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1- レス

【新隊長】異邦人モリサキ3【始動】


[254]傍観者=出先でパスワード忘れた:2013/03/16(土) 13:23:29 ID:???
ハートでたし、スペードは無理に狙わなくていいかな?

[255]さら ◆KYCgbi9lqI :2013/03/16(土) 13:51:35 ID:???
スペードは出したいけど、ハートが出たし良いかなとは僕は思います。

[256]異邦人 ◆ALIENo70zA :2013/04/27(土) 10:10:20 ID:???
***

ハート→ 「おんや、隊長さんかい」 珍しい。カルツと一緒のようだ。


「……カルツ?」
「なんじゃい、その顔は」

ネイの横にどっしりと存在感を示しているのは、果たしてオースティニア出身の傭兵、ヘルマン・カルツである。
色味の薄い麻の上下はいかにも質実剛健を旨とするこの男らしいが、洒脱に決めた褐色の優男の傍に立つ姿には
どうにも違和感が拭えない。
思わず怪訝そうな表情を浮かべた森崎に、カルツが軽く眉を寄せた。 省42

[257]異邦人 ◆ALIENo70zA :2013/04/27(土) 10:12:02 ID:tXNS8Ias
「良さげな女のコ探してる内に、おっさんに捕まったってわけさ」
「やちもないのう」

カルツの殆ど首の見えぬまでに筋肉の盛り上がった肩をすくめる様は、積まれた岩塊がごろりと転がるようである。

「で? お前もナンパか?」
「ほう。隊長さんも若いのう」
「一緒にすんな! 俺は―――」


*選択

A 「知り合いが大会に出るんだ」 無難に答える。
B 「教え子が大会に出るんだ」 少しだけハンナに肩入れしてみる。 省22

[258]◆W1prVEUMOs :2013/04/27(土) 10:19:50 ID:???

天才に勝ちたいと願うハンナの手助けをしたい

[259]さら ◆KYCgbi9lqI :2013/04/27(土) 12:09:45 ID:???
B素人とはいえコーチをした以上、ささやかながらでも応援してやらないとね。

[260]異邦人 ◆ALIENo70zA :2013/04/29(月) 11:50:07 ID:???
皆様、久々の選択にご回答ありがとうございます。
それでは早速、>>257の選択については……

>>258 ◆W1prVEUMOs様、>>259 さら ◆KYCgbi9lqI様、お二方の案を採用させていただきます!
それぞれCP3を進呈いたします。


>>258
はい、現状での実力差はかなり開いていますが、それでも願わなければ差を詰めることはできません。
その支えになってあげて下さいませ。

>>259 省5

[261]異邦人 ◆ALIENo70zA :2013/04/29(月) 11:51:08 ID:???
***

B 「教え子が大会に出るんだ」 少しだけハンナに肩入れしてみる。


「ま、お前のこった、知り合いが出てるとかそんなとこ……って、教え子ォ!?」
「はっはっは! 流石は隊長さんちや」

目を丸くしたネイと裏腹に呵々大笑したのはカルツであった。

「隊をまとめるゆう者ン、そんくらいの甲斐性がなくてはのう」
「そういう問題か? ……ま、いいけどよ。休みにヨロシクやってんのはお互い様だしな」
省38

[262]異邦人 ◆ALIENo70zA :2013/04/29(月) 11:52:08 ID:???

「女性の部の予選はもう少し後だからな。関係あるとすりゃそっちだろ」
「ぐぬぬ……」
『……キミ、全然時間とか気にしてなかったよね。遅刻してたら大変だったよ』

小さな相方の呆れたような声が耳の後ろから伝わってくる。

「ま、間に合ったからいいんだよ!」
「……?」

思わず言い返した森崎に向けられたのは、ネイの怪訝そうな顔である。

「くぁ……」
『久々にやったねえ、こういうの』 省18

[263]異邦人 ◆ALIENo70zA :2013/04/29(月) 11:53:09 ID:???

「さあて、そろそろ女性の部だな」
「まずは予選じゃのう」
「結局お前らと並んで観る羽目になるんだな……」

森崎たちが陣取ったのはすり鉢状に設置された観客席でも前列の、トラックにも程近い一席である。
この辺り既に大混雑で、さすがに席など取れなかろうと諦めていた森崎に救いの手を差し伸べたのは
見も知らぬ一般客であった。

「いやー、しかしお前って知らん内に結構有名人だったのな、モリサキ」 省50

[264]異邦人 ◆ALIENo70zA :2013/04/29(月) 11:54:09 ID:???
そういうことか、と肩をすくめて目を見交わす森崎とカルツ。
気のない様子にネイが食って掛かる。

「馬鹿野郎、陰での地道な努力とマメなフットワークがここぞってときに実を結ぶんだよ!」
「……そういうとこ、尊敬するぜ。実際」
「ワシにはわからん世界じゃのう」
「くっそォ……」

力説にも薄い反応に、ぐったりと肩を落とすネイ。

「もう解説してやんないぞ……」
『あ〜あ、拗ねちゃった』
「おい、悪かったって。機嫌直して、いっちょご披露願うぜネイさんよ」 省30


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