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1- レス

【新隊長】異邦人モリサキ3【始動】


[38]異邦人 ◆ALIENo70zA :2012/10/30(火) 19:56:56 ID:???
ある者は畏怖を込めて、またある者は憎悪混じりに『怪老』と呼ぶその老人こそが、
このドルファンという国家の事実上の最高権力者である。
その怪老と長年にわたって対立し、唯一の政敵と呼べる存在であったのがこの度除名された
ベルシス家当主、ゼノス・ベルシスである。
現王の王位継承争いに端を発する長らくの暗闘に終止符を打つ一手、それ自体を
疑問視する者がいないのはそういった理由であった。
しかし、政治に敏感な人々の興味を引いたのは、その除名理由である。
省34

[39]異邦人 ◆ALIENo70zA :2012/10/30(火) 20:03:24 ID:???
******

*D26.10月
訓練選択

『今月は何をするの?』

森崎有三
称号:気のいい傭兵団のエース

個人パラメータ

現在のガッツ:95
剣術:146 馬術:66 体術:62 魅力:78 評価:84
ATK:212 DEF:218 SPD:128 ini:25

部隊パラメータ
兵数:289 騎馬:103 練度:15

所属隊員:
トニーニョ(威圧Lv2)
ネイ(鼓舞Lv1)
ジェトーリオ(撹乱Lv1)
カルツ(針鼠Lv1)
レヴィン(破壊Lv1)

[40]異邦人 ◆ALIENo70zA :2012/10/30(火) 20:05:12 ID:Bm8R2SZk
剣術・馬術・体術・魅力・礼法・墓守・休憩・部隊訓練・陳情の中から『二種類』選んで下さい。
同じ訓練を二つ選んでも構いません。

陳情を選ぶ際は何を陳情するのかを付記して下さい。
また「剣術・馬術・体術」を選んだ場合は所属する隊員の中から共に訓練する相手を
一人だけ選ぶことができます。誰と訓練をするのかも付記して下さい。
隊員の所持スキルの強化・変化や、イベントによる森崎自身の称号取得が起こる可能性があります。
省16

[41]◆W1prVEUMOs :2012/10/30(火) 20:49:39 ID:???
馬術・体術
SPDを上げつつATKとDEFもカバーしたいです

[42]さら ◆KYCgbi9lqI :2012/10/30(火) 21:30:04 ID:???
休養 部隊訓練
ガッツは余分にもって置きたいなと思います。部隊訓練は隊長になったのでどんなものなのか観てみたいです。

[43]◆9OlIjdgJmY :2012/10/30(火) 22:49:51 ID:???
馬術 休養
馬術はレヴィンと

ステのバランスとガッツ維持のため。

[44]異邦人 ◆ALIENo70zA :2012/11/01(木) 19:54:24 ID:???
***

*D26.10月
訓練所イベント



「―――以上が、許商会との先月分の取引概要です。詳細は後ほど書面でご覧下さい。
 では次に、本日の報告に移らせていただきます」

やわらかく秋の日差しが差し込む隊長室。
殺風景な部屋の中に響く淀みのない口調は、内務担当のカイル・マクライオンである。

「編成部より、先のダナン派兵で大きな被害を被った騎士大隊の再編成を行うとのことです」
「……大きな被害、ってーと」
省28

[45]異邦人 ◆ALIENo70zA :2012/11/01(木) 19:55:38 ID:???
「サマになってきたじゃねーか、カイル」
「あ、いえ、その、……あ、ありがとうございますっ」
「……何で仕事から一歩外れるとそうなるんだ、お前?」

苦笑を抑えきれぬ森崎の前で、カイルが少年のような顔を紅潮させている。
こと与えられた任務については完璧に近い仕事ぶりである。
酒保商人との交渉や傭兵大隊の予算管理、軍部との連絡、書類雑務といったものは
既に大方をこの童顔の青年が取り仕切っていた。 省48

[46]異邦人 ◆ALIENo70zA :2012/11/01(木) 19:56:41 ID:???
「その、ぼ、僕はセサの生まれなんです」
「セサ……ああ、トルキアの端っこにある」
「は、はい、そのセサ公国です」

セサ公国。
古トルキア帝国末期、帝国の大貴族であった某公爵が所領の独立を認められた国家である。
面積はドルファン王国の半分程度。
トルキア半島の北西端に位置する、小国家であった。

「セサは、その、土地が良くないですし、対岸のイングランドに睨まれてちゃんとした港もないですから、
 えっと……つまり、すごく貧しい国なんです」 省34

[47]異邦人 ◆ALIENo70zA :2012/11/01(木) 20:02:28 ID:???
「ヴァン=トルキアからの荷がなければ、小麦も塩も手に入りません。
 石材も木材も、布だってセサの国の中で賄うには全然足りません。
 どれだけ高くたって、僕らはそれを買うしかないんです。止められたら、飢えて死ぬだけです」

セサという国の人間は、きっと皆、こうやって笑うのだろう。

「トルキアに人を出せと言われたら、セサの男たちは駆り出されます。
 それが戦でも、麦の刈り入れでも、安い賃金でいいように使われます。 省37


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