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【もう昨日には】鈴仙奮闘記32【戻れない】
[765]鈴仙奮闘記@ ◆85KeWZMVkQ
:2015/11/27(金) 01:01:02 ID:???
鈴仙「私は、力っていうのは、それだけじゃないと思います。
ただ強い、一人で何でもできる、役に立つ。それだけじゃなくって。
例え弱くても、一人では何もできなくても、役立たずでも。
それでも、集まって努力すれば、何かを為す事ができるような。――そんな力があっても、別に良いと思ったんです」
永琳「……理想論よ。普通なら、甘すぎて却下されるわ」
鈴仙「分かってます。でも……その甘ったるい力のお蔭で私は、この大会に優勝出来たんです!」
省54
[766]鈴仙奮闘記@ ◆85KeWZMVkQ
:2015/11/27(金) 01:05:43 ID:???
*****
〜永遠亭・鈴仙の個室〜
鈴仙「(さっきはノリであんな事言っちゃったけど……だ、大丈夫だったのかなぁ……)」
――あれから小一時間後。
漸く解放された鈴仙は、今更ながら自身の発言を若干後悔し始めていた。
鈴仙「(私が頑張らないと、サッカーのせいで世界が滅びて、純狐が絶望で……。
――ううっ、今から師匠と対決する事を考えただけで、お腹が痛いよぉ……)」
省57
[767]鈴仙奮闘記@ ◆85KeWZMVkQ
:2015/11/27(金) 01:08:33 ID:???
鈴仙「(……私はまだ、師匠の計画の掌中に居るだけなの? それとも――)」
――それとも。これはやがて鈴仙の身に降りかかるであろう、純粋かつ大いなる厄災を暗示しているのだろうか。
鈴仙は一抹の不安に駆られたが……
――フラッ……バタリ。
鈴仙「……ぐぅ。つ、つかれたぁ……」
それよりも、今朝から大会決勝戦を経て、今に至るまで蓄積された疲労が押し寄せる方が早かった。
省41
[768]森崎名無しさん:2015/11/27(金) 01:26:20 ID:???
乙なのです
決勝終わったと思ったらまた急展開でわくわくします。
[769]森崎名無しさん:2015/11/27(金) 21:26:07 ID:???
いつもお疲れ様です。
それにしても、「博麗戦が終わったらスピーチ原稿は俺に任せろー」
などと思っていた私の姿はお笑いでしたw
毎日毎日どんな展開になるか、今森崎版で一番楽しみにしています。
[770]鈴仙奮闘記@ ◆85KeWZMVkQ
:2015/11/28(土) 01:44:37 ID:???
こんばんは、更新しよう…と思ったのですが、今日は帰りが遅かったので、明日にしようと思います。
明日も夜から用事があるので、お昼から夕方まで更新出来たらな、と考えています。
>>768
乙ありがとうございます。
ストーリーがダレないよう色々考えていたつもりだったので、そう言って頂けると嬉しいです。
>>769
労って頂きありがとうございます。
優勝スピーチについては…すみません、すっとばしてしまいました(爆)
省11
[771]鈴仙奮闘記@ ◆85KeWZMVkQ
:2015/11/28(土) 15:29:54 ID:lcTHLfNs
〜大会19日目・午前・固定イベント〜
【嵐の前の静けさ】
〜永遠亭・居間〜
鈴仙「……おはよう」
てゐ「おはよ、鈴仙。新聞見た? 何だか色々カオスってるよ、これ」
昨日あれだけの事がありながら、鈴仙は規則正しい時間に目覚めた。
習慣の恐ろしさに鈴仙は戦慄しつつも、てゐが魅せてくれた新聞に目を通す。
そこにはルナティックスの優勝と鈴仙のMVPを称える記事で埋め尽くされて…はおらず。
省39
[772]鈴仙奮闘記@ ◆85KeWZMVkQ
:2015/11/28(土) 15:31:18 ID:lcTHLfNs
幻想郷はいよいよ本格的に、サッカーどころの騒ぎでは無くなっている様相だった。
今はまだ目に見えた実害は表れていないようだったが、
外界――今やそう呼べるかも疑問だが――の住人達が、この地の存在に気づくのは時間の問題に思えた。
鈴仙「……そう言えば、次の大会の話については?」
パスカル「いや。そこは間違い無く敢行されるようだ。
これより半年後、この幻想郷に世界中のサッカー選手を集めて、世界大会を開催する。
省61
[773]鈴仙奮闘記@ ◆85KeWZMVkQ
:2015/11/28(土) 15:32:58 ID:lcTHLfNs
〜大会19日目・午前・特別イベント〜
【鈴仙と秋姉妹。永遠の秋夢特訓!?】
??「すみませーん! 鈴仙さんいますか〜!?」
大会優勝後の朝でありながら、社会情勢の大きな変化もあり、どうにも盛り上がれない永遠亭の面々。
その重苦しい空気をぶち壊すかのように、カラっとした秋晴れのような声が鳴り響いた。
鈴仙「……え、私!?」
永琳「……行って来なさい、ウドンゲ」
永琳に促されて、鈴仙は玄関へと向かった。
省39
[774]鈴仙奮闘記@ ◆85KeWZMVkQ
:2015/11/28(土) 15:34:14 ID:lcTHLfNs
静葉「ウフフ……終わりよ。世界の終わりなのよぉ……?」チャキッ
穣子「死なないでぇー、お姉ちゃん!?」
静葉「……あら。このカッターナイフは護身用よ?
結界の崩壊即ち世界の終わりと思って、暴徒化する妖怪が出て来るかもしれないじゃない」
穣子「なーんだ、良かった。それなら安心だね!」
鈴仙「(カッターナイフで護身を図る神様って……)」
鈴仙達はとりあえず場所を変え、永遠亭横の特設サッカーコートに移動した。
省54
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0ch BBS 2007-01-24