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1- レス

【反撃の】ファイアーモリブレム40【狼煙】


[381]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/09/20(木) 22:51:37 ID:???
三杉「君も一生を共にする覚悟が出来る素敵なパートナーに巡り会えればいいね。
   それとも既に見つけていたりするのかい?……おっと、また野暮な質問をしてしまったね」

森崎「(……実際の所どうなんだろうな。俺はまだミネルバ王女のことを好きなままでいるのか?)」

今思い出しても顔から火が出るほど恥ずかしい記憶が呼び起こされる。
WY大会イングランド戦の直前。森崎はチームメイト全員の前で好きな人の名前を盛大に叫ばされる醜態を晒した。 省54

[382]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/09/20(木) 22:53:10 ID:???
『ド、ドロボー!ドロボーだ〜!!』

甲高い叫び声がロビー中に響き渡る。次の瞬間、この美術館のオーナーらしき男を突き飛ばし、
一人の男が森崎たちの目の前を尋常じゃない速度で通りすぎていく。
あまりのスピードと、いきなりのことで、逃げる人間の顔すらはっきり認識することが出来なかった。

中里「なにィ!盗人でござるか?」

三杉「美術館なんてそれこそ泥棒にとっては宝の宝庫だからね。
   値段なんて恐れ多くもつけられない作品もあるみたいだし」
省41

[383]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/09/20(木) 22:54:47 ID:???
アムステルダムの街にとってはそれほど珍しいものではない。
だが、そうだとしても健全な肉体と精神を常に求められる自分たちにとっては禁忌に近い代物だ。

三杉「これは……麻薬だ。それもかなりの劇薬と言ってもいい」

中里「なっ……なんと!?」

森崎「お、おいおい。冗談だろ?」

医者との二足の草鞋を目指している三杉もこの禁断の薬の知識は持っていた。
そしてこんな白昼堂々とドラッグを持ち出す人間が危険かどうかなど 省27

[384]森崎名無しさん:2012/09/20(木) 22:55:26 ID:Ets+StFs
B

[385]森崎名無しさん:2012/09/20(木) 22:56:54 ID:S192Lxao
A

[386]森崎名無しさん:2012/09/20(木) 23:05:17 ID:xd8YYprY
B

[387]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/09/21(金) 08:45:17 ID:???
>B 三杉を残し、中里と一緒に追跡する


森崎「いや、ここは俺と中里が追いかける。
   心臓の弱いお前じゃアイツらを追いかけるなんて無茶すぎる」

三杉「言ってくれるね。……だけど、確かに今回は君たち二人のほうが適任そうだ。
   二人のことを頼んだよ。中里、君も気をつけてくれたまえ」

中里「任せるでござる。(やはりどこの国にもいるものだ。『裏の世界』に生きる者というものは…)」

午前中にイスラスからこの町に纏わる麻薬の話を聞いているだけに、 省45

[388]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/09/21(金) 08:46:19 ID:???
クライフォート「この間の仮面の男のことを覚えているか」

三杉「! ああ。あのとんでもない足の速さの謎の男のことだね」

クライフォート「奴がまた現れてな。こいつをイスラスに渡して欲しいと言い残して消えてしまった」

三杉「これは……」

クライフォートは鞄の中から分厚いスポーツタオルに包まれたあるモノをゆっくりと取り出した。
それは三杉がモロドフから受け取った荷物の中に入っていた蒼色の宝石と非常によく似た形状をしていた。 省53

[389]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/09/21(金) 08:48:47 ID:???
三杉「この世界では絶対に裁かれない合法……いや、魔法ドラッグとは言い得て妙だな。
   だが、なぜその仮面の男はこれをイスラスに渡そうとしているんだ?」

クライフォート「それは分からん。だが、あの男は言っていた。
        一度闇に取り込まれた者は二度と闇から抜け出せない。
        取り返しがつかなくなる前に俺たちのところに戻って来い……とな」

三杉「……ふぅ。おとなしく荷物番なんてしていられる状況じゃなくなったな。 省26

[390]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/09/21(金) 08:50:41 ID:???
一方、森崎と中里はビクトリーノとイスラスを追いかけ街の郊外へと入り込んでいた。
しかしここで重大なミスに気がついてしまう。
この街に不慣れな二人はすっかり道の感覚が掴めず迷子になってしまっていたのだ。

森崎「うぎぎ……こんなことなら三杉を連れてくるんだったぜ……」

中里「そんなこと今更拙者に言われても困るでござる。
   しかし、こんな事もあろうかとこんなものを用意しておいたでござる」

森崎「なんじゃそれは」
省27


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