※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ 現行スレ 投票 最新20

1- レス

【井の中の虎】キャプテン森崎34【大海を知らず】


[373]創る名無しに見る名無し:2009/12/15(火) 01:25:50 ID:pKNmKicL
二股乙でしたー

[374]2 ◆vD5srW.8hU :2009/12/15(火) 07:17:17 ID:xoeFr05+
>E 「中山について相談したかったんだ」

岬「中山くんに関して?」

森崎「おう。南葛高校ではお前を一番頼りにしていたみたいだしな」

岬「…分かった。僕の部屋に来てくれるかい?今なら松山は多分居ないと思う」

森崎「サンキュー、お邪魔するぜ」

森崎は岬に連れられるまま岬と松山の部屋に入った。
岬の言った通り松山は出かけているらしく不在で、森崎と岬は二人きりになる事が出来た。
省28

[375]2 ◆vD5srW.8hU :2009/12/15(火) 07:18:03 ID:xoeFr05+
森崎は落ち込んだ表情を隠せなくなり、それを誤魔化す様に岬が注ぐウーロン茶の湯気を眺めた。
岬も黙って二人分のウーロン茶を淹れてから椅子に座り、二人の間に沈黙が訪れる。

森崎「…岬、教えてくれ。あいつが俺を疎んでいる様子はあったか?」

岬「僕の知る限りでは皆無だよ。高校では時々君の電話の内容を話す事もあったし、リハビリに励んでいる頃
励ましに行ったら”今頃森崎はもっとキツいトレーニングをしている筈だ”と言っていた事もあったよ」
省57

[376]2 ◆vD5srW.8hU :2009/12/15(火) 07:18:28 ID:xoeFr05+
森崎「日向の野郎…余計な真似しやがって。俺にはボロ負けしたくせに」

岬「それも結果の一つだよ。多分中山くんは今悩んでいるんじゃないかな。
君の力になりたい。だけどそれは君に頼っていて叶えられる物じゃないんじゃないか?
しかし君に立ち向かった小次郎は君に敗れた。ならば一体どうすれば良いのか?」

森崎「………」

岬「あくまで僕の推測だけど、概ね外れていないと思うよ」

語りたい事を全て語った岬はまたウーロン茶を啜る作業に戻った。 省41

[377]2 ◆vD5srW.8hU :2009/12/15(火) 10:53:33 ID:xoeFr05+
>D 「こればっかりは中山の自力で解決してもらうしかないな」

岬「…おや」

ここで初めて岬は意外そうな顔をした。森崎が出した結論が自分の予想から
外れていたのか茶碗を置いてまじまじと森崎の顔を見つめている。

森崎「なんだよ、豆鉄砲食らった鳩みたいな顔しやがって」

岬「ごめん。僕は君に行動派のイメージを抱いていたから、中山くんに話をつけにいくかも?って思っていたんだ」
省38

[378]2 ◆vD5srW.8hU :2009/12/15(火) 10:53:46 ID:xoeFr05+
岬「ごめんごめん。でも最近はあまり変わった事はしなくなったね?」

森崎「実力がついたからな。正攻法で勝てるのにわざわざ奇策に打って出る理由はねえ」

岬「うん、そうだろうね(その割にイタリアJrユース戦みたいにただ目立ちたいだけじゃないかって思わされる事もあったけど)」

森崎「だが昔からそうだった訳じゃねえ。南葛SCで若林が怪我で抜けた時、
どいつもこいつも慌ててただろうが。まるで若林以外にGKは居ないかの様に…全く」
省51

[379]2 ◆vD5srW.8hU :2009/12/15(火) 10:54:01 ID:xoeFr05+
翌日の午前の練習は前半がセットプレイの練習に費やされた。フリーキックとコーナーキックが
攻撃時と守備時両方を想定して行われ、プレイスキッカー達はキックの精度や選択肢の多さを競い合い、
合わせる方は自分の力を見せ付けるないし他者を活かす動きをアピールした。

その中で4人飛びぬけた働きを見せる者達が居た。

若島津「キェエエエエエエエエ〜〜〜ッ!!」
省35

[380]2 ◆vD5srW.8hU :2009/12/15(火) 10:54:24 ID:xoeFr05+
そして午前練習の後半は多くの選手達を驚かせた。

ピィーーーーーッ!

見上「全員集合!………よし皆聞け、セットプレイ練習はここまでだ。ここからは三杉を鍵とした戦術練習を行う!」

全日本ユースメンバー「ええっ!?」「三杉を中心にって…」「武蔵が良くやってたオフサイドトラップとかか?」

森崎「(おー、三杉の奴Jrユース時代のコーチの威光だな。上手くやりやがって)」

見上「今日導入する戦術はパスに寄る速攻、ファストブレイクだ。 省45

[381]2 ◆vD5srW.8hU :2009/12/15(火) 10:54:44 ID:xoeFr05+
練習終了時には三杉に向けられる視線に改めて敬意が篭もった事は言うまでもない。
しかし昼食時に起きた出来事の為に三杉は好意以外の感情も集めてしまう事になった。

葵「いや〜、凄いですね三杉さん!プロのコーチかと思いましたよ!」

三杉「昔からこういう事は得意なんだよ」

森崎「(小学生の頃からやってたからなあ。翼とは別の意味で目立ちたがり屋だぜ)」

次藤「のう、森崎」

森崎「ん?(まさか…)」
省43

[382]2 ◆vD5srW.8hU :2009/12/15(火) 10:55:21 ID:xoeFr05+
早田「なんで三杉とばっかりなんだよ!」
次藤「これは明らかにヒイキっちゃなか!?」
中里「一人で練習し続けるのならばまだ分からぬが…」
反町「これじゃまるで三杉の専属コーチじゃないか!」
滝「三杉もなんだって4日間も森崎を拘束するんだよ!」
井沢「俺達だってブラジル仕込みの練習法を知りたいんだぞ!」
山森「森崎さん、三杉さん…納得できません!説明してください!」

葵「な、なに?何が起きてるんだこれ?」
省81


名前

E-mail



0ch BBS 2007-01-24