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【鈴仙のいいところ】鈴仙奮闘記12【見てみたい】
[30]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ ：2013/11/20(水) 23:27:03 ID:??? 実況「――さあ！ 試合はいよいよ後半戦です！ この急遽開かれた、紅魔スカーレットムーンズ対妖怪の山ＦＣの練習試合！ 試合序盤こそほぼ互角に渡り合えていた妖怪の山ＦＣですが……やはり、 試合が進むにつれて押されてしまい、現在は３－１！ ２点差を喫しております！ しかも、妖怪の山ＦＣにとってみればここからが本当の地獄！ 何故なら……」 観客「ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア！！」 「来た！ エース来た！ これで勝つる！」「ホント、紅魔館の奴らは反則だよなぁ」 「レミリアさんでさえ一流の選手なのに、それと互角かそれ以上がもう一人居るんだからな」 「もうだめだ、おしまいだぁ……」「フランちゃーん！ ウフフ！」 パチュリー「……全く。 賢者ともなると庶民達の期待の声が大きすぎて困るわ」 レミリア「ホント、その通り。 妬けちゃうわ」 パチュリー「…フフ、レミィも精進なさいな。 ――あっ、そうだ。 今ならレミィも弟子にしてあげても良いけど？」 レミリア「（こいつ、こんなキャラだったかしら……？）」 実況「――そう、何故なら後半の紅魔スカーレットムーンズにはあの人が居る！ パチュリー・ノーレッジ選手です！ 永遠に幼き紅帝の第一の友人にして、 紅魔館の知識人とも称される彼女のプレイはまさに芸術的！ そして彼女を起点に繰り広げられる七曜の戦術に、これまで数多くのチームは 惨めに敗れ去って行きました！ 既に２点差のついたこの勝負にパチュリー選手を 投入したスカーレットムーンズ、目指すはこれからのパーフェクトゲームでしょうか！」
[31]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ ：2013/11/20(水) 23:28:04 ID:??? パチュリーの登場に湧く観客席、そして紅魔スカーレットムーンズ。 この会場に居る多くの者が、スカーレットムーンズの勝利を…妖怪の山ＦＣの敗北を信じて疑わなかった。 そして、その多くの者には……当の妖怪の山ＦＣのメンバーの一部が含まれていた。 射命丸は、オーバー過ぎる程のため息を吐き、早くも相手の強大さに戦意を喪失したかのように振舞う。 射命丸「…はぁ。 こりゃ帰ったら始末書ものですね」 はたて「ちょっと文ったら、諦めんの早すぎ！ いくら相手が凄いからって分身が出来る訳でもないんだから。 そのパチュリーって奴の居ない穴を突けば―――」 そして、それを真っ先に咎めるのは、彼女の親友でもありライバルのはたて。 箱入り娘的な彼女は、烏天狗にしては純真で生真面目な心を持っていたため、 後半開始直前にも関わらず……軽い口論は収まらない。 射命丸「…本当に、はたては世間知らずねぇ。 貴女は、彼女のプレーを。 その戦術を間近で見たことが無いから、そういった事を言えるんだから」 はたて「へ？ ちょっと文、それって馬鹿にしてるの！？ ねぇ、―――！」 射命丸「おっと。 ……もうすぐ試合開始です」 結局、はたての糾弾からそそくさと逃げるように話を閉じる射命丸だったが… しかし、彼女は心の底から試合を諦めては居なかった。 試合開始に備えて、自身の持ち場である右サイドへと向かいながら、射命丸はこう呟いていた。 ―――心配しなくても私だって、このまま無様に負けたくはない。 それに――噛ませ犬には、噛ませ犬なりの戦い方だってあるんですからね。 はたて「文……」 それを聞いたはたては、持ち場である中央にて――キッ、と前をもう一度見つめ直した。
[32]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ ：2013/11/20(水) 23:29:10 ID:??? ―――ピィイイイイイイッ！！ 実況「さあ、紅魔スカーレットムーンズのキックオフで後半開始です！ 妖怪の山ＦＣは陣形をほぼ変えず、前半の陣形通りで攻めに行きましたが……」 －－①－－ ①にとり ④－③－② ③穣子 ②河童 －－－－－ －－⑤－－ ⑤静葉 ⑧－－－⑥ ⑧雛 －－⑩－－ ⑩はたて ⑦－－－－ ⑦射命丸 －－⑨－⑪ ⑨椛 ⑪反町 妖怪の山ＦＣ：３－４－３ 紅魔スカーレットムーンズ：４－５－１ －－⑨－－ ⑨レミリア ⑪－－－－ ⑪フラン －⑧－⑩－ ⑩パチュリー －－－－－ －⑥－⑦－ ⑥咲夜⑦小悪魔 ③－－－⑤ －②－④－ －－①－－ ①美鈴 実況「紅魔スカーレットムーンズは、やはりパチュリー選手に合わせてフォーメーションを変えて来ました～！！ ＣＢだった咲夜選手、ＯＭＦだった小悪魔選手をボランチに置いて、自身はいつも通りＯＭＦの位置に！ そしてフラン選手を射命丸選手側の左サイドに配置しており、前半とはまた別の形の攻撃を見ることができそうです！」 パチュリー「（助っ人の彼は……まぁ、こっちがもう１点取られるまでは投入しなくても良いでしょう。 ――取られる事は、ほぼ無いと思うけれどね。 この賢者がひそかに夜なべして考えた、賢者のフォーメーションの前では…ウフフ……）」 レミリア「（まーたパチェが変な事考えてそうだけど……。 このフォーメーションもそこそこ考えてはいるようね。 褒美として、あの子の目の下のクマについては放っておいてあげましょ）」
[33]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ ：2013/11/20(水) 23:33:29 ID:??? 実況「そして…試合の方は現在パチュリー選手がパスを交えながら、 堅実にボールキープをしている様子ですが……」 パチュリー「――そろそろ、行くわよ」 バシュッ！ 実況「パチュリー選手、ここでロングパスを上げた～！ 果たしてその行方は～！？」 先着１名様で、 ★パチュリーのゲームメイク→!card★ と書き込んでください。マークで分岐します。 ＪＯＫＥＲ→ポムッ！ 反町「あれっ、簡単に取れたぞこのパス」 パチュリー「……むきゅ、失敗したわ」 レミリア「（こいつの肺にコークスクリューブローでも入れてやろうかしら）」おっと、ここでパチュリーさんの厄引きだ！ ダイヤ→ハート＋パチュリー「（ここは手っとり早く１点が理想かしら）」フランへパス！ そして…！ ハート→パチュリー「シュートも良いけど……ドリブルも楽しいわよ、フラン！？」フランへパスだ！ スペード・クラブ→パチュリー「小悪魔、貴女こそが試合を動かす重要なポジションよ」小悪魔へパスだ！ クラブＡ→パチュリー「さあ、貴女の本気を魅せる時よ小悪魔！」小悪魔「はいっ、パチュリー様！」小悪魔へパス！ そして…！？
[34]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ ：2013/11/20(水) 23:34:56 ID:??? …と、いったところで今日の更新はここまでにしようと思います。 それでは、皆さま、本日もお疲れさまでした。
[35]森崎名無しさん：2013/11/20(水) 23:35:13 ID:??? ★パチュリーのゲームメイク→ ダイヤ9 ★
[36]森崎名無しさん：2013/11/20(水) 23:35:21 ID:??? ★パチュリーのゲームメイク→ クラブJ ★
[37]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ ：2013/11/20(水) 23:37:01 ID:??? …と、寝る前に一点修正を。 ＞紅魔スカーレットムーンズ：４－５－１ とありますが、正しくは ＞紅魔スカーレットムーンズ：４－４－２ ですね。失礼致しました。 色々とフォーメーションに試行錯誤してたのがバレて恥ずかしいですｗ
[38]森崎名無しさん：2013/11/21(木) 00:30:28 ID:??? 乙でした。 フランがウィングか、砲台だと思ったのは早計だった。少なくともドリブルはできる。 ただ、基点にはなれるかどうか分からん。（ボブ扱いされてるからタックルもあるかな？） ボックス型4-4-2ウィング併用と思ったけど、4-5-1なのか。フランとレミリアこき使う気満々だよパッチェさん。 得点も失点も3点未満の試合無さそうだなこれ…
[39]38：2013/11/21(木) 18:15:34 ID:??? っと、失礼。タブ開いたまま放置しており更新してませんでした。 …もしかしたら美鈴って、寝てた方が強いなんてオチがあるんじゃ。
[40]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ ：2013/11/21(木) 23:32:53 ID:??? こんばんは。今日も更新をはじめていきます。 >>38さん 乙ありがとうございます！＆いえいえ、こちらこそ失礼しました。 ↑の方でフラン＝ポブルセンと書きましたが、 まんまじゃなくてドイツメンバーに当てはめるとしたら、ですね。 小悪魔もメッツァ程総合力は高くないですし、割と適当ですｗ 仰るとおり、この形のスカーレットムーンズの攻撃力は高いですね。 第一章のみならず、第二章（選抜大会編）を含めても最強なのではないかと思います。 守備力は…確かにやや低いままかもしれないですね。 美鈴が寝た方がマシっていうのは、初期森崎が悟りサービングした方がマシとかそんなレベルですｗ
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0ch BBS 2007-01-24