キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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レス数が950を超えています。1000を超えると表示できなくなるよ。
【敗北と】小田Jr.の野望13【再生】

1 :小田ジュニア ◆P6f1cIsEKQ :2010/05/19(水) 15:59:29 ID:bcJSLERU
これは『キャプテン森崎』のスピンアウト作品。
中学時代全国制覇した偉大(?)な父小田強の跡を継ぐ小田猛(小5)となって
全国制覇を目指す物語です。
基本的にロムってる方の投票やカードの引きによって物語は進行します。
また基本的には『現代』ですが厳密に計算すると色々とおかしいところが発生しますので
時代考証は無用でお願いします。

ここまでのあらすじ
小田猛少年もついに5年生。そして大本命の大会である全日本小学生サッカー大会が開催されました。
難なく突破できると思われた地区予選でしたが、地区大会決勝、今まで雌伏のときを過ごしていた
クラブチームNIKEがついに牙をむきます。激闘につぐ激闘、延長後半戦のこり0分で
ついにクラブチームNIKEの最強大技が火を吹き、まさかの予選敗退を喫してしまいました。
これにより南葛市小学サッカー界のパワーバランスは一気に崩れ、月星美津乃主導による再編計画が
持ち上がります。外の敵、内の敵、それにジュニアの知るところ以外での敵。
ジュニアはこれらの中から何を選ぶのか…決断の時はもうすぐそこまできているのかもしれません。

現在
決勝戦での敗北も癒えない7月初週。ジュニアはおじゃ魔女の1人である瀬川おんぷに『クラブ活動を
している場合じゃない』と考えている事を見抜かれてしまいます。そして、何が一番重要であるかを
改めて考えさせるつもりなのか、友情を犠牲にクラブ活動の足かせから解き放ってくれました。
しかし、ジュニアの本心はどこにあるのか…
ジュニアの小さく、そして大きな決断の時は続きます。

400 :小田ジュニアの野望:2010/05/24(月) 18:17:39 ID:rkFkkPEM
小「だがことわる。」

三雲「大丈夫だって。誰も私たちなんて見てないし、見回したところ知り合いもいないでしょ?
ねぇねぇ、私あんまりプールの泳ぎ上手じゃないから教えてよ〜」

小「教え?ああ、そういうことか。」

一瞬誘惑されているのではないかと警戒したジュニアは瞬間的に断ったのだが、コーチという事なら
話は変わってくる。基本的に生粋のフェミニストであり、さらにスキルコーチングを覚えたジュニアは
おせっかい大王といってもいいほどの性格である。なんの損得もなく素直に了承すると早速
三雲の腕を取り、バタ足息継ぎ、手のかきなどを教えるのだった。

三雲(やったね!これで小田君とお肌とお肌のスキンシップ。私の彼氏ゲット計画にまた一歩だよ!)

水中で思わずガッツポーズを取る三雲は、次もプールでジュニアのコーチを受ける約束をとりつけることに
成功する。そして毎週のプール開放日にはその柔肌で、そして帰り道に駄菓子屋に寄り道して
餌付けでジュニアを誘惑するのだった。

ぴこーん!
三雲麻衣の友好値は10となりました。特に仲のよい友人となりました
ランダムで選ばれたボーナスとして一目ぼれ補正がかかり好感度6となりました。

〜〜〜


401 :小田ジュニアの野望:2010/05/24(月) 18:19:36 ID:rkFkkPEM
瀬名の章 その2

8月も頭。クーラーのきいた部屋で瀬名は考え事をしていた。一つは先月正美に言われた各学校の
トライアウトの動向。そしてもう一つは夏合宿である。

正美「この申請用紙見るに候補は南葛市民の宿か、去年のキャンプ場、それに山の中腹のお寺、
最後に…NIKEの保養施設か…」

瀬名「そうなのよね。その4つならサッカー協会からの補助金が来たり、もともとの宿代が
タダ同然だったり、スポンサーさんからのご好意だったり、安く済むけど…」

正美「でも、南葛市民の宿はどこかの小学校と合同になる可能性が高い。キャンプ場はもう去年
いったから、クラブ生にはあんまり人気なさそうだし…お寺って、まともに練習が出来るかわからない。
NIKEは…敵に塩を送られているようでイヤだと…」

瀬名「さすがまーちゃん。以心伝心だね。」

ぱっと顔をほころばせ喜ぶ瀬名。

正美「それ以外…たとえば臨海学校とかは?」

瀬名「だ〜め。一番人気で抽選になるんだって。私も海がいいんだけどね。他にも幾つか候補があるけど
ほとんどが補助金がおりなかったり、1週間も長期合宿が出来なかったりと無理っぽいんだよね」

正美「あ〜あ。城山監督も毎年こんな問題を抱えてたんだなぁ…ま、全国にいけていれば
関係ない問題なんだけどね」

402 :小田ジュニアの野望:2010/05/24(月) 18:20:46 ID:rkFkkPEM
瀬名「もう!折角立ち直ったのに!まーちゃん!」

正美「あ、ごめんごめん!で、どうする?どこか決めた?」

瀬名「………」

どう答えますか?
A.南葛市民の宿(きちんとした施設があるため、怪我などの心配はありません)
B.キャンプ場(去年と同じ場所です。5.6年生はあまりモチベーションが上がらない可能性もあります)
C.山の中腹のお寺。(無料!!但し、強制的に精神修行(ガッツ訓練)やご飯の準備などが入ります)
D.NIKEの保養施設(施設としては最高峰。ただし…)
E.やっぱり臨海学校!(1/4で抽選になります。外した場合カードによるランダム)
F.夏合宿は止め!
G.その他

先にID表示で『2』票入ったものを選択します。(ループ金127万)
Aは35万、Bは20万、Cは無料、Dは25万、Eは成功すれば30万消費します。
※サッカー協会からの補助金と親御さんの負担により破格の値段設定になってます。

403 :森崎名無しさん:2010/05/24(月) 18:29:52 ID:xr3rmdmA


404 :キャプテンレミリア ◆t2UAZ3G5UI :2010/05/24(月) 18:36:02 ID:D156MTxE


405 :小田ジュニアの野望:2010/05/24(月) 19:17:14 ID:rkFkkPEM
C.山の中腹のお寺。(無料!!但し、強制的に精神修行(ガッツ訓練)やご飯の準備などが入ります)

瀬名「ねぇねぇ。お寺で修行したらいつの間にかテニスがうまくなったりとか…」

正美「しないしない。」

瀬名「それじゃテニヌなら…」

正美「いいえ。本当にごく普通のお寺さんよ。精神修行にはばっちりなんだって。それに規則正しい
生活をもっとうとするから問題児の更生にもいいんだって」

瀬名「ふぅん。…よし、それじゃここにしよう!」

正美「そうね。座禅で修行や地獄の石段なんかもあるらしいし、ガッツ訓練にはうってつけだし、
いいと思うわよ」

瀬名「思うわよ…って、まーちゃんきてくれないの?」

正美「私はパス!本業と被っちゃうしね。」

瀬名「そんなあ…去年も全くおんなじ言葉でふられたのにぃ」

正美「いいじゃない。また石崎先輩連れて行けば。あそこのお坊さん泡般若はOKっていってたから
きっと楽しいわよ」


406 :小田ジュニアの野望:2010/05/24(月) 19:18:14 ID:rkFkkPEM
瀬名「むぅ…お肉は?」

正美「どうだろ?ニラとかにんにくは多分大丈夫」

瀬名「…にくぅ…」

正美「いい子いい子。自分で決めたんだからお肉程度で泣かない。たった一週間でしょ?」

瀬名「…もう…いいわよ。それじゃ和尚さんに懐石作ってもらうから」

正美「あれ?いってなかったっけ?働かざるもの食うべからず。あそこはほぼ市の助援金で
まかなえるけど、その代わり料理も自作よ?」

瀬名「まーちゃん意地悪だ〜」

正美「ま、これも修行だと思って諦めなさい。それにキャンプみたいで楽しいよ?」

そんな埒のない話で盛り上がる2人だった。

ぴこーん!
8月2週の合宿先はお寺になりました。ほぼ無料なので亜沙里も参加可能です。

〜〜〜


407 :小田ジュニアの野望:2010/05/24(月) 19:19:38 ID:rkFkkPEM
瀬名「それじゃ、今月はどうしようかな?」

山吹の監督さんは後一押しでこっちに引き込めるからそれを誘うのがいいかもよ?」

どうしますか?
A.お金も余った事だし、そろそろ南葛SCに新しい施設入れようかな?(20〜50万消費)
B.正美ちゃん、暇なら今週の練習手伝ってくれない?
C.新しいコーチ候補を探そうかな?
D.今の雑務をこなして、少しでも人気の低下と、スポンサー離れを抑えよう!
E.南葛小に行く…南葛SCより(小竹、伊藤、木村と小粒ですが実用十分な人物がいます。)
F.修哲小に行く…中立 ※中立というより疎遠です。
(井沢、高杉がいます。中立ですがトライアウト自体に参加しない可能性もあります)
G.水越小に行く…やや南葛SCより(ジルベルトと宮本(唯一の天才属性)がいます)
H.西が丘小に行く…ややNIKEより(かなり強めなDFがいます)
I.山吹小に行く…中立
(小久保、天野、若田部がいます。小久保と若田部はNIKEや修哲のメンバーに見劣りしない能力です)
J.駿河小に行く…NIKEより(監督が元南葛SCの先輩です。それに伴い、その息子も参加しています)
K.見上のところに行く。(全体に影響を与える事が出来ますが、可能性は相当低めです)
L.クラブチームNIKEへ!(美津乃がもし裏工作する場合、それを阻止するように進言できます)
M.その他

先にID表示で『2』票入ったものを選択します。

408 :森崎名無しさん:2010/05/24(月) 19:22:20 ID:xr3rmdmA


409 :森崎名無しさん:2010/05/24(月) 19:56:18 ID:xDnIeuLI
K

410 :小田ジュニアの野望:2010/05/24(月) 20:25:42 ID:rkFkkPEM
自分の自業自得とはいえ見てる人が相当減ってしまったようなので、また1票制に戻しますね。
もし2票にもどしたいという意見がまた多くなったら2票制に戻します。

D.今の雑務をこなして、少しでも人気の低下と、スポンサー離れを抑えよう!

瀬名「う〜ん。今日はパス。そろそろ雑務をしないとね」

正美「それもそうか…じゃ、今日は普通に行きますか」

瀬名雑務は苦手→知力3+正美の援護6/2+! card

! cardのスペースを抜いてコピペってください。

合計値が
20以上 雑務は完璧!
18.19 瀬名にしては奇跡の出来!南葛商店街からのスポンサー料+2万。南葛人気指数+1
15〜17 普通にこなした。南葛人気指数+1
12〜14 おじさんににっこりと微笑みスポンサー料+1万
11以下 何とか現状維持だけは確保。

となります。

411 :森崎名無しさん:2010/05/24(月) 20:40:21 ID:???
瀬名雑務は苦手→知力3+正美の援護6/2+ ハートJ

412 :小田ジュニアの野望:2010/05/24(月) 21:13:24 ID:rkFkkPEM
瀬名雑務は苦手→知力3+正美の援護6/2+ハートJ=17

15〜17 普通にこなした。南葛人気指数+1

瀬名はこういった雑務が苦手である。普段は無心に地味に時間をかけて行うのだが、そんな事を
いっている場合ではない。親友の正美の手助けをうけ失墜してしまった南葛SCの地位を
上げるために様々な根回しの計画をたてるのだった。

ぴこーん!
南葛SCの人気指数が−1となりました。JOKERで助っ人キャラが現れたとき!morosakiで判定できるように
なりました。

〜〜〜


413 :小田ジュニアの野望:2010/05/24(月) 21:15:02 ID:rkFkkPEM
イベントの前に、忘れないよう先に生きてるボールによる判定を行います。
本来は2週から4週までの3回ですが、お詫びにもう一回、合わせて4回行います


生きてるボールのお役目→! card
生きてるボールの任務→! card

生きてるボールのターン→! card
生きてるボールのたわむれ→! card

上2行下2行のお2人様で! cardのスペースを抜いてコピペってください。

1.ガッツ 2.ドリブル 3.パス 4.シュート 5.タックル 6.パスカット 7.ブロック
8.競り合い 9.小田急ドリブル 10.花のワルツ 11.フェアリーダンス 
12.ライン際のドリブル 13.パワータックル

の経験を1得ます。

また、ダイヤで1、ハートスペードで2、クラブで3劣化します。(現在2/15)
ジョーカーの場合、劣化はしますがすべての経験が+1します。

414 :森崎名無しさん:2010/05/24(月) 21:29:28 ID:???
生きてるボールのお役目→ クラブ7
生きてるボールの任務→ クラブ10

415 :森崎名無しさん:2010/05/24(月) 21:30:11 ID:???
生きてるボールのターン→ クラブ2
生きてるボールのたわむれ→ ハート9

416 :森崎名無しさん:2010/05/24(月) 21:57:42 ID:???
まさかの超劣化w
ボール君生きろw

417 :森崎名無しさん:2010/05/24(月) 22:06:27 ID:???
「このボール君は劣化している。生きられないよ」

418 :森崎名無しさん:2010/05/24(月) 22:46:17 ID:???
ドロッセルマイヤーは世界を守るためにえりるとシュガーを消滅させた
以前『頁を加える』を選択すれば『初美』が世界に紛れ込んだと言っていましたが
この場合も世界を守ることになったのでしょうか?

それにしてもシュガーが不憫すぎる…

419 :小田ジュニアの野望:2010/05/24(月) 22:58:03 ID:rkFkkPEM
>416
まさか3/4でクラブとは…さすがジュニアのボール君です。でも、死に技能を選ばなかったところも
さすが役に立つボール君です。

>>417
ひ、ひどい…

>>418
もちろんその通りです。初美が介入されるという事は、そのすぐ後に彼女らも介入してくるという事です。
これ以上はものすごいネタバレなので御容赦を。
シュガーは…どうにかして助けてやりたいのですが…一応シュガーが世界に入ったことでルリタニアに
とある街が出来ました。そこにいけばもしかしたら…でも正直一週間しか滞在期間がないので
可能性は絶望的です…


生きてるボールのお役目→クラブ7
生きてるボールの任務→クラブ10
生きてるボールのターン→クラブ2
生きてるボールのたわむれ→ハート9

7.ブロック、10.花のワルツ、2.ドリブル、9.小田急ドリブルがそれぞれ経験値+1されました。

ドリブル 13 経験値7(NEXT8)
ブロック 13 経験値4(NEXT7)
小田急ドリブル(急行) 経験値1(NEXT7)ドリブル時、カードがスペードの時+3修正されます。
花のワルツ   経験値1(NEXT5)ドリブル時、カードがハートの時+3修正されます。

となりました。
生きてるボールの劣化値が(現在13/15)となりました。


420 :小田ジュニアの野望:2010/05/24(月) 22:59:28 ID:rkFkkPEM
8月 クラブ活動ターン

通常の部活動がそうであるように、夏休みといえどクラブ活動が中止になるということはない。

その日、ジュニアは心機一転音楽室の扉を開ける。

どれみ「あ、よかったぁ、小田君来たんだ」

開口一番うれしそうに駆け寄るどれみ。

はづき「どれみちゃんたら猛くんを呼びに行かないか?って話してたのよ」

あいこ「そそ、いかんでよかったな。いらんおせっかいするとこやった。」

ももこ「SOSO。小田君がんばる!みんないってたよ」

おじゃ魔女5人のうちの4人はジュニアが来た事を大歓迎してくれ、早速いわんばかりに練習を…

おんぷ「ちょっと待って。」

しかしたった一人、彼を野に放した瀬川おんぷだけが異を唱える。

421 :小田ジュニアの野望:2010/05/24(月) 23:00:28 ID:rkFkkPEM
おんぷ「ここに来たのはいいわ。音楽にまつわる勉強でも、身だしなみの整えなんかもするのもいい。
でも、本当に音楽をしてていてもいいの?貴方は…」

おんぷは真剣に…見ようによっては親の仇のように厳しい視線を投げかける。

どれみ「わわわ、おんぷちゃん!それは秘密…って、わ〜!わたし何もいってないいってない!」

まるで何かを隠すように慌てふためくどれみとそれを心配そうに眺めるはづき。

小「???よくはわからないが…俺の答えはこれだ」

ジュニアは白銀に輝く銀の楽器を手に取ると先月何度も行った特訓の成果を見せ始める。

♪♪♪♪♪♪
♪♪♪♪♪
♪♪♪♪
♪♪♪
♪♪



422 :小田ジュニアの野望:2010/05/24(月) 23:02:06 ID:rkFkkPEM
それは先月のそれとは明らかに異なるジュニアの楽器。まるで軽やかに踊るように…そして
楽しそうに音が鳴り響く。それはシュガーとの訓練により得た音楽を楽しむという心。

技巧はまだ身についていなかったが、音符を追いかけるだけだった指使いはその本来の動きをし、
誰かに聞かせるために、なにより自身が楽しむための音楽はもう誰にも音楽のシロウトだと
いわせることのできない一段階駆け上がった音楽だった。

ぱちぱちぱち…

一番最初に拍手をしたのははづきだった。そしてそれに続くようにあいこや西澤先生、6年の部長や
どれみが…そして、今までジュニアを否定していた(とジュニアは思っている)おんぷまでも
そっぽを向きながら拍手をする。

どれみ「すごいよ!すごすぎるよ!たった一ヶ月でここまで音楽が上手になるなんて!こりゃ
私もうかうかしてられないよ!」

本来はそれでも尚、どれみの方が音楽は圧倒的に巧い。それでも成長率という意味では間違いなく
今月最も成長したのはジュニアであり、それは誰も異論づけることはできない。

423 :小田ジュニアの野望:2010/05/24(月) 23:03:08 ID:rkFkkPEM
小(へ!やったぜ!俺だってその気になればこれくらい!)

得意満面の笑みであたりを見回すジュニア。

西澤先生「わ、私。感動しすぎてもう泣いちゃうんだから!」

そういいながらハンカチを噛み何とか涙を抑えようとするまだ若い新人先生西澤。それを慰めているのが
まだ6年の部長であるところがなんともこの音楽クラブの力関係をあらわしているようで面白い。

おんぷ「はあ…認めるわ。確かに、まさか私が手助けしないのに今月の課題にと考えていた『楽しむ心』
だけでなく、来月の課題にと考えていた『楽しませる心』まで取得するなんて…」

認めざるを得ないとかぶりをふるアイドル瀬川おんぷ。

小「そ、それじゃ。」

これからも練習を手伝ってくれるのかと期待するジュニアに、

おんぷ「………今日の夕方付き合ってもらっていい?」

意外な言葉が返ってくる。

424 :小田ジュニアの野望:2010/05/24(月) 23:04:30 ID:rkFkkPEM
小「い、いや。俺は明日から爺さんの家にプチ留学…」

おんぷ「大丈夫。時間は取らせないわ」

有無を言わせないおんぷの迫力に負けたジュニアは頷かざるをえなかった。

ぴこーん!
どれみ、あいこ、はづきの友好値が上がりにくい状況が解除されました。
本来の課題を大きく超えた成果をだしたのでももこの友好値が+1されました。現在友好値9
おんぷの友好値は…ここではかわりません。

〜〜〜

そして夕暮れ。ジュニアはおんぷに誘われて一軒の教会へとたどり着く。そこは丁度去年の今頃
どれみたちときもだめしをしたときにいった山内寺の隣、『さとうなつみ』が住んでいる教会だった。

小「こんなところで…なんのようだ?」

ジュニアはやや気まずい雰囲気の中、重苦しい空気を払拭するように話しかける。

おんぷ「………」

無言で教会の中に入るおんぷ。どうやら話しはそこでするらしい。

425 :小田ジュニアの野望:2010/05/24(月) 23:06:04 ID:rkFkkPEM
大きなステンドガラスと、教壇、それに荘厳さを思い浮かばせるパイプオルガンと、圧倒される空気に
雰囲気が変わる。特に夕暮れの赤に染まった色付きガラスに映る光はこの世のものとは思えず、
もしジュニアが霊魂であったのならばこの雰囲気だけで浄化されてしまいそうだった。

佐藤なつみ「いらっしゃい。待ってたわ」

教会の大きな扉がガチンと荘厳な音と共に閉まる。そしてその真正面には去年あったことのある佐藤なつみ。

ボブカットの眼鏡っ子で可愛いとはいえないが、何故だかこの雰囲気にはぴったりと合い、流石は
神父の娘だと変な感心をする。

なつみ「それじゃ、小田君はあちらへどうぞ」

そういいながら指し示すのは懺悔室。いわゆる罪を犯した人物が助けを得るために入るのが一般的なのだが…

小「俺は別に懺悔する事なんて…」

なつみ「大丈夫よ。懺悔室というのは懺悔するためだけの部屋じゃないのよ。夢と現、俗世と切り離された
神域。ここなら嘘はつけない。だから小田君の本当を教えてもらうわ」

まるで全てを知っているかのように言葉を紡ぐなつみ。まるでそれには言霊が宿っているようで
ジュニアは反論する前に懺悔室へと入ってしまう。

426 :小田ジュニアの野望:2010/05/24(月) 23:07:23 ID:rkFkkPEM
小(…そういえばこことドラコの神社はすぐそばなんだよな…もしかして…知っているのか?)

ジュニアには秘密が多い。だからこそ懺悔室という言葉に弱いのかもしれない。しかし、今更抗う事など
出来るはずもなく、ジュニアは懺悔室の中の扉を閉める。

〜〜〜

そこは2畳にも満たない狭い部屋…それに小さな椅子とその目の前には恐らく言葉のみを行き来するための
目隠しされた穴が開いていた。

小(………)

どうしてこうなったのだろう?ジュニアはこの異常な雰囲気に包まれながらも何とか自らの考えを
纏めようと四苦八苦する。しかし、ただフルートを上手に吹いただけで何故ここに連れられないと
いけないのか…理由が全くわからない。

???「いいかしら?」

それは突然聞こえる声。『おんぷの声』ようでもあり『なつみの声』のようでも…否、そのどちらでも
ないようでもあった。

小「………」


427 :小田ジュニアの野望:2010/05/24(月) 23:08:26 ID:rkFkkPEM
???「時間がないという話だから単刀直入に聞くわ。貴方の本当の望みは何?貴方には今なすべきことが
あるのでしょう?」

それは女の声のようでもあり、男の子供の声のようでもあった。

小「…どういう意味だ?」

ここは簡単に答えるべきでないと質問に質問で返す。

???「貴方は知っているのでしょう?今この世界がどういう状況にあるのか?そしてそのためには
何をしなくてはいけないのか?」

小「………」

???「沈黙は是と受け取るわ。そしてもう一度質問。貴方は何故そこまでして音楽の練習をしてきたの?
貴方は何を知っていて何を求めているの?」


428 :小田ジュニアの野望:2010/05/24(月) 23:09:33 ID:rkFkkPEM
なんと答えますか?
A.沈黙。
B.ただ音楽が好きだからだと答える。
C.音楽クラブ員としての義務だと答える。
D.おんぷに見放されたから見返してやろうと思った。と答える。
E.そんなのは俺の自由だ。と答える。
F.そういうお前こそ何を知っているんだ!もう一度質問を質問で返す。
G.この世界を守る前に俺は俺の世界を守りたいからだ。と答える。
H.音楽クラブ員は力を持っている。だから力を借りるために近づいた。という。
I.その他

実はものすごい重要選択肢です。なので今回はID表示で『3』票入ったものを選択します。
※但し01:00までに3票集まらなければ多数決。一票もなければ沈黙を選びます。

429 :森崎名無しさん:2010/05/24(月) 23:13:03 ID:GQylhNJU


430 :森崎名無しさん:2010/05/24(月) 23:13:41 ID:0h7TDMww

参加者としての本音は「H」なんだけどね・・w
「B」も考えたけど、「G」はそうした「音楽が好き」ということも含め、
自分自身としての生活を続けること=自分の生活を守ること、と解釈しました。

431 :森崎名無しさん:2010/05/24(月) 23:24:39 ID:rjC3rnRo
I 世界を守る…それが重要なことなのは分かっている。だけど、おんぷ達の事も無視したくない。
  
Gよりも対象を絞ってみる。

432 :森崎名無しさん:2010/05/24(月) 23:36:36 ID:xr3rmdmA


433 :森崎名無しさん:2010/05/24(月) 23:47:31 ID:???
??「自分の世界を守れずして、何が世界を守るだ!」

434 :430:2010/05/25(火) 00:08:39 ID:???
>>433
 うん、俺の言いたかったのはそれ。まずは身近でしょ、そこから世界へ広がるものでしょ、と。

435 :森崎名無しさん:2010/05/25(火) 00:19:25 ID:???
>>434
Jr「世界守る、なんて格好いい事は言わない!
  俺は…俺の手の届く範囲の、俺の世界を守る防人となる!」
(例の変身音)

436 :小田ジュニアの野望:2010/05/25(火) 01:39:24 ID:EjW5hKVM
>>430
はい。その解釈でほぼ間違ってないと思います。

>>430
そうですね。ただ守るものをより限定してしまうと…

>>433
それだけカッコいい台詞、ジュニアが吐けるれば本当に主人公ですね。

>>434
そうですね。人が抱えられるものなんてたかが知れています。でも、みんなが抱えれば…

>>435
ラインライダー滝さんのところからいっぱい助っ人がきそうで怖いですw


437 :小田ジュニアの野望:2010/05/25(火) 01:40:30 ID:EjW5hKVM
G.この世界を守る前に俺は俺の世界を守りたいからだ。と答える。

ほんの僅かな時間の空白。それは恐らく10秒にも満たない普段であれば一瞬とも思えるほど短い時間。
しかしその僅かな逡巡に空気は凍りつき、世界は静止する。

小「…確かにこの世界は破滅へと向かっている。それも加速度的に。俺はこの声の主がどこまで知っていて
どんな答えを求めているのかは知らない。でも俺の答えは一つだ。俺はこの世界を守る。でもその前に
俺は俺の世界を守りたい。それが俺の本心だ」

???「………その結果悲しむ人が生まれても?守るという事の本当の意味を履き違えている
可能性を常に孕んでいるとしても?」

小「例えそうだとしても…それは俺の罪だ。どんな事をしてもその罪は償い罰は受ける。でも、
決して誰かを悲しませたりはしない。俺はもう誰にも悲しんで欲しくない。だから俺は俺の両手で
抱えられる人間を守る。…そしてそれがきっと世界を守ることにつながるのだと…今はそう思う。」


438 :小田ジュニアの野望:2010/05/25(火) 01:41:36 ID:EjW5hKVM
???「わかりました。その言葉を聴いてしまったら、私から貴方に何か言える事は無い。
貴方は何を守れば世界を守れるかを知っている。でも何かを守ることは難しい事よ。それは時に
弱点にも欠点にもなる。だから忘れないで。貴方が守りたい貴方の世界を貴方と同じように守りたいと
思っている人々がいるということを。そしてその守りたい人の中には貴方も含まれていることを。」

その言葉は今までのように威厳ではなく…いうなれば聖母のような慈愛に包まれていた。

小「お、俺が守られている…?」

???「そう、貴方は正解のカードを引いたわ。確かに貴方の双肩にかけられた重石は重い。でも
それを1人で背負い込もうと思わないで。貴方が守ろうとした貴方自身の世界がきっと助けてくれる」

そして、壁一枚向こうにある気配が消える。結局その正体を知る事は出来なかったが、ジュニアは知る。
恐らく今のジュニアが知らない何かの助力を今、得ることができたのだと。

〜〜〜

439 :小田ジュニアの野望:2010/05/25(火) 01:42:43 ID:EjW5hKVM
気配がなくなって数十秒後、ジュニアは入るときはまるで罪人のような気持ちだった扉を開ける。

おんぷ「どうだった?」

なつみ「どうでしたか?」

あけたととたんに2人が笑顔で声をかけてくる。特に今までまともに顔を見せることのなかったおんぷが
営業スマイルではない笑顔でこちらを微笑んできた事には驚愕すら覚える。

小「あれ?…懺悔室って向こう側とこっち側が近いのか?」

今までの会話をしていたのがこの2人のどちらかなのならば、懺悔室の向こう側の扉も近いのかと思うが…

なつみ「いいえ。基本的に神父さん…お父さんの方は逆からでないと入れないわよ」

ごく当たり前のように答えるなつみ。

おんぷ「それはそうよ。何かの拍子で向こう側の人間と顔をあわせたら気まずいでしょ?だから神父側の
扉は基本的に一般信者の人は入れないようになってるのよ」

何故だか答えを知っているおんぷ。

小「それじゃぁ…俺が会話したのは?」

おんぷ「さあ?」

なつみ「私は瀬川さんに懺悔室を貸して欲しいといわれただけなので」

440 :小田ジュニアの野望:2010/05/25(火) 01:43:43 ID:EjW5hKVM
2人とも結託してとぼけているのかそれとも本当に正体までは知らないのか、それとも何らかのトリックで
本当は壁向こうにいたのはおんぷやなつみだったのか…ジュニアは知る術はない。しかし、
どちらであれこの2人が何かを知って、そしてジュニアの何かを知っている事に間違いはないのだろう。

小「俺から最後に質問していいか?」

ジュニアは思わず声をかける。

おんぷ「なに?」

小「お前ら…なにものだ?」

なつみ「失礼な。同じ学校の同級生ですよ」

おんぷ「私はアイドルだけどね」

どこまでもとぼけるつもりの2人だった。

ぴこーん!
おんぷの友好値が+2されました。友好値9
佐藤なつみが重要人物として浮上してきました。(友好値7)
平日ターンの自由行動で『教会』が選べるようになりました。


〜〜〜


441 :小田ジュニアの野望:2010/05/25(火) 01:44:46 ID:EjW5hKVM
8月1週 イベント!

なんだか色々な肩の荷が下りたジュニアは一週間という長丁場の旅行に出かけることになる。
それはグランパであるクラリス公からの提案による一週間のプチ留学であるのだが、いつの間にか
ママンのクラリスが手配していたようで気がつけば一家揃っての旅行となっていた。

ドラミ「わーい!パスポートパスポート!!」

ゴールデンウィークにクラリス公から貰ったルリタニア公国の戸籍更にそこから養子縁組で
本当の意味での家族になったドラミは自分の写真の載ったパスポートを眺めニコニコしている。

小「よかったなドラミ。一緒に旅行だ!」

セリリに頼んだ強めのイリュージョンをマリーさんから貰った魔素の詰った魔法石をもって持続させる事で
恐らくルリタニア到着までは角と翼としっぽが消えているだろうとの事のドラミ。
帰りのルリタニア空港ではクラリス公の特権で問答無用で通過し、成田ではセリリに迎えに来てもらう手筈だ。
(強がルリタニアの外交官となり外交特権で無理やり通過するという案もあったのだが、結局
その案は強が首を縦に振らなかったらしい)


442 :小田ジュニアの野望:2010/05/25(火) 01:46:38 ID:EjW5hKVM
えりる「それでは皆様いってらっしゃいませ!」

ピー助「ぴーーー!ぴぴ!」

お留守番なのはえりるとピー助。その気になれば荷物としてえりるも行く事も可能らしいのだが、
誰もメンテナンス系のスキルを持っていないため下手したら故障の可能性もあり、今回はピー助の
面倒見役となったらしい。

紫乃「ぴーちゃん、いい子にしててね?」

最近特にピー助と仲のよい紫乃。子供の感受性とはものすごいもので完全に意思疎通ができるようだ。

小(それじゃ、春菜姫は本当に来ないんだな?)

そしてもう1人…いや1柱、春菜姫が居残り組みとなる。

春菜姫(うん。神さまにはその場その場のテリトリーがあるの。世界の裏側まで行ったらそれこそ
宗教戦争になるのよ?タダでさえあの辺は神さまがいっぱいいますから)

当然一緒に行くものだと思い込んでいたジュニアは少しだけ悲しく思うのだが、その代わりなのか
シュガーが伝達役として一緒に来るということでなんとか落ち着く。

443 :小田ジュニアの野望:2010/05/25(火) 01:47:40 ID:EjW5hKVM
小(ま、一週間だしな。戻ったらすぐに合宿だけどそっちはこれるんだろ?)

春菜姫(う〜ん…多分)

悪戯っぽく笑う春菜姫。

何はともあれたった一週間。されど一週間のルリタニアへの旅はこれから始まるのだ。

…To be continued

444 :小田ジュニアの野望:2010/05/25(火) 17:01:56 ID:EjW5hKVM
西の小国ルリタニア。 

正式名称、ルリタニア公国の名の通り公爵がその地を統べる所謂、王の存在しない国家である。

人口約5万。公都はクラリスタニア、他にも第二都市ヘクセンブルク、そしてミューレンブルク、
ネルトリンカといった小さな都市が周りを取り囲んでいる。そしてその最大の特徴はそのすべての都市が
囲郭都市であるという事。つまり、今でも半自治の自由都市としての機能を有しており、ルリタニア公国は
一つの国でありながらその実、どこにも所属しない自由都市の連合体であった。

位置はドイツの南方に位置し、公用語もドイツの一地方言語といってもよいレベル。しかし交易都市
ネルトリンカや観光都市ヘクセンブルクの存在により、様々な言葉が飛び交うためほとんどの領民は数ヶ国語
が使えるごった煮状態である。

主な産業は先に書いた通り観光と交易、それに酪農、製造と幅広い。特に観光においてはそれだけで
国の基盤を成り立たせる事が可能であるほど盛んであり、夏の避暑地としてはもちろん、秋は豊穣祭などの
祭りに加え万霊祭や万聖祭といったもの、冬は極寒ではあるが一部でスキースケートなどの
ウインタースポーツも十分可能である。


445 :小田ジュニアの野望:2010/05/25(火) 17:02:57 ID:EjW5hKVM
小(とにかく街の特色が強いんだよな。交易に特化した街、芸術に特化した街、観光に特化した街、
製造に特化した街。それぞれがそれぞれの街よりより良くあろうと競い合うから結果的に経済の
発展も小国としては素晴らしいものだし。このパンフは観光をプッシュしてるけど、そりゃ
外国旅行者向けのパンフだからそうなるのは当たり前だしな。個人的には高品質のアイテムが買えると
ラッキーだけど…他にも見所はたくさんだ)

ジュニアは飛行機からドイツに降り立ち、そこから一路ルリタニアへ向かっている。帰りは
ルリタニアからの直行便が既に用意されているらしいが…クラリッサ公は一体何を考えているのだろうか?

紫乃「お兄ちゃんは何年ぶりなの?」

実は紫乃はまだ幼稚園の頃に数度来たことがあるだけでルリタニアの記憶はかなりおぼろげな状態である。
故に1人ではとても怖いのだが今回は家族全員での旅行という事でおめかしした姿で喜びを抑えている。
それでも時折、一等客室の汽車の中で足がバタ足になるのがまた可愛らしいのだが。

小「俺か?俺は…そうだな。確かグランマの葬儀のとき…俺が小学校3年の頃だから2年ぶりかな。
その前になると4年くらい前に帰国してる」

446 :小田ジュニアの野望:2010/05/25(火) 17:04:19 ID:EjW5hKVM
ジュニアにとってこちら側の母といってもよいグランマが他界したのが2年前。粛然たるクラリス公
とはいい意味で対比される優しいおばあちゃんだった。故にジュニアは母、クラリスと共に
ルリタニアへと舞い戻ったことがあるのだが…それはまた別の話。

そしてそれより更に4年ほど前からの約2年。ジュニアはこの地で世継ぎの争いの真っ只中にいた。
猛反対した父強から強引に引き剥がされるようにこの地へつれてこられ、所謂英才教育を受けていたのだが…
結局、ジュニアに後継者になれるほどの才能はないと、日本に戻る事を許されたのだった。

小(考えて見れば俺の性格ってあそこで培われたんだよな…ああ、やだやだ。変なことを思い出したぜ!)

今回は家族旅行を兼ねているとはいえあくまでサッカーのプチ留学としてきたのだ。一概に
ジュニアにとって嫌な記憶…というわけでもないのだが折角の旅行でなにも別れ別れだった時の
記憶を思い起こす必要などないだろう。

〜〜〜


447 :小田ジュニアの野望:2010/05/25(火) 17:05:23 ID:EjW5hKVM
そして、公都クラリスタニア中央ターミナル。ここから環状線、または網の目のように敷かれた鉄道により
ほぼどの都市へも乗り換えなしで移動できるようになっている。

強「さてっと。それじゃ気合一発いきますか!」

父親が号令をかけるのだが…

どうしますか?
A.家族の後について当然クラリッサ公の屋敷へ。
B.勝手知ったるなんとやら。まずは久しぶりに公都をぶらぶらとしてみる。
C.その他

先に1票入ったものを選択します。
(朝から半日以上かけての移動ですが、時差の関係上まだある程度動き回る時間はあります。
ただし、体内時計が狂っているためいきなり無茶をすることはやめておいた方がいいでしょう)

448 :森崎名無しさん:2010/05/25(火) 17:13:56 ID:G/RGqvKY

シュガーのためにも、いろいろイベントを起こしてみたい。

449 :森崎名無しさん:2010/05/25(火) 17:29:16 ID:???
クラリスタニア…虎に変身して瞬間転移する人がいそうな地名だのう…。

450 :森崎名無しさん:2010/05/25(火) 18:01:28 ID:???
この地名から娘の名前を取ったのか、娘の名前から地名を付けた(or改名した)のか……
後者だったら相当な親バカだが

451 :小田ジュニアの野望:2010/05/25(火) 18:15:30 ID:EjW5hKVM
>>448
すべての行動を効率よくイベントだけに絞り込んで進めて、尚かつ夏休みの全てをルリタニアで過ごしたと
しても恐らく7割程度しか消化できないイベントの山ですからね。そこから掻き分け掻き分け
シュガーイベントだけをほじくるのは相当な運と勘が必要ですよ。

>>449
というよりルリタニアという国にのなかに更に〜ニアという都市をつけていいものかものすごく悩みましたが
国の成り立ち自体を弄る事で無理やり成立させて見ました。でも某黒騎士が長い航海の果てにたどり着いた
場所とは何の関係もありませんよ。

>>450
その辺はそのうち軽く触れられると思います。それほどたいした理由ではないですけど、ムーミン谷
のムーミンみたいなもの…なのかもしれませんね。

B.勝手知ったるなんとやら。まずは久しぶりに公都をぶらぶらとしてみる

小「俺はちょっとその辺ぶらぶらしてからグランパの屋敷に行くよ」

父親の宣言を無視するように自由行動を決めるジュニア。

452 :小田ジュニアの野望:2010/05/25(火) 18:16:51 ID:EjW5hKVM
クラリス「猛。お父様が折角のお迎えを用意してるのに…自由行動は明日からにしたら?」

小「ごめんママ。俺セレモニーやレセプション、夜会とか苦手なんだ。夜遅くなる前には帰るから」

恐らくこのままついていくことになれば客品として何かに巻き込まれることだろうと予測されるため、
ジュニアはあえて1人で気ままに行動する事にする。観光都市ということで治安やモラルのよさは
おりがみつきだという事を知っているジュニアゆえの判断である。

紫乃「お兄ちゃん…いかないの?」

ドラミ「そうだよ!御馳走だよ?」

ちびっ子2人は恐らく今晩の晩餐会に出るであろう豪華な食事を夢みているのか、一緒に行動しない
ジュニアに僅かに不満を漏らす。

小「ごめん。どうもそういうの苦手なんだ。俺には豪華な食事よりもママンやえりるの手料理の方が
好みだしな。」

強「……ほれ、とりあえずこれだけあればタクシーに乗ってこれるだろ。あんまり無茶するなよ?
まだ日があるからといっても、実際には15時間くらい起きているんだから本来は寝る時間なんだからな?」

そういいながらルリタニア紙幣…といっても近年の金融統合によりユーロとなった紙幣を何枚か渡される。

453 :小田ジュニアの野望:2010/05/25(火) 18:18:24 ID:EjW5hKVM
小「大丈夫。飛行機で時間調節の仮眠は取ったし」

ジュニアはそれを有り難く受け取ると本来の出口とは逆方向に歩き出すのだった。

ドラミ「あ〜それならドラミも一緒に行く〜!」

強「駄目。ドラミはこの辺の土地勘ないだろ?あいつはなんだかんだで年単位で過ごしてきてるからな。
それに第二の故郷だし何か思うこともあるんだろう」

そういいながらムズがるドラミをひょいっと小脇に抱えリムジンが待つ中央広場へと移動するのだった。



〜〜〜



454 :小田ジュニアの野望:2010/05/25(火) 18:19:29 ID:EjW5hKVM
小「ということで歓迎レセプションには出れなくなっちゃったな。姉さまに会えないのはちょっと
アレだけど明日もあさってもあるし、いつかは会えるだろ」

姉さまという今まで聞かなかった単語を並べながらジュニアは4年前とあまり変わっていない通りを
ぶらぶらする。

気ままな1人行動→! card

! cardのスペースを抜いてコピペってください。

ダイヤ 薄暗い裏通りになぞの老婆が占いをしていた。
ハート 花売りのおねえさんが店じまいの用意をしていた。
スペード スリだ!!という声が鳴り響いた。
クラブ 何もない…しかも疲れた…何の成果もないままこの日は終了。

となります。

455 :森崎名無しさん:2010/05/25(火) 18:37:21 ID:???
気ままな1人行動→ スペード9

456 :小田ジュニアの野望:2010/05/25(火) 18:58:58 ID:EjW5hKVM
気ままな1人行動→スペード9

スペード スリだ!!という声が鳴り響いた。

ジュニアがふらふらと目的もなしにウロウロしていると…どこからか…

???「きゃ〜スリよ〜!!!」

どこからか大きな声が響いてくる。

小「日本語!?…いや、そんなことよりグランパの統治する街でスリなんて!許せるか!!!」

そう思ったジュニアは素早く人ごみを掻き分け、逃走する如何にも悪人顔の男を追いかける!

ジュニア追いかける!→運動値10+俊足2+! card
スリは逃げる!→運動値9(カードの数字)+(地理アドバンテージ2)+! card

お1人さまで! cardの数字を抜きコピペってください。

『ジュニア−スリ』が
≧2 速攻で捕まえる事に成功!
=1 つかまりそうになったスリがバッグを投げ捨てる!
=0 距離がつまらない!そうこうしているうちにスリのアジトまで追い詰める!?
=−1っち!逃げられたか…
≦−2 …あれ?ここは…どこだ?

となります。 
ジュニアのカードがクラブAの時誤認逮捕してしまいます。
※=0の場合、スリのカードとジュニアのカードで有利判定を行います。
ダイヤ>ハート>スペード>クラブ

457 :森崎名無しさん:2010/05/25(火) 19:02:41 ID:???
ジュニア追いかける!→運動値10+俊足2+ スペード7
スリは逃げる!→運動値9(カードの数字)+(地理アドバンテージ2)+ スペード10

458 :小田ジュニアの野望:2010/05/25(火) 19:19:47 ID:EjW5hKVM
ジュニア追いかける!→運動値10+俊足2+スペード7=19
スリは逃げる!→運動値9(カードの数字)+(地理アドバンテージ2)+スペード10=21

≦−2 …あれ?ここは…どこだ?

南葛SCでも俊足と認識されているジュニアは素早く追いかける。…しかし、子供が簡単に捕まえ
られるのならばスリとしてもオマンマ食い上げである。運動能力こそ子供のジュニアに劣るのだが
それでも路地裏や裏道…そしてダウンタウンと入り組んだ迷路のような道を駆けぬけ…

〜〜〜

小(っち!!逃がしたか!!)

数十分の逃走劇。いくら仮眠をしたといっても、絶好調とはいえないジュニアはついにスリの犯人を
取り逃してしまう。

小「しょうがない。かなり疲れたからもう帰るか」

そう呟きながら辺りを見回すと…

小「あれ?随分と中心街から離れたようだな。ここはどこだ?」

囲郭都市ということで最悪の状況というのはありえない。故に完璧に迷うという事もないのだが…
暗い路地裏、まるで人が来ることを拒むような車の通る事のさえ出来ない細い道が様々な方向に
広がっている。


459 :小田ジュニアの野望:2010/05/25(火) 19:21:27 ID:EjW5hKVM
小「…せめて見通しがいいところに出れば城の方向はわかるし、最悪タクシーの運ちゃんに頼めば
帰ることが出来るんだろうケド…」

そう思いながら…

ジュニアてんてこ舞い?→! card

お1人さまで! cardの数字を抜きコピペってください。

ダイヤ 「あの、お困りですか?」みすぼらしい少女が声をかけてくる。
ハート 何の問題もなく大通りに出ることが出来た。本日は何事もなく終了。
スペード げ!いつの間にか親父に貰ったタクシー代がなくなってるよ…
クラブ 「ふっふっふ。形勢逆転だな。」悪人顔のスリが仲間を連れて三方を封じる。

となります。
ダイヤの場合はいつものとおり数字が容姿となります

460 :森崎名無しさん:2010/05/25(火) 19:24:30 ID:???
ジュニアてんてこ舞い?→ ハート9

461 :小田ジュニアの野望:2010/05/25(火) 20:47:09 ID:EjW5hKVM
ジュニアてんてこ舞い?→ハート9

ハート 何の問題もなく大通りに出ることが出来た。本日は何事もなく終了。

小「まぁ最悪適当に歩いても城壁にぶつかるはずだし、そうすればイヤでも大通りに出られるからな」

クラリスタニアの街を良く知るジュニアはこういうときこそ冷静にと行動する。場所がわからないという事で
時間は非常にかかってしまい一般的にいう深夜にまであるきづめになるのだが、城壁沿いを歩いていくと
予測どおり大通りに出る。そしてそのままタクシーに乗り込むと、
特にイベントは起きないままクラリッサ公の宮殿に到着するのだった。

〜〜〜

公都クラリスタニア。
小国ルリタニアの第一の都市でクラリッサ公の宮殿である通称『銀とガラスの宮殿』が置かれている都市である。

既に時間も遅く門も閉められていたのだが、ジュニアはずっと昔そうしていたように裏門へと回る。


462 :小田ジュニアの野望:2010/05/25(火) 20:48:13 ID:EjW5hKVM
小(……さて、ロッテは今でもあの部屋にいるのだろうか?)

それは裏門近くの使用人専用の宿舎。最低でも2年前までは一番端の部屋で鍵の管理も行っている
まだ若いメイドさん(当時は見習い)なのだが…

実は彼女とは遠縁であるためジュニアはこのメイドさんと懇意にしており、部屋を抜け出したり
門限を破ってしまったりと様々な理由で宮殿に入れなくなっているときは彼女に頼んでいるのだ。
(実はメイドさん見習いが鍵の管理という重要な役目を担うわけはないのだが…)

とんとん。

小「お〜い。ロッテ、起きてるか〜?」

暗くなっていた小窓に小石をぶつけるジュニア。

ぱちん!

そしてすぐに電気がともり…

???「は〜い〜〜どなたですか〜〜」

なんとも間の伸びた声がかかってくる。


463 :小田ジュニアの野望:2010/05/25(火) 20:49:19 ID:EjW5hKVM
小「おれだよ。猛だよ。扉が閉まってるから開けてくれないか?」

ジュニアは聞き覚えのある声に懐かしさを覚えながら声をかける。

???「え〜。猛様は本日はもうお休みになったとおききしましたよ〜〜」

どうやら父か母の計略でジュニアは疲れてすぐに休んでおり、レセプションには参加できないと
言い訳したようだ。

小「いや、でもこの声聞き覚えあるだろ?」

???「………はい。たしか〜に、猛ちゃんですねぇ〜。でもそれなら守衛さんに頼めばいいのではない
ですか〜?」

小「むう…それは流石にカッコつかないだろ。それに守衛に見つかったらグランパに報告されるし…」

???「ふむぅ…確かにその思考パターンは猛ちゃんのようですね〜。少々お待ちを〜」

少々お待ちを…といってゆうに10分。かちゃりという音と共に寝ぼけまなこの女性が顔を出す。
年の頃は17.8だろうか?ナイトキャップにだぶだぶのパジャマ。肩にかかる赤毛に
緩いウェーブのかかっているのは普段みつあみにしているからだろうか?

464 :小田ジュニアの野望:2010/05/25(火) 20:50:20 ID:EjW5hKVM
小「…相変わらずの寝起きだな」

ロッテ「そんな事いう子には扉開けませんよ?」

眠くて自分でも何をいっているのかよくわからないのだろう。ロッテは黄金に輝くどう考えても鍵には
向かない素材で出来た鍵をふらふらともっている。

小「ごめん。そして久しぶり。元気してたか?」

ロッテ「元気じゃないですよお。眠いんです〜」

そういいながら無造作に裏口の扉を開けるロッテ。裏手の門とはいえ24時間体制で監視カメラが
動いており、ロッテの動きもジュニアの動きもバレバレなのだが長年の慣例なのか、こういう場合のみ
家主であるクラリッサ公へ報告がいかないことになっている。

〜〜〜


465 :小田ジュニアの野望:2010/05/25(火) 20:51:22 ID:EjW5hKVM
ロッテ「それじゃぁ猛ちゃん。さっきいったようにお部屋は昔と同じですから迷わないように
してくださいねぇ〜」

ようやく寝起きの状態から解除されたのか、ロッテは手をひらひらさせながら非常灯しかともっていない
廊下を歩き出す。

小「大丈夫大丈夫。それじゃなロッテ。一週間だけどヨロシク」

そういいながら部屋へと入ったジュニアは天蓋つきのベッドの中でぐっすりと…

むにゅ…

小(むにゅ?)

柔らかい感触に不思議に思ったジュニアは掛け布団をめくってみると、そこには紫乃とドラミが
寄り添うように眠っているのだった。

小(ああ。待っていてくれたのか…悪い事したな。明日からが本番だし、一日くらいはみんなで
遊ぶのも悪くないのかもしれないな…)

そんな事を思いながらベッドの横に置かれたソファーで眠りにつくのだった。

〜〜〜


466 :小田ジュニアの野望:2010/05/25(火) 20:52:42 ID:EjW5hKVM
ルリタニア2日目。

その日ジュニアはとても大きな声でおこされる。

???「猛ちゃん!なんてお行儀が悪い!あと2.3歩でベッドなんですからギリギリで横着
しないでくださいませ!」

小(……ん?ここは…あ、そうか。グランパの屋敷に来たんだったな…)

そんな事を思いながら目をしぱしぱさせると目の前にみつあみ赤毛、眼鏡をかけたややそばかすのかかった
女性がジュニアの顔面数センチの所まできていた。

小「おはようロッテ。今何時?」

そう聞きながらいつの間にかかけられていた毛布を引き剥がそうとすると
とてつもなく重い。

小(???)

不思議に思ったジュニアが力ずくで引っぺがすと、そこにはドラミが包まっていた。


467 :小田ジュニアの野望:2010/05/25(火) 20:53:58 ID:EjW5hKVM
ロッテ「まあ猛ちゃん。いつの間にかロリコンになっちゃって。クラーラさんに言いつけちゃいますよ?」

小「ちょいとまて、これは妹のドラミだ。グランパから聞いただろ?」

そういいながらドラミを揺り起こすジュニア。

ドラミ「ふにゃ?パパ、おはよう」

そういいながらぺったりとくっつくドラミ。

ロッテ「………これは…やっぱり報告するべき…かな?」

ジュニアの事を良く知るロッテからすればロリコンという事はありえないと承知しているのだが
いたずらっ子のように眼鏡をきらーんと光らせる。

小「だからちょっと待ってくれ。誤解だよ」

寝起きという事で本気か冗談か気づかないジュニアはクラーラ姉さまに報告される事に恐怖を
覚えると必至に弁明する。

468 :小田ジュニアの野望:2010/05/25(火) 20:55:12 ID:EjW5hKVM
ロッテ「…ふふふ。冗談ですよ猛ちゃん。ドラミちゃんの事は昨日の夜に紹介してもらいましたから」

あまりに慌てふためくジュニアに満足したのかロッテはそれでは10分以内にドラミちゃんを起こして
朝食に来てくださいね。

そういい残し去っていくのだった。

〜〜〜

そしてそれからきっかり10分後。ジュニアは最低限の身だしなみを整えるといくつもの椅子が並んでいる
大テーブル…その一番端に座る。

小「おはようございます。お爺様。」

一番の上座にはクラリッサ公。以前のような威厳は僅かに衰えているが、それでもその身に纏う威風は
変わらず、思わず背筋が伸びる。

クラリッサ公「うむ。おはよう。長旅ご苦労だったね。で、持病の膝頭ムズムズ病は治ったかね?」

小「は?…あ、はい!もちろんです。昨日は晩餐会に参加できずに申し訳ありません」

ジュニアは恐らく強がついたのであろう、でまかせの持病を肯定すると早速運ばれた食事に
口をつける。

469 :小田ジュニアの野望:2010/05/25(火) 20:56:40 ID:EjW5hKVM
クラリッサ公「さて、わしは公務があるでな。早速じゃが今日はどうする?既にコーチは
雇っておるのだが…」

それは一番初めの約束。つまりはプチ留学の本来の目的であるサッカー訓練のコーチの事を
いっているらしい。

どうしますか?
A.今日はサッカーの特訓だ!
B.今日はまだ体調がすぐれないのでやすませてください。
C.その他

先に1票入ったものを選択します。

470 :森崎名無しさん:2010/05/25(火) 20:57:28 ID:???


471 :小田ジュニアの野望:2010/05/25(火) 21:09:30 ID:EjW5hKVM
A.今日はサッカーの特訓だ!

小「それでは早速ですが今日から特訓をお願いします」

食事中ということでナプキンで口元を綺麗にし、そう答える。

と、そこに一緒に朝食をとっていたドラミが

ドラミ「お爺様。よろしければ私もお兄様の特訓にお付き合いしてもよろしいでしょうか?」

ティルとの特訓でついに礼儀作法に関しては完璧になったドラミはその潜在能力に潜ませる
威風を撒きながら有無を言わせない雰囲気を作る。といっても歴戦の魔物といってもよい
グランパには涼風のだったようだが。

小「ああ。それならよろしければドラミだけでなく、紫乃にもお願いしたいのですが」

ドラミの意外な言葉に渡りに船とジュニアは更に言葉を乗せる。

クラリッサ公「ふむ…紫乃には別のレッスンを考えておったのだが…そうだな。丁度コーチも
3人呼んでおったのだ。よかろう、許す」

472 :小田ジュニアの野望:2010/05/25(火) 21:10:32 ID:EjW5hKVM
威厳のある…そして老獪な声でジュニアのおじいさんは答える。

小「三人?それはだれですか?」

クラリッサ公「そう急かすな。たしか… 浦辺ロリ・コンナンデス 、それに サトルステギ じゃったかの」

小「そ、そんな人を!?」
意外な言葉に思わず目をみはるジュニア。

473 :森崎名無しさん:2010/05/25(火) 21:11:39 ID:???
紫乃にげてー!

474 :小田ジュニアの野望:2010/05/25(火) 21:14:05 ID:EjW5hKVM
誰からのコーチを受けますか?
A.浦辺
B.ロリ・コンナンデス
C.サトルステギ

先に1票入ったものを選択します。
※ジュニアが選択しなかった人物は、紫乃、もしくはドラミが訓練を受ける事になります。
つまりロリ・コンナンデスは大変危険です。

475 :森崎名無しさん:2010/05/25(火) 21:16:50 ID:xcAOuH2c


476 :森崎名無しさん:2010/05/25(火) 21:19:59 ID:???
だからってロリコンナンデスは正統派GKだから、旨みがないんだよなぁ……
せいぜい戦術眼位?
それもチームの信頼が無いと使えないし……

477 :森崎名無しさん:2010/05/25(火) 21:25:36 ID:???
家族を守るか能力をとるかで後者をとった、と
あとは祈ろう

478 :森崎名無しさん:2010/05/25(火) 21:28:38 ID:???
個人的にはジノって好きなキャラなんで軽いギャグで済めば良いけど…

479 :森崎名無しさん:2010/05/25(火) 21:31:15 ID:???
いやまて、どこにもジノとは書いてない。
すなわち、ただのそっくりさんだったりしてな。

480 :小田ジュニアの野望:2010/05/25(火) 21:31:37 ID:EjW5hKVM
>>473
数少ないはずれキャラを選ぶとは…にげて〜〜!

>>476
それでも一流プレイヤーですからね。一応選べば競り合いは特訓可能で、あと対キーパー用のスキル
(うまくいけばPK○)を考えてました。(多分死にスキルになるでしょうがw)

>>477
そうですね。ドラミなら何とか自分の身は自分で守れます。この判定にかけましょう。

A.浦辺

小(浦辺?浦辺って、あのうちのSCにいる兄弟の?)

あまりにの不可解な話にサトルステギなどの超一流プレイヤーの名前と、どこかで聞いたような名前
の人物を忘れる。

小「それじゃ浦辺反次選手でお願いします」

そう答える。

クラリッサ公「そうかね。日本人には日本人というのもよかろう」


481 :小田ジュニアの野望:2010/05/25(火) 21:32:38 ID:EjW5hKVM
そういいながら見事に蓄えられた髭をひとなでし…

ドラミ「それではわたくしは…」

ドラミ運命の選択→! card

お1人さまで! cardの数字を抜きコピペってください。

ダイヤハート ロリ・コンナンデスを指名した。
スペードクラブ サトルステギを指名した。

となります。

482 :森崎名無しさん:2010/05/25(火) 21:37:07 ID:???
ドラミ運命の選択→ ダイヤJ

483 :森崎名無しさん:2010/05/25(火) 21:37:18 ID:???
ドラミ運命の選択→ クラブ6


484 :小田ジュニアの野望:2010/05/25(火) 22:07:05 ID:EjW5hKVM
ドラミ運命の選択→ダイヤJ

ダイヤハート ロリ・コンナンデスを指名した。

野生の勘というものは存在するのだろうか?ドラミは身の危険を感じ、サトルステギを選ぼうとして…
ふと紫乃の姿を思い浮かべる。

ドラミ「………」

僅かな逡巡。そして、

ドラミ「それではロリ・コンナンデスさんでお願いします」

自ら死地への旅を選択する。

クラリッサ公「そうかね。確か彼はキーパーだという話だ。彼を親の仇と思いシュートしまくるのもよかろう」

小「となると紫乃は残ったサトルステギ…ですね。確かものすごいヘディング技を持っているとか」

クラリッサ公「そうよな。毎回コーチは別の人物を召集するが一日猛特訓をすれば次の日は体を
休ませるのだぞ?」

485 :小田ジュニアの野望:2010/05/25(火) 22:08:08 ID:EjW5hKVM
小「はい。御忠告感謝します」

そうしてジュニアは浦辺と、ドラミは手をワキワキさせているロリ・コンナンデスと、そして
紫乃はサトルステギに特訓を受けるのだった。

〜〜〜

そして広いマウンドにジュニアは良く知る人物。静南に所属していたエース、浦辺反次と対面する。

浦辺「へぇ。話には聞いていたけど、本当にいいとこの坊ちゃんだったんだな?」

小「いえ。お金持ちなのはおじいちゃんだけです。というより、何故浦辺選手が?」

浦辺「よしてくれよ。今はどこにでもいる豆腐屋だ。ま、2.3ヶ月前に偶然会った爺さんが
なんだか名プレイヤーを探していてね。一応俺の履歴を教えたら是非にだといわれたんでね。
こいつらと観光がてらきたって訳さ。」

小「ああ。そういえばゴールデンウィークに日本に来ていましたから…て、こいつ?」

浦辺「ああ、家族一家で旅行に来てもおつりが来るだけのギャラを用意してもらったんでね。
つれてきちまった。よかったらあの2人も一緒に特訓させるか?」

そういいながら大きな声で誰かを呼ぶ額にばってんをつけている浦辺。そして数分後…

486 :小田ジュニアの野望:2010/05/25(火) 22:09:40 ID:EjW5hKVM
浦辺(兄)「よお。…なんというか気恥ずかしいな。」

浦辺(弟)「そう?俺は嬉しいよ。こんな広いところで思いっきりボールを蹴れるんだからね」

同じ南葛SCの2人は別々の反応をする。

小「俺はどっちでもいいですよ。とにかく特訓さえつけてもらえるならどちらでも」

浦辺反次「そうか。それならみんな纏めて今日は徹底的にしごく!」

高らかにそう宣言し…

特訓と通常訓練どちらをしますか?
A.ドリブル特訓
B.シュート特訓
C.浮き玉シュート特訓
D.通常訓練(通常のコーチ効果に浦辺兄弟の補正が入るので安定した能力アップが望めます)

先に1票入ったものを選択します。

487 :森崎名無しさん:2010/05/25(火) 22:11:33 ID:???


488 :森崎名無しさん:2010/05/25(火) 22:11:43 ID:k9WOVMN2


489 :小田ジュニアの野望:2010/05/25(火) 22:24:49 ID:EjW5hKVM
D.通常訓練(通常のコーチ効果に浦辺兄弟の補正が入るので安定した能力アップが望めます)

小「そうですね。それじゃ普通の訓練コースをみんなでしましょう。」

そう答えるジュニア。

浦辺反次「ん?それでいいのか?…わかった、じゃあ今回は通常訓練だな」

どの訓練をしますか?
A.ガッツ 570 経験値0(NEXT5)
B.ドリブル 13 経験値7(NEXT8)
C.パス   11 経験値3(NEXT7)
D.シュート  9 (黒いサッカーボール+2)+(普通のスパイク+1)=12 経験値6(NEXT7)
E.タックル 17 経験値1(NEXT9)
F.パスカット13 経験値0(NEXT9)
G.ブロック 13 経験値4(NEXT7)
H.競り合い 11 経験値5(NEXT7)
I.セービング 5 経験値2(NEXT5)
(スキル)
J.小田急ドリブル(急行) 経験値1(NEXT7)ドリブル時、カードがスペードの時+3修正されます。
K.花のワルツ   経験値1(NEXT5)ドリブル時、カードがハートの時+3修正されます。
L.フェアリーダンス  経験値0(NEXT7) パスカットに+4修正されます。
M.ライン際のドリブル経験値0(NEXT5)ライン際ドリブル時+2修正されます。
N.パワータックル 経験値2(NEXT5) タックル時ダイヤで+3の修正。ぶっ飛ばし係数2

490 :小田ジュニアの野望:2010/05/25(火) 22:25:49 ID:EjW5hKVM
(フラグ)
O.格闘(追加技) 経験値0(NEXT3)
P.パワー系必殺シュート 経験値0(NEXT5)
Q.ジャンピングボレー 経験値0 (NEXT8)
R.旋風脚 経験値0(NEXT5)
S.変化!(ドラコ) 経験値5 (MAX35)

先に『1』票入ったものを選択します。
5年次ボーナスとして全ての行動に+1の修正が入ります。
A〜Hを選択した場合、良いユニフォームor黒いボールにより+1の修正が入ります。
A〜Iの訓練において浦辺兄弟との練習補正により+3の補正がはいります。
浦辺のコーチ効果により。ドリブル+3、パス+2、シュート+3、タックル+3
パスカット+2、ブロック+1、競り合い+2の補正を得ます。
(少人数にコーチするので本来のコーチより効果は高めです)

合計値が
17以上 経験+7
15.16 経験+6
13.14.経験+5
11.12.経験+4
8〜10.経験+3
5〜7.経験+2
3.4.経験+1
1.2.成長せず

の経験値を得ます。

491 :森崎名無しさん:2010/05/25(火) 22:31:36 ID:???


492 :小田ジュニアの野望:2010/05/25(火) 22:47:57 ID:EjW5hKVM
H.競り合い 11 経験値5(NEXT7)

小「それじゃみんないることだし競り合いましょう」

浦辺反次「よっしゃ。じゃ、2人も混ざれ!今日はひたすら全員でボールを追いかけるぞ!」

浦辺(兄)「おっしゃ!」

浦辺(弟)「了解!」

ボールの奪い合い→(補正値合計7)+! card

お1人さまで! cardの数字を抜きコピペってください。

合計値が
17以上 経験+7
15.16 経験+6
13.14.経験+5
11.12.経験+4
8〜10.経験+3
5〜7.経験+2
3.4.経験+1
1.2.成長せず

の経験値を得ます。

493 :森崎名無しさん:2010/05/25(火) 22:49:35 ID:???
ボールの奪い合い→(補正値合計7)+ ハート10

494 :森崎名無しさん:2010/05/25(火) 22:49:47 ID:???
ボールの奪い合い→(補正値合計7)+ クラブ6

495 :森崎名無しさん:2010/05/25(火) 22:50:01 ID:???
ボールの奪い合い→(補正値合計7)+ ハートQ

496 :森崎名無しさん:2010/05/25(火) 22:52:56 ID:???
補正ウマー
今からでもサッカーで一番目指したくなってきた

497 :小田ジュニアの野望:2010/05/25(火) 23:06:31 ID:EjW5hKVM
>>496
今までの低調振りが嘘のようですね。昔ちょっと書いた+4補正くらいを機に一気に成長率が上がる
仕様がようやくうまく機能してきたようです。まぁカード運に恵まれたというのが一番ですが。

ボールの奪い合い→(補正値合計7)+ハート10=17

17以上 経験+7

その日『銀とガラスの宮殿』の庭園にいた3人の子供と1人の大人はただただ少年のように
一つのボールを追い掛け回していた。してはいけない事はボールを持って逃げる事と、タックルを
すること。この二つを封印された少年達はこぼれたボールの奪いに行く貪欲さや、フィジカル面での
強さを一気に上げていくのだった。

ぴこーん!
H.競り合い 12 経験値5(NEXT8) となりました。

〜〜〜


498 :小田ジュニアの野望:2010/05/25(火) 23:08:46 ID:EjW5hKVM
そして一方その頃…

紫乃の特訓→! card
サトルステギの感性→! card

ドラミ危険を感じる→! card
手がワキワキロリコンデス→! card

上2行.下2行で! cardの数字を抜きコピペってください。

それぞれの合計値が
26以上! サッカー神になる!!!
23〜25 才能が更に開花!!
20〜23 サッカーの天才!
17〜19 まずまずの結果になる。
13〜16 まぁまぁの結果になる。
8〜12 ふつう… ある程度の能力がつく。
4〜7 やらないよりマシ…
3以下 息が全く合わない…

※マークが一致するとダイヤ+5 ハート+4 スペード+3 クラブ+2の修正を受けます。
紫乃はシュート系、ドラミは競り合いの特訓を受けます。
ロリコンデスの数字がドラミの数字より3以上高い場合…
更に5以上高かった場合…
8以上の差がついたときは…合掌…

499 :森崎名無しさん:2010/05/25(火) 23:09:25 ID:???
紫乃の特訓→ クラブ2
サトルステギの感性→ ダイヤ4


500 :森崎名無しさん:2010/05/25(火) 23:10:32 ID:???
ドラミ危険を感じる→ スペード7
手がワキワキロリコンデス→ ダイヤ3

501 :森崎名無しさん:2010/05/25(火) 23:36:43 ID:???
>>498
補正も無くて、なんかコーチを一流選手にした意味が無いような…
サブキャラの特訓だからですかね

502 :小田ジュニアの野望:2010/05/25(火) 23:53:42 ID:EjW5hKVM
>>501
ああ、横着してすみません。表現上はいつもと変わりませんが内部パラメータの数字は結構違います。
具体的には紫乃はシュート特化という事もありますがジュニアとの特訓で20だした時と
ほぼ同等の伸びをしています。


紫乃の特訓→クラブ2
サトルステギの感性→ダイヤ4

ドラミ危険を感じる→スペード7
手がワキワキロリコンデス→ダイヤ3


紫乃の合計値6
4〜7 やらないよりマシ…

ドラミの合計値10
8〜12 ふつう… ある程度の能力がつく。


503 :小田ジュニアの野望:2010/05/25(火) 23:55:25 ID:EjW5hKVM
ジュニア達が素晴らしい成果を上げていく一方、紫乃とドラミはあまり効果を上げる事は出来なかった。

まず紫乃のほうだが、これはある意味当然といえる。もともと紫乃がサッカーを始めた理由は
猛やドラミ、それに兄には秘密だが強と楽しく過ごすためである。もちろん、サッカーそのものも
大好きなのだが。しかし、あくまで遊びの延長線上の好き、であって、家族の誰もいない中
いきなり特訓といわれても本来の能力を出すことすらままならず、紫乃は悲しそうな顔で
サトルステギのシュートの真似をするだけだった。

そして、逆の意味で危険なのがドラミとロリコンナンデス。もちろんこのコーチとして呼ばれた男、
ジノ・ヘルナンデスとは一切関係ない人物であるのだが、その能力はほぼ拮抗している。
そして性格も比較的近いのだが、最大の差異として…彼はロリコンだった。

ロリ「へっへっへ。嬢ちゃん俺を抜けるかい!?」

いかにもなスケベ顔でじりじりとにじり寄るロリ。


504 :小田ジュニアの野望:2010/05/25(火) 23:56:50 ID:EjW5hKVM
ドラミ「が、がおーー!」

普段は微塵も見せない獣性で対抗するドラミ。この二人の戦いは熾烈だった。
ボールではなく、ドラミのおしりを狙うロリ。それをボールをぶつけたり、滑空で逃げるドラミ。
最後にはドラミが禁断のファイヤブレスまで吐いてしまい、真っ黒こげなロリコンナンデスが
生まれましたとさ。でめたしでめたし。

ドラミ「やった〜!!かったよ〜〜!」

勝ち鬨を上げるドラミだったが、肝心のサッカー訓練は全然だたという。

ロリコンナンデス「あ、あいるびー…ばっく!」

ぴこーん!
紫乃のシュート経験が僅かに上がりました。
ドラミの競り合い能力が少し上がりました。

〜〜〜

505 :小田ジュニアの野望:2010/05/25(火) 23:57:51 ID:EjW5hKVM
小「………くは〜!こりゃ明日は筋肉痛確実だな」

浦辺(兄)「つ、つかれた…でもよかったのか?俺まで特訓に参加して?」

小「何言ってるんですが、同じSCの一員。それも自分の父親ですよ。当然です!」

浦辺(弟)「でもとーちゃん普段は豆腐屋が忙しいから全然練習に付き合ってくれないんだよね。
小田先輩のお父さんもそうでしょ?」

小「お、俺のところは…浦辺選手のようにプロじゃないからね。多分一緒に練習しても
それほどの効果はないんじゃないかな?」

親と兄がいることで浦辺(弟)にも優しく話すジュニア。


506 :小田ジュニアの野望:2010/05/25(火) 23:59:03 ID:EjW5hKVM
浦辺反次「…ん?知らないのか?小田は確かにプロにはならなかったがそれはすし屋を継ぐためで
運動、サッカー能力なら俺達にも全然負けないなかったぞ?」

小「へ?ま、まっさかぁ!担いだってそんなみえみえの嘘、乗りませんよ」

浦辺反次(なんだ。小田の奴自分のこと話してないのか…といっても俺もあんまりあいつの事は
知らないからな。もしかして事故ったり、怪我をしたのかもな)

一人納得する浦辺反次。

小「でも今日はありがとうございました。お陰で一気に成長しました」

浦辺(兄)「ああ、俺の能力も実はこっそり上がってたりする」

浦辺(弟)「実は兄と同じ!」

夕暮れの中、大の字になる3人と少し考え事をする大人1人だった。

ぴこーん!
浦辺兄弟との友好値が+1されました。
浦辺(兄)友好値7
浦辺(弟)友好値7

〜〜〜〜


507 :小田ジュニアの野望:2010/05/26(水) 00:00:05 ID:mCsz6ozQ
小(もう駄目…何もする気がおきない…)

夕食をもぐもぐ食べ、広い浴場で足を伸ばしてドラミや紫乃、それに強やママンとお風呂に
入った後は泥のように眠るジュニアだった。

ルリタニア 8月1週 3日目

小「ふぁ〜、よく寝た……つつつ…やっぱり筋肉痛が凄いな。今日はグランパの言うとおり
特訓はなしだな。でも時差の関係で6日目には帰宅しないと夏合宿には間に合わないから
特訓はあと1回か…やっぱり1週間だけというのは短いな…」

そんな事を思いながら家では絶対に味わう事の出来ない極上の夢心地から醒めるジュニア。



508 :小田ジュニアの野望:2010/05/26(水) 00:01:24 ID:mCsz6ozQ
小(となると観光になるわけだけど…誰か誘おうかな?)

だれかさそいますか?
A.紫乃を誘う。
B.ドラミを誘う。
C.クラリスを誘う。
D.強を誘う。(難易度激ムズ)
E.ロッテ(メイドさん)を誘う。
F.1人で出かける。
G.どうせだから女の子に変身して出かける。
H.今日は一日勉強しようかな?(8月4週までに訓練しないと経験値が1下がります)
I.この場所ならなんだかかっこよくなれる気がする!(8月3週までに訓練しないと経験値が1下がります)
J.その他

先に『1』票入ったものを選択します。

509 :森崎名無しさん:2010/05/26(水) 00:17:32 ID:???


510 :小田ジュニアの野望:2010/05/26(水) 00:43:15 ID:mCsz6ozQ
F.1人で出かける。

小「折角の家族旅行だけどみんない筋肉痛だろうし、ママンの久しぶりの里帰りに観光につれまわすのも
悪いよな。今日は1人でいくか…」

そう思ったジュニアは1人で出かけることにする。出掛けにメイドさんのロッテに今日は晩餐会が
あるから早めに帰ってくるようにといわれたのだが、予定は未定である。

小(たしか一応パンフレットを持ってきてるんだよな。)

それは様々な国の言葉で書かれたドイツの空港にたどりついたときに手に入れたものであり、
現在のルリタニア情勢を知らないジュニアにとって中々に役立つものだった。

小(え〜と、出かける候補として…全てのものが高い水準で集まっているここ、クラリスタニア。
それに第二都市のヘクセンブルクは別名『魔女の街』と呼ばれる観光の街。ルリタニアの最南部に
あるだけあってローマ水道などの観光名所が多いらしい。次はミューレンブルク。芸術の町
として有名で結構有名なピアニストや色々な奏者を輩出しているらしい。そして交易都市
ネルトリンカ。様々な国と交易しているからこの地にくればヨーロッパ圏内のほとんどのアイテムを
調達できるらしい。珍しいアイテムもあるらしいからマリーさんに渡せば喜んでくれるものだって
多いだろうな。因みに製造工房や、バレエを初めとする芸術にも意外と強いらしい。
その他に気になるところといえば『妖精の森』。その名の通り、妖精や不思議なものを見ることが
多い不思議な場所らしい。といっても、観光スポットの一つだから危ないという事はなさそうだけど。
あとは…囲郭都市の周辺にある遺跡とか牧場とかだな。)

511 :小田ジュニアの野望:2010/05/26(水) 00:44:23 ID:mCsz6ozQ
もしこの地に詳しいメイドのロッテやクラリスを連れ出せばもう少し詳しい事を知る事が出来たであろうが
今のジュニアの記憶とこのパンフレットではこの程度しか理解できなかった。

どこにいこう?
A.まずは公都クラリスタニアをぶらぶらしよう。
B.とりあえず観光しようかな?魔女の住む町というのも気になるし。ヘクセンブルクへ。
C.フルートの事が何かわかるかもしれない。芸術の町ミューレンブルクへ!
D.まずはお買い物だと決まってる!交易の街、ネルトリンカへ!
E.妖精の森…俺の目なら何かわかるかもしれないな…
F.囲郭都市の周辺にある牧場にいってみよう!
G.囲郭都市の周辺にある遺跡にいってみよう!

先に『1』票入ったものを選択します。

512 :森崎名無しさん:2010/05/26(水) 00:46:05 ID:lilR7TKg


Jrといえばファンタジー。

513 :南葛vs幻想 ◆W.No10nvrU :2010/05/26(水) 00:48:15 ID:???
妖精と言えばエルフと聞いて走ってきました

514 :森崎名無しさん:2010/05/26(水) 00:59:03 ID:???
妖精といえばドワーフやホビット派はおらんのか!

515 :小田ジュニアの野望:2010/05/26(水) 01:18:51 ID:mCsz6ozQ
>>512
なんだかもう引き返せないところまでファンタジーにまみれてきましたね。はじめはエッセンス程度
だったのに…

>>513
最近のエルフは華奢だけど巨乳という最近の風潮に許せない中の人です!
ディードリットこそ至高なのです!!

>>515
中の人はホビット派というよりハーフリング派です。いやトールキンは大好きですし、今回のイベントも
少しだけケルトの伝承が絡んでますが。ドワーフは…ラリホー!なら好きなんですけどね。


E.妖精の森…俺の目なら何かわかるかもしれないな…

小(ふむぅ…あんまりお金もないし…ここは妖精の森にでもいこうかな?)

なんとなくそう思いながら汽車に乗る。ここルリタニア内の汽車ならいくら乗っても無料になる
フリーパスを前もってグランパから貰っていたので気楽な移動である。


516 :小田ジュニアの野望:2010/05/26(水) 01:20:00 ID:mCsz6ozQ
ルリタニアは小国の名の通り、大きさ自体は日本の平均的な県の大きさとほぼ同等である。
故に、汽車による移動も30分もかからずに到着しする。

〜〜〜

小「へぇ…ここが妖精の森か…別に迷いの魔法とかはかかってないんだな」

そんな事を思いながら駅舎から出ようとすると…

ティル(あの…よろしければ私を出してもらえないでしょうか?)

普段はなるべくジュニアの思考のノイズにならないようにと声をかけることのないティル・ニー・ノグ
が声をかける。

小「…別にいいけど、どうしてまた?」

ティル「ここは懐かしい匂いがします。もしかしたら常若の国に続く道が空いているのかもしれません」

小「それは危険なのか?」

ティル「……それは判断しかねます。妖精たちがいたずらで開けた穴ならば埋めた方がいいでしょうし、
もし、マスターが望むのならばその妖精の国へいけるかもしれません。ただそうなると帰れる保障は
ありませんが…」

517 :小田ジュニアの野望:2010/05/26(水) 01:22:00 ID:mCsz6ozQ
小「つまり危険なんだな?」

ティル「…はい」

どうしますか?
A.ティルを召還し、妖精の穴を探す。
B.ティルを召還するが、妖精の穴は探さない。
C.ティルを召還しないが、妖精の穴は探す。
D.今回はあくまで観光。ティルは召還しないし、妖精の穴も探さない。

今回は重要選択肢なので先にID表示で2票入ったものを選択します。
※妖精の穴であり妖精の輪ではありません。

518 :森崎名無しさん:2010/05/26(水) 01:28:27 ID:wpPrn0no


519 :森崎名無しさん:2010/05/26(水) 05:16:21 ID:2NFcMaZw


520 :小田ジュニアの野望:2010/05/26(水) 12:50:22 ID:mCsz6ozQ
A.ティルを召還し、妖精の穴を探す。

小「ま、妖精の国にいくにしても穴を埋めるにしても見つけないと話にならないよな。とりあえず、
我は求めうったえたり!いでよ!ティル・ニー・ノグ!」

そういいながらバッグに括りつけられていた小さな水晶玉に念じる。

ふわ…

するといつもかジュニアが買い与えた純白のワンピースに身を包んだティルがサナギから羽化する
ように現れるのだった。

ティル「ありがとうございます」

小「……そういえばいつも思ってたことなんだけどティルは不思議な木からなら
俺が召還しようと思わなくても姿を現せているよな?」

ティル「はい。そうですね」

小「だったら水晶球からも勝手に出れるんじゃないのか?」

521 :小田ジュニアの野望:2010/05/26(水) 12:51:59 ID:mCsz6ozQ
たいした回答を期待することなくなんとなく訊ねるジュニア。

ティル「…今はまだ無理ですね。私とマスターの心の扉はまだ完全には開かれていませんから」

小「心の扉?」

ティル「あくまでものの例えですが、私が水晶からこちらに来るときは一度マスターの精神世界
を経由します。そして不思議な木とマスターの精神世界は直接つながっているのですが、マスターの
精神世界からこちらに出るときの世界はまだつながってません。なのでマスターが精神力を
消費してこちら側の扉を開けているのです」

小「相変わらず小難しいな。」

ティル「要は、私とマスターの絆がもっと強くなればマスターは自然に心の扉の鍵は私を拒む事が
なくなり、私は召還不要でマスターの水晶球からこちらへ出ることが可能になります」

小「あ、つまりもっと仲良くなればいいんだな?あれ?でも今でも十分親友だと思ってるんだけど?」

ティル「それは契約効果で初めからそうなるように仕組まれてますから。実際は一番初めに
会った時からつかず離れずですよ」

522 :小田ジュニアの野望:2010/05/26(水) 12:53:04 ID:mCsz6ozQ
小「いわれてみれば…たしかに…」

ティル「それに友好値8までは適当に一緒にぶらつくだけで上がりやすくなってますが、それ以降は
ちょっとしたイベント、そして10以降は更にあがる為のエッセンスが必要です。私とマスターは
既に友好値18の状態ですからかなり上がりにくくなってます」

小「そういえば一緒に試合観戦した井沢やジルベルトとは簡単に友好値が上がったけど、ティルや
春菜姫と観戦してもそれだけじゃ友好値上がらなかったもんな。後輩全員と見たときは
別に先頭きって号令していたわけじゃないから後輩達が思い思いにいろんな奴に話しかけて
俺の影響力自体が相当薄まっていたっということか…」

ティル「はい。ですので、月初めのお小遣いでは既に友好値が高い方を選ぶのがかなりお得です。」

小「へぇ。シナリオも残り半分切ってるこの状況で役に立つかは微妙だけどありがとう」

ティル「はい。私を20に上げるときっとサッカーにもきっとお役に立ちますので
一考くださいませ」

小「了解」


523 :小田ジュニアの野望:2010/05/26(水) 12:54:10 ID:mCsz6ozQ
そんな会話をしながらさながら森林浴のように木漏れ日の中をあるく1人と1匹?。
マイナスイオンの影響なのか、一歩一歩歩くたびに悲鳴を上げていた筋肉がほぐれてきたようで
気がつけば痛みを忘れていた。

発見妖精の穴?→運動値10+知力8+(ティルの援護5、ジュニアの瞳5)+! card

! cardの数字を抜きコピペってください。

合計値が
40以上 なんといろんなイベントを通り越していきなり???が登場!
35〜39 穴を発見する前に妖精発見!
30〜34 妖精の穴を見つける。
29以下 見つからない…

となります。

524 :森崎名無しさん:2010/05/26(水) 13:00:47 ID:???
発見妖精の穴?→運動値10+知力8+(ティルの援護5、ジュニアの瞳5)+ ハート5


525 :小田ジュニアの野望:2010/05/26(水) 15:53:58 ID:mCsz6ozQ
発見妖精の穴?→運動値10+知力8+(ティルの援護5、ジュニアの瞳5)+ハート5=33

30〜34 妖精の穴を見つける。

この世界以外のものを見分ける事が出来るジュニアの瞳と、妖精であるティル。この二つの
フェイバリットをもつこの状況で妖精の穴を見つけられないというのがおかしい。
ジュニアは遊歩道から離れた場所に明らかな違和感を感じその場へと向かう。

〜〜〜

小「お〜さすが異界を見分ける瞳!ドロッセルマイヤーから貰った力だというのがむかつくが
こういうときはものすごく役立つな。

あっさりと見つけたそれは、普通に確認するだけならば単なる普通の土の地面だが、ジュニアが
それを意識するとその穴は丁度ジュニアの肩幅くらい。子供1人ならすっぽりと入ってしまう
何かである。

小「で、どうする?確かに穴だな。子供が落ちたら危なさそうだし…埋めるか?」

ティル「そうですね。日本でいう神隠しという言葉と同じ意味の言葉は世界各地にありますが、
恐らくそのいくつかはこれに飲み込まれたのでしょう。近くの街に被害がなかったか聞くのもいいですね。」

526 :小田ジュニアの野望:2010/05/26(水) 15:55:05 ID:mCsz6ozQ
小「この近くの町というと…ミューレンブルクか。たしか芸術の街だから確かに妖精とかと
相性良さそうだな…でもそれなら森の管理人に聞いたほうが早いな。」

どうしますか?
A.妖精の穴に入ってみる。
B.危険だし埋めよう。
C.この森の管理人に神隠しの話題がないか聞いてみよう。
D.ミューレンブルクまで調査しに行くか…
E.ティルならどうする?一応聞いてみる。
F.その他

先に『1』票入ったものを選択します。

527 :森崎名無しさん:2010/05/26(水) 16:15:07 ID:???


528 :小田ジュニアの野望:2010/05/26(水) 16:58:59 ID:mCsz6ozQ
A.妖精の穴に入ってみる。

小「もし誰かが落ちたのならば助けに行けばいいんだし…誰もいないなら誰もいないで問題ないよな」

ティル「…まさか!?」

小「そのとおり!!」

言うが早いかジュニアはティルが止めるまもなくその穴に飛び込む!!

月は無慈悲な夜の女王→! card

! cardの数字を抜きコピペってください。

ダイヤ なんと!!ニーベルンゲンの世界に到着!!
ハート 常若の国、ティル・ナ・ノーグへようこそ!
スペード 夏の夜の夢。森と高原の広がるティルの生れ故郷!
クラブ 目の前には3月うさぎ!?タケシインワンダーランド!!

となります。

529 :森崎名無しさん:2010/05/26(水) 17:05:36 ID:???
月は無慈悲な夜の女王→ ハート4

530 :森崎名無しさん:2010/05/26(水) 17:36:13 ID:???
うーわ、またドンピシャでケルト神話引いたなぁ…。
ちなみにここは神話的にも『時間の流れが違う』と明言されてて、
3年すごしたら300年!(具体的な数字は違うかも)ということがありうるので、
早めに引き上げたほうがいいかもわからんね。

ちなみに、ティル・ナ・ノーグのダーナ(ダナン)神族は
FEの名前の下ネタのひとつなので、WIKIの神族表とか見ると、
某モリブレムスレで見慣れた名前が山ほど出てきたりするw

531 :小田ジュニアの野望:2010/05/26(水) 17:36:27 ID:mCsz6ozQ
ありゃ!?この中で恐らく一番知名度の低いケルト伝承が来てしまった…

ちょっとだけ心配なのでアンケート。

貴方はケルト伝承についてどの程度知ってますか?

A.ダーナ・オシーやらトゥアハ・デ・ダナーンもドンと来い!!
B.ゲイ・ボルクやクラウ・ソラスあとブリューナクとか武器の名前ならわかる。
C.トールキンの指輪物語なら見た!
D.ダンバインの機体名でくらいならいなら知っている。
E.ケルト神話?全然知らない。
F.その他、どの程度知っているかよろしければお書きください。

複数回答可です。
何名様という縛りはありませんが
反応が悪そうなら北欧神話やもう少し関係ないところからも話を持ってきます。

532 :森崎名無しさん:2010/05/26(水) 17:37:55 ID:dCHazSNw
BD

533 :森崎名無しさん:2010/05/26(水) 17:40:05 ID:???
ABCD
フィン・マックールとかクーフーリンとかの話は一通り。

534 :森崎名無しさん:2010/05/26(水) 18:11:18 ID:2NFcMaZw
DE

535 :森崎名無しさん:2010/05/26(水) 18:27:25 ID:???
神話はどいつもこいつチート
昔の人も現代人と変わらず中二病だったのさ
という程度なら知ってる。

536 :森崎名無しさん:2010/05/26(水) 19:57:27 ID:KrUTtG3s
BD
ブリューナク召還!
お前のカードをどんどこ除外してやる!

537 :小田ジュニアの野望:2010/05/26(水) 20:43:33 ID:mCsz6ozQ
皆様ありがとうございます。やはり完全に知っている人は少ないので少し規模を縮小して
イベントをおこします。

>>530
素晴らしい。そこまで知ってるなら変な事が書けないですね。中の人はFEは初代と紋章の謎、
外伝しかした事のないなので、内容は知りませんが武器があんまりな事になってたり
人物相関表がめちゃくちゃなことになっているという話は何度か聞いてます。

>>533
おお、かなり心強いですね。メガテンで一躍有名になったクー・フーリンやタム・リンだけでなく
マックールさんを知っているとはかなりの通です。

>>535
惜しい!!その数少ない例外が常若の国、ティル・ナ・ノーグです。なんせ戦争で負けちゃった
人々が逃げ込んで妖精になった…というのがこの世界の成り立ちですから。
というよりケルトは絶対無敵の剣やら光り輝く剣やら、アイテムはものすごいのですが、実際
神にあたるものがいないので神話ではなく伝承または民話なのですよ。
(だからそこからの派生作品である指輪物語とかあるのに認知度が圧倒的に低いのかもしれません)
神の条件である人の創生や信仰などが全くなく、スパンは長いですが人と変わらずに戦えば死ぬし、
恋愛して子供作って年くって死にます。神さまというより魔法使いとかそっちのほうしっくりきます。
ダーナ神族とか、神と名がつきますが唯一神かも?と思える女神ダヌの子供達という意味なので
彼らに不死性や神秘性はありません。(ま、物語なので例外はたくさんありますがw)
ぶっちゃけダーナ神族は人間の先祖と戦って負けちゃってますからね。人間に敗走してたどり着いたところが
常若の国、ティル・ナ・ノーグなんです。彼らはそこで妖精として暮らしています。

538 :小田ジュニアの野望:2010/05/26(水) 20:45:34 ID:mCsz6ozQ
>>536
遊戯王は本当に懐の大きいゲームですよね。中の人も今回に限らず念のためにネットで確認作業を
することが多いのですが結構な確率でカードの説明に行き当たるので、改めて偉大さを認識できます。


この地についてわからない方は、ダンバインのバンストンウェルからオーラバトラーが無くなった
ような世界だという認識で大きく間違っている事はないと思います。お禿様のライフワークの
一部となっているバンストンウェル物語ですが、その下地になっているのはなんとなくこのティル・ナ・ノーグ
なんじゃないかな?とおもえる設定が結構あるので。
(読んだことはないですが小説版ではオーラバトラーがでないらしいのでもっと近いかも…)


539 :小田ジュニアの野望:2010/05/26(水) 20:47:25 ID:mCsz6ozQ
月は無慈悲な夜の女王→ハート4



ずしゃん!!

ジュニアが妖精の穴に飛び込んだ先…そこは人間界と魔界、それに妖精界のすべての中間に位置する
せめぎあい、揺らぎあう世界であった。

小「……いってぇ…結構落ちたけど…ここはどこだ?」

なんとなく幻想的な雰囲気を持つ木や植物の茂みに丁度落ちたジュニアは周りを見渡す。

ティル「マスター。ここは危険です。出来るだけ早く逃げた方が…」

穴に落ちた瞬間ティルも追いかけてきてくれたのか、現在はジュニアの許しもなく
人間の大きさになっている。

小「残念だったな。もう遅いようだ」

ジュニアの落ちた衝撃があまりにも大きかったのか、その音につられた肉食の獣が目の前に姿を現す。

小「犬…にしては大きいな。アレは…」

ティル「アレは狼ですね。人間界では数の減った彼らですがこの世界では捕食者としての
地位を失っていないようです。気をつけてください、一匹狼という言葉がありますが
彼らは集団で襲ってきますよ!」

540 :小田ジュニアの野望:2010/05/26(水) 20:48:48 ID:mCsz6ozQ
小「つまりこれは斥候というわけか。出来るだけ早く倒して逃げないとな」

そんな事をいっている間にも捕食者は近づいてくる…鈍く光る目の数は4つ。

どうしますか?
A.春菜姫がいないのに戦えるか!!力いっぱい逃げる。
B.誰か助けて〜!木の上によじ登り助けを呼ぶ。
C.俺の力なら狼ぐらい倒してみせる!戦う!
D.スキル目利きで狼のステータスを確認する。
E.あ、そうだ!生きてるボールを囮にすれば絶対ににげられるよな!
F.生きてるボールをサポートに戦おう!

先に1票入ったものをせんたくします。
※E.F.の場合生きてるボールの劣化が進みほぼ確実に壊れます(劣化値13/15)

541 :530=533:2010/05/26(水) 20:58:14 ID:???
ありゃ、意外とケルトって知名度低いのですね。ファンタジーの基本みたいなところがあるのに。
まあ、日本人好みのファンタジーとはちょっと違うし、仕方ないのかな。
ちなみに、フィンの物語は最近とある有名同人小説にデルムッドが出たので知名度上がってるかも?

542 :森崎名無しさん:2010/05/26(水) 21:00:34 ID:wpPrn0no


543 :森崎名無しさん:2010/05/26(水) 21:02:02 ID:???
>>541
和製ファンタジーの基礎ではあるけどそれ自体は良く知られてないんですよ。
SWが人気あるのにD&Dが不人気みたいに…。

544 :小田ジュニアの野望:2010/05/26(水) 21:46:49 ID:mCsz6ozQ
>>541
そうですね、中の人も少し意外です。でも中の人も上の4つの分岐の中で一番疎いのがケルトなので
人のことは言えないかも…。テレビゲームでケルトが題材になったのって天使の詩くらいしか知りませんし…
有名同人誌?…中の人はもうその辺はさっぱりわからないので本気でわかりませんorz

>>543
それをいったらT&Tはどうなる!(ドン!)…という冗談はさておき(涙)
そうですね。ケルトがなければトールキンも指輪物語の執筆をしなかったでしょうし、そうなると
エルフをはじめオークやその他、一般的なロープレ要素はことごとくなくなるのですが…
今のエルフはロードス島のディードが基本形ですし、レンジャーが馳男と訳されたりで今では
逆に意味がわからなくなってる指輪物語ではありますが…

B.誰か助けて〜!木の上によじ登り助けを呼ぶ。

小「なぁ、一応念のために聞くけど…2.3ターン以内で倒せなかったらどうなるんだ?」

ティル「際限なく援軍がやってきて最終的には2.30匹を倒さなければいけないでしょう」

小「ティルって全体攻撃魔法持ってたっけ?」

ティル「残念ですが…。春菜姫様は水流檄という全体攻撃魔法持ってますが…」

小「じゃ、結論は一つだな」

ティル「はい!」


545 :小田ジュニアの野望:2010/05/26(水) 21:48:21 ID:mCsz6ozQ
その言葉を合図にジュニアは手短にある木に登ろうとする。イヌ科の狼ならば自分の身長の倍の距離でも
高さを取ればとりあえずは安心だろう。

ジュニア木登り!→21+! card
狼の追撃!→29+! dice

お1人様で! dice! cardのスペースを抜きコピペってください。

ジュニア−狼が0以上であればノーダメージで切り抜けます。
−1以下であればその数×4のダメージを受けます。
30以上のダメージを食らうと木から落ちます。

546 :森崎名無しさん:2010/05/26(水) 21:53:58 ID:???
ジュニア木登り!→21+ クラブ3
狼の追撃!→29+ 4


547 :森崎名無しさん:2010/05/26(水) 21:54:04 ID:???
ジュニア木登り!→21+ ハート2
狼の追撃!→29+ 1

548 :小田ジュニアの野望:2010/05/26(水) 22:21:11 ID:mCsz6ozQ
ジュニア木登り!→21+ハート2=23
狼の追撃!→29+1=30

23−30=7

7×4=28 28ダメージ!!

本来狼の主な攻撃法はその獰猛な牙であり、足にある爪はネコ科の動物のそれに比べれば取るに足りない
地面を蹴るだけのものである。…いや、そうだと思い込んでいた。

小「このタイミングなら!!」

ギリギリのタイミングで手ごろな枝葉のついている木に飛びつき上へと向かう!

狼「ガウ!!!!」

しかし。狼はその行動を確認するや否や牙ではなく射程の僅かに長いその爪で大きく斜めに薙ぎ払う!!

ぎしゃーん!

猛の一張羅は鮮血に舞い、ずたずたの布切れに変わる。


549 :小田ジュニアの野望:2010/05/26(水) 22:22:13 ID:mCsz6ozQ
小「…っっぐ!!」

ティル「マスター!!!」

いち早くその背中の翅で舞い上がり上から手助けしているティルが叫ぶ!

小「だ、だいじょう…ぶ…いま落ちたら一貫の終わりだ…だい…じょうぶ…」

まるで自分に言い聞かせるように答えるジュニア。背中からは赤い雫がこぼれ、狼はそれに興奮したように
遠吠えを繰り返す。

小(…ってぇ!つ、次レベルが上がったら絶対にペインコントロールを覚えてやる…)

ティルの必至な手助けで第2撃が来る前に何とか射程距離から外れる事に成功する。

小「まずいな…あの遠吠え…完全に仲間を呼んでいる」

ティル「はい。どうしましょう?」

小「ここで叫んだら誰か助けてくれるかな?」

ティル「見たところ小屋や焚き火のや煙突の煙は見えませんし、木こりかマタギ、冒険者が
いることを願いましょう。それで駄目なら。私が浮遊でいけるところまでマスターを連れて行きます」


550 :小田ジュニアの野望:2010/05/26(水) 22:23:28 ID:mCsz6ozQ
小「すまない…おれがいきなり妖精の穴なんかに飛び込んだせいで…」

ティル「それを止められなかった私の落ち度です。マスターは少しでも出血を止めないと…」

小(…そういえば包帯を持っていたな…これ以上の出血はヤバイし…ここで使おうか?)

ずっと以前、去年の運動会の準備期間に保健の先生から貰った包帯があるのを思いだすジュニア。

どうしますか?
A.とにかく助けだ!大声で助けを呼ぶ!
B.よく考えたらティルのフェアリーアローは遠距離魔法だよな。フェアリーアローで追い払う。
C.B+俺の旧式エアガンで援護(弾数のこり僅か。うまくいけばある程度回収できます)
D.それよりまずは包帯で止血。(現在出血状態でターン毎に最大HPの5%ダメージを受けます)
E.ここまできたら根競べ。狼が諦めるまで待つ。
F.その他

先に1票入ったものをせんたくします。

551 :小田ジュニア:2010/05/26(水) 22:25:35 ID:mCsz6ozQ
おっとミスりました。すみません上の文は破棄でお願いします……

552 :森崎名無しさん:2010/05/26(水) 22:30:26 ID:???


553 :小田ジュニアの野望:2010/05/26(水) 23:20:28 ID:mCsz6ozQ
ジュニア木登り!→21+クラブ3=24
狼の追撃!→29+4=33

24−33=9

9×4=36 36ダメージ!!

※30ダメージを超えたので木から落ちます!!!

ジュニアは致命的なミスをする。こういう野生の肉食動物にしてはいけないこと…それは安易に背後を
向けることである。そして、ジュニアが背中を見せ木に登ろうとした瞬間、狼はその圧倒的な瞬発力で
距離を詰める!!!

小「くそ!!でもこのタイミングなら!!」

ギリギリのタイミングで手ごろな枝葉のついている木に飛びつき上へと向かおうとするジュニア!


554 :小田ジュニアの野望:2010/05/26(水) 23:21:32 ID:mCsz6ozQ
狼「GAUUUUR!!!!」

しかし!狼はその行動を確認するや否や射程の短い牙ではなく僅かに長いその爪で大きく斜めに薙ぎ払う!!

ぎしゃーん!

猛の一張羅は鮮血に舞い、ずたずたの布切れに変わる。

小「…っっぐ!!」

ティル「マスター!!!」

いち早くその背中の翅で舞い上がり上から手助けしているティルが悲痛な声で叫ぶ!

小「だ、だいじょう…ぶ…いま落ちたら一貫の終わり…だい……」

まるで自分に言い聞かせるように答えるジュニア。背中からは赤い雫がダクダクとこぼれる!

狼「AOOOOOONNNNNNN!!!」

一匹の狼が遠吠えをし、それは仲間を呼ぶ声に聞こえたのだが…

小(遠吠えが…一つ…!?)

555 :小田ジュニアの野望:2010/05/26(水) 23:23:10 ID:mCsz6ozQ
グオン!!!

2匹いたうちのもう一匹いた狼はなんと射程外のジュニアの背後を幹を蹴った三角とびで
ジュニアに体当たりをし、その瞬間ジュニアの指先にあった木の枝とティルの柔らかな指の感覚が消える!!

小(そんな…ばかな…こ、こんなところで…)

急速な落下の感覚の中に流れるのは走馬灯…自分の住む世界ではないこの未渓の地で一瞬死を覚悟する
ジュニア。

ドサン!!

落ちた衝撃で肺の中の空気がすべて無くなっていったかのように思う。一瞬目の前がブラックアウトするが
意識を失う事は死を意味する。猛はありったけの気合で意識を取り戻すとその眼前には血まみれの爪を
誇らしげに見せ付ける狼と、牙から不潔なよだれをたらしている狼の2匹!

ティル「マスター!!!避けてください!!!」

556 :小田ジュニアの野望:2010/05/26(水) 23:24:21 ID:mCsz6ozQ
その頭上、狼達から死角になる位置で大きく叫ぶジュニアの僕…いやもう1人の保護者!両手には
不思議な文様の描かれたヘキサグラムが展開されている!

ティル フェアリーレイ 魔力18+20+! card
狼1 野生の勘→! card

狼2 ジュニアへの攻撃26+! dice
ジュニア 回避→! dice

上2行下2行のお二人様で! card! diceのスペースを抜きコピペってください。

ティルのフェアリーレイが狼1の野生の勘と数字が一致した場合、狼は回避に成功します。
狼2のダイスとジュニアの回避が一致した場合、ジュニアは回避に成功します。

ジュニア体力 68/104 ガッツ510/570
ティル体力 130/130 ガッツ300/300

狼能力不明

557 :森崎名無しさん:2010/05/26(水) 23:25:15 ID:???
ティル フェアリーレイ 魔力18+20+ ハート10
狼1 野生の勘→ ハート9

558 :森崎名無しさん:2010/05/26(水) 23:35:26 ID:???
狼2 ジュニアへの攻撃26+ 5
ジュニア 回避→ 6

559 :小田ジュニアの野望:2010/05/27(木) 00:12:31 ID:KsMBlP0M
ティル フェアリーレイ 魔力18+20+ハート10=48
狼1 野生の勘→ハート9

狼2 ジュニアへの攻撃26+5
ジュニア 回避→6

ティルのフェアリーレイ
ヒット!!
狼1に48のダメージ!!!

狼2の攻撃!
ヒット!!
31−2/(ジュニア防御力22+服の防御力2)=19
ジュニアは19のダメージ!!!

ティルは大声でジュニアへの意識を逸らせようとするのだが野生の狼は目の前の餌に貪欲であり
構わずに息の根を止めようと気管をその獰猛な牙で押さえ込もうと首の根に牙を突きたてようとする!!

560 :小田ジュニアの野望:2010/05/27(木) 00:13:42 ID:KsMBlP0M
ティル「お退きなさい!!!」

不思議な文様のヘキサグラムから放たれた光の帯がティルから放たれそれは狼のうちの一匹に照射され…

狼1「KYAAN!!」

二匹のうちの一匹を特大ダメージと共にジュニアから引き離す事に成功させるのだが…
もう一匹はそれに怯む事無くジュニアの首筋に牙を突きたて気道に空気が行かないように振り回す!

小「ボ…くぅ…」

既に地面にたたきつけられた衝撃で空気が肺から抜けた状態でのこの狼の行動に対抗する術など限られ、
ギリギリの意識化の中、ジュニアは最後の力を振り絞り自分の体格とほぼ同等な狼から立ち上がろうともがく。

ティル「マスター!!!」

ティルは重力のままに飛び降り無理やりマスターと狼を引き剥がすのだが、その衝撃でジュニアの
首筋から更に鮮血があふれ出る。

561 :小田ジュニアの野望:2010/05/27(木) 00:16:15 ID:KsMBlP0M
小「…た、助かった…」

ジュニアの肺に新鮮な…しかし焼け付くような鉄の匂いのする酸素が入ってくる。もし後一歩遅ければ、
そして、引き剥がし方が不味かったならば首筋の動脈を切られ致命傷となっていただろう。
しかし、今回はかろうじて間に合い…

狼1の反応→! card
狼2の反応→! card

おひとりさまで! cardのスペースを抜きコピペってください。

狼1のカードがダイヤ、ハートで逃げます。
狼2は狼1のカードがダイヤハートの時に尚且つダイヤだった場合逃げます。
また狼1.2のどちらか、もしくは両方がクラブで遠吠えをし仲間を呼びます。

562 :森崎名無しさん:2010/05/27(木) 00:22:41 ID:???
狼1の反応→ ダイヤ2
狼2の反応→ ハートQ
死に賭けでござる

563 :小田ジュニアの野望:2010/05/27(木) 00:46:08 ID:KsMBlP0M
>>562
本当に死に賭けですね。…まだ10歳の少年が何度死地を渡ってるのでしょうか?

狼1の反応→ダイヤ2
狼2の反応→ハートQ

狼1敗走!!

狼2戦意維持!!

ティルのフェアリーレイは渾身の一撃であり体力の半分以上を削られた狼1はその生存本能に
赴くまま暗がりの茂みの中へと身を隠す。しかし完全に逃亡したわけでなく、もしジュニアが
今夜の御馳走になった時には御相伴に預かろうと思っているのだろう。その茂みで体を
休ませているだけのようだ。

そしてもう一匹の狼は斥候の誇りとしてジュニアをこの場にとどめておく必要があり…

狼2「GURRRR…」

威嚇のように喉を鳴らしながらジュニアと、そして危険人物上位においたティルの様子を伺う。

ティル「ふぅ…一匹はどうにか追い払えたようですが……マスター!?」

ジュニアはいきなり大ダメージを受けすぎた事、そして背中の出血と首筋から溢れる血の匂いに
完全に酔っていた。


564 :小田ジュニアの野望:2010/05/27(木) 00:47:26 ID:KsMBlP0M
小「………」

ティル「…どうするべきでしょうか?」

既に斥候の狼と1ターン以上の時間対峙している。恐らくこのターン以内にもう一匹の狼を
倒す事が出来なければ援軍が続々と湧いてくるだろう…

どうしますか?
A.ジュニアを背負ってスキル浮遊飛ぶ!(ガッツ100消費)
B.フェアリーレイで追い払う!(ジュニアもペナ付きで戦闘に加入します)
C.大声で助けを呼ぶ!
D.テンプレにこっそり追加されている新技ファントムで自分と猛の姿を消す(ガッツ80×2)
E.その他

先に1票入ったものを選択します。

ぴこーん!
出血により最大体力の5%を消費しました。(まだギリギリ通常出血判定です)
現在体力44/104 ガッツ510/570
ティル体力 130/130 ガッツ250/300

565 :森崎名無しさん:2010/05/27(木) 01:22:10 ID:???
A

566 :小田ジュニアの野望:2010/05/27(木) 01:34:56 ID:KsMBlP0M
A.ジュニアを背負ってスキル浮遊飛ぶ!(ガッツ100消費)

ティル(…今はとにかく出血を止めなければ…!!)

ジュニアの思考力が極端に低下している今、安易に危険に晒すわけにはいかないと考えたティルは
素早くジュニアを背負い、翅の力ではなく生まれ持った魔法の才能で浮き上がろうとする!

狼2「GYANN!!」

当然今晩のおかずを持っていかれることを良しとしない狼はその素早い跳躍でティルの足に
齧り付こうと今までジュニアの首を絞めていた大口を開ける!!

ティル 浮遊回避!→素早さ32+ジュニアもちペナ−6+! dice
狼2 俺様…お前…まる齧り!→29+! dice

お1人様で! diceのスペースを抜きコピペってください。

ティル−狼が0以上であればノーダメージで切り抜けます。
−1以下であればその数×4のダメージを受けます。

ダメージを20以上受けた場合、狼2はティルの足に噛み付き離そうとしません!

567 :森崎名無しさん:2010/05/27(木) 01:47:27 ID:???
ティル 浮遊回避!→素早さ32+ジュニアもちペナ−6+ 2
狼2 俺様…お前…まる齧り!→29+ 2

568 :小田ジュニアの野望:2010/05/27(木) 03:11:02 ID:KsMBlP0M
ティル 浮遊回避!→素早さ32+ジュニアもちペナ−6+2=28
狼2 俺様…お前…まる齧り!→29+2=31

28−31=3

3×4=12

12ダメージ!!

普段であれば妖精種族その最大の特性の華麗なステップで自然界にも住む狼などに素早さで
後れを取る事などけっしてなかっただろう。しかし、10歳の少年とはいえティルにとっては決して
軽いとはいえないジュニアを抱えての浮遊には限界がある。

避けようとするティルより早く彼女の足首は狼の爪で軽く引き裂かれてしまう。

ティル「っく!」

それでも今は反撃に出る暇などあるはずもない。ティルはそのまま最大速度で浮き上がると
安全地帯と思える木の上にまで移動する。


569 :小田ジュニアの野望:2010/05/27(木) 03:12:03 ID:KsMBlP0M
ティル「せめて春菜姫様がいれば回復魔法を使ってもらうのですが…」

そんな事を思いながら勝手にジュニアのバッグをあさると、包帯を見つけ出しジュニアの一般的な知識を
フル稼働させみようみまねで止血をする。

ぴこーん!
ティルが勝手に包帯を使いました。出血状態が解除されました。

〜〜〜

どれくらい意識を失っていたのだろう。ジュニアはようやく意識を取り戻すとそこには心配そうに
覗き込むティルの姿があった。

小「…どれくらい意識を失っていた?」

ティル「そうですね、多分10分くらいでしょうか?」

マスターであるジュニアの死はティルの死に直結するため…
(といっても本当はティルは不思議な木の加護により生き続ける事は可能なのだが)
珍しく憔悴しているティルが物憂げに答える。

570 :小田ジュニアの野望:2010/05/27(木) 03:13:03 ID:KsMBlP0M
小「……ありがとう。1人じゃ完全に死んでいた。ここじゃ秋津姫の加護もないからな…本当に
走馬灯が流れたよ」

力なく笑うジュニア。多少は痛みにも慣れたとはいえ、たった2発で生きていくための体力の
半分以上をもっていかれたのだ。その衝撃たるや一般人が知るにはあまりにも大きすぎるものである。

小「…ああ、体が震えてるな…痛みでよくわからないけど…寒いのかな…」

自由に動く自分の指先を見るとガタガタと震えているのがわかる。死への恐怖故なのだろうか?

ティル「大丈夫です。随分と血を流してしまいましたから…体の体温が下がってしまっているのです。」

そういうティルをよく見るとジュニアの体を暖めるべく体を密着させていた。

小「なんだか恥ずかしいな。大きいティルの姿でこういうのは…」

恐怖を忘れたいためか、軽口を叩くジュニア。

ティル「何を言っているのです。今は少しでも体を温めないと…ここでは向こうの世界のように
簡単に治療や輸血は受けられないのですよ?」

まるで駄々っ子を戒める母のような口調のティル。このときばかりは完全に立場は逆転している。

571 :小田ジュニアの野望:2010/05/27(木) 03:14:30 ID:KsMBlP0M
小「それで…狼達はどうしたんだ?」

ティル「大丈夫です。射程ギリギリから魔法で一方的に攻撃したので皆逃げていきました。お陰で
私もしばらくまともに動けそうにありませんが。ただ運がいい事にここの世界と空気が合うのか
存在し続けても、それだけで精神力を消費してしまうという事はありません。きっと私に
名づけた名前がよかったのですね。」

軽く笑うその姿は黒目がちな瞳と薄く輝く肌によく似合い、ジュニアは思わずそっぽを向いてしまう。
そうしないと貧血で真っ青になっているはずの自分の顔が真っ赤になっているのではないかと思ってしまうのだ。

ティル「それではどうしましょう?あたりは煙突や焚き火ののろしは見えないようですが…」

どうしますか?
A.地上に降りて話が出来る人を探す。
B.ティルに妖精形態になってもらい近くを探索してもらう。(今日はもう人間形態になれなくなります)
C.大きな声で助けを呼ぶ。
D.その前に薬草を使おう!(体力30回復)
E.魔法のアイテムである祝福のジュースをティルに飲んでもらう(ガッツ150回復)
F.今日はこの場で一泊。(体力を30%回復&ガッツ50%回復)
※探検7つ道具のうちから携帯食を1食消費(のこり3食あります)
G.その他。

先に1票入ったものを選択します。
※DとEは他の選択肢と複合できます。
ヘーベル湖の水はティルに効果ありません。(不思議な木に直接使えば効果あり)

現在体力44/104 ガッツ510/570
ティル体力 118/130 ガッツ30/300

572 :森崎名無しさん:2010/05/27(木) 05:14:29 ID:???


手元の資料を調べたら「ティルナノグは二種類ある」とか書いてあってビックリ。
地中と海の向こうにあるんだそうな。ここはどっちかな?

573 :森崎名無しさん:2010/05/27(木) 05:15:36 ID:cOD/9NlY


しくじったのであらためて

574 :森崎名無しさん:2010/05/27(木) 11:20:10 ID:cTkhrHBI
イザークにある
と別のスレの人が言ってた

D

575 :小田ジュニアの野望:2010/05/27(木) 12:36:56 ID:KsMBlP0M
>>572
一応なかの人は海の向こう説を信じてますが、今回は異説の一つである世界の狭間説を採ってます。
(人間界と魔界と妖精界の緩衝地帯。故にどの世界からも住人が来る可能性もある世界です。
多少ネタバレですがこうする事で多少はとっつきやすくなると思うので…)

>>574
それは聖戦の系譜です(ビシ!!)って、調べるまでディスティニーな銀髪おかっぱしか
思い浮かべられなかった中の人ですが…


D.その前に薬草を使おう!(体力30回復)

小(そういえばマリーさんから薬草をただで貰ったから余ってるんだよな…使うか…)

そう思ったジュニアはティルにバッグの中から薬草を取り出してもらうとマリーさん謹製、
ほうれん草によく似た薬草をばりばりとかじるのだった。

小(マリーさんの薬草は経口タイプだから助かったな。塗り薬なら折角巻いた包帯が
無駄になるところだったぜ…)

そんな事を考えていると体中に力が回復するのがわかる。体内で血が大量に生産され循環され
傷口がふさがるような…そんな感じだった。

ぴこーん!
現在体力74/104 ガッツ510/570
ティル体力 118/130 ガッツ50/300

となりました。


576 :小田ジュニアの野望:2010/05/27(木) 12:38:15 ID:KsMBlP0M
小「はぁ、随分と楽になったな。ありがとうティル」

ティル「いいえ。それよりも結構時間がたってるのでまた狼がやってくるかもしれません。
そろそろ次の行動を考えないと…」

小「そうだな…それじゃ…」

どうしますか?
A.地上に降りて話が出来る人を探す。
B.ティルに妖精形態になってもらい近くを探索してもらう。(今日はもう人間形態になれなくなります)
C.大きな声で助けを呼ぶ。
D.最後の薬草も使っちゃおう!(体力30回復)
E.魔法のアイテムである祝福のジュースをティルに飲んでもらう(ガッツ150回復)
F.今日はこの場で一泊。(体力を30%回復&ガッツ50%回復)
※探検7つ道具のうちから携帯食を1食消費(のこり3食あります)
G.その他。

先に1票入ったものを選択します。
※DとEは他の選択肢と複合できます。

577 :森崎名無しさん:2010/05/27(木) 13:29:30 ID:???
A

578 :小田ジュニアの野望:2010/05/27(木) 13:54:12 ID:KsMBlP0M
A.地上に降りて話が出来る人を探す。

小「狼は去ったんだよな」

少しだけ元気になったジュニアは木の上の大きな枝葉に寄りかかりそんな言葉を呟く。

ティル「はい。ああいった獣は余程腹をすかせていない限り、痛めつけられた存在に纏わりつくことは
ありません。私がいる限りそうかんたんに近づく事はないでしょう。斥候がつかず離れず様子を
見続けてあわよくば…というのはあるかもしれませんが…」

小「…要は隙を見せなきゃ大丈夫なのか…ここにいても仕方ないし、一旦地上?に下りて
探索しようか?」

ティル「はい。それしかないと思います」

そういいながら木の上から下りる2人。

地面はジュニアの血の痕が生々しく残っており、よく自分は生きていたものだと変な感心をする。

ティル「では急ぎましょう。血のにおいを嗅ぎつけたほかの生き物が来るかもしれませんし」


579 :小田ジュニアの野望:2010/05/27(木) 13:56:13 ID:KsMBlP0M
そういいながら何かから守るように警戒し、足を速める。

ジュニア謎の林を探検→! card

おひとりさまで! cardのスペースを抜きコピペってください。

ダイヤ 如何にも旅馴れていそうなフードを被った冒険者風の人物と出会う。
ハート この近くの木こりらしき人物に出会う。
スペード 誰も見つけることは出来なかったが街道にらしき道を見つける。
クラブ またもや敵出現!(数字により強さが変わります低い方が強敵!)

となります。

580 :森崎名無しさん:2010/05/27(木) 13:58:01 ID:???
ジュニア謎の林を探検→ ダイヤ4

ジュニア謎のバヤシを探検

581 :小田ジュニアの野望:2010/05/27(木) 14:41:54 ID:KsMBlP0M
ΩΩΩ<<な、なんだってぇ!!


ジュニア謎の林を探検→ダイヤ4

ダイヤ 如何にも旅馴れていそうなフードを被った冒険者風の人物と出会う。

体がボロボロのジュニアと精神がボロボロのティルがお互いを助け合うように誰かいないと
助けをさがす。もしこの草原とも森ともつかないまばらに木々がおおう世界に、人間に類するものが
いない場合、それは自殺行為のなにものでもないのだが、ティルの言葉によるとここは常若の国。
正邪光闇混濁の世界であり、なにものかに出会うことは決して難しくないという事だ。

そしてそれはやがて現実のものとして目の前に現れる。

???「ん??狼の遠吠えがするから様子を見にきたら…これは子供と…中位妖精?
珍しい組み合わせだな…」

フードを被っており声もくぐもっていてよくはわからないがその物腰からしてただの人間…
というわけではないようだ。

582 :小田ジュニアの野望:2010/05/27(木) 14:43:03 ID:KsMBlP0M
始まりの冒険者→! card

おひとりさまで! cardのスペースを抜きコピペってください。

ダイヤ 眉目秀麗のエルフだった。
ハート がっしりした体形のドワーフだった。
スペード ジュニアと同じ人間だった。
クラブ やけに小さなおじさん…ハーフリング(ホビット)だった。

となります。
※ドワーフ以外でカードが絵札の場合のみ女性となります。
※容姿は別に判定するため絵札だから美人という事はりません。

583 :森崎名無しさん:2010/05/27(木) 14:45:23 ID:???
始まりの冒険者→ ハートJ
スペードはチーフだな、と言ってみる

584 :森崎名無しさん:2010/05/27(木) 14:46:16 ID:???
始まりの冒険者→ ダイヤ9
エルフ!エルフ!

585 :森崎名無しさん:2010/05/27(木) 14:52:49 ID:???
>>584
美人なドワーフさんだよやったね!


イキロ

586 :小田ジュニアの野望:2010/05/27(木) 15:15:03 ID:KsMBlP0M
>>583
プレシャスあるところに俺はいつもいるぞ!!!

>>584
ごく普通にエルフのいる世界ですからぼちぼち移動すればいつかは見れますよ。

>>585
最近のゲームでは比較的ドワーフの女性というのもいますよね。自分が遊んでいた頃はドワーフといったら
男限定の種族だったのですが…
(女性だろうが髭が生えてがっちりしているため見栄えが非常に悪いという話でした)

始まりの冒険者→ハートJ

ハート がっしりした体形のドワーフだった。

その男は不審な目で見られていることに気づいたのか、そのフードを取り少しでも安心させようと
こころみたようだ。

ぱさり…

フードをとった姿はジュニアより拳半分大きいだけなのだが、その見事に蓄えられた髭や
もじゃもじゃの髪の毛、それに鉤鼻は人間のそれに近いものだとしても、あまりにもがっしりした体躯、
一瞬の油断も見逃さないような鋭い目つきは人間にあるものではなく、ジュニアを安心させるには
あまりにも異質だった。

587 :小田ジュニアの野望:2010/05/27(木) 15:16:04 ID:KsMBlP0M
小「………」

???「おっと、いかんいかん。森はやつらのテリトリーだからな。集中を切るのを忘れれていた」

ぱんぱん!と両の頬をたたくと、そこには先ほどと変わらない顔っだが、くりりとしたまなこに
赤ら顔のユニークな顔立ちをしたおじさんに変貌していた。

小「あ、あなたは?」

多少とっつきよくなったその人物になんと声をかければいいのかとジュニアはよくわからずに
とりあえず名前を聞くことにする。

???「お、おれかい?俺はグリーニ。彫金師兼戦士だな。レンティス鉱山のグリーニといった方が
わかりやすいか?」

小「???」

グリーニ「あれ?し、知らない?あのグリーニだぞ?……おかしいな…この辺一体では結構有名人
のつもりなんだが…」

ジュニアの対応が不満なのか頭を捻るひげもじゃの男。

588 :小田ジュニアの野望:2010/05/27(木) 15:18:01 ID:KsMBlP0M
小「あ、ああ、すみません。俺この地に来たの初めてなんで」

ここで気分を害されて踵を返されてはたまらないため、ジュニアは正直に答える。

グリーニ「この地に来たのが初めてでなんで街道から外れたところにいるんだ?いや、それ以前に
お前人間だよな?人間でその身長…やっぱり子供だよなぁ…この妖精のお嬢ちゃんは保護者か?」

考えれば考えるほど疑問の尽きないグリーニと自称する小柄ながらがっしりした男は、ジュニアに対して
質問攻めをする。

どうしますか?
A.ここではない世界から妖精の穴に落ちてきたのだと説明する。
B.いや、気がついたらここにいたのでよくわからないという。
C.とりあえずティルが保護者ではなく自分が主人だという。
D.…すっかり忘れてたけどシュガーはどこ行った?探してみる。
E.おっさんに用はない!街道への道だけを聞いて去る。
F.その他

先に1票入ったものを選択します。

589 :森崎名無しさん:2010/05/27(木) 15:58:52 ID:???
B

590 :小田ジュニアの野望:2010/05/27(木) 16:35:17 ID:KsMBlP0M
B.いや、気がついたらここにいたのでよくわからないという。

小「いや、気がついたらここにいたんだ。何がなんだかさっぱりわからん」

ジュニアは自分から妖精の穴に入って自分で危機を呼び込んだというのを流石にまずかったと
思ったのか、本心を隠してそう答える。

因みに、ジュニアはティルと接触しているためなのか、この地方の言葉についてはなんの問題もなく
意思疎通できるようだった。

グリーニ「……そうか。という事は迷子なんだな。こんなところにいつまでもいると狼やゴブリン
ならまだしも人攫いや夜盗のカモだぞ?どうだ、街道沿いに俺の仲間と馬車がある。次の街までなら
タダで乗せていってやるぞ?」

渡りに船とはこのことだろう。ジュニアは他の選択などないとばかりにうんうんと頷く。


591 :小田ジュニアの野望:2010/05/27(木) 16:36:25 ID:KsMBlP0M
グリーニ(…ま、いっか。隠したいならそれなりのなにかがあるんだろう)

この髭もじゃのドワーフ。実は歴戦の戦士であるためジュニアの嘘など簡単に見抜いたのだが、
所詮は子供。対したこともでもなさそうだし、変なことに首を突っ込んでまた本業の彫金以外の
事に精をださなければいけない状況になるのはごめんとばかりに、嘘を受け入れる。

ティル「…あの…グリーニ様はドワーフなのですよね?」

街道まで歩き、幾人かの仲間の待つ馬車まで到着したところでようやく口を開けるティル。

グリーニ「様なんてたいそうなもんじゃね〜よ。俺の事はグリーニでいい」

なんとなくこっぱずかしそうにする、がっしりした体躯の男はようやく妖精の方の緊張も取れた事に
安堵し、気軽にこたえる。

???「もしくはグリ坊、ぐりちゃんでいいわよ!」

そういいながら馬車で待っていたのはグリーニより更に小さな少年。しかし、その顔は少年というには
あまりに経験を帯びており、ジュニアの目でも人間でない事がわかる。

592 :小田ジュニアの野望:2010/05/27(木) 16:37:45 ID:KsMBlP0M
ティル「では、グリーニ。ここは…常若の国…ですよね?」

おそるおそるとばかりに尋ねるティル。

グリーニ「ん?一々その名でたずねるという事は、お前達は異邦人か風来坊…渡る者なのか?」

この世界では異界からの訪問者というのはそこまで珍しくないのか驚く事無く答える。おそらく
たいした装備もなしにあの森にいる時点で多少のめぼしはつけていたのだろう。

ティル「いいえ。そういうわけではないのですが、ただ念のため確認を取りたかったので」

ジュニアが妖精の穴の事をいわなかった事であまり突っ込んだ質問の出来ないティルは考えあぐねる。

???「まぁまぁ。とにかく!、今から行くところは西の自治都市領の中でも中々に大きい交易都市だから
そこにいけば大丈夫よ。ぐりちゃんが助けたって事は悪い子じゃなさそうだし、宿の手配くらいは…
って、貴方達、お金はもってるよわよね?」

先ほどからこちらに興味津々の小さなおっさん…いや口調からして実は女の子かもしれない人物は
色々と世話をする気マンマンだ。

593 :小田ジュニアの野望:2010/05/27(木) 16:39:06 ID:KsMBlP0M
小「お金?え〜と、こっちの世界でも金は使えるのかな?」

そういいながら財布の中からお金を取り出すジュニア。

ジュニアのお財布3040円也→! card

おひとりさまで! cardのスペースを抜きコピペってください。

ダイヤ ユーロ硬貨がじゃらじゃらと出てきた。
ハート お札が2枚と500円硬貨、それに100円玉3枚に50円玉1枚10円玉18枚1円玉10枚
スペード お札が2枚と500円硬貨、それに100円玉硬貨5枚に10円玉3枚5円玉1枚、1円玉5枚
クラブ お札が3枚と10円玉4枚

となります。

594 :森崎名無しさん:2010/05/27(木) 16:54:53 ID:???
ジュニアのお財布3040円也→ ダイヤ6

595 :小田ジュニアの野望:2010/05/27(木) 17:21:48 ID:KsMBlP0M
ジュニアのお財布3040円也→ダイヤ6

ダイヤ ユーロ硬貨がじゃらじゃらと出てきた。

小(ああ、そういえばこっちに来る途中両替したんだよな。なんだか珍しい硬貨が多かったから
札じゃなくいろんな種類の硬貨にしたんだけど…これならある程度はこっちでも通用するかも!?)

そう思いながらジュニアは馬車の中で対面していたグリーニに今もっているお金を見せる。

グリーニ「これはめずらしい硬貨だな。ほとんど銅貨ばかりだが…なんじゃこりゃ?二つの金属を
張り合わせてなんてめんどくさい鋳造しとるんだ!?…ふむふむ…まぁ、純粋な銅貨ではないが
ま、俺が換金してやるよ。なんだが妙な異物やメッキがしてあるから普通の商店じゃ使えないかも
知れないからな。それでいいか?」

小「う〜ん…いま俺がもってる硬貨でどれくらいの価値がありますか?」

グリーニ「まぁ、これだけのものならざっと見積もってシャハーン銀貨15枚。一般的に使用する
シャハーン銅貨換算で150枚になるな。もっといえば一番各下の縄貨なら150束、
お前さんとそこの妖精が食事つきの宿に泊まるとして30日は普通に生活できる」

まるでこの世界を知らない人間に話すように説明口調なグリーニ。

小(う〜ん…騙されているとは…思えないし、恐らく銀貨で保持していれば元の世界に戻った時に
コレクターにはそれ以上の価値で引き取ってもらえそうだな…)

596 :小田ジュニアの野望:2010/05/27(木) 17:23:03 ID:KsMBlP0M
グリーニ「一応いっておくが俺はドワーフの彫金師だ。金属の鑑定に関して俺以上の人物は
そうはいないし、しかも今回は商売抜きの鑑定だ。袖する中も他生の縁。これだけおまけするのは
今回だけだぞ?」

どうしますか?
A.グリーニの言葉を信じ両替してもらう。
B.やっぱり信用できない。ユーロ硬貨のまま使用する。
C.その他

先に1票入ったものを選択します。

597 :森崎名無しさん:2010/05/27(木) 17:23:48 ID:cTkhrHBI
C ユーロ硬貨を一枚だけ残してあと換金

598 :小田ジュニアの野望:2010/05/27(木) 18:43:06 ID:KsMBlP0M
C ユーロ硬貨を1枚だけ残してあと換金

小(なんだか鑑定の目は間違いなさそうだけど…そうなるときっとコレクターとしての価値であって
額面の価値じゃないよな?…となると、2ユーロコインと1セントコインの違いもわかってないのかも…)

そう思ったジュニアは、ユーロ硬貨の中でもっとも価値のある2ユーロコインを一枚引きぬき
残りを換金する事にする。

グリーニ「ん?なんか一枚抜いたな。しかも一番手の込んでいるコインか。まあいい。それじゃ
その分引いてシャハーン銀貨14枚と銅貨5枚を渡そう。それでいいか?」

ジュニアの引き抜いたユーロ硬貨は確かに他の硬貨よりも一回り大きく、そして銀に輝く白銅の周りを
金色に輝く黄銅によって囲まれたこちらの技術ではかなり難しいものであった。

小「ああ。これは一応俺のこっちと向こうを繋ぐ短い糸だから全部はちょっと…ね」

そういいながら換金に応じるのだった。

ぴこーん!
2ユーロ(約220円)を残し残りをシャハーン銀貨と銅貨に両替しました。
現在銀貨14枚、銅貨5枚。

〜〜〜


599 :小田ジュニアの野望:2010/05/27(木) 18:44:11 ID:KsMBlP0M
こっちの世界でもはづきからもらった懐中時計はきちんと機能するようで時間を正確に刻んでいる。

馬車に揺られる事約1時間。街道沿いを目的地に向かっていく一行は特に何事もなく人通りの多い
街にたどり着く。そこは所謂中世風の家構え。金属やコンクリの家などどこにもなくほとんどが石または
レンガ、木に何かの薬品を染み込ませ色を変色させた家に住んでいた。

???「ようこそ、西の交易都市シャハーンへ!ここならキミと妖精さんが暮らすだけなら困る事は
ないと思うよ。…って、これだけ一緒にいたのに私の名前一度も聞かなかった…というより私、
貴方達の名前も知らないね…てへっ!で、貴方達の名前は?」

そういってくるのはジュニアに纏わりつく小さいおっさん。もしかしたら本当に女なのかもしれない。

小「ああ、俺の名前は小田猛。猛とよんでくれ。で、こっちはティル。」

???「へえ、タケシなんて珍しい名前ね。で、ティル…うん。いい名前。私はリャハーン。
ま、本名じゃないけどね」

600 :小田ジュニアの野望:2010/05/27(木) 18:45:14 ID:KsMBlP0M
小「へぇ。で、ここまでつれてきてもらったのはいいけど…」

リャハーン「なにいってるのよ。貴方達の目的は知らないけど、今は宿さがしでしょ?それとも
このまま物乞いにでもなるつもり?」

小「いや、それより帰らないと…」

グリーニ「なんだ。やっぱり自分の意志で来たんじゃなくてどっからか迷い込んだのか。
それなら…そうだな…ここから更に東に数日行ったところに星見の塔といった場所がある。そこの
マレーネ・ウォルフは偏屈だがこの世界の全ての事象を認識できるって話だ。そこにいけば恐らく
帰る方法も教えてくれるだろうよ。あとこれは選別だ。いつまでも血なまぐさい服でウロウロ
してると憲兵に捕まえるぜ?」

そういいながら馬車の奥においていた外套を一枚投げ渡してくれる。もともとグリーニのものだったの
だろう、背丈は何とか格好がつくのだが幅はものすごく余っており、外套というよりポンチョ
状態である。

601 :小田ジュニアの野望:2010/05/27(木) 18:46:26 ID:KsMBlP0M
小「なにからなにまでありがとう。」

グリーニ「ああ、それともし俺に用があるなら職人街でグリーニはどこだと聞けば大抵の奴は
教えてくれるはずだ。しばらくはこっちで弟子の修行に付き合ってやらないといかんのでな。
少しくらいは手助けしてやるよ」

そういうと、1人で馬車から降りるとどんどんと離れていく。

???「それじゃ…俺も…帰る…」

今まで御者をしていたせいで話す機会のなかった大男もグリーニと同じ方向へ向かい、残ったのは
小さいおっさん事リャハーンとジュニアとティルだけになる。

リャハーン「それで、何か希望ある?食事つきなのは確定としても、兄弟でもないなら別の部屋がいい?
それとも一緒の部屋でいい?少しくらい汚かったり、1階がごろつきの溜まり場でも…ああ、これは
お姉さんがいるからやめた方がいいよね。でも安い宿で短期の宿泊だと結構絞られちゃうんだよね。
逆にお金を使ってもいいならいくらでもあるよ?沐浴したいならものすごく気持ちいい水の流れる
場所もあるし、美味しいワインがあるところも…って、こっちは少年がいるか…他にも
ああ、そういえば皿洗いを募集してるところなら宿代を負けてくれるかも!?」

602 :小田ジュニアの野望:2010/05/27(木) 18:47:57 ID:KsMBlP0M
更に言葉を続けようとするリャハーンを何とか制しジュニアは口を挟む。

小「いや。そんなことより本当に帰りたいんだ。マレーネ・ウォルフにいくなら…」

リャハーン「さっきグリちゃんがいってたでしょ。あそこにいくなら数日はかかるし、そのためには
今あるお金でどんな旅支度をしなきゃいけないか考えなくちゃいけない。もし腕に自信がないなら
信用が置けそうな冒険者を雇った方がいいし、どうせならここで自身の鍛錬をするのもいいかもしれない。
異邦人なら知ってると思うけどここと他の場所は時間の流れが違うからあんまり慌ててもムダよ。
世界の流れが違うという事は、早くする事も出来るけど逆もまた真なり。ってね」

小「…つまり、こっちで1週間かけても向こうじゃ一日ってこともありえるのか?」

リャハーン「ほんとうに何も知らずに来たのね。半分正解。ま、その辺はマレーネが詳しいから
そこで聞いちゃってよ」

小(……つまりものは考えようって事か。どうやらウラシマ効果とかそういったものとは
別次元で時間の流れが異なるらしい。という事はここで訓練しまくって元の世界に戻るって方法もあるな)

無理やりポジティブシンキングに切り替えるジュニア。手元にある金で普通に生活するだけなら
一ヶ月近くは可能らしい。アルバイトや、今もっているこちらの世界では珍しそうなものを売り払えば
もう少しいつづけることも出来るだろう。もし時間の流れを遅くする事が出来なくても学校が
開始されるまでにはまだ1ヶ月近くある。もう少しだけここで観光がてら冒険するのもいいかもしれない。

603 :小田ジュニアの野望:2010/05/27(木) 18:49:39 ID:KsMBlP0M
小(となると重要なのは宿からだな。念のためにすぐに帰りたいなら状態を万全にしたいから高めの宿で
じっくりと体を休めたい。逆にしばらくい続けるなら安い宿で節約するに越した事はない。
因みに子供1人だと危険だからにティルは戻るつもりは全くないようだ)

どうしますか?
A.体をじっくり休める宿に泊まる。銀貨2枚消費(完全回復します。お昼のお弁当つき)
B.普通の宿に泊まる。銀貨1枚消費(体力50%、精神力80%回復します)
C.安い宿に泊まる。銅貨5枚消費(体力30%、精神力50%回復します)
D.安い宿&皿洗いのバイト。銅貨2枚消費(体力15%、精神力35%回復)※ティルはウェイトレスです
E.野宿。(体力30%、精神力50%回復します)
※冒険7つ道具から食料を1つ消費します。(のこり3つ)
※ティルは回復しません。
※かなり危険です。
F.その他

先に1票入ったものをせんたくします。

604 :森崎名無しさん:2010/05/27(木) 19:15:02 ID:C2zloIrw


605 :小田ジュニアの野望:2010/05/27(木) 20:22:37 ID:KsMBlP0M
B.普通の宿に泊まる。銀貨1枚消費(体力50%、精神力80%回復します)

小「早くに元の世界に帰るにしてもじっくり腰をすえるにしても今日の疲れは半端じゃないし…
せめてベッドはきちんとセッティングしているところがいい」

自分の体に正直に答えるジュニア。いくら薬草と包帯のお陰である程度の行動はできるとはいえ
つい数時間前まで死を覚悟していたのである。いまだ体が癒されてはおらず、油断すると
全身に痛みという襲撃が襲い掛かる。

リャハーン「りょうかい。それじゃ、薬湯と美味しいワインで有名なところが丁度いいね。あそこなら
ベッドもきちんと毎回シーツ交換してくれてるし。傷ついた冒険者がちょっと回復させたい時や
いいことがあった時によく使われているところね」

そういいながらまるでハトバスの添乗員さんのように、こっちの店は安い薬草がうっているとか、
こっちの店の剣はすぐに刃こぼれするとか聞いてもいない説明をしながら一軒の宿に到着する。

606 :小田ジュニアの野望:2010/05/27(木) 20:23:40 ID:KsMBlP0M
小「へぇ。悪くない。というより風情があっていい。」

そこはこの街の宿屋としてはやや上級。一階の酒場で酒盛りしている冒険者達もごろつきのような
格好ではなく、比較的マンガやアニメで見るようなまともな格好をしている。(流石にプレートメイルや
バイキングメットのような重装をしている人物はいなかったが…)

リャハーン「あ、一階の酒場でご飯は出るんだけど…少年君はちょっと危険だから特別に部屋まで持って
来てもらえるように私から口ぞえしとくね」

もし、おっさんでなければきっとチャーミングであっただろう、ぱちりとウインクでリャハーンは
ジュニアに話しかける。

小「あ、ああ。ありがとう」

そして、リャハーンとこの店のマスターと思われる初老の品のよい人物が数分間話し込み…リャハーン
は満面の笑みと共に両腕で大きなまるを作ってこたえる。

〜〜〜〜


607 :小田ジュニアの野望:2010/05/27(木) 20:25:16 ID:KsMBlP0M
小「ふぅ…よくはわからんが助かった…。今日はもう…疲れたな。時間も夕暮れだし…、
今日は薬湯に浸かって寝るか…。ティルはどうする?元の世界に戻るか?」

ジュニアは前々から思っていたことを口にする。彼女は自分の水晶玉だけでなく、不思議な木とも
つながっている。そして不思議な木はジュニアの部屋に置きっぱなしなのだ。更にいえば、家には
えりるがいる。つまり、彼女がその気になればいつでもジュニアの本来の世界に戻り、そして
えりるに助けを呼ぶことが出来るのだ。

ティル「いいえ。私も同じことを考えましたが、マレーネ・ウォルフの存在を聞いたので
それをすることのデメリットが多いと判断します。私だけが元の世界に戻れば私がその時間を
固定する存在になってしまいます。そうなると時間をさかのぼり元の時間にたどり着くための
ファクターを自らの手で潰す事になると思います。」

小「全くわからん」

いつものように即答するジュニア。

ティル「つまりはこうです。今、マスターはここにいます。そして私も。」

小「ああ。そうだな。」


608 :小田ジュニアの野望:2010/05/27(木) 20:26:20 ID:KsMBlP0M
ティル「つまり私の存在確率とマスターの存在確率はここに集約しています。」

小「存在確率?」

ティル「はい。この辺は量子の確率展開につながるのでえりる様の方が詳しいのですが、私という存在が
2箇所に生まれれば存在確率は2箇所に分布される事になり、本来関係ないはずのマスターも
私という近い存在のためにその場所に集約されやすくなってしまいます」

小「でも…それならここからの出口が今の俺の部屋になる可能性が高くなるということじゃないのか?」

ティル「その通りです。そして、時間のスピードというのは一様ではありません。恐らく現在の
時間軸のままマスターの部屋に行けば…恐らく数年後のマスターの部屋にたどり着く可能性が
非常に高いです」

小「………」

ティル「つまり、私が『今』向こうの世界に行ってしまうとマスターの出口はほぼ数年後のマスターの
お部屋という事になります」

609 :小田ジュニアの野望:2010/05/27(木) 20:27:41 ID:KsMBlP0M
小「よくはわからないが、要は普通にこの世界から出るだけでは『詰み』なんだな?」

ティル「はい。常若の国ティル・ナ・ノーグとマスターの世界の時間の流れが異なるという事は
そういう意味です」

小「………つまり単に脱出する方法だけでなく、浦島太郎にならないように脱出しなきゃいけないのか…
とてもめんどくさいな」

ティル「すみません。妖精の穴に飛び込むより早くもっと詳しく説明するべきでした」

小「かまわんさ。第一危険だといわれて、尚且つティルの話を聞かずに飛び込んだのは俺だしな」

ティル「……ありがとうございます」

小「辛気臭い話はここまで。逆に言えばどんなに早く向こう側に行っても意味がないことが判ったんだ。
それだけでもティルの言葉を聴けてよかったよ。さあ。お風呂に入って寝よ。ティルもお風呂に入るか?」

ティル「はい。それではマスターの後に入らせてもらいます」

小「そっか。でも内風呂が薬湯なんて贅沢だよな。大きい姿のティルとこんなに長くいるのも
初めてだし、悪い事ばかりじゃないさ」

まるで自分にそう言い聞かせるようにジュニアはティル・ナ・ノーグでの初日を終わらせるのだった。

610 :小田ジュニアの野望:2010/05/27(木) 20:28:55 ID:KsMBlP0M
ぴこーん!
銀貨が1枚減りました。現在銀貨13枚、銅貨5枚。

体力が50%精神が80%回復しました。
現在体力104/104 ガッツ570/570
ティル体力 130/130 ガッツ290/300

ちゅんちゅんちゅん…

どうやらこっちの世界にも鳥はいるようで、すずめの声に似た鳥の鳴き声で起きるジュニア。
子供だけでも女性だけでも危険という理由でジュニアとティルは同じ部屋に泊まり、もしもの時のために
同じベッドで姉弟のように寄り添って眠る。

小(…ティル…まだ寝てるな…当たり前か。妖精といってもこっちでは肉体があって当然の
世界なんだもんな。狼戦ではかなり無茶させすぎたし、もう少しいたわらないと…その前に
俺自身が狼程度には負けない力を手に入れるのが先だけど…)

薬湯の効果なのか、ざっくりと切れたはずの背中の傷も、首筋に突き立てられた狼の牙も、痕は
大きく残っているが完全に傷がふさがっていた。

小(さすが不思議世界。本当なら入院モノの傷だって一日で回復だ)

実ははじめてみるティルの寝顔に少しどきどきしながら黄金に輝く美しい髪に触ってみる。

ティル(……すぅ…)

611 :小田ジュニアの野望:2010/05/27(木) 20:30:14 ID:KsMBlP0M
軽い寝息と共に僅かにムズがる女の子。年齢的にはまだ15〜16程度にしか見えないのだが、
すでにその美しさは比肩するものがなく、もしジュニアが美女に対する耐性がなかったのならば
一睡もすることが出来なかっただろう。

小(さて、それじゃ今日はどうしようかな?)

急いでマレーネの星見の塔にいく必要がなくなった今、ジュニアは自分が何をすべきかを考える。

どうしますか?
A.マレーネのところに行くには数日かかるらしいし、野外夜具を買いに道具屋へ。
B.とにかく武器と防具が要るな。今のお金でどこまで買えるか微妙だけど武器防具屋へ!
C.一階の酒場で何か情報がないか聞いてみよう。(護衛依頼などもここへ)
D.マレーネのところにいくには力が足りない。近くの草原で腕試し。
E.生きてるボールがヘロヘロだ。完全に動かなくなる前にどうにかならないか魔法屋へ!
F.そういえば職人街に行ったんだよな。グリーニのところへ。
G.その他

先に1票入ったものを選択します。

612 :森崎名無しさん:2010/05/27(木) 20:44:01 ID:???
どれを選んでも一日経過する?

613 :小田ジュニア:2010/05/27(木) 20:48:18 ID:KsMBlP0M
>>612
いいえ。基本的に買い物系は時間が進みません。
イベントが起きた場合のみその範囲内で時間が進みます

614 :森崎名無しさん:2010/05/27(木) 20:52:59 ID:nfewwZno

ボール君だってジュニアの仲間なんだ!

615 :小田ジュニアの野望:2010/05/27(木) 21:27:59 ID:KsMBlP0M
>>614
ボール君もトモダチこわくない!ですね。

E.生きてるボールがヘロヘロだ。完全に動かなくなる前にどうにかならないか魔法屋へ!

小(そういえばリャハーンがいろんな場所を紹介してたけどその中に魔法屋みたいなところが
あったよな…)

ジュニアは血が固まって既に服の様相を示さなくなった服をもう一度着込む。夜のうちに薬湯の中につけて
固まった血の一部を剥がし、匂いも消したため上から外套を羽織れば何とか自警団に危険分子
扱いされる事もないだろう。

ティル「むにゃ…おはようございます。マスター」

この世界では翅を隠す必要がないため油断したのか、伸びをするように全身をくるんでいた鱗翅を
展開させ…

小「ぶ!」

ジュニアは何とか彼女の大切な部分が見えてしまう前に背中を向けることに成功する。

616 :小田ジュニアの野望:2010/05/27(木) 21:30:14 ID:KsMBlP0M
ティル「は!…す、すみません…」

元々翅も彼女の一部であり、彼女にとっては鱗翅に身を包んでいようが包んでいまいが羞恥心としては
変わらないのだが…相手が恥ずかしそうにすると不思議なもので自分もはづかしくなるものである。

ティルは急いで以前にジュニアがプレゼントしてくれた小さなフィギュア用の服を大きくすると身に纏う。

小「…あれ?ティルも春菜姫みたいなことできるんだ…って、ああそうか、ティルも神さまの
力の一部を受け継いでるんだから当たり前か」

変なことに感心するジュニア。

小「それじゃ早速朝ごはん食べたらチェックアウトだ。毎日こんなところで休んでたらすぐに
お金が尽きちゃうしな」

そういいながら荷物を纏めていると…

とんとん…とん

そしてようやくジュニアの生きてるボールの動きが明らかにおかしい事に気づく。

617 :小田ジュニアの野望:2010/05/27(木) 21:31:15 ID:KsMBlP0M
小「マリーさん2ヶ月は持つといったのに…一ヶ月しかたってないのにもうヘロヘロだ…」

初めの頃こそ鬱陶しかったのだが、馴れてしまえば可愛いものである。実際このボールのお陰で
普段は上げにくい能力もぽこぽこ上がっているため今ではボール君となづけて半ペット状態である。

小「この世界に錬金術があればいいんだけど…」

ティル「でしたら早速参りましょう。人生の禍福は行動によって決まるのです。ここに来た事を
ボールさんの寿命延ばしだと思えば少しは楽になりますよ」

おそらく励ましているのだろう。ややあざとい表現であったが、それでも今のジュニアには
嬉しい話であり、さっそくその言葉どおり、魔法屋へと向かうのだった。

〜〜〜


618 :小田ジュニアの野望:2010/05/27(木) 21:32:22 ID:KsMBlP0M
〜〜〜

そこは如何にも魔法を扱ってます…といった雰囲気を醸し出す怪しいお店だった。店の小窓からは
なんともいえない不思議な匂いが立ちこめ、よく近所から苦情が来ないものだと変に感心する。

小「ごめんください」

老婆「なんじゃ、ガキか。わしはガキが嫌いじゃ、帰った帰った。」

真っ黒な三角帽を被ったしわくちゃな老婆は古木のように折れ曲がった指先でシッシと追い払う動作をする。

小「ガキなのは認めますが、俺は客ですよ。…このボールなんですけど…直せますか?」

ジュニアは生きてるサッカーボールの事を思い、怒りよりも先に用件を伝える。

老婆「こ、これは…サッカーボール!?お主…異邦人か?」

小(そういえばグリーニもそんなこといってたな…俺達の世界の人種の事をそういうのかな?)

やや不思議に思いながらも曖昧に答え、老婆の答えを聞く。

老婆「そうじゃな…ふむ…う〜む…なるほど…」

実際にわかっているのか、前から後ろから横から眺める老婆。そのたびに逃げようと足掻く
生きてるボールだが、老婆の鋭い爪が食い込んでおりなされるがままである。

619 :小田ジュニアの野望:2010/05/27(木) 21:33:39 ID:KsMBlP0M
老婆「なるほど…うむ。要は生体部品に再度活力を与えればよいのか…そうじゃな…銅貨3枚
といったところじゃ」

小「銅貨3枚…って、高いのか安いのかわからん…」

どうしますか?
A.直してもらう。
B.やっぱり止める。
C.その他

先に1票入ったものを選択します。

620 :森崎名無しさん:2010/05/27(木) 21:35:14 ID:cTkhrHBI
C 良い仕事を期待するならいくらだ?

621 :小田ジュニアの野望:2010/05/27(木) 21:52:15 ID:KsMBlP0M
C 良い仕事を期待するならいくらだ?

小(ふむ…今は金もあるし…どうせならもう少し欲張って見るか…)

そう思ったジュニアは、質問の内容を変えてみる。

小「良い仕事を期待するならいくらだ?」

老婆「良い仕事とな?…そうよな…貴様が望む良い仕事というのがどういうものかわからぬがワシに
3日ほど預けてみんか?結果はどうなるかわからぬが銀貨1枚で良い仕事をしようぞ?」

小「銀貨1枚。…今日一泊したところと同じ値段だな…」

老婆「それに最初に言っておくが結果がどうなるかはわからぬぞ?うまくいけば寿命が尽きなくなるやも
しれぬし、活きがよくなるやもしれぬ。しかし、最悪…そうよな…1/4の確率で戻って込ぬ。
そしてそうなってもそれはワシの知らぬところじゃ。なんせ専門外じゃからな。もちろん返金もせんぞ?」

小「つまり銀貨1枚使ってさらに賭けになるのか…ふむぅ…」


622 :小田ジュニアの野望:2010/05/27(木) 21:53:16 ID:KsMBlP0M
いまいちここのコインの価値がわからないジュニアにとって、値段そのものより賭けになる事が引っかかり…

どうしますか?
A.普通に銅貨3枚で直してもらう。
B.3日間預かってもらっていい仕事をしてもらう。(銀貨1枚)
C.やっぱり止める。
D.その他。

先に1票入ったものを選択します。

623 :森崎名無しさん:2010/05/27(木) 22:05:08 ID:???
A

624 :森崎名無しさん:2010/05/27(木) 22:12:42 ID:nfewwZno

専門家ではないのか

625 :小田ジュニアの野望:2010/05/27(木) 22:26:58 ID:KsMBlP0M
>>624
あくまで錬金術やサッカーの、と言う意味ですね。この老婆たぶんサッカーのルールすら
知らないでしょうし…

A.普通に銅貨3枚で直してもらう。

小「3日も離れるのは逆に言うと3日はこの世界から離れられないって事だからな。普通でいいや」

ジュニアの出した結果は安全策であった。

老婆「ま、それが良かろう。それでは$’&$$”&()*‘%%!!」

小「なんだ!?文字化け?」

ジュニアが慌てふためいた瞬間…ボールを中心に不思議な文様が青く輝く!!

老婆「……終わったぞ。それで擬似的生命活動は完全に復活した」

小「…あれ?ぷにぷに玉とかいらないのか?」

老婆「ぷにぷに玉?…ああ、これのコアのことか。わしが行ったのは交換ではなく干渉だからの。
媒介はいらぬぞ?」

小「へえ。よくわからないがわかった。それじゃありがとな」

老婆「ああ。また何かあればくればいいさ。茶はださんがな」

来た時とはうってかわってそこまで邪険ではなくなる老婆だった。

626 :小田ジュニアの野望:2010/05/27(木) 22:28:08 ID:KsMBlP0M
ぴこーん!
生きてるボールの劣化値が回復しました(0/15)
銅貨が3枚減りました。現在銀貨13枚、銅貨2枚。

〜〜〜

小「それじゃ今度はどこに行こうかな?」

どうしますか?
A.マレーネのところに行くには数日かかるらしいし、野外夜具を買いに道具屋へ。
B.とにかく武器と防具が要るな。今のお金でどこまで買えるか微妙だけど武器防具屋へ!
C.一階の酒場で何か情報がないか聞いてみよう。(護衛依頼などもここへ)
D.マレーネのところにいくには力が足りない。近くの草原で腕試し。
E.もう一回何か買えるものがないか魔法屋へ!
F.そういえば職人街に行ったんだよな。グリーニのところへ。
G.その他

先に1票入ったものを選択します。

627 :森崎名無しさん:2010/05/27(木) 22:33:17 ID:nfewwZno

なぜ敵に苦戦するか
攻撃力が少ない
防御がない
なによりも速さが足りない

628 :森崎名無しさん:2010/05/27(木) 22:34:48 ID:???
兄貴乙

629 :小田ジュニアの野望:2010/05/28(金) 00:09:57 ID:sBT0Ekbg
B.とにかく武器と防具が要るな。今のお金でどこまで買えるか微妙だけど武器防具屋へ!

小「そういえばティルのその服って防御力あるのか?」

ティル「…いいえ。元が元なので紙より薄い防御力0です。というより破れたら悲しいので
戦闘になればこの服は消します」

小「そっか。ま。確かに匠のものとはいえ、実用的な服じゃないもんな」

へんな納得をしながら向かった先は所謂ゲームの中、もしくはコスプレショップや一部のマニア
でしかありえない武器、防具を扱う店であった。

親父「らっしゃい!おう坊主!とーちゃんの使いか?」

もう毎度の事であるが小学生であるジュニアが客だという認識は薄く、軽く流す店員。因みに
グリーニと同じドワーフと呼ばれる種のようである。

小「いや。俺が買いに来たんだけど…俺か彼女が買えそうなものないか?」

とりあえず喧嘩になれば100%敗北が決まっている相手に、変に突っかかっても仕方がないとばかりに
返事するジュニア。

630 :小田ジュニアの野望:2010/05/28(金) 00:11:05 ID:sBT0Ekbg
親父「坊主が?…念のために聞くが訓練所やギルドの経験は?」

小「そんなものはない。ちなみに俺はサッカーなら出来る」

親父「さっかぁ??なんだそりゃ?どこかの古武術か?」

小「…いや、なんでもない。気にしないでくれ」

親父「で、…となると通常サイズの剣の類は無理だよな。投擲武器に自信は?」

小「ない!蹴る武器とかはないのか?」

親父「となるとスリングや弓もむり…ん?そこのねーさん中級妖精だよな?なんだ、
だったらねぇさんには弓なんてどうだい?今ならなんとあの輝きの神弓が入荷したところだ!
姉さん美人だからシャハーン金貨50枚でどうだ?」

小「たか!!そんなの買えるか!!今の俺の全財産でこれだけだ!」

そういいながら銀貨を13枚見せる。

親父「ふ〜ん。という事は駆け出しか…それよりなんで中級妖精がこんな坊主のお守りしてるんだ?
いや、別に悪くはないが…その気になれば宮殿にだって上がれるだろうに…」

ぶつぶついいながらも初心者用の特に扱いに気をつける必要がなさそうな武器や防具を探し出す。

親父「坊主。よかったなぁ、駆け出しが中級妖精の加護を受けられるなんて奇跡だぜ」

そんな事をいいながらジュニアにも扱えそうな武防具をだしてくる。

631 :小田ジュニアの野望:2010/05/28(金) 00:12:09 ID:sBT0Ekbg
何か買いますか?
(ジュニア用)
A.ナイフ 銀貨1枚 (攻撃力+5) 
B.ダガー 銀貨2枚 (攻撃力+7)
C.クリス 銀貨4枚 (攻撃力+10)
D.マンゴーシュ 銀貨6枚 (攻撃力+10、守備力+2)
※逆手に持つことで守備力+5の盾代わりにもなります。
E.ソードブレイカー 銀貨7枚 (攻撃力+12)
※相手が近接用の剣装備時に熟練度によりへし折ったり攻撃無効化をします。
F.シルバーナイフ 銀貨10枚 (攻撃力+12)
※銀製なので悪霊に特攻 ティルも装備可能です。
G.ショートソード 銀貨4枚 (攻撃力+10)
H.ハンドアックス 銀貨4枚 (攻撃力+12、素早さ−4)
J.冒険者の服 銀貨5枚 (守備力+7)
K.レザーアーマー 銀貨7枚 (守備力+10)
L.ブレストプレート(子供用) 銀貨10枚 (守備力+12)
M.リングメイル(子供用) 銀貨12枚 (守備力+14)
N.バックラー 銀貨3枚 (守備力+4)
O.ガントレット 銀貨4枚 (守備力+2、攻撃力+2)
P.安全靴 銀貨4枚 (守備力+4、素早さ−2))
※足元にかかる罠に対して特防効果
Q.ゴム長 銀貨1枚 (守備力+1)
※何故か雷系の技特防効果
R.ウイングシューズ 銀貨6枚 (素早さ+6)
※特殊な魔法がかかっており…


632 :小田ジュニアの野望:2010/05/28(金) 00:13:24 ID:sBT0Ekbg
(ティル用)
S.ショートボウ 銀貨3枚 (攻撃力+5)
T.ロングボウ 銀貨6枚 (攻撃力+10)
U.ボウガン 銀貨8枚 (攻撃力+12)
※ジュニアも2.3日練習すれば扱えるようになります。
V.銀のレイピア 銀貨15枚 (攻撃力+18)
※悪霊系に特攻
W.絹のローブ 銀貨5枚 (守備力+3.魔法防御+4)
X.銀糸のローブ 銀貨10枚 (守備力+6.魔法防御+6)
Y.祝福のローブ 銀貨15枚 (守備力+8.魔法防御+8)
Z.サークレット 銀貨8枚 (守備力+4.魔力+4)

※ナイフ系は投擲することで遠距離攻撃が出来ますが装甲の厚い敵に対しペナがかかる事があります。
※ローブ系はジュニアも装備可能です。

計銀貨13枚まで票が入った順に買い物をつづけます。複数回答可。
(買い物を止めたい場合は『帰る』とお書きください)
※まだ旅に必要な道具を買っていないので最低限の銀貨は残しておいた方がよいと思います。
※長居する事を決めるなら冒険者としてクエストを行うことでお金を貯める事も出来ます。

633 :森崎名無しさん:2010/05/28(金) 00:18:09 ID:O1MCGdB+
装備品はコツコツお金貯めて、一番良い装備買うスタイルなんだが

ウイングだけにR


634 :小田ジュニア:2010/05/28(金) 00:33:24 ID:sBT0Ekbg
まとめて処理するので引き続き投票くださいませ。
残り銀貨7枚

買わないときは『もう買わない』とお書き込みください

635 :森崎名無しさん:2010/05/28(金) 00:57:52 ID:???
もう買わない、と言うよりもう買えない。

636 :小田ジュニアの野望:2010/05/28(金) 01:14:54 ID:sBT0Ekbg
R.ウイングシューズ 銀貨6枚 (素早さ+6)
※特殊な魔法がかかっており…

小「このウイングシューズというのは?」

ジュニアが生粋のサッカー選手なのか数ある武器防具の中からシューズを見つけ出す。

親父「ん?珍しいな。武器屋でそっちが気にかかるのか?こいつは羽ばたくように足が軽くなる
シューズだ。ま、シューズだから結構簡単に壊れてしまうっていう欠点もあるけど、
こいつには特殊な魔法がかかってってな。」

小「特殊な魔法?」

親父「そう、どう考えても戦闘向きじゃないんだが…履いてみるか?」

小「…ああ、それなら…」

そういいながらぴったりとサイズの合うその靴を履いた瞬間!

637 :小田ジュニアの野望:2010/05/28(金) 01:15:55 ID:sBT0Ekbg
小(か、体が軽い!!本当に羽根がはえたみたいだ!…これなら俺の小田急ドリブルが
パワーアップするんじゃないか!?)

小「おやじ、とりあえずこれくれ!」

親父「ん?ああ、それはいいが…それだけなのか?見たところ武器や防具も全くないようだが…」

小「ああ、これで構わない。敵からは全部逃げる!」

親父「………ま、まいど…」

陽気なドワーフの親父の眉間に僅かに皺がよったのを見逃さなかったティルだったが、まぁ
逃げるのも策であることには違いないと思い直し何もいわずに武器屋を後にするのだった。

ぴこーん!
ウイングシューズを買いました。(自動的にスパイクと交換します)
ウイングシューズをはいている間は小田急ドリブルの発動条件がスペードのみから
ダイヤ、スペードになります。

銀貨の残りが7枚。銅貨2枚になりました。

〜〜〜


638 :小田ジュニアの野望:2010/05/28(金) 01:16:58 ID:sBT0Ekbg
小「はぁ俺はどこまでいってもサッカー選手なんだな…」

帰ったら早速えりるにウイングシューズをサッカーのピッチでも使えるように改良してもらおうと
思うジュニア。

どうしますか?
A.マレーネのところに行くには数日かかるらしいし、野外夜具を買いに道具屋へ。
B.もう少し武器か防具が要るな。やっぱり買い足そう(上に書いている記号で買うものも併記ください)
C.一階の酒場で何か情報がないか聞いてみよう。(護衛依頼などもここへ)
D.マレーネのところにいくには力が足りない。近くの草原で腕試し。
E.もう一回何か買えるものがないか魔法屋へ!
F.そういえば職人街に行ったんだよな。グリーニのところへ。
G.きょうはもう宿屋に戻るか…(どの宿屋に行くか分岐します)
H.その他

先に1票入ったものを選択します。

639 :森崎名無しさん:2010/05/28(金) 01:19:02 ID:O1MCGdB+
F

640 :小田ジュニアの野望:2010/05/28(金) 02:34:32 ID:sBT0Ekbg
F.そういえば職人街に行ったんだよな。グリーニのところへ。

小「さて、それじゃちょいとグリーニのところにでも行くか。そういえばお礼もしなかったしな。」

あまり深い意味はないのだが、その辺を漫然と歩くだけでは特に収穫がないと判断したジュニアは
グリーニの別れ際の言葉を思い出し職人街へと足を向ける。

〜〜〜

小「…どうでもいいけど結構この世界って人間が多くないか?」

ティル「???」

小「いや、だって、魔法屋の婆さんとか宿屋のマスターとか人間だろ?」

ティル「…いえ。彼らは妖精ですよ?」

小「へ?だって、背中に羽根はえてなかったぞ?」


641 :小田ジュニアの野望:2010/05/28(金) 02:35:57 ID:sBT0Ekbg
ティル「確かに彼らに羽根ははえていませんが彼らの祖はダーナ神族という神の末裔ですから…
羽根ははえていません。そもそも私とは根本から異なる存在です。」

小「なんだ…そうなんだ?」

ティル「はい。私はティターニア様やオベロン様の支配する『真夏の夜』の世界の住人です。昔も
いいましたが妖精と一口に言ってもブラウニーのルネのようなもの、雪使いのシュガーのようなもの…
といっても彼女が違う事は先日判明しましたが…他にも様々な種類がいます。広義でよければ
エルフもドワーフもノームもドリアードもスピリッツも全部纏めて妖精です。」

小「へぇ…あれ?それじゃ、この世界じゃ俺のこの瞳の効果が現れない?」

ジュニアはドロッセルマイヤーから貰った異物を発見する瞳の力をかざしてみる。

小「あ、普通すぎて気づかなかったけど…ティルにも反応してない…どういうことだ?」

ティル「それはたぶんですけど能力が『異物を発見する力』だからだとおもいます。きっと
鏡で自分の姿を見れば反応しますよ?」


642 :小田ジュニアの野望:2010/05/28(金) 02:36:59 ID:sBT0Ekbg
小「つまりこの世界では俺の方が異物なのか…」

なんとなく疎外感にさいなまれるジュニア。しかし、それから数分間意識的に瞳の力を使い続けていると
極稀にだが確かに人間のようなものを発見し安心するのだった。

〜〜〜

そんなこんなではづきの時計で12時を過ぎた頃、ようやくグリーニのいる鍛冶屋を見つける。

小「彫金師と言ってたのにここは鍛冶屋だよな?」

ティル「弟子…という話ですから、グリーニは関係ないのでは?」

そんな会話をしながら中へと入っていくと…

グリーニ「わりいな、お客さん。今日は店じ…なんだ。お前らもう来たのか?」

目をやられないように分厚いゴーグルをつけていたグリーニがジュニアを発見するとゴーグルと
グローブをはずしながらカウンターの方へとやってくる。

643 :小田ジュニアの野望:2010/05/28(金) 02:38:22 ID:sBT0Ekbg
グリーニ「おい!ラシェン!ちょいと早いが昼休みだ!ちょっと出かけてくるぜ!」

グリーニは親方の貫禄なのか、先ほどまで一緒に鉄の棒を叩いていた弟子?にそう声をかけると
返事も待たずにジュニアを連れ出し、近くの定食屋へと誘う。

グリーニ「で、なんのようだ?昼飯をタカリにきただけか?」

ドワーフ特有のその赤ら顔でエールを一気に飲み干し、彼はいい気分になっているようだ。

小「仕事中だろ?いきなりアルコールなんていいの?」

グリーニ「な〜に構わんさ。逆に少しくらい血にアルコールが入ってた方が作品に味が出るってもんだ」

小「そ、そうなのか?」

最低でもマリーさんやルネが錬金中に酒を飲んでいるところを見たことのないジュニアは
半信半疑に答える。


644 :小田ジュニアの野望:2010/05/28(金) 02:39:54 ID:sBT0Ekbg
グリーニ「まぁな。俺は彫金師だ。今回の指導もああいう一見大雑把な中に細かい技術があることを
教え込みにきてるんだけどな」

先ほどの灼熱色に輝く鉄の棒をひたすらに叩く作業にこそその奥義があるのだと熱く語るグリーニ。

小(………)

どんな話をしますか?
A.マレーネ・ウォルフについて詳しく聞く。
B.星読みの塔の詳しい場所を聞く。
C.人間界に来てマリーさんの手伝いをしてもらえないかスカウトする。
D.鍛冶の奥義書みたいなものはないのか聞いてみる。
E.お金が足りないので2ユーロコインも換金する。
F.ここでの主な生活の仕方(金の稼ぎ方)を聞く。
G.鍛冶のアルバイトが出来ないか聞く。

先に1票入ったものを選択します。
※最大3回話せます。状況により途中で打ち切られることもあります

645 :森崎名無しさん:2010/05/28(金) 02:49:25 ID:O1MCGdB+
F

646 :小田ジュニアの野望:2010/05/28(金) 11:20:58 ID:sBT0Ekbg
F.ここでの主な生活の仕方(金の稼ぎ方)を聞く。

小「それでここでの生活なんですけど…」

ジュニアは熱心に語るグリーニの言葉を切りが良さそうなところで遮る。

グリーニ「を!?…お前帰るんじゃないのか?星見の塔へなら俺の渡した銀貨で十分到達可能
だぞ?俺はてっきり別れをいいに来たんだと…」

まるで冷水をかけられたようにどんぐりまなこをしぱたかせるひげもじゃ。

小「いやぁ。ちょっと珍しいところに来たんで買い物したら…ね…」

ぽりぽりと頭を掻いてごまかすジュニア。

グリーニ「それにしては何ももってないようだし…もしかしてボッタくられたか?なんなら口利きしても…」

小「いや、買ったのはこれなんだ…」

そういいながら体が羽根のように軽くなったウイングシューズを見せる。


647 :小田ジュニアの野望:2010/05/28(金) 11:23:37 ID:sBT0Ekbg
グリーニ「……ああ、そりゃ結構な値段がするもんだからな。それなら仕方ないか…」

永続魔法がかかっているのものでは壊れやすいためなのか、かなり安い部類に入るものとはいえ
普通に鍛冶をしては決して作る事の出来ない魔法のアイテムである。その分値段が張るのは
当たり前でありそういう意味でのプロでもあるグリーニも納得顔である。

小「それでしばらく居続けることになるかもしれないから、ここで金を稼ぐ方法を教えてもらおうと
思ってね」

自分はサッカー選手でありこの買い物に対して大正解であったと信じるジュニアは特に悪びれる
事もなくなはす。

グリーニ「そうだなぁ…手っ取り早く金を稼ぐならギルドに入って地味に依頼をこなす事だが…
ギルドに入る手付金なんて持ってるはずないし…宝飾や鍛冶ギルドなら俺からの口添えで
報酬天引き方式で入れないこともないが…鋼の精錬とか…出来るわけないか。…となると、」

648 :小田ジュニアの野望:2010/05/28(金) 11:25:47 ID:sBT0Ekbg
基本的に人がいいのか、どうやら困っている人を放っておくことが出来ない性格らしいグリーには
う〜ん…と首を捻り…

グリーニ「ま、一番いい方法は『狩り』だな。たとえば昨日の狼。あいつらを倒してその屍を
ギルドに持っていけばそれなりの金になる。牙も皮も服飾ギルドではいくらあっても困る
モノじゃないしな。お前さんに捌く技術があれば皮をはいで牙を抜いて肉を自分の飯にして
皮を『ニカワ』でなめして毛皮にすればギルドでももっと色をつけて買い取ってくれるだろうよ。
ま、ガキにそこまでしろとはいわん。金になるかわからんが『採取』という手もある。どこかで
薬草になる草や鬘を採取すれば魔法屋でそこそこの金で買い取ってくれるはずだ。珍しい食材
とかもたまに手に入るからそういう時は料理屋や、自分の贔屓にしている宿に渡してもいい。
宿に渡せばただで泊めてくれるかもしれないしな。あと、これはシロウトには一番難しいが
採掘…石切り作業というのもあるぞ。ここでは良質の石が取れる場所が何箇所かある。この地では
石は建物や家具の一部だからな。重いし重労働だし石切りに失敗したら目も当てられなくなるが
成功した時の報酬はかなりのものだ。なにより狩りや採取と違って命の危険が少ない。人が多いから
滅多にモンスターも現れないしな。他にも伐採とかもあるにはあるが、…あの森には厄介な
奴が居るから命が欲しけりゃ森には近づかない事だ」

649 :小田ジュニアの野望:2010/05/28(金) 11:26:48 ID:sBT0Ekbg
小「あの森の厄介なもの?」

グリーニ「ああ。基本的に向こうも不干渉を決め込んでるから、森で焚き火をしたり木を切ろうと
しない限り害はないがな。どうも俺らは奴らが生理的に気に食わん」

小「へぇ…。ありがとう。つまり、狩り、採取、採掘がいいんだな?」

グリーニ「まあな。本当はもっと手っ取り早く金に困らなくなる方法もあるんだが…まだガキには早い。」

このドワーフの瞳が一瞬ティルの方を覗き込んだのは気のせいなのだろうか?

グリーニ「え〜と…そういえば名前知らなかったな?お前さんたち」

小「ん?あれリャハーンから聞かなかった?俺は猛。こっちはティル。新ためてよろしく」

グリーニ「ああそうか、覚えておくよ。それはそうと…俺からも変なこと聞いていいか?そこの妖精…
ほとんど成長していない中級妖精なんて珍しいんだが…なにか思うところがあるのか?」

650 :小田ジュニアの野望:2010/05/28(金) 11:28:02 ID:sBT0Ekbg
小「???」

グリーニ「いや、なんでもない。忘れてくれ。…さて、意外と喋ったな。あ、あとこれはあまり
薦めないが酒場の親父が仕事を斡旋している場合もある。だがこれはギルドが仲立ちしてないから
報酬の割にものすごく危険だったり、最悪依頼者が雲隠れ…という事もある。あんまり美味しそうな話には
飛びつくんじゃないぞ?だが、たとえばネコ探しやちょっとしたアイテムが欲しい。といった場合は
ギルドに仲介料が発生するのを嫌がった一般人が依頼することもおおいから請け負うのもいい。
要は危険かどうか、そして信用できそうな話かを見極めるのが大事だという事だ」

小「わかった。」

ぴこーん!
コマンドに狩りにいく。
採取作業に向かう。
石切り場に向かう。
が加わりました。(ただし、採取作業には『何らかの本』を持っていないとほとんど効果がないでしょう)

651 :小田ジュニアの野望:2010/05/28(金) 11:29:02 ID:sBT0Ekbg
〜〜〜

グリーニ「結構長話したな。余り時間もないが…何か聞き残した事はあるか?」

どんな話をしますか?
A.マレーネ・ウォルフについて詳しく聞く。
B.星読みの塔の詳しい場所を聞く。
C.人間界に来てマリーさんの手伝いをしてもらえないかスカウトする。
D.鍛冶の奥義書みたいなものはないのか聞いてみる。
E.お金が足りないので2ユーロコインも換金する。
F.金をくれ!単刀直入にお願いする。
G.鍛冶のアルバイトが出来ないか聞く。
H.もう帰ろう。

先に1票入ったものを選択します。
話せる回数は最後です。


652 :森崎名無しさん:2010/05/28(金) 12:52:03 ID:O1MCGdB+
G
小田…寿司から鍛冶へ

653 :小田ジュニアの野望:2010/05/28(金) 13:30:19 ID:sBT0Ekbg
G.鍛冶のアルバイトが出来ないか聞く。

小「他にも…たとえば鍛冶でアルバイトとかは出来ないのか?」

少しだけ距離感が縮まったことを感じたジュニアは思い切って尋ねる。

グリーニ「ん?さっきの話聞かなかったか?ギルドに入らないと鍛冶は出来ない。」

小「いや。そうじゃなくてたとえばグリーニの個人的な手伝いとか、そういった形だけど」

グリーニ「つまり徒弟になりたいのか?そういうことなら可能だが…俺は基本的にこの街には
さっきの奴の指導にきただけだからな。三日後にはこの地から他の場所に行く事になる。
しかも俺の住むレンティス鉱山はマレーネ・ウォルフの星見の塔から逆とまでは
いわないがかなり離れたところにある。つまり、本当にこの地に長居する事になるぞ?
それでもいいなら一から仕込んでやるが…レンティス鉱はニンゲンやフェアリーにはつらいぞ?」

小「…そうか。考えてみたらグリーニはこの街に住んでるわけじゃないからな。わかった。
変なこと聞いてごめん」


654 :小田ジュニアの野望:2010/05/28(金) 13:31:23 ID:sBT0Ekbg
グリーニ「いいって事よ。もうそろそろ時間だ。ここの払いくらいはしておいてやるよ」

そういいながらジュニアの食べたよくわからないものの肉炒めと、ティルの食べた何かの
ホワイトソースの代金も一緒にはらってくれるのだった」

〜〜〜

そして別れ際…

ぱさ…

グリーニは帰ろうとするジュニアに何か投げよこしてくる。

小「これは?」

グリーニ「あれからまだ外套着たままって事は下の服はボロボロのままなんだろ?
俺からの今度こそ最後の餞別だ。着ていっとけ」

渡されたものは厚手の服であった。

ぴこーん!
厚手の服(守備力+4)を手に入れました。


655 :小田ジュニアの野望:2010/05/28(金) 13:32:30 ID:sBT0Ekbg
小「さてっと、もう午後も過ぎたし、どこかいくなら早めにしておいた方がいいな」

ティル「採取作業に行くなら目的にあった本を探した方がいいですよ?」

どこにいきますか?
A.マレーネのところに行くには数日かかるらしいし、野外夜具を買いに道具屋へ。
B.もう少し武器か防具が要るな。やっぱり買い足そう
C.一階の酒場で何か情報がないか聞いてみよう。(護衛依頼などもここへ)
D.狩りも兼ねて近くの草原で腕試し。
E.もう一回何か買えるものがないか魔法屋へ!
F.レンティス鉱山か。もう元の世界に戻るのも面倒だし、グリーニのところで徒弟になろう。
G.採取作業には『本』がいるんだよな。本屋へ。
H.本はないけど採取作業へ向かおう!
I.重労働らしいけど…石切り場に向かおう
J.きょうはもう宿屋に戻るか…(どの宿屋に行くか分岐します)
K.その他

先に1票入ったものを選択します。
銀貨7枚 銅貨2枚

656 :森崎名無しさん:2010/05/28(金) 13:47:21 ID:???


657 :小田ジュニアの野望:2010/05/28(金) 16:39:16 ID:sBT0Ekbg
G.採取作業には『本』がいるんだよな。本屋へ。

小「それじゃ本屋にでもいって見ようか?」

この世界の地図を手に入れるにしても採取作業をするにも、その世界の知識を得ることも出来るもの
といえば古今東西『本』と相場が決まっていた。といっても活版技術が発達していないほどの昔、
さらに、紙すらまともにない時代であれば竹簡であったり、更に時をさかのぼるのであれば石版だった
石碑…さらに文字がない時代までいくとアルタミラ洞窟のように壁画にまでさかのぼるのだが…
運が良い事にこの世界では紙という概念は既に存在するようであった。

小「高!!」

ジュニアは武器の値段から銅貨数枚で買えるものだと思っていたのだが、薄っぺらい本ですら
銀貨が必要であることに驚く。

ティル「こちらの世界では機械化が全く進んでいませんからね。活版印刷どころか版画による
生産すらしておらず、基本的に手書きの写本ですから。…といっても魔法人形による自動書記ですから
極端に高いというわけでもありませんが」

小「なんて魔法の無駄遣い…」

ティル「しかしこれでうまく世界が回るのですから、そういうようなものなのでしょう。コロンブスの卵
というやつでしょうか?」


658 :小田ジュニアの野望:2010/05/28(金) 16:40:37 ID:sBT0Ekbg
小「ま、いいや。流石に金貨が必要という事はなさそうだし…必要そうなものだけ選ぶか…
…むーこういう時携帯電話もってたら写真でぽちっと出来るんだけどな…」

ティル「それは犯罪です」

何を買いますか?
A.世界地図 銀貨1枚 (全体の地名が書いてますが大まか過ぎてよくわかりません)
B.シャハーン地方地図 銀貨1枚 (シャハーン周辺、星見の塔やレンティス鉱山にもいけるようになります)
C.魔法調合用野草便覧 銀貨2枚 (基本的に魔法屋に売ることの出来る野草が書いてあります)
D.すぐ使える!魔法草一覧 銀貨3枚 (基本的に薬草や毒消しなど単体で使えるものが書いてます)
E.おいしい食材(野菜、木の実編) 銀貨1枚(基本的に宿屋や料亭に売ったり、自分で食べれるもの)
F.その他(こんなのが欲しいというコメントも併記ください)
G.もう帰る

銀貨7枚の範囲内で1票選ばれたものを順次購入します。(複数回答可)

659 :森崎名無しさん:2010/05/28(金) 16:54:06 ID:uLeQoUQ+
ACE
Bもほしいけど、それは稼いでからで。

660 :森崎名無しさん:2010/05/28(金) 17:02:59 ID:???
自活できんと話にならんしね、鍛冶のアルバイトは相当きつそうだし。
魔法草一覧も欲しいとこだけど。
それにしてもRPGしてるなw

661 :小田ジュニアの野望:2010/05/28(金) 18:10:24 ID:sBT0Ekbg
Gはまだ選ばれていませんが、お金少ないのでもう帰ることになると思うのでとりあえずの処理をします。

>>659
たしかにいつかはBを買った方がいいですよ。この周辺の暗黒地帯が一気に吹き飛ぶので。

>>660
そうですね。中の人的にはちょっといい武防具買って夜具と地図買ったらすぐに元の世界に戻る
旅に出るかな?っと思っていたので少し意外です。
 あと今更ですが謝っておきます。実はこのイベントケルト伝承とはほとんどの関係がありません。最初は
復活した女神ダヌをめぐる4国間の争奪戦にしようと思っていたのですが、ケルト知らない人には
本当にチンプンカンプンな内容になってしまったので、アンケートの結果から
急遽JOKER用のRPGシステムを流用した帰還劇に変更しました。
なので、いままでいつツッコミがくるのかびくびくしてましたORZ


662 :小田ジュニアの野望:2010/05/28(金) 18:11:24 ID:sBT0Ekbg
A.世界地図 銀貨1枚 (全体の地名が書いてますが大まか過ぎてよくわかりません)
C.魔法調合用野草便覧 銀貨2枚 (基本的に魔法屋に売ることの出来る野草が書いてあります)
E.おいしい食材(野菜、木の実編) 銀貨1枚(基本的に宿屋や料亭に売ったり、自分で食べれるもの)

小「とりあえず採取用の本を2冊と……一応これも買っておくか」

ジュニアが見つけたものは防水加工のためなのだろう、皮革に書かれた一枚の地図のようなものだった。

小「なんだか丁寧に皮ひもでくるめるようになってるし…マンガで見るスクロールみたいなもの?」

ティル「それはこの世界の地図ですね。恐らくここが今いるシャハーン。…なるほど西方の
交易都市との名は伊達じゃないですね。中央、北方、南方からの街道が丁度重なる位置に
この街があります。」

小「ああ、なんだか気持ち悪いけど俺にもわかる。読めない文字…しかも文法そのものが違うのに
読めてしまうのは結構気持ち悪いな」

663 :小田ジュニアの野望:2010/05/28(金) 18:12:27 ID:sBT0Ekbg
ジュニアの脳内に直接焼き付けられた知識のようなものが湯水のごとく溢れてきており、今、
自分は一体何語で考えているのか?それすらわからなくなっていた。

ティル「すみません。マスターの人格に関係ない部分に私の知識の一部を書き込んだので…
流石に言葉がわからない、文字が読めない、ではこの世界は辛すぎるので…」

深々と謝るティル。

小「いや、ティルは悪くない。一々解読技能や翻訳技能が要らないのはものすごく助かる。」

そう自分にも言い聞かせながらジュニアは買い物を済ませる。

小「…ふむ…ざっと見たところこの世界は5つの地方に分かれているようだな。西の交易都市シャハーン
そこから更に西方に向かうと西方の最大都市ムリアス。さらにそこから幾つかの街道があって、
幾つかの街が広がってるのか…北方最大都市はファリアス、南方最大都市はフィンジアス、
東方最大都市がゴリアス…中央は…あれ?ほとんど情報がないな…アイランドって名前と
ダヌって都がぽつんとあるだけだ。」


664 :小田ジュニアの野望:2010/05/28(金) 18:13:27 ID:sBT0Ekbg
あまり真面目に見ていては時間がかかりすぎるため大きな文字で書かれているものだけを拾い上げるジュニア。

ティル「これの縮尺はよくわかりませんがこれで一応今いる西方だけでなく全方向に何が
あるかわかりましたね。」

小「ああ、だけど、西方最大の都市はここから更に西なのか…星見の塔は東側だから逆方向だな。」

ティル「はい。ですが持っていればきっと役立つでしょう。もしかしたら星見の塔だけでは話が
進まない場合可能性もありますし…」

小「そうだな。…でもこの地図じゃ星見の塔の事なにも書いてないぞ?南方に大きな山の形が
あるからこれがレンティス鉱山かな?」

ティル「流石にこれだけで判断するのは難しいですね。旅をするには街道沿いを歩けばいいことが
わかっただけでもかなりの収穫だと思います」

ぴこーん!
西方最大都市『ムリアス』にその気になればいけるようになりました。
南方の街道をずっと行けば南の玄関口、『クロンウェル』にいけるようになりました。
北方の街道を行けば雪の絶海『シャーネット海の漁村』にいけるようになりました。
(ただし、どのルートを行くにも徒歩では数日かかります)

〜〜〜


665 :小田ジュニアの野望:2010/05/28(金) 18:14:51 ID:sBT0Ekbg
小「さて、そろそろ時間にすると2時か…まだ活動する事は出来るけど…」

どうしよう?
どこにいきますか?
A.マレーネのところに行くには数日かかるらしいし、野外夜具を買いに道具屋へ。
B.もう少し武器か防具が要るな。やっぱり買い足そう
C.一階の酒場で何か情報がないか聞いてみよう。(護衛依頼などもここへ)
D.狩りも兼ねて近くの草原で腕試し。
E.もう一回何か買えるものがないか魔法屋へ!
F.レンティス鉱山か。もう元の世界に戻るのも面倒だし、グリーニのところで徒弟になろう。
G.なにか買い忘れたのもがあったような…本屋へ戻る。
H.本を手に入れたことだし、残り時間短いけど採取作業へ向かおう!
I.重労働らしいけど…石切り場に向かおう
J.きょうはもう宿屋に戻るか…(どの宿屋に行くか分岐します)
K.その他

先に1票入ったものを選択します。
銀貨3枚 銅貨2枚
※夜具を持たない状態での遠出は自殺行為なので外の町へは行けません。

666 :森崎名無しさん:2010/05/28(金) 18:18:43 ID:???


667 :森崎名無しさん:2010/05/28(金) 18:23:49 ID:uLeQoUQ+


そらー、このスレは冒険者が多いからRPGパートが現れたら全力で突貫するよw
あと、ケルト色がさっくり消えたのはケルトがわかった人には普通にわかってて、
言うのも野暮だと思ったから何も言わなかっただけだと思うよ?
個人的には最初の遭遇がケルトの英雄とか出なくドワーフエルフだった時点でそう思った。
まあ、ケルトの英雄が出てきたらティルを見初められないように気をつける必要があったけどw

668 :小田ジュニアの野望:2010/05/28(金) 19:08:31 ID:sBT0Ekbg
>>667
ですよねぇorz。たまに急遽設定をちゃぶ台返しする事があるので、そのときは生暖かい目で
見てもらえるとありがたいです。ティルは…まさに危険すぎです

H.本を手に入れたことだし、残り時間短いけど採取作業へ向かおう!

小「それじゃ早速本を見ながら採取作業に向かおうか?」

ジュニアは本を眺めながらこの西方に自生する野草の欄を確認していく。

小「お!この千年草の苗とか凄いな!草なのにレア度Aだって!」

ティル「ですがそういったものが近くにあるのならとっくに採取されているかと?」

小「…それもそうか。森の中とかなら少しはレア度の高いものを見つけられそうだけど
往復だけで数時間かかるから近くの草原でいいや」

そんな事を思いながら開け放たれている城壁扉を潜る。

衛兵「見ない顔だけど…通行書を持たない人物には夕暮れには閉めてしまうからな。その前に戻ってこいよ?」

徒歩で街の外に行く人物が珍しいのだろう、衛兵の兄ちゃんは少し心配そうに話しかけてくる。


669 :小田ジュニアの野望:2010/05/28(金) 19:09:45 ID:sBT0Ekbg
小(夕暮れか…念のために5時くらいには切り上げて戻ってこないと…)

そんな事を思いながら早速近くの平原を漁る。

ぴこーん!ルールです。
ジュニアは一時間ごとに発見判定をします。(その際、最大体力、ガッツの5%が消費されます)
場所によって危険度と採取されるアイテムの種類、発見率が異なり、危険なところの方が当然
良いものを見つけやすいです。※今回はティルがいるので草原でも多少発見しやすいです。
またお弁当を持っていけば自動的にお昼に(4回行動した時に)体力とガッツが20%回復します。
(逆に持っていかなければ2時の判定で更にガッツが10%消費されます。
前もって宿屋で選択しておけば銅貨2枚で自動的に作ってくれます。銀貨一枚以上の宿では
ガッツが追加で10%回復できるもっと豪華な料理を作ってもらう事も可能銅貨+1枚)


670 :小田ジュニアの野望:2010/05/28(金) 19:10:47 ID:sBT0Ekbg
小「ということで夕暮れから考えて残り3時間。グリーニに昼飯奢ってもらったから
体力も万端だから敵が出てきても怖くないぞ!」

ティル「今回は強制的に平原ですが、午前中までに選択されれば、川辺や林、森、が選べます」

ジュニア採取作業1時間目→! card

ジュニア採取作業2時間目→! card

ジュニア採取作業3時間目→! card

おひとりさま1つづつ! cardのスペースを抜いてコピペってください。

カードがダイヤで6以上なら調合系薬草発見
カードがハートで6もしくは絵札で単品系薬草発見
カードがスペードで6以上なら食材発見
カードが全て種類のAで2匹、2で1匹、モンスターが現れます!
(強さはダイヤ<ハート<スペード<クラブ)

ランクは6で最低限なもの。7でその1ランク上、8で6のものが2個、9で2ランクアップ…
といった風になります。

671 :森崎名無しさん:2010/05/28(金) 19:13:43 ID:???
ジュニア採取作業1時間目→ クラブ5

672 :森崎名無しさん:2010/05/28(金) 19:14:08 ID:???
ジュニア採取作業2時間目→ ダイヤ4

673 :森崎名無しさん:2010/05/28(金) 19:15:31 ID:???
ジュニア採取作業3時間目→ ダイヤQ

674 :森崎名無しさん:2010/05/28(金) 19:47:06 ID:???
本当に腰を据えて滞在しても元の時間に戻れるのか不安だ…

675 :小田ジュニアの野望:2010/05/28(金) 20:11:10 ID:sBT0Ekbg
>>674
あまりに長いスパンでなければ大丈夫ですよ。空間跳躍と時間跳躍は軸線上の移動が実数であるか
虚数であるかの違いでしかないので…


ジュニア採取作業1時間目→クラブ5=みつからず。
ジュニア採取作業2時間目→ダイヤ4=みずからず。
ジュニア採取作業3時間目→ダイヤQ=発見!!

小「まぁはじめは本の内容を覚えないとな。」

ジュニアは最初の数時間をあえて捨て本の中身を熟読していた。

ティル「いいのですか?少しくらい動き回らないと…」

小「大丈夫大丈夫…へぇ…中には食料にも調合用にも被っている薬草もあるんだな…」

そんな事を呟きながら平原で寝転んで本を読んでいると…


676 :小田ジュニアの野望:2010/05/28(金) 20:12:26 ID:sBT0Ekbg
小「こっちの世界でも4つ葉のクローバーは結構レア度の高いアイテムみたいだな。
単に幸運を呼ぶ…というわけでなく、調合の材料としてだけど…」

なんとなくそんな事を呟く。

ティル「…あの…差し出がましいようですが…マスターの寝転んでいる脇に生えている草って、
その四つ葉のクローバーに見えるんですが…」

小「は?…ホントだ。しかも2つあるじゃないか?」

早速丹念に根からそれを引っぬくジュニア。

小「これ単品じゃそれほどの効果はないけど、この本を見る限り結構な値で取引
してくれるらしい。どうせ俺には調合のスキルないからあのバーさんのところでうっぱらうか?」

ティル「そうですね。最初なんでたいしたものは発見できないと思っていただけに
かなりの成果ですね」

小「ああ、これは幸先いい。それじゃもどろうか?」

ティル「ハイ」

〜〜〜


677 :小田ジュニアの野望:2010/05/28(金) 20:13:27 ID:sBT0Ekbg
そして夕暮れよりの数十分前にシャハーンの扉を潜る事が出来たジュニアはその足で四葉の
クローバーを売りにいくのだった。

老婆「…いつでも来いといったのは確かじゃが…まさかもう来るとはな。」

小「ああ、ちょっと採取作業したんで買い取ってもらえないかと思って」

老婆「…ふむ…よかろう。して、なんじゃ?」

小「ほら、これだ!」

そういいながら四つ葉のクローバーをふたつ見せ付ける。


678 :小田ジュニアの野望:2010/05/28(金) 20:14:29 ID:sBT0Ekbg
老婆「…ほう。中々のものを見つけてきたな。そうじゃな…一つ銅貨5枚。合わせて銀貨1枚
ってところじゃな。」

小「もう一声!」

老婆「ばかもん!銀貨1枚といえば食事つきのいいところの宿代と同じじゃぞ!これでも
十分すぎる価格じゃ!」

小「…う〜ん。いわれてみれば昨日の宿も2人で銀貨1枚だもんな。確かにお徳か…わかった。」

ジュニアはそういえば生きてるボールの回復代すら銅貨3枚だった事を思い出しこの場は引き下がる。

老婆「わかればよろしい。ではほれ、こうかんじゃ!」

ぴこーん!
銀貨1枚を手に入れました。

〜〜〜


679 :小田ジュニアの野望:2010/05/28(金) 20:15:57 ID:sBT0Ekbg
小「3時間で銀貨1枚か。結構ぼろい商売かもな?」

ティル「それでは今夜はどこにしますか?リャハーンがお勧めしていった宿はこの4つですが…」

どうしますか?
A.体をじっくり休める宿に泊まる。銀貨2枚消費(完全回復します。お昼のお弁当つき)
B.普通の宿に泊まる。銀貨1枚消費(体力50%、精神力80%回復します)
C.昼弁当付きで普通の宿に泊まる。銀貨1枚、銅貨2枚消費(体力50%、精神力80%回復します)
D.安い宿に泊まる。銅貨5枚消費(体力30%、精神力50%回復します)
E.昼弁当付きで安い宿に泊まる。銅貨7枚消費(体力30%、精神力50%回復します)
F.安い宿&皿洗いのバイト。銅貨2枚消費(体力15%、精神力30%回復)※ティルはウェイトレスです
G.昼弁当付きで安い宿&皿洗いのバイト。銅貨4枚消費(体力15%、精神力30%回復)
E.野宿。(ジュニアのみ体力30%、精神力50%回復します)
※冒険7つ道具から食料を1つ消費します。(のこり3つ)
※かなり危険です。
F.その他(豪華な弁当を用意して欲しい時はこちらからどうぞ)

先に1票入ったものを選択します。
銀貨4枚 銅貨2枚
現在体力89/104 ガッツ485/570
ティル体力 110/130 ガッツ245/300

680 :森崎名無しさん:2010/05/28(金) 20:21:10 ID:???


681 :森崎名無しさん:2010/05/28(金) 20:41:38 ID:???
採取して装備整えてレベル上げて金稼いで遠征の準備してと
5日〜7日は町に滞在しそうだな

682 :小田ジュニアの野望:2010/05/28(金) 21:19:49 ID:sBT0Ekbg
>>681
そうですね。順調に行けばそれくらいのイベントになると思います。

B.普通の宿に泊まる。銀貨1枚消費(体力50%、精神力80%回復します)

小(俺はともかく…ティルはなぁ…)

なんとなくティルを見上げるジュニア。こちらの世界では人間とほぼ同等な大きさでありながら
蝶のような鱗翅を身に纏う事無く、その独特な空気を撒き散らし風に揺れている。しかもその姿は
異界の中でもひときわ異質な純白なワンピースであるため、ひときわ目立ち…そして美しい。

小(………い、いかん。見惚れてた。そんなことより安い宿はやっぱりギリギリまで
止めておこう。何があるかわからないし…それに…)

なんとなく背徳的な背中の痺れを感じながらジュニアは今夜も昨日と同じ宿にすることにする。

〜〜〜


683 :小田ジュニアの野望:2010/05/28(金) 21:20:49 ID:sBT0Ekbg
マスター「ん?少年。今日もここの止まるのかい?」

初老の男は特に嫌な顔をすることなく対応する。通常の冒険者というのはツケで飲み食いしていることが
多いのだが、ジュニアにはそうする習慣がなく現金とっぱらいであるため信用だけはされているようだ。

小「ああ。もう日も暮れたけど部屋空いてます?」

マスター「もちろん。今日と同じ部屋でいいかい?」

小「はい。それで今日も晩飯は部屋で食べたいんですけど…」

マスター「わかってるよ。リャハーンから話は聞いているからね。それくらいのサービスなら
お安い御用さ」

小「たすかります。」

そしてジュニアはティルを連れてティル・ナ・ノーグでの2日目を終了させるのだった。

ぴこーん!
銀貨3枚 銅貨2枚
現在体力104/104 ガッツ570/570
ティル体力 130/130 ガッツ300/300

〜〜〜


684 :小田ジュニアの野望:2010/05/28(金) 21:21:50 ID:sBT0Ekbg
小(ふぁぁ…ふっくらなベッドはいいよな…)

ふにょ…

ジュニアはふと、自分の体が温かいものに包まれている事に気づく。

小(…………やわらかぐっすりだ…)

あまりに優しく甘い感覚にしばらくの間まどろむように意識を混濁させていたのだが、

ティル「マスター起きてしまいしたか?」

その甘く…そして少しだけ切ない甘美な一声に跳ね起きる。

小「おおおおお、お、おはよう…おれ…何か…変なことしてたか?」

自分が何をしていたのか…記憶はないのだが…体が変にふにふにしている。まるでたった
いままで何か柔らかいもの…それは決してベッドのそれでは味わう事の出来ない…なにかに
身を預けていた事の証明のようだった。

685 :小田ジュニアの野望:2010/05/28(金) 21:23:18 ID:sBT0Ekbg
ティル「…いいえ。なにも変なことはありませんでしたよ?」

しかし、本当に何もなかったかのように優しく微笑むティル。

小「そ、そうか…それなら…いいんだけど……ぎにゃっす!」

あわてて飛び起きたジュニアは先日と全く同じミスをしてしまう。ティルは体を休ませるために
いつの間にか召還していた服を消していたのだ。いくら一年以上からその姿を見ているといっても
大きさが全く違う。かろうじてシーツに巻かれていたのでいろいろと見ることはなかったのだが、
ジュニアが感じたあのふにゃっとした感覚は…

小「だ、駄目だ!考えるな!!そ、そうだ。こういうときは素数を数えるんだ!…1.2.3.4.5.6…
って、素数ってなんだ!?」

あまりのテンパリ具合に心の中の叫びが声になっている事にすら気づかないジュニア。

ティル「素数というのは1とその数以外では割り切れない数字の事ですよ?」

早く起きて精神的に余裕を持っている女性の強みか昨日とは大きく異なりまるで
悪戯しているかのように微笑む。

小「………え〜と…ティルさん?よろしければ服を着てもらえませんか?」

寝起きで混乱していたジュニアがかろうじてそれだけいうとカミカミで素数を数えていくのだった。


686 :小田ジュニアの野望:2010/05/28(金) 21:24:20 ID:sBT0Ekbg
〜〜〜

小「やっぱりいい宿はいいよな。ご飯も美味しいし、お風呂も最高。もうここに住んでもいいかもな」

ティル「そうなるとずっと2人きりですね」

小「そうか…ママンや紫乃、春菜姫はどうしてるかな…」

今日はどうしますか?
A.マレーネのところに行くには数日かかるらしいし、野外夜具を買いに道具屋へ。
B.もう少し武器か防具が要るな。買い足そう
C.一階の酒場で何か情報がないか聞いてみよう。(護衛依頼などもここへ)
D.狩りも兼ねて近くの草原で腕試し。
E.もう一回何か買えるものがないか魔法屋へ!
F.昼飯をタカリにグリーニのところへ行こう。
G.なにか買い忘れたのもがあったような…本屋へ戻る。
H.今日から本格的に採取作業へ向かおう!
I.重労働らしいけど…石切り場に向かおう
J.少し街の中を探検するか。
K.銅貨2枚で弁当×2を買っとくか。
L.その他

先に1票入ったものを選択します。
銀貨3枚 銅貨2枚

687 :森崎名無しさん:2010/05/28(金) 21:31:41 ID:???


688 :小田ジュニアの野望:2010/05/28(金) 21:47:36 ID:sBT0Ekbg
H.今日から本格的に採取作業へ向かおう!

小「それじゃ本格的に採取作業へ向かおうか」

ティル「そうですね。…でもお弁当は買わなくていいのですか?」

小「…ま、根性で乗り切れば大丈夫だろう?」

そういいながら朝9時。早速シャハーンの扉から外の世界へと歩き出すのだった。

どこに向かいますか?
A.草原(発見率は比較的低めで安定してます。敵が出る可能性小)
B.川辺(移動に往復1時間かかります発見率調合系薬草がやや高め。敵が出る確率中)
C.林(移動に往復1時間かかります発見率食料系がやや高め。敵が出る確率中)
D.森(移動に往復2時間。全体的に発見率高め。敵の出る確率大)
E.山(今は選べません)

先に1票入ったものを選択します。

689 :森崎名無しさん:2010/05/28(金) 21:53:15 ID:???


690 :小田ジュニアの野望:2010/05/28(金) 22:02:32 ID:sBT0Ekbg
B.川辺(移動に往復1時間かかります発見率調合系薬草がやや高め。敵が出る確率中)

小「それじゃ今回はあの小川の近くを中心に探そう。気が向いたら釣りでもするか」

ティル「釣竿やその他いろいろがありません」

小「そうか。今度道具屋で探してみよう」

そんな事をいいながら川辺へと向かう。

川辺に移動途中→! card

! cardのスペースを抜いてコピペってください。

ダイヤ絵札 なんか発見!
クラブ 敵出現!(数字が低いほど強敵です)
それ以外 何の問題もなく移動。

691 :森崎名無しさん:2010/05/28(金) 22:06:47 ID:???
川辺に移動途中→ スペード5

692 :小田ジュニアの野望:2010/05/28(金) 22:12:15 ID:sBT0Ekbg
川辺に移動途中→スペード5

それ以外 何の問題もなく移動。

そこは特に大きな小川ではないのだが、両岸にはかなり広い範囲で河川敷になっており大雨の時には
きっと別の顔を見せる事を予想される様相だった。

小「それじゃ早速探そうか」

本を片手に採取作業にいそしむジュニア

ジュニア10時の採取→! card

! cardのスペースを抜いてコピペってください。

カードがダイヤで4以上なら調合系薬草発見
カードがハートで6もしくは絵札で単品系薬草発見
カードがスペードで6以上なら食料系発見
カードが全てのAで2匹、2で強めの敵が1匹、3で1匹モンスターが現れます!
(強さはダイヤ<ハート<スペード<クラブ)

693 :森崎名無しさん:2010/05/28(金) 22:13:18 ID:???
ジュニア10時の採取→ ハートQ

694 :小田ジュニアの野望:2010/05/28(金) 22:21:34 ID:sBT0Ekbg
ジュニア10時の採取→ハートQ

カードがハートで6もしくは絵札で単品系薬草発見

小「……ん?これは…」

見覚えはないのだがなんとなくジュニアのいた世界でヨモギに似たそれの葉を見つける。

小「これって…どっかで見たな…」

う〜んと首をかしげるのだが見覚えはない。それでもなんとなく役に立ちそうなものだと直感し
それをしまうのだった。

ぴこーん!
未鑑定品(薬草)を見つけました。
現在体力99/104 ガッツ541/570
ティル体力 123/130 ガッツ285/300

695 :小田ジュニアの野望:2010/05/28(金) 22:22:47 ID:sBT0Ekbg
小「まだまだ探す余力あるな」

そういいながら再度探し始めるジュニア。

ジュニア11時の採取→! card

! cardのスペースを抜いてコピペってください。

カードがダイヤで4以上なら調合系薬草発見
カードがハートで6もしくは絵札で単品系薬草発見
カードがスペードで6以上なら食料系発見
カードが全てのAで2匹、2で強めの敵が1匹、3で1匹モンスターが現れます!
(強さはダイヤ<ハート<スペード<クラブ)

となります。

696 :森崎名無しさん:2010/05/28(金) 22:26:15 ID:???
ジュニア11時の採取→ クラブK

697 :小田ジュニアの野望:2010/05/28(金) 22:35:38 ID:sBT0Ekbg
ジュニア11時の採取→クラブK

何も見つからない。

小「う〜ん…なにかあると思うんだけどな…」

川原の石をひっくり返したり川辺の花を探してみるがなにも見つからなかった。

現在体力99/104 ガッツ513/570
ティル体力118/130 ガッツ270/300


698 :小田ジュニアの野望:2010/05/28(金) 22:36:39 ID:sBT0Ekbg
小「そろそろ腹減らないか?」

ティル「私は大丈夫です」

ジュニア12時の採取→! card

! cardのスペースを抜いてコピペってください。

カードがダイヤで4以上なら調合系薬草発見
カードがハートで6もしくは絵札で単品系薬草発見
カードがスペードで6以上なら食料系発見
カードが全てのAで2匹、2で強めの敵が1匹、3で1匹モンスターが現れます!
(強さはダイヤ<ハート<スペード<クラブ)

となります。

699 :森崎名無しさん:2010/05/28(金) 22:38:40 ID:???
ジュニア12時の採取→ ハート5

700 :小田ジュニアの野望:2010/05/28(金) 22:51:09 ID:sBT0Ekbg
ジュニア12時の採取→ハート5

発見できず。

小「う〜ん…川辺は失敗か?」

ティル「この本を見る限りそんな事はないと思うのですが…」

そう簡単にと何も発見できないものだと考えを改めようかと思うジュニア。

現在体力88/104 ガッツ484/570
ティル体力110/130 ガッツ255/300

〜〜〜


701 :小田ジュニアの野望:2010/05/28(金) 22:52:18 ID:sBT0Ekbg
そして正午はすぎ…

小「ヤバイな。そろそろ腹減ったぜ…」

ティル「一度帰りますか?」

小「いや。せめてあと一時間は探そう」

ジュニア1時の採取→! card

! cardのスペースを抜いてコピペってください。

カードがダイヤで4以上なら調合系薬草発見
カードがハートで6もしくは絵札で単品系薬草発見
カードがスペードで6以上なら食料系発見
カードが全てのAで2匹、2で強めの敵が1匹、3で1匹モンスターが現れます!
(強さはダイヤ<ハート<スペード<クラブ)

となります。

702 :森崎名無しさん:2010/05/28(金) 22:52:55 ID:???
ジュニア1時の採取→ クラブ6

703 :森崎名無しさん:2010/05/28(金) 22:53:08 ID:???
ジュニア1時の採取→ ダイヤ4
ジョーカー!こい!

704 :小田ジュニアの野望:2010/05/28(金) 23:06:07 ID:sBT0Ekbg
ジュニア1時の採取→クラブ6

発見できず。

小「本当の本当に見つからんな…」

ティル「いくらこの世界では目利きの力が使えないといってもこれほど
何も無いとは…本当にないのかも…」

以心伝心な関係でもあるジュニアとティルは僅かに焦りの色が見えてくる。

現在体力83/104 ガッツ456/570
ティル体力104/130 ガッツ240/300

〜〜〜


705 :小田ジュニアの野望:2010/05/28(金) 23:07:11 ID:sBT0Ekbg
小「…ま、敵にもあってないからこのまま続行しても問題ないだろう」

ティル「そうですね。ただこの時間帯で見つからなければ一旦帰ることも考えた方がいいかもしれません」

小「確かに腹の虫が限界に…」

ジュニア2時の採取→! card

! cardのスペースを抜いてコピペってください。

カードがダイヤで4以上なら調合系薬草発見
カードがハートで6もしくは絵札で単品系薬草発見
カードがスペードで6以上なら食料系発見
カードが全てのAで2匹、2で強めの敵が1匹、3で1匹モンスターが現れます!
(強さはダイヤ<ハート<スペード<クラブ)

となります。

706 :森崎名無しさん:2010/05/28(金) 23:07:51 ID:???
ジュニア2時の採取→ スペードA

707 :森崎名無しさん:2010/05/28(金) 23:12:04 ID:???
アッー

708 :森崎名無しさん:2010/05/28(金) 23:18:57 ID:???
ワロスw

709 :小田ジュニアの野望:2010/05/28(金) 23:35:35 ID:sBT0Ekbg
ジュニア2時の採取→スペードA

カードが全てのAで2匹、2で強めの敵が1匹、3で1匹モンスターが現れます!
(強さはダイヤ<ハート<スペード<クラブ)

そこそこ強い敵が2匹!!

ジュニアは何も見つからない事にいらいらしていた。

小「あ〜。ほんとに何も起きないな…いっそ狩りにでも趣旨換えしようかな…」

その言葉を天が聞いたのかジュニアが適当に川原を動き回っているところに…

ざっぱーん!

大きな水しぶきの後にジュニアのすぐそばに現れる何かが2つ。一匹は体全体を緑の鱗に覆われた
ヤリを持った何か。そしてもう一匹は川べりから離れないものの、こちらの様子をぬるっと見ている。

小「……片方は簡単だな。セリリと同じ人魚だ。ま、見た目はセリリに遠く及ばないけど…」

ティル「そしてもう一匹はいわゆるマーマンという種族ですね。本来は海辺にいる種族なのですが…
恐らく海にすむ一族から追われたはぐれ者でしょう。こういった種は基本的に本家よりも
能力が落ちるのであえてレッサー種とでもいっときましょうか?」


710 :小田ジュニアの野望:2010/05/28(金) 23:36:42 ID:sBT0Ekbg
小「それにしてもなんでこんなに怒ってるんだ?油断したらすぐに襲ってきそうだぞ?」

ティル「恐らく単純に縄張りに入ったからだと思いますが…」

どうする?
A.レッサー種なら怖くない!戦う!
B.水辺の敵なら場所を移動すれば追いかけてこないはずだ!逃げる。
C.人間の姿をしてるなら話せるかも!?話して見る。
D.スキル目利きで能力を確認してみる。
E.その他

先に1票はいったものを選択します。

711 :森崎名無しさん:2010/05/28(金) 23:40:59 ID:/1bQ/BQ+

武具も整えてないのに二匹もやれるか!
おれは逃げるぞ!

712 :森崎名無しさん:2010/05/28(金) 23:42:31 ID:siI1ZMJI
B
駆け出しがそんなんと戦えるか!

713 :小田ジュニアの野望:2010/05/29(土) 00:01:08 ID:A1gAO98o
>>711
そして次の日…密室で新たな殺人事件が…

>>712
せめて一匹ならタコ殴りで何とかなったんですけどねぇ…

B.水辺の敵なら場所を移動すれば追いかけてこないはずだ!逃げる。

小「よし!腹も減ったし逃げよう!」

ティル「賢明な判断です」

ジュニアとティルは水辺からは基本的に動けない2体の敵に背後を見せる。


714 :小田ジュニアの野望:2010/05/29(土) 00:02:10 ID:A1gAO98o
人魚?「むにゃみゅにゃむにゃ…盟約にしたがい…」

背後から意外と美しい声が聞こえる。もしかしたら魅了の術も使えるのではないかとおもっていると…

人魚?「すぷらーーーーっしゅ!!」

ざっぱーん!!

突然ジュニアの頭上に大きな水の塊が出現し、ものすごい勢いで流される!

ぴこーん!
水属性防御力無効魔法「すぷらっしゅ」によって20ダメージを食らいました。

現在体力63/104 ガッツ456/570
ティル体力104/130 ガッツ240/300

〜〜〜〜


715 :小田ジュニアの野望:2010/05/29(土) 00:03:26 ID:A1gAO98o
小「ひ、ひどい目にあったけど…逃げ切ったな」

ティル「はい。それにしても…セリリ様と同じスプラッシュを使ってくるとは…
逃げて正解だったかもしれませんね」

どうしますか?
A.草原での採取に変更。(次のターン腹ヘリペナでガッツが更に10%下がります)
(発見率は比較的低めで安定してます。敵が出る可能性小)
B.林での採取に変更。(次のターン腹ヘリペナでガッツが更に10%下がります)
(移動に1時間かかります発見率食料系がやや高め。敵が出る確率中)
C.森での採取に変更。(次のターン腹ヘリペナでガッツが更に10%下がります)
(移動に2時間かかります。全体的に発見率高め。敵の出る確率大)
D.腹減ったし街に戻るか。
E.その他

先に1票入ったものを選択します。

716 :森崎名無しさん:2010/05/29(土) 00:53:49 ID:???
A

717 :小田ジュニアの野望:2010/05/29(土) 01:16:04 ID:A1gAO98o
A.草原での採取に変更。(次のターン腹ヘリペナでガッツが更に10%下がります)
(発見率は比較的低めで安定してます。敵が出る可能性小)

小「もう他の場所に行く暇はないよな。このまま近くの草原でもう少し粘るか…」

あまりにも成果の少ない今回の採取、このまま帰っても赤字になる事は間違いなく
お腹のなる音を我慢しながらさらに採取作業を続ける。

ジュニア午後3時の採取→! card

! cardのスペースを抜いてコピペってください。

カードがダイヤで6以上なら調合系薬草発見
カードがハートで6もしくは絵札で単品系薬草発見
カードがスペードで6以上なら食料系発見
カードが全てのAで2匹、2で1匹、モンスターが現れます!
(強さはダイヤ<ハート<スペード<クラブ)

となります。

718 :森崎名無しさん:2010/05/29(土) 01:17:58 ID:???
ジュニア午後3時の採取→ ハート2

719 :小田ジュニアの野望:2010/05/29(土) 01:41:23 ID:A1gAO98o
ジュニア午後3時の採取→ハート2

カードが全てのAで2匹、2で1匹、モンスターが現れます!
(強さはダイヤ<ハート<スペード<クラブ)

普通程度の強さの敵が一匹!

運がいいのか悪いのか…ジュニアが見つけたものは一匹の狼であった。
しかも、恐らくまだ若い狼で群れを成す前の所謂本来の意味での『一匹狼』であった。

小「…うん。一匹なら勝てる」

ティル「今回は増援の心配もありませんしね」

腹が減っているのでガッツはかなり削られているのだが、一匹程度なら前回のフェアリーレイで
体力をざっくり削れる事を覚えており、ジュニア1人ならまだしも、ティルと一緒であるならば
負ける気は全くしない。

小(ここで春菜姫がいると絶対に戦いを避けるくらいの戦力差だもんな。)


720 :小田ジュニアの野望:2010/05/29(土) 01:42:26 ID:A1gAO98o
基本的に戦いが嫌いな春菜姫は力の差がありすぎると戦わずに追い払おうとする性質がある。
…まぁそのお陰でブラウニーのルネがマリーさんのアトリエに住む事になって、彼女が店番や
簡単な調合をすることでマリーのアトリエのお店レベルがガンガン上がってきたり、仲良くなったという
事実がある以上、ジュニアも春菜姫のすることに文句などないのだが…

小(さて、どうしようかな?)
A.当然倒す!
B.ティルにフェアリーレイを威嚇で使ってもらって追っ払って再度採取作業にうつる。
C.スキル目利きで敵の能力を確認する。(敵が先制攻撃をしてきます)
D.その他

現在体力58/104 ガッツ370/570
ティル体力97/130 ガッツ195/300

721 :森崎名無しさん:2010/05/29(土) 01:44:55 ID:aAmGqxG2
B

722 :小田ジュニアの野望:2010/05/29(土) 02:07:54 ID:A1gAO98o
B.ティルにフェアリーレイを威嚇で使ってもらって追っ払って再度採取作業にうつる。

小「ティル。疲れているとこすまないけど、追い払ってもらえるか?」

ティル「…そうですね。甘いということは良い事ばかりではありませんが…無用な殺生を嫌うというのは
私も同じです。」

そういいながらティルは青白いヘキサグラムを展開させ…

ティル「きちんと避けてください!」

パシュン!!!

若い狼の足元を狙い光の帯を放射する。

狼「キャインキャイン!!!」

しかし、ティルの予想に比べ遥かに反応が遅い…もしかしたら本当にまだ若く、独り立ちしたばかりなのかも
しいれないその狼は野生の勘で避ける事もせず足元に見事に当たってしまう。

723 :小田ジュニアの野望:2010/05/29(土) 02:09:31 ID:A1gAO98o
小「ティ…ティル!」

ティル「ス、スミマセン…まさかあの程度すら避けられないとは…」

平謝りに謝るティル。狼の方といえば完全に戦意喪失したのかその場で動けなくなっている。
もしかしたらはじめてみる魔法の力に腰が抜けたのかもしれない。

どうする?
A.こうなったら仕方がない…薬草で傷の手当てしてやろう。
B.こうなったら仕方がない…さっき拾った未確定の薬草で傷の手当てしてやろう。
C.これはもう…予後不良だな。安楽死させてやる。
D.生きるも死ぬもこいつしだい。放っておいて採取作業を続ける。

先に1票入ったものを選択します。

724 :森崎名無しさん:2010/05/29(土) 02:41:10 ID:???


725 :小田ジュニアの野望:2010/05/29(土) 04:05:40 ID:A1gAO98o
A.こうなったら仕方がない…薬草で傷の手当てしてやろう。

小「たしかまだ薬草が一個残ってたな…仕方がない。手当てしてやるか」

既に戦意を失っている狼相手に止めを刺すことに流石に気が引けるのかジュニアは最後に残った
薬草で狼の手当てをすることにする。

狼「がるるるる…」

腰を抜かしながらも最後の抵抗とばかりに威嚇で喉を鳴らす若い狼。しかし、ティルが普段の彼女とは
全く異なる冷たい視線を投げかけると「きゅーん…」と死を覚悟したようだ。

小「安心しろ…というのも変な話だが…お前が生きるために獲物を必要とするのはわかる。
でも相手はきっちり見極めろよ?」

726 :小田ジュニアの野望:2010/05/29(土) 04:07:27 ID:A1gAO98o
もしこの場面をどこかの冒険者に見られることになったらこれ以上ないほどに笑われるだろう。
街以外の世界では弱肉強食が基本である。同じヒューマノイドタイプ同士でも殺し合いをする
世界で、自分を食べに来た狼の手当てをするなんてお人よしを通り越して冒険者失格である。

しかし、運がいいことにジュニアは冒険者ではない。確かに冒険好きな少年であるがその本質は
普通の世界に住む普通の人物であり、自分が食う事意外での殺生をすることなど望んだ事はない。

小「はぁ…薬草の採取で薬草使うなんてドンだけ運がないんだよ…あ、ティルは悪くないぞ?
悪いのはこのドンくさいアホ犬のせいだからな?」

そんな事をいいながら狼の傷ついた足に薬草をすりつぶしたものを塗りこみ、既に一度使って
再利用する事が出来なくなっている包帯でくるんでやる。

狼「………」

傷に触られた時、反射的に噛み付こうとする狼だったが、それをジュニアよりも攻撃力の高い
ティルが口を両手で押さえ込むことでなんとか処理を終わらせ、そのまま数歩離れたところで
狼がこれからどうするか観察する事にする。

727 :小田ジュニアの野望:2010/05/29(土) 04:08:51 ID:A1gAO98o
小「それにしても腹減ったな。狼の肉ってうまいのかな?」

ティル「さあどうでしょう?基本的にこちらの世界以外ではご飯を食べる必要すらないので私には
わかりません。ただ一般論として肉食獣は美味しくなく草食獣は美味しいといわれてますね」

小「それじゃ、こいつはあんまり美味しくないのかな?」

実際に食べる気などさらさらないのだが、話のネタになんとなくティルと日常?会話をつづける。

狼「……ぺろぺろ」

狼の方は最初の方こそ常に警戒し、ジュニアの一挙手一投足に耳を動かしていたのだが、
10分ほどの観察で敵意がない事を確認すると、意識をジュニアから離し、自分の傷口にまかれた包帯
がむず痒いのか噛み千切ろうと必至になっていた。

小「血の流れを阻害しない程度にきっちり閉めたからな。そう簡単には取れないよ。ま、馴れろ」

どうせ言っても意味など全くわかっていないだろうが、やがて諦めたのか、まるで犬のように
わふんと顔を草の上に乗せ、じっと体の回復を待つ若い狼だった。

〜〜〜


728 :小田ジュニアの野望:2010/05/29(土) 04:10:22 ID:A1gAO98o
そして空の色が蒼天から茜色に変わる頃、ようやく体の傷も治ったのか狼はいちど『わふん』と
敵意が感じられない鳴き声でジュニアに挨拶(?)するとのろのろと立ち去っていく。

小「なんだ。こういうときは鶴や亀を見習って恩返しに来るもんじゃないのか?」

ティル「まぁ、そんなに気になるなら明日もここに来ればいいと思いますよ。狼というのは大神、
本来『格』の高い生き物ですからね。もしかしたら明日恩返しにくるかもしれません」

小「…そうだな。それに、別にわんわんに恩返しを期待したわけじゃないんだし、もともと
こっちの威嚇が当たってしまったツケだしな。まだ金には余裕あるんだし…たまにはこんな日が
あってもいいだろう」

そんな事を話しながらシャハーンの街に帰るジュニアはなんとなくいい事をしたと心が
晴れ晴れとするのだった。

〜〜〜


729 :小田ジュニアの野望:2010/05/29(土) 04:12:33 ID:A1gAO98o
ティル「それで、未確定だった薬草ですが…どうやら汎用的に使える毒消しだったのようですね。
麻痺毒や、猛毒、それに一部の特殊毒には使えませんが免疫系を阻害するもの、出血毒やカビ中毒等
かなり汎用性がひろいですね」

小「そうか。そういえば今まで運良く毒をもつ敵とはほとんどあわなかったけど…かなり危険だもんな。
実際問題、一番最初に狼にアレだけ引っ掻かれたり噛み付かれたのに破傷風や細菌から来る高熱に
やられなかったのは奇跡的だし。きっとあの宿屋の薬湯がきいたんだろ」

ティル「そうですね。それでは今日はどこに泊まりますか?」

どこに泊まろう?
A.体をじっくり休める宿に泊まる。銀貨2枚消費(完全回復します。お昼のお弁当つき)
B.普通の宿に泊まる。銀貨1枚消費(体力50%、精神力80%回復します)
C.昼弁当付きで普通の宿に泊まる。銀貨1枚、銅貨2枚消費(体力50%、精神力80%回復します)
D.安い宿に泊まる。銅貨5枚消費(体力30%、精神力50%回復します)
E.昼弁当付きで安い宿に泊まる。銅貨7枚消費(体力30%、精神力50%回復します)
F.安い宿&皿洗いのバイト。銅貨2枚消費(体力15%、精神力30%回復)※ティルはウェイトレスです
G.昼弁当付きで安い宿&皿洗いのバイト。銅貨4枚消費(体力15%、精神力30%回復)
E.野宿。(ジュニアのみ体力30%、精神力50%回復します)
※冒険7つ道具から食料を1つ消費します。(のこり3つ)
※かなり危険です。
F.その他(豪華な弁当を用意して欲しい時はこちらからどうぞ)

先に1票入ったものを選択します。
銀貨3枚 銅貨2枚
現在体力58/104 ガッツ370/570
ティル体力97/130 ガッツ195/300

730 :森崎名無しさん:2010/05/29(土) 06:18:37 ID:Q7pEuqNg
E かね〜
弁当の重要性を認識したでございます


731 :小田ジュニアの野望:2010/05/29(土) 14:25:24 ID:A1gAO98o
>>730
そうですね。成長期のジュニアは特に昼飯抜きは相当辛いでしょう。
(お弁当は銅貨2枚ですが街に戻れば銅貨1枚で食事可能です)

E.野宿。(ジュニアのみ体力30%、精神力50%回復します)
※冒険7つ道具から食料を1つ消費します。(のこり3つ)
※かなり危険です。

ジュニアは昨日今日と比較的良い宿屋にいたことで認識が甘くなっていた。
この世界は自警団や衛兵がいたとしても日本やルリタニアの数十倍は危険がごろごろしている土地なのだ。
特に野宿などに関しては『人』のほとんどいない街の外の木の上の方がまだ安全といってもいいだろう。

小「よし、それじゃ今日は野宿だな」

ティル「……あまりお勧めはしませんが…」

小「一泊くらいなら大丈夫さ」

そういいながら特に夜具もなしに携帯食料を一食分取り出しぽりぽりと齧る。

小「異世界でたべるケロリーマイトもなかなか乙だな…ティルも食うか?」

ティル「では…一口だけ」

この世界で携帯食料がどの位の価値があるのかを知っているティルは自分の腹ヘリがほんのわずか
回復できる程度…ジュニアの回復を優先してほんの僅かだけたべる。

732 :小田ジュニアの野望:2010/05/29(土) 14:27:06 ID:A1gAO98o
小「よし、それじゃ寝ようか。…まいまったなぁどちらにしろ夜営具は必要なんだから寝袋くらい買ってれば
よかった…」

それでも人の住む町シャハーン。何とか夜具がなくとも眠る事が出来そうなところを
探し出すことに成功し眠りに…

眠りにつける?→! card

! cardのスペースを抜いてコピペってください。

ダイヤ 普通に眠る事が出来た。
ハート 衛兵のおじさんにめちゃくちゃ怒られた。(体力ガッツ回復半分)
スペード 物取りに道具を盗まれた。
クラブ ティルが誘拐された。

となります。

733 :森崎名無しさん:2010/05/29(土) 14:29:33 ID:???
眠りにつける?→ クラブ6


734 :森崎名無しさん:2010/05/29(土) 15:03:15 ID:???
うわ、大ピンチ! 空の塾はきついわ・・
ってあれ? Jrさん、Eが二つあるよ?
730氏は発言内容からして弁当付のほうを想定していたのでは?

735 :小田ジュニアの野望:2010/05/29(土) 15:15:58 ID:A1gAO98o
>>374
確かに…今まで逆から見てたので気づきませんでしたorz
ということでこれは破棄して…
お詫びにこんな可能性もあります…ということで可能性の世界を載せておきます。
逆に言えばこれだけ危険がいっぱいな世界だと認識していただければありがたいです。

眠りにつける?→クラブ6

クラブ ティルが誘拐された。
スペード、クラブは数字が低いほどひどい事に…

ガタ…

草木も眠る丑三つ時…

そのほんの小さな音に気づけたのは自らの眠りを非常に浅くし体力の回復を放棄したティルだけだった。

ティル(賊?)

ティルは素早く意識を表層に移し起き上がろうとするが…それよりも早く白刃が首筋に煌く。

賊(おっと、声をあげるな…ほんの僅かでも動けば…怪我するのはお前じゃなくあそこのガキだぜ?)


736 :小田ジュニアの野望:2010/05/29(土) 15:17:17 ID:A1gAO98o
聞こえるか聞こえないかの小さな声でティルの耳元でささやく。その息はヤニと酒と、あとクスリの
においで顔をしかめたくなるほど生理的に嫌悪するものだったが、すやすやと眠るジュニアは
そんなことも知らず、ただすやすやと眠っている。この世界では危険察知LV1など児戯に等しく、
この男達…最低でも4人はいる…彼らにとって野宿をする少年と美少女などカモ以外のなにものでもなかった。

賊(お前の魅了の力も俺達には効かない。諦めろ)

声は小さいがそれは凄みを利かせる必要など全くないこの状況ゆえであり、それがティルには
この賊たちが単なる酔っ払いではなくプロであると認識させるには十分だった。

賊(わかったらこの丸薬を飲め。そうしたらガキの命は保障するぜ。俺達の目的はガキのちんけな
道具袋じゃなくお前さんだけだからな)

その声に僅かに卑下た笑いが含まれているのはこれからの運命のきざはしだろうか?

ティル(………)

ここまで完璧な状態…しかもティル自身疲れが全く癒えておらず、八方塞の状態では他に方法は
なく…その丸薬を口にする…

丸薬の効能→! card

! cardのスペースを抜いてコピペってください。

ダイヤハート 強力な睡眠薬だった。
スペード 強力な催淫薬だった。
クラブ 契約切りの魔珠だった。

と、なりません。これはあくまで一つの可能性です。

737 :森崎名無しさん:2010/05/29(土) 15:20:55 ID:???
危険すぎる
基本的にこのスレで森崎みたいな無茶して良いことは何もないな

738 :森崎名無しさん:2010/05/29(土) 15:21:17 ID:awKcpj3E
丸薬の効能→ ダイヤ5

うわ、おっかないのう…都会は恐ろしいところじゃわい。
とりあえず再投票するなら、私が弁当つきのほうの「E」に一票を入れます。

739 :森崎名無しさん:2010/05/29(土) 16:31:14 ID:???
先生怖いYO!
E安宿弁当付き←天国  /(^o^)\  地獄→E野宿野党付き

740 :小田ジュニアの野望:2010/05/29(土) 16:42:47 ID:A1gAO98o
>>737
リスクが大きければその分リターンが大きい事も結構ありますよ。この世界では危険=死に直結するので
お勧めはしませんが。

>>738
はい。この世界の都には盗賊(スカウト)ギルドだけでなく、アサシンギルドもあったりします。
普通に表通りだけをあるくぶんには全く問題ありませんが、下手したら街の外より中の方が
危険がいっぱいな世界です。

>>739
同じEでも雲泥の差。中の人の確認ミスがえらい事態を起こそうとしてしまいた。スミマセン。


E.昼弁当付きで安い宿に泊まる。銅貨7枚消費(体力30%、精神力50%回復します)

小(…なんかいまものすごい背筋が凍る感覚が…)

一瞬野宿という言葉が頭をよぎったのだが体中から冷や汗が吹き出るほどの謎の感覚に肝が冷え切り
ジュニアは大人しく宿をとることにする。

小「今日はあんまり金もないしな…安い宿にしとくか…」

ジュニアはそういいながら以前リャハーンに教えてもらった宿屋へ向かう。

〜〜〜


741 :小田ジュニアの野望:2010/05/29(土) 16:46:11 ID:A1gAO98o
〜〜〜

そこは初日、2日目に泊まった宿に比べれば随分見た目的にも雰囲気的にも劣るところだったが、
活気という意味では先の宿よりも勝っており、宿に入る前から一階の酒場からの大声がこだましていた。

小「ティルは念のため、う〜ん…俺のサッカーユニフォームを…いやそれは流石にむちゃか…」

美人というのも時には不便なものである。先ほどの嫌な予感がティルに関係しているように思えて
たまらないジュニアは何とかティルが目立たないように画策するのだが…

ティル「大丈夫ですよ。リャハーンさんの紹介してくれた宿ですからそこまで面倒な事にはならないと
思います」

人の心知らず…というわけではなく以心伝心な関係であるティルはジュニアがどれだけ自分の事を
心配しているのかを認識しており、それがなんとなく恥ずかしいので顔を見ることができずに
先陣を切って宿の両開きの扉を開け放つ。

小「ちょい。まってくれよ」

その後に続くちょっと可愛そうなジュニア。

742 :小田ジュニアの野望:2010/05/29(土) 16:47:18 ID:A1gAO98o
わー♪わーーー!わー♪

そこは幾つかの丸テーブルに冒険者達が思い思いに座り木製のジョッキいれられた酒をのみドンちゃん騒ぎ。
中には小さいおっさんと同じ種族であろう小人がアコーディオンのような楽器で音楽をかき鳴らしたり
なんだかとってもサムライに見える黒い着流しをきた銀髪長髪が目を瞑ってお猪口のようなもので
日本酒?のようなものを飲んでいたりと様々…そしてここにはなんと漫画でしか見たことのない
ネコ耳少女がウエイトレスをしていた。

小(ネコ耳?ツケ耳じゃないよな…実際に見るのは初めてだ)

そんな事を思いながらジュニアは、カウンターで楽しそうにしている冒険者を数少ないガラスのコップを
磨きながら眺めている親父…おそらくこの主人であろう人物に声をかける。

小「えっと、リャハーンの紹介でここに来たんだけど。部屋空いてますか?」

マスター「ん?ああ。そういえば2.3日前にリャハーンがそんな事いってたな…。一見さんは
少しテストするんだが本当なんだが、少年とあの娘なら問題ないだろう。別にいいぜ、好きなだけ
とまんな。」


743 :小田ジュニアの野望:2010/05/29(土) 16:48:18 ID:A1gAO98o
簡単に答えるマスター。どうやら小さいおっさんリャハーンはこの街では相当顔が広いらしい。

小「ありがとう。それと良かったら明日の昼の弁当を作ってほしいんだけど。」

マスター「おーけーおーけー。あのミャミューンが心を込めて作る特製弁当だ。一つ銅貨1枚で
2人分だから2枚だな」

小「ミャミューン?」

マスター「ああ…なんだ、知らなかったのか?あのウエイトレスしてる子だよ。珍しいだろ?
ライカンじゃなくて猫耳族っていう珍しい種族なんだぜ?あえて言えばキャットリング?」

小「へぇ。確かにこの街は2.3日目だけど始めてみる」

マスター「おさわりは禁止…って、少年にはあの妖精がいるから関係ないか」

あははと笑いながら、いかにもな鍵を渡してくるマスター。

744 :小田ジュニアの野望:2010/05/29(土) 16:49:24 ID:A1gAO98o
小「ああ、ありがとう。それと食事を持ってきてもらうことって出来る?」

マスター「ん〜うちは人手が足りないからな。食事料金込みではあるが、飯はここで食え」

口調は軽いが有無を言わせないマスター。

小(ま、ここはごろつきとかはいなさそうな雰囲気だし…大丈夫だろう)

貧乏くじを引きまくりそうな好青年や、本当に冒険者なのか疑いたくなるような優男が楽しそうに
しているのをみて、一応の安心と共にまずは腹ごしらえをすることを決めるジュニアだった。

相席上等?→! card

! cardのスペースを抜いてコピペってください。

ダイヤ なんだか好青年風の人物が話しかけてきた。
ハートスペード 美味しくご飯をいただきました。
クラブ ティルに数人がナンパしてきた。

となります。

745 :森崎名無しさん:2010/05/29(土) 16:51:53 ID:???
相席上等?→ ハート3

ス●ーク!●パークじゃないか!

746 :森崎名無しさん:2010/05/29(土) 18:06:01 ID:???
やめてスパーク死ぬから

747 :小田ジュニアの野望:2010/05/29(土) 18:21:46 ID:A1gAO98o
>>746
大丈夫です。ク●イかもしれませんし、若き日のパ●ンかもしれません。

相席上等?→ハート2

ハートスペード 美味しくご飯をいただきました。

腹を空かせたジュニアのテーブルに置かれた品々は、料理の『品』という意味ではそっけなく、味も塩や
この地方独特の香辛料だけのものだったが、量に関しては全く問題なく…というより、少年と少女が
食べるには相当な量であり、腹ペコ状態から一気に満腹になる。

ティル「マスター、あまり一気に食べると体に悪いですよ?」

小「だいじょーぶだいじょーぶ。腹ペコは最大のスパイスとはよく言ったものだ」

そんな事をいながら胃の容量も考えずに詰め込むジュニア。このときばかりは自分が小食であるという事を
忘れてしまったようだ。

〜〜〜


748 :小田ジュニアの野望:2010/05/29(土) 18:22:46 ID:A1gAO98o
そして、丸テーブルに置かれたもののほとんどを食い尽くしたところで…

小「…く、食いすぎた…すこし残ったけど…戻るか…」

少しといってもかき集めれば普段の一食くらいになりそうな量である。少し勿体無いのだがこの際
仕方ないだろう。

マスター「わかった。お前さんの限界はその辺か。次来たときはもう少し減らしておくさ」

実はマスターのサービスだったのであろう、マスターは子供ながら豪快な食べっぷりの
ジュニアに満足したように頷くと、笑って2階へと送り出すのだった。

〜〜〜


749 :小田ジュニアの野望:2010/05/29(土) 18:23:54 ID:A1gAO98o
そこはやはり…というべきなのだろう、先日の宿に比べると明らかに格は低く、ベッドも狭いしマットも
硬い。

小「むう…2人で寝るにはちょっと狭いな…」

ティル「私は大丈夫ですよ」

小「それに浴場もないな。ま、これは井戸の周りで体を拭いている冒険者達を見てたから予想は
ついたけど」

ティル「2.3日ならお風呂に入らなくてもいいですよ。それよりマスター、上着を脱いでください」

小「……!!!だ、駄目だぞ?そんな誘惑に乗らないからな!?」

ティル「何を言っているのですか?今日の人魚の魔法で服にほつれが出来てるのでその修繕です。
ギリギリ体力の20%以下ダメージだったので蓄積はしませんが、それでもこの服が使えなくなると
またポンチョ一つの生活に戻る事になりますよ?」

小「確かにそれはまずいな…って、ティル繕い物でできるのか?」


750 :森崎名無しさん:2010/05/29(土) 18:25:24 ID:???
ベ●ドやアシ●ラムは好青年ですか?

751 :小田ジュニアの野望:2010/05/29(土) 18:25:27 ID:A1gAO98o
ティル「いいえ出来ません。でも、何もしないよりマシでしょう」

小「……それもそうか」

そんなことを言いながら上着…といってもそれを脱いでしまうとマッパになるのだが、今更気にしても
しょうがないと服を渡すのだった。

ぴこーん!
体力とガッツが回復しました。
現在体力89/104 ガッツ570/570
ティル体力130/130 ガッツ295/300

小「…やっぱりちょっとベッドが硬いな。完全には体力回復しなかった」

体をコキコキならすジュニア。一人用のシングルベッドに2人が寝るにはやはり狭すぎたようで
まだ体の節々に痛みが残る。ティルの方はジュニアが再三再四口を酸っぱく服を消すなと言いつけていたので
今回は真っ白なワンピースのまま眠っている。精神の疲れという意味では魔法を使った関係で
ティルの方が疲れており、いまだ夢から醒めないようだ。

752 :小田ジュニアの野望:2010/05/29(土) 18:26:35 ID:A1gAO98o
小(それにしても裸の時よりもなんだか背徳的な気分になるのはなんでなんだろうな?)

服が皺になる…元々着るための服ではないフィギア用のワンピースにわざわざ皺防止の加工をするわけがなく
ティルの予想どおり、場所によってはめくれたり胸元が無防備になったりと、見ようによってはチラリズムの
極致となっていた。

小(いかんいかん。そんな目で見ても仕方がないな。大体ティルには女性のつつしみというのが…)

まるで娘に対する親の感想のように不満を持つジュニア。自分の手の届かない存在だからこそ、せめて
つつましくあって欲しいと思っているのかもしてない。

そしてそんな時、ティルがのろのろと起き上がり黒目がちな瞳でジュニアを見つめる。まるで漆黒の穴の
中に落ちるような感覚。見ているものを狂わさずにはいられない蠱惑的な瞳。それはまるで脳内の
快楽物質を強制的に放出させるようであり…

ティル(………)

小(………は!やばいやばい…ティルの奴、俺にいきなり魅了の力使ったぞ?どういうことだ?)

753 :小田ジュニアの野望:2010/05/29(土) 18:27:48 ID:A1gAO98o
実はジュニアは特殊な魔法に対する抵抗力がかなり高い。それはドロッセルマイヤーに無限の暗黒世界に
一人叩き込まれたときに自ら開花させた力であり、普段は全く機能しないのだが、幻惑や魅了などの
特別な力に対してのみ発揮される。

ティル「…え?ああ、おはようございます」

恐らく寝ぼけていたのだろう、ぼーっとしていた深遠に続く瞳孔に光が差し込んだかと思うと
ティルは何事もなかったようにぱさりと起き上がる。

ティル「…しわしわです」

小「そうだな。」

恐らく服の事を言っているのだろう。少し悲しげに話すティル。

ティル「では少しだけ向こうを向いていてもらえますか?」

小「???…ああ、わかった」


754 :小田ジュニアの野望:2010/05/29(土) 18:28:49 ID:A1gAO98o
そういいながらティルから視線を剥がすと…

2度光ったかと思うとそこには皺の取れた真っ白なレースの服装に戻ったティルがいた。

小「…これも魔法?」

ティル「半分は。一度服を消して、再度復活させました」

小「なるほど…魔法って便利だな」

ティル「今度マスターも覚えてはいかがですか?秋津姫様がおられるので水。私がいるので風。
それにマスターの狐の力で炎。1人で3属性操るのはかなりの才能ですよ?」

小「となると後は土のエレメントか。全属性制覇は難しいな」

いつの間にか場面は朝食。夜に比べれば質素…というよりもさっぱりした料理と、ミャミューン特製の
お弁当を貰い、ジュニア達は今日の宿から別れを告げるのだった。

ぴこーん!
お弁当×2を手に入れました。

755 :小田ジュニアの野望:2010/05/29(土) 18:29:58 ID:A1gAO98o
小「さて、今日はどうしようかな?」

今日はどうしますか?
A.マレーネのところに行くには数日かかるらしいし、野外夜具を買いに道具屋へ。
B.もう少し武器か防具が要るな。買い足そう
C.一階の酒場で何か情報がないか聞いてみよう。(護衛依頼などもここへ)
D.狩りも兼ねて近くの草原で腕試し。
E.もう一回何か買えるものがないか魔法屋へ!
F.昼飯をにグリーニのところへ行こう。
G.なにか買い忘れたのもがあったような…本屋へ戻る。
H.今日も本格的に採取作業へ向かおう!
I.重労働らしいけど…石切り場に向かおう
J.少し街の中を探検するか。
L.その他

先に1票入ったものを選択します。
銀貨2枚 銅貨5枚

756 :森崎名無しさん:2010/05/29(土) 18:33:03 ID:???
シュガーはどうなった?

757 :森崎名無しさん:2010/05/29(土) 18:34:02 ID:???
>>756
さぁ……?

ティルが段々故障?し始めてる気がする。

758 :森崎名無しさん:2010/05/29(土) 18:35:37 ID:???
というか、シュガーってここについてきてるんだっけ? よく覚えてない。
ティルの故障は確かに気になるなぁ・・やはり異物だもんな、ここにとっては。

759 :小田ジュニア:2010/05/29(土) 18:36:49 ID:???
>>756
とある選択肢で選ばれなかったので、もとの世界で自由行動中ですよ。

760 :森崎名無しさん:2010/05/29(土) 18:41:41 ID:???
どもです。ここにきた最初の方の「シュガーはどうした?」かな。
あれでシュガーがいることにすればついてきたのか。
ついでにもうひとつ。Jで街を探検した場合、時間経過は「半日」?「一時間」?
半日なら弁当の意味がないけど、一時間ならちょっと探索してみたい。

761 :小田ジュニア:2010/05/29(土) 18:54:47 ID:A1gAO98o
>>757
はいちょっとずつ何かが進行しています…といっても一月とか長期間いすぎるわけでないなら
なんて事はないでしょうが。

>>758
理由は…まぁそのうちおいおいと…

>>760
散策は半日ですね。買い物はすでに何を買うかの目的があれば1時間程度、初めてのところや
なんらかの会話が発生する場合2時間程度となります。

762 :小田ジュニア:2010/05/29(土) 19:03:27 ID:???
あ、お弁当ですがどちらにしろお昼はとっていたほうがいいので無駄にはならないと思います。

763 :森崎名無しさん:2010/05/29(土) 19:04:29 ID:awKcpj3E
H
お答えthxですー。じゃあさっくりと採集へ。

764 :森崎名無しさん:2010/05/29(土) 19:09:03 ID:???
や、弁当だと街で普通に食べるよりちょっと高いじゃないですか。
それがもったいないだけw

765 :小田ジュニアの野望:2010/05/29(土) 19:19:23 ID:A1gAO98o
>>763
はい。ネタバレにならない程度ならいつでも質問大歓迎ですよ。

>>764
たかが銅貨1枚、されど1枚ですからね。

H.今日も本格的に採取作業へ向かおう!

小「それじゃ今日も採取作業だな」

ティル「はい。昨日は毒消しを一つ手に入れただけですからね」

小「そういや…あの狼、どうなったかな?」

どこに向かいますか?
A.草原(発見率は比較的低めで安定してます。敵が出る可能性小)
B.川辺(移動に往復1時間かかります発見率調合系薬草がやや高め。敵が出る確率中)
C.林(移動に往復1時間かかります発見率食料系がやや高め。敵が出る確率中)
D.森(移動に往復2時間。全体的に発見率高め。敵の出る確率大)
E.山(今は選べません)

先に1票入ったものを選択します。

766 :森崎名無しさん:2010/05/29(土) 19:23:26 ID:???

狼に会っておこう

767 :小田ジュニアの野望:2010/05/29(土) 19:32:10 ID:A1gAO98o
A.草原(発見率は比較的低めで安定してます。敵が出る可能性小)

小「う〜ん…やっぱり気になるし一度草原に行ってみるか…」

そう呟いたジュニアは、先日丁度狼と別れた場所へと歩を進める。

〜〜〜

狼の恩返し?→! card

! cardのスペースを抜いてコピペってください。

ダイヤ しっぽをパタパタさせて狼が待っていた。
ハート いかにもな山菜や木の実などが山積みになっていた。
スペード うさぎさんが一匹置かれていた。
クラブ 現実にそんなうまい話はないよね。

となります。

768 :森崎名無しさん:2010/05/29(土) 19:37:08 ID:???
狼の恩返し?→ ダイヤ7

769 :森崎名無しさん:2010/05/29(土) 20:02:44 ID:???
ジュニアならjokerを引いて狼神(もちろんメス)
を召還してくれると信じていたのに…w

770 :森崎名無しさん:2010/05/29(土) 20:43:07 ID:???
引く気配すら来なくなったよね

771 :小田ジュニアの野望:2010/05/29(土) 21:53:35 ID:A1gAO98o
>>769
ハートならそれに近い展開になる可能性もありましたが…
(ワンちゃんが山菜や木の実を取れるわけないので…)

>>770
そうですねぇ。あんまり引かなくなりました。

狼の恩返し?→ダイヤ7

ダイヤ しっぽをパタパタさせて狼が待っていた。

ジュニアが狼のいた場所にいくと…

狼「わふ!」

まるで待ち構えたように狼が一声なく。

小「お!?あれは?昨日の奴だよな」

前足にはジュニアが巻いた包帯が残っており一目で昨日の奴だと認識できる。


772 :小田ジュニアの野望:2010/05/29(土) 21:54:39 ID:A1gAO98o
ティル「本来狼などは自分の唾液で傷を治すので包帯を意地で剥がしたがるものですが…
意外と頭の良い種類のようですね」

どうやら敵意がないと判断したティルも安心して狼の近くに向かう。

狼「わん!」

しかし、どうやらそれでも直接攻撃してきたり、冷たい視線で怖い目にあわされたり
口を押さえつけられたティルに対してはまだ警戒しているようで一足飛びに後方にジャンプする。

小「ははは、ティル嫌われたな?」

ティル「…ま、当然といえば当然ですが…なんだか理不尽です」

ジュニアだけがもう一度近づくとしっぽをパタパタさせ友好を必至でランゲージしている。

小「うん。どうやら、完全に敵意はないみたいだな。でも狼って基本的に肉食だろ?採取作業には
向かないよな…」

ティル「そうですね。小さなうさぎや鳥などの狩りには役立ちそうですが…」

773 :小田ジュニアの野望:2010/05/29(土) 21:55:40 ID:A1gAO98o
小「…ま、いっか。狼の攻撃力はいやって程知ってるし、護衛に使えるだろう。
それより名前考えないとな?」

ティル「そうですね。オスのようですから、フェンリルなんてどうでしょう?」

小「いきなり物騒なの持ち出してきたな。流石に縁起が悪い………ホロカムイ、もしくはホロケウ…
なんてどうだ?」

ティル「何故このタイミングでアイヌ語ですか?」

小「いやなんとなく。どうせ後一週間とかそれくらいの間しか一緒にいないだろうし。
たまにビッグマウスな名前だって面白いしそれにティルの言っていた奴よりはいいだろ?
因みに昔名前だけきいたアレの名前の元ネタもこれなのかな」

ティル「それはどうでしょう?アレだけの意味ならば単に『大』を示す接頭語ですから…なんとも
いえません。」

小「まあいいや、変なツッコミして的外れだったらかっこ悪いし。とにかく今からお前はホロケウだ。
よろしくな。ホロケウ」

狼「わん!!」

どうやら狼も気に入ったのか、それとも自分に名前がつけられた事に気づかないのか
元気に一声鳴くのだった。

ぴこーん!
ホロケウが仲間になりました。街の外に出る場合のみパーティーに加入します。

774 :森崎名無しさん:2010/05/29(土) 21:56:26 ID:???
碓氷さんか

775 :小田ジュニアの野望:2010/05/29(土) 21:56:40 ID:A1gAO98o
〜〜〜

小「それじゃ早速、採取作業するか。ホロケウがいるから敵が来ても怖くないな」

ティル「そうですね。次からは敵2体でも逃げなくてもいいかもしれません」

ジュニア午前9時の採取→! card

! cardのスペースを抜いてコピペってください。

カードがダイヤで6以上なら調合系薬草発見
カードがハートで6もしくは絵札で単品系薬草発見
カードがスペードで6以上なら食料系発見
カードがクラブで絵札の場合はホロケウが獲物をとってきます。
カードが全てのAで2匹、2で1匹、モンスターが現れます!
(強さはダイヤ<ハート<スペード<クラブ)

となります。

776 :南葛vs幻想 ◆W.No10nvrU :2010/05/29(土) 22:00:57 ID:???
ジュニア午前9時の採取→ スペード10

SWでもダブルクロスでも催淫薬(の亜種もあるけど)をPLとして飲まされ
GMとして飲ませた私が通りますよ。
いいよね、拉致監禁!

777 :小田ジュニアの野望:2010/05/29(土) 22:38:04 ID:A1gAO98o
>>南葛vs幻想様
何故だかTRPGしてると変な方向からエロ展開に行きやすいですよねw
中の人もとてもここで書けないようなかわいそうな事になった事があります。(主に公然猥褻的な意味でw)


ジュニア午前9時の採取→スペード10

カードがスペードで6以上なら食料系発見

神の使いともされるホロケウがなし崩しに仲間になった事で運気が上がったのだろうか、ジュニアは
いきなり成果を上げる。

小「………これは…!?」

草原のブッシュになっているところの日陰に、、ひっそりと白く輝くきのこの束を発見する。

小「ちょっとまて、なんか見覚えがあるぞ?」

そういいながら『おいしい食材(野菜、木の実編)』の西方地区のキノコ食材の欄を丹念にみていくと…


778 :小田ジュニアの野望:2010/05/29(土) 22:39:09 ID:A1gAO98o
小「あった。こいつは『レーゲンピルツ』雨の日の後にだけ生える珍しいキノコだ。
料理の味はともかく珍しいことで結構珍重されているらしい」

ジュニアの見つけたものは食材として2人前はあろうかという大きな群生で、これだけあるなら
結構な価値はあるだろうと判断する。

ぴこーん!
レーゲンピルツを2つ手に入れました。(食材です。冒険7つ道具のライターとその辺の枯れ木が
あれば2食分になります。)

現在体力84/104 ガッツ541/570
ティル体力123/130 ガッツ280/300


〜〜〜

小「うん。さすがホロケウ。何の役にも立ってないけど運気は最高だ!」

ティル「…別にいいですけどね」

ホロケウ「わふ?」


779 :森崎名無しさん:2010/05/29(土) 22:40:53 ID:A1gAO98o
ほんの一瞬だけティルの瞳に嫉妬に近い揺らめきが見えたのは気のせいだろうか?

ジュニア午前10時の採取→! card

! cardのスペースを抜いてコピペってください。

カードがダイヤで6以上なら調合系薬草発見
カードがハートで6もしくは絵札で単品系薬草発見
カードがスペードで6以上なら食料系発見
カードがクラブで絵札の場合はホロケウが獲物をとってきます。
カードが全てのAで2匹、2で1匹、モンスターが現れます!
(強さはダイヤ<ハート<スペード<クラブ)

となります。

780 :森崎名無しさん:2010/05/29(土) 22:52:50 ID:???
ジュニア午前10時の採取→ クラブ10

781 :森崎名無しさん:2010/05/29(土) 22:53:51 ID:???
えーとやばい?

782 :森崎名無しさん:2010/05/29(土) 22:54:35 ID:???
単に何も無しかと

783 :森崎名無しさん:2010/05/29(土) 22:55:30 ID:???
おしかった、ではあるけどね。

784 :小田ジュニアの野望:2010/05/29(土) 23:18:19 ID:A1gAO98o
>>731-783
はい。クラブは基本的にはずれです。ですが危険度が高い地点に行くとクラブでの敵発生確率が
少し〜かなりあがります。


ジュニア午前10時の採取→クラブ10

小「う〜ん…何もない…か…」

とジュニアがウロウロしていると…

ホロケウ(あ!穴ねずみ!よし捕まえて恩人に恩返しだ!!!)

ダ!!

ジュニアが見ていないところでいいところを見せようと一気に駆けるホロケウ。しかし、このような
身を隠す場所がまるでない場所での狩りがそう簡単にうまくいくはずもなく、穴ねずみは
迷路のように地中にめぐらせた住処へと姿を隠すのだった。

ホロケウ(う〜ん。残念。林の中ならもっとうまくいくんだけどな)

そんな思いのホロケウをよそに採取作業はつづく。

現在体力79/104 ガッツ512/570
ティル体力116/130 ガッツ265/300


785 :小田ジュニアの野望:2010/05/29(土) 23:19:19 ID:A1gAO98o
〜〜〜

小「そろそろお昼だな」

ティル「はい。4時間働けば自動的にお食事の時間になります」

ジュニア午前11時の採取→! card

! cardのスペースを抜いてコピペってください。

カードがダイヤで6以上なら調合系薬草発見
カードがハートで6もしくは絵札で単品系薬草発見
カードがスペードで6以上なら食料系発見
カードがクラブで絵札の場合はホロケウが獲物をとってきます。
カードが全てのAで2匹、2で1匹、モンスターが現れます!
(強さはダイヤ<ハート<スペード<クラブ)

となります。

786 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/05/29(土) 23:20:06 ID:???
ジュニア午前11時の採取→ クラブ3

787 :小田ジュニアの野望:2010/05/29(土) 23:32:02 ID:A1gAO98o
ジュニア午前11時の採取→クラブ3

発見できず。

小「う〜ん。ホロケウが仲間になった事で理論上は半分の確率で何か
見つけられるようになったはずなんだけど…ねぇ」

ティル「???理論は崩されるためにあるんですよ」

ホロケウ「く〜ん…」

すまなそうにこうべをたれるホロケウ。

現在体力74/104 ガッツ483/570
ティル体力109/130 ガッツ250/300

〜〜〜


788 :小田ジュニアの野望:2010/05/29(土) 23:33:05 ID:A1gAO98o
小「よし、この時間を乗り切れば飯だ!!」

ティル「はい!ミャミューンさんのお手製らしいですから楽しみですね」

ホロケウ「わふん?」

ジュニア午前12時の採取→! card

! cardのスペースを抜いてコピペってください。

カードがダイヤで6以上なら調合系薬草発見
カードがハートで6もしくは絵札で単品系薬草発見
カードがスペードで6以上なら食料系発見
カードがクラブで絵札の場合はホロケウが獲物をとってきます。
カードが全てのAで2匹、2で1匹、モンスターが現れます!
(強さはダイヤ<ハート<スペード<クラブ)

となります。

789 :森崎名無しさん:2010/05/29(土) 23:33:40 ID:???
ジュニア午前12時の採取→ ダイヤ5

790 :小田ジュニアの野望:2010/05/29(土) 23:54:43 ID:A1gAO98o
ジュニア午前12時の採取→ダイヤ5

発見できず!

小「…腹減った。採取作業はこの辺にしてお昼にするか?」

ティル「そうですね。」

そういいながらバッグの中に無造作に放り込んだお弁当を取り出すジュニア。

小「さてネコミミウエイトレスさんの料理ってどんなのかな?」

実際問題、料理に料理人の姿など全く関係ないはずなのだが、
『ネコミミウエイトレスさんの特製手作り弁当』というフレーズに興味がないといえば嘘になる。
恐らくこちらの地方では一般的な容器なのであろう、大きな葉を四角に成形したもののふたを開けると…

小「こ、これは…」

ティル「…こんな事して恥ずかしくないのでしょうか?」

中に入っていたのはいわゆるキャラクター弁当。しかも自分の顔を題材にしたキャラ弁であった。

791 :小田ジュニアの野望:2010/05/29(土) 23:55:55 ID:A1gAO98o
小「…すこし、弁当が偏ってしまったのは残念だけど…確かに『特製』だな」

ティル「これを公衆の面前で食べるのは結構恥ずかしいですね」

そんな事を言いながら2人は黙々とミャミューンの姿をした弁当を口に運ぶ。

小「ん?あ、でも旨いな。日本ではあんまりない味だけど。…ホロケウ。お前は肉食だからな…ほれ!」

そういいながら何かの肉を素揚げしてソースを絡めたものを放り投げる。

ホロケウ「わふ!」

それが地に落ちる前に口で器用にキャッチするホロケウ。どうやら生肉でなくても食べ物である
と認識できるようだった。

ティル「本当に頭がいいですね。フェンリルは」

ティルもそれに習って同じものをポン!となげるのだが…

ホロケウ「……(ぷい!)」

全く見向きもしないホロケウ。


792 :小田ジュニアの野望:2010/05/29(土) 23:56:57 ID:A1gAO98o
ティル「……フェアリー・アロ…」小「ちょいマチ!!」

大人気ないホロケウと、同じくらい大人気ないティル。

小(確かにホロケウを傷つけたのはティルだけど、命令したのは俺なんだよな。なんかティルが
かわいそうになってきた…)

そんな事を思いながら食事を終わらせるのだった。

ぴこーん!
ガッツ、体力共に20%回復しました。
(ホロケウにとって狩猟作業は日常の一コマなのでガッツ消費はありません)
現在体力89/104 ガッツ570/570
ティル体力130/130 ガッツ295/300

〜〜〜


793 :小田ジュニアの野望:2010/05/29(土) 23:57:58 ID:A1gAO98o
小「ここまで1勝3敗か。この辺で何か見つけておきたいな」

ティル「そうですね」

ジュニア午後1時の採取→! card

! cardのスペースを抜いてコピペってください。

カードがダイヤで6以上なら調合系薬草発見
カードがハートで6もしくは絵札で単品系薬草発見
カードがスペードで6以上なら食料系発見
カードがクラブで絵札の場合はホロケウが獲物をとってきます。
カードが全てのAで2匹、2で1匹、モンスターが現れます!
(強さはダイヤ<ハート<スペード<クラブ)

となります。

794 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/05/29(土) 23:59:28 ID:???
ジュニア午後1時の採取→ ハート9

795 :森崎名無しさん:2010/05/30(日) 00:04:18 ID:???
採取はいつまでやっても赤字増えるだけじゃないかなあ
と言うかこのイベントのゴールなんだっけ?

796 :森崎名無しさん:2010/05/30(日) 00:08:31 ID:???
採取一回終えたら次の難易度は下がるでもしないと、延々繰り返しそうではあるね

797 :森崎名無しさん:2010/05/30(日) 00:18:09 ID:???
その前に宿代が払えなくなりそう

798 :小田ジュニアの野望:2010/05/30(日) 00:37:13 ID:Kd34oWlg
>>795
そんなことありませんよ。採取作業は本が必要なだけに他のバイトより効率がいいように設定してます。
理論上は一日採取作業すればもっとも実りが少ない『平原』でもJOKER抜きで銀貨2枚以上になるはずです。
(但し、単品系薬草は売値でなく買値で計算してますが)
単純な発見率は24/53。敵も広義には素材なので(平原ならクラブA以外の敵ならほとんど負けないです)
32/53…60%の確率です。これで1勝4敗のジュニアの運の悪さは逆の意味でバランスブレーカー
ですORZ。どれだけ運が悪いんでしょう…

>>796
中の人のお勧めは良い武器を買うまでここで我慢して、いい武器買ったら、森か山に行く事でしょうか?
森か山ではスカの確率がほとんどないので。(山へ行く方法は秘密。実は少しだけヒント出してます)

>>797
流石にそれはありません。宿の最低料金は銅貨2枚。物乞いしててもそれくらいは一日で手に入るでしょう。

ジュニア午後1時の採取→ハート9

発見できず。

小田猛という男、基本的に運が悪い。そして、それはこの異世界に来ても基本的に同じであるようだった。

現在体力84/104 ガッツ541/570
ティル体力123/130 ガッツ280/300

〜〜〜


799 :小田ジュニアの野望:2010/05/30(日) 00:38:14 ID:Kd34oWlg
小「ふむ…採取作業…やめようか?」

ティル「マスターがそういうのであれば」

ホロケウ「???」

小「いや、やっぱりもうしばらく探す」

ジュニア午後2時の採取→! card

! cardのスペースを抜いてコピペってください。

カードがダイヤで6以上なら調合系薬草発見
カードがハートで6もしくは絵札で単品系薬草発見
カードがスペードで6以上なら食料系発見
カードがクラブで絵札の場合はホロケウが獲物をとってきます。
カードが全てのAで2匹、2で1匹、モンスターが現れます!
(強さはダイヤ<ハート<スペード<クラブ)

となります。

800 :森崎名無しさん:2010/05/30(日) 00:43:21 ID:???
ジュニア午後2時の採取→ ダイヤ8

今度こそ!

801 :森崎名無しさん:2010/05/30(日) 00:55:57 ID:???
武器買って森か山か
つまり戦いを避けてちゃ駄目てことか
今までの経験からして戦闘は避けたいんだよなあ…
特に今回回復役いないし死んでサッカー能力下がったらつらい

802 :森崎名無しさん:2010/05/30(日) 01:01:01 ID:???
しかし今回は成果あってよかったよ

803 :小田ジュニアの野望:2010/05/30(日) 01:10:00 ID:Kd34oWlg
>>801
はい。戦ってレベルが上がれば問答無用でサッカーの能力も1上げる事も出来ますし、寝ればかなり
回復できるバランスなのでメリットの方が多いですよ。回復薬については…
どうしても欲しいなら一度酒場に行けば雇う事も出来ますよ。どういった人物がいるのかランダムですが…

>>802
そうですね。流石に発見率2割り切ったらゲームとして成り立ちません…よかった…本当によかった。


ジュニア午後2時の採取→ダイヤ8

カードがダイヤで6以上なら調合系薬草発見

発見!!

ジュニアが発見したものはいわゆる汎用的な草であるようだ。


804 :小田ジュニアの野望:2010/05/30(日) 01:11:17 ID:Kd34oWlg
小「これは、調合用の薬草の本にも食材の本にも乗っていたな。ついでに食材の本には単品で傷口に
刷り込むと止血効果があるって書いていた。という事は恐らく単品系の薬草でもあるんだな」

ジュニアの発見したものはいわゆる『魔法の草』と呼ばれるもので、食べてより、調合してよし、
傷口につけてよし、と万能効果を示すものだった。しかし、万能であるが故なのか、非常にその繁殖力は
たかく、畑に撒いて放っておくだけでも成長するため、価値としてはそれほどでもないものである。

小(…うん。これは中々いいものを見つけたな。)

そんな事を思っているとこの辺に群生しているのか、そのすぐそばで探していたティルもまた同じものを
見つけたようだった。

ぴこーん!
魔法の草を2個手に入れました。(道具で使うと体力が10回復します)

現在体力79/104 ガッツ512/570
ティル体力116/130 ガッツ265/300

〜〜〜


805 :小田ジュニアの野望:2010/05/30(日) 01:12:18 ID:Kd34oWlg
小「ようやく何か手に入ったな。これでキノコ2個とあわせて4つか。他にもなにかあるかな?」

ジュニア午後3時の採取→! card

! cardのスペースを抜いてコピペってください。

カードがダイヤで6以上なら調合系薬草発見
カードがハートで6もしくは絵札で単品系薬草発見
カードがスペードで6以上なら食料系発見
カードがクラブで絵札の場合はホロケウが獲物をとってきます。
カードが全てのAで2匹、2で1匹、モンスターが現れます!
(強さはダイヤ<ハート<スペード<クラブ)

となります。

806 :森崎名無しさん:2010/05/30(日) 01:12:50 ID:???
ジュニア午後3時の採取→ クラブ4

807 :森崎名無しさん:2010/05/30(日) 01:13:22 ID:???
……小田さんごめん。判定の見直ししたほうがいいと思うのさすがに。

808 :森崎名無しさん:2010/05/30(日) 01:15:49 ID:???
こいつぁひでぇや

809 :森崎名無しさん:2010/05/30(日) 01:17:40 ID:???
一時間ごとに採取を全判定で、ここまで成果が出にくい判定は…
俺は平気だけどいささかスローペースすぎると思う

810 :森崎名無しさん:2010/05/30(日) 01:18:04 ID:???
>>807
まあ発見率低い場所だからしょうがない

811 :森崎名無しさん:2010/05/30(日) 01:20:23 ID:???
そうか、間に移動するかどうかの選択が入るわけじゃないから一日分の判定を一気にやってしまえばいいのか

812 :小田ジュニアの野望:2010/05/30(日) 01:34:59 ID:Kd34oWlg
>>807
ではもう一個ヒント。本当は誰かにコメントして欲しかったのですが
ホロケウは平原なので全然獲物を見つけることが出来ないと嘆いています。

>>808
リアルラックの種ってどこに売ってるんでしょうか?

>>809
はじめは一気に判定を考えていたのですが、その場合、たとえば敵を倒したら必ずアイテムが
発見できるから戦おう。とか、こいつ倒してもその先にアイテムはないから逃げるとか、
通常ありえない思考になってしまうので今回は一回ずつで判定していきました。
ですが確かに言われる通りでもあるので次回から2回ずつの判定にします。

>>810
そうですね。それにしてもイベント率60%で28%しか何も起きないなんて…
確率の揺らぎにしてもひどい出来です。

>>811
本当は昼飯の後に移動をするか?という選択を考えていたのですが移動に最低一時間かかる状態で
のこり4ターンを潰すとは思えないので省略させていただきました。


813 :小田ジュニアの野望:2010/05/30(日) 01:36:14 ID:Kd34oWlg
ジュニア午後3時の採取→クラブ4

発見できず。

小「……確かにそう簡単に見つかるならこの草原は人だらけだしな」

ティル「…ふむう…」

ホロケウ(獲物がいない…)

一生懸命探しているつもりではあるのだがさっぱり見つからないことに諦めの境地に立つ。

現在体力74/104 ガッツ483/570
ティル体力109/130 ガッツ250/300

〜〜〜


814 :小田ジュニアの野望:2010/05/30(日) 01:37:14 ID:Kd34oWlg
小「これで最後だ!」

ティル「気合を入れましょう!」

ホロケウ「わふぅ!」

最後の採取→! card

! cardのスペースを抜いてコピペってください。

カードがダイヤで6以上なら調合系薬草発見
カードがハートで6もしくは絵札で単品系薬草発見
カードがスペードで6以上なら食料系発見
カードがクラブで絵札の場合はホロケウが獲物をとってきます。
カードが全てのAで2匹、2で1匹、モンスターが現れます!
(強さはダイヤ<ハート<スペード<クラブ)

となります。

815 :キャプテン正美 ◆ZnBI2EKkq. :2010/05/30(日) 01:39:03 ID:???
最後の採取→ スペード3

816 :小田ジュニアの野望:2010/05/30(日) 02:04:51 ID:Kd34oWlg
ははは…結局発見率25%。ジュニアの運の悪さを甘く見てました…
8回カード引いて10、10、3、5、9、8、4、3…数字自体が極端に悪いということはないのですが
カードの種類が呪われすぎです…


最後の採取→スペード3

小「…結局これだけ探して見つけたものは…これだけ…か?」

ティル「これはひどいです…」

ホロケウ「く〜ん…」

汗水たらし、ようやく手に入れたものは珍しい事が特徴の『レーゲンピルツ』が2つと
万能である事が特徴である『魔法の草』の2つだけだった。レーゲンピルツは珍しい事を利用すれば
うまい使い道を考えられ、とりあえず今日の宿はどうにかなりそうなのだが…

現在体力69/104 ガッツ454/570
ティル体力102/130 ガッツ235/300


817 :小田ジュニアの野望:2010/05/30(日) 02:05:55 ID:Kd34oWlg
〜〜〜

ティル「とりあえずレーゲンピルツは宿に売るとして、魔法の草はどうしますか?」

街の門前でホロケウと別れたジュニアはティルとこれからの事を相談する。

魔法の草はどうしますか?
A.調合屋に売る。(1つ銅貨2枚、計4枚)
B.一応傷薬だし、持っておく。
C.これも一緒に宿屋に売り込む。

先に1票入ったものを選択します。

818 :森崎名無しさん:2010/05/30(日) 02:24:11 ID:???
A

819 :小田ジュニアの野望:2010/05/30(日) 03:12:24 ID:Kd34oWlg
A.調合屋に売る。(1つ銅貨2枚、計4枚)

小「今は少しでも金が要るしな。売るか…」

そう思ったジュニアはいつものように魔法屋へ顔をだす。

小「ばあちゃんいる?」

老婆「ばあちゃんなどではないわ!」

毎度の事なのだが、お世辞にも機嫌が良いとはいえない老婆。

小「それでまた売りに来たんだけど…」

そういいながら魔法の草を見せる。

老婆「なんじゃ、そんなもん二束三文じゃぞ?」

小「ふっふっふ、甘いな。こいつはそんじょそこらの魔法の草じゃない。この文献見て気づいたんだが
今の魔法の草はほとんど畑で育てられてるんだろ?でもこいつは天然ものだ。」

どびしと、突き出すその手には自信が溢れている。

820 :小田ジュニアの野望:2010/05/30(日) 03:13:51 ID:Kd34oWlg
老婆「…なるほど、普通のものよりも僅かに茎が太いし背丈も長い…良かろう、本来は良くて銅貨1枚
だが、今回は2枚にしてやろう」

小(よし!今回はうまくいった!)

僅かにガッツポーズするジュニアだった。

ぴこーん!
銅貨が4枚増えました。
銀貨2枚 銅貨9枚

〜〜〜

小「よし、これでレーゲンピルツを売れば今日は赤字にはならないはずだ」

ティル「そのことですが、もしこの地に長くいることになりそうならばなじみの宿を決めた方が
いいと思います。比較的商売を前に押し出す魔法屋とは違って、宿はその人物の拠点となるところ…
いわば冒険者達のお父さんみたいなものです。そこのマスターと懇意になれば
多少の融通を利かせてもらったり、便宜を図ってくれる心強い存在になってくれるでしょう。」

821 :小田ジュニアの野望:2010/05/30(日) 03:15:57 ID:Kd34oWlg
小「たしかに言われてみれば一階でドンちゃん騒ぎしてる冒険者達も全員が全員同じパーティな
わけないもんな。一つ釜の飯を食べる共同体…これも広義でのギルドなのかもしれない」

ティル「はい。基本的に冒険者というのは女子供の『助けてください』というものです。同じ釜の飯の
共同体が困っていればなおさらです。もしかしたらタダで助けてくれるお人よしもいるかもしれません」

小「確かにグリーニはただでポンチョや服をくれたり恐らく通常の換金よりずっとお得に
銀貨をくれたり、ここでの生活を教えてくれたりものすごく便宜を図ってくれたよな。
…つまりこのレーゲンピルツをお近づきの印に拠点を決めれば長期的に見ればずっとお得という事か?」

ティル「その通りです。もちろん明日にでも星見の塔に旅立つというのならば、その必要はありませんが」

小「なるほどね…グリーニは明日帰るらしいし、恐らくリャハーンも一緒についていくんだろうな。
となると、新しい頼りになる人物を作るのも一興か」

822 :小田ジュニアの野望:2010/05/30(日) 03:17:18 ID:Kd34oWlg
ティル「初日と二日目に泊まった『普通の宿』か昨日とまった『安い宿』が候補となりますが…」

どうしますか?
A.銀貨1枚の普通の宿を拠点とする。
B.銅貨5枚の安い宿を拠点とする。
C.まだ拠点を決めない。

先に1票入ったものを選択します。

823 :小田ジュニア:2010/05/30(日) 03:51:51 ID:Kd34oWlg
いつもは誤字脱字も察してください、で書きなおしていませんしたがあまりにも
意味が通じないので一ヶ所だけ訂正させてもらいます。


×ティル「はい。基本的に冒険者というのは女子供の『助けてください』というものです。同じ釜の飯の
共同体が困っていればなおさらです。もしかしたらタダで助けてくれるお人よしもいるかもしれません」

〇ティル「はい。基本的に冒険者というのは女子供の『助けてください』という言葉に弱いものです。
同じ釜の飯の共同体が困っていればなおさらでしょう。
もしかしたらタダで助けてくれるお人よしもいるかもしれません」


824 :森崎名無しさん:2010/05/30(日) 05:53:32 ID:???
>>816
数字も十分悪いと思うよ。完全はずれは3、4、5のわずか3つ。
3/13しかないのに8回カード引いて4回も、つまり50%で出してる。

それに比べて必ず発見できる、そしておそらくあたりである札のJ.Q.Kも3/13なのに0回。
A、2が広義のアイテム発見だという言葉を信じれば5/13を8回カード引いて0回。
これは0.615…の8乗、つまりわずか2%しかないわずかな穴を正確に射ぬく確率。
これだけ悪い引きなのにプラス収支になるバランスは逆に甘過ぎと言ってもいいくらいじゃない?
しかも今回の計算には大当たりであるジョーカーの存在は加味してないし。

825 :森崎名無しさん:2010/05/30(日) 08:35:46 ID:1Vwsnz2A


投票内からいれるよー
それと理由もつけとく。
ホロケウがいるから林で狩→宿屋にプレゼントのコンボが使えそう。
戦闘が起こった際に安宿じゃフル回復出来そうにないこと。
プラスイベント期待、ジュニアが誰かを助けることが出来れば恩を売れる?
欠点は完全に長期滞在デイ……

826 :森崎名無しさん:2010/05/30(日) 08:39:03 ID:???
確かに(特にプレイヤーキャラ)冒険者の金さえ払えば親切すぎるのには同意。
金と情があれば命すら賭けてくれるもんなぁ。

827 :小田ジュニアの野望:2010/05/30(日) 15:06:14 ID:Kd34oWlg
>>824
そういわれてみればそのとおり…ジュニアの引きの悪さを計算された数字で突きつけられるともはや
別のゲームをしているようです。
中の人はこういうアルバイト系を設定する時は電卓でぽちぽち計算して、そこから導き出された
損得ラインをどこにおくかでお得度をきめており、体力の消費と時間の経過から逆算した結果で
各採取アイテムの価値を決めています。(因みに価値は平均値…つまり意外なものが意外な価格で
買い取ってくれる…ということもあります。逆もまた然り、更にイベントしだいですが。)
なので今回はお得度が高い『採取』での採取作業なのでその2%でしかありえない悪い引きでも
結果的にはマイナスにはならないですみました。
(今回はお近づきアイテムと使用するので見た目はマイナスですがホロケウの件とと同じで
ゲームを進めていくと決してそうではないことがわかると思います。ホロケウは流石に出来すぎでしたが)

>>825
ああなるほど。獲物も食材ですから確かにそれはよいアイディアだと思います。宿屋での回復は
お弁当の次に効率のいい回復手段ですからね。(お弁当は仕事の疲労回復という意味なので仕事を
しなければ回復せず、腹ペコペナを防ぐだけ、という縛りがありますが)
どうしても疲れや体力が取れないなら、次の日は連泊したり街で散策してみる、というのもいいですよ。

>>826
きっとそこが冒険者と傭兵の違いなんでしょうね。冒険者だって『ああ、俺も駆け出しのときは
こんな感じだったなぁ…そのときは先輩冒険者に助けてもらったから今度は俺が助けてやろう!』
とか思っているのかもしれません。ま、たんなるお節介焼き…もしくは自己満足なのでしょう。

…その辺はそうしないとシナリオが進まないという作者の都合…という夢のない発言もありますがw


828 :小田ジュニアの野望:2010/05/30(日) 15:07:16 ID:Kd34oWlg
A.銀貨1枚の普通の宿を拠点とする。

小「それじゃどうせならいいほうの宿にしよう。硬いベッドの宿で回復しきれないということも
良くあるだろうし」

ティル「そうですね。それにお風呂は大切です」

小「うん、あの薬湯は凄いよな。一体どんな成分なんだろう?」

ティル「何かの花びらが使われているのは間違いありませんが…どうなんでしょう?」

小「まあ、いいや。とにかくちょっといってみよう。」

そういいながら1日ぶりのリャハーン曰く『普通の宿』しかしおそらく実際は、中の上である宿へと向かう。

〜〜〜


829 :小田ジュニアの野望:2010/05/30(日) 15:08:19 ID:Kd34oWlg
マスター「おや?昨日は来なかったからふられたかとおもったよ?」

初老のマスターはにこやかに笑いながらようこそ、と挨拶をする。

小「ああ、昨日はちょっと他の宿の様子も見に行ったんだ」

マスター「それはいい。シャハーンは交易都市。宿も目的によってたくさんあるからね。
ここは冒険者が集まる宿。子供と女性だけのパーティには少し居心地が悪いかもしれないね」

小「いや。今はちょっと採取作業の真似事で毎日大変なんだ。だから少しでも体力の回復が出来る
この宿が一番だと思うよ」

ややヨイショがすぎるかな?と思いながらも事実が90%なので特に良心の呵責もなく話す。

マスター「…もしかして街の外に行ってるのかい?」

少し驚いたように話すやややせ気味長身の品の良いマスター。


830 :小田ジュニアの野望:2010/05/30(日) 15:09:19 ID:Kd34oWlg
小「ああ、それで…こんなもの拾ったんでお土産にもって来たんだけど…」

そういいながら虎の子のレーゲンピルツをを2つ、いや、あくまでこのきのこだけで一食分の量は
あるのだから、本来のきのこの使用量で考えれば軽く10人分以上はあろうかという群生を取り出す。

マスター「…すごいな?これは雨の茸じゃないか?雨季でもないのによくこんな群生を見つけてきたね?」

価値はそれほどでもないもののレア度でいけばそこそこのものであるレーゲンピルツ。これだけの
量を一日で拾ってきたというのならば中々の成果といえるだろう。

マスター「それじゃ早速買い取ろうか…そうだな…」

むむむと、あごに手をあて値段を考えるマスター。しかし、ここで黙っていれば
単なる商売関係で終わってしまう。

小「いいよ。さっきも言ったとおりこれはお土産だ。これからもこの宿にお世話になると思うし」

ジュニアはあくまでさりげなく…本当はのどから手が出るほどお金がほしいのだが、そこをぐぐぐと
我慢して軽く流すように話す。

831 :小田ジュニアの野望:2010/05/30(日) 15:10:21 ID:Kd34oWlg
マスタ「本当かい?子供が遠慮する事なんてないんだぞ?」

小「うん、他にもアイテムは見つけてるしね。良かったらみんなに振舞ってよ」

ジュニアはこの宿に常駐している冒険者達に使ってくれるように頼む。因みにこの言動はティルの
考えである。

マスター「なんだ、少年。子供だと思っていたがわかってるんだな。よし、それじゃ早速…リズ。
すまないがこの雨の茸で一品作ってくれないか?」

そういいながらキッチンと思われる扉に向かい言葉をかける。

???「はーい。ただいま〜」

そういいながらとてとて走る影が一つ。姿は小さく明らかに子供に見える。亜麻色の髪が料理の邪魔に
ならないように結い上げられ、そこからちょこんと見える耳は僅かにとがっており、それで人間では
ないことがわかる。


832 :小田ジュニアの野望:2010/05/30(日) 15:11:22 ID:Kd34oWlg
マスター「すまないが今日は臨時で食材が入った。リズなら雨の茸の美味しい料理法もしっているだろ?」

そういいながら彼女には一抱えにもなる真っ白なレーゲンピルツを渡す。

リズ「おっとっと…これは立派ですね。それじゃスープにしましょう。ちょっと他の食材も使っちゃいますが
それでもいいですか?」

マスター「もちろん。明日の仕込みに使わないものならなんだって使っていいよ。今日は新しい
仲間のお祝いだ」

一瞬だけジュニアの方を見た…普段はダンディともいえる紳士的なマスターはやや大げさに話す。

リズ「まあ!それは頼もしいですね。…貴方様が新しいお客様ですね。私はエリザベス。名前が
ちょっと恥ずかしいのでリズとおよびください」

そういいながらぺこりと一礼し…見事にレーゲンピルツを落としてしまう。


833 :小田ジュニアの野望:2010/05/30(日) 15:12:26 ID:Kd34oWlg
小(どじっ子だな)

ティル(ドジッ子です)

全く同じ感想を抱くジュニアとティル。

小「俺は猛、で、こっちはティル。一昨日とその前にも来てたけどね」

ティル「これからよろしくお願いします。リズ」

フランクに挨拶するジュニアと丁寧に挨拶するティル。

リズ「あ、はい!それでは至らないところもあると思いますがおろしくお願いします。」

基本的に裏方の厨房を預かる身であるリズは緊張した面持ちでもう一度ぺこりとお辞儀をし…
ジュニアの予想通り真っ白なきのこの群生をまたもやぽろぽろと落とす。

マスター「綺麗に掃いているし、人の歩かない場所だから大丈夫だよ」

柔らかい笑みでしゃがみこむとリズが落としたきのこを拾ってやるマスター。どうやら冒険者達の
信頼を得ることが出来るだけの人物である事は間違いないようである。

834 :小田ジュニアの野望:2010/05/30(日) 15:13:32 ID:Kd34oWlg
マスター「それでは今夜は宴だ。今までは料理を部屋まで持っていっていたけど、仲間になったのならば
今夜はここで夕飯を食べていってもらうけど、いいかい?」

口調は優しいが有無を言わせない判断で、ジュニアは頷かざるを得なかった。

〜〜〜

そしてその日の夕餉はグリーニと同じようなドワーフや、紳士的な騎士のような人物。それに何故か
旅の坊さんのような人物に、フルートやバイオリンどの楽器で音楽を奏でる小妖精達。昨日泊まった酒場の
ドンちゃん騒ぎに比べれば遥かに落ち着いてはいるが、奏でられる音楽に身を置きながら
楽しいひと時を過ごすのだった。

ジュニアの歓迎会→! card

! cardのスペースを抜いてコピペってください。

ダイヤ 騎士のような男が話しかけてきた。
ハート グリーニと同じようなドワーフが話しかけてきた。
スペード 旅の坊さんが話しかけてきた。
クラブ 小妖精の音楽隊が話しかけてきた。

となります。


835 :森崎名無しさん:2010/05/30(日) 15:29:42 ID:???
ジュニアの歓迎会→ ダイヤ2

836 :森崎名無しさん:2010/05/30(日) 15:32:47 ID:???
アシ●ラムか!

837 :森崎名無しさん:2010/05/30(日) 16:03:15 ID:BHLZamNI
質問なんだが
ファンタジーの騎士っていえばどんな顔思いつく?

838 :小田ジュニアの野望:2010/05/30(日) 16:03:57 ID:Kd34oWlg
>>836
あんなのがダイヤでいたら嫌すぎますw


ジュニアの歓迎会→ダイヤ2

ダイヤ 騎士のような男が話しかけてきた。

妖精たちの落ち着く音楽にシュガーの事を少し思い出しながらアルコールの代わりに
果実のジュースを飲んでいると、1人の男がジュニアの座るテーブルについてきた。片手に持つグラスには
なみなみと真紅の液体が注がれており、それがぶどう酒の類である事は匂いでジュニアにもよくわかる。

騎士「こんばんわ小さな冒険者さん。水茸のスープ美味しかったよ」

礼儀正しくお礼を述べる騎士。

小「どうも。これからお世話になるんだし、これくらいしないとと思って…」

なんと答えればいいのかわからないジュニアは適当に返事する。


839 :小田ジュニアの野望:2010/05/30(日) 16:05:01 ID:Kd34oWlg
騎士「ははは…最初はみんなそんなところから始めるんだよ。僕も数年前までは石切り場でお金を
貯めて、そのお金で訓練所に通って…そうして今の僕があるんだからね」

それとなくこれからの指標を教えてくれているつもりなのか、自分の若い頃の話をしてくれる騎士。

〜〜〜

小「…なるほど…俺のような体格でも、訓練所に通えば剣が扱えるようになるんですね?」

騎士「ああ。体格にもよるんだけど、キミなら大丈夫だろう。おっと、名前がまだだったね。
僕の名前はクーフ。元騎士のクーフだ。」

小「元?」

騎士「うん。…ほら、ここにあるはずの紋章が削られているだろ?」

元々プレートメイルだったものを軽量化したハープフレートの胸の部分には確かに何かを削ったような
跡がある。


840 :小田ジュニアの野望:2010/05/30(日) 16:06:06 ID:Kd34oWlg
小「………」

クーフ「?ん?どうした?」

小「冒険者って、騎士を蹴ってまでなるような職業なのですか?」

クーフ「ん〜?どうだろう。僕には騎士の道よりもっと大切なものがあったから騎士の道から
外れたんだけど…人それぞれじゃない?」

小「…そうですね。」

一瞬ジュニアは今まで目指していいたサッカーへの道をそれに当てはめてみる。本当に大切なものの
為ならばそれを捨てることが出来る…それは自分にも当てはまるのだろうか?

クーフ「???こまったなぁ。困らせるつもりじゃなかったんだけど…あ。そうだ、これ上げるよ。
ずっと昔使ってて今では宿で埃を被ってた奴なんだけどね」

そういいながら一振りの剣を鞘ごと渡してくる。


841 :小田ジュニアの野望:2010/05/30(日) 16:07:07 ID:Kd34oWlg
クーフ「これなら今のキミでも装備できると思うよ?中古品だし、埃被ってたものだから新品に比べれば
切れ味も耐久もかなり落ちるけど護身用位にはなるだろう。街の外には危険が多い。
そこの彼女守るためにもこれくらいは必要だろ?」

ジュニアは無言でそれを鞘から取り出してみると…白刃がランプに照らされまぶしく光る。

小「………」

どうしますか?
A.ありがたく貰う。
B.人を切る道具は好きになれない。気持ちだけ受け取っておく。
C.いくらですか?借りは作りたくない。
D.その他

先に1票入ったものを選択します。

842 :森崎名無しさん:2010/05/30(日) 16:07:57 ID:???
A 魂砕きか!

843 :森崎名無しさん:2010/05/30(日) 16:09:24 ID:BHLZamNI
いやファンタジー世界観つながりでメリクルソードかもしれんぞ

844 :森崎名無しさん:2010/05/30(日) 16:21:41 ID:???
騎士と剣といえば有名なのは何だっけ

845 :森崎名無しさん:2010/05/30(日) 16:39:55 ID:???
騎士といえば無理無茶無策のエルフスキーを
思い出すなあ

846 :森崎名無しさん:2010/05/30(日) 16:43:14 ID:BHLZamNI
この先、ジュニアが騎士侯頂いて、森崎板初のナイト兼サッカー選手に!?

847 :森崎名無しさん:2010/05/30(日) 16:47:28 ID:???
この人はふつーにパーン互換っぽいね。
とりあえず子供に魂砕きを上げるのってそれ喪黒かなんかじゃないかw

848 :森崎名無しさん:2010/05/30(日) 16:54:30 ID:???
恒例?の女の子判定
さて俺のカード運ではどうなるかなww

エリザベスの容姿      ハート7
エリザベスのスタイル    スペード2
エリザベスの性格      クラブ10
エリザベスの秘密のパワー クラブA

849 :森崎名無しさん:2010/05/30(日) 16:58:06 ID:???
|
|
| ̄ ̄\/|
|  ▼ |/
| 皿 /   秘密のパワー!
|  /
|⊂


850 :森崎名無しさん:2010/05/30(日) 17:00:48 ID:???
>>849
あんたを引くとは思わなかったよクラブAさんw

851 :小田ジュニアの野望:2010/05/30(日) 17:20:34 ID:Kd34oWlg
>>842
いつかはストームブリンガーでも…

>>843
ファルシオンの数倍役に立つ剣ですね。

>>844
騎士といったらローゼンリッターでしょう。

>>845
やばい…昔の作品なら結構網羅してるつもりなのですが全くわからないです…

>>846
サーの称号をもってる人なら時々いますよね

>>847
ほんの少しだけ元ネタありです。といっても幾つかのテンプレ要素をごっそり抜いたので
誰も気づかないでしょうが…

>>848
スゲー!秘密のパワー以外は中の人の設定どおりです。普通の容姿のペッタンコで性格良し…完璧…
ひ、秘密のパワー!?

>>849
一体どんな秘密がwww


852 :小田ジュニアの野望:2010/05/30(日) 17:21:35 ID:Kd34oWlg
A.ありがたく貰う。

小(……これは獣を、そして…人を、切るための武器だ。果物ナイフや小刀ならまだしも
正直な話、できるだけ手にはしたくなかったけど…今はそんな事をいっている場合じゃないよな)

ジュニアは意を決すると、クーフからその武器をありがたくいただき礼をする。

クーフ「別にいいさ。今はこいつがあるし、修行中に使ったものだからね。」

そういいながら彼は壁に掛けられていた長物を指差す。それは布に巻かれ、どういう種類のものかを
知る事は出来なかったが、剣にしては異常に長く、あんなものを振り回せるこのクーフという男、
只者じゃないと思うのだった。

ぴこーん!
ショートソード(中古)を手に入れました。
※本来は頑丈系(耐久50)の攻撃力10ですが、これは埃を被っていた中古品なので
(耐久30)の攻撃力8です。
訓練所にいけるようになりました。有料で訓練をつけてくれるほか、自由に訓練できる場所もあります。
(ショートソード以外の剣を装備するには2.3日の訓練が必要です)


853 :小田ジュニアの野望:2010/05/30(日) 17:22:56 ID:Kd34oWlg
小(…それにしても1銅貨も使わずに厚手の服と中古の剣を手に入れてしまった。もしかして
何もしなくても暮らせるんじゃないか?)

そんな事を思っていると…

マスター「すまんがちょっといいかね?」

と呼びかけられる。

小「あ、はい。それではクーフさんありがとうございます」

クーフ「ああ。それとショートソードだけど危ないから両手で持つようにしてくれよ。そうしないと
気がついたら片腕の骨が砕けた…とかなりかねないからね?」

物騒な事をさらりと言い放つクーフ。

小(やっぱ冒険者こえ〜!)

そんな事を思いながらジュニアはマスターに連れられ入り口近くの掲示板の前までやってくる。

854 :小田ジュニアの野望:2010/05/30(日) 17:24:10 ID:Kd34oWlg
マスター「少年…タケシは採取作業してるんだろ?」

唐突に話しかけてくるマスター。

小「はい。危なくない範囲内で、ですが」

マスター「だったら、朝起き掛けにこいつを見て出発するといい。いろんな依頼や、たまに
危険情報が書かれている」

そういいながらボードの方へ視線を向けさせる。

小(…ローリス洞窟の盗掘団の排除依頼……リーザント山に竜の目撃情報あり……至急サードオニキス求む)

ジュニアの見たものはいつかグリーニがいっていたギルドを通さない依頼の数々だった。

小「いや、おれじゃどれも無理なものばっかりですよ?」

マスター「違う違う、下の方を良く見てくれ」

笑いながらランプの光の影になっているところを確認すると…


855 :小田ジュニアの野望:2010/05/30(日) 17:25:17 ID:Kd34oWlg
(……御影石を3ブロック求む!……コクの実を3つ捜してきてください。…氷が見たいです…)

などなど明らかにランクの落ちた依頼内容が書いてあった。

マスター「この辺の依頼は正直うちの連中は相当暇な時に片手間でしたり、お節介焼きのクーフや
一部の物好きしかこなさない内容なんだ。余程な事がない限り同じ日で解決に走る人物が被る事は
ないから、気が向いたらこなすといいよ。」

品のいい笑いで説明するマスター。

マスター「別にこなす、こなさないは個人の自由だよ。気が向いたら狙ってみるといい」

小「わかりました」

ぴこーん!
朝、自動的に掲示板を見る事になります(時間の消費はありません)

〜〜〜


856 :小田ジュニアの野望:2010/05/30(日) 17:27:06 ID:Kd34oWlg
宴もたけなわ。まだまだ盛り上がる宴であったが、その主役(?)であるジュニアは既に疲れが
ピークになり、なんだかピクシーらしきものたちと仲良く話しているティルを引きつれ
ぐっすりと眠りにつくのだった。

ぴこーん!
銀貨1枚消費しました。銀貨1枚 銅貨9枚
現在体力104/104 ガッツ570/570
ティル体力130/130 ガッツ300/300

〜〜〜

小(………う〜ん…よく寝た。)

朝早く起きたジュニアはティルを無理やり起こし1階へとおりる。するとなんとまだ数人が
宴を続けているのだが、それを無視してジュニアは掲示板を見る…

小(当たり前だけど昨日の夜と内容が変わらないな。俺に出来そうなのは御影石を3ブロック
そろえることか、コクの実を3つ捜してくることか。氷は春菜姫かシュガーがいれば簡単なんだけどな…)

そんな事を考え2階に戻ろうとすると…

リズ「あ、お待ちください!今日の朝食をお持ちしますから」

そうリズに呼び止められる。

小(たしか俺が眠る前も働いていたよな…いつ寝てるんだ?)

そんな事を思いながらも折角のご飯であるので久しぶりにティルを念話で呼び出し食べていると…

リズ「それでは今日のお弁当です」

そういいながらお弁当を差し出してくる。


857 :小田ジュニアの野望:2010/05/30(日) 17:28:07 ID:Kd34oWlg
小「いや、俺は頼んでないけど?」

リズ「いえ。昨日雨の茸をいただいたお礼です。私にはこれくらいしか出来ませんから。」

そうはにかむジュニアとほとん背丈の変わらないエリザベス。

小「…そうか。それならえんりょなく貰っておくよ。」

そういいながらお弁当を受け取るのだった。

ぴこーん!
お弁当×2を手に入れました。

〜〜〜


858 :小田ジュニアの野望:2010/05/30(日) 17:29:25 ID:Kd34oWlg
そして今日も一日元気に旅立つ。

小「今日こそは大きい収穫があるといいな。因みに御影石は石切り場で見つかる可能性が
あり、コクの実は林や森の木になってる事がある。」

ティル「そうですね、といってもコクの実は自然に地面に落ちたものでないと意味がないので
木を見つけたからといってそう簡単には手に入りませんが」

どこに行きますか?
A.マレーネのところに行くには数日かかるらしいし、野外夜具を買いに道具屋へ。
B.もう少し武器か防具が要るな。買い足そう
C.一階の酒場で何か情報がないか聞いてみよう。(護衛依頼などもここへ)
D.狩りも兼ねて近くの草原で腕試し。
E.もう一回何か買えるものがないか魔法屋へ!
F.今日で鉱山に戻るんだよな。グリーニのところへ挨拶くらいにはいくか。
G.なにか買い忘れたのもがあったような…本屋へ戻る。
H.今日も本格的に採取作業へ向かおう!
I.重労働らしいけど…石切り場に向かおう
J.お金はないけど訓練所にいってみるか
K.少し街の中を探検するか。
L.その他

先に1票入ったものを選択します。
銀貨1枚 銅貨9枚

859 :森崎名無しさん:2010/05/30(日) 17:30:46 ID:???


860 :小田ジュニアの野望:2010/05/30(日) 18:39:17 ID:Kd34oWlg
F.今日で鉱山に戻るんだよな。グリーニのところへ挨拶くらいにはいくか。

小「アレだけ世話になった事だし…最後に礼を言うくらいは礼儀ってなもんだろう」

ティル「そうですね」

特に誰とも言わずとも命の恩人であるグリーニの事をである事を意識しあう2人。
レンティス鉱山までの距離はわからないのだが、もし何日もかかる場所であるのならば移動可能時間を
少しでも長くするため午前中に移動する事はいくらでも予想できた。

〜〜〜

そしてそれは予想通り…

グリーニ「よう!ようやく来たな」

既に馬車は鍛冶屋の脇に停車されており、荷物を詰め込む姿のグリーニやリャハーン。それにラシェン
と呼ばれたグリーニの弟子の姿。


861 :小田ジュニアの野望:2010/05/30(日) 18:40:17 ID:Kd34oWlg
小「ああ、今日帰るって聞いたんだし、お別れくらい言わないとね」

ティル「その節はありがとうございました」

深々と頭を下げる2人。本来であれば菓子折りか餞を渡すべきなのかも知れないのだが、子供に
そんな事をされても逆に迷惑だろうとジュニアは土産は無しに礼だけを述べる。

グリーニ「なに、いいってことよ。それより帯剣なんぞして、いっぱしの冒険者じゃねーか。」

つい先日まで一般人にも劣る格好だったのが、厚手の服と外套をマント代わりに、そしてショートソードを
帯剣するジュニアに感心している。

小「昨日、クーフって人に貰ったんだ。」

正直に話すジュニア。


862 :小田ジュニアの野望:2010/05/30(日) 18:41:52 ID:Kd34oWlg
グリーニ「クーフ?ああ、あの足技のクーフか。…そうだな。アイツならもう剣なんていらないだろう…って、
それじゃその剣は相当昔のものじゃないのか?」

小「そういえば、宿屋で誇り被ってたっていってたような…」

グリーニ「かー!俺がもう一泊してたら打ち直してやったんだが…おい、ラシェン!!、俺が行ったら
こいつの剣を鍛えなおしてやってくれ!」

グリーニは折角の機会に自分の凄さを見せてやろうかとも思ったのだが、残念ながら時間がない。
それはまたの機会ということでまだ一人前というには多少の疑問が残る弟子のラシェンに頼む事にする。

小「いや、そんな。礼にきたのは俺なのに…」

グリーニ「ガキがナマ言ってるんじゃね〜よ。頼れるモンはなんだってたのみな。それが出来るのは
今のうちだからよ」

がしがしっとジュニアの頭をごつごつした掌で揺さぶるドワーフ。


863 :小田ジュニアの野望:2010/05/30(日) 18:42:52 ID:Kd34oWlg
小「…そうだな。最後の最後までありがとう。」

グリーニ「なに、今生の別れじゃねーさ。それにまだもう一つあるぜ。ほれ!」

そういいながら一枚の模造紙のような紙を渡してくれる。

小「これは?」

グリーニ「うろ覚えで書いたからいくつかは間違ってるかもしれないがな。星見の塔までの地図だよ。
細かいところは書いてないから他の場所へ行くのは無理だが、マレーネのところまでは
問題なくいけるぜ!」

ニカっと真っ白な歯を見せつけがははと笑う。

小「…なんでそこまで良くしてくれるんだ?」

正直ここまでしてもらうことの疑問を解決する糸口すらなくジュニアは正直に聞く。


864 :小田ジュニアの野望:2010/05/30(日) 18:43:54 ID:Kd34oWlg
グリーニ「最初にいったろ。袖する中も他生の縁、ってな。こういう出会いがいつか意外なほど
大きな仕事になるんだ。ま、青田買いだと思ってくれや。どんな作物が育つかは知らんが、折角の肥料だ。
せいぜいこの運命に感謝するんだな!」

そんな会話をしているうちにいつの間にか荷物の運び入れは終わったようで…

ラシェン「師匠!またいつでも来てください!」

ラシェンと呼ばれたグリーニの弟子と共にジュニアはグリーニとお別れするのだった。

ぴこーん!
星見の塔までの地図を手に入れました。

〜〜〜


865 :小田ジュニアの野望:2010/05/30(日) 18:45:52 ID:Kd34oWlg
ラシェン「それじゃ、師匠のじきじきの伝言だし…俺にどこまで出来るかわからないけど…
その剣貸してもらえるかい?」

小「因みに打ち直しってどれくらいかかりますか?」

ラシェン「まぁそうだね。1日もあれば終わるけど?」

小(となると、今渡すと今日はショートソード無しでの探検になるな。それに明日に受け取りに来なきゃ
いけないから1時間は浪費するだろうし…)

因みに今日もこの時点で既にいつもより2時間ほどスタートが遅れている。

どうしますか?
A.ラシェンにショートソードを預ける。
B.今のままでも十分使えるし断る。
C.その他

先に1票入ったものを選択します。

866 :森崎名無しさん:2010/05/30(日) 18:47:20 ID:???


867 :小田ジュニアの野望:2010/05/30(日) 19:09:18 ID:Kd34oWlg
A.ラシェンにショートソードを預ける。

小「それじゃよろしくお願いします」

長期的に見て悪い事ではないと判断したジュニアはラシェンにショートショードを渡す。

ラシェン(どれどれ…ふむ…これは結構、刃が丸くなってるし、金属の疲労も大きい。留め金もガタが
きてるし…師匠ならショートソード+1くらいの性能に持っていけるだろうけど俺には元に戻すもの
ホネが折れそうだ)

流石に自分もプロとしての意識があるため弱気な発言は出来ない。よくわかったと豪語し鍛冶部屋に戻る
ラシェンだった。

小「大丈夫か?いきなり無口になったんだけど?」

ティル「それでもプロですから失敗して壊すという事はないでしょう。明日をしんじてばーん!っと
まいりましょ?」

小「…やっぱり壊れたか?」

ティル「………」

彼女としてはボケたつもりだったのだが思いっきり心配されてしまい困惑するのだった。

ぴこーん!
一時的にショートソードがなくなりました。


868 :小田ジュニアの野望:2010/05/30(日) 19:10:22 ID:Kd34oWlg
〜〜

小「はづきの時計でも、もう10時すぎてしまったな…」

ティル「この世界も24時間のようなので助かりますね」

どこに行きますか?
A.マレーネのところに行くには数日かかるらしいし、野外夜具を買いに道具屋へ。
B.もう少し武器か防具が要るな。買い足そう
C.一階の酒場で何か情報がないか聞いてみよう。(護衛依頼などもここへ)
D.狩りも兼ねて近くの草原で腕試し。
E.もう一回何か買えるものがないか魔法屋へ!
G.なにか買い忘れたのもがあったような…本屋へ戻る。
H.今日も本格的に採取作業へ向かおう!
I.重労働らしいけど…石切り場に向かおう
J.お金はないけど訓練所にいってみるか
K.少し街の中を探検するか。
L.その他

先に1票入ったものを選択します。
銀貨1枚 銅貨9枚

869 :森崎名無しさん:2010/05/30(日) 19:12:10 ID:???
オリハルコンと磨き砂拾ってくるわ

870 :森崎名無しさん:2010/05/30(日) 19:50:39 ID:???

小さな依頼からコツコツと

871 :小田ジュニアの野望:2010/05/30(日) 20:07:05 ID:Kd34oWlg
>>869
セイントやアテナの血の変わりにドラコの汗を使うと…

>>870
そうですね。地道にいきましょう。


H.今日も本格的に採取作業へ向かおう!

小「ちょっとスタートが遅れたけど…ホロケウは待ってるかな?」

ティル「フェンリルなら大丈夫ですよ」

ティルの予言どおり、街の外のでて10分もすると近くの草むらから若い狼が飛び出してくる。

小「よしよし…今度リズに廃肉無いか聞いてみるか」

そんな事を考えながら…

どこに向かいますか?
A.草原(発見率は比較的低めで安定してます。敵が出る可能性小)
B.川辺(移動に往復1時間かかります発見率調合系薬草がやや高め。敵が出る確率中)
C.林(移動に往復1時間かかります発見率食料系がやや高め。敵が出る確率中)
D.森(移動に往復2時間。全体的に発見率高め。敵の出る確率大)
E.山(今は選べません)

先に1票入ったものを選択します。
※既に2時間すぎており、平原でも11時からの採取となります。

872 :森崎名無しさん:2010/05/30(日) 20:09:43 ID:???


873 :小田ジュニアの野望:2010/05/30(日) 20:14:17 ID:Kd34oWlg
C.林(移動に往復1時間かかります発見率食料系がやや高め。敵が出る確率中)

小「それじゃ今回は林のほうに行ってみようか?」

ホロケウ「わふ!!(やった!)」

ジュニアは多少草原に比べると危険であるがそれ以上に魅力的な採取物がありそうな林の方へとむかう。

林への通り道→! card

! cardのスペースを抜いてコピペってください。

ダイヤ絵札 なんか発見!
クラブ 敵出現!(数字が低いほど強敵です)
それ以外 何の問題もなく移動。

となります。

874 :森崎名無しさん:2010/05/30(日) 20:15:39 ID:???
林への通り道→ スペード2

875 :小田ジュニアの野望:2010/05/30(日) 20:30:08 ID:Kd34oWlg
林への通り道→スペード2

それ以外 何の問題もなく移動。

小「…うん。なんかいろいろありそうな場所だな。本当ならもう飯の時間だけど今食べるのは
勿体無いから腹ペコペナが入る午後2時までは我慢するか…」

ティル「今回からご飯までまとめて判定しますよ。あと、もし敵が出現した場合、それ以降の
カードは引きなおしになるので注意してください」

小「つまり今回の場合、1時過ぎのお昼まで2回まとめて引くんだな?」

ティル「そうなりますね。そしてお昼過ぎに移動判定が起きるのですが…移動します?」

小「…どちらにしろ2.3.4時の判定しかないのに移動する理由はないよな?」

ティル「私もそんな気にがしたので、今回は特別に最後までまとめて引きましょう」

小「そうだな。」


876 :小田ジュニアの野望:2010/05/30(日) 20:31:13 ID:Kd34oWlg
ジュニア12時の判定→! card
ジュニア1時の判定→! card

ジュニア2時の判定→! card
ジュニア3時の判定→! card
ジュニア4時の判定→! card

上2行、下3行で! cardのスペースを抜いてコピペってください。

カードがダイヤで6以上なら調合系薬草発見
カードがハートで6もしくは絵札で単品系薬草発見
カードがスペードで4以上なら食料系発見
カードがクラブで6以上ならホロケウが獲物をとってきます。
カードが全てのAで2匹、2で強めの敵が1匹、3で1匹モンスターが現れます!
(強さはダイヤ<ハート<スペード<クラブ)

となります。

877 :森崎名無しさん:2010/05/30(日) 20:32:11 ID:???
ジュニア12時の判定→ ダイヤ3
ジュニア1時の判定→ JOKER

878 :森崎名無しさん:2010/05/30(日) 20:33:17 ID:???
いきなり引きなおし_| ̄|○

879 :小田ジュニアの野望:2010/05/30(日) 20:55:44 ID:Kd34oWlg
>>878
流石にこの展開は逆に辛いですね。

ジュニア12時の判定→ダイヤ3
ジュニア1時の判定→JOKER

カードが全てのAで2匹、2で強めの敵が1匹、3で1匹モンスターが現れます!
(強さはダイヤ<ハート<スペード<クラブ)

雑魚

小「……今ものすごく勿体無い事が起きた気がした。」

ティル「同感です」

ホロケウ「ガウガウ!!」

ジュニアが早速採取作業をしようと移動したとたん目の前に大きなアリが姿を現す。

小「しかも、ものすごく弱そうなんだけど?」

ティル「それでも強力なあごと、酸の攻撃をしてきますし、たまに仲間も呼ぶので3人がかりでなく
マスター1人ならそこそこの強敵です。」

ホロケウ(不味そう…)


880 :小田ジュニアの野望:2010/05/30(日) 20:56:44 ID:Kd34oWlg
小「…まいっか。とりあえずどうしよう?あ、そういえば今回から生きてるボール君を
戦いに参加させることが出来るぞ。ヒットポイントが15しかない上、それが劣化値に
直接影響するから刃物や酸、魔法をもってる敵にはとっても危ないけど、素早さが50あるからバンバン
かわせるはず。因みに打属性の武器に対しては特防効果でどんな攻撃でも1しか受けないぞ」」

どうしますか?
A.当然戦う。
B.もういいや。逃げちゃおう!
C.念のためスキル目利きで能力判定(敵が先制してきます)
D.生きてるボール君も戦いに参加だ!(HP15.攻22.守15.速50)
E.そのほか

先に1票入ったものを選択します。

881 :森崎名無しさん:2010/05/30(日) 20:59:03 ID:???
ボール君を戦闘に参加させると経験値どうなるの?


882 :小田ジュニア:2010/05/30(日) 21:00:53 ID:Kd34oWlg
基本的にアイテム(ファンネル)扱いなので経験の分割対象には入りません。

883 :森崎名無しさん:2010/05/30(日) 21:03:15 ID:???

了解
そしてこの恨み貴様で晴らしてくれるわー!

884 :森崎名無しさん:2010/05/30(日) 21:06:29 ID:???
ボール君は連邦軍モビルスーツには進化しないのか

885 :森崎名無しさん:2010/05/30(日) 21:12:01 ID:???
精神衛生上よくないので
キーパーの判定もだけどキャンセルされる場合は
ブロック成功したらキーパーは引かない
採取判定なら2行まとめてとかしないで1行ずつ、敵が出たら後は引かない
というふうになりませんか?

886 :小田ジュニアの野望:2010/05/30(日) 22:12:48 ID:Kd34oWlg
>>884
SF要素が皆無ですからね。ガノタ…というより富野信者なのでブレンやダンバインなら
何とかねじ込めないかなぁ…といつも思っている中の人ですが。

>>885
おひとりさま一個ずつだと一回の判定で時間を使いすぎてしまうのです。中の人としては
同じ人が何度も引いてもらっても全然構わないんですが、おひとりさま1つづつと書くと
ほとんどの方は1行しかひいてはいけないものだ。もしくは他の人に譲ろう、と解釈
するでしょうし…(実際中の人もそうです)見ている人が少ないこのスレでは
選択ではないカード引きでも1時間とか2時間とか普通にかかってしまうので御勘弁くださいませ。
(1行ですら30分以上入らなくて中の人が引いてしまうという事もたまにあるのですよorz)
それとキーパーの件は了解しました。


887 :小田ジュニアの野望:2010/05/30(日) 22:13:49 ID:Kd34oWlg
D.生きてるボール君も戦いに参加だ!(HP15.攻22.守15.速50)

小「それじゃかもーん!生きてるボール君!」

バッグの中でいつももがいている生きてるボールを取り出すとそれは元気に飛び跳ねる。
本来のコマンドはジュニアに付きまとう事であるはずなのだがいつの間にか意思疎通に近いものが
出来るようになったようで今では自分である程度コマンドを決めれるようになっていた。

ボール君「ぼーん!ぽーん!」

大蟻「ぎしぎし…」

ティル「ここまで来ると大蟻が少し可愛そうですね」

小「俺はカードを引く数の多さの方が辟易するよ」

そういいながら自分も黒いサッカーボールを取り出すジュニア。


888 :小田ジュニアの野望:2010/05/30(日) 22:15:05 ID:Kd34oWlg

攻撃判定→! dice
攻撃力26+! card
ティル
フェアリー・レイ 魔力18+20+! card
ホロケウ
攻撃判定→! dice
攻撃力28+! dice
生きてるボール
攻撃判定→! dice
攻撃力22+! dice
4人の共通守備判定→! dice.! dice.! dice
生きてるボールの追加分→! dice.! dice
共通守備力α+! dice.! card
(ジュニア28.ティル26.ホロケウ22.生きてるボール15)
大蟻
攻撃判定、攻撃法、守備判定→! dice.! dice
攻撃力(蟻酸)25/(蟻酸)15+! dice
守備力30/2+! dice! dice! dice! dice

ものすごく数が多いので複数人で! dice! cardのスペースを抜きコピペってください。
※各人の攻撃判定と守備判定が一致すれば回避に成功します。共通守備力の! cardは
ジュニアがスキル格闘もちのためジュニアにのみ適用します。
4人の共通守備判定ではティルとは前から3つ、ジュニアとホロケウは2つ。生きてるボールは5つです。
大蟻の攻撃判定の前半が12で順に猛、3ティル、45ホロケウ、6生きてるボールへの攻撃となり、
後半の数字が奇数で通常攻撃、2.4で蟻酸、6で仲間よびとなります。
※蟻酸はヒットした場合、完全防御力無視&劣化値2倍です。


889 :森崎名無しさん:2010/05/30(日) 22:18:49 ID:???

攻撃判定→ 5
攻撃力26+ スペード6
ティル
フェアリー・レイ 魔力18+20+ スペード6

890 :森崎名無しさん:2010/05/30(日) 22:23:05 ID:???
ホロケウ
攻撃判定→ 1
攻撃力28+ 5
生きてるボール
攻撃判定→ 1
攻撃力22+ 6
4人の共通守備判定→ 225
生きてるボールの追加分→ 54
共通守備力α+ 2ハート3
(ジュニア28.ティル26.ホロケウ22.生きてるボール15)

891 :森崎名無しさん:2010/05/30(日) 22:23:55 ID:???
大蟻
攻撃判定、攻撃法、守備判定→ 14
攻撃力(蟻酸)25/(蟻酸)15+ 2
守備力30/2+ 2 2 3 6

892 :小田ジュニアの野望:2010/05/30(日) 23:11:29 ID:Kd34oWlg

攻撃判定→5
攻撃力26+スペード6=32
ティル
フェアリー・レイ 魔力18+20+スペード6=44
ホロケウ
攻撃判定→1
攻撃力28+5=33
生きてるボール
攻撃判定→1
攻撃力22+6=28
4人の共通守備判定→2.2.5
生きてるボールの追加分→5.4
共通守備力α+2.ハート3
(ジュニア28.ティル26.ホロケウ22.生きてるボール15)
大蟻
攻撃判定、攻撃法、守備判定→1.4
攻撃力(蟻酸)25/(蟻酸)15+2=17
守備力30/2+2 2 3 6

893 :小田ジュニアの野望:2010/05/30(日) 23:12:51 ID:Kd34oWlg
猛の攻撃5≠1 ヒット!
32−17=15 15ダメージ!

ティル 
フェアリー・レイ 魔力18+20+スペード6=44 44ダメージ

ホロケウの攻撃1=1
ミス!

生きてるボールの攻撃1=1
ミス!

大蟻の攻撃
1=12で猛
1≠2.2 ヒット!
攻撃法
4=蟻酸
15+2=17 ダメージ無視攻撃!猛に17ダメージ!

現在体力87/104 ガッツ570/570
ティル体力130/130 ガッツ250/300
ホロケウ体力88/88 ガッツ200/200
生きてるボール 15/15

大蟻
体力 瀕死


894 :小田ジュニアの野望:2010/05/30(日) 23:13:53 ID:Kd34oWlg
最初に動いた生きてるボールはその硬い装甲に打ち阻まれダメージを与える事が出来なかった。
それ確認したティルは念のためワンターンキルを狙うため最高の威力を誇るフェアリーレイを
照射し、最大限のダメージを与える事に成功するが、続くホロケウのもまだ若い狼だという事で
実戦経験が甘いのか、蟻の硬い胸郭の部分に攻撃をしてしまいまともにダメージを与える事が出来ない!

小「もうボール君もホロケウも戦いの経験が少ない!」

ジュニアは昆虫の体でもっとも柔らかい腹部を狙い済ましサッカーボールをけりこむ!

大蟻「GUGYAAA!!!」

しかし、ダメージを与えたまでは良かったのだが、なんと大蟻はまだ生きており返す刀で…

ビュヒャーー!

いわゆる蟻酸と呼ばれる蟻の体内で作られるの酸、更に腐食を促進する毒を混ぜ込んだものが
ジュニアの体に掛けられる!

小「あっちゃちゃやちゃ!!」

ティル「マスター!目は確実に守ってください!」

普通であればこれだけの攻撃に1ターンも耐えられないと思っていたティルも流石に慌ててしまう。

895 :小田ジュニアの野望:2010/05/30(日) 23:15:30 ID:Kd34oWlg
小「…ゆるざん!」

熱さと痛みと痒みとその他もろもろの不快刺激に怒髪天を突くジュニア。

〜〜〜

(ほぼ100%2ターン目で倒すので省略します)

ジュニアの足元に残ったものはいわゆる蟻殻と呼ばれる簡易装甲の関節部分などに使える殻。
本来であれば蟻酸も一緒にこれからとる事が出来るのだが、残念な事にジュニアに吹きかけられたばかりで
毒袋は空っぽだった。

小「ぜぇぜぇ…ちょっと水筒で体洗ってもいいか?」

ティル「そうですね。流石に多少の刺激臭がありますし、そのままにしていればどんどん腐食が
進んでいくので急いだ方がいいでしょう。」

そういいながら厚手の服を脱がせていくティル。


896 :小田ジュニアの野望:2010/05/30(日) 23:16:42 ID:Kd34oWlg
(少々お待ちください)

〜〜〜〜
〜〜〜
〜〜


小「ふう…ひどい目にあったな。」

ティル「そうですね。油断は禁物という事でしょうか?」

小「まぁでも、これくらいなら弁当食べれば回復するし、生きてるボール君に酸が飛ばなくて
よかったよ」

そう思いなおすことにしてジュニアは更に探索を続けるのだった。

ぴこーん!
蟻殻を手に入れました。

〜〜〜


897 :小田ジュニアの野望:2010/05/30(日) 23:17:50 ID:Kd34oWlg
小「それじゃ後1回探索したらお弁当だ」

ティル「そうですね」

ジュニア1時の判定→! card

ジュニア2時の判定→! card

ジュニア3時の判定→! card

ジュニア4時の判定→! card

おひとりさま一つずつ! cardのスペースを抜いてコピペってください。
(敵が出たらキャンセルされるので以降のカードは引かずとも構いません)

カードがダイヤで6以上なら調合系薬草発見
カードがハートで6もしくは絵札で単品系薬草発見
カードがスペードで4以上なら食料系発見
カードがクラブで6以上ならホロケウが獲物をとってきます。
カードが全てのAで2匹、2で強めの敵が1匹、3で1匹モンスターが現れます!
(強さはダイヤ<ハート<スペード<クラブ)

となります。

898 :森崎名無しさん:2010/05/30(日) 23:18:29 ID:???
ジュニア1時の判定→ ダイヤJ

899 :森崎名無しさん:2010/05/30(日) 23:19:30 ID:???
ジュニア2時の判定→ スペードJ

900 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/05/30(日) 23:21:39 ID:???
ジュニア3時の判定→ クラブ10

901 :森崎名無しさん:2010/05/30(日) 23:24:19 ID:???
ジュニア4時の判定→ スペード10

902 :森崎名無しさん:2010/05/30(日) 23:25:24 ID:???
前回の酷い引きが嘘のようだな

903 :小田ジュニアの野望:2010/05/31(月) 00:16:28 ID:VNwcR2UU
>>902
毎回これだけ旨くいけば相当おいしいです!

ジュニア1時の判定→ダイヤJ=調合系薬草発見

ジュニア2時の判定→スペードJ=食料系レアもの発見!

ジュニア3時の判定→クラブ10=ホロケウが獲物とった!

ジュニア4時の判定→スペード10=食料系発見

ランクは6で最低限なもの。7でその1ランク上、8で6のものが2個、9で2ランクアップ…
10でワンランクアップ品2個、Jでスリーランクアップ品!Qで2ランクアップ品2個
Kでレアモノ発見!となります。(その地域での特産物のものの場合その分引きます)
※ホロケウの場合全て1種類で数字順にランクが上がります。

発見物 『アラウネの欠片』 『ガッツの実』 『野うさぎ』 『コクの実2個』


904 :小田ジュニアの野望:2010/05/31(月) 00:17:30 ID:VNwcR2UU
その日は昨日がまるで嘘のような成果だった。

小「あれ?これって…」

まず最初に見つけたものはどことなく人間の形をした根っこ…それが1/4ほどに齧られたものだった。

小「……う〜ん…なんとなく気になる…ティル。なにかわかる?」

ティル「わかるも何も…これは…マンドラゴラの根の一部です…何故このようなものがこんな
街の近くに落ちているんでしょう?」

小「それって、確か悲鳴を聞くと死んでしまうっていう?」

ティル「そうです。これは既に引っ込ぬかれて数日たっていますが、中の魔力はそのままのはずなので
結構な高値で買い取ってもらえると思いますよ」

小「…そうなのか…だったら欠片じゃなくてそのままだったら相当な価値だろうな…」



905 :小田ジュニアの野望:2010/05/31(月) 00:18:31 ID:VNwcR2UU
ティル「マスター!そのような恐ろしい事を言わないでください。一般的にこの類のものを抜く時は
犬を犠牲にするらしいですよ」

小「…ホロケウは仲間だ」

ティル「当たり前です!」

小「なんだか意外。ティルはホロケウのこと嫌いじゃないのか?」

ティル「マスターの仲間を嫌いなわけないでしょう。フェンリルが一方的に私を嫌っているだけです!」

小(でもやっぱりフェンリルなんだな…)

〜〜〜〜

続いて見つけたもの…それはジュニアにはお馴染みのものだった。

小「あれ?これはガッツの実?なんでこんなものが?」

ティル「もともとこの実をつける生き物はこの地の出身なのでしょう。」

小「ああ、それなら納得。」

そういいながらもうお馴染みのガッツの実を手に入れるのだった。

〜〜〜〜


906 :小田ジュニアの野望:2010/05/31(月) 00:20:01 ID:VNwcR2UU
そしてしばらく後…

ホロケウ「わふーーーーん!!!!」

まるで歓喜の雄たけびのように遠吠えをするホロケウ。

小「お、ホロケウ何か見つけたのか?」

その声に何かあるとホクホク顔のジュニアが目にしたのはきっちりと首の部分を締められ
窒息した野うさぎだった。

小「うん。まぁそういうのもありだな」

有り難いような有り難くないような微妙な顔で受け取るジュニアだった。

〜〜〜〜


907 :小田ジュニアの野望:2010/05/31(月) 00:21:39 ID:VNwcR2UU
そしてこれ以上ない成果にホクホク顔で帰ろうとしたとき、一本の木を見つける。

ティル「どうやらこれがコクの木ですね。上のほうには果実が実ってますが、自然に落ちたもの意外は
とても食べられたものではないようです。そして落ちたコクの実は動物達の御馳走なので
一瞬でなくなってしまうとか…」

小「でも、落ちてるぞ?ほら…」

ジュニアがそう指差すとホロケウが甘ガミで殻を割らないようにコクの実をもってくるのだった。

ぴこーん!
『アラウネの欠片』 『ガッツの実』 『野うさぎ』 『コクの実2個』 『蟻殻』

をてにいれました。
現在体力88/104 ガッツ484/570
ティル体力110/130 ガッツ250/300

〜〜〜


908 :小田ジュニアの野望:2010/05/31(月) 00:22:40 ID:VNwcR2UU
最後に対大蟻戦で蟻酸を食らってしまいたので劣化判定をします。
(ダメージは17ですが劣化値が倍で判定される攻撃です)
累積ダメージが20%〜39%→劣化判定(小)※カードの半分(切り上げ)

黒いボール 攻撃一回ヒット (劣化値6/30)となりました。

厚手の服は外套のお陰で劣化しません。
グリーニの外套の劣化→! card
ウイングシューズの劣化→! card

お1人様で! cardのスペースを抜いてコピペってください。
その数字の半分(切り上げ)劣化します。
※カードがダイヤで数字の半分。クラブで数字が倍。クラブAで一発破壊。
JOKERでなんらかの能力+1&劣化値全回復。

909 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/05/31(月) 00:24:29 ID:???
グリーニの外套の劣化→ ダイヤQ
ウイングシューズの劣化→ スペードJ

910 :小田ジュニア:2010/05/31(月) 01:12:17 ID:???
ちょっと急用ができたのでここまでです。
あと書き忘れてましたがジュニアとティルに経験値1が入ってます。

911 :森崎名無しさん:2010/05/31(月) 01:17:29 ID:???
乙でしたー。

912 :森崎名無しさん:2010/05/31(月) 14:16:46 ID:???
ウイングシューズの耐久力が20〜30だとするとちょっと不味いかな。
スパイクに履き替えてもいいけど素早さ下がるしねえ…
町をうろつけば修理や見つかるかな。

913 :小田ジュニアの野望:2010/05/31(月) 17:01:11 ID:VNwcR2UU
>>911
ありがとうございます。その一言が何気に嬉しい今日この頃です

>>912
魔法系の装備なので魔法ギルドに持っていけば一応回復できますよ。
(純マジックアイテムではないので魔法屋では不可)
因みに服飾は服飾ギルド、金属武具は鍛冶ギルドですが、両方とも条件を満たすと
お得な回復法があります。

因みに幾つかの武器や防具には壊れた時に真の価値を発揮するものもあります。
たとえば黒いボールが壊れれば…DFには全く関係ない能力が身につくでしょう。

グリーニの外套の劣化→ダイヤQ
ウイングシューズの劣化→スペードJ

グリーニの外套は
12/2=6  ダイヤなので劣化値更に半減6/2=3
3劣化しました 劣化値(3/20)
※外套系は中の装備を守ることを前提に作られているので劣化上限低めです。

ウイングシューズは
11/2=5.5(切り上げ)
6劣化しました 劣化値(6/20)

914 :小田ジュニアの野望:2010/05/31(月) 17:02:14 ID:VNwcR2UU
小「蟻酸は上半身はすぐに拭いたからたいしたダメージ残ってないけど…」

そういいながら足にぴったりフィットする靴に目をやる。

ティル「武器屋の店主が言っていた様にすぐに壊れるという話は本当だったみたいですね」

小「ま。何とかなるさ。…それじゃ時間だし街中に入ってアイテムをどうするか考えよう。」

ティル「はい。」

多少痛んでいるが相変わらず羽根のように軽い体にする魔法の靴で歩き続けるジュニア。

小「それじゃなホロケウ!今度宿屋で肉貰ってきてやるからな」

ホロケウ「わん!」

シャハーンの街の壁扉近くで別れるのだった。

〜〜〜


915 :小田ジュニアの野望:2010/05/31(月) 17:04:15 ID:VNwcR2UU
小「とりあえずマンドラゴラ…こっちの本にはアラウネと書いているものの欠片と蟻殻はうっぱらうとして
問題はガッツの実、コクの実、そして野うさぎだな。」

ティル「まとめて選択肢作るには数が多すぎるので一つずつしましょうか」

小「となるとまずはガッツの実だ。食べればガッツの上限が20上がる秀逸な品物なんだけど
実はすでに同じものがバッグの中に2個も入っている」

ティル「はい。頃合を見て紫乃様にお渡しするとか、えりる様の最高錬金レシピ
『超満完全席』(ガッツ上限+100)の材料でもあるのでとっているのですね」

小「ついでに言えば実は去年の夏休みに1個食べているのでこれで4つめのガッツの実だ」

ティル「なんだか全然レアアイテムだという気にならないですが…」

どうしますか?
A.自分で食べる。
B.ティルに食べてもらう。(この世界では効果はきちんとあり、元の世界に戻っても持続します)
C.売る。(銀貨1枚銅貨6枚)
D.これもキープしておこう。
E.実はこれ…食材系アイテムなんだよな…宿屋にお土産に持っていこう。
Fその他

先に1票入ったものを選択します。

916 :森崎名無しさん:2010/05/31(月) 17:10:01 ID:???


917 :森崎名無しさん:2010/05/31(月) 17:17:18 ID:???
スーパー妹様誕生の予感

918 :小田ジュニアの野望:2010/05/31(月) 17:30:39 ID:VNwcR2UU
>>917
数少ない欠点であるガッツ少な目が一気に解消されそうですw
来年のスーパー紫乃タイムにご期待くださいませ!

D.これもキープしておこう。

小「…ま、今食っても正直この世界で俺のガッツは関係ないからな…売ってもいいけど、
金なら他の方法でも手に入るし、キープしておこう」

ティル「そうですね。売るだけならいつでもできますし」

ほんの僅か考えた結果バッグの中にしまうことを決めるジュニアだった。

ぴこーん!
正式にガッツの実を手に入れました。

〜〜〜

小「それじゃつづいて『コクの実』だ。これクエストボードに『3個』欲しいと書いてあったんだよな。
報奨金書いてなかったけど」

ティル「更に言えば書いている文体からして、女性か子供出る可能性が高いので報酬はそこまで
期待できないかもしれません」

小「う〜ん…結構レア度の高いアイテムだから2個とも売れば銀貨1枚にはなるんだよな…」

ティル「はい。因みに現在売却が決まっているアラウネの欠片は銅貨8枚、蟻殻は銅貨2枚。と
なっています」


919 :小田ジュニアの野望:2010/05/31(月) 17:31:46 ID:VNwcR2UU
小「アラウネの欠片は一本丸々なら銀貨5枚の価値があるんだけど1/4以下、しかも上の草もない
欠片だからな。」

ティル「蟻殻の方は確かに鎧の一部分に使うこともありますが需要と供給のバランス上、
価値はあまりないそうです。因みに蟻酸もとることが出来れば銅貨3枚の価値があるとの事でした。」

小「とりあえず売るか売らないか…それが大事だな」

どうしますか?
A.明日も探しに行くだろうしキープ!
B.目先の金が大事だ!売る!(銀貨1枚)
C.実はこれも食材系アイテムなんだよな…宿屋へお土産。
D.その他

先に1票入ったものを選択します。

920 :森崎名無しさん:2010/05/31(月) 17:33:44 ID:???
A

921 :小田ジュニアの野望:2010/05/31(月) 17:48:38 ID:VNwcR2UU
A.明日も探しに行くだろうしキープ!

小「これもキープしとくか…」

ティル「はい。コクの実は硬い殻に囲まれており基本的に賞味期限はないのでそれもよろしいかと
おもいます」

ぴこーん!
コクの実を2個手に入れました。

〜〜〜

小「やっとで最後のものだな。」

ティル「はい。フェンリルが仕留めた野うさぎですね。」

小「…うさぎさんには悪いけど、俺達が生きていくためだ。許せ」

ティル「私たちに捌き系のスキルがはないので肉と皮にわけることは出来ません。なので売価が
少し落ちてしまいますね」

922 :小田ジュニアの野望:2010/05/31(月) 17:49:40 ID:VNwcR2UU
小「えりるがいたら余裕で捌くんだろうけど」

ティル「えりる様は家事万能ですからね」

どうしますか?
A.売る!(銅貨6枚)
B.宿屋にお土産!
C.その他

先に1票入ったものを選択します。

923 :森崎名無しさん:2010/05/31(月) 17:50:14 ID:???


924 :小田ジュニアの野望:2010/05/31(月) 19:04:06 ID:VNwcR2UU
B.宿屋にお土産!

小「よし!それじゃ今夜はこれをお土産にもっていこう!」

アラウネの欠片と蟻殻を売りに行き、その帰りどうするべきか悩んでいたジュニアは結局そう結論づける。

ティル「普段より2時間短い探索で、全て売れば銀貨4枚以上の大黒字でしたね。結果的には
銀貨1枚ですが」

小「その分いろいろ手に入ったし、悪くない成果だな。」


〜〜〜

小「マスター!今日もお土産です!」

ジュニア達は他の冒険者よりも帰ってくるのが早い。それはこの街での通行書を持っていないこと、
更に逢魔時を過ぎた時刻からこの街は闇に支配され、とても小学生とまだどう見ても未成年でしか
ない美少女が歩くには危険すぎるゆえであり、今日も、完全に太陽が沈みきる前には宿に戻っている。
…とはいっても既に一階の酒場は盛り上がっており、一体いつ働きに行っているんだと疑問に
思うことも多いのだが…


925 :小田ジュニアの野望:2010/05/31(月) 19:05:50 ID:VNwcR2UU
マスター「子供がそんなに気を使わなくてもいいんだが…ありがとう」

そうは言いながらもやはり嬉しそうな品の良いマスター。

小「という事で今日はこんなものをもって着ました。」

流石にカウンターに乗せるのが気が引けたジュニアは、カウンター隣の厨房の近くで獲物を見せる。

マスター「へぇ。野うさぎ…しかもほぼ無傷で仕留めて…やるね。」

そういいながらうさぎを受け取るマスター。しかし、その重量に僅かに違和感を感じたのか、首元を
まさぐる。

マスター「う〜ん惜しい。これはまだ血抜きをしてないね。…リズ!おいで」

ほんの僅か顔に陰りを持たせたマスターは厨房で晩御飯に精魂使っている少女?を呼び出す。

リズ「はいはい〜ただいま〜」

そういいながら体につけられた真っ白いエプロンで濡れた掌を乾かしながらやってくる。


926 :小田ジュニアの野望:2010/05/31(月) 19:07:14 ID:VNwcR2UU
マスター「タケシに血抜きの方法教えてあげてくれないか?」

そういいながら野うさぎを見せるマスター。

リズ「わ〜これは凄いですねぇ!血抜きしてないなら今日はうさぎの血のワインシチューに
しちゃいましょう!」

小「血抜き…って、動物でも必要なのか…」

マスター「まあ、大抵の冒険者が始めに痛い目にあうところだよ。ある意味運が良かったとおもうよ」

最後の詰めが甘かったジュニアを慰めるように話しかける。

リズ「それではまずたらいをもって裏庭にいきましょうか?」

そういいながらジュニアを勝手口から連れ出すリズ。背の丈はジュニアと変わらないのに、なんとなく
心強く感じるのは料理に関する絶対の自信なのだろうか?

〜〜〜


927 :小田ジュニアの野望:2010/05/31(月) 19:08:20 ID:VNwcR2UU
リズ「うさぎさんの血抜きは簡単ですよ。これはうまく仕留めたみたいなんで内出血とかありませんし、
ヒョイ!」

そういいながら足を持って逆さづりにされたうさぎに、目にも見えないスピードで手にしたナイフを疾らせる!

シュパーン!!

まるでなんの抵抗もなかったかのようにうさぎの首筋からだらだらと流れてくる変色しきった赤黒い血。
ホロケウが窒息させて殺したため、チアノーゼを起こして死んでいったのだろう。

リズ「……う〜ん。少し筋肉が硬直してるので流れが悪いですね。本当ならもっと豪快に流れ出すのですが」

手馴れたものなのか、桶に流れ落ちる血の量に満足せずにもう一ヶ所足の付け根に傷をつける。

小(え、えぐい…)

それでもこれからの冒険には必須であろう事を知っているジュニアは目をそらせる事が出来ない。


928 :小田ジュニアの野望:2010/05/31(月) 19:09:23 ID:VNwcR2UU
リズ「……うん。これくらいでしょうか。後は本格的に捌いていきますが…
最初はちょっと、きついですよ。見ます?…私、最初自分で捌いた時涙で前が見れない状態でした」

今でこそなんともないゆえの言葉なのだろう。

小「…いや、遠慮しとく。見たらしばらく肉が食えなくなりそうだし…」

リズ「そうですね。でも、次のお土産は血抜きしておけばもっと喜ばれますよ。肉に血の味が残らないので
煮込み以外の料理にも使いやすくなりますし」

小「へぇ…そういう意味ではためになるな」

リズ「はい。因みにこのうさぎさんはもう少し寝かせて料理するので、数日後のお料理を楽しみに
していてくださいね?」

にっこり微笑むリズだったが、片手には逆さ吊りの野うさぎ。チャーミングではあったがそれが逆に
どうにも恐ろしいものだった。


929 :小田ジュニアの野望:2010/05/31(月) 19:10:23 ID:VNwcR2UU
小「…わかった。あ、そうだ。そういえば使わないくず肉とか廃肉ってない?良かったら明日の
弁当と一緒に分けて欲しいんだけど?」

リズ「いいですよ。その方にはうさぎ肉ありがとうございましたといっておいてくださいね?」

恐らく首筋の牙の後を見たのだろう。何も言わずとも承知していたリズは聞き返す事無く
二つ返事で了解してくれるのだった。

〜〜〜

マスター「タケシ。血抜きの方法教えてもらったか?」

小「ま、まぁ。それにしても…結構きついものですね」

マスター「ははは、みんなは最初そこから出発するのさ。最初にモンスターを倒した時、最初に
ヒューマノイドタイプを倒した時、そして最初に人間を殺した時…葛藤はそれぞれだけど
平気でいる人間なんてそうはいない。タケシもそうだろう?」

小「おれはまだ、あんまりそういう経験はないので…」


930 :小田ジュニアの野望:2010/05/31(月) 19:11:39 ID:VNwcR2UU
ジュニアが始め殺したものはなんだっただろうか。はじめの冒険で倒したスライムやぷにぷに?
いや、あれはそもそも生きているという事がどういうことかよくわからない状態での戦闘だ。
それ以降もこうもりや野犬などと戦っているが、それらの命まで奪った記憶はない。
となると自らの意思で倒したのはマンイーターか今回の蟻ということになるが…両方とも
いまいち生きているものの魂を滅したという感覚はない。あの時ホロケウを殺していれば
今のマスターの言葉の意味がわかったのだろうか?

〜〜〜〜

小「それでマスター。この辺に魔法の靴を直してもらえるところありませんか?」

マスター「ん?魔法の靴かい?それなら…」

さらさらと羽ペンを走らせるマスター。どうやら簡単な地図を書いているようだ。

マスター「はい。今日のうさぎのお礼だ。ここに行けば大抵のものは修理してもらえる。」

それに書かれていたのは魔法ギルド、鍛冶ギルド、服飾ギルドの3箇所だった。

931 :小田ジュニアの野望:2010/05/31(月) 19:12:39 ID:VNwcR2UU
小「へぇ…ここに行けば修理してもらえるんですか?」

マスター「大抵はね。クーフの長ものとか本当にレアなアイテムは名うての鍛冶職人が
数日掛けて直すんだけど、そこまでしなきゃいけないものはそうはないだろう。」

小「ありがとう。助かったよ」

マスター「どういたしまして。それよりぞろぞろと店子が戻ってきたようだし、夕飯にしようか?
あ、そうだ、今日は宿代少し負けとくからじっくり休むといい」

そういいながら厨房へと消えていくマスター。

〜〜〜



932 :小田ジュニアの野望:2010/05/31(月) 19:13:44 ID:VNwcR2UU
小「よし!それじゃ、俺も飯だ!」

目の前に置かれた料理に先ほど言われていたうさぎの血が入っているとすると少し食欲が減退するのだが、
考えてみれば日本でも昔からすっぽんの血やマムシの血というものが売られていたような気がすし、
それにルリタニアでも血のムースやゼリーなどが売っていた気もする。
そう考えればうさぎの血なんて軽いものだ…とナイフとフォークを握る。

誰か話しかけてくるかな?→! card

! cardのスペースを抜いてコピペってください。

ダイヤ グリーニと同じようなドワーフが話しかけてきた。
ハート 旅の坊さんが話しかけてきた。
スペード 小妖精の音楽隊が話しかけてきた。
クラブ ティルと仲良く食事した。

となります。

933 :森崎名無しさん:2010/05/31(月) 19:14:49 ID:???
誰か話しかけてくるかな?→ ダイヤQ

934 :小田ジュニアの野望:2010/05/31(月) 19:45:10 ID:VNwcR2UU
誰か話しかけてくるかな?→ダイヤQ

ダイヤ グリーニと同じようなドワーフが話しかけてきた。

類は友を呼ぶというのだろうか?それとも朱に交われば赤くなるのだろうか?この宿の最大の特徴は
冒険者の宿にしてはとても安全であるという事だ。マスターの性格から考えてもしかしたら前もって
そういった人物を排除しているのかもしれない。

小(ま、なんにしろ子供が普通に入れる宿にたどり着けたのは最大級のラッキーだったな。でも
そのラッキーの元のグリーニもリャハーンももういないし、今度から俺だけでもしっかりしないと)

そんな事を思っていると自然とぶっちょう面になるのか、ジュニアの顔は険しい。

???「おうおうなんだ。ガキがしけた面するじゃねーよ!」

そう語りかけたのは、大きな戦斧を背中に括りつけた肩幅の広い男だった。しかし、その肩幅に
似合わず背はそれ程の高さでもなく、つりあがった口角が如何にも陽気そうな男だった。


935 :小田ジュニアの野望:2010/05/31(月) 19:46:35 ID:VNwcR2UU
小「???グリーニ?にしては鷲鼻じゃないな…」

心の中で思った言葉であったが、たった今考えていた人物にそっくりな人物に驚いたのか
ジュニアは声をだしていたようだ。

???「グリーニ?お前、グリーニを知っているのか?」

一方勘違いされた男はその言葉に聞き覚えがあったのかジュニアの言葉に強く反応する。

小「ん、ああ。今日までこの地にいてレンティス鉱に戻るとか言ってたけど…」

この場所では荒事が起きない事を知っているジュニアは普通に対応する。

???「あっちゃ〜。なんだよ。それなら俺のとことに来ても良かっただろうに。なぁ、アイツ
俺のこと…ガインの事何か言ってなかったか?」

小「…いや。俺も長い間一緒にいたわけじゃないし…」

ガインと自己紹介する男に素直に答える。


936 :小田ジュニアの野望:2010/05/31(月) 19:47:37 ID:VNwcR2UU
ガイン「そっか〜〜。まいいか!元気にしてた事もわかったし。あ、自己紹介がまだだったな。
俺の名前はガイン。グリーニとはライバルよ!」

小「ライバル?って事はガインも彫金師なのか?」

ガイン「ガインさん。だ。なんだ、アイツまだ自分の事を彫金師だといってるのか。いい加減自分も
冒険者だと認めればいいのにな。」

1人言葉を吐くガイン。

ガイン「それで、ガキはなんでこんな場所にいるんだ?」

小「実は…」

ジュニアはグリーニとほぼ同じ内容を伝え、今は採取作業をしながら帰る方法を考えている事を
伝える。


937 :小田ジュニアの野望:2010/05/31(月) 19:48:39 ID:VNwcR2UU
ガイン「そうか…ふっふっふ、勝ったぜグリーニ!おい、坊主!マレーネ・ウォルフのことについて
どんな事をしっている?」

小「いや。星見の塔にいて、どんな事象もお見通しって事くらいしか…」

ガイン「やっぱりな。そのマレーネって奴はな…プリンが大好物なんだよ。逆に言えばプリンを
あげないとどんな話も聞いてくれない。だから世間では偏屈だって言われているんだよ」

小「ぷ、ぷりん?プリンってあの玉子とミルクとその他もろもろで出来た?」

ガイン「材料は知らん。しかし、あの甘くて冷たいプリンだ。ま、冷たい必要はないがな」

小「………マレーネ・ウォルフ…一体なにもの?」

そんな事を考えるジュニアだった。

ぴこーん!
マレーネ・ウォルフの好物を知りました。
各種ギルドにいけるようになりました。

938 :小田ジュニアの野望:2010/05/31(月) 20:05:42 ID:VNwcR2UU
〜〜〜

そして、いつものようにジュニアは宴が終わらないうちに自分の部屋へと戻る。実はワインが大好きな
ティルはほんのり桜色になっている。

小(そういえばブラウニーのルネがいた廃邸では、俺達のパーティで唯一ワインセラーのワインに
ふらふらと近づいていったんだよな。意外だけど…花の妖精だから果実酒とも相性がいいんだろうか?)

そんな事を思いながら今日は先にティルを薬湯に入れる。体のほとんどをぬぐったとはいえ酸の攻撃を
喰らったため念のためティルに酸への影響を与えないためだ。

小(まだほんの少しぴりぴりする…)

ティル「……はぁ…」

カーテンの向こうの浴槽で深いため息。恐らく今日の採取作業に疲れたからだろうと思うのだが…

その日は特に何もないまま一日が過ぎるのであった。

ぴこーん!
銀貨1枚消費しました。(お弁当分安くなってます)銀貨1枚 銅貨9枚
現在体力104/104 ガッツ570/570
ティル体力130/130 ガッツ300/300



939 :小田ジュニアの野望:2010/05/31(月) 20:07:35 ID:VNwcR2UU
〜〜〜

小(さて、今日もまずは掲示板を見てこよう!)

もうティルよりも早く起きる事が日課になっているジュニアは起こさない様にティルを1人残し
掲示板へと向かう。

掲示板の内容→! card

! cardのスペースを抜いてコピペってください。

ダイヤハート 一件依頼が増えている。(最大4件、それ以上になると古いものから消えていきます)
スペード 変化なし
クラブ 一件依頼が減っている。

となります。

940 :森崎名無しさん:2010/05/31(月) 20:10:20 ID:???
掲示板の内容→ クラブQ

941 :森崎名無しさん:2010/05/31(月) 20:10:41 ID:???
先取りライバルフラグ?

942 :森崎名無しさん:2010/05/31(月) 20:11:50 ID:???
プリンは現地で作るのかそれとも保存して持っていくのか…

943 :森崎名無しさん:2010/05/31(月) 21:18:01 ID:???
保存するにはなんかアイテム必要じゃないか…?
なんせ血抜きしないと獲物の価値が下がるとかいう世界だし。

現地で作るにしてもあれって常温でも固まるものか?

944 :森崎名無しさん:2010/05/31(月) 21:29:44 ID:???
好物っていうからにはどっかで売ってるんでは?
クーラーボックスでも無いと保存は厳しいかな


945 :森崎名無しさん:2010/05/31(月) 21:55:52 ID:???
>>943
>現地で作るにしてもあれって常温でも固まるものか?
プリンの素みたいなのを使うのならともかく、
本来プリンはオーブンとかで焼いて作る物だ。
茶碗蒸しみたいに蒸す作り方もある。

946 :小田ジュニアの野望:2010/06/01(火) 00:12:30 ID:60UkB5G6
>>941
基本的に低ランククエストを積極的にクリアしようとする人たちはこのクラスの宿には常駐していないです
からね。恐らく余程暇だったか、個人的な理由、もしくはなんとなく、なんでしょう。
…だったらなんでこの宿に頼むのか?という疑問も残りますがw

>>942
どちらでもいいと思いますよ。ただ、その際は防腐は忘れずに。

>>943
正確にいうと逆です。血抜きをしないのがジュニアにとってのデフォルトで、買取屋では血抜きの事は
一言も言わないはずでした。つまり常駐の宿屋に獲物を持っていった事のメリットの一つです。

>>944
はい。普通に売ってますよ。…他にもツッコミを入れたくなるような入手の方法もありますが。

>>945
はい。本来はオーブンで焼くのが正式らしいですね。中の人はプッチンプリンで十分ですが。


947 :小田ジュニアの野望:2010/06/01(火) 00:14:37 ID:60UkB5G6
掲示板の内容→クラブQ

クラブ 一件依頼が減っている。

小「あれ?この前より一件少ない…」

確か昨日見たときは、「氷が見たい」「コクの実を3つ欲しい」「御影石が3ブロック欲しい」…
この3つがもっとも低ランクの依頼として貼り付けられていた。

しかし、今確認すると…

消えた依頼書→! card

! cardのスペースを抜いてコピペってください。

1〜4 「氷が見たい」という依頼書が消えていた
5〜8 「コクの実を3つ欲しい」という依頼書が消えていた
9以上 「御影石が3ブロック欲しい」という依頼書が消えていた

となります。

948 :森崎名無しさん:2010/06/01(火) 00:14:50 ID:???
消えた依頼書→ ハート9

949 :小田ジュニアの野望:2010/06/01(火) 00:46:18 ID:60UkB5G6
消えた依頼書→ハート9

9以上 「御影石が3ブロック欲しい」という依頼書が消えていた

小「なくなってるのは御影石の件か。俺には関係ないな」

そういえばクーフは石切りのバイトで金を稼いだといっていたから、きっとそんな人もいるのだろうと
勝手に納得し、ジュニアはティルを起こしに2階へと戻る。

〜〜〜

リズ「はい。今日のお弁当です。ワンちゃんにもヨロシクです」

朝食の時、いつものようにお弁当と…見慣れない袋を渡してくれるジュニアと同じくらいの背丈の
厨房を仕切るエリザベス。忙しい夕飯の時は厨房に篭りっきりな彼女であったが朝食時は給仕も
兼ねるようで、いつものエプロンドレスもほんの少し動きやすいようにスリットが入っていた。

950 :小田ジュニアの野望:2010/06/01(火) 00:48:32 ID:60UkB5G6
小「ありがとう。この袋が、例の?」

確かに少し肉特有の獣臭さを感じる。人間の嗅覚にですら感じるのだから他の野生生物には
さぞかし御馳走のにおいとして映るだろう。

リズ「はい。一応今日中に食べた方が…そしてなるべく早めに与えた方がいいと思いますよ。野生の
ワンちゃんは食いだめが出来るようになっているので」

小「ふむ…確かにこんな匂いを常時放出してたら敵さんがわんさか状態だな」

リズの忠告をありがたく聞きながらそれをしまうのだった。

〜〜〜

小「ティル・ナ・ノーグば本日も晴天なり…てね」

いつものようにいつもの時間に宿をでるジュニアとティル。

ティル「一応、雨季もあるようですが、この地方では乾季にあたる季節はないようですね」

小「地図によると南方には砂漠があるからそこに行くと水のあり難さがよくわかるらしい」


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