップの実力者だし、パスも静葉並の精度はある。
タックルについてもそこそこの実力がある為、ボランチに置いても充分頼れる上、
いざという時はそこそこ強力なミドルシュートもある……と、まさしく理想的なMFなのだが、
その長所を台無しにしてしまわないまでに、メンタルが不安定である。

鈴仙「(紅白戦の時は、特にひどかったわ。パスや遅攻が有効な時でも、勝手にドリブルしようとするし……)」

アリスさんはボールくんの声に惹かれて、勝手にドリブルしたり勝手にシュートしたりと、到底司令塔は任せられない。
にも関わらず、司令塔向きの能力を持っているのが更に悩ましい。

鈴仙「(パチュリーさんが言うには、このままアリスさんの繊細なメンタルを磨けば、
     まさしく天才的な選手に――ファンタジスタに覚醒できるとは言ってたけれど。
     それにしたって、アリスさんも辛そうだし。ファンタジスタになる前に、セーヌ川にでも飛び込みかねないわ)」

――鈴仙の腹の内はもう決まっていた。誰か仲間に相談して、その仲間と共に、アリスさんのメンタル不調を改善させる。
昨日は一人で行ったから失敗したが、頼れる仲間がいればきっと、いい結果につながる筈だ。

鈴仙「(とはいえ。一体誰が良いのかしらねぇ……。
    慧音さん辺りは安定しそうだけど、アリスさんって先生ってワードに敏感そうだし。
    他にもさとりさんんとか、霞とか、色々考えられるけど……どれも皆、一長一短な気がする)」

鈴仙は誰を誘ってアリスさんに対応すべきか、色々と思いを馳せてみる事にした。
どの仲間も、それぞれに個性はある。それにより、ハイリスクハイリターンか、あるいはその逆か。

鈴仙「(どれが正解、って言うよりは。アリスさんと誰との組み合わせが面白そう……失礼。良さそうか。
     そんな位で、気楽に考えてみようかしら……)」

121 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/21(水) 00:06:16 ID:hlDwk5Kg
A:慧音に相談してみる。
   長所…大人なだけあって冷静。メンタル不調な子どもの面倒を見た経験もある。高確率で一定の効果が望める。
   短所…先生特有の正論がアリスさんのメンタルを突く恐れあり。”先生”という概念がアリスさんにとってトラウマ?

B:さとりに相談してみる。
   長所…心を読みつつ、精神医学にも精通している。上手く行った場合の効果は最大で、失敗率も低め。
   短所…アリスさんの心の闇が深すぎる場合、逆にさとりが地獄に落ちる危険性。後低確率でアリスさんのトラウマが爆発する。

C:霞に相談してみる。
   長所…高精度のプロファイリングで鈴仙のカウンセルをサポート。成功した場合、アリスさんは鈴仙に惚れる!
   短所…行き過ぎた行動力の結果、アリスさんのトラウマ暴露会に発展する事がある。ややハイリスクハイリターン。

D:にとりに相談してみる。
   長所…キテレツなメカと科学パワーでアリスさんの悩みをスッキリ解消!(効果があるとは言ってない)
   短所…たまに爆発する。ただ、爆発するだけでメンタルは傷つけないので、ある意味ローリスク?

E:パチュリーに相談してみる。
   長所…元々アリスさんとパチュリーは魔女仲間。気が合う友人同士上手く行きやすい?
   短所…パチュリーもパチュリーでアレな為、間に立つ鈴仙の寿命がストレスでマッハ。

F:星に相談してみる。
   長所…仏パワー!で物事が穏やかに進む。ローリターンだが、失敗率が一番低い選択肢。
   短所…運悪く失敗した場合アリスさんがカルト宗教にハマリ、余計に拗らせてしまう可能性アリ。成功時効果もやや薄い

G:他の仲間に相談してみる。
   (仲間の名前と相談方法を自由に書いてみてください。内容によっては高い効果が表れるかも?)

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

122 :森崎名無しさん:2018/02/21(水) 00:12:25 ID:zuPxk9k2
A

123 :森崎名無しさん:2018/02/21(水) 00:13:29 ID:jkOYFtlU
G てゐ てゐの長年の経験といい感じの前向き思考
そして幸運でアリスさんの悩みを吹き飛ばして、友情パワー(+13)を築こう!

124 :123:2018/02/21(水) 00:20:41 ID:jkOYFtlU
すみません、Aに変更をお願いいたします

125 :森崎名無しさん:2018/02/21(水) 00:47:32 ID:???
G 反町
言いたいことも言えなかった自分にサヨナラ!リア充になる方法を伝授してもらう
短所 アリスさんと反町が仲良くなった結果、静葉さんにナイスボートされる可能性が

とか考えたけどもう決まってましたね

126 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/21(水) 01:36:41 ID:hlDwk5Kg
>>123
変更了解です。確かにてゐって、この中じゃ地味に最年長な気がしますね…
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
A:慧音に相談してみる。

鈴仙「(さとりさんは何か怪しいし、霞は何か怖いし、にとりは勝手に爆発しそうだし。……うん。悩むまでも無かったわね)」

――誰に相談すべきかは、消去法で明らかだった。
鈴仙は自室を出ると、そのまま廊下を進んですぐ隣、2号室の襖を開けて慧音を呼び出した。
そして、人気の無いのを見計らって、玄関付近の談話スペースでこれまでの経緯を打ち明ける。

慧音「――うん。確かにアリスさんの精神状態については、私も心配だった。
    しかし、鈴仙の相談を以てしても問題が進まない程拗らせているとはな……」

鈴仙「もう慧音さんしか居ないんです。このチームでは一番大人ですし、なんというか、常識人ですし……」

慧音「ありがたいが、買いかぶり過ぎだよ。てゐなんかは、ああ見えて一番割り切れているしな。
    それと、反町君あたりは私も関心しているんだ。あの年で、ああも落ち着いた子は……。
    ――と、済まない。話が逸れてしまったか」

慧音は恥ずかしそうに頭を掻きながら、しかし教育者らしい、凛とした表情を見せる。
勿論普段から彼女は冷静沈着なディフェンスのまとめ役ではあるのだが、それとは少し違う、
「大人」としての理知を感じさせ、つられた鈴仙も少しだけ恐縮した気持ちになる。

慧音「アリスさんの件、私も話をしてみるよ。これまで余り深い付き合いも無かったし、
    私自身、どちらかと言うと不器用な性格だ。だから、上手く行くとは約束できない。
    しかしそれでも、……全力を尽くしてみたいと思う」

謙虚に話す慧音の横顔は、言葉とは裏腹に、とても頼り甲斐があった。
そして――。

127 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/21(水) 01:38:49 ID:hlDwk5Kg
***

鈴仙「さて、アリスさん。昨日の続きなんだけど……」

アリスさん「!?!?!?! わ、私に……悩みなんてないわよっ!?」

慧音「まあまあ。そんなに慌てなくても良いんだぞ? 悩み相談だなんて大仰な物じゃない。
    私は単に、アリスさんと親交を深めたいと思っただけさ」

アリスさん「……ほ、ホントかしら……???」

鈴仙「ホントだってば! ね、良いじゃんアリスさん。おゆはんまでで良いからさぁ」

鈴仙は首尾よくアリスさんに声を掛け、再び件の相談室(鈴仙がそう名付けたAVルーム風の部屋)に連れていく。
しかし、今度は慧音も一緒である。鈴仙としては最初、アリスさんが慧音という比較的親交の薄い者と話す事を
嫌がるのでは、と思ったが。その辺りは慧音は上手だった。柔和な笑みで、アリスさんの緊張を解いてから、
ごく自然に鈴仙との三人で話をする……という空気を作り出す。

鈴仙「(ここまでは完璧ね。……やっぱり、慧音さんに声をかけてよかったなぁ)」

アリスさん「鈴仙と、先生と、私で三人。――こ、これはもしかして……三者面談!?」

鈴仙「(――と、思ったけど。先生繋がりでアリスさんのトラウマが刺激されかねないって言うリスクはあるっぽいわね……)」

慧音「(怯えた眼の子どもを看るのは初めてでは無い。しかし……彼女を、子どもと一緒にしても良いものか。
     最初は良かったが、たまに私に対しても、敵意の籠った視線を向けられてるような気がするし。
     ふむ。これはどう切り出すべきか……)」

とはいえ、そこから一筋縄ではいかないのがアリスさんである。
鈴仙と慧音もその辺りは心得ては居るが、しかし心得たところで打つ手が見つかる訳では無い。
暫くの間は雑談でお茶を濁しながら、二人は少しずつ、アリスさんの心の闇に手を触れていくのだが……。

128 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/21(水) 01:40:19 ID:hlDwk5Kg
先着2名様で、

★慧音→相談スキル 8+! card+(鈴仙のアシスト+2) = ★
★アリスさん→心の闇 10+! card(! dice) = ★

と引いてください。カードやダイスの結果で分岐します。

【慧音の相談】−【アリスさんの心の闇】
≧5→アリスさん、慧音先生の指導の下生まれ変わる!?
≧2→アリスさん、慧音の熱意に打たれて更生(?)する!
=−1〜1→アリスさん、慧音に心を開く。
≦−2→アリスさん、錯乱しつつも慧音に少しだけ心を開く。
≦−5→アリスさん、国語の時間に自作ポエムを先生に勝手に朗読された記憶が蘇り倒れる。
【補足・補正・備考】
慧音のマークがダイヤで「冷静な指導(+2、アリスさんのマイナス補正無効)」が発動します。
慧音のマークがハートで「熱血な指導(+4)」が発動します。
慧音のマークがクラブで「正論(−2)」が発動します。
アリスさんのマークがクラブで「無理な強がり(−3)」が発動します。
アリスさんの数字が偶数の場合「先生へのトラウマ」が発動し、(! dice)の分マイナス補正が発生します。

129 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/21(水) 01:46:36 ID:???
…と、言ったところで今日の更新はここまでにします。
>>125
グレートティーチャーソリマチも確かに良かったですね…。
静葉さんの武器はカッターナイフだから精々失血死で済むので大丈夫です(大丈夫じゃない)


130 :森崎名無しさん:2018/02/21(水) 01:57:52 ID:???
★慧音→相談スキル 8+ ハート9 +(鈴仙のアシスト+2) = ★
乙なのです

131 :森崎名無しさん:2018/02/21(水) 02:03:06 ID:???
★アリスさん→心の闇 10+ ダイヤ26 ) = ★

132 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/21(水) 02:05:57 ID:???
今さらですが、アリスさん側と慧音側で数値の大小を勝負しているのですから、
アリスさん側の補正はマイナスでは無くプラスでしたね…この辺りは結果にして修正します(汗)

133 :森崎名無しさん:2018/02/21(水) 06:24:23 ID:???
乙でした
23と18でギリギリ最良の結果か?

134 :森崎名無しさん:2018/02/21(水) 13:11:38 ID:???
これでアリスさんもわたモテの今のもこっちと同じぐらいの友達を増やせる下地が出来たかな?

135 :森崎名無しさん:2018/02/21(水) 19:05:01 ID:???
もこっちぐらいモテたら逆にみんながアリスさん奪い合ってチームが崩壊するわ!

136 :森崎名無しさん:2018/02/21(水) 22:20:01 ID:???
アリスさんの先生へのトラウマが凄い

二人組を作るといつも先生と組むアリスさん

アリスさんの文才を知ってもらってみんなと打ち解けてもらおう(ポエム朗読)

アリスさん登校拒否。みんなに応援してもらおう(寄せ書き事件)

みたいなのがあったんですかね

137 :森崎名無しさん:2018/02/21(水) 23:36:49 ID:???
わたモテのもこっちというか、
登校拒否の理由と寄せ書きの件がローゼンメイデンのJUM君みたいな事になってるな

138 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/22(木) 00:25:29 ID:???
すみません、今日は更新をお休みします。
>>130
乙ありがとうございます!
>>133
乙ありがとうございました。最良の結果になりましたね。
アリスさんに割くべき時間を他の仲間に費やす事も可能になりました。
>>134
あんまりもこっち知らないんですけど、本来的にはさとりとかパチュリーの方が近い感じですね…
>>135
アリスさんハーレムは遠い夢ですね…
>>136
ぶっちゃけアリスさんの学校ネタはその場の勢いで書いてますが、
こうして書き出すと後付け的にストーリーが出来そうですね…
ポエム朗読と寄せ書き事件の間にはプロレスごっことか挟まりそうです。

139 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/22(木) 00:27:16 ID:???
>>137
ぶっちゃけ、かなりパク…リスペクトしてます(爆)

140 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/23(金) 03:26:49 ID:???
書きあがらなかったので、今日も更新をお休みします(汗)
明日は更新できると思います。



141 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/24(土) 00:00:44 ID:???
★慧音→相談スキル 8+ ハート9 +(鈴仙のアシスト+2) +(熱血な指導+4)=23★
★アリスさん→心の闇 10+ ダイヤ2 ( 6 )+(先生へのトラウマ+6)=18★
≧5→アリスさん、慧音先生の指導の下生まれ変わる!?

慧音「いいかアリスさん。人という字はだな。棒と棒とが寄り添って……」

慧音の説得は、やはり職業柄というべきか、最初は諭すような形で始まった。

アリスさん「大人はいつも卑怯だ。いつも安全な場所から、いつも綺麗な言葉で、私たちを戦場に送り込むんだ……」

そしてアリスさんは何故か、切れたナイフのようにとがってた。
恐らく”先生”という概念に対して強度のトラウマがあるのだろう、中々心を開こうとせず、
むしろ鈴仙の時よりも強固な反発(反抗期的な意味で)を見せた。

鈴仙「(うーん。こりゃあ失敗だったかしら……)」

一行に好転しない状況に、鈴仙も諦め顔。慧音が懸命にアリスさんに悩みを相談するよう求める程、
アリスさんは自分という名の殻に閉じこもる。まさしく、引きこもりの生徒の家の前で門前払いされる先生状態だ。
――しかし、慧音の熱意は、これまでアリスさんの心を開けなかった先生の比ではない。

慧音「アリスさん。何度でも言うぞ。困った事があれば、先生が力になってあげるからな!」

慧音はアリスさんの拒絶を聞いてもなお、頑として動かず、あくまでも熱血に暖かい言葉を掛け続ける。
しかし、この程度の情に流されるようでは、アリスさんは今ごろここまでこじれていない。

アリスさん「な、なによぉ……?? 先生に何がわかるって言うのよぉ……!?!?!
       どーせ私の面倒を見てるのも、教育委員会に言わたからなんでしょう!?!?」

鈴仙「(教育委員会ってなんだろう……)」


142 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/24(土) 00:02:50 ID:???

いつも通り不可解なアリスさんの言動を聞いて手ごたえの無さを感じた鈴仙は、
慧音に対し、そろそろ話を切り上げてはどうかと促そうとするのだが。
……ここで、慧音先生は聖職者として信じられぬ行動に出る。

慧音「ハリケーンミキサーーーーッ!」

ドドドドドッ、グワッキーーーーンッ!!

アリスさん「ほ、ほんぎゃーーーー!?」

――慧音は瞬間的にニョキリと角を生やし、そのまま猛ダッシュでアリスさんに突進。
きりもみ状に上空へとふっとばしてしまう。……誰がどう見ても体罰だった。

鈴仙「な、なにやってるんですか慧音さんっ!? 体罰にうるさい今のご時世。
   ちょっと叩くとかでも問題なのに、超人強度1000万パワーはまずいですよ!?
   教員免許剥奪不可避ですよっ!?!?!」

鈴仙は理知的な慧音の蛮行に驚愕し、強い口調で詰る。これでは話し合いは失敗、というどころではない。
逆にアリスさんの先生へのトラウマは更に加速してしまったのではないか。
いや、それだけならまだいい。下手をすれば廃人状態に――とまで考えたその時。

アリス「……今ので目が覚めたわ。ありがとう、慧音」

鈴仙「(……!? アリスさんから”さん”の表記が消えた……!?)」

……鈴仙の目の前で、奇跡が起きた。

143 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/24(土) 00:04:12 ID:???
傷一つ無くむくりと起き上がったアリスさん――いやアリスは、
慧音に軽く礼を言うと、落ち着いた様子で再び向き直った。

アリス「私は……その。自分で言うのも何だけど、人一倍プライドが高かった。
    それで、悩んでいても、誰にも相談できずに困っている内に……世界が、歪んで来たの。
    周囲の誰もが自分に悪意を振りまいているような、そんな錯覚に陥って……そこから先は、
    出来ればあまり、思い出したくないわね……」

鈴仙「え? え? え?? アリスさんが……いやアリスが、普通にしゃべってる……?
   慧音さん。一体どんな魔法を使ったんですか……!?」

アリスの豹変に驚く鈴仙を尻目に、慧音はこの結果が予測済みだと言った表情で頷く。

慧音「話を聞いていて思った。アリスさん……いやアリスは、きっかけが欲しかったんだ、って。
   多分、これまでの皆はアリスを腫れ物扱いして気を遣う一方、
   彼女の奥底まで突っ込んでいく事を放棄していたんじゃないかと思うんだ。
   だから――少々荒療治となるが、肉体言語で語らせて貰った。
   私が何を言いたかったか、よくわかっただろう、アリス?」

アリス「ええ。……周囲は思うよりも、私に悪意を振りまいてはいないんだって。
    何が起きても、私を受け止めてくれる人は居る筈だから信じて、って。
    言葉にすると陳腐だけど。だけど大事な事を、誰よりも分かりやすく教えてくれたわ……」

鈴仙「(私には、ただの暴力にしか見えなかったけどね……)」

アリスさん……いやアリスに常識が戻った喜びよりも、慧音の常識人度に対する一抹の不安が勝ちそうになるが……。
そこはぐっとこらえて、鈴仙もアリスに暖かく声を掛ける。

鈴仙「――さ。アリス! 何はともあれこれでスッキリしたでしょ。
    だったら言ってみなさいよ。あんたがこれまで悩んでいた事をさ!」

アリス「え、ええ……そうね。そうなる、わよね……」

144 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/24(土) 00:06:16 ID:???
それに対してアリスは少しだけ恥ずかしそうに顔を赤らめ、もじもじと指をいじりながら、言いたい事を言おうとして口ごもる。
これがアリスじゃなくてこれまでのアリスさんだったら今頃、ぐるぐる目で頭を掻きむしりながら、
!とか!?を多用しいちいち喧しく騒ぐであろうことを考えれば、恐ろしいまでの豹変だった。

アリス「思えば、私がここまで孤独に狂わされたきっかけ。
    それは……単に、トモダチが欲しいと思ったこと。本当に、それだけだった」

それから、アリスは鈴仙と慧音にひっそりと教えてくれた。
全幻想郷選抜大会が開かれる数か月前、魔理沙が森崎と出会い、
魔法の研究を一時停止してまでサッカーに明け暮れるようになってから、一人で過ごす時間が多くなったこと。
最初は自律人形の研究が捗ると思って気にならなかったが、次第に孤独が自分の心を蝕んでいったこと。
そしていつの間にか、安いプライドと焦燥感だけが積み重なり、自分自身を見失ってしまったこと。

アリス「……もっとも、狂ってしまった事は、決して悪い事ばかりじゃなかったわ。
    これまでは見えなかったものが見えるようになったお蔭で、サッカーのセンスは研ぎ澄まされたもの。
    逆に今は、何も聞こえないんだけどね。さっきまでは、ボールくんの声が聞こえてたんだけど」

慧音「私は別に、君のその繊細な感性までは否定していないつもりだ。
    今は心を落ち着かせる事を第一に考えて、それから。また少しずつ感性は取り戻していけば良いさ」

アリス「そうね。私達には限られたとは言え、時間がある。これまでの自分では決して得る事の出来なかった技術。
     これだけは、いいとこ取りをするのが合理的だもの」

合理的という、非合理の塊だったアリスさんからは考えられない価値観が示されたところで、
慧音先生による面談は一旦打ち切りとなった。
部屋を出て、慧音に一旦別れを告げたところで――アリスは鈴仙に対して、顔を赤らめて、

アリス「鈴仙。……今まで悪かったわね。本当に迷惑をかけたわ。もっとも、許して貰えればそれで済むとか、
     そんな話じゃあないんだけれど。その上で、一つ、お願いしてもいいかしら。
     ――私の、その。トモダチになって欲しいな、って……こと、なんだけど」

145 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/24(土) 00:09:24 ID:???
――と、強がらず素直に想いの丈を告げた。
孤独に狂って暴走しても自分を見切らず、なんやかんや言いながらずっと面倒を見続けた鈴仙は、
全てを失った今のアリスにとって、誰よりも大事なトモダチだった。

鈴仙「……うん。もちろんよ」

アリス「……! あ、ありがと。……で、でも別に、嬉しくなんてないんだからねっ!
    あ、ち、違うの! ……ああ、やっぱりダメね、私。中々素直になれないって言うか……」

鈴仙「……(マジで変わり過ぎよねぇ……アリスさん、いやアリス。なんかちょっとだけ、
    昔のアリスさんが懐かしくて勿体無いような、別に割とそうでもないような……)」

鈴仙は勿論、そんなアリスを拒む理由など全くないため快諾する。
――若干、昔のアリスさんとの豹変っぷりに驚きを通り越して恐怖を覚えないでも無かったが。

アリス「あ! え、えっと……じゃあさ。私、トモダチらしくハンカチ落としとかしたいな……!
     私、ずっとアレに憧れてたのよ。ほら、人形でやろうと思っても、アレ、自律的に動くトモダチがいないとできないし……!」

鈴仙「(あ、ちょっとだけいつものアリスさんだ!)」

常識的な言葉の節々に見える深い闇から、この眼前の可愛らしい少女は、
鈴仙の良く知るめんどくさいアリスさんである事が分かる。……今の鈴仙にとっては、とりあえずそれで充分だった。

*アリスさん……いやアリスが生まれ変わって常識的になりました。
*鈴仙はスキル・アリスとトモダチ(アリスにボールが渡った時、PL側で行動を選択できる)を習得しました。
*アリスとの絆ポイント(後で解説します)が+2されました。
*アリスがファンタジスタ系のフラグ・技を習得しずらくなりました。
 (今後の訓練により、常識を残したまま、再びファンタジスタ方面に覚醒する事も可能です)

146 :森崎名無しさん:2018/02/24(土) 00:36:40 ID:???
アカン、アリスさんじゃないアリスに違和感が凄い

147 :森崎名無しさん:2018/02/24(土) 01:01:07 ID:???
千年パズル与えてアリスとアリスさんとをスイッチできるようにしよう

148 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/24(土) 01:20:47 ID:???
−チュートリアル・絆ポイントについて−

夕食時よりも少しだけ早く居間に行ってみると、にとりが一心不乱に、
霞が持っているスカウターのような小型機器を弄っていた。

ピピピピ……ピピピピ……ウィ〜ン、カチャッ。

にとり「よし、できたァ!」

鈴仙「何が出来たのよ……」

にとり「げげ、人間!?」

鈴仙「人間じゃなくて玉兎だってば……。で、何してたのよ、にとり」

ある意味お約束なやりとりを交わしながら、鈴仙はにとりの隣に座る。
視力を喪って大分経ち、気配の察知術にも大分慣れて来た為に……いや。
機械狂とまで言える程のギークなにとりに何をしているかを問う事自体が愚問だったが、それでも一応聞いておく。

にとり「何って盟友。そりゃあ勿論、あっと驚く主婦の味方……的な?」

鈴仙「どうして私に聞くのよ……。勿体ぶらずに話せば良いのに」

にとり「かーっ! これだから女は分かっとらん! 発明のロマンをなぁ、語るにはなぁ、時間が幾らあっても足りんのだよ!」

にとりの態度は絵に描いたような機械オタク。空気を読む気すらなく、傲然とそう言い放つのだが――。

鈴仙「あんただって女の子でしょうが……。――そんなに勿体ぶるんなら、別に良いし。部屋に帰る」

149 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/24(土) 01:21:52 ID:???
にとり「そ、そんな事言わずに聞いておくれよぉ……! 私達盟友だろぉ……?
     ていうか折角頑張って作ったんだから、誰かに誉めて欲しかったんだよぉ……!!」

――と、案外チョロいものだから、鈴仙も憎むに憎み切れないのだった。
鈴仙は結局、にとりの新装置の仕様について聞いてやる事にした。

にとり「良いか! 言っとくけどこの機械はマジでヤバい。霞だっけ、永遠亭のデータ兎から貸して貰ったスカウター。
    こいつを改造して、しかも地霊殿の覚妖怪に監修して貰った傑作だぞ!
    やはり科学こそが。ひいてはそれを操る河童こそが、真に世界を支配するのだ! フゥーハハハァーー!!」

そうなるとにとりも再び強気に戻って偉そうに色々喋るのだが、アリスさんを経た鈴仙にとって、にとりなど実に可愛らしいものである。
やがて、にとりは鈴仙に手のひらサイズの機械――外の世界の携帯電話位の大きさで、表面の殆どは液晶画面で、
下に一つだけボタンがある装置を手渡して、

にとり「……ってなワケで。鈴仙、このボタンを押してみな。赤いヤツね」

鈴仙「真ん中下にあるおっきなヤツね。……爆発とかしないわよね?」

にとり「しないってばー! 自爆はここぞという時にしないと、ロマンが無いからね!」

にとりの謎なロマン論を聞く気までは無かったので、鈴仙は素直にボタンを押してやる。
すると、これまで真っ黒だった液晶画面が光って、以下のような画面が映し出された。

150 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/24(土) 01:23:00 ID:???
-------------------------------------------
☆現在の各選手の絆ポイント(感情値)一覧☆
名前 || 鈴仙 |
−− ++ −− ++
反町 || + 6 ||
 星 || + 6 ||
佳歩 || 1 0 ||
パチェ..|| + 7 ||
アリス. || 1 2 ||
静葉 || + 6 ||
てゐ || 1 3 ||
慧音 || + 7 ||
お燐 || + 6 ||
穣子 || + 6 ||
ナズ || + 5 ||
つか || + 7 ||
さと || + 5 ||
にと || + 5 ||
−− ++ −− ++
総合 ||101 ||
-------------------
+5〜+15まであります。+5で全面的支持、+10で全面的信頼・相棒、+15で魂の相棒です。

151 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/24(土) 01:24:10 ID:???
鈴仙「こ、この数値は……?」

にとり「おっ、これが出たって事は成功かな? でもおっかしいなー。+5が最大だと思ってたのに、
    余裕でオーバーフローしてるぞー? −の数値も無いし……んー。んんーー……」

鈴仙の質問をよそにせず、にとりは液晶を後ろで覗き込みながら色々と唸っている。
それでも暫くして諦めたのか、きちんと説明をしてくれた。

にとり「うむ。これはズバリ! 鈴仙が他の仲間達と、どれだけ強い絆を築いているのかがわかる装置なんだ!
    名付けて、『にとスコープ』! どうだっ、カッコいいネーミングセンスだろ!?」

鈴仙「はいはい、すごいすごい……って、ええーーっ!? 何そのヤバい機械!?!!?」

にとり「でしょでしょー! 古明地さとりもマジでびびってたよ! まあ、これも科学の勝利ってヤツかな? 敗北を知りたい」

キリッと決め顔をして胸を張るにとりだが、この数値がデタラメでなければ本当に凄い。
恐らくさとり辺りの協力を仰げば、この機械の正確性も容易に証明できるだろう。
いや――この発明狂の事だから、その程度のテストは既にやっているのかもしれない。

鈴仙「……でも。これって一体どうなったら良いの? 15ポイントまで行ったら良いって事?」


152 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/24(土) 01:25:35 ID:???
にとり「……本当の仕様だったら5ポイントがゴールなんだけど。
    ま、そうさ。15ポイント以上は流石にもう上がらないからね。
    でも言っとくけど、15ポイントまで行くのも充分に大変なんだからね?

   そういう意味じゃあ、【こんなポイント、今のままでも充分問題ない】し、
   【よっぽどの事でもしない限りは、ポイントが減っていく事もない】だろうから、
   別に放置しててもそんなモンかもしんないね。
   
   でも。やっぱり、絆ポイントっていうだけあるし、高い方が良いのは当たり前だよ!
   具体的には、【10ポイント】まで行ったら、鈴仙やあるいはそいつにとって良い事が起きるだろうし、
   【15ポイント】まで行ったら、そいつはきっと、これまでの限界すら超えて強くなれるね!きっと、たぶん」

鈴仙「ふーん……」

にとり「……ってなワケで、機械のテスト宜しく頼むよ」

メタメタしい話に若干興味を失いかけた鈴仙に、……不意打ち的に、にとりはそう言った。

153 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/24(土) 01:27:47 ID:???

鈴仙「へ?」

にとり「へ? じゃあないよ。だって、折角私が作ったんだよ? だからさ、鈴仙が使ってみてよ」

鈴仙「いやいや。あんたが自分で使いなさいよ。なんか気味悪いじゃん、自分の評価が分かる機械とか……」

にとり「でもこの機械、このチームのメンバーの、鈴仙に対する評価しか分からないんだよ? だったら、鈴仙が使うしかないじゃん」

鈴仙「なんでそんなに凄い発明なのに、そんなに使いどころがピンポイントなのよ……」

にとり「ま、ま。そんな細かい事は良いからさ。使ってよ使ってよ? はい渡したー渡したからね。んじゃ、また宜しくー!」

タッタッタ……

鈴仙「あ、こら。待ちなさい!」

にとりは半ば押し付けるかのように鈴仙のポケットにその機械をねじ込ませると、
逃げるように居間からどこかへと消えてしまった。

鈴仙「……本当にマイペースな奴なんだから。全く……」

――とはいえ。少し不気味である事には間違いないが、にとりの機械は今後の自分の行動決定の指針となりうる。
鈴仙はにとりを追いかける事もなく、その『にとスコープ』なる装置を手元にしまっておく事にした。

*鈴仙が『にとスコープ』を入手。仲間→鈴仙への感情値が『絆ポイント』という数値で目視可能となりました。
*絆ポイントは10ポイントで成長イベントが発生。15ポイントで限界突破イベントが発生し、
 鈴仙や仲間の成長にとって大きな一員となります。
*絆ポイントは余程の事をしない限り下がりません。また、試合中の行動によって上下する事も原則ありません。
 これからの自由行動フェイズなどで、上昇を狙っていく形となります。

154 :森崎名無しさん:2018/02/24(土) 01:30:19 ID:???
てゐ「13だと!? にとスコープの故障に決まっている!」

155 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/24(土) 01:57:27 ID:Vhhj8+c2
〜魔界生活3日目 仲間行動フェイズ〜

暫くすると、仲間達が居間に入ってきて夕食となった。(今日の夕食はさとりの作った 焼き鳥金箔カステラ だった)
それからすぐに夜は更けて、しかし二つの月が照らす魔界の夜は明るく、蒼白く仄かに光る草木が屋敷を照らす。
鈴仙は宣言通りアリスさん、いやアリスと二人でハンカチ落としをして遊んでいたのだが、
実はこの時も、自らの成長に向けて意気込む者がいた。それは――。

先着1名様で、

★魔界の色々な設定は基本オリジナルです→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→魔界人W「いつもの3倍の回転を加えれば1200万パワーだーっ!」慧音「なにィ!?」慧音先生がプロレスしてた!
ダイヤ→佳歩「(星さんに反町さん……ライバルは強力です!)」佳歩が鈴仙との2トップを目指して特訓していた。
ハート→星「(私はまだ弱い。もっともっと強くならないと……!)」星が秘密のトレーニングをしていた。
スペード→つかさ「(私にはまだまだ気合が足りません。もっと、熱くならないと……!)」つかさが根性に燃えていた。
クラブ→霞「(えーっと。各国サッカー協会の会長室に忍び込ませた盗聴テープによると……)」霞がデータを収集していた。

156 :森崎名無しさん:2018/02/24(土) 02:04:49 ID:???
★魔界の色々な設定は基本オリジナルです→ ハート10

157 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/24(土) 02:10:01 ID:???
…と、言ったところで今日はここまでにします。本日もお疲れ様でした。
>>146
私も書いてて別キャラが出て来たかと思うくらい違和感が凄かったですw
でも、今のアリスの方が原作のアリスに大分近いと思います……
>>147
あそこまで突っ切ったアリスさんというキャラを無くすのは惜しいので、上手く活用したいと思ってます。
>>154
てゐの感情値が異常に高いのは、若干ネタも入ってますw

158 :森崎名無しさん:2018/02/24(土) 05:18:30 ID:???
It's over 13!

159 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/24(土) 12:58:18 ID:???
>>158
てゐの数値が段違いですが、基本的にポイントは高くなる程上がり辛くなる予定です。
(5→10は簡単だけど、10→15は難しいみたいなイメージ。今回アリスさん、いやアリスは一気に2上がりましたが)
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
★魔界の色々な設定は基本オリジナルです→ ハート10 ★
ハート→星「(私はまだ弱い。もっともっと強くならないと……!)」星が秘密のトレーニングをしていた。

月の光が明るいとはいえ、やはり薄暗い夜のサッカーコートで、
えっちらおっちらコーンを並べて基礎的なパス練習を繰り返している姿がひとつ。

星「(先の紅白戦でも、私はあまり活躍できませんでした……もっと頑張らないと!)」

その背の高い影は寅丸星。命蓮寺の本尊代理兼エースストライカーであり、現在は寺を留守にして鈴仙達と行動を共にしている。

星「(佳歩さんにはハイレベルなドリブル技術と爆発的なダイレクトシュートが。
   反町さんには安定したキックコントロール力と穣子さん達との連携が。
   そして鈴仙は、世界でも最高クラスの連携シュートがある!
   私も、ミドルシュートとタックルだけに拘らず、新しい武器を身につけなくては……!)」

そんな彼女の原動力はシンプルだった。――『聖白蓮の弟子』や、『毘沙門天の代理』ではなく。
寅丸星という一人の妖怪として、皆の役に立ちたい。強くなりたい。それも、信頼できる仲間と共に。
人妖を隔てず絆を結ぶ事の重要性を語る命蓮寺の教義を貴ぶ彼女にとって、
鈴仙を中心とする新チームの雰囲気は理想的であり、命蓮寺と同じく大切な存在だと思っていた。

星「(――そう。命蓮寺は幻想郷の他のチームと比べて、パスを大事にしていた。
   あの時の感覚をもっと思い出せば、このチームでもきっと役に立てるようになるはずです……!)」

星は何度もコーンを並べて、そこを狙ってパスをして、それからもう一度コーンを並べる。
同じ作業の繰り返し。愚直とも言える作業の中、彼女を見舞う者は……

160 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/24(土) 13:00:12 ID:Vhhj8+c2
先着1名様で、

★虎か猫かネズミか→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→ダイヤ+??「寅丸よ……今の貴様は檻の中の虎じゃ」なんだこのオッサン!?
ダイヤ→ハートとスペードの両方。ナズーリンとお燐が居た!
ハート→ナズーリン「全く、危なっかしい事をやって……」ナズーリンが来た!
スペード→お燐「やっほ。精が出るねぇ」猫(?)仲間(?)のお燐が来た!
クラブ→誰も来なかった!

161 :森崎名無しさん:2018/02/24(土) 13:19:21 ID:???
★虎か猫かネズミか→ ハートK

162 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/24(土) 13:55:49 ID:???
★虎か猫かネズミか→ ハートK ★
ハート→ナズーリン「全く、危なっかしい事をやって……」ナズーリンが来た!

ナズーリン「布団に居ないと思ったら。……こんな非効率な事をやっていたのか」

青白く光る草木の中から、灰色の小さな影がひとつ。
星の従者であり監視役でもある、鼠妖怪のナズーリンだった。
従者であっても、彼女は星に対して敬語はあまり使わず、むしろこうして辛辣に詰る事が多い。
――しかし。

星「ひ、非効率とは何ですか! 私だって、一生懸命考えて……」

ナズーリン「で。考えた結果が、パス練習かい? フィジカル訓練とかならわかるけど、
       パスを鍛えるんだったら、相手が居る中で練習した方が余程効率が良いと思うけどね」

星「た、確かにっ!?」

ナズーリン「……やっぱり、様子を見に来て正解だったね」

ナズーリンはひとしきりの嫌味と溜息を吐き終えると、転がっているサッカーボールを拾い、
それを星の下へと転がしていく。

163 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/24(土) 13:56:51 ID:???
ナズーリン「さ。私は適当にサイドを駆けまわっておくから。ご主人はいいタイミングを見計らって、
       スルーパスを出してみてくれないか」

星「え、え……? もしかしてナズーリン、手伝ってくれるんですか?!」

ナズーリン「当たり前だろう。……私は一応、君の従者なんだから。
        私が居ない内に、ご主人様がコーンの角に小指をぶつけて大けがでもされたら困るんだよ」

星「さ、流石の私でもそんな間抜けなケガはしませんよぅ……」

ナズーリン「ほら、いいから。喋ってるヒマがあるならさっさと足を動かす!」

バシッ……。

星「ひゃ、ひゃいっ!」

ナズーリン「こういう事だったら、もっと私が力になれるのに……」

星「何か言いましたか?」

ナズーリン「何も言ってないよ、グズご主人! ほら、さっさとボールを出す!」

星「うわーん。ナズがスパルタですーーーっ!?」

――言葉遣いや立ち振る舞いこそ砕けてはいるが。
彼女は他のどの忠実なる従者にも負けない位……星の事が好きで、そして身を案じているのだった。

164 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/24(土) 13:58:06 ID:Vhhj8+c2
先着2名様で、

★星のパス(+α)特訓→! card★
★ナズーリンのアシスト→! card★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

二人の特訓カードのマーク・数字が一致した場合、数値の合計に+5されます。(重複しません)
JOKERの場合は、ダイヤの15として扱います。
二つのカードの合計値が、

35→星「我はブッダ。今こそ衆生を救済す」パス+2、更に必殺パス習得! 加えてせりあい+2!
    更に加えて高い浮き球+1! 更に更に加えて全能力+1! 更に更に更に必殺ポストプレイ習得!
31〜34→星、大変身。パス+2! 更に必殺パス習得! 加えてせりあい+1! 更に加えてせりありフラグ習得!
26〜30→星、変身。パス+2! 更に必殺パス習得! 加えてせりあい+1!
18〜25→星、覚醒。パス+2! 更に必殺パス習得!
10〜17→星、成長。パス+1! 更に必殺パスフラグ習得!
6〜9→星、ちょっと成長。パス+1!
2〜5→効果なし。星、コーンの角に小指をぶつけて負傷!

165 :森崎名無しさん:2018/02/24(土) 13:59:31 ID:???
★星のパス(+α)特訓→ ハート5

166 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/24(土) 14:01:24 ID:???
…と、言ったところで一旦ここまでにします。

167 :森崎名無しさん:2018/02/24(土) 14:08:54 ID:???
★ナズーリンのアシスト→ ハート2
アシスト!

168 :森崎名無しさん:2018/02/24(土) 20:29:47 ID:???
>2〜5→効果なし。星、コーンの角に小指をぶつけて負傷!
鋼鉄製のコーンか何かかな?

169 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/24(土) 23:54:03 ID:???
>>168
私もどうやったら負傷するのか分かりませんでしたが、星ちゃんならやってくれると信じてました(無責任)

★星のパス(+α)特訓→ ハート5 ★
★ナズーリンのアシスト→ ハート2 ★
→5+2+(マーク一致+5)=12
10〜17→星、成長。パス+1! 更に必殺パスフラグ習得!

ナズーリン「今のは軌道は良いけど、真っ直ぐ過ぎないかな?」

星「う、う〜ん。難しいです。ナズーリン、お手本とかできませんか?」

ナズーリン「そこを言われると弱いな……私も、パス技術はご主人とそう変わらないから。
        ここはもう、数をこなすしかないよ」

そう言いながらも、ナズーリンは星が満足するまでずっと練習に付き合ってくれた。
……星は分かっている。彼女はこれまでもずっと嫌味を言いながらも、常に自分を裏切らず、ずっと尽くしてくれた。
だからきっと、今もまた、強くなりたいという星の願いをかなえるべく、こうしてパス練習に取り組んでくれるのだろう。

ナズーリン「ご主人様は一人じゃあ何をしでかすか分からないからね。
       練習相手にはなってあげるからさ。ほら、頑張ろう?」

星「……ありがとう。ナズーリン」

星は小さく礼を告げると、そこから更に数刻、パス技術の確かな向上を確認できるまで練習に取り組んだ。

*星のパス力が+1されました。更に、パスフラグを習得しました。

                                                   三日目終了


170 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/24(土) 23:55:17 ID:???
【四日目】

魔界生活四日目の全体練習で注目を集めたのは、アリスさん……いやアリスと星の二人だった。

アリス「静葉、少し上がり過ぎよ。もうちょっと下がって。逆にお燐。貴女は下がりすぎ!
     あんたのサイドアタックの実力は充分なんだから、もっと自信を持ちなさい!」

パチュリー「(自室で鈴仙から顛末を聞いた時は半信半疑だったけど、これは驚いたわね……。
        アリスさん……いやアリスに、往時の高い判断力とゲームメイク力が完璧に戻っている!
        これなら、私がFWに出て、彼女がトップ下という布陣も、かなり現実的になったわね)」

反町「(これまでOMFをこなす事が多く、アリスさんとタイプが似ていた俺には逆風だな……。
     パチュリーさんがFWになる可能性が増えた事も相まって、もしかしたらスタメンに入れない可能性も
     出て来たかもしれない。何か、新しい武器を考えないとな……)」

アリスは『サッカーはブレイン』という信条を取り戻して、これまでのようなドリブル一辺倒でなく、
パスや守備にも献身的に取り組むようになり、オールマイティに高い能力を十二分に発揮し。

星「それっ!」

バシュッ!

佳歩「むむ、中々鋭いパスですね……!」

コーチ「(この位ならば、鈴仙とツートップにして、連続ワンツーで切り込ませるのも効果的になるか。
     欲を言えば、もう少しパス力を高めるか、あるいは競り合い力を高めて、
     ポストプレイも出来るようになってくれれば良いんじゃがのう……)」

星はアリスさん程派手ではないが、着実にパス技術を向上させて、
FWとして地上シュート一辺倒ではない事をアピールする事に成功した。
――とはいえ、こちらは今後の更なる成長への期待、という側面が強かったが。

171 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/24(土) 23:59:51 ID:Vhhj8+c2
〜魔界生活3日目 練習フェイズ〜

鈴仙「さあ、全体練習が終わって、今からは個別練習だったわね。
    皆も上手くなっているから、私も取り残されないようしないとね! さて、今日は……」

A:個人練習をする。
  能力値を一つに絞って練習を行います。フラグの習得・回収はできません。
  今回失敗した場合、次に同じ分野で成功するまで、補正+1が発生します。

B:仲間の練習を補助する。
  仲間の練習を手伝います。仲間の能力については、フラグを習得・回収していく形となります。
  どのフラグを習得・回収していくかは仲間の意向が優先されます。
 
C:仲間に練習を補助してもらう。
  仲間に自分の練習を見て貰います。自分のフラグの習得・回収を行う事ができます。
  補助して貰う仲間によっては、特殊なスキルや技が身につく……かも。

D:仲間と一緒に練習する。
  仲間と一緒に練習します。AとBを複合した形となり、効果はそれぞれ単独よりも劣りますが、
  場合によっては、一挙に成果を挙げる事ができます。

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
(次レスに参考データを張りますが、このレスと次レス間にある投票も有効とします)

172 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/25(日) 00:02:02 ID:xPde4x4M
<参考データ>
−鈴仙の能力値−
選手   ド  パ  シ   タ  カ   ブ  せ  総   高/低 
鈴仙  56  55  56  53  53  47  54  374  3  4 

−能力値の伸び具合−
もう上がらない:なし
とても上がりにくい:ドリブル(56)、シュート(56)
上がりにくい:パス(55)、競り合い(54)
普通:タックル(53)、パスカット(53)
上がりやすい:なし
とても上がりやすい:ブロック(47)

−所持中のフラグ−
ドリブル(15/20)、シュート(10/20)、タックル(10/20)、てゐとのコンビプレイ(ワンツー)(10/20)

−仲間の成長方針等−
>>104を参考にしてください。

173 :森崎名無しさん:2018/02/25(日) 00:05:05 ID:h/ZQFyoY
B

174 :森崎名無しさん:2018/02/25(日) 00:07:18 ID:GFhC3YOY
C

175 :森崎名無しさん:2018/02/25(日) 00:16:07 ID:RB3v62Ok
B

176 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/25(日) 00:27:47 ID:xPde4x4M
B:仲間の練習を補助する。

鈴仙「(そうね……。私自身の練習はそこそこに、今日も仲間の練習を補助するのに回ろうかしら)」

鈴仙は霞から貰った紙(>>104)を参考にしつつ、誰の練習を補助しようか考えた。

−リトルウイングズ メンバー一覧−
FW:(鈴仙)、反町、星、佳歩
MF:パチュリー、アリス、静葉、てゐ
DF:慧音、お燐、穣子、ナズーリン、つかさ
GK:さとり、にとり


★上記のメンバー一覧から、誘いたいキャラを【1名】選択して下さい★
(分かるように名前を記載してコメントして下さい 例:佳歩 てゐ …等 ”因幡”とか”秋”とか、誰なのか特定できないのはダメです)
 ※鈴仙(自分自身)、霞、コーチ等スタッフは選択不可とします。

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

177 :森崎名無しさん:2018/02/25(日) 00:51:29 ID:h/ZQFyoY
慧音

178 :森崎名無しさん:2018/02/25(日) 01:35:23 ID:DTSKwnJ6
慧音

179 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/25(日) 02:06:55 ID:xPde4x4M
今日の更新はここまでにします。
ただ、先に慧音のブロック練習の判定だけ行いたいと思います。

先着1名様で、

★慧音のブロック練習→(! dice+! dice)=★

と書き込んでください。数値の合計が経験点にプラスされます。(現在6/20ポイント)

*合計点が10ポイントを超えた場合、慧音はフラグを習得。20ポイントを超えた場合、慧音はフラグを回収します。

180 :森崎名無しさん:2018/02/25(日) 02:13:41 ID:???
★慧音のブロック練習→( 1 + 3 )=★

181 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/25(日) 12:46:24 ID:xPde4x4M
>慧音
★慧音のブロック練習→( 1 + 3 )=★
→4ポイント獲得!(現在10/20ポイント)

鈴仙「(慧音さんの様子を見に行こう。昨日も、まだまだ練習したりない感じだったし)」

鈴仙は、昨日に引き続いて慧音のブロック練習を補助する事にした。
爆発的な成長こそ見受けられなかったものの、慧音はその生真面目な性格らしく、
着実に基礎を積み重ねていき――。

鈴仙「いきますよっ、『マインドエクスプロージョン』ッ!」

ドゴオオオオオッ……バチイッ!

最終的には一度だけであるが、鈴仙の全力のシュートを完璧な位置に弾いてみせる事に成功する。

慧音「……うん。まだまだ実戦で使えるとは言い難いが、今ので何かきっかけを掴んだ気がするよ。ありがとう、鈴仙」

鈴仙「ううん。気にしないでください!」

慧音は礼儀正しくお辞儀をして、鈴仙に最大限の謝意を伝える。そして思い込もうとする。

鈴仙「(うん。やっぱり慧音さんは常識人サイドよね。辻ハリケーンミキサーとか肉体言語とかは。
    往時のアリスさんのアリスさん力が見せた幻だったんだよね……?)」

*慧音がブロックフラグを習得。次に11以上で勝利した場合、フラグを回収します。

182 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/25(日) 12:49:36 ID:xPde4x4M
〜魔界生活4日目 自由行動フェイズ〜

鈴仙達は練習を終えて、ちょっとした宴会場クラスの広さがある聖屋敷の居間で昼食を取り。
(今日の当番は反町。意外にも料理上手らしく、 芋長の芋羊羹 はけっこうおいしかった)

鈴仙「(――さてと。今日は何をしようかな)」

のんびりとした午後の時間をどう過ごすべきか、一人想いを馳せるのだった。

A:一人で周囲を散歩してみる。(更に判定)
  屋敷の中や魔界地方都市内を歩き回ります。ランダムで誰かと接触します。
B:仲間達と遊ぶ。(更に選択)
  チームメイトを何人か(3名まで)誘って遊びます。
  仲間と親密になれたり、仲間の成長方針についてアドバイスできます。
C:仲間の一人を呼んで遊ぶ。(更に選択)
  チームメイトを1名誘って遊びます。
  集団で遊ぶ場合よりもより親密になれたり、成長方針について込み入った話ができます。
D:皆で遊べるイベントを計画してみる。(更に分岐)
  チームメイト全員で遊べるイベントを計画します。実際に遊ぶのは次の日の自由行動フェイズとなります。
  二回分の行動が必要となる分、チームメイト全体と親密になれるチャンスがあります。
E:個人練習をする。(更に分岐)
  個人練習をします。効果や効率は昼の練習より悪いです。

<以下、ショートカットキー>(選択肢一発で目当てのイベントに飛ぶ為の便利機能です)
現在なし

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

183 :森崎名無しさん:2018/02/25(日) 13:04:05 ID:GT3W6hhs
D

184 :森崎名無しさん:2018/02/25(日) 13:10:24 ID:yGAPmwfg
A

185 :森崎名無しさん:2018/02/25(日) 13:28:41 ID:+cHnyKpc
D

186 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/25(日) 20:22:25 ID:xPde4x4M
D:皆で遊べるイベントを計画してみる。(更に分岐)

鈴仙「(そうね。折角だから新しいチームの皆で、仲良くなれるイベントを企画してみるのも良いかも。
     アリスさん、いやアリスも、友達が欲しそうにしてたし。こういうのがきっかけで友達関係が広がるかもしんないしね)」

そう思い立った鈴仙は、他の仲間の助けを借りたり、エソテリア近辺の観光マップを調べたりする等して、
皆との親睦を深められそうなイベント案をいくつか考えた。

鈴仙「(うん。私が思いつくのは……今んとこ、4つくらいかな。どのプランを選ぶとしても、
    プランをもうちょっと煮詰める必要があると思うから、とりあえずは1つに絞っておきたいところだけど……)」

そして、鈴仙は以下のプランの中から、最終的にどれを選ぶべきかを検討する。その結果――。

187 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/25(日) 20:23:37 ID:xPde4x4M

★翌日の自由行動フェイズで行いたい親睦イベントを、一つ選んでください★

A:エソテリア周辺の史跡名所観光ツアーだ!
  概要:魔界地方都市の豊かな自然と深い歴史を堪能します。(パンフレット片手に)
      幻想郷とも外の世界とも違う魔界独自の自然文化に触れて、知的好奇心が刺激される事間違いなし!
      知らない土地ゆえ、迷子にだけは気を付けましょう。
B:全天候型プールで水遊びだ!
  概要:魔界地方都市が誇る、夏でも冬でも遊べるプール型テーマパークで一日遊びます。
      お洒落な水着を見せびらかしたり、泳ぎの上手さを競い合ったり。楽しい常夏のひと時を過ごしてみませんか?
      しっかり準備体操して、水の事故に遭わないように気を付けましょう。
C:親睦を深める宅飲みだ!
  概要:聖屋敷の広い居間を利用して、思いっきり飲んで騒ぎましょう!
      料理を作ったり、買い出ししたりと大変ですが、その中で仲間の意外な一面に気付けるかも?
      騒ぐだけじゃなく、普段はしずらい込み入った話をする良い機会になるかもしれません。
D:温泉旅館でゆったり一泊だ!
  概要:法界近辺には、非常に良い泉質の温泉を持つ旅館があるようです。
      一泊二日で、温泉の薬効効果を味わいつつリフレッシュしましょう!
      思いっきりゆったりする分、次の日の練習時間は少し短くなるかも?
E:その他 面白そうなプラン案があれば、書き込み頂ければ幸いです。

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

188 :森崎名無しさん:2018/02/25(日) 20:25:05 ID:h/ZQFyoY
A

189 :森崎名無しさん:2018/02/25(日) 20:33:39 ID:RB3v62Ok
A

190 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/25(日) 21:09:53 ID:xPde4x4M
A:エソテリア周辺の史跡名所観光ツアーだ!

鈴仙「(そうね……こないだ静葉さん達に見せて貰ったパンフレットの中身、結構面白そうだったからね。
     折角だから、皆で一緒にパンフレット片手に街を回ってみるのも良いかしら)」

鈴仙はそう決めると、改めて観光マップを確認。行けるところは下見にも行ったりして、
明日の観光旅行のざっくりとしたプランを練るのだった。

*次回の自由行動フェイズ時、仲間全員でエソテリア周辺の史跡名所を観光することになりました。

191 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/25(日) 21:12:46 ID:xPde4x4M
〜魔界生活4日目 仲間行動フェイズ〜

下見を終えた鈴仙が屋敷に帰ると、夕食はもう出来ていた。
(今日の夕食はつかさの作った 焼きそばメロンパン だった)
皆で揃って一緒にご飯を食べる。そんな共同生活にも少しずつ慣れて来て、
仲間達もこれまで以上に打ち解けあって来ている様子が垣間見える。
――それだけではない。彼女達はこの居心地の良い新チームでより輝くために、
ますます独自に色々と動き、努力しようと考えている。今日の夜に動いたのは……

先着1名様で、

★ようこそ魔界パーク→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→出たら考えます(汗)
ダイヤ→慧音「(練習を見てくれた鈴仙の恩に報いる為にも、新必殺ブロックを完成させる!)」慧音がブロック練習に取り組む!
ハート→静葉「(決定力を鍛えれば、私のミドルシュートやオータムスカイラブの攻撃利用の目が生まれる筈よ)」静葉がやる気だ!
スペード→さとり「(私の弱点を克服する為にも、『想起セービング』を実践的にする必要があるわね…)」さとりが色々考えていた。
クラブ→霞「(さてと。各国サッカー協会のサーバーに仕掛けたコンピュータウイルスは起動しているかな?)」霞がデータを収集していた。

192 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/02/25(日) 21:15:57 ID:dQjOETs2
★ようこそ魔界パーク→ ダイヤ7
JOKER!

193 :森崎名無しさん:2018/02/25(日) 21:30:45 ID:???
岬さんナイスでーす

194 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/25(日) 21:40:14 ID:xPde4x4M
★ようこそ魔界パーク→ ダイヤ7 ★
ダイヤ→慧音「(練習を見てくれた鈴仙の恩に報いる為にも、新必殺ブロックを完成させる!)」慧音がブロック練習に取り組む!

慧音「(昨日と今日。鈴仙が私の練習に付き合ってくれたお蔭で、新必殺ブロックのきっかけが掴めた。 
    これ以上は頼れない。後は、私があの時の感覚を自力で物にしてみせる!)」

慧音は意気込んで、屋敷を出て、夜のサッカーコートに向かおうとしていた。
そして、そんな慧音を見守る影が一人。それは――。

先着1名様で、

★慧音先生のブロック教室→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→魔界人V「はじけてまざれっ!」慧音「」トクントクン 慧音の秘められたパワーが爆発だ!
ダイヤ→アリス「私は貴女に恩がある。手伝わせてくれないかしら」アリスが来てくれた!
ハート・スペード→パチュリー「訓練は良いけれど、コーチが必要でしょう?」パチュリーが来てくれた!
クラブ→アリス「(私は慧音に恩がある。だけど……急に声をかけたら気持ち悪がられるかなぁ……?)」
           アリス、アリスさんモードのせいで声を掛けられない!

195 :森崎名無しさん:2018/02/25(日) 21:42:00 ID:???
★慧音先生のブロック教室→ ダイヤ3

196 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/25(日) 22:10:52 ID:xPde4x4M
★慧音先生のブロック教室→ ダイヤ3 ★
ダイヤ→アリス「私は貴女に恩がある。手伝わせてくれないかしら」アリスが来てくれた!

アリス「……今から練習?」

慧音「……アリスさん。いや、アリス。ああ、そうだ。私の弱点はブロックだからな。それを補強したいと思っている」

慧音が屋敷を出ようとしたところ、アリスに呼び止められた。そしてアリスはこう提案する。

アリス「だったら。私にもその手伝いをさせてくれないかしら」

慧音「……! それは大変痛み入るが。良いのか? 君だって、明日に備えて英気を養いたい筈だろう」

アリス「それは勿論。でも、私は……恩返しをしたいのよ。極度の人間不信と錯乱状態に陥った私を受け入れ、
     今みたいに普通に人と話せて、無意味にさん付けされないようにしてくれた貴女の熱意に、
     私も、応えたいから……」

アリスは、慧音に対して鈴仙と同じくらい。いや、今の状態を取り戻してくれたという意味では、それ以上の感謝の意を持っていた。
慧音がもしも、ナイフみたいに尖ってた自分を無理やりな手を使ってでも押し留めない限り、
いつまでもあの状態のままで居続けて――もしかしたら、近い内錯乱が末期症状に至り、喉でも掻きむしって死んでいたかもしれない。
慧音は、アリスにとって命の恩人でもあるかもしれないのだ。

慧音「――ありがとう。それでは、お言葉に甘えさせて貰うよ」

慧音は、アリスのそんな心情を読み取っていた。また加えて、如何に変わろうとアリスさんとアリスは同一人物であり。
今もなお、こうして人に頼り、頼らせる事が苦手な、不器用な少女である事をしっかりと理解していた。
だからこそ、無理に遠慮して拒絶せず、彼女の提案を甘んじて受け入れる事にした。

アリス「私はシュートがあまり得意じゃない。だけど、理論的な観点から、貴女のプレーを評価する事は出来ると思うわ。
    本当なら、それもパチュリーの方が得意なんでしょうけど……。そこは、私の熱意でカバーするわね」

それに。悪戯っぽく笑みを浮かべるアリスは――今の慧音にとって、この上なく頼もしい存在だった。

197 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/25(日) 22:11:53 ID:xPde4x4M
先着3名様で、

★慧音のブロック特訓→! card★
★アリスのサポート→! card★
★アリスの恩返し→! dice/2★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

二人の特訓カードのマーク・数字が一致した場合、数値の合計に+5されます。(重複しません)
JOKERの場合は、ダイヤの15として扱います。
二つのカードの合計値が、

35→慧音「新チームの平和はこの上白沢慧音が命を賭けて守ってみせる!!」
   必殺ブロックを二つ習得! 更にブロック+1! 加えて高低の浮き球+1! 更に加えてせりあい+1! 更に更に必殺クリア習得!
31〜34→慧音、超絶大な成果を出す。必殺ブロックを二つ習得! 更にブロック+1! 加えて高い浮き球+1!
26〜30→慧音、途轍もない成果を出す。必殺ブロック習得! 更にブロックフラグ習得! 加えてブロック+1!
18〜25→慧音、大きな成果を出す。必殺ブロック習得! 更にブロックフラグ習得!
10〜17→慧音、成果を出す。必殺ブロック習得!
6〜9→慧音、僅かに成果あり。必殺ブロックの経験点+5!
2〜5→効果なし。慧音、自慢のロングホーンを錯乱したアリスさんに折られる!

198 :森崎名無しさん:2018/02/25(日) 22:12:31 ID:???
★慧音のブロック特訓→ ハート3

199 :森崎名無しさん:2018/02/25(日) 22:12:48 ID:???
★慧音のブロック特訓→ スペードK

200 :森崎名無しさん:2018/02/25(日) 22:13:34 ID:???
★アリスのサポート→ ハート8

201 :森崎名無しさん:2018/02/25(日) 22:13:57 ID:???
★アリスの恩返し→ 3 /2★


202 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/25(日) 22:36:33 ID:xPde4x4M
★慧音のブロック特訓→ ハート3 ★
★アリスのサポート→ ハート8 ★
★アリスの恩返し→ 3 /2★
→3+8+2+(マーク一致+5)=18
18〜25→慧音、大きな成果を出す。必殺ブロック習得! 更にブロックフラグ習得!

慧音「それっ!」

バァァァッ……ゴオオッ! バギイッ!

アリス「今の、凄いブロックね。つかさの『ソウルブロック』や、穣子の『ロイヤルスイートポテトルーム』にも負けていないわ。
     ……慧音。もしそれを完全に身につければ、貴女は確実に、世界最高峰のDFとして名を連ねられる!」

慧音「ありがとう、素直に受け取っておくよ。……そして、そうまで言われたら、完全に身に着けない訳にはいかないな!」

慧音は驚く程の熱量を持って練習に取り組んだ。しかし、彼女の肉体言語を味わったアリスとしては、
これは慧音にとってごく当たり前の事だと思った。

アリス「(良く常識人だとか、冷静な智略派だとか言われているようだけど……慧音は、そんなんじゃない。
     彼女は本来は、つかさとかと同じ、激情型のプレーヤー! だから、慧音が戦意を高め続け、
     自らをその獣の檻から解放すれば。……その時こそ、彼女の真の力が発揮される時よ)」

――そして、夜も白み朝が来ようとしたところ。慧音は完全に、新しい大技ブロックを自らの物にしてみせた。
時間こそかかれど、彼女は宣言通り、この場で新技を習得してみせたのだ。


203 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/25(日) 22:38:04 ID:xPde4x4M

慧音「はあ、はぁ……! どうだっ!」

アリス「(……彼女の冷静さを知るパチュリーだったら、ここまで至らせる事が出来なかったもしれない。
     でも、私は出来た。慧音の獣性を理解し、そのポテンシャルを信じ続ける事が出来たから、ここまで付き合う事が出来た!
     私は……ようやく、誰かの役に立てたんだ!)」

それに対して、アリスも自らの事のように喜んだ。これまで周りに迷惑ばかりかけて来た自分が、
今ようやく、自分らしく誰かの役に立つ事が出来た。

慧音「アリス。ここまで私に付き合ってくれて、本当にありがとう。君のような生徒を持てて、私は幸せだよ」

アリス「私こそ、貴女のような師に出会えてよかった。……これからもよろしくね、先生」

上白沢慧音とアリス・マーガトロイド。共に過ごした時間は短いが。
それでも、二人は真の意味での理想的な先生と生徒の関係性を築きつつあった。

*慧音がブロックフラグを回収。「アマテラスミラー(1/4でブロック+8、250消費)」を習得しました。
*慧音がブロックフラグを習得。次に11以上で勝利した場合、フラグを回収します。

                                                   四日目終了


204 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/25(日) 22:39:30 ID:xPde4x4M
【五日目】

佳歩「喰らって、私の『ラビットダイブ』!」

慧音「防ぐ。太陽神よ、我に力を!『アマテラスミラー』ーーッ!」

ゴオオオッ……バチイイッ……!

五日目の全体練習の主役を飾ったのは慧音だった。
反町、星、佳歩、そして鈴仙。新チームの誇る強力なFW陣のシュートを、覚えたばかりの必殺ブロックで、
次々と弾き、防ぎ、守り切ってみせる。穣子と比べて優れている訳でもなく、
ブロック成功率で言えばつかさの方が未だ高いのだが、それでも、ディフェンスリーダーである慧音が、
この二人に並ぶ高い守備力を得られたのはまさしく僥倖だった。

コーチ「つかさ、穣子、そして慧音。この三枚の壁が居れば、敵のミドルシュートの大方も怖くなくなる。
     そしてそれは、PA内では無敵である反面、ミドルシュートに弱いさとりが、より使いやすくなった事を意味する。
     彼女のブロック力強化は大きい。チーム全体の守備力の底上げにつながった筈じゃ……!」



205 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/25(日) 22:41:57 ID:xPde4x4M
〜魔界生活3日目 練習フェイズ〜

鈴仙「慧音さんが一晩で急成長したわね……。私も、そろそろ自分の練習に取り組むべきかなぁ?
    でも他にも、色々と試行錯誤したい仲間もいるようだし。う〜む」

A:個人練習をする。
  能力値を一つに絞って練習を行います。フラグの習得・回収はできません。
  今回失敗した場合、次に同じ分野で成功するまで、補正+1が発生します。

B:仲間の練習を補助する。
  仲間の練習を手伝います。仲間の能力については、フラグを習得・回収していく形となります。
  どのフラグを習得・回収していくかは仲間の意向が優先されます。
 
C:仲間に練習を補助してもらう。
  仲間に自分の練習を見て貰います。自分のフラグの習得・回収を行う事ができます。
  補助して貰う仲間によっては、特殊なスキルや技が身につく……かも。

D:仲間と一緒に練習する。
  仲間と一緒に練習します。AとBを複合した形となり、効果はそれぞれ単独よりも劣りますが、
  場合によっては、一挙に成果を挙げる事ができます。

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
(次レスに参考データを張りますが、このレスと次レス間にある投票も有効とします)

206 :森崎名無しさん:2018/02/25(日) 22:43:04 ID:h/ZQFyoY
C

207 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/25(日) 22:43:42 ID:xPde4x4M
<参考データ>
−鈴仙の能力値−
選手   ド  パ  シ   タ  カ   ブ  せ  総   高/低 
鈴仙  56  55  56  53  53  47  54  374  3  4 

−能力値の伸び具合−
もう上がらない:なし
とても上がりにくい:ドリブル(56)、シュート(56)
上がりにくい:パス(55)、競り合い(54)
普通:タックル(53)、パスカット(53)
上がりやすい:なし
とても上がりやすい:ブロック(47)

−所持中のフラグ−
ドリブル(15/20)、シュート(10/20)、タックル(10/20)、てゐとのコンビプレイ(ワンツー)(10/20)

−仲間の成長方針等−
>>104を参考にしてください。
 ※慧音のように、伸ばしたい分野をある程度まで成長を見せた場合、>>104と異なる分野を鍛えたがる場合があります。

208 :森崎名無しさん:2018/02/25(日) 22:44:16 ID:GFhC3YOY
C

209 :森崎名無しさん:2018/02/25(日) 22:54:10 ID:okPvr0zY


210 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/25(日) 23:10:36 ID:xPde4x4M
C:仲間に練習を補助してもらう。

鈴仙「(今日は仲間に練習を補助して貰いましょうか。でも、仲間に補助となると、色々な選択肢が思い浮かぶのよねぇ……。
     ――まずは、誰に声をかけるかから、検討してみましょうか)」

−基本ルール−
・鈴仙が現在所持しているフラグについては、どの仲間に補助して貰っても練習可能です。
・鈴仙が現在所持していないフラグについては、習得したい分野を得意とする仲間に補助して貰う必要があります。
 (得意分野の例:佳歩→シュート、ドリブル アリス→ドリブル、パスカット)
・仲間によっては、その仲間が持っている(あるいは持っていない)特別なフラグを鍛えることができます。
 (特別フラグの例:パチュリー→レジスタ お燐→サイドアタック てゐ→アシスト○)
・Cの場合、選択肢にコーチ、霞を選ぶ事が可能です。

−リトルウイングズ メンバー一覧−
FW:(鈴仙)、反町、星、佳歩
MF:パチュリー、アリス、静葉、てゐ
DF:慧音、お燐、穣子、ナズーリン、つかさ
GK:さとり、にとり
スタッフ:コーチ、霞

★上記のメンバー一覧から、誘いたいキャラを【1名】選択して下さい★


先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

211 :森崎名無しさん:2018/02/25(日) 23:18:45 ID:okPvr0zY
パチュリー

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