キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【敗北と】小田Jr.の野望13【再生】
1 :
小田ジュニア
◆P6f1cIsEKQ
:2010/05/19(水) 15:59:29 ID:bcJSLERU
これは『キャプテン森崎』のスピンアウト作品。
中学時代全国制覇した偉大(?)な父小田強の跡を継ぐ小田猛(小5)となって
全国制覇を目指す物語です。
基本的にロムってる方の投票やカードの引きによって物語は進行します。
また基本的には『現代』ですが厳密に計算すると色々とおかしいところが発生しますので
時代考証は無用でお願いします。
ここまでのあらすじ
小田猛少年もついに5年生。そして大本命の大会である全日本小学生サッカー大会が開催されました。
難なく突破できると思われた地区予選でしたが、地区大会決勝、今まで雌伏のときを過ごしていた
クラブチームNIKEがついに牙をむきます。激闘につぐ激闘、延長後半戦のこり0分で
ついにクラブチームNIKEの最強大技が火を吹き、まさかの予選敗退を喫してしまいました。
これにより南葛市小学サッカー界のパワーバランスは一気に崩れ、月星美津乃主導による再編計画が
持ち上がります。外の敵、内の敵、それにジュニアの知るところ以外での敵。
ジュニアはこれらの中から何を選ぶのか…決断の時はもうすぐそこまできているのかもしれません。
現在
決勝戦での敗北も癒えない7月初週。ジュニアはおじゃ魔女の1人である瀬川おんぷに『クラブ活動を
している場合じゃない』と考えている事を見抜かれてしまいます。そして、何が一番重要であるかを
改めて考えさせるつもりなのか、友情を犠牲にクラブ活動の足かせから解き放ってくれました。
しかし、ジュニアの本心はどこにあるのか…
ジュニアの小さく、そして大きな決断の時は続きます。
374 :
小田ジュニアの野望
:2010/05/24(月) 13:38:31 ID:rkFkkPEM
7月4週 練習ターン
小(いつの間にか夏休みに入ってるんだよな。時がたつのは早いものだ…て、爺臭いな)
そんな事を思っているといつものように瀬名がやってくる。夏という事でジャージ姿ではなく
薄着のシャツにスパッツに短パンという非常に目の保養…否、目のやりどころに困る格好である。
瀬名「NIKEはけっしょう戦も清水小に勝ったみたいよ〜。」
そんな情報をもたらしながら…
夏休みの練習→! card
! cardのスペースを抜いてコピペってください。
ダイヤ 瀬名の思いつき(更に分岐)
ハート オフェンス系(シュート、ドリブル、パス)
スペード ディフェンス系(タックル、ブロック、パスカット)
クラブ 特殊スキル系(必殺技練習)
の練習を開始します。
375 :
森崎名無しさん
:2010/05/24(月) 13:40:24 ID:???
夏休みの練習→
ハート6
376 :
小田ジュニアの野望
:2010/05/24(月) 13:54:10 ID:rkFkkPEM
夏休みの練習→ハート6
ハート オフェンス系(シュート、ドリブル、パス)
瀬名「それじゃものすごく久しぶりに攻撃の練習よ!」
対NIKE戦に触発されたのか珍しく熱血ぎみに指をビシッと決める。
どうしますか?
A.早速練習開始!
B.貢献度を使い命令。(命令内容もお書きください)
C.貢献度を3P使って特訓を受ける。(現在、訓練内容は自動的に内村のドリブルになります)
D.その前に貢献度4Pを使って友好値を1上げよう!
(友好値9なのは坪倉と松本)
E.ここはスキルコーチングの出番だ!(コーチングをした際は貢献度+1されます)
F.その他
先にID表示で『2』票入ったものを選択します。(現在貢献度5)
※貢献度が高いほど派閥内の地位が高い事を示しています。
377 :
森崎名無しさん
:2010/05/24(月) 14:20:02 ID:xr3rmdmA
A
378 :
小田ジュニアの野望
:2010/05/24(月) 14:43:45 ID:rkFkkPEM
考えてみればこの選択は纏めることが可能なので、今回はAで確定して次に纏めた選択を提示しますね。
A.早速練習開始!
小「それじゃ練習しようかな」
内村「俺は最近サボりまくっているドリブルかな?」
狩野「DFに必要なのはドリブルよりもパス能力!」
どの訓練をしますか?
A.ガッツ 570 経験値0(NEXT5)
B.ドリブル 13 経験値6(NEXT8)
C.パス 10 経験値4(NEXT6)
D.シュート 9 (黒いサッカーボール+2)+(普通のスパイク+1)=12 経験値6(NEXT7)
E.タックル 17 経験値1(NEXT9)
F.パスカット13 経験値0(NEXT9)
G.ブロック 13 経験値3(NEXT7)
H.競り合い 11 経験値5(NEXT7)
I.セービング 5 経験値2(NEXT5)
(スキル)
J.小田急ドリブル(急行) 経験値0(NEXT7)ドリブル時、カードがスペードの時+3修正されます。
K.花のワルツ 経験値0(NEXT5)ドリブル時、カードがハートの時+3修正されます。
L.フェアリーダンス 経験値0(NEXT7) パスカットに+4修正されます。
M.ライン際のドリブル経験値0(NEXT5)ライン際ドリブル時+2修正されます。
N.パワータックル 経験値2(NEXT5) タックル時ダイヤで+3の修正。ぶっ飛ばし係数2
(フラグ)
O.格闘(追加技) 経験値0(NEXT3)
P.パワー系必殺シュート 経験値0(NEXT5)
Q.ジャンピングボレー 経験値0 (NEXT8)
R.旋風脚 経験値0(NEXT5)
S.変化!(ドラコ) 経験値5 (MAX35)
379 :
小田ジュニアの野望
:2010/05/24(月) 14:44:46 ID:rkFkkPEM
(その他)
T.貢献度を使い命令。(命令内容もお書きください)
U.貢献度を3P使って特訓を受ける。(現在、自動的に内村のドリブルになります)
V.その前に貢献度4Pを使って友好値を1上げよう!
(友好値9なのは坪倉と松本)
E.ここはスキルコーチングの出番だ!(コーチングをした際は貢献度+1されます)
時間が早いので『1』票入ったものを選択します。
5年次ボーナスとして全ての行動に+1の修正が入ります。
A〜Hを選択した場合、良いユニフォームor黒いボールにより+1の修正が入ります。
※B.Eには内村練習の補正が入ります。(能力差の1/3端数切捨て)
C.Fには狩野の補正が入ります。(能力差の1/3端数切捨て)
全ての行動に亜沙里の補正が入ります。(能力差の1/3端数切捨て)
B〜D選択した場合、貢献度が+1されます。
内村能力 亜沙里能力 狩野能力
ガッツ 720 590 610
ドリブル 22 17 15
パス 23 15 16
シュート 22 18 15
タックル 22 15 16
パスカット23 15 16
ブロック 18 10 18
競り合い 19 15 15
セービング12 7 6
ずれまくってますが何とかこれで御確認ください。
380 :
森崎名無しさん
:2010/05/24(月) 14:48:54 ID:xr3rmdmA
C
381 :
小田ジュニアの野望
:2010/05/24(月) 14:56:10 ID:rkFkkPEM
C.パス 10 経験値4(NEXT6)
小「それじゃ狩野、一緒にパスをしようぜ」
亜沙里「私も忘れるな!」
ぺちっとジュニアの後頭部をはたく楠原亜沙里。
小「わかってるって、んじゃ、誰が一番正確にパス回しをするか勝負だ!」
ジュニアパス回し→(補正値5)+! card
! cardのスペースを抜いてコピペってください。
補正値内訳、仲間の援護+3、5年次ボーナス+1、ボール+1
合計値により以下の経験値を得ます。
13以上.経験+5
12.経験+4
10.11.経験+3
6〜9.経験+2
3〜5.経験+1
1.2.成長せず
382 :
森崎名無しさん
:2010/05/24(月) 14:59:32 ID:???
ジュニアパス回し→(補正値5)+
ダイヤ8
383 :
小田ジュニアの野望
:2010/05/24(月) 15:10:37 ID:rkFkkPEM
ジュニアパス回し→(補正値5)+ダイヤ8=13
13以上.経験+5
狩野と亜沙里により得られる経験はなにものにも代えがたいものだった。
小「いくぞ!」
パン!
亜沙里「よっと、ほりゃ!」
トン!
狩野「よっしゃ!」
ボン!
ジュニア「そりゃ〜!」
気がつけばジュニア達は本人達が満足する以上の結果を出すのだった。
ぴこーん!
C.パス 11 経験値3(NEXT7)となりました。
※亜沙里のパス能力が16となりました。
狩野のパス能力が17となりました。
384 :
小田ジュニアの野望
:2010/05/24(月) 15:11:41 ID:rkFkkPEM
8月 イベント! おこづかい!
小「今月は出費が多かったからほぼオケラなんだよな。ここはママンが余計な出費をしていない事を…」
ジュニアの小学5年生という生活は毎月のこの日によってその運命が決まるといってもいい。
今まではあまりいいことがなかったのだが、今月はママンの誕生日の効果で最悪の状況は
ほぼないとおもっていいだろう。
ルリタニアでの運命が決まる時→! card
! cardのスペースを抜いてコピペってください。
カードが
ダイヤなら奇跡、何も買ってないよ 経済力(8)×1000=8000円を小遣いとしてもらう。
ハート、スペード、いつものように浪費する 経済力(8)×1000/2.5=3200円をもらう。
クラブ嘘だといってよママン!いつもより多めに買っております カード数×100円をもらう。
それぞれ収入として追加されます。
※今回はママンの誕生日の結果がよかったためどのカードでも+1000円されます。
385 :
森崎名無しさん
:2010/05/24(月) 15:14:53 ID:???
ルリタニアでの運命が決まる時→
ハート9
386 :
小田ジュニアの野望
:2010/05/24(月) 15:32:34 ID:rkFkkPEM
ルリタニアでの運命が決まる時→ハート9
ハート、スペード、いつものように浪費する 経済力(8)×1000/2.5=3200円をもらう
※今回はママンの誕生日の結果がよかったためどのカードでも+1000円されます。
その日のお小遣いはいつもどおりだった。ただいつもとほんの少し異なるのは…
クラリス「大事に使ってね」
それはいつものお小遣いとは別に包まれた千円札。少し前の誕生日であまりにも嬉しかった
クラリスは高価なものを貰ったお礼に…そっと手のひらに乗せる。
クラリス「ね。」
本当は何か役に立つサッカー用具をとも思っていたのだが、何を買えばいいのかよくわからない
クラリスは多少俗物的なそれに抵抗を覚えるのだが、それでも何をするべきか自分で考えさせる
勉強になると思い、お金という形で対応する。
ぴこーん!
4200円手に入れました。
現在所持金が4540円となりました。
387 :
小田ジュニアの野望
:2010/05/24(月) 15:33:35 ID:rkFkkPEM
小「さてっと、今月の交遊費はどれくらい使おうかな?旅行や夏合宿を考えると引き締めてもいいかも
しれない。」
今月の交遊費はいくら使いますか?
A.0円 ランダムで1人の友好値−1
B.500円 変化無し
C.1000円 ランダムで1人の友好値+1
D.1500円 ランダムで2人の友好値+1
E.2000円 ランダムで2人の友好値+1&1人指定して+1
F.2500円 ランダムで2人の友好値+1&2人指定して+1
G.3000円 ランダムで2人の友好値+1&3人指定して+1
H.3500円 ランダムで2人の友好値+1&4人指定して+1
時間が早いので『1』票入ったものを選択します。
(現在所持金4540円)
388 :
森崎名無しさん
:2010/05/24(月) 15:53:51 ID:xr3rmdmA
D
389 :
森崎名無しさん
:2010/05/24(月) 16:10:41 ID:4Z3fl67+
C
緊縮財政発動中。
390 :
小田ジュニアの野望
:2010/05/24(月) 16:26:21 ID:rkFkkPEM
>>389
すみません。時間が時間なので今は1票決で行っています…
D.1500円 ランダムで2人の友好値+1
小「無茶な額は使わない方がいいけどだからといって無視も出来ないよな…」
ジュニアは長考の末、最低これだけあれば大丈夫だろうと思われる額を投入することを決める。
ジュニアの交友関係→! power/79.! power/79
! powerのスペースを抜いてコピペってください。
合計のあまりの数が、
0.強 1.紫乃 2.ママン 3.ドラコ 4.セリリ 5.どれみ 6.はづき 7.あいこ
8.おんぷ9.ティル10.ドラミ11.佐藤なつみ(教会の女の子)
12.ジェトーリオ13.飛鳥 14.えりる 15.マリー(マリーのアトリエ)
16.高梨芙蓉(サンリオ系のメンコ友達)(容姿8)
17.宮崎あかね(容姿7)駄菓子屋のおねえさん 18.秋津姫
19.春菜姫 20.瀬名 21.一ノ瀬望(編み物うまいクラスメート)
22.小竹 23.伊藤 24栗原(ガンダムWのメンコ)25.新藤(マクロスのメンコ)
26〜38(南葛SC4年の番号)39〜51(南葛SC5年の番号)52〜64(南葛SC6年の番号)
65.霧島梓(5年4組容姿12の女の子)66.楠原亜沙里(5年6組容姿12の女の子)
67.宮本まさはる(学級委員)68.山内信秋(山内寺の息子、ドラミの知り合い)
69.矢田まさる 70.伊集院(2組の超金持ち)71.レイ 72.しいねちゃん 73.リーヤ
74.樋渡 75.赤川 76.三雲 77.井沢 78.ジルベルト
の人物の有効値が+1されます。
391 :
森崎名無しさん
:2010/05/24(月) 16:30:38 ID:???
そーいや生きてるボールはどうなった?
1回イベント発生したっきり
7月2週以降経験点もらってないような
392 :
小田ジュニア
:2010/05/24(月) 16:33:30 ID:rkFkkPEM
>>391
実は中の人もさっき思い出したので8月開始のイベントを一通りこなしたあとにまとめて入れようと思ってましたorz
393 :
森崎名無しさん
:2010/05/24(月) 16:35:19 ID:???
ジュニアの交友関係→
988
/79.
945
/79
394 :
小田ジュニアの野望
:2010/05/24(月) 18:08:32 ID:rkFkkPEM
ジュニアの交友関係→988/79.945/79
988/79=12...40=南葛SC5年A杉山 FW 友好値7
945/79=11...76=三雲
その日、珍しくジュニアは同じSC生の同じ学校、同じ学年の杉山と柔軟体操をしていた。
杉山「なぁ、ちょっと聞いていいか?」
小「ん?ああ、折角同じ内村先輩の元で練習する仲になったんだし、ぜんぜん構わないぞ?」
杉山「一体どんな魔法使ったんだ?」
小「は?魔法?メラとかばよえ〜ん!とかのあれか?」
395 :
小田ジュニアの野望
:2010/05/24(月) 18:09:38 ID:rkFkkPEM
杉山「ちげーよ。あの楠原だよ。」
小「あ、ああ。亜沙里か。」
杉山「まずはそこからだ。なんでお前は楠原を名前で呼ぶ仲なんだ?あいつのとっつきにくさ、
やる気のなさは恐らく学年1…いや、たぶん学校1だ。授業中は寝てるし、同じ班で共同作業すれば
いつの間にかいなくなってるし、体育だって、食い物が絡めば恐ろしいだけの運動力を示すが
何にもないときはとことんだらけてるし…。元気なのは給食のときくらいで正直クラス1の問題児だぞ?」
亜沙里と同じクラスに在籍する杉山は彼女の悪い面の全てを熟知しており、なぜ彼女がこのSCに
入ることになったのか…そして何よりも何故ジュニアとあんなに仲がよいのか…全く理解できなかった。
小「そうか?俺と会った時はいつもあんなものだけどな?」
しかし、ジュニアは最初に会った時からいきなり賭け事を持ち出しやり気を起こさせ、そこから
一緒に彼女にとっては初体験になる遊園地に行ったり、一緒に公園で写生したり、正月には
神社にお参りにいったりと、(出費さえ忘れることができれば)楽しい時間を過ごしており、
杉山の言葉にあまりぴんと来なかった。
396 :
小田ジュニアの野望
:2010/05/24(月) 18:10:40 ID:rkFkkPEM
杉山「そうか…黙っていればアレだけかわいいやつもそうはいないのに、その笑顔はお前のものなのか…
くっそぅ!うらやましいぞ!このやろう!!!」
柔軟運動で股割りをしている時に思いっきり背中を押されるジュニア。
小「ぎにゃぁす!そんなにいうならお前も一緒に練習すればいいだろ?実際狩野も練習に付き合ってるぞ?
ま、狩野の場合は他の奴とも一緒に練習してるからついでといえばついでだが…」
杉山「むむむ…たしかに学校でああなのが信じられないくらいに、やる気あるよな…」
小「だろう?」
杉山「でも楠原の適正はFW向きらしいんだよな…来年はほぼ安泰だと思っていたレギュラーが
奪われるかもしれないのは悔しいしな…」
まさか水面下でそんなこといっている場合ではないという状況になっているとは露とも知らず
杉山は唸る。
397 :
小田ジュニアの野望
:2010/05/24(月) 18:11:50 ID:rkFkkPEM
小「ま、考えとけよ。俺は内村先輩の指導と亜沙里、狩野がいればとりあえず困らないからな」
杉山「お、ちょっとまて、誰も一緒に練習しないなんていってないだろ…ちょっとは考えさせろよ」
柔軟も終わり、練習のために立ち去っていくジュニアにそう大声で告げる杉山だった。
小(しめしめ…亜沙里のお陰で杉山がこっちに気が向いてきたみたいだな)
等と心の奥底で笑っているジュニアの心もしらずに…
ぴこーん!
杉山の友好値が8になりました。 友人関係になりました。
〜〜〜
398 :
小田ジュニアの野望
:2010/05/24(月) 18:13:19 ID:rkFkkPEM
夏休みというのは長い。40日あるのだから毎日が充実してるわけでもなく、ジュニアはその日、夏休み
ということで開放された学校のプールに入っていた。南葛小では学校のプールはその町内ごとに
時間を分けられ開放されているのだが…
小(亜沙里も梓も別の町内だからな…)
人ごみの中を怖がる紫乃はお留守番。家の中の冷房でブサイク鳥のピー助と一緒に遊んでいる。
つまりジュニアは1人できたのだが…
???「だーれだ?」
いきなり背後から目隠し…ではなくブルドッグのように頬をぎゅっとつねられるジュニア。
小「…いや、もうなりぇたけでぃよさ…。ふゅちゅうみぇをきゃきゅしゃないか?」
訳(…いや、もうなれたけどさ…普通目を隠さないか?)
???「え?何言ってるのよ?おっもしろーい!」
399 :
小田ジュニアの野望
:2010/05/24(月) 18:16:02 ID:rkFkkPEM
背中にスクール水着特有のぺたりと張り付くような感覚に僅かにどきっとしながらも、正体である背中に
張り付く少女、三雲を眺める。容姿としてはほぼど真ん中、どうしても美人か不美人かを分けろ
といわれれば中の上と評してもギリギリよさげな少女(容姿8)である。…もっとも
ジュニアの周りはそのほとんどを美女美少女がひしめいており、美人という概念が崩壊しているため、
彼は多少の美醜ではなんとも思わなくなってしまった、小学5年にしてかなり不幸な男なのだが。
小「それで、いつもの樋渡と赤川は?」
いつも一緒にいる大人しい赤川と、委員長の樋渡の姿を探すのだか…
三雲「あ〜、沙織ちゃん(樋渡)の水着に期待してるなこのやろう!私だって結構いけてるんだから
私を見なさいよ」
実はジュニアに一目ぼれしている三雲は他の少女の事を気にしているジュニアにまっすぐな嫉妬心を
見せ付ける…わけはなく
三雲「なんてね。沙織ちゃんも雪音ちゃん(赤川)も町内は別々だから今日は1人。ね、小田君も
1人なんでしょ?一緒にあそぼうよ?」
ものすごく人懐っこく、そして積極的な三雲はジュニアの腕に体を絡ませて猫なで声で誘惑する。
400 :
小田ジュニアの野望
:2010/05/24(月) 18:17:39 ID:rkFkkPEM
小「だがことわる。」
三雲「大丈夫だって。誰も私たちなんて見てないし、見回したところ知り合いもいないでしょ?
ねぇねぇ、私あんまりプールの泳ぎ上手じゃないから教えてよ〜」
小「教え?ああ、そういうことか。」
一瞬誘惑されているのではないかと警戒したジュニアは瞬間的に断ったのだが、コーチという事なら
話は変わってくる。基本的に生粋のフェミニストであり、さらにスキルコーチングを覚えたジュニアは
おせっかい大王といってもいいほどの性格である。なんの損得もなく素直に了承すると早速
三雲の腕を取り、バタ足息継ぎ、手のかきなどを教えるのだった。
三雲(やったね!これで小田君とお肌とお肌のスキンシップ。私の彼氏ゲット計画にまた一歩だよ!)
水中で思わずガッツポーズを取る三雲は、次もプールでジュニアのコーチを受ける約束をとりつけることに
成功する。そして毎週のプール開放日にはその柔肌で、そして帰り道に駄菓子屋に寄り道して
餌付けでジュニアを誘惑するのだった。
ぴこーん!
三雲麻衣の友好値は10となりました。特に仲のよい友人となりました
ランダムで選ばれたボーナスとして一目ぼれ補正がかかり好感度6となりました。
〜〜〜
401 :
小田ジュニアの野望
:2010/05/24(月) 18:19:36 ID:rkFkkPEM
瀬名の章 その2
8月も頭。クーラーのきいた部屋で瀬名は考え事をしていた。一つは先月正美に言われた各学校の
トライアウトの動向。そしてもう一つは夏合宿である。
正美「この申請用紙見るに候補は南葛市民の宿か、去年のキャンプ場、それに山の中腹のお寺、
最後に…NIKEの保養施設か…」
瀬名「そうなのよね。その4つならサッカー協会からの補助金が来たり、もともとの宿代が
タダ同然だったり、スポンサーさんからのご好意だったり、安く済むけど…」
正美「でも、南葛市民の宿はどこかの小学校と合同になる可能性が高い。キャンプ場はもう去年
いったから、クラブ生にはあんまり人気なさそうだし…お寺って、まともに練習が出来るかわからない。
NIKEは…敵に塩を送られているようでイヤだと…」
瀬名「さすがまーちゃん。以心伝心だね。」
ぱっと顔をほころばせ喜ぶ瀬名。
正美「それ以外…たとえば臨海学校とかは?」
瀬名「だ〜め。一番人気で抽選になるんだって。私も海がいいんだけどね。他にも幾つか候補があるけど
ほとんどが補助金がおりなかったり、1週間も長期合宿が出来なかったりと無理っぽいんだよね」
正美「あ〜あ。城山監督も毎年こんな問題を抱えてたんだなぁ…ま、全国にいけていれば
関係ない問題なんだけどね」
402 :
小田ジュニアの野望
:2010/05/24(月) 18:20:46 ID:rkFkkPEM
瀬名「もう!折角立ち直ったのに!まーちゃん!」
正美「あ、ごめんごめん!で、どうする?どこか決めた?」
瀬名「………」
どう答えますか?
A.南葛市民の宿(きちんとした施設があるため、怪我などの心配はありません)
B.キャンプ場(去年と同じ場所です。5.6年生はあまりモチベーションが上がらない可能性もあります)
C.山の中腹のお寺。(無料!!但し、強制的に精神修行(ガッツ訓練)やご飯の準備などが入ります)
D.NIKEの保養施設(施設としては最高峰。ただし…)
E.やっぱり臨海学校!(1/4で抽選になります。外した場合カードによるランダム)
F.夏合宿は止め!
G.その他
先にID表示で『2』票入ったものを選択します。(ループ金127万)
Aは35万、Bは20万、Cは無料、Dは25万、Eは成功すれば30万消費します。
※サッカー協会からの補助金と親御さんの負担により破格の値段設定になってます。
403 :
森崎名無しさん
:2010/05/24(月) 18:29:52 ID:xr3rmdmA
C
404 :
キャプテンレミリア
◆t2UAZ3G5UI
:2010/05/24(月) 18:36:02 ID:D156MTxE
C
405 :
小田ジュニアの野望
:2010/05/24(月) 19:17:14 ID:rkFkkPEM
C.山の中腹のお寺。(無料!!但し、強制的に精神修行(ガッツ訓練)やご飯の準備などが入ります)
瀬名「ねぇねぇ。お寺で修行したらいつの間にかテニスがうまくなったりとか…」
正美「しないしない。」
瀬名「それじゃテニヌなら…」
正美「いいえ。本当にごく普通のお寺さんよ。精神修行にはばっちりなんだって。それに規則正しい
生活をもっとうとするから問題児の更生にもいいんだって」
瀬名「ふぅん。…よし、それじゃここにしよう!」
正美「そうね。座禅で修行や地獄の石段なんかもあるらしいし、ガッツ訓練にはうってつけだし、
いいと思うわよ」
瀬名「思うわよ…って、まーちゃんきてくれないの?」
正美「私はパス!本業と被っちゃうしね。」
瀬名「そんなあ…去年も全くおんなじ言葉でふられたのにぃ」
正美「いいじゃない。また石崎先輩連れて行けば。あそこのお坊さん泡般若はOKっていってたから
きっと楽しいわよ」
406 :
小田ジュニアの野望
:2010/05/24(月) 19:18:14 ID:rkFkkPEM
瀬名「むぅ…お肉は?」
正美「どうだろ?ニラとかにんにくは多分大丈夫」
瀬名「…にくぅ…」
正美「いい子いい子。自分で決めたんだからお肉程度で泣かない。たった一週間でしょ?」
瀬名「…もう…いいわよ。それじゃ和尚さんに懐石作ってもらうから」
正美「あれ?いってなかったっけ?働かざるもの食うべからず。あそこはほぼ市の助援金で
まかなえるけど、その代わり料理も自作よ?」
瀬名「まーちゃん意地悪だ〜」
正美「ま、これも修行だと思って諦めなさい。それにキャンプみたいで楽しいよ?」
そんな埒のない話で盛り上がる2人だった。
ぴこーん!
8月2週の合宿先はお寺になりました。ほぼ無料なので亜沙里も参加可能です。
〜〜〜
407 :
小田ジュニアの野望
:2010/05/24(月) 19:19:38 ID:rkFkkPEM
瀬名「それじゃ、今月はどうしようかな?」
山吹の監督さんは後一押しでこっちに引き込めるからそれを誘うのがいいかもよ?」
どうしますか?
A.お金も余った事だし、そろそろ南葛SCに新しい施設入れようかな?(20〜50万消費)
B.正美ちゃん、暇なら今週の練習手伝ってくれない?
C.新しいコーチ候補を探そうかな?
D.今の雑務をこなして、少しでも人気の低下と、スポンサー離れを抑えよう!
E.南葛小に行く…南葛SCより(小竹、伊藤、木村と小粒ですが実用十分な人物がいます。)
F.修哲小に行く…中立 ※中立というより疎遠です。
(井沢、高杉がいます。中立ですがトライアウト自体に参加しない可能性もあります)
G.水越小に行く…やや南葛SCより(ジルベルトと宮本(唯一の天才属性)がいます)
H.西が丘小に行く…ややNIKEより(かなり強めなDFがいます)
I.山吹小に行く…中立
(小久保、天野、若田部がいます。小久保と若田部はNIKEや修哲のメンバーに見劣りしない能力です)
J.駿河小に行く…NIKEより(監督が元南葛SCの先輩です。それに伴い、その息子も参加しています)
K.見上のところに行く。(全体に影響を与える事が出来ますが、可能性は相当低めです)
L.クラブチームNIKEへ!(美津乃がもし裏工作する場合、それを阻止するように進言できます)
M.その他
先にID表示で『2』票入ったものを選択します。
408 :
森崎名無しさん
:2010/05/24(月) 19:22:20 ID:xr3rmdmA
D
409 :
森崎名無しさん
:2010/05/24(月) 19:56:18 ID:xDnIeuLI
K
410 :
小田ジュニアの野望
:2010/05/24(月) 20:25:42 ID:rkFkkPEM
自分の自業自得とはいえ見てる人が相当減ってしまったようなので、また1票制に戻しますね。
もし2票にもどしたいという意見がまた多くなったら2票制に戻します。
D.今の雑務をこなして、少しでも人気の低下と、スポンサー離れを抑えよう!
瀬名「う〜ん。今日はパス。そろそろ雑務をしないとね」
正美「それもそうか…じゃ、今日は普通に行きますか」
瀬名雑務は苦手→知力3+正美の援護6/2+! card
! cardのスペースを抜いてコピペってください。
合計値が
20以上 雑務は完璧!
18.19 瀬名にしては奇跡の出来!南葛商店街からのスポンサー料+2万。南葛人気指数+1
15〜17 普通にこなした。南葛人気指数+1
12〜14 おじさんににっこりと微笑みスポンサー料+1万
11以下 何とか現状維持だけは確保。
となります。
411 :
森崎名無しさん
:2010/05/24(月) 20:40:21 ID:???
瀬名雑務は苦手→知力3+正美の援護6/2+
ハートJ
412 :
小田ジュニアの野望
:2010/05/24(月) 21:13:24 ID:rkFkkPEM
瀬名雑務は苦手→知力3+正美の援護6/2+ハートJ=17
15〜17 普通にこなした。南葛人気指数+1
瀬名はこういった雑務が苦手である。普段は無心に地味に時間をかけて行うのだが、そんな事を
いっている場合ではない。親友の正美の手助けをうけ失墜してしまった南葛SCの地位を
上げるために様々な根回しの計画をたてるのだった。
ぴこーん!
南葛SCの人気指数が−1となりました。JOKERで助っ人キャラが現れたとき!morosakiで判定できるように
なりました。
〜〜〜
413 :
小田ジュニアの野望
:2010/05/24(月) 21:15:02 ID:rkFkkPEM
イベントの前に、忘れないよう先に生きてるボールによる判定を行います。
本来は2週から4週までの3回ですが、お詫びにもう一回、合わせて4回行います
生きてるボールのお役目→! card
生きてるボールの任務→! card
生きてるボールのターン→! card
生きてるボールのたわむれ→! card
上2行下2行のお2人様で! cardのスペースを抜いてコピペってください。
1.ガッツ 2.ドリブル 3.パス 4.シュート 5.タックル 6.パスカット 7.ブロック
8.競り合い 9.小田急ドリブル 10.花のワルツ 11.フェアリーダンス
12.ライン際のドリブル 13.パワータックル
の経験を1得ます。
また、ダイヤで1、ハートスペードで2、クラブで3劣化します。(現在2/15)
ジョーカーの場合、劣化はしますがすべての経験が+1します。
414 :
森崎名無しさん
:2010/05/24(月) 21:29:28 ID:???
生きてるボールのお役目→
クラブ7
生きてるボールの任務→
クラブ10
415 :
森崎名無しさん
:2010/05/24(月) 21:30:11 ID:???
生きてるボールのターン→
クラブ2
生きてるボールのたわむれ→
ハート9
416 :
森崎名無しさん
:2010/05/24(月) 21:57:42 ID:???
まさかの超劣化w
ボール君生きろw
417 :
森崎名無しさん
:2010/05/24(月) 22:06:27 ID:???
「このボール君は劣化している。生きられないよ」
418 :
森崎名無しさん
:2010/05/24(月) 22:46:17 ID:???
ドロッセルマイヤーは世界を守るためにえりるとシュガーを消滅させた
以前『頁を加える』を選択すれば『初美』が世界に紛れ込んだと言っていましたが
この場合も世界を守ることになったのでしょうか?
それにしてもシュガーが不憫すぎる…
419 :
小田ジュニアの野望
:2010/05/24(月) 22:58:03 ID:rkFkkPEM
>416
まさか3/4でクラブとは…さすがジュニアのボール君です。でも、死に技能を選ばなかったところも
さすが役に立つボール君です。
>>417
ひ、ひどい…
>>418
もちろんその通りです。初美が介入されるという事は、そのすぐ後に彼女らも介入してくるという事です。
これ以上はものすごいネタバレなので御容赦を。
シュガーは…どうにかして助けてやりたいのですが…一応シュガーが世界に入ったことでルリタニアに
とある街が出来ました。そこにいけばもしかしたら…でも正直一週間しか滞在期間がないので
可能性は絶望的です…
生きてるボールのお役目→クラブ7
生きてるボールの任務→クラブ10
生きてるボールのターン→クラブ2
生きてるボールのたわむれ→ハート9
7.ブロック、10.花のワルツ、2.ドリブル、9.小田急ドリブルがそれぞれ経験値+1されました。
ドリブル 13 経験値7(NEXT8)
ブロック 13 経験値4(NEXT7)
小田急ドリブル(急行) 経験値1(NEXT7)ドリブル時、カードがスペードの時+3修正されます。
花のワルツ 経験値1(NEXT5)ドリブル時、カードがハートの時+3修正されます。
となりました。
生きてるボールの劣化値が(現在13/15)となりました。
420 :
小田ジュニアの野望
:2010/05/24(月) 22:59:28 ID:rkFkkPEM
8月 クラブ活動ターン
通常の部活動がそうであるように、夏休みといえどクラブ活動が中止になるということはない。
その日、ジュニアは心機一転音楽室の扉を開ける。
どれみ「あ、よかったぁ、小田君来たんだ」
開口一番うれしそうに駆け寄るどれみ。
はづき「どれみちゃんたら猛くんを呼びに行かないか?って話してたのよ」
あいこ「そそ、いかんでよかったな。いらんおせっかいするとこやった。」
ももこ「SOSO。小田君がんばる!みんないってたよ」
おじゃ魔女5人のうちの4人はジュニアが来た事を大歓迎してくれ、早速いわんばかりに練習を…
おんぷ「ちょっと待って。」
しかしたった一人、彼を野に放した瀬川おんぷだけが異を唱える。
421 :
小田ジュニアの野望
:2010/05/24(月) 23:00:28 ID:rkFkkPEM
おんぷ「ここに来たのはいいわ。音楽にまつわる勉強でも、身だしなみの整えなんかもするのもいい。
でも、本当に音楽をしてていてもいいの?貴方は…」
おんぷは真剣に…見ようによっては親の仇のように厳しい視線を投げかける。
どれみ「わわわ、おんぷちゃん!それは秘密…って、わ〜!わたし何もいってないいってない!」
まるで何かを隠すように慌てふためくどれみとそれを心配そうに眺めるはづき。
小「???よくはわからないが…俺の答えはこれだ」
ジュニアは白銀に輝く銀の楽器を手に取ると先月何度も行った特訓の成果を見せ始める。
♪♪♪♪♪♪
♪♪♪♪♪
♪♪♪♪
♪♪♪
♪♪
♪
422 :
小田ジュニアの野望
:2010/05/24(月) 23:02:06 ID:rkFkkPEM
それは先月のそれとは明らかに異なるジュニアの楽器。まるで軽やかに踊るように…そして
楽しそうに音が鳴り響く。それはシュガーとの訓練により得た音楽を楽しむという心。
技巧はまだ身についていなかったが、音符を追いかけるだけだった指使いはその本来の動きをし、
誰かに聞かせるために、なにより自身が楽しむための音楽はもう誰にも音楽のシロウトだと
いわせることのできない一段階駆け上がった音楽だった。
ぱちぱちぱち…
一番最初に拍手をしたのははづきだった。そしてそれに続くようにあいこや西澤先生、6年の部長や
どれみが…そして、今までジュニアを否定していた(とジュニアは思っている)おんぷまでも
そっぽを向きながら拍手をする。
どれみ「すごいよ!すごすぎるよ!たった一ヶ月でここまで音楽が上手になるなんて!こりゃ
私もうかうかしてられないよ!」
本来はそれでも尚、どれみの方が音楽は圧倒的に巧い。それでも成長率という意味では間違いなく
今月最も成長したのはジュニアであり、それは誰も異論づけることはできない。
423 :
小田ジュニアの野望
:2010/05/24(月) 23:03:08 ID:rkFkkPEM
小(へ!やったぜ!俺だってその気になればこれくらい!)
得意満面の笑みであたりを見回すジュニア。
西澤先生「わ、私。感動しすぎてもう泣いちゃうんだから!」
そういいながらハンカチを噛み何とか涙を抑えようとするまだ若い新人先生西澤。それを慰めているのが
まだ6年の部長であるところがなんともこの音楽クラブの力関係をあらわしているようで面白い。
おんぷ「はあ…認めるわ。確かに、まさか私が手助けしないのに今月の課題にと考えていた『楽しむ心』
だけでなく、来月の課題にと考えていた『楽しませる心』まで取得するなんて…」
認めざるを得ないとかぶりをふるアイドル瀬川おんぷ。
小「そ、それじゃ。」
これからも練習を手伝ってくれるのかと期待するジュニアに、
おんぷ「………今日の夕方付き合ってもらっていい?」
意外な言葉が返ってくる。
424 :
小田ジュニアの野望
:2010/05/24(月) 23:04:30 ID:rkFkkPEM
小「い、いや。俺は明日から爺さんの家にプチ留学…」
おんぷ「大丈夫。時間は取らせないわ」
有無を言わせないおんぷの迫力に負けたジュニアは頷かざるをえなかった。
ぴこーん!
どれみ、あいこ、はづきの友好値が上がりにくい状況が解除されました。
本来の課題を大きく超えた成果をだしたのでももこの友好値が+1されました。現在友好値9
おんぷの友好値は…ここではかわりません。
〜〜〜
そして夕暮れ。ジュニアはおんぷに誘われて一軒の教会へとたどり着く。そこは丁度去年の今頃
どれみたちときもだめしをしたときにいった山内寺の隣、『さとうなつみ』が住んでいる教会だった。
小「こんなところで…なんのようだ?」
ジュニアはやや気まずい雰囲気の中、重苦しい空気を払拭するように話しかける。
おんぷ「………」
無言で教会の中に入るおんぷ。どうやら話しはそこでするらしい。
425 :
小田ジュニアの野望
:2010/05/24(月) 23:06:04 ID:rkFkkPEM
大きなステンドガラスと、教壇、それに荘厳さを思い浮かばせるパイプオルガンと、圧倒される空気に
雰囲気が変わる。特に夕暮れの赤に染まった色付きガラスに映る光はこの世のものとは思えず、
もしジュニアが霊魂であったのならばこの雰囲気だけで浄化されてしまいそうだった。
佐藤なつみ「いらっしゃい。待ってたわ」
教会の大きな扉がガチンと荘厳な音と共に閉まる。そしてその真正面には去年あったことのある佐藤なつみ。
ボブカットの眼鏡っ子で可愛いとはいえないが、何故だかこの雰囲気にはぴったりと合い、流石は
神父の娘だと変な感心をする。
なつみ「それじゃ、小田君はあちらへどうぞ」
そういいながら指し示すのは懺悔室。いわゆる罪を犯した人物が助けを得るために入るのが一般的なのだが…
小「俺は別に懺悔する事なんて…」
なつみ「大丈夫よ。懺悔室というのは懺悔するためだけの部屋じゃないのよ。夢と現、俗世と切り離された
神域。ここなら嘘はつけない。だから小田君の本当を教えてもらうわ」
まるで全てを知っているかのように言葉を紡ぐなつみ。まるでそれには言霊が宿っているようで
ジュニアは反論する前に懺悔室へと入ってしまう。
426 :
小田ジュニアの野望
:2010/05/24(月) 23:07:23 ID:rkFkkPEM
小(…そういえばこことドラコの神社はすぐそばなんだよな…もしかして…知っているのか?)
ジュニアには秘密が多い。だからこそ懺悔室という言葉に弱いのかもしれない。しかし、今更抗う事など
出来るはずもなく、ジュニアは懺悔室の中の扉を閉める。
〜〜〜
そこは2畳にも満たない狭い部屋…それに小さな椅子とその目の前には恐らく言葉のみを行き来するための
目隠しされた穴が開いていた。
小(………)
どうしてこうなったのだろう?ジュニアはこの異常な雰囲気に包まれながらも何とか自らの考えを
纏めようと四苦八苦する。しかし、ただフルートを上手に吹いただけで何故ここに連れられないと
いけないのか…理由が全くわからない。
???「いいかしら?」
それは突然聞こえる声。『おんぷの声』ようでもあり『なつみの声』のようでも…否、そのどちらでも
ないようでもあった。
小「………」
427 :
小田ジュニアの野望
:2010/05/24(月) 23:08:26 ID:rkFkkPEM
???「時間がないという話だから単刀直入に聞くわ。貴方の本当の望みは何?貴方には今なすべきことが
あるのでしょう?」
それは女の声のようでもあり、男の子供の声のようでもあった。
小「…どういう意味だ?」
ここは簡単に答えるべきでないと質問に質問で返す。
???「貴方は知っているのでしょう?今この世界がどういう状況にあるのか?そしてそのためには
何をしなくてはいけないのか?」
小「………」
???「沈黙は是と受け取るわ。そしてもう一度質問。貴方は何故そこまでして音楽の練習をしてきたの?
貴方は何を知っていて何を求めているの?」
428 :
小田ジュニアの野望
:2010/05/24(月) 23:09:33 ID:rkFkkPEM
なんと答えますか?
A.沈黙。
B.ただ音楽が好きだからだと答える。
C.音楽クラブ員としての義務だと答える。
D.おんぷに見放されたから見返してやろうと思った。と答える。
E.そんなのは俺の自由だ。と答える。
F.そういうお前こそ何を知っているんだ!もう一度質問を質問で返す。
G.この世界を守る前に俺は俺の世界を守りたいからだ。と答える。
H.音楽クラブ員は力を持っている。だから力を借りるために近づいた。という。
I.その他
実はものすごい重要選択肢です。なので今回はID表示で『3』票入ったものを選択します。
※但し01:00までに3票集まらなければ多数決。一票もなければ沈黙を選びます。
429 :
森崎名無しさん
:2010/05/24(月) 23:13:03 ID:GQylhNJU
G
430 :
森崎名無しさん
:2010/05/24(月) 23:13:41 ID:0h7TDMww
G
参加者としての本音は「H」なんだけどね・・w
「B」も考えたけど、「G」はそうした「音楽が好き」ということも含め、
自分自身としての生活を続けること=自分の生活を守ること、と解釈しました。
431 :
森崎名無しさん
:2010/05/24(月) 23:24:39 ID:rjC3rnRo
I 世界を守る…それが重要なことなのは分かっている。だけど、おんぷ達の事も無視したくない。
Gよりも対象を絞ってみる。
432 :
森崎名無しさん
:2010/05/24(月) 23:36:36 ID:xr3rmdmA
G
433 :
森崎名無しさん
:2010/05/24(月) 23:47:31 ID:???
??「自分の世界を守れずして、何が世界を守るだ!」
434 :
430
:2010/05/25(火) 00:08:39 ID:???
>>433
うん、俺の言いたかったのはそれ。まずは身近でしょ、そこから世界へ広がるものでしょ、と。
435 :
森崎名無しさん
:2010/05/25(火) 00:19:25 ID:???
>>434
Jr「世界守る、なんて格好いい事は言わない!
俺は…俺の手の届く範囲の、俺の世界を守る防人となる!」
(例の変身音)
436 :
小田ジュニアの野望
:2010/05/25(火) 01:39:24 ID:EjW5hKVM
>>430
はい。その解釈でほぼ間違ってないと思います。
>>430
そうですね。ただ守るものをより限定してしまうと…
>>433
それだけカッコいい台詞、ジュニアが吐けるれば本当に主人公ですね。
>>434
そうですね。人が抱えられるものなんてたかが知れています。でも、みんなが抱えれば…
>>435
ラインライダー滝さんのところからいっぱい助っ人がきそうで怖いですw
437 :
小田ジュニアの野望
:2010/05/25(火) 01:40:30 ID:EjW5hKVM
G.この世界を守る前に俺は俺の世界を守りたいからだ。と答える。
ほんの僅かな時間の空白。それは恐らく10秒にも満たない普段であれば一瞬とも思えるほど短い時間。
しかしその僅かな逡巡に空気は凍りつき、世界は静止する。
小「…確かにこの世界は破滅へと向かっている。それも加速度的に。俺はこの声の主がどこまで知っていて
どんな答えを求めているのかは知らない。でも俺の答えは一つだ。俺はこの世界を守る。でもその前に
俺は俺の世界を守りたい。それが俺の本心だ」
???「………その結果悲しむ人が生まれても?守るという事の本当の意味を履き違えている
可能性を常に孕んでいるとしても?」
小「例えそうだとしても…それは俺の罪だ。どんな事をしてもその罪は償い罰は受ける。でも、
決して誰かを悲しませたりはしない。俺はもう誰にも悲しんで欲しくない。だから俺は俺の両手で
抱えられる人間を守る。…そしてそれがきっと世界を守ることにつながるのだと…今はそう思う。」
438 :
小田ジュニアの野望
:2010/05/25(火) 01:41:36 ID:EjW5hKVM
???「わかりました。その言葉を聴いてしまったら、私から貴方に何か言える事は無い。
貴方は何を守れば世界を守れるかを知っている。でも何かを守ることは難しい事よ。それは時に
弱点にも欠点にもなる。だから忘れないで。貴方が守りたい貴方の世界を貴方と同じように守りたいと
思っている人々がいるということを。そしてその守りたい人の中には貴方も含まれていることを。」
その言葉は今までのように威厳ではなく…いうなれば聖母のような慈愛に包まれていた。
小「お、俺が守られている…?」
???「そう、貴方は正解のカードを引いたわ。確かに貴方の双肩にかけられた重石は重い。でも
それを1人で背負い込もうと思わないで。貴方が守ろうとした貴方自身の世界がきっと助けてくれる」
そして、壁一枚向こうにある気配が消える。結局その正体を知る事は出来なかったが、ジュニアは知る。
恐らく今のジュニアが知らない何かの助力を今、得ることができたのだと。
〜〜〜
439 :
小田ジュニアの野望
:2010/05/25(火) 01:42:43 ID:EjW5hKVM
気配がなくなって数十秒後、ジュニアは入るときはまるで罪人のような気持ちだった扉を開ける。
おんぷ「どうだった?」
なつみ「どうでしたか?」
あけたととたんに2人が笑顔で声をかけてくる。特に今までまともに顔を見せることのなかったおんぷが
営業スマイルではない笑顔でこちらを微笑んできた事には驚愕すら覚える。
小「あれ?…懺悔室って向こう側とこっち側が近いのか?」
今までの会話をしていたのがこの2人のどちらかなのならば、懺悔室の向こう側の扉も近いのかと思うが…
なつみ「いいえ。基本的に神父さん…お父さんの方は逆からでないと入れないわよ」
ごく当たり前のように答えるなつみ。
おんぷ「それはそうよ。何かの拍子で向こう側の人間と顔をあわせたら気まずいでしょ?だから神父側の
扉は基本的に一般信者の人は入れないようになってるのよ」
何故だか答えを知っているおんぷ。
小「それじゃぁ…俺が会話したのは?」
おんぷ「さあ?」
なつみ「私は瀬川さんに懺悔室を貸して欲しいといわれただけなので」
440 :
小田ジュニアの野望
:2010/05/25(火) 01:43:43 ID:EjW5hKVM
2人とも結託してとぼけているのかそれとも本当に正体までは知らないのか、それとも何らかのトリックで
本当は壁向こうにいたのはおんぷやなつみだったのか…ジュニアは知る術はない。しかし、
どちらであれこの2人が何かを知って、そしてジュニアの何かを知っている事に間違いはないのだろう。
小「俺から最後に質問していいか?」
ジュニアは思わず声をかける。
おんぷ「なに?」
小「お前ら…なにものだ?」
なつみ「失礼な。同じ学校の同級生ですよ」
おんぷ「私はアイドルだけどね」
どこまでもとぼけるつもりの2人だった。
ぴこーん!
おんぷの友好値が+2されました。友好値9
佐藤なつみが重要人物として浮上してきました。(友好値7)
平日ターンの自由行動で『教会』が選べるようになりました。
〜〜〜
441 :
小田ジュニアの野望
:2010/05/25(火) 01:44:46 ID:EjW5hKVM
8月1週 イベント!
なんだか色々な肩の荷が下りたジュニアは一週間という長丁場の旅行に出かけることになる。
それはグランパであるクラリス公からの提案による一週間のプチ留学であるのだが、いつの間にか
ママンのクラリスが手配していたようで気がつけば一家揃っての旅行となっていた。
ドラミ「わーい!パスポートパスポート!!」
ゴールデンウィークにクラリス公から貰ったルリタニア公国の戸籍更にそこから養子縁組で
本当の意味での家族になったドラミは自分の写真の載ったパスポートを眺めニコニコしている。
小「よかったなドラミ。一緒に旅行だ!」
セリリに頼んだ強めのイリュージョンをマリーさんから貰った魔素の詰った魔法石をもって持続させる事で
恐らくルリタニア到着までは角と翼としっぽが消えているだろうとの事のドラミ。
帰りのルリタニア空港ではクラリス公の特権で問答無用で通過し、成田ではセリリに迎えに来てもらう手筈だ。
(強がルリタニアの外交官となり外交特権で無理やり通過するという案もあったのだが、結局
その案は強が首を縦に振らなかったらしい)
442 :
小田ジュニアの野望
:2010/05/25(火) 01:46:38 ID:EjW5hKVM
えりる「それでは皆様いってらっしゃいませ!」
ピー助「ぴーーー!ぴぴ!」
お留守番なのはえりるとピー助。その気になれば荷物としてえりるも行く事も可能らしいのだが、
誰もメンテナンス系のスキルを持っていないため下手したら故障の可能性もあり、今回はピー助の
面倒見役となったらしい。
紫乃「ぴーちゃん、いい子にしててね?」
最近特にピー助と仲のよい紫乃。子供の感受性とはものすごいもので完全に意思疎通ができるようだ。
小(それじゃ、春菜姫は本当に来ないんだな?)
そしてもう1人…いや1柱、春菜姫が居残り組みとなる。
春菜姫(うん。神さまにはその場その場のテリトリーがあるの。世界の裏側まで行ったらそれこそ
宗教戦争になるのよ?タダでさえあの辺は神さまがいっぱいいますから)
当然一緒に行くものだと思い込んでいたジュニアは少しだけ悲しく思うのだが、その代わりなのか
シュガーが伝達役として一緒に来るということでなんとか落ち着く。
443 :
小田ジュニアの野望
:2010/05/25(火) 01:47:40 ID:EjW5hKVM
小(ま、一週間だしな。戻ったらすぐに合宿だけどそっちはこれるんだろ?)
春菜姫(う〜ん…多分)
悪戯っぽく笑う春菜姫。
何はともあれたった一週間。されど一週間のルリタニアへの旅はこれから始まるのだ。
…To be continued
444 :
小田ジュニアの野望
:2010/05/25(火) 17:01:56 ID:EjW5hKVM
西の小国ルリタニア。
正式名称、ルリタニア公国の名の通り公爵がその地を統べる所謂、王の存在しない国家である。
人口約5万。公都はクラリスタニア、他にも第二都市ヘクセンブルク、そしてミューレンブルク、
ネルトリンカといった小さな都市が周りを取り囲んでいる。そしてその最大の特徴はそのすべての都市が
囲郭都市であるという事。つまり、今でも半自治の自由都市としての機能を有しており、ルリタニア公国は
一つの国でありながらその実、どこにも所属しない自由都市の連合体であった。
位置はドイツの南方に位置し、公用語もドイツの一地方言語といってもよいレベル。しかし交易都市
ネルトリンカや観光都市ヘクセンブルクの存在により、様々な言葉が飛び交うためほとんどの領民は数ヶ国語
が使えるごった煮状態である。
主な産業は先に書いた通り観光と交易、それに酪農、製造と幅広い。特に観光においてはそれだけで
国の基盤を成り立たせる事が可能であるほど盛んであり、夏の避暑地としてはもちろん、秋は豊穣祭などの
祭りに加え万霊祭や万聖祭といったもの、冬は極寒ではあるが一部でスキースケートなどの
ウインタースポーツも十分可能である。
445 :
小田ジュニアの野望
:2010/05/25(火) 17:02:57 ID:EjW5hKVM
小(とにかく街の特色が強いんだよな。交易に特化した街、芸術に特化した街、観光に特化した街、
製造に特化した街。それぞれがそれぞれの街よりより良くあろうと競い合うから結果的に経済の
発展も小国としては素晴らしいものだし。このパンフは観光をプッシュしてるけど、そりゃ
外国旅行者向けのパンフだからそうなるのは当たり前だしな。個人的には高品質のアイテムが買えると
ラッキーだけど…他にも見所はたくさんだ)
ジュニアは飛行機からドイツに降り立ち、そこから一路ルリタニアへ向かっている。帰りは
ルリタニアからの直行便が既に用意されているらしいが…クラリッサ公は一体何を考えているのだろうか?
紫乃「お兄ちゃんは何年ぶりなの?」
実は紫乃はまだ幼稚園の頃に数度来たことがあるだけでルリタニアの記憶はかなりおぼろげな状態である。
故に1人ではとても怖いのだが今回は家族全員での旅行という事でおめかしした姿で喜びを抑えている。
それでも時折、一等客室の汽車の中で足がバタ足になるのがまた可愛らしいのだが。
小「俺か?俺は…そうだな。確かグランマの葬儀のとき…俺が小学校3年の頃だから2年ぶりかな。
その前になると4年くらい前に帰国してる」
446 :
小田ジュニアの野望
:2010/05/25(火) 17:04:19 ID:EjW5hKVM
ジュニアにとってこちら側の母といってもよいグランマが他界したのが2年前。粛然たるクラリス公
とはいい意味で対比される優しいおばあちゃんだった。故にジュニアは母、クラリスと共に
ルリタニアへと舞い戻ったことがあるのだが…それはまた別の話。
そしてそれより更に4年ほど前からの約2年。ジュニアはこの地で世継ぎの争いの真っ只中にいた。
猛反対した父強から強引に引き剥がされるようにこの地へつれてこられ、所謂英才教育を受けていたのだが…
結局、ジュニアに後継者になれるほどの才能はないと、日本に戻る事を許されたのだった。
小(考えて見れば俺の性格ってあそこで培われたんだよな…ああ、やだやだ。変なことを思い出したぜ!)
今回は家族旅行を兼ねているとはいえあくまでサッカーのプチ留学としてきたのだ。一概に
ジュニアにとって嫌な記憶…というわけでもないのだが折角の旅行でなにも別れ別れだった時の
記憶を思い起こす必要などないだろう。
〜〜〜
447 :
小田ジュニアの野望
:2010/05/25(火) 17:05:23 ID:EjW5hKVM
そして、公都クラリスタニア中央ターミナル。ここから環状線、または網の目のように敷かれた鉄道により
ほぼどの都市へも乗り換えなしで移動できるようになっている。
強「さてっと。それじゃ気合一発いきますか!」
父親が号令をかけるのだが…
どうしますか?
A.家族の後について当然クラリッサ公の屋敷へ。
B.勝手知ったるなんとやら。まずは久しぶりに公都をぶらぶらとしてみる。
C.その他
先に1票入ったものを選択します。
(朝から半日以上かけての移動ですが、時差の関係上まだある程度動き回る時間はあります。
ただし、体内時計が狂っているためいきなり無茶をすることはやめておいた方がいいでしょう)
448 :
森崎名無しさん
:2010/05/25(火) 17:13:56 ID:G/RGqvKY
B
シュガーのためにも、いろいろイベントを起こしてみたい。
449 :
森崎名無しさん
:2010/05/25(火) 17:29:16 ID:???
クラリスタニア…虎に変身して瞬間転移する人がいそうな地名だのう…。
450 :
森崎名無しさん
:2010/05/25(火) 18:01:28 ID:???
この地名から娘の名前を取ったのか、娘の名前から地名を付けた(or改名した)のか……
後者だったら相当な親バカだが
451 :
小田ジュニアの野望
:2010/05/25(火) 18:15:30 ID:EjW5hKVM
>>448
すべての行動を効率よくイベントだけに絞り込んで進めて、尚かつ夏休みの全てをルリタニアで過ごしたと
しても恐らく7割程度しか消化できないイベントの山ですからね。そこから掻き分け掻き分け
シュガーイベントだけをほじくるのは相当な運と勘が必要ですよ。
>>449
というよりルリタニアという国にのなかに更に〜ニアという都市をつけていいものかものすごく悩みましたが
国の成り立ち自体を弄る事で無理やり成立させて見ました。でも某黒騎士が長い航海の果てにたどり着いた
場所とは何の関係もありませんよ。
>>450
その辺はそのうち軽く触れられると思います。それほどたいした理由ではないですけど、ムーミン谷
のムーミンみたいなもの…なのかもしれませんね。
B.勝手知ったるなんとやら。まずは久しぶりに公都をぶらぶらとしてみる
小「俺はちょっとその辺ぶらぶらしてからグランパの屋敷に行くよ」
父親の宣言を無視するように自由行動を決めるジュニア。
452 :
小田ジュニアの野望
:2010/05/25(火) 18:16:51 ID:EjW5hKVM
クラリス「猛。お父様が折角のお迎えを用意してるのに…自由行動は明日からにしたら?」
小「ごめんママ。俺セレモニーやレセプション、夜会とか苦手なんだ。夜遅くなる前には帰るから」
恐らくこのままついていくことになれば客品として何かに巻き込まれることだろうと予測されるため、
ジュニアはあえて1人で気ままに行動する事にする。観光都市ということで治安やモラルのよさは
おりがみつきだという事を知っているジュニアゆえの判断である。
紫乃「お兄ちゃん…いかないの?」
ドラミ「そうだよ!御馳走だよ?」
ちびっ子2人は恐らく今晩の晩餐会に出るであろう豪華な食事を夢みているのか、一緒に行動しない
ジュニアに僅かに不満を漏らす。
小「ごめん。どうもそういうの苦手なんだ。俺には豪華な食事よりもママンやえりるの手料理の方が
好みだしな。」
強「……ほれ、とりあえずこれだけあればタクシーに乗ってこれるだろ。あんまり無茶するなよ?
まだ日があるからといっても、実際には15時間くらい起きているんだから本来は寝る時間なんだからな?」
そういいながらルリタニア紙幣…といっても近年の金融統合によりユーロとなった紙幣を何枚か渡される。
453 :
小田ジュニアの野望
:2010/05/25(火) 18:18:24 ID:EjW5hKVM
小「大丈夫。飛行機で時間調節の仮眠は取ったし」
ジュニアはそれを有り難く受け取ると本来の出口とは逆方向に歩き出すのだった。
ドラミ「あ〜それならドラミも一緒に行く〜!」
強「駄目。ドラミはこの辺の土地勘ないだろ?あいつはなんだかんだで年単位で過ごしてきてるからな。
それに第二の故郷だし何か思うこともあるんだろう」
そういいながらムズがるドラミをひょいっと小脇に抱えリムジンが待つ中央広場へと移動するのだった。
〜〜〜
454 :
小田ジュニアの野望
:2010/05/25(火) 18:19:29 ID:EjW5hKVM
小「ということで歓迎レセプションには出れなくなっちゃったな。姉さまに会えないのはちょっと
アレだけど明日もあさってもあるし、いつかは会えるだろ」
姉さまという今まで聞かなかった単語を並べながらジュニアは4年前とあまり変わっていない通りを
ぶらぶらする。
気ままな1人行動→! card
! cardのスペースを抜いてコピペってください。
ダイヤ 薄暗い裏通りになぞの老婆が占いをしていた。
ハート 花売りのおねえさんが店じまいの用意をしていた。
スペード スリだ!!という声が鳴り響いた。
クラブ 何もない…しかも疲れた…何の成果もないままこの日は終了。
となります。
455 :
森崎名無しさん
:2010/05/25(火) 18:37:21 ID:???
気ままな1人行動→
スペード9
456 :
小田ジュニアの野望
:2010/05/25(火) 18:58:58 ID:EjW5hKVM
気ままな1人行動→スペード9
スペード スリだ!!という声が鳴り響いた。
ジュニアがふらふらと目的もなしにウロウロしていると…どこからか…
???「きゃ〜スリよ〜!!!」
どこからか大きな声が響いてくる。
小「日本語!?…いや、そんなことよりグランパの統治する街でスリなんて!許せるか!!!」
そう思ったジュニアは素早く人ごみを掻き分け、逃走する如何にも悪人顔の男を追いかける!
ジュニア追いかける!→運動値10+俊足2+! card
スリは逃げる!→運動値9(カードの数字)+(地理アドバンテージ2)+! card
お1人さまで! cardの数字を抜きコピペってください。
『ジュニア−スリ』が
≧2 速攻で捕まえる事に成功!
=1 つかまりそうになったスリがバッグを投げ捨てる!
=0 距離がつまらない!そうこうしているうちにスリのアジトまで追い詰める!?
=−1っち!逃げられたか…
≦−2 …あれ?ここは…どこだ?
となります。
ジュニアのカードがクラブAの時誤認逮捕してしまいます。
※=0の場合、スリのカードとジュニアのカードで有利判定を行います。
ダイヤ>ハート>スペード>クラブ
457 :
森崎名無しさん
:2010/05/25(火) 19:02:41 ID:???
ジュニア追いかける!→運動値10+俊足2+
スペード7
スリは逃げる!→運動値9(カードの数字)+(地理アドバンテージ2)+
スペード10
458 :
小田ジュニアの野望
:2010/05/25(火) 19:19:47 ID:EjW5hKVM
ジュニア追いかける!→運動値10+俊足2+スペード7=19
スリは逃げる!→運動値9(カードの数字)+(地理アドバンテージ2)+スペード10=21
≦−2 …あれ?ここは…どこだ?
南葛SCでも俊足と認識されているジュニアは素早く追いかける。…しかし、子供が簡単に捕まえ
られるのならばスリとしてもオマンマ食い上げである。運動能力こそ子供のジュニアに劣るのだが
それでも路地裏や裏道…そしてダウンタウンと入り組んだ迷路のような道を駆けぬけ…
〜〜〜
小(っち!!逃がしたか!!)
数十分の逃走劇。いくら仮眠をしたといっても、絶好調とはいえないジュニアはついにスリの犯人を
取り逃してしまう。
小「しょうがない。かなり疲れたからもう帰るか」
そう呟きながら辺りを見回すと…
小「あれ?随分と中心街から離れたようだな。ここはどこだ?」
囲郭都市ということで最悪の状況というのはありえない。故に完璧に迷うという事もないのだが…
暗い路地裏、まるで人が来ることを拒むような車の通る事のさえ出来ない細い道が様々な方向に
広がっている。
459 :
小田ジュニアの野望
:2010/05/25(火) 19:21:27 ID:EjW5hKVM
小「…せめて見通しがいいところに出れば城の方向はわかるし、最悪タクシーの運ちゃんに頼めば
帰ることが出来るんだろうケド…」
そう思いながら…
ジュニアてんてこ舞い?→! card
お1人さまで! cardの数字を抜きコピペってください。
ダイヤ 「あの、お困りですか?」みすぼらしい少女が声をかけてくる。
ハート 何の問題もなく大通りに出ることが出来た。本日は何事もなく終了。
スペード げ!いつの間にか親父に貰ったタクシー代がなくなってるよ…
クラブ 「ふっふっふ。形勢逆転だな。」悪人顔のスリが仲間を連れて三方を封じる。
となります。
ダイヤの場合はいつものとおり数字が容姿となります
460 :
森崎名無しさん
:2010/05/25(火) 19:24:30 ID:???
ジュニアてんてこ舞い?→
ハート9
461 :
小田ジュニアの野望
:2010/05/25(火) 20:47:09 ID:EjW5hKVM
ジュニアてんてこ舞い?→ハート9
ハート 何の問題もなく大通りに出ることが出来た。本日は何事もなく終了。
小「まぁ最悪適当に歩いても城壁にぶつかるはずだし、そうすればイヤでも大通りに出られるからな」
クラリスタニアの街を良く知るジュニアはこういうときこそ冷静にと行動する。場所がわからないという事で
時間は非常にかかってしまい一般的にいう深夜にまであるきづめになるのだが、城壁沿いを歩いていくと
予測どおり大通りに出る。そしてそのままタクシーに乗り込むと、
特にイベントは起きないままクラリッサ公の宮殿に到着するのだった。
〜〜〜
公都クラリスタニア。
小国ルリタニアの第一の都市でクラリッサ公の宮殿である通称『銀とガラスの宮殿』が置かれている都市である。
既に時間も遅く門も閉められていたのだが、ジュニアはずっと昔そうしていたように裏門へと回る。
462 :
小田ジュニアの野望
:2010/05/25(火) 20:48:13 ID:EjW5hKVM
小(……さて、ロッテは今でもあの部屋にいるのだろうか?)
それは裏門近くの使用人専用の宿舎。最低でも2年前までは一番端の部屋で鍵の管理も行っている
まだ若いメイドさん(当時は見習い)なのだが…
実は彼女とは遠縁であるためジュニアはこのメイドさんと懇意にしており、部屋を抜け出したり
門限を破ってしまったりと様々な理由で宮殿に入れなくなっているときは彼女に頼んでいるのだ。
(実はメイドさん見習いが鍵の管理という重要な役目を担うわけはないのだが…)
とんとん。
小「お〜い。ロッテ、起きてるか〜?」
暗くなっていた小窓に小石をぶつけるジュニア。
ぱちん!
そしてすぐに電気がともり…
???「は〜い〜〜どなたですか〜〜」
なんとも間の伸びた声がかかってくる。
463 :
小田ジュニアの野望
:2010/05/25(火) 20:49:19 ID:EjW5hKVM
小「おれだよ。猛だよ。扉が閉まってるから開けてくれないか?」
ジュニアは聞き覚えのある声に懐かしさを覚えながら声をかける。
???「え〜。猛様は本日はもうお休みになったとおききしましたよ〜〜」
どうやら父か母の計略でジュニアは疲れてすぐに休んでおり、レセプションには参加できないと
言い訳したようだ。
小「いや、でもこの声聞き覚えあるだろ?」
???「………はい。たしか〜に、猛ちゃんですねぇ〜。でもそれなら守衛さんに頼めばいいのではない
ですか〜?」
小「むう…それは流石にカッコつかないだろ。それに守衛に見つかったらグランパに報告されるし…」
???「ふむぅ…確かにその思考パターンは猛ちゃんのようですね〜。少々お待ちを〜」
少々お待ちを…といってゆうに10分。かちゃりという音と共に寝ぼけまなこの女性が顔を出す。
年の頃は17.8だろうか?ナイトキャップにだぶだぶのパジャマ。肩にかかる赤毛に
緩いウェーブのかかっているのは普段みつあみにしているからだろうか?
464 :
小田ジュニアの野望
:2010/05/25(火) 20:50:20 ID:EjW5hKVM
小「…相変わらずの寝起きだな」
ロッテ「そんな事いう子には扉開けませんよ?」
眠くて自分でも何をいっているのかよくわからないのだろう。ロッテは黄金に輝くどう考えても鍵には
向かない素材で出来た鍵をふらふらともっている。
小「ごめん。そして久しぶり。元気してたか?」
ロッテ「元気じゃないですよお。眠いんです〜」
そういいながら無造作に裏口の扉を開けるロッテ。裏手の門とはいえ24時間体制で監視カメラが
動いており、ロッテの動きもジュニアの動きもバレバレなのだが長年の慣例なのか、こういう場合のみ
家主であるクラリッサ公へ報告がいかないことになっている。
〜〜〜
465 :
小田ジュニアの野望
:2010/05/25(火) 20:51:22 ID:EjW5hKVM
ロッテ「それじゃぁ猛ちゃん。さっきいったようにお部屋は昔と同じですから迷わないように
してくださいねぇ〜」
ようやく寝起きの状態から解除されたのか、ロッテは手をひらひらさせながら非常灯しかともっていない
廊下を歩き出す。
小「大丈夫大丈夫。それじゃなロッテ。一週間だけどヨロシク」
そういいながら部屋へと入ったジュニアは天蓋つきのベッドの中でぐっすりと…
むにゅ…
小(むにゅ?)
柔らかい感触に不思議に思ったジュニアは掛け布団をめくってみると、そこには紫乃とドラミが
寄り添うように眠っているのだった。
小(ああ。待っていてくれたのか…悪い事したな。明日からが本番だし、一日くらいはみんなで
遊ぶのも悪くないのかもしれないな…)
そんな事を思いながらベッドの横に置かれたソファーで眠りにつくのだった。
〜〜〜
466 :
小田ジュニアの野望
:2010/05/25(火) 20:52:42 ID:EjW5hKVM
ルリタニア2日目。
その日ジュニアはとても大きな声でおこされる。
???「猛ちゃん!なんてお行儀が悪い!あと2.3歩でベッドなんですからギリギリで横着
しないでくださいませ!」
小(……ん?ここは…あ、そうか。グランパの屋敷に来たんだったな…)
そんな事を思いながら目をしぱしぱさせると目の前にみつあみ赤毛、眼鏡をかけたややそばかすのかかった
女性がジュニアの顔面数センチの所まできていた。
小「おはようロッテ。今何時?」
そう聞きながらいつの間にかかけられていた毛布を引き剥がそうとすると
とてつもなく重い。
小(???)
不思議に思ったジュニアが力ずくで引っぺがすと、そこにはドラミが包まっていた。
467 :
小田ジュニアの野望
:2010/05/25(火) 20:53:58 ID:EjW5hKVM
ロッテ「まあ猛ちゃん。いつの間にかロリコンになっちゃって。クラーラさんに言いつけちゃいますよ?」
小「ちょいとまて、これは妹のドラミだ。グランパから聞いただろ?」
そういいながらドラミを揺り起こすジュニア。
ドラミ「ふにゃ?パパ、おはよう」
そういいながらぺったりとくっつくドラミ。
ロッテ「………これは…やっぱり報告するべき…かな?」
ジュニアの事を良く知るロッテからすればロリコンという事はありえないと承知しているのだが
いたずらっ子のように眼鏡をきらーんと光らせる。
小「だからちょっと待ってくれ。誤解だよ」
寝起きという事で本気か冗談か気づかないジュニアはクラーラ姉さまに報告される事に恐怖を
覚えると必至に弁明する。
468 :
小田ジュニアの野望
:2010/05/25(火) 20:55:12 ID:EjW5hKVM
ロッテ「…ふふふ。冗談ですよ猛ちゃん。ドラミちゃんの事は昨日の夜に紹介してもらいましたから」
あまりに慌てふためくジュニアに満足したのかロッテはそれでは10分以内にドラミちゃんを起こして
朝食に来てくださいね。
そういい残し去っていくのだった。
〜〜〜
そしてそれからきっかり10分後。ジュニアは最低限の身だしなみを整えるといくつもの椅子が並んでいる
大テーブル…その一番端に座る。
小「おはようございます。お爺様。」
一番の上座にはクラリッサ公。以前のような威厳は僅かに衰えているが、それでもその身に纏う威風は
変わらず、思わず背筋が伸びる。
クラリッサ公「うむ。おはよう。長旅ご苦労だったね。で、持病の膝頭ムズムズ病は治ったかね?」
小「は?…あ、はい!もちろんです。昨日は晩餐会に参加できずに申し訳ありません」
ジュニアは恐らく強がついたのであろう、でまかせの持病を肯定すると早速運ばれた食事に
口をつける。
469 :
小田ジュニアの野望
:2010/05/25(火) 20:56:40 ID:EjW5hKVM
クラリッサ公「さて、わしは公務があるでな。早速じゃが今日はどうする?既にコーチは
雇っておるのだが…」
それは一番初めの約束。つまりはプチ留学の本来の目的であるサッカー訓練のコーチの事を
いっているらしい。
どうしますか?
A.今日はサッカーの特訓だ!
B.今日はまだ体調がすぐれないのでやすませてください。
C.その他
先に1票入ったものを選択します。
470 :
森崎名無しさん
:2010/05/25(火) 20:57:28 ID:???
A
471 :
小田ジュニアの野望
:2010/05/25(火) 21:09:30 ID:EjW5hKVM
A.今日はサッカーの特訓だ!
小「それでは早速ですが今日から特訓をお願いします」
食事中ということでナプキンで口元を綺麗にし、そう答える。
と、そこに一緒に朝食をとっていたドラミが
ドラミ「お爺様。よろしければ私もお兄様の特訓にお付き合いしてもよろしいでしょうか?」
ティルとの特訓でついに礼儀作法に関しては完璧になったドラミはその潜在能力に潜ませる
威風を撒きながら有無を言わせない雰囲気を作る。といっても歴戦の魔物といってもよい
グランパには涼風のだったようだが。
小「ああ。それならよろしければドラミだけでなく、紫乃にもお願いしたいのですが」
ドラミの意外な言葉に渡りに船とジュニアは更に言葉を乗せる。
クラリッサ公「ふむ…紫乃には別のレッスンを考えておったのだが…そうだな。丁度コーチも
3人呼んでおったのだ。よかろう、許す」
472 :
小田ジュニアの野望
:2010/05/25(火) 21:10:32 ID:EjW5hKVM
威厳のある…そして老獪な声でジュニアのおじいさんは答える。
小「三人?それはだれですか?」
クラリッサ公「そう急かすな。たしか…
浦辺
と
ロリ・コンナンデス
、それに
サトルステギ
じゃったかの」
小「そ、そんな人を!?」
意外な言葉に思わず目をみはるジュニア。
473 :
森崎名無しさん
:2010/05/25(火) 21:11:39 ID:???
紫乃にげてー!
474 :
小田ジュニアの野望
:2010/05/25(火) 21:14:05 ID:EjW5hKVM
誰からのコーチを受けますか?
A.浦辺
B.ロリ・コンナンデス
C.サトルステギ
先に1票入ったものを選択します。
※ジュニアが選択しなかった人物は、紫乃、もしくはドラミが訓練を受ける事になります。
つまりロリ・コンナンデスは大変危険です。
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