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1- レス

【最強への】キャプテンEDIT15【挑戦】


[326]森崎名無しさん:2010/10/16(土) 23:39:03 ID:???
ついに歴史が本格的に変わるとき?

[327]森崎名無しさん:2010/10/16(土) 23:39:38 ID:???
松山だし、あまり過度は期待はできんけどねw

[328]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/10/17(日) 00:50:16 ID:???
長引いてすみません
相変わらず、男女の会話は苦手ですorz

★大前の代わりに会いに来たよ!→  ハート8 =★
ハート → 藤沢「……松山くん」 藤沢登場!
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コンコン。
誰かが医務室の扉をノックする音がした。

松山「ん、誰だ? ……どうぞ」

返事をして入室を促すと、入ってきたのは、

藤沢「ま、松山くん、もう起きて平気なの?」
省30

[329]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/10/17(日) 00:51:32 ID:???
松山「それで、試合の方はアレからどうなったんだ?」

藤沢「えっと……あの後も、スコアに変わりはなかったわ。つまり――」

ふらのは、負けた。それもほとんど良いところを見せないままに。
その一言を言うのを、藤沢は躊躇してしまう。
だが、松山はその表情から何となく察したようだった。

松山「……そうか」

漏らした感想はたったの一言。だが、藤沢はそこに深い慨嘆を感じずにはいられない。

松山「……」

藤沢「……」
省25

[330]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/10/17(日) 00:52:34 ID:???
涙さえ滲ませながら口にするのは、仲間への懺悔の言葉だった。
春から一心不乱に鍛え続けて生まれた、今度こそ全国の優勝旗をと確信したチーム。
だが、結果は決勝を待たずして3−0の惨敗。その悔しさと責任とが、胸の内から溢れかえる。

藤沢「ねえ、松山くん――」

ふいに、藤沢がそんな松山の繰り言に口を挟む。

藤沢「――キャプテンって、そんなになにもかも背負い込まなくちゃいけないの?」

松山「……え?」

思わず目を瞬く松山に構わず、藤沢は続ける。
省31

[331]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/10/17(日) 00:53:34 ID:???
倒れる前の試合を回想する。
思えば、松山と彼からボールを回される小田だけが走りまわった試合だった。
長池がマークに付いていながらも、仲間たちからは構わずボールが回ってくるばかりの展開。
守備でもディフェンスリーダーが不在のため、前線から走り戻らなくてはならないことも多々あった。
……今のふらのは、松山は誰かを助けることが出来ても、松山を助けることができる誰かがいない。
そのことに、今更ながら気づく。
省51

[332]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/10/17(日) 00:54:46 ID:???
藤沢「え、ええ。そうね、頑張ってもう一度、この舞台で戦いましょ?」

松山「よーし! そうと決まったらこうしちゃいられない! 北海道に帰るまで待てないし、このまま特訓だ!
……ところで藤沢、少し顔が赤いぞ? 俺の心配も良いけれど、お前も身体を労わった方が良いぜ」

藤沢「そ、そう? 心配してくれてありがとう(……うう。松山くんも、少しくらいドキドキしてくれたっていいのに)」


  … … …


小田「な、なんだかとっても嫌な予感がするのぅ……」
省10

[333]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/10/17(日) 00:55:58 ID:???
〜試合後、ミーティング〜

やす子「準決勝突破、まずはご苦労様。これで鳴紋中も堂々たるファイナリストよ!
そして明日は、大会最強の相手・南葛との決勝戦。ことここまで至っては、何も言うことはないわ!
あるとすれば一つだけ。明日は悔いを残さぬよう全力で戦い、そして勝ちなさい!」

早瀬(全国大会決勝戦……来たか、ついにここまで……!)

大前(早瀬さんの夢、小豆沢さんの無念、俺自身の戦う意思……明日は全部ぶつけて――勝つ!)
省38

[334]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/10/17(日) 00:57:15 ID:???
やす子「さて、くだくだしい訓示は無用! みんな、明日を迎えるに当たって後悔しないように、今日は鋭気を養いなさい!」

鳴紋中メンバー「「はいっ!」」

やす子「うん、気合いの入ったいい返事だわ。それじゃあ解散!」


  … … …


夜。多くの者は身体を休めている時間帯。
だが、大前にとっては決戦前の重要な練習時間である。かねてからの約束通り、飯地と共にグラウンドへ赴く。
決勝前の、恐らくは最後となる特訓を行うために。
省33

[335]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/10/17(日) 00:59:03 ID:???
やす子「おっ!?」

飯地が目を瞠った。大前が蹴ったシュートはドライブ回転により、キーパーの頭上を通る軌道を描いてゴールへ。
振りを小さくした分威力は落ちるが、キーパーにとってはきわめて取りずらいコースを1対1で狙える技だ。
試合中に着想を得た、ショートドライブである。

大前「――こう、出来るだけ近くでシュートを撃とうと考えたんです」

やす子「いつの間にそんな技を……いやはや、恐れ入ったわ。 省36


0ch BBS 2007-01-24