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1- レス

【井の中の虎】キャプテン森崎34【大海を知らず】


[63]2 ◆vD5srW.8hU :2009/11/30(月) 15:09:40 ID:pjTM9gq0
いったんここまで。

[64]創る名無しに見る名無し:2009/11/30(月) 15:31:11 ID:Xbzh46nA
「高校サッカーの君主」
いいなあ、この表現…暴君以外の何物でもないけどw

[65]2 ◆vD5srW.8hU :2009/11/30(月) 16:41:09 ID:pjTM9gq0
日向の残った力全てを込めた2連続ネオタイガーが南葛のDFとGK全員を薙ぎ倒し、
防がれても尚勢いを残していたこぼれ球がゴールラインを割ってから数分後…

ピッ、ピッ、ピィイイイイイイイイイイイイイイ!!

観客「ああああああ〜…」「ダメだったか…」「今年こそはって思ったんだけどなあ…」「最後の時に岬が居れば…」

試合終了を告げる笛を待っていたかの様に悲哀交々のため息が観客席で流れ出た。
省59

[66]2 ◆vD5srW.8hU :2009/11/30(月) 16:41:56 ID:pjTM9gq0
日向「バカかてめえは?なんで勝てるなんて思ったんだ?」

中山「なんだと…」

皮肉にも彼の迷いを断ち切りに歩み寄ったのは他の誰でもない日向だった。
疲労に足を震わせては居るが、その堂々とした振る舞いは勝者の物以外の何物でもない。
中山が手と膝を地に着きながら見上げているのとは真に対照的である。

日向「日本一になって森崎に追いつきたい?胸を張ってあいつと共に戦いたい? 省47

[67]2 ◆vD5srW.8hU :2009/11/30(月) 16:42:26 ID:pjTM9gq0
いったんここまで。

[68]創る名無しに見る名無し:2009/11/30(月) 22:27:22 ID:90YKmjFr
なんという正統派ヒール
むしろ潔い


でも普段はメタボなんすよねww

[69]2 ◆vD5srW.8hU :2009/11/30(月) 23:00:12 ID:pjTM9gq0
一方その頃観客席では。

松山「終わったな…って三杉、お前の彼女なんかおかしいぞ!?」

弥生「はっ、はっ、はっ…」

弥生が赤ら顔で瞳を潤ませ、荒い息をつきながら目に見える程ぶるぶる震えていたのだ。

三杉「これは…さっきの日向のゴールの時上げた絶叫で呼吸を乱した時
冷たい風を吸い込んでしまったのが原因だね。ここよりは暖かい通路で休ませるよ。お先に失礼」

松山「あ、ああ…(冷気を吸い込んだだけでああなるのか…?)」
省36

[70]2 ◆vD5srW.8hU :2009/11/30(月) 23:00:28 ID:pjTM9gq0
三杉はみせつける様にゆっくりとポケットに手を出し入れし、中から破れた二枚の紙を取り出した。
そして弥生の瞳がますます潤むのをじっくりと鑑賞しつつ広げたそれに書かれていたのは以下の文字だった。

『すしおだ 特上一人前(15000円)すし券 〜静岡一の若手職人が握ります!〜』

弥生「ああああ〜…バイトして、頑張って、買ったのに…」

三杉「うん、それはとても嬉しいんだ。こうやって大事な物を踏みにじられる弥生の可愛い顔も見れるしね」
省30

[71]2 ◆vD5srW.8hU :2009/11/30(月) 23:00:43 ID:pjTM9gq0
松山「あ…あの、す、すまん!」

三杉「………」

弥生「………」

松山「いや、だからその…暖かい飲み物を買ってきて…」

三杉「………」

弥生「………」

松山「ジャマするつもりはなかったんだ!本当だ!」

三杉「………」

弥生「………」

松山「えーと…その…二人とも…」

三杉「………」

弥生「………」

松山「ご、ごめんなさい!全面的に俺が悪いです!許して下さ…」 省4

[72]2 ◆vD5srW.8hU :2009/11/30(月) 23:01:00 ID:pjTM9gq0
いったんここまで。


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