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屁理屈推理合戦withキャプ森2
[15]吹飛の魔女モロサキーチェ ◆85KeWZMVkQ
:2017/09/07(木) 00:03:52 ID:???
今日は更新できそうでしたが、寝落ちしてました(汗)
更新はもう暫くお待ちください…
[16]吹飛の魔女モロサキーチェ ◆85KeWZMVkQ
:2017/09/10(日) 23:46:05 ID:???
すみません、今日もまだ更新できないです(汗)
一応今後の流れとしては、真相描写→次回以降に繋がる描写→ep4完、
と大した分量ではないのですが、書きあぐねてしまった感じです。
ただ、もう一つのスレの方の構想&書くとっかかりが出てきたので、
もしかしたらそっちの方を先に更新するかもしれません。
いずれにしても、気長に参加して頂ければ幸いです。
[17]吹飛の魔女モロサキーチェ ◆85KeWZMVkQ
:2017/09/14(木) 00:26:17 ID:???
遅くなりましたが、今日は真相描写を投下します。
……ですが、色々と考えたり筆が滑ったりした結果、
前回(ヤグ=ルマ)の時以上にグロ&ホラーになってしまいました。苦手な方は大変申し訳ないです。
[18]吹飛の魔女モロサキーチェ ◆85KeWZMVkQ
:2017/09/14(木) 00:27:17 ID:???
************************************
【愛があっても視えない】
ストラットの様子がおかしくなったのは、
プレイ中のトラブルで、親友のバンビーノが再起不能の重症を負ってからだった。
そしてこの、「おかしい」とは、親友を傷つけた事への自責の念に駆られているとか、
それとも激情に流され我を失ってしまうという自らの悪癖に対する苛立ちとか、
そのような、通常考えられる程度ではなかった。
省61
[19]吹飛の魔女モロサキーチェ ◆85KeWZMVkQ
:2017/09/14(木) 00:28:53 ID:???
ミアータ「何よ……ベアトリーチェ、ベアトリーチェって。私こそがストラットの恋人だった筈なのに。
妬ましい。……空想の魔女が妬ましい……!!」
七日七晩を魔女への嫉妬に費やしたミアータは、ある日とうとう体調を崩して倒れてしまう。
そして目を覚ました時――彼は不在だった。知り合いのツテを辿って聞いたところ、
ストラットは、山奥のサナトリウムで暫くの療養が決まったらしい。
本来ならばほっと胸を撫で下ろすべき事態であったが、ストラットの介護に明け暮れた結果、
省71
[20]吹飛の魔女モロサキーチェ ◆85KeWZMVkQ
:2017/09/14(木) 00:30:32 ID:???
ジェンティーレ「……で? 早速ヤツには、俺達がこれだけしてやった効果が表れているのか?」
ヘルナンデス「そ、それは……」
事情を理解しても到底納得できない現状を前に
キャプテンのヘルナンデスは、常に針の筵に立たされている気分だった。
それは、……療養所の医師――マスター・カスティリオーニの腕を持ってしても、
ストラットの奇妙な精神分裂を治癒できなかった事が大きかった。
カスティリオーニ「始めは統合失調症を疑いましたが、陰性症状が全く現れない事も、
省55
[21]吹飛の魔女モロサキーチェ ◆85KeWZMVkQ
:2017/09/14(木) 00:32:21 ID:???
カスティリオーニ「……この寄生虫は、空気を媒介して感染するようです。
すなわち、彼と濃厚に接触していた、イタリアJr.ユースの皆さん。
……この全員が、ストラット君と同じ寄生虫に感染してしまったようですよ」
ヘルナンデス「……!!」
――そして、この医師の言葉を持ってようやく、ヘルナンデスは理解した。
何故イタリアサッカー協会が、たかが一少年の不祥事に、ここまでの労力を割いたのかを。
省60
[22]吹飛の魔女モロサキーチェ ◆85KeWZMVkQ
:2017/09/14(木) 00:33:35 ID:???
* * *
ストラット「ベアトリーチェ! 助けてくれッ! この俺を黄金郷に誘ってくれええぇぇええぇぇぇッ!」
ミアータ「何を言っているのストラット! この私こそがベアトリーチェ。領主から黄金を引き継ぎ、
このイタリア全土を支配する魔女こそが、この私なのよッ!!」
――こうなった以上、彼らに悲劇が待ち構えているのは必然だった。
錯乱が進み自らこそがベアトリーチェであると信じて疑わなくなったミアータと、
省40
[23]吹飛の魔女モロサキーチェ ◆85KeWZMVkQ
:2017/09/14(木) 00:34:59 ID:???
ガチャリ……。
森崎「お、おい……一体何があったんだ!? って、し、死んでる……!」
騒ぎを聞きつけてやってきた、この物語のエキストラがドアを開けた瞬間、
その目には心臓を刺されて一人息絶えるストラットの姿が見えるだろう。
そして、その次の瞬間には。
ヒュンッ、グチャアアッ!!!
……真っ白になったストラットを彩るように、真っ赤な血と肉が祠中に飛び散るのだろう。
初めて一つに交じり合った私達を祝福するのは、傍観者による悲鳴か嘔吐か。
省30
[24]吹飛の魔女モロサキーチェ ◆85KeWZMVkQ
:2017/09/14(木) 00:36:08 ID:???
……と、言ったところで今日はここまでです。
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