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1- レス

屁理屈推理合戦withキャプ森2


[21]吹飛の魔女モロサキーチェ ◆85KeWZMVkQ :2017/09/14(木) 00:32:21 ID:???

カスティリオーニ「……この寄生虫は、空気を媒介して感染するようです。
           すなわち、彼と濃厚に接触していた、イタリアJr.ユースの皆さん。
           ……この全員が、ストラット君と同じ寄生虫に感染してしまったようですよ」

ヘルナンデス「……!!」

――そして、この医師の言葉を持ってようやく、ヘルナンデスは理解した。
何故イタリアサッカー協会が、たかが一少年の不祥事に、ここまでの労力を割いたのかを。 省60

[22]吹飛の魔女モロサキーチェ ◆85KeWZMVkQ :2017/09/14(木) 00:33:35 ID:???
* * *

ストラット「ベアトリーチェ! 助けてくれッ! この俺を黄金郷に誘ってくれええぇぇええぇぇぇッ!」

ミアータ「何を言っているのストラット! この私こそがベアトリーチェ。領主から黄金を引き継ぎ、
      このイタリア全土を支配する魔女こそが、この私なのよッ!!」

――こうなった以上、彼らに悲劇が待ち構えているのは必然だった。
錯乱が進み自らこそがベアトリーチェであると信じて疑わなくなったミアータと、 省40

[23]吹飛の魔女モロサキーチェ ◆85KeWZMVkQ :2017/09/14(木) 00:34:59 ID:???

ガチャリ……。

森崎「お、おい……一体何があったんだ!? って、し、死んでる……!」

騒ぎを聞きつけてやってきた、この物語のエキストラがドアを開けた瞬間、
その目には心臓を刺されて一人息絶えるストラットの姿が見えるだろう。
そして、その次の瞬間には。

ヒュンッ、グチャアアッ!!!

……真っ白になったストラットを彩るように、真っ赤な血と肉が祠中に飛び散るのだろう。
初めて一つに交じり合った私達を祝福するのは、傍観者による悲鳴か嘔吐か。 省30

[24]吹飛の魔女モロサキーチェ ◆85KeWZMVkQ :2017/09/14(木) 00:36:08 ID:???
……と、言ったところで今日はここまでです。

[25]森崎名無しさん:2017/09/14(木) 23:46:57 ID:???
Oh……nice boat

[26]吹飛の魔女モロサキーチェ ◆85KeWZMVkQ :2017/09/15(金) 00:17:00 ID:???
今日は仕事が忙しかったので更新をお休みします。
>>25
そういえば、ナイスなボート要素入れるの忘れてました(爆


[27]吹飛の魔女モロサキーチェ ◆85KeWZMVkQ :2017/09/24(日) 23:15:10 ID:???
森崎「なんだよこれ……なんだよこれッ!!」

……【目の前に起きた事は、森崎にとって紛れもない真実】だった。
つまり、ミアータは狂気に囚われたストラットを救う内に、自らも同じ狂気に取り込まれ、
そして最後には無理心中の如き死を選び、その時の、肉片が、血液が、体液が、脳梁が……!
身体中に付着したそれを拭いながら、嘔吐するのをこらえて、森崎は叫ぶ。

森崎「これも、お前の望んだ事なのかよ。……出て来いよ、ベアトリーチェッ! 省53

[28]吹飛の魔女モロサキーチェ ◆85KeWZMVkQ :2017/09/24(日) 23:16:12 ID:???
……途中で、会話が途切れる。
代わりに、祠に二度目の黄金が満ちる。一度目はベアトリーチェがここに現れた時。
では二度目は? その答えを知るのに、時間はかからなかった。

パァァァッ、フワァァァァッ。

???「あぁぁら。誰かと思えばクソババ……先代様じゃあありませんこと?
     私のオンボロ家具の活躍っぷりでも見に来て下さったのかしらぁ?」

森崎「あん? 誰だ……コイツ」
省55

[29]吹飛の魔女モロサキーチェ ◆85KeWZMVkQ :2017/09/24(日) 23:17:50 ID:???
彼女のくすくす笑いに呼応して、血塗れの中に埋もれた一本の杭が宙に浮かび上がる。
ストラットの急所を穿ったその杭は金色の光を纏ったかと思うと、みるみるうちに形を変え、
やがては緑の髪をした人間の少女の姿を取った。女学園の学生のようなブレザーを着ているが、
ガーターベルトのように太腿が大胆に露出したスカートは煽情的であり、森崎は思わず目を背けてしまう。

レヴィアタン「――くううっ。この私が負けてしまうなんてっ……悔しい、悔しいわっ……! 省62

[30]吹飛の魔女モロサキーチェ ◆85KeWZMVkQ :2017/09/24(日) 23:18:56 ID:???
わざと呼び方を間違えながら、エヴァはベアトを挑発する。
森崎にとってエヴァとベアトの関係も不明だし、突然現れて突然壊された少女の事も良く分からない。
しかし、この一連のやりとりを見て、森崎は確信する。

森崎「翼やらベアトやら、俺の回りにはクソみたいな奴らばっかりが着いて来やがるが。
    まさか……それ以上にクソな野郎が出て来るなんて思いもしなかったぜ」

――こいつは悪だ。それも、ベアトリーチェのような、まだ同情の余地のある悪ではない。 省69


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