キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【監督が】キャプテン霧雨【吉良ッ☆】
1 :
キャプテン霧雨
:2008/10/10(金) 00:28:34 ID:???
キャプテン森崎のスピンアウト作品です。
もうn番煎じではありますが、とりあえずがんばってみたいと思います。
あらすじは外伝2の256〜289。
幻想郷からサッカーの特訓にやってきた魔理沙が吉良監督と割と本気で全国制覇を狙います。
設定上、森崎や日向と敵対することになります。果たして勝てるのか…
基本はロムしてる方々にカードを引いてもらったりして進んでいきます。
60 :
キャプテン霧雨
:2008/10/11(土) 00:16:48 ID:WbMZzCmU
グラウンドでは、サッカー少年たちがあちこちで遊んでいる。ボールは貸し出ししているようだ。
それでも十分なスペースがあり、ゴールも相当数空いており、練習する分には問題なさそうである。
魔理沙「よしお前ら、とりあえず練習だ!練習するぞ!とにかく全国優勝だ!!」
先着順に1人当たり3人分まで
田中の練習→! card
岡山の練習→! card
藤木の練習→! card
山岡の練習→! card
柴田の練習→! card
三原の練習→! card
浅海の練習→! card
馬宮の練習→! card
書き込んでください。
マークと数字で分岐します。
ダイヤ・ハート→ドリブル・パス・シュート・せりあいが上昇します
クラブ・スペード→タックル・パスカット・ブロック・セービングが上昇します
K→【田中・岡山】能力値+5 【その他】能力値+4 ※さらに必殺技フラグが立ちます
J・Q→【田中・岡山】能力値+4 【その他】能力値+2
6〜10→【田中・岡山】能力値+2 【その他】能力値+1
A〜5→【田中・岡山】能力値+1 【その他】変化なし
JOKER→全能力+6 必殺技を習得します
age・sageのどちらでもカウントを行います。
61 :
ODA強
:2008/10/11(土) 00:21:55 ID:tV3nzm96
田中の練習→
ハートA
岡山の練習→
ダイヤ4
藤木の練習→
クラブK
62 :
ODA強
:2008/10/11(土) 00:22:04 ID:tV3nzm96
田中の練習→
ハート9
岡山の練習→
クラブ8
藤木の練習→
クラブ3
63 :
森崎名無しさん
:2008/10/11(土) 00:28:11 ID:???
山岡の練習→
ダイヤ2
柴田の練習→
スペードQ
64 :
森崎名無しさん
:2008/10/11(土) 00:32:58 ID:???
三原の練習→
スペードA
浅海の練習→
ダイヤ6
馬宮の練習→
ダイヤA
65 :
キャプテン霧雨
:2008/10/11(土) 01:35:31 ID:WbMZzCmU
田中の練習→ ハートA
岡山の練習→ ダイヤ4
藤木の練習→ クラブK
山岡の練習→ ダイヤ2
柴田の練習→ スペードQ
三原の練習→ スペードA
浅海の練習→ ダイヤ6
馬宮の練習→ ダイヤA
>>田中・岡山のドリブル・パス・シュート・せりあいが+1
藤木のタックル・パスカット・ブロック(セービングはありません)が+4 さらに必殺技フラグGET
柴田のタックル・パスカット・ブロック(セービングはありません)が+2
浅海のドリブル・パス・シュート・せりあいが+1
魔理沙「いけェ浅海!そのままシュートだ!」
魔理沙の指示に従い、ドリブルからシュートの体勢に入る浅海。
こういう練習が初めてなのか、より気合が入っているようだ。
浅海(MF)「よし、てやぁあああ!」
岡山(GK)「よし!止めるぞ!」
ズバァン!
浅海の放ったシュートは威力はないものの、正確にゴールの左下へと吸い込まれていった。
一方、勢いよく岡山が飛んだのは、右だった。
66 :
キャプテン霧雨
:2008/10/11(土) 01:36:58 ID:WbMZzCmU
金木(MF)「…なぁ、岡山。セービングのときに目をつぶったら、そりゃどっちに行くかわからないよな?」
岡山(GK)「わ、わかってるって!今のはちょっとしたミスだよミス!(そっか、目をつぶってたらいけなかったのか)」
山岡(GK)「岡山。お前ちょっとフィールダーとしてやってみろ」
三原(MF)「えっ?(それはちょっと荷が重いんじゃ…)」
そんな三原の思いとは裏腹に、勢いよく頷く岡山。
田中(MF)「じゃあ、僕がパスするから、岡山はシュートを頼むぜ!」
馬宮(MF)「へっ、お前のパスなんか通すかよ!」
カットに向かってきた馬宮を、田中は冷静にドリブルでかわす。
上手いドリブルではないが、パスを出すと思っていた馬宮は突っ立ったまま、田中のドリブルを通してしまった。
馬宮(MF)「な、なにィ!?」
田中(MF)「(僕だってやれるんだ!)それっ、頼むぞ、岡山!」
岡山(GK)「うおおおおお!これが俺のヘディングだ!」
バゴオッ!
山岡(GK)「(まぁ、本気を出すまでもないな…)」
しかし、岡山のヘディングは山岡の予想を裏切り、勢いよくゴールへと飛んでいく。
67 :
キャプテン霧雨
:2008/10/11(土) 01:37:45 ID:WbMZzCmU
山岡(GK)「ま…まずい!」
ギリギリになって全力で手を伸ばすが、現実はそう甘くない。
焦る彼の手をすり抜け、岡山のシュートはゴールに突き刺さった。
田中(MF)「やったァ岡山!」
岡山(GK)「へへっ、俺も案外やるだろ?」
山岡(GK)「(ぼーぜん)」
金木(MF)「(…山岡、お前………)」
魔理沙「ふむ…まぁヘタクソなりに進歩してるってことだな……しかし、あいつらはすごいな」
藤木・柴田は何やら逆側のゴールでディフェンスの特訓をしているようだ。
金木や魔理沙の指示がないにもかかわらず、2人のタックルやカットはどんどん鋭さを増していく。
68 :
キャプテン霧雨
:2008/10/11(土) 01:39:39 ID:WbMZzCmU
藤木(DF)「よっしゃこいやァ!俺を抜いてみろ、柴田ァ!」
柴田(MF)「確かにDFではアンタが師匠だが……ドリブルなら俺のほうが圧倒的に上だぜ!」
言葉と共に、スピードに乗ったドリブルで藤木を抜きにかかる柴田。
そのドリブルは、見事藤木を抜くかのように見えたが…
藤木(DF)「おりゃああああ!熱血ハートタックルだ!!!」
ギン!
ドグガシャアアアアアアアアアアアア!!!
瞳を怒らせ、全力でのスライディングタックル。
気迫の篭った一撃は、柴田の事前の予想を遥かに上回った。
柴田(MF)「なん……だと…?」
藤木の地面をえぐるすさまじいタックルが、柴田に炸裂した。
柴田(MF)「俺が…この…俺がァ!!?うあああああッ!」
あまりの威力に、上へと吹っ飛ばされる柴田。
ドガァ!
吹き飛ばされた彼は、轟音と共に地面に叩きつけられる。
69 :
キャプテン霧雨
:2008/10/11(土) 01:40:23 ID:WbMZzCmU
藤木(DF)「やべ…やりすぎた!大丈夫か、柴田!」
柴田(MF)「だ、大丈夫…っすよ……いやぁ、さすが……師匠だ。でも今度はこっちの番だぜ!」
立ち上がるやいなや、すぐに柴田は元気に動き始める。どうやら怪我の心配はなさそうだ。
魔理沙「…うーむ、すごいな。アレは私でも避けれるかわからん」
金木(MF)「(藤木…これなら、県大会程度なら本職のDFがお前だけでも大丈夫かもしれん)」
その後、一度合流し、魔理沙と金木を除く全員で練習試合をすることにした。
中でもやはり目立ったのは藤木・柴田だった。
三原(MF)「このパスならどうだ!」
柴田(MF)「ハーッハッハッハッ!甘いぜ!」
柴田は、三原のパスをいとも簡単にカットしてしまった。
しかし、パスをするという考えが頭にないのか、ドリブルでの突破一点である。
藤木(DF)「ここまで運んでごくろーさん」
柴田(MF)「あれェ?!」
魔理沙「(攻撃は進歩してねぇな……)」
70 :
キャプテン霧雨
:2008/10/11(土) 01:41:16 ID:WbMZzCmU
藤木(DF)「よし、浅海!お前が行け!」
柴田から奪ったボールを、すぐさま中盤にいた浅海に渡し、また柴田のマークに戻る藤木。
浅海(MF)「(ここは、ドリブルで突破だな)よし、行くぞ!」
馬宮(MF)「そうは」
田中(MF)「いかない!」
ズシャアア!!
二人がかりでのタックル。DFではない彼らは、数に頼るしかない。
浅海(MF)「パスだけじゃ…ないんだ!」
二人「「なにィ!?」」
強引ながらも、なんとかボールを奪われずに突破する浅海。
そこに、前線から走ってきた柴田が向かう。
柴田(MF)「うおおおおお!師匠直伝のォ!」
浅海(MF)「今度はパスだ!」
柴田(MF)「ええ…ちょ、嘘…!」
またドリブル突破をすると読んだ柴田のタックルは、ボールとは別の方向へと滑っていった。
岡山(GK)「今度はボレーだぜ!」
71 :
キャプテン霧雨
:2008/10/11(土) 01:41:49 ID:WbMZzCmU
山岡(GK)「(いいか…落ち着くんだ。落ち着けば止められるぞ、うん)」
バシィ!
岡山の放ったボレーは、今度はしっかりと山岡にキャッチされていた。
魔理沙「あんまり成長してないな」
金木(MF)「田中もな。…所詮は雑魚ってことなのか……」
※魔理沙の藤木に対する感情が(やるじゃねぇか)になりました。
魔理沙と金木の田中・岡山に対する感情が(やっぱ雑魚?)になりました。
柴田の藤木に対する感情が(師匠!)になりました。
魔理沙「よし、今日は練習終了だ。明日も練習するから、ちゃんとグラウンドに来いよ」
金木(MF)「いや、朝練もやろう。今はチームを強くするんだ」
魔理沙「ふむ…反対のやつはいるか?」
72 :
キャプテン霧雨
:2008/10/11(土) 01:42:31 ID:WbMZzCmU
誰も朝練には反対しないようだった。
一応は全国を目指している以上、それくらい当然のことだろうと全員が思っていたからだった。
魔理沙「よし、明日はちゃんと監督を連れてくる。それじゃあ解散だ!」
ざわざわ……
魔理沙「ふぅ、人に教えるってのもなかなか大変だな。それにしてもどこに行ったんだあのおっさん」
メンバーが帰った後、魔理沙は適当に何かすることにした。
A とりあえず練習するか(何の練習をするかで分岐します)
B 監督を探しに行こう
C メンバーが足りねぇよ
*先に2票入った選択肢が採用されます。ageで投票してください。sageではカウントできません
73 :
TSUBASA DUNK
:2008/10/11(土) 01:47:50 ID:wZZ5oCxo
C
期待しています。がんばってください!
74 :
城山正
◆2veE6wGXw2
:2008/10/11(土) 01:50:28 ID:EnCNGrrc
C
オリキャラ仲間として応援してます。
75 :
キャプテン霧雨
:2008/10/11(土) 02:02:34 ID:WbMZzCmU
>>73
、74
お二方とも、自分にとっては先輩なので、応援は非常にありがたいというか…
もう後には引けないですねw とりあえずは頑張っていこうかと。
スレのほうにも、ちょくちょくお邪魔させていただきます。
>>C メンバーが足りねぇよ
魔理沙「なんだかんだ言ってまだ10人しかいないんだよな。いつ試合があってもいいように、あと1人くらいはいて欲しいぜ」
とりあえずチームメイトを探すことにした。さすがに試合に出れないようでは全国大会どころの話ではない。
魔理沙「しかし、一体どうするかな…」
A ランダムに探す 探索と同じく、マークと数字で決定します
B FWを探す 数字によっては、発見できないこともあります
C DFを探す 数字によっては、発見できないこともあります
D 監と(ry 9〜Kがでた時のみ、メンバーに加わります
E 八卦炉で召喚なんてやってみる 3/13の確率で助けが来てくれます
76 :
キャプテン霧雨
:2008/10/11(土) 02:03:46 ID:WbMZzCmU
*先に2票入った選択肢が採用されます。ageで投票してください。sageではカウントできません
今日はここまでです。意見・要望があればぜひどうぞ。
77 :
森崎名無しさん
:2008/10/11(土) 02:04:02 ID:KkfKM6GM
E
78 :
森崎名無しさん
:2008/10/11(土) 02:05:23 ID:0QkCINak
E
79 :
ODA強
:2008/10/11(土) 02:05:36 ID:tV3nzm96
E
80 :
キャプレナの中の人
◆vT9A7Z6fDY
:2008/10/11(土) 02:22:03 ID:???
外に出て行くパターンは東方系の外伝では初めてですね
魔理沙が進化した文明に付いていけるか心配ですがw
岡山と山岡みたいに、似たような名前を出すと 混乱しやすいと思います
俺の部活の先輩に 実際この名前の人たちがいて混乱した思い出が有りw
81 :
ODA強
:2008/10/11(土) 02:24:52 ID:tV3nzm96
山岡って聞くとドカベンのパンダ顔でエラー王の山岡を思い出してしまうwww
82 :
城山正
◆2veE6wGXw2
:2008/10/11(土) 02:40:48 ID:???
ネーミングの話が出てるので少しお邪魔します。
私もSCの選出作る時に結構悩みました。んで結局
1→い・いいづか
2→に・ながわ→現メロン
3→み・やはら
4→し・まざき
5→ご・とう→現ゴニョニョ
6→む・らかわ
7→な・かはた
8→や・じま
9→く・どう→現エロ
10→と・だ→現師匠
11→い・とい
と背番号と名前を一致させるようにしました。
現在はポジションが変わったので一致しませんが、初期の頃は自分でも混乱したので何かの参考になれば幸いです。
山岡と聞くと「女将を呼べッ!」の人の倅を思い出してしまふ。
83 :
森崎名無しさん
:2008/10/11(土) 06:33:51 ID:???
なるほど、いろいろみんな考えてるのか
おっぱい揉んだり借金作ったり廃人になったりばっかしてるわけじゃないんだな
84 :
森崎名無しさん
:2008/10/11(土) 11:04:38 ID:???
見えるぞ…
召喚でやってきた仲間の引きを若林さんが担当している姿が……
85 :
キャプテン霧雨
:2008/10/11(土) 18:47:19 ID:WbMZzCmU
>>80
、82
魔法泥棒マリサちゃんはじまるよー\(^0^)/
名前については…その通りですね。…じゃあ、倅のほうから取って山岡のほうを【美味】とこれから呼ぶことにしましょうw
とりあえず今のところは、変更は【美味】だけで行きたいと思います。
それでも足りないと感じれば、またご意見くだされば幸いです。ご意見、ありがとうございました。
>>E 八卦炉で召喚なんてやってみる 3/13の確率で助けが来てくれます
魔理沙「…そうだ。幻想郷から誰か呼べないか?」
ふところにしまっておいた八卦炉を見る。
いろいろ混ざったものだけに、ひょっとしたら召喚機能なんかもついているかもしれない。
今の状況を打破するには、自分と同じ幻想郷のトッププレイヤーが必要だ。
八卦炉を構え、魔理沙は魔力を込め始める。
魔理沙「試す価値は十分。魔法使いは度胸、なんでもやってみるのさ」
魔理沙「さぁ行くぜ!……これが私のマスター召喚だぜ!!」
86 :
キャプテン霧雨
:2008/10/11(土) 18:48:26 ID:WbMZzCmU
先着1名で
魔理沙の度胸→! card
と書き込んでください。
数字で分岐します。
J→「魔理沙、賽銭ちょうだい」 霊夢が増援に来た!
4→「魔理沙、なんでこんなところにいるの?」 アリスが増援に来た!
A→「あたいがさいきょうなんだ!」 氷の妖精が増援に来てくれたようですよ?
JOKER→召喚は失敗するが、魔理沙が忘れていた技を全て思い出し、県大会から発展技を覚えられるようになる
それ以外→召喚なんてできませんよ(笑) メンバー探しは明日にする
次の更新はまたちょっと遅くなります。
87 :
森崎名無しさん
:2008/10/11(土) 18:51:08 ID:???
魔理沙の度胸→
ハートA
88 :
森崎名無しさん
:2008/10/11(土) 18:51:56 ID:???
うん、すまない・・・・
89 :
森崎名無しさん
:2008/10/11(土) 18:54:48 ID:???
まぁ来ただけいいと思いたい…
トラブルフラグが立った気がするけどw
90 :
森崎名無しさん
:2008/10/11(土) 18:54:53 ID:???
いやいや召喚機能がある
てことになったのはでかい
91 :
森崎名無しさん
:2008/10/11(土) 20:40:46 ID:???
戦力がどうかはわからん
しかし笑いの種なのは確実だ
92 :
森崎名無しさん
:2008/10/11(土) 20:42:01 ID:???
ボールがわたれば常に暴走、の可能性の塊がきましたね
93 :
森崎名無しさん
:2008/10/11(土) 22:20:55 ID:???
バカルテットコンプリートフラグじゃね?
94 :
キャプテン霧雨
:2008/10/12(日) 00:06:23 ID:c1Oh/mG6
魔理沙の度胸→ ハートA
>>A→「あたいがさいきょうなんだ!」 氷の妖精が増援に来てくれたようですよ?
魔理沙「もっとだ……もっと輝けェ!!」
これでもかといわんばかりの魔力を八卦炉につぎ込む魔理沙。
通常の出力を遥かに超える操作。ここからは魔理沙も未知の領域であった。
魔理沙「うおおおおおおおおお!!!!!究極・召喚!」
八卦炉が限界まで稼動したその瞬間、奇跡が起きた。
この世界と幻想郷の境界を捻じ曲げ、八卦炉の力が幻想郷へと繋がる。
魔理沙「お、おお?!なんだかよくわからんがいい感じだぜ!よし、誰か来い、助けに来い!
できればDFかFWでお願いするぜ!!」
その声に応えるかのように膨れ上がっていく光。
魔理沙も高まっていく期待が隠せないらしく、内心ドキドキしていた。
魔理沙「(まさか…マジで上手く行くとは……まぁ、私の普段の行いがいいからだな)」
光が収縮し、八卦炉の上空から何かが落下してくる。
その何かは空中で優雅に一回転すると、軽やかに地面に着地した。
光が完全に消え去ったときそこにいたのは……
95 :
キャプテン霧雨
:2008/10/12(日) 00:06:59 ID:c1Oh/mG6
チルノ「よんだ?」
魔理沙「お前かよ」
そこにいたのは、魔理沙もよく知っている氷の妖精だった。
確かにDFだが、望んでいたトップエースではない気もする。
魔理沙「チルノか……まぁ、こいつでもいいか」
チルノ「なにかよう?」
魔理沙「(最初にDFって言ったのが失敗だったか?)なぁチルノ、お前サッカーやるか?」
チルノ「サッカー?さいきょうのあたいにめをつけるとは、さすがはまりさね!」
魔理沙「(メンバーがとりあえずこれで11人揃ったか。一応は成功だな)」
チルノ「ところで、ここはどこなの?」
外の世界に出たばかりのチルノがキョロキョロと周囲を物珍しそうに見回す。
周囲はグラウンドなので、特に目立った建物もなかったが。
魔理沙「なんでも、カナガワケンとかいう世界らしい。見たことのないものがたくさんあったぜ」
チルノ「へー」
魔理沙「それでだ。お前が最強だと証明するには、サッカーの大会で優勝しなきゃいけないんだ」
チルノ「なにィ!?」
96 :
キャプテン霧雨
:2008/10/12(日) 00:07:39 ID:c1Oh/mG6
魔理沙「そういうわけで、私が一足先にこっちに来てチームを作っておいた」
チルノ「まりさ…まりさありがとう!あたい、しょうめいするよ!あたいがさいきょうなんだ!」
魔理沙「(なんだろう…罪悪感が……)あ、ああ。さしあたっては私と一緒に行動したほうが何かといいだろう」
チルノ「そうね」
※チルノが仲間になりました。チルノはDFです。
DFのくせにタックルが低く、その代わりシュートが高いです。ガッツはもちろん有り余っています。
必殺技も持っています。確率の低い助っ人なので能力値は上手い人と同クラスです。
チルノの魔理沙への感情が(かんしゃ!)になりました。
魔理沙「さて、メンバーも揃ったところだし、監督を探しに行こう」
チルノ「かんとくってなに?」
魔理沙「今のところはよくわからない役立たずだぜ」
97 :
キャプテン霧雨
:2008/10/12(日) 00:08:25 ID:c1Oh/mG6
その頃……
吉良「う〜ィッ!大分酔ったわい……」
上手いこと食い逃げ、飲み逃げをしてきた吉良は、公園のベンチで一休みしていた。
※吉良が必殺技【強引な食い逃げ】を習得しました。 試合には効果ありません。
吉良「そういえば魔理沙はちゃんとチームを作れたのかのう……」
思い返してみると、自分の勧誘した選手には、ロクに上手そうなやつがいなかった。
しかもちゃんと勧誘できた選手は4人。今のところ一人足りないはずだ。
吉良「まぁ不可思議な術を使う魔理沙のことじゃ。なんとかなっておるじゃろう」
魔理沙「そこにいたのか」
吉良「魔理沙か。チームはどうなったんじゃ?」
魔理沙「お前がそれを言うのか…MFばっか寄越してきたお前が」
吉良「…なにィ!?」
魔理沙「お前の連れてきた奴ら、全員がMFだったぞ」
吉良「まさか、お前が勧誘したのもMFばっかということは…」
98 :
キャプテン霧雨
:2008/10/12(日) 00:08:49 ID:c1Oh/mG6
魔理沙「使えないお前と私を一緒にするんじゃないぜ。ちゃんとGKもDFもいるぜ」
その言葉に吉良は安堵した。少なくともフィールダーからGKに転向させるという無茶はしなくてよくなった。
少なくともチームの形がある以上、吉良の栄光を取り戻すための最低限の条件は揃ったわけである。
魔理沙「そうそう、あまりにもお前が寄越した連中が頼りないんで助っ人を呼ばせてもらったぞ」
吉良「なんだと!?」
チルノ「くさい」
吉良「なにィ!」
魔理沙「最強のチルノだ。田中や岡山よりはよほど役に立つ(というか、ひょっとしたら金木よりも……」
魔理沙から見てまったく使えない二人の名前を出す。
しかし、人名を出されても吉良にはさっぱりわからなかった。
練習中は酒を飲んでいたからだ。まったくもってダメなおっさんである。
吉良「ふむ…その田中とかいう連中はそんなに使えんのか?」
魔理沙「大会に出すんだったら、まったくもって役立たずのレベルだな」
吉良「練習すれば何とかなるじゃろう」
魔理沙「ならお前練習に来やがれ」
チルノ「きやがれー」
99 :
キャプテン霧雨
:2008/10/12(日) 00:09:12 ID:c1Oh/mG6
吉良「ワシの練習はスパルタじゃぞ」
魔理沙「朝練から来いよ」
吉良「朝は無理じゃ」
魔理沙「(なんだこのおっさん…)」
魔理沙は吉良に期待しないことにした。
※チルノの吉良に対する感情が(くさい)になりました。
魔理沙の吉良に対する感情が(マジで役に立たない)になりました。
チルノ「おなかへった」
魔理沙「そうだな。私も腹減ったぜ。おっさん、何か買ってきてくれ」
吉良「(恩は売っておこうかのう…フヒヒ)まぁいいじゃろう」
腹が減っていたチルノと魔理沙は吉良がコンビニで買ってきた弁当を食べることにした。
まだまだ飲んでくるつもりらしい吉良はグラウンドに明日の午後来ることを約束し、立ち去っていった。
チルノ「すげー!さかながごはんにはいってる!」
魔理沙「高級品を買ってくるなんて、おっさんは意外と金持ちなんだな。たかりまくっても大丈夫だろう」
二人が一心不乱に弁当を食べていると、通りかかる影が一つ。
100 :
キャプテン霧雨
:2008/10/12(日) 00:10:09 ID:c1Oh/mG6
その影は魔理沙を見つけると、手を上げて駆け寄ってきた。
山岡(GK)「よぉ、霧雨!こんな時間になにしてるんだ?」
魔理沙「魔理沙でいいぜ。他の連中にも言っておいてくれ」
山岡(GK)「オーケー…って、その子は誰だ?」
魔理沙「新しく入ったDFだ。仲良くしてやってくれ、あとボールはあまり渡さなくていいからな。
チルノ、こいつは山岡ってチームメイトだ」
チルノ「あたいチルノ!よろしくな、やまおか!」
山岡(GK)「は、はぁ…俺は山岡だ」
チルノ「あたいのあしをひっぱるんじゃないぞ!」
山岡(GK)「(なんか柴田に似てる気がするなぁ…)」
魔理沙「さて、最初の質問だが、弁当を食べているところだ」
チルノ「うまいぞー!」
山岡(GK)「な…なんだと!?ダメだダメだ!コンビニ弁当なんて(ry」
山岡はその後数十分の間、コンビニ弁当がいかにまずくて栄養価がないものか語り続けた。
魔理沙は正直聞く気がほとんどなかったが、食べると山岡がまた怒り出すので黙って聞いていた。
山岡(GK)「…というか、家で食べないのか?」
101 :
キャプテン霧雨
:2008/10/12(日) 00:10:32 ID:c1Oh/mG6
チルノ「いえってなんだー?」
魔理沙「家か…この世界にはないぜ」
山岡(GK)「(…家出でもしてきたのか?)そういうわけなら、俺の家で食べるか?」
魔理沙「それは魅力的な話だが……じゃあ、この弁当は捨てるのか?」
山岡(GK)「そ、そうだな……」
魔理沙としては何の含意もなく言ったのだが、山岡には難しい質問だった。
親から食物は大事にしろと言われている以上、捨てさせるのはできない。
山岡(GK)「きょ、今日のところはしょうがない。明日からだ!」
魔理沙「わかった。だが、お前の家を私は知らないぞ」
山岡(GK)「美味亭って料亭だよ。人に聞けばわかると思うぞ」
魔理沙「ふむ、お前はじゃあこれから【美味】だな」
山岡改め、美味(GK)「な、なんでだよ!?」
魔理沙「岡山と間違えやすいんだ。どっちもGKだし」
美味(GK)「すっげぇ納得いかないんだけど…」
チルノ「やまおかじゃないのか?」
魔理沙「それは偽の名前なんだ。これからはビミーって呼んでやれ」
チルノ「ビミー、よろしくな!」
102 :
キャプテン霧雨
:2008/10/12(日) 00:10:57 ID:c1Oh/mG6
美味(GK)「わかったよ…それでいいよ……じゃあ、また朝練でな」
寂しそうに美味は去っていきました。
魔理沙「ばくばくむしゃむしゃ」
チルノ「うめー!」
魔理沙「さて、食事は終わったが、どこを寝床にするべきか」
チルノ「みずうみないの?」
魔理沙「近くにはないと思うぞ…ああ、野宿しかないのか?あのスキマババアめ」
途方に暮れる魔理沙の前に、スキマが突如出現する。
そこから出てきたのは、そもそもの元凶である八雲 紫であった。
紫「元気してた?…あら?よくわからないのを連れてきたのね」
チルノ「(くさい)」
魔理沙「…まさか、連れ帰るつもりか?」
紫「いいえ。あなたが自力で連れてきたから、見逃してあげるわ」
魔理沙「じゃあ一体何の用だ?」
紫「とりあえず、泊まるところを用意したわ。……ほら」
103 :
キャプテン霧雨
:2008/10/12(日) 00:11:48 ID:c1Oh/mG6
スキマから出てきたのは、ちょっと大きめのテントだった。
それに興味を示したチルノが駆け寄って転がして遊び始める。
魔理沙「(とりあえず放って置こう)そんなのより金を出してくれ」
紫「嫌よ。そんなの自分で稼ぎなさい」
魔理沙「(テントでも何もないよりはマシか)」
チルノ「ぐるぐるごろごろ」
紫「あと、あなたのスキルについて話があるわ」
魔理沙「そうだ。よくも忘れさせやがったな!」
紫「まぁ、ちょっとしたハンデってやつよ。
あなたは幻想郷のエースなのだから。あと、忘れた技は運がよければ思い出せるようにはしてあるわ」
紫の言葉に、思いっきり疑わしげな視線を送る魔理沙。
魔理沙「本当だろうな?」
紫「ええ。でも話はそっちのことじゃないのよ」
魔理沙「……?」
104 :
キャプテン霧雨
:2008/10/12(日) 00:12:24 ID:c1Oh/mG6
紫「あなたのラーニングのスキルを少しいじらせてもらったわ。まぁ、頑張るのね」
それだけ言うと、紫はスキマごと消え去った。
魔理沙「ちょ、ちょっと待て!いじるって何をいじりやがった!答えやがれ腐れババア!!」
魔理沙のむなしい叫びが公園にこだまするのだった……
※魔理沙のスキルついて
忘れている技について
魔理沙は現在、マスパ以外の技を全て忘れています。
該当行動をしているときに条件を満たすと、その技を思い出します。
例→ドリブルの判定のときに条件を満たす 必殺ドリブルを思い出す
県大会までの状態では、K・JOKERを出したときのみ技を思い出します。
全国大会以降では、より思い出しやすくなります。
【ラーニング】について
魔理沙には人の技をパク…もとい、死ぬまで借りるスキルがあります。
このスキルは、一部この世界でも適用されます。
ラーニングできる条件
・相手の技が発動している
・魔理沙の引いたカードがK・Qである
この条件の両方を満たしたとき、勝負の結果がどちらでも魔理沙がその技を覚えます。
ただし、ストックは2つ。2つ以上になった場合は上書きという形になります。
条件上、味方の技は覚えることはできません。
ラーニングと思い出しがかぶったときは、忘れた技が優先されます。
105 :
キャプテン霧雨
:2008/10/12(日) 00:12:53 ID:c1Oh/mG6
翌朝……
魔理沙「チルノの隣だと寒いな……」
チルノ「ねむいー」
魔理沙「練習だ練習」
魔理沙の言葉に、しぶしぶながらも従い、テントから出てくるチルノ。
魔理沙「(さて、朝練はどうしようかな)」
A 金木も練習に参加させる (田中・岡山の補正がなくなります)
B 昨日と同じく金木は指導役 (金木は練習しません)
C 私も練習するぜ (成長率が悪くなりますが、魔理沙も練習します)
*先に2票入った選択肢が採用されます。ageで投票してください。sageではカウントできません
106 :
TSUBASA DUNK
:2008/10/12(日) 00:17:58 ID:P9sa7cto
A
107 :
森崎名無しさん
:2008/10/12(日) 00:21:31 ID:1F2v/OXA
C
108 :
森崎名無しさん
:2008/10/12(日) 00:21:49 ID:STw5in4k
C
109 :
キャプテン霧雨
:2008/10/12(日) 00:38:59 ID:c1Oh/mG6
>>C 私も練習するぜ
魔理沙「昨日はなんだかんだで練習できなかったからな…よし、私も練習することにするか!」
魔理沙はチルノを連れてグラウンドに向かった。
岡山(GK)「あ、魔理沙さん」
浅海(GK)「おはようございます」
魔理沙「よし、みんな揃ってるな。今日は私も練習する」
金木(MF)「(まぁ朝練だし、いいだろう)」
チルノ「おまえら、あたいのあしをひっぱるなよ!」
全員「なにィ!?」
柴田(MF)「(ふふん、俺の華麗なドリブルでギャフンと言わせてやるぜ!)」
藤木(DF)「(まぁ、実力はありそうだが…)」
馬宮(MF)「あーあ、また女かよ」
魔理沙「…文句があるようだな」
馬宮(MF)「そりゃあね。俺らより弱かったら話にならんでしょ?」
三原(MF)「(僕らも大して強くないけどね…)」
110 :
キャプテン霧雨
:2008/10/12(日) 00:39:37 ID:c1Oh/mG6
金木(MF)「(こいつ、バカだ…)」
馬宮の挑発を受け、魔理沙はとりあえず全員に実力を見せてやろうと考えた。
そのほうが、自分がキャプテンであっても素直に命令が実行されるだろう。
魔理沙「じゃあ、お前の得意なブロックで私のシュートを止めてみるんだな」
ゴール前まで行き、昨日の吉良の時よりは遠くにボールを置く。
馬宮(MF)「(へっ、女のシュートなんかに負けるかよ)」
美味(GK)「(嫌な予感が…)」
チルノ「あたいもうちたいー!」
魔理沙「後でな。……じゃあお前ら、準備はいいか?」
馬宮(MF)「おう!」
魔理沙「(後腐れないよう、本気で行かせてもらうぜ!!)」
魔理沙「輝け八卦炉!これが私のマスタースパークだぜ!!!」
田中(MF)「(偶然、昨日のを見ちゃったんだよね…)南無阿弥陀仏…」
111 :
キャプテン霧雨
:2008/10/12(日) 00:41:06 ID:c1Oh/mG6
先着3名様で
絶対的な力(八卦炉)→マスタースパーク 44+! card
馬宮の意地→ブロック 30+! card
山岡の嘆き→セーブ 30+4(パンチング)+! card
数字の値で分岐します。
数字の値が
5≦ エースの貫禄を見せる みんなが従います
2〜4≦ エースの貫禄を見せる 柴田は従いませんが、みんなビビります
1≦ シュートは弾かれる! でも一部の選手は従います
0= シュートは弾かれる! 誰も従いません
0≧ シュートは止められる! 金木も失望します
ageでもsageでもカウントします
防御側がJOKERを出すと能力+2、魔理沙が出すと技を思い出します
112 :
森崎名無しさん
:2008/10/12(日) 00:43:30 ID:???
絶対的な力(八卦炉)→マスタースパーク 44+
ダイヤA
113 :
南葛vs幻想
◆W.No10nvrU
:2008/10/12(日) 00:43:34 ID:???
絶対的な力(八卦炉)→マスタースパーク 44+
ダイヤA
いけェ!
114 :
TSUBASA DUNK
:2008/10/12(日) 00:43:37 ID:P9sa7cto
絶対的な力(八卦炉)→マスタースパーク 44+
ハートA
115 :
森崎名無しさん
:2008/10/12(日) 00:44:15 ID:???
……スリーカードおめでと
116 :
森崎名無しさん
:2008/10/12(日) 00:44:46 ID:???
馬宮の意地→ブロック 30+
ダイヤ10
117 :
南葛vs幻想
◆c2ztupljOY
:2008/10/12(日) 00:44:57 ID:???
欠片も嬉しくないでござる
の巻
118 :
森崎名無しさん
:2008/10/12(日) 00:47:35 ID:???
山岡の嘆き→セーブ 30+4(パンチング)+
クラブJ
119 :
森崎名無しさん
:2008/10/12(日) 00:48:17 ID:???
これはひどいw
120 :
森崎名無しさん
:2008/10/12(日) 00:52:25 ID:???
なんという…これは修行に放り出されてもしかたない
121 :
森崎名無しさん
:2008/10/12(日) 01:08:15 ID:???
八卦炉が連続Aな件について
122 :
キャプテン霧雨
:2008/10/12(日) 01:29:47 ID:c1Oh/mG6
( ゚д゚)………( ゚д゚ )
絶対的な力(八卦炉)→マスタースパーク 44+ ダイヤA
馬宮の意地→ブロック 30+ ダイヤ10
山岡の嘆き→セーブ 30+4(パンチング)+ クラブJ
>>0
= シュートは弾かれる! 誰も従いません
魔理沙「(待て…紫はどう守った?こっちか?いや、こうか!?)」
金木(MF)「ん……?」
魔理沙「うわあああああああ!!」
馬宮(MF)「おりゃああ!!」
美味(GK)「(死にたくない死にたくない死にたくない)」
迷いながら蹴ってしまったため、十分な威力がでなかった…だが。
ギュアアアアアアアアア!!!
馬宮(MF)「ただの直線のシュートなら……ぎゃあああああああッ!!!」
ドォン!!
普段よりもいい動きでシュートコースに飛び込む馬宮。
しかし、そんな彼の努力をあざ笑うかのように放たれたマスタースパークは彼をなぎ倒す。
123 :
キャプテン霧雨
:2008/10/12(日) 01:30:13 ID:c1Oh/mG6
浅海(MF)「ま、馬宮〜!!」
岡山(GK)「先輩…止めれるのか?!」
三原(MF)「無理じゃないかな……」
美味(GK)「(無理無理…もうこうやって無気力に……)」
吹っ飛ばされる馬宮を見て、すっかり気力を失ってしまった美味。
そんな彼の脳裏に、父の言葉が蘇った。
美味の父「だからお前はバカなのだぁ!!」
美味(GK)「(…!親父、親父にだけは、バカと言われたくない!)うおおおおおおおお!」
金木(MF)「や、山岡の動きが!」
美味(GK)「親父にだけはァ!!!」
威力に負けぬようグッと手を握りこみ、シュートコースに飛び込む。
魔理沙「な……なんだとォ!」
その美味の捨て身のセービングが、マスタースパークをかろうじて弾いた。
普通に撃ったならば、そのまま彼を吹き飛ばしただろう。が、迷いながらのシュートでは威力が出なかった。
結論としては、魔理沙の状態が悪すぎ、美味の調子がよすぎたのだが、見ていた選手からはそう見えなかった。
124 :
キャプテン霧雨
:2008/10/12(日) 01:31:08 ID:c1Oh/mG6
柴田(MF)「(ふっ、あの程度のシュートかよ。俺にも撃てるぜ)」 ※撃てません
三原(MF)「あんまり大したことない…のか?」
チルノ「つぎはあたいー!」
田中(MF)「あ…あれ?(あの時のはマグレだったのかなぁ)」
岡山(GK)「さすがは山岡先輩だぜ!」
チルノ「やまおかじゃない。あいつはビミー!」
岡山(GK)「び、ビミー?」
藤木(DF)「思い切りが悪いみてぇだな。あれで試合は大丈夫なのか?」
浅海(MF)「馬宮、大丈夫か?」
馬宮(MF)「くっそ、馬鹿力め…だが、山岡先輩に止められるなんて、まだまだだな」
美味(GK)「(今のは運がよかっただけだが…俺にも止められてしまうとは、大会では不安だな……)」
金木(MF)「(見込み違いか…?いや、しかし今のシュートもこのチームでは最大の火力だな)」
125 :
キャプテン霧雨
:2008/10/12(日) 01:31:44 ID:c1Oh/mG6
一方魔理沙は、悔しさに地面に拳を叩きつけていた。
魔理沙「くそッ!なにが…なにがストライカーだ!あの程度も決められないようじゃ…」
チルノ「つぎはあたいけるー!」
美味(GK)「あ…ああ……」
その魔理沙の姿を気にかけながらも、時間のことを考え、練習を始めることになった。
チルノ「あたいのパワー、みせてやるよ!」
先着5名で
田中の練習→
岡山の練習→
柴田の練習→
浅海の練習→
三原の練習→
馬宮の練習→
美味の練習→
金木の練習→
藤木の練習→
チルノの練習→
と書き込んでください。
数字とマークで分岐します。
126 :
キャプテン霧雨
:2008/10/12(日) 01:32:00 ID:c1Oh/mG6
ダイヤ・ハート→ドリブル・パス・シュート・せりあいが上昇します
クラブ・スペード→タックル・パスカット・ブロック・セービングが上昇します
K→能力値+3 ※さらに必殺技フラグが立ちます
J・Q→能力値+2
6〜10→能力値+1
A〜5→変化なし
JOKER→全能力+5 必殺技を習得します
ageでもsageでみ構いませんが、順番はこのままでお願いします。
127 :
森崎名無しさん
:2008/10/12(日) 01:35:13 ID:???
! card忘れています。あと
>>122
こっちを見るなです
128 :
キャプテン霧雨
:2008/10/12(日) 01:36:46 ID:c1Oh/mG6
すみませんすみません!
田中の練習→! card
岡山の練習→! card
柴田の練習→! card
浅海の練習→! card
三原の練習→! card
馬宮の練習→! card
美味の練習→! card
金木の練習→! card
藤木の練習→! card
チルノの練習→! card
129 :
森崎名無しさん
:2008/10/12(日) 01:38:23 ID:???
田中の練習→
JOKER
岡山の練習→
クラブ3
130 :
森崎名無しさん
:2008/10/12(日) 01:40:02 ID:???
カードは魔物。
柴田の練習→
ダイヤ6
浅海の練習→
ダイヤ2
131 :
森崎名無しさん
:2008/10/12(日) 01:43:30 ID:???
三原の練習→
クラブ6
馬宮の練習→
ハート2
132 :
森崎名無しさん
:2008/10/12(日) 02:03:02 ID:guTXwHdo
美味の練習→
ダイヤ4
金木の練習→
ダイヤ8
133 :
森崎名無しさん
:2008/10/12(日) 02:03:19 ID:???
藤木の練習→
ハートQ
チルノの練習→
ダイヤ4
134 :
森崎名無しさん
:2008/10/12(日) 02:47:35 ID:???
すげぇよ田中…むしろ田中魔王だよ
135 :
キャプテン霧雨
:2008/10/12(日) 03:02:37 ID:c1Oh/mG6
田中の練習→ JOKER
岡山の練習→ クラブ3
柴田の練習→ ダイヤ6
浅海の練習→ ダイヤ2
三原の練習→ クラブ6
馬宮の練習→ ハート2
美味の練習→ ダイヤ4
金木の練習→ ダイヤ8
藤木の練習→ ハートQ
チルノの練習→ ダイヤ4
>>田中の全能力+5 更に必殺技追加!
三原のタックル・パスカット・ブロックが+1
柴田・金木のドリブル・パス・シュート・せりあいが+1
藤木のドリブル・パス・シュート・せりあいが+2
金木(MF)「それっ、柴田!」
藤木(DF)「くそっ!」
柴田(MF)「ナイスパス!このままドリブルだぜェ!」
藤木のカットをくぐっての金木からのパスを受けた柴田は、そのまま脇目も振らずにドリブル。
いつもよりもキレのいいドリブルに、馬宮も浅海も反応できない。
三原(MF)「そこだ、止める!」
136 :
キャプテン霧雨
:2008/10/12(日) 03:03:14 ID:c1Oh/mG6
しかし、柴田の動きを見切った三原の鋭いタックルが柴田へと炸裂する。
柴田(MF)「お前ごときに止められるか!……うわぁ!」
ギリギリで回避運動をしようとするが、スピードに乗っていたのが逆に災いし、方向転換が思うようにできない。
三原(MF)「もらった!」
柴田(MF)「ちっきしょう!」
三原(MF)「なにィ!?」
柴田の最後の悪あがきが功を奏し、ボールはこぼれだまになり、田中へと渡る。
馬宮(MF)「(田中…?)おい、パスをしろ!」
田中(MF)「(今の柴田さんのドリブルを…真似てみるんだ!)田中、行きます!」
チルノ「あたいをぬけるかぁ!?」
ドザアアアアアッ!!!
田中(MF)「(重心は……足の運びは……)でぇいっ!」
突如閃いた田中は、チルノのタックルを軽々とかわす。
その鮮やかな動きに、グラウンド中の全員の思考が停止した。
金木(MF)「(バ…バカな!あの雑魚が!)ちっ、俺が行く!」
ズザァァァ!!
137 :
キャプテン霧雨
:2008/10/12(日) 03:03:31 ID:c1Oh/mG6
田中(MF)「(なんだ…?金木さんの動きがわかる…?)」
金木(MF)「そこだァ!」
田中(MF)「…!飛び越えるッ!」
ジャンプ一番、金木のタックルを飛び越える。
その鮮やかな動きに(ry
岡山(GK)「嘘だろ…田中が…くそォ!」
田中(MF)「シュートだ!…僕だってやれる、見てろ!」
自分向かってと飛び込んだ岡山に対して、田中は冷静にシュートを放ち、ボールがネットを揺らす。
魔理沙「ぽかーん」
金木(MF)「ぽかーん」
チルノ「あ、ありえない!」
田中(MF)「(今の動きだ…!今の動きさえできれば、試合だって勝てる!)」
※田中が【先読みドリブル】を習得しました。 1/4の確率でドリブルに+3されます。
138 :
キャプテン霧雨
:2008/10/12(日) 03:03:56 ID:c1Oh/mG6
柴田(MF)「師匠、ドリブルのコツはですね……」
藤木(DF)「ふむ……よし、話はわかったぜ!ちょっとやってみるか、チルノ、美味、ちょっと来てくれ」
美味(GK)「(あーあ…なんで定着しちゃったんだ…)わかった」
チルノ「まけないぜ!」
藤木(DF)「よし、ドリブルから突破していくぜぇ!」
柴田の言葉に従い、ドリブルを始める藤木。
チルノ「ひゃっはー!」
藤木(DF)「(動きは早いが、それ以外はメチャクチャだな…)」
ダダダダッ……ガッ!
チルノ「いけぇー!」
藤木(DF)「(かわせる!)ほっ、と!」
チルノ「な、なんだ(ry」
金木(MF)「案外、あのチルノっていうのも大したことなさそうだな」
美味(GK)「ちっ、田中に続いて今度は藤木がドリブルに目覚めるだと…?!止める!」
藤木(DF)「(さっきのセービングを見る限り、俺のシュートは普通に撃ったんじゃ決まらない…)柴田ァ!」
柴田(MF)「師匠!」
139 :
キャプテン霧雨
:2008/10/12(日) 03:04:15 ID:c1Oh/mG6
美味が飛び込むそぶりを見せるやいなや、柴田とのワンツーに切り替える。
美味(GK)「予想外だぞ…ちっくしょう!」
柴田(MF)「さすが師匠だぜ!そーれッ!」
藤木(DF)「ナイスパスだ!き め る !」
美味(GK)「(さっきの感覚を…アレ?)」
体勢を崩している美味では、藤木のボレーすら止めることができなかった。
魔理沙「…ふむ、田中が予想以上に成長してるな。柴田も何故か上手くなってるし…
藤木はなんであんなに強いんだ?…まぁいい、私も練習するか」
※魔理沙の田中に対する感情が(できるやつ?)になりました。
金木の田中に対する感情が(雑魚じゃなかったのか…?)になりました。
何の練習をしますか?(後ろの数字は魔理沙の現能力値です)
A ドリブル 38
B パス 36
C シュート 41
D タックル 38
E パスカット 35
F ブロック 35
G せりあい 40
H ガッツ増強 500
I 八卦炉を改造する (一回しか出来ません)
140 :
キャプテン霧雨
:2008/10/12(日) 03:04:35 ID:c1Oh/mG6
*先に2票入った選択肢が採用されます。ageで投票してください。sageではカウントできません
今日はここまで。意見・要望があればぜひどうぞ。
141 :
森崎名無しさん
:2008/10/12(日) 03:05:47 ID:1F2v/OXA
A
142 :
森崎名無しさん
:2008/10/12(日) 03:27:17 ID:9MudLAJs
A
143 :
キャプテン霧雨
:2008/10/12(日) 18:09:27 ID:c1Oh/mG6
>>A ドリブル
魔理沙「やっぱり突破力が最優先課題だな。ドリブルで突撃だぜ!」
先着1名様で
はぢめての練習→! card
と書き込んでください。数字で分岐します。
K→ドリブル+2 更に技を思い出します
9〜Q→ドリブル+1
A〜8→変化なし
JOKER→ドリブル+3 更に……
age・sageでもどちらでもかまいません
144 :
南葛vs幻想
◆W.No10nvrU
:2008/10/12(日) 18:10:40 ID:RdzUrcHc
はぢめての練習→
ハート2
145 :
森崎名無しさん
:2008/10/12(日) 18:12:35 ID:???
魔理沙…あちらのアリス以上の逸材かもしれないな
146 :
キャプテン霧雨
:2008/10/12(日) 18:25:31 ID:c1Oh/mG6
このスレはAの出る確率が高い気がしますwスリーカードはすさまじかったw
はぢめての練習→ ハート2
>>変化なし
魔理沙「行くぞ!」
三原(MF)「は、早い!」
浅海(MF)「す…すごいですね……」
柴田(MF)「ふん、あれくらい俺だって出来るぜ」
魔理沙のドリブルはこの中ではやはり抜群に上手かったのだが……
魔理沙「(ちっとも上手くなった気がしない…やはり最近の練習が足りてなかったようだな)」
田中(MF)「今度はパスカットだ!」
馬宮(MF)「な、なにィ!」
その向こうでは、未だに田中が活躍していた……
こうして、最初の朝練は終わったのだった。
※チルノの活躍で山岡がみんなから美味と呼ばれるようになりました。
田中の評価が全体的に上昇しました。
藤木がDFの要として認識され始めました。
魔理沙に関しては、みんなまだ評価を決めかねているようです。
147 :
キャプテン霧雨
:2008/10/12(日) 18:25:51 ID:c1Oh/mG6
チルノ「ひまー」
魔理沙「あいつらには学校とやらがあるから仕方がない」
チルノ「あたい、あそんでくるね」
魔理沙「ちゃんと帰って来いよ」
チルノはどこかへ飛んでいった。
魔理沙は特に気に留めず、そのままにしておくことにした。
魔理沙「さて、いわゆる自由時間だな。何をするかな?」
A 街を歩いてみる
B 監督を探す
C 戦力増強を図る ※要するにチームメイトを探します
D 個人練習する ※ちょっとだけ能力値があがりやすくなります
*先に2票入った選択肢が採用されます。ageで投票してください。sageではカウントできません
148 :
森崎名無しさん
:2008/10/12(日) 18:28:27 ID:STw5in4k
D
149 :
森崎名無しさん
:2008/10/12(日) 18:29:25 ID:1F2v/OXA
A
150 :
森崎名無しさん
:2008/10/12(日) 18:33:42 ID:YNAvHBVg
A
151 :
キャプテン霧雨
:2008/10/12(日) 18:41:22 ID:c1Oh/mG6
>>A 街を歩いてみる
魔理沙「知らない街はまずマッピングだぜ」
来たばかりの街なので、魔理沙はどこになにがあるか探索することにした。
彼女個人の意見としては、キノコの生えている森が見つかれば言うことはなかった。
魔理沙「箒で飛んで探すぜ」
先着1名様で
遠い街、遠い国→! card
と書き込んでください。
マークで分岐します。
ダイヤ→アイテム屋を発見!能力アップさせるアイテムが買えるかもしれません
ハート→トレーニングセンターを発見!個人練習のとき、ここで練習することができるようになります
スペード→吉良監督を発見!何が起きるかパルブンテ
クラブ→キノコの森を発見!自由時間でキノコ採集ができるようになります
JOKER→ここは幻想郷…!?
152 :
森崎名無しさん
:2008/10/12(日) 18:42:10 ID:???
遠い街、遠い国→
ダイヤJ
153 :
キャプテン霧雨
:2008/10/12(日) 19:08:58 ID:c1Oh/mG6
遠い街、遠い国→ ダイヤJ
>>アイテム屋を発見!能力アップさせるアイテムが買えるかもしれません
魔理沙「う〜キノコキノコ」
箒でフラフラと低空飛行していると、【光臨堂】という看板が目に入った。
魔理沙「あいつ、いつから外の世界で商売なんて始めたんだ…?」
知り合いの店の名前に妙に似ていたので、魔理沙は看板に誘われるままにホイホイ入っていったのだった。
見た目は古ぼけた骨董品屋といった感じで、スポーツ用品は置いてなさそうだ。
魔理沙「邪魔するぜ」
店主「おお…!久しぶりのお客だぁ!」
魔理沙「お前誰だ」
店主「【光臨堂】の店主、高田です。これからもご贔屓に!」
魔理沙「(どうやらただ店の名前が似てただけみたいだな)」
店主を無視し、魔理沙は店内を物色してみることにした…
154 :
キャプテン霧雨
:2008/10/12(日) 19:09:39 ID:c1Oh/mG6
先着2名様で
魔理沙の審美眼→! card
魔理沙の財力→! card
と書き込んでください。
【財力】は数字で【審美眼】はマークで分岐します。
10〜K→実はお金がたくさんポケットに 数字×2000円入手
6〜9→それなりにお金がポケットに 数字×1000円入手
A〜5→実はお金がなかった! 吉良のツケにしておこう(吉良の感情度が下がります)
JOKER→お金が八卦炉から溢れて出てくる
ダイヤ→アンティークスパイクを発見! 装備した選手のシュート値が+2(素の能力40以上で+1)
ハート→古美術手袋を発見! 装備した選手のセービング値が+2(素の能力40以上で+1)
スペード→魔法の盾を発見! 装備した選手のカット・ブロック値が+1
クラブ→ロクなもんがないな 何も発見できませんでした
アイテムは一律5000円です。
魔理沙の世界ではお金は吉良からせびるものです。
お金がないときは吉良に会いに行こう!
155 :
TSUBASA DUNK
:2008/10/12(日) 19:11:22 ID:ZKQRbC9o
魔理沙の審美眼→
ハート9
156 :
南葛vs幻想
◆W.No10nvrU
:2008/10/12(日) 19:16:38 ID:RdzUrcHc
魔理沙の財力→
ハートA
イケマリササーン
157 :
森崎名無しさん
:2008/10/12(日) 19:20:31 ID:???
魔理沙の審美眼→
ハート4
158 :
森崎名無しさん
:2008/10/12(日) 19:22:10 ID:???
南葛vs幻想の人はじつはのろいをかけている
159 :
南葛vs幻想
◆W.No10nvrU
:2008/10/12(日) 19:25:16 ID:???
ごめん
160 :
キャプテン霧雨
:2008/10/12(日) 19:37:03 ID:c1Oh/mG6
魔理沙はまさしくエースですね(A的な意味で)
魔理沙の審美眼→ ハート9
魔理沙の財力→ ハートA
>>古美術手袋を発見! 装備した選手のセービング値が+2(素の能力40以上で+1)
実はお金がなかった! 吉良のツケにしておこう(吉良の感情度が下がります)
魔理沙「お、この手袋はなんかいい感じだな」
店主「お客さん、目が高いねぇ、それは昔、織田信長が使ってたと言われている手袋だよ」
魔理沙「(なんだそりゃあ……)うん、これを買おうかな」
店主の言葉は無視しておくにしても、この手袋はサッカーに役立つだろうと考えた魔理沙は、買っておくことにした。
万が一いらなかったら、吉良にでも売りつければいい。
店主「5000円になりまーす!」
魔理沙「お金お金っと……あれ?ないぞ?」
そこで、魔理沙はこの世界での通貨を持っていないことに今更気づいた。
もちろん幻想郷での通貨は持っていたが、それは恐らく通用しないだろう。
魔理沙「うーん…お金がない……そうだ、店主、ツケってできるのか?」
店主「別に構いませんよ。ただし、払わないと黒服が取り立てに行きます」
魔理沙「(あのおっさんなら大丈夫だろう)じゃあ吉良 耕三でツケといてくれ」
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