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1- レス

屁理屈推理合戦withキャプ森2


[25]森崎名無しさん:2017/09/14(木) 23:46:57 ID:???
Oh……nice boat

[26]吹飛の魔女モロサキーチェ ◆85KeWZMVkQ :2017/09/15(金) 00:17:00 ID:???
今日は仕事が忙しかったので更新をお休みします。
>>25
そういえば、ナイスなボート要素入れるの忘れてました(爆


[27]吹飛の魔女モロサキーチェ ◆85KeWZMVkQ :2017/09/24(日) 23:15:10 ID:???
森崎「なんだよこれ……なんだよこれッ!!」

……【目の前に起きた事は、森崎にとって紛れもない真実】だった。
つまり、ミアータは狂気に囚われたストラットを救う内に、自らも同じ狂気に取り込まれ、
そして最後には無理心中の如き死を選び、その時の、肉片が、血液が、体液が、脳梁が……!
身体中に付着したそれを拭いながら、嘔吐するのをこらえて、森崎は叫ぶ。

森崎「これも、お前の望んだ事なのかよ。……出て来いよ、ベアトリーチェッ! 省53

[28]吹飛の魔女モロサキーチェ ◆85KeWZMVkQ :2017/09/24(日) 23:16:12 ID:???
……途中で、会話が途切れる。
代わりに、祠に二度目の黄金が満ちる。一度目はベアトリーチェがここに現れた時。
では二度目は? その答えを知るのに、時間はかからなかった。

パァァァッ、フワァァァァッ。

???「あぁぁら。誰かと思えばクソババ……先代様じゃあありませんこと?
     私のオンボロ家具の活躍っぷりでも見に来て下さったのかしらぁ?」

森崎「あん? 誰だ……コイツ」
省55

[29]吹飛の魔女モロサキーチェ ◆85KeWZMVkQ :2017/09/24(日) 23:17:50 ID:???
彼女のくすくす笑いに呼応して、血塗れの中に埋もれた一本の杭が宙に浮かび上がる。
ストラットの急所を穿ったその杭は金色の光を纏ったかと思うと、みるみるうちに形を変え、
やがては緑の髪をした人間の少女の姿を取った。女学園の学生のようなブレザーを着ているが、
ガーターベルトのように太腿が大胆に露出したスカートは煽情的であり、森崎は思わず目を背けてしまう。

レヴィアタン「――くううっ。この私が負けてしまうなんてっ……悔しい、悔しいわっ……! 省62

[30]吹飛の魔女モロサキーチェ ◆85KeWZMVkQ :2017/09/24(日) 23:18:56 ID:???
わざと呼び方を間違えながら、エヴァはベアトを挑発する。
森崎にとってエヴァとベアトの関係も不明だし、突然現れて突然壊された少女の事も良く分からない。
しかし、この一連のやりとりを見て、森崎は確信する。

森崎「翼やらベアトやら、俺の回りにはクソみたいな奴らばっかりが着いて来やがるが。
    まさか……それ以上にクソな野郎が出て来るなんて思いもしなかったぜ」

――こいつは悪だ。それも、ベアトリーチェのような、まだ同情の余地のある悪ではない。 省69

[31]吹飛の魔女モロサキーチェ ◆85KeWZMVkQ :2017/09/24(日) 23:20:02 ID:???
パァァァァッ……フワァァァァッ!

殺人という黒き欲望に染まったエヴァの耳にはもはや届かない。
その代わり、エヴァはこれで話は終わりだ、と言わんばかりに次のゲームの開幕を宣言する。
その宣言と同時に現れたのは――先程消えたばかりのレヴィアタンと同じ服装をした三人の少女達。


ルシファー「煉獄の七姉妹が筆頭。傲慢のルシファーここにッ!」

マモン「同じく煉獄の七姉妹が五女、強欲のマモン。ここに!」

サタン「煉獄の七姉妹が三女、憤怒のサタン、ここに!」 省39

[32]吹飛の魔女モロサキーチェ ◆85KeWZMVkQ :2017/09/24(日) 23:21:19 ID:???

ベアト「くッ……ミアータだけでは飽き足らず、別の者を魔女として見出すつもりか!」

エヴァ「そうよぉ? だって折角、あの狭いゲーム盤から、こんなに広い世界に飛び出したんだもの。
     世界中で楽しめるゲームにしなくちゃ、勿体ないじゃない?」

森崎「クソ野郎が……一々問題を解かされる身にもなってみやがれ」

エヴァ「うふふっ、そのニンゲンにも期待してるわよぅ? 精々私が楽しめるよう、頑張ってね? 省24

[33]吹飛の魔女モロサキーチェ ◆85KeWZMVkQ :2017/09/24(日) 23:25:00 ID:???
***

ベアト「……エヴァは。妾が次代の『ベアトリーチェ』として見出した、才能ある少女だった」

森崎「そう言えば、ワルギリアから聞いたな。『ベアトリーチェ』の名は継承されると。
    お前も、名を継承していたのか」

ベアト「うむ。……しかし、継承はされつつも、それは途中で終わった。
    あやつが妾の言う事を聞かずに暴走し、黒き魔法に傾倒してしまったからだ。
    妾もまた、かつて残虐な殺しを自らの魔法に取り入れていたが、 省51

[34]吹飛の魔女モロサキーチェ ◆85KeWZMVkQ :2017/09/24(日) 23:26:06 ID:???
ベアト「……恐らくではあるが。エヴァが放った姉妹たちは、これからそなたが行く先々に現れ、
    そなたに謎を仕掛けて来るだろう。今回のミアータのように、適正のあるニンゲンを媒体として」

森崎「マジかよ……今回みたいなのが後最低3回はあるなんて、もう限界だぜ」

ベアト「そう言うでない。妾の見立てではあるが、そなたもまた、実力を向上させておる。
    ミアータ級の魔女や魔術師が相手であれば、十二分に戦う事が出来ようぞ」
省65

[35]吹飛の魔女モロサキーチェ ◆85KeWZMVkQ :2017/09/24(日) 23:27:14 ID:???
森崎も、ベアトが強力な魔女である事を、翼の事件を通して見て来ていたし、
ワルギリアもまた、そのベアトと互角の勝負を繰り広げる程度には強力である事を知っていた。
そして、煉獄の七姉妹についても、今回のミアータの力の源泉であった事を踏まえれば、
その実力の高さも充分に想像する事ができた。

ベアト「ピンと来ない者向けの表現として、ニネー卿が言っていた言葉を借りよう。
     『妾やお師匠様、その眷属は全員がブラジル代表クラスの実力者である。 省51


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