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【皇帝は】キャプテン森崎45【王国に挑む】
[213]創る名無しに見る名無し:2013/08/19(月) 22:43:55.00 ID:Tt8c5It2
森崎が悪意の無い会話をするというだけでなんか怖いw
[214]代理です。:2013/08/21(水) 22:06:29.94 ID:G04uPeZw
>C 「そのサポートの集大成を決勝戦で見せるぜ」
陽子「あ………」
森崎「どうしたんだ?」
陽子「そっか…そうだったわね…」
ふと陽子は遠くを見る目になり、わずかに頬を染めた。
何とも乙女らしい反応に森崎も注目せざるを得ない。
陽子「私、以前言ったよね。お嬢様としての生涯を送らないといけないんだって
子供の頃は諦めていたのが、ある人の影響で変わったって」
森崎「ああ、アジア予選の頃言ってたな」
省38
[215]代理です。:2013/08/21(水) 22:07:03.47 ID:G04uPeZw
陽子「勿論私はサッカーなんて出来ない。そもそも運動が苦手だしね。
だけど私は裏方仕事なら出来るかも、って思って日本サッカー協会に入って、活動して…
そしてここまで来れたんだ。森崎くんみたいに、ガムシャラに頑張った結果が出たんだ。
それを今、すごく実感できたんだ…」
ここで陽子はじっと森崎を見つめた。その瞳に普段は感じない、
森崎にとっては異物に等しい感情が次々と湧き上がってくる。
陽子「有難う、森崎くん。あなたのお蔭よ」
省35
[216]代理です。:2013/08/26(月) 21:58:49.03 ID:B9Bfm73W
>A 「まだだぜ。そのお礼は、優勝してからの方がいいだろ?」
陽子「………森崎くんらしいね…この大会で優勝した後は、
オリンピックもワールドカップも優勝してからの方がいいって言っていそう」
森崎「おいおい、いくら俺でもたまには休むぞ?この大会の後は流石に休養を入れるさ」
陽子「そっか…そうだよね…森崎くんを見ていると一体何処まで行くのか、
急ぎ過ぎて墜落したりしないか不安になるけど、ちゃんと休みも取るつもりなら安心かな」
省43
[217]代理です。:2013/08/26(月) 21:59:34.24 ID:B9Bfm73W
陽子は仕事に戻るといい、足早に立ち去って行った。
仕事と言われてしまってはそれを邪魔する訳にはいかない森崎は見送るしかない。
森崎「まあいいか。ある程度口説けたし、いい反応だったし」
やがて森崎は今日の所はこれで十分だと納得し、気を取り直してホテルの外に向かった。
彼は知らない。婦人用化粧室に駆け込んだ陽子が胸を押さえながらため息をついていた事を。
陽子「あぶない、あぶない…何をやっているのかしら、私」
省22
[218]代理です。:2013/08/27(火) 01:30:40.13 ID:SBElElVm
一時の安らぎを得た全日本ユースとは裏腹に、決戦を控えた2チームがある。
ドイツユースとブラジルユースである。
当然彼らは明日の準備に忙しい夜を送っていた。
〜ドイツユース宿舎、会議室〜
ルディ「以上がブラジルユースの選手達のデータと予想スタメンだ。しっかり頭に叩き込んでおけ。
流石はブラジルと言わざるを得ないタレントの宝庫だが、つけいるスキはいくつもある」
省52
[219]代理です。:2013/08/27(火) 01:31:14.70 ID:SBElElVm
ルディ「ポブルセン、お前はパスワークに振り回されるな。誰が決定的な場面で切り込もうとしているか
カンを働かせてアタックするんだ。そしてボールを持ったら時折パスを織り交ぜつつ何時も通り敵陣に向かって突撃しろ」
ポブルセン「はい…」
シュナイダー「(ポブルセンは愚かな狂犬だが、敵に噛みつかせれば十二分に役に立つ)」
ルディ「メッツァ、お前のロングパスは何時も以上に重要になる。ブラジルの中盤はどちらかと言えば
省42
[220]代理です。:2013/08/27(火) 01:32:07.38 ID:SBElElVm
ルディ「シェスター、お前が中盤の守備の要だ。ブラジルはチーム全体としてドリブルのレベルが高いが
パサーも数人居る。奴らが何をしてきても良い様に備え、向こうのシュート数を減らすんだ」
シェスター「はい!」
シュナイダー「(シェスターはウチの中盤に足りない守備力を提供してくれる貴重な存在だ)」
ルディ「中盤の対策は以上だ。だがこれでも攻め込まれる時、シュートを撃たれそうになる時はあるだろう。
省54
[221]代理:2013/08/27(火) 04:15:25.42 ID:+9X2F9F7
ルディ「ミューラー、お前には特に言う事はない。強いて言えば飛び出しの機会はあまり無いだろうから
無理に飛び出しを狙おうとせずどっしりと構える位だ。パンチングでしっかりと防いでいけば大丈夫だ」
ミューラー「はい
シュナイダー「(ミューラーはサイクロンもライトニングタイガーも防げる。何の心配もない)」
ルディ「作戦は以上だ。最後に一言だけ言っておく。準決勝でブラジルに当たった事を不運に思うな。
省26
[222]代理です。:2013/08/28(水) 00:08:56.79 ID:rdSavevM
〜ブラジルユース宿舎、会議室〜
ロベルト「さて、ドイツユースのデータおさらいは以上だ。もうするまでもないとは思うがな」
ブラジルメンバー『………』
ロベルト「改めて言うまでもなく、ドイツは強い。ここまではずっと楽勝続きだったが、
ドイツ相手にはそうはいかん。よって…今回から本気を出せ。許可する!」
マウリシオ「よっしゃあ!」
ザガロ「やっとか…鬱憤が溜まっていたぜ」
ネイ「派手に遊ぶかあ!」
省49
[223]代理です。:2013/08/28(水) 00:09:41.28 ID:rdSavevM
ディウセウ「オラなのか?ドトールじゃなくて?」
ドトール「俺はこぼれ球になった時に備える役割だ。シュナイダーに極力撃たせん為にな」
カルロス「2トップ対策としては極めて妥当だな。だがそこまでやっても
毎回止められるとは思えない。そこで必要になってくる次の手段はなんだ?サンタマリア」
サンタマリア「ああ、そこで次の作戦、攻撃権の独占が重要になってくる。まずはジェトーリオ、
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0ch BBS 2007-01-24