キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【遥かなる旅路】キャプテンアモロ18【さらば友よ】
1 :
キャプアモの中の人
◆pH6x5rv1ig
:2009/12/02(水) 20:00:17 ID:???
キャプテン森崎のスピンアウト作品で、「遊★戯★王」の世界
(やジャンプ作品)を背景にアモロがドタバタサッカーやら決闘やらを繰り広げるスレです。
基本は本編と同様に、選択肢の中から第三者(ロムしている人)がどれかひとつを選ぶ事によって進んでいきます。
また必要に応じてトランプを引いてもらったり、ダイスを転がしてもらったりします。
その結果によってアモロの能力が上がったり下がったり、決闘に勝ったり負けたりします。
スレもいよいよ18個目、おそらく最後となるでしょう。完結までどうぞお付き合い下さい。
★過去スレ
【カジキを】キャプテンアモロ17【釣るモノたち】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1255352637/
【奴隷が】キャプテンアモロ16【王を討つ】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1249714667/
【中西】キャプテンアモロ15【ああそんなのいたね】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1244888751/
【シャチョサン】キャプテンアモロ14【キモーイ】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1240921199/
【アモロ8強】キャプテンアモロ13【クィーン発狂】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1237898941/
【モクバを】キャプテンアモロ12【狩るモノたち】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1235049979/
【超時空シンデレラ】キャプテンアモロ11【娘々】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1233369680/l50
【観客は】キャプテンアモロ10【魔族とモヒカン】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1230547076/
【七転】キャプテンアモロ9【八倒】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1228830963/
【失敗は】キャプテンアモロ8【成功の母】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1227609096/
【削れゆく】キャプテンアモロ7【胃粘液】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1226660599/
306 :
森崎名無しさん
:2009/12/22(火) 21:50:15 ID:???
アステカの石像→ パス 22 +
スペード6
=
307 :
森崎名無しさん
:2009/12/22(火) 21:50:58 ID:???
BM→ パスカット 24 +
スペード9
=
308 :
キャプアモの中の人
◆pH6x5rv1ig
:2009/12/22(火) 22:04:55 ID:15BVw0OE
> アステカの石像→ パス 22 + スペード6 = 28
> BM→ パスカット 24 + スペード9 = 33
> 石像−BMが≦−2→ BM、パスカット
BM「はあッ!」
バッ! ダムッ!
石像「モハ……」
BMG「キャーお師匠サマすてきー! 是非パスもお願いしまーす!」
BM「(これまでの醜態を見ると却下したい……
だが汚名返上の機会を与えぬことには成長もありはしない。
どうしたものか……)」
先着で
BMの親心→ ! card
と!とcardの間のスペースを埋めて書き込んで下さい。マークで分岐します。
ダイヤ→ 却下。娘々にパス。
ハート・スペード→ 妥協案。自分も上がってコンビプレイ。
クラブ→ やらせてみよう。牛にパス。
JOKER→ 却下、却下、却下だ! ついでに破門だ!
309 :
森崎名無しさん
:2009/12/22(火) 22:10:05 ID:???
BMの親心→
クラブ4
JOKERこい!
310 :
キャプアモの中の人
◆pH6x5rv1ig
:2009/12/22(火) 22:28:38 ID:15BVw0OE
> BMの親心→ クラブ4
> クラブ→ やらせてみよう。牛にパス。
BM「(そうだ、弟子の成長を願うのならば師匠が失敗を恐れてはいかん! ここは思い切って……!)」
バシュッ!
河豚田「これはBMGくんへのパスだ! シーザリオンくんの裏を狙ってきたァ!」
シーザリオン「(くそ、戻るのが遅れたわい! 歳はとりたくないのう……)」ゼーゼー
BMG「さすがお師匠サマ、最高のパスです!」
海月「ニョリリリ!(俺の存在を忘れるなよ!)」
フィッシャー・ビースト「ギョゲハハギョ、ギャギョゲハ!(足を止めろ、俺もすぐに行く!)」
311 :
キャプアモの中の人
◆pH6x5rv1ig
:2009/12/22(火) 22:29:38 ID:15BVw0OE
先着で
牛→ ドリブル 25 + ! card =
海月→ タックル 24 + ! card =
フィッシャー・ビースト→ タックル 25 + ! card +(遠い位置 -2)=
と!とcardの間のスペースを埋めて書き込んで下さい。数値で分岐します。
牛−守備側のMAXが
2≧→ 牛がサイドから中央に切り込んでいい形に
1、0、−1→ こぼれ球になり、左から
【サイドラインを割ってスローインに】【奪い合いに】【守備側の出目が高い方がフォロー】
≦−2→ マグロ団、ボールを奪う
*反則設定は
>>34
を参照してください
*フィッシャー・ビーストが遠い位置なので人数補正はつきません
*今日はここまで
312 :
森崎名無しさん
:2009/12/22(火) 22:30:01 ID:???
牛→ ドリブル 25 +
ハートJ
=
313 :
森崎名無しさん
:2009/12/22(火) 22:31:15 ID:???
海月→ タックル 24 +
ハート9
=
314 :
森崎名無しさん
:2009/12/22(火) 22:57:13 ID:???
フィッシャー・ビースト→ タックル 25 +
ハート10
+(遠い位置 -2)=
315 :
森崎名無しさん
:2009/12/22(火) 23:20:09 ID:???
乙でしたー
316 :
森崎名無しさん
:2009/12/23(水) 13:00:07 ID:cBES8nmo
ミミズキュンの活躍を牛に奪われた
牛死ね
317 :
森崎名無しさん
:2009/12/23(水) 17:52:47 ID:???
牛がこんなにいい引きをするなんて…何か恐ろしいことがおこる前兆か?
318 :
キャプアモの中の人
◆pH6x5rv1ig
:2009/12/23(水) 19:29:36 ID:qupWB+6+
>>316
死んでも生き返るような気がしてなりません
>>317
次の判定でクラブAさんを引いたりしないといいですが…
では本編を再開します
> 牛→ ドリブル 25 + ハートJ = 36
> 海月→ タックル 24 + ハート9 = 33
> フィッシャー・ビースト→ タックル 25 + ハート10 +(遠い位置 -2)= 33
> 牛−守備側のMAXが2≧→ 牛がサイドから中央に切り込んでいい形に
BMG「んー…… ここです!」
ダダダダダ、バッ! グルッ!
海月「ニョリィ!?」
河豚田「BMGくん鋭い切り返しで海月くんを幻惑! 右サイドから中央に切り込む!
フィッシャー・ビーストくんも追いつけない、これはいい形になったぞ!」
BMG「(ゴールが見えました! よーし、ドカンと派手な一発を……)」
娘々「BMGちゃん、こっち!」
BMG「え?」
左後方から声が聞こえ、BMGは一瞬視線をそちらに向ける。
そこにはフリーで走りこむ娘々の姿があった。
319 :
キャプアモの中の人
◆pH6x5rv1ig
:2009/12/23(水) 19:30:37 ID:qupWB+6+
BMG「(あ、娘々がフリー!? でもここまで来たら自分で決めたいし…… う〜ん??)」
先着で
牛の判断→ ! card
と!とcardの間のスペースを埋めて書き込んで下さい。数値で分岐します。
ダイヤ・ハート→ 娘々にパス!
スペード・クラブ→ 自分でシュート!
クラブのA→ 自分でドリブル!
JOKER→ 悩みすぎて知恵熱を出す。意識が朦朧として自覚M発動!
320 :
森崎名無しさん
:2009/12/23(水) 19:31:12 ID:???
牛の判断→
ハートJ
321 :
森崎名無しさん
:2009/12/23(水) 19:50:10 ID:???
牛がサーロインの如く輝いておる…!
322 :
キャプアモの中の人
◆pH6x5rv1ig
:2009/12/23(水) 20:15:33 ID:qupWB+6+
>>321
テカテカと輝いていますね
では本編を再開します
> 牛の判断→ ハートJ
> ダイヤ・ハート→ 娘々にパス!
BMG「(う〜〜〜〜〜〜ん…… ここで外したらお師匠サマへのアピールができないし……
よし、ここはチームプレーに徹したという方向で評価を上げます!)」
バシィ!
河豚田「あっと、ここでBMGくんバックパス!
娘々くんがフリーだァ! BMGくんよく見ていました!」
石像「モワハ!?(なにィ!?)」
イカ「イ、イカん! 13番(牛)に釣られたゲソ!」
海神の巫女「(いや〜〜〜〜〜! 右、左、どっちなの〜〜〜〜〜〜!)」
BMGがそのまま撃つと思っていたマグロ団DF陣は、
BMGの前に壁を作ってシュートコースを消しにかかっていた。
もはや絶体絶命―― マグロ団の脳裏に「負け」の二文字がよぎる。
だがその時、横から一陣の風と共にあの男が飛び込んできた。
フィッシャーマン「――やらせるかぁ!」
河豚田「ああっと、フィッシャーマンくんが戻っていた!
決死の表情でシュートコースに飛び込むゥ!」
323 :
キャプアモの中の人
◆pH6x5rv1ig
:2009/12/23(水) 20:16:57 ID:qupWB+6+
娘々「誰が来ても構いません! 今、全ての因縁を終わらせる時!
娘々…… サァンダアアアアアアアアア…… シュウウゥゥウトオオオオオオオ!!!」
ギャパアアアアアアアアアアアアアアア!!
先着で
娘々→ 娘々サンダーシュート 26 + ! card +(フリー +2)=
フィッシャーマン→ ブロック 25 + ! card =
海神の巫女→ パンチング 23 + ! card =
と!とcardの間のスペースを埋めて書き込んで下さい。数値で分岐します。
娘々−フィッシャーマンが
≧5→ まったく威力を減じることなく海神の巫女との判定に
4〜2→ 威力が多少落ちる。補正(-1)が加わり、海神の巫女との判定に。
1→ こぼれ球となり、高確率でボッシがねじこみに
0→ こぼれ球となり、中確率で牛がねじこみに
−1→ こぼれ球となり、低確率牛がねじこみに
≦−2→ フィッシャーマン、クリアー
娘々−海神の巫女が
≧2→ 娘々Vゴール! ハットトリックで優勝決定弾だ!
1→ こぼれ球となり、高確率でボッシがねじこみに。海神の巫女は転倒している!(セービング不可)
0→ こぼれ球となり、中確率で牛がねじこみに。海神の巫女はバランスを崩している。
−1→ こぼれ球となり、低確率で牛がねじこみに
≦−2→ 海神の巫女がゴールを死守! カウンターいくぞッ!
*フィッシャーマンのマークがダイヤの場合「梶木のクソ力(+2)」が発動します。
*海神の巫女のカードがダイヤ・ハートの場合「竜巻海流壁(+5)」が発動します
*反則・ポスト・枠外設定は
>>34
を参照してください
324 :
森崎名無しさん
:2009/12/23(水) 20:17:27 ID:???
娘々→ 娘々サンダーシュート 26 +
クラブQ
+(フリー +2)=
325 :
森崎名無しさん
:2009/12/23(水) 20:18:27 ID:???
フィッシャーマン→ ブロック 25 +
スペードQ
=
326 :
森崎名無しさん
:2009/12/23(水) 20:24:05 ID:???
海神の巫女→ パンチング 23 +
ハート6
=
これで勝ちだっ!
327 :
森崎名無しさん
:2009/12/23(水) 20:24:30 ID:???
ハットトリック!
328 :
森崎名無しさん
:2009/12/23(水) 20:39:45 ID:???
ほんとにいいところをもっていく娘だなぁ…
329 :
キャプアモの中の人
◆pH6x5rv1ig
:2009/12/23(水) 20:59:08 ID:qupWB+6+
>>327-328
なぜか不思議と押し込んでしまうんですねえ。
というかどうせフィッシャーマンがブロックするよね、とか思っていました。
こんなに綺麗にあっさり決まるとは本当に驚きです。
で、今日はここまで。
というのもこの後は判定が少なく、ほとんど文章だけということになりそうなので
通常よりもちょっと丁寧に書くべきかと思ったのです。
ではまた明日お会いしましょう。
330 :
森崎名無しさん
:2009/12/23(水) 23:42:16 ID:???
終わらないでと言葉をのみこんで・・・乙!
331 :
森崎名無しさん
:2009/12/24(木) 16:09:35 ID:???
……決着…
そう…ついに勝った…
一読者として気になる事…
…つまり3ヒロインの扱い…
犬…
ミミズきゅん…
牛(笑)…
中の人が燃え尽きるような流れになるのか…
楽しみ!
…非常に楽しみ!
332 :
森崎名無しさん
:2009/12/24(木) 18:28:20 ID:Jx5U1T8o
犬→アモロの嫁
ミミズキュン→俺の嫁
牛→そもそもヒロインじゃない
333 :
331
:2009/12/24(木) 18:48:32 ID:???
>牛→そもそもヒロインじゃない
盲点だった!
なんてこったっ!!!
そして、ミミズきゅんは渡さん!
貴様にはデーモンさんが相手してくれるさ
334 :
森崎名無しさん
:2009/12/24(木) 19:00:41 ID:???
俺的にはここら辺も気になる
@その後の槌士
Aその後の中西
Bその後のハーピークイーンと炎の剣士
Cその後の青眼の白龍3とルイーズ
Dその後のカナディ
335 :
森崎名無しさん
:2009/12/24(木) 19:16:24 ID:???
ま、まってくれっ!
バトルマンさんとデスマスクさんの事も忘れないでくれっ!
336 :
森崎名無しさん
:2009/12/24(木) 19:27:15 ID:???
ピッコロさんとそのお父上の事も忘れては困る
337 :
キャプアモの中の人
◆pH6x5rv1ig
:2009/12/24(木) 21:09:54 ID:Z6S73o3I
>>330
ありがとうございます
なんだかしんみりしますねえ
>>331-333
3……? 2でなくて……?
と思っていたら
>>332
さんが的確に突っ込んでくれたという
>>334-335
大抵のことは「死にました」でなんとかなるのが遊戯王です
例1) 獏良が手紙を書いていた天音って誰ですか?→ 獏良の妹です 死にました
例2) シャーディーって結局なんだったんですか?→ 死にました
例3) 闇遊戯って古代の人間なんですか?→ 死にました
では本編を再開します。
ちなみに全く判定がないのもどうかと思ってちょっと入れておきました。
> 娘々→ 娘々サンダーシュート 26 + クラブQ +(フリー +2)= 40
> フィッシャーマン→ ブロック 25 + スペードQ = 37
> 娘々−フィッシャーマンが4〜2→ 威力が多少落ちる。補正(-1)が加わり、海神の巫女との判定に。
> 海神の巫女→ パンチング 23 + ハート6 =
> 娘々−海神の巫女が≧2→ 娘々Vゴール! ハットトリックで優勝決定弾だ!
338 :
キャプアモの中の人
◆pH6x5rv1ig
:2009/12/24(木) 21:10:54 ID:Z6S73o3I
バリバリバリバリバリバリバリ!! グワッシャアアアアアア!
フィッシャーマン「ぎゃあああああああ! む、無念……!」
海神の巫女「こ、このっ!」
空気を切り裂き、放電しながらボールは進む。
果敢に飛び込んだフィッシャーマンは数万Vの電流を全身に浴び、フィールドに崩れ落ちる。
マグロ団の守護神たる海神の巫女も飛びつくが、こちらはボールに触ることすらできない。
シュオオオオオオオオオオオオオ! ズバアアアアアアァァァ!!
ボールはゴールに吸い込まれ…… 否。ゴールネットを突き破って空へと飛び立つ。
そして、アモロスターズの栄光を知らせるホイッスルが紺碧の空の下に鳴り響いた。
ピイイイイイイイイイイイイイイッ!!!!!
河豚田「き…… 決まったァ!! 娘々くんのサンダーシュートがマグロ団のゴールネットを突き破ったァ!!
アモロスターズが、異世界より現れし悪魔軍団がついに!!
童実野カップ初代王者となりました〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!」
娘々「き…… 決まった……」
BMG「優勝……」
炎の剣士「優勝!」
ルスト「俺達が、俺達が」
ボッシ「やったんだァ! この世界のてっぺんを獲ったんだァ!!」
339 :
キャプアモの中の人
◆pH6x5rv1ig
:2009/12/24(木) 21:11:54 ID:Z6S73o3I
ダダダダ! ワアアアアア!
双六「やった、やったのう!」
ガイア「う、うう…… ありがとう皆!」
ワムビ「ガガギ、ガギガガガギ!(ちくしょう、なんだか泣けてきたぜ!)」
河豚田「ベンチから監督や控えの選手たちも飛び出した! 泣いている選手もいます!
おめでとうアモロスターズ、本当におめでとう!」
ブウウウウウウウウウウウウ!!
観客「ちくしょー! なぜだ、なぜなんだァ!」
「悪は滅びるもんだろうが! こんな結末認められるかー!」
「この (ピ――――――――――) 野郎!!」(*大変聞き苦しい言葉のためカットされました)
アナウンス「物を投げないで下さい! 物を投げないで下さい!
放心したようにその場に膝を着く娘々。その元に駆け寄るアモロスターズの選手たち。
観客席からは嵐のようなブーイングが沸き起こっていたが、それも今は心地よいBGMとなっていた。
アモロ「……終わったなあ」
ホーリーエルフ「ええ」
アモロとホーリーエルフはどちらかともなく近寄ると、静かに手を握り合わす。
そこへ惜しくも夢破れたマグロ団のエース、梶木が歩み寄って笑顔で語りかけた。
梶木「ガッハッハ…… 完敗ぜよ! おめーら強いなー!」
アモロ「ありがとよ。お前らも強かったぜ」
340 :
キャプアモの中の人
◆pH6x5rv1ig
:2009/12/24(木) 21:12:54 ID:Z6S73o3I
梶木「へへっ、マグロ団はまた一からやり直しじゃあ!
次やるときは負けねーから首洗って待ってろよ!」
アモロ「……ああ。精進しなよ」
一瞬間を置いてアモロが言葉を返す。
もう再戦の機会はない…… 迷ったが、それは今言うべきことではないと思ったのだ。
梶木「お前らがbPじゃ! 誰にも文句は言わせねー!
観客がちっとばかしうるせーが、堂々とウィニングランに行って来いや!」
アモロ「ああ。さあ皆、観客に落とし前……じゃねえ、挨拶に行くぞ!」
アモロスターズイレブン「おう!」
ブーッ! ブーッ! ブーッ!
河豚田「アモロスターズのウィニングランが始まりました! 観客が大歓声でこれを迎えます!」
ピピン「大歓声……ですか……?」ヒソヒソ
イシズ「公共の電波に乗せるわけですから。画像も差し替えられているはずです」ヒソヒソ
……その後、アモロスターズのウィニングランがつつがなく終わった
(ということになった)ところで、表彰式が執り行われることになった。
フィールド上にお立ち台が用意され、主催者である海馬瀬人が仁王立ちで喋り始めた。
341 :
キャプアモの中の人
◆pH6x5rv1ig
:2009/12/24(木) 21:13:55 ID:Z6S73o3I
海馬「次に―― 大会本部より選出した優秀選手の発表を行なう!
オーロラビジョンを見るがいい!」
アモロ「む…… こ、これはー!」
先着で
最優秀FWは?→ ! card
最優秀MFは?→ ! card
最優秀DFは?→ ! card
最優秀GKは?→ ! card
と!とcardの間のスペースを埋めて書き込んで下さい。マーク・数値で分岐します。
*次のレスを張るまで判定するのは待ってね!*
342 :
キャプアモの中の人
◆pH6x5rv1ig
:2009/12/24(木) 21:14:55 ID:Z6S73o3I
FWは
ダイヤの7〜K→ 娘々
ダイヤのA〜6→ ボッシ
ハート・スペード→ 梶木
クラブ→ リシド
クラブのA→ 牛
JOKER→ 青眼の白龍2
MFは
ダイヤ・ハート→ 炎の剣士
スペード→ フィッシャーマン
クラブ→ 武藤遊戯
クラブのA→ 焼き鳥
JOKER→ 海馬
DFは
ダイヤ・ハート→ ゴキボール
スペード→ 犬
クラブ→ 雷魔神
クラブのA→ イカ
JOKER→ ルスト
GKは
ダイヤ・ハートorスペードの奇数→ アモロ
スペードの偶数→ 海神の巫女
クラブ→ ビッグ・シールド・ガードナー
クラブのA→ リシド
JOKER→ 城之内
343 :
森崎名無しさん
:2009/12/24(木) 21:15:21 ID:???
最優秀FWは?→
スペードQ
344 :
森崎名無しさん
:2009/12/24(木) 21:15:38 ID:???
最優秀FWは?→
クラブ7
345 :
キャプテン井沢α
◆Uh398zNy5g
:2009/12/24(木) 21:17:37 ID:???
最優秀DFは?→
クラブ5
346 :
森崎名無しさん
:2009/12/24(木) 21:20:11 ID:???
最優秀MFは?→
ハートA
347 :
森崎名無しさん
:2009/12/24(木) 21:22:36 ID:???
最優秀DFは?→
クラブ5
348 :
森崎名無しさん
:2009/12/24(木) 21:23:22 ID:???
最優秀GKは?→
クラブ9
349 :
森崎名無しさん
:2009/12/24(木) 21:23:37 ID:???
最優秀GKは?→
ハート8
350 :
キャプアモの中の人
◆pH6x5rv1ig
:2009/12/24(木) 21:49:42 ID:Z6S73o3I
> 最優秀FWは?→ スペードQ→梶木
> 最優秀MFは?→ ハートA→ 炎の剣士
> 最優秀DFは?→ クラブ5→ 雷魔神
> 最優秀GKは?→ クラブ9→ ビッグ・シールド・ガードナー
オーロラビジョンには、各ポジションの最優秀選手が表示されていた。
その名前を見た選手や観客たちの反応は様々で、
「やはり」あるいは「まさか」と言った呟きが各所から漏れていた。
河豚田「FWは梶木マグロ団の梶木漁太くん!
決定力はもちろんのこと、キャプテンとしてチームを決勝まで押し上げた手腕が評価されました!
MFはアモロスターズの炎の剣士くん!
優勝チームの10番を背負うエースが満場一致で選出されました!
DFはペガサスファニーラビッツの雷魔神くん!
堅守に加え、攻撃にも積極果敢に参加する抜群の運動量で見事に最優秀DFに輝きました!
そしてGKは、シルバーファラオのビッグ・シールド・ガードナーくん!
5試合で失点4ですが、数字以上の安定感があるということでした」
イカ「おー、すごいじゃなイカ梶木!」
梶木「ガハハ、少し溜飲が下がったぜよ!」
焼き鳥「さすがじゃ炎の剣士! 明るい家族計画の船出としては申し分ない!」
炎の剣士「は、はあ…… どうも……」
ミミズ「(雷魔神さんが選ばれてる…… やっぱりボクは凄い人とチームメイトだったんだなあ)」
アモロ「うぎぎぎぎぎ…… なぜ優勝チームのキャプテンである俺が選ばれない……」
モクバin大会本部「ケケケケ、俺の目が黒いうちはあいつにだけは何の賞も獲らせてやらないぜい!」
351 :
南野衿人君
:2009/12/24(木) 21:49:49 ID:???
炎の剣士は最後まで流石の引きだったな
アモさんは…PKで蹴落とした相手に獲られるとか…
ゴキさんも犬もちょっと気の毒
352 :
キャプアモの中の人
◆pH6x5rv1ig
:2009/12/24(木) 21:50:54 ID:Z6S73o3I
ざわ…… ざわざわ……
海馬「――静まれ! 次にMVPの発表に移る!
今大会の栄えある最優秀選手…… それはこの者だ!」
カッ!
アモロ「んなにィ!」
先着で
MVPは誰?→ ! card
と!とcardの間のスペースを埋めて書き込んで下さい。マークで分岐します。
ダイヤ→ え、アモロ?
ハート・スペード→ 炎の剣士
クラブ→ 娘々
JOKER→ 牛…… だと……
*今日はここまで。なお今後の予定ですが、
25・26日→ 忘年会
27日→ 仕事納め
28日以降→ 帰省
となりますので、下手をすると三が日が終わるまで更新できないかもしれません。
昨日も書きましたようにあとは文章中心となりますので
できるだけ暇を見つけて更新したいと思っておりますが、
この間はどうしても不定期更新になってしまいます。どうかご了承下さい。
それではまた近いうちにお会いしましょう。
353 :
キャプアモの中の人
◆pH6x5rv1ig
:2009/12/24(木) 21:52:22 ID:Z6S73o3I
>>351
確率的にゴキボールさんあたりが選ばれると思っていたのでちょっと意外でした
アモロは…… まあモクバのせいということにしておいてくださいw
それでは今度こそ失礼。
354 :
森崎名無しさん
:2009/12/24(木) 21:52:39 ID:???
MVPは誰?→
スペード5
355 :
森崎名無しさん
:2009/12/24(木) 21:59:23 ID:???
炎の剣士さんの安定感は惚れ惚れするなぁ
356 :
森崎名無しさん
:2009/12/24(木) 23:15:05 ID:Jx5U1T8o
そりゃ剣士さんですよねー
357 :
森崎名無しさん
:2009/12/25(金) 01:11:19 ID:???
乙です年末ごゆっくりー
358 :
森崎名無しさん
:2009/12/29(火) 00:39:16 ID:+8DJOzfA
今がチャンス!
ぬるぽ
1時間以内にガッされなかったらミミズキュンは俺の嫁
359 :
森崎名無しさん
:2009/12/29(火) 00:40:16 ID:???
甘いガッ
360 :
森崎名無しさん
:2009/12/30(水) 00:17:58 ID:PP7vK2bU
ならば、おれが!
ぬるぽ
1時間以内にガッされなかったらミミズキュンは俺の嫁
361 :
森崎名無しさん
:2009/12/30(水) 00:18:13 ID:???
ガッ
362 :
森崎名無しさん
:2010/01/01(金) 00:30:29 ID:bxS4qvzo
新年初ぬるぽ
圧倒的にミミズキュンは俺の嫁
363 :
南葛vs幻想
◆W.No10nvrU
:2010/01/01(金) 00:30:56 ID:???
>>362
ガッ
364 :
森崎名無しさん
:2010/01/01(金) 01:13:09 ID:bxS4qvzo
>>358-362
レベルが高すぎるぞ!
365 :
森崎名無しさん
:2010/01/01(金) 01:32:43 ID:tN9F+oBM
ぬるぽ
1時間以内にガッされなかったら
BMGは俺の嫁
お願いします、誰かガッして下さい
罰ゲームなんです
366 :
森崎名無しさん
:2010/01/01(金) 01:33:09 ID:???
30分剣士さん
367 :
森崎名無しさん
:2010/01/01(金) 01:35:24 ID:???
お断りするニャス
368 :
2
◆vD5srW.8hU
:2010/01/01(金) 02:13:54 ID:3rG03xZo
>>365
じゃあ昔のきれいなBMGが好きな私が。
ガッ(はぁと)
369 :
キャプアモの中の人
◆pH6x5rv1ig
:2010/01/01(金) 10:35:37 ID:???
あけましておめでとうございます
帰省するなり大掃除やら挨拶回りやらでこき使われている中の人です
正月休みに1回くらいは更新できると踏んでいましたが現実は厳しかった…
せめて返信だけでも
>>355-356
最後の最後まで剣士さんは剣士さんでした
>>357
ゆっくりしたかった!
>>358-364
本ッ当にレベルの高い攻防ですねえ…
>>365
>>366-367
の攻防に比べてなんという放置っぷり
>>368
いつから牛はあんなことに… と考えていましたが
やはり昔も指摘されたように不意打ちをしかけてからでしょうねえ
ではまた4日あたりにお会いしましょう
今年も本編&森崎板が活気に溢れた一年になりますように…
370 :
森崎名無しさん
:2010/01/04(月) 18:53:48 ID:+9XVkPcM
再開はいつからですか?
371 :
森崎名無しさん
:2010/01/04(月) 18:55:04 ID:???
>370
足元がお留守になってますよ
372 :
キャプアモの中の人
◆pH6x5rv1ig
:2010/01/04(月) 19:48:53 ID:rBPTH65c
>>370-371
お待たせして申し訳ありませぬ
今日中に再開する予定ですのでもうしばしお待ち下さい
373 :
キャプアモの中の人
◆pH6x5rv1ig
:2010/01/04(月) 22:11:44 ID:WTSIEElo
> MVPは誰?→ スペード5
> ハート・スペード→ 炎の剣士
ブウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウ!!
河豚田「ここで一際大きな歓声が上がったァ!
オーロラビジョンに映し出された栄光のMVP……
アモロスターズ10番、炎の剣士くん!
無名のチームを攻守にわたって支えたエースが堂々のMVPに輝きました!」
海馬「その栄光を讃え―― 主催者よりこのカードを贈呈する! 受け取れぃ!」
シュピィィン!
……ストッ
炎の剣士「かはっ!」
海馬の指より放たれし3枚のカード。
あまりにも素早い動作で投げられたそれらのカードは、手裏剣のごとく炎の剣士の眉間に正確に突き刺さった。
そして昏倒した炎の剣士を余所に、海馬は相変わらずの調子で語り続ける。
海馬「『オシリスの天空竜』、『オベリスクの巨神兵』、そして『ラーの翼神竜』!!
究極のレアカード、神のカードと呼ばれし世界の至宝!
いずれ俺が再び手にする時まで、プライドと共にしばし貴様らに預けておくわ!」
アモロ「(本っ当に鬱陶しい野郎だ……)」
炎の剣士に刺さったカードを抜き取りながら、アモロは心中で毒づく。
優勝チームの中心人物でありながら何の表彰も受けていなかったため、現在のアモロは大変機嫌が悪かった。
……が、そのささくれ立った心は次の瞬間、凍りつくことになる。
374 :
キャプアモの中の人
◆pH6x5rv1ig
:2010/01/04(月) 22:12:47 ID:WTSIEElo
海馬「さて! 童実野カップが終結したことで童実野スタジアムも俺にとって必要のないものとなった。
よって今から約1時間後、このスタジアムを爆破する!!」
アモロ「なにィ!」
ボッシ「何考えてやるあの公然猥褻カット野郎!」
海馬「既に起爆装置は作動している! ここにいる全ての者は速やかに脱出するがよい! 以上!」
梶木「おいおい、おだやかじゃねーな! ずらかるぞ、お前ら!」
マグロ団「押忍!」
観客「き… 聞いていない……」
「出口はどこだ!」
「負け惜しみにも限度があるだろ、海馬の野郎!」
文字通りの爆弾宣言が投下され、アモロスターズだけでなく梶木マグロ団や観客たちも我先にと逃げ始める。
それでも宣言どおりに1時間後に爆破されるのであればさして問題はなかった。
しかし常識を超越する男・海馬の仕向けた演出が、滞りなく終わるはずがなかったのである。
BOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOM!!!
突然轟音が響き渡り、スタジアムの照明が破壊される。
それを涼しい顔で見やりながら、海馬はポツリと呟いた。
海馬「む? 少々起動時間を誤ったか」
375 :
キャプアモの中の人
◆pH6x5rv1ig
:2010/01/04(月) 22:13:47 ID:WTSIEElo
ルスト「ふ、ふざけんな! まだ10秒も経ってねーぞ!」
娘々「とにかく今は逃げましょう! こっちです!」
焼き鳥「駄犬、手伝わんか! 炎の剣士を運ぶんじゃ!」
ホーリーエルフ「……」ビキビキ
ガイア「わ、私が手伝いますから! さあ早く!」
BMG「お師匠サマ、怖いですぅ」テレテレ
BM「頭を低くして走るんだ!」
爆炎が渦巻く中、ほうほうの体でアモロスターズは必死の逃亡を続ける。
そして数分後、身体中をスス塗れにしながらもなんとかアモロスターズはスタジアム外の公園に避難することができた。
アモロ「ハァハァ…… て、点呼! 1!」
双六「2!」
シルフォ「ワフワフワフッ!(3!)」
ゴキボール「カカカカ!(4!)」
ミミズ「ゴミョ!(5!)」
…………
……
…
376 :
キャプアモの中の人
◆pH6x5rv1ig
:2010/01/04(月) 22:14:48 ID:WTSIEElo
ワイト「22……」
焼き鳥「23! 炎の剣士も入れて24じゃ!」
アモロ「よし、全員無事のようでなによりだ」
ルスト「ったく、なんでサッカーやってるだけなのにこんな苦労しなきゃいけないんかな……」
ボッシ「ま、終わったことだしもうどうでもいいぜ。
それより神のカードだ! これがあれば帰れるんだよな、双六さん!」
双六「うむ。神のカードの力を持ってすれば造作もないはず! 具体的な方法はさっぱりわからんがの」
アモロ「うーん……」
アモロは炎の剣士から抜き取った三枚の神のカードを見つめる。
カードにはオシリス・オベリスク・ラーのイラストと、意味不明の文字が書いてあるのみ。
これをどうしろというのか…… 悩むアモロであったが、その時突然何かが閃いた。
アモロ「いや、待った! ここに書いてある文字の意味や言葉はわからんが、
三枚のカードを通して何かの映像が頭に伝わってくるぞ!
ええと、こんな感じの……」
アモロは近くにあった砂場に棒切れで絵を描き始める。
決して上手いとは言えない絵であったが、完成すると同時に双六が声をあげた。
双六「むう、これは…… 昔ワシがエジプトで見た石盤に似とるのう」
イシズ「ええ。これは『記憶の石盤』ですね」
アモロ「うわ、ビックリした! いつからいたんだ! ってか誰だ!」
377 :
キャプアモの中の人
◆pH6x5rv1ig
:2010/01/04(月) 22:15:48 ID:WTSIEElo
突然面識のない人物が現れ、アモロは距離をとる。
しかしその人物―― 墓守の一族・イシズは、委細構わず話を続けた。
イシズ「私達一族と血を分けたもうひとつの墓守達が守る冥界の神殿……
そこに安置されている記憶の石盤に違いありません」
ルスト「はあ。で、その石盤がどうだというんですか?」
イシズ「その石盤に三枚の神のカードを収めれば貴方たちの世界に通じる扉――『冥界の扉』の鍵が開くはずです」
アモロ「な、なんだってー!」
ボッシ「つーかなんで冥界なんだ! 俺達はあの世から来たんじゃねーぞ!」
イシズ「言葉のあやです、お気になさらず。とにかくその扉をくぐれば帰還できるはずです……が」
ルスト「が?」
イシズ「冥界の扉の鍵はひとつではありません。もうひとつ、鍵をあけるのに必要な儀式があります。
『王の魂は剣を携えては旅立てず、安らぎもまた得られるものなり』――
冥界の扉にはそう記されているのです」
イシズはそこで一呼吸置き、アモロに視線を移す。だがアモロは軽く首を振ると、イシズに続きを促した。
アモロ「さっぱりわからん。結論から言ってくれ」
イシズ「要するに、誰かがあなたと闘ってあなたを打ち負かせば扉は開くということです」
ルスト「ふーん…… 決闘で負ければ帰れるのか」
アモロ「なんか情けないけど、この際仕方ないか。
んで、その冥界の扉だとか石盤だとかはどこにあるんだっけ。エジプトなのか?」
378 :
キャプアモの中の人
◆pH6x5rv1ig
:2010/01/04(月) 22:16:48 ID:WTSIEElo
イシズ「はい。エジプトには王家の谷と呼ばれる一帯があります。
そこに点在する古代のファラオの墓…… その一つが冥界の神殿であり、
冥界の扉や記憶の石盤もそこにあります」
ボッシ「へー。それでおねーさん、そんだけ詳しいならそこまで案内してくれるとか……」
イシズ「ええ、そのつもりです(貴方たちには一刻も早く帰ってもらったほうが平和そうですからね)」
ルスト「おお! なんて都合よく話が進むんだ!」
ボッシ「おねーさん最高! 俺は最初から貴女は素晴らしい人だと思ってました!」
イシズ「……」
アモロ「よっしゃ、決まりだ! そうとなったら早速……」
双六「おっと、待つんじゃアモロくん!」
今すぐにでも出発しかねないアモロたち。しかしそれを双六が呼び止めた。
曰く、そう急ぐことはない。今日くらいはゆっくりしていったらどうかということだった。
双六「みんなもアモロくん達とつもる話があるじゃろう。のう?」
娘々「はい! ここですぐサヨナラなんて寂しすぎます!」
ガイア「アモロ殿には色々とお世話になりました。その恩を返せないままというのは無念すぎます」
ミミズ「ゴミョミャミョミョミャ(ルストさん、もうちょっとだけここにいてください)」
デーモン「うむ…… 別れの言葉くらいゆっくり伝えたいのう」
BMG「いやー、本人が帰りたいって言ってるんだから引き止めないほうが」
379 :
キャプアモの中の人
◆pH6x5rv1ig
:2010/01/04(月) 22:17:48 ID:WTSIEElo
多少の例外を除き、チームメイトは口々にアモロ達を引き止める。
そんな彼らを振り切ることができず、アモロは今日のところは留まることにした。
アモロ「そうだな、みんながそうまで言ってくれるのなら出発は明日にしよう」
双六「よし、それじゃ今夜はお別れ会じゃ! 祝勝会もかねてど派手に行くゾイ!」
一同「おうー!」
――そしてその晩、亀のゲーム屋にてアモロ達のお別れパーティーが開かれた。
日之出食堂特製の
霜降りカルビ
に舌鼓をうちつつ、一同は歓談を楽しんだ。
誰かの話が途切れれば誰かがその後を継ぎ、その話が途切れればまた次へ。
別れの時が間近に迫った寂しさを紛らわそうと、皆が場を盛り上げようと奮闘していた。
そんな時間が永遠に続けば、と願った者も多かったろう。
しかし時間も体力も有限であり、ひとりまたひとりと力尽きたように寝入っていく。
そして最後のひとり、ボッシが大の字になっていびきをかきはじめ……
覚醒している人間はアモロだけとなった。
アモロ「月がきれいだなあ」
窓の外から満月が見えていた。
一旦は布団に入ろうかとも思ったが、どうにも目が冴えて眠くない。
このまま朝まで起きているのも一興かとぼんやりと考えていた時、遠慮がちに襖を開ける音が聞こえた。
アモロ「おう、犬か」
現れたのはホーリーエルフであった。
今夜のお別れ会で、ホーリーエルフはなぜか裏方に徹し、誰ともロクに話さず、黙々と仕事をこなしていた。
広間で潰れているチームメイトたちに薄出のタオルをかけてやりながら、
ホーリーエルフは小声でアモロに話しかけた。
380 :
キャプアモの中の人
◆pH6x5rv1ig
:2010/01/04(月) 22:18:54 ID:WTSIEElo
ホーリーエルフ「アモロ様はまだお休みになられないのですか?」
アモロ「ああ。眠くないんだ」
ホーリーエルフ「私もです」
アモロ「……散歩にでもいくか? 話し相手もなくなって退屈してたんだ」
ホーリーエルフ「はい」
二人は眠っている友人たちを起こさぬように足音を忍ばせながら、そっと亀のゲーム屋を抜け出した。
*今日はここまで。判定なしでごめんなさい。
次回は多少入る予定なのでご容赦下さい。
381 :
森崎名無しさん
:2010/01/04(月) 22:26:01 ID:???
乙でした。
よしお前ら、いいところでギップルが出てこないよう今から捕獲に行くぞ!
382 :
南野衿人君
:2010/01/04(月) 22:47:55 ID:???
乙であります
中の人のガッツが最後まで切れないよう、これを差し上げますね
つ【ホーリーエルフの祝福】
383 :
森崎名無しさん
:2010/01/05(火) 00:55:56 ID:???
やはり犬と勝負するのかな・・・
384 :
森崎名無しさん
:2010/01/05(火) 02:31:14 ID:???
中西や槌士が乱入してきたり…はしなさそうだw
385 :
森崎名無しさん
:2010/01/05(火) 02:36:43 ID:???
もともとの予定通りのストーリーだったら中西なのになぁw
あ、でもバトルマンの可能性もあるし。槌士もあるし。ピッコロさんも居るし。わからんなw
386 :
森崎名無しさん
:2010/01/05(火) 07:25:12 ID:???
犬はDFじゃないか。ゴールキーパーと対決するのはFWだろう?
いるじゃないかアモロスターズには友と呼べる間柄なおかつレプリカ千年眼を持つ名FWが。
【ボッシ】キャプテンアモロ19【ああそんなのいたね】
387 :
森崎名無しさん
:2010/01/05(火) 08:26:10 ID:???
まさかとは思いますが、キャプテンアモロ19とはあなたの妄想にすぎないのではないでしょうか
388 :
森崎名無しさん
:2010/01/05(火) 16:16:35 ID:agfotMKI
ミミズキュンは?ミミズキュンの出番は?
389 :
キャプアモの中の人
◆pH6x5rv1ig
:2010/01/05(火) 21:04:35 ID:bUi+nAp+
>>381
ギップルは捕獲しても捕獲しても沸いてくるもんだって勇者さんが言ってました
>>382
中の人のガッツがさらに減少しました
>>383-386
すぐ明らかになりますが、一応まだ秘密ということにしておきます
>>387
中の人は統合失調症ではないですよ? 多分。
>>388
ある!と思います。おそらく。きっと。
で、今日はお休みします。
最後だし丁寧に、と思うと無駄に考えすぎてしまって困る。
明日こそお会いしましょう。
390 :
森崎名無しさん
:2010/01/05(火) 22:33:19 ID:???
最後はバトルマンと闘ってほしいなぁ…
391 :
キャプアモの中の人
◆pH6x5rv1ig
:2010/01/06(水) 21:51:00 ID:Ma3xcgw6
>>390
まだどうなるか秘密秘密!
では本編を再開します
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
時に練習を、時に決闘を行なった裏の空き地。
息抜きがてらよく足を運んだブラック・クラウン。
濁流に飲み込まれ危うく命を落としかけた河川敷。
バイトでお世話になったファミリーレストラン。
ひとつひとつ思い出を確かめるように、アモロとホーリーエルフはゆっくりと歩く。
そして二人は、童実野神社の高台へとやって来た。
アモロ「ここで花火を見たんだっけなあ」
ホーリーエルフ「はい。ついこの間のことなのに、まるで遠い昔のことのよう……」
アモロ「あんな綺麗なのを見たのは初めてだった」
言葉の真意がどれだけ伝わっただろうか。それはアモロにはわからない。
が、ホーリーエルフは何も言葉を返さない。
アモロは頭をかくと、別の話題を切り出した。
アモロ「犬…… 俺がいなくても大丈夫か?」
ホーリーエルフ「何がですか?」
アモロ「さっき祝勝会で顔面傷だらけの男にあった。お前の主治医だそうだな」
ホーリーエルフ「……」
392 :
キャプアモの中の人
◆pH6x5rv1ig
:2010/01/06(水) 21:52:08 ID:Ma3xcgw6
アモロ「もう闘えない身体なんだろ。またKCの奴等と諍いが起きたらどうするんだ?
他にも物騒な連中がゴロゴロいるし……」
ホーリーエルフ「大丈夫ですよ。あの程度の連中をあしらえないほど衰えてはいませんから」
アモロ「だが」
ホーリーエルフ「大丈夫ですから」
アモロ「……残ってもいいんだぞ」
ホーリーエルフ「それはいけません。アモロ様のご家族が悲しまれます」
アモロ「……」
ホーリーエルフは静かに、しかしはっきりとアモロの申し出を拒否する。
そしてホーリーエルフは柔らかに微笑み、アモロに語りかけた。
ホーリーエルフ「そのお気持ちだけで十分です。それがあれば私は闘えます。
約束します。ひとりでも負けはしません。絶対に」
アモロ「……ちょ、ちょっとその辺を歩いてくる」
不覚にも涙腺が緩んだアモロは、慌てて顔を隠して足早にその場を立ち去る。
そして高台にひとり残されたホーリーエルフは、何気なく夜空を見上げる。
満天の星、そして満月。いつになく美しい星空であった。
……が、その星の光を遮りながら、高台に近づく影があることに彼女は気付いた。
ホーリーエルフ「……!」
393 :
キャプアモの中の人
◆pH6x5rv1ig
:2010/01/06(水) 21:53:09 ID:Ma3xcgw6
モクバ「ギャハハハハハ! 見つけたぜい!」
空から舞い降りし悪魔・海馬モクバ。
無論彼が単独行動をとるはずもなく、側には三体の青眼の白龍を付き従えていた。
モクバ「よくもこの間はやってくれたぜい! 顔の皮は剥がされるわ下痢するわと大変だったぜい!」
ホーリーエルフ「そうですか、それはお気の毒に」
モクバ「ケッ、そのすまし顔も今夜限りだぜい!
言っとくけどな、俺もあれから反省したんだぜい!
やっぱり勝負は多対一で挑むべきもの、そして各個撃破が鉄則だってな!」
ホーリーエルフ「フ…… 要は数の暴力に任せてひとりずつ闇討ちするということですか」
青眼1「(その通り…… ああ、みっともない)」
青眼2「(こんな恥ずかしいことやりたくないわあ)」
青眼3「(なーんでこんな三葉虫みたいな髪型の子供のお守りしなくちゃいけないのかなあ……)」
三体の青眼の白龍は同時にため息を漏らす。
この小さな暴君には彼女たちも辟易していたのだ。
だが配下の心労など知る由もなく、モクバは早速攻撃命令を下す。
モクバ「さあ行け、青眼の白龍! このクソ生意気な女に天罰を与えてやれー!」
ホーリーエルフ「(……こんなに早く闘う日がやってくるとは……
だが、ここで負ければアモロ様の心に不安を残してしまう……
負けは許されない!)」
394 :
キャプアモの中の人
◆pH6x5rv1ig
:2010/01/06(水) 21:54:25 ID:Ma3xcgw6
先着で
青眼の白龍1→ ! card+! card =
青眼の白龍2→ ! card+! card =
青眼の白龍3→ ! card+! card =
ボロボロの犬→ ! card/2 + ! card/2 =
と !とcardの間のスペースを埋めて書き込んで下さい。数値で分岐します。
なお、端数は切り上げます。
青眼のMAX−犬が
≧2→ 青眼勝利。だが犬は負けを認めない。
1→ 青眼辛勝。だがその時犬に助っ人Bが!
0→ 互角の勝負が続く。そして犬側に助っ人Pが参戦!
−1→ 犬辛勝。だが青眼側に助っ人Cが……
≦−2→ 犬勝利。約束は守った!
*青眼のマークがダイヤの場合、「滅びの爆裂疾風弾(+5)」が発動します
*犬のカードがダイヤの奇数の場合「ダーク化(+5)」が、
ダイヤの偶数の場合「ギャリック砲(+4)」が発動します。
スペードの場合「波紋の力(+3)」が発動します。
クラブの奇数の場合「地獄の断頭台(+2)」が発動します。
クラブの偶数の場合「光陰跳背殺(+2)」が発動します。
*何せ犬は再起不能のはずなので著しく戦闘能力が落ちております。ご了承下さい。
*助っ人が現れない限り今日もこれだけ。
今後はずっとスローペースだと思いますが、気長にお付き合い下さい。
395 :
森崎名無しさん
:2010/01/06(水) 21:55:18 ID:???
青眼の白龍1→
クラブA
+
ダイヤ10
=
396 :
森崎名無しさん
:2010/01/06(水) 21:56:57 ID:???
青眼の白龍2→
クラブQ
+
ハート10
=
ドラえもんが帰る話を思い出した
397 :
森崎名無しさん
:2010/01/06(水) 22:00:33 ID:???
青眼の白龍3→
スペード6
+
ハート6
=
398 :
森崎名無しさん
:2010/01/06(水) 22:03:17 ID:???
ボロボロの犬→
ダイヤ9
/2 +
クラブ7
/2 =
399 :
キャプアモの中の人
◆pH6x5rv1ig
:2010/01/06(水) 22:10:01 ID:Ma3xcgw6
>>396
何せそれがベースなのでw
再開しやすいようにまとめておきます。
> 青眼の白龍1→ クラブA + ダイヤ10 +(爆裂疾風弾 +5) = 16
> 青眼の白龍2→ クラブQ + ハート10 = 22
> 青眼の白龍3→ スペード6 + ハート6 = 12
> ボロボロの犬→ ダイヤ9 /2 + クラブ7 /2 + (ダーク化 +5) + (地獄の断頭台 +2)= 15
> 青眼のMAX−犬が≧2→ 青眼勝利。だが犬は負けを認めない。
ではまた次回お会いしましょう。
明日か明後日になると思います。
400 :
森崎名無しさん
:2010/01/06(水) 22:12:51 ID:???
乙でした…がんばれ犬…!
401 :
森崎名無しさん
:2010/01/07(木) 01:32:50 ID:???
ぐう・・・やはり手負いの状態では3対1は厳しいか・・・
しかしここまではある意味、想定の範囲内のはず、今後の展開を期待してます
402 :
森崎名無しさん
:2010/01/07(木) 05:13:51 ID:???
しかしこの犬の能力、カードに反映されたら、とんでもない事になりそうだな
403 :
キャプアモの中の人
◆pH6x5rv1ig
:2010/01/08(金) 07:27:49 ID:e3lEvLMs
諸事情により今日も更新ができないかも…
ここに来て凄くペースが遅くなって申し訳ありません。
レス返信もまたその時に…
404 :
森崎名無しさん
:2010/01/08(金) 12:36:35 ID:p6Yq+nQs
ヒュンケルやガラフを彷彿とさせるな
405 :
キャプアモの中の人
◆pH6x5rv1ig
:2010/01/09(土) 18:50:48 ID:D8fkHwvE
>>400
まだ頑張るはずです
>>401
ここまでは想定内ですがさらに厳しくなるとやばいかも……
>>402
レベル12、ATK4200くらいありそうで困ります
かなりデメリット能力をつけとかないとバランスが崩れちゃいますね
>>404
その二人の最も大きな違いは不死身か死ぬかって所だと思います
では本編を再開します
> 青眼のMAX−犬が≧2→ 青眼勝利。だが犬は負けを認めない。
ホーリーエルフ「地獄の断頭台!!」
ガキイィン!
青眼3「ゲボッ!」
必殺の『地獄の断頭台』により、青眼の白龍のうち1体が地に伏せる。
これで1対3から1対2となり、モクバ軍の数的優位が少なくなる。
が、それで慎重さを増したモクバ軍は、接近戦を避けて遠距離攻撃での消耗戦を仕掛けてきた。
モクバ「それ、どんどん外から撃ちまくれぇ!」
406 :
キャプアモの中の人
◆pH6x5rv1ig
:2010/01/09(土) 18:51:49 ID:D8fkHwvE
青眼の白龍1「GYAOOOO!」
青眼の白龍2「GYAAAASU!」
シュゴオオオオオオオオオオオ!
ドドドドドドドドドドドド!!
二体同時のバーストストリーム。
ホーリーエルフもギャリック砲で対抗したいところであったが、
気を貯めるだけの隙をモクバ軍は与えてくれなかった。
結果、ホーリーエルフは直撃を避けるために右へ左へと動きまわされることとなる。
そして元々限界に近かった身体がついに悲鳴を上げ、
ホーリーエルフが片膝をついたところに…… バーストストリームが発射された。
ホーリーエルフ「く……」
BOOOOOOOOOOOOM!!
モクバ「よっしゃあ! 直撃だぜい!」
青眼1「(あちゃ、死んだかな?)」
青眼2「(あまり大事にはしたくないんだけどなあ)」
二匹の青眼がやや気まずそうに顔を見合わせる中、ひとり狂喜するモクバは爆心地に走り寄る。
そしてボロクズのように横たわるホーリーエルフを見つけるや、その顔を踏みつけた。
モクバ「ギャハハハハハ! まずは一人! 次はあの魔法使いの女、そしてアモロだぜい!」グリグリグリ
高笑いしながらモクバは踏みつける足に体重をかける。
だがその時、死んだと思っていたホーリーエルフの右手が突然動いたかと思うと、モクバの足を掴んだ。
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