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1- レス

【真っ直ぐに】鈴仙奮闘記6【突き進め】


[170]キャプテン霊夢 ◆.4VsndDQiQ :2013/06/30(日) 23:09:49 ID:???
凄く今更ですが新スレおめでとうございます〜!

中山さんが良い感じで活躍してて中山さん好きとしては嬉しいですね!
勿論、主人公の鈴仙さんにも期待してますけど、鈴仙さんはいつも
何処かでオチをつけてくれそうな気がして安心出来なかったりもw

そしてついにウサギAが名無し卒業!ヒロイン補正もありそうですし、
佳歩ちゃんのこれからの活躍に期待大です!

このスレでも、鈴仙とウサギ達の活躍をお祈りしております!

[171]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/07/01(月) 22:21:04 ID:???
こんばんは。少し遅れましたが今日も更新をしていきます。

>>キャプテン霊夢さま
新スレの乙をありがとうございます!!全然今さらではないですよ!
中山さんは、実力的にはまだまだ永琳やパスカルには及びませんが、判断力とか戦略的な面では活躍出来ていますね。
もしこれで彼が本スレばりの成長をしたら、もう鈴仙が要らなくなるかもしれませんw
鈴仙は……たまに(別の意味で)美味しい目を引くだけなんです……。 省20

[172]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/07/01(月) 22:22:46 ID:???
E:因幡 佳歩

鈴仙「―――佳歩」

ウサギA「………?」

鈴仙はピタリ、と控室へ向かう歩みを止めてウサギAの丸くて大きい瞳を見て……呟く。
ウサギAの瞳に移る鈴仙の表情は――微笑んではいたが、少しぎこちない。
ひょっとしたら我ながら、照れくさがっているのかも知れないと鈴仙は思う。

鈴仙「あ…あー。 ウサギAちゃん――って呼ぶのもちょっとどうかなあって思ってね。 省33

[173]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/07/01(月) 22:24:19 ID:???

鈴仙は自分のセリフに気恥ずかしさを覚える一方……少し後悔していた。
永遠亭の主である姫様や、自分なんかよりも文字通り桁違いに長く
地上の兎を従えて来たてゐを差し置いて、彼女と少しばかり親しいからという理由で
自分がこの子に名前をつけようとするなんて、おこがましいのではないかと。

ウサギA「鈴仙さま……?」

鈴仙「――う、ううん! ご、ごめん。 何でも――」

……やっぱりやめよう。 彼女に名前があろうとも無かろうとも、ウサギAはウサギA。 省17

[174]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/07/01(月) 22:30:02 ID:???
〜永遠亭ルナティックス・ロッカールーム〜

ウサギB「うわあ〜! いいなあ、佳歩ちゃん! 鈴仙様に名前考えてもらったなんて!」

ウサギC「へっへ〜。 私ももうすぐそっちに行かせてもらうよん、佳歩!」

輝夜「――『佳』く、『歩』む者か。 イナバにしては、中々普通に良いネーミングじゃない!
(あ……アレ? ここは私がカリスマにこの子に名前の入った紙を手渡すシーンじゃなかったの…?)」
省51

[175]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/07/01(月) 22:31:50 ID:???
佳歩「は……恥ずかしいですよぉ……」

てゐ「はっはっは。 照れるな照れるな〜♪ それにあんたは、この試合輝いていたからね。
あんたは今や、このルナティックスの名無しウサギ達の希望でありヒーロー。 もっと胸を張っても良いと思うけど?」

佳歩「そんな事言われましても…他の皆だって頑張っているのに、どうして私だけ…?」

この騒ぎの中心――ウサギAこと佳歩は何やら隅の方でてゐと共にこそこそ話。 省45

[176]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/07/01(月) 22:34:42 ID:???
佳歩「…………因幡、佳歩」

何時に無く真剣な表情と口調のてゐにそう諭される佳歩。
その様子にはやはり戸惑いが多く見られたが…。
その戸惑いは、心に響く鈴仙の声により和らぎ。 心に響くてゐの声によりそれは誇りと勇気に変わる。

佳歩「(――因幡佳歩。 これが私なんだ…! 鈴仙様に与えられて、てゐ様に教えられた、新しい私の姿。
…私は、もっと強くなるんだ。 ――怖いけど、それでもどんどんまた一歩を踏み出して、そして…! 省27

[177]森崎名無しさん:2013/07/01(月) 22:44:22 ID:???
呼び方は「かほ」であっています。
読み方を併記せず、申し訳ありませんでした。

[178]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/07/01(月) 22:58:04 ID:???
【ミーティング】
……と、一連の騒ぎや会話があらかた収まった頃。輝夜はオホンと軽く咳払いをして、厳かに告げる。

輝夜「みんな おつかれさま このあともがんばってね」

――と。

慧音「(――どうしてこうも彼女は他人ごとのようにこんなセリフが言えるのだろうか……? やはり不思議だ)」

妹紅「(アンタ2失点もしてるのに、どうしてマネージャーみたいにポカンと口を開けてそう喋れるのよ!)」
省53

[179]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/07/01(月) 23:00:04 ID:1unAiVvs
それぞれがそれぞれのミスを反省している(一部例外アリ)中……永琳は鈴仙に投げかける。

永琳「――ウドンゲ。 貴女も一度、判断ミスを犯しているわ。 敢えて分の悪い勝負に出ている。
……それが何か、当然分かっているわよね?」

鈴仙「(え、ええー。 またですか師匠。 私のミス、か……。 ちゃんと試合を振り返ってみないと
いけないのかあ。 ちょっと厄介ね…。 その代わり、失敗しても即兎鍋直行では無いと思うけど。 省37


0ch BBS 2007-01-24