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1- レス

【新天地は】鈴仙奮闘記35【魔境】


[183]森崎名無しさん:2016/03/03(木) 01:27:56 ID:???
乙でした。

そう言えばコーチもエベルトンもロベルトも激動の時代を生きてきた選手
いや人間だという事に今更ながら気づかされました。
ペレ、カカ、ババ、ガリンシャなど実在のカナリアスターズ達が伝説になったのも
こうした背景による人格的・社会的影響が背景にあるのだろうと、
人物描写について大いに参考となる話と思えました。

[184]森崎名無しさん:2016/03/03(木) 01:34:23 ID:???
そう言えば、コリンチャンスからサトルステギとリベリオが抜けている
という事は、鈴仙が加わってもスタメンは後1人足りない……
という訳で新選手はこの人でしょうか?

★最後のメンバー→! card★

と!後のスペースを埋めて書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→???「君とはどこかで会ったような気がする……」
      鈴仙「(なんだろう、この懐かしくて温かくて愛おしい感じ……)」
ダイヤ→ マーガス 「よろしく」 省13

[185]森崎名無しさん:2016/03/03(木) 01:53:37 ID:???
★最後のメンバー→ ダイヤA

乙なのです

[186]森崎名無しさん:2016/03/03(木) 22:12:40 ID:???
>かつては同年代のFWとして何度もゴールを競い合った。
確か元ネタはパルメイラスのGKだったはず……つまりエベルトンも森崎みたいなキチガイGKだった…?

[187]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/03/04(金) 00:30:56 ID:???
>>183
乙ありがとうございます。
実はそこまで考えずノリと妄想で作ってました(爆)
>>184-185
マーガス君は結構心強いですね…
>>185さんは乙ありがとうございます。
>>186
南米版吉良監督というイメージでFWと思いこんでましたが、
元ネタってGKだったんですね…>エベルトン

[188]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/03/04(金) 00:32:16 ID:???
鈴仙「(――コーチはかつて、世界平和という大きな夢を見ていた。
    しかし、その夢は実現を目前として、当時の政治に潰された。
    それどころか、政治は彼の居場所を悉く奪った。
    ……そして、今この人は、呆けた浮浪者を装って、このスラム街でひとりぼっちだ)」

コーチ「……私は、思い上がっていた。自惚れていた。自分なら世界を変える事が出来ると。
     ――だが、その結果が、このクラブチームだ。 省56

[189]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/03/04(金) 00:33:21 ID:???
支離滅裂な感情の爆発に対しても、コーチはとろんと夢見たような顔立ちで、何も答えない。

コーチ「……無駄だよ。私の物語は、もう終わった。世界を救おうとして、愛すべき人を滅ぼした。
     そんな哀れで滑稽な道化の喜劇の結末は、例え機械じかけの神が出て来ても変わりはしないさ」

エベルトン「て、テメェッ。言わせておけば訳の分からん事をベラベラと……!」

鈴仙「……………」

ひたすらに怒り狂うエベルトン。夢見がちにまどろむコーチ。 省40

[190]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/03/04(金) 00:36:10 ID:???
鈴仙「……私は、まだまだ未熟です。多分、昔のコーチ程サッカーは上手くないし、
    医術にしたって、漸く研修医に毛が生えた程度のクラスです。
    だけど。……これまでで磨いて来た、サッカーへの想いは。
    コーチにも、エベルトンさんにも、決して負けないと思います」

その言葉には、絶対の自信があった。
鈴仙には成し遂げたい目標があった。辿りたい栄光があった。
守りたい仲間があった。誇りたい矜持があった。 省51

[191]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/03/04(金) 00:48:30 ID:???
コーチ「……鈴仙。私は君に最終調整を行う」

鈴仙「さ、最終調整? まだ何もやってないのにですか?」

コーチ「――そんな事は無い……と、思うよ」

鈴仙「……そうでしょうか。今まで、バイトばっかりで碌な練習すら出来ていなかったのに」

コーチはその中で、初めて鈴仙に対して実践的なコーチングを始めた。
しかしその内容は依然風変りだったため、鈴仙は思わず彼に問いかけると、
省52

[192]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/03/04(金) 00:51:36 ID:bsK5Zf2s
鈴仙「――えっ?」

エベルトン「――あん? 何寝ぼけてやがるんだ! さっさと練習を始めるぞ、クソガキ!
       わざわざ敵に塩を贈る真似してまで、貴様らに手を貸してやってるんだ。
       手抜きしたらリオカップが始まる前に、テメエをぶっ殺すぞ!」

彼はすぐに前言を無かった事にして、最初に出会った時のような粗暴さを取り戻し。
そして――調整と称した、これまでのブラジル生活を総決算するが如くの大成長が始まった。


先着3名様で、
省49


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