キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【倒れるまで】鈴仙奮闘記43【戦え】
1 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2018/02/09(金) 00:36:14 ID:???
このスレは、キャプテン森崎のスピンアウト作品で、東方Project(東方サッカー)とのクロスオーバー作品です。
内容は、東方永夜抄の5ボス、鈴仙・優曇華院・イナバがサッカーで世界を救う為に努力する話です。
他の森崎板でのスレと被っている要素や、それぞれの原作無視・原作崩壊を起こしている表現。
その他にも誤字脱字や稚拙な状況描写等が多数あるかと思いますが、お目こぼし頂ければ幸いです。
☆前スレ☆
【希望は】鈴仙奮闘記42【魔界より】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1515503626/
☆過去ログ・攻略ページ(キャプテン森崎まとめ@Wiki内)☆
http://www32.atwiki.jp/morosaki/pages/104.html
☆あらすじ☆
ある日突然幻想郷にやって来た外来人、アラン・パスカルと中山政男との出会いにより、
師匠に並ぶ名選手になると決心した鈴仙・優曇華院・イナバ。
彼女は永琳の庇護下で実力を大きく伸ばし、幻想郷中の勢力が集まった大会でMVPを勝ち取った!
しかしその夜鈴仙は、自身の成長は永琳の計画であった事、その計画の副作用で
月に眠る大いなる厄災――「純狐」が八雲紫の身体を乗っ取り目覚めつつある事を明かされる。
そして、鈴仙は永琳に懇願される。「純狐」の純粋なる狂気を止めるべく、
次に紫が計画した大会――『幻想スーパーJr.ユース大会』に優勝し、世界を救って欲しい……と。
鈴仙は戸惑いつつも、永琳の願いを受け入れ、
幻想郷の秩序の変革を狙う新チーム・リトルウイングズの一員として、大会に優勝することを誓うも、
修行の為に訪れたブラジルで大きな挫折を味わった。鈴仙は、かつて道を違えた親友・魂魄妖夢が所属する、
強豪チーム・サンパウロになす術無く敗北。その後、謎のスナイパーの凶弾に倒れ、その視力すら喪ってしまうのだった。
どん底に堕ちた鈴仙達を前に、新チーム・リトルウイングズの監督となる筈だった魅魔は冷酷に告げる。
鈴仙達は弱い。このままでは世界で戦えない。リトルウイングズは解散だ。
――しかし、彼女はそう切り捨てると同時に、鈴仙達にこうも言い残していた。
1か月後の『魔界カップ』で、我ら魔界ユースに勝利すれば、『幻想スーパーJr.ユース大会』の出場権を与える、と……。
かくして僅かな希望を胸に、鈴仙達は幸運にも手に入れた空飛ぶ船・聖輦船に乗り込み魔界へと突入。
一同は新チームの本格始動を前に、互いの実力を図るべく紅白戦を始めたのだが、
謎戦術やら自爆やらが入り混じり、何故か死人が出る程の死闘となって……?
421 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2018/03/25(日) 00:48:19 ID:kPTPIhvQ
★ネズミ式パスカット→ クラブ5 ★
A〜6→効果が無かった……
パシッ。……タタタッ、パシッ。
ナズーリン「うーむ。あんまりはかどらないな……」
パスとは相手が居て初めて成り立つ故に、パスカットの練習も、一人では当然効率が悪い。
そんな事実にも気づかず、あるいは気付いた上で尚他人に頼りたく無いが故か、
およそ賢将らしからぬ疑問に首をかしげつつ、彼女は練習を終えるのだった。
七日目 終了
*何もありませんでした。
422 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2018/03/25(日) 00:49:29 ID:kPTPIhvQ
【八日目】−練習試合まであと3日−
練習試合という目標を前にして、チームメイトの士気は俄かに高まっているようだった。
ナズーリン「それーーっ!」
タタタタタッ……パシッ!
特に昨日の深夜にも個人練習に励んでいたナズーリンについては、
今日の全体練習においても、一層気合を入れて練習に取り組んでいるようだったが――。
コーチ「う〜む。筋は良いんじゃが、軽いのう、彼女」
パチュリー「まあ。現時点でもドリブル、タックルは世界トップクラス……と、良い勝負が出来る程度には上手いし、
最低限のパスカットやブロック力もあるから、どの試合でもお払い箱、って事にはならないでしょうけど……」
――その評価は悪くはないが、良いとは決して言えない。
自覚こそなくとも、彼女は彼女で、誰かの手が差し伸べられる事が必要なのかもしれなかった。
423 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2018/03/25(日) 00:51:38 ID:kPTPIhvQ
〜魔界生活8日目 練習フェイズ〜 −練習試合まであと3日−
鈴仙「(イングランドとの練習試合まで、できる練習は後3回。
まあ、練習試合なんだから別に失敗しても取り返しが付かないって訳じゃあないけれど。
折角だから、しっかり鍛えた上で相手と戦いたいしね。さあ、今日は……)」
A:個人練習をする。
能力値を一つに絞って練習を行います。フラグの習得・回収はできません。
今回失敗した場合、次に同じ分野で成功するまで、補正+1が発生します。
B:仲間の練習を補助する。
仲間の練習を手伝います。仲間の能力については、フラグを習得・回収していく形となります。
どのフラグを習得・回収していくかは仲間の意向が優先されます。
C:仲間に練習を補助してもらう。
仲間に自分の練習を見て貰います。自分のフラグの習得・回収を行う事ができます。
補助して貰う仲間によっては、特殊なスキルや技が身につく……かも。
D:仲間と一緒に練習する。
仲間と一緒に練習します。AとBを複合した形となり、効果はそれぞれ単独よりも劣りますが、
場合によっては、一挙に成果を挙げる事ができます。
先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
(次レスに参考データを張りますが、このレスと次レス間にある投票も有効とします)
424 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2018/03/25(日) 00:52:44 ID:kPTPIhvQ
<参考データ>
−鈴仙の能力値−
選手 ド パ シ タ カ ブ せ 総 高/低
鈴仙 56 55 56 54 53 47 54 375 3 4
−能力値の伸び具合−
もう上がらない:なし
とても上がりにくい:ドリブル(56)、シュート(56)
上がりにくい:パス(55)、タックル(54)、競り合い(54)
普通:パスカット(53)
上がりやすい:なし
とても上がりやすい:ブロック(47)
−所持中のフラグ−
シュート(10/20)、タックル(10/20)、てゐとのコンビプレイ(ワンツー)(10/20)
425 :
森崎名無しさん
:2018/03/25(日) 00:55:18 ID:g6Rkv6FY
A
426 :
森崎名無しさん
:2018/03/25(日) 01:07:55 ID:rksgOVrA
A
427 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2018/03/25(日) 01:14:22 ID:kPTPIhvQ
A:個人練習をする。
鈴仙「やっぱり個人練習も大事よね! で、具体的に何を鍛えるかだけど……」
今回重点的に鍛える能力を選んで下さい。カッコ内は現在の能力値です。
A:ドリブル(56) とても上がりにくい
B:パス(55) 上がりにくい
C:シュート(56) とても上がりにくい
D:タックル(54) 上がりにくい
E:パスカット(53) 普通
F:ブロック(47) とても上がりやすい
G:せりあい(54) 上がりにくい
先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
428 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2018/03/25(日) 01:20:53 ID:???
…と、言ったところで今日はここまでにします。
>>411
どこまでつかさの面倒を見ようとするか、も大事かもですね。他の仲間との交流も大事ですから。
>>412
クラブに愛されてしまってますね…
429 :
森崎名無しさん
:2018/03/25(日) 01:28:46 ID:rksgOVrA
D
乙でした
430 :
森崎名無しさん
:2018/03/25(日) 01:38:55 ID:g6Rkv6FY
E
431 :
森崎名無しさん
:2018/03/25(日) 06:20:22 ID:PUcAhP8U
E
432 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2018/03/25(日) 12:25:33 ID:kPTPIhvQ
E:パスカット(53) 普通
鈴仙「自分だけじゃない、仲間の練習も見ないといけないもの。今日で確実に基礎を磨いていかないと……」
鈴仙はパスカットの練習に熱心に取り組んだ。
先着1名様で、
★鈴仙のパスカット練習→! card★
と書き込んでください。数値・マークで分岐します。
JOKER→+2&必殺フラグ習得!(フラグがある場合は回収)
13→+2!
2〜12→+1!
1→効果が無かった。
433 :
森崎名無しさん
:2018/03/25(日) 12:28:43 ID:???
★鈴仙のパスカット練習→
ハート4
★
434 :
森崎名無しさん
:2018/03/25(日) 12:28:54 ID:???
★鈴仙のパスカット練習→
ハート9
★
435 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2018/03/25(日) 12:31:33 ID:???
★鈴仙のパスカット練習→ ハート4 ★
2〜12→+1!
鈴仙「ひい、ふう……よっし。まあ、こんなもんかしらね」
鈴仙は短時間で必要最低限のパスカット技術を向上させる事に成功した。
*鈴仙のパスカットが+1されました。53→54
436 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2018/03/25(日) 12:38:53 ID:kPTPIhvQ
〜魔界生活8日目 自由行動フェイズ〜 −練習試合まであと3日−
鈴仙「(もきゅもきゅ……む。この
ジャイアンシチュー
ってば、地味に絶品じゃないの)」
さとり「あら、それはよかった。今日は私が当番だったんですよ?」
鈴仙「あんた、しれっと心読んでくるわね……(まあ、それは置いといて。今日は何をしようかな……)」
さとり「今日の自由行動ですか。……たまには私にも構って下さるのも、面白いかもしれませんよ?」
鈴仙「まだ心を読んで来るか! 常識人っぽく見えて、意外と面倒臭いヤツよね、あんたってば……」
ぞんざいな態度を受けているにも関わらず、なぜか誇らしげに胸を張っているさとりに辟易としながら、
鈴仙は今日の午後をどう過ごそうか考えた。
A:一人で周囲を散歩してみる。(更に判定)
屋敷の中や魔界地方都市内を歩き回ります。ランダムで誰かと接触します。
B:仲間達と遊ぶ。(更に選択)
チームメイトを何人か(3名まで)誘って遊びます。
仲間と親密になれたり、仲間の成長方針についてアドバイスできます。
C:仲間の一人を呼んで遊ぶ。(更に選択)
チームメイトを1名誘って遊びます。
集団で遊ぶ場合よりもより親密になれたり、成長方針について込み入った話ができます。
D:皆で遊べるイベントを計画してみる。(更に分岐)
チームメイト全員で遊べるイベントを計画します。実際に遊ぶのは次の日の自由行動フェイズとなります。
二回分の行動が必要となる分、チームメイト全体と親密になれるチャンスがあります。
E:個人練習をする。(更に分岐)
個人練習をします。効果や効率は昼の練習より悪いです。
<以下、ショートカットキー>(選択肢一発で目当てのイベントに飛ぶ為の便利機能です)
F:つかさの様子について相談してみる。
先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
437 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2018/03/25(日) 12:40:36 ID:???
…と、言ったところで一旦ここまでです。
ジャイアンシチューは果たして本当に美味しいんですかね…
>>429
乙ありがとうございます。
438 :
森崎名無しさん
:2018/03/25(日) 12:40:52 ID:kz5K4Hxg
B
439 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2018/03/25(日) 12:42:09 ID:???
ここまでと思ったんですが、更に選択の場合だともう1回投票を挟むので、
速めに投票が入っていましたらもう少しだけ続行します(汗)
440 :
森崎名無しさん
:2018/03/25(日) 12:51:43 ID:hM7Fxaxo
D
441 :
森崎名無しさん
:2018/03/25(日) 13:07:22 ID:pZ3/Zcnw
B
442 :
◆85KeWZMVkQ
:2018/03/25(日) 13:24:25 ID:???
B:仲間達と遊ぶ。
−リトルウイングズ メンバー一覧−
FW:(鈴仙)、反町、星、佳歩
MF:パチュリー、アリスさん、静葉、てゐ
DF:慧音、お燐、穣子、ナズーリン、つかさ
GK:さとり、にとり
★上記のメンバー一覧から、誘いたいキャラを【2名or3名】選択して下さい★
(分かるように名前を記載してコメントして下さい 例:佳歩 てゐ …等 ”因幡”とか”秋”とか、誰なのか特定できないのはダメです)
※鈴仙(自分自身)、霞、コーチ等スタッフは選択不可とします。
※投票は【完全一致制】で行います。
(例:”佳歩、つかさ、てゐ”と、”佳歩、つかさ”と投票があった場合、佳歩とつかさに2票、てゐに1票として扱わず、
”佳歩、つかさ、てゐ”と、”佳歩、つかさ”という投票が1票ずつ、という風にみなします。)
※一名のみの投票は無効とします。(Cとの差別化のため)
先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
443 :
◆85KeWZMVkQ
:2018/03/25(日) 13:28:33 ID:???
…と、いったところで今度こそここまでです。
続きは夜以降にやりたいです。
444 :
森崎名無しさん
:2018/03/25(日) 13:59:46 ID:g6Rkv6FY
にとり、ナズーリン
445 :
森崎名無しさん
:2018/03/25(日) 15:59:34 ID:pZ3/Zcnw
にとり、ナズーリン
446 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2018/03/25(日) 21:25:03 ID:kPTPIhvQ
>にとり、ナズーリン
鈴仙はにとりとナズーリンに声をかけた。
元来より親愛の情を抱いてくれているナズーリンはそれに快く応じてくれて、
にとりは「えー、折角引き籠って発明しようと思ったのにー」と文句を言いつつも、
なんだかんだで義理堅くついて来てくれた。
にとり「んでさ、この天才発明家の頭脳が入り用って事は、何か重大事件が起きたって事で良いかい?
地球上からキュウリが絶滅しつつあるとか」
鈴仙「地味に重大だけど地味になんとかなりそうな事件ね……それ」
ナズーリン「私としては、地球上からチーズが消えた時の方が深刻だな。
そうなった暁には、怒りの余り、鼠を介した疫病を世界中に伝播させてしまうかもしれない」
鈴仙「そっちの方が普通に重大事件よっ!?」
なんとなく気の抜けた軽口を叩き合いながら、三人は集まって雑談に耽る。
その中で、鈴仙が出した話題とは……。
A:にとりとナズーリンのサッカーでの伸ばしたい点や悩みについて聞いてみる。
B:にとりとナズーリンの日常での悩み事について聞いてみる。
C:鈴仙の悩み事について相談してみる。
D:来たるイングランド戦について相談してみる。
E:魔界地方都市をブラつきつつ雑談に興じる。
F:にとりの発明品を見せてもらう。
G:ナズーリンの能力を利用して、法界近辺の宝さがしをしてみる。
H:その他 自由選択枠
先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
447 :
森崎名無しさん
:2018/03/25(日) 21:33:40 ID:rksgOVrA
F
448 :
森崎名無しさん
:2018/03/25(日) 21:41:32 ID:g6Rkv6FY
F
449 :
森崎名無しさん
:2018/03/25(日) 22:45:25 ID:???
チーズときゅうりって相性良いよね
450 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2018/03/25(日) 23:09:33 ID:kPTPIhvQ
F:にとりの発明品を見せてもらう。
にとり「おっ! 見ちゃう! 神の叡智見ちゃう!? 十二番目の理論知っちゃう!?」
鈴仙「何を言ってるのか意味不明だけど、嬉しそうで助かるわ…」
鈴仙がふとそう提案したところ、にとりはノリノリで受け入れてくれた。
ナズーリン「しかし、改めて疑問に思うが。君は一体どこでそんな発明をしているんだい?
幸いにも私達の私室には、君の発明は浸食していないのだけど」
ナズーリンはそう訝しむ。彼女と星は、メキシコで共に修行した縁もあってにとりとは特に仲が良く、
この魔界生活においても部屋を共有していた。
にとり「あ、そっか。そういやまだ誰にも言ってなかったっけ。
そんなら良いさ、お前達二人をとっくべっつに! 我がラボにご招待してあげようじゃないかァ!」
鈴仙「ラボって……。そんな科学的な施設、この辺にあったかしら」
にとり「ま、ま。ついて来なついて来な!」
こうして誰からに聞かれる事を心待ちにしていたのだろうか、
ウキウキ気分でにとりは鈴仙とナズーリンをラボに案内してくれることとなった。
洋風ファンタジー世界に聳え立つ和風屋敷の玄関を出ると、三人はそのまま門の外に――は、出ず。
永遠亭のと比べるとこじんまりとして掃除の行き届かない屋敷の庭園を横断して――。
451 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2018/03/25(日) 23:11:16 ID:kPTPIhvQ
にとり「ここ、ここ」
一見すると古びた、しかしちょっとした蔵くらいの大きさはある納戸に辿り着いた。
にとりがガラリと引き戸を開けると、油や塗料のにおいが鼻をつく。
彼女は勝手知ったる雰囲気で納戸に入り、照明スイッチらしき物を押したところ。
鈴仙「……ガラクタだらけね。掃除したら?」
にとり「開口一番の感想がそれ!? もっと科学への高揚感とか醸し出そうよっ!?」
……そこには納戸に本来あるべきであろう荷物は隅に追いやられ、
代わりに無数のねじ、ボルト、モーター、エンジン……機械類が散乱していた。
ナズーリン「妖術を使えば、機械など不要だろうに。河童の嗜好は良く分からないね」
にとり「あーいやだねー! そーいう合理論で片づけるヤツ! いいかい! 機械はさ……えっと、カッコ良いんだよ!
魔法とか妖術とか法力とか、そんなんは時代遅れ! 我々河童はメカで世界を支配するのさ!」
にとりの主張の是非はおいといて、確かに納戸もといラボは興味深いと言えば興味深かった。
幻想郷ではおよそ関わり合いがなく、魔法が発達した魔界でも同様で、
外の世界では良く見かけたような機械――を、模倣したような物品が無数に転がっている。
もしもこれがにとりの独力で再現し作ったのであれば、彼女の技術力はどうして侮れない。
にとり「んっふっふ〜。さーぁどうかな我がラボメンよ! そろそろ科学の万能性に気付いたのではないかなァ?」
ナズーリン「どうやら、ここに入った時点で私達は勝手にラボメンバー扱いされざるを得ないようだな……」
ナズーリンは観念した様子で、しかし彼女もまた無縁塚に居を構えて良く宝さがしをしているからか、
中の機械類には全く食指が湧かない、という訳ではなさそうだった。
そしてそれは、月の科学を知る鈴仙も同様であったため。
452 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2018/03/25(日) 23:12:20 ID:kPTPIhvQ
にとり「さあ! この辺りでそろそろ私の最新発明品のお披露目といこうか!」
にとりも遠慮なく(誰が相手でも遠慮なかったと思うけど)、鈴仙達に発明品を見せつけてくれた。
その発明品とは――。
先着1名様で、
★魔界ガジェット研究所→! card★
と書き込んでください。マークで分岐します。
JOKER→メカニトリ「ヨロシク ヨロシク」鈴仙「メカだったー!?」
ダイヤ→にとり「スーパートレーニングウェア〜」鈴仙「普通にすごそう!」
ハート→にとり「感情コントローラ〜」鈴仙「(地味にヤバい発明な気がする…)」
スペード→にとり「全自動チーズ製造機〜」ナズーリン「素晴らしい! これは世紀の発明だよ…!」
クラブ→にとり「全自動キュウリの皮むき機〜」ナズーリン「あっと驚く主婦の味方だな…」
クラブA→にとり「魔界破壊爆弾〜」その日、魔界は消滅した。
453 :
森崎名無しさん
:2018/03/25(日) 23:15:23 ID:???
★魔界ガジェット研究所→
クラブ9
★
454 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2018/03/26(月) 00:03:13 ID:e13Ujbso
★魔界ガジェット研究所→ クラブ9 ★
クラブ→にとり「全自動キュウリの皮むき機〜」ナズーリン「あっと驚く主婦の味方だな…」
機械類が散乱するラボの中に、丁重に鎮座する大型機械が一つ。
鈴仙「これは……?」
にとり「おっ! お目が高いねぇ、盟友! そう。これこそが、私の最新発明品!
世界を変革し、摂理すら凌駕する伝説の――」
ナズーリン「……で。一体何なんだい、これは」
にとり「むぅ。つ、冷たいじゃないか、我が助手よぉ……」
ナズーリン「誰が助手だ!」
一々大袈裟なにとりに対してナズーリンは冷たいが、当のにとりも言葉程は傷ついている感じはない。
恐らくはこれが彼女達なりのコミュニケーション形式なのだろう。
やがてすぐに、にとりは咳払いして、
にとり「で、これが我がラボが誇る最新発明品! 名付けて!!
”全自動キュウリの皮むき機”だァッ! どーだ、参ったか!!」
ナズーリン「…………」
鈴仙「……え? それだけ?」
と、小柄な身体に相応しい、小さく可愛らしい胸を張るのだが、その反応は全く芳しくない。
455 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2018/03/26(月) 00:04:30 ID:e13Ujbso
にとり「え?? な、なんだよぉお前ら。この私の発明が凄くないのかぁ……?」
じわりと目に涙を浮かべながらそうにじり寄るにとりだが、
泣き落とし(主にてゐの嘘泣き作戦)には慣れている鈴仙は動じない。
鈴仙「え。うん。だって……え? キュウリの皮を剥いて、え……それだけ?
なんかちょっとしたスーパーコンピューターみたいな機械なのに?」
月においても機械工学は盛んである。そのため、こうした大型の演算機械は見覚えはあったのだが、
その用途は大体、鈴仙などには意味の分からない深淵な研究の為に使われるものであり、
キュウリの皮むきなど、逆の意味で意味の分からない目的に使われる事は断じてない。
にとり「く、くそっ……いいか! まず、この機械のお蔭で……お蔭でなぁ!
きゅうりのあんかけを作るとき、ダシの味がしっかり入って美味しくなるんだよ!!」
鈴仙「あ、それはちょっと良いかも。姫様とか喜びそう」
ナズーリン「君は何を関心しているんだ……」
のんきな鈴仙は少しだけ関心しかけるが、ナズーリンの評価は極めて冷淡である。
そしてそれに自ら追い打ちをかけるように、
にとり「よ、ようし! そんなら実践と行こうじゃないか! まずはこの投入口にきゅうりを入れて。
剥き方を選択して……。そこから3日待ちます」
鈴仙「待てるかァ!?」
にとり「ひゅ、ひゅぃい!? で、でもこれ一回きゅうりを入れたら、出来るまで取り出せないんだよ!?」
ナズーリン「使い勝手があまりにも悪すぎる……」
自らの発明品の欠陥を自ら露呈させていくスタイル。だが、この程度で終わらないのがにとりクオリティである。
456 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2018/03/26(月) 00:06:18 ID:e13Ujbso
ナズーリン「まあ。愉快な発明であるのは良く分かったよ。今度は全自動卵割り機でも作ってはどうかな?
これなら主婦の方のニーズをガッチリ確保して、大儲け間違い無し……」
鈴仙「……ナズーリンって、自炊してないでしょ。なんか亭主関白なイメージ」
ナズーリン「い、今の発言で、どうしてそんな結論になるんだい!?」
発明自体には興味なし、と言った感じで鈴仙とナズーリンが談笑し始める様子が気に入らなかったのか。
それとも、純粋に凄い機能を紹介したいと思ったからか、にとりはこの装置のロクでも無い機能を実演してきた。
すなわち――。
にとり「こ、このボタンとか凄いんだよ! いいかい、きゅうりを入れた状態で、このボタンを押すと――」
カッ! ――チュドーン……!
にとり「なんと、きゅうり中の原子核を構成する陽子やら中性子の核エネルギーを
熱エネルギーに変換させて、急激な爆発を起こす機能がついているんだ……!!」
鈴仙「……つまり、自爆って事じゃないのよぉ……このスカポンタン!!」
にとり「えへへー。これが科学の力だぞー。凄いだろー」
ナズーリン「機械ごとラボが粉々になったのに、なんて前向きな奴なんだ……」
発明は爆発である。
それを証明できたからか、鈴仙やナズーリンが呆れかえるのを裏腹に、にとりは非常に満足気だった。
*にとりの絆ポイントが+2されました。
*ナズーリンの絆ポイントが+1されました。
457 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2018/03/26(月) 00:09:01 ID:???
-------------------------------------------
☆現在の各選手の絆ポイント(感情値)一覧☆
名前 || 鈴仙 |
−− ++ −− ++
反町 || + 6 ||
星 || + 7 ||
佳歩 || 1 1 ||
パチェ..|| + 8 ||
アリス. || 1 3 ||
静葉 || + 7 ||
てゐ || 1 3 ||
慧音 || + 7 ||
お燐 || + 6 ||
穣子 || + 6 ||
ナズ || + 7 ||
つか || 1 0 ||
さと || + 5 ||
にと || + 8 ||
−− ++ −− ++
総合 ||114 ||
-------------------
+5〜+15まであります。+5で全面的支持、+10で全面的信頼・相棒、+15で魂の相棒です。
458 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2018/03/26(月) 00:13:57 ID:???
…と、言ったところで短いですが今日はここまでにします。本日もお疲れ様でした。
>>449
きゅうりもチーズも大好きですが、確かに和えると更に美味しそうです。お酒のおつまみになりそうですね。
459 :
森崎名無しさん
:2018/03/26(月) 12:11:47 ID:???
乙です
うーんこのクラブ祭り
460 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2018/03/28(水) 02:20:34 ID:???
仕事が忙しいので更新をお休みしています(事後報告)
>>459
乙ありがとうございます。
一応クラブでもそこそこ成果は出ましたが、勿体ないですね…
461 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2018/03/31(土) 13:00:01 ID:69y4lOaE
〜魔界生活8日目 仲間行動フェイズ〜 −練習試合まであと3日−
さとり「え? お昼のシチューの作り方が気になる? フフフ…すっかり貴女も私の料理の虜となったようですね……」
鈴仙「いや、別に思ってないけど。まあでも、言われれば気になるような……」
さとり「そう。これこそが私の能力。私にとって、人の心を操る事すら容易いのです」
鈴仙「後付けじゃん!? メンタリストもびっくりよっ!」
めっちゃ良い顔をしているさとりを軽く受け流しながら、鈴仙達は良く分からない夕食を終えた。
そしてそうなると、一同は夜の時間を思い思いに過ごそうとするのだが、
中には当然、3日後に控えたイングランドとの練習試合に向けて意識を高める者もいる。それは……。
先着1名様で、
★ゼロから始める魔界生活→! card★
と書き込んでください。マークで分岐します。
JOKER→コーチ「ワシもたまにはコーチっぽい事したいゾイ!」コーチが名コーチモードになる!?
ダイヤ→つかさ「私は一体どうすれば……」つかさが途方に暮れていたが…?
ハート→反町「穣子さん、静葉さん。やりましょう」秋姉妹+反町が連携技の開発に勤しむ!
スペード→にとり「ようし、今夜も頑張るぞー!」にとりが懲りずに発明していた!
クラブ→霞「そろそろ私もチームのブレーン役として、面目躍如の時です!」霞が分析していた!
462 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2018/03/31(土) 13:02:24 ID:???
短いですが今から仕事なのでここまでです(汗)
来週くらいにはまとまった時間が取れる、と信じています…
463 :
森崎名無しさん
:2018/03/31(土) 13:15:42 ID:???
★ゼロから始める魔界生活→
ダイヤ3
★
464 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2018/04/01(日) 00:31:40 ID:1S6s2eaQ
★ゼロから始める魔界生活→ ダイヤ3 ★
ダイヤ→つかさ「私は一体どうすれば……」つかさが途方に暮れていたが…?
ガンッ! ガンガンガンッ!
……夜のサッカーコートに、鈍い打撃音が鳴り響く。
凄惨な集団リンチを想起させるその暴力的な音はしかし、他者を痛めつける為の物でなければ、
集団によるものですらない。たった一人の少女によるものだった。
つかさ「(チルノや石崎のような、超硬度の守護結界を張り巡らせるブロック。
これを私は……どうしても身に着ける事ができない!
でも、これはきっと私の心が弱いからだ。もっと、もっともっと強くならなければ……!)」
因幡つかさは、誰よりも献身的で懸命で、熱い心を持つ少女だ。
しかし故にか彼女は、時に自らの命すら厭わず特攻に出る事が誰よりも多い。
それを勇敢と捉えるか、それとも無謀と捉えるか。評価は時により変わる事が必定だが、
少なくとも今現在において――彼女の努力は、後者と言わざるを得なかった。
つかさが幾ら血を流しても。最悪、死に至ろうとも。……その蛮勇が、報われる見込みは限りなく薄いのだから。
??「…………」
そんな時。痛々しい彼女に、救いの手が差し伸べられる事となる。それは――。
465 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2018/04/01(日) 00:33:45 ID:1S6s2eaQ
先着1名様で、
★差し伸べられる手→! card★
と書き込んでください。マークで分岐します。
JOKER→チルノ「へっへん! あたいのラヴォイルとあろう者が情けない顔してんわね!」大妖精「ライバルだよ、チルノちゃん…」
つかさ「チルノ……!? 貴女が何故魔界に!?」
ダイヤ→てゐ「……つかさちゃん。ちょいと良いかな」頼れる姉貴分、てゐが来た!
ハート→慧音「どうしたんだい、顔色が悪いぞ?」安定の慧音先生だ!
スペード→アリス「ちょっと大丈夫? 今の貴女、昔の私みたいだったわよ?」さんを捨て去ったアリスのターン!
クラブ→さとり「強迫性障害の初期症状に見えますね。少し、診させて貰っても?」自称メンタルドクター、さとり様だ!
クラブA→しかし誰も現れない。つかさは脳幹を損傷し昏睡状態に…
466 :
森崎名無しさん
:2018/04/01(日) 00:37:17 ID:???
★差し伸べられる手→
ダイヤ10
★
467 :
森崎名無しさん
:2018/04/01(日) 00:40:31 ID:???
よし!流れが来てる!
468 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2018/04/01(日) 01:54:09 ID:1S6s2eaQ
★差し伸べられる手→ ダイヤ10 ★
ダイヤ→てゐ「……つかさちゃん。ちょいと良いかな」頼れる姉貴分、てゐが来た!
てゐ「……ちょっと、お話でもせえへん?」
青白い蛍光が舞うサッカーコートに白い影。因幡てゐは静かに、そこに立ち尽くしていた。
つかさ「てゐ様……どうして、こちらに」
てゐ「いやだね。私はあんたら因幡集団のリーダー。いわば、皆の姉御分な訳だよ。
そんな私が、悩んでる妹分を見逃さないワケないじゃんか。
……ホントは、もっと早くに助けてあげられれば、良かったかもだけどね」
てゐは優しい口調の中に、少しだけ自嘲の笑みを浮かべながら話す。
てゐ「つかさは強い子だから大丈夫だと思ってたけど、それは違った。
あんたも、佳歩や霞。CちゃんやDちゃんとも変わらない、子どもイナバなんだ。
なのにあんただけは、特別だって。……しっかりしてるから、大丈夫だって。
根拠もなく、そんな役割を押し付けていたのかもしんない」
つかさ「そんな事はありません。むしろ、頼られていると思って嬉しかったですもの。
それに。それと私の成長には……何の関係も、ありませんわ」
てゐ「いんや、そりゃあ違うね」
頭からどくどく血を流しながら、絞り出すように気丈に振る舞うつかさの言葉を、てゐが遮り。
真剣な表情のまま、こう問いかけた。
てゐ「つかさに質問だ。……あんたって、今。誰の為にそこまで頑張ってる?
どうして今もこうやって、大人っぽく振る舞って、しっかりしようって思ってる?」
つかさ「……ぇ」
469 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2018/04/01(日) 01:55:28 ID:1S6s2eaQ
その質問に対して、つかさは、……すぐに答えが出なかった。
自分は一体何故、何のために。ここまで身を削り続けるのか。
子どもらしい感情を解き放たず、淑女然とした立ち振る舞いに徹しようとしているのか。
つかさ「――私、は。私の事を姉のように慕ってくれた、Dちゃんの為に……」
そこで気付く。自分がこれまで後回しにして来た宿題の大きさに。
自分のこれまでの努力の全てが、その宿題から逃げる為の、怠惰な自己満足に過ぎなかったという事に。
つかさ「……ルナティックスに居た頃は単純でした。簡単でした。
私は、自分の大好きな物を守る為だけに戦えば良かった。傍には、守るべき子が……Dちゃんが、居てくれた。
でも、今は――分からなくなっていました。強くなりたいという思いは、一緒です。
目指すべき目標、競うべきライバルもいます。……でも、強くなってから、どうするかを考えていなかった」
てゐ「そこまで分かれば、まずは上出来だね」
憑き物が取れたような表情のつかさをみやり、てゐは……次に、サッカーボールを取り出した。
赤と青、二つの月の光に照らされて、柔らかい藤色に光るボールが暗い地面に転がる。
てゐ「……自分を虐めたって、守るべき物はあんたの許にはやって来ない。
だからさ。とりあえず――お姉ちゃんと一緒に、練習してみよっさ?」
外見通りの、悪戯好きの子どもっぽい満面の笑みで。
つかさよりも数千年、数万年の永くを生きた”姉”が、そう手を差し伸べてくれていた。
つかさは、大きな眸に涙を浮かべ。
つかさ「――うん。その……お、お姉ちゃん」
本当の彼女の年齢に相応しく、そう答えて――てゐの手を握り取った。
470 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2018/04/01(日) 01:58:06 ID:1S6s2eaQ
先着3名様で、
★つかさのブロック特訓→! card★
★てゐのサポート→! card★
★守るべきもの→! dice/2★
と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。
二人の特訓カードのマーク・数字が一致した場合、数値の合計に+5されます。(重複しません)
JOKERの場合は、ダイヤの15として扱います。
カード・ダイスの合計値が、
35→つかさ「私は守る……全てから、守ってみせる!!」
必殺ブロックを二つ習得! 更に最大ガッツ+99! 更にブロック+1! 更に新スキルを習得!
31〜34→つかさ、超絶大な成果を出す。必殺ブロックを二つ習得! 更に最大ガッツ+99! 更にブロック+1!
26〜30→つかさ、途轍もない成果を出す。必殺ブロック習得! 更にブロックフラグ習得! 更に最大ガッツ+99!
18〜25→つかさ、大きな成果を出す。必殺ブロック習得! 更にブロックフラグ習得!
6〜17→つかさ、成果を出す。必殺ブロック習得!
2〜5→効果なし。つかさ、突然倒れて意識不明に……!
471 :
森崎名無しさん
:2018/04/01(日) 02:02:02 ID:???
★つかさのブロック特訓→
スペード3
★
472 :
森崎名無しさん
:2018/04/01(日) 02:09:07 ID:???
★てゐのサポート→
ダイヤ2
★
473 :
森崎名無しさん
:2018/04/01(日) 02:12:18 ID:???
★守るべきもの→
6
/2★
ギリセーフだけどこれでもしつかさが倒れてたら冗談抜きで見捨てたかもしれん
474 :
森崎名無しさん
:2018/04/01(日) 02:32:46 ID:???
こんなのつかさじゃないわ!本編でよく見る若林よ!
475 :
森崎名無しさん
:2018/04/01(日) 02:35:19 ID:???
まぁこの方法で5以下出すとか相当確率低いからなw
ダイス無しだと出してたけど
476 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2018/04/01(日) 03:03:49 ID:1S6s2eaQ
★つかさのブロック特訓→ スペード3 ★
★てゐのサポート→ ダイヤ2 ★
★守るべきもの→ 6 /2★
6〜17→つかさ、成果を出す。必殺ブロック習得!
つかさ「うりゃぁぁぁぁぁっ……!」
てゐ「甘い、甘いよォ! それっ、もう一遍だ!」
――それからも、つかさは決して爆発的な伸びは見せなかった。
自分はこのチームで、何を守るべきか。何を守りたいか。
その根源的な問いへの明確な回答を、未熟な彼女がすぐに出せる筈もない。
しかし、それでもつかさは動き続けた。見えない焦りに突き動かされるのではなく、あくまで、自分自身の前向きな意思によって。
そしてその結果――彼女は漸く、掴む。
つかさ「(私は何を守りたいか。そんな問いかけ自体、傲慢なのかもしれない。
問いかけるよりも先に、私は自分のチームを守る使命があるのは明白なのだから。
でも――それでも。私は、使命感よりも、もっと強い気持ちを持って、守りたい……!!)」
キンッ! ゴォォォォッ……!!
守りたいと願い続けたつかさの周囲に、強烈な妖気が走る。
魔界の大気が含むエーテルが光り輝き、青白い光が閃く。
てゐが放ったシュートがその光に接触すると――強烈な斥力とともに、ボールがはじけ飛んだ。
477 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2018/04/01(日) 03:06:06 ID:1S6s2eaQ
つかさ「で、出来た……! これが、本当の、顔面ブロック……!!」
てゐ「今の描写に顔面要素一個も無かったけど……。つかさがそう思ったんなら、そうだろうね。
さっきの光は凄かった。あの執念は、誰にも出せるモンじゃない。ウチのチームじゃあ、あんた一人だけだろうし、
世界中を見回しても……恐らく、もうあと二、三人くらいしか、あれだけの技を使えるヤツは居ないよ」
つかさ「はい……! 本当にありがとうございます、てゐ様……!!」
てゐ「気にすんなってさ。それに……私だけじゃない。鈴仙だって、あんたの事を心配してたんだ。
後できちんと報告しに来な。そしたら、きっと安心するから、さ」
つかさ「はい……はい……。鈴仙様も、てゐ様みたいに心配して下さって。でもあの時の私は、意固地になってて……!」
てゐ「それは今はいーから。今は自分が強くなった事を喜びなよ」
つかさ「はい。……そう、ですね!」
やり取りの中で、冷静なつかさは、まだ自分の力は未熟である事を認識していた。
現状ではチルノや石崎程安定して今の技を繰り出す事は出来ないだろうし、出来たとしても体力の問題が残る。
でも――それ以上に、幼い彼女は、嬉しかった。
僅かながらでも、自分が成長出来た事に。自分の成長を喜んでくれる存在が、こんな傍に居たのだと、気付けた事に。
だからつかさは涙を流し、そして自分より背の低いてゐに抱き着いて、彼女の耳元で、泣きながらこう囁くのだった。
つかさ「助けてくれてありがとう。……お姉ちゃん」
てゐ「……おかあさん、って言われなくて安心したよ」
てゐは苦笑しながらも、つかさの細長い身体を抱き返す。その姿は、確かに姉妹のように見えた。
*つかさがブロックフラグを回収。『本家顔面ブロック(1/4でブロック+13、成功時も零れ球)400消費』を習得しました。
478 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2018/04/01(日) 03:12:00 ID:???
…と、言ったところで今日はここまでにします。
これでつかさのブロックを本スレ換算すると、75(13/8/6/6)となります。
ブロック一芸かもしれませんが、その一芸がとてつもなく強いです。
>>467
ここでてゐが来なかったら、マジで意識不明になってたかもしれません。
>>473
一応その場合も挽回イベントを用意していましたが、それでもつかさの成長が大きく遅れる事は確かでしたね。
>>474
つかさはSGGKだった…?(錯乱)
>>475
流石にここまで来たら良い目が出るだろうと思っていたので正直焦りましたw
てゐが居てくれて本当に良かったです。
それでは、本日もお疲れ様でした。
479 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2018/04/01(日) 10:26:53 ID:???
【魔界生活9日目】−練習試合まであと2日−
魔界生活9日目。この日の朝の全体練習で輝いたのはつかさだった。
つかさ「――『守る』ッ!」
ゴォォ……ッ! キイインッ!
鈴仙とてゐ、そして佳歩の極大トリオシュートである『真実の友情』を顔面で防ぐ。
間違いなく世界最高峰のシュートであるそれを防げる選手は世界でもごく僅か。
開花した彼女の実力は指導者陣の間でも話題となった。
霞「ブロック力……な、ななじゅう……! 70です! ニネー指数で変換すると威力は88。
これはサンパウロ戦で翼さんが見せた、『サイクロン』の86を超えて、
鈴仙さま達の『真実の友情』の88にも並びます。これは間違いなく、世界最強のブロックですよ……!!」
パチュリー「瞬発的な火力とは言え、これは大したものね……。
ブロック一芸であり、かつ燃費と安定性に問題性があるとはいえ。
彼女は間違いなく、ミドルシュートに対する絶大な壁だわ」
コーチ「彼女が居れば、さとりの弱点であるPA外のミドルシュートにも、充分対応できるのう。
つかさが消耗すれば、GKをにとりにし、つかさの代わりにタックルが秀でたDFを入れる事で、
弱点の補強もできる。我がチームの取れる選択肢は、間違いなく広がったと言うべきじゃろう」
480 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2018/04/01(日) 10:32:40 ID:1S6s2eaQ
〜魔界生活9日目 練習フェイズ〜 −練習試合まであと2日−
鈴仙「(つかさが元気になって良かったわね。……たぶん、てゐあたりが気に掛けてくれてたのかな。
あいつ、いい加減そう見えて気配り上手だし。さて。私はどうするかな、っと……)」
A:個人練習をする。
能力値を一つに絞って練習を行います。フラグの習得・回収はできません。
今回失敗した場合、次に同じ分野で成功するまで、補正+1が発生します。
B:仲間の練習を補助する。
仲間の練習を手伝います。仲間の能力については、フラグを習得・回収していく形となります。
どのフラグを習得・回収していくかは仲間の意向が優先されます。
C:仲間に練習を補助してもらう。
仲間に自分の練習を見て貰います。自分のフラグの習得・回収を行う事ができます。
補助して貰う仲間によっては、特殊なスキルや技が身につく……かも。
D:仲間と一緒に練習する。
仲間と一緒に練習します。AとBを複合した形となり、効果はそれぞれ単独よりも劣りますが、
場合によっては、一挙に成果を挙げる事ができます。
先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
(次レスに参考データを張りますが、このレスと次レス間にある投票も有効とします)
481 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2018/04/01(日) 10:35:11 ID:1S6s2eaQ
<参考データ>
−鈴仙の能力値−
選手 ド パ シ タ カ ブ せ 総 高/低
鈴仙 56 55 56 54 54 47 54 376 3 4
−能力値の伸び具合−
もう上がらない:なし
とても上がりにくい:ドリブル(56)、シュート(56)
上がりにくい:パス(55)、タックル(54)、パスカット(54)、競り合い(54)
普通:なし
上がりやすい:なし
とても上がりやすい:ブロック(47)
−所持中のフラグ−
シュート(10/20)、タックル(10/20)、てゐとのコンビプレイ(ワンツー)(10/20)
−仲間のフラグ状況−
>>381
を参照。
(ただし、つかさの『現在スランプ中?』は消滅しました。)
482 :
森崎名無しさん
:2018/04/01(日) 10:39:11 ID:KBivI+Jo
B
483 :
森崎名無しさん
:2018/04/01(日) 10:41:43 ID:hHuy4da+
B
484 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2018/04/01(日) 11:12:02 ID:1S6s2eaQ
B:仲間の練習を補助する。
鈴仙「(そうね……。今日は、仲間の練習を補助するのに回ろうかしら)」
鈴仙は霞から貰った紙(
>>381
)を参考に、誰の練習を補助しようか考えた。
−リトルウイングズ メンバー一覧−
FW:(鈴仙)、反町、星、佳歩
MF:パチュリー、アリスさん、静葉、てゐ
DF:慧音、お燐、穣子、ナズーリン、つかさ
GK:さとり、にとり
★上記のメンバー一覧から、誘いたいキャラを【1名】選択して下さい★
(分かるように名前を記載してコメントして下さい 例:佳歩 てゐ …等 ”因幡”とか”秋”とか、誰なのか特定できないのはダメです)
※鈴仙(自分自身)、霞、コーチ等スタッフは選択不可とします。
先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
485 :
森崎名無しさん
:2018/04/01(日) 11:18:41 ID:hHuy4da+
静葉
486 :
森崎名無しさん
:2018/04/01(日) 11:18:52 ID:KBivI+Jo
にとり
487 :
森崎名無しさん
:2018/04/01(日) 11:56:02 ID:KBivI+Jo
静葉に変更をお願いいたします
488 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2018/04/02(月) 00:33:10 ID:???
少しだけ更新再開します。
>>487
遅くなりすみません、変更了解しました。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
>静葉
鈴仙「今日は……そうね。静葉さんの練習を見ておきましょうか」
鈴仙はそう思い立つと、穣子や反町達とパスカット練習に取り組む静葉に声を掛ける。
静葉「あら。鈴仙も、私の練習を手伝ってくれるの?」
鈴仙「まあね。パスカットを鍛えたいと思ってるんでしょ? だったら、より実践に近い形の方が良いと思うし」
静葉は単純な総合力では同じMFのパチュリーやアリスに大きく劣り、技の充実度ではてゐに遅れを取っている。
しかし、連携技・オータムスカイラブを含めれば、彼女のボールカット能力はチーム内でも屈指であり、
これまでも多くの危機を乗り越えて来たのは事実。まさしく縁の下の力持ちである彼女を鍛える価値は高い。
先着1名様で、
★静葉のパスカット練習→(! dice+! dice)=★
と書き込んでください。数値の合計が経験点にプラスされます。(現在0/20ポイント)
*合計点が10ポイントを超えた場合、静葉はフラグを習得します。
*合計点が20ポイントを超えた場合、静葉はフラグを回収します。
489 :
森崎名無しさん
:2018/04/02(月) 00:35:17 ID:???
★静葉のパスカット練習→(
3
+
4
)=★
490 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2018/04/02(月) 00:45:57 ID:NwXWd82c
★静葉のパスカット練習→( 3 + 4 )=7★
→7ポイント獲得!(現在7/20ポイント)
鈴仙「行くわよ……それっ!」
バシュッ……!
静葉「ええ! ……はあっ! やっ!」
鈴仙のパスに対して静葉は俊敏に動く。その動作自体は基礎が伴っており、
間違いなく世界の場においても戦える水準ではあったが……。
反町「(でも……これなら、俺の『オオゼリパス』で充分翻弄出来る。
静葉さんの動きは、悪いけれどまだ教科書の範囲を脱し切れていない)」
チーム全体でもてゐに次ぐ高いパス力を誇る反町のパスに対してはさばき切れていない。
今日一日の練習に成果はあったが、静葉のパスカットにはまだまだ成長の余地が見て取れた。
*静葉のパスカット経験値が7ポイント加算されました。(0→7/20ポイント)
491 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2018/04/02(月) 00:50:52 ID:NwXWd82c
〜魔界生活9日目 自由行動フェイズ〜 −練習試合まであと2日−
練習を終え、鈴仙達は居間で一緒に
あんこ入りパスタライス
を食べて一服。
星「ど、どうでしたかっ! 私が作ったご飯。美味しかったですかっ!?」
鈴仙「そういや、今日は星が当番なのね。ええ、勿論よ」
星「やったぁ! これで鈴仙の胃袋は私がガッシリゲットですね!」
てゐ「あんたは何を企んでるのさ……」
鈴仙「(てゐの星を見る眼つきがちょっとだけ怖いけど……無視して、今日は何をしようか考えようっと)」
A:一人で周囲を散歩してみる。(更に判定)
屋敷の中や魔界地方都市内を歩き回ります。ランダムで誰かと接触します。
B:仲間達と遊ぶ。(更に選択)
チームメイトを何人か(3名まで)誘って遊びます。
仲間と親密になれたり、仲間の成長方針についてアドバイスできます。
C:仲間の一人を呼んで遊ぶ。(更に選択)
チームメイトを1名誘って遊びます。
集団で遊ぶ場合よりもより親密になれたり、成長方針について込み入った話ができます。
D:皆で遊べるイベントを計画してみる。(更に分岐)
チームメイト全員で遊べるイベントを計画します。実際に遊ぶのは次の日の自由行動フェイズとなります。
二回分の行動が必要となる分、チームメイト全体と親密になれるチャンスがあります。
E:個人練習をする。(更に分岐)
個人練習をします。効果や効率は昼の練習より悪いです。
<以下、ショートカットキー>(選択肢一発で目当てのイベントに飛ぶ為の便利機能です)
なし
先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
492 :
森崎名無しさん
:2018/04/02(月) 00:54:27 ID:JV2JaXZA
B
だんだん食生活が心配になってきたぞ
493 :
森崎名無しさん
:2018/04/02(月) 01:01:34 ID:zcfvNOh+
B
494 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2018/04/02(月) 01:05:14 ID:NwXWd82c
B:仲間達と遊ぶ。(更に選択)
−リトルウイングズ メンバー一覧−
FW:(鈴仙)、反町、星、佳歩
MF:パチュリー、アリスさん、静葉、てゐ
DF:慧音、お燐、穣子、ナズーリン、つかさ
GK:さとり、にとり
★上記のメンバー一覧から、誘いたいキャラを【2名or3名】選択して下さい★
(分かるように名前を記載してコメントして下さい 例:佳歩 てゐ …等 ”因幡”とか”秋”とか、誰なのか特定できないのはダメです)
※鈴仙(自分自身)、霞、コーチ等スタッフは選択不可とします。
※投票は【完全一致制】で行います。
(例:”佳歩、つかさ、てゐ”と、”佳歩、つかさ”と投票があった場合、佳歩とつかさに2票、てゐに1票として扱わず、
”佳歩、つかさ、てゐ”と、”佳歩、つかさ”という投票が1票ずつ、という風にみなします。)
※一名のみの投票は無効とします。(Cとの差別化のため)
先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
495 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2018/04/02(月) 01:07:55 ID:???
…と、言ったところで今日はここまでにします。
>>492
とんでもない精進料理でしたね…(戦慄)
496 :
森崎名無しさん
:2018/04/02(月) 09:04:04 ID:JV2JaXZA
さとり、お燐
497 :
森崎名無しさん
:2018/04/02(月) 11:50:28 ID:jqPmT8IA
さとり、お燐
498 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2018/04/04(水) 00:34:49 ID:v251F0pg
>さとり、お燐
鈴仙「う〜む。中々に知的指数の高そうな部屋ねぇ……」
何気なくお邪魔してみた聖屋敷の2号室は、他の部屋と比べて色々と異質だった。
室内はうず高く本が積まれており、机には色々な魔界の胡散臭いマジックアイテムやら古文書やらが並び、
私室というよりは何かの研究室のように見える。
さとり「私もこう見えて、好奇心旺盛な方なのですよ。
魔界の文化は素晴らしいですね。新しい小説のアイデアがどんどん湧いてきます」
コーヒーを啜りながら、優雅に部屋の主は口を開く。
どうやらこの部屋がこんなにも陰気臭く胡散臭いのはこいつのせいらしいのだが、
幸運な事に同居には何も異議を申し立てないらしい。
鈴仙「(お燐はなんだかんだでさとりさんが大好きだから良いとして。よく慧音さんが文句を言わないわね……)」
さとり「慧音さんは同好の士ですから。魔界の歴史書とかもあるのですよ?
あと、パチュリーさんもたまに遊びに来ます。陰気な読書家同士、彼女とは気が合うのですよね」
当然の権利の如く心を読んで来るさとりに対しては、もはや突っ込む気力も出てこない。
ただ、そう言われてみれば、さとり一人が読むにしてはこの即席図書室の蔵書は充実し過ぎているような気がした。
お燐「へっへっへ。それでお姉さん。今日という今日こそは、あたい達と遊んでくれるんだよね〜?」
鈴仙「あんたも居たのね、お燐……」
さとり「ふふ……お燐が居ないと、私は数時間で発狂してしまいますからね……モフモフ的な意味で」
鈴仙「あー、ちょっと分かるかも」
499 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2018/04/04(水) 00:35:52 ID:v251F0pg
ちょっと分かるような分からないような。相変わらずマイペースで独特な地底流の歓迎を受けながら、
(なお、同室の慧音は留守とのこと)鈴仙は三人でどんな事をしようか考えた。
A:さとりとお燐のサッカーでの課題や日常の悩みについて聞いてみる。
B:鈴仙の目指すべき選手像について相談してみる。
C:魔界地方都市をブラついて楽しんでみる。
D:さとりとお燐と一緒に小説を書いてみる。
E:イングランドの選手層について聞いてみる。
F:その他 自由選択枠
先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
500 :
森崎名無しさん
:2018/04/04(水) 00:49:01 ID:QYsSannI
E
501 :
森崎名無しさん
:2018/04/04(水) 01:15:48 ID:6jBFVg1E
E
502 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2018/04/10(火) 00:53:30 ID:???
最近忙しくて更新できてませんでしたが、ようやく一段落つきそうです。
明日は更新したいです。
503 :
森崎名無しさん
:2018/04/10(火) 01:22:16 ID:???
ご報告乙でした
504 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2018/04/10(火) 23:36:13 ID:7qSPFn8+
E:イングランドの選手層について聞いてみる。
鈴仙「あんた達って、イングランドに行ってたじゃないの。次の練習試合の相手に決まった。
だから今の内に、選手層だとか、情報を仕入れておこうと思ってね」
正確には鈴仙は決める側の立場に居たのだが、細かい事はどうでも良い。
そんな真面目な回答を聞いて、お燐は「火遊びじゃないのかぁ」とガッカリしていて、
さとりは「なんで火遊び限定なのよ」とジト目で突っ込みながらも、
さとり「それは良い心がけですね。褒めてあげましょう。良い子良い子」
お燐「お空と違ってお姉さんはおりこうさんだねぇ〜」
鈴仙「ムカツクわね……こいつら」
と、一応は協力的に応じてくれているようだった。たぶん。
さとり「で。イングランドユース選手の特徴ですが……」
気を取り直して、さとりはぽつぽつと話し始める。
彼女達はサッカーそっちのけでロンドンで探偵稼業をしていただの、副業で精神科医をやっていただの、
『サトリピア連続殺人事件』なる謎な怪文書を発刊していただの、
ハッキリ言ってロクな話を聞いていなかったが、彼女達は彼女達なりで真面目にやっていたらしい。
505 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2018/04/10(火) 23:37:37 ID:7qSPFn8+
さとり「やはり強豪国と呼ばれるだけあって、全体的な選手のレベルが高いですね。
以前パチュリーさんと談話をしていたのですが、
総合力だけで言えばイタリアにも匹敵するのではないか? という結論すら出ましたよ」
鈴仙「イタリア……サンパウロに居たストラットの出身国だったわよね。
だとすると、やっぱり強敵――」
お燐「――とは、言えないかなァ、たぶんね」
鈴仙とさとりの会話をお燐が遮る。無駄に訳知り顔の彼女だが、その表情には根拠があるようだった。
お燐「質実剛健を是としてるのか何なのか分かんないけどさ、大体の奴らはド派手な技の一つも持ってないんだもん。
確かにバランスは良いだろうけどさ、そんだけ。だいいちイタリアだって、世界トップクラスの強豪の中じゃあ
チーム全体の総合力的には下位だーって、前にこの部屋で、霞ちゃんと話してたじゃないですか」
さとり「……良く覚えているわね、お燐。正直、あんたの知能をバカにしてたわ」
お燐「あたいはこれでも知能派なんですよ。お空が暴れた時も怨霊を地上に送って危機を伝えるという、
機転の利いた頭脳プレーをしてたじゃないですか」
鈴仙「あんたの頭脳プレーの意図は、地上の誰にも伝わってなかったけどね……。
それに、要注意選手ってのが全く居ないって訳じゃあないでしょうに」
何かとあればすぐに脱線する主従に対抗して、鈴仙は会話を誘導しながら訊き返す。
するとそんな心を読んでくれたのか、さとりは素直に鈴仙の望む話題に持って来てくれた。
506 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2018/04/10(火) 23:38:42 ID:7qSPFn8+
さとり「イングランドで注意すべきは4名の選手。ロリマー君、リチャード君、テイラー君、ロブソン君。
そして……この中で特に注意すべきが、CBのロブソン君でしょうね」
鈴仙「センターバックで特に注意って、嫌な予感しかしないんだけど。腹筋力で惑星シャモを粉々にしたりとかしそうで」
さとり「は? 腹筋でどう惑星がコナゴナになるんですか。もうちょっと真面目に話して頂けませんでしょうか。
私達はサッカーの話をしている筈ですよ」
鈴仙「全く仰る通りなのがムカツクけど……まあ、それについて口論するのは置いといて。
やっぱり、守備力が滅法高いって事なのね? そのロブソン君ってのは」
淀みなく煽ってくるさとりに大人の対応をしながら、鈴仙は更に聞く。
さとり「ええ。端的に言って、彼は間違いなく、この世代最高峰のブロッカーと言えるでしょう。
ことブロックにおいて、彼に並びうる者こそ居れど、超える者は間違いなく存在しません。
そして、彼は決してブロック一芸ではない。強引なドリブルやパワフルなタックルは勿論のこと、
自慢の巨躯を活かしたクリアやダイレクトシュートも備えており、隙がない。
――スタミナについても同様であり、イングランドでは、”ロブソンは十二回殺さなければ死なない”などと恐れられていました。
それは大袈裟でしょうが、軽くミドルシュートを撃ちまくった位では、消耗は見込めないでしょうね」
鈴仙「まるでどこぞの大英雄みたいなヤツね……。ブローリン君とは別な意味でバケモノじゃないのよ」
お燐「まあまあ。GKはザルだからだいじょーぶだよ。うん。バランス取れてる」
鈴仙「それもどうなのよ……」
507 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2018/04/10(火) 23:40:47 ID:???
イングランドの複雑な守備事情に想いを馳せつつ、鈴仙は他の選手についての情報を聞き出したが、
ロブソンと比べてはこちらはアッサリとしていた。曰く、
お燐「テイラーくんはウイングのいけすかない系男子だよ。色々と小技を覚えてそこそこ存在感出してるけど、地味だよねぇ〜」
さとり「FWのロリマー君はイングランドサッカーにしては接触プレーを好みませんでしたね。
複雑怪奇なテクニックによって、ボールを思いの方向に弾ませる技術を究めたらしく、
シュート以外にもその技術を応用してくると想像されます」
お燐「FWはもう一人、リチャードくんってヤツが居るけど、あたいはこっち押しだね!
なんたって技がヤバい。殺人ドリブルに殺人タックルだよ! いや〜。
試合中に死体が出たら、拾ってもバチはあたらないよね? 不可抗力なんだし」
さとり「普通に罰当たりですし不可抗力って何だっけ状態ですね。
――ああ、でも。彼ら3人も彼ら3人で自分がロブソン君に至らない事を自覚しており、
時には3人で仲良く練習して、更なる力を得ようと奮闘しているらしいですよ?
……これ、誰にも口外してない絶対の絶対の秘密なので、イングランドの他の人にはバラしちゃダメですからね」
鈴仙「心を読めるって便利よね。そういう秘密特訓の事実も赤裸々に明かせるんだから……」
とのことだった。後半の方はいつもの雑談に戻りつつあった。
――が。これにも一応理由があり。
508 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2018/04/10(火) 23:41:57 ID:7qSPFn8+
さとり「世界トップクラスの選手はロブソン君だけで、他の3人は世界では少し秀でているレベルですから。
リオカップで対峙した強豪選手達と比べても、ロブソン君以外の3人は見劣りしますし」
鈴仙「……こいつら程度にてこずるようじゃ、世界で勝つのはどだい無理! ……って言いたい訳ね」
さとり「ええ。それが私がイングランドで見分し。そして他の国に修行に出かけた方々の心を読み、
外界のサッカー事情に詳しい霞ちゃんやコーチさんの心を読んだ結論です」
お燐「にしても、CBがメッチャ強くて、中盤は能力値はそこそこあるけど地味で、FWはちょい強敵って感じかぁ。
これなら、あたいのサイドアタックも光るんじゃないかな? かな?」
鈴仙「それは、……まあ。確かに、そうかもねぇ」
さとり「幾らロブソン君が強力と言っても、彼はGKでは無いし、たった一人しか居ません。
彼の間隙を突いてシュートを撃つ事は充分可能ですし、その為には、お燐の言う通り、
サイドからの揺さぶりが効果的かもしれませんね」
鈴仙「そうね。私も、布陣について検討する時の参考にするわ。ありがと」
509 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2018/04/10(火) 23:44:00 ID:???
何だかんだありつつも、それなりに鈴仙はさとりに対して礼を告げる。
すると、さとりは少しだけ驚いた顔をして、
さとり「……私にお礼ですか。知ってましたけど、つくづく暢気な方ですね」
鈴仙「……? 別に、色々教えて貰ったんだし、お礼を言うのは当然じゃないの」
さとり「当然……ですか。心の読める妖怪を前に、それを素で言えるのは、貴女の美点と思いますよ」
鈴仙「……褒めてるのよね。それ」
さとり「ええ。多分に」
――と、去り行く鈴仙に言い置いて見せるのだった。
*イングランドの選手に関する情報がある程度明らかになりました。
*さとりの絆ポイントが+2されました。5→7
*お燐の絆ポイントが+1されました。6→7
510 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2018/04/10(火) 23:45:25 ID:???
-------------------------------------------
☆現在の各選手の絆ポイント(感情値)一覧☆
名前 || 鈴仙 |
−− ++ −− ++
反町 || + 6 ||
星 || + 7 ||
佳歩 || 1 1 ||
パチェ..|| + 8 ||
アリス. || 1 3 ||
静葉 || + 7 ||
てゐ || 1 3 ||
慧音 || + 7 ||
お燐 || + 7 ||
穣子 || + 6 ||
ナズ || + 7 ||
つか || 1 0 ||
さと || + 7 ||
にと || + 8 ||
−− ++ −− ++
総合 ||117 ||
-------------------
+5〜+15まであります。+5で全面的支持、+10で全面的信頼・相棒、+15で魂の相棒です。
511 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2018/04/10(火) 23:58:40 ID:???
……と、言ったところで今日はここまでにします。
次は9日目の仲間行動フェイズなので、先に判定だけしようと思います。
先着1名様で、
★魔界転生→! card★
と書き込んでください。マークで分岐します。
JOKER→コーチ「ワシもたまにはコーチっぽい事したいゾイ!」コーチが名コーチモードになる!?
ダイヤ→反町「(試合に向けて、穣子さんと静葉さんとの連携を確認するぞ!)」反町がやる気だ!
ハート→お燐「わっせ、わっせ……」お燐が殊勝にもトレーニングしてる!?
スペード→にとり「畜生……私は天才発明家なんだ。ひらめきは天才の母なんだぁ…」にとりが発明してた!
クラブ→霞「出来た! これが敵チーム選手の能力値を測定できるスカウターです!」霞が発明してた!
>>503
乙ありがとうございます。お蔭様で再開できました。
512 :
森崎名無しさん
:2018/04/10(火) 23:59:03 ID:???
さとりとの最後のやり取り、良いなあ
ここの鈴仙さんホントに素敵なキャラになった
513 :
森崎名無しさん
:2018/04/11(水) 00:00:31 ID:???
★魔界転生→
クラブ10
★
乙でした
514 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2018/04/11(水) 23:11:34 ID:???
少しだけになりますが更新します。
>>512
ありがとうございます、そう言っていただくと大変嬉しいです。
普段は素直なのんき系女子、でもやるときゃやる的なイメージです。
当初はもっと卑屈でいざという時も基本逃げ腰な感じでしたが、成長したと思います。
>>513
乙ありがとうございます。
515 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2018/04/11(水) 23:13:58 ID:sZFSLh3U
〜魔界生活9日目 仲間行動フェイズ〜 −練習試合まであと2日−
クラブ→霞「出来た! これが敵チーム選手の能力値を測定できるスカウターです!」霞が発明してた!
ピッ……ピピッ……。ウィ〜ン……
霞「よし、できたっ!」
練習後、鈴仙がさとり達から練習試合相手の情報を仕入れていたように、
得意の諜報技術を活かしてチームスタッフに採用された霞もまた、
自分の得意な方法で、仲間達の利となる情報を得ようとしていた。
霞「前に藍さんから貰った、周囲の選手の能力値を測定する為のスカウターでしたが。
今回の改良が上手くいってれば、その場に居ない選手であっても。
インターネット経由で映像や画像データを取り込んで、能力値が算定できるようになってる筈です!」
霞は魔界に来てからの約10日間の合間を、スカウターの改良作業に取り組んでおり、
そして今、多少の課題は残せども、一定の域までこぎつけたのであった。
霞「問題があるとしたら2点で、調査対象をざっくりとしか選べない事と、
インターネットを利用した能力値測定は時間と電池を食うから、一日一回しか出来ない事だけど……」
――とはいえ、そこは問題が多々ある事が前提の上でもあるのだが。
霞「とにかく。テストも兼ねて、一回使ってみないとね! え〜っと。”イングランド 選手 能力値”……って入力して……」
右目に装着したモノクル状のスカウターから立体映像が表示されると、
霞は投影型キーボードを器用に操り文字を入力する。そして暫くの後、現れた調査結果は……。
516 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2018/04/11(水) 23:16:06 ID:sZFSLh3U
先着1名様で、
★スカウターの性能→! card★
と書き込んでください。マークで分岐します。
JOKER→選手11人全員の能力値と必殺技リスト全公開だ!
ダイヤ→ロブソンの能力値が判明!
ハート→ロリマーの能力値が判明!
スペード→リチャードの能力値が判明!
クラブ→テイラーの能力値が判明!
クラブA→トーマス(モブGK)の能力値が判明! 別にいらない!
517 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2018/04/11(水) 23:22:27 ID:???
と、言ったところで非常に短いのですが、今日はここまでにします(汗)
518 :
森崎名無しさん
:2018/04/11(水) 23:22:29 ID:???
★スカウターの性能→
ダイヤ9
★
519 :
森崎名無しさん
:2018/04/12(木) 00:20:21 ID:???
乙でした
今更だけど霞ちゃんは一人だけ未来を生きてるなw
520 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2018/04/12(木) 23:38:21 ID:FOqHF5Xc
★スカウターの性能→ ダイヤ9 ★
ダイヤ→ロブソンの能力値が判明!
ピピピ……
機械的な電子音の後、スカウターは霞達が最も知りたい情報をはじき出してくれた。
選手名 ド パ シ タ カ ブ せ 総 高/低 ガッツ 才
ロブソン .54 53 55 57 56 58 57 390 3/2 999 9
ロブソン
強引なドリブル(1/2でドリブル+2、吹飛2)
ギガースヘッド(高シュート+6)300消費
メガトンタックル(1/2でタックル+3、吹飛2)
パワータックル(1/4でタックル+2、吹飛4)
パワーブロック(1/4でブロック+4)100消費
ヘビーブロック(1/4でブロック+6)150消費
ギガントブロック(1/4でブロック+8)250消費
ティターンブロック(1/4でブロック+10)300消費
ギガースクリア(高クリア+3)150消費
スキル・ゴッドハンド(絶対に負傷しない。ガッツが300を下回った場合、自動的にガッツが999まで回復する。1試合1回限り)
霞「こ、これは……イングランドのキャプテンにして世代屈指のCB・ロブソンさんのデータですっ!」
青天の霹靂とも言える幸運に霞は目を丸くして、その後すぐに別な意味で驚愕する。
霞「総合力390点は、ニネー指数に置き換えると516。エル・シド・ピエールさんやファン・ディアスさん。
それにサンパウロの大空翼さんと互角の、まさしく世界トップクラスの選手の証!
まあ、この辺は想定の範囲内でしたが……予想以上に技に恵まれていますね。
流石に突破力や破壊力ではディウセウさんに一歩劣りますが、守備力はそれ以上。
そして――なんですか、この謎なスキル」
521 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2018/04/12(木) 23:44:04 ID:FOqHF5Xc
霞「絶対に負傷しない上、ガッツ切れペナルティが付きそうになったら全回復ですって?
反則も良い所じゃないですか。まあ、世界最高峰の選手達は皆そうなんだけど……」
実際にデータで記されたのは今回のロブソンが初めてだが、
これまでの種々の試合の映像を見て、霞はある一定の仮説を立てていた。
即ち、世界トップクラスの選手は必ず、大なり小なりの反則的な”固有スキル”を有しているという仮説。
霞「たとえば、大空翼さんの『ファンタグラジスタ』みたいな。ただのファンタジスタに加えて、
色々な特性や恩恵を持ったスキルを持つ選手と、これからは対戦する事になるでしょうね。
私達も、対策を練らないといけないんですけど……」
奇しくもさとり達が鈴仙に語ったのと同じく、霞もまた、ロブソン個人はともかく、
イングランド自体は今のリトルウイングズにとって、さしたる脅威にはならないと確信していた。
彼女が憂うのは、その次。将来対戦するであろう、強豪中の強豪に対し、鈴仙達がどう対抗するかだった。
霞「ロブソンさんクラスの選手が2人居たり、3人居たり。
……もしかしたら、11人居たりする反則チームとだって、私達は戦う事になるかもしれない。
その時には、実力で真正面からぶつかるだけじゃあ、絶対に勝てない。
だからこそ。私はもっと内部の地盤を固めて、外部の情報を集めなくっちゃね」
霞は決して、自分が選手として活躍できない事を辛いと思わない。
むしろこうして、内政官や諜報官として他の誰にもできない仕事を担う事に誇りを感じていた。
霞「さてと。この仕事は終わりにして、次は資産運用してたチーム費の状況をチェック……って、ええっ!?
メンズアパレル・バルバスの株が暴落してるじゃないの!? 新事業開始の話はどうなって?
は、ハァ? 代表取締役がわいせつ物陳列罪で逮捕されてイメージダウンですって!?
と……とにかく! アルゼンチンの警察とマスコミに一報入れて、さっさと揉み消して貰わないと……」
――無論、その仕事の裏は決して楽ではないし、決して清廉であるとも言い難い。
しかし、彼女はそんな面は周囲にはおくびにも出さず、今日もチームの縁の下を支え続けるのであった。
九日目終了
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