キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【閃光少年】幻想のポイズン5【騒霊少女】

1 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/06/08(月) 08:04:22 ID:???
全日本ジュニアユースのFW(?)、反町一樹が
幻想郷のサッカー界に旋風を巻き起こすというスレです。
この話はキャプテン森崎のパラレル作品で、
東方Project(東方サッカー)とのクロスオーバー作品です。
もしかしたら他のアニメや漫画、小説などからもキャラが出たりするかもしれませんがご了承下さい。

本編のように、選択肢を選んだりカードを引いたりして物語が進んでいきます。

あらすじ。
八雲紫に拉致られた反町は、突然幻想郷のサッカー界に混乱を巻き起こせと言われる。
混乱・自己嫌悪をしながらも秋静葉・穣子と知り合った反町は、
チームメイトを探すべく幻想郷中を三人で回り、静葉の活躍によって8人の仲間を得る事に成功する。
11人が集まったところでチーム名を"オータムスカイズ"と決め、キャプテンに就任した反町一樹。
練習を重ねながら、オータムスカイズは小さな大会に出る事になる。
一回戦には勝利をしたものの、決勝戦では惜しくも敗退。
まだまだ弱小の域を出ない事を自覚しつつも、反町は必ず強者を見返してやると強く誓う。
その後練習をしたり練習試合をしたりして力をつけていくオータムスカイズ。
再び大会に出場し、その一回戦――妬ましパルパルズとの戦いにおいてリグルの退場などもあるものの勝利。
続く騒霊楽団戦もサンタナの奮戦、大妖精の好守などで有利に試合を運ぶが。
後半開始早々、反町がロングシュートを撃った事により反町のガッツが切れ……。

395 :森崎名無しさん:2009/06/12(金) 21:34:00 ID:Hf6wvM/+


396 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/06/12(金) 21:37:31 ID:???
>A.チームメイトと喜びを分かち合う(誰と話すか後で選択出来ます)
=======================================================================================
反町(そうだな! この喜び……同じチームメイトと分かち合うのが、一番だ!!
   しかし、誰の所に行こう?)

A.静葉と穣子
B.妖精1とサンタナとヒューイ
C.にとりと椛と橙
D.チルノと大妖精
E.全員だ!

先に3票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。

397 :森崎名無しさん:2009/06/12(金) 21:38:57 ID:???
決勝点をあげてくれたけどこの試合の反町じゃ
まだ手放しでは喜べんな…

398 :森崎名無しさん:2009/06/12(金) 21:40:38 ID:yjkymus2


399 :森崎名無しさん:2009/06/12(金) 21:40:55 ID:JtPl+CDo
C

400 :森崎名無しさん:2009/06/12(金) 21:44:01 ID:KpaDgnQk



401 :森崎名無しさん:2009/06/12(金) 21:45:42 ID:msK2nSNc
E

402 :森崎名無しさん:2009/06/12(金) 21:47:17 ID:Hf6wvM/+


403 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/06/12(金) 22:18:12 ID:???
>E.全員だ!
=========================================================================================
反町(喜びを分かち合うのに派閥も何もあるか! 全員だ!!)

そう考えた反町は、それぞれ固まって喜んでいたチームメイト達を集め。
輪を作ってにこやかに笑いながら、全員の健闘を讃える。
静葉のゲームコントロール、橙の攻守に渡る縦横無尽な動き。
絶好調だったサンタナのドリブルとシュートと、妖精1・ヒューイのトリオプレイ。
DF陣の奮闘……そして、大妖精の好セーブ。
何一つ欠けていても、到底勝てなかっただろうと言い……。

反町「俺達が優勝したのは小さな大会だ。
   でも、優勝に変わりは無い。
   この大会、俺達がNo.1だ! 皆、本当によくやってくれた!」
チルノ「べっ、別にあんたの為じゃないわよ!」
大妖精「ふふ……反町さんも、本当にお疲れ様でした。 皆で勝てて、良かったです!」
橙「はい! 本当はリグルもここにいてくれればよかったんですけど……」
にとり「仕方ないさ。 それよりも、帰ったらあいつにも優勝をしたって伝えてやらないとね」
椛「ッス! リグルも、あの退場が無かったらこの試合で活躍してたでしょうッスしね!」
妖精1(優勝……私が優勝チームの一員……本当に?)
サンタナ「ふふん、これが私達の実力って奴よね! まだまだ、ガンガン大会に出て勝って行くわよ!!」
静葉(……やっぱり、一樹君がこのチームのキャプテンで良かったわね)
穣子「やっぱ……勝つってぇのはいい気分ね」
ヒューイ「やったね、人間!」

※オータムスカイズメンバー(リグル以外)の評価値が上がりました。

404 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/06/12(金) 22:18:25 ID:???
そして、一同が喜ぶ輪の中で……不意に、静葉と穣子、そしてチルノが退場をしていく騒霊楽団を見つめる。
秋姉妹にとってはこの試合、オータムスカイズが勝利をしたものの……。
結局のところ、騒霊三姉妹と秋姉妹の決着はつかなかった。

静葉「穣子……」
穣子「ええ、次こそ……決着をつけましょう」
チルノ(へへん、あたいたちのしょーりよ! 大ちゃんの仇も討てて、あたいったらやっぱりさいきょーね!
    このチームも、まあまああたいが入ってもおかしくないくらいの力はあるわ!!)

そうして秋姉妹が新たに騒霊三姉妹に対し決着をつけると思い。
チルノが一人胸を張ってえへんぷいと心中で勝利宣言をする一方。
騒霊三姉妹はというと……。

ルナサ(この試合……あちらのゲームメイカーは秋の姉の方だったな。
    動きは地味だが、あのドリブルは私のパスに匹敵する能力を持つ……)
リリカ(あの妹の方も結構地味に活躍してたんだよねー。 前はもう少し弱かったのになぁ)
メルラン(あはははは〜! でも、次は絶対に負けないわ! これでチーム成績は1勝1敗!
     次が決着をつける時よ!!)

※秋姉妹とプリズムリバー三姉妹の感情が 秋姉妹→(次こそ決着を!)←プリズムリバー三姉妹 になりました。
※チルノの チルノ→(情けない奴!)→オータムスカイズメンバー(大妖精除く) と
 チルノ→(敵討ち!)→騒霊楽団メンバー の感情が消えました。

405 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/06/12(金) 22:18:52 ID:???
阿求「オータムスカイズの皆さん、お疲れ様です」
反町「あっ、阿求さん……どうも、ありがとうございます」

チーム一同の興奮が徐々に冷めてきたところで。
幻想郷のサッカー組合事務局長を務める稗田阿求が反町へと声をかけてきた。
恭しい阿求の一礼に、反町達(チルノとサンタナとヒューイを除く)も慌てて礼をする。

阿求「これから、ささやかではありますが表彰式へと移りたいと思いますので。
   どうか、皆さん今一度整列をなさってください」
反町「は、はい!」

阿求の言葉を聞き、反町は即座にチーム一同を整列させ。
それを見届けた阿求は、キャプテンの反町の前に立ちコホンと咳払いを一つ。
長々とした挨拶をし……優勝チームに送られる優勝トロフィーを手渡す。

阿求「そして、こちらが本大会……若葉杯の副賞になります」
反町(副賞……一体何だろう?)

小さなトロフィーを片手に持った反町は、続けて阿求から手渡された副賞を受け取る。
その副賞とは……。

406 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/06/12(金) 22:18:58 ID:???
先着1名様で、
若葉杯の副賞!→! card

!とcardの間のスペースを消してコピペして下さい。

マークによって下記の表に従い分岐します。

JOKER→阿求「これでもっと強くなってください」 なんか黒いボールを手渡された!お、重い…
ダイヤ→試合経験点獲得ギブス
ハート→タックルが上手くなる本(初級編)
スペード→現金1万円
クラブ→紅白饅頭

407 :森崎名無しさん:2009/06/12(金) 22:20:18 ID:???
若葉杯の副賞!→ クラブ3

408 :森崎名無しさん:2009/06/12(金) 22:23:03 ID:KpaDgnQk
ヒューイ歓喜wwwwww

409 :104=335=407:2009/06/12(金) 22:24:41 ID:???
最近のここでの引きひどいな

410 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/06/12(金) 22:40:32 ID:???
若葉杯の副賞!→ クラブ3 =紅白饅頭
==========================================================================================
阿求から手渡されたものは、何とも味気ない装飾をされた紙の箱。
重みもそれほどではなく、何が入っているかはわからない。
一体何だろうかと反町が思っていると、阿求はその箱を整列していたメンバー全員に手渡していき……。

ビリビリッ! カパッ

ヒューイ「わぁ〜! お饅頭だぁ〜!!」
反町「お、お饅頭!?」

紙を破く音とヒューイの歓喜の声が聞こえ、反町は思わず振り向く。
するとそこには、満面の笑みで箱の中に入った紅白饅頭を頬張るヒューイの姿。
おいしいねぇ、おいしいねぇ、と非常に喜んでいるヒューイの背後では。

サンタナ「全く、叫ばなくたっていいでしょモグモグ」
チルノ「あんたらはほんとー、あたいとちがってきひんってぇのが無いわね!モグモグ」

喜ぶヒューイに悪態をつきながら、同じく饅頭を頬張るサンタナとチルノの姿があった。
二人とも口いっぱいに饅頭を入れた為か、ハムスターやリスのように頬を膨らませている。

大妖精(チルノちゃん……そんな顔で言っても説得力ないよ……)
妖精1(は、恥ずかしい奴ら……)

411 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/06/12(金) 22:40:44 ID:???
基本的に我慢というものを知らない妖精達。
彼女達は贈り物を贈られたら、その場で開けてその場で食す。
その事に大妖精と妖精1は赤面をしつつ、チルノ達の口周りの汚れをハンカチで拭いてやる。

反町(副賞が紅白饅頭……。 ま、まあ、商品目当てで大会に優勝した訳じゃないし!
   ヒューイたちも喜んでるみたいだし、良かったかな!)

なんとか自分を納得させつつ、反町がそう自己完結すると。
阿求がもう一度短い挨拶をすると共に表彰式は終了し。
反町達は沢山の観客の拍手を受けながら、帰り支度を整え自宅へと帰っていったのだった。
なお、帰る道中。
ヒューイが物欲しげな顔で反町の持つ饅頭を涎を垂らしながら見ていたので。
反町も思わずその顔に負け、紅白饅頭を与えたというエピソードもあるのだが……。
別に取り上げる程の事でもないので、省略をする。

ヒューイ「えへへ、ありがとうね人間! おいしいね!」
反町「ん……まあ、よかったな、ヒューイ」
ヒューイ「うん!」

※反町が紅白饅頭を手に入れましたがヒューイに食べられました。
 特にこれといった事は起こりません。

412 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/06/12(金) 22:40:55 ID:???
その後、自宅へと帰った反町達。
疲れている体を休める為に疲労が溜まっている者達は自室へと帰ろうとするが……。
その前に、一旦居間を覗く事にする。
勿論、目的は昨日から帰ってきていないリグルを見つける事であるが……。

反町(さて……あいつは帰ってきてるかな?)

先着1名様で、
リグルの帰宅?→! card

!とcardの間のスペースを消してコピペして下さい。

マークによって下記の表に従い分岐します。

JOKER→???「あら?」 リグル……と、日傘を持った緑の髪の女性が居間にいた!
ダイヤ・ハート→リグル「あ、お帰り〜」 なんか普通にリグルがいた!
スペード・クラブ→誰もいない……

413 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/06/12(金) 22:41:37 ID:???
リグルの帰宅?→ ダイヤ8

414 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/06/12(金) 22:53:25 ID:???
リグルの帰宅?→ ダイヤ8 =リグル「あ、お帰り〜」 なんか普通にリグルがいた!
==========================================================================================
居間では、座布団を枕に寝そべりながら反町達の帰宅を迎えるリグルがいた。
リグルは反町達に気づくと、よいしょと声を出して座りなおし。
改めておかえりと言いながら、試合結果を聞いてくる。

リグル「昨日の試合は勝ったって噂で聞いてたんだけどさ。
    今日は私もフィールドに近づいたらまた変な審判に怒られそうで見てなかったんだよ。
    まあ、今日の試合……私がいないから負けても……」
チルノ「試合には勝ったわよ?」
リグル「……えぇっ!?」

あっけらかんとチルノが言った言葉に、リグルは大げさに驚く。
何せこのリグル、自分がエースストライカーだと思っているばかりに。
その自分がいなければ騒霊楽団から点を取る事すら出来ないと思っていたのだ。
更に妖精達からサンタナが1点、反町が2点を取り3−2で勝ったと聞いてなおも驚く。
……が、驚きつつも自信の程は壊れなかったらしい。

リグル「ま、まあ、私程じゃないけど反町も結構やるしね!
    サンタナも……まあ、相手が名無しのキーパーだから得点出来たんでしょ?
    うんうん、まあ、私がいないのによく頑張ったね! お疲れ様!!」
反町(…………)

A.「悪いが、実力は俺の方が上だ」 この辺でどちらが格上かハッキリさせておこうと思った。
B.「ところでお前、昨日からどこに行ってたんだ?」 リグルが帰ってこなかった理由を聞こうと思った。
C.「その前に謝らなきゃいけない事があるんじゃないか?」 皆に心配させた事を謝罪させようと思った。
D.その他 自由投票枠

先に3票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。

415 :森崎名無しさん:2009/06/12(金) 22:54:33 ID:zMRhaa52
B

Aは残念だが今の反町にはまだ早い

416 :森崎名無しさん:2009/06/12(金) 22:56:01 ID:0sH/YJT6
甘やかしちゃいけない


417 :キャプテンレミリア ◆t2UAZ3G5UI :2009/06/12(金) 22:56:27 ID:o81ugWow


418 :森崎名無しさん:2009/06/12(金) 23:00:09 ID:???
悪意はないんだろうけど・・・やはりカチンとくるものいいだな

419 :森崎名無しさん:2009/06/12(金) 23:01:54 ID:JtPl+CDo
B

420 :森崎名無しさん:2009/06/12(金) 23:07:03 ID:yjkymus2
C

421 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/06/12(金) 23:11:02 ID:???
>C.「その前に謝らなきゃいけない事があるんじゃないか?」 皆に心配させた事を謝罪させようと思った。
=============================================================================================
リグル「へ? なんで?」
反町「……あのなぁ」

きょとんと、本気で何が悪いのかわかっていない様子のリグルに。
反町はなるべくわかりやすいように説明をする。
昨日の試合で退場になった後、リグルの消息がわからなかった件。
その事でチームメイト全員が心配していた件を、丁寧に話す。

反町「退場する事は仕方ない……サッカーやってれば、誰だって通る道だ。
   だがな、それで家に帰ってこないで皆に心配をかけるのはいけない事だ。
   わかるだろ?」
リグル「…………」

先着1名様で、
リグルの謝罪?→! card

!とcardの間のスペースを消してコピペして下さい。

マークによって下記の表に従い分岐します。

JOKER・クラブA→リグル「こんな堅苦しいところにいられるか! 私は外に出るぞ!!」 まさかのリグル脱退!?
ダイヤ→リグル「……ごめんなさい」 素直に謝ってくれた!
ハート・スペード→リグル「……ごめん」 ちょっと不服そうだけど謝ってくれた!
クラブ→リグル「…………」 ぷい、とそっぽを向いて自室に帰ってしまった。

422 :キャプテン井沢 ◆TR3983VR7s :2009/06/12(金) 23:11:35 ID:???
リグルの謝罪?→ ダイヤ8

423 :森崎名無しさん:2009/06/12(金) 23:11:38 ID:???
リグルの謝罪?→ ハート5

424 :森崎名無しさん:2009/06/12(金) 23:14:50 ID:???
井沢さんがいい引きをした…だと?

425 :森崎名無しさん:2009/06/12(金) 23:20:31 ID:???
反町がここまで厳しく言うのは初めてだな

426 :森崎名無しさん:2009/06/12(金) 23:23:08 ID:???
まぁ、今までが甘くしすぎた。
変な遠慮があったんだろう。

427 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/06/12(金) 23:34:40 ID:???
リグルの謝罪?→ ダイヤ8 =リグル「……ごめんなさい」 素直に謝ってくれた!
==========================================================================================
リグル(……確かに、反町の言う通りだなぁ。 何だかんだで、キャプテンらしいのかも)

俯き加減で、本当にか細い声だったが、リグルはしっかりと謝罪をした。
反町はそんなリグルの肩を叩きながら、次からは気をつけてくれればいいと言う。
その光景を見守りながら、静葉達は反町の言葉を頷いて聞いていた。

静葉(そうね……チームメイトが間違えそうになったら、ちゃんと指示をしてあげる。
   それが大切ね、一樹君。 優しいだけじゃ、キャプテンシーとは言えないわ)
にとり(うんうん、これでリグルも少しは自重をするだろう。
    自信を持つのと慢心を持つのとは、違うからね)
大妖精(ちゃんと怒って、リグルちゃんに言い聞かせる……反町さんは、やっぱり立派な人です)

※静葉・にとり・大妖精の評価値が上がりました。

リグルの謝罪で少し暗くなりかける居間の雰囲気だったが……。

穣子「はいはい、それじゃあさっさと昼ごはんにしましょ!
   私も疲れてるからパーッと残り物で適当に作るけどね」
ヒューイ「やったぁ! ご飯だご飯〜♪」
妖精1「あんた私の分まで饅頭食べておいて、まだ食べる気なの!?」
ヒューイ「えへへへ」

穣子の言葉とヒューイの天然さで一気に和み、居間は暖かな雰囲気となる。

428 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/06/12(金) 23:35:18 ID:???
反町(ちゃんとリグルが納得してくれてよかったな……)

反町はそう思いながら座布団に座り込み、テーブルに肘を載せながら考える。
この先、チームメイト同士でのいざこざや不和などもあるだろう。
だが、それらは全て反町が間に入って解決をしなければならない。

反町(それに、俺だけじゃない……静葉さんや穣子達もいてくれる。
   静葉さんに言われた通り、迷った時、俺だけじゃ駄目な時は相談すればいいんだ。
   時に優しく、時に厳しく、俺が皆をまとめなきゃいけない……。
   ……これからも頑張っていこう)

その後、手早く穣子の作った昼食(珍しく芋料理でなく素麺だった。秋なのに素麺はちょっと辛い)を取りつつ。
反町達はこの試合での勝利で得られた戦果を確認する。

静葉「まずは私達の格ね。 騒霊楽団に勝利し、大会に優勝した事で格はかなり上がっているわ。
   まだダークホースの域は出ないけど、もう少し頑張れば中堅も目じゃないわ」
反町「中堅ですか……」
にとり「だが、中堅ともなればそれなりに注目度を集めちまう。
    下手な実力で中堅に上がっちまうと、痛い目みるかもしれないね」
反町(今のオータムスカイズの戦力は中堅のにとりが一人。ダークホースの俺と静葉さん。
   そして、無名の妖精達に弱小の穣子達か。
   俺と静葉さんが中堅に上がるか、穣子達がダークホースに上がるかしないと実力に見合わない評価になってしまうかな)

※騒霊楽団に3−2で勝利し、更に優勝をした為。 格が"31"→"43"になりました!

429 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/06/12(金) 23:35:29 ID:???
静葉「それに、先の試合で私達も少しサッカーが上手くなったみたいね」
反町「ええ……特に、妖精達はトリオプレイでリリカ達を抜き去ってましたからね」
サンタナ「ふふん、まああれが私の実力よ!!」


妖精1 +15
ヒューイ+11
静葉  +9
椛   +9
リグル +8
チルノ +8
穣子  +8
サンタナ+6
橙   +3
反町  +3
大妖精 +3
にとり +1

※この試合で獲得した試合経験点+今までの試合経験点の表です。

430 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/06/12(金) 23:35:50 ID:???
###############################################################################################
ゆかりん「ジャンジャジャーン☆ 呼ばれて飛び出てゆかりんでぇーす♪
     それじゃあ今回も、ポイントが10を超えた選手のポイントの振り分け方について聞かせていただくわ♪
     まずは妖精1ちゃん。 彼女は何を上げようかしら?」

A.ドリブル
B.パス
C.シュート
D.タックル
E.パスカット
F.ブロック
G.せりあい
H.ガッツ
I.低い浮き球(選択不可)
J.高い浮き球(選択不可)
K.今は上げない

名前    ド パ シ  タ  カ ブ せ 高低  ガッツ  合計
妖精1  36 38 32 32 32 32 37 1/1  510/510 239

先に3票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。

431 :森崎名無しさん:2009/06/12(金) 23:36:26 ID:0sH/YJT6


432 :森崎名無しさん:2009/06/12(金) 23:40:08 ID:msK2nSNc
K

433 :森崎名無しさん:2009/06/12(金) 23:59:37 ID:0sH/YJT6
K

434 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/06/13(土) 00:00:41 ID:???
Kで決定かと思ったけど、多重ですね…。
お手数ですがもう一度投票お願いします。

435 :森崎名無しさん:2009/06/13(土) 00:01:15 ID:27btX8zQ
K

436 :森崎名無しさん:2009/06/13(土) 00:01:41 ID:m0gElCYk
K

437 :森崎名無しさん:2009/06/13(土) 00:04:08 ID:x8T914UE


438 :森崎名無しさん:2009/06/13(土) 00:04:28 ID:???
こういうのは2票でいいんじゃないですか?

439 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/06/13(土) 00:07:00 ID:???
>>438
どれを3票と2票にするかちょっと判断しかねるんですよね……。
とりあえずこの能力UPイベントは次回から2票にしますが。
誰かとの会話イベント、練習時にどれをやるかの選択などはどうしたものか。
ご意見など頂きたく思います。

440 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/06/13(土) 00:08:26 ID:???
>K.今は上げない
===========================================================================================
ゆかりん「あら? また上げないの?
     それじゃあ次はヒューイちゃんね……彼女はどうしようかしら?」

A.ドリブル
B.パス
C.シュート
D.タックル
E.パスカット
F.ブロック
G.せりあい
H.ガッツ
I.低い浮き球(選択不可)
J.高い浮き球(選択不可)
K.今は上げない

名前    ド パ シ  タ  カ ブ せ 高低  ガッツ  合計
ヒューイ 32 38 32 37 36 33 32 1/1  510/510 240

先に2票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。

441 :森崎名無しさん:2009/06/13(土) 00:13:15 ID:14JHfP6+
B

442 :森崎名無しさん:2009/06/13(土) 00:13:50 ID:m0gElCYk
K

443 :森崎名無しさん:2009/06/13(土) 00:14:51 ID:x8T914UE


444 :森崎名無しさん:2009/06/13(土) 00:15:13 ID:27btX8zQ
K

445 :森崎名無しさん:2009/06/13(土) 00:20:39 ID:???
Kの連続はともかく、人も多いし3票で問題ないと思いますが

446 :森崎名無しさん:2009/06/13(土) 00:21:13 ID:???
票のバラけを計算してないぞ

447 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/06/13(土) 00:24:27 ID:???
>K.今は上げない
=========================================================================================
ゆかりん「……また上げないの? もう、それじゃあ私が出てきた意味が無いじゃないの。
     まあいいわ。 それじゃあまた次回。
     ミラクル☆マジカル☆ゆかりんり〜ん♪」

#########################################################################################
反町「……ハッ!」
穣子「ん? どうかした、反町?」
反町「い、いや、何でもない」
反町(何だか変なものを想像してしまった……疲れてるのかな、俺)

魔法のステッキを持ちフリフリのドレスを着たバb……紫を想像し。
思わず首を振って気持ちを静める反町。
色んな意味でその想像は危険だった。

その後、昼食を取り終わり一同は自室へと戻る。
妖精トリオに橙、大妖精、チルノは疲労しており、回復をする為に寝たいとの事であった。
一方、静葉と穣子は人里へ今日の夕食を買いに行くらしい。
なんでも、優勝をしたお祝いに今日はささやかながらもパーティーをするようだ。
にとりとリグル、椛は居間で適当に寝そべっている。

反町(さて、俺はどうするかな……)

448 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/06/13(土) 00:24:38 ID:???
A.俺も寝よう。流石に疲れた(ガッツ回復小)
B.居間にいる誰かと会話しよう(後で誰と会話するか選べます)
C.チームメイトの勧誘に行こう(後で誰かと一緒に行くか選べます)
D.散歩にでも行ってみようかな(後で誰かと一緒に行くか選べます)
E.秋姉妹の買い物についていってみよう
F.その他 自由投票枠

先に3票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。

449 :森崎名無しさん:2009/06/13(土) 00:27:24 ID:27btX8zQ
E

450 :森崎名無しさん:2009/06/13(土) 00:27:40 ID:x8T914UE


451 :森崎名無しさん:2009/06/13(土) 00:28:04 ID:m0gElCYk
E

452 :森崎名無しさん:2009/06/13(土) 00:28:26 ID:bSmlq1F6
B


453 :森崎名無しさん:2009/06/13(土) 00:34:54 ID:???
今現在4人か

454 :森崎名無しさん:2009/06/13(土) 00:38:06 ID:wZYrvHfI
E

455 :森崎名無しさん:2009/06/13(土) 00:38:40 ID:x8T914UE
失礼、Eに変更します

456 :森崎名無しさん:2009/06/13(土) 00:44:15 ID:???
両手に秋などと

457 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/06/13(土) 00:46:22 ID:???
>E.秋姉妹の買い物についていってみよう
=========================================================================================
反町(そうだな……どうせやる事が無いんだし、静葉さんと穣子についていくか。
   荷物持ちくらいは出来そうだしな)

そう決めると、反町は早速玄関口で靴を履いていた二人を呼び止め、お供をすると言う。

穣子「へぇ、自ら荷物持ちの役目を志願するとは殊勝な心がけね」
反町「まぁ……いつも世話になってるからな。 たまには買い物にも付き合うよ」
静葉「ふふ、それじゃあお願いね」

にやにや笑いながら任せたわよと言う穣子と、頬に手を当てながら微笑を浮かべる静葉。
反町はそんな二人に挟まれ少し照れながら、人里へと向かっていく。

反町(さて、人里に行くまでの間……何を話そうかな?)

A.今日の夕食について聞いてみる
B.今後のオータムスカイズの運用について相談してみる
C.新規加入してくれそうなチームメイトの心当たりを聞いてみる
D.今日の試合を振り返ってみる
E.幻想郷のサッカー事情について聞いてみる
F.幻想郷の勢力図について聞いてみる
G.その他 自由投票枠

先に3票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。

458 :森崎名無しさん:2009/06/13(土) 00:50:30 ID:x8T914UE


459 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/06/13(土) 00:51:59 ID:???
本日はここまで。明日は選択肢が入ったところから続きを書かせていただきます。
それでは、お疲れ様でした。

460 :森崎名無しさん:2009/06/13(土) 00:55:01 ID:???
乙でした

461 :森崎名無しさん:2009/06/13(土) 00:57:13 ID:bSmlq1F6
C

462 :森崎名無しさん:2009/06/13(土) 01:39:23 ID:14JHfP6+


463 :森崎名無しさん:2009/06/13(土) 02:34:09 ID:n2kT7h2Q

まずは秋姉妹の意見を伺いたいところ

464 :森崎名無しさん:2009/06/13(土) 03:28:16 ID:iNadYjEc
B

465 :森崎名無しさん:2009/06/13(土) 05:58:53 ID:VYKD/Yk+
B

466 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/06/13(土) 14:16:21 ID:???
今更ですが>>448に追記。

※昼食を取ったので反町のガッツが 190/700→290/700 になりました。

467 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/06/13(土) 14:56:56 ID:???
>B.今後のオータムスカイズの運用について相談してみる
===========================================================================================
反町(そうだな……今後どうすればいいのか、二人に聞いておこうかな)

一応の目標だった小さな大会の優勝を果たした反町であったが。
次にどうすればいいか漠然と知りつつも、しかし詳しくは知らなかった。
幻想郷に旋風を巻き起こすというのなら大会に出て勝利し続けるのが一番の近道なのだろうが……。

穣子「だからって、今の私達が普通の大会に出ても初戦敗退、二回戦敗退するのが目に見えてるわね。
   普通の大会には騒霊楽団と同じかそれ以上のところがゴロゴロ出場してるのよ?」
静葉「そうね……しかも、あくまでチームとしてのランクが中堅ならば。
   強豪や名門と言われる人たちがチームの中に入っているというのもおかしな話ではないし。
   ……それに、実力もさる事ながら私達も今のままじゃ勝ち進めないでしょうね」
穣子「うん、今のところ12人しかいないもんね、私達は。
   長い大会、またリグルのような退場者も出るかもしれないし怪我人も出るかもしれないんだから。
   もう少しチームメイトを増やした方がいいと思うわよ?」
反町「チームメイトか……しかし、どうやって……」
静葉「とにかく、足を使って探し回るしか無いわね……。
   ただでさえ一樹君は今現在、幻想郷について詳しくないんだから、もっと外を出歩いてみたらどうかしら?
   練習も大切だけど、それと同じくらいに情報も必要よ?」
穣子「そうそう。 どこかに行きたければ私や姉さん、それに他の皆も付き合ってくれるでしょうしね」
静葉「来週の大会にも、必ず出場をしなければいけないという訳では無いのだし……。
   とにかく、今は人材登用などが先決ね。 せめてあと2,3人は人を集めないと……。
   体力の不安とかもあるし、大会に出るのは不安だわ」
反町(もっと外に出る……か。 確かに、交友関係を広げるのは大事だな)

468 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/06/13(土) 14:57:10 ID:???
その後、反町達はこれからの方針について相談しつつもようやく人里へと辿り着いた。
秋の二柱が来たという事で人里の人たちも少々ざわめいていた様子だったが。
どうやら静葉と穣子にとっては日常茶飯事の事らしく特に気にしていないらしい。
反町はそれでも人々の目が気になったが……一応取り繕い、どこに行くのかと二人に聞く。

穣子「ん? まあ、とりあえずは食材買わなきゃね……。
   ……ああ、そうだわ反町。 あんた、お酒買ってきてよ」
反町「え、酒?」
穣子「そうそう。 お酒って持つの重いしね。
   私と姉さんは食材の方買ってくるからさ、反町はお酒買ってきてよ。
   そうすりゃ買い物の時間も節約出来て一石二鳥でしょ?
   12人飲むくらいの量買って来てくれればいいから、はいこれ」

穣子はそう言いながら、懐からがま口の財布を取り出しその中の紙幣を反町に手渡す。
手渡された紙幣は、なんと反町がいた世界と全く同じ作りの一万円札と五千円札。
これが幻想郷で使えるのか? と疑問に思いつつ、反町はそれをポケットに入れる。

穣子「余ったお金はあんたのポケットマネーにしていいわ。 お駄賃って奴ね。
   ああ、だからってお酒全然買わないでネコババしようとしたら怒るからね?」
反町「う……わかってるよ」
静葉「酒屋さんはそこの角を曲がったところにあるから……また一時間後、ここで待ち合わせをしましょう?」

それだけを言うと穣子と静葉はよろしく、と言いその場を後にする。
そして反町の姿が見えなくなったところで……。

469 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/06/13(土) 14:57:34 ID:???
静葉「ふふ……」
穣子「な、何よ姉さん」
静葉「優しい所あるじゃない穣子。 お金を持っていない一樹君に、あんなにお金を渡すなんて。
   私達のお酒なんて、精々一万円分もあれば十分でしょうに……」

静葉の言う通り、反町は今現在現金を持ち合わせては居ない。
それでは今までならともかく、これから交友関係を広げる時などに支障をきたすだろう。
だからといって無償で穣子がお金を与えたところで反町が遠慮をするという可能性も考えられる。
故に、穣子はおつかいをさせ、余ったお金をお駄賃として与えるという手を打った。

穣子「ま、まあ、あいつも金が無ければ困るでしょうしね。 別に、それだけよ」
静葉「いい子いい子」
穣子「ちょっ、やめてよ姉さん恥ずかしいっ!」

頬を赤らめながら何でもないように装う穣子と、そんな穣子の頭を撫でる静葉。
二人は仲睦まじくも人里の中を闊歩し、今夜の宴会での食材を探し回る。

一方、一人残された反町は腕を組みつつ、これからどうするかを考えた。

反町(思えば、一人で人里に来たのは初めてだな。 さて、一時間後ならまだ時間はあるし……。
   酒屋に行く前に少し寄り道をするのもいいかもしれないけど、どうしよかな?
   なんだか色んなお店があるみたいだし……)

470 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/06/13(土) 14:57:40 ID:???
A.酒屋に行く
B.路地裏に行ってみる
C.いかにも怪しそうな診療所に行ってみる
D.占い屋さんに行ってみる
E.そこら辺をぶらぶらしてみる
F.人里近くのコートに行ってみる

※あと回行動出来ます
先に3票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。

471 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/06/13(土) 15:01:17 ID:???
※あと3回行動出来ます。

です。

472 :森崎名無しさん:2009/06/13(土) 15:46:10 ID:IhgR8/V+
E

473 :キャプテン井沢 ◆TR3983VR7s :2009/06/13(土) 15:50:54 ID:kNuOup1A
C

474 :森崎名無しさん:2009/06/13(土) 16:02:18 ID:YPxl3Fg2
E

475 :森崎名無しさん:2009/06/13(土) 16:04:51 ID:YPxl3Fg2
Dに変更します

476 :森崎名無しさん:2009/06/13(土) 16:11:31 ID:bSmlq1F6


477 :森崎名無しさん:2009/06/13(土) 16:37:55 ID:27btX8zQ
E

478 :森崎名無しさん:2009/06/13(土) 17:44:28 ID:x8T914UE


479 :森崎名無しさん:2009/06/13(土) 18:00:06 ID:gdQdQ0mA


480 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/06/13(土) 19:07:28 ID:???
現在、C 2票 E 2票 F 2票 D 1票。
まだまだ投票募集しています。

481 :森崎名無しさん:2009/06/13(土) 19:11:57 ID:9ZRogRqs


482 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/06/13(土) 19:47:17 ID:???
>C.いかにも怪しそうな診療所に行ってみる
=========================================================================================
人里の中を物珍しく探索していた反町の目に、ある家が目にとまった。
藁葺き屋根であるその家は外装こそそれほどおかしなものではないが……。
しかし、その屋根に立てかけられている看板が妙に目を引くものだったのだ。

反町「ダイジョーブ診療所……? 前に大妖精が世話になったところとは違うみたいだけど……」

ダイジョーブ診療所、と書かれた看板を見て首を傾げる反町。
別段里に二件診療所があってもおかしくも何とも無いのだが……。
その診療所から出る禍々しいオーラ、そしてどことなく診療所を避けているかのような村人の雰囲気が気になる。
診療所の前でうんうん唸っている反町であったが、その時……。

ガララッ

???「オヤ?」
反町「わっ!」

なんとその診療所の戸が開き、中から医師と思われる者が出てきたのである。
その医師の姿もこれまた妙に胡散臭いといえば胡散臭い。
丸い眼鏡にエセ中国人のような白い髭、そして所謂波平カットと言われる白髪縺れの頭。
反町が思わず驚きの声を出すのも無理からぬ事である。

483 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/06/13(土) 19:47:31 ID:???
???「オヤオヤ? モシカシテ、オ客様デースカ?」
反町「あ、いえっ、俺はただちょっと通りがかっただけで……」
???「フムフムナルホド。 ソノ体格……アナタハさっかー選手デスネー!?」
反町「っ!? ど、どうしてそれを!?」

なんともこれまた胡散臭い日本語になっていない日本語を話す医者に。
反町は慌てて弁明をしつつ立ち去ろうとしたが、その医者にいきなりサッカー選手であると言い当てられて思わず反応してしまう。
その反町の反応に気をよくしたのか、医者にニヤリと不適に笑んで更に続ける。

ダイジョーブ「ワタシハ世界的すぽーつ医学ノ権威、ダイジョーブ博士デース!
       アナタガさっかー選手デアルトイウ事ハ、身体ノツクリを見レバスグニワカリマース。
       トニカク、コンナ所デ立チ話モナンナノデ中ヘドーゾ!」
反町「えっ、ちょっ、待って……!」
ダイジョーブ「ダイジョーブデース!」

有無を言わせぬダイジョーブ博士の言葉の前に、反町が反抗出来る筈もなく。
そのまま強引に診療所の中へと連れ込まれる。
診療所の中には多量の薬品や医療器具などが散乱しており、保健室のようなツンと鼻を突く臭いがした。
反町は鼻が曲がりそうになるのに耐えつつ、ここまで来ては仕方が無いと覚悟を決める。

反町「そ、それで……一体、俺に何の用です?」
ダイジョーブ「ハーイ、ワタシハ世界的すぽーつ医学ノ権威、ダイジョーブ博士!
       元々ハ外ノ世界ニイタノデスガ、アル事情デコチラニヤッテキテシマッタノデース」
反町(この人も俺と同じく外来人なのか……)
ダイジョーブ「デスガ、外ノ世界モコチラもワタシニハ関係アリマセーン。
       ワタシハダイジョーブ博士。 ワタシノ使命ハ迷エルすぽーつ選手ヲ手助ケスルコトデース」
反町「手助け?」


484 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/06/13(土) 19:47:43 ID:???
反町の問いかけに、ダイジョーブ博士はソウデースと答えて更に続ける。

ダイジョーブ「ワタシ、すぽーつ医学の権威。
       すぽーつ選手ノ眠レル才能ヲ発掘スルノガ使命デース。
       デスガコノ世界、既ニ優秀ナ医者ガイルラシクワタシノ出ル幕アリマセーン」
反町「はぁ……」
ダイジョーブ「シカシ、ワタシモコノ医学ヲ役立テタイノデース。
       ソコデドウデショウ? アナタヲ少シ手術サセテイタダケマセーンカ?」
反町「しゅっ、手術!?」
ダイジョーブ「オー、ソンナニ驚カナイデクダサーイ。
       手術トイッテモ、今日ハホンノ少シダケデース。
       ワタシ、悩メルぷれーやーノふれんど、ダイジョーブ博士ネ。
       ワタシニ任セレバダイジョーブ。 モットアナタぱわーあっぷシマス」
反町(うっ、うーん……)

A.わかりました、お願いします!
B.すみませんがお断りします!

先に3票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。

485 :森崎名無しさん:2009/06/13(土) 19:50:25 ID:oczLhubc


486 :森崎名無しさん:2009/06/13(土) 19:50:52 ID:bTnBKJfE
B

487 :キャプテンレミリア ◆t2UAZ3G5UI :2009/06/13(土) 19:53:35 ID:YVCAgeWY


488 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/06/13(土) 20:02:34 ID:???
>B.すみませんがお断りします!
=========================================================================================
反町「えっと、すみません……やっぱりいきなり手術とか言われても……」
ダイジョーブ「ソウデスカ……残念デース」

やはり手術などという大それた事をいきなりやれと言われてもなぁと思いつつ反町が断ると。
ダイジョーブ博士も案外あっさりと引いてくれた。
流石にハッキリと断られてはダイジョーブ博士としても無理強いは出来ない。
もしも気が変わったらまた来てくれという言葉をかけられつつ。
反町はダイジョーブ診療所を後にした。

反町(手術はともかく……医者だから知り合いになっておいて損は無いな。
   何かがあれば、またこよう……と。
   次はどうするかな? そろそろ酒屋に行こうか? まだ余裕はあるけど……)

A.酒屋に行く
B.路地裏に行ってみる
C.ダイジョーブ診療所に行ってみる
D.占い屋さんに行ってみる
E.そこら辺をぶらぶらしてみる
F.人里近くのコートに行ってみる

※あと2回行動出来ます
先に3票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。

489 :森崎名無しさん:2009/06/13(土) 20:05:39 ID:f/xKrXas
A

490 :森崎名無しさん:2009/06/13(土) 20:12:36 ID:GGvjw2W6


491 :森崎名無しさん:2009/06/13(土) 20:13:43 ID:neRPFADE
A

492 :森崎名無しさん:2009/06/13(土) 20:13:51 ID:bTnBKJfE
A

493 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/06/13(土) 20:35:43 ID:???
>A.酒屋に行く
===========================================================================================
反町(そうだな……用事は早めに片付けておくか)

反町はそう決めると、穣子が指示した角を曲がり酒屋を目指す。
酒屋は穣子の言っていた通り、大通りのわかりやすい場所に配置してあり。
反町は迷う事なく酒屋に辿り着く事が出来た。

反町(酒商店『ベジータ』か……変な名前だな)

看板に書かれた店名を見ながらそう思いつつ、反町は中に入る。
戸を開け、すいませんと声をかけると……。

Mはげ「いらっしゃいませ!!!」
反町「うわっ!」

酒が並んだ棚の向こう側から、M字に禿げた店員が反町を睨みつけながら腕を組みつつそう叫んだ。
よく見るとその隣にはつるっぱげで髭を生やした強面の店員もおり、二人が並んでいる姿はとてつもない威圧感を感じる。
思わず反町は驚きの声を上げるが、店員は微動だにせず。
ただ反町の背格好を見て眉を顰めながらつるっぱげの店員が問いかけてくる。

つるっぱげ「おいおい、ただのガキじゃねぇか……おい坊主、ここには酒しか置いてないぜ。
      ミルクが欲しいならママの所に帰るんだな」
Mはげ「よさんか! ナッパ!!」
ナッパ「っ!? ベ、ベジータ!?」

494 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/06/13(土) 20:35:54 ID:???
ベジータ「ガキだろうと何だろうと、客は客だと何度言ったらわかる!!
     おい貴様、貴様はここに酒を買いに来たんだろう!?」
反町「えっ、あ、はい!」

ベジータと呼ばれた店員(名前からして恐らく店長?)の問いに、反町は緊張しながらも答える。
どうやらベジータは反町を客として認めてくれたようだが、ナッパと呼ばれた店員の方は。
まだ訝しがるような表情で反町を見ていた。

ナッパ「おい坊主、ちゃんと金は持っているのか?」
反町「はい……ここに」

ナッパの言葉に反町はポケットから、穣子に渡された一万円札と五千円札を見せる。

ナッパ「せ、戦闘力15000!? こ、こんなガキが……スカウターの故障だぜ!」
ベジータ(ちっ、見た目だけでしか判断が出来んのか、この馬鹿が……!)
反町「あの、それで酒を買いたいんですが……」
ベジータ「ふん、いいだろう。 我が店の酒を見せてやる。
     ところで貴様、それだけの金を持っていて一人で飲む訳ではあるまい?
     一体何人で飲むつもりだ?」
反町「12人です。 ……あの、酒の値段とか詳しくないんですが足りますか?」
ベジータ「ふん、素人め。 いいだろう、この俺が適当に酒を見繕ってやる!
     貴様のような奴にはどの酒がいいかわかるまい!」
反町「あ、ありがとうございます!」
ベジータ「勘違いするなよ! 貴様の為ではない、この店の利益の為だ!!」

495 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/06/13(土) 20:36:05 ID:???
未だに戦闘力15000だと…!?と呟くナッパを尻目に。
少しだけ頬を染めたベジータが適当に酒を取り出し、ああでもないこうでもないと言いながら並べていく。
反町としてはどれがよくてどれが悪いのかわからないので、何とも口出ししにくいところだ。

ベジータ「ところで貴様! 予算はどれ程だ!?
     10000もあれば12人全員が十分呑める程の量も確保できるだろうが……」
反町「えっと、そうですね……」

A.かなりケチって1000円
B.ちょっとケチって5000円
C.ほんの少しケチって8000円
D.これだけあれば安心10000円
E.少し余裕を持って12000円
F.ここは全額15000円
G.その他 自由投票枠

先に3票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。

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0ch BBS 2007-01-24