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1- レス

【結成!】ファイアーモリブレム37【モテナイツ】


[908]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/04/30(月) 09:02:24 ID:???
クライネ「ったく、ようやく片付いたのね。随分手間暇かけたわね」

ローロー「ウキキ。とっても気持ちよさそうに寝てるな」

横たわる森崎を見下しながら、柱の陰から現れた金髪の少女と、不気味な仮面をつけた大柄な少年。
暗黒司祭ガーネフの援助のもとで暗躍する、暗殺組織の一員、クライネである。

カタリナ「……こうでもしないと、きっとこの人は私たちを邪魔してきますから」
省32

[909]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/04/30(月) 09:03:54 ID:???
カタリナ「そうですか。警戒なく厨房に入り込めるほどに王宮の方々の信用を集めたかいがありました」

ローロー「俺の兄弟たちも出番はまだかまだかーと言っている。ウキキ」

カタリナ「頼もしいことです。それでは作戦を次の段階へと移しましょう。
     依頼は英雄王の暗殺。そして、その片腕の存在を抹消すること」

クライネ「むっ、アンタが仕切んじゃないわよ。ったく、ちょっと見ない間に偉そうな軍師になっちゃって。ねぇ『カタリナ』」
省28

[910]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/04/30(月) 09:05:10 ID:???
ラムカーネ「今夜は実にいい月が出てやがる。俺が力を取り戻す日にはうってつけってやつだな」

中山「ああ。そうだな森崎」

アリティア王宮の裏手に壮大に広がる丘。この丘は『アンリの丘』と呼ばれており、建国者アンリを祀る記念碑が立てられている。
その記念碑に堂々と跨がりながら、不気味に輝く赤い月を見上げるのは
森崎と瓜二つの姿をした男、ラムカーネ。そして彼を親友と呼び、付き従う中山の姿があった。
省66

[911]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/04/30(月) 09:06:28 ID:???
ラムカーネ「……たった一人でなんでもこなしちまう『天才』か。あーあー気に入らねぇ。
      俺がこの世でもっとも忌み嫌い、そして叩き潰したい存在だぜ。
      まぁ、そんな場所でヤツの力を奪い、生まれ変わるというのも一興かもしれんな」

中山「たとえ平凡だとしても……天才を上回る術はいくらでもあるってことだよな。
   (ガーネフさんが授けてくれたこの『闇のオーブ』も、その方法の一つ)」
省53

[912]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/04/30(月) 09:07:30 ID:???
ストラット「(早く仕事を片付けて、ミアータの所に帰りたいぜ)」

バビントン「(もう僕を『秀才』なんて呼ばせない。僕は……『天才』を超える力を手にしたんだ!)」

ナポレオン「(復讐の機会を与えてやると言われてここに来ては見たが……なんとも不気味な連中が揃っていやがるぜ)」

中山と同じく、闇のオーブの力を与えられた才能あふれる若きサッカー選手たちの姿もそこにあった。
禁断の力を得る代わりに課せられた使命を果たすベく。まがい物の偽物の存在を抹消すべく、彼らは歩く。
省53

[913]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/04/30(月) 09:08:49 ID:???
森崎「なっ……何だ!?なんなんだァ!?」

地鳴りのような怒号に驚き、目を覚ました森崎の視界に入ってきたのは、
不気味な仮面をつけた謎の集団。そして忘れもしない、あの男の姿だった。

森崎「お、お前は……!」

ラムカーネ「よぉ。お目覚めはいかがかなぁ?偽崎くん」

森崎「貴様は、超モリサキ!」

ラムカーネ「まぁそう呼んでくれても構わんがな。どうせお前は今日、二度と自分のことを森崎と名乗れなくなるんだけどな」

森崎「なんだと……?」
省39

[914]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/04/30(月) 09:09:53 ID:???
ラムカーネ「理解が早くて結構。一応俺と同じ姿格好しているだけのことはある。
      ……だが、お前の存在は認められねぇ。この森崎有三様の荘厳で雄大で、
      誰よりもキャプテンに相応しい俺という存在を貶める貴様は、ここで消えてもらう」

森崎「上等だ。またあの時のように、光の彼方に消し飛ばしてやるぜ!
   もう二度と復活することができないよう、徹底的になァ!」
省63

[915]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/04/30(月) 09:11:11 ID:???
ナーカー「ウキキ。俺は森崎のために……お前を、偽物を……ケス!!」

森崎「(なんだかくぐもって聞き取りにくいが、どこかで聞いたことのある声ような……?
   い、いや、いまはそんな事よりも、この状況をどうにかする方法を探さなくては……!)」

ラムカーネ「まぁどうしてもチームメイトがほしいなら、無様に助けでも呼んでみるか?
      お前のことを本当に信頼、プククッ…してるやつが駆けつけてくれるかもなァ。 省14

[916]森崎名無しさん:2012/04/30(月) 09:12:59 ID:+Qz24pqU
A

[917]森崎名無しさん:2012/04/30(月) 09:19:13 ID:M5aE8m72

信頼を嘲笑わないと森崎の前に立てないのがラムカーネの限界だわな。
【元の】森崎は信頼を笑ったとしてもそれをわざわざ表には出さなかったよ

[918]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/04/30(月) 10:11:31 ID:???
>>917
今の状況はもうひとりの自分への自問自答のような情景ですからね。
中…ゲフン、ナーカーさんたちの意識は仮面にとらわれて蚊帳の外ですし。
============
>A 助けを呼ぶ


森崎「(俺を嘲笑うのはまだ我慢ができる。だが……
   俺を信頼し、命まで預けてくれたあいつらを馬鹿にするのだけは許せない)」

森崎は腸が煮えくり返るのを必死でこらえ、冷静に状況を分析する。
このまま一人で戦ったところで、間違いなく蹂躙されて終わるだけだろう。 省30


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0ch BBS 2007-01-24