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1- レス

キャプテン森崎外伝スレ11


[401]森崎名無しさん:2013/03/13(水) 17:34:02 ID:???
新スレはここね
capmori

[402]森崎名無しさん:2013/03/17(日) 11:45:10 ID:b5opK6Aw
新しく外伝を始めたいと考えています。
東方とのクロス作品となり、自分なりに独自の要素を加えてやっていきたいとは思っていますが、
先駆者である数々のスレ主様の素晴らしい作品と被ってしまう要素が多々あるかもしれません。
それでも大丈夫でしょうか。






[403]森崎名無しさん:2013/03/17(日) 11:57:25 ID:???
ばっちこいやー

[404]森崎名無しさん:2013/03/17(日) 12:00:05 ID:???
あらすじ教えてちょ

[405]森崎名無しさん:2013/03/17(日) 12:06:39 ID:b5opK6Aw
>>403さん ありがとうございます!

>>404さん
他のスレ様でもよく見かける薄幸(?)の兎少女、鈴仙を主人公に。
中山さんを中心人物にして、東方キャラとキャプ森キャラとの交流を描いていけたらと思います。
(中山さんはしばらく登場しませんが…)
物語の冒頭は、妹紅が永遠亭メンバーに喧嘩(サッカー的な意味で)を吹っ掛ける所から始まります。

[406]超鈴仙伝説(仮):2013/03/17(日) 12:12:01 ID:???
それでは、投下を始めていきたいと思います。
冒頭のシーンの前に、ちょっとしたシーンを挟みます。

ちなみにタイトル(仮)は某スレでの鈴仙が発していたセリフが元ネタです。
もしよろしければ、素敵なタイトル案も同時に考えて頂ければ幸いです。

文章を書いてこうした場で発表することは始めてですし、サッカーの知識も皆無に
等しいので、キャラクター、試合描写ともにツッコミどころが多いかもしれませんが、
温かく見守ってくれればと思います。

[407]森崎名無しさん:2013/03/17(日) 12:13:19 ID:???


――夜が降りてくる。


立春は過ぎたとは言え、冬の寒さは消える事なく残り、刺すような風が「彼女」の白く光る頬に当たる。
真冬の夜風を浴びるその女性は身に藍と白を基調とした法衣を身に纏い、金色の髪には白のフード。
整った顔立ちは氷のように冷たく、冷静というよりは、機械に近い印象すら感じる。
そして、彼女のもっとも「人外」たらしめる要素として、その背後には、髪の毛と同じ色の豊かな金の九尾が光っていた。
省42

[408]超鈴仙伝説(仮):2013/03/17(日) 12:15:25 ID:???
藍が主人の性格について自己流の分析をするが、
そのような場合ではない、主人に報告すべきことがあるとも同時に気付き、
淀みなく自分の仕事成果を述べる。

藍「――本日ですが、外界の要人との接触、交渉に成功しました。
残るは幻想郷内部での瑣末な手続き。そして事務的な折衝作業が中心になるかと」

紫「そう…さすがは私の式ね。手早い仕事で助かるわ」

藍「有り難き幸せ」

藍は、下半身を異空間に埋めたままの主人に再び頭を下げる。
省24

[409]超鈴仙伝説(仮):2013/03/17(日) 12:16:39 ID:???
−−−


夜の冬空を飛びながら、藍は一人、紫に最後に言われた言葉を思い出し反芻する。

――何度も言うけれど。これは遊びではありません。戦いです。私の、私たちの幻想郷を守るための。
この計画は、これからの幻想郷の「在り方」を左右する、極めて重要なものである。そう心得なさい。

藍「(戦い、か――。 こんな戦い、妖としての、式としての生の中でも初めてだ)」

主である紫の考えは、時々式である藍には到底理解できないものがある。 省25

[410]超鈴仙伝説(仮):2013/03/17(日) 12:18:19 ID:???

                                 ――第百●●季 如月の三。

ひっそりと静まり返った冬の迷いの竹林。薄い灰色の雲は切れ間なく、しかし雪を落とすこともなく白い。
空と同じくらい白い雪の積もった地面と竹の深緑とのコントラストは美しく、
思わず水墨画でも書きたくなってしまう…そんな優雅な風景。

そんな優雅な休日。
鈴仙・優曇華院・イナバは、人生で最も幸福な時間を送っていた。
省29


0ch BBS 2007-01-24