キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【´・ω・`】幻想のポイズン47【´・ω・`】

1 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/01/07(金) 23:28:51 ID:???
全幻想郷JrユースのFW、反町一樹が幻想郷・外の世界のサッカー界に旋風を巻き起こすというスレです。
この話はキャプテン森崎のパラレル作品で、
東方Project(東方サッカー)とのクロスオーバー作品です。
もしかしたら他のアニメや漫画、小説などからもキャラが出たりするかもしれませんがご了承下さい。

本編のように、選択肢を選んだりカードを引いたりして物語が進んでいきます。

【前スレ】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1293025832/l50

[前スレのわかりやすいあらすじ。]
バカップル、ウィッシュ、ロンゾ族、伝説のスーパーDF、その親父、/  |´・ω・`|  \。
というなんとも個性的過ぎる面子、スウェーデンJrユースと練習試合を行う事となった幻想郷Jrユース。
事前にかなりの強敵と聞いてはいたが、試合が開始してみれば後半開始直後までで4−0という大差をつける事となった幻想郷。
っていうかこの3トップ強すぎね?

レヴィン「カレンかわいいよカレン、ちゅっちゅっ」
カレン「あぁん、もっとしてしてちゅっちゅっ」
シェリー「パルパルパル……」
パルスィ「私の技だ!」
ブローリン「(活躍が)出来ぬぅ!!」
フェデリックス「フェデリ、覚醒する。 でもあまり活躍出来ない」
ガレリ「もう駄目だ……おしまいだぁっ……!!」
リグル「ハッハァー! 私がエースのリグル=ナイトバグだァ!!」
幻想郷勢『どうしてこうなった……?』

スウェーデンが一矢報いてくれるのか、はたまた幻想郷がこのまま外の世界初の試合を圧勝で飾るのか!?
あと、リグルの急成長で反町レギュラーの座大丈夫か!?
そんな幻想のポイズン47スレ目、このスレでもよろしくお願いします。

230 :森崎名無しさん:2011/01/11(火) 21:10:45 ID:???
前スレのスウェーデンの能力見る限り、反町のシュート以外の能力はレヴィンクラスの選手には分が悪いっぽいね

231 :森崎名無しさん:2011/01/11(火) 21:15:11 ID:???
そろそろ反町も練習でスパートかける時期だし
来週あたりにはレヴィンクラスとでもいい勝負できるようになってそうなんですけどね

232 :森崎名無しさん:2011/01/11(火) 21:24:57 ID:???
MFへのコンバートが見え隠れしてるけど、どうなるかな
個人的にはシュート以外の事はあまりしたくないからFWのままがいいんだけど

233 :森崎名無しさん:2011/01/11(火) 21:29:01 ID:???
例のスキルの内容次第では?
説明だと試合序盤は使えなさそうな感じでしたし最初はMFでリグルかパルスィあたりにでも運んであげる
時期を見てFWに移って大暴れという戦術になるかも
あくまでスキルの内容次第ですけどね

234 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/01/12(水) 01:19:49 ID:???
〜 ウルグアイJrユース 合宿所 〜

こうして全日本Jrユースにおいて、凡人が才覚溢れる知識人にコーチを受けていた頃。
一方でウルグアイJrユース合宿所でも、今日も今日とて練習が繰り広げられていた。
しかし、このチームの練習風景は他のチームのそれとは少々異なっていた。
では、何がどう異なっていたのかというと……。

文「(はぁぁぁ……めんどくさい。 どうしてこの私が人間なんかにわざわざサッカーを教えなければいけないのかしら。
   そもそもサッカー自体、幻想郷で流行っているからやっているだけなのに……。
   本音を言えば、逃げたいところなんだけど……)」
勇儀「コラー、天狗ー!! しっかり教えてやらんか〜!」
文「はっ、はいはい〜っ!」
萃香「うんうん、私達はコーチってぇ奴なんだからね。 ちゃんとやるんだよ、天狗!」
文「(うぅぅぅ……恨みますよ、八雲紫ぃ……!!)」

このウルグアイJrユースに派遣をされた選手は、地底の鬼と地上の鬼――星熊勇儀と伊吹萃香。
そして、妖怪の山に住まう幻想郷最速の烏天狗、射命丸文の3名。
妖怪の山の規律上、鬼である勇儀たちの指示や命令に背けない文は鬼の目を気にしながらコーチングに勤しみ。
一方で派遣をされた勇儀と萃香は、日がな一日酒盛りをしながら……。
気が向いた時に、軽く運動をするかのようにしてコーチをするという図式が成り立っていたのである。

ビクトリーノ「いい加減あんだけ酒飲んで飽きないのかね……?」
カノーバ「まあ、実力は確かなんだ……それに、教えてくれる時はしっかり教えてくれるんだし構わんだろう」

萃香「いや〜、大会が楽しみだねぇ。 どんな奴らと力比べが出来るのかな〜」
勇儀「あたしゃ早くあの早苗って小娘と戦いたいねぇ。 あのレミリア=スカーレットの攻撃を封じる奴だ。
   さぞや骨があるだろう。 ……ん? 天狗、動きが止まってるよ!」
文「はっ、はいはいはい〜っ!!(早く幻想郷に帰りたい……!)」

キャプテンであるラモン・ビクトリーノ。そして、現時点では正ゴールキーパーであるカノーバが呆れ混じりに視線を向ける中。
鬼の2人は大会に思いを馳せながら乾杯をし、天狗はビクビクしながら選手たちをコーチングするのだった。
……こんな調子で大会までに間に合うのか。不安だが、大丈夫だと思うしかない。

235 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/01/12(水) 01:21:05 ID:???
〜 イタリアJrユース 合宿所 〜

ウルグアイJrユースがかなり異色なコーチを派遣選手たちに受けていた頃。
イタリアJrユースでは、割と規則的で、普通な指導が続けられていた。

派遣選手が送られ、大会開催が延期されると聞いた瞬間。
イタリアJrユースの監督パウロ・カルシスもまたフランスJrユースの監督カルボナーラと同様喜んだ。
しかし、後者が大会開催までの間に選手たちを鍛えぬけると喜んだのに対し。
前者――イタリアJrユース監督、パウロが喜んだのは選手が派遣されるという事。
即ち、大技を持った選手が数多くチームに加入してくれるという事に対して歓喜をしたのであった。

パウロ「(ヘルナンデスがいれば、我がチームのゴールネットが揺らされる事は無い。 つまり、負ける事は無い。
     だが……サッカーは点を取らなければならないスポーツだ。
     不幸な事に、"今"、このイタリアJrユースには前線にタレントが1人もいなかったのだが……)」

とある不幸な事故により、才能溢れる選手たちが軒並み合宿開始前にリタイアしてしまい。
事実上、柱となる選手がキャプテンでありGKであるジノ=ヘルナンデスしかいなかったイタリアJrユース。
そんなイタリアJrユースに、派遣選手が送られてくるというのは……。
監督であるパウロにとって、正に振って沸いた幸運だった。

しかも、一番懸念をしていた前線のタレント不足が――3人派遣された選手の内、2人がFWという事で一気に解消をされたのである。
パウロがスゥ……と遠い目をしながらゴール前へと視線を向けると、そこには大会に向けて練習を繰り返すジノ=ヘルナンデス。
そして……。

諏訪子「それっ、打ちな、悪魔の妹!」
ヘルナンデス「うおおおおおおおおおおおおおおおおっ!!」
フラン「えへへへへっ、壊れちゃえ♪」
ヘルナンデス「うわぎゃーっ!!」

ドッガアアアアアアアアアアアッ!! バギャアゴッ!! ドゴォッ!!

236 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/01/12(水) 01:22:08 ID:???
派遣選手――小柄な体型を生かしたテクニカルな動きが売りであるFW、洩矢諏訪子。
そして、その小さな体に溢れんばかりのパワーを秘めたパワーストライカー、フランドール=スカーレットが。
ゴールを守ろうとしたヘルナンデスの黄金の右手を、跳ね飛ばしつつゴールを奪っていたのだった。

フラン「へへへ、ん〜っ、気持ちいいな〜。 やっぱりドッカーンするのは最高だね」
諏訪子「あーうー……やっぱシュート力じゃ敵わないねぇ。
    とと、それよりヘルナンデス君大丈夫? 思いっきり吹き飛ばされてたけど」

姉がいない為か、いつも以上にのびのびとしながらサッカーを楽しんでいる様子のフランドール。
遠慮も何も無い彼女のプレイによって、当初、再びイタリアJrユースは大惨事に見舞われそうになったのだが……。
そこは諏訪子ともう1人の派遣選手によって何とかセーブをされていた。
今回のプレイにおいても、フランドールはヘルナンデスを思い切り吹き飛ばしてゴールを奪い取ったが……。
しかし、ヘルナンデスはその右手を負傷はしておらず。
それでも、諏訪子は心配をした様子でヘルナンデスの顔を覗き込むのだが……。

ヘルナンデス「ははは、この程度は大丈夫さ。 それより、もっと打ってきてくれ。
       大会に向けて、もっともっとレベルアップをしたいからね」
諏訪子「あーうー……大丈夫ならいいけど……無茶は駄目だよ?」
フラン「いいじゃない、もっと打って来いって言ってるんだから遠慮したら損だよ!
    よーし、今度はグラウンダーのシュート打とうっと」
ヘルナンデス「どんどん打ってきてくれ! どんどんだ!!」
諏訪子「(うーん、真面目だなぁ……流石はキャプテン、って事なのかな?)」

ヘルナンデスは諏訪子の顔を見るや否や、ニコリと笑みを浮かべながら即座に立ち上がり。
両手をガッチリと組み合わせながら、もっと打ってきてくれと要求。
これを見て諏訪子は並のキーパーならば精神がおかしくなってもおかしくないのにと思いつつ。
流石はキャプテンを務めるだけはあるなと考え……。
一方でフランドールは容赦なく、次はどうやってヘルナンデスを吹き飛ばそうかと笑みを浮かべながら考えている。

237 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/01/12(水) 01:23:08 ID:???
因みに、ヘルナンデスがこの時、何を考えていたかというと……。

ヘルナンデス「(フランちゃんは元気で活発、お兄ちゃんを起こす時にお布団の上に乗ってきてくれるタイプ。
        スワコちゃんは元気なのは同じだけど、ちょっと気遣いが出来るおませな女の子かな。
        ああ、かわいい。 やはり女の子の笑顔は素敵だ……どれだけ吹き飛ばされてもアレを見るだけで癒される!)」

その独特の性癖ゆえに、割と不純なことを考えていた。
だが、その心情は顔には出ていなかった為、イタリアJrユースのメンバー達は。
どれだけ吹き飛ばされても諦めずに練習に取り組む者だとヘルナンデスを認識し……。
彼に対する信頼を、確固としたものにしていたのだった。

パウロ「(あの2トップ……フランドールとスワコの2人は大会でもトップクラスの火力を誇る筈。
     そして、ヘルナンデスは彼女達を相手にして練習を繰り返す事で一層パワーアップが出来る筈だ。
     何より、ヘルナンデスともう1人。 守備の要が出来た以上、我々に敗北はあり得ない!)」

フランドールと諏訪子の力を改めて見て、そう確信を持つパウロ監督。
そして、彼が言うヘルナンデスの他にもう1人。
派遣をされた3人の内、守備を担当する選手へと視線を向けると――。

映姫「素晴らしい向上心ですね。 その調子で、これからも練習に励むよう」
ヘルナンデス「ははは、勿論! 君たちのようなかわいく、素敵な派遣選手が来てくれたんだ。
       これで練習に身が入らなければ、嘘ってものさ!」

イタリアJrユースに派遣をされた、最後の1人。
反町一樹が唯一、幻想郷にいた頃にその目にする事が出来なかった重鎮。
鉄壁の守備を誇る幻想郷最高峰のDF――四季映姫=ヤマザナドゥが、ヘルナンデスを相手に説法を説いていたのだった。

238 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/01/12(水) 01:24:12 ID:???
映姫「軽口は結構です。 そう、あなたは少し調子に乗りすぎる……悪い癖ですよ」
ヘルナンデス「(エイキちゃんは真面目な委員長さんタイプの女の子。リーダーシップをすぐ取りたがる。
        でも、本当は誰よりもおにいちゃんに甘えたい甘えんぼさんなんだよね)」
映姫「聞いていますか?」
ヘルナンデス「勿論! エイキちゃんの話はちゃんと聞いてるよ」

地獄を取り仕切る閻魔であり、あの八雲紫ですらも恐れるといわれる四季映姫。
長く、平べったい木製の悔悟の棒を両手で持ち。
ちょっとゴツい感じの帽子は、小さな頭には納まりきらないのかややだぶだぶ。
偉い閻魔様でありながらその身長はあまり高くなく、フランドールや諏訪子と変わらず……。
これまた特殊な性癖を持つヘルナンデスのストライクゾーンであった。

それゆえに、ヘルナンデスは映姫の説法を聞き流しながら笑みを浮かべて色々と失礼な事を考えるのだが……。
映姫は小さくため息を吐くと、その悔悟の棒をヘルナンデスの面前に突きつけ、口を開いた。

映姫「私達が何故派遣をされたのか、貴方はわかっていますか?」
ヘルナンデス「へ? それは……勿論、僕達が幻想郷という場所と戦えるレベルを身につける為だろう?」
映姫「その返答では真の目的は勘付いていませんね……あなたは少々過去を振り返らなさ過ぎる」
ヘルナンデス「……どういう意味だい?」

突如として、問答を挑んでくる映姫を前にし……流石のヘルナンデスも絶句をするのだが……。
映姫はヘルナンデスを見やりながら小さく首を振り、更に続けた。

映姫「今のあなたは黒です。 私達が何故派遣をされたのか……その意味を、私達がいる間に必ず見つけなさい。
   そして、何をすべきかもです。 それがあなたに出来る善行よ」
ヘルナンデス「(黒……エイキの下着の色かな? 僕は純白の方が好みなんだが)」

威厳たっぷりに言う映姫を前に、しかし、ヘルナンデスはヘルナンデスだった。

239 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/01/12(水) 01:25:32 ID:???
〜 フランス市内 とあるサッカーコート 〜

こうして各地で大会に向けて練習のラストスパートが行われていた頃。
フランス市内のサッカーコートでは、地獄に落ち――しかし、這い上がる事を決意した2人のゴールキーパー。
古明地さとりと若林源三、その2人が今日もまた2人きりで練習を繰り返していた。
それぞれが時間を合わせ、チーム内での練習が終わった後に落ち合い合同練習を行う。
中々のハードなスケジュールであったが……しかし、2人は文句や弱音ははかなかった。
地獄からもう一度光を掴み取るには、並大抵の努力では不可能だと理解をしていたからである。

そして、その練習もこの頃になるとようやく身を結び始めていた。

若林「(悔しいが……今の俺が森崎の代わりに出場出来る機会は、ほぼ無いと見ていい。
    ハンブルグ戦での失態、オータムスカイズとの試合での失態。
    あれを見て見上さんが俺を出す筈が無いが……それはあくまで、相手が普通のチームなら、だ)」

人一倍プライドが高く、傲慢でもある若林源三だが。
彼は自身を客観的に見る事の出来る知性もまた備えていた。
そんな彼は現状の自分では、森崎の変わりにスタメン出場を果たすことは出来ない。間違いなく不可能だと認識し……。
しかし、それでもチャンスはある筈だと躍起になり練習に励む。

若林「(森崎の奴は体がヒョロっちい、おまけにスタミナなんてもんも無い。
    認めよう……シュナイダーのノン・ファイヤーを防いだんだ。 奴のセービング技術は、"現状では"俺の上だ。
    だが……途中交代をしたようにあいつはスタミナが無い! 一対一でこられても止めようが無いんだ!
    その点俺はスタミナは十分ある……後は一対一を磨きぬけば、あの森崎に勝る部分が出来るんだ!
    負けん……! 俺は負けん……!! あんな奴に、若林源三が負けていいはずが……ないんだッ!!)」
さとり「(凄まじい執念……ですが、思いだけでは強くなれない。 思いだけでは、凶悪たるシュートにまたも無残にねじ伏せられるのみ)
    源三君……いきますよッ!」
若林「来い、さとり!!」

240 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/01/12(水) 01:26:40 ID:???
どす黒い憎悪の感情を見せながら、ゴール前で構えを取る若林。
さとりはその若林の感情に一瞬怯みながらも……ボールを持つと同時、ドリブルを開始して一対一の練習に付き合う。
GKでありながら、MFも十二分にこなせるだけの実力を持つさとり。
そのボールコントロールは一流とは呼びがたいが、さりとてザコレベルのものでもなく。
更にはその心を読む能力によって、若林は今までの練習では悉く裏をかかれ続け、一度も勝利が出来ていなかった。
今度もまた、さとりが若林の腕をかいくぐりゴールネットを揺らすかと思われたのだが……。

クイイッ……

若林「(ドリブルで来る、ドリブルで来る、ドリブルで来る、ドリブルで来る……!)」
さとり「(ふむ、ドリブルをご所望……ならばここはシュートッ……!?)」

ドリブルで来る筈だと読む若林に対し、さとりは裏をかいてシュートを放とうとするのだが……。
しかし、シュートを放とうとした瞬間、気づいてしまう。
若林の体によって、あらゆるシュートコースが防がれ――どこにも蹴ることが出来ないという事に。

さとり「そっ、そんな……まさか!?」
若林「貰ったァッ!!」

うろたえるさとりを前にし、ここが好機と見たか……一気に飛び出しボールを抑える若林。
その俊敏な動きにさとりは一歩も動けず……若林は目論みが上手くいったとにやりと笑みながら立ち上がり。
自慢げにさとりを見下ろしながら、ボールを返す。

若林「ふん……見たか。 心を読まれようが、いつまでもやられっぱなしでいる俺じゃない」
さとり「……お見事です。 先ほどのは、狙って?」
若林「当然だ。 ……心を読まれるならば、例え読まれようが裏をかかれないようにすればいい。
   つまり、相手に行動の選択をさせない――俺が相手の行動を操作すればいいんだ」
さとり「口で言うのは簡単ですが……。
   (それを実際に行うのは、相当なセンスが必要ですよ。 やはり、源三君は凄まじいセンスの塊ですね……)」

241 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/01/12(水) 01:28:00 ID:???
相手の行動を先読みし、一対一を有利に進めるさとりに対し。
若林はその逆――相手の行動を、こちらが操作して有利な状況に持ち込む術を会得した。
さとりの言うように、口で言うだけならば簡単ではあるが……。
相手に行動の選択をさせない、ドリブルかシュートの選択を選ばせないというのは当然ながら難しく。
並大抵の選手では、とてもではないが会得は出来ない技である。
しかし、若林はある意味一対一において最良の練習相手であるさとりを相手にしていたとはいえ。
僅かな時間でものの見事に習得してみせたのだ。
この若林の上達スピードを見て思わずさとりはゴクリとツバを飲み込み……若林の溢れる才能に威圧をされる。

さとり「……では、成果が出たところで次は私の練習に付き合ってください」
若林「ああ……元々、そういう約束だからな」

それでも、さとりは平静を装いながら攻守交替を……と言い。
これには若林も満足した様子で頷きながら、ボールを持ってPA外へと出る。

若林「PA外からのミドルシュートに強くなる……か。
   まったく、距離が離れてる場所から蹴られた方が苦手とは、つくづくおかしな奴だ」
さとり「よく言われます。 それより、思い切り強く蹴って下さい。
    私は……パワーシュートに吹き飛ばされなくなるようにもならないといけない」
若林「いいだろう、望むところだ」
さとり「(え? 望むんですか?)」

ケンカLV50の若林が不適な笑みを浮かべながら、思い切り助走をつけて走りこむのを見つつ……。
さとりは慌ててパンチングに向かう構えを取った。

242 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/01/12(水) 01:29:03 ID:???
ウルグアイに妖怪の山の3人が向かい、イタリアにロリちゃんズが向かい。
そして、若林さんが一対一スキルを会得したところで本日はひとまずここまで。
明日はまた若林さんとさとりの続きから書かせていただきます。
それでは、お疲れ様でしたー。

243 :森崎名無しさん:2011/01/12(水) 01:32:59 ID:???
ジノさんが通報されたようです乙でした〜w

244 :森崎名無しさん:2011/01/12(水) 01:41:34 ID:???
お疲れ様でした


イタリア:ナンデス、ケロちゃん、フランちゃん、えーき様
ウルグアイ:ビクトリーノ、カノーバさん、Suica、勇儀、あやや
アルゼンチン:ディアス、パスカル、ガルバン、えーりん
フランス:ピエール、ナポレオン、さとり、こいし
西ドイツ:シュナ、シェスター、西尾?、マーガス、ミューラー、レミリア、ゆゆ様、神奈子様


これで全チーム派遣選手が判明したけど、やっぱ西ドイツが圧倒的だね
他はフランス以外割と拮抗してるのかな?

245 :森崎名無しさん:2011/01/12(水) 02:13:01 ID:???
やっぱりチーム全体が強化されている以上、反町はまだ力不足だな…
多分名無しが白夜騎士と同等以上の能力を持っているはずだから、
能力が下がり続ける上に、上がり方も詰まっている今のままでは厳しいよ
試合の覚醒に賭けるしかないけど、試合回数の割りに反町の覚醒回数少ないんだよなぁ…

246 :森崎名無しさん:2011/01/12(水) 02:19:29 ID:???
>多分名無しが白夜騎士と同等以上の能力を持っているはずだから、

これは流石にないと思うが…西ドイツのマイヤーさんあたりならわからんけど

247 :森崎名無しさん:2011/01/12(水) 09:20:26 ID:???
>>235
バンビーノが再起不能になったのは合宿前だけど、ストラットがジェンティーレとランピオンを負傷させたのは合宿の最中のはずでは?

248 :森崎名無しさん:2011/01/12(水) 20:45:57 ID:???
ライトニングタイガーは、ミューラーにネオタイガーを軽くキャッチされたことにショックをうけ
チームを抜けてまで修行してから生み出した技なのに、決勝のミューラーには普通に防がれるから困る

249 :森崎名無しさん:2011/01/12(水) 20:46:58 ID:???
誤爆ゴメソ

250 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/01/12(水) 22:38:01 ID:???
>>243-244
どうも、乙感謝です〜

>>247
この幻想郷選手たちを迎えての合宿が開始されてから……と脳内変換していただけると幸いです。

>>248-249
いえいえ、御気になさらず。

251 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/01/13(木) 00:54:05 ID:???
ドガッ! バシュウッ! 

さとり「くぅっ……」
若林「どうした!? この程度のシュートも取れないのか!?」

攻守交替し、さとりがキーパー練習をするようになってから更に数刻。
若林はPA外から強烈なパワーシュートを何度も打ち放ち……それをさとりが防ぎに向かうという練習が続く。
しかし、やはり心が読む事だけでGKとしての地位を確立してきたさとりにとって。
下手なフィールダー以上のシュート力を要する若林のシュートを完全にシャットアウトする事はならず。
また、長期間のブランクの影響もあってか何本もシュートを許してしまう。

若林「GKのシュートが止められん程度ではまるで話にならんぞ、さとり!」
さとり「わかっています……! わかっているのです! (ですが……やはり反応が遅れてしまう!
    集中しようとしても、どうしても……取れない!)」

PA外からのシュートに絶対の自信を持ち、そして、その研ぎ澄まされた集中力を駆使し。
何が何でもシュートを"とめる!"若林の技術。
その技術を何とかものにしようとするさとりだが……そう簡単に会得する事も出来ず。
ただただゴールネットを揺らされ続け、苦しい顔をしながらそれでもセービングに向かう。
横っ飛びをするたびに服は汚れ、全身には激痛が走り、その綺麗な愛らしい顔にも泥が付着をする。
しかし、さとりは練習を続けた。

今まで敵の心を読むという才能だけでシュートコースを予知し、簡単にボールを確保してきたさとり。
その慢心が、今のさとりの状況を作り出していたというのは、さとりもまた理解をしていた。

無論、オータムスカイズに初めて負けたときからさとりも努力はしてきた。
鬼である伊吹萃香や妖怪の賢者である八雲紫に比較をすれば、
その心を読むという才能すらも過小な自分が幻想郷最強GKを名乗るには未熟というのは理解していた為に。
自分自身に出来うる限り、最大限の努力はしてきた。しかし、それでもオータムスカイズには敵わなかった。
反町一樹の圧倒的なシュート力の前に、さとりは為す術も無くただただ吹き飛ばされ続けた。

252 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/01/13(木) 00:55:31 ID:???
さとり「(私にあるのは圧倒的な一対一の強さと、PK戦における無類の強さ。
     そして、PA内でのシュートに対するセービングのみ。
     伊吹萃香のように驚異的な身体能力と豪腕も無ければ、八雲紫のような万能で完璧な力は無い。
     ですが……! 私は、幻想郷の三大GK……! あの2人に並ぶ、キーパー!)」

バッ! グォオオオオオオッ!!

さとり「(地霊殿の主、古明地さとりなのです……!
     負けない……! 負けたくない……! 必ずや、大会では無失点を貫く!!
     その為にも、このボール……)


                    と     め     ま     す     ッ     !     !     」
若林「!?」

バシィッ! ギュオッ!!

何度も辛酸を舐めさせられ続け、トラウマまでも植えつけられ、それでも立ち上がろうとしたさとり。
一度地獄を味わったからこそ得た彼女の精神力は、既にボロボロになった体を突き動かし……。
ここまでの練習で最大級の反応速度を見せ付けながら、若林の蹴ったボールに飛び向かう。
そのボールに向かう横顔……そして、そのセービングフォームは若林のそれに酷似をしており……。
さとりの小さな右手は若林の放ったボールを綺麗に捉え、見事にダイビングキャッチを成功させる。

さとり「けほっ……はぁっ……はぁっ……で、出来た……! ハッキリと、PA外からのシュートのコースが見えた……!
    これで、私も……!」
若林「ふんっ、だが、まだまだ俺に比べれば劣る。 その程度で喜んでいるようじゃ、まだまだだぜ」
さとり「ええ……わかっています。 この程度では、またも大量失点をしてしまうでしょう。
    もっとです……もっと力をつけなければ……。 大会を無失点で貫くことなど、出来ない……。
    ……続けましょう、源三君。 まだ、日が暮れるには時間があります!」
若林「当然だ!」

253 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/01/13(木) 00:56:44 ID:???
その後もさとりと若林の2人は練習に励んだ。
練習量だけならば、幻想郷にいる者達はおろか、他のJrユースチームの誰よりも多かっただろう。
――否、ただ一つ、彼女達の練習量に勝るとも劣らない練習を繰り返していたチームはあった。

こいし「お〜い、おねえちゃ〜ん!」
さとり「はぁっ……はぁっ……こ、こいし?」

既に日も暮れ、それでも練習をしていたさとり達に声をかけたのは――。
その勝るとも劣らない練習を繰り返していたチームの、派遣選手――さとりの実妹、古明地こいし。
薄暗がりの中、声をかけられたさとりは朦朧とした意識の中、こいしの方へと視線を向けるのだが……。

さとり「(こいし……あんなに練習嫌いだった子が……!)」

暗がりの中でもわかる程に、こいしの着ていたジャージは汚れていた。
それは即ち、こいしがそのジャージが汚れるのも気にしない程にフランスJrユースの面々と練習を繰り返していたという事であり……。
その姿を見たさとりは一瞬目頭が熱くなるのを感じながら、急いで目を擦り、こいしに何用かと問いかけると……。
なんとこいしは若林とさとりの練習を手伝いに来たのだという。

さとり「ですが、こいし……あなたもフランスの皆さんを鍛えて疲れている筈……。
    無理はしないでいいのよ……明日も練習はあるのだから」
こいし「ううん、いいの! だっておねえちゃんが強くなってくれた方が、ボランチの私だって楽できるんだし〜。
    それに、お姉ちゃんが強くなってくれないとやっぱり守備が不安で不安で仕方ないもん」
さとり「……こいし」
こいし「へへへ」

あからさまに疲れた様子ながらも、練習を手伝うと言って聞かないこいしを前にし。
さとりはむず痒い気持ちになりながら、そっと笑みを浮かべてこいしの両手を取り、ただ感謝を示すように頭を下げる。
これを見てこいしは照れ笑いをしながら、茶化すように練習練習と言いつつボールを持ち。
疲れを見せないように終始笑みを絶やさないまま、2人の練習を手伝い始めるのだった。

254 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/01/13(木) 00:57:47 ID:???
若林「(姉妹……か。 ふぅ……)」

一方で若林源三はといえば、この2人のやり取りをどこか羨むような視線で見ていた。
若林財閥の末っ子として生まれた彼にとって、仲の良い兄弟というのはドラマの世界の話でしかなく。
目の前で美しい姉妹愛を披露する古明地姉妹を見て、甘ちゃんだと思う反面……。
それでも、心の奥底では、そんな関係にあこがれてしまうのだった。
そして……。

さとり「……ふふ、なら、私の弟になりますか、源三君?」
若林「ぬ……な!? おっ、お前! また俺の心を……!?」
さとり「言ったじゃないですか、私が人の心を読むのは呼吸をするようなものだって。
    ……ふふふ、『まんざら悪くも無いな……』ですか。 いいでしょう、私の弟になりなさい源三君」
若林「く、くそっ! 言うな! 言うな言うな!!」
こいし「えー、こんなデブが弟〜?」
若林「誰がデブだ!」
さとり「そうよこいし、源三君はデブではないわ。 ただ、ちょっとふくよかなだけよ」
若林「それは遠まわしにデブと言っているのと同じだ! っていうかどうして俺が弟なのが前提なんだ!?
   どちらかといえばお前達が俺の妹というべきだろう!」
さとり「私達はこう見えて、源三君の何倍もの年月を生きているんですよ……? なら、源三君が弟ですよ」
こいし「だからこんなのが弟はヤだって〜。 なんだか生意気そうだしさ〜」
若林「おっ、お前に言われたくは無い!!」

人の心を覗いてしまう、忌み嫌われた妖怪――古明地さとりにその心を読まれ、からかわれ、いいように遊ばれてしまうのだった。
しかし、この時、こうして騒いでいたこの時――。
古明地さとりの顔には、ようやくあの大敗をした時以来の笑顔が零れ……。
若林源三の顔には……もしかしたら、物心がついてから初めてかもしれない、心の底からの笑みが浮かぶのだった。

※さとりの若林に対する感情が さとり→(かわいい弟)→若林 になりました。
※若林のさとりに対する感情が 若林→(小憎たらしい妹)→さとり になりました。
※こいしの若林に対する感情が こいし→(動けるデブ)→若林 になりました。

255 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/01/13(木) 00:59:24 ID:???
こうして反町のあずかり知らぬところで大会参加国のチームが練習に励んでいた頃。
一方で反町はといえば、未だにスベスベマンジュウガニというネーミングに強い抵抗を覚えながら。
自室でのんびりと寛いでいた。

反町「うぅ……なんでスベスベマンジュウガニなんだ……なんでだ……」
穣子「いいじゃない、特徴的で格好いいわよ? 世界で多分一つしかない名前だわ!」
反町「そりゃそうだけどこりゃ酷いぞ! そもそも何だか呼びにくいし……」
妹紅「なら、略してスベマンカットとか……」
反町「そ、それはそれで何か色々と危険な気がする……!」
穣子「決まった事を今更言っても仕方ないでしょ? うじうじ言って、情けない!」
反町「(元はといえばお前が勝手に決めたのが……! ……いや、でも、こいつはこういう奴だしな、仕方ないか……)」

穣子の性格というものを知っている反町は、もはやこれ以上は言うだけ無駄だと判断し。
小さくため息を吐いてから、ベッドから起き上がり時計を見る。

反町「(さて、と……試合の疲れは残っているが……寝るにはまだ早い時間だな)
   ……あれ、そういえばリグルは?」
妹紅「パチュリーに呼び出されてたよ?」
反町「ふーん……(何かあったのかな? さて、それはそれとしてこれからどうしよう?)」

A.同室のメンバーに話を振ってみる
B.部屋でじっとしている
C.施設の中を歩き回ってみる
D.他の部屋に遊びに行く
E.個人練習をする
F.ビデオで勉強する

先に3票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。

256 :森崎名無しさん:2011/01/13(木) 01:00:23 ID:WoM8EoBU
A 動けるデブwww

257 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/01/13(木) 01:01:01 ID:???
NPCシーンからようやく反町視点に帰って来たところで本日はひとまずここまで。
続きは明日以降書かせていただきます。
それでは、お疲れ様でしたー。

258 :森崎名無しさん:2011/01/13(木) 01:01:40 ID:45x4Rok2
C

259 :森崎名無しさん:2011/01/13(木) 01:02:28 ID:EU+WlFsg
C

260 :森崎名無しさん:2011/01/13(木) 01:08:11 ID:dyglKO3E

なにこの仲良しさんたち。妬ましい…

261 :森崎名無しさん:2011/01/13(木) 01:08:36 ID:JdK6f2KY


262 :森崎名無しさん:2011/01/13(木) 01:37:50 ID:???
村田「動けるデブと聞いて」

263 :森崎名無しさん:2011/01/13(木) 02:02:41 ID:???
というかなにげにさとりの呼び方が若林くんから源三くんになってる件
こっちは早苗さんからも穣子さんからも名字のみ、妖精トリオにいたっては人間呼ばわりなのに

264 :森崎名無しさん:2011/01/13(木) 06:34:50 ID:???
若林さん天才だからただ蹴るだけで必殺シュート覚えそう

265 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/01/13(木) 22:48:48 ID:???
>A.同室のメンバーに話を振ってみる
=================================================================
反町「(そうだな、やっぱり自分から話を振るか)」

誰かが話しかけてきたり、何かが起こるのを待つのではなく。
むしろ自分から話しかけるべきだな、と判断をした反町。
そんな反町が選んだ話題とは――。

A.穣子の話(更に分岐)
B.妹紅の話(更に分岐)
C.反町の話(更に分岐)
D.今日の練習試合について
E.次回の練習試合について
F.チーム内の情勢について
G.他国のチームについて
H.その他 自由投票枠

先に3票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。

266 :森崎名無しさん:2011/01/13(木) 22:49:15 ID:WoM8EoBU


267 :森崎名無しさん:2011/01/13(木) 22:49:43 ID:6ii13qX2


268 :森崎名無しさん:2011/01/13(木) 22:55:19 ID:PGWWPs0A
D

269 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/01/13(木) 23:26:34 ID:???
>D.今日の練習試合について
====================================================================
反町「(そうだな……やっぱり話すとすれば、今日の練習試合だよな。
    いろんな意味でインパクトが強かったし……)」

ここで話題にするのは、やはり今日行われた練習試合が無難だろうと反町は判断。
話を振ると、穣子も妹紅も試合に出場した選手だった為かすぐに話に食いつき。
今日の試合の展開、味方や敵の動きについて思い思いに話し始める。

穣子「途中交代だったのは気に食わないけど、何だかいい感じに実戦の勘がつかめた気がするし。
   私にとっちゃ悪くは無い試合だったわね」
妹紅「個人的にはもうちょっとこっちの方にもボールが飛んできて欲しかったな〜。
   何もする暇なく交代しちゃったしさ」
反町「確かに……今日の練習試合ではあまりゴール前にボールが飛んでこなかったからなぁ。
   それもこれも、幻想郷が圧倒的に強かったって事が原因なんだけど」
穣子「次の練習試合の相手はもうちょっと強い相手じゃないと……。
   あんたら攻撃陣は良くても、私ら守備陣は暇なのよね〜」

一応今日の試合で大きく成長が出来た穣子は、それなりに満足をしていた様子だが……。
しかし、それでもあまりボールが飛んでこなかったという事に穣子・妹紅というDF陣は不満を抱いているらしく。
楽勝ムードで試合が動くのはいいが、あまりにも出番が無さ過ぎると成長する機会すら貰えないと呟く。

穣子「あのレヴィンっていうフカヒレ頭も口ほどにも無かったしさ」
反町「オーロラフェイント、オーロラカーテンっていうあの気持ち悪い技は確かに強力だったけど……。
   基礎的な能力が俺達にまだ追いついてない、って感じだったな。
   (うーん、さて、もっと詳しく今日の試合を話してみようか。 でも、何を話そう?)」

270 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/01/13(木) 23:27:40 ID:???
A.「2人とも攻撃力は他のDFに比べてあるんだから、もっとオーバーラップしたらどうだ?」 積極的に上がるよう勧めてみる
B.「まあ、DFの出番が無いのはチームにしたら喜ばしい事だから……」 2人の不満を解消させようと宥める
C.「しかし、あのフカヒレダイナマイトって凄い名前だったな……」 レヴィンのネーミングセンスを肴に盛り上がる
D.「しかし、どいつもこいつも個性的過ぎたよな……」 スウェーデンの個性について改めて話し合う
E.その他 自由投票枠

先に3票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。

271 :森崎名無しさん:2011/01/13(木) 23:34:13 ID:WoM8EoBU
D ´・ω・`

272 :森崎名無しさん:2011/01/13(木) 23:34:33 ID:/CZGV0vk
B

273 :森崎名無しさん:2011/01/13(木) 23:35:00 ID:6ii13qX2


274 :森崎名無しさん:2011/01/13(木) 23:37:41 ID:2cAqsCaY
D
Cは危険な香りがするw

275 :森崎名無しさん:2011/01/13(木) 23:38:49 ID:???
>>しかし、あのフカヒレダイナマイトって凄い名前だったな……

スベスベマンジュウガ二が言うなw

276 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/01/14(金) 00:49:45 ID:???
>D.「しかし、どいつもこいつも個性的過ぎたよな……」 スウェーデンの個性について改めて話し合う
=============================================================================================
個性的。
スウェーデンJrユースは、その一言に尽きた。
キャプテンであるレヴィンからして相当にアレであるし。
フェデリックスは何故か片言で誇りに拘る変人、ラーソンはやけに軟派な変人。
ブローリンは平時こそ普通であるが試合が開始すると同時に変な言葉を口走り。
ガレリはやたらと夕食を勧めてくる。
おまけに、2トップのFWであるラベリとリュングに至ってはもはや意味がわからなかったのだ。
そのインパクトはあまりにも強烈すぎ……試合が終わって落ち着いた今でも、脳裏にこびりついてしまっている。

妹紅「面白い子たちだったよね!」
穣子「どこが! 幻想郷の奴らもかなり個性的だと思ってたけど、あいつらはその更に上を行ってたわよ?
   特にあの髪の毛が縮れ麺みたいになってた奴、あいつ私苦手だわ」
反町「縮れ麺……ドレッドヘアー……えっと、ラーソンの事か? なんでだ?」
穣子「ああいう軽薄そうなのは気に食わないのよ。 男があんな髪の毛弄るってのも、どうもね……」
反町「お前、ワイルドなのが好きなんじゃないのか?」
穣子「あれはワイルドじゃないわよ。 ただのちゃらんぽらん」
妹紅「穣子も酷いなー、確かに格好はアレだけど姿かたちだけで人を判断しちゃ駄目だよ?」

その後も、好き勝手にスウェーデンの者達について穣子は酷評してゆき。
妹紅はそれを嗜め、反町は相槌を打ちながら本当に容赦ないなと穣子の言葉に苦笑いをする。
とにもかくにも、こうして初の対外試合――スウェーデンJrユースとの試合を行った夜は、賑やかに更けてゆくのだった。


    /  |´・ω・`|  \    /   |´・ω・`| \ みんな〜
   /     ̄ ̄ ̄   \  / _,    ̄⊂二二)      ぼくたちのことをわすれないでね〜


277 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/01/14(金) 00:50:49 ID:???
そして、反町達が賑やかに夜を過ごしていた頃。
一方で誰もいなくなった無人のフィールドでは――パチュリー=ノーレッジとリグル=ナイトバグ。
今日の試合で大きく成長をした自称(他称になりつつある)エースと、
そのエースの成長を見て涎を出してしまいそうになるまで興奮した人材マニアが練習をしようとしていた。

パチュリー「いい事、リグル=ナイトバグ。 私の言う事を聞いていれば、あなたはこのチームのエースに近づける。
      ハァ……ハァ……」
リグル「うぅ……(なんだか気持ち悪い。 目がギラギラしてる……)」

興奮したように鼻息を荒くしながら力説するパチュリーに、それに怯えるリグル。
夕食が終わった後、半ば強引にパチュリーに練習に誘われたリグルは。
このパチュリーの普段からの変貌ぶりに内心辟易をしていたのだが……。
実際、パチュリーの言うことを聞いて練習方針を変えたことがプラスになった事は今日の練習試合でも判明している為。
そうそう邪険に出来ず。
また、パチュリーの自分の言う事を聞き続ければエースになれるという甘い言葉に単純に惹かれてしまった為。
逃げる事も出来ずに、こうしてパチュリーの視線に耐えながら、落ち着かない様子でキョドるのだった。

リグル「ね、ねぇ、話はもういいから早く練習しようよ……(早く部屋に帰って甘い水飲みたいし)」
パチュリー「熱心ね。 いいでしょう、私の持つ技術全てを叩き込んであげるわ。
      ハァ……ハァ……! あっ、駄目だわ、鼻血が……」
リグル「うぅぅぅ……(き、気持ち悪いよ〜! 誰か助けて〜!!)」

あまりの興奮に鼻血を噴出してしまうパチュリーを見て涙目になりつつ。
こうしてリグルはパチュリーの指導を受けながら、練習を開始するのだった。

278 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/01/14(金) 00:52:00 ID:???
先着で「★で囲まれた部分を順に」コピペしてください、

★この人も結構な変態でしたパチュリーさん→! card★
★既に1回練習してるからちょっと伸びが悪いりぐるん→! card★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

二人の特訓カードのマーク・数字が一致した場合、数値の合計に+5されます。
JOKERの場合は、自動的に相手のマークと一致になります。
二つのカードの合計値が、

35→パチュリー「リグル最高や! 反町や魔理沙なんていらんかったんや!!」。
新ドリブル、スキル・ドリブル+2、スキル・タックル+2、新スキル×3取得! 高い浮き球+1!
31〜33→リグル、ホントのエースになる。
新ドリブル、スキル・ドリブル+1、スキル・タックル+1、新スキル×2取得! 高い浮き球+1!
26〜30→リグル、エースになる。スキル・ドリブル+1、スキル・タックル+1、新スキル取得! 高い浮き球+1!
22〜25→リグル、エースに凄く近づく。スキル・ドリブル+1、スキル・タックル+1取得!高い浮き球+1!
18〜21→リグル、エースに結構近づく。スキル・ドリブル+1、スキル・タックル+1取得!
11〜17→リグル、エースに近づく。スキル・ドリブル+1取得!
2〜10→まるで効果無し。 パチュリー「……やっぱ駄目だわこの虫」

279 :森崎名無しさん:2011/01/14(金) 00:52:18 ID:???
★この人も結構な変態でしたパチュリーさん→ クラブ10
ファイトー!

280 :森崎名無しさん:2011/01/14(金) 00:53:25 ID:???
★既に1回練習してるからちょっと伸びが悪いりぐるん→ ダイヤK

281 :森崎名無しさん:2011/01/14(金) 00:53:42 ID:???
よっしゃあ!

282 :森崎名無しさん:2011/01/14(金) 00:54:54 ID:???
惜しい…ってかそれでも期待値を遥かに超えてるw
やっぱおかしいよこの子w

283 :森崎名無しさん:2011/01/14(金) 00:55:00 ID:???
これはダブルエースとして反町も負けてられないな

284 :森崎名無しさん:2011/01/14(金) 00:58:18 ID:???
これ以上はマーク一致がほぼ最低条件だからいい結果だな

285 :森崎名無しさん:2011/01/14(金) 00:58:26 ID:???
後一回試合でK勝利して全能力+1すれば伝説の超エースだねw

286 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/01/14(金) 01:03:27 ID:???
高い浮き球に強くなったのは後々に大きなプラスになりますねー。
パチェさん大歓喜、といったところで本日はひとまずここまで。続きは明日以降書かせていただきます。
それでは、お疲れ様でしたー。

287 :森崎名無しさん:2011/01/14(金) 01:04:22 ID:???
天才エース乙でしたー

288 :森崎名無しさん:2011/01/14(金) 01:07:51 ID:???
いずれ戦うヘルナンデスも、自分の大好きなロリのリグルや魔理沙に吹き飛ばされれば本望だろう

289 :森崎名無しさん:2011/01/14(金) 01:43:53 ID:???
吹っ飛ばされるジノさんのいい顔が見えるようだ…乙でした〜

290 :森崎名無しさん:2011/01/14(金) 05:07:40 ID:???
シュートは魔理沙に並んだw反町抜きもありうる総合力は抜かれたけどw
それと一応突っ込んでおこう
ヘ、ヘンタイだー!!

291 :森崎名無しさん:2011/01/14(金) 18:05:02 ID:???
>>276
(´;ω;`)ノ わすれないよ〜

292 :森崎名無しさん:2011/01/14(金) 21:40:44 ID:???
>>276
気が早いけど第二回人気投票で票を入れてあげるからね〜

293 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/01/14(金) 23:56:14 ID:???
>★この人も結構な変態でしたパチュリーさん→ クラブ10 ★
>★既に1回練習してるからちょっと伸びが悪いりぐるん→ ダイヤK ★
>リグル、エースに凄く近づく。スキル・ドリブル+1、スキル・タックル+1取得!高い浮き球+1!
============================================================================================
ティッシュで鼻を押さえながら指導をするパチュリーに、そのパチュリーを気持ち悪く思いながら練習を繰り返すリグル。
本当に上手くいくのか?と、見る者がいたら恐らくは感じたであろうが――。
しかし、ちょっとばかり変態でありながらもそのコーチとしての手腕は確かなパチュリーの指導を受け。
今日の練習試合でその類稀なる才能を開花させつつあったリグルは、めきめきとその実力を上げていったのだった。

リグル「ハッハァー!! これが私のリグルーレットだァ〜!!」
パチュリー「(素晴らしい……! 実に素晴らしい!!)」

パチュリーの得意とするドリブルのコーチングを受けてリグルはより高度なボールコントロールを可能とし。
更に、前線での守備の仕方というものをパチュリーから講義を受け。
その小さく皺の少ない脳味噌でも何とか理解をし、タックルの技術を上げる。
しかし、この日の特訓で何よりも伸びたのは――リグルの高い浮き球に対する処理能力であった。

元来、浮き球に強くダイレクトシュートを得意としていたリグルだが……。
身長が低い為か、高い浮き球よりは平凡な処理能力であった。
だが、パチュリーの指導を受けた今、リグルの高い浮き球の処理能力は低い浮き球に匹敵する程に伸び。
より一層ライトニングリグルキックを打ちやすくなり……ポストプレイもこなしやすくなる。

294 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/01/14(金) 23:57:16 ID:???
リグル「ハッハァー! 私が幻想郷のエース、リグル=ナイトバグだァ!!」
パチュリー「(やはり彼女には才能がある……霊夢には及ばないけれど、魔理沙や反町を圧倒する才能が……!
       それだけに惜しい! いつまでも反町に拘っていては更なる成長は出来ないわ……。
       あなたはそろそろひとり立ちをするべきよ、リグル! そして、できれば紅魔に来なさい!
       手取り足取り私の持っている技術全てを教えてあげるわ!)ハァハァ……!!」
リグル「(……強くなれたのは嬉しいけど、やっぱり気持ち悪いなぁ)」

強くなったと実感があったのか、諸手を上げて喜ぶリグルに……。
そんなリグルを見てパチュリーは恍惚の笑みを浮かべるのだった。

※リグルのパチュリーに対する感情が リグル→(気持ち悪い)→パチュリー になりました。

295 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/01/14(金) 23:58:22 ID:???
こうしてリグルがパチュリーの力によってめきめきと力をつけている頃。
一方でそのパチュリーが信頼をするFW――霧雨魔理沙は独り、ロビーのソファーに腰を埋め。
どうすれば更なる力を得られるのか……ただそればかりを考えていた。
今日の練習試合でその才能を見せ付けたリグルは魔理沙の背中にピタリと張り付き。
虎視眈々と今の魔理沙の位置を狙い……。
その魔理沙の前を行くストライカー、反町一樹の背中は、未だ霧雨魔理沙には見えない。

魔理沙「(ファイナルスパーク程度の付け焼刃程度じゃ駄目だ……! もっと……もっとパワーのあるシュートを身につけないと!
     だが、これ以上のシュートをどうやってつければいい……?
     魅魔様がくれたブラックボールはもうパンクして使い物にならん。
     というより、これ以上ブラックボールを使って練習してもファイナルスパーク以上のシュートを編み出せる気がしねぇ!
     くそっ……練習をサボってたツケがこれかよ!? 霊夢の奴はどんどん新技覚えてるってのに!!)」

今の霧雨魔理沙は、かつて博麗霊夢と並ぼうと努力していた時代の遺産を使っているだけに過ぎない。
不夜城カップ開始前から急いで努力をし続けても、それは所詮付け焼刃。
元々才能がない彼女がいくら努力をした所でその練習で伸びる力はたかが知れており。
既に背中に並ばれかけていた反町達に追い抜かれ、追い越されるのは最早自明の理であった。

魔理沙「(昔、魅魔様の渡してくれたノートの52P……。
     その答えさえ見つかれば、きっとまた新しい技を覚えられる筈なんだ……。
     だが……思い出せねぇ。 何が書かれてたんだ……何だ……! 何だったんだ……!!
     くそっ、喉元まで出掛かってるのに全然わからん!
     あれはサッカーだけじゃなくて魔法の事もかかれてたが、それも関係するのか!?)」

苛立ったように頭を掻き毟り、うめき声を上げる魔理沙。
その後、彼女は憂さを晴らすように今日もまた夜間の練習へと出かけてゆくのだが……。
やはり才能の無い彼女が一朝一夕で技術を高める事は出来ず。
結局、今日の練習もまた無駄なものに終わってしまうのだった。

                           全幻想郷Jrユース 合宿22日目 終了

296 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/01/14(金) 23:59:37 ID:???
全幻想郷Jrユース 合宿23日目

リグル「ハッハァー! 私がエースのリグル=ナイトバグだァ!!」
穣子「(……私よりタックル上手い)」
咲夜「(私以上のキープ力……)」
静葉「(私のフォーリンパスとリグルちゃんの普通のパスが同等……)」
美鈴「(せ、競り合い強さが並ばれた!? い、いや! まだ紅魔獄屠拳を使えば……!!)」
早苗「おのれリグルさん……皆の自信までも破壊してしまった……!!」

練習試合の明くる日、またもやいつもの全体練習をこの日の午前は行っていたのだが……。
その全体練習の中で、練習試合で大きく成長し。
更にはパチュリーとの特訓でエースへと大きく近づいたリグルは多くの者達の得意とする技をその技において圧倒し。
その者達の自信を失わせていたのだった。

反町「(……本当になんでこうなったんだろう)」
リグル「ハッハァー! 大会では10ゴール10アシストを目指すぞ!!」

輝夜「うーん、リグルが伸びたのはいいけれど……チームの士気とか大丈夫かしら?
   みーんな、リグルに負けるのは納得がいかないって顔してるんだけど」
パチュリー「ここで発奮しない奴は、所詮はそこまでの選手って事よ。
      ……あなたもどこか納得いかないって表情ね?」
輝夜「だってリグルだし。 ……まあいいわ、なんにせよ、選手が伸びるのはいい事だしね。
   (しっかし、前線に3人も強力な選手は……うーん。 3トップを固定にすると作戦組みにくいし。
    こりゃ反町君、魔理沙、リグルの誰かはコンバートも考えなきゃね)」

297 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/01/15(土) 00:00:51 ID:???
こうして午前の練習はスーパーリグルタイムで幕を閉じ。
反町は昼食を食べた後、午後の個人練習へと移行をする。

反町「さてと……今日の個人練習はどうしようかな?
   リグルも伸びてきたんだし、俺だってうかうかしてられない。
   ここは自分の能力を伸ばすべきか……それとも技か何かを覚えるべきか?
   誰かの練習を手伝うのも、大会を見据えればありかもしれないな。 さて、どうしよう?」

やや上がり難い:シュート(57)
普通:ドリブル(52)
やや上がり易い:パス(50)、タックル(51)、パスカット(49)、せりあい(49)
とても上がり易い:ブロック(43)

A.個人練習
B.他者の練習を補助
C.他者に練習を補助してもらう
D.他者と一緒に練習する

先に3票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。

298 :森崎名無しさん:2011/01/15(土) 00:01:23 ID:xC8n5fmk


299 :森崎名無しさん:2011/01/15(土) 00:03:02 ID:crpa0uvQ
C

300 :森崎名無しさん:2011/01/15(土) 00:08:22 ID:kmRPBheA
C

301 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/01/15(土) 00:13:35 ID:???
>C.他者に練習を補助してもらう
=======================================================================
反町「(そうだな、今日は誰かに練習を補助してもらおう。
    でも、誰に練習を見てもらおうかな?)」

先に3票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。

※練習を手伝ってもらう選手の名前を明記して下さい。
 「パチュリー」「輝夜」「松岡」も選択出来ます。
※反町のフラグ「パス」「シュート」「タックル」「せりあい」

302 :森崎名無しさん:2011/01/15(土) 00:14:06 ID:xC8n5fmk
パチュリー

303 :森崎名無しさん:2011/01/15(土) 00:14:23 ID:jZpNrWSM
パチュリー

304 :森崎名無しさん:2011/01/15(土) 00:14:32 ID:FyQKi8jo
パチュリー

305 :森崎名無しさん:2011/01/15(土) 00:15:36 ID:???
パチュリーさんの指導力に期待

306 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/01/15(土) 00:23:15 ID:???
>パチュリー
================================================
反町「(そうだな……コーチであるパチュリーさんに頼もう)」

2人いるコーチ陣の中では、紛れもなくこちらの方が優秀だろうと反町は判断し……。
フィールドで練習を繰り返す者達をコーチするパチュリーへと歩み寄ると。
個人的にコーチをしてくれないか、と頼み込む。
これを受けて、パチュリーは顔色一つ変えないまま二つ返事で了承をするのだが……。

パチュリー「でも、いつでもあなたをコーチできると思わないでね。
      私は午後の個人練習の時間、全員の練習を見て回る義務がある」
反町「はい(確かに、俺にずっと付きっ切りって訳にもいかないだろうしな。
   次に頼む時は付き合ってくれるかどうかわからないぞ……?)」

パチュリーに釘を刺され、反町は苦い顔をしながらも納得。
その後、2人は早速ボールを持ってフィールドへと出て、マンツーマンでの練習へと移ろうとする。

パチュリー「それで……あなたは何を覚えたい?」
反町「その前にパチュリーさんがどんな技を教えられるか教えていただけるとありがたいんですけど……」
パチュリー「ふむ……私が教えられるのは、ざっとこんなところかしら?」

覚えやすい:ドリブル技、パス技、地上シュート技、ダイレクトシュート技、パスカット技
普通:タックル技
覚えられない:クリアー技、ブロック技、トラップ技

反町「…………(ま、松岡コーチとは比べ物にならない程の優秀ぶり。
   って、あれ!? 地上シュート技が覚えられるのか!? ど、どうしよう? 何を選ぼうか迷うぞ?)」
パチュリー「……時は金なり。 早く決めて頂戴」

307 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/01/15(土) 00:24:27 ID:???
A.ドリブル技
B.パス技
C.地上シュート技
C.ダイレクトシュート技
D.パスカット技
E.タックル技

先に3票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。

308 :森崎名無しさん:2011/01/15(土) 00:24:58 ID:xC8n5fmk


ぜひ覚えたいわ!

309 :森崎名無しさん:2011/01/15(土) 00:38:12 ID:dhkgHXRo


310 :森崎名無しさん:2011/01/15(土) 00:39:05 ID:crpa0uvQ
C


311 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/01/15(土) 00:42:41 ID:???
あ……ごめんなさい、Cが2つありましたorz 今更気がつきました、申し訳ありません。

A.ドリブル技
B.パス技
C.地上シュート技
D.ダイレクトシュート技
E.パスカット技
F.タックル技

先に3票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。

とりあえず現状、Cが3票入ってますが、もし投票した人の中で変更したいという人がいたら1:00までに変更お願いします。
変更なしの場合、地上シュートを取得する方向で進めます。

312 :森崎名無しさん:2011/01/15(土) 01:01:27 ID:FyQKi8jo


313 :312:2011/01/15(土) 01:02:28 ID:???
ってすいません
最後まで読まずに投票してしまったorz

314 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/01/15(土) 01:04:02 ID:???
>C.地上シュート技
===================================================================
反町「地上シュートでお願いします!」
パチュリー「ふむ……まあ、いいでしょう。
      オータムドライブ以上のシュートは教えられないけれど、それなりに有用なシュートを教えてあげるわ」
反町「え!? (オ、オータムドライブ以下……? もしかして、リグルの地上の流星みたいな低燃費低威力シュートのことか!?)」

パチュリーの返答に混乱をしながらも、こうして反町の特訓は開始されたのだった。

先着で「★で囲まれた部分を順に」コピペしてください、

★反町の地上シュート練習→(! dice+! dice)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

※反町のドリブル経験値は「5/10」です。
 10に到達すれば新たにスキルor必殺技を獲得出来ます。

315 :森崎名無しさん:2011/01/15(土) 01:04:57 ID:???
★反町の地上シュート練習→( 1 + 3 )=★

316 :森崎名無しさん:2011/01/15(土) 01:05:42 ID:???
こ れ は ひ ど い
というかドリブル経験値?

317 :森崎名無しさん:2011/01/15(土) 01:05:58 ID:???
ごめん…orz

318 :森崎名無しさん:2011/01/15(土) 01:06:11 ID:???
ドリブル経験値?

319 :森崎名無しさん:2011/01/15(土) 01:07:18 ID:???
まぁ引きが悪いのは仕方がないさ
法則性がない以上はリアルラックしかないしな

320 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/01/15(土) 01:07:47 ID:???
>>316-318
あわわ、ごめんなさい。シュート経験値でした。お詫びして訂正します。
反町があと一歩で新技を覚えられない!といったところで本日はひとまずここまで。
続きは明日以降書かせていただきます。それでは、お疲れ様でしたー。

321 :森崎名無しさん:2011/01/15(土) 05:26:58 ID:???
ミスドンマイ、おつかれさまでしたー。

322 :森崎名無しさん:2011/01/15(土) 05:41:17 ID:???
ポイゾナスドライブあるのに低燃費シュート教えてもらえたところで使い道あるのか?

323 :森崎名無しさん:2011/01/15(土) 07:21:22 ID:???
パチュリーは有用とか言ってるんだし、覚えて損な技ではないんだろう

324 :森崎名無しさん:2011/01/15(土) 15:44:16 ID:???
あくまでそれなりレベル、補正8消費220〜230なら点狙いのオータム、温存のポイゾナス選択すると思う。
補正6以下なら超低燃費のヘディングするだろうし。
どの道練習は最終段階、夜はビデオと交流、この1ポイントを埋める暇は無さそう

325 :森崎名無しさん:2011/01/15(土) 15:47:31 ID:???
たしかにビデオはさっさとこなしたいところだな
次の課題もあるんだろうし

326 :森崎名無しさん:2011/01/15(土) 15:48:15 ID:???
あくまで低燃費低威力は反町の予想であって違うシュートかもしれんからまだわからんね
マジカル☆咲夜ちゃん☆スター みたいな超ロングシュートとかしれんし

327 :森崎名無しさん:2011/01/15(土) 16:56:45 ID:???
必殺シュート開発時の適正判定で反町にアクロバット系ロングシュート系の適正はないとなったような

328 :森崎名無しさん:2011/01/15(土) 18:01:44 ID:???
むしろ1対1シュートかも知れん

329 :森崎名無しさん:2011/01/15(土) 18:46:48 ID:???
ループシュートかなんかかな

330 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/01/15(土) 20:28:29 ID:???
>★反町の地上シュート練習→( 1 + 3 )=地上シュート経験値「9/10」に!★
===========================================================================
反町「えっと……それで、どういう練習をすればいいんですか?」
パチュリー「ドリブルをしながらゴール前、深い位置まで切り込んで。
      その後、スピードを殺さぬままシュート。 無論、コースを狙って」
反町「深い位置まで切り込んで……え、もしかして……!?」
パチュリー「一対一の状況で使えるシュート……覚えておいて損はないでしょう?」

パチュリーの言った、オータムドライブ以上の威力はなく。
しかし、それでも有用だと言ったシュートとは、一対一の状況で使えるシュートであった。
競り合い力がそれなりに上がり、また、単身での突破力も上がってきている反町。
敵のDF陣がひ弱であれば、一対一の状況を作り出すという事も決して難しくなく。
そういった場面になれば、一対一用のシュートを覚えておくのも無駄ではない。
そう考えた反町は、パチュリーの言葉に突き動かされるまま、言われるがままに練習に取り組むのだが……。

ボデッ コロッ……

反町「くっ……!(駄目だ、スピードを殺さないままシュートを打つなんて……! フォームがまるで整わない!)」
パチュリー「(フリーの状況、ボールを受けてからの直接シュートは得意なようだけど……。
       やはりドリブルで進んでからのシュートではそのシュートコントロールを生かせてないわね。
       まあ、以前まではドリブルがてんで駄目だったから、勘が鈍っているんでしょう。
       それに、元々彼はダイレクトシューターで地上シュートはそれほど得意ではなかったようだしね。
       あと1回程度練習をすれば、十分ものになるはずだけど……)」

繊細な足元の技術が要求される一対一の状況でのシュートは、反町のセンスでは会得をするのが難しかったらしく。
練習の結果は、あまりよいものとは言えないものに終わるのだが……。
それでもパチュリーは次回の練習ではモノに出来る筈だと考え、こうして反町の一対一シュートの特訓は終了するのだった。

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