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【新隊長】異邦人モリサキ3【始動】
[65]異邦人 ◆ALIENo70zA
:2012/11/06(火) 19:12:09 ID:6O72Var6
冷水を浴びせかけられたように、はっと女性を見やったリンダが、すぐに表情を消す。
代わりに浮かんだのは、元通りの悠然とした笑みである。
その変遷を見やって小さく息をついた森崎が、ゆっくりと二呼吸ほどを置いてから口を開いた。
「……で、結局あんたは何が言いたいんだい。用がないなら仕事に行きたいんだが」
「モリサキさん。貴方、責任持ってあの娘をしつけ直してくれませんこと?」
明快な即答だった。
対する森崎はといえば―――
*選択
省14
[66]異邦人 ◆ALIENo70zA
:2012/11/06(火) 19:14:28 ID:6O72Var6
森崎の行動としてどれか一つを選択して下さい。
その際【選択理由】を必ず付記していただくようお願いいたします。
期限は『11/6 24:00』です。
******
妙な部分でレスが切れてしまい失礼いたしました、といったところで
本日の更新はこれまでとさせていただきます。
夜遅くまでのお付き合い、ありがとうございました。
それではまた、次回更新にて。
[67]さら ◆KYCgbi9lqI
:2012/11/06(火) 23:22:45 ID:???
Bハンナにアドバイスしたのはハンナがあまりにも酷い練習や心構えをしてたからだ。
一応アドバイスした以上多少気には懸けるが正式なコーチになるつもりはないし出来ない。
それに自分は傭兵だと付け加えたいです。
[68]◆9OlIjdgJmY
:2012/11/07(水) 00:55:02 ID:???
投票機会を逃してしまいましたけど
「それは人にものを頼む態度じゃねえだろ」とか
「ハンナの知らないところでアンタが敵に塩を送っちゃダメだろ」とか
いろいろツッコミどころが多いお嬢さんだと思いましたw
[69]異邦人 ◆ALIENo70zA
:2012/11/09(金) 19:58:03 ID:???
皆様、ご回答ありがとうございます。
それでは早速、
>>65-66
の選択については……
>>67
さら ◆KYCgbi9lqI様のご回答を採用させていただきます!
そうですね、素人が正式なコーチになると安請け合いしたところで、本作の世界には
ネットもなければ陸上の教本が売っている本屋さんもありませんからね……。
台詞の付け加え、多少アレンジしつつ本編に組み込ませていただきました。
CP3を進呈いたします。
>>68
ツッコミどころ、山ほど搭載してますねw
省10
[70]異邦人 ◆ALIENo70zA
:2012/11/09(金) 19:59:40 ID:???
***
B「気にはかけておくさ」 やや肯定的に答える。
明言も確約もする気はないと言下に匂わせながら、さりとて正面から否定することもしない。
我ながら煮え切らぬ態度だ、と内心で苦笑する森崎の、しかしそれは偽りなく本心に近い。
自分には専門的な技術も知識もない、何よりそれに割ける時間がない。
しかしハンナのことを頭から無視することもまた、できなかった。
できる限りのことはしてやりたいと思うが、できることはもうやってしまったと、森崎は考えている。
省30
[71]異邦人 ◆ALIENo70zA
:2012/11/09(金) 20:00:45 ID:???
諧謔は、しかし少女には通じなかった。
眉筋一つ動かさぬまま、リンダが問う。
「祭典には、おいでになって?」
「ああ、そのつもりだが」
「では、その折にまたお目にかかりますわ。月桂の冠を戴く者として」
「剛毅な話だ」
月桂冠といえば、古来より各種競技の優勝者にのみ贈られる栄光の証だった。
紫水晶色の瞳を細めた笑みは、己が勝利を微塵も疑わぬ自信と自負とに満ちている。
しばらくそうして森崎を見つめていたリンダが、やがて満足したように視線を移した。
省31
[72]異邦人 ◆ALIENo70zA
:2012/11/09(金) 20:01:45 ID:???
「そらっ!」
掛け声一閃、堂々たる体躯の馬たちが統制の取れた動作で歩み出す。
引かれた馬車の車輪が、石畳を噛んでごとりと鳴った。
美しい純白の車体は、見る間に遠ざかっていく。
『さ、仕事に戻るよ、キミ』
「……ああ」
ふわりと肩に降りてきた相方の、ジーンの声真似をしてみせたのに答える森崎は
狐に摘まれたような顔で歩き出すのだった。
******
※称号が『親切な傭兵団のエース』になりました。
省3
[73]異邦人 ◆ALIENo70zA
:2012/11/09(金) 20:02:47 ID:???
***
数日後のことである。
「よう、乗ってかねえか」
疲れた体を引きずるように歩く森崎にそんな声がかけられたのは、傾いた陽ももう幾ばくかで
城壁にかかろうかという、セリナ運河沿いの道端であった。
「んあ……?」
「おいおいおい、傭兵団の隊長さんがそんな間抜け面してんじゃねえよ。オレだよ、オレ」
振り返った森崎の眼前にあったのは、人の顔ではない。
灰白色の長い鼻面、つぶらでありながら理知的な瞳、そして奇妙に饐えた臭い。
「……馬?」
省29
[74]異邦人 ◆ALIENo70zA
:2012/11/09(金) 20:03:59 ID:???
「いや……こないだ、お前ンとこのお嬢さんがそう呼んでただろ、それで」
「うへえ」
「だから、何だよ!」
「お前、女の名前だけは一度聞いたら忘れない方のヤツか?」
「あのな……こっちは疲れてんだよ、喧嘩なら他所に売ってくれ。じゃあな」
ため息をついて片手を上げた森崎が、踵を返す。
途端、慌てたような声が背中に降ってきた。
「ああ、待て待て! 悪かったよ!」
「……」
森崎と並ぶように、芦毛の馬体が一歩進む。
省18
[75]異邦人 ◆ALIENo70zA
:2012/11/09(金) 20:05:45 ID:c7UWe0nE
*選択
A 「……わーったよ」
B 「いや、それは悪いだろ」
C 「なら客席に乗せてくれ」
森崎の行動としてどれか一つを選択して下さい。
その際【選択理由】を必ず付記していただくようお願いいたします。
期限は『11/9 24:00』です。
******
本作のジーンはヒロイン候補ではありません、念のためw
といったところ、本日の更新はこれまでとさせていただきます。
夜遅くまでのお付き合い、ありがとうございました。
省1
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