※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ
現行スレ
投票
最新20
板
1-
前
次
新
レス
【天狗A】キャプテン霊夢22【クラブA】
[997]キャプテン霊夢 ◆.4VsndDQiQ
:2012/09/08(土) 22:23:02 ID:???
そのまま少しの間休みつつ談笑していた二人だが、不意に希がある事を思いつく。
希「そういえばさ、師匠ってあんなに速いのに、どうして試合だと手加減してるの?」
文「はい?何の事です?」
突然の希の質問にきょとんとする文。希は気にせず言葉を続ける。
希「だってさ、あんな一瞬でパー!って移動出来ちゃうんだったら、
もっと簡単にドリブルゴールとか狙えるんじゃないかなぁって思って」
文「あ〜、なるほど、そういう事ですか……」
省26
[998]キャプテン霊夢 ◆.4VsndDQiQ
:2012/09/08(土) 22:24:04 ID:???
文「確かに私は試合中に全力を出してはいません。しかし、手加減をしているというのは少し違います」
希「???」
矛盾するような文の言葉に、希はきょとんと首を傾げる。
文「そうですね……」
少しの間顎に手をやり考え込む文。やがて一つの答えに至ったのか、
希の方を向いてゆっくりと口を開く。
文「これは多かれ少なかれ、恐らく幻想郷でサッカーをしている強い妖怪全員に当てはまると思います。
例えば……希さんのチームですと、空さんなんかが良い例ですね。
省52
[999]キャプテン霊夢 ◆.4VsndDQiQ
:2012/09/08(土) 22:25:15 ID:???
文「私のやっている事も同じです。私はスピードにおいては幻想郷最速を自負しておりますが、
それを全開で使ってしまってはサッカーという競技が成立しません。
だからこそ、『サッカー』というルールの範囲内で、私は全力を出しているつもりです」
希「う〜、なんだか頭がこんがらがってきた……」
自分の髪を片手でぐしゃぐしゃとやる希に対し、苦笑する文。自分でも上手く説明出来たとは思っていない。
文「まあ、希さんにはまだ少し早かったかもしれないですね。
省58
[1000]キャプテン霊夢 ◆.4VsndDQiQ
:2012/09/08(土) 22:26:18 ID:???
希「……あの、師匠、どうしたの?」
希に声を掛けられ、思考に耽っていた文はハッとしてぶんぶんと首を振る。
文「(まだ判断するには材料が足りないですね。この考えは保留にしましょう)」
そう、今はそのような事は重要ではない。今考えるべき事は、
この小さくて可愛い弟子をいかに鍛えていくか、という事だ。
文「いえいえ、何でもないですよ。…‥ああ、そうですね。
もう一つ、試合中にあの速度を出さない理由があります。
省30
前
次
写
0ch BBS 2007-01-24