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1- レス

【ボクは】キャプテン平凡【翼太郎】


[323]森崎名無しさん:2011/03/20(日) 22:18:28 ID:???
やっぱ「おのれ凡太!貴様のせいでこの世界も破壊されてしまった!」じゃね?

[324]キャプテン平凡 ◆Dk7Hmjukqo :2011/03/20(日) 22:22:21 ID:???
短いですが、今日はこの辺で。
地味さを愛してくれた人には申し訳ないですが、これから先はかなりの超展開で地味さはダウンしてしまいます。
展開も振り幅が大きいので付いてきてもらえるかも正直心配ではあるんですが……。
何とかヨロシクお願いします。

[325]キャプテン平凡 ◆Dk7Hmjukqo :2011/03/20(日) 22:27:23 ID:???
あ、後この世界では覚醒出来なかった翼ですが、覚醒していたらこんな技能を覚えました。

ヒールリフト(1/4でドリブル+4)
ジャンピング回避(1/4でドリブル+2)
オーバーヘッドキック(高シュート力+2)
レジェンドデストラクション(SGGK伝説無効)
アキちゃんの声援(対若林判定に+2)

一個も覚えませんでしたが。

[326]キャプテン平凡 ◆Dk7Hmjukqo :2011/03/21(月) 13:14:04 ID:???
修哲MF1「な、何だったんだ今の光は!?」

その異常な現象は、当然修哲イレブンにも騒ぎを起こしていた。

修哲SB右「わ、わからん、わからんがしかし……キャプテンが消えちまった!?」
修哲MF右「お、おい、冗談じゃねぇぞ!試合が終わったばっかりだってのに、なんなんだよこの怪現象は!」
修哲CB前「俺に聞かれたって分かる訳ねーだろ!」
修哲FW右「もしかしたら何かの爆発……キャプテンは吹っ飛ばされたのかもしれない!」 省36

[327]キャプテン平凡 ◆Dk7Hmjukqo :2011/03/21(月) 13:15:55 ID:???
……気が付くと、凡太は混沌に漂っていた。
凡太「ここは……!」
凡太は既に何度か体験した感覚である。その暗闇に驚きはしたが、慌てはしない。
若林「な、なんだここは!?」
だが若林はそうはいかない、突然虚空に放り出された不思議な感覚に狼狽する。
凡太「落ち着いてくれ若林!大丈夫だ……多分」
若林「多分って……て言うかここはどこだ!?何で俺達はこんな所に居るんだ!?」
凡太の言葉でも、若林は冷静さを取り戻すことはなかった。この異常な状況では、当然といえば当然 省47

[328]キャプテン平凡 ◆Dk7Hmjukqo :2011/03/21(月) 13:18:26 ID:???
???「若林、お前がここにいるのは私の仕業ではないが、私は親切にもお前を救いに来たのだ。
 もう少し感謝してもいいと思うがの?」
若林「感謝だと〜……馬鹿も休み休み言え!」
???「お前が……」
ふっと、見えぬはずの姿が、若林の足下を指さした様な気がした。
???「混沌に溶けることを望まぬのであれば……」
若林「なんじゃこりゃあ!?」
そして若林が叫ぶ。
凡太「わ、若林……!?」 省43

[329]キャプテン平凡 ◆Dk7Hmjukqo :2011/03/21(月) 13:20:02 ID:???

     ヴォン!

凡太「……っ!」
一瞬、破裂するように光度が増し、混沌の暗闇を全て払う様な光が凡太の視界を奪う。
凡太は知る術もないが、その様は彼らが消えた時のそれとよく似ていた。
凡太「……一体どうなって!?」
そして、光が消える。
???「見よ……」
声、そして徐々に回復する視力。
凡太「……若林!?」
そこに、若林の姿はなかった。
凡太「どういう事だ!若林はどこへやった!」
???「慌てるな……」

     ヴォン……
省12

[330]キャプテン平凡 ◆Dk7Hmjukqo :2011/03/21(月) 13:22:34 ID:???
???「お前は若林に勝つことが出来なかった……」
凡太「な、なんだ?今はそんな話をしてる時じゃ……」
突然別のことを話し出す声に凡太は混乱する。
???「勝とうというするからこそ人は敗れ、敗れまいとするからこそ勝利を求める。敗北と勝利は
一面の表裏。勝とうとする心こそが敗北を産む……」
凡太「なんだ……勝っちゃいけないってのか?
 い、いや、そんな場合じゃない!若林はどうなったんだってばよ!」 省34

[331]キャプテン平凡 ◆Dk7Hmjukqo :2011/03/21(月) 13:24:07 ID:???
???「そのカードは選択者以外の者が混沌の海を渡る為の箱船……若林はその中にいる限り無事だ」
凡太「その中って……若林をカードの中に!?」
???「混沌を渡るにはそれよりない。安心しろ、そのカードをジョーカーのスロットに入れればす
 ぐに若林はお前の前に現れる。おっと、今入れるなよ。ここで出ると消えちゃうからな」
凡太「いやいやいや、返してやってくれよ!僕は良いけど、若林まで巻き込んじゃ駄目だろ!?」 省35

[332]キャプテン平凡 ◆Dk7Hmjukqo :2011/03/21(月) 13:25:50 ID:???
凡太「またごまかしやがって〜……!」
混沌での叫びが尾を引くように、そう叫びながら凡太はその世界に現れた。
凡太「くそっ、あいつ何も教えてくれないじゃないか……ってなんか変だな?」
不満を呟きながら凡太は奇妙な感覚に襲われた。
凡太「何というか……空を飛んでいるような……」
そしてすぐ奇妙な感覚の正体に気付く。
凡太「あー……もう驚かないよ、これぐらいじゃ」
身体のどこにも地面の感覚がない、凡太の身体は自由落下していた。 省56


0ch BBS 2007-01-24