※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ
現行スレ
投票
最新20
板
1-
前
次
新
レス
【そんなタイトルで】アナザー カンピオーネ1【大丈夫か?】
[517]アナカン ◆w2ifIqEU72 :2010/12/14(火) 20:02:08 ID:??? 放送「さあミラン対ローマ、遂に試合開始です! この試合の勝者がフィオレンティーナと決勝の椅子を賭けて戦う事になります。 予選を楽勝で勝ち抜いてきたローマに対し、ミランは苦戦を強いられてきています。 けれどもここはサンシーロ・スタジアム、ACミランのホームグラウンドですからね。 是非とも勢いをつけて勝ちたいところ・・・ おっと、まずはヘルマーくんにボールが渡る! 彼のテクニックは注目です!」 ヘルマー(さてWGの実力が判らないうちは迂闊にサイドを使えないが・・・。) ダダッ! 放送「おっと! ヘルマーくん、早速ドリブルで切り込んでいくぞ! ディミトリオくんとデヤンくんが迎え撃つが、どうだ!?」 ヘルマー(中央のお前達は丸裸なんだよ!) ディミトリオ(通すかよ・・・!) デヤン「あ、バカ! 無闇やたらに突っ込むクセ直せよ!」 ファルコーニ「・・・」
[518]アナカン ◆w2ifIqEU72 :2010/12/14(火) 20:05:11 ID:??? 先着で ★鳴り物ファルコーニ→!card と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。 ダイヤ、ハート→抜かれるのを考慮し、すでに距離を詰めていた。 スペード、クラブ→距離は詰めていないが、一定の間合いを取ろうとしている。 JOKER→ディミトリオのタックルがヘルマー“さん”を吹き飛ばした。 ※ ・・・といったところで本日のアナカンはお開きです、また次回も宜しくお願い致します。
[519]森崎名無しさん:2010/12/14(火) 20:05:38 ID:??? ★鳴り物ファルコーニ→ スペードA
[520]アナカン ◆w2ifIqEU72 :2010/12/15(水) 12:11:57 ID:??? >スペード→距離は詰めていないが、一定の間合いを取ろうとしている。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ディミトリオ「そんなに足がボールから離れたドリブル!」 ヘルマー(フフ、コンパクトじゃないドリブルにはとにかく突っ込んでくるんだよな・・・ そう、お前の悪癖は予習済みってやつさっ!) トーン トーン トッ! トッ! トーン! ディミトリオ(!) ボールに触れる間隔が広いドリブルから、突然リズムを変えた素早いダブルタッチ。 ヘルマーは、意表を突かれ硬直したディミトリオを悠々と抜き去り・・・ 続いてもう一人、デヤンに相対した。 ヘルマー「ゲルマン民族の性なのか分からんが・・・キチョーメンな性格でね、お前を抜く前に ちゃんと前の「カス」を置き去りにして、キチッと1対1で抜きたかったんだよ。」 デヤン「なんだと、このドイツ野郎(シュワーボ)!」 ヘルマー「お前は一本のCDを聞き終わったら、キチッとケースにしまってから次のCDを聞くだろ? 誰だって、そーする、オレもそーする・・・・・・こんな風にな!!」
[521]アナカン ◆w2ifIqEU72 :2010/12/15(水) 12:14:22 ID:??? ダダダッ! デヤン(脚が・・・!? 何本にも見え・・・・・・) 今度は目が回るようなスピードの連続シザースと細かいボールタッチ。 デヤンにはまるでヘルマーの脚が3本、4本とあるように見え、為す術もなく抜き去られた。 ヘルマー「次ィッ!」 ・・・と気合を吐いたヘルマーは、「ハァ?」と肩透かしを食らわされる。 詰めて来るだろうと踏んでいたファルコーニが、間合いの遥か外に居るのである。 だが直ぐに、ファルコーニがキッチリと測った間合いを保っている事に気付いた。 しかもその位置取りからして、相手の目的は明白だった。 ヘルマー(チッ! 嫌らしい小僧め、ランピオンへのパスコースを妨げているつもりか!?) ファルコーニ(さて、どう出る・・・?) 先着で ★几帳面ヘルマー→!card と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。 ダイヤ、ハート→オレの予定は、お前を抜いてドリブルゴールなんだよ! スペード、クラブ→そのつもりならジリジリ進んで“キッチリ”25mの位置からドライブシュートだ! JOKER→なんか冷めちまったし・・・ここはサイドを使ってみるかなぁ。
[522]森崎名無しさん:2010/12/15(水) 12:19:19 ID:??? ★几帳面ヘルマー→ スペード3
[523]アナカン ◆w2ifIqEU72 :2010/12/15(水) 13:19:21 ID:??? >スペード→そのつもりならジリジリ進んで“キッチリ”25mの位置からドライブシュートだ! ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ヘルマー(そのつもりならジリジリ進んで“キッチリ”25mの位置からドライブシュートだ!) ヘルマーは強引に切り込む事をせず、ファルコーニとの間合いを計算しつつゴールに近付く。 鍔迫り合いのような睨み合いの中、ヘルマー、ファルコーニの両者共に隙を見せる事はないが、 徐々にゴール前まで押される形になっていた。 ファルコーニ(ランピオンにはガチガチにマークを着け、パスコースもシャットアウトしている。 大丈夫だ、一部の隙間もない。 これなら奴の選択肢はきっと・・・) ザッ! ここでヘルマーがステップで距離を取り、脚を高く振り上げた。 ファルコーニも急いで距離を詰めるが、シュート前に弾ける間合いにはない。 ヘルマー「いけぇぇぇぇぇ! ドライブシュートォォッ!!」 ファルコーニ(大丈夫、この距離ならきっとアントニオが止めてくれる・・・!) 先着で ★ドライブシュートェ・・・→!card と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。 ダイヤ→・・・と思ったら、ファルコーニがシュート前のボールを掠め取ったでござる。 ハート、スペード→撃たされたドライブシュート、GKに防がれた。 クラブ→GKがギリギリ弾いてCK。 クラブA、JOKER→おっと、これは只のドライブシュートではないんだな。
[524]森崎名無しさん:2010/12/15(水) 13:23:41 ID:??? ★ドライブシュートェ・・・→ スペード9
[525]アナカン ◆w2ifIqEU72 :2010/12/15(水) 18:29:19 ID:??? >スペード→撃たされたドライブシュート、GKに防がれた。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ザシュゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ!!! 脚を独特の角度で振り降ろし、親指の根元に引っ掛けて回転を与える南米のドライブシュート。 ドイツ人のヘルマーも独自でこの方法を見出し、そして自らの得意技に昇華してみせている。 そのセンスは勿論評価に値する物であったが・・・。 アントニオ「ッシャー、ンナロー!!」 バキィ! ここではミランGKアントニオのナックルパ・・もとい、パンチングに大きく弾かれてしまう。 それもランピオンに競り合われる事を避けるため、サイドに向けて大きくである。 このプレイに湧くミランDFと、仰天の声をあげるヘルマー。 ヘルマー「なにぃ!?」 ミランDF「ナイスナイス!」「やるじゃんアントニオ!」 アントニオ「へっへ、 危ぶむなかれ! オレは将来アズーリの1番を背負う男だぜ? (・・・とは言え結構な威力だぜ、PAの近くで撃たれたくはねーな。)」
[526]アナカン ◆w2ifIqEU72 :2010/12/15(水) 18:31:06 ID:??? 観客席ではフィオレンティーナの面々が口々に評価をしていた。 まだ1本目のシュートが放たれただけだが、予想以上に見所が多いのである。 ラムカーネ「対年齢に限定した高い身体能力を確認・・・なかなかのGKと判断される。」 中山「ああ、あの6番がシュートコースを限定させていたとは言え、回転の強い ドライブシュートをあれだけ確(しっか)り弾くのは並みのGKじゃ無理だ。 バンビーノ、あいつの事も知っているのか?」 バンビーノ「いや・・・あいつは知らない。 おそらく地方からスカウトされてきた奴か・・・」 レントゥルス「ローマのヘルマーって人も結構凄かったねー。」 ダラピッコラ「おう・・・キレキレの足技持ってやがるぜ・・・!(けど、今のオレなら勝負になる筈。)」 三杉(アンドレア・ファルコーニか・・・派手さはないけれど、小細工が通用しない雰囲気を持っている。 まだ序盤で何とも言えないが、バンビーノが声高く言うほどの選手なら・・・。) アントニオが弾いたこぼれ球はミランの右SBが拾い、今度はミランの攻撃が始まった。 相手に当たられる前に早くパスを繋いで前線に送ろうという狙いのようだが・・・。
[527]アナカン ◆w2ifIqEU72 :2010/12/15(水) 18:35:35 ID:??? 三杉「おかしい・・・。」 新田「へっ? どうかしたんですか三杉さん?」 三杉「ああ・・・ローマの守備なんだが、これまで見てきた物と様子が違う。」 新田「・・・と言うと?」 三杉「僕の記憶だと、ローマの守備はマンツーマンに近く、もっと積極的だった筈だ。 けれど今のローマは完全にゾーンディフェンス・・・ミランにデータの無い選手が居るとは言え、 それはFWの話。 中盤はもっと積極的に当たっても良い筈だと思うのだが・・・。」 ハテな・・・と三杉が首を傾げると、この疑問にマルコが反応した。 マルコ「多分、フィッツウォルタが相手の選手を観察しているんだよ。」 新田「えっ! 試合中に!?」 マルコ「うん、試合中でもだよ。 ああ言ったスタンダードで堅実な守備は、どうしても遅攻で崩さ ざるを得ない。 当然ミランの選手達もボールに触れる頻度が増加するし、急な展開でない からこそ、中盤の奥底に居るフィッツウォルタにとっては打って付けの状態になっている。」
前
次
写
名前
E-mail
0ch BBS 2007-01-24