キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【監督が】キャプテン霧雨【吉良ッ☆】
1 :
キャプテン霧雨
:2008/10/10(金) 00:28:34 ID:???
キャプテン森崎のスピンアウト作品です。
もうn番煎じではありますが、とりあえずがんばってみたいと思います。
あらすじは外伝2の256〜289。
幻想郷からサッカーの特訓にやってきた魔理沙が吉良監督と割と本気で全国制覇を狙います。
設定上、森崎や日向と敵対することになります。果たして勝てるのか…
基本はロムしてる方々にカードを引いてもらったりして進んでいきます。
23 :
森崎名無しさん
:2008/10/10(金) 01:30:14 ID:???
おう
24 :
キャプテン霧雨
:2008/10/10(金) 01:34:07 ID:???
反対意見がないようなので、上の結果で続行します。
魔理沙のチームメイト探索1→ ハート2
魔理沙のチームメイト探索2→ クラブ3
魔理沙のチームメイト探索3→ クラブ6
魔理沙のチームメイト探索4→ ハートQ
魔理沙のチームメイト探索5→ スペード5
魔理沙「どこかにいいやついないかな…っと、ん?サッカーをやってるやつらがいるな。
どれどれ……うわぁ、すげぇ下手なやつらだ!目を合わせないようにしよう」
しかし、残念ながら魔理沙の格好は目立つために、サッカーをしていたうちの2人がこちらに寄ってきてしまっていた。
田中(MF)「君、なにしてるんだい」
岡山(GK)「さっき、変なおじさんとサッカーしてたよね、一緒にやらない?」
魔理沙「遠慮するぜ。私はこう見えても忙しいんだ」
山岡(GK)「さっき、サッカーチームを作るとか言ってたよな」
魔理沙「なにィ!?誰だお前は!」
魔理沙が振り向くと、そこにはそこそこは上手そうなやつが二人いた。
グローブをはめているところを見ると一人はGKのようだ。
田中(MF)「山岡先輩に、藤木先輩!先輩達も一緒にサッカーしませんか?」
藤木(DF)「おう、一緒にサッカーするくらいならいいぜ!」
山岡(GK)「おい藤木、ちょっと待てよ。…おーい、金木!一緒にサッカーやらないかだってさ」
25 :
キャプテン霧雨
:2008/10/10(金) 01:35:04 ID:???
金木(MF)「(こんなヘタクソどもと…?勘弁してくれよ)えー?」
魔理沙「!?」
キュピーン!
魔理沙は直感した。こいつは、間違いなく上手いやつであると。
魔理沙「(こいつらなら、戦力になる)なぁお前ら、私と一緒にサッカーチームを作らないか。
今ならまぁまぁ使える監督もついてくるぞ」
金木(MF)「(こいつはまだ上手そうだな)サッカーチームか……」
田中(MF)「もちろんやるよ!」
岡山(GK)「任せてくれ!」
魔理沙「(お前らには言ってねぇよ……)ああそうだ。やってみないか?」
26 :
キャプテン霧雨
:2008/10/10(金) 01:35:23 ID:???
藤木「やってみたいが…うーん……」
山岡(GK)「ふむ……」
金木(MF)「そうだな……」
藤木の反応→! card
山岡の反応→! card
金木の反応→! card
カードの数字で分岐します。sageでもカウントします。
山岡・藤木は数字が5以上で入団、金木は7以上で入団します。
誰かがJOKERを引いた場合、同レベルの選手を連れてきてくれます(更に判定)
27 :
森崎名無しさん
:2008/10/10(金) 01:53:07 ID:???
藤木の反応→
ハートQ
28 :
森崎名無しさん
:2008/10/10(金) 01:55:20 ID:???
山岡の反応→
ダイヤ10
29 :
森崎名無しさん
:2008/10/10(金) 01:58:48 ID:pymuFmDI
金木の反応→
クラブ7
30 :
キャプテン霧雨
:2008/10/10(金) 02:25:46 ID:???
( ゚д゚)………( ゚д゚ )
藤木の反応→ ハートQ
山岡の反応→ ダイヤ10
金木の反応→ クラブ7
>>山岡・藤木は数字が5以上で入団、金木は7以上で入団します。
まさかの全員加入
魔理沙「私と一緒に全国へ行こうぜ!!」
田中・岡山「「おう!!」」
魔理沙「(だからお前らには(ry…まぁいい)」
藤木(DF)「よし、どうせ暇だし、俺もやるぜ!守備は任せてくれ!」
山岡(GK)「藤木がやるなら、俺もやらせてもらおうかな。お前はどうするんだ、金木」
金木(MF)「(明らかに格上の選手…こいつについていけば、全国もありえるか!?)…俺もやろう。
お前らだけじゃ不安だからな」
魔理沙「………」
予想外の結果に、一瞬思考が凍りつく。
31 :
キャプテン霧雨
:2008/10/10(金) 02:26:09 ID:???
魔理沙「お……おお…!マジか、ありがたいぜ!」
藤木(DF)「まぁ、このメンバーの中じゃ俺しかDFいないしな。…というか、俺たちだけでいいのか?」
金木(MF)「確かに、俺たちにあんたを合わせても6人。サッカーはできないぞ?」
魔理沙「安心してくれ。吉良っていう監督が、残りのメンバーを探してきてくれるらしい。
でも、監督とか言ってたらから、あいつは戦力にならないぞ」
全員「(そもそも、監督を戦力に数えるのが間違ってる気が……)」
田中(MF)「……あ、あの!吉良監督って、あの明和FCの監督ですか!?」
魔理沙「(メイワFCってなんだ?)さぁ?本人に聞いてみたらどうだ。どうせ私たちのチームの監督なんだし」
岡山(GK)「(そういえば田中のやつ、昔、南葛より明和のほうを応援してたな)」
金木(MF)「(すごい選手に名監督…これは来た!俺の時代が来たんだ!)」
32 :
キャプテン霧雨
:2008/10/10(金) 02:26:40 ID:???
一部の選手達がやる気を高めていく中、一人、不安を感じている男がいた。
山岡(GK)「(俺と岡山…どちらがGKになるのか…田中はMFだからいいが、俺たちはそうはいかない。
どちらかがフィールダーになるかしたほうがいいんじゃないか…?)」
※魔理沙の田中・岡山への感情が(使えなさそう)になりました
魔理沙の山岡・藤木・金木への感情が(期待)になりました
田中の吉良への感情が(憧れ)になりました
今日はここまでです。
判定がゴタゴタしてしまい、大変迷惑おかけいたしました。
これからは、投票の時以外はage・sageすべてカウントすることにします。
意見・要望があればぜひどうぞ。
これから、よろしくお願いします。
33 :
2
◆vD5srW.8hU
:2008/10/10(金) 08:48:07 ID:???
おおう、なんと東方からの逆輸入!しかも女主人公!
これまでには無かったパターンですね。
魔理沙は一体何処まで行けるのやら…?
34 :
キャプテン霧雨
:2008/10/10(金) 19:30:51 ID:???
>>33
2ねいさん!2ねいさんだ!
敵になった森崎たちや、日向などの能力データは、能力値公開スレのものを使っております。
データを作成してくださった2ねいさんに感謝してもしきれません…!
魔理沙が意外にも勧誘を成功させた一方、こちらは吉良監督である。
吉良「ふふふ…市営グラウンドはここじゃな。下手な学校なんぞより、こちらのほうにいい選手は集まるもんじゃ」
学校近くの市営グラウンドに来た吉良は、早く酒を飲みにいくため、さっさと勧誘を開始することにした。
吉良「さて、どんな連中がいるかのう」
先着5名で
吉良監督の酔いどれ紀行→! card
吉良監督の酔いどれ奇行→! card
吉良監督の酔いどれ機構→! card
吉良監督の酔いどれ気候→! card
吉良監督の酔いどれ気孔→! card
と書き込んでください。
マークと数字によって分岐します。
35 :
キャプテン霧雨
:2008/10/10(金) 19:31:15 ID:???
ダイヤ FW向きの選手 ドリブル・シュート・せりあいが高め
ハート MF向きの選手 パス・パスカット・ドリブルが高め
スペード DF向きの選手 パスカット・ブロック・タックルが高め
クラブ GK向きの選手 セービング・ドリブルorシュートに備えるの数値が追加されます
Q・K 上手そうなやつがおるのう(100%成功します
9〜J 上手そうなやつがおるのう(判定に移ります)
6〜8 まぁまぁのやつじゃのう(勧誘が100%成功します)
3〜5 まぁまぁのやつじゃのう(判定に移ります)
A〜2 へたくそなやつじゃのう(絶対にチームに加入します)
JOKER 吉良が参戦します
age・sageどちらでもカウントします。
用事があるので、次の更新は11時近くになると思います。
36 :
森崎名無しさん
:2008/10/10(金) 19:31:45 ID:???
吉良監督の酔いどれ紀行→
ハート6
37 :
森崎名無しさん
:2008/10/10(金) 19:32:21 ID:???
吉良監督の酔いどれ奇行→
ハート3
38 :
森崎名無しさん
:2008/10/10(金) 19:39:09 ID:???
吉良監督の酔いどれ機構→
ハート5
39 :
森崎名無しさん
:2008/10/10(金) 19:41:25 ID:???
吉良監督の酔いどれ気候→
ハート4
40 :
森崎名無しさん
:2008/10/10(金) 19:44:30 ID:???
吉良監督の酔いどれ気孔→
ダイヤ5
41 :
森崎名無しさん
:2008/10/10(金) 19:45:02 ID:???
吉良監督の酔いどれ気孔→
JOKER
42 :
森崎in幻想郷
◆WoDqDt9wrk
:2008/10/10(金) 22:32:55 ID:???
おお、スレ立ておめでとうございます。
魔理沙、うちのスレに登場しないと思ったらこんなところに居たのね……!
43 :
キャプテン霧雨
:2008/10/10(金) 22:53:19 ID:NHuw5382
>>42
ありがとうございます。
こっちでは一応魔理沙が主人公ですw
その他が……まぁ、その、アレですが。
吉良監督の酔いどれ紀行→ ハート6
吉良監督の酔いどれ奇行→ ハート3
吉良監督の酔いどれ機構→ ハート5
吉良監督の酔いどれ気候→ ハート4
吉良監督の酔いどれ気孔→ ダイヤ5
吉良「やたら上手いやつは大体既にチームに入っているからのう…それなりの選手を探したほうがいいじゃろう」
吉良がグラウンドを見回すと、一人でドリブル練習をしている少年がいた。
まだまだ粗いドリブルだったが、そこは吉良の手腕でどうにでもなるだろう。
吉良「(ふむ、勧誘してみるか)」
柴田(MF)「ふぅ……こんなところでいいか。これ以上上手くなると、相手のDFが可哀想だからな」
吉良「!!?」
声をかけようとした吉良は、激しく驚いて硬直した。
今まで見た選手の中で、あれほどに自信過剰な男がいただろうか。
実力が伴っていればまだマシかもしれないが、明らかに発言と実力が噛み合っていなかった。
吉良「(誰かに似てるような…)そ、そこの君、ちょっといいか?」
柴田(MF)「ん?なんだよおっさん」
吉良「今ちょっとドリブルを見せてもらったのじゃが、なかなか才能あるのう」
44 :
キャプテン霧雨
:2008/10/10(金) 22:53:58 ID:NHuw5382
柴田(MF)「ふふん、まぁ当然さ。俺はドリブルに定評がある男だからな!」
吉良「も、もしよかったら、ワシがこれから新設するチームに入らんか?」
内心このまま勧誘していいのか悩みながらも、吉良はとりあえず誘ってみることにした。
柴田(MF)「いいぜ。今のチームメイトは、俺にボールをちっとも寄越さないから、イライラしてたところなんだ」
吉良「………」
柴田(MF)が加入しました。能力値はあくまでそこそこです。
吉良「さ、さて、あと4人探すとするかのう」
柴田にマサラ中学(今魔理沙のいるところ)に行くように言うと、そそくさと吉良はその場を離れた。
吉良「そろそろ面倒になったきたのう。じゃが、あと4人見つけねば…」
グラウンドを見渡すと、サッカーの練習をしている者が多いが、これといって吉良の目に止まるような人材はいなかった。
45 :
キャプテン霧雨
:2008/10/10(金) 22:54:28 ID:NHuw5382
吉良「もう人数合わせでそこで練習しているやつらに声をかけるとするか」
横川(FW)「ヘイパース」
浅海(MF)「ほいよー」
三原(MF)「こっちにもパース」
馬宮(MF)「いや、こっちにパスだ」
ちょうど4人でパス回しの練習をしている一団があったので、吉良はまとめて勧誘することにした。
吉良「そこのお前さんら、ちょっと話があるんじゃが」
先着4名様で
吉良の知名度1→! card
吉良の知名度2→! card
吉良の知名度3→! card
吉良の知名度4→! card
と書き込んでください。
マークは関係なく、数字が4以上で成功、4未満で失敗です。
JOKERを出すと……
age・sageどちらでもカウントします。
46 :
森崎名無しさん
:2008/10/10(金) 22:57:48 ID:???
吉良の知名度1→
ハートA
47 :
森崎名無しさん
:2008/10/10(金) 22:58:17 ID:???
吉良の知名度2→
ダイヤ7
48 :
キャプテン霧雨
:2008/10/10(金) 22:59:03 ID:NHuw5382
すみません、書き忘れましたが、上から順に出た順番と対応します
49 :
森崎名無しさん
:2008/10/10(金) 23:00:59 ID:???
吉良の知名度3→! card
50 :
ODA強
:2008/10/10(金) 23:01:10 ID:???
吉良の知名度3→
クラブ6
51 :
森崎名無しさん
:2008/10/10(金) 23:02:07 ID:???
吉良の知名度4→
クラブ8
52 :
キャプテン霧雨
:2008/10/10(金) 23:26:59 ID:NHuw5382
吉良の知名度1→ ハートA
吉良の知名度2→ ダイヤ7
吉良の知名度3→ クラブ6
吉良の知名度4→ クラブ8
>>横川は加入せず、それ以外のメンバーが入団します。
横川(FW)「(知らないおっさんについて行くなって父ちゃんに今朝言われたばっかなんだよな)
お、俺帰るわ…!みんな、じゃあな!」
浅海(MF)「あっ…横川…!」
三原(MF)「(あいつ、おっさんが苦手なのか?)…何のご用ですか?」
馬宮(MF)「あ、俺この人見たことあるぜ!明和FCの監督の人だよ!」
浅海・三原「「な、なにィ!」」
吉良「(ムフフ…ワシの知名度もなかなかじゃな)肝心の話じゃが、ワシはこれから新たにチームを作るのじゃが、それに参加せんか?」
馬宮(MF)「(本当は南葛のファンなんだけど)いいっすよ。どうせ俺ら、何のチームにも入ってませんし。
あ、俺、馬宮っていいます」
三原(MF)「僕もいいですよ。こうして4人でボール蹴りも飽きてきましたし。
僕は三原です。よろしくおねがいします。」
浅海(MF)「二人ともやるのか?…なら、俺もやるよ」
馬宮(MF)「こいつが浅海です。パスだけは上手いんだよな!」
浅海(MF)「そ、そんなことも…ないと、思うかな……」
53 :
キャプテン霧雨
:2008/10/10(金) 23:27:22 ID:NHuw5382
吉良「(この浅海とかいうのは優柔不断そうじゃのう)ワシは吉良 耕三。
チーム名はまだ決まっておらんが、追々決めていくつもりじゃ。
とりあえずは、他のメンバーがいるはずのマサラ中学に向かってくれ」
三人「はーい」
吉良の言うとおりに素直にグラウンドを出て行くMF3人組。
それなりにチームワークは良さそうだ。
吉良「……さて、飲みにいくか」
魔理沙「それで来たのがお前らか」
柴田(MF)「あんたもなかなか上手そうだな。まぁ、俺よりは…ゲェー!お前、金木!?」
金木(MF)「(何でこいつが…)」
馬宮(MF)「(女がまとめ役で大丈夫なのかよ)」
浅海(MF)「(金木さんがいるなら安心かな…)」
魔理沙「とりあえず、お前らのポジションはどこなんだ。ちなみに私はFWだぜ」
54 :
キャプテン霧雨
:2008/10/10(金) 23:27:49 ID:NHuw5382
柴田・馬宮・浅海・三原・金木・田中「「「「「「MF」」」」」」
山岡・岡山「「GK」」
藤木「DFだぜ!」
魔理沙「(頭痛くなってきた…)」
MFが6人でDFが1人。明らかに偏っている。GKが一応いるのがまだマシ…か?
だがこのチーム、恐ろしく決定力がない。シュートがある程度強いのは金木と魔理沙しかいない。
しかも守備もいない。中盤を突破されたらほぼ確実にシュートが飛んでくるだろう。
魔理沙「(しかも10人か…あと1人、どうしたもんかな)」
A FWを探しに行く
B DFを探しに行く
C この際、監督を戦力にするべきだ
D その他
*先に2票入った選択肢が採用されます。ageで投票してください。sageではカウントできません
*他人のDを支持する場合はD >>○○のように安価をつけてください
55 :
森崎名無しさん
:2008/10/10(金) 23:28:40 ID:tvVysCUA
D
能力の低い選手を鍛え上げられる場所から探す
56 :
森崎名無しさん
:2008/10/10(金) 23:30:59 ID:uwwNDi86
c
57 :
森崎名無しさん
:2008/10/10(金) 23:31:39 ID:cv4mS+SY
D
>>55
58 :
キャプテン霧雨
:2008/10/10(金) 23:52:35 ID:NHuw5382
>>D
能力の低い選手を鍛え上げられる場所から探す
魔理沙「私はこの辺りのことをよく知らないんだが…練習が出来そうな場所はあるのか?」
馬宮(MF)「俺たちがさっきまで練習してたグラウンドがあるぜ。なかなか広くて打ってつけだと思うぜ」
魔理沙「なるほど(こいつらを鍛えないとどうしようもない…とりあえず練習から始めるか)」
グラウンドの存在を知りました。これからは練習フェイズが午前・午後と2回発生します。
魔理沙が真面目に練習させる気になっているので、能力値がちょっとだけ上がりやすくなります。
魔理沙「おおそうだ。自己紹介を忘れていたぜ。私がこのチームのキャプテンの霧雨 魔理沙だぜ」
一通り自己紹介が終わりました。
魔理沙からの印象
田中→パスとドリブル以外は使えない
岡山→せりあいがちょっと高め。それ以外は低い
山岡→セーブ力は並程度。フィールダー能力ではタックルのみ高い
藤木→パスが高めなDF。せりあいとドリブルが低い
金木→ドリブル・パスはなかなか高く、パスカットが一番高い。しかしシュート値が頼りない
馬宮→シュートだけは使い物になりそうだが…
柴田→言葉通りドリブルは高く、金木とほとんど遜色ない。パスとパスカットが下手
三原→全般的に特徴なし。無難な能力
浅海→パスが高いが、タックルが低い
59 :
キャプテン霧雨
:2008/10/11(土) 00:16:23 ID:WbMZzCmU
グラウンドに向かう途中、一人後ろを歩く金木に魔理沙は話しかけることにした。
魔理沙「おい、金木」
金木(MF)「なんだ霧雨?」
魔理沙「お前に頼みがある。…あいつらの練習を見てやってくれないか?」
魔理沙はとりあえず全体練習のときは、指導に回るつもりだった。
しかしさすがに一人では限度があるので、まだ練習の必要がなさそうな金木に協力してもらうことにした。
金木(MF)「…いいだろう。今はあいつらをまともな戦力にするのが先決だからな」
魔理沙「しかし、あのおっさんMFばっか勧誘しやがって、何考えてんだ」
金木(MF)「見た目でわかりにくいからしょうがないんじゃないか?」
魔理沙「まぁ、決まったことをぐちぐち言っててもしょうがないな。…よし、とりあえず練習やるぜ!」
金木(MF)「(ともあれ、優先すべきは特にヘタクソな田中と岡山だな…あとの連中は少し練習すれば県大会レベルにはなるだろう)」
60 :
キャプテン霧雨
:2008/10/11(土) 00:16:48 ID:WbMZzCmU
グラウンドでは、サッカー少年たちがあちこちで遊んでいる。ボールは貸し出ししているようだ。
それでも十分なスペースがあり、ゴールも相当数空いており、練習する分には問題なさそうである。
魔理沙「よしお前ら、とりあえず練習だ!練習するぞ!とにかく全国優勝だ!!」
先着順に1人当たり3人分まで
田中の練習→! card
岡山の練習→! card
藤木の練習→! card
山岡の練習→! card
柴田の練習→! card
三原の練習→! card
浅海の練習→! card
馬宮の練習→! card
書き込んでください。
マークと数字で分岐します。
ダイヤ・ハート→ドリブル・パス・シュート・せりあいが上昇します
クラブ・スペード→タックル・パスカット・ブロック・セービングが上昇します
K→【田中・岡山】能力値+5 【その他】能力値+4 ※さらに必殺技フラグが立ちます
J・Q→【田中・岡山】能力値+4 【その他】能力値+2
6〜10→【田中・岡山】能力値+2 【その他】能力値+1
A〜5→【田中・岡山】能力値+1 【その他】変化なし
JOKER→全能力+6 必殺技を習得します
age・sageのどちらでもカウントを行います。
61 :
ODA強
:2008/10/11(土) 00:21:55 ID:tV3nzm96
田中の練習→
ハートA
岡山の練習→
ダイヤ4
藤木の練習→
クラブK
62 :
ODA強
:2008/10/11(土) 00:22:04 ID:tV3nzm96
田中の練習→
ハート9
岡山の練習→
クラブ8
藤木の練習→
クラブ3
63 :
森崎名無しさん
:2008/10/11(土) 00:28:11 ID:???
山岡の練習→
ダイヤ2
柴田の練習→
スペードQ
64 :
森崎名無しさん
:2008/10/11(土) 00:32:58 ID:???
三原の練習→
スペードA
浅海の練習→
ダイヤ6
馬宮の練習→
ダイヤA
65 :
キャプテン霧雨
:2008/10/11(土) 01:35:31 ID:WbMZzCmU
田中の練習→ ハートA
岡山の練習→ ダイヤ4
藤木の練習→ クラブK
山岡の練習→ ダイヤ2
柴田の練習→ スペードQ
三原の練習→ スペードA
浅海の練習→ ダイヤ6
馬宮の練習→ ダイヤA
>>田中・岡山のドリブル・パス・シュート・せりあいが+1
藤木のタックル・パスカット・ブロック(セービングはありません)が+4 さらに必殺技フラグGET
柴田のタックル・パスカット・ブロック(セービングはありません)が+2
浅海のドリブル・パス・シュート・せりあいが+1
魔理沙「いけェ浅海!そのままシュートだ!」
魔理沙の指示に従い、ドリブルからシュートの体勢に入る浅海。
こういう練習が初めてなのか、より気合が入っているようだ。
浅海(MF)「よし、てやぁあああ!」
岡山(GK)「よし!止めるぞ!」
ズバァン!
浅海の放ったシュートは威力はないものの、正確にゴールの左下へと吸い込まれていった。
一方、勢いよく岡山が飛んだのは、右だった。
66 :
キャプテン霧雨
:2008/10/11(土) 01:36:58 ID:WbMZzCmU
金木(MF)「…なぁ、岡山。セービングのときに目をつぶったら、そりゃどっちに行くかわからないよな?」
岡山(GK)「わ、わかってるって!今のはちょっとしたミスだよミス!(そっか、目をつぶってたらいけなかったのか)」
山岡(GK)「岡山。お前ちょっとフィールダーとしてやってみろ」
三原(MF)「えっ?(それはちょっと荷が重いんじゃ…)」
そんな三原の思いとは裏腹に、勢いよく頷く岡山。
田中(MF)「じゃあ、僕がパスするから、岡山はシュートを頼むぜ!」
馬宮(MF)「へっ、お前のパスなんか通すかよ!」
カットに向かってきた馬宮を、田中は冷静にドリブルでかわす。
上手いドリブルではないが、パスを出すと思っていた馬宮は突っ立ったまま、田中のドリブルを通してしまった。
馬宮(MF)「な、なにィ!?」
田中(MF)「(僕だってやれるんだ!)それっ、頼むぞ、岡山!」
岡山(GK)「うおおおおお!これが俺のヘディングだ!」
バゴオッ!
山岡(GK)「(まぁ、本気を出すまでもないな…)」
しかし、岡山のヘディングは山岡の予想を裏切り、勢いよくゴールへと飛んでいく。
67 :
キャプテン霧雨
:2008/10/11(土) 01:37:45 ID:WbMZzCmU
山岡(GK)「ま…まずい!」
ギリギリになって全力で手を伸ばすが、現実はそう甘くない。
焦る彼の手をすり抜け、岡山のシュートはゴールに突き刺さった。
田中(MF)「やったァ岡山!」
岡山(GK)「へへっ、俺も案外やるだろ?」
山岡(GK)「(ぼーぜん)」
金木(MF)「(…山岡、お前………)」
魔理沙「ふむ…まぁヘタクソなりに進歩してるってことだな……しかし、あいつらはすごいな」
藤木・柴田は何やら逆側のゴールでディフェンスの特訓をしているようだ。
金木や魔理沙の指示がないにもかかわらず、2人のタックルやカットはどんどん鋭さを増していく。
68 :
キャプテン霧雨
:2008/10/11(土) 01:39:39 ID:WbMZzCmU
藤木(DF)「よっしゃこいやァ!俺を抜いてみろ、柴田ァ!」
柴田(MF)「確かにDFではアンタが師匠だが……ドリブルなら俺のほうが圧倒的に上だぜ!」
言葉と共に、スピードに乗ったドリブルで藤木を抜きにかかる柴田。
そのドリブルは、見事藤木を抜くかのように見えたが…
藤木(DF)「おりゃああああ!熱血ハートタックルだ!!!」
ギン!
ドグガシャアアアアアアアアアアアア!!!
瞳を怒らせ、全力でのスライディングタックル。
気迫の篭った一撃は、柴田の事前の予想を遥かに上回った。
柴田(MF)「なん……だと…?」
藤木の地面をえぐるすさまじいタックルが、柴田に炸裂した。
柴田(MF)「俺が…この…俺がァ!!?うあああああッ!」
あまりの威力に、上へと吹っ飛ばされる柴田。
ドガァ!
吹き飛ばされた彼は、轟音と共に地面に叩きつけられる。
69 :
キャプテン霧雨
:2008/10/11(土) 01:40:23 ID:WbMZzCmU
藤木(DF)「やべ…やりすぎた!大丈夫か、柴田!」
柴田(MF)「だ、大丈夫…っすよ……いやぁ、さすが……師匠だ。でも今度はこっちの番だぜ!」
立ち上がるやいなや、すぐに柴田は元気に動き始める。どうやら怪我の心配はなさそうだ。
魔理沙「…うーむ、すごいな。アレは私でも避けれるかわからん」
金木(MF)「(藤木…これなら、県大会程度なら本職のDFがお前だけでも大丈夫かもしれん)」
その後、一度合流し、魔理沙と金木を除く全員で練習試合をすることにした。
中でもやはり目立ったのは藤木・柴田だった。
三原(MF)「このパスならどうだ!」
柴田(MF)「ハーッハッハッハッ!甘いぜ!」
柴田は、三原のパスをいとも簡単にカットしてしまった。
しかし、パスをするという考えが頭にないのか、ドリブルでの突破一点である。
藤木(DF)「ここまで運んでごくろーさん」
柴田(MF)「あれェ?!」
魔理沙「(攻撃は進歩してねぇな……)」
70 :
キャプテン霧雨
:2008/10/11(土) 01:41:16 ID:WbMZzCmU
藤木(DF)「よし、浅海!お前が行け!」
柴田から奪ったボールを、すぐさま中盤にいた浅海に渡し、また柴田のマークに戻る藤木。
浅海(MF)「(ここは、ドリブルで突破だな)よし、行くぞ!」
馬宮(MF)「そうは」
田中(MF)「いかない!」
ズシャアア!!
二人がかりでのタックル。DFではない彼らは、数に頼るしかない。
浅海(MF)「パスだけじゃ…ないんだ!」
二人「「なにィ!?」」
強引ながらも、なんとかボールを奪われずに突破する浅海。
そこに、前線から走ってきた柴田が向かう。
柴田(MF)「うおおおおお!師匠直伝のォ!」
浅海(MF)「今度はパスだ!」
柴田(MF)「ええ…ちょ、嘘…!」
またドリブル突破をすると読んだ柴田のタックルは、ボールとは別の方向へと滑っていった。
岡山(GK)「今度はボレーだぜ!」
71 :
キャプテン霧雨
:2008/10/11(土) 01:41:49 ID:WbMZzCmU
山岡(GK)「(いいか…落ち着くんだ。落ち着けば止められるぞ、うん)」
バシィ!
岡山の放ったボレーは、今度はしっかりと山岡にキャッチされていた。
魔理沙「あんまり成長してないな」
金木(MF)「田中もな。…所詮は雑魚ってことなのか……」
※魔理沙の藤木に対する感情が(やるじゃねぇか)になりました。
魔理沙と金木の田中・岡山に対する感情が(やっぱ雑魚?)になりました。
柴田の藤木に対する感情が(師匠!)になりました。
魔理沙「よし、今日は練習終了だ。明日も練習するから、ちゃんとグラウンドに来いよ」
金木(MF)「いや、朝練もやろう。今はチームを強くするんだ」
魔理沙「ふむ…反対のやつはいるか?」
72 :
キャプテン霧雨
:2008/10/11(土) 01:42:31 ID:WbMZzCmU
誰も朝練には反対しないようだった。
一応は全国を目指している以上、それくらい当然のことだろうと全員が思っていたからだった。
魔理沙「よし、明日はちゃんと監督を連れてくる。それじゃあ解散だ!」
ざわざわ……
魔理沙「ふぅ、人に教えるってのもなかなか大変だな。それにしてもどこに行ったんだあのおっさん」
メンバーが帰った後、魔理沙は適当に何かすることにした。
A とりあえず練習するか(何の練習をするかで分岐します)
B 監督を探しに行こう
C メンバーが足りねぇよ
*先に2票入った選択肢が採用されます。ageで投票してください。sageではカウントできません
73 :
TSUBASA DUNK
:2008/10/11(土) 01:47:50 ID:wZZ5oCxo
C
期待しています。がんばってください!
74 :
城山正
◆2veE6wGXw2
:2008/10/11(土) 01:50:28 ID:EnCNGrrc
C
オリキャラ仲間として応援してます。
75 :
キャプテン霧雨
:2008/10/11(土) 02:02:34 ID:WbMZzCmU
>>73
、74
お二方とも、自分にとっては先輩なので、応援は非常にありがたいというか…
もう後には引けないですねw とりあえずは頑張っていこうかと。
スレのほうにも、ちょくちょくお邪魔させていただきます。
>>C メンバーが足りねぇよ
魔理沙「なんだかんだ言ってまだ10人しかいないんだよな。いつ試合があってもいいように、あと1人くらいはいて欲しいぜ」
とりあえずチームメイトを探すことにした。さすがに試合に出れないようでは全国大会どころの話ではない。
魔理沙「しかし、一体どうするかな…」
A ランダムに探す 探索と同じく、マークと数字で決定します
B FWを探す 数字によっては、発見できないこともあります
C DFを探す 数字によっては、発見できないこともあります
D 監と(ry 9〜Kがでた時のみ、メンバーに加わります
E 八卦炉で召喚なんてやってみる 3/13の確率で助けが来てくれます
76 :
キャプテン霧雨
:2008/10/11(土) 02:03:46 ID:WbMZzCmU
*先に2票入った選択肢が採用されます。ageで投票してください。sageではカウントできません
今日はここまでです。意見・要望があればぜひどうぞ。
77 :
森崎名無しさん
:2008/10/11(土) 02:04:02 ID:KkfKM6GM
E
78 :
森崎名無しさん
:2008/10/11(土) 02:05:23 ID:0QkCINak
E
79 :
ODA強
:2008/10/11(土) 02:05:36 ID:tV3nzm96
E
80 :
キャプレナの中の人
◆vT9A7Z6fDY
:2008/10/11(土) 02:22:03 ID:???
外に出て行くパターンは東方系の外伝では初めてですね
魔理沙が進化した文明に付いていけるか心配ですがw
岡山と山岡みたいに、似たような名前を出すと 混乱しやすいと思います
俺の部活の先輩に 実際この名前の人たちがいて混乱した思い出が有りw
81 :
ODA強
:2008/10/11(土) 02:24:52 ID:tV3nzm96
山岡って聞くとドカベンのパンダ顔でエラー王の山岡を思い出してしまうwww
82 :
城山正
◆2veE6wGXw2
:2008/10/11(土) 02:40:48 ID:???
ネーミングの話が出てるので少しお邪魔します。
私もSCの選出作る時に結構悩みました。んで結局
1→い・いいづか
2→に・ながわ→現メロン
3→み・やはら
4→し・まざき
5→ご・とう→現ゴニョニョ
6→む・らかわ
7→な・かはた
8→や・じま
9→く・どう→現エロ
10→と・だ→現師匠
11→い・とい
と背番号と名前を一致させるようにしました。
現在はポジションが変わったので一致しませんが、初期の頃は自分でも混乱したので何かの参考になれば幸いです。
山岡と聞くと「女将を呼べッ!」の人の倅を思い出してしまふ。
83 :
森崎名無しさん
:2008/10/11(土) 06:33:51 ID:???
なるほど、いろいろみんな考えてるのか
おっぱい揉んだり借金作ったり廃人になったりばっかしてるわけじゃないんだな
84 :
森崎名無しさん
:2008/10/11(土) 11:04:38 ID:???
見えるぞ…
召喚でやってきた仲間の引きを若林さんが担当している姿が……
85 :
キャプテン霧雨
:2008/10/11(土) 18:47:19 ID:WbMZzCmU
>>80
、82
魔法泥棒マリサちゃんはじまるよー\(^0^)/
名前については…その通りですね。…じゃあ、倅のほうから取って山岡のほうを【美味】とこれから呼ぶことにしましょうw
とりあえず今のところは、変更は【美味】だけで行きたいと思います。
それでも足りないと感じれば、またご意見くだされば幸いです。ご意見、ありがとうございました。
>>E 八卦炉で召喚なんてやってみる 3/13の確率で助けが来てくれます
魔理沙「…そうだ。幻想郷から誰か呼べないか?」
ふところにしまっておいた八卦炉を見る。
いろいろ混ざったものだけに、ひょっとしたら召喚機能なんかもついているかもしれない。
今の状況を打破するには、自分と同じ幻想郷のトッププレイヤーが必要だ。
八卦炉を構え、魔理沙は魔力を込め始める。
魔理沙「試す価値は十分。魔法使いは度胸、なんでもやってみるのさ」
魔理沙「さぁ行くぜ!……これが私のマスター召喚だぜ!!」
86 :
キャプテン霧雨
:2008/10/11(土) 18:48:26 ID:WbMZzCmU
先着1名で
魔理沙の度胸→! card
と書き込んでください。
数字で分岐します。
J→「魔理沙、賽銭ちょうだい」 霊夢が増援に来た!
4→「魔理沙、なんでこんなところにいるの?」 アリスが増援に来た!
A→「あたいがさいきょうなんだ!」 氷の妖精が増援に来てくれたようですよ?
JOKER→召喚は失敗するが、魔理沙が忘れていた技を全て思い出し、県大会から発展技を覚えられるようになる
それ以外→召喚なんてできませんよ(笑) メンバー探しは明日にする
次の更新はまたちょっと遅くなります。
87 :
森崎名無しさん
:2008/10/11(土) 18:51:08 ID:???
魔理沙の度胸→
ハートA
88 :
森崎名無しさん
:2008/10/11(土) 18:51:56 ID:???
うん、すまない・・・・
89 :
森崎名無しさん
:2008/10/11(土) 18:54:48 ID:???
まぁ来ただけいいと思いたい…
トラブルフラグが立った気がするけどw
90 :
森崎名無しさん
:2008/10/11(土) 18:54:53 ID:???
いやいや召喚機能がある
てことになったのはでかい
91 :
森崎名無しさん
:2008/10/11(土) 20:40:46 ID:???
戦力がどうかはわからん
しかし笑いの種なのは確実だ
92 :
森崎名無しさん
:2008/10/11(土) 20:42:01 ID:???
ボールがわたれば常に暴走、の可能性の塊がきましたね
93 :
森崎名無しさん
:2008/10/11(土) 22:20:55 ID:???
バカルテットコンプリートフラグじゃね?
94 :
キャプテン霧雨
:2008/10/12(日) 00:06:23 ID:c1Oh/mG6
魔理沙の度胸→ ハートA
>>A→「あたいがさいきょうなんだ!」 氷の妖精が増援に来てくれたようですよ?
魔理沙「もっとだ……もっと輝けェ!!」
これでもかといわんばかりの魔力を八卦炉につぎ込む魔理沙。
通常の出力を遥かに超える操作。ここからは魔理沙も未知の領域であった。
魔理沙「うおおおおおおおおお!!!!!究極・召喚!」
八卦炉が限界まで稼動したその瞬間、奇跡が起きた。
この世界と幻想郷の境界を捻じ曲げ、八卦炉の力が幻想郷へと繋がる。
魔理沙「お、おお?!なんだかよくわからんがいい感じだぜ!よし、誰か来い、助けに来い!
できればDFかFWでお願いするぜ!!」
その声に応えるかのように膨れ上がっていく光。
魔理沙も高まっていく期待が隠せないらしく、内心ドキドキしていた。
魔理沙「(まさか…マジで上手く行くとは……まぁ、私の普段の行いがいいからだな)」
光が収縮し、八卦炉の上空から何かが落下してくる。
その何かは空中で優雅に一回転すると、軽やかに地面に着地した。
光が完全に消え去ったときそこにいたのは……
95 :
キャプテン霧雨
:2008/10/12(日) 00:06:59 ID:c1Oh/mG6
チルノ「よんだ?」
魔理沙「お前かよ」
そこにいたのは、魔理沙もよく知っている氷の妖精だった。
確かにDFだが、望んでいたトップエースではない気もする。
魔理沙「チルノか……まぁ、こいつでもいいか」
チルノ「なにかよう?」
魔理沙「(最初にDFって言ったのが失敗だったか?)なぁチルノ、お前サッカーやるか?」
チルノ「サッカー?さいきょうのあたいにめをつけるとは、さすがはまりさね!」
魔理沙「(メンバーがとりあえずこれで11人揃ったか。一応は成功だな)」
チルノ「ところで、ここはどこなの?」
外の世界に出たばかりのチルノがキョロキョロと周囲を物珍しそうに見回す。
周囲はグラウンドなので、特に目立った建物もなかったが。
魔理沙「なんでも、カナガワケンとかいう世界らしい。見たことのないものがたくさんあったぜ」
チルノ「へー」
魔理沙「それでだ。お前が最強だと証明するには、サッカーの大会で優勝しなきゃいけないんだ」
チルノ「なにィ!?」
96 :
キャプテン霧雨
:2008/10/12(日) 00:07:39 ID:c1Oh/mG6
魔理沙「そういうわけで、私が一足先にこっちに来てチームを作っておいた」
チルノ「まりさ…まりさありがとう!あたい、しょうめいするよ!あたいがさいきょうなんだ!」
魔理沙「(なんだろう…罪悪感が……)あ、ああ。さしあたっては私と一緒に行動したほうが何かといいだろう」
チルノ「そうね」
※チルノが仲間になりました。チルノはDFです。
DFのくせにタックルが低く、その代わりシュートが高いです。ガッツはもちろん有り余っています。
必殺技も持っています。確率の低い助っ人なので能力値は上手い人と同クラスです。
チルノの魔理沙への感情が(かんしゃ!)になりました。
魔理沙「さて、メンバーも揃ったところだし、監督を探しに行こう」
チルノ「かんとくってなに?」
魔理沙「今のところはよくわからない役立たずだぜ」
97 :
キャプテン霧雨
:2008/10/12(日) 00:08:25 ID:c1Oh/mG6
その頃……
吉良「う〜ィッ!大分酔ったわい……」
上手いこと食い逃げ、飲み逃げをしてきた吉良は、公園のベンチで一休みしていた。
※吉良が必殺技【強引な食い逃げ】を習得しました。 試合には効果ありません。
吉良「そういえば魔理沙はちゃんとチームを作れたのかのう……」
思い返してみると、自分の勧誘した選手には、ロクに上手そうなやつがいなかった。
しかもちゃんと勧誘できた選手は4人。今のところ一人足りないはずだ。
吉良「まぁ不可思議な術を使う魔理沙のことじゃ。なんとかなっておるじゃろう」
魔理沙「そこにいたのか」
吉良「魔理沙か。チームはどうなったんじゃ?」
魔理沙「お前がそれを言うのか…MFばっか寄越してきたお前が」
吉良「…なにィ!?」
魔理沙「お前の連れてきた奴ら、全員がMFだったぞ」
吉良「まさか、お前が勧誘したのもMFばっかということは…」
98 :
キャプテン霧雨
:2008/10/12(日) 00:08:49 ID:c1Oh/mG6
魔理沙「使えないお前と私を一緒にするんじゃないぜ。ちゃんとGKもDFもいるぜ」
その言葉に吉良は安堵した。少なくともフィールダーからGKに転向させるという無茶はしなくてよくなった。
少なくともチームの形がある以上、吉良の栄光を取り戻すための最低限の条件は揃ったわけである。
魔理沙「そうそう、あまりにもお前が寄越した連中が頼りないんで助っ人を呼ばせてもらったぞ」
吉良「なんだと!?」
チルノ「くさい」
吉良「なにィ!」
魔理沙「最強のチルノだ。田中や岡山よりはよほど役に立つ(というか、ひょっとしたら金木よりも……」
魔理沙から見てまったく使えない二人の名前を出す。
しかし、人名を出されても吉良にはさっぱりわからなかった。
練習中は酒を飲んでいたからだ。まったくもってダメなおっさんである。
吉良「ふむ…その田中とかいう連中はそんなに使えんのか?」
魔理沙「大会に出すんだったら、まったくもって役立たずのレベルだな」
吉良「練習すれば何とかなるじゃろう」
魔理沙「ならお前練習に来やがれ」
チルノ「きやがれー」
99 :
キャプテン霧雨
:2008/10/12(日) 00:09:12 ID:c1Oh/mG6
吉良「ワシの練習はスパルタじゃぞ」
魔理沙「朝練から来いよ」
吉良「朝は無理じゃ」
魔理沙「(なんだこのおっさん…)」
魔理沙は吉良に期待しないことにした。
※チルノの吉良に対する感情が(くさい)になりました。
魔理沙の吉良に対する感情が(マジで役に立たない)になりました。
チルノ「おなかへった」
魔理沙「そうだな。私も腹減ったぜ。おっさん、何か買ってきてくれ」
吉良「(恩は売っておこうかのう…フヒヒ)まぁいいじゃろう」
腹が減っていたチルノと魔理沙は吉良がコンビニで買ってきた弁当を食べることにした。
まだまだ飲んでくるつもりらしい吉良はグラウンドに明日の午後来ることを約束し、立ち去っていった。
チルノ「すげー!さかながごはんにはいってる!」
魔理沙「高級品を買ってくるなんて、おっさんは意外と金持ちなんだな。たかりまくっても大丈夫だろう」
二人が一心不乱に弁当を食べていると、通りかかる影が一つ。
100 :
キャプテン霧雨
:2008/10/12(日) 00:10:09 ID:c1Oh/mG6
その影は魔理沙を見つけると、手を上げて駆け寄ってきた。
山岡(GK)「よぉ、霧雨!こんな時間になにしてるんだ?」
魔理沙「魔理沙でいいぜ。他の連中にも言っておいてくれ」
山岡(GK)「オーケー…って、その子は誰だ?」
魔理沙「新しく入ったDFだ。仲良くしてやってくれ、あとボールはあまり渡さなくていいからな。
チルノ、こいつは山岡ってチームメイトだ」
チルノ「あたいチルノ!よろしくな、やまおか!」
山岡(GK)「は、はぁ…俺は山岡だ」
チルノ「あたいのあしをひっぱるんじゃないぞ!」
山岡(GK)「(なんか柴田に似てる気がするなぁ…)」
魔理沙「さて、最初の質問だが、弁当を食べているところだ」
チルノ「うまいぞー!」
山岡(GK)「な…なんだと!?ダメだダメだ!コンビニ弁当なんて(ry」
山岡はその後数十分の間、コンビニ弁当がいかにまずくて栄養価がないものか語り続けた。
魔理沙は正直聞く気がほとんどなかったが、食べると山岡がまた怒り出すので黙って聞いていた。
山岡(GK)「…というか、家で食べないのか?」
101 :
キャプテン霧雨
:2008/10/12(日) 00:10:32 ID:c1Oh/mG6
チルノ「いえってなんだー?」
魔理沙「家か…この世界にはないぜ」
山岡(GK)「(…家出でもしてきたのか?)そういうわけなら、俺の家で食べるか?」
魔理沙「それは魅力的な話だが……じゃあ、この弁当は捨てるのか?」
山岡(GK)「そ、そうだな……」
魔理沙としては何の含意もなく言ったのだが、山岡には難しい質問だった。
親から食物は大事にしろと言われている以上、捨てさせるのはできない。
山岡(GK)「きょ、今日のところはしょうがない。明日からだ!」
魔理沙「わかった。だが、お前の家を私は知らないぞ」
山岡(GK)「美味亭って料亭だよ。人に聞けばわかると思うぞ」
魔理沙「ふむ、お前はじゃあこれから【美味】だな」
山岡改め、美味(GK)「な、なんでだよ!?」
魔理沙「岡山と間違えやすいんだ。どっちもGKだし」
美味(GK)「すっげぇ納得いかないんだけど…」
チルノ「やまおかじゃないのか?」
魔理沙「それは偽の名前なんだ。これからはビミーって呼んでやれ」
チルノ「ビミー、よろしくな!」
102 :
キャプテン霧雨
:2008/10/12(日) 00:10:57 ID:c1Oh/mG6
美味(GK)「わかったよ…それでいいよ……じゃあ、また朝練でな」
寂しそうに美味は去っていきました。
魔理沙「ばくばくむしゃむしゃ」
チルノ「うめー!」
魔理沙「さて、食事は終わったが、どこを寝床にするべきか」
チルノ「みずうみないの?」
魔理沙「近くにはないと思うぞ…ああ、野宿しかないのか?あのスキマババアめ」
途方に暮れる魔理沙の前に、スキマが突如出現する。
そこから出てきたのは、そもそもの元凶である八雲 紫であった。
紫「元気してた?…あら?よくわからないのを連れてきたのね」
チルノ「(くさい)」
魔理沙「…まさか、連れ帰るつもりか?」
紫「いいえ。あなたが自力で連れてきたから、見逃してあげるわ」
魔理沙「じゃあ一体何の用だ?」
紫「とりあえず、泊まるところを用意したわ。……ほら」
103 :
キャプテン霧雨
:2008/10/12(日) 00:11:48 ID:c1Oh/mG6
スキマから出てきたのは、ちょっと大きめのテントだった。
それに興味を示したチルノが駆け寄って転がして遊び始める。
魔理沙「(とりあえず放って置こう)そんなのより金を出してくれ」
紫「嫌よ。そんなの自分で稼ぎなさい」
魔理沙「(テントでも何もないよりはマシか)」
チルノ「ぐるぐるごろごろ」
紫「あと、あなたのスキルについて話があるわ」
魔理沙「そうだ。よくも忘れさせやがったな!」
紫「まぁ、ちょっとしたハンデってやつよ。
あなたは幻想郷のエースなのだから。あと、忘れた技は運がよければ思い出せるようにはしてあるわ」
紫の言葉に、思いっきり疑わしげな視線を送る魔理沙。
魔理沙「本当だろうな?」
紫「ええ。でも話はそっちのことじゃないのよ」
魔理沙「……?」
104 :
キャプテン霧雨
:2008/10/12(日) 00:12:24 ID:c1Oh/mG6
紫「あなたのラーニングのスキルを少しいじらせてもらったわ。まぁ、頑張るのね」
それだけ言うと、紫はスキマごと消え去った。
魔理沙「ちょ、ちょっと待て!いじるって何をいじりやがった!答えやがれ腐れババア!!」
魔理沙のむなしい叫びが公園にこだまするのだった……
※魔理沙のスキルついて
忘れている技について
魔理沙は現在、マスパ以外の技を全て忘れています。
該当行動をしているときに条件を満たすと、その技を思い出します。
例→ドリブルの判定のときに条件を満たす 必殺ドリブルを思い出す
県大会までの状態では、K・JOKERを出したときのみ技を思い出します。
全国大会以降では、より思い出しやすくなります。
【ラーニング】について
魔理沙には人の技をパク…もとい、死ぬまで借りるスキルがあります。
このスキルは、一部この世界でも適用されます。
ラーニングできる条件
・相手の技が発動している
・魔理沙の引いたカードがK・Qである
この条件の両方を満たしたとき、勝負の結果がどちらでも魔理沙がその技を覚えます。
ただし、ストックは2つ。2つ以上になった場合は上書きという形になります。
条件上、味方の技は覚えることはできません。
ラーニングと思い出しがかぶったときは、忘れた技が優先されます。
105 :
キャプテン霧雨
:2008/10/12(日) 00:12:53 ID:c1Oh/mG6
翌朝……
魔理沙「チルノの隣だと寒いな……」
チルノ「ねむいー」
魔理沙「練習だ練習」
魔理沙の言葉に、しぶしぶながらも従い、テントから出てくるチルノ。
魔理沙「(さて、朝練はどうしようかな)」
A 金木も練習に参加させる (田中・岡山の補正がなくなります)
B 昨日と同じく金木は指導役 (金木は練習しません)
C 私も練習するぜ (成長率が悪くなりますが、魔理沙も練習します)
*先に2票入った選択肢が採用されます。ageで投票してください。sageではカウントできません
106 :
TSUBASA DUNK
:2008/10/12(日) 00:17:58 ID:P9sa7cto
A
107 :
森崎名無しさん
:2008/10/12(日) 00:21:31 ID:1F2v/OXA
C
108 :
森崎名無しさん
:2008/10/12(日) 00:21:49 ID:STw5in4k
C
109 :
キャプテン霧雨
:2008/10/12(日) 00:38:59 ID:c1Oh/mG6
>>C 私も練習するぜ
魔理沙「昨日はなんだかんだで練習できなかったからな…よし、私も練習することにするか!」
魔理沙はチルノを連れてグラウンドに向かった。
岡山(GK)「あ、魔理沙さん」
浅海(GK)「おはようございます」
魔理沙「よし、みんな揃ってるな。今日は私も練習する」
金木(MF)「(まぁ朝練だし、いいだろう)」
チルノ「おまえら、あたいのあしをひっぱるなよ!」
全員「なにィ!?」
柴田(MF)「(ふふん、俺の華麗なドリブルでギャフンと言わせてやるぜ!)」
藤木(DF)「(まぁ、実力はありそうだが…)」
馬宮(MF)「あーあ、また女かよ」
魔理沙「…文句があるようだな」
馬宮(MF)「そりゃあね。俺らより弱かったら話にならんでしょ?」
三原(MF)「(僕らも大して強くないけどね…)」
110 :
キャプテン霧雨
:2008/10/12(日) 00:39:37 ID:c1Oh/mG6
金木(MF)「(こいつ、バカだ…)」
馬宮の挑発を受け、魔理沙はとりあえず全員に実力を見せてやろうと考えた。
そのほうが、自分がキャプテンであっても素直に命令が実行されるだろう。
魔理沙「じゃあ、お前の得意なブロックで私のシュートを止めてみるんだな」
ゴール前まで行き、昨日の吉良の時よりは遠くにボールを置く。
馬宮(MF)「(へっ、女のシュートなんかに負けるかよ)」
美味(GK)「(嫌な予感が…)」
チルノ「あたいもうちたいー!」
魔理沙「後でな。……じゃあお前ら、準備はいいか?」
馬宮(MF)「おう!」
魔理沙「(後腐れないよう、本気で行かせてもらうぜ!!)」
魔理沙「輝け八卦炉!これが私のマスタースパークだぜ!!!」
田中(MF)「(偶然、昨日のを見ちゃったんだよね…)南無阿弥陀仏…」
111 :
キャプテン霧雨
:2008/10/12(日) 00:41:06 ID:c1Oh/mG6
先着3名様で
絶対的な力(八卦炉)→マスタースパーク 44+! card
馬宮の意地→ブロック 30+! card
山岡の嘆き→セーブ 30+4(パンチング)+! card
数字の値で分岐します。
数字の値が
5≦ エースの貫禄を見せる みんなが従います
2〜4≦ エースの貫禄を見せる 柴田は従いませんが、みんなビビります
1≦ シュートは弾かれる! でも一部の選手は従います
0= シュートは弾かれる! 誰も従いません
0≧ シュートは止められる! 金木も失望します
ageでもsageでもカウントします
防御側がJOKERを出すと能力+2、魔理沙が出すと技を思い出します
112 :
森崎名無しさん
:2008/10/12(日) 00:43:30 ID:???
絶対的な力(八卦炉)→マスタースパーク 44+
ダイヤA
113 :
南葛vs幻想
◆W.No10nvrU
:2008/10/12(日) 00:43:34 ID:???
絶対的な力(八卦炉)→マスタースパーク 44+
ダイヤA
いけェ!
114 :
TSUBASA DUNK
:2008/10/12(日) 00:43:37 ID:P9sa7cto
絶対的な力(八卦炉)→マスタースパーク 44+
ハートA
115 :
森崎名無しさん
:2008/10/12(日) 00:44:15 ID:???
……スリーカードおめでと
116 :
森崎名無しさん
:2008/10/12(日) 00:44:46 ID:???
馬宮の意地→ブロック 30+
ダイヤ10
117 :
南葛vs幻想
◆c2ztupljOY
:2008/10/12(日) 00:44:57 ID:???
欠片も嬉しくないでござる
の巻
118 :
森崎名無しさん
:2008/10/12(日) 00:47:35 ID:???
山岡の嘆き→セーブ 30+4(パンチング)+
クラブJ
119 :
森崎名無しさん
:2008/10/12(日) 00:48:17 ID:???
これはひどいw
120 :
森崎名無しさん
:2008/10/12(日) 00:52:25 ID:???
なんという…これは修行に放り出されてもしかたない
121 :
森崎名無しさん
:2008/10/12(日) 01:08:15 ID:???
八卦炉が連続Aな件について
122 :
キャプテン霧雨
:2008/10/12(日) 01:29:47 ID:c1Oh/mG6
( ゚д゚)………( ゚д゚ )
絶対的な力(八卦炉)→マスタースパーク 44+ ダイヤA
馬宮の意地→ブロック 30+ ダイヤ10
山岡の嘆き→セーブ 30+4(パンチング)+ クラブJ
>>0
= シュートは弾かれる! 誰も従いません
魔理沙「(待て…紫はどう守った?こっちか?いや、こうか!?)」
金木(MF)「ん……?」
魔理沙「うわあああああああ!!」
馬宮(MF)「おりゃああ!!」
美味(GK)「(死にたくない死にたくない死にたくない)」
迷いながら蹴ってしまったため、十分な威力がでなかった…だが。
ギュアアアアアアアアア!!!
馬宮(MF)「ただの直線のシュートなら……ぎゃあああああああッ!!!」
ドォン!!
普段よりもいい動きでシュートコースに飛び込む馬宮。
しかし、そんな彼の努力をあざ笑うかのように放たれたマスタースパークは彼をなぎ倒す。
123 :
キャプテン霧雨
:2008/10/12(日) 01:30:13 ID:c1Oh/mG6
浅海(MF)「ま、馬宮〜!!」
岡山(GK)「先輩…止めれるのか?!」
三原(MF)「無理じゃないかな……」
美味(GK)「(無理無理…もうこうやって無気力に……)」
吹っ飛ばされる馬宮を見て、すっかり気力を失ってしまった美味。
そんな彼の脳裏に、父の言葉が蘇った。
美味の父「だからお前はバカなのだぁ!!」
美味(GK)「(…!親父、親父にだけは、バカと言われたくない!)うおおおおおおおお!」
金木(MF)「や、山岡の動きが!」
美味(GK)「親父にだけはァ!!!」
威力に負けぬようグッと手を握りこみ、シュートコースに飛び込む。
魔理沙「な……なんだとォ!」
その美味の捨て身のセービングが、マスタースパークをかろうじて弾いた。
普通に撃ったならば、そのまま彼を吹き飛ばしただろう。が、迷いながらのシュートでは威力が出なかった。
結論としては、魔理沙の状態が悪すぎ、美味の調子がよすぎたのだが、見ていた選手からはそう見えなかった。
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