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【激闘の】幻想のポイズン38【果てに】


[893]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/07/18(日) 15:58:05 ID:???
ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!

ジョン「あっ……あああああああああああああああっ!!!
    こっ、これは……これは……れ、霊夢選手!
    早苗選手のドライブシュートをカウンターで弾き返し……シュートを打ちましたが……。
    し、しかし! これを萃香選手がその豪腕を使って見事に弾いた!!
    流石は小さな鋼鉄の巨人、伊吹萃香! 決まってもおかしくなかったシュートを……しかし、弾いたァァッ!!」
省64

[894]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/07/18(日) 15:59:08 ID:???
グルンッ!

魔理沙「ナイスパスだぜ、霊夢! 後は私が……決めてやる!!!」
萃香「まっ……魔理沙!?」

萃香が弾き返したボールに向けてオーバーヘッドの体勢を取りながら飛び上がっていたのは、魔理沙。
そう、霊夢は何もこのカウンターシュートで萃香を抜けるとは考えていなかった。
ただ彼女が考えていたのは、如何にすれば効率よく得点を上げる事が出来るか……それのみ。

ただシュートを連発していては、萃香の牙城は絶対に突き破れない。 省57

[895]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/07/18(日) 16:00:13 ID:???
にやつく笑顔を見せ、着地を決めようとする魔理沙。
博麗連合の者達も、それを見て一斉に沸き立ちそうになるのだが……。

霊夢「馬鹿魔理沙ァァァアアアッ!!」
魔理沙「なっ……なにィ?」
萃香「……ん?」

ギャオオオオオオオッ……バンッ!!

霊夢が激怒したかのような絶叫をすると同時、魔理沙は顔を顰め……。
それからゆっくりと、ボールの行方を目で追う。
そして、GKである萃香もまた……倒れこみながらも目で追った。 省33

[896]森崎名無しさん:2010/07/18(日) 16:11:01 ID:???
これは西尾?の呪いじゃあ!

[897]森崎名無しさん:2010/07/18(日) 16:11:27 ID:???
たかだか早苗程度に躓いていられないって発言した時点で負けは確定してたでしょ

しかし白黒ひどいな
活躍って隙を突いてほぼブロックがいない状態で決めたマスパ(笑)ぐらいじゃね?





[898]森崎名無しさん:2010/07/18(日) 16:20:48 ID:???
この試合は静岡県人会によって操作されているっ!(ババーン

[899]森崎名無しさん:2010/07/18(日) 16:24:21 ID:???
>>898 な、なんだってー!?
ということは後半に試合から消えて体力温存していた
西尾?の超ロビングシュートのシーンがもうすぐ見れるのか!?

[900]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/07/18(日) 18:05:32 ID:???
ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!

ジョン「あっ……あああああああっ! こ、これは枠外! 枠外です!!!
    魔理沙選手の渾身のドラゴンメテオ、またもや不発ゥゥウウッ!!
    ボールはゴールラインを割り、守矢フルーツズのゴールキックで試合再開です!!」

リグル「へへん! やったー、ざまあみろ白黒めー!」
チルノ「ふん、やっぱあんな奴大したこと無いわね! このさいきょーのあたいの敵じゃない!」 省51

[901]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/07/18(日) 18:06:38 ID:???
萃香が蹴ったボールはボランチである衣玖を経由して、右サイドを走る文へとパスを送る。
既に後半は40分を過ぎており、これが守矢の最後の攻撃であるのは誰の目に見ても明らか。
霊夢は疲弊した体を懸命に動かしながら、苛立たしげにDFたちに指示を送る。

霊夢「コンガラ、文を止めにいって! キクリはゴール前を固める! 他の奴らもゴール前固めて!!
   いい? 人数かけていけば、あっちは決定打が無いんだからどうしようもなくなるのよ!」
コンガラ「了解した……!」 省51

[902]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/07/18(日) 18:07:39 ID:???
このスルーをされた高いボール目掛け、しっかりと合わせていたのは守矢フルーツズキャプテン・東風谷早苗である。
最後の最後、残り少ない体力全てをこの一撃に賭けるとばかりに早苗は体を反転させ。
この試合、霊夢や魔理沙が何度も見せていたシュートフォーム――オーバーヘッドの形を取る。

早苗(私にはぶっつけ本番でドライブシュートをオーバーヘッドで決める事の出来る才能は無い!
   ですが……このオーバーヘッドでも、十分決まる!)
省37

[903]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/07/18(日) 18:08:42 ID:???
既に疲れが見えてきていた霊夢は、辛うじて早苗の放ったオーバーヘッドキックに触れる事が精一杯。
完全にクリアーをする事は出来ず、ボールは零れ球となるのだが……。

バケバケF「バケェ〜!」

ジョン「おっとぉ!? 博麗連合ゴール前での空中戦! 早苗選手と霊夢選手。
    両チームのキャプテン同士の対決は、決着がつかず! ボールは零れ球に!!
    しかし、これは素早くバケバケF選手がフォローをした! 省42


0ch BBS 2007-01-24