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1- レス

【強襲!】キャプテン森崎35【ウルグアイ】


[382]2 ◆vD5srW.8hU :2010/02/07(日) 12:45:15 ID:y+V7lW+9
放送「ゴール!ゴールゴールゴォオオオオオオオオルゥウウ!!!後半23分、サンパウロが逆転!
決めたのは翼くん!メガロゾーンシュートが弾かれた所をオーバーヘッドキックで見事にねじ込みました!
それもただのオーバーヘッドキックではありません、なんと逆さまのドライブ回転をかけた
言わばドライブオーバーヘッドです!翼くんの18番であるオーバーヘッドキックとドライブシュートを
組み合わせた超大技がここ一番で炸裂し、若林くんの牙城を崩しました〜〜〜!!」
省75

[383]2 ◆vD5srW.8hU :2010/02/07(日) 12:45:46 ID:y+V7lW+9
また彼とは別の理由で歯を軋ませていた男が居た。

シュナイダー「……………」

かつてハンブルガーSVで無敵のストライカーとして鳴らしたシュナイダーである。

フライハイト「不快か、シュナイダー?」

シュナイダー「…カルツ達がこのまま何も出来ずに負ければな」



観客席からかつてのチームメイトでありキャプテンであった男の視線が注がれているとは
露とも知らないカルツ。彼は今地に手と膝をつき己の無力さに震えていた。
省52

[384]2 ◆vD5srW.8hU :2010/02/07(日) 12:46:13 ID:y+V7lW+9
この時サンパウロの選手達が彼の近くを通りがからなければ彼の闘志はそのまま消えていたかも知れない。

マウリシオ「やったッスね!これで勝ちですよ!」

翼「ああ、後はこのまま試合をきっちりコントロールし続ければこれが決勝点になる」

ストラット「絶対そうしなくっちゃな。正直俺はもうクタクタだ」

カルツ「(クタクタ…)」

カルツはストラットのセリフを聞き、絶望で下げていた頭を上げた。
省40

[385]2 ◆vD5srW.8hU :2010/02/07(日) 12:46:34 ID:y+V7lW+9
カルツ以外のハンブルグの選手達も打ちのめされていた。

メッツァ「(だめじゃん。この試合勝てないよ)」

カペロマン「(くっ…なんて事だ。俺はまだ何もしていないのに、このまま負けるのか?)」

ポブルセン「ゥググガギギィィィ…!!」

闘志に欠けるメッツァは早々と諦めの表情を浮かべ、活躍らしい活躍をしていないカペロマンは焦り、
カルツ以上に翼相手に敗北を繰り返しているポブルセンは顔を真っ赤に染めてブルブルと震えていた。
省31

[386]2 ◆vD5srW.8hU :2010/02/07(日) 12:49:08 ID:y+V7lW+9
若林「貴様、いきなり何をしやがる!」

カルツ「お、なんだ元気じゃないか。体力の限界だと思って交代させてやろうと思ったんだが、余計なお世話だったか?」

若林「当たり前だ!体力も気力もまだまだ有り余っているぞ!」

カルツ「それなら良い。それなら勝てるぜよ」

メッツァ「えっ?本気?」

落ち込んでいるGKへの挑発の直後に大胆な勝利宣言と言うパフォーマンスで 省60

[387]2 ◆vD5srW.8hU :2010/02/07(日) 12:50:00 ID:y+V7lW+9
いったんここまで。

[388]2 ◆vD5srW.8hU :2010/02/10(水) 15:44:52 ID:Hi2IffyT
放送「遂に逆転されてしまったハンブルガーSV、逆転の秘策はあるのでしょうか?
それともこのまま為す術無く敗れ去るのでしょうか?」

カルツ「(逆転の秘策か…そんな便利な物になるかどうかは分からんが、チャンスはある)
ポブルセン、キックオフしたらすぐさまツバサに突っ込むぜよ」

ポブルセン「何だと?どういう風の吹き回しだ?」

カルツ「ツバサは消耗している、今ここで奴を吹っ飛ばせばそれが明らかになり 省32

[389]2 ◆vD5srW.8hU :2010/02/10(水) 15:45:22 ID:Hi2IffyT
カルツ「(こぼれ球だ!それで十分だ!)」

翼「!」

ダダダダ、バシッ!

放送「この勝負は互角!しかしこぼれ球はカルツくんがフォローしました!
あっとカルツくん、そのまま中央突破ではなく右サイドに走り出しました?」

カペロマン「(そういう事か!)」

アマラウ「ヘッ、カペロマンに渡そうったってそうは…」

カルツ「甘いぞ!ワシの狙いは…お主じゃあ!!」

ダダダッ!
ボゴォ!
省19

[390]2 ◆vD5srW.8hU :2010/02/10(水) 15:45:40 ID:Hi2IffyT
カルツの作戦はキックオフの直後だけはポブルセンがフリーでドリブルを始められる事を利用した物だった。
まずはポブルセンを翼にぶつけ、突破できればそれで良し。突破出来なかった場合でも自分がフォローして翼の無効化を狙う。
その次は翼が立ち直れる前、及びドトール達が彼に追いつける前に右サイドに移動しアマラウを己のドリブルで蹴散らしてから
カペロマンに渡す。今までボールが渡らず試合から消えていたカペロマンは体力が有り余っていたのだった。
省48

[391]2 ◆vD5srW.8hU :2010/02/10(水) 15:46:12 ID:Hi2IffyT
翼「え…?ああっ!?」

そしてカルツにはもう一つ狙いがあった。コーナーキックに最適なサイドワインダーの性能である。

カルツ「決めろ!カペロマン!」

カペロマン「俺のサイドワインダーはコーナーキックから真価を発揮する!うなれェエエエ!!」

グワアアッ!
バジュウウウウウウウウウオオオオオオオオオオン!!
ギュルギュルギュルギュル!

アマラウ「バ、バカな!?」
ドトール「し、しまったァ!」
翼「そ、そんな…!」 省35


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