キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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レス数が950を超えています。1000を超えると表示できなくなるよ。
【敗北と】小田Jr.の野望13【再生】

1 :小田ジュニア ◆P6f1cIsEKQ :2010/05/19(水) 15:59:29 ID:bcJSLERU
これは『キャプテン森崎』のスピンアウト作品。
中学時代全国制覇した偉大(?)な父小田強の跡を継ぐ小田猛(小5)となって
全国制覇を目指す物語です。
基本的にロムってる方の投票やカードの引きによって物語は進行します。
また基本的には『現代』ですが厳密に計算すると色々とおかしいところが発生しますので
時代考証は無用でお願いします。

ここまでのあらすじ
小田猛少年もついに5年生。そして大本命の大会である全日本小学生サッカー大会が開催されました。
難なく突破できると思われた地区予選でしたが、地区大会決勝、今まで雌伏のときを過ごしていた
クラブチームNIKEがついに牙をむきます。激闘につぐ激闘、延長後半戦のこり0分で
ついにクラブチームNIKEの最強大技が火を吹き、まさかの予選敗退を喫してしまいました。
これにより南葛市小学サッカー界のパワーバランスは一気に崩れ、月星美津乃主導による再編計画が
持ち上がります。外の敵、内の敵、それにジュニアの知るところ以外での敵。
ジュニアはこれらの中から何を選ぶのか…決断の時はもうすぐそこまできているのかもしれません。

現在
決勝戦での敗北も癒えない7月初週。ジュニアはおじゃ魔女の1人である瀬川おんぷに『クラブ活動を
している場合じゃない』と考えている事を見抜かれてしまいます。そして、何が一番重要であるかを
改めて考えさせるつもりなのか、友情を犠牲にクラブ活動の足かせから解き放ってくれました。
しかし、ジュニアの本心はどこにあるのか…
ジュニアの小さく、そして大きな決断の時は続きます。

501 :森崎名無しさん:2010/05/25(火) 23:36:43 ID:???
>>498
補正も無くて、なんかコーチを一流選手にした意味が無いような…
サブキャラの特訓だからですかね

502 :小田ジュニアの野望:2010/05/25(火) 23:53:42 ID:EjW5hKVM
>>501
ああ、横着してすみません。表現上はいつもと変わりませんが内部パラメータの数字は結構違います。
具体的には紫乃はシュート特化という事もありますがジュニアとの特訓で20だした時と
ほぼ同等の伸びをしています。


紫乃の特訓→クラブ2
サトルステギの感性→ダイヤ4

ドラミ危険を感じる→スペード7
手がワキワキロリコンデス→ダイヤ3


紫乃の合計値6
4〜7 やらないよりマシ…

ドラミの合計値10
8〜12 ふつう… ある程度の能力がつく。


503 :小田ジュニアの野望:2010/05/25(火) 23:55:25 ID:EjW5hKVM
ジュニア達が素晴らしい成果を上げていく一方、紫乃とドラミはあまり効果を上げる事は出来なかった。

まず紫乃のほうだが、これはある意味当然といえる。もともと紫乃がサッカーを始めた理由は
猛やドラミ、それに兄には秘密だが強と楽しく過ごすためである。もちろん、サッカーそのものも
大好きなのだが。しかし、あくまで遊びの延長線上の好き、であって、家族の誰もいない中
いきなり特訓といわれても本来の能力を出すことすらままならず、紫乃は悲しそうな顔で
サトルステギのシュートの真似をするだけだった。

そして、逆の意味で危険なのがドラミとロリコンナンデス。もちろんこのコーチとして呼ばれた男、
ジノ・ヘルナンデスとは一切関係ない人物であるのだが、その能力はほぼ拮抗している。
そして性格も比較的近いのだが、最大の差異として…彼はロリコンだった。

ロリ「へっへっへ。嬢ちゃん俺を抜けるかい!?」

いかにもなスケベ顔でじりじりとにじり寄るロリ。


504 :小田ジュニアの野望:2010/05/25(火) 23:56:50 ID:EjW5hKVM
ドラミ「が、がおーー!」

普段は微塵も見せない獣性で対抗するドラミ。この二人の戦いは熾烈だった。
ボールではなく、ドラミのおしりを狙うロリ。それをボールをぶつけたり、滑空で逃げるドラミ。
最後にはドラミが禁断のファイヤブレスまで吐いてしまい、真っ黒こげなロリコンナンデスが
生まれましたとさ。でめたしでめたし。

ドラミ「やった〜!!かったよ〜〜!」

勝ち鬨を上げるドラミだったが、肝心のサッカー訓練は全然だたという。

ロリコンナンデス「あ、あいるびー…ばっく!」

ぴこーん!
紫乃のシュート経験が僅かに上がりました。
ドラミの競り合い能力が少し上がりました。

〜〜〜

505 :小田ジュニアの野望:2010/05/25(火) 23:57:51 ID:EjW5hKVM
小「………くは〜!こりゃ明日は筋肉痛確実だな」

浦辺(兄)「つ、つかれた…でもよかったのか?俺まで特訓に参加して?」

小「何言ってるんですが、同じSCの一員。それも自分の父親ですよ。当然です!」

浦辺(弟)「でもとーちゃん普段は豆腐屋が忙しいから全然練習に付き合ってくれないんだよね。
小田先輩のお父さんもそうでしょ?」

小「お、俺のところは…浦辺選手のようにプロじゃないからね。多分一緒に練習しても
それほどの効果はないんじゃないかな?」

親と兄がいることで浦辺(弟)にも優しく話すジュニア。


506 :小田ジュニアの野望:2010/05/25(火) 23:59:03 ID:EjW5hKVM
浦辺反次「…ん?知らないのか?小田は確かにプロにはならなかったがそれはすし屋を継ぐためで
運動、サッカー能力なら俺達にも全然負けないなかったぞ?」

小「へ?ま、まっさかぁ!担いだってそんなみえみえの嘘、乗りませんよ」

浦辺反次(なんだ。小田の奴自分のこと話してないのか…といっても俺もあんまりあいつの事は
知らないからな。もしかして事故ったり、怪我をしたのかもな)

一人納得する浦辺反次。

小「でも今日はありがとうございました。お陰で一気に成長しました」

浦辺(兄)「ああ、俺の能力も実はこっそり上がってたりする」

浦辺(弟)「実は兄と同じ!」

夕暮れの中、大の字になる3人と少し考え事をする大人1人だった。

ぴこーん!
浦辺兄弟との友好値が+1されました。
浦辺(兄)友好値7
浦辺(弟)友好値7

〜〜〜〜


507 :小田ジュニアの野望:2010/05/26(水) 00:00:05 ID:mCsz6ozQ
小(もう駄目…何もする気がおきない…)

夕食をもぐもぐ食べ、広い浴場で足を伸ばしてドラミや紫乃、それに強やママンとお風呂に
入った後は泥のように眠るジュニアだった。

ルリタニア 8月1週 3日目

小「ふぁ〜、よく寝た……つつつ…やっぱり筋肉痛が凄いな。今日はグランパの言うとおり
特訓はなしだな。でも時差の関係で6日目には帰宅しないと夏合宿には間に合わないから
特訓はあと1回か…やっぱり1週間だけというのは短いな…」

そんな事を思いながら家では絶対に味わう事の出来ない極上の夢心地から醒めるジュニア。



508 :小田ジュニアの野望:2010/05/26(水) 00:01:24 ID:mCsz6ozQ
小(となると観光になるわけだけど…誰か誘おうかな?)

だれかさそいますか?
A.紫乃を誘う。
B.ドラミを誘う。
C.クラリスを誘う。
D.強を誘う。(難易度激ムズ)
E.ロッテ(メイドさん)を誘う。
F.1人で出かける。
G.どうせだから女の子に変身して出かける。
H.今日は一日勉強しようかな?(8月4週までに訓練しないと経験値が1下がります)
I.この場所ならなんだかかっこよくなれる気がする!(8月3週までに訓練しないと経験値が1下がります)
J.その他

先に『1』票入ったものを選択します。

509 :森崎名無しさん:2010/05/26(水) 00:17:32 ID:???


510 :小田ジュニアの野望:2010/05/26(水) 00:43:15 ID:mCsz6ozQ
F.1人で出かける。

小「折角の家族旅行だけどみんない筋肉痛だろうし、ママンの久しぶりの里帰りに観光につれまわすのも
悪いよな。今日は1人でいくか…」

そう思ったジュニアは1人で出かけることにする。出掛けにメイドさんのロッテに今日は晩餐会が
あるから早めに帰ってくるようにといわれたのだが、予定は未定である。

小(たしか一応パンフレットを持ってきてるんだよな。)

それは様々な国の言葉で書かれたドイツの空港にたどりついたときに手に入れたものであり、
現在のルリタニア情勢を知らないジュニアにとって中々に役立つものだった。

小(え〜と、出かける候補として…全てのものが高い水準で集まっているここ、クラリスタニア。
それに第二都市のヘクセンブルクは別名『魔女の街』と呼ばれる観光の街。ルリタニアの最南部に
あるだけあってローマ水道などの観光名所が多いらしい。次はミューレンブルク。芸術の町
として有名で結構有名なピアニストや色々な奏者を輩出しているらしい。そして交易都市
ネルトリンカ。様々な国と交易しているからこの地にくればヨーロッパ圏内のほとんどのアイテムを
調達できるらしい。珍しいアイテムもあるらしいからマリーさんに渡せば喜んでくれるものだって
多いだろうな。因みに製造工房や、バレエを初めとする芸術にも意外と強いらしい。
その他に気になるところといえば『妖精の森』。その名の通り、妖精や不思議なものを見ることが
多い不思議な場所らしい。といっても、観光スポットの一つだから危ないという事はなさそうだけど。
あとは…囲郭都市の周辺にある遺跡とか牧場とかだな。)

511 :小田ジュニアの野望:2010/05/26(水) 00:44:23 ID:mCsz6ozQ
もしこの地に詳しいメイドのロッテやクラリスを連れ出せばもう少し詳しい事を知る事が出来たであろうが
今のジュニアの記憶とこのパンフレットではこの程度しか理解できなかった。

どこにいこう?
A.まずは公都クラリスタニアをぶらぶらしよう。
B.とりあえず観光しようかな?魔女の住む町というのも気になるし。ヘクセンブルクへ。
C.フルートの事が何かわかるかもしれない。芸術の町ミューレンブルクへ!
D.まずはお買い物だと決まってる!交易の街、ネルトリンカへ!
E.妖精の森…俺の目なら何かわかるかもしれないな…
F.囲郭都市の周辺にある牧場にいってみよう!
G.囲郭都市の周辺にある遺跡にいってみよう!

先に『1』票入ったものを選択します。

512 :森崎名無しさん:2010/05/26(水) 00:46:05 ID:lilR7TKg


Jrといえばファンタジー。

513 :南葛vs幻想 ◆W.No10nvrU :2010/05/26(水) 00:48:15 ID:???
妖精と言えばエルフと聞いて走ってきました

514 :森崎名無しさん:2010/05/26(水) 00:59:03 ID:???
妖精といえばドワーフやホビット派はおらんのか!

515 :小田ジュニアの野望:2010/05/26(水) 01:18:51 ID:mCsz6ozQ
>>512
なんだかもう引き返せないところまでファンタジーにまみれてきましたね。はじめはエッセンス程度
だったのに…

>>513
最近のエルフは華奢だけど巨乳という最近の風潮に許せない中の人です!
ディードリットこそ至高なのです!!

>>515
中の人はホビット派というよりハーフリング派です。いやトールキンは大好きですし、今回のイベントも
少しだけケルトの伝承が絡んでますが。ドワーフは…ラリホー!なら好きなんですけどね。


E.妖精の森…俺の目なら何かわかるかもしれないな…

小(ふむぅ…あんまりお金もないし…ここは妖精の森にでもいこうかな?)

なんとなくそう思いながら汽車に乗る。ここルリタニア内の汽車ならいくら乗っても無料になる
フリーパスを前もってグランパから貰っていたので気楽な移動である。


516 :小田ジュニアの野望:2010/05/26(水) 01:20:00 ID:mCsz6ozQ
ルリタニアは小国の名の通り、大きさ自体は日本の平均的な県の大きさとほぼ同等である。
故に、汽車による移動も30分もかからずに到着しする。

〜〜〜

小「へぇ…ここが妖精の森か…別に迷いの魔法とかはかかってないんだな」

そんな事を思いながら駅舎から出ようとすると…

ティル(あの…よろしければ私を出してもらえないでしょうか?)

普段はなるべくジュニアの思考のノイズにならないようにと声をかけることのないティル・ニー・ノグ
が声をかける。

小「…別にいいけど、どうしてまた?」

ティル「ここは懐かしい匂いがします。もしかしたら常若の国に続く道が空いているのかもしれません」

小「それは危険なのか?」

ティル「……それは判断しかねます。妖精たちがいたずらで開けた穴ならば埋めた方がいいでしょうし、
もし、マスターが望むのならばその妖精の国へいけるかもしれません。ただそうなると帰れる保障は
ありませんが…」

517 :小田ジュニアの野望:2010/05/26(水) 01:22:00 ID:mCsz6ozQ
小「つまり危険なんだな?」

ティル「…はい」

どうしますか?
A.ティルを召還し、妖精の穴を探す。
B.ティルを召還するが、妖精の穴は探さない。
C.ティルを召還しないが、妖精の穴は探す。
D.今回はあくまで観光。ティルは召還しないし、妖精の穴も探さない。

今回は重要選択肢なので先にID表示で2票入ったものを選択します。
※妖精の穴であり妖精の輪ではありません。

518 :森崎名無しさん:2010/05/26(水) 01:28:27 ID:wpPrn0no


519 :森崎名無しさん:2010/05/26(水) 05:16:21 ID:2NFcMaZw


520 :小田ジュニアの野望:2010/05/26(水) 12:50:22 ID:mCsz6ozQ
A.ティルを召還し、妖精の穴を探す。

小「ま、妖精の国にいくにしても穴を埋めるにしても見つけないと話にならないよな。とりあえず、
我は求めうったえたり!いでよ!ティル・ニー・ノグ!」

そういいながらバッグに括りつけられていた小さな水晶玉に念じる。

ふわ…

するといつもかジュニアが買い与えた純白のワンピースに身を包んだティルがサナギから羽化する
ように現れるのだった。

ティル「ありがとうございます」

小「……そういえばいつも思ってたことなんだけどティルは不思議な木からなら
俺が召還しようと思わなくても姿を現せているよな?」

ティル「はい。そうですね」

小「だったら水晶球からも勝手に出れるんじゃないのか?」

521 :小田ジュニアの野望:2010/05/26(水) 12:51:59 ID:mCsz6ozQ
たいした回答を期待することなくなんとなく訊ねるジュニア。

ティル「…今はまだ無理ですね。私とマスターの心の扉はまだ完全には開かれていませんから」

小「心の扉?」

ティル「あくまでものの例えですが、私が水晶からこちらに来るときは一度マスターの精神世界
を経由します。そして不思議な木とマスターの精神世界は直接つながっているのですが、マスターの
精神世界からこちらに出るときの世界はまだつながってません。なのでマスターが精神力を
消費してこちら側の扉を開けているのです」

小「相変わらず小難しいな。」

ティル「要は、私とマスターの絆がもっと強くなればマスターは自然に心の扉の鍵は私を拒む事が
なくなり、私は召還不要でマスターの水晶球からこちらへ出ることが可能になります」

小「あ、つまりもっと仲良くなればいいんだな?あれ?でも今でも十分親友だと思ってるんだけど?」

ティル「それは契約効果で初めからそうなるように仕組まれてますから。実際は一番初めに
会った時からつかず離れずですよ」

522 :小田ジュニアの野望:2010/05/26(水) 12:53:04 ID:mCsz6ozQ
小「いわれてみれば…たしかに…」

ティル「それに友好値8までは適当に一緒にぶらつくだけで上がりやすくなってますが、それ以降は
ちょっとしたイベント、そして10以降は更にあがる為のエッセンスが必要です。私とマスターは
既に友好値18の状態ですからかなり上がりにくくなってます」

小「そういえば一緒に試合観戦した井沢やジルベルトとは簡単に友好値が上がったけど、ティルや
春菜姫と観戦してもそれだけじゃ友好値上がらなかったもんな。後輩全員と見たときは
別に先頭きって号令していたわけじゃないから後輩達が思い思いにいろんな奴に話しかけて
俺の影響力自体が相当薄まっていたっということか…」

ティル「はい。ですので、月初めのお小遣いでは既に友好値が高い方を選ぶのがかなりお得です。」

小「へぇ。シナリオも残り半分切ってるこの状況で役に立つかは微妙だけどありがとう」

ティル「はい。私を20に上げるときっとサッカーにもきっとお役に立ちますので
一考くださいませ」

小「了解」


523 :小田ジュニアの野望:2010/05/26(水) 12:54:10 ID:mCsz6ozQ
そんな会話をしながらさながら森林浴のように木漏れ日の中をあるく1人と1匹?。
マイナスイオンの影響なのか、一歩一歩歩くたびに悲鳴を上げていた筋肉がほぐれてきたようで
気がつけば痛みを忘れていた。

発見妖精の穴?→運動値10+知力8+(ティルの援護5、ジュニアの瞳5)+! card

! cardの数字を抜きコピペってください。

合計値が
40以上 なんといろんなイベントを通り越していきなり???が登場!
35〜39 穴を発見する前に妖精発見!
30〜34 妖精の穴を見つける。
29以下 見つからない…

となります。

524 :森崎名無しさん:2010/05/26(水) 13:00:47 ID:???
発見妖精の穴?→運動値10+知力8+(ティルの援護5、ジュニアの瞳5)+ ハート5


525 :小田ジュニアの野望:2010/05/26(水) 15:53:58 ID:mCsz6ozQ
発見妖精の穴?→運動値10+知力8+(ティルの援護5、ジュニアの瞳5)+ハート5=33

30〜34 妖精の穴を見つける。

この世界以外のものを見分ける事が出来るジュニアの瞳と、妖精であるティル。この二つの
フェイバリットをもつこの状況で妖精の穴を見つけられないというのがおかしい。
ジュニアは遊歩道から離れた場所に明らかな違和感を感じその場へと向かう。

〜〜〜

小「お〜さすが異界を見分ける瞳!ドロッセルマイヤーから貰った力だというのがむかつくが
こういうときはものすごく役立つな。

あっさりと見つけたそれは、普通に確認するだけならば単なる普通の土の地面だが、ジュニアが
それを意識するとその穴は丁度ジュニアの肩幅くらい。子供1人ならすっぽりと入ってしまう
何かである。

小「で、どうする?確かに穴だな。子供が落ちたら危なさそうだし…埋めるか?」

ティル「そうですね。日本でいう神隠しという言葉と同じ意味の言葉は世界各地にありますが、
恐らくそのいくつかはこれに飲み込まれたのでしょう。近くの街に被害がなかったか聞くのもいいですね。」

526 :小田ジュニアの野望:2010/05/26(水) 15:55:05 ID:mCsz6ozQ
小「この近くの町というと…ミューレンブルクか。たしか芸術の街だから確かに妖精とかと
相性良さそうだな…でもそれなら森の管理人に聞いたほうが早いな。」

どうしますか?
A.妖精の穴に入ってみる。
B.危険だし埋めよう。
C.この森の管理人に神隠しの話題がないか聞いてみよう。
D.ミューレンブルクまで調査しに行くか…
E.ティルならどうする?一応聞いてみる。
F.その他

先に『1』票入ったものを選択します。

527 :森崎名無しさん:2010/05/26(水) 16:15:07 ID:???


528 :小田ジュニアの野望:2010/05/26(水) 16:58:59 ID:mCsz6ozQ
A.妖精の穴に入ってみる。

小「もし誰かが落ちたのならば助けに行けばいいんだし…誰もいないなら誰もいないで問題ないよな」

ティル「…まさか!?」

小「そのとおり!!」

言うが早いかジュニアはティルが止めるまもなくその穴に飛び込む!!

月は無慈悲な夜の女王→! card

! cardの数字を抜きコピペってください。

ダイヤ なんと!!ニーベルンゲンの世界に到着!!
ハート 常若の国、ティル・ナ・ノーグへようこそ!
スペード 夏の夜の夢。森と高原の広がるティルの生れ故郷!
クラブ 目の前には3月うさぎ!?タケシインワンダーランド!!

となります。

529 :森崎名無しさん:2010/05/26(水) 17:05:36 ID:???
月は無慈悲な夜の女王→ ハート4

530 :森崎名無しさん:2010/05/26(水) 17:36:13 ID:???
うーわ、またドンピシャでケルト神話引いたなぁ…。
ちなみにここは神話的にも『時間の流れが違う』と明言されてて、
3年すごしたら300年!(具体的な数字は違うかも)ということがありうるので、
早めに引き上げたほうがいいかもわからんね。

ちなみに、ティル・ナ・ノーグのダーナ(ダナン)神族は
FEの名前の下ネタのひとつなので、WIKIの神族表とか見ると、
某モリブレムスレで見慣れた名前が山ほど出てきたりするw

531 :小田ジュニアの野望:2010/05/26(水) 17:36:27 ID:mCsz6ozQ
ありゃ!?この中で恐らく一番知名度の低いケルト伝承が来てしまった…

ちょっとだけ心配なのでアンケート。

貴方はケルト伝承についてどの程度知ってますか?

A.ダーナ・オシーやらトゥアハ・デ・ダナーンもドンと来い!!
B.ゲイ・ボルクやクラウ・ソラスあとブリューナクとか武器の名前ならわかる。
C.トールキンの指輪物語なら見た!
D.ダンバインの機体名でくらいならいなら知っている。
E.ケルト神話?全然知らない。
F.その他、どの程度知っているかよろしければお書きください。

複数回答可です。
何名様という縛りはありませんが
反応が悪そうなら北欧神話やもう少し関係ないところからも話を持ってきます。

532 :森崎名無しさん:2010/05/26(水) 17:37:55 ID:dCHazSNw
BD

533 :森崎名無しさん:2010/05/26(水) 17:40:05 ID:???
ABCD
フィン・マックールとかクーフーリンとかの話は一通り。

534 :森崎名無しさん:2010/05/26(水) 18:11:18 ID:2NFcMaZw
DE

535 :森崎名無しさん:2010/05/26(水) 18:27:25 ID:???
神話はどいつもこいつチート
昔の人も現代人と変わらず中二病だったのさ
という程度なら知ってる。

536 :森崎名無しさん:2010/05/26(水) 19:57:27 ID:KrUTtG3s
BD
ブリューナク召還!
お前のカードをどんどこ除外してやる!

537 :小田ジュニアの野望:2010/05/26(水) 20:43:33 ID:mCsz6ozQ
皆様ありがとうございます。やはり完全に知っている人は少ないので少し規模を縮小して
イベントをおこします。

>>530
素晴らしい。そこまで知ってるなら変な事が書けないですね。中の人はFEは初代と紋章の謎、
外伝しかした事のないなので、内容は知りませんが武器があんまりな事になってたり
人物相関表がめちゃくちゃなことになっているという話は何度か聞いてます。

>>533
おお、かなり心強いですね。メガテンで一躍有名になったクー・フーリンやタム・リンだけでなく
マックールさんを知っているとはかなりの通です。

>>535
惜しい!!その数少ない例外が常若の国、ティル・ナ・ノーグです。なんせ戦争で負けちゃった
人々が逃げ込んで妖精になった…というのがこの世界の成り立ちですから。
というよりケルトは絶対無敵の剣やら光り輝く剣やら、アイテムはものすごいのですが、実際
神にあたるものがいないので神話ではなく伝承または民話なのですよ。
(だからそこからの派生作品である指輪物語とかあるのに認知度が圧倒的に低いのかもしれません)
神の条件である人の創生や信仰などが全くなく、スパンは長いですが人と変わらずに戦えば死ぬし、
恋愛して子供作って年くって死にます。神さまというより魔法使いとかそっちのほうしっくりきます。
ダーナ神族とか、神と名がつきますが唯一神かも?と思える女神ダヌの子供達という意味なので
彼らに不死性や神秘性はありません。(ま、物語なので例外はたくさんありますがw)
ぶっちゃけダーナ神族は人間の先祖と戦って負けちゃってますからね。人間に敗走してたどり着いたところが
常若の国、ティル・ナ・ノーグなんです。彼らはそこで妖精として暮らしています。

538 :小田ジュニアの野望:2010/05/26(水) 20:45:34 ID:mCsz6ozQ
>>536
遊戯王は本当に懐の大きいゲームですよね。中の人も今回に限らず念のためにネットで確認作業を
することが多いのですが結構な確率でカードの説明に行き当たるので、改めて偉大さを認識できます。


この地についてわからない方は、ダンバインのバンストンウェルからオーラバトラーが無くなった
ような世界だという認識で大きく間違っている事はないと思います。お禿様のライフワークの
一部となっているバンストンウェル物語ですが、その下地になっているのはなんとなくこのティル・ナ・ノーグ
なんじゃないかな?とおもえる設定が結構あるので。
(読んだことはないですが小説版ではオーラバトラーがでないらしいのでもっと近いかも…)


539 :小田ジュニアの野望:2010/05/26(水) 20:47:25 ID:mCsz6ozQ
月は無慈悲な夜の女王→ハート4



ずしゃん!!

ジュニアが妖精の穴に飛び込んだ先…そこは人間界と魔界、それに妖精界のすべての中間に位置する
せめぎあい、揺らぎあう世界であった。

小「……いってぇ…結構落ちたけど…ここはどこだ?」

なんとなく幻想的な雰囲気を持つ木や植物の茂みに丁度落ちたジュニアは周りを見渡す。

ティル「マスター。ここは危険です。出来るだけ早く逃げた方が…」

穴に落ちた瞬間ティルも追いかけてきてくれたのか、現在はジュニアの許しもなく
人間の大きさになっている。

小「残念だったな。もう遅いようだ」

ジュニアの落ちた衝撃があまりにも大きかったのか、その音につられた肉食の獣が目の前に姿を現す。

小「犬…にしては大きいな。アレは…」

ティル「アレは狼ですね。人間界では数の減った彼らですがこの世界では捕食者としての
地位を失っていないようです。気をつけてください、一匹狼という言葉がありますが
彼らは集団で襲ってきますよ!」

540 :小田ジュニアの野望:2010/05/26(水) 20:48:48 ID:mCsz6ozQ
小「つまりこれは斥候というわけか。出来るだけ早く倒して逃げないとな」

そんな事をいっている間にも捕食者は近づいてくる…鈍く光る目の数は4つ。

どうしますか?
A.春菜姫がいないのに戦えるか!!力いっぱい逃げる。
B.誰か助けて〜!木の上によじ登り助けを呼ぶ。
C.俺の力なら狼ぐらい倒してみせる!戦う!
D.スキル目利きで狼のステータスを確認する。
E.あ、そうだ!生きてるボールを囮にすれば絶対ににげられるよな!
F.生きてるボールをサポートに戦おう!

先に1票入ったものをせんたくします。
※E.F.の場合生きてるボールの劣化が進みほぼ確実に壊れます(劣化値13/15)

541 :530=533:2010/05/26(水) 20:58:14 ID:???
ありゃ、意外とケルトって知名度低いのですね。ファンタジーの基本みたいなところがあるのに。
まあ、日本人好みのファンタジーとはちょっと違うし、仕方ないのかな。
ちなみに、フィンの物語は最近とある有名同人小説にデルムッドが出たので知名度上がってるかも?

542 :森崎名無しさん:2010/05/26(水) 21:00:34 ID:wpPrn0no


543 :森崎名無しさん:2010/05/26(水) 21:02:02 ID:???
>>541
和製ファンタジーの基礎ではあるけどそれ自体は良く知られてないんですよ。
SWが人気あるのにD&Dが不人気みたいに…。

544 :小田ジュニアの野望:2010/05/26(水) 21:46:49 ID:mCsz6ozQ
>>541
そうですね、中の人も少し意外です。でも中の人も上の4つの分岐の中で一番疎いのがケルトなので
人のことは言えないかも…。テレビゲームでケルトが題材になったのって天使の詩くらいしか知りませんし…
有名同人誌?…中の人はもうその辺はさっぱりわからないので本気でわかりませんorz

>>543
それをいったらT&Tはどうなる!(ドン!)…という冗談はさておき(涙)
そうですね。ケルトがなければトールキンも指輪物語の執筆をしなかったでしょうし、そうなると
エルフをはじめオークやその他、一般的なロープレ要素はことごとくなくなるのですが…
今のエルフはロードス島のディードが基本形ですし、レンジャーが馳男と訳されたりで今では
逆に意味がわからなくなってる指輪物語ではありますが…

B.誰か助けて〜!木の上によじ登り助けを呼ぶ。

小「なぁ、一応念のために聞くけど…2.3ターン以内で倒せなかったらどうなるんだ?」

ティル「際限なく援軍がやってきて最終的には2.30匹を倒さなければいけないでしょう」

小「ティルって全体攻撃魔法持ってたっけ?」

ティル「残念ですが…。春菜姫様は水流檄という全体攻撃魔法持ってますが…」

小「じゃ、結論は一つだな」

ティル「はい!」


545 :小田ジュニアの野望:2010/05/26(水) 21:48:21 ID:mCsz6ozQ
その言葉を合図にジュニアは手短にある木に登ろうとする。イヌ科の狼ならば自分の身長の倍の距離でも
高さを取ればとりあえずは安心だろう。

ジュニア木登り!→21+! card
狼の追撃!→29+! dice

お1人様で! dice! cardのスペースを抜きコピペってください。

ジュニア−狼が0以上であればノーダメージで切り抜けます。
−1以下であればその数×4のダメージを受けます。
30以上のダメージを食らうと木から落ちます。

546 :森崎名無しさん:2010/05/26(水) 21:53:58 ID:???
ジュニア木登り!→21+ クラブ3
狼の追撃!→29+ 4


547 :森崎名無しさん:2010/05/26(水) 21:54:04 ID:???
ジュニア木登り!→21+ ハート2
狼の追撃!→29+ 1

548 :小田ジュニアの野望:2010/05/26(水) 22:21:11 ID:mCsz6ozQ
ジュニア木登り!→21+ハート2=23
狼の追撃!→29+1=30

23−30=7

7×4=28 28ダメージ!!

本来狼の主な攻撃法はその獰猛な牙であり、足にある爪はネコ科の動物のそれに比べれば取るに足りない
地面を蹴るだけのものである。…いや、そうだと思い込んでいた。

小「このタイミングなら!!」

ギリギリのタイミングで手ごろな枝葉のついている木に飛びつき上へと向かう!

狼「ガウ!!!!」

しかし。狼はその行動を確認するや否や牙ではなく射程の僅かに長いその爪で大きく斜めに薙ぎ払う!!

ぎしゃーん!

猛の一張羅は鮮血に舞い、ずたずたの布切れに変わる。


549 :小田ジュニアの野望:2010/05/26(水) 22:22:13 ID:mCsz6ozQ
小「…っっぐ!!」

ティル「マスター!!!」

いち早くその背中の翅で舞い上がり上から手助けしているティルが叫ぶ!

小「だ、だいじょう…ぶ…いま落ちたら一貫の終わりだ…だい…じょうぶ…」

まるで自分に言い聞かせるように答えるジュニア。背中からは赤い雫がこぼれ、狼はそれに興奮したように
遠吠えを繰り返す。

小(…ってぇ!つ、次レベルが上がったら絶対にペインコントロールを覚えてやる…)

ティルの必至な手助けで第2撃が来る前に何とか射程距離から外れる事に成功する。

小「まずいな…あの遠吠え…完全に仲間を呼んでいる」

ティル「はい。どうしましょう?」

小「ここで叫んだら誰か助けてくれるかな?」

ティル「見たところ小屋や焚き火のや煙突の煙は見えませんし、木こりかマタギ、冒険者が
いることを願いましょう。それで駄目なら。私が浮遊でいけるところまでマスターを連れて行きます」


550 :小田ジュニアの野望:2010/05/26(水) 22:23:28 ID:mCsz6ozQ
小「すまない…おれがいきなり妖精の穴なんかに飛び込んだせいで…」

ティル「それを止められなかった私の落ち度です。マスターは少しでも出血を止めないと…」

小(…そういえば包帯を持っていたな…これ以上の出血はヤバイし…ここで使おうか?)

ずっと以前、去年の運動会の準備期間に保健の先生から貰った包帯があるのを思いだすジュニア。

どうしますか?
A.とにかく助けだ!大声で助けを呼ぶ!
B.よく考えたらティルのフェアリーアローは遠距離魔法だよな。フェアリーアローで追い払う。
C.B+俺の旧式エアガンで援護(弾数のこり僅か。うまくいけばある程度回収できます)
D.それよりまずは包帯で止血。(現在出血状態でターン毎に最大HPの5%ダメージを受けます)
E.ここまできたら根競べ。狼が諦めるまで待つ。
F.その他

先に1票入ったものをせんたくします。

551 :小田ジュニア:2010/05/26(水) 22:25:35 ID:mCsz6ozQ
おっとミスりました。すみません上の文は破棄でお願いします……

552 :森崎名無しさん:2010/05/26(水) 22:30:26 ID:???


553 :小田ジュニアの野望:2010/05/26(水) 23:20:28 ID:mCsz6ozQ
ジュニア木登り!→21+クラブ3=24
狼の追撃!→29+4=33

24−33=9

9×4=36 36ダメージ!!

※30ダメージを超えたので木から落ちます!!!

ジュニアは致命的なミスをする。こういう野生の肉食動物にしてはいけないこと…それは安易に背後を
向けることである。そして、ジュニアが背中を見せ木に登ろうとした瞬間、狼はその圧倒的な瞬発力で
距離を詰める!!!

小「くそ!!でもこのタイミングなら!!」

ギリギリのタイミングで手ごろな枝葉のついている木に飛びつき上へと向かおうとするジュニア!


554 :小田ジュニアの野望:2010/05/26(水) 23:21:32 ID:mCsz6ozQ
狼「GAUUUUR!!!!」

しかし!狼はその行動を確認するや否や射程の短い牙ではなく僅かに長いその爪で大きく斜めに薙ぎ払う!!

ぎしゃーん!

猛の一張羅は鮮血に舞い、ずたずたの布切れに変わる。

小「…っっぐ!!」

ティル「マスター!!!」

いち早くその背中の翅で舞い上がり上から手助けしているティルが悲痛な声で叫ぶ!

小「だ、だいじょう…ぶ…いま落ちたら一貫の終わり…だい……」

まるで自分に言い聞かせるように答えるジュニア。背中からは赤い雫がダクダクとこぼれる!

狼「AOOOOOONNNNNNN!!!」

一匹の狼が遠吠えをし、それは仲間を呼ぶ声に聞こえたのだが…

小(遠吠えが…一つ…!?)

555 :小田ジュニアの野望:2010/05/26(水) 23:23:10 ID:mCsz6ozQ
グオン!!!

2匹いたうちのもう一匹いた狼はなんと射程外のジュニアの背後を幹を蹴った三角とびで
ジュニアに体当たりをし、その瞬間ジュニアの指先にあった木の枝とティルの柔らかな指の感覚が消える!!

小(そんな…ばかな…こ、こんなところで…)

急速な落下の感覚の中に流れるのは走馬灯…自分の住む世界ではないこの未渓の地で一瞬死を覚悟する
ジュニア。

ドサン!!

落ちた衝撃で肺の中の空気がすべて無くなっていったかのように思う。一瞬目の前がブラックアウトするが
意識を失う事は死を意味する。猛はありったけの気合で意識を取り戻すとその眼前には血まみれの爪を
誇らしげに見せ付ける狼と、牙から不潔なよだれをたらしている狼の2匹!

ティル「マスター!!!避けてください!!!」

556 :小田ジュニアの野望:2010/05/26(水) 23:24:21 ID:mCsz6ozQ
その頭上、狼達から死角になる位置で大きく叫ぶジュニアの僕…いやもう1人の保護者!両手には
不思議な文様の描かれたヘキサグラムが展開されている!

ティル フェアリーレイ 魔力18+20+! card
狼1 野生の勘→! card

狼2 ジュニアへの攻撃26+! dice
ジュニア 回避→! dice

上2行下2行のお二人様で! card! diceのスペースを抜きコピペってください。

ティルのフェアリーレイが狼1の野生の勘と数字が一致した場合、狼は回避に成功します。
狼2のダイスとジュニアの回避が一致した場合、ジュニアは回避に成功します。

ジュニア体力 68/104 ガッツ510/570
ティル体力 130/130 ガッツ300/300

狼能力不明

557 :森崎名無しさん:2010/05/26(水) 23:25:15 ID:???
ティル フェアリーレイ 魔力18+20+ ハート10
狼1 野生の勘→ ハート9

558 :森崎名無しさん:2010/05/26(水) 23:35:26 ID:???
狼2 ジュニアへの攻撃26+ 5
ジュニア 回避→ 6

559 :小田ジュニアの野望:2010/05/27(木) 00:12:31 ID:KsMBlP0M
ティル フェアリーレイ 魔力18+20+ハート10=48
狼1 野生の勘→ハート9

狼2 ジュニアへの攻撃26+5
ジュニア 回避→6

ティルのフェアリーレイ
ヒット!!
狼1に48のダメージ!!!

狼2の攻撃!
ヒット!!
31−2/(ジュニア防御力22+服の防御力2)=19
ジュニアは19のダメージ!!!

ティルは大声でジュニアへの意識を逸らせようとするのだが野生の狼は目の前の餌に貪欲であり
構わずに息の根を止めようと気管をその獰猛な牙で押さえ込もうと首の根に牙を突きたてようとする!!

560 :小田ジュニアの野望:2010/05/27(木) 00:13:42 ID:KsMBlP0M
ティル「お退きなさい!!!」

不思議な文様のヘキサグラムから放たれた光の帯がティルから放たれそれは狼のうちの一匹に照射され…

狼1「KYAAN!!」

二匹のうちの一匹を特大ダメージと共にジュニアから引き離す事に成功させるのだが…
もう一匹はそれに怯む事無くジュニアの首筋に牙を突きたて気道に空気が行かないように振り回す!

小「ボ…くぅ…」

既に地面にたたきつけられた衝撃で空気が肺から抜けた状態でのこの狼の行動に対抗する術など限られ、
ギリギリの意識化の中、ジュニアは最後の力を振り絞り自分の体格とほぼ同等な狼から立ち上がろうともがく。

ティル「マスター!!!」

ティルは重力のままに飛び降り無理やりマスターと狼を引き剥がすのだが、その衝撃でジュニアの
首筋から更に鮮血があふれ出る。

561 :小田ジュニアの野望:2010/05/27(木) 00:16:15 ID:KsMBlP0M
小「…た、助かった…」

ジュニアの肺に新鮮な…しかし焼け付くような鉄の匂いのする酸素が入ってくる。もし後一歩遅ければ、
そして、引き剥がし方が不味かったならば首筋の動脈を切られ致命傷となっていただろう。
しかし、今回はかろうじて間に合い…

狼1の反応→! card
狼2の反応→! card

おひとりさまで! cardのスペースを抜きコピペってください。

狼1のカードがダイヤ、ハートで逃げます。
狼2は狼1のカードがダイヤハートの時に尚且つダイヤだった場合逃げます。
また狼1.2のどちらか、もしくは両方がクラブで遠吠えをし仲間を呼びます。

562 :森崎名無しさん:2010/05/27(木) 00:22:41 ID:???
狼1の反応→ ダイヤ2
狼2の反応→ ハートQ
死に賭けでござる

563 :小田ジュニアの野望:2010/05/27(木) 00:46:08 ID:KsMBlP0M
>>562
本当に死に賭けですね。…まだ10歳の少年が何度死地を渡ってるのでしょうか?

狼1の反応→ダイヤ2
狼2の反応→ハートQ

狼1敗走!!

狼2戦意維持!!

ティルのフェアリーレイは渾身の一撃であり体力の半分以上を削られた狼1はその生存本能に
赴くまま暗がりの茂みの中へと身を隠す。しかし完全に逃亡したわけでなく、もしジュニアが
今夜の御馳走になった時には御相伴に預かろうと思っているのだろう。その茂みで体を
休ませているだけのようだ。

そしてもう一匹の狼は斥候の誇りとしてジュニアをこの場にとどめておく必要があり…

狼2「GURRRR…」

威嚇のように喉を鳴らしながらジュニアと、そして危険人物上位においたティルの様子を伺う。

ティル「ふぅ…一匹はどうにか追い払えたようですが……マスター!?」

ジュニアはいきなり大ダメージを受けすぎた事、そして背中の出血と首筋から溢れる血の匂いに
完全に酔っていた。


564 :小田ジュニアの野望:2010/05/27(木) 00:47:26 ID:KsMBlP0M
小「………」

ティル「…どうするべきでしょうか?」

既に斥候の狼と1ターン以上の時間対峙している。恐らくこのターン以内にもう一匹の狼を
倒す事が出来なければ援軍が続々と湧いてくるだろう…

どうしますか?
A.ジュニアを背負ってスキル浮遊飛ぶ!(ガッツ100消費)
B.フェアリーレイで追い払う!(ジュニアもペナ付きで戦闘に加入します)
C.大声で助けを呼ぶ!
D.テンプレにこっそり追加されている新技ファントムで自分と猛の姿を消す(ガッツ80×2)
E.その他

先に1票入ったものを選択します。

ぴこーん!
出血により最大体力の5%を消費しました。(まだギリギリ通常出血判定です)
現在体力44/104 ガッツ510/570
ティル体力 130/130 ガッツ250/300

565 :森崎名無しさん:2010/05/27(木) 01:22:10 ID:???
A

566 :小田ジュニアの野望:2010/05/27(木) 01:34:56 ID:KsMBlP0M
A.ジュニアを背負ってスキル浮遊飛ぶ!(ガッツ100消費)

ティル(…今はとにかく出血を止めなければ…!!)

ジュニアの思考力が極端に低下している今、安易に危険に晒すわけにはいかないと考えたティルは
素早くジュニアを背負い、翅の力ではなく生まれ持った魔法の才能で浮き上がろうとする!

狼2「GYANN!!」

当然今晩のおかずを持っていかれることを良しとしない狼はその素早い跳躍でティルの足に
齧り付こうと今までジュニアの首を絞めていた大口を開ける!!

ティル 浮遊回避!→素早さ32+ジュニアもちペナ−6+! dice
狼2 俺様…お前…まる齧り!→29+! dice

お1人様で! diceのスペースを抜きコピペってください。

ティル−狼が0以上であればノーダメージで切り抜けます。
−1以下であればその数×4のダメージを受けます。

ダメージを20以上受けた場合、狼2はティルの足に噛み付き離そうとしません!

567 :森崎名無しさん:2010/05/27(木) 01:47:27 ID:???
ティル 浮遊回避!→素早さ32+ジュニアもちペナ−6+ 2
狼2 俺様…お前…まる齧り!→29+ 2

568 :小田ジュニアの野望:2010/05/27(木) 03:11:02 ID:KsMBlP0M
ティル 浮遊回避!→素早さ32+ジュニアもちペナ−6+2=28
狼2 俺様…お前…まる齧り!→29+2=31

28−31=3

3×4=12

12ダメージ!!

普段であれば妖精種族その最大の特性の華麗なステップで自然界にも住む狼などに素早さで
後れを取る事などけっしてなかっただろう。しかし、10歳の少年とはいえティルにとっては決して
軽いとはいえないジュニアを抱えての浮遊には限界がある。

避けようとするティルより早く彼女の足首は狼の爪で軽く引き裂かれてしまう。

ティル「っく!」

それでも今は反撃に出る暇などあるはずもない。ティルはそのまま最大速度で浮き上がると
安全地帯と思える木の上にまで移動する。


569 :小田ジュニアの野望:2010/05/27(木) 03:12:03 ID:KsMBlP0M
ティル「せめて春菜姫様がいれば回復魔法を使ってもらうのですが…」

そんな事を思いながら勝手にジュニアのバッグをあさると、包帯を見つけ出しジュニアの一般的な知識を
フル稼働させみようみまねで止血をする。

ぴこーん!
ティルが勝手に包帯を使いました。出血状態が解除されました。

〜〜〜

どれくらい意識を失っていたのだろう。ジュニアはようやく意識を取り戻すとそこには心配そうに
覗き込むティルの姿があった。

小「…どれくらい意識を失っていた?」

ティル「そうですね、多分10分くらいでしょうか?」

マスターであるジュニアの死はティルの死に直結するため…
(といっても本当はティルは不思議な木の加護により生き続ける事は可能なのだが)
珍しく憔悴しているティルが物憂げに答える。

570 :小田ジュニアの野望:2010/05/27(木) 03:13:03 ID:KsMBlP0M
小「……ありがとう。1人じゃ完全に死んでいた。ここじゃ秋津姫の加護もないからな…本当に
走馬灯が流れたよ」

力なく笑うジュニア。多少は痛みにも慣れたとはいえ、たった2発で生きていくための体力の
半分以上をもっていかれたのだ。その衝撃たるや一般人が知るにはあまりにも大きすぎるものである。

小「…ああ、体が震えてるな…痛みでよくわからないけど…寒いのかな…」

自由に動く自分の指先を見るとガタガタと震えているのがわかる。死への恐怖故なのだろうか?

ティル「大丈夫です。随分と血を流してしまいましたから…体の体温が下がってしまっているのです。」

そういうティルをよく見るとジュニアの体を暖めるべく体を密着させていた。

小「なんだか恥ずかしいな。大きいティルの姿でこういうのは…」

恐怖を忘れたいためか、軽口を叩くジュニア。

ティル「何を言っているのです。今は少しでも体を温めないと…ここでは向こうの世界のように
簡単に治療や輸血は受けられないのですよ?」

まるで駄々っ子を戒める母のような口調のティル。このときばかりは完全に立場は逆転している。

571 :小田ジュニアの野望:2010/05/27(木) 03:14:30 ID:KsMBlP0M
小「それで…狼達はどうしたんだ?」

ティル「大丈夫です。射程ギリギリから魔法で一方的に攻撃したので皆逃げていきました。お陰で
私もしばらくまともに動けそうにありませんが。ただ運がいい事にここの世界と空気が合うのか
存在し続けても、それだけで精神力を消費してしまうという事はありません。きっと私に
名づけた名前がよかったのですね。」

軽く笑うその姿は黒目がちな瞳と薄く輝く肌によく似合い、ジュニアは思わずそっぽを向いてしまう。
そうしないと貧血で真っ青になっているはずの自分の顔が真っ赤になっているのではないかと思ってしまうのだ。

ティル「それではどうしましょう?あたりは煙突や焚き火ののろしは見えないようですが…」

どうしますか?
A.地上に降りて話が出来る人を探す。
B.ティルに妖精形態になってもらい近くを探索してもらう。(今日はもう人間形態になれなくなります)
C.大きな声で助けを呼ぶ。
D.その前に薬草を使おう!(体力30回復)
E.魔法のアイテムである祝福のジュースをティルに飲んでもらう(ガッツ150回復)
F.今日はこの場で一泊。(体力を30%回復&ガッツ50%回復)
※探検7つ道具のうちから携帯食を1食消費(のこり3食あります)
G.その他。

先に1票入ったものを選択します。
※DとEは他の選択肢と複合できます。
ヘーベル湖の水はティルに効果ありません。(不思議な木に直接使えば効果あり)

現在体力44/104 ガッツ510/570
ティル体力 118/130 ガッツ30/300

572 :森崎名無しさん:2010/05/27(木) 05:14:29 ID:???


手元の資料を調べたら「ティルナノグは二種類ある」とか書いてあってビックリ。
地中と海の向こうにあるんだそうな。ここはどっちかな?

573 :森崎名無しさん:2010/05/27(木) 05:15:36 ID:cOD/9NlY


しくじったのであらためて

574 :森崎名無しさん:2010/05/27(木) 11:20:10 ID:cTkhrHBI
イザークにある
と別のスレの人が言ってた

D

575 :小田ジュニアの野望:2010/05/27(木) 12:36:56 ID:KsMBlP0M
>>572
一応なかの人は海の向こう説を信じてますが、今回は異説の一つである世界の狭間説を採ってます。
(人間界と魔界と妖精界の緩衝地帯。故にどの世界からも住人が来る可能性もある世界です。
多少ネタバレですがこうする事で多少はとっつきやすくなると思うので…)

>>574
それは聖戦の系譜です(ビシ!!)って、調べるまでディスティニーな銀髪おかっぱしか
思い浮かべられなかった中の人ですが…


D.その前に薬草を使おう!(体力30回復)

小(そういえばマリーさんから薬草をただで貰ったから余ってるんだよな…使うか…)

そう思ったジュニアはティルにバッグの中から薬草を取り出してもらうとマリーさん謹製、
ほうれん草によく似た薬草をばりばりとかじるのだった。

小(マリーさんの薬草は経口タイプだから助かったな。塗り薬なら折角巻いた包帯が
無駄になるところだったぜ…)

そんな事を考えていると体中に力が回復するのがわかる。体内で血が大量に生産され循環され
傷口がふさがるような…そんな感じだった。

ぴこーん!
現在体力74/104 ガッツ510/570
ティル体力 118/130 ガッツ50/300

となりました。


576 :小田ジュニアの野望:2010/05/27(木) 12:38:15 ID:KsMBlP0M
小「はぁ、随分と楽になったな。ありがとうティル」

ティル「いいえ。それよりも結構時間がたってるのでまた狼がやってくるかもしれません。
そろそろ次の行動を考えないと…」

小「そうだな…それじゃ…」

どうしますか?
A.地上に降りて話が出来る人を探す。
B.ティルに妖精形態になってもらい近くを探索してもらう。(今日はもう人間形態になれなくなります)
C.大きな声で助けを呼ぶ。
D.最後の薬草も使っちゃおう!(体力30回復)
E.魔法のアイテムである祝福のジュースをティルに飲んでもらう(ガッツ150回復)
F.今日はこの場で一泊。(体力を30%回復&ガッツ50%回復)
※探検7つ道具のうちから携帯食を1食消費(のこり3食あります)
G.その他。

先に1票入ったものを選択します。
※DとEは他の選択肢と複合できます。

577 :森崎名無しさん:2010/05/27(木) 13:29:30 ID:???
A

578 :小田ジュニアの野望:2010/05/27(木) 13:54:12 ID:KsMBlP0M
A.地上に降りて話が出来る人を探す。

小「狼は去ったんだよな」

少しだけ元気になったジュニアは木の上の大きな枝葉に寄りかかりそんな言葉を呟く。

ティル「はい。ああいった獣は余程腹をすかせていない限り、痛めつけられた存在に纏わりつくことは
ありません。私がいる限りそうかんたんに近づく事はないでしょう。斥候がつかず離れず様子を
見続けてあわよくば…というのはあるかもしれませんが…」

小「…要は隙を見せなきゃ大丈夫なのか…ここにいても仕方ないし、一旦地上?に下りて
探索しようか?」

ティル「はい。それしかないと思います」

そういいながら木の上から下りる2人。

地面はジュニアの血の痕が生々しく残っており、よく自分は生きていたものだと変な感心をする。

ティル「では急ぎましょう。血のにおいを嗅ぎつけたほかの生き物が来るかもしれませんし」


579 :小田ジュニアの野望:2010/05/27(木) 13:56:13 ID:KsMBlP0M
そういいながら何かから守るように警戒し、足を速める。

ジュニア謎の林を探検→! card

おひとりさまで! cardのスペースを抜きコピペってください。

ダイヤ 如何にも旅馴れていそうなフードを被った冒険者風の人物と出会う。
ハート この近くの木こりらしき人物に出会う。
スペード 誰も見つけることは出来なかったが街道にらしき道を見つける。
クラブ またもや敵出現!(数字により強さが変わります低い方が強敵!)

となります。

580 :森崎名無しさん:2010/05/27(木) 13:58:01 ID:???
ジュニア謎の林を探検→ ダイヤ4

ジュニア謎のバヤシを探検

581 :小田ジュニアの野望:2010/05/27(木) 14:41:54 ID:KsMBlP0M
ΩΩΩ<<な、なんだってぇ!!


ジュニア謎の林を探検→ダイヤ4

ダイヤ 如何にも旅馴れていそうなフードを被った冒険者風の人物と出会う。

体がボロボロのジュニアと精神がボロボロのティルがお互いを助け合うように誰かいないと
助けをさがす。もしこの草原とも森ともつかないまばらに木々がおおう世界に、人間に類するものが
いない場合、それは自殺行為のなにものでもないのだが、ティルの言葉によるとここは常若の国。
正邪光闇混濁の世界であり、なにものかに出会うことは決して難しくないという事だ。

そしてそれはやがて現実のものとして目の前に現れる。

???「ん??狼の遠吠えがするから様子を見にきたら…これは子供と…中位妖精?
珍しい組み合わせだな…」

フードを被っており声もくぐもっていてよくはわからないがその物腰からしてただの人間…
というわけではないようだ。

582 :小田ジュニアの野望:2010/05/27(木) 14:43:03 ID:KsMBlP0M
始まりの冒険者→! card

おひとりさまで! cardのスペースを抜きコピペってください。

ダイヤ 眉目秀麗のエルフだった。
ハート がっしりした体形のドワーフだった。
スペード ジュニアと同じ人間だった。
クラブ やけに小さなおじさん…ハーフリング(ホビット)だった。

となります。
※ドワーフ以外でカードが絵札の場合のみ女性となります。
※容姿は別に判定するため絵札だから美人という事はりません。

583 :森崎名無しさん:2010/05/27(木) 14:45:23 ID:???
始まりの冒険者→ ハートJ
スペードはチーフだな、と言ってみる

584 :森崎名無しさん:2010/05/27(木) 14:46:16 ID:???
始まりの冒険者→ ダイヤ9
エルフ!エルフ!

585 :森崎名無しさん:2010/05/27(木) 14:52:49 ID:???
>>584
美人なドワーフさんだよやったね!


イキロ

586 :小田ジュニアの野望:2010/05/27(木) 15:15:03 ID:KsMBlP0M
>>583
プレシャスあるところに俺はいつもいるぞ!!!

>>584
ごく普通にエルフのいる世界ですからぼちぼち移動すればいつかは見れますよ。

>>585
最近のゲームでは比較的ドワーフの女性というのもいますよね。自分が遊んでいた頃はドワーフといったら
男限定の種族だったのですが…
(女性だろうが髭が生えてがっちりしているため見栄えが非常に悪いという話でした)

始まりの冒険者→ハートJ

ハート がっしりした体形のドワーフだった。

その男は不審な目で見られていることに気づいたのか、そのフードを取り少しでも安心させようと
こころみたようだ。

ぱさり…

フードをとった姿はジュニアより拳半分大きいだけなのだが、その見事に蓄えられた髭や
もじゃもじゃの髪の毛、それに鉤鼻は人間のそれに近いものだとしても、あまりにもがっしりした体躯、
一瞬の油断も見逃さないような鋭い目つきは人間にあるものではなく、ジュニアを安心させるには
あまりにも異質だった。

587 :小田ジュニアの野望:2010/05/27(木) 15:16:04 ID:KsMBlP0M
小「………」

???「おっと、いかんいかん。森はやつらのテリトリーだからな。集中を切るのを忘れれていた」

ぱんぱん!と両の頬をたたくと、そこには先ほどと変わらない顔っだが、くりりとしたまなこに
赤ら顔のユニークな顔立ちをしたおじさんに変貌していた。

小「あ、あなたは?」

多少とっつきよくなったその人物になんと声をかければいいのかとジュニアはよくわからずに
とりあえず名前を聞くことにする。

???「お、おれかい?俺はグリーニ。彫金師兼戦士だな。レンティス鉱山のグリーニといった方が
わかりやすいか?」

小「???」

グリーニ「あれ?し、知らない?あのグリーニだぞ?……おかしいな…この辺一体では結構有名人
のつもりなんだが…」

ジュニアの対応が不満なのか頭を捻るひげもじゃの男。

588 :小田ジュニアの野望:2010/05/27(木) 15:18:01 ID:KsMBlP0M
小「あ、ああ、すみません。俺この地に来たの初めてなんで」

ここで気分を害されて踵を返されてはたまらないため、ジュニアは正直に答える。

グリーニ「この地に来たのが初めてでなんで街道から外れたところにいるんだ?いや、それ以前に
お前人間だよな?人間でその身長…やっぱり子供だよなぁ…この妖精のお嬢ちゃんは保護者か?」

考えれば考えるほど疑問の尽きないグリーニと自称する小柄ながらがっしりした男は、ジュニアに対して
質問攻めをする。

どうしますか?
A.ここではない世界から妖精の穴に落ちてきたのだと説明する。
B.いや、気がついたらここにいたのでよくわからないという。
C.とりあえずティルが保護者ではなく自分が主人だという。
D.…すっかり忘れてたけどシュガーはどこ行った?探してみる。
E.おっさんに用はない!街道への道だけを聞いて去る。
F.その他

先に1票入ったものを選択します。

589 :森崎名無しさん:2010/05/27(木) 15:58:52 ID:???
B

590 :小田ジュニアの野望:2010/05/27(木) 16:35:17 ID:KsMBlP0M
B.いや、気がついたらここにいたのでよくわからないという。

小「いや、気がついたらここにいたんだ。何がなんだかさっぱりわからん」

ジュニアは自分から妖精の穴に入って自分で危機を呼び込んだというのを流石にまずかったと
思ったのか、本心を隠してそう答える。

因みに、ジュニアはティルと接触しているためなのか、この地方の言葉についてはなんの問題もなく
意思疎通できるようだった。

グリーニ「……そうか。という事は迷子なんだな。こんなところにいつまでもいると狼やゴブリン
ならまだしも人攫いや夜盗のカモだぞ?どうだ、街道沿いに俺の仲間と馬車がある。次の街までなら
タダで乗せていってやるぞ?」

渡りに船とはこのことだろう。ジュニアは他の選択などないとばかりにうんうんと頷く。


591 :小田ジュニアの野望:2010/05/27(木) 16:36:25 ID:KsMBlP0M
グリーニ(…ま、いっか。隠したいならそれなりのなにかがあるんだろう)

この髭もじゃのドワーフ。実は歴戦の戦士であるためジュニアの嘘など簡単に見抜いたのだが、
所詮は子供。対したこともでもなさそうだし、変なことに首を突っ込んでまた本業の彫金以外の
事に精をださなければいけない状況になるのはごめんとばかりに、嘘を受け入れる。

ティル「…あの…グリーニ様はドワーフなのですよね?」

街道まで歩き、幾人かの仲間の待つ馬車まで到着したところでようやく口を開けるティル。

グリーニ「様なんてたいそうなもんじゃね〜よ。俺の事はグリーニでいい」

なんとなくこっぱずかしそうにする、がっしりした体躯の男はようやく妖精の方の緊張も取れた事に
安堵し、気軽にこたえる。

???「もしくはグリ坊、ぐりちゃんでいいわよ!」

そういいながら馬車で待っていたのはグリーニより更に小さな少年。しかし、その顔は少年というには
あまりに経験を帯びており、ジュニアの目でも人間でない事がわかる。

592 :小田ジュニアの野望:2010/05/27(木) 16:37:45 ID:KsMBlP0M
ティル「では、グリーニ。ここは…常若の国…ですよね?」

おそるおそるとばかりに尋ねるティル。

グリーニ「ん?一々その名でたずねるという事は、お前達は異邦人か風来坊…渡る者なのか?」

この世界では異界からの訪問者というのはそこまで珍しくないのか驚く事無く答える。おそらく
たいした装備もなしにあの森にいる時点で多少のめぼしはつけていたのだろう。

ティル「いいえ。そういうわけではないのですが、ただ念のため確認を取りたかったので」

ジュニアが妖精の穴の事をいわなかった事であまり突っ込んだ質問の出来ないティルは考えあぐねる。

???「まぁまぁ。とにかく!、今から行くところは西の自治都市領の中でも中々に大きい交易都市だから
そこにいけば大丈夫よ。ぐりちゃんが助けたって事は悪い子じゃなさそうだし、宿の手配くらいは…
って、貴方達、お金はもってるよわよね?」

先ほどからこちらに興味津々の小さなおっさん…いや口調からして実は女の子かもしれない人物は
色々と世話をする気マンマンだ。

593 :小田ジュニアの野望:2010/05/27(木) 16:39:06 ID:KsMBlP0M
小「お金?え〜と、こっちの世界でも金は使えるのかな?」

そういいながら財布の中からお金を取り出すジュニア。

ジュニアのお財布3040円也→! card

おひとりさまで! cardのスペースを抜きコピペってください。

ダイヤ ユーロ硬貨がじゃらじゃらと出てきた。
ハート お札が2枚と500円硬貨、それに100円玉3枚に50円玉1枚10円玉18枚1円玉10枚
スペード お札が2枚と500円硬貨、それに100円玉硬貨5枚に10円玉3枚5円玉1枚、1円玉5枚
クラブ お札が3枚と10円玉4枚

となります。

594 :森崎名無しさん:2010/05/27(木) 16:54:53 ID:???
ジュニアのお財布3040円也→ ダイヤ6

595 :小田ジュニアの野望:2010/05/27(木) 17:21:48 ID:KsMBlP0M
ジュニアのお財布3040円也→ダイヤ6

ダイヤ ユーロ硬貨がじゃらじゃらと出てきた。

小(ああ、そういえばこっちに来る途中両替したんだよな。なんだか珍しい硬貨が多かったから
札じゃなくいろんな種類の硬貨にしたんだけど…これならある程度はこっちでも通用するかも!?)

そう思いながらジュニアは馬車の中で対面していたグリーニに今もっているお金を見せる。

グリーニ「これはめずらしい硬貨だな。ほとんど銅貨ばかりだが…なんじゃこりゃ?二つの金属を
張り合わせてなんてめんどくさい鋳造しとるんだ!?…ふむふむ…まぁ、純粋な銅貨ではないが
ま、俺が換金してやるよ。なんだが妙な異物やメッキがしてあるから普通の商店じゃ使えないかも
知れないからな。それでいいか?」

小「う〜ん…いま俺がもってる硬貨でどれくらいの価値がありますか?」

グリーニ「まぁ、これだけのものならざっと見積もってシャハーン銀貨15枚。一般的に使用する
シャハーン銅貨換算で150枚になるな。もっといえば一番各下の縄貨なら150束、
お前さんとそこの妖精が食事つきの宿に泊まるとして30日は普通に生活できる」

まるでこの世界を知らない人間に話すように説明口調なグリーニ。

小(う〜ん…騙されているとは…思えないし、恐らく銀貨で保持していれば元の世界に戻った時に
コレクターにはそれ以上の価値で引き取ってもらえそうだな…)

596 :小田ジュニアの野望:2010/05/27(木) 17:23:03 ID:KsMBlP0M
グリーニ「一応いっておくが俺はドワーフの彫金師だ。金属の鑑定に関して俺以上の人物は
そうはいないし、しかも今回は商売抜きの鑑定だ。袖する中も他生の縁。これだけおまけするのは
今回だけだぞ?」

どうしますか?
A.グリーニの言葉を信じ両替してもらう。
B.やっぱり信用できない。ユーロ硬貨のまま使用する。
C.その他

先に1票入ったものを選択します。

597 :森崎名無しさん:2010/05/27(木) 17:23:48 ID:cTkhrHBI
C ユーロ硬貨を一枚だけ残してあと換金

598 :小田ジュニアの野望:2010/05/27(木) 18:43:06 ID:KsMBlP0M
C ユーロ硬貨を1枚だけ残してあと換金

小(なんだか鑑定の目は間違いなさそうだけど…そうなるときっとコレクターとしての価値であって
額面の価値じゃないよな?…となると、2ユーロコインと1セントコインの違いもわかってないのかも…)

そう思ったジュニアは、ユーロ硬貨の中でもっとも価値のある2ユーロコインを一枚引きぬき
残りを換金する事にする。

グリーニ「ん?なんか一枚抜いたな。しかも一番手の込んでいるコインか。まあいい。それじゃ
その分引いてシャハーン銀貨14枚と銅貨5枚を渡そう。それでいいか?」

ジュニアの引き抜いたユーロ硬貨は確かに他の硬貨よりも一回り大きく、そして銀に輝く白銅の周りを
金色に輝く黄銅によって囲まれたこちらの技術ではかなり難しいものであった。

小「ああ。これは一応俺のこっちと向こうを繋ぐ短い糸だから全部はちょっと…ね」

そういいながら換金に応じるのだった。

ぴこーん!
2ユーロ(約220円)を残し残りをシャハーン銀貨と銅貨に両替しました。
現在銀貨14枚、銅貨5枚。

〜〜〜


599 :小田ジュニアの野望:2010/05/27(木) 18:44:11 ID:KsMBlP0M
こっちの世界でもはづきからもらった懐中時計はきちんと機能するようで時間を正確に刻んでいる。

馬車に揺られる事約1時間。街道沿いを目的地に向かっていく一行は特に何事もなく人通りの多い
街にたどり着く。そこは所謂中世風の家構え。金属やコンクリの家などどこにもなくほとんどが石または
レンガ、木に何かの薬品を染み込ませ色を変色させた家に住んでいた。

???「ようこそ、西の交易都市シャハーンへ!ここならキミと妖精さんが暮らすだけなら困る事は
ないと思うよ。…って、これだけ一緒にいたのに私の名前一度も聞かなかった…というより私、
貴方達の名前も知らないね…てへっ!で、貴方達の名前は?」

そういってくるのはジュニアに纏わりつく小さいおっさん。もしかしたら本当に女なのかもしれない。

小「ああ、俺の名前は小田猛。猛とよんでくれ。で、こっちはティル。」

???「へえ、タケシなんて珍しい名前ね。で、ティル…うん。いい名前。私はリャハーン。
ま、本名じゃないけどね」

600 :小田ジュニアの野望:2010/05/27(木) 18:45:14 ID:KsMBlP0M
小「へぇ。で、ここまでつれてきてもらったのはいいけど…」

リャハーン「なにいってるのよ。貴方達の目的は知らないけど、今は宿さがしでしょ?それとも
このまま物乞いにでもなるつもり?」

小「いや、それより帰らないと…」

グリーニ「なんだ。やっぱり自分の意志で来たんじゃなくてどっからか迷い込んだのか。
それなら…そうだな…ここから更に東に数日行ったところに星見の塔といった場所がある。そこの
マレーネ・ウォルフは偏屈だがこの世界の全ての事象を認識できるって話だ。そこにいけば恐らく
帰る方法も教えてくれるだろうよ。あとこれは選別だ。いつまでも血なまぐさい服でウロウロ
してると憲兵に捕まえるぜ?」

そういいながら馬車の奥においていた外套を一枚投げ渡してくれる。もともとグリーニのものだったの
だろう、背丈は何とか格好がつくのだが幅はものすごく余っており、外套というよりポンチョ
状態である。

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