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異邦人モリサキ
[453]異邦人 ◆ALIENo70zA
:2012/06/22(金) 00:59:00 ID:???
怒鳴られたピコが、悪びれた様子もなく青い空へと舞い上がる。
それを見上げた森崎が、ため息をついて続けた。
「そもそも森崎家が奉じるのは代々、熱田の神宮と決まってるんだよ。
まあこっちで必要になることもあるから、礼拝の仕方くらいは知ってるけどな」
『冗談だよ。いつも通り、教区の信徒名簿を覗くんでしょ?』
再びふわりと降りてきたピコが言うのへ、森崎が渋面を作る。
「ひどい言われようだな」
省24
[454]異邦人 ◆ALIENo70zA
:2012/06/22(金) 01:00:09 ID:bLORINas
*選択
A 正面から頼み込む。
B 策を弄する。
C きっといるに違いない美人のシスターと仲良くなってしまおう。(必要CP:1)
森崎の行動としてどれか一つを選択して下さい。
その際【選択理由】を必ず付記していただくようお願い致します。
またBを選択する場合はこれまでの描写・スキル・称号・パラメータなどから【手段】を提示して下さい。
期限は『6/22 23:00』です。
[455]異邦人 ◆ALIENo70zA
:2012/06/22(金) 01:02:15 ID:???
楽しいデート、その前に……といったところで、
本日の更新はこれまでとさせていただきます。
夜遅くまでのお付き合い、ありがとうございました。
それではまた、次回更新にて。
[456]傍観者 ◆YtAW.M29KM
:2012/06/22(金) 01:05:00 ID:???
C 冬馬由美好きなんだよね、という本音はともかく。
わざわざCP使う選択肢なんだし、有利になってくれるでしょう、と。
[457]さら ◆KYCgbi9lqI
:2012/06/22(金) 10:42:25 ID:???
A傭兵という職業柄、ドルファン出身の商人や船乗り又は傭兵の名前ぐらい覚えてても、おかしくないと思います。
教会の神父さんなら世話になったので、その人の遺族に会いたいとか住所が知りたいって云えば見せて貰えるんじゃないかな。
[458]ノータ ◆JvXQ17QPfo
:2012/06/22(金) 22:55:41 ID:???
C
理由:例外的にCPを使った選択肢には裏ワザの可能性があるため
恐らくこの選択肢がそうではないかと判断しました
[459]◆9OlIjdgJmY
:2012/06/22(金) 22:59:57 ID:???
C
デートの予行演習もかねて
[460]異邦人 ◆ALIENo70zA
:2012/06/23(土) 00:56:48 ID:???
皆様、ご回答ありがとうございます。
それでは早速、
>>455
の選択については……
>>457
さら ◆KYCgbi9lqI様の回答を採用させていただきます!
どちらかと言えばB寄りの回答という気もしますが、手段の提示はお見事でした。
CP3を進呈いたします。
その他の皆様全員で特殊選択肢であるCを選ばれるというまさかの展開には驚きましたw
が、残念。これは普通にネタ選択肢です……。
省43
[461]異邦人 ◆ALIENo70zA
:2012/06/23(土) 00:58:37 ID:???
***
A 正面から頼み込む。
その空間は静謐に満ちている。
「お邪魔しま〜す……」
分厚い樫の大扉は、森崎が引くと音も立てずに開いた。
柔和な白に統一された内壁は森崎の視線よりも少し上からアーチを描き、頂点で繋がって
ドーム状の天井を形作っている。
飾り窓から射す朝の光が古びた長椅子を飴色に照らし出す、その中を貫くのは深い紅の絨毯だった。
真っ直ぐに祭壇へと続くそれは、さながら告解の道である。
「……誰か、いませんか〜」
省26
[462]異邦人 ◆ALIENo70zA
:2012/06/23(土) 01:00:17 ID:???
「……ッ!?」
『ひゃああっ!?』
ほとんど耳のすぐ後ろで発せられたような声に、反射的に振り返る森崎。
そこに、影はない。
しかし、数歩。
ほんの数歩を離れた場所に、白が、揺れていた。
「あ、あ、あんた……!?」
「……当教会に、何か御用でしょうか」
ゆらりと揺れた白の下には、透徹した瞳がある。
成る程、この瞳の持ち主ならば気配を感じさせぬのも当然と覗き込む者に納得させるような、
それは真夜中を吹く風の、黒。
「や、あの、その……」
省11
[463]異邦人 ◆ALIENo70zA
:2012/06/23(土) 01:01:17 ID:???
「……なるほど。最近この街へいらしたのですね。それでこの街に住んでいるはずの、
以前に世話になられた方の消息が知りたい……と」
純白のベールの下から覗く静謐な微笑は、淡々と紡がれる言葉と相まってひどく乾いた印象を与える。
喉がひりつくような感触を覚えた森崎が、唾を飲み込みながら曖昧に頷く。
「はあ……まあ、そんなところで……」
『テキトーなこと言っちゃって』
省48
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