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1- レス

【主人公】鈴仙奮闘記【永琳に交代?!】


[940]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/06(土) 13:57:53 ID:???
こんにちは。昼ですが、少しだけ更新します。
今の更新は、ラスボスである博麗連合のメンバー加入イベントになりますが、
ほぼ文章パートのみになる上、完全オリジナル設定が爆発しています。
ご注意下さい。

>>939
乙ありがとうございます。やはり、こうした言葉を頂けるのは、
大変救われます。

次のレスより本編を始めて行きます。

[941]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/06(土) 13:59:04 ID:???
中里「…そこっ!」
タッ! クルン。…パシッ!

外界では表だって着ることの無かった、黒い忍者装束を着こみながら、
少年――中里正人は高空に放たれた天子へのパスを一回転してカットする。

天子「衣玖のパスがカットされるですって!?
…こ、こんなの認めないわ! だって今の、ハメ技じゃない!
天界基準ルールだったら今の無効だから!」

衣玖「総領娘様、そんな物は存在しませんよ…
(あと15分で定時。あと15分で定時…。あと15分で定時…!)」
省29

[942]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/06(土) 14:00:14 ID:???
(ここから回想)
中里父「…もう、我々もここまでか」

真弓「あなた…」

普段は明るくおちゃらけた雰囲気の真弓も、
この時ばかりは憔悴していた。
真弓と中里父はいとこ同士であり、互いに里の将来を担う、
数少ない子供として期待されていた。
しかし、祖父以上に外界の常識を受けて育った彼らは、
常人と比しては優れているものの。かつて隆盛を誇っていた時代の
忍者と比べては、その能力は大きく劣っていたのだ。 省47

[943]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/06(土) 14:01:24 ID:???
中里父「斯様な事。父上が里の衰退を招いてでも嫌ったことではないか。
私としては、その意思を無駄にはしたくないのだ」

流れる沈黙。手詰まり感を真弓は少なからず感じていた。
忍者としてのプライドを捨て、道化として生き残るか。
先祖代々の教えを受け継ぎ、誇りを守ったまま死を迎えるか。
その二択以外に、策はないのだろうか。

中里「ち、父上! ならば拙者が――」

ここで、両親の話を黙って聞いていた中里が立ちあがる。 省36

[944]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/06(土) 14:02:25 ID:???
中里「そ、そんな…!?」

中里は絶望する。自分の取ろうとしていた手段は、ただの時間稼ぎにしか過ぎなかったのか。

中里父「もちろん、金を稼いで有名になることで、才能ある人材が
入ってくるかもしれない。一族の者が戻ってくるかもしれない。
そうすれば、再興の可能性こそ残せることができる。
だが、あくまで可能性としてだけで、確実には決してならない」

中里「なるほど…。しかし、それでは結局手詰まり、ということでは
ないのでゴザろうか?」
省41

[945]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/06(土) 14:03:36 ID:B2tEOZzs
その絵と写真には、多くの男性に紛れて、一人の少女が座っていた。
その少女は、絵と写真では大きくその容姿を変えている。
絵を見る限り、日本人にしては明るいブラウンの髪をした少女だが、
写真の方では、明るいブルーに変わっている。
しかし、その愛くるしく可憐な顔立ちと、唯我独尊を表したような傲慢な表情は、
絵も写真も同じように思えた。

中里はこれを見て…

先着1名様で、

★中里の天子の第一印象→! card★
省21

[946]森崎名無しさん:2013/04/06(土) 14:05:53 ID:???
★中里の天子の第一印象→ ハートA


[947]森崎名無しさん:2013/04/06(土) 14:18:12 ID:???
ここはハートとスペードの順番を入れ替えるべきだった気がするw

[948]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/06(土) 14:39:04 ID:???
★中里の天子の第一印象→ ハートA ★
ハート→「(とりあえず覗きたいでゴザる)」とりあえず覗きたい!

中里「何はともあれ、容姿は及第点というか、超合格でゴザロウ。
そして、肝心の見どころでゴザルが…これがなかなか厳しい。
これならば、覗くというリスクに見合った、美しい双丘ないし起伏に富んだ
ボディラインを得る事が出来ぬ。
――と、素人は考えるでゴザロウな。だが、拙者はこの不敵な表情に注目する。 省36

[949]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/06(土) 14:40:16 ID:???
中里父「まあいい…。これは名居家と、そして彼らの家臣たる比奈名居家の図。
古代から我が一族は隠密稼業を続けていたが、
彼らは、我々が一番初めに仕えた主君とされる」

中里父は、そう言って説明を続ける。

中里父「我が一族と名居家との繋がりは長かったが、
ある日終焉を迎える。神官であった名居家と、その家臣の比奈名居家。
彼ら一族が、天人として天界へ行くこととなったのだ」

中里「…きゅうに話が飛んだでゴザルな。天界? 省35


0ch BBS 2007-01-24