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【早苗】鈴仙奮闘記28【サッカー好きか?】


[622]森崎名無しさん:2015/05/23(土) 02:51:20 ID:???
乙なのです。
初期鈴仙ならともかく、今の鈴仙ならある程度の動揺はあるにしても、大きな精神的ショックはないかなあ。
師匠が最終的にとんでもないこと企んでたり、鈴仙さんが観測機にはなれるけど、命の保証はないとかなら別だけど。

にとり「話は聞かせて貰った! 観測機なんてこのにとり様にかかれば朝飯前だよ! 河童なめんな!」
にとり(つまり主役はこの私だ! 主人公交代だよ鈴仙!)
鈴仙「いつから聞いてたのー!?」
岬「今までの話根底からひっくり返してきた!?」

[623]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/05/23(土) 23:13:16 ID:???
こんばんは、更新していきます。今日はなんと判定があります(白目)

>>622
乙ありがとうございます。
永琳が必ずしも鈴仙の為に動いているとは限らない……というのは重要な点ではありますが、
これだけで鈴仙がどうにかなる訳ではありませんね。

にとり主役で思いついたのは、自分はそこまで強くないけど、日常で素材を集めて機械を作って、
試合では状況に応じて使う機械を変えて乗り切る、SFCのスラップスティック的な話ですね。
……あれ、案外面白そうかも?

[624]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/05/23(土) 23:16:59 ID:???
鈴仙「……そんな、事」

あるわけがない。鈴仙はそう断言しようとしたが、……できなかった。
過去程では無いにせよ、依然少なからず永琳に依存している自分が居る事を、鈴仙は感じていた。

岬「その顔を見ると、多少の自覚はあったようだね。だって、普通じゃ考えられないよ。
何を考えているかを分からぬ相手を盲目的に信じるなんてさ。
君もお師匠様を信じつつも、どこか無意識にでも、不安を覚えていたんじゃないかな」

鈴仙「――そ、そんな事……ないもん……」
省65

[625]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/05/23(土) 23:18:38 ID:???

岬「人を信じる事は立派さ。しかしそれは、その人が嘘をついているかもしれない。
その人が自分を利用しようとしているのかもしれない。
……そう言ったリスクを負ってでも、尚も突き進もうとした場合にのみ立派と言えるんだ。
そうでも無いのに、ただ単に言われた事を信じて。
それで裏切られた時になって初めて文句を垂れて絶望するのは、子どものする事だ」

これまでの自分を否定されたような気分になった鈴仙を諭すように、岬は語気を和らげた。 省42

[626]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/05/23(土) 23:23:02 ID:D7SACXzA
スッ。

岬「そっか。じゃあ、……これを返してくれないかな。君のチームの、とある方から借りてたんだ」

岬は言葉に代えて、鈴仙に対しある物を手渡した。それは一見、何の変哲も無い、ありふれた物だったが……。

鈴仙「――え。これって……? な、なんであんたが……?」

先程岬が語った、永琳の計画の全容に関する推察以上に、岬が鈴仙に手渡した物はショッキングだった。
――何故なら、それは鈴仙も良く知っている物だったからだ。その持ち主であろう人物も含めて……。 省19

[627]森崎名無しさん:2015/05/23(土) 23:23:42 ID:???
★鈴仙の試練→ ハート3

[628]森崎名無しさん:2015/05/23(土) 23:24:07 ID:???
★鈴仙の試練→ ハート3

[629]森崎名無しさん:2015/05/23(土) 23:25:44 ID:???
>ダイヤ・ハート→一冊の恋愛小説だった。
ちなみにカップリングはブローリン×カグロット カグロット「やめろぉ!」

[630]森崎名無しさん:2015/05/24(日) 01:01:28 ID:???
うーわ、やはり岬はやっかいだ
既に佳歩ちゃんに目を付けてスカウト済か
岬にとっては御しやすい上に攻撃に関しては一部鈴仙さん以上だしなあ
愛着あるし3章以降も一緒にプレイしたかったけど、仕方ないか……
妖夢さんと同じくよきライバルとなる展開も熱くはなるだろうし


[631]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/05/24(日) 01:26:54 ID:tD5VSiQ+
★鈴仙の試練→ ハート3 ★
ダイヤ・ハート→一冊の恋愛小説だった。

鈴仙「これは……」

鈴仙に託されたのは一冊の本。人里の本屋で叩き売りしている、ごくありきたりの恋愛小説だった。
しかしその本に鈴仙は見覚えがあった。

鈴仙「これ……佳歩の好きな本」

それは佳歩がまだ名前を貰っておらず、ウサギAとしてルナティックスのFWを務めていた時代。
パスカルが加入した事により、自分の立場が無くなると心配した佳歩は、 省47

[632]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/05/24(日) 01:30:05 ID:???
岬は鈴仙の質問に答えずに立ち上がり、スタジアムを去ろうとする。
鈴仙は何度も岬を呼び、佳歩との関係、何故岬がこの本を持っているのかを聞こうとするが、岬は全く聞く素振りも見せない。
追いかけようとしても、今度は人里の岬ファン――鈴仙の視点から見ると信じがたいが、
岬には神子程では無いが少なくない数の信望者がいる――の人波に阻まれてしまう。

鈴仙「はぁ、はぁ……!(これまでの私の悩みは、頑張りは、全て師匠に仕組まれたものだったの? 省53


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