キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【戦わなければ】幻想のポイズン43【生き残れない】

1 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/10/29(金) 23:12:40 ID:???
全幻想郷JrユースのFW、反町一樹が幻想郷・外の世界のサッカー界に旋風を巻き起こすというスレです。
この話はキャプテン森崎のパラレル作品で、
東方Project(東方サッカー)とのクロスオーバー作品です。
もしかしたら他のアニメや漫画、小説などからもキャラが出たりするかもしれませんがご了承下さい。

本編のように、選択肢を選んだりカードを引いたりして物語が進んでいきます。

【前スレ】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1286201588/l50

[前スレのわかりやすいあらすじ。]
全日本Jrユースをフルボッコにし、再び幻想郷へと戻ってきたオータムスカイズ。
そして、翌日からいよいよ開始した合宿で出会ったのは新たな仲間達。
キャプテンの座を狙う者が多数いるこのサバイバル合宿で、果たして反町はどう成長をしていくのか。
戦わなければ生き残れない!

若島津「ダイヤK! スペードK! スペード10!!」
若林「もう駄目だ……おしまいだ……。 俺たちは殺されるんだぁ……」
森崎「これが俺の頭脳的なドリブルだー!」
輝夜「私が監督の蓬莱山輝夜よ!!」
松岡「もっと熱くなれよォォォォ!!」
咲夜「なんか気づいたら同性愛者の烙印を押されていた。真に遺憾である」
リグル「ハッハァー! 私がエースのリグル=ナイトバグだぁ!!」
パチュリー「(……もう少しだけ頭が良ければ)」
てゐ「後悔させないよ」
魔理沙「だが断る!」

いよいよ始まった全幻想郷Jrユースの合宿。
幸せ兎が暗躍し、奇跡の風祝が勘違いをし、監督とコーチがどことなく頼りない中。
反町は……そして、他の者達はどのように動いていくのか!?
そんな幻想のポイズン43スレ目、このスレでもよろしくお願いします。

201 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/11/01(月) 23:50:34 ID:???
幻想郷サッカー界のトップクラスの選手たちは、いずれも特殊な才能――スキルを持っている事が多い。
選手を抜けば抜く程に気分を高揚させ、調子を上げる八意永琳。
バイタルエリア以下での行動では無類の強さを発揮する、十六夜咲夜。
逆境に追いやられた状況下において、本気のプレイを出せるレミリア=スカーレットと星熊勇儀。
時折見せる、奇跡的なプレイが特徴である東風谷早苗。
飲めば飲むほどに強くなる、スーパーのんだくれゴールキーパー、伊吹萃香。
そして、それらのスキル全てを無効化する存在――博麗霊夢。
(一応反町も、サッカーにはまるで関係ない分野ではあるがスキルを持っている)
だが、霧雨魔理沙にはそんな者達とは違い、特殊なスキルと呼ばれるモノは何一つ持っていなかった。

魔理沙「(だが、関係ねぇ……!
     どんだけ技が多かろうが、どんだけ才能があろうが……どんな奴にだろうが! 私はもう負けん!
     これが……私の……ッ!!)ファイナルスパークだァァァァアアッ!!」

グワァァァァアアォッ!! ギュッ……グバガァァァァァアアアアッ!! パァンッ!!

吼えながら高く上げた右足をブラックボール目掛け振り下ろし、シュートを放つ。
瞬間、通常の3倍もの重さがあるブラックボールは変形しながら高速でゴールへと突き進み……。
ゴールネットを突き破るとそのままコンクリートブロックへと激突。
そして、激突した瞬間に破裂し……それを見て魔理沙は尚も険しい表情をしながら、ちっ、と舌打ちをする。

202 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/11/01(月) 23:51:35 ID:???
魔理沙「出来た……私の新必殺技が……確かに、出来た! これなら……霊夢にだって真似は出来ねぇ。
    だが……まだだ! これじゃ、霊夢の夢想封印・瞬に並んだだけだ。 反町にだって、追いつけてねぇ……!」

単純なパワーで言えば、霊夢の無双封印・瞬にも。
そして、反町のオータムドライブにも勝る威力の魔理沙の新技――ファイナルスパーク。
しかし、基礎的なシュート力。そして、高い浮き球の処理能力の差の為に、これで反町、霊夢の両者を抜けたとは言い難く。
魔理沙は地面を蹴ってから、破れたゴールネットへと視線を向ける。

魔理沙「(ブラックボールが破裂した以上、もうブラックボールを使った練習は出来ねぇ。
     だが、普通のボールを使って普通の練習をしたくらいじゃこのチームでトップに君臨するのは無理だ。
     どうすればいい……! 魅魔様……私はどうすりゃいいんだ……!!)」

結局、新技を開発してからも、魔理沙はしばらく地道な練習を繰り返し、修練に励んだ。
だが、その後目覚しい成果を上げる事も出来ず……悩める魔法使いは、折角新技を開発したというのに。
まるで喜ぶ事も無いまま、自室へと引き上げていったのだった。

                           全幻想郷Jrユース 合宿6日目 終了
※魔理沙が「ファイナルスパーク」を習得しました。

203 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/11/01(月) 23:52:38 ID:???
全幻想郷Jrユース 合宿7日目

明くる日――合宿が開始してから1週間が経過した、合宿7日目。
この日も昨日と同じく、やはりそれぞれのポジション毎に固まっての練習が行われていたのだが……。
それぞれが午後にある紅白戦に備えてか、簡単な練習だけをしており。
しかし、それを見て輝夜はうんうんと頷きながら満足そうに笑みを浮かべる。

輝夜「今日の紅白戦は試合での起用法を考える為の重要な試合だもんね。
   紅白戦を意識してくれるのは、悪いこっちゃないわ」
パチュリー「(魔理沙……何だか眠そうだけど……大丈夫なのかしら?)」
輝夜「で、パチュリー。 今日はDFとGK見る事になってたけど……」
パチュリー「ん……? ああ、そうね……」
輝夜「欠点ってどういう事? ウチはDFだって層はそれなりに厚いんだし、弱点とは思えないんだけど」
パチュリー「……確かに層は厚いし、実力もまああるわ。 けど……このチームにはディフェンスリーダーと言える選手がいないのよ」
輝夜「ディフェンスリーダー?」
パチュリー「ええ……」

言いながら、パチュリーは視線をゴール前で競り合い練習をする妹紅。
そして、その周囲を飛び上がっている妖精1やにとり、キスメへと向ける。

妹紅「うおおおおおっ、燃えてきたァァァアアアッ!! 出来る出来る、気持ちの問題だっ!!」
妖精1「(くっそ……! やっぱこいつ、空中戦が上手すぎるわ……!)」
キスメ「!!」←泣きそうな顔してる

パチュリー「DF陣の中で破格の能力を持つのは、間違いなくあの藤原妹紅」
輝夜「そ、そうよね! やっぱり妹紅は強いもの!」
パチュリー「ただ、彼女はディフェンスリーダーとしてはまるで相応しくない」
輝夜「なにィ!?」

204 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/11/01(月) 23:53:59 ID:???
強敵と書いて"トモ"と呼ぶ間柄である輝夜と妹紅。
妹紅が褒められたとあって、輝夜は喜色を浮かべながらパチュリーの言葉に同調するが……。
しかし、それを受けてパチュリーはあくまでも涼しげな表情を浮かべながら妹紅はディフェンスリーダーには向かない存在だと断定する。
その遠因となったのは、妹紅がかなりの熱血漢で直情的――理性よりも感情を優先させるような性格の持ち主であるという理由と、もう一つ。
かつて酒商店ベジータの賭けサッカーチームで手を組んだ際。
自身のかけたオフサイド・トラップをまるで意に介さなかったという点も含まれていた。

パチュリー「ディフェンスリーダーはある程度頭の切れる存在でなければこなせないわ……。
      腕前はあるものの、彼女では無理。
      そして、他のものでは頭脳があっても実力的にリーダーを務めるのは荷が重過ぎる。
      これがこのチームの弱点であり、欠点ね」
輝夜「(……まぁ、確かに妹紅はあまり頭がいい方では無いからねぇ)
   ……まあ、あなたが昨日言っていた欠点についてはわかったわ。 改善策は?」
パチュリー「前にいる選手、誰かをDFにコンバートする……というのが一番手っ取り早いわ。
      その中で最有力候補は咲夜だけれど……彼女の攻撃力を使えないというのは、非常に勿体無い。
      それに、中盤から咲夜を抜けば……今度は中盤が薄くなってしまうわ。
      ヒューイが伸びているとはいえ、それでもまだ咲夜の方が総合的には上よ」
輝夜「霊夢一人で中盤を取り仕切るのも難しそうだしね……まあ、それはまた後で対策を考えましょう。
   それより、個々人の評価については?」

205 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/11/01(月) 23:55:16 ID:???
パチュリー「妹紅は先ほど言ったように、実力は他のDFに比べ飛びぬけている。
      空中戦には滅法強いし、ボールカットも上手い。 ブロックも出来ると、オールマイティな守備力を持ってるのもいいわ。
      ただ……それでも総合力で言えば咲夜や霊夢、魔理沙、反町には劣るでしょう。
      基礎的な能力が更に伸びてくれれば、言う事はなしね。

      河城にとり、キスメ、チルノ……この3人は完全にブロック専門の壁。
      それぞれかなりのブロックの強さを誇るから、シュートを乱発してくるチームに当たれば彼女達を起用するのがいいわ。
      それぞれの特色を言えば、にとりは単体でも強く格上の選手にも負けない……。
      実力以上のものを発揮してくれる可能性があるけど……。
      スタミナの少なさが不安ね。 場合によっては、前半だけで交代をしてしまう可能性があるわ。

      キスメも殆どにとりと同じようなものだけど……彼女の場合はにとりに比較し強烈なブロック技が発動する確率が高い。
      ただ、それ以外は完全に置物ね。 特に攻撃能力は見れたものじゃないわ。

      チルノは単独での能力はこのチームでも最低クラスね。 はっきり言って、雑魚。
      ただし、レティと一緒に出場をした場合はこのチームでもトップのブロックを出せる逸材になるわ。
      任意で強烈なブロックが出来るという点においても、彼女はシュートに対するDFでは正に最強。
      それだけでも彼女はこのチームにいる価値があるわ」

206 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/11/01(月) 23:56:23 ID:???
パチュリー「レティ=ホワイトロック……彼女もまた、強力なCBね。
      体格を生かしたブロックにあの巨漢から繰り出されるタックルは圧巻の一言。
      ただ、スピードの欠如が問題点といえば問題点ね……。
      まあ、あの巨漢は長所であり短所でもあるという事かしら。

      あの妖精……妖精1に関しては、一対一の時の集中力と二段構えの守備は素晴らしいの一言ね。
      でも、それだけではスタメンを張ることは難しい。
      幾ら二段構えとはいえ、空中戦では妹紅が上。 タックルではレティが上だわ。
      総合的な能力が伸びなければ……いまひとつ使いにくい事は確かね。

      秋穣子……彼女はパスカットが得意な唯一のDF。 ただ、武器がそれだけでは……ハッキリ言って使えないわ。
      フィジカルも弱いからブロック、クリアーともに使えない。 タックルも……並よりやや上という程度。
      ボランチにしてみても、キープ力もパス精度もヒューイに劣るわ。
      今のままでは、余程限定された場面でないと使う機会は無いわね。

      リリカは、プリズムリバー三姉妹の中では一番使えないわね。
      タックルなら妹紅とレティがいるし、その他の分野では他の者達にまるで敵わない。
      今のままでは代表落ちを待つだけだわ」
輝夜「全員一長一短って感じね……」
パチュリー「ここにいるDFの殆どはオータムスカイズ出身。 そして、オータムスカイズ出身者の特徴は特化型。
      それを考えれば、この一長一短ぶりもわかるけどね……」

小さくため息を吐きながら、続いて輝夜とパチュリーの二人はゴールキーパー達に視線を向ける。

207 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/11/01(月) 23:57:25 ID:???
輝夜「GKはどうなの?」
パチュリー「どれも強力であることは間違いないわ。
      早苗のセービングは、外の世界でもトップレベル……時折無駄なオーバーラップをする癖もなくなったようだし。
      このまま成長をしてゆけば、スタメンキーパーは彼女で確定でしょう。

      大妖精は基礎的なセービング力だけならば早苗を凌駕しているけれど……。
      技の性能、そして一対一の極端な弱さのせいで遅れを取っているわね。
      いくらGKにとって不利な一対一とはいえ、あの弱さは駄目。
      DFを突破されてしまえば、失点は間違いない程だもの。

      ヤマメはセービングでは早苗、大妖精に大きく引き離されているわね……。
      世界レベルで見ても、並からやや上といったセービング力でしょう。
      ただ、その代わりにという訳ではないけれど一対一には抜群の強さを誇ってるわ。
      あの一対一の強さは間違いなく世界トップレベル……読みを間違えなければ、ドリブルゴールは確実に防げるでしょう。

      そして、この3人のGKに共通しているのが……スタミナの不足。
      まあ、早苗とヤマメは並か並より上といったレベルの体力だけど……。
      技を駆使するタイプが集まっている以上、スタミナの消耗が激しいわ。
      場合によっては、GKを変える必要が出てくる場合もあるから……試合ではその点注意をしておいて」
輝夜「わ、わかったわ……」

こうして3日間を通して行われた全選手の寸評が終了し。
それと同時に午前の全体練習が終了すると、選手たちは昼食を取った後。
輝夜の号令を元にコートの片隅に集まる。

輝夜「さて、それじゃあ今日は以前にも言ったように、紅白戦を行うわ。
   チーム分けはこちらで予め決めているから、今から呼ばれた者は松岡コーチからビブスを受け取って頂戴」
反町「(いよいよ紅白戦か……)」

たかが紅白戦とはいえ、これもまた監督に自身の力をアピールする重要なチャンス。
殆どの者達はいつ自分の名前が呼ばれるのだろうかとドキドキしつつ、輝夜の言葉に耳を傾けるのだが……。

208 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/11/01(月) 23:58:26 ID:???
先着で「★で囲まれた部分を順に」コピペしてください、

★紅白戦で組む相手→! card=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

JOKER→輝夜「紅組キーパー! 私!」 こいつ監督なのに紅白戦出るつもりだ!!
ダイヤ・ハート→輝夜「紅組、キーパー、早苗!」 反町は早苗さんと同じチーム
スペード→輝夜「紅組、MF! 霊夢!」 反町は霊夢と同じチーム
クラブ→輝夜「紅組、FW! 反町、魔理沙!」 反町は魔理沙と同じチーム

209 :森崎名無しさん:2010/11/01(月) 23:59:37 ID:???
★紅白戦で組む相手→ スペード7 =★

210 :森崎名無しさん:2010/11/02(火) 00:04:12 ID:???
長文読むの疲れる人いそうだし、勝手ながらまとめ。

妹紅 総合的に優れたDF。空中戦にとくに強い。
にとり、キスメ、チルノ ブロック専門。ただしブロック後にボールを奪われる危険がつきまとう。
レティ タックルとブロックが得意。
妖精1 スキル沢山。1VS1強し。サイドバック向き?
穣子、リリカ 平凡 当落線上

211 :森崎名無しさん:2010/11/02(火) 00:06:55 ID:???
一応穣子は静葉が残る以上セットで残されそうだし
なんだかんだで単独でオーバーラップできる唯一の正規DFだし
当落線上ではないと思う

212 :森崎名無しさん:2010/11/02(火) 00:09:07 ID:???
>>211
リリカ「リリカはいらない子…」

213 :森崎名無しさん:2010/11/02(火) 00:09:17 ID:???
DFに関してはこのままヒューイを鍛えて
咲夜をコンバートさせるのが一番よさそうですね
ヒューイ鍛えてマジ正解だった

214 :森崎名無しさん:2010/11/02(火) 00:22:44 ID:???
今のままだと、こあリリカめるぽが確定、あと2人ってことでしょ。
ルナサ穣子辺りは当落線上ってのは確かじゃないかなあ。

215 :森崎名無しさん:2010/11/02(火) 00:23:58 ID:???
いやDFの数は少ないんだし、精々一人が落選なのでは?

216 :森崎名無しさん:2010/11/02(火) 00:27:14 ID:???
普通に考えればFWからもう一人だけどね。
まあ、たとえ残れてもスタベン確定が明言されちゃってるからなあ。

217 :森崎名無しさん:2010/11/02(火) 00:31:59 ID:???
静葉さんとのセット起用についてまるで触れられていない以上、当落線上なんじゃないの?
静葉さんは第2のゲームメーカーとしてキープ扱いだったわけだし

芋様残してぇな……

218 :森崎名無しさん:2010/11/02(火) 00:33:47 ID:???
でもあのコンビプレイは普通に脅威だし
DFの数考えたら残りそうだけどね…
まだ練習で選手のコンビプレイについての評価があまりないから
リグルと反町のワンツーとかも全く話に出ていないし

219 :森崎名無しさん:2010/11/02(火) 00:40:57 ID:???
それは、だってチャドクガのこと知らないじゃない、コーチ陣。

220 :森崎名無しさん:2010/11/02(火) 00:42:02 ID:???
落ちる落ちないはともかくとして下から2番目の評価では出番なさそうな……

221 :森崎名無しさん:2010/11/02(火) 00:42:22 ID:???
監督の評論で各選手のコンビプレイについてもそのうち詳しく出ると思うよ

222 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/11/02(火) 00:55:28 ID:???
★紅白戦で組む相手→ スペード7 =輝夜「紅組、MF! 霊夢!」 反町は霊夢と同じチーム★
=======================================================================================
次々と紅白戦に出場する選手が発表されてゆく中、反町は紅組へと編入をされた。
ここには反町の他にオータムスカイズで共に活躍をした大妖精や妹紅、レティにチルノが呼ばれており。
大妖精は反町が同じチームであるという事に心底安堵した様子を見せる。
そして……FWとして組む相手は夜間特訓で練習を共にした美鈴と、右ウイングとして参加を命じられた妖夢。
こちらも反町に対しては悪印象を持っておらず、お互い頑張りましょうと激励しあうのだが……。

輝夜「MF! 霊夢、パルスィ、お燐、咲夜! 以上、11人ね!」
霊夢「紅ね……ほら、その上着頂戴」
松岡「頑張れよっ!」
霊夢「ふぁああ……」
パルスィ「パルパルパル……妬ましい、10番のビブスが妬ましい……!!」
お燐「それは妬ましいじゃなくて羨ましいって言うんじゃ無いかにゃあ……まあ、どうでもいいけど」
咲夜「(あの妖精とは別チーム……ね。 この試合でどちらがボランチとしてより優れているか、確かめさせてもらいましょう)」
反町「(霊夢さんと同じチームか……)」

最後に呼ばれたMFは、霊夢とパルスィ、お燐、咲夜の4人。
緊張感が既に漂っているコートにおいても、未だにやる気の欠片も見せない霊夢に反町は思わず呆れながらもよろしくと声をかけ。
それに対して霊夢は手をひらひら振りながら点を取るのは任せたわよと呟きつつ、大きな欠伸をする。
それを見て一気に脱力感が体にのしかかってくるのを感じつつ、反町は対戦相手である白チームに視線を移す。
そこにいたのは、反町と対抗をするストライカー、霧雨魔理沙。
不夜城カップ優勝チームキャプテンであり、奇跡の風祝、東風谷早苗。
そして……。

223 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/11/02(火) 00:56:29 ID:???
リグル「ハッハァー!! 今日の試合でも見せるぞ、この私のハットトリック!!」
うどんげ「(魔理沙と同じチームかぁ……でも、向こうでも反町と同じチームだったんだよなぁ……。
      うう……リグルぅ……私をわかってくれるのは私だけだよ……)」
静葉「(博麗霊夢に十六夜咲夜……幻想郷が誇る、最強の中盤ね。
    でも、穴はある筈……そこを突き、少しでも突破が出来れば……)」
メディスン「(私には強力な武器は無い……けど、だからこそ活躍が出来る筈。
       それを今日の紅白戦で証明しなきゃ……)」
ヒューイ「わーい」
てゐ「(うどんちゃんまたなんかいらん事考えてるなぁ……)」
キスメ「!!」←頑張るぞー、と気合を入れてる
にとり「ひゅいい……反町のシュートを受ける側かい。 よし、こりゃいっちょ気合を入れて頑張らんとね!!」
妖精1「(こっちのDF陣は競り合いもタックルも弱い……私の力をアピールするにはもってこいのチャンスだわ!)」

魔理沙の反対側のCFWとしてリグル、そして、右ウイングとしてうどんげ。
トップ下には静葉が入り、左サイドハーフがメディスン、右サイドハーフがてゐ。
ボランチにはヒューイが入り、ゴール前にはにとりとキスメ、妖精1の三人がフラット型の陣形を敷いている。
それを見て、反町は敵も中々の強敵のようだと判断をするのだが……。

反町「……!? (穣子が……いない?)」

穣子「……………………」
リリカ「(あーあ、やっぱ代表落ち候補かぁ……そりゃ周囲が上手すぎるもんなぁ)」
ルナサ「……くっ」
メルラン「あはははは〜、あれれ? もしかして私、シュート撃てないの?」
お空「うにゅ? あれ? お燐が呼ばれてるのに私は呼ばれないの?」
ヤマメ「(第3キーパー扱いだなぁ……ほんと、なんとかしないと)」
小悪魔「パ、パチュリー様ぁ……」

224 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/11/02(火) 00:57:42 ID:???
白チームの中に、オータムスカイズを支え続けてくれたディフェンスの女神。
秋穣子の存在が無い事に気づいた反町はコートの外へと視線を移し……。
そこで、他に紅白戦で名前を呼ばれなかった者達と共に固まっている穣子の姿を見つける。
そこでは何故自分が呼ばれないのか理解をしている者、していない者が真っ二つに別れており……。
穣子はその前者に当たるらしく、悔しそうに歯噛みをしながら睨みつけるような目でコートを見ている。

穣子「(くそっ……くそっ!! やっぱパスカットだけじゃ駄目なの……!?
    他のオータムスカイズの連中は呼ばれてるのに……私だけが……!)」
反町「み、穣子……」
霊夢「反町、作戦会議するわよ。 ちょっとこっちきなさい」
反町「う……あ、は、はい!!」

その穣子の姿を見て、反町は動揺をするが……しかし、すぐに霊夢に呼ばれ。
平静を装いながら、既に輪を作っている紅チームの者達に混じり、作戦会議をする。
とはいえ、やはり紅白戦である為か作戦といってもそれほど細かい所までは話し合わず。
それぞれのポジションの選手が、それぞれ活躍をすれば勝てない相手ではないという事で話は纏められた。

霊夢「ま、紅白戦なんだし気楽にやりましょ。 勿論、勝つ事が前提だけどね」
美鈴「(早苗さんからゴールを奪えれば、私の評価も上がる筈! よーし、やるぞ!!)」
妖夢「(ドリブルゴールを狙ってみますか……あの妖精がゴール前にいるのが少し怖いですが)」
反町「(ええい、今は試合に集中だ! 相手は早苗さんだぞ……油断してたら、また負けかねない!)」

魔理沙「足ひっぱんじゃねーぞ、リグル、うどんげ」
リグル「そっちこそ! 不夜城カップみたいに枠外なんてしないようにね!!」
うどんげ「(リ、リグルは凄いなぁ……ちゃんと魔理沙に正面きって啖呵切ってる……)」
早苗「(反町君と霊夢さんが敵ですか……今は私情は捨てます。 誰が相手であろうと、ゴールは絶対許早苗!)」

225 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/11/02(火) 00:58:46 ID:???
輝夜「あんた達も、後半になれば出す予定なんだから準備はしときなさいよ?
   だらけきってたらその時点で切るからね」
穣子「……わかってるわよ」
お空「うにゅ! 出番まだ!?」
輝夜「後半になったらって言ったでしょうが!!」

こうして試合開始前の作戦会議は終了し、輝夜が選ばれなかった者達に声をかける中。
フィールドの中央では審判役である松岡がコインを持ち、一応両チームの代表となった反町と魔理沙。
両者がセンターサークルに入ると、すぐにコイントスの準備へと移る。

松岡「試合時間は前半30分、後半30分の60分! 紅白戦なんだから、怪我をさせないように注意しろよ!」
反町「……よろしくお願いします」
魔理沙「こうして戦うのは初めてか? ……ま、精々頑張れよ」
反町「(くそっ……なんでこうしてすぐ人を見下すような態度を取るんだ……!
    やっぱり口が悪い……! でも、実力は確かなんだよなぁ……)」
魔理沙「(私は負けん……! 今はまだ届かんが……絶対にお前を超えて、ぶっ潰してやる!)」

先着で「★で囲まれた部分を順に」コピペしてください、

★コイントス→! card=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

JOKER→霊夢「ヒャッホー!」 はじかれた こいん を れいむさん が きゃっち しました
ダイヤ・ハート→紅チーム(反町・霊夢チーム)
スペード・クラブ→白チーム(魔理沙・早苗チーム)

226 :森崎名無しさん:2010/11/02(火) 00:59:08 ID:???
★コイントス→ ハートQ =★
ヒャッホー! 

227 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/11/02(火) 00:59:54 ID:???
>>223のうどんさんの台詞がなんかおかしかったので訂正

うどんげ「(魔理沙と同じチームかぁ……でも、向こうでも反町と同じチームだったんだよなぁ……。
      うう……リグルぅ……私をわかってくれるのはあなただけだよ……)」

が正しいです。
私をわかってくれるのは私だけって……どういう事なの……

228 :森崎名無しさん:2010/11/02(火) 01:02:54 ID:???
>>217
まぁしょうがないな。
厳しいようだがサバイバルなんだ。
能力も下がるうえ早苗とも付き合ってる反町に穣子を見てやる余裕はない…

229 :森崎名無しさん:2010/11/02(火) 01:06:42 ID:???
仕方ないよな、けどDFの数の関係上と明らかにやる気ない人も混ざってるし
まだわかんないですけどね
というかリグルが敵か、怖い怖いw

230 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/11/02(火) 01:11:12 ID:???
ここで紅白戦について解説です。

*紅白戦では怪我は発生しません。 ただ、反則は発生します。
*紅白戦で戦うこの時点では、周囲の選手たちは結構強いです。
 ただし、周囲の者達も合宿が進むにつれて反町同様能力が落ちてゆきますので、安心してください。
*覚醒などは通常の試合通りします。
*選手のガッツが切れる、後半開始になると控えメンバーが無条件で出場しますです。
 交代するメンバーについては、こちらで決定をします。

−−@−− @早苗 800/800
C−A−B C妖精1 770/770 Bキスメ 600/600 Aにとり 660/660
−−−−− 
−−D−− Dヒューイ 760/760
E−−−G Eてゐ 650/650 Gメディスン 680/680
−−I−− I静葉 660/660
F−−−− Fうどんげ 750/750
−H−J− H魔理沙 900/900 Jリグル 750/750
−J−H− J美鈴 800/800 H反町 880/880
−−−−F F妖夢 750/750
−−I−− I霊夢 750/750
G−−−E Gパルスィ 700/700 Eお燐 800/800
−−D−− D咲夜 850/850
−−−−− 
B−A−C Bチルノ 840/840 Aレティ 760/760 C妹紅 950/950
−−@−− @大妖精 620/620

※双方のチームのフォーメーションです。

231 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/11/02(火) 01:12:56 ID:???
最後に試合前に現在の評価値表を乗せて本日はここまで……遅くまで長々とお付き合いありがとうございましたー。それでは!

名前    || 反町 || 霊夢 || 魔理沙|| 早苗
−−−−− ++ − − ++ − − ++ − − ++ − −
美鈴    || + 2 || + 3 || − 1 || ± 0
メルラン  || + 1 || ± 0 || + 4 || − 2
妖夢    || + 2 || + 1 || + 1 || ± 0
リグル   || + 5 || − 1 || − 3 || ± 0
うどんげ  || − 2 || + 1 || − 2 || + 1
お空    || − 4 || + 1 || + 2 || + 3
パチュリー || + 2 || + 1 || + 4 || ± 0
ルナサ   || + 1 || − 2 || ± 0 || + 4
てゐ    || − 1 || + 3 || − 1 || − 2
メディスン || ± 0 || ± 0 || ± 0 || ± 0
静葉    || + 3 || + 3 || − 2 || + 2
パルスィ  || − 1 || − 2 || − 2 || − 2
お燐    || − 4 || + 2 || + 3 || + 1
小悪魔   || + 1 || ± 0 || + 2 || ± 0
チルノ   || − 1 || ± 0 || − 3 || ± 0
咲夜    || + 1 || + 2 || + 2 || − 4
レティ   || + 2 || + 3 || ± 0 || ± 0
リリカ   || + 1 || + 4 || − 2 || ± 0
妹紅    || + 5 || + 2 || + 2 || + 2
穣子    || + 4 || − 2 || + 3 || + 2
にとり   || + 3 || ± 0 || + 4 || + 1
ヒューイ  || + 3 || ± 0 || ± 0 || ± 0
妖精1   || + 3 || ± 0 || ± 0 || ± 0
キスメ   || + 1 || ± 0 || ± 0 || ± 0
大妖精   || + 3 || + 1 || − 2 || + 3
ヤマメ   || + 1 || ± 0 || ± 0 || ± 0
−−−−− ++ − − ++ − − ++ − − ++ − −
総合    || 3 1 || 2 0 ||   9 ||   9


232 :森崎名無しさん:2010/11/02(火) 01:13:49 ID:???
紅白ヒャッホー乙でした

233 :森崎名無しさん:2010/11/02(火) 01:16:24 ID:???
やっと松岡さんのセリフがきたぜ乙でした

234 :森崎名無しさん:2010/11/02(火) 01:18:40 ID:???
>>232
霊夢「ん?」

乙でしたー

235 :森崎名無しさん:2010/11/02(火) 01:19:55 ID:???
こうして見るとリグルのガッツ少ないな、消費でかい技あるのに…

236 :森崎名無しさん:2010/11/02(火) 01:21:58 ID:???
でもリグルの課題はあくまでも基礎能力でしょう
これがないと試合に絶対出れんし
両方やろうとしたら絶対どっちつかずになるでしょうし
代表編では諦めるのが得策でしょうね

237 :森崎名無しさん:2010/11/02(火) 01:26:38 ID:???
来生互換と思えばガッツが多く思える不思議!

238 :森崎名無しさん:2010/11/02(火) 01:27:58 ID:???
比較対象が来生じゃ誰でも多い罠w

239 :森崎名無しさん:2010/11/02(火) 01:32:45 ID:???
>>妖夢「(ドリブルゴールを狙ってみますか……あの妖精がゴール前にいるのが少し怖いですが)」
妖夢のトラウマ多いなw

240 :森崎名無しさん:2010/11/02(火) 01:41:50 ID:???
キックオフシュートで白黒ぶちのめしたい衝動に駆られたが
お返しされますのでやめておきたいと思います乙でした!

241 :森崎名無しさん:2010/11/02(火) 16:52:44 ID:???
芋様は合宿前の特訓で全然伸びなかったからなぁ…
咲夜さんがDFにコンバートすれば、本当に落ちちまうかもしれん

242 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/11/02(火) 22:01:47 ID:???
★コイントス→ ハートQ =紅チーム(反町・霊夢チーム)★
===================================================================
コイントスの結果、ボールの先制権は反町と霊夢率いる紅チームのものとなる。
美鈴とセンターサークルに入った反町は、リグルが隣にいない事に違和感を覚えつつも……。
しかし、前方ですぐにボールカットする気満々なリグルを見つけると苦笑し、試合開始の笛が鳴るのを待ち……。

ピィィィイイッ!!

松岡「始まるぞっ!!」
美鈴「(いや、一々始まった事言わなくても……と、それはさておき……)はい、反町さん!」
反町「よし……」
リグル「勝負だ反町ー!!」

試合開始を告げる笛が鳴ると同時、美鈴は松岡の言葉に呆れながらもすぐさま反町にボールを出し。
ボールを受け取った反町を見るや否や、リグルは一気にダッシュをして距離を詰めようと反町に襲い掛かろうとするのだが……。

反町「(さて、どうしよう? リグルが来てるけど距離はあるから今の内にボールを離すか?
    それともこのままリグルを抜き去るか……うーん……)」

A.リグルに付き合ってやろう。ここはドリブル突破だ!
B.美鈴さんとのワンツーで一気に抜き去ってやろう!
C.右ウイングの妖夢に渡そうサイドアタックを仕掛けてもらうぞ!
D.霊夢さんにゲームメイクをさせて、俺はゴール前に上がるぞ!
E.キックオフといえばシュートだろ常識的に考えて(更に分岐)
F.その他 自由投票枠

先に3票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。

243 :森崎名無しさん:2010/11/02(火) 22:02:36 ID:Hk2OhQgY


244 :森崎名無しさん:2010/11/02(火) 22:06:55 ID:P2KeQeSI
C

245 :森崎名無しさん:2010/11/02(火) 22:08:35 ID:V2rr56m2


246 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/11/02(火) 22:20:35 ID:???
>C.右ウイングの妖夢に渡そうサイドアタックを仕掛けてもらうぞ!
=================================================================
反町「(いや、ここは折角だから右サイドの妖夢を使おう!) 妖夢!!」
リグル「あっ、ちょっ!? ええーっ、パス!?」
妖夢「(うわ、パスコースがら空き……リグル……前がかりすぎだよ)」
魔理沙「(にとり……やっぱお前の買いかぶりすぎだ)」

反町からボールを奪う事しか考えていなかったリグルは反町のパスに反応する事すら出来ず。
軽く右サイドへと向けて放った反町のパスは、妖夢が悠々とキャッチ。
胸でワントラップをすると、妖夢はそのまま前を向くと同時、俊足を飛ばして右サイドを駆け抜け始め……。
それを見て白チーム、左サイドハーフのメディスンは素早くプレスをかけに向かう。

輝夜「お〜、速い速い。 やっぱ足の速さは同じウイングのうどんげよりも上ね」
パチュリー「そうね……ただ、彼女の問題点は勝負弱さ。
      果たして仕事である右サイドの突破とセンタリングを行えるかどうか……」

ダダダダダッ!!

妖夢「(早速得た活躍のチャンス……ここは何としてもセンタリングを上げなければ! その為にも……)」
メディスン「……行かせないわよ、半分人間」
妖夢「(ここは軽く突破をしなければ!)」

247 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/11/02(火) 22:21:37 ID:???
先着で「★で囲まれた部分を順に」コピペしてください、
★妖夢→ ! cardドリブル 54 +(カードの数値)=★
★メディスン→ ! cardタックル 53 +(カードの数値)=★
と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→妖夢、メディスンを抜き更に右サイドを突破しようとするが……。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に(反町がフォロー)(反町と静葉で競り合い)(ヒューイがフォロー)
≦−2→白チームボールに。

【補正・備考】
妖夢:ダイヤで「芸術的なドリブル(+5)」、ハートで「桜花閃々(+4&吹っ飛び係数2)」
メディスン:ダイヤで「ポイズンサイ(+3&完全勝利で敵ガッツ−100)」
      ハートで「ポイズンブレス(+2&完全勝利で敵ガッツ−100)」

248 :森崎名無しさん:2010/11/02(火) 22:22:49 ID:???
★妖夢→  ハート8 ドリブル 54 +(カードの数値)=★

249 :森崎名無しさん:2010/11/02(火) 22:22:54 ID:???
★メディスン→  スペード8 タックル 53 +(カードの数値)=★

250 :森崎名無しさん:2010/11/02(火) 22:24:00 ID:???
ここからが本番…

251 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/11/02(火) 23:10:38 ID:???
>★妖夢→  ハート8 ドリブル 54 +(カードの数値)+(桜花閃々+4)=66★
>★メディスン→  スペード8 タックル 53 +(カードの数値)=61★*吹っ飛び*
===========================================================================
メディスンもこの紅白戦に向けて、相当の意気込みを持っていた。
全ての能力が平均的に高いとはいえ、その分野では既に十六夜咲夜がメディスンの遥か上の位置につけており。
現状のままではメディスンは便利なリザーブ要因。
だからこそ、今日の部屋で成長――首脳陣にアピールが出来ればと考えていたのだが……。

妖夢「妖怪の鍛えたこの楼観剣に……」
メディスン「!?」
妖夢「斬れぬ敵など、あんまり無いッ!!」

ドガァッ!!

この試合で活躍をしなければと焦っていたのは妖夢もまた同じ。
チップキックで浮かせたボール越しにその愛用する刀を振りぬき、ボールごとメディスンを吹き飛ばし。
乱暴に――しかし、雅な手捌きで刀をキン……と鞘へと戻し、メディスンを抜き去る。
その様子を見て、逆サイドを走るパルスィは爪を噛みパルパルと呪詛を呟きながらもどこか嬉しそうにしていたのだが……。

パルスィ「(勝負は次よ、妖夢……)」
妖夢「来ましたね、妖精!」
ヒューイ「来たよ〜」

白チームボランチであるヒューイが素早く妖夢へと詰め寄ると、先ほどのメディスンとの勝負の時とは違い。
妖夢の顔にも焦りの表情が浮かぶ。

妖夢「(この妖精を抜ければ後はこちらのサイドにはにとりしかいない! 絶好のセンタリングチャンスです!
    なんとか……なんとかここを抜かなければ!)」
ヒューイ「いくよ〜」

252 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/11/02(火) 23:11:39 ID:???
先着で「★で囲まれた部分を順に」コピペしてください、
★妖夢→ ! cardドリブル 54 +(カードの数値)=★
★ヒューイ→ ! cardタックル 56 +(カードの数値)=★
と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→妖夢、ヒューイを抜き去りがら空きになった右サイドを突破! ゴール前のFWにセンタリング!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に(反町がフォロー)(反町とにとりで競り合い)(にとりがフォロー)
≦−2→白チームボールに。

【補正・備考】
妖夢:ダイヤで「芸術的なドリブル(+5)」、ハートで「桜花閃々(+4&吹っ飛び係数2)」
ヒューイ:ダイヤで「ぎゅぎゅーんタックル(+3)」、ハートかスペードで「ぎゅいーんタックル(+2)」

253 :森崎名無しさん:2010/11/02(火) 23:12:00 ID:???
★妖夢→  ダイヤ3 ドリブル 54 +(カードの数値)=★

254 :森崎名無しさん:2010/11/02(火) 23:12:04 ID:???
★ヒューイ→  ハート6 タックル 56 +(カードの数値)=★

255 :森崎名無しさん:2010/11/02(火) 23:13:04 ID:???
弟子の技発動率すげえ!

256 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/11/02(火) 23:35:47 ID:???
>★妖夢→  ダイヤ3 ドリブル 54 +(カードの数値)+(芸術的なドリブル+5)=62★
>★ヒューイ→  ハート6 タックル 56 +(カードの数値)+(ぎゅいーんタックル+2)=64★
>≦−2→白チームボールに。
===================================================================================
シュバババッ! クククッ!!

妖夢「(如何にタックルが鋭かろうと、この妖精にスピードはあまり無い筈!
    私の持てる技術とスピード、全てを駆使すれば……)」
ヒューイ「ぎゅいーん!」
妖夢「えっ……あっ!?」

持ち前の俊足と、パルスィと共に練習をする事で鍛え抜かれたドリブルテクニック。
その両方を使いこなし、緩急をつけながらヒューイを抜き去ろうとする妖夢だったが……。
しかし、その芸術的なドリブルも、ヒューイの磨きに磨かれたタックルの前には通用せず。
一瞬にしてボールは妖夢の足元から掠め取られてしまう。

輝夜「うわ、取られた! ほんっとうにあの妖精はタックル上手いわね」

妖夢「(くっ……まだまだ修行が足りないのでしょうか?)」
ヒューイ「(危ない危ない、もうちょっとで抜かしちゃうところだったよ。
      さて、それじゃあこのボールはどうしようかな?)」

257 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/11/02(火) 23:37:10 ID:???
先着で「★で囲まれた部分を順に」コピペしてください、

★ヒューイの判断→! card=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

JOKER→ヒューイ「(自分で運ぼうっと♪)」 自分で持って上がった!?
ダイヤ→ヒューイ「(一番点が取れそうなのに渡すしかないよね)」 魔理沙にパス!
ハート→ヒューイ「(やっぱり秋のお姉ちゃんに渡そう)」 静葉にパス!
スペード→ヒューイ「(ちょっと不安だけど……こっちも右サイドアタック!)」 うどんげにパス!
クラブ→ヒューイ「(凄く不安だけど……リグルに渡そう)」 リグルにパス!

258 :森崎名無しさん:2010/11/02(火) 23:37:33 ID:???
★ヒューイの判断→ ハート3 =★

259 :森崎名無しさん:2010/11/02(火) 23:38:26 ID:???
★ヒューイの判断→ スペードA =★


260 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/11/02(火) 23:52:17 ID:???
>★ヒューイの判断→ ハート3 =ヒューイ「(やっぱり秋のお姉ちゃんに渡そう)」 静葉にパス!★
===========================================================================================
ヒューイ「それっ、攻撃お願いね!」
静葉「ええ……任せて頂戴!」

悔しそうに歯噛みをする妖夢を尻目に、ヒューイは素早くボールを静葉へとパス。
これには反町や美鈴もカットに向かえず、静葉は静かな笑みを浮かべながらヒューイに微笑みかけると。
周囲に目をやりながら、単身、右サイドへと流れつつドリブルを開始する。

静葉「(さて、考えなしに突破を図ろうとしても無理ね……。
    右サイドアタックも、十六夜咲夜がいる以上はうどんげでは少々荷が重過ぎる。
    かといって霧雨魔理沙にパスを送るのも……まだゴールまで距離がある以上、下策。
    何とか中盤を突破しなければならないのだけれど……)」
パルスィ「妬ましい……私が接近してるのに考え事とか妬ましい!」
霊夢「さっさとよこしなさい」

思案をしながらドリブルをする静葉に、紅チーム左サイドハーフのパルスィ。
そして、トップ下である霊夢が詰めかけ、静葉は薄く微笑みながら視線を右へと移し……。
そちらへとパスを出しながら、声を張り上げる。

静葉「(……よし!) うどんげ、いくわよ!」
うどんげ「へっ!? あ……う、うん! ワンツーね!!」
静葉「(単独での突破は分が悪い……ここはうどんげとのワンツーで突破!)」
うどんげ「(パ、パスは私だって上手いんだから! 霊夢だって抜ける……筈!)」
霊夢「………………」

261 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/11/02(火) 23:53:18 ID:???
先着で「★で囲まれた部分を順に」コピペしてください、
★静葉→ ! cardワンツー 54 +(カードの数値)=★
★うどんげ→ ! cardワンツー 54 +(カードの数値)=★
★パルスィ→ ! cardパスカット 50 +(カードの数値)=★
★霊夢→ ! cardパスカット 56 +(カードの数値)=★
と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→しずんげコンビが霊夢達を抜き去る! そのまま咲夜も一緒にワンツーで突破にかかる!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に(魔理沙がフォロー)(魔理沙と咲夜で競り合い)(咲夜がフォロー)
≦−2→紅チームボールに。

262 :森崎名無しさん:2010/11/02(火) 23:53:50 ID:???
★静葉→  クラブQ ワンツー 54 +(カードの数値)=★


263 :森崎名無しさん:2010/11/02(火) 23:53:56 ID:???
★うどんげ→  ハート10 ワンツー 54 +(カードの数値)=★

264 :森崎名無しさん:2010/11/02(火) 23:55:48 ID:???
★パルスィ→  JOKER パスカット 50 +(カードの数値)=★

265 :森崎名無しさん:2010/11/02(火) 23:56:16 ID:???
★霊夢→  クラブ5 パスカット 56 +(カードの数値)=★

266 :森崎名無しさん:2010/11/03(水) 00:03:58 ID:???
覚醒第一号はパルスィかさすがライバル

267 :森崎名無しさん:2010/11/03(水) 00:07:45 ID:???
この嫉妬心をすべての嫉ましいやつらにパルパルしてやりたい

268 :森崎名無しさん:2010/11/03(水) 00:11:59 ID:???
永遠のライバル!

269 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/11/03(水) 00:30:17 ID:???
>★静葉→  クラブQ ワンツー 54 +(カードの数値)=66★
>★うどんげ→  ハート10 ワンツー 54 +(カードの数値)=64★
>★パルスィ→  JOKER パスカット 50 +(カードの数値)=65★
>★霊夢→  クラブ5 パスカット 56 +(カードの数値)=61★
>=1→ボールはこぼれ球に。魔理沙がフォロー
>※パルスィがJOKERを出して零れ球にしたので覚醒!全能力+1、更にスキル取得!
====================================================================================
ダダッ! パンッ! ダダダッ! パンッ!!

静葉「(いける……! これなら、流石の霊夢も奪えない筈!!)」
うどんげ「(この私が霊夢を抜く日が来た! ここから! そう、ここから始まるのよ!
      この私の、超鈴仙伝説が……)」

正確なパスが大の得意である、オータムスカイズの技巧派MF――秋静葉。
そして、お師匠直伝の基本に忠実なパスには定評のあるウイング――鈴仙=優曇華院=イナバ。
両者の放ったワンツーアタックは、この代表チームの中でもかなりの高水準のものであり。
パスカットの名手である穣子――霊夢やパチュリーでも取れたかどうか、わからないレベルのものであった。
会心のワンツーを出し、両者は満足そうな笑みを浮かべるのだが……。

パルスィ「パルパルパル……妬ましい……!」
静葉「!?」
パルスィ「私を……無視するなんざ……妬まし過ぎるわァァァァァアアアアッ!!」
うどんげ「うっ……うそォ!?」

地底に住まう忌み嫌われた妖怪――自称・オータムスカイズの最大のライバル。
嫉妬の権化であり、嫉妬心のみでこの地位まで上り詰めた女――水橋パルスィ。
彼女はその静葉とうどんげのワンツーのパスコースにがむしゃらに入り込むと、全身を使ってパスカット。
完全にボールに触れる事は出来ずとも、足先がボールに掠り……。
ボールは静葉やうどんげがフォローする間もなく、フィールド中央へと転がってゆく。

270 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/11/03(水) 00:31:20 ID:???
うどんげ「そ、そんなぁ……」
パルスィ「見下すんじゃないわよ、オータムスカイズ! パルパルパル……嫉妬の力は宇宙一!!」
静葉「(今の私はオータムスカイズの秋静葉じゃなくて、幻想郷代表の秋静葉なのだけれど……。
    ……彼女を侮っていたのは確かだったわね。 私としたことが、軽率だった……!)」

守備力全般が低いとされるパルスィに突破を阻まれたとあってうどんげは項垂れ。
静葉は自身の心に油断があったと反省をしながら、ボールの行方を目で追う。
そして、パルスィは口元には嫌らしい笑みを。瞳には嫉妬の焔を燃やしながら相変わらずパルパルパルと呟く。

嫉妬の力を自身の力へと変換する事が出来るという特殊な能力を持つパルスィにとって。
オータムスカイズ出身である静葉、そして一応はオータムスカイズ所属であるうどんげと戦えるという事は。
最高のモチベーションを持ってして戦えるという事を意味する。
この状況下でパルスィが実力以上の活躍をし、その才能を如何なく発揮出来るというのも、不思議では無い話であった。

輝夜「大したもんね、守備苦手なはずなのに」
パチュリー「能力以上のものが出せた、といった感じね。
      流石に(旧)地獄から幻想郷トップに這い上がってきた訳では無いらしいわ。
      これでドリブルの勘を取り戻してくれれば、レギュラーは固いでしょう」

このパルスィの予想外の活躍に、輝夜は舌を巻きパチュリーは満足そうに頷きながら笑みを浮かべる。
一方で、パルスィが弾いたボールはといえば……。

魔理沙「よしよし、こっちに転がってきたな」
パルスィ「パル!?」

なんと中央――バイタルエリア手前に位置していた魔理沙がフォローしており。
パルスィはそれを見てマズったかと目を丸くするのだが……。

271 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/11/03(水) 00:32:22 ID:???

咲夜「さて、それじゃあ私もあちらのボランチに負けないよう、頑張りましょうか」

しかし、その魔理沙にはボランチである咲夜が素早くつき。
前を向き、ドリブルを開始しようとしていた魔理沙からボールを奪おうとプレスをかける。

咲夜「ここから先は私の世界――そう簡単には通さないわよ、魔理沙」
魔理沙「(ここを抜きゃ、一気にシュートチャンスだな……)」
リグル「(零れ球! 零れ球!! 零れ球!!!)」

先着で「★で囲まれた部分を順に」コピペしてください、
★魔理沙→ ! cardドリブル 56 +(カードの数値)=★
★咲夜→ ! cardタックル 56 +(カードの数値)+(咲夜の世界+1)=★
と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→魔理沙、咲夜を抜き去りバイタルエリアへ進入すると同時、シュート体勢!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に(リグルがフォロー)(リグルと妹紅で競り合い)(レティがフォロー)
≦−2→紅チームボールに。

【補正・備考】
魔理沙:ダイヤかハート「強引なドリブル(+2&吹っ飛び係数2)」
咲夜:ダイヤかハートで「切れたナイフタックル(+3&吹っ飛び係数4)」

※パルスィが「スキル・パスカット+1」を習得しました。

272 :森崎名無しさん:2010/11/03(水) 00:34:15 ID:???
★魔理沙→  ダイヤA ドリブル 56 +(カードの数値)=★

273 :森崎名無しさん:2010/11/03(水) 00:34:44 ID:???
★咲夜→  ハート6 タックル 56 +(カードの数値)+(咲夜の世界+1)=★

痛罵はなしね。さくっと奪っちゃおう

274 :森崎名無しさん:2010/11/03(水) 00:35:05 ID:???
★咲夜→  ハート5 タックル 56 +(カードの数値)+(咲夜の世界+1)=★

275 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/11/03(水) 00:36:06 ID:???
両方のボランチつよすぐるでしょう?という所で本日はひとまずここまで。
続きは明日以降書かせていただきます。それでは、お疲れ様でした。

276 :森崎名無しさん:2010/11/03(水) 00:36:46 ID:???
ヒューイはせりあい弱いし放り込んでポストかトラップ勝負に持ち込みたいところですね
NO1ボランチ決定戦乙

277 :森崎名無しさん:2010/11/03(水) 00:40:09 ID:???
咲夜はスキルの点で、ヒューイは技の発動率で勝ってる感じだね
魔理沙結局ダイス乙でした!

278 :森崎名無しさん:2010/11/03(水) 01:03:29 ID:???
若林「あ、あの白黒の子には何か近いものを感じるぜ……!」

279 :森崎名無しさん:2010/11/03(水) 01:25:13 ID:???
さとり「魔理沙、あなたも私の妹になりなさい」

280 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/11/03(水) 23:35:34 ID:???
>★魔理沙→  ダイヤA ドリブル 56 +(カードの数値)+(強引なドリブル+2)=59★*吹っ飛び*
>★咲夜→  ハート6 タックル 56 +(カードの数値)+(咲夜の世界+1)+(切れたナイフタックル+3)=66★
>≦−2→紅チームボールに。
============================================================================================
テクニックを用いない、パワーのみを重視した直線的なドリブル。
魔理沙が得意とするその強引なドリブルは、並の選手では軽く吹き飛ばされる程の力を有していたのだが……。

シュパァァァッ!!

魔理沙「うおっ!?」
咲夜「……お嬢様のドリブルに比べれば、まだまだね」

しかし、今、魔理沙が相手をしているのは並程度の選手ではない。
今魔理沙が相手をしているのは、紅魔スカーレットムーンズの守備を実質一人で担い。
幻想郷最強のボランチと呼び声の高い、十六夜咲夜である。
魔理沙の直線的なドリブルに対して咲夜は眉一つ動かさず、冷静に彼我の位置関係などを計算しつつ。
素早い挙動で切れ味抜群の鋭いタックル――切れたナイフタックルを繰り出し。
これを受け、幻想郷代表きってのパワーファイターである魔理沙は為す術なく吹き飛ばされる。

美鈴「やったあ! 流石は咲夜さん!」
咲夜「この程度は当然よ……っと。 さて、それじゃあ任せたわよ霊夢!」
霊夢「あいあいっと」

これを見て咲夜を信頼する美鈴は笑みを浮かべながら諸手を上げて喜び……。
しかし、咲夜は涼しげな顔をしながら受け流すと、確保したボールを前方にいた霊夢へとパス。
ふわりと柔らかなタッチでこのボールをトラップした霊夢は欠伸をかみ殺しつつ。
視線を周囲に向けながら状況を判断する。

霊夢「(妖夢も戻ってきてるけど、一度失敗してるし駄目ね。 お燐も妖夢程のドリブルは出来ないし……。
    橋姫はまだ体勢を崩してる。 となりゃ、私が運ぶしかないか……中央にゃ楽な相手しかいないし!)」
静葉「!!」

281 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/11/03(水) 23:36:43 ID:???
一瞬の思考で自身のドリブル突破が最善と判断し、霊夢はボールを持ったまま中央突破。
これを見て、突破が失敗した後、やや下がり目に戻ってきていた静葉がカットに向かうのだが……。

静葉「(くっ……彼女のドリブルを……私が止められるのかしら?)」
霊夢「(問題はここを抜いた後なんだけど……ま、何とかなるでしょ)」

先着で「★で囲まれた部分を順に」コピペしてください、
★霊夢→ ! cardドリブル 57 +(カードの数値)=★
★静葉→ ! cardタックル 50 +(カードの数値)=★
と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→霊夢、静葉を軽く抜き去るが……すぐさまボランチのヒューイが霊夢に詰め寄る!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に(お燐がフォロー)(お燐とメディスンで競り合い)(メディスンがフォロー)
≦−2→白チームボールに。

【補正・備考】
霊夢:ダイヤで「博麗幻影(+4)」、ハートで「華麗なドリブル(+3)」

282 :森崎名無しさん:2010/11/03(水) 23:38:03 ID:???
★霊夢→  クラブA ドリブル 57 +(カードの数値)=★

283 :森崎名無しさん:2010/11/03(水) 23:38:20 ID:???
★静葉→  スペードA タックル 50 +(カードの数値)=★

284 :森崎名無しさん:2010/11/03(水) 23:38:24 ID:???
★静葉→  ダイヤ10 タックル 50 +(カードの数値)=★


285 :森崎名無しさん:2010/11/03(水) 23:39:25 ID:???
二人ともやる気出せ

286 :森崎名無しさん:2010/11/03(水) 23:39:25 ID:???
ま、まさか…
クラブAで抜き去られる事例が誕生しようとは…静葉姉ェ

287 :森崎名無しさん:2010/11/03(水) 23:39:34 ID:???
切れたナイフで吹く

288 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/11/03(水) 23:49:19 ID:???
>>285
お互い全力で負けにいきましたねw
>>286
きっと静葉さんも攻撃になれば頑張ってくれます!w
>>287
咲夜「私の中学時代のあだ名知ってるかしら? キレたナイフよ!!」

>★霊夢→  クラブA ドリブル 57 +(カードの数値)=58★
>★静葉→  スペードA タックル 50 +(カードの数値)=51★
>≧2→霊夢、静葉を軽く抜き去るが……すぐさまボランチのヒューイが霊夢に詰め寄る!
==================================================================================
この突破の瞬間、霊夢は完全に静葉を見下していた。
それは静葉が守備が苦手な選手であると認識していた為であり、それが事実である以上、霊夢の考えも十二分に納得が出来るものである。
だが、それでもこの時の霊夢のドリブルはこの合宿で守備を重点的に鍛えなおした静葉ならば止められる可能性のあるもの。
それほどまでに、霊夢は気の抜けたドリブルをしていたのだが……。

静葉「あっ……!」
霊夢「? 仕掛けないの?」

霊夢=大技というイメージを持っていた静葉は霊夢が技を駆使する瞬間を意識しすぎており。
何もせず、悠々と突破を図ってきた霊夢を素通ししてしまう。
その瞬間、静葉は自身が過ちを犯していた事を理解するのだが時既に遅し。
気づいた瞬間には霊夢はもはや静葉が追いつけない位置まで進んでしまっており……。

ヒューイ「でも、ここは通さないよ〜!!」

しかし、そんな霊夢の前には先ほども妖夢の突破を阻んだヒューイ

289 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/11/03(水) 23:52:38 ID:???
ヒューイ「でも、ここは通さないよ〜!!」

しかし、そんな霊夢の前には先ほども妖夢の突破を阻んだヒューイが立ちはだかり。
ドリブルをする霊夢にタックルを仕掛けようとするのだが……。

霊夢「私は通らないわよ」
ヒューイ「えっ!?」
霊夢「タックル得意な奴を相手にドリブルする訳無いでしょ……それっ!」
ヒューイ「ちょっ……ああっ!?」

それより早く、霊夢はその右足を振りかぶり前方にいるFW2人目掛けパスを出そうとし。
これを見て、ヒューイは慌ててパスカットに向かうのだが……。

先着で「★で囲まれた部分を順に」コピペしてください、
★霊夢→ ! card博麗アミュレット 60 +(カードの数値)=★
★ヒューイ→ ! cardパスカット 52 +(カードの数値)=★
と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→霊夢のパスはヒューイを抜きゴール前にいるFWへと届く!
 ダイヤ・ハートで反町への低いボール、スペード・クラブで美鈴への高いボール!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に(お燐がフォロー)(メディスンがフォロー)(てゐがフォロー)
≦−2→白チームボールに。

【補正・備考】
ヒューイ:ダイヤで「体のどこかにパスカット(+3&Aで必ず反則)」

290 :森崎名無しさん:2010/11/03(水) 23:53:16 ID:???
★霊夢→  クラブ8 博麗アミュレット 60 +(カードの数値)=★

291 :森崎名無しさん:2010/11/03(水) 23:53:27 ID:???
★ヒューイ→  クラブJ パスカット 52 +(カードの数値)=★

292 :森崎名無しさん:2010/11/03(水) 23:53:43 ID:???
★ヒューイ→  ハート8 パスカット 52 +(カードの数値)=★


293 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/11/04(木) 00:15:45 ID:???
>★霊夢→  クラブ8 博麗アミュレット 60 +(カードの数値)=68★*美鈴への高いボール!*
>★ヒューイ→  クラブJ パスカット 52 +(カードの数値)=63★
>≧2→霊夢のパスはヒューイを抜きゴール前にいるFWへと届く! 美鈴への高いボール!
======================================================================================
ギュォォオオオオオオオッ!!

ヒューイ「こっ、こんなの取れないよ〜っ!!」

基本的に、博麗霊夢は個人の勝負よりもチームの勝利を優先とする性格である。
正確に言えばあまり個人の勝負というものに興味が無いという方が正しいのだが……。
とにかく、言ってしまえば感情よりも理性を優先し。常に自身に有利な勝負をする、勝利至上主義者であった。
この紅白戦においてもその性格が色濃く出たのか、タックルを得意とするヒューイをかわす手段としてパスを選択。
全てのオフェンス能力が平均して高い霊夢のドライブ回転をしたパスと。
タックルに比べれば幾段も落ちるパスカットしか出来ないヒューイでは勝負にならず。
ボールはそのまま綺麗に縦回転をして落ちてゆきながら、ゴール前左側に陣取る美鈴の頭上へと届けられる。

輝夜「おっ、前半10分だけどようやくシュートチャンス! ……って、美鈴にハイボール?
   あいつ、高いシュート持ってたっけ?」
パチュリー「……得意とする地龍天龍脚は低いシュートね。 ただ、どちらにしろ早苗相手に決まるもんじゃないわ。
      なら、この霊夢の判断は正しい」
輝夜「えっ、あ……そうか!」
パチュリー「……低いボールだと、クリアーされる可能性が若干高かったからね」

294 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/11/04(木) 00:16:47 ID:???
美鈴「(トラップしてドリブルゴール! 早苗さんからゴールを奪うにはそれしかありません!!)」

霊夢のパスの軌道を見て首脳陣が唸る中、自身の方へ飛んでくるボールを見ながら美鈴はドリブルゴール狙いしかないと考える。
不夜城カップにて決勝戦を戦い、敗北をしたチームのキャプテンである、東風谷早苗。
絶対の攻撃力を持つレミリア、フランドール、パチュリーのシュートをことごとくセービングした早苗を相手に。
いくら反町に鍛えてもらったとはいえ、今の自分のシュート力ではゴールを奪う事は不可能だと美鈴は判断し。
ならばここは早苗の弱点――一対一を狙うしかないと考えていたのである。

美鈴「(ドリブルは私も苦手ではありません! シュートよりは分がある筈!)」

その選択は何も間違ったものではなかった。
事実、霊夢も美鈴がドリブルゴールを狙うようにと考えてわざと必殺シュートを持たないハイボールを渡したのだから。
少なくとも、ゴールを狙うという一点においては普通にシュートを放つよりはトラップしてからの一対一狙いの方が正しいのだが……。

バッ! バババッ!!

美鈴「!?」
にとり「妖精1!」
妖精1「(そう簡単にトラップさせるもんか! クリアーよッ!!)」

これを見た白チームの右サイドバック――一対一のマンツーマンディフェンスに絶対の自信を持ち。
空中戦にも定評のある妖精1は、素早く中央に寄りながら美鈴に対抗をするようにして飛び上がる。

美鈴「ち、ちびっ子には負けませんよ!! ホイチョーッ!!」
妖精1「体格じゃ負けるけど……スピードなら負けない!!」

295 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/11/04(木) 00:17:55 ID:???
先着で「★で囲まれた部分を順に」コピペしてください、
★美鈴→ ! card高いトラップ 59 +(カードの数値)=★
★妖精1の1→ ! cardファストジャンプ 55 +(カードの数値)+(マンツーマンディフェンス+2)=
 妖精1の2→ ! cardファストジャンプ 55 +(カードの数値)+(マンツーマンディフェンス+2)=★
と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→美鈴、体格差を生かしてボールをトラップ! そのままドリブルゴールを狙おうとするが……
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に(反町がねじ込み)(反町とキスメで競り合い)(キスメがフォロー)
≦−2→妖精1、素早い反射神経を生かして素早くクリアー!

296 :森崎名無しさん:2010/11/04(木) 00:18:11 ID:???
★美鈴→  スペード9 高いトラップ 59 +(カードの数値)=★

297 :森崎名無しさん:2010/11/04(木) 00:19:38 ID:pHpd9hRQ
★妖精1の1→  ダイヤ9 ファストジャンプ 55 +(カードの数値)+(マンツーマンディフェンス+2)=
 妖精1の2→  スペード4 ファストジャンプ 55 +(カードの数値)+(マンツーマンディフェンス+2)=★


298 :森崎名無しさん:2010/11/04(木) 00:20:02 ID:???
★妖精1の1→  スペード4 ファストジャンプ 55 +(カードの数値)+(マンツーマンディフェンス+2)=
 妖精1の2→  スペードJ ファストジャンプ 55 +(カードの数値)+(マンツーマンディフェンス+2)=★


299 :森崎名無しさん:2010/11/04(木) 00:20:09 ID:???
★妖精1の1→  ダイヤA ファストジャンプ 55 +(カードの数値)+(マンツーマンディフェンス+2)=
 妖精1の2→  ハート7 ファストジャンプ 55 +(カードの数値)+(マンツーマンディフェンス+2)=★

300 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/11/04(木) 00:39:57 ID:???
>★美鈴→  スペード9 高いトラップ 59 +(カードの数値)=68★
>★妖精1の1→  ダイヤ9 ファストジャンプ 55 +(カードの数値)+(マンツーマンディフェンス+2)=66
> 妖精1の2→  スペード4 ファストジャンプ 55 +(カードの数値)+(マンツーマンディフェンス+2)=61★
>≧2→美鈴、体格差を生かしてボールをトラップ! そのままドリブルゴールを狙おうとするが……
===========================================================================================
妖精1は確かに優れた反射神経と、天性とも言えるマンツーマンディフェンスの才能を持っていた。
どのタイミングで飛べばクリアーが出来るのか、それらを全て把握していた。
しかし……残念な事に、体格には妖精ゆえに恵まれていなかった。

バキャッ!!

妖精1「っ!!」
美鈴「やっ、やった!!」

女性にしてはかなりの長身であり、また、ジャンプ力も体格も幻想郷代表の中ではトップクラス。
更に反町、咲夜との特訓を経て周囲から一歩抜き出た成長をしていた美鈴を抑える事は妖精1でも流石に難しく。
素早く二度のクリアーを繰り返してもその両方で跳ね返されてしまう。

輝夜「やっぱ美鈴は競り合い上手いわねー。 妖精1も惜しかったんだけど……」
パチュリー「妖精1は確かに恵まれた才能を持っている……けど、身体的な面でその才能を生かせていないわね。
      何よりジャンプ力は平凡というのが痛いわ……身長が極端に低いのだから仕方ないのだけれど。
      (それにしても身体に問題を抱えた才能あふれる選手か……他人事のように思えないわね)」

ボールをトラップした美鈴を見ながら呟く首脳陣を尻目に。
美鈴はそのままボールを持ち、一気に早苗が守るゴールへと一直線に進もうとするのだが……。

にとり「か、かぱー! と、止めるよ! キスメ!!」
キスメ「!!」←半泣きになってる
美鈴「(キスメさんはタックルが苦手な筈! にとりさんを抜ければ早苗さんと一対一です!!)」
反町「(ぜ、全然出番が来ない……)」

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