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1- レス

【紅い満月】鈴仙奮闘記11【永遠の夜】


[564]森崎名無しさん:2013/10/30(水) 22:36:22 ID:???
大観衆(ならずもの)「マリーサ王女バイバーイ!!」

[565]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/10/30(水) 23:07:24 ID:z+4wDAcw
★勝利ボーナスC→ ダイヤQ ★
ダイヤ→ハート+魔理沙「これ、私のサイズじゃ合わなかったんだよな」
      鈴仙「『ファルコンスパイク』…。どうやって入手したかは聞かないでおきましょ」

鈴仙「――こ、これは…!」

魔理沙が鈴仙に投げてよこしたアイテムは二つだったが…その内の一つ、
ピンク色の輝きを放つ正方形の物体は鈴仙の胸元で淡く光って消える。

中山「……? 鈴仙さん、それは――?」
省19

[566]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/10/30(水) 23:08:55 ID:z+4wDAcw
そして、もう一つのアイテム。これはやや大きめのサイズのスパイクだった。
魔理沙から仔細を聞こうにも、彼女はもうそそくさと人里から去ってしまっている。
だがしかし、その靴には付属の説明書が付きっ放しだったため、

中山「――ファルコンスパイク。 1試合分のシュートがポストに当たるのを阻止する夢のアイテム…だそうだ」

中山が、その手書きの説明書を読み上げる。

鈴仙「あっ! そのアイテム知ってる! 香霖堂で売ってるんだけど、結構高いのよね…」
省14

[567]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/10/30(水) 23:14:05 ID:z+4wDAcw
そして……夕刻も残り僅か。
赤い夕陽が人里外れの草原を焼き尽くす中、鈴仙と中山はゆっくりと歩いていた。
中心部に何も無いとなると、もはや歩いていないのはここしかない。
それに妖怪も出没しやすいここならば、また別の手掛かりがあるかもしれない。

鈴仙「はぁ…。 やっぱり何も無かったわね…。 そろそろ帰ろうかしら…」

中山「うーむ。 そうしようか…」

しかし、それでも手掛かりは何も無い。
このまま竹林に入って帰ろうか――鈴仙達がそう思いかけていた時。
省29

[568]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/10/30(水) 23:15:14 ID:z+4wDAcw

鈴仙「(――う、うーん。 まさか師匠が直々に御出見えになるなんて…。
でも、師匠の言う通りに、今日は帰った方が良いのかしら―――?)」

中山「(何だか、違和感を感じるが……気のせいだろうか?)」

A:師匠の言う通り、今日は帰る!
B:うーん、もう少し探索します!
C:アンタ、師匠じゃないわね! 正体をあらわしなさい!?
D:その他 自由選択枠

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
省1

[569]森崎名無しさん:2013/10/30(水) 23:15:57 ID:XYl2TCik
C
ぬえたそ〜

[570]森崎名無しさん:2013/10/30(水) 23:16:07 ID:t8YwlzNY
C
姫様がご飯だって!

[571]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/10/30(水) 23:41:32 ID:z+4wDAcw
C:アンタ、師匠じゃないわね! 正体をあらわしなさい!?

鈴仙「(ち…違う! 特に根拠は無いけどなんかおかしいわ!この方は。 いえ……こいつは、師匠なんかじゃない!?)
――アンタ、師匠じゃないわね! 正体をあらわしなさい!?」

その外見、仕草、口ぶり、表情や視線。
全てが永琳そのものであったが、しかし目の前の女性は永琳ではない。
長年の従者としての感覚から、鈴仙は真っ先にそう口を突いた。
省51

[572]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/10/30(水) 23:42:32 ID:z+4wDAcw
中山「――いや、そんな事はないさ。 相手は少しとはいえ、こっちと会話をしたんだ。
もしもあの永琳さんが偽者なら。その中の何処かに、永琳さんらしからぬ決定的なボロがある筈さ。
それこそ、永琳さんならばとても有り得ないような行動をしている筈だ」

鈴仙「師匠らしからぬ行動、ねぇ…」

鈴仙は永琳について想いを馳せる。
常に冷静で論理的であり、永遠亭の頭脳・月の頭脳とまで呼ばれるその聡明さ。
輝夜を溺愛している反面、他者には若干引いたような節がある一方で、 省35

[573]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/10/30(水) 23:43:35 ID:z+4wDAcw
鈴仙が勇気を振り絞って永琳を指差すも――永琳の冷たい態度、そして余裕は変わらない。
鈴仙は、もう引けない状況まで追い詰められていた。

鈴仙「貴女には、師匠では絶対やらないような。そう言わないような! 決定的に矛盾した所があるわ!それは――」

A:私の事を『ウドンゲ』と呼ばない所よ!
B:私は看護師じゃない! 薬師見習いよ!
C:姫様がご飯を作る? そんな事有り得ないわ!
D:師匠が外出? そんな事、今まで殆ど無かったわ! 省19


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