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1- レス

【ツバサハ】キャプテン森崎32【タダシクナイヨ】


[545]2 ◆vD5srW.8hU :2009/07/13(月) 13:31:30 ID:u5EQ8NDH
ストラット「ミアータ…」

ミアータ「探したのよ…この三年間、ヨーロッパ中を…それでも全然みつからなくて、会いたくて…!」

涙。恨み。怒り。蔑み。ありとあらゆる負の感情に備えていたつもりだった。
彼女がまだ自分を求めてくれるなど、絶対に有り得ない筈だった。

ミアータ「ずっとずっとこうしたかった。もう一度貴方の腕に抱かれたいと泣かなかった夜は無かったわ… 省43

[546]2 ◆vD5srW.8hU :2009/07/13(月) 13:31:52 ID:u5EQ8NDH
ストラット「そんな俺に戻ってこいと…ミアータ!そんな事を言ってはダメなんだ!」

ミアータ「どうして…?」

ストラット「もう俺の事なんか忘れてくれ!それが俺が君に出来る精一杯なんだ!
自分でも酷い男だと思う。だけどもう俺はイタリアに戻る事も君と一緒に居る事も出来ないんだ!
怖いんだ!もう俺は誰に憎まれても構わない、憎まれるのは怖くない!
大切な仲間達を、愛する君を!これ以上傷つけるのが怖くて堪らないんだ!」

ミアータ「…ウソよ」
省34

[547]2 ◆vD5srW.8hU :2009/07/13(月) 13:32:34 ID:u5EQ8NDH
ストラット「何故そこまで…」

ミアータ「だって…約束してくれたじゃない。今は無理だけど、後5年以内にプロになって
ガンガン稼ぐから前払いだって。最初の契約金でスイス旅行に行こうって…言ってくれたじゃない…」

ストラット「俺は…俺、は…」

時の流れを水に例えるのならば、その水にどれだけ晒されても錆びず色褪せない思い出もある。
ふとストラットは底なし沼の中からミアータの姿をした天使に手を引かれ、何処か高い所へ連れて行かれる感覚に陥った。 省48

[548]2 ◆vD5srW.8hU :2009/07/13(月) 13:34:07 ID:u5EQ8NDH
いったんここまで。
我ながらキャプ森を書いたとは思えない…

[549]創る名無しに見る名無し:2009/07/13(月) 13:51:33 ID:KutpZpN6
ミアータの考えが読めんな・・・
これは1/3の純情な感情なのか・・・

[550]創る名無しに見る名無し:2009/07/13(月) 14:47:32 ID:mqRBVKjr
ミアータ「(……計画どおり。ストラット、ちゃんと償ってね。そう、 一 生 懸 け て )」

[551]創る名無しに見る名無し:2009/07/13(月) 15:22:13 ID:5ZXPTOA4
ヤンデレのミアータに死ぬほど愛されて眠れないストラット

[552]2 ◆vD5srW.8hU :2009/07/13(月) 18:48:06 ID:u5EQ8NDH
ここで場面をラウンジに居る翼たちに戻そう。翼は数分間沈黙した後、意を決した様に座り直した。
ちょうどアマラウとマウリシオがポテトチップスの袋を持ってきたタイミングだった。
ドトールはコーヒーを静かに啜り、バビントンはじっと座っている。

翼「…順を追って話した方が分かりやすいと思う。俺と森崎の出会いの前後から」

バビントン「うん。それがいいと思うよ」

マウリシオ「ドンドンどーぞ!」
省39

[553]2 ◆vD5srW.8hU :2009/07/13(月) 18:48:25 ID:u5EQ8NDH
バビントン「うわあ…日本ってそうなのかい?」

マウリシオ「マジ!?ちょっと信じられないって!」

ドトール「理屈としては、サッカーが広まっていない国もあると分かるが」

アマラウ「ハッキリ言って全然想像できねえなあ」

翼「だろうね。でも実際にそうなんだ。そんな国で育った俺は、物心つく前からサッカーが大好きだったんだ。
両親の話では1歳の頃に車に撥ねられた時サッカーボールのお陰で助かったそうだけど…これは多分作り話だろうね。 省78

[554]2 ◆vD5srW.8hU :2009/07/13(月) 18:49:48 ID:u5EQ8NDH
翼「俺としては嫌いで鬱陶しい存在だったけど、同時に使えるキーパーならガマンするつもりだったんだ。
バカな事をしてチームをピンチに陥れるのは本当に腹が立ったし、その癖威張り散らしているのは
心底軽蔑したけど、他に実力のあるキーパーが居なかったからしょうがない…それで良かったんだ。
上の年齢のチームに移った時、俺じゃなくてあいつがキャプテンに選ばれるまでは」

バビントン「(あ、核心らしき場所に近づいた感がするぞ!)」
省61


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0ch BBS 2007-01-24