キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【倒れるまで】鈴仙奮闘記43【戦え】
1 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2018/02/09(金) 00:36:14 ID:???
このスレは、キャプテン森崎のスピンアウト作品で、東方Project(東方サッカー)とのクロスオーバー作品です。
内容は、東方永夜抄の5ボス、鈴仙・優曇華院・イナバがサッカーで世界を救う為に努力する話です。
他の森崎板でのスレと被っている要素や、それぞれの原作無視・原作崩壊を起こしている表現。
その他にも誤字脱字や稚拙な状況描写等が多数あるかと思いますが、お目こぼし頂ければ幸いです。
☆前スレ☆
【希望は】鈴仙奮闘記42【魔界より】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1515503626/
☆過去ログ・攻略ページ(キャプテン森崎まとめ@Wiki内)☆
http://www32.atwiki.jp/morosaki/pages/104.html
☆あらすじ☆
ある日突然幻想郷にやって来た外来人、アラン・パスカルと中山政男との出会いにより、
師匠に並ぶ名選手になると決心した鈴仙・優曇華院・イナバ。
彼女は永琳の庇護下で実力を大きく伸ばし、幻想郷中の勢力が集まった大会でMVPを勝ち取った!
しかしその夜鈴仙は、自身の成長は永琳の計画であった事、その計画の副作用で
月に眠る大いなる厄災――「純狐」が八雲紫の身体を乗っ取り目覚めつつある事を明かされる。
そして、鈴仙は永琳に懇願される。「純狐」の純粋なる狂気を止めるべく、
次に紫が計画した大会――『幻想スーパーJr.ユース大会』に優勝し、世界を救って欲しい……と。
鈴仙は戸惑いつつも、永琳の願いを受け入れ、
幻想郷の秩序の変革を狙う新チーム・リトルウイングズの一員として、大会に優勝することを誓うも、
修行の為に訪れたブラジルで大きな挫折を味わった。鈴仙は、かつて道を違えた親友・魂魄妖夢が所属する、
強豪チーム・サンパウロになす術無く敗北。その後、謎のスナイパーの凶弾に倒れ、その視力すら喪ってしまうのだった。
どん底に堕ちた鈴仙達を前に、新チーム・リトルウイングズの監督となる筈だった魅魔は冷酷に告げる。
鈴仙達は弱い。このままでは世界で戦えない。リトルウイングズは解散だ。
――しかし、彼女はそう切り捨てると同時に、鈴仙達にこうも言い残していた。
1か月後の『魔界カップ』で、我ら魔界ユースに勝利すれば、『幻想スーパーJr.ユース大会』の出場権を与える、と……。
かくして僅かな希望を胸に、鈴仙達は幸運にも手に入れた空飛ぶ船・聖輦船に乗り込み魔界へと突入。
一同は新チームの本格始動を前に、互いの実力を図るべく紅白戦を始めたのだが、
謎戦術やら自爆やらが入り混じり、何故か死人が出る程の死闘となって……?
194 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2018/02/25(日) 21:40:14 ID:xPde4x4M
★ようこそ魔界パーク→ ダイヤ7 ★
ダイヤ→慧音「(練習を見てくれた鈴仙の恩に報いる為にも、新必殺ブロックを完成させる!)」慧音がブロック練習に取り組む!
慧音「(昨日と今日。鈴仙が私の練習に付き合ってくれたお蔭で、新必殺ブロックのきっかけが掴めた。
これ以上は頼れない。後は、私があの時の感覚を自力で物にしてみせる!)」
慧音は意気込んで、屋敷を出て、夜のサッカーコートに向かおうとしていた。
そして、そんな慧音を見守る影が一人。それは――。
先着1名様で、
★慧音先生のブロック教室→! card★
と書き込んでください。マークで分岐します。
JOKER→魔界人V「はじけてまざれっ!」慧音「」トクントクン 慧音の秘められたパワーが爆発だ!
ダイヤ→アリス「私は貴女に恩がある。手伝わせてくれないかしら」アリスが来てくれた!
ハート・スペード→パチュリー「訓練は良いけれど、コーチが必要でしょう?」パチュリーが来てくれた!
クラブ→アリス「(私は慧音に恩がある。だけど……急に声をかけたら気持ち悪がられるかなぁ……?)」
アリス、アリスさんモードのせいで声を掛けられない!
195 :
森崎名無しさん
:2018/02/25(日) 21:42:00 ID:???
★慧音先生のブロック教室→
ダイヤ3
★
196 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2018/02/25(日) 22:10:52 ID:xPde4x4M
★慧音先生のブロック教室→ ダイヤ3 ★
ダイヤ→アリス「私は貴女に恩がある。手伝わせてくれないかしら」アリスが来てくれた!
アリス「……今から練習?」
慧音「……アリスさん。いや、アリス。ああ、そうだ。私の弱点はブロックだからな。それを補強したいと思っている」
慧音が屋敷を出ようとしたところ、アリスに呼び止められた。そしてアリスはこう提案する。
アリス「だったら。私にもその手伝いをさせてくれないかしら」
慧音「……! それは大変痛み入るが。良いのか? 君だって、明日に備えて英気を養いたい筈だろう」
アリス「それは勿論。でも、私は……恩返しをしたいのよ。極度の人間不信と錯乱状態に陥った私を受け入れ、
今みたいに普通に人と話せて、無意味にさん付けされないようにしてくれた貴女の熱意に、
私も、応えたいから……」
アリスは、慧音に対して鈴仙と同じくらい。いや、今の状態を取り戻してくれたという意味では、それ以上の感謝の意を持っていた。
慧音がもしも、ナイフみたいに尖ってた自分を無理やりな手を使ってでも押し留めない限り、
いつまでもあの状態のままで居続けて――もしかしたら、近い内錯乱が末期症状に至り、喉でも掻きむしって死んでいたかもしれない。
慧音は、アリスにとって命の恩人でもあるかもしれないのだ。
慧音「――ありがとう。それでは、お言葉に甘えさせて貰うよ」
慧音は、アリスのそんな心情を読み取っていた。また加えて、如何に変わろうとアリスさんとアリスは同一人物であり。
今もなお、こうして人に頼り、頼らせる事が苦手な、不器用な少女である事をしっかりと理解していた。
だからこそ、無理に遠慮して拒絶せず、彼女の提案を甘んじて受け入れる事にした。
アリス「私はシュートがあまり得意じゃない。だけど、理論的な観点から、貴女のプレーを評価する事は出来ると思うわ。
本当なら、それもパチュリーの方が得意なんでしょうけど……。そこは、私の熱意でカバーするわね」
それに。悪戯っぽく笑みを浮かべるアリスは――今の慧音にとって、この上なく頼もしい存在だった。
197 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2018/02/25(日) 22:11:53 ID:xPde4x4M
先着3名様で、
★慧音のブロック特訓→! card★
★アリスのサポート→! card★
★アリスの恩返し→! dice/2★
と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。
二人の特訓カードのマーク・数字が一致した場合、数値の合計に+5されます。(重複しません)
JOKERの場合は、ダイヤの15として扱います。
二つのカードの合計値が、
35→慧音「新チームの平和はこの上白沢慧音が命を賭けて守ってみせる!!」
必殺ブロックを二つ習得! 更にブロック+1! 加えて高低の浮き球+1! 更に加えてせりあい+1! 更に更に必殺クリア習得!
31〜34→慧音、超絶大な成果を出す。必殺ブロックを二つ習得! 更にブロック+1! 加えて高い浮き球+1!
26〜30→慧音、途轍もない成果を出す。必殺ブロック習得! 更にブロックフラグ習得! 加えてブロック+1!
18〜25→慧音、大きな成果を出す。必殺ブロック習得! 更にブロックフラグ習得!
10〜17→慧音、成果を出す。必殺ブロック習得!
6〜9→慧音、僅かに成果あり。必殺ブロックの経験点+5!
2〜5→効果なし。慧音、自慢のロングホーンを錯乱したアリスさんに折られる!
198 :
森崎名無しさん
:2018/02/25(日) 22:12:31 ID:???
★慧音のブロック特訓→
ハート3
★
199 :
森崎名無しさん
:2018/02/25(日) 22:12:48 ID:???
★慧音のブロック特訓→
スペードK
★
200 :
森崎名無しさん
:2018/02/25(日) 22:13:34 ID:???
★アリスのサポート→
ハート8
★
201 :
森崎名無しさん
:2018/02/25(日) 22:13:57 ID:???
★アリスの恩返し→
3
/2★
202 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2018/02/25(日) 22:36:33 ID:xPde4x4M
★慧音のブロック特訓→ ハート3 ★
★アリスのサポート→ ハート8 ★
★アリスの恩返し→ 3 /2★
→3+8+2+(マーク一致+5)=18
18〜25→慧音、大きな成果を出す。必殺ブロック習得! 更にブロックフラグ習得!
慧音「それっ!」
バァァァッ……ゴオオッ! バギイッ!
アリス「今の、凄いブロックね。つかさの『ソウルブロック』や、穣子の『ロイヤルスイートポテトルーム』にも負けていないわ。
……慧音。もしそれを完全に身につければ、貴女は確実に、世界最高峰のDFとして名を連ねられる!」
慧音「ありがとう、素直に受け取っておくよ。……そして、そうまで言われたら、完全に身に着けない訳にはいかないな!」
慧音は驚く程の熱量を持って練習に取り組んだ。しかし、彼女の肉体言語を味わったアリスとしては、
これは慧音にとってごく当たり前の事だと思った。
アリス「(良く常識人だとか、冷静な智略派だとか言われているようだけど……慧音は、そんなんじゃない。
彼女は本来は、つかさとかと同じ、激情型のプレーヤー! だから、慧音が戦意を高め続け、
自らをその獣の檻から解放すれば。……その時こそ、彼女の真の力が発揮される時よ)」
――そして、夜も白み朝が来ようとしたところ。慧音は完全に、新しい大技ブロックを自らの物にしてみせた。
時間こそかかれど、彼女は宣言通り、この場で新技を習得してみせたのだ。
203 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2018/02/25(日) 22:38:04 ID:xPde4x4M
慧音「はあ、はぁ……! どうだっ!」
アリス「(……彼女の冷静さを知るパチュリーだったら、ここまで至らせる事が出来なかったもしれない。
でも、私は出来た。慧音の獣性を理解し、そのポテンシャルを信じ続ける事が出来たから、ここまで付き合う事が出来た!
私は……ようやく、誰かの役に立てたんだ!)」
それに対して、アリスも自らの事のように喜んだ。これまで周りに迷惑ばかりかけて来た自分が、
今ようやく、自分らしく誰かの役に立つ事が出来た。
慧音「アリス。ここまで私に付き合ってくれて、本当にありがとう。君のような生徒を持てて、私は幸せだよ」
アリス「私こそ、貴女のような師に出会えてよかった。……これからもよろしくね、先生」
上白沢慧音とアリス・マーガトロイド。共に過ごした時間は短いが。
それでも、二人は真の意味での理想的な先生と生徒の関係性を築きつつあった。
*慧音がブロックフラグを回収。「アマテラスミラー(1/4でブロック+8、250消費)」を習得しました。
*慧音がブロックフラグを習得。次に11以上で勝利した場合、フラグを回収します。
四日目終了
204 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2018/02/25(日) 22:39:30 ID:xPde4x4M
【五日目】
佳歩「喰らって、私の『ラビットダイブ』!」
慧音「防ぐ。太陽神よ、我に力を!『アマテラスミラー』ーーッ!」
ゴオオオッ……バチイイッ……!
五日目の全体練習の主役を飾ったのは慧音だった。
反町、星、佳歩、そして鈴仙。新チームの誇る強力なFW陣のシュートを、覚えたばかりの必殺ブロックで、
次々と弾き、防ぎ、守り切ってみせる。穣子と比べて優れている訳でもなく、
ブロック成功率で言えばつかさの方が未だ高いのだが、それでも、ディフェンスリーダーである慧音が、
この二人に並ぶ高い守備力を得られたのはまさしく僥倖だった。
コーチ「つかさ、穣子、そして慧音。この三枚の壁が居れば、敵のミドルシュートの大方も怖くなくなる。
そしてそれは、PA内では無敵である反面、ミドルシュートに弱いさとりが、より使いやすくなった事を意味する。
彼女のブロック力強化は大きい。チーム全体の守備力の底上げにつながった筈じゃ……!」
205 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2018/02/25(日) 22:41:57 ID:xPde4x4M
〜魔界生活3日目 練習フェイズ〜
鈴仙「慧音さんが一晩で急成長したわね……。私も、そろそろ自分の練習に取り組むべきかなぁ?
でも他にも、色々と試行錯誤したい仲間もいるようだし。う〜む」
A:個人練習をする。
能力値を一つに絞って練習を行います。フラグの習得・回収はできません。
今回失敗した場合、次に同じ分野で成功するまで、補正+1が発生します。
B:仲間の練習を補助する。
仲間の練習を手伝います。仲間の能力については、フラグを習得・回収していく形となります。
どのフラグを習得・回収していくかは仲間の意向が優先されます。
C:仲間に練習を補助してもらう。
仲間に自分の練習を見て貰います。自分のフラグの習得・回収を行う事ができます。
補助して貰う仲間によっては、特殊なスキルや技が身につく……かも。
D:仲間と一緒に練習する。
仲間と一緒に練習します。AとBを複合した形となり、効果はそれぞれ単独よりも劣りますが、
場合によっては、一挙に成果を挙げる事ができます。
先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
(次レスに参考データを張りますが、このレスと次レス間にある投票も有効とします)
206 :
森崎名無しさん
:2018/02/25(日) 22:43:04 ID:h/ZQFyoY
C
207 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2018/02/25(日) 22:43:42 ID:xPde4x4M
<参考データ>
−鈴仙の能力値−
選手 ド パ シ タ カ ブ せ 総 高/低
鈴仙 56 55 56 53 53 47 54 374 3 4
−能力値の伸び具合−
もう上がらない:なし
とても上がりにくい:ドリブル(56)、シュート(56)
上がりにくい:パス(55)、競り合い(54)
普通:タックル(53)、パスカット(53)
上がりやすい:なし
とても上がりやすい:ブロック(47)
−所持中のフラグ−
ドリブル(15/20)、シュート(10/20)、タックル(10/20)、てゐとのコンビプレイ(ワンツー)(10/20)
−仲間の成長方針等−
>>104
を参考にしてください。
※慧音のように、伸ばしたい分野をある程度まで成長を見せた場合、
>>104
と異なる分野を鍛えたがる場合があります。
208 :
森崎名無しさん
:2018/02/25(日) 22:44:16 ID:GFhC3YOY
C
209 :
森崎名無しさん
:2018/02/25(日) 22:54:10 ID:okPvr0zY
C
210 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2018/02/25(日) 23:10:36 ID:xPde4x4M
C:仲間に練習を補助してもらう。
鈴仙「(今日は仲間に練習を補助して貰いましょうか。でも、仲間に補助となると、色々な選択肢が思い浮かぶのよねぇ……。
――まずは、誰に声をかけるかから、検討してみましょうか)」
−基本ルール−
・鈴仙が現在所持しているフラグについては、どの仲間に補助して貰っても練習可能です。
・鈴仙が現在所持していないフラグについては、習得したい分野を得意とする仲間に補助して貰う必要があります。
(得意分野の例:佳歩→シュート、ドリブル アリス→ドリブル、パスカット)
・仲間によっては、その仲間が持っている(あるいは持っていない)特別なフラグを鍛えることができます。
(特別フラグの例:パチュリー→レジスタ お燐→サイドアタック てゐ→アシスト○)
・Cの場合、選択肢にコーチ、霞を選ぶ事が可能です。
−リトルウイングズ メンバー一覧−
FW:(鈴仙)、反町、星、佳歩
MF:パチュリー、アリス、静葉、てゐ
DF:慧音、お燐、穣子、ナズーリン、つかさ
GK:さとり、にとり
スタッフ:コーチ、霞
★上記のメンバー一覧から、誘いたいキャラを【1名】選択して下さい★
先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
211 :
森崎名無しさん
:2018/02/25(日) 23:18:45 ID:okPvr0zY
パチュリー
212 :
森崎名無しさん
:2018/02/25(日) 23:18:52 ID:GFhC3YOY
うーん、ドリブルフラグ回収したいから誰でもいいっちゃいいが……試しに得意な人を対象にってことで
アリス
213 :
森崎名無しさん
:2018/02/25(日) 23:19:59 ID:h/ZQFyoY
パチュリー
214 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2018/02/26(月) 00:02:19 ID:a+wliv82
>>212
今の状態だと、2回選択する必要があってテンポが悪いかもしれませんね。
既にある程度ポイントがたまっている分野については、
補助する仲間はランダムとなる、一発選択のキーを出しとく方が良いかもしれません。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
>パチュリー
鈴仙「(やっぱりここは、コーチでもあるパチュリーさんに見て貰おうかしら)」
鈴仙はパチュリーにコーチングをして欲しい旨を申し出て、彼女はこれを二つ返事で快諾する。
パチュリー「……で。貴女は私に何を教えてもらいたいのかしら?
たぶん、私の実力ならば、大体の分野は鍛えてあげられると思うけれど。
それと、賢者の叡智たる特殊スキル――これについても、時間はかかるでしょうけど、
教えてあげる余地もあるかもしれないわね」
鈴仙「うーん。ええっと……」
鈴仙は考える。短い練習時間でパチュリーに何を教えて貰うべきかを。そして――。
A:ドリブルフラグの練習をする。(現在15/20ポイント)
B:シュートフラグの練習をする。(現在10/20ポイント)
C:タックルフラグの練習をする。(現在10/20ポイント)
×:てゐとのコンビプレイの練習をする。(選べません)
D:パスカットフラグの練習をする。(現在0/20ポイント)
E:せりあい(ポストプレイ)フラグの練習をする。(現在0/20ポイント)
F:スキル・パチュリー戦法について教えて貰う。(現在0/20ポイント)
G:スキル・プレースキッカーについて教えて貰う。(現在0/20ポイント)
H:スキル・レジスタについて教えて貰う。(現在0/30ポイント)※強力なスキルの為、習得は難しい
先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
215 :
森崎名無しさん
:2018/02/26(月) 00:09:32 ID:Tmwe0AWQ
A
216 :
森崎名無しさん
:2018/02/26(月) 00:11:13 ID:cbA8tieM
A
ポストプレイも気になるけど、まずはこれかな
217 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2018/02/26(月) 00:38:15 ID:a+wliv82
A:ドリブルフラグの練習をする。(現在15/20ポイント)
鈴仙「あの。ドリブルを鍛えたいと思っています。前線でのボールキープに自信が無くって…」
パチュリー「……ふむ。それは良い考えね。貴女は確か、一対一でも出来るシュートがあった訳だし。
ただボールを待つだけじゃなくて、自分で切り込めるようになるのは大きい進歩よ」
鈴仙は現状でもドリブルが下手な訳では無い。むしろ基礎的な実力では上位に入る。
しかし、パチュリーの『芸術的なドリブル』のような大技も無ければ、佳歩のように安定して繰り出せる程、技のレパートリーも無い。
そのため、鈴仙にとってドリブルでの大技の習得、あるいはコンスタントに放てるようになる事は、喫緊の課題だった。
鈴仙「(これまでの積み重ねもあるから、上手くいけば、今日一回で成長できる筈! 頑張るのよ、鈴仙!)」
先着1名様で、
★鈴仙のドリブル練習→(! dice+! dice)=★
と書き込んでください。数値の合計が経験点にプラスされます。(現在15/20ポイント)
*合計点が20ポイントを超えた場合、鈴仙はフラグを回収します。
218 :
森崎名無しさん
:2018/02/26(月) 00:45:11 ID:???
★鈴仙のドリブル練習→(
2
+
2
)=★
219 :
森崎名無しさん
:2018/02/26(月) 00:46:44 ID:???
なんてこった
220 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2018/02/26(月) 00:48:40 ID:???
妖怪1足りないさんが出たところで、今日の更新はここまでにします。
本日もお疲れ様でした。
>キャプテン岬さん
参加ありがとうございます。正直、JOKERが出たらどうしようと思ってました(爆)
>>193
慧音のブロックフラグはこの引きのお蔭で大分上手くいきましたね。
鈴仙の所で1足りないさんが出てしまいましたが…
221 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2018/02/27(火) 00:04:13 ID:???
★鈴仙のドリブル練習→( 2 + 2 )=4★
→4ポイント獲得!(現在19/20ポイント)
パチュリー「そうよ鈴仙。貴女は元々すばしっこい。後はそのスピードで、テクニカルドリブルを行う事が出来れば、
それはきっと、大きな武器になる筈よ……!」
鈴仙「はいっ! よっ、ほっ……でりゃーっ!」
鈴仙はパチュリーの的確なコーチもあり、短時間でドリブルテクニックを大きく向上させた。
ツルッ、ステーーンッ!
鈴仙「んぎゃーーーっ!?」
パチュリー「れ、れいせーーんっ!?」
しかし不運な事に、妖力で失った視野をコントロールしつつあるも、鈴仙は依然視力が弱い。
そのため、あと一歩のところで、なぜかサッカーコートに捨てられていたバナナの皮に滑って転んでしまうのだった。
*鈴仙のドリブル経験点が+4されました。(現在15→19/20ポイント)
222 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2018/02/27(火) 00:08:09 ID:???
…と、言ったところで短いですが今日はここまでにします。
223 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2018/02/28(水) 01:17:53 ID:gYgMJChM
〜魔界生活4日目 自由行動フェイズ〜
※3日目の行動により、強制的に都市観光になります※
−魔界地方都市エソテリア・古代史跡観光エリア−
佳歩「う、うわぁ……! 凄いです……!」
魔界の建築様式は、幻想郷のそれとも外の世界のそれとも、あるいは月の都のそれとも大きく違っていた。
漆喰、瓦あるいは藁葺きのような和風家屋は鈴仙達が宿泊する聖屋敷を除いてなく、
西洋的、と言うのだろうか、白い大理石のような材質で出来た白亜の住宅が並んでいる。
穣子「でも、この辺りの街並みはホントにスゴいよね。ほら、あの神社とか凄いよ!
私達も将来、あんな場所で祀られたいなぁ〜」
反町「(穣子さんも一応、自分が神だっていう自覚はまだ残ってたんだな……)」
そして穣子が指し示すとおり、今日鈴仙が企画し皆を案内したこの場所は、魔界地方都市の中でもとりわけ
歴史的文化的にも重要な区画らしく、緻密なゴシック調にも似た細工が施された大聖堂は荘厳の一言であるし、
薔薇のように鮮やかな原色の花を一杯に植えられた庭園にある噴水は、なんと今から1000年前からずっと、
この場所で水を供給し続けているのだという。(パンフレット調べ)
224 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2018/02/28(水) 01:19:09 ID:gYgMJChM
霞「史跡だけじゃないですよ。美味しい魔界料理の屋台とか、法界周辺のこの地区しか採れない鉱石で出来たアクセサリーとか。
マジックアイテムのクラフト体験とか。観光地なら出来そうな事はひととおり揃ってるって感じです!」
コーチ「ワシはこの、伝統歴史美術館とやらに行ってみたいのう」
静葉「あら。意外と真面目なんですね」
コーチ「うむ。ほら、このパンフレットにある半裸の女神像! これ絶対Zカップはあるゾイ」
お燐「うんうん確かに興味深いね〜。ヘンタイって、歴史や世界を問わず遍く存在するんだなって」
パチュリー「……で。どうするつもりなの。ここで17人でぞろぞろと、観光地巡りでもする?」
鈴仙「それなんですが、4人組を作って、それで暫く自由行動にしようかなって」
アリス「よ、よにんぐみ……!」
てゐ「(……お、こりゃまたフラッシュバックか?)」
アリス「――そ、そう……。良い考えね」
てゐ「(と、とどまった……!? コイツ、私の知ってるアリスさんじゃない……!)」
少人数でチームを組むことを一番に反対(というか大騒ぎ)しそうなアリスは今や大人しい。
そのため、鈴仙が言ったとりあえず暫く、4人組で街を回ろうという提案は可決され。
一同はワイワイと、誰と組もうかどこに遊びに行こうかを検討し合っている。
225 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2018/02/28(水) 01:21:18 ID:gYgMJChM
鈴仙「(よっし。そんなら私も、誰かに声をかけてみようかな。回る場所は……その後のメンツを見てから決めれば良いしね。
普段関わりの無い人とか一緒に話す話題が見つかんない人とかとでも、共通の話題で盛り上がれる。
逆にいつも仲良しの人だったら、もっともっと仲良くなれるきっかけを掴めるかもしれない。
――だから物怖じせずに、頑張って声をかけてみようっと)」
……肝心の鈴仙は、皆が感嘆する魔界の風景については、朧気で色の無い感覚でしか受け取る事ができない。
日常生活やサッカーではその程度で困らないにしても、こうした場ではやはり少しだけ寂しい気持ちはある。
でも、鈴仙は楽しそうにいてくれる仲間達が居るだけでうれしかったし、それに、
自分もそんな楽しそうな仲間達と一緒に今を楽しみたいという気持ちの方が、寂しい気持ちよりも何倍も強かった。
鈴仙「(よし決めた。決めたよー。私が声をかけるのは……)」
−リトルウイングズ メンバー一覧−
FW:(鈴仙)、反町、星、佳歩
MF:パチュリー、アリス、静葉、てゐ
DF:慧音、お燐、穣子、ナズーリン、つかさ
GK:さとり、にとり
スタッフ:コーチ、霞
★上記のメンバー一覧から、誘いたいキャラを【3名】選択して下さい★
※選ぶ人数が多いので、今回は【部分一致制】の投票とします。
(例:佳歩、てゐ、つかさ と 佳歩、パチュリー、アリス で投票があった場合、佳歩は2票で決定。
てゐ、つかさ、パチュリー、アリスは各1票の状態)
先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
226 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2018/02/28(水) 01:22:45 ID:???
…と、言ったところで今日の更新はここまでにします。
227 :
森崎名無しさん
:2018/02/28(水) 01:49:58 ID:LENrtRf2
パチュリー アリス 佳歩
228 :
森崎名無しさん
:2018/02/28(水) 02:52:46 ID:MbMG2LRY
佳歩 アリス つかさ
229 :
森崎名無しさん
:2018/02/28(水) 08:08:02 ID:A/xCIdaA
つかさ
230 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2018/02/28(水) 23:41:58 ID:???
すみません、今日は更新をお休みします。
明日は更新できると思います。
231 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2018/03/03(土) 02:14:58 ID:???
色々あって更新できずこんな時間になってしまいました(汗)
少しだけですが再開します。
今回の観光イベントについては、
・チーム決め
↓
・観光スポット巡り@ →ちょっと判定+仲間と交流1回
↓
・観光スポット巡りA →ちょっと判定+仲間と交流1回
↓
・終了 →チーム以外の仲間も運が良ければ絆ポイント増
という風に進行する予定です。
232 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2018/03/03(土) 02:16:27 ID:G/o1B8yk
>佳歩、アリス、つかさ
鈴仙「それじゃ、佳歩。一緒に回らない?」
佳歩「はい。是非ご一緒したいです!」
鈴仙はまず長い付き合いの佳歩に声をかけた。
幻想郷に居た頃は色々と一緒に遊んだりもしていたが、
最近はそうして声をかける暇も機会もなかったため、丁度良いと思った。
鈴仙「あと……アリスさん。じゃなくてアリス(慣れないなぁ……)」
アリス「! ほ、本当に良いの? 私なんかと一緒で……」
次にアリスさん、いやアリスに声を掛けてみた。
慧音の指導(?)により劇的に人格が矯正されたアリスだったが、
未だチーム内では孤立しており、ここは自分が声をかけてあげようと言った判断である。
(また拗らせて元のアリスさんに戻ったらイヤだし……)
鈴仙「最後に……つかさ! たまには一緒に遊ばない?」
つかさ「はい、鈴仙さま。ありがとうございます!」
最後に鈴仙はつかさに声を掛ける事にした。
佳歩やてゐと同じく、つかさとも長い付き合いであるが、前の二人と比べると、つかさとは直接的な交流が少ない。
そのため、これを機会により深い関係になりたいという想いがあった。
233 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2018/03/03(土) 02:22:09 ID:G/o1B8yk
佳歩「う〜ん。全部行きたいんですけど、時間的には、行ける場所は二つくらいになるでしょうか」
つかさ「そうね……。折角だから、観光地っぽいところに行きたいけれど」
アリス「(あの店も良いなァ……この店も! でも、自己主張し過ぎたら、引かれちゃうかしら……?)」
佳歩、つかさ、アリス。鈴仙が一緒に行動する三人も三人で、それぞれ行きたい場所があるようだった。
果たして、議論の末に決まった観光スポットは……
先着1名様で、
★うどんげチームの観光メニュー@→! card★
と書き込んでください。マークで分岐します。
JOKER→鈴仙「全裸カフェ・ロベ=ルト……ここにしましょう」
ダイヤ→鈴仙「中々決まんないわねぇ……よし、ここは!」鈴仙が決める!
ハート→佳歩「特産の鉱石を使った民芸品店……私、気になります!」
スペード→つかさ「霊験あらたかな史跡を巡りたいです。気が引き締まるような気がするので」
クラブ→アリス「私一度、トモダチと屋台の食べ歩きってしてみたかったの……」
234 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2018/03/03(土) 02:26:07 ID:???
…と、言ったところで短いですがここまでです。
235 :
森崎名無しさん
:2018/03/03(土) 02:35:44 ID:???
★うどんげチームの観光メニュー@→
クラブ8
★
236 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2018/03/04(日) 20:52:14 ID:gtk6V0Ak
★うどんげチームの観光メニュー@→ クラブ8 ★
クラブ→アリス「私一度、トモダチと屋台の食べ歩きってしてみたかったの……」
アリスはそうおずおずと手を上げ提案する。どうやら自分の提案が却下される事が不安な様子だったが、
まだまだ食べ盛りの子どもである佳歩やつかさがその提案を嫌がる道理はなかった。
佳歩「あはっ。実は私も、そういうのが興味あったりして……」
つかさ「わ、私も。ガッツを使うとお腹が空いちゃうのですわ……!」
鈴仙「……そんじゃ、決まりね」
そしてそうなると、当然鈴仙も呑まざるを得ない。
――また、これは恐らく他意はなかったのであろうが、直接目から美しい街並みを視れない鈴仙にとって、
視覚的に美しい観光名所よりも、嗅覚や味覚で分かる食事の方が嬉しかったという想いもあった。
アリス「い、良いかしら……!? だったら、行きましょ! この交差点を真っ直ぐいって。
そこを右に曲がると、エソテリア名物の法界
おせち料理
の店が並ぶ横丁があるらしいのよ。何件か回ってみない?」
237 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2018/03/04(日) 21:02:27 ID:gtk6V0Ak
鈴仙「は、はぁ? おせち料理の横丁……? そんなんがあるの? お正月でも無いのに」
アリス「――話では数百年前、法界に拘留されていた異世界の僧侶が、
たまに与えられた外遊の時に、周囲の人に振る舞った料理が始まりらしいわ。
で、それが色々アレンジされて、当初の意味も忘れ去られて今に至る、みたいな。
だから、別にお正月に食べる訳でも無ければ、重箱に詰めて食べる訳でも無いのよ」
佳歩「へぇ〜。なんだかステキで面白い話ですねぇ」
つかさ「(異世界の僧侶って……やっぱり、聖白蓮さんなんでしょうか。改めて、凄い方です……)」
何故かご当地グルメ情報に詳しかったアリスのうんちくを聞きながら、
一同は食べ歩きを目指して裏通りへ。そこで入った店は……。
先着1名様で、
★法界おせち横丁→! card★
と書き込んでください。マークで分岐します。
JOKER→ダイヤ+??「この昆布まきは出来損ないだ。食べられないよ」変な人に絡まれる!
ダイヤ→和風な老舗風のおせち料理屋
ハート→魔界流?な和洋折衷なおせち料理の総菜屋
スペード→法界産の栗をふんだんに使った栗きんとん屋
クラブ→魔界クラーケンの酢漬けの屋台
238 :
森崎名無しさん
:2018/03/04(日) 21:20:51 ID:???
★法界おせち横丁→
クラブ6
★
239 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2018/03/04(日) 21:55:35 ID:gtk6V0Ak
★法界おせち横丁→ クラブ6 ★
クラブ→魔界クラーケンの酢漬けの屋台
アリス「あ。ここ、ここ。ここに一辺、行ってみたかったのよ」
アリスが指差した店は……お世辞にも、衛生的とは言えない屋台だった。
というか、アリスの案内が無ければたぶん、見落としていた。
美しい白亜の街並みも、裏通りに入ればどうしても煤けた印象は否めないのだが、
この屋台はその中でも取り分け煤けた様子であり、看板も何も掲げておらず、
窓口ににゅっと顔を出している、高齢の魔界人男性がむっつりとした顔でこっちを眺めているだけだった。
鈴仙「だ、大丈夫なのよね……この店」
つかさ「パンフレットにも載ってないんですけど……どうやって知ったんですの……?」
アリス「現地の人にとっては、知る人ぞ知る珍味を出す少ない店として知られているのよ。
魔界の海にはクラーケンは出るけれど、多くの魔界人は、好き好んで食べたりしないからね」
よく見ると、屋台の手前には酢や酒の匂いがする樽と一緒に、
ピクピクと動く蛸の触手のようなものが陳列されている。……恐らく、これらが材料なのだろう。
確かに新鮮かもしれないが、グロテスクな外見をこうも見せつけられると、逆に食欲が減退するような。
鈴仙はあわよくば、隣にあった美味しい栗きんとん屋に入ってみる事を提案しかけるが――。
240 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2018/03/04(日) 21:57:52 ID:gtk6V0Ak
佳歩「で、でも……やっぱりチャレンジは大事ですよ! 鈴仙さま!」
――ここは直情的な性格の佳歩によって阻まれる。佳歩はもうすっかり魔界の珍味を食べる気マンマンだった。
つかさ「永遠亭のおせち料理で、『酢だこ』が出て来たのを覚えています。
海が無い幻想郷ですけど、あの時は確か、永琳様がどこかから仕入れてくれたとか。
あれだと思えば、確かに楽しみかもです」
そして淑女然として基本的には一歩引いた立ち振る舞いの多いつかさも、好奇心の方が上回ったようだ。
幻想郷では滅多に食べられない海産物というのも惹かれた理由の一つかもしれない。
鈴仙「わ、分かったわよ……。食べましょ。アリスさん……じゃなかった、アリス。4人分、買って来てくれないかしら」
アリス「ええ、分かったわ!」
最初にこの店を紹介したアリスが一番楽しみそうだった。アリスは子どものように魔界の銀貨や銅貨を手に握ると、
ぶっきらぼうの男店主に話しかけ……やがて、串に刺さった四本の巨大な蛸足を持って来てくれる。
鈴仙「で、デカいわね……。普通の蛸足より、三周りか四周りくらいは太いかも」
アリス「酢と砂糖と葡萄酒で味はついているからね。ガブっと行けば良いのよ、ガブっと」
頼んでもいないのに食べ方を実践してくれるアリスは、幸せそうに得体も知れない海産動物の足を齧りだす。
それを見て恐る恐る佳歩やつかさも真似をして……。
鈴仙「ええい、ままよ!」
ガブッ!
241 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2018/03/04(日) 21:59:20 ID:gtk6V0Ak
――最後に鈴仙も、その脚にかぶりついた。果たしてその味は……。
先着1名様で、
★ザ・クラーケンクラブ→! card★
と書き込んでください。マークで分岐します。
JOKER→鈴仙「酢の酸味にクラーケンのうまみが混ざって……味のトゥインシュートやぁ〜!」超美味しかった!
ダイヤ→鈴仙「んー! 美味しい!」美味しかった!
ハート・スペード→鈴仙「(ふ、不思議な味ねぇ………う〜む)」まあ食べれた。
クラブ→鈴仙「……まずい」まずかった。
クラブA→鈴仙「げ、ゲボハァー!?」鈴仙、思いっきり吐く!? 最大ガッツ−10…。
242 :
森崎名無しさん
:2018/03/04(日) 22:00:44 ID:???
★ザ・クラーケンクラブ→
クラブ10
★
243 :
森崎名無しさん
:2018/03/04(日) 22:01:52 ID:???
さっきからクラブばっかしか出てないんですがそれは……
244 :
森崎名無しさん
:2018/03/04(日) 22:02:48 ID:???
やっぱり魔物さんのホームグラウンドに来ちゃった影響かねぇ……
245 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2018/03/04(日) 22:27:03 ID:gtk6V0Ak
★ザ・クラーケンクラブ→ クラブ10 ★
クラブ→鈴仙「……まずい」まずかった。
鈴仙「(か、固い!! 固くて、噛んだら酸っぱい汁がジューって出るんだけど、それが酸っぱい!
いや、酸っぱいのは良いんだけど、これ臭い! 飲み会の片づけする時にある、
ぬるいビールに、何か別なリキュールが混じった液体みたいな。そんな感じの臭さ!
まあ百歩譲って、一口くらいならお酒のツマミとして何とかなるかと思ったけど、この量!
量が問題よ!! だって、一口齧ったくらいじゃ終わりやしない。
縁日のフランクフルトくらいの串に、脚がぶっすり刺さっているんだもの!
あと何口……あと何口、私は自分の口腔に惨劇を招かないと……………!!)」
脳内に取り留めのない味覚情報を齎すという意味では、なるほど、これは確かに珍味だ。
……しかし。その殆どの情報がネガティブであるならば、如何に情報量が多くとも意味を為さない。
臭いけど美味しい。苦いけど美味しい。そうした種類の食べ物は無数にある。
しかし、これはそうではない。臭いけど苦い。マイナスにマイナスを足し合わせているだけだ。
ああ、もう耐えられない。鈴仙は上記の感情を内心に留められず、
鈴仙「……まずい」
――と、正直に感想を零さざるを得なかった。そして。
アリス「ぁ……ご、ごめん。口に合わなかった……よね?」
それは、自信満々にこの店を案内したアリスにとっては、罪悪感で胸が押しつぶされそうな感想だったに違いない。
(何故か)美味しそうに足にかぶりついていたアリスは、鈴仙の感想を聞いてしまい、僅かに表情を陰らせる。
これがアリスさんだったら嫌味の一つでも言ってしまったかもしれないが、
純粋な善意でこの店を紹介してくれたアリスを見ると、鈴仙は逆に悪い事をしてしまったような気になってしまう。
246 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2018/03/04(日) 22:32:54 ID:gtk6V0Ak
佳歩「む、むぎぎ〜〜。これ、スゴいです! 海の食べ物って不思議です〜〜〜!?」
つかさ「フフ。……この食べ物は凄いわ。まさしく試される食物。良いわ。私は試す側として、最大限の敬意を払ってあげる……!」
――救いとしては、佳歩とつかさの二人は、この筆舌し難い味をポジティブに受け止めていた事だろうか。
佳歩は純粋に海産物を食べる機会が無かったためか、生まれて初めて食べる味に驚いている様子であり、
つかさは変なスイッチが入ったみたいで、今や動きもしない脚に対して挑戦的に語り掛けている。
いずれにしても、概ね楽しそうだった。
鈴仙「(さて。折角だから今の機会に軽く雑談でもしてみようかしら。
あんまり深い話題は話すヒマもないでしょうし、アリスは若干傷ついた感じだから、
ちょっと話しかけづらいけど……)」
A:アリスに声をかける。
B:佳歩に声をかける。
C:つかさに声をかける。
D:全員で雑談する。
E:折角だからもう一軒くらい回ってみる。(更に判定)
F:その他 自由選択枠
先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
247 :
森崎名無しさん
:2018/03/04(日) 22:36:32 ID:FUmKeMM2
A
248 :
森崎名無しさん
:2018/03/04(日) 22:38:03 ID:xh5/j2+Q
D
249 :
森崎名無しさん
:2018/03/04(日) 22:45:42 ID:JebIi5NI
A
250 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2018/03/04(日) 22:58:41 ID:gtk6V0Ak
A:アリスに声をかける。
鈴仙「(う〜ん。このまま気まずいままも嫌だし……)ね、アリス」
アリス「れ、鈴仙……ごめん」
鈴仙「いやいや、こっちこそごめんね。折角お店紹介してくれたのに」
かつてのアリスとも、ちょっと前のアリスさんとも違う事ととして、今のアリスは少しだけ卑屈だ。
今もやっぱり、鈴仙の満足しなかった様子にかなり申し訳なく思っているようで、
鈴仙が近づいただけで、慌てたように腰を低くして、ごめんと小さく告げる。
鈴仙としても、アリスさんの気を損ねて悪いと思っていたし、一旦リセットして再度、
魔界観光を楽しみたいと考えて声を掛けたのだが……。
先着1名様で、
★アリスとお喋り→! card★
と書き込んでください。マークで分岐します。
JOKER→アリス「実はさっき食べたクラーケンは、エネルギーを増強させる滋養薬だったのよ」全員強化だ!
ダイヤ・ハート→鈴仙「アリスってば魔界通よね。他にどんな料理が有名なの?」アリス「えっと……」雰囲気を戻せた!
スペード・クラブ→アリス「いやいや……本当ごめん」鈴仙「ううん、こっちこそ本当ごめん……」よそよそしいまま会話が進展しない!
クラブA→アリスさん「ボールくんはとてもお茶目なのよ?私が急に立ち止まると焦って一歩余計に歩いちゃうの…」
鈴仙「(アリス……いや、アリスさんがトランスモードに入ってる!!)」
251 :
森崎名無しさん
:2018/03/04(日) 23:03:02 ID:???
★アリスとお喋り→
ハート4
★
252 :
森崎名無しさん
:2018/03/04(日) 23:03:09 ID:???
★アリスとお喋り→
スペード4
★
253 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2018/03/05(月) 00:07:18 ID:tZ7lj6dk
★アリスとお喋り→ ハート4 ★
ダイヤ・ハート→鈴仙「アリスってば魔界通よね。他にどんな料理が有名なの?」アリス「えっと……」雰囲気を戻せた!
鈴仙はここで、敢えて話題を逸らす事にした。
鈴仙「アリスってば魔界通よね。他にどんな料理が有名なの?」
アリス「えっと……地域によって差はあるから、一概には言えないけれど。
栽培野菜じゃなくて、野草を使った料理が多いかしら。
ほら、都市部でも緑が多いでしょ? 妻は旦那の帰りを待ちながら、
街中にある草地で、食べられる葉っぱや木の実を採っているの。
採った野草は軽く茹でて、レモンの果汁やオリーブの油を和えて食べるのが普通ね」
鈴仙「へぇ……。なんかシンプルそうだけど、オシャレね」
アリス「それが、中々一概にそうも言えないのよ。家庭によって、選ぶ野草の種類や、茹でる時間。
和える果実も微妙に違ったりして、違いが出て来るのよね。私も、少しだけ懐かしいわ……」
そして、アリスも鈴仙のそんな心配りを気づいてくれたのか、
これ以上卑屈に謝る事はなく、自然と雑談に乗ってくれる。
そうやって暫く話している内に、アリスとの気まずい雰囲気も解きほぐれていくのだった。
*アリスとの気まずい雰囲気?が解消されました。
254 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2018/03/05(月) 00:16:23 ID:???
……と、言ったところで今日の更新はここまでにします。
>>243
試合中とか肝心なところでの厄払いが出来たと思えば…
>>244
魔界の魔ってそういう意味だったんですね…(察し)
255 :
森崎名無しさん
:2018/03/05(月) 08:32:49 ID:???
乙
現地の珍味に挑戦したが予想以上に癖が強くて
結局どこに行こうがいつも食べてるのが一番だな!
ってこの前のポプテピピックだこれ
256 :
森崎名無しさん
:2018/03/05(月) 19:26:17 ID:???
ポプテおもしろいよね
ヘルシェイク矢野の所と「さてはアンチだなおめー」の部分が良かった
257 :
森崎名無しさん
:2018/03/05(月) 20:59:24 ID:???
杉田さんと中村さんのアドリブの「夜のSGGK」が印象的だった
258 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2018/03/05(月) 22:40:38 ID:tZ7lj6dk
>>255
乙ありがとうございます。私もポプテピピック見てました。(最近見逃してますが)
魔界観光では旅行感を出していきたいですね。
>>256
新コーナーでウドンゲゲッゲとか始めます(うそ)
>>257
私もそこビックリしましたwまさかのキャプ翼ネタでしたね…
259 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2018/03/05(月) 22:42:29 ID:tZ7lj6dk
なんやかんやで楽しみながら、珍味とも言い難い謎の足を食べ尽くした所で、
一同は次の目的地をどこにするか、会議を再開することにした。
鈴仙「さて。まだまだ時間はあるからね。折角だから、別な場所に行ってみようよ」
アリス「そうね……どこが良いかしら」
佳歩「う〜ん。知恵熱が出そうです……」
つかさ「そ、そんなに!?」
皆で仲良くあーでもない、こーでもないと話し合ったりふざけあったりする時間はそれだけでも楽しい。
それだけで日が暮れてしまいそうになるが、それはそれでもったいない。
そんなワケで、次に4人が目指した場所はというと……。
先着1名様で、
★うどんげチームの観光メニューA→! card★
と書き込んでください。マークで分岐します。
JOKER→鈴仙「パンツカフェ・バ=ルバス……ここにしましょう」
ダイヤ→鈴仙「中々決まんないわねぇ……よし、ここは!」鈴仙が決める!
ハート→佳歩「特産の鉱石を使った民芸品店……私、気になります!」
スペード→つかさ「霊験あらたかな史跡を巡りたいです。気が引き締まるような気がするので」
クラブ→アリス「つ、次こそは美味しいお店に案内するから! 私を信じて!!」
260 :
森崎名無しさん
:2018/03/05(月) 22:43:33 ID:???
★うどんげチームの観光メニューA→
スペード6
★
261 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2018/03/05(月) 23:39:56 ID:???
★うどんげチームの観光メニューA→ スペード6 ★
スペード→つかさ「霊験あらたかな史跡を巡りたいです。気が引き締まるような気がするので」
つかさ「やっぱり、観光と言えば史跡巡りだと思いますわ。
知らない国の、知らない歴史に触れてみるって、中々できない事ですもの」
佳歩「う〜ん。そうだね! つかさちゃんの言う通りだよ!」
鈴仙「よし。それじゃあ……。ここにある、歴史的集落群って場所を回ってみましょうか! アリスもそれで良い?」
アリス「ええ、勿論。さっきは私の希望を呑んでくれた訳だしね」
――わちゃわちゃと話が飛んでいた割には、結論はアッサリと決まった。
鈴仙達は休憩の為に寄っていた喫茶店を出ると、石畳の街道を抜けて、
幻想的な街並みから更に幻想的な街並みへと向かっていく。そして……。
262 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2018/03/05(月) 23:41:05 ID:tZ7lj6dk
佳歩「これまでの街並みも真っ白な石と、緑の植物が調和しててキレイでしたけど、
この辺りはもっともっとキレイですね……!」
――一行は、おとぎの国に迷い込んだ。
石畳の街道はそのままに、しかし周囲の風景がまた更に一風変わっている。
これまでの白亜の街並みもまた、よそ者である鈴仙にとっては珍しく美しいものだったが、
ここの景色はそれ以上だった。
アリス「この辺は、500年前の建築様式が主流みたいね。白石だけじゃなくて、
橙や緑、青や赤のカラーストーンが壁に組み込まれているの。
まるで積み木細工みたいで、素敵じゃない?」
夕暮れのような緋色の空に、パステル調の背の低い家々が整然と並んでいる。
その通りには如何にも長い歴史を感じさせる看板を下げた酒場や宝石屋、
服屋になんと武器屋まで揃っており、文字通り異世界ファンタジーの世界に入って来たような錯覚を覚えた。
鈴仙「(反町くん辺りに言わせれば、幻想郷の時点で充分異世界ファンタジーなんだろうけど。
実際にその世界に住んでる私ら的には、こんくらい景色が違わないと、異世界感が出ないのよねぇ……)」
つかさ「紅魔館の御屋敷も凄いですけれど。この辺りの景色はそれをもっと不思議にして、
バーっと地平線まで広げたみたいです。……あのオブジェとか、時計塔とか。
ものすごく精緻に紋様が彫られています。花と月でしょうか」
鈴仙「あ。えっと……このマークは、当時この大陸を治めていた王国の紋章らしいわね。
法界の聖なる力を利用して、慎ましくも美しい国を築いていたそうよ」
アリス「今は王国は無いけれど、この地方都市を統治する議会には、その末裔も何人か居るらしいわ。
……さて。このエリアにもお店や観光名所は一杯ある。
ぐずぐずしてると、時間が足りなくなっちゃうわよ?」
そう言っているアリスもまた、内心では周囲を駆けまわり歩き回りたい様子が見え見えだった。
そしてそれは、鈴仙達も全く同じである。
263 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2018/03/05(月) 23:42:35 ID:tZ7lj6dk
佳歩「あっ! あそことか凄そうです。行ってみませんか!」
数分後。観光においても切り込み隊長の佳歩は、ある観光名所を指さして走り出す。
一同も慌てて後を追う中、鈴仙達が辿り着いた場所は……
先着1名様で、
★魔界観光地巡り→! card★
と書き込んでください。マークで分岐します。
JOKER→褌神殿。エー=リッヒとかコー=リンとかいう邪神が祀られているらしい。
ダイヤ→王国城跡。重厚で華美な雰囲気により、昨年魔界世界遺産に指定されたらしい。
ハート→大聖堂。魔界の唯一神を讃える為、数千年前に出来たらしい。
スペード→展望台。法界を抱く美しい街並みが一望できるらしい。
クラブ→伝統歴史美術館。様々な様式の女神像が展示されているらしい。
264 :
森崎名無しさん
:2018/03/05(月) 23:44:10 ID:???
★魔界観光地巡り→
ダイヤ4
★
265 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2018/03/06(火) 00:16:01 ID:DARpW8Vw
★魔界観光地巡り→ ダイヤ4 ★
ダイヤ→王国城跡。重厚で華美な雰囲気により、昨年魔界世界遺産に指定されたらしい。
鈴仙「おっ。こりゃあ、凄いわね……!」
鈴仙達が辿り着いたのは、中世西洋史に出て来るような石造りの古城だった。
小高い丘の上にあるその城壁には、四方に尖塔が並んでおり、その周囲には広く深い堀がある。
これだけ取ると、今でも本当に王様でも出てきそうなのだが、流石に観光地らしく、
城の入り口には関所ではなく料金所があり、丘を登って開けた部分にはお土産屋が立ち並んでいる。
アリス「流石佳歩ね! この場所は今エソテリアでも一番アツい観光名所よ。
なにせ、昨年にここは、『魔界世界遺産』に選ばれた、魔界神イチオシのパワースポットなんだから」
鈴仙「神様が直々に認定するんだ……なんかシュールね」
佳歩「でも、そう言われると、何となくパワーが湧いてくるような……」
つかさ「感じます……! ここで私は強くなれると……!」
お子様度ならチームでも有数の佳歩と、普段は大人だがパワーとかガッツという言葉を聞くと豹変するつかさは、
アリスの説明を聞いた時点でノリノリである。もはや、ここまで来て観光しないという手は無いだろう。
266 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2018/03/06(火) 00:17:01 ID:DARpW8Vw
鈴仙「そんなら、行きましょうか。大人2人と子ども2人で良いかしらね……」
霞が早々に魔界でのネットワークを構築してくれたお蔭で、鈴仙も自分達の世界の金を、
魔界の通貨に換金する事が出来ていた。鈴仙は銀貨を合計6枚、料金所のおじさんに渡すと
(魔界人と言っても、この辺りの容姿とかは幻想郷や外の世界の人達と変わらない)、
城へと繋がる橋への道を開けてくれ、鈴仙は城内に入る事が出来た。
開きっぱなしになっている大きな城門をくぐると――。
鈴仙「(……あ、良い香り)」
風が薔薇の香りを運んで、鈴仙の鼻腔をくすぐる。視界が制限されて以来、鈴仙の嗅覚は敏感だ。
そして時に、嗅覚は視覚以上に多くの情報を脳に与える。
恐らく城には中庭があって。そこにはとても美しいバラ園があるに違いなかった。
佳歩「わーい! すっごーい!」
佳歩は早速キャッキャッと手を挙げてファンタジーの世界に溶け込んでいく。
つかさはこれよりもう少し冷静だったが、興味のありそうな展示物があったらしく、
フラフラと中庭を折れていき、一人で城内へと入っていく。
鈴仙「う〜ん。どうしよう。ここは自由行動にしちゃおうかな」
アリス「それも良いかもしれないわね。私も気になる店があるし。
土産用とは言っても、旧エソテリア王国由来のマジックアイテムは、
中々手に入らないから、色々と回ってみたいのよ」
アリスもアリスで、城内に設けられたショップに興味があるらしい。
鈴仙「う〜ん。それじゃあ私はどうしようかな」
267 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2018/03/06(火) 00:46:39 ID:DARpW8Vw
――鈴仙はここで、誰と行動を共にするか。あるいはしないか。
その選択を強いられる事となった。
A:つかさと一緒に”試練の間”という場所に潜ってみる。
B:佳歩と一緒にチャンバラ体験をしてみる。
C:アリスと一緒に古代魔法グッズを見て回ってみる。
D:一人でプラプラと城内を散歩してみる。
E:城内周遊ツアーに申し込み、4人で散策してみる。
F:その他 自由選択枠
先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
268 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2018/03/06(火) 00:48:09 ID:???
…と、言ったところで今日の更新はここまでにします。
269 :
森崎名無しさん
:2018/03/06(火) 00:50:56 ID:FLYBx3Qk
A
乙でした
270 :
森崎名無しさん
:2018/03/06(火) 00:51:57 ID:LooiYCeY
A
乙です
271 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2018/03/07(水) 00:17:56 ID:???
すみません、今日は更新をお休みします。
>>269
乙と投票ありがとうございます!
>>270
乙と投票ありがとうございます!
272 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2018/03/08(木) 01:01:06 ID:???
すみません、今日は仕事が忙しかったので更新をお休みします。
273 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2018/03/10(土) 01:06:22 ID:tXHzT1DA
A:つかさと一緒に”試練の間”という場所に潜ってみる。
鈴仙「(ん? なんかここだけ物物しい感じね……)」
城内を見学していると、重い錠前のかかった鉄扉があった。
隣にはいかにも観光地っぽいボードがあって、『試練の間』とあり、
そのすぐ下には色々と説明書きがある。
鈴仙「なになに……。『かつての王国の王子達は、この試練の間に潜む魔物を倒し、
武勲を上げる事で正当なる王位継承者として認められてきました。
その魔物は今もこの試練の間の奥に潜んでおり、旅人たちの力量を試してくれます。
挑戦料は銀貨2枚(失敗時の保険料込み)』……へー。なんか物騒な施設があるモンねぇ」
つかさ「フフ……やはり鈴仙様も気になりましたか?」
鈴仙「うひゃっ!? そ、その声はつかさ! いつの間に後ろに!?」
つかさ「実は私もこの試練に挑もうと思い、準備をしていたのですが……。
まさか、鈴仙様も挑戦されるとは。これは非常に心強いですわ」
鈴仙「え? いや私はただ見ていただけで……う」
唐突につかさに絡まれ困惑する鈴仙。何とか理由をつけて丁重にお断りしようかな、と考えていたのだが――。
つかさ「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ!! おおおおおおおおおっ!
燃えてきましたぁ!!! もっと……熱くなりましょうよおおおおおお!!」
鈴仙「(しまったわ!? つかさがバトルモードに入ってしまった!
これは、暴走した佳歩やアリスさんを止めるよりもある意味厄介よ……)」
つかさは大人しい淑女とクレイジーガッツウーマンの二面性を併せ持つ。
そして、クレイジーガッツウーマンと化した時、その狂気度は留まるところを知らない。
274 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2018/03/10(土) 01:08:57 ID:tXHzT1DA
鈴仙「(昔、血塗れになるまで顔面にキックを叩き込むよう懇願された時はどうしようかと思ったわね……)」
つかさ「さあ鈴仙さま! いかなる試練があろうとも、この私のガッツで打ち払ってやります!
うおおおおおおおおおおおっ、来いよおおおおおおおおおおおおおおお!!」
鈴仙「……ええ。分かったわよ。
どうせ、この状態のつかさを止める事以上に難しい試練でもなさそうだしね。やってやるっつーの!」
鈴仙は覚悟を決めて、野獣の如く咆哮するつかさを連れて試練体験コースを申し込む。
そして、いよいよ空いた鉄扉の向こうへと一歩を踏み出して――。
先着2名様で、
★ドキドキ鈴仙→! card★
★ワクワクつかさ→! card★
と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。
二人の特訓カードのマーク・数字が一致した場合、数値の合計に+5されます。(重複しません)
JOKERの場合は、ダイヤの15として扱います。
二つのカードの合計値が、
35→鈴仙とつかさ、神になる。絆がかなり深まり、コンビプレイ(合体ブロック)習得!
さらに鈴仙はドリブルフラグ、つかさはブロックフラグを回収!
31〜34→鈴仙とつかさ、二人は最高のコンビ! 絆がかなり深まり、コンビプレイ(合体ブロック)を習得!
26〜30→鈴仙とつかさ、試練に打ち勝つ! 絆が深まり、コンビプレイフラグが立つ!
18〜25→鈴仙とつかさ、試練と相打ち! 絆が深まり、コンビプレイフラグのフラグが立つ!
10〜17→鈴仙とつかさ、仲良く試練に打ち勝てず! でも絆は深まった。
2〜9→鈴仙、オバケにビビッて気絶! つかさの視線がちょっと冷たい……
2枚ともクラブA→鈴仙とつかさ、二人は最高のコンビだが… 佳歩「つかさちゃん・・・ユルサナイ」
――次回より新連載『ないすぼうと! うどんっげ』が始まります(ゲームオーバー)
275 :
森崎名無しさん
:2018/03/10(土) 01:11:01 ID:???
★ドキドキ鈴仙→
ハートQ
★
276 :
森崎名無しさん
:2018/03/10(土) 01:21:45 ID:???
★ワクワクつかさ→
クラブ2
★
277 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2018/03/10(土) 19:40:04 ID:tXHzT1DA
★ドキドキ鈴仙→ ハートQ ★
★ワクワクつかさ→ クラブ2 ★
10〜17→鈴仙とつかさ、仲良く試練に打ち勝てず! でも絆は深まった。
試練その1「我は試練なり……」
鈴仙「あ、あついっ!? な、なんかこいつ火ぃ噴いて来た!?」
試練その2「我は試練なり……」
つかさ「こ、こっちはツノで思いっきり心臓を貫こうとしてきます!」
試練その3「我は試練なり……」
鈴仙「って、今度は稲妻が落ちてきたーっ!? 何コレ!!」
どうせ観光地のアトラクションだろう、と高をくくっていたのかもしれない。
しかしそれでも、試練の間に潜む魔物達は強かった。
鈴仙も戦闘力はそう低い訳でもなく、むしろ輝夜とか永琳とか一部の例外を除けば高い方という自負もあったが、
それでもタイマンで何とか勝てるかどうか、という程度には、こいつらは強い。
それが3体で仲良くかかって来る訳なのだから、体力は無尽蔵のつかさが居ても尚勝負は厳しい。
278 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2018/03/10(土) 19:41:14 ID:tXHzT1DA
つかさ「わ、私が仁王立ちして敵の攻撃を受け止めます! 鈴仙さまは呪文で攻撃してください!」
鈴仙「じゅ、呪文って……! 分かんないけど、えーい、マハサイダイーン!」
試練その2の角や試練その3の突進を一身に受けるつかさの陰で、
鈴仙は魔界というか悪魔っぽい感じの呪文を唱えてみるのだが……。
つかさ「鈴仙さま、ゲームが違いますっ!」
――と、つかさに一蹴されてしまう。そしてそんな様子では勝負に勝てる筈もなく。
試練その3「我は試練なり……」
ドゴオオッ、バギ、グシャァッ!
鈴仙「に、二回攻撃は卑怯よぉ……!」
つかさ「次こそは勝ちましょうね。鈴仙さま……!!」
試練に勝つ事なく、鈴仙達は惨めにも全滅してしまうのだった。
……が、やはり共に戦うという経験は絆を生むのだろうか。
これまで佳歩やてゐと比べて近寄りがたいと感じていたつかさとの距離が、
少しだけ縮んだような。そんな気がする鈴仙だった。
*つかさとの絆ポイントが+1されました。7→8
279 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2018/03/10(土) 19:42:33 ID:tXHzT1DA
鈴仙「……と。そろそろ自由行動も終了で、集合時間ね。皆と合流しなくっちゃ」
ひとしきり古城を堪能した鈴仙一行は仲良く入口と同じ城門から退出し、
待ち合わせ時刻に遅れないよう少しだけ駆け足になる。そして……。
てゐ「う〜い。そっちはどうだった〜」
穣子「楽しかったねぇ、一樹くん! あの縁結びのパワースポット、もっかい3人で見に行こうね…!」
お燐「あたい的には、街はずれの墓地が良かったかなァ。イキの良い死体がゴロゴロ埋まってそうで……」
さとり「私的には、警察が良かったですね。仲間に死体損壊罪の犯罪者が出ても、しっかり取り締まってくれそうでしたし」
にとり「私はさ、ハイテク街を見て回ってたんだぁ。ジャンクショップに長居し過ぎちゃったよ!」
コーチ「美術館の女神像、アレはインチキじゃぞい。Zカップなのは一つだけで、後は皆Fカップくらいの貧乳じゃった……」
鈴仙達は無事に他の仲間達と合流する事が出来た。一同ともに行方不明者はなく、
全員が全員、それぞれなりの魔界観光を楽しめていたようだった。
星「これからはどうするんですか、鈴仙?」
鈴仙「うん。実は、街の方でちょっとした会食とかできないかなー、って思ってて。
アリスとか霞に聞いて、オススメのハーブ料理の店を予約しておいてあるの」
霞「ええ。食べログで3.7でしたから、ハズレでは無いと思います!!」
反町「(食べログって何だ……?)」
この日に備えて用意周到にプランを練っていた鈴仙は、最後に一同全員会しての食事会を計画していた。
魔界中心の繁華街にあるシックな食堂ののれんをくぐると、人の好さそうな魔界人の中年女性が、鈴仙達を歓迎してくれた。
パーティ用の長机には既に、色とりどりの美しいハーブ料理や、いい匂いのする鶏肉の燻製などが並んでいる。
280 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2018/03/10(土) 19:44:00 ID:tXHzT1DA
鈴仙「はーい、じゃあ皆飲み物は行き渡ったー? それじゃ……かんぱーい!」
かくしてスムーズに、今日一日を締めくくる夕食会が始まる。一同の反応は……
先着4名様で、
★星の感想→! card
反町の感想→! card
パチュリーの感想→! card★
★静葉の感想→! card
てゐの感想→! card
慧音の感想→! card★
★穣子の感想→! card
お燐の感想→! card
さとりの感想→! card
にとりの感想→! card★
と書き込んでください。マークによって分岐します。
JOKER→ダイヤ絵札+更に判定でフラグ習得等
ダイヤ絵札→超楽しんでた! 絆ポイント+2!(10以上のキャラは+1)
ダイヤ数字・ハート→かなり楽しんでた。 絆ポイント+1!(10以上のキャラは変動なし)
スペード・クラブ→普通に楽しんでた。
*今日一日同行したアリス、佳歩、つかさについては判定を省略し、無条件でダイヤ絵札の結果とします。
(会食+今日の思い出を共有した分を含めての絆ポイント上昇)
*一旦ここまでにします。続きは深夜にやりたいですが、また明日とかになるかもしれません。
281 :
森崎名無しさん
:2018/03/10(土) 20:28:39 ID:???
★星の感想→
ダイヤ8
反町の感想→
クラブ7
パチュリーの感想→
ハート2
★
282 :
森崎名無しさん
:2018/03/10(土) 20:32:19 ID:???
★静葉の感想→
ダイヤ3
てゐの感想→
クラブ7
慧音の感想→
ダイヤ6
★
283 :
森崎名無しさん
:2018/03/10(土) 20:33:57 ID:???
★穣子の感想→
スペードJ
お燐の感想→
ハート4
さとりの感想→
スペード8
にとりの感想→
ハート5
★
284 :
森崎名無しさん
:2018/03/10(土) 20:57:21 ID:???
アリスとの友情が限界突破しそう
なんてチョロいんだ
285 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2018/03/11(日) 02:15:34 ID:???
>>187
@「用具一式とはスパイクやユニフォーム、あとあればだがコンタクトレンズ、指輪といったアクセサリーも含めている」
A「サトリーヌがシュートを防いだ魔法はサトリーヌがいなくてもできるものである
(なんとなく彼岸島が読みたくなって試合中本屋に行ってしまい、その間にシュートが飛んできても防げる
要は自身がいなくても自身が守るもの、守るべきものならそれはできる)」
B「サトリーヌの守るゴールはPA外からのシュートは普通に通る」
C「PA内部のシュートはPKも含める」
D「シュートはサトリーヌが触れて、間違いなくサトリーヌ自身の肉体で防いでいた」
ソリマチ卿「復唱要求について。
@は復唱してやろう。
【用具一式にはスパイクやユニフォームの他、コンタクトレンズ、指輪等の装飾品一切を含めても良い】
書き方を少し変えたが、後々の分かりやすさを意識しただけであり、特に意味は無い。
Aについては復唱を拒否する。理由は特に無い。
Bについては復唱してやろう。
【サトリーヌの守るゴールはPA外からのシュートは普通に通る】
Cについては復唱を拒否する。理由は特に無い。
Dについては表現を変えて復唱する。
【サトリーヌはゴールを防ぐ為、ソリマチ卿の放った低空オーバーヘッドキックに触れた】
【”触れた”という表現は、肉体的な接触を意味する】
表現を変えた理由は特に無い。何かあれば青で掛かってくるが良い」
『サトリーヌのゴールにシュートが飛んでくるたびに謎のスナイパーがボールを狙撃して割ることでゴールを無効化していた』
サトリーヌ「青き真実についてですが、残念ながら通しませんよ!
【サトリーヌがPA内のゴールを防ぐにあたり、協力者Xの存在は関係しない】のですから。
これは謎のスナイパーだけでなく、フランスJr.ユースの皆さんの関与等も否定していますね。
彼らは居ても居なくても、何の意味もありませんから。くすくすくす……!」
286 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2018/03/11(日) 03:09:59 ID:???
更新再開します。思いっきり誤爆してしまいましたね…
それとナズーリンを判定に入れ忘れていました。申し訳ないので、彼女は無条件で絆ポイント+1として扱います。
>>284
これでてゐと並びましたね。チョロいアリスさん以上に限界突破しそうなてゐって一体…
287 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2018/03/11(日) 03:11:07 ID:3BZe2B9w
★星の感想→ ダイヤ8
反町の感想→ クラブ7
パチュリーの感想→ ハート2 ★
★静葉の感想→ ダイヤ3
てゐの感想→ クラブ7
慧音の感想→ ダイヤ6 ★
★穣子の感想→ スペードJ
お燐の感想→ ハート4
さとりの感想→ スペード8
にとりの感想→ ハート5 ★
→星、パチュリー、静葉、慧音、お燐、にとりの絆ポイント+1!
更にナズーリン、アリス、佳歩の絆ポイント+1、つかさの絆ポイント+2!
星とナズーリン、パチュリー、静葉、慧音、お燐、そしてにとり。彼女達はこの会合を特に楽しんでいた。
星「お、美味しいぃ! この魚を香草で蒸したのとか、この鶏肉を果実で和えたのとか、最高ですよナズーリン!」
ナズーリン「本尊のクセに、平気な顔して殺生した料理を食べるんだから……楽しそうだから良いけどさ」
食いしん坊な星はただただ食事に舌鼓を打っていた。そんな様子をナズーリンは冷ややかに見ているのだが、
彼女にとっては、星がこうして幸せそうにしている姿を見る事が何よりの楽しみであるようで、
表情の裏にある幸せそうな気持ちが透けて見えた。
288 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2018/03/11(日) 03:12:17 ID:???
パチュリー「これが魔界の食文化か。ふむふむ成程……」
静葉「やけに熱心なようだけど。料理のレシピでも考えているの?」
パチュリー「単なる学術的な興味、別に料理なんてしないわよ。魔法使いにとって、食事は嗜好以上の価値は無いもの。
それにしたって、紅魔館に居た頃は咲夜が居たしね……」
静葉「食事が必要無いのは、いつも信仰不足で飢えてる私達にとっては羨ましいわね……。
ねぇ、私達も魔法使いになれたりしないかしら?」
パチュリー「いや。なれるかもしれないけど、あんた達その前に神様じゃないの……」
静葉「神様でもお腹は空くのよ……ううっ」
パチュリー「そのメカニズムも逆に、学術的な興味をそそるわね……」
パチュリーと静葉の組み合わせは少し珍しかったが、意外にも二人は楽しそうだった。
魔法使いと神という種族と食事の必要性について、議論とも雑談ともつかぬ無いようでそこそこに盛り上がっている。
お燐「うにゃ〜! このお魚フライも絶品だね!」
にとり「え? マジで!? ホントだうめっ! まじぱねぇっ!」
慧音「うん。これは美味しいな。おっ、この茎野菜のベーコン巻きも行けるぞ」
お燐「え〜っ、あたい、これ苦手だなァ」
慧音「好き嫌いはいけないぞ? 先生と半分こして、少しだけ食べてみないか?」
にとり「へっへー。お燐が食べないなら私が先に食べようかなー」
289 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2018/03/11(日) 03:13:18 ID:???
お燐、にとり、慧音。……所属も種族も何もかも違う彼女達だが、慧音を中心に意気投合していた。
恐らくは、お燐もにとりも子どもっぽい所がある故に、慧音の保護者気質が上手く作用したのだろう。
つかさ「鈴仙さま。今日は本当に楽しかったです。次こそはあの試練に打ち勝ちましょう!」
アリス「あら、何の話? 私も混ぜてよ」
佳歩「私もですよ! やっぱり4人パーティが王道ですからね!!」
鈴仙「あはは……。棺桶に入るのは嫌だけどね。善処しとこうかしら」
鈴仙は上記の7人の楽し気な会話に混じりつつも、
今日一日を共に楽しんだつかさ、アリス、佳歩の三人と一番多くの時間を過ごしていた。
鈴仙は佳歩やアリスとは元々かなり親しかった(アリスについては一方的な所もあったが)上に、
今日でつかさとの距離をかなり縮める事が出来たため、会話はとても穏やかで、長時間一緒に居ても苦にならない。
鈴仙「(うん。……今日はやっぱり、時間を作っておいて良かった!
これをきっかけに、特につかさとは随分話しやすくなったし、他の子とも仲良くなれたもの。
明日はまた練習だけど、頑張らなくっちゃね……)」
幸せな一時を噛み締めつつ、鈴仙はまた明日以降への想いを新たにするのだった。
*星、パチュリー、静葉、慧音、お燐、にとり、ナズーリン、アリス、佳歩の絆ポイントが+1されました。
更に、つかさの絆ポイントが+2されました。上昇後の数値は次レスで表示します。
290 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2018/03/11(日) 21:49:37 ID:3BZe2B9w
〜魔界生活5日目 仲間行動フェイズ〜 ※つかさの絆ポイントが10を超えたので、特別特訓イベントが発生します。
−魔界・サッカーコート−
魔界観光を楽しんだその夜。皆が寝静まったのを見計らい、つかさは人知れぬ日課を初めていた。
つかさ「うおおっ! うおおっ! うおおおっ!」
ガンッ! ガンッ! ガンッ!
それは得意の顔面ブロックの練習。大き目の石に顔を打ち付けて、耐久性を増す特訓だ。
つかさはアルゼンチンでの修行を終えて以来、毎日1000回はこれをやっている。
最初の方はやっている内に意識が朦朧としていたが、最近では最後まで耐え抜けるようになっていた。
鈴仙「……いやいや。普通に危ないってば……脳細胞とかメッチャ死ぬって。たぶん」
つかさ「……えっ。れ、鈴仙さま……!?」
――が。その特訓には当然の如くドクターストップが掛かる。
鈴仙「ダメよつかさ。一遍その特訓を手伝った身ではあるけれど、
どう考えても頭をぶつけ続けるのは命に関わるってば……」
つかさ「すみません。分かってはいるんです。でも、こうでもしないと逆に不安で……」
窘められた彼女はそうシュンと項垂れるも、しかし一方で、その意志を覆す事は容易くないと鈴仙は思った。
鈴仙「一体どうして。そうやって、自分を痛めつけようとするの……?」
因幡つかさは鈴仙とてゐが従える妖怪ウサギ達の中でも、一番大人びており、一番のしっかり者だった。
そして、ルナティックスでの付き合いや交流もあり、鈴仙はつかさにも相応の幼さが存在する事を知っていた。
だが、こうして考えてみると、それだけだ。鈴仙は彼女の事を、何も分かっていないのかもしれない。
つかさは、……恥ずかしそうに、鈴仙の問いに対してこう答える。
291 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2018/03/11(日) 21:50:52 ID:3BZe2B9w
つかさ「――だって、私は。何も、守れていないから。私は、弱いから……」
今日一日の行動を通して、つかさはこれまで以上に鈴仙に心を開いてくれていた。
そんな彼女が漏らした言葉。それは間違いなく、彼女の本音に違いなかった。
つかさ「私はアルゼンチンで、Dちゃんに会って戦いました」
その話自体は聞いていた。鈴仙がブラジルで修行を積んでいる間、つかさは佳歩やてゐと共にアルゼンチンで修練を積み。
そこで、つかさが妹同然に可愛がっていたウサギDと再開。月の重鎮である稀神サグメの策謀の下、大きく実力を伸ばしていた事を。
つかさ「Dちゃんは私が居なくても、とても強くなっていました。
私が守らなくても、あの子は、一人で強くなる力を持っていた……」
しかしそれは、つかさにとって喜ばしい事であると同時に、疑問を投げかけていた。
『果たして自分は、ウサギDを守れていたのか? 守ろうとする意味はあったのか?』と。
つかさの独白は続く。
つかさ「それだけじゃありません。そこからの、サンパウロ戦でもそうでした。
私は途中まで試合に出れず、そして、穣子さんに代わって試合に出ても、シュートを何一つ、防げませんでした。
私と同じタイプのブロッカーであるフラメンゴのチルノや、サンパウロの石崎了は、
そのガッツを燃やし尽くして、試合に貢献していたのに……!」
鈴仙「つかさ……」
鈴仙はつかさ異常なまでの自傷行為の理由の一部を理解した。
そう。彼女は焦っていたのだ。守るべき対象は自らに寄らず自立して、
新たな守るべきチームには貢献できていない。取り分け、周囲のライバルとも比べると尚更だ。
鈴仙「(……思えば私は、まだまだ子供な佳歩とかと違って大人だからと、つかさの面倒を余り見てなかったのよね。
だけど。ホントはもっと色々と、つかさの事を気にしてあげるべきだったのかもしれない。
……でも。それは今からでも遅くない筈。私が、つかさに出来る事と言えば……)」
292 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2018/03/11(日) 21:54:08 ID:3BZe2B9w
――自分が、つかさに出来る事があるだろうか。鈴仙はそう自問する。
アリスさんと違って、つかさの悩みはちょっとの体罰位で治るものとは思えない。
今の鈴仙に出来る事と言えば、……狂気から離れ、効率的な練習メニューを提案する事。
あるいは、一緒に汗を流して、彼女の苦悩を少しでも和らげてあげる事くらいか。
鈴仙は、つかさに対して――こう提案した。
A:つかさと一緒に特訓する。
鈴仙とつかさ、両方の能力が伸びます。(鈴仙は攻撃系、つかさは防御系)
B:つかさの特訓をアシストする。
つかさの能力(全分野)が伸びます。Aの場合よりも伸びは大きいです。
C:つかさに特訓をアシストしてもらう。
鈴仙の能力(全分野)が伸びます。Aの場合よりも伸びは大きいです。
先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
293 :
森崎名無しさん
:2018/03/11(日) 21:59:10 ID:DxgP/qrQ
B
294 :
森崎名無しさん
:2018/03/11(日) 22:06:39 ID:aSMrqV8o
B
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