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1- レス

【最強への】キャプテンEDIT15【挑戦】


[387]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/10/17(日) 03:24:18 ID:???
長池「……いきなりどうしたんだ。守備の練習がしたいだなんて」

瀬川に連れ出された先で、長池が訊ねた。対して瀬川は、少しくすぐったそうに笑う。

瀬川「いや、さ。これまでの試合で俺のいるサイドって狙い撃ちじゃん? 今日の試合もふらのは右サイドを避けてたし。
こりゃあ俺の守備能力に疑問あり、ってことかなと思ってさ」

長池「殊勝だな……お前らしくもない。入部した当初からドリブルばかり鍛えていたくせに」
省46

[388]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/10/17(日) 03:25:30 ID:???
瀬川「……だけど、認めたくなかったんだよな。お前に負けてることも、俺の才能への不安も。
だから開き直って、せめて得意のドリブルだけでも極めてみせようと思って――」

長池「馬鹿に磨きをかけた訳か」

そこで話の腰を折る長池。思わず瀬川がずっこける。

瀬川「茶ー化ーすーなーって! これ、結構恥ずかしい告白だぞ!? 女の子に粉掛けるより何倍もさ!」

長池「ははっ、ゼロは何倍でもゼロだろう? 年中女を侍らせておいて、粉を掛けるのに恥ずかしいも無いだろう」
省48

[389]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/10/17(日) 03:26:38 ID:???
瀬川「……なんだよ。似た者同士か、俺らは」

互い互いの長所を羨ましく思い、妬みさえ感じていた。
それでも手を取り合い、同じ目標に進むことが出来る。
……今更ながらに、その関係の不思議さに考え込まざるを得ない気分になる。

長池「だが、どっちの主張が勝ちかと言うと、俺の勝ちだな。
お前もドリブル一本で行けないと悟ったから、こうして教えを請いに来たのだろう?」
省16

[390]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/10/17(日) 03:27:48 ID:4ND173Wk
先着2名様一行ずつで以下の文の『!』の後のスペースを消してカードを引いてください。

★長池のパス練習→ ! card=★
★瀬川のパスカット練習→ ! card=★

二枚のカードのマークが一致した場合、数値の合計に+5されます。
なお、JOKERの数字は15、マークは全てのマークと同じとします。
カードの数値で結果が……

35(2枚ともJOKER)→練習する能力が+5。更に全能力+2。長池がパス強化&瀬川が必殺パスカット習得! 省13

[391]森崎名無しさん:2010/10/17(日) 03:27:58 ID:???
★長池のパス練習→  ハート9 =★

[392]森崎名無しさん:2010/10/17(日) 03:28:47 ID:???
★瀬川のパスカット練習→  ダイヤJ =★

[393]森崎名無しさん:2010/10/17(日) 03:29:28 ID:???
★瀬川のパスカット練習→  ダイヤ5 =★



[394]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/10/17(日) 03:52:39 ID:???
★長池のパス練習→  ハート9 =★
★瀬川のパスカット練習→  ダイヤJ =★
9+11=20 … 16〜20→練習する能力が+2。
--------------------------------------------------------------------------------------------------------------
長池がコーン目掛けて出す、多種多様なパス。
それはある時は回転を掛けて放たれ、またある時は踵などを使ったトリックプレイを交えて出された。
そのほとんどは瀬川のパスカットでは触れることが出来なかったが、

瀬川「んにゃろう!」
省26

[395]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/10/17(日) 03:53:44 ID:???
瀬川「……ま、この結果にゃ少々不満だけどよ、これ以上は明日に障るからな。この位にしとくか」

長池「ああ、そうだな。では、練習道具を片づけるぞ」

パスの目標に使ったコーンや、球拾いをサボって散らかしたボールを集める。
後片付けをしながら、不意に瀬川が呟いた。

瀬川「……明日、絶対に勝とうぜ。長池」

長池「当然だ。何しろ俺にはおっかないキャプテンと――頼れる相棒が二人もいるんだからな」
省7

[396]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/10/17(日) 03:55:05 ID:???
旅館のロビー。就寝時間は過ぎているにもかかわらず、ソファーを占める少年が二人いた。
怪我を抱えて練習に行くことが出来ない、早瀬と比良山である。

早瀬「……静かな夜だな」

比良山「みんな、練習に出かけたんでしょうね。明日を思うと居ても立ってもいられないんでしょう」

早瀬「俺らも、この怪我さえ無けりゃあ、な」

言って、包帯の巻かれた足に目を落とす。
試合中、松山のバックチャージで削られた右足。傷を受けて松山を恨む気持ちは、あまり無い。 省53


0ch BBS 2007-01-24