キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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キャプテンブライト6
1 :
キャプテン・ブライト
◆xWA.3pF8tM
:2011/02/07(月) 23:18:50 ID:Qny+Khnc
省略したい気分になりました…
465 :
キャプテン・ブライト
◆xWA.3pF8tM
:2011/04/18(月) 04:23:26 ID:hxR+PvOc
#軍人、軍属の人間は、戦闘結果によって、報酬が支払われます。目処は第三者の採点に準じます。
報酬は、連邦軍内部でのみ使える貨幣『P』(ポインヨ。あるいはペリカの略)です。
WB装甲値:7/10→5/10(2失点)。半壊状態になりました。
上層部評価値:20→24(「基本値+3:得失点差+1」→+4)
賞金。『得失点差』3対2→「+1」*20Pが、全員に支払われます(0以下にはなりません)。
---
今回の採点者→瀬戸口(採点者の主観や好み、『贔屓』が、かなり入ります)。
採点(100点満点):選手名:寸評、です。
40:Jハイネ:邪魔なんだけど…アシストつけてるんだよなぁ。
70:Iヤムチャ:不運だったけど、またも得点。頑張れよー。
80:Hアムロ:スタミナ不足も、堅守に、1ゴール、(微妙な)覚醒と大活躍。
70:G叶親:ドライブシュートを決めて1ゴール。シャアへのマークも。
55:F伊藤 誠:守備範囲でカバーしたが、攻撃面でやや弱い。
99:Eタカトシ:ツッコミ安定のおかげで、あの芝村がボケに回った。芝村を少し好きになったよ。
50:Dハマー:活躍もしたんだが。土下座がなぁ…
40:C心内 療:メンタルケアで後方支援。ただ仕事は全くできず。
60:B糸色 望:ロードローラーに、アシスト。なかなか動いたね。
60:Aブライト:左舷の突破と防御に貢献。ちょっと驚いた。
45:@リュウ:2失点も、シャア相手にはしょうがない。ただキャラは立たなかった。
466 :
キャプテン・ブライト
◆xWA.3pF8tM
:2011/04/18(月) 04:25:27 ID:hxR+PvOc
#獲得賞金、表彰選手(記者投票)、他。
「作戦難易度:200P」WB資金+200P、ブライト+100P、その他選手+20P
→通常勝利:増減なし
・引き分け、負けでさらに半額。勝利条件失敗or未達成でさらに半額(適当に切り捨て)。
・WB資金へは全額(艦長へはその半額)。出場登録メンバーにはその1/10が与えられる(但し最低10P)。
「殊勲賞」 強敵に勝った選手に与えられる。+100P
・アムロ
「敢闘賞」 敢闘精神溢れるサッカーを展開した選手に与えられる。+100P
・該当なし
「技能賞」 優れた技能を発揮した選手に与えられる。+100P
・シャア
「ゴールデングラブ賞」 守備が巧い選手に与えられる。+100P。
・アムロ
「カムバック賞」 汚名返上できた選手に与えられる。+50P。
・該当なし
「ファイアマン賞」 セーブが多かったり、危機一髪を助けた選手に与えられる。+50P。
・該当なし
「ベストナイン」 FW,MF,DF,GKそれぞれ一人だけ選出される。+50P。
・FW:シャア。MF:アムロ。DF:該当なし。GK:該当なし。
「沢村賞」 最も普通に最高にサッカーをした本格派の選手に与えられる。+100P。
・シャア
「ゴール」シャア、叶親、シャア、アムロ、ヤムチャ→各々50P
「アシスト」11ばん、ハイネ、糸色望→各々50P
「完封」なし→各々50P
467 :
キャプテン・ブライト
◆xWA.3pF8tM
:2011/04/18(月) 04:26:58 ID:hxR+PvOc
『勲章』
「名誉負傷勲章」(パープル・ハート):戦闘によって負傷した選手に授与される。+50P
・ヤムチャ:オレンジ邪魔、ダムダム弾で瀕死、等。
「騎士戦功十字勲章・剣付き」:戦場で、直接攻撃以外の功績を上げた選手に授与。
・タカトシ:ツッコミ
「騎士戦功十字勲章・剣なし」:ベンチや後方支援:援護で、功績を上げた選手が受賞。
・原 素子:ドレンさんを刺した
「賞賛章」:敵軍との直接接触において勇敢な行動を取った。+100P
・アムロ
「勲功章」:格別な功績を挙げた選手に授与される。
・シャア:マークが厳しい中、2得点
「極楽トンボ章」:ヘタれすぎた選手に授与。-50P
・ハイネ
「手作り勲章」(軍非公式)
・タカトシ
・心内 療
「罰金」:-100P
・ハイネ:味方への誤射、その他。
468 :
キャプテン・ブライト
◆xWA.3pF8tM
:2011/04/18(月) 04:29:13 ID:hxR+PvOc
---
試合終了。全員のガッツが+300回復します。
・誠「気配り」、タカトシ「心遣い」、心内 療「メンタルケア」が発動。
それぞれ自分以外のガッツが、+10、+20、+10回復します。
(ハイネ、タカトシ、心内 療はスポット参戦組のため、次回以降は基本的に参加しません)
ブライト:535/535
アムロ:390/500
叶親:650/650
ハマー:300/300
ヤムチャ:560/600
糸色:500/500
誠:550/550
リュウ:600/600
469 :
キャプテン・ブライト
◆xWA.3pF8tM
:2011/04/18(月) 04:34:03 ID:hxR+PvOc
-------------
<且ナ村人材派遣からの増援(?)>
女性陣と合流し。各種手続きの前にとりあえず、一休みするかという流れになって。
伊藤誠はWB内の自分の部屋(一人部屋)に戻ってきた。
…また床が血まみれだが、オンナスキーが掃除している。ファーザーは血を吐いて倒れたまま。
キバヤシが観察し、オプーナはワゴンの上にいる。
伊藤 誠「すっかり慣れてしまった僕が怖い」
テーブルの前で、お茶をすする。…ワールドはどっか行ったままだ。
一息ついてると、ドアのチャイムがなった。
伊藤 誠「はーい、どなたです?」
ドアを開けると。そこには、二人の男がいた。
ハイネ・ヴェステンフルス。そして津田タカトシである。
470 :
キャプテン・ブライト
◆xWA.3pF8tM
:2011/04/18(月) 04:35:14 ID:hxR+PvOc
伊藤 誠「あれ? ハイネさんって(原さんから逃げるため)万引きして捕まったんじゃ」
ハイネ「ああ。懲役3年だけど、執行猶予がついた」
伊藤 誠「それは良かったですね…。で、なんで僕の部屋に?」
ハイネ「且ナ村人材派遣から、派遣されてきた。しばらくここで厄介になる。
俺は(普段は)正統派の軍人だからな。そういう意味では、力になれるぞ」
タカトシ「オレの場合、何故か昨日付けで、且ナ村人材派遣へ移籍したことになってたんです…」
伊藤 誠「ええ、はい。まあ。で、もう一回言いますけど。…なんで僕の部屋に!?」
ハイネ「だって。ブライトさんに、寝泊りはここでしろって言われたぞ? 書類もそうなってるし」
タカトシ「同じく。正規兵じゃないから個室がないらしく」
…伊藤誠は、泣いた。堂々と、大声を上げて泣いた。
人口密度、高すぎである。
471 :
キャプテン・ブライト
◆xWA.3pF8tM
:2011/04/18(月) 04:51:21 ID:hxR+PvOc
-----
<ブライトの自室>
ブライト「ミーティングや反省会の前に、休憩か…。そもそも芝村 舞は、どこ行ったんだ?」
なんだかんだで、あの人がいないと色々と回らないのである。
ブライト「まあ、もう少しで戦後処理終わるし。その後は通常体制。凄く久々なんだけどなぁ」
【選択肢】
先に2票入った選択肢で続行。age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。
A:雑務は芝村舞に任せたいが…どこ行っちゃったんだろう
B:たまには、色々な雑務を自分でやるかな。どうなるか知らないけど
---
今日はここまでー。最近、仕事の都合で昼夜逆転してますよ…
472 :
森崎名無しさん
:2011/04/18(月) 11:53:16 ID:ugDQnRcM
A
どうなるか知らないけどってw
お体には気をつけて乙でした〜
473 :
森崎名無しさん
:2011/04/18(月) 21:24:29 ID:VcwlnPOg
a
474 :
森崎名無しさん
:2011/04/18(月) 22:01:23 ID:???
今の誠の部屋って酷すぎるw
475 :
キャプテン・ブライト
◆xWA.3pF8tM
:2011/04/20(水) 03:04:36 ID:0lt7rSzg
>>472
ブライトさんは、いても邪魔なだけだしなぁ(酷
>>474
とりあえず、困ったらそこに入れとけという。
-----
<WB内部、図書室>
後に。同じペガサス級のアルビオンが、「女体の神秘」なんて本を置いているくらいだ。蔵書は結構多い。
大きな、とても大きな部屋。
全く人の気配はせず。ロボットアームが、本を本棚に入れて回っている。
本棚整理用のハシゴの上に、一人の女性が座っていた。
ぼんやりと、しかし真っ直ぐにどこかを見つめている。
早川あおい、その人だった。
普段とは違って、抑揚のない声で…まるで呪文を唱えるように、呟く。
あおい「いらっしゃい。思ったより遅かったですね」
ポニーテールを結ぶのは、飾り気のないゴムひも。いつもの制服姿に、腰にカトラスを差し。真っ直ぐな姿勢で。
芝村 舞が歩いてくる。
芝村 舞「よく言うものだ。招待状も出していないくせに」
近くにあったベレー帽を、なんとなく被る。これは芝村舞にとっては、なかなか珍しいことだ。
476 :
キャプテン・ブライト
◆xWA.3pF8tM
:2011/04/20(水) 03:06:24 ID:0lt7rSzg
あおい「あなたがじっとしていれば、あなたは人に会いに来るだろう」
芝村 舞「ドアノの言葉だな」
あおい「YES.どーも、舞ちゃん。あ、階級はそっちが上だし、芝村さん、のほうがいい?」
芝村 舞「好きにするがいい」
遠くを見たままのような状態で、あおいは言う。
あおい「ボクは、貴方があのままボケキャラとして定着するんじゃないかと心配しちゃいました」
芝村 舞「まだそれほど男性陣に期待していない」
あおい「全ての情報は、共有し並列化した時点で単一性を喪失し。
動機なき他者の無意識に、あるいは、動機ある他者の意志に内包される。
全てのネタも同じ。みんながヤムチャの足元を心配し、ヘタレ呼ばわりする」
芝村 舞「それは経験から導き出されたあなたの言葉?」
あおい「YES.事実、最後は、あなたまでヤムチャをいじってましたから」
芝村 舞「確かにアレは面白い現象だった」
477 :
キャプテン・ブライト
◆xWA.3pF8tM
:2011/04/20(水) 03:07:43 ID:0lt7rSzg
あおい「あなたは世界中で起きている何もかもがインチキに見えているんでしょうね」
芝村 舞「J・D・サリンジャー」
あおい「YES.でもまあ、ボク自身、ツッコミキャラな立ち位置なわけで。少なからず気持ちはわかりました。
言葉では知っていても、実際に目の当たりにするまでは信じられなかった。
オリジナルの不在が、オリジナルなきコピーを作り出してしまうなんてね。
あなただったら、あの現象をなんて名付けますか」
芝村 舞「STAND ALONE COMPLEX」
あおい「YES.STAND ALONE COMPLEX」
478 :
キャプテン・ブライト
◆xWA.3pF8tM
:2011/04/20(水) 03:12:16 ID:0lt7rSzg
ゆっくりと、あおいが下りてくる。
あおい「元来、今の社会システムには、そういった現象を引き起こす装置が内包されているんだ。…みんなヒマだし。
ボクにはそれが、絶望の始まりに感じられてならないけど、あなたはどう?」
芝村 舞「さあ、どうかな? だけど私は、情報の並列化の果てに個を取り戻すための、一つの可能性を見つけた」
あおい「ちなみに、その答えは?」
芝村 舞「羞恥心。多分ね」
あおい「…そうなの?」
芝村 舞「正解は『笑い男事件』を参照くださいッ!」
あおい「ボク、自分が笑い男だと名乗ったことは一度もないんだけどなぁ」
479 :
キャプテン・ブライト
◆xWA.3pF8tM
:2011/04/20(水) 03:13:57 ID:0lt7rSzg
<<芝村さん。何故、慣れない営業をするのかしら。スマイルが怖いわ>>
頭に直接響く声とともに、ふらふらと、女性が歩いてきた。
「南斗最後の将」。ユリアである。
芝村 舞「なんとーッ。ユリア、生きていたのか!?」
あおい「(…ボケなのだろうか)」
芝村 舞「いや、これは…ただの、動く人形だな」
あおい「リモート義体だね」
芝村 舞「シンが持ってたヤツだな」
あおい「なんでこんな時に。空気読め、と」
芝村 舞「ダッチワイフなだけに」
あおい「空気嫁、と」
ユリアっぽい大人の玩具は、まるで糸が切れたかのようにパタッと倒れた。
直後、その後ろから。
今度はしっかりとした足取りで、一人の女性が現れた。
あおいと芝村舞は、彼女と初対面だったが…互いの存在は知っている。
芝村 舞「(ユリアっぽいのが出てきた意味って…)」
480 :
キャプテン・ブライト
◆xWA.3pF8tM
:2011/04/20(水) 03:18:27 ID:0lt7rSzg
あおい「(コホン)。…私は私が見える世界を皆に見せるための機械だ」
簡素なジーンズと対象的に、上半身はやたらに「女」を強調する、露出の高いインナー。
その上に男物のジャケット。奇妙な格好に思えるが、不思議と統一感がある。
草薙素子「ジガベルトフ。映画監督、だったかしら」
公安9課所属。草薙 素子。…どうせ偽名だ。通称:少佐である。
あおい「YES.」
芝村 舞「(しかし↑コレって、戦車兵志望の悠木映を思いださせるな)」
草薙素子「皆、久しぶりね。…それともはじめまして、か」
芝村 舞「直接会うのは初めてだが、久しぶり、で構わない。芝村ではそういう使い方をする」
あおい「まあ少なからず、知ったもの同士ってことで」
481 :
キャプテン・ブライト
◆xWA.3pF8tM
:2011/04/20(水) 03:21:53 ID:0lt7rSzg
芝村 舞「左舷での戦いで。最後にハマーの中にいたのは少佐だな?」
草薙素子「ええ、そうよ。ちょっと意外性を演出しようかと思って。
それに、もしボールを奪われていたら、全 力 で 防御しようと思っていたわ。
…まあハマーだから、反射で土下座するかもしれないけど」
あおい「ボクだってあの試合、影から支えてたんだよ?」
芝村舞&草薙素子「「え? そうなの?」」
#この二人が知らないというのは、相当なことである。
あおい「最後の電報、ボクだもん」
芝村 舞「私は身に覚えがないから、てっきり少佐が出したんだと思っていたが」
草薙素子「私こそ、アレは普通に芝村さんが出した電報だとばかり」
芝村 舞「あおい。…試合を支えるのが、影からすぎないか?」
あおい「時間がかかっちゃったんだ…。電報(115番)にかけようと思ったら、海上保安庁(118番)に繋がっちゃって」
#芝村舞&草薙素子が、同時に乾いた愛想笑いをするということも、相当なことである。
482 :
キャプテン・ブライト
◆xWA.3pF8tM
:2011/04/20(水) 03:24:14 ID:0lt7rSzg
芝村 舞「まあともかく。私と少佐は、オノデン坊やよりも素早く電子の世界を駆け巡るが。
あおいはコンピュータ関係で、何か特徴あったのか?」
あおい「特にないよ。名前が『aoi』ってだけで、笑い男に間違われて、どっかの公安女性に誤認逮捕されたくらい。
あの時は、危うく拷問されそうになった」
草薙素子「ごめんなさい。アレは趣味よ」
芝村 舞「趣味なら、しかたあるまい。原も、よく通りすがりの誰かを刺してるしな」
妙なヤツが権力を握ると大変である。
あおい「ボクがWB隊に誘われたのも、勘違いからだったし。呪われてるんじゃないの? この名前…」
芝村 舞「しかし塾長狙撃の時も、あおいは電脳系でバックアップしていたではないか」
あおい「それは勢いだよ。ボクが電子の世界を駆け巡る速度は、せいぜいオノデン坊やレベルだもん」
#ちなみに、オノデン坊やレベル→業界(?)では高水準。
483 :
キャプテン・ブライト
◆xWA.3pF8tM
:2011/04/20(水) 03:26:06 ID:0lt7rSzg
草薙素子「誤認逮捕のお詫びというわけではないけれど。コードネーム『センター・フィールド』に、
あおいちゃんへのプレゼントを届けさせたわ」
あおい「(微妙な人選だなぁ)」
草薙素子「シンが持ってたユリアの人形(使用済)は、芝村さんにあげる」
芝村 舞「いらぬ」
草薙素子「WBには、関係者に色々と手を回しておいた。…それじゃ、また会いましょう」
あおい「あれ? もう行っちゃうの?」
草薙素子「呼んでくれれば、大抵は出ていけるもの。あと奈々ちゃんによろしくね」
あおい「(奈々ちゃんと少佐って、どんな関係なんだろう…)」
484 :
キャプテン・ブライト
◆xWA.3pF8tM
:2011/04/20(水) 03:28:44 ID:0lt7rSzg
草薙素子「二人とも、忘れないで。あなたたちがネットにアクセスするとき、私はいつもあなたのそばにいる」
あおい「うん」
草薙素子「…あと、あなたたちが道頓堀にダイブする時、私は必ず、貴方の背中を押してあげる」
あおい「飛び込まないってば!」
少佐は軽く片手を上げると、あっけなく立ち去ってしまった。
芝村 舞「わからんな」
あおい「まあ、わからない人だよね…」
芝村 舞「…広島カープが優勝したら、ファンはどこに飛び込むのだろうか」
あおい「飛び込むのが前提!?」
芝村 舞「カーネル・サンダースの中の人も、さぞかし大変だろう…!」
電子の世界を駆け巡る人たちは、よくわからない人が多いものだ。
*** ルナツー奇襲戦、終了… ***
485 :
キャプテン・ブライト
◆xWA.3pF8tM
:2011/04/20(水) 03:34:15 ID:0lt7rSzg
#あおいちゃんが。試合中、電子系の援護もしてくれるようになりました。
また『センター・フィールド』が、色々な人たちに、何か届けてくれているようです。
---
ブライト「おお、久々の通常運用(?)だ。
ミーティングやら、ルナツー司令からの呼び出しまで、少し(1ターン)時間があるな。
大丈夫判定委員会の報告では、雑務は放っておいても大丈夫らしいし。
ちょっとみんなの様子を見に行こうかな。これが今生の別れになるかもしれないし」
自分は降りる気まんまんである。
【選択肢】→ブライトの行く場所
先に2票入った選択肢で続行します。
A:…メカ沢って、どうしてるんだろう。
B:桜子のところへ行けば、女性陣のことはわかるかな。
C:ヤムチャとかアムロとか、あのへん…男性陣はどうしてるのかね。
-----
今日はここまでー。
486 :
森崎名無しさん
:2011/04/20(水) 12:46:05 ID:uF6cjf3A
B
今日は攻殻の日でしたかw
487 :
森崎名無しさん
:2011/04/20(水) 18:50:55 ID:u9nFKq1A
メカ沢も気になるけど
b
488 :
キャプテン・ブライト
◆xWA.3pF8tM
:2011/04/21(木) 04:19:27 ID:T7jaC4QY
>>486
セリフのおおまかな確認もあって、一日余分にかかったなんて、言えない…(ついでに観賞したしw)
塾長狙撃の時(随分前)とか、奈々がサリンジャーうんぬん言ってたのがフラグでしたw 当時のあおいの言葉も攻殻から。
>>487
次の試合、大活躍(強制出撃)の予定です。…いつになるかは、ともかく。
---
B:桜子のところへ行けば、女性陣のことはわかるかな。
女子寮。普通なら心ときめく言葉であり、潜入してみたい場所ではあるが。
ことWB隊の駐留している女子寮は別だ。
芝村舞や原素子がいる。後付けの書類一枚で命すら左右される、ある意味、治外法権な場所。
ブライトが躊躇っていると。
顔に迷彩ペイントを塗り、軍服姿で、異常な速さで匍匐全身している奈々とスレ違った。
…彼女のことを、お化けや幽霊と誤認する者も多いが。まあしかたないことだろう。
奈々「あれ、ブライトさん」
ブライト「奈々か。何してるんだ?」
奈々「見てわかりません?」
ブライト「すまない、全くわからない」
奈々「帰宅の練習ですよ。今は戦場で本隊から、はぐれて装備も失った時。一人で陣地まで帰宅する訓練中です」
ブライト「奈々は真っ先に帰宅したって、聞いたけどな」
奈々「試合から帰宅はしましたよ。そのあとコンビニに出かけて帰宅して、本屋さんに行って帰宅。学校へ行って帰宅。
練炭自殺から帰宅。…でもタイムはいいんですけど、ちょっとテレマーク姿勢が甘いんですよね」
ブライト「大変なんだな、帰宅部って…」
奈々「(…ハッ。私は普通の女子校生になりたいのに!)」
もう色々と手遅れである。
489 :
キャプテン・ブライト
◆xWA.3pF8tM
:2011/04/21(木) 04:27:48 ID:T7jaC4QY
奈々「ブライトさんは何してるんです?」
ブライト「右舷側を防衛した女性陣はどうしてるかと思って様子を見に来たんだ」
奈々「あおいちゃんはどこかへ行ってましたけど、他の皆は今、大勢が道場に行ってるみたいですよ。一緒に行きます?」
ブライト「そうだな。じゃあ一緒に行こう」
奈々「少し待っててくださいね。帰宅してから、出なおしてきますから」
ブライト「(いちいち帰らなくても…)」
奈々は音速に近い速度で、匍匐したまま帰って行った。
だが。今度はなかなか女子寮から出てこない。
いい加減待ちくたびれていると、ようやく奈々が戻ってきた。
顔に塗っていた迷彩ペイントは落とし、いつもの制服姿で、ふんわりといい香りまでさせている。
ブライト「…やけに遅かったな」
奈々「ごめんなさい、女の子ですから。着替えとシャワーしてきたんで」
ブライト「それにしても遅いだろ」
奈々「私、『出発』は速くないんですよ」
ブライト「あぁ、そう…」
-----
灯里「業務連絡、業務連絡。今日はこれだけです。理想は22:00〜23:00頃から書き始めればいいんですけどね。
酒飲んでほろよい&うたた寝→動き始めが26:00〜27:00とかで。
そこから睡眠薬→PC起動→結果確認→考えて→出力→本格睡眠、の順番。効率悪いですねぇ…。
お酒、飲まなきゃ全て解決な気もしますが。今度、大丈夫判定委員会に判定してもらいます。それではー」
490 :
森崎名無しさん
:2011/04/21(木) 12:10:32 ID:???
二度寝生活はあまり健康によろしくないですよ乙でした〜
491 :
キャプテン・ブライト
◆xWA.3pF8tM
:2011/04/22(金) 02:32:24 ID:NYaVPN3c
>>490
そうなんスよね…。それに飲んだ後にグダグダしなかったら、この時間に来れました。
そう言えば以前はこれくらいだったような。
---
<WB内:道場>
桜子とアリーナが、取っ組み合いのような訓練をしていた。
謙信ちゃんは正座してそれを見ている。
灯里は隅っこで、うとうと眠っていた。普段は腕に抱いている白い物体…なんだったっけ…あぁ、アリア社長(猫)だ。
今はそのアリア社長の姿は見当たらない。
そしてなのはは、ふよふよ浮いたまま寝ている。…器用だ。
ブライト「あおいはどこかに行ってるんだよな。正規メンバーってこれだけだったっけ?」
奈々「あと蘭ちゃんがいますが…彼女もどこかへ行ってるみたい。…リュウさんと一緒でしたね」
ブライト「あぁ、リュウと蘭は い ろ い ろ あるんだ」
ミライさんとか、芝村&原とか、ワールド(アレはスタンドだが)がいないと、意外と少ない人数である。
奈々「じゃ、私はそろそろ帰ろうかな」
ブライト「早ッ!」
奈々「え。結構、長くいたつもりですけど」
ブライト「着替えてシャワー浴びて出なおしてきて、30秒で帰るのかよ! だったら軍服のままでいいじゃんか!」
奈々「そこは、それ。女の子ですから」
ブライト「お前の判断基準がわからんが…それより、桜子とアリーナは何をしているんだ?」
奈々「訓練…だと思いますけど」
492 :
キャプテン・ブライト
◆xWA.3pF8tM
:2011/04/22(金) 02:37:06 ID:NYaVPN3c
桜子は普段の柔道着姿であったが…頭部を保護するヘッドギアと、身体の色々な部分に防具をつけている。
一方のアリーナは、シャツとハーフパンツだけの軽装。道場の片隅に、脱ぎ散らかした普段着が散乱していた。
いつもより露出度が高く魅力的かと言うと、そうでもない。手にオープンフィンガーグローブをはめているからだ。
どうしても暴力を連想させるし、実際にやってることも暴力だ。
アリーナ「ねー、桜子ぉ。まだやるの?」
桜子「ひゃうのっ」
食パンをくわえながら。桜子は低い姿勢でアリーナに突っ込んでいっては…かわされている。
ブライト「…ねえ。なんで桜子は食パンくわえてるの?」
奈々「さあ?」
またも、突進する桜子だったが…今度は。アリーナの膝が、綺麗に桜子の顔面に入った。
カクンと、後ろに倒れる。起き上がらない。
ブライト「おい、今の綺麗に決まったぞ。大丈夫か!?」
奈々「はい。3秒以内だったら、地面に落ちたものを食べても大丈夫です!」
ブライト「…奈々はなんで、桜子より食パンの心配をしている」
#このあと食パンは、スタッフがおいしくいただきました。
奈々「帰宅部員なら。紛争地域からの帰宅のために、地面に落ちて3ヶ月経過した食パンですら食べますけど」
ブライト「それは食パンというか、もはやカビの塊になってる気もするが。たくましいな…」
493 :
キャプテン・ブライト
◆xWA.3pF8tM
:2011/04/22(金) 02:39:22 ID:NYaVPN3c
謙信ちゃんが立ち上がって、倒れた桜子に近寄り、観察していた。アリーナも顔を覗きこんでいる。
謙信「…舌を巻き込んでもいないし、意識もあるし、問題ない。が…。今日はこれ以上、無理に思う」
桜子「お、オクレ兄さん…刻が見える…」
ブライト「本当に問題ないの!? なんか意味がわからないこと口走ってるぞ!?」
謙信「……。いつものことだ」
ブライト「納得しちゃう自分がイヤだ。それよりさっきから、桜子たちは何してるんだよ?」
アリーナが腕で汗を拭いながら、座りこんだ。よっぽど疲れているらしい。ステータス画面が黄色くなっている。
アリーナ「桜子がさぁ。諸手刈りからマウントポジションを取りたいって言うから、つきあってたの」
ブライト「……」
謙信「…桜子殿は、組み合えば強いのだが。諸手刈りは慣れていないようだ」
アリーナ「だよねー」
謙信「遠目で見てもわかる。桜子殿が、左右のどちら側に重心を移すか。どのタイミングで来るか。予測できる」
アリーナ「ねー。だいたい半々くらいで、どっちから来るかわかるわ。いつ来るかは知らないけど」
ブライト「(半々じゃ、まるでわかってないと思うのだが…)」
494 :
キャプテン・ブライト
◆xWA.3pF8tM
:2011/04/22(金) 02:42:17 ID:NYaVPN3c
アリーナ「そうだ。奈々は桜子に、技、教えてあげられないの? 柔道できるんでしょ?」
奈々「私じゃ無理ですよ。そもそも足を取りに行く技って、あまり柔道じゃ歓迎されないんです。謙信ちゃんさんは?」
謙信「やれぬこともない。が…相手が武器を隠し持っている可能性を考えれば、諸手刈りは危険だ。
なまじの腕では、やらぬほうがいいと思うのだが…」
ごちゃごちゃ話していた時だった。道場の入り口に、ふと気配を感じて、皆が見ると。
ユリアが食パンをくわえて立っていた。
ブライト「なにこの展開…」
アリーナ「わぉ。ユリア? 本物!?」
謙信「…いや、魂を感じぬ」
奈々「そうですね。ゴーストを感じません。リモート義体のようです」
ブライト「(なんでこの二人に、そういうことがわかるんだろう)」
495 :
キャプテン・ブライト
◆xWA.3pF8tM
:2011/04/22(金) 02:44:16 ID:NYaVPN3c
ユリア人形はゆっくりと歩いてくると…ブライトに紙切れを手渡してきた。
ブライト「『もらいものだが いらぬ この人形を好きに使うといい』って書いてあるんだけど…」
アリーナ「わー! 凄い凄い、お部屋に飾るのね?」
ブライト「……」
奈々「それよりこのリモート義体。なんか イ カ 臭 く ありません?」
アリーナ「人形なのに、く わ え る ことができるのも凄いわ!」
謙信「…奇妙な振動音がするが」
奈々「携帯の バ イ ブ 機能ですかね。電話に出てみましょうか?」
ブライト「…見るんじゃありません!!」
アリーナ「え?」
謙信「?」
奈々「?」
496 :
キャプテン・ブライト
◆xWA.3pF8tM
:2011/04/22(金) 02:45:52 ID:NYaVPN3c
ブライト「いいから、良い子は見ちゃいけません!」
アリーナ「えー」
ブライト「この人形は芝村舞にでも頼んで、なんとかしてもらうから」
ユリア人形は、その場で、メモ帳に文字を書いて。見せてきた。
『ことわる』
ブライト「…わかった。じゃあユリアさん? 貴方はこの場所に行きなさい」
ブライトがメモ帳に住所を書くと。ユリア人形はそれを受け取り、肯いて。ゆっくりと立ち去って行った。
アリーナ「あーん。もったいない」
ブライト「いいの!」
497 :
キャプテン・ブライト
◆xWA.3pF8tM
:2011/04/22(金) 02:51:30 ID:NYaVPN3c
ごちゃごちゃとやっていたからか。道場の隅で、うとうとしていた灯里が、伸び上がった。
灯里「ふわぁ…。ねむねむ。皆さん、がんばりますねー」
ブライト「灯里か。もう部屋に戻って寝なさい。お前は主に音声的な意味で大活躍だったんだから」
灯里「はぁい。あ、そうだ。桜子さんがやろうとしてたことって、私、できますよー?」
奈々「諸手刈りを?」
灯里「ちょっと違うかもしれませんけど。じゃあアリーナさん、行きますよー」
アリーナ「へ? 防具もつけないで、危ないってば」
灯里「とうっ!」
アリーナが。本気を出していなかったとはいえ、全く反応できなかった。
決して、速度そのものが速かったわけではない胴体へのタックル。
緩急。
アリーナ「え」
奈々「一本!」
謙信「…見事だ」
498 :
キャプテン・ブライト
◆xWA.3pF8tM
:2011/04/22(金) 02:53:21 ID:NYaVPN3c
だが、それだけでは終わらない。
手馴れた感じで、灯里はアリーナの胴体の上に馬乗りになった。
マウントポジション。
アリーナ「え!? ちょっ! 待っ! うごけない…ッ!」
灯里は寝起きが良いのか悪いのか。
ゆっくりと。ゆっくりと、アリーナに顔を近づけていって。
もう少しでキスしそうになる程の距離で。
…叫んだ。
灯里「…意外ッ! それは髪の毛っ!」
アリーナ「なッ…いやぁぁああぁあぁああ!!」
灯里「…ふぅ」
アリーナ「お、オクレ兄さん…刻が見える…」
ガクッと気絶するアリーナ。呆然と立ち尽くす、ブライト・奈々・謙信。
空中に浮かんだまま居眠りしている、なのは。
灯里「ふわぁ…。それじゃ、私、戻りますね。おやすみなさーい」
ブライト「お、おやすみ…」
奈々「よい帰宅を…」
ふらふらと、灯里は帰っていった。
499 :
キャプテン・ブライト
◆xWA.3pF8tM
:2011/04/22(金) 02:55:49 ID:NYaVPN3c
ブライト「…あのさ。灯里って、今、何したの?」
奈々「わかりませんよ…」
ブライト「女性陣って、いつも、こうなの!? もう少し、女らしくできないの!?」
奈々「いや、まあ。時々こんなふうにはなりますけど。でも、滅多にここまでは…」
ブライト「男の夢が完全に壊れたよ!!」
奈々「あはは…。あの、じゃあ、私…そろそろ帰りますね」
ブライト「うん…」
奈々はいつものように、音速を越えて帰っていった。
道場内には。
脳震盪を起こして倒れている桜子。灯里に何かされて気絶しているアリーナ。そして浮かんで寝ている、なのは。
ブライト「……」
謙信「……」
ブライト「…帰ろっか」
謙信「(こくこく)」
500 :
キャプテン・ブライト
◆xWA.3pF8tM
:2011/04/22(金) 02:57:38 ID:NYaVPN3c
途中までの、帰り道。
運悪くミライさんと出会った。
ミライ「通報があって。WB内部のどこかで、なんだか凄いことが起きてたらしいのだけど。ブライト、何か知らない?」
ブライト「……。…なのはが、何かしてました。な?」
謙信「……。…(こくこく)」
ミライ「なぁんだ、いつものことみたいね」
ブライト「(それで済んじゃうんだ…)」
#灯里の接触プレイの能力値が+1されます#
501 :
キャプテン・ブライト
◆xWA.3pF8tM
:2011/04/22(金) 03:00:18 ID:NYaVPN3c
-----
<WB内:ブリッジ>
ブライト「なんだか凄く疲れた気分なんだけど。…それにしてもさ。ブリッジがいつもより静かだな」
ミライ「今、5121小隊の人たちがいないし。オスカーとマーカーは ジ オ ン に やられて入院してるからね」
ブライト「入院か…。なんてことをするんだ、ジ オ ン の 連中は!」
ミライ「砲撃によって、ルナツー基地も甚大な被害が出ているらしいわ」
ブライト「それでか。通常シフトな気がしないのは」
ミライ「その通りよ。あれだけ尺を取って、なお予定通りに進まないのは、全 部 ジオンのせいね」
ブライト「そう言えば。ミーティングやらなんやらまで、あと1ターンと宣言してしまったのだが」
ミライ「問題なくってよ。昼フェイズが終わって、次は夜フェイズ」
ブライト「ナイスフォロー! でも、こんな自転車操業でこの先、大丈夫なのだろうか」
丹下 段平(C.V.木之本 さくら)「大丈夫…かどうか、微妙なライン」
木之本 さくら(C.V.丹下桜)「絶対、絶対! だいじょうぶだよ!」
フォウ「まあなんとか…大丈夫だと思うけど。半々で」
プル「さーて。明日の展開は?」
【選択肢】夜フェイズ(ごめんなさい…)→
A:リモート義体・深夜のユリア人形。
B:夜の密会。とある女性に呼び出された男。
C:真夜中の女子寮。忍び込む人影。
プル「…の3本のうち、いずれかをお送りします。じゃーんけーんぽーん! プルプルプル〜☆」
#先に2票入った選択肢で続行。age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。
-----
今日はここまでー。
502 :
森崎名無しさん
:2011/04/22(金) 12:00:31 ID:vD+OqPT2
B
キケンな香り…物理的な意味で。
503 :
森崎名無しさん
:2011/04/23(土) 01:21:59 ID:???
B
504 :
キャプテン・ブライト
◆xWA.3pF8tM
:2011/04/23(土) 21:00:11 ID:???
選択肢B了承。
---
凄いと思った話。
4/20付けで入金したはずなのに、4/22には自宅にアニメDVDが届いていたという(中国は香港から)。仕事早すぎるでしょ…。
13話とかを1枚に凝縮し、1000円くらい。画質は悪いけど(ネットに落ちてるのをDVDに入れただけ。でもプレス品…)。
「攻殻」「プラネテス」「生徒会役員共」は国内正規品を持ってるにも関わらず海賊版持ってるし。
「手軽」は武器ですな。国内メーカーも、1年も経ったら低画質版(1枚で)を発売してくれるとありがたいのだが…
---
業務連絡。仕事の都合で、今日の更新が終わったら3日ほどお休みです。
あと5月の連休明けと、中旬か下旬にも3日ほどお休み予定。
今日の更新は、しばし待たれよ。夜7時に起きたけど、また一眠りしたい自分がいるんだ…
505 :
森崎名無しさん
:2011/04/23(土) 22:51:59 ID:???
おやすみなさいませw
506 :
キャプテン・ブライト
◆xWA.3pF8tM
:2011/04/24(日) 04:14:25 ID:GRR7fbBw
>>503
実は一番、危険じゃない選択肢でした。…でもメンツ的にはともかく、戦力(数字)的には最善かも。
>>505
すんませんw 普段寝てないぶん、休みの日はぐったりとなって…。
B:夜の密会。とある女性に呼び出された男。
---
ガンキャノンの修理(装甲に段ボールをガムテで貼る)をしていたリュウ・ホセイに。
一通の電報が届いた。
『大切な話があります 放課後 伝説の樹の下へ来てください』
困った。
そもそも学生でもないリュウは、放課後っていつなのかとか。
どの「伝説の樹」の下に行けばいいのかとか。そういったことがわからなかったのだ。
リュウは。差し入れのおにぎりを持ってきてくれていたタカトシに聞いてみた。
タカトシ「んー。オレの高校(桜才学園)の中庭にも、伝説の樹がありますよ。
そこで告白すると恋が成就するという伝説があるそうです」 ←そもそも二年前まで女子高だけど。
リュウ「よし…そこに行ってみよう」
タカトシ「本気ですか!? 危ないですって。特に、WB隊の女性陣は怖いらしいですから」
リュウ「それでも、俺は行かねばならないんだ」
リュウはメモ帳に、ゆっくりとペンを走らせ。それをタカトシに手渡した。
タカトシ「これは…遺書!? そんな、そんな覚悟までして…! 何故です!?」
リュウ「俺はリストラの噂がある。なんとしても目立たないと、もうギリギリの立場なんだよ!!」
タカトシ「……。すいませんでした」
507 :
キャプテン・ブライト
◆xWA.3pF8tM
:2011/04/24(日) 04:16:09 ID:GRR7fbBw
リュウ「後は時間だな。放課後って、いつだ?」
タカトシ「さあ。勤務時間外、ってことでいいんじゃないですか? WB隊の業務時間ってどうなってるんです?
オレは所属が人材派遣だから、そっちの規則に基づいてますけど」
リュウ「WB隊は24時間を3交代制のシフトなんだが。ブライトが『総員・戦闘配置』の命令を解いてない(忘れてる)から、
厳密には勤務時間が終わることはない…」
タカトシ「ブラックすぎる労働環境だ…」
軍則では、わりとまともなのだけれど。上司が悪いと部下が苦しむ典型である。
リュウ「じゃあ…日課が終わったら、ってことでいいだろう」
タカトシ「ガンキャノンの修理ですね。…で、一緒に修理してるはずのアムロさんは、何をしているんですか?」
リュウ「俺にもよくわからんのだが。通路を女性が通るたびに、色を叫んではニヤニヤしてる」
アムロ(やや遠くで)「…『黒』! …んなぁ!? あんな清純そうな子がッ!?」
リュウ「あれが噂のニュータイプ、というヤツだろう。アムロは特別な人間なんだ!」
タカトシ「NTかどうかはともかく、特別な人間ではありますね」
リュウ「…最近。あんな人生も良いんじゃないかと思えてならない」
タカトシは、否定をしなかった。
508 :
キャプテン・ブライト
◆xWA.3pF8tM
:2011/04/24(日) 04:17:43 ID:GRR7fbBw
ガンキャノンの修理は、遅くまでかかった(ガムテープがなくなったから。売店しまっちゃったし)。
すっかり夜になってしまったが、リュウは桜才学園の中庭にまでやってきた。
…拝み倒して、タカトシにもついてきてもらった。
桜才学園の場所がわからなかったことと。女性陣への恐怖のためである。
伝説の樹の下には。脇に小太刀をおいて、南条 蘭が、ぼんやりと体育座りをしていた。
蘭「いらっしゃい。思ったより遅かったですね」
リュウ「…STAND ALONE COMPLEX」
タカトシ「リュウさん! 二番煎じの上に、省略しすぎてる! まるで意味がわかりません!」
509 :
キャプテン・ブライト
◆xWA.3pF8tM
:2011/04/24(日) 04:19:47 ID:GRR7fbBw
リュウ「ええと。あの電報は、蘭さんが?」
蘭「そうよ。色々と用件があるわ。互いに得をする話。…いえ。多分、生き残るにはこれしかない、という話」
リュウ「…しかし。俺と蘭さんに何か共通点ってあったか?」
蘭「本来、全くないわ。そもそも会話をしたことも(多分)なかったし」
リュウ「じゃあ、なんで…」
蘭「話の前に。スキルを返してもらうわね」
リュウ「え?」
#リュウの「速さ運」スキルが、消滅しました。#
リュウ「あのスキルって、蘭さんの…」
タカトシ「…あ!」
タカトシは、試合前のブライトの言葉を思いだしていた。
『女性陣レギュラーにも、結構ギリギリな人間がいる。』
『彼女からスキルを一個、借りてきた。』
タカトシ「ギリギリな人って、蘭さんのこと!?」
蘭「そう…。右舷側でも最後のほう、セリフが 切 ら れ た し…」
タカトシ「喋っていないと思ったら、そんな事情が…」
蘭「うん。私もリストラされそうなの」
タカトシ「…まさか中の人が、顔を 思 い 出 せ な く なってきたからですか!?」
蘭「それもあるけど。『北条早雲のほうがカッコイイよね』という説が濃厚」
#北条早雲:蘭の婚約者→夫。蘭の死後、彼女の髪の毛を回収していた模様。それで仇である「朱雀」を倒せる。
朱雀は、(イベント上)全盛期の謙信ちゃんを秒殺させるほど戦闘能力は高い。…強すぎだろ。
・ちなみに魔人ザビエルは(イベント上)謙信ちゃんを殺すのに、数時間の戦闘時間を必要としていた。…弱すぎじゃね?
510 :
キャプテン・ブライト
◆xWA.3pF8tM
:2011/04/24(日) 04:21:44 ID:GRR7fbBw
タカトシ「オレにはよく意味がわかりませんが」
蘭「実際のところ。私の加入当時はツッコミ役がミライさんだけという状況だったけど。…今では他に突っ込み役いるし」
タカトシ「(…うぅ)」
蘭「それに私、途中で死ぬし」
リュウ「俺も途中で死ぬんだよな…」
タカトシ「(ついてきたのは失敗だった…)」
蘭「でもまあ、ここで退くわけにはいかないの。当初の構想にあった『元祖WB隊』のことなんだけど…
既にハヤトさんが刺されてます。結成すらされない可能性が高い!」
リュウ「俺にそんな、知らないヤツの話をされても」
蘭「そこで! 私は考えました。そもそも出番のない私たちが生き残るすべを…。それが『本家WB隊(仮称)』!」
タカトシ「どこぞの和菓子ですか」
蘭「シャア小隊(壊滅っぽいけど)がやってるように、私たちの間で、K引きやその他をグループとして使い回す。
それによって、出番がなくても強さは担保できるかも…というのがメリットその1。
メリットその2。互いに話題を振ることによって、出番を強制的に増やす」
タカトシ「ブライトさんとシャアみたいですね…」
蘭「むしろ『大丈夫判定委員会』に近いかもしれないわ」
タカトシ「あの人選って、(いつものように)よく意味がわからないんですけど」
蘭「『勢い』、だそうよ」
タカトシ「(いつものことだった…)」
511 :
キャプテン・ブライト
◆xWA.3pF8tM
:2011/04/24(日) 04:24:32 ID:GRR7fbBw
蘭「そういうわけで。本家WB隊(仮称)発足の決起祝いということで。リュウさんにこれを」
蘭はそっと、小太刀を手渡してきた。
リュウ「俺は剣術なんて知らないぞ?」
蘭「私も知りません。ただ『咄嗟の護身用に武器くらい持ってるだろ』くらいの勢いで設定されたんだけど。
そもそも魔法使いタイプの私は、小太刀(ショートソード)より匕首(ナイフ)くらいが適切かと」
リュウ「ありがとう。スキルがほぼ皆無、というのは立場的にマズいと思っていたんだ…」
蘭「私を通すことによって、女性陣にパイプができる…それもメリットでしょう。
その代わり、私の側もリュウを通すことによって男性陣に近づける」
タカトシ「(それによるメリットがあるかどうか、わからないけどね…。ウチの男性陣)」
蘭「タカトシさん? 貴方にも頑張ってもらいますからね」
タカトシ「え? なんでオレが!?」
蘭「…だって貴方は、『本家WB隊(仮称)』の、オブサーバーじゃないですか(にっこり)」
タカトシ「(オレの人生って、いつもこんな感じだ…)」
---
#『本家WB隊(仮称)』が発足しました。代表権(?)は一応、リュウが持っています。
ここに加入しているメンバーがK引きなどをした時、メンバー全員が恩恵を受けます。
・リュウが「小太刀」を入手しました。せりあいの時に使えます。腕が上がれば、接触プレイでも使用します。
・蘭のスキル「小太刀で牽制+2」が失われ、「匕首(あいくち)で牽制+1」に弱体化しました。
512 :
キャプテン・ブライト
◆xWA.3pF8tM
:2011/04/24(日) 04:27:38 ID:GRR7fbBw
-----
<WB:ブリッジ>
翌朝。
毛布に包まって、床で眠っていたブライトは。身体の痛みで眠りから覚めた。
遠くのほうではミライさんが床で寝ている。こちらは力尽きた感じだ。
ブライト「くっ。まだ総員戦闘配置状態なため、部屋に帰れないからな…」
ドアが開いて、ブリッジに瀬戸口が入ってくる。
瀬戸口「ここ。相変わらず、警備が甘いなぁ。お、ブライトさんは何やってたの?」←この人は所属が違う
ブライト「WBは総員戦闘配置状態だから、俺も動けない状態だったんだ…」
瀬戸口「…あのさ。それって、艦長のブライトさんが解除するんだよ?」
ブライト「そうだったのか! そう言えば以前、憶えた言葉があったな。よし、半舷休息!」
#これでも24時間勤務から、12時間勤務に移っただけである。
通常勤務(8時間)に戻すコマンド(?)を、そもそもブライトは知らないのだからしょうがない。
513 :
キャプテン・ブライト
◆xWA.3pF8tM
:2011/04/24(日) 04:29:18 ID:GRR7fbBw
瀬戸口「ルナツーで補給と修理。その後は地球へ…っていうルートだよな。人員配置も考えたほうがいい」
ブライト「そうなのか? そういうことは全部、芝村舞にやってほしいんだが」
瀬戸口「俺らGPM組は本来、出番を自重したいんだがなぁ。…ぅおッ!?」
ブライト「どうした?」
瀬戸口「今、何か怨念のようなものを感じた…」
#本家WB隊からの、精神攻撃でした。こいつらも仲悪くなっていっちゃうよ…。
瀬戸口「ともかく、俺の代わりのオペレータ、探しといてよ。もちろんその他の人員も」
ブライト「そうだな。オスカーとマーカーが ジオンに やられたし」
瀬戸口「操舵手はミライさんでいいとして。通信、索敵、副長ぐらいは欲しいな。あとMP」
ブライト「俺は魔法は使えないぞ?」
瀬戸口「ミリタリーポリス。憲兵だ。ブリッジにいるのが二人だけなんて、どういう状況だよ。あとカギもかけること!」
ブライト「はぁい…」
瀬戸口「おねーさん…失礼。ワッケイン司令とかが、民間人を組み込むため階級とか考えていたらしい。
それとここで、WBは補給と修理が受けられるようだ。あとでルナツー基地の本部にまで出頭してよ」
ブライト「おっけ」
514 :
キャプテン・ブライト
◆xWA.3pF8tM
:2011/04/24(日) 04:32:33 ID:GRR7fbBw
瀬戸口「そうだ。『上層部評価値』が20を越えたからって、何か本部から連絡があったな。ボーナスらしいが」
ブライト「どんなものなんだ?」
【先着(順番通りじゃない書き込みは無効)で】
本部からの →! card=
贈り物 →! card=
【と(!とcardの間の)スペースを削除して書き込んで下さい。カード結果により分岐します】
カード数値によって、送られてくるものが異なります。
A、2→歩兵用装備一式:小銃と銃剣などの一式です。
3、4→野球セット:バット、グラブ、ボールのセット。野球の練習ができます。
5、6→「部下に好かれる上司の秘訣」の本。:部下に信頼してもらえる…かなぁ。
7→特別帰宅許可証:誰かが喜びそうですが。
8、9→「艦船運用マニュアル初級編」の本。:これで一応、まともな指示ができ…るのか?
10、J→EXAMシステム:???
Q→サントハイム国王からの伝書:…何故ブライトさんに!?
K→草薙素子からの通信:何か教えてもらえる…よね?
JOKER→村正:伝説の名刀。
「同じモノがダブッた時」→片方が「カトラス」になります。
「同じカードマーク:数値を引いた時」→片方が「試作型ビット」になります。
-----
今日はここまでー。3日程度、お休みです。明日余裕があれば投下だけあるかも。
515 :
森崎名無しさん
:2011/04/24(日) 05:15:15 ID:???
本部からの →
クラブ9
=
!ぶき 来い!
516 :
森崎名無しさん
:2011/04/24(日) 05:16:53 ID:???
コネー。お疲れ様でした〜。
517 :
森崎名無しさん
:2011/04/24(日) 07:42:17 ID:???
贈り物 →
ダイヤ3
=
518 :
キャプテン・ブライト
◆xWA.3pF8tM
:2011/04/29(金) 03:32:33 ID:vN2FexD+
>>515-516
装備なんかなくても大丈夫、ヤツらは裸がユニフォーム。
…ふと。裸族って、公式戦出場できないんでしょうか(灯里が考えていそう)。人種差別がこんなところにも!(違う)
---
本部からの → クラブ9 =→「艦船運用マニュアル初級編」の本。
贈り物 → ダイヤ3 =→野球セット:バット、グラブ、ボールのセット。
---
中原 岬「郵便でーす」
郵便業者の制服を着た女子校生が、ブリッジに入ってきた。
もはや裏の世界の住人というよりは、ただの便利屋な気がするが。
師匠に比べて腕が落ちるぶん、下積みからしなくてはならないのだろう。
ブライト「おお。本部からだな。なんだろ…。おー! 野球セットだ! やりぃい!」
瀬戸口「(まるで子供のような喜びようだ)」
ブライト「欲を言えば。俺はレフトの定位置につく時は、スパイクを打撃時とは違うものにしたかったのだが…」
瀬戸口「(形から入る、典型的なタイプだな…)」
ブライト「後は…なんだこの本。マニュアル?」
瀬戸口「お。丁度いいじゃん。ブライトさん、通常勤務にするコマンド(?)知らなかったでしょ」
ブライト「それはそうなのだが…」
瀬戸口「何?」
ブライト「こういうのってさ。ボーナスじゃなく、普通に教育を受けさせるもんでしょ」
瀬戸口「俺に言われても困るんだけど。でもウチの教室なら、勝手に授業受けても大丈夫かも。女教師いるよ」
ブライト「あ。いい響き」
瀬戸口「声は魅力的だよ。…マシンガンぶっ放すけど」
ブライト「…慈愛に満ちた女性は、この世に存在しないのかよ!?」
#ブライトさんが、野球の練習ができるようになりました。練習効率UP。あおいちゃん&奈々と仲良くなれます。
#ブライトさんが、艦船の運用の基本を勉強するようになりました(できるかどうかは別問題)。
519 :
キャプテン・ブライト
◆xWA.3pF8tM
:2011/04/29(金) 03:35:56 ID:vN2FexD+
瀬戸口「まあ、早速だし。オペレータの俺が艦内に伝えるよ」
ブライト「よし。総員、通常シフトに移行せよ!」
瀬戸口「総員、通常シフトに! 別命あるまで待機せよ」
瀬戸口がその命令を放送した次の瞬間。マイクからではなく、艦内を伝わる振動として。
艦内に大歓声が湧き上がった。まるで地鳴りのように響いてくる。
ペガサス級2番艦、ホワイトベース。サイド7出港から初の、通常シフト。まさに記録的な一大事であった。
瀬戸口「凄ぇ…。WBって、どんだけ休みがなかったんだ…」
ブライト「……。総員、戦闘配置」
瀬戸口「え」
ブライト「瀬戸口、上官命令だ。放送しろ。総員戦闘配置と!」
瀬戸口「…なんで?」
ブライト「皆が喜ぶのが、気に食わなくなった」
瀬戸口「(なんというサディスト…)」
ピンポーン。チャイムが鳴って、ブリッジのドアが何度か叩かれた。
ブライト「誰? 開いてるよ」
瀬戸口「あ、俺が入った時にドアのカギ閉めちゃって。…っつーか、ブリッジ周辺のつくりって、えらく旧式じゃない?」
ブライト「ミノフスキー粒子の影響を受けないよう、精密機器を使わない設計、らしい」
520 :
キャプテン・ブライト
◆xWA.3pF8tM
:2011/04/29(金) 03:43:37 ID:vN2FexD+
ロックを外すと。桜子が高校の制服姿で敬礼をしていた。
桜子「どう、ブライトさん。こんな感じ?」
ブライト「何がよ」
桜子「この基地の偉い人に会いに行くっていうからさ。私、軍服なんてもらってないし。格好はこれでいいのかな、と」
ブライト「うん。それどころか、気にしなくていいっぽい」
桜子「良かった。ところでさっき、何かあった? 私、部屋で寝てて。大歓声で起きてきたんだけど」
ブライト「初めて、通常シフトにしてみた。…桜子は寝てたのかよ!」
桜子「え。パイロット特権とか、そういうものなかったっけ?」
ブライト「そもそもお前、パイロットじゃないだろ」
桜子「だから選手の特権とか、そういうやつ。んー。皆、結構テキトーにしてるけどなぁ」
瀬戸口「(確かに。真面目にルールを守るなんて無理そうだしなぁ…。この艦長じゃ)」
桜子「でも制服って。重力ブロック以外だとさ。スカートがヒラヒラして心許ないのよね」
ブライト「そうか…。じゃあ重りでもつけたらいいんじゃね?」
桜子「そっか。試してみよっ」
瀬戸口「桜子さん…。騙されるな。ブライトさんは本気なのだろうけど、無重力で重りつけたって…」
#一応スカートの揺れ具合は、異なってくる。どれほどの意味があるかは、ともかく。
521 :
キャプテン・ブライト
◆xWA.3pF8tM
:2011/04/29(金) 03:46:00 ID:vN2FexD+
呼び鈴の後。またブリッジのドアが開いた。
今度は一見、人影はない。ドラム缶が置いてあるだけだ。
ブライト「…何アレ。あれも本部からの贈り物? いらないんだけど」
桜子「ちょっ、ブライトさん! よく見て! あれはメカ沢だ!」
ブライト「え。あんな感じだったっけ?」
桜子「少し照れてるし、間違いないわ」
ブライト「なんだか、数年ぶりに見た気がしなくもない」
桜子「気のせいよ。私らずっと、長い付き合いじゃん」
ブライト「そうだっけか。…サイド7でシャアの襲撃を受けてから、一週間くらいしか経ってない気もするんだよな」
桜子「気のせいだってば。…だよね? …まあ、いいわ。進行さんが泣いちゃうから、先に進めて」
#WBの音声さんは物凄く優秀だが、カメラさんは普通。そして進行さんは無能である。
・いつも、長く尺を取ってるのに先に進まないのは、主に彼が原因。
522 :
キャプテン・ブライト
◆xWA.3pF8tM
:2011/04/29(金) 03:48:34 ID:vN2FexD+
メカ沢はガシャガシャ歩いてくると。頭を下げた(んだと思う)。
メカ沢「ブライトさん、すまなかった…。俺が寝てる間に、ジオンの襲撃を受けてたとは」
ブライト「ああ、でも大丈夫だった。ツッコミの津田と、瀬戸口が輝いていたぞ」
メカ沢「しかし2失点。流石に、もう無傷ではいられなくなったという感じだな」
桜子「私らも1失点したし。でも私は、そのおかげって言ったらヘンだけど。ちょっと危機感が出てきたわ。
私たちの出会ったこの船、絶対に沈ませるかって、思ったもん。絶対、なんとかしようって」
ブライト「そうだな。まあ俺は降りるから、お前ら頑張ってくれ」
桜子&メカ沢「「(ブライトさんの引責問題になってる!?)」」
メカ沢「すまんブライトさん、俺が力になれなかったばっかりに!」
桜子「私だって、ゴチャゴチャ考えて皆の足を引っ張っちゃった…!」
ブライト「いや、別にそういう意味じゃなく…」←この人は単純に逃げたいだけ
メカ沢「よし、俺は駆け合うぞ。そもそもジオンの侵入を許したルナツー側にも責任がある!」
桜子「そうよ! ブライトさんは責任を問われるようなこと、何もしてないわ!」
瀬戸口「…逆に『何もしてない』から、いつも問題になるんだけどね」
ブライト「いや、まあ、ほら。なんていうか。そもそも俺は、艦長の立場じゃないし」
桜子「そうなの? 免許とか必要なの?」
ブライト「階級というか、権限だよなぁ…」
桜子「ブライトさんには、確かに、人として足りてないものもあるけど。まだ何か足りないの!?」
ブライト「…色々な感情が湧いたが、自重する。それより瀬戸口。軍の階級を教えてやってくれ。実は俺もよく知らない」
523 :
キャプテン・ブライト
◆xWA.3pF8tM
:2011/04/29(金) 03:50:32 ID:???
瀬戸口「りょーかい。戦時じゃ特に例外も多いし、大雑把な括りだけど、まずは下から行くと。
一番下に、二等兵。その上に、一等兵、上等兵、兵長とか伍長。これが『兵』のランク。
その上が『曹』。軍曹、曹長。ここまでは実働部隊だな。
士官学校を出ると、少尉からのスタート。ブライトさんがここだ。その上に、中尉、大尉。『尉』のランク。
次が少佐・中佐・大佐。『佐』のランク。艦の指揮は基本、ここから。艦隊を率いるのは大佐とかになる。
さらに上が『将』。少将・中将・大将。まあお偉いさんだ。前線に出ることは少ない」
灯里(放送)「ぴんぽんぱんぽーん↑ 会社に例えると、こんな感じですかね。
『兵』→バイトやパート。『曹』→熟練のパートのおばさん的な、頼りになる人。
それより上が正社員:準社員で、少尉→新入り、中尉や大尉→リーダ、係長クラス。
『佐』→課長、部長クラス。『将』→取締役。
株主(逆らえない)に当たるのが、政治家…引いては民意、といった感じ。ぴんぽんぱんぽーん↓」
瀬戸口「うん。そんな感じで。入社1年目の新米ブライトさんは、熟練パートおばさんより偉いが、弱い。
そんな人間に、課長や部長の仕事をさせてるようなもん。まあ…ブライトさんじゃなくても無理だわな」
524 :
キャプテン・ブライト
◆xWA.3pF8tM
:2011/04/29(金) 03:52:09 ID:vN2FexD+
ブライト「そういうわけで。俺は権限も階級もない。ちゃんと命令も事務仕事もできる人が、WB艦長になるはずだ」
瀬戸口「…だが、わからんぞ。連邦軍はジオンより人材難かもしれないし」
ブライト「そうか?」
瀬戸口「ルナツー基地の『司令』が、ワッケイン『少佐』って、高くない階級なんだよね」
ブライト「辞令次第、ってことになる?」
瀬戸口「そうね。あと桜子さんたちも、連邦軍の軍籍が与えられるはずだよ」
桜子「え。なにそれ」
瀬戸口「民間人の戦闘参加は、国際法違反。テロとほぼ同意義。見つけ次第、処刑しちゃってもいいレベルの重罪」
一瞬の静寂が、コトの重大性をよく表していた。
桜子「…そんなの、聞いてないよ?」
ブライト「ああ、言ってないからな」
桜子「なによそれー!? 早く知ってれば、そんな簡単に協力しなかったわよ!」
ブライト「俺だって、今、初めて知ったんだ!」
525 :
キャプテン・ブライト
◆xWA.3pF8tM
:2011/04/29(金) 03:54:09 ID:vN2FexD+
メカ沢「…こういうのが『問題』なのか?」
瀬戸口「そう。だから後付けで処理される。書類的に…つまり法的に、戦闘時点で、連邦軍所属になってるはず。
ちなみに。軍を辞めたい時はちゃんと手続き取って許可を得ないと、敵前逃亡で銃殺」
桜子「そんなの聞いてないってば!」
ブライト「だから、俺だって知らなかったんだって!」
瀬戸口「まあまあ。原のおねーさんが、適当に階級や権限を考えてたから。多分、大丈夫だと思う」
メカ沢「…連邦軍の所属を、熊本の学生が決めるのか?」
瀬戸口「だって連邦軍は、何も処理しないんだもん! 言っておくけど備品の申請から使用許可、その他の事務や経理。
全部、原さんがやってるんだよ? おかげであの人、ストレスが溜まって、夜な夜な
##諸事情によりカットされました。続きを読みたい方は諦めてください##
526 :
キャプテン・ブライト
◆xWA.3pF8tM
:2011/04/29(金) 03:55:54 ID:vN2FexD+
ブライト「おおっ、灯里より速い! さすが、WBの音声さんは世界レベルやでぇ!」
桜子「まずいブライトさん! 進行さんのほうは、また上司に怒られてる!」
ブライト「なんでだろうな。本来の予定じゃ、皆に階級が配られる…まで終了の予定だったのに」
桜子「台本がマズイんじゃね?」
ブライト「…台本によると。そもそも桜子とメカ沢の文字すらないんだが」
メカ沢「じゃあなんで、俺らがここにいるんだ?」
ブライト「知らないよ。誰から連絡来たんだ?」
メカ沢「友達が、友達から聞いたって言ってたぞ」
戦闘時よりも、混乱しているクルーたちである。
その時ビクッと、床で眠っていたミライさんが起き上がった。
ミライ「…ごめんなさい、眠っていたみたい」
瀬戸口「いえ。お疲れのようでしたし。…ミライさんの飛び蹴りがあったほうが、話が進むんだと痛感しました」
ミライ「今、どこ? 大気圏あたり?」
瀬戸口「まだルナツー。辞令すら受けてません」
ミライ「瀬戸口さん。進めてくれないと困ります!」
瀬戸口「……。すんませんした」←物凄く不服。
527 :
キャプテン・ブライト
◆xWA.3pF8tM
:2011/04/29(金) 04:02:25 ID:vN2FexD+
ミライ「じゃあ今日はこのあたりで。…どうしましょう。カードとか選択肢とか」
ブライト「進行さんがダメダメだからな。仕切る役が必要なんだろう。
むしろそれさえしっかりしてれば、もう一年戦争が終わってるレベル」
ミライ「じゃあ辞令を受けに行くとして。…今日は、明日の進行役を決めましょうか」
【選択肢】
先に2票入った選択肢で続行。age、sage、空欄、なんでも構いません。…別に重要でもないし(あ
A:瀬戸口→軍事知識は豊富で、とりあえず場慣れしています。
B:タカトシ→ツッコミが巧く、またスルーも可能。
C:灯里→マイペースだから、どうなることやら。でも、やる時はやるかも。
D:ミライさん→寝起きだし、ツンツンします。素早く進行させてくれます。
#どれを選んでも、特に能力等には影響ない…と思います。
瀬戸口「(ん? 今気付いたんだけど。俺がブリッジに来て、ドアのカギしめて。
郵便業者が、いつのまにかブリッジに入ってきて。その後に桜子たちが来てカギしまってた…。あれ?
これがコードネーム『センター・フィールド』の腕前か!?)」
#妙なところで評価が上がりました。
-----
今日はここまでー。
528 :
森崎名無しさん
:2011/04/29(金) 04:36:39 ID:???
C
無駄技能w
529 :
森崎名無しさん
:2011/04/29(金) 09:29:54 ID:S4Oe/k5k
C
530 :
森崎名無しさん
:2011/04/29(金) 09:35:35 ID:E5GK6WkQ
C
531 :
キャプテン・ブライト
◆xWA.3pF8tM
:2011/04/30(土) 04:49:58 ID:8gGAUZ6U
C:灯里→マイペースだから、どうなることやら。でも、やる時はやるかも。
-----
灯里「はひっ。がんばりまーす!」
アリア社長「ぷいにゅー」
アリア社長を抱えて、灯里は今日も元気だ。
WB右舷側に、数々のメンバーが集まっていた。
男性陣:女性陣。5121小隊連中。大丈夫判定委員会。その他。総勢三十名近くになる。
桜子「…なんか男子側って、みんな疲れてるっぽいけど?」
メカ沢「よくわからんが、あまり寝てないらしい」
『桜子がフレンドリーに遊びにくる、かも』というブライトさんの言葉を信じて。深夜まで起きてた連中である。
灯里「それでは皆さん、ご案内しまーす。
まず、右手をご覧下さい。あそこが今、ルナツー基地でウワサの、女子寮です。
なんでも夜中に、多くの悲鳴が聞こえてきて。血の跡まであるそうです。
怖いですねー。でもでも、警察によると、死亡者も怪我人も出ていないそうです。摩訶不思議!
だけど。ここ数日で『幻獣共生派』の疑いがある人間が数名、逮捕の際に抵抗し、亡くなっています。
彼らの怨念とかだったら、怖いですねー。ぶるぶる。それでは次のスポットに移動しましょう」
瀬戸口「(…言えない。真実を言えば、今度は俺が刺される…)」
532 :
キャプテン・ブライト
◆xWA.3pF8tM
:2011/04/30(土) 04:51:22 ID:8gGAUZ6U
ブライト「…灯里」
灯里「はい?」
ブライト「ちょっと勘違いしてるようだが…俺は『進行役』を頼んだのであって、別に観光案内を頼んだわけじゃないぞ」
灯里「ほへ。じゃあじゃあ、私が頑張って憶えてきた、ルナツー観光知識は…」
ブライト「特にいらない。ってゆーか、ただの軍事基地だぞ? 観光も何もないだろ」
灯里「ですから、最近話題になっている色々なことを、頑張って集めてきたのに」
ブライト「話題ねぇ…」
灯里「女子寮近辺では他に。恐ろしい速さで匍匐前進する兵隊さんを見たという情報なんかもありましたよー」
ブライト「(…俺も見た。それ、奈々の帰宅訓練だ)」
灯里「異音と異臭を放ちながら彷徨う、ユリアっぽい人影! なんて話も聞きましたー」
あおい「(それ、舞ちゃんが少佐にもらった、リモート義体じゃ)」
こいつらが駐留してるから、そこに問題が起きてしまう…そんな気もする。
---
今日はこれだけ…。夜起きて、朝方に寝る。また貴重な休日が潰れてしまった。
灯里の進行役で、進みます。
533 :
森崎名無しさん
:2011/04/30(土) 09:39:36 ID:???
観光案内乙です
534 :
キャプテン・ブライト
◆xWA.3pF8tM
:2011/05/01(日) 04:34:25 ID:S2cykrIs
>>533
当初のプランは、灯里が延々と観光案内する…というものでしたが。疲れすぎてやめました(酷)
---
別に盛大な式典などがあるわけでもない。ただ辞令を受けに行くだけだ。
通常、省略されて郵送で書類が送られてくるだけの場合もあるというのに。
ブライトたち一行は、ルナツー基地内部の。広い教室のような場所に押し込められた。
着席して、しばし待つ。
ルナツー基地司令官:ワッケイン少佐が、マシンガンを片手に入ってきた。軽く敬礼をしている。
ワッケイン「ラクにしてて構わない。さてブライト少尉。結論から言うが…残念ながら、君の上申は認められない」
ブライト「は!?」
ワッケイン「ブライト少尉。本日付で君をホワイトベースの、正式な艦長に任命する」
ブライト「む、無茶ですって! 自分は、何の訓練も受けていません」
ワッケイン「構わん。どうせ形だけだ。少尉の補佐として、芝村百翼長殿をつける」
ブライト「それはありがたい…んでしょうけど、自分は、あまり芝村殿に近づきたくは…」
芝村 舞「ブライト少尉。あらためて、よろしく頼む」
ブライト「……。っつーかワッケイン司令。貴方、キャラ違いません? 前に会った時は、こう、もっと弱々しくて…」
ワッケイン「大人の事情だ。見ろ、進行役を任された灯里を」
灯里の手にしているオールの先に、ナイフが結わえ付けられていた。即席の薙刀である。
ワッケイン「ここで妙なボケを起こそうものなら、灯里に斬殺されるだろう。…彼女はとても真面目で、職務に忠実だ」
ブライト「(そこまでやれとは、言ってないのに)」
535 :
キャプテン・ブライト
◆xWA.3pF8tM
:2011/05/01(日) 04:37:56 ID:S2cykrIs
ワッケイン「だが安心しろ、少尉。…君が道頓堀にダイブする時、私は必ず、君の背中を押してやる」
ブライト「は?」
あおい「あー…」
芝村 舞「ふむ」
ブライト「よくわかんないんですけど。でも俺、イヤですって! もう、こんなヤツらと一緒にいたくないもん!」
気持ちはわかるが、皆の前で言うとマズイという典型である。
ワッケイン「聞き分けろ」
ブライト「イヤですって! 自分、もう限界ですってば! 世の中、絶対におかしいですよ!」
それを聞いたワッケイン司令は、持っていたマシンガンを、ブライトに向けて構えた。
ワッケイン「世の中に不満があるならヤムチャを変えろ! それが嫌なら、耳と目を閉じ、口をつぐんで孤独に暮らせ!」
ヤムチャ「(…なんでそこで、俺の名前が出てくるの!?)」
原 素子「聞くは一時の恥、ヤムチャは一生の恥。って言うし。大丈夫よブライトさん」
ヤムチャ「(イジメだろ、これ!? 絶対イジメだ!)」
桜子「(ヤムチャって、いつも女の子に挨拶しないから、嫌われちゃったのかな…)」
あおい「(STAND ALONE COMPLEX…)」
536 :
キャプテン・ブライト
◆xWA.3pF8tM
:2011/05/01(日) 04:40:24 ID:S2cykrIs
灯里が、持っていたオール(ナイフ付き)で。地面を強く叩いた。
灯里(進行役)「コホン」
ワッケイン「…ごめんなさい、調子に乗りすぎたわ」
芝村 舞「(少佐が謝るほどの威圧感とは…。そうそう誰にでもできるものではないぞ)」
ワッケイン「まあ連邦軍の内部事情も、だが。ブライト少尉たちは、なんとしても地球に行かねばならないのではないか?」
ブライト「いや、自分はもう、後方で事務作業とかを希望したいんですが」
ワッケイン「いいのか? 男塾と、今の関係のままで」
ブライト「う」
ワッケイン「一つ、忠告しておこう。私はジオンなど怖くはない。ただ、今は中立となっている男塾だけが脅威だ」
芝村 舞「ふむ。少佐でも、塾長には勝てないと?」
ワッケイン「白兵戦では無理だな。距離を取れば互角以上になるが…男塾の兵隊は精鋭だ。連邦軍などひとたまりもない」
なのは「はい。(血染めの)『詫び状』は、塾長に直接、手渡すつもりです。そして私がぶん殴られれば、事態は収束します」
ワッケイン「そういうわけだ、ブライト少尉。君は、なのはを男塾へ送り届けねばならない。…彼女の生死は問わん」
あおい「えっと。塾長は一応常識人だし、無茶はしないと思うけど」
ワッケイン「だが上に立つ者だ。形だけでも裁く必要はあるだろう。そうでなければ、その下の集団はまとまらない」
ブライト「しっ、芝村様! なんとか、なんとかなりません?」
だが芝村舞は、平然と…そして少し嬉しそうに、笑った。
芝村 舞「…塾長とは、久しく会ってないな。私も男塾へ同行しよう。ジャブローへは、ついでに寄ればいい」
瀬戸口「(ジャブローも『ついで』の扱いか…)」
灯里「司令官殿。さあ、早く辞令を」←進行を遅らせまいと、殺気立ってるほど。
537 :
キャプテン・ブライト
◆xWA.3pF8tM
:2011/05/01(日) 04:43:05 ID:S2cykrIs
ワッケイン「そうだな。では。ホワイトベースは、地球・男塾に向かうように。その後にジャブローでコトの報告」
ブライト「了解であります…」←顔面蒼白になってる
#現時点を持って、WBクルーが正式に連邦軍に組み込まれます。
##『辞令』## (カッコ内は、特別な役職や、WB隊内部でのみ与えられた権限です)
少尉:ブライト(艦長)
准尉:桜子(小隊指揮権。艦長代理)
特務曹長:ミライ(ツッコミ権。艦長代理)
曹長:あおい(電子戦闘指揮権。艦長代理)
軍曹:新田
伍長:ヤムチャ(NHG支援隊長)、灯里(放送部部長。女性訓練教官資格)
上等兵:アムロ(パンツ鑑定課課長)、リュウ、南条蘭
一等兵:糸色望(一般教員資格)
二等兵:ハマー、伊藤誠(雑用係)
-----
<例外。通常階級外>
領主:謙信ちゃん(剣術指南。女性訓練教官資格)
おてんば:アリーナ
戦略兵器:叶親
白い悪魔:なのは(19歳以上の場合のみ、女性訓練教官資格)
社長:アリア社長
リトルウィッチィ:奈々(分隊指揮権。特別帰宅権)
備品:メカ沢(小隊指揮権。艦長代理)
538 :
キャプテン・ブライト
◆xWA.3pF8tM
:2011/05/01(日) 04:45:23 ID:S2cykrIs
奈々「(お姫様とか猫とかロボ(?)とかを組み込むと責任問題になるから、別枠になってる…)」
あおい「(これ考えたの、テキトーじゃない? なんで新田くんが、男性陣のTOPに…)」
桜子「(新田って誰だっけ…?)」
リュウ「(俺…階級下がってない??)」
伊藤誠「(なんで僕だけハマーと同格!? 待遇悪すぎだよ!)」
メカ沢「『備品』ってなんだ! 俺たちは軍隊の駒にしかすぎないというのか!」
瀬戸口「正確には『駒』ですらない扱いだな。しかしそれが艦長代理の権限…もう意味がわからない」
アムロ「というか。艦長代理が多すぎません?」
瀬戸口「途中で、考えるのをあきらめちゃったんだろう。おねーさんは」
539 :
キャプテン・ブライト
◆xWA.3pF8tM
:2011/05/01(日) 04:46:53 ID:S2cykrIs
芝村舞「しかし桜子は『准尉』か。珍しいな」
桜子「へー、そうなの? それでかな。この前さ、私のファンっていう軍人から、サイン求められちゃって」
芝村舞「…その時、何か書類をもらわなかったか?」
桜子「もらったわ。サインのお礼のプレゼントとか言って。これこれ。読んでないけど」
芝村舞「桜子…。これ、士官学校の入学届けだぞ?」
桜子「は!?」
芝村舞「『准尉』とは通常、士官学校に在籍中の人間に与えられる階級だ。ブライトが何ヶ月か前までは『准尉』だったはず。
しかも書類上、そなたは既に、士官学校に在籍していることになっているようだが」
桜子「そんなの困るって! 聞いてないわ!」
芝村舞「そなたは沢村栄治か…。まあいい、なんとかしておく」
#数分後。桜子の階級は准尉→特務曹長(権限などは変わらず)へと変更されました。
・基本的に、階級が同じ場合は「前任者」の指揮下に入ります。ただし勲章持ちだったり、発言力があれば別格。
#まとめ。ブライト&芝村舞&原素子、が少尉(またはその扱い)です。一つ下にミライさん&桜子。
・また、少佐(草薙素子)が色々な人間に、何か手配してくれていたようです。WB隊の補給と修理は優先されます。
540 :
キャプテン・ブライト
◆xWA.3pF8tM
:2011/05/01(日) 04:48:44 ID:S2cykrIs
---
<WB:ブリッジ>
ブライト「せっかく、この船から降りられると思ってたのに…」
叶親「そんなにイヤなんスか? いいじゃん、左舷弾幕、撃ち放題でしょ」
ブライト「…そうか。そうだよな! 俺はもともと地球勤務のエリートだし、どうせ地球へ帰るわけだし」
奈々「地球に 帰 れ る んですね!? あぁ、何もかもが懐かしい…!」
灯里「(コォオォ…)」
ブライト「あー、灯里。殺気立たなくていいから。よくやった、ご苦労さん。おかげで、進んだ進んだ」
灯里「はひっ。疲れましたねー」
叶親「そういや、謙信ちゃんさんはともかく。なんで灯里さんが女性教官資格を与えられたんだろうな。なあアムロ」
アムロ「…『水色』!」
叶親「!?」
アムロ「芝村さんは怒るかもしれないけど、水色もいいなぁ。うふふふ…」
糸色望「見事に、ダメ人間の道を歩み初めてますね。アムロくんは」
アリーナ「ねえねえ。なんでハマーは土下座してるの?」
叶親「アムロに弟子入りしたいらしい(パンツ鑑定士的な意味で)」
ブライト「そういや。5121小隊の連中は、またどっか行ったな」
メカ沢「忙しいんだろう。ウチらに事務員、誰もいないから」
541 :
キャプテン・ブライト
◆xWA.3pF8tM
:2011/05/01(日) 05:01:58 ID:S2cykrIs
ブライト「WBの修理と補給、そして出発まで、まだ時間があるな。寝てようかな…」
ミライ「チームメイトのフェイズ、次は誰でしたっけ?」
ブライト「あぁ…すっかり忘れてるから。そういうのは出発してからでいいよ」
ミライ「灯里ちゃんのおかげ(?)で、進行は進んだけど。次回はどうなるのかしら…」
#灯里が、オールを使った「棒術」を考えるようになりました#
【選択肢】→次回のサブタイトルは?
先に2票入った選択肢で続行です。(多重投票防止の観点から)ID出ててageってたほうが好ましいですが。
ここは神経質になるほど視聴率ない(と思う)んで、まあ極力age進行、という程度で。ファジーです。
ID晒したくない人もいるでしょうし。メル蘭に「age」入れるのもいいかも(IDは隠れます)。
A:「ポニーテール」→桜子が、芝村舞に呼び出された…みたいです。
B:「スモールベースボール」→ブライトさんが、あおい&奈々(いれば)とさっそく野球。
C:「フジヤマ」→叶親と、アムロと、ハマーと。…なにこのメンバー。
D:「アクアマリン」→アリア社長と、灯里の秘密が、明らかに…!(なるのか?)
E:「サプライズ」→WB内の人間の名前をテキトーに書いてください。何か起きるかも(断念の可能性もあり…)
-----
今日はここまでー。更新。前から夜中の3時どころか、4時、5時が標準になりつつある…
542 :
森崎名無しさん
:2011/05/01(日) 11:10:01 ID:3Oj4R/Lg
B
543 :
森崎名無しさん
:2011/05/01(日) 11:11:42 ID:RjZ30gOk
B
544 :
森崎名無しさん
:2011/05/01(日) 23:44:58 ID:???
あまり夜更かししないでね乙でした
545 :
キャプテン・ブライト
◆xWA.3pF8tM
:2011/05/02(月) 03:49:38 ID:CH+OvMGQ
>>544
朝出社のシフトが、今は大抵昼頃になってるんで…。時々忘れて、4時頃寝て→7時に起きる、なんてしてますがw
B:「スモールベースボール」→ブライトさんが、あおい&奈々(いれば)とさっそく野球。
---
ブライト「野球しようよ!」
ブライトの放送に。意外と、多くのWBメンバーが集まってきた。叶親やメカ沢、タカトシもいる。
ブライト「お。叶親まで。意外だなー」
叶親「意外も何も。俺、野球部ですよ?」
ブライト「そうだったっけ?」
叶親「野球の練習やったことないんで、ルールよく知りませんけど」
ブライト「メカ沢は?」
メカ沢「野球部に協力したことはあるぞ」(アニメのメンバー表じゃ、確か4番だったような)
ブライト「タカトシは経験者だっけ?」
タカトシ「小学校の頃、少しですけどね」
あおいと奈々は、それぞれ桜子となのはを連れてきていた。
運動好きなアリーナと、ピクニック気分な灯里と。
真面目に見学に来た謙信ちゃんと、出番の欲しい蘭。…女性陣レギュラーは全員いる。
職業野球(プロ野球)好きの絶望先生と、小坂ゾーンが使える伊藤誠。
なんだかんだで、ヤムチャ。見学組の、アムロとハマー。出番の欲しいリュウ。
要するに…レギュラー陣は全員揃っていた(但し、新田を除く)。
タカトシ「(WB隊、初の全員練習が。サッカーじゃなくて野球の練習になるのか…)」
546 :
キャプテン・ブライト
◆xWA.3pF8tM
:2011/05/02(月) 03:51:08 ID:CH+OvMGQ
あおい「チームも作れそうだね。希望ポジションとかある?」
ブライト「俺、レフトーっ!」
アリーナ「私、代走ーっ!」
灯里「はひっ。一塁ベースコーチですっ!」←内野ゴロで絶対アウトなのに、ヤル気なくセーフと手を広げたいらしい
あおい「もっと真面目に野球しろよ、と」
タカトシ「真面目にサッカーもしてないんだから、しょうがないですよ」
あおい「えーと、じゃあまず点呼を取ります。参加順で…」
男:ブライト、アムロ、リュウ。叶親、メカ沢、ハマー、アリア社長、ヤムチャ、糸色望、伊藤誠、タカトシ。
女:あおい、桜子、なのは、灯里、アリーナ、奈々、謙信ちゃん、蘭。
あおい「男が11人、女が8人。紅白戦もできそうだね」
ブライト「アリア社長を、女性グループに貸すよ。審判は…」
タカトシ「あ、オレやりますよ」
ブライト「悪いな」
タカトシ「いえ(こんなに集まるとは思ってなかった…。レギュラーじゃないのってオレだけだし)」
ブライト「でも男女の戦力差があると思うんだよなぁ…」
あおい「うん。だからボクはピッチャーやらないよ」
ブライト「それなら互角に…なるかなぁ」
547 :
キャプテン・ブライト
◆xWA.3pF8tM
:2011/05/02(月) 03:53:43 ID:CH+OvMGQ
ピッ。グラウンドに、放送が流れた。
雷電(通信)「お久しぶりです、ブライト殿。それにWB隊の皆さん」
ブライト「あ。雷電さん!? すっげー久しぶり!」
雷電(通信)「試合あるところに解説あり。解説は私が引き受けましょう」
ブライト「草野球の練習試合で申し訳ないですが」
雷電(通信)「構いませんよ。それより野球ですが。草野球〜高校レベルと、甲子園レベル以上では、決定的に違います」
ブライト「そうなんですか?」
雷電「まずファースト。あれは低い野球レベルの場合、最も難しいポジションと言えましょう」
ブライト「プロじゃ、守備が下手でも強打者、なんてのがよくやってますけど」
雷電「それは他の内野が、巧くファーストに投げてくれるからです。
草野球、そして中学高校レベルでは、内野の送球はグチャグチャで。それぞれ妙な変化もかかって飛んできます。
ファーストはそれを捌かねばならない。ファーストの守備力と、キャッチャーの肩。これが重要になります」
ブライト「なるほど」
雷電「逆にセカンドの守備は下手で構いません。どうせ連携は求められてない(無理だ)し。
ボールを前にこぼして、それから掴んで一塁へ投げても間に合います。…どうせ相手の足も速くありませんから。
あとはライト。通常、一塁ランナーをワンヒットで三塁に進ませないため、強い肩が求められますが。
高校レベル以下では、そこまで求められません。比較的、下手でも構わないポジションとなります」
ブライト「ライトとセカンドは重要ではない、と」
雷電「はい。最も大きな違いはピッチャーでしょう。高校レベル以下では、変化球はいらない、とまで言えます。
スピードも不要です。内外角へ制球されていれば、そうそう連打は浴びません」
ブライト「そもそも、そこまで強力な打者は続かない、という前提ですね。解説ありがとうございました。
さあ。男子、女子、ともに練習を始めます。まずはポジションですが…」
548 :
キャプテン・ブライト
◆xWA.3pF8tM
:2011/05/02(月) 03:55:46 ID:CH+OvMGQ
あおい「じゃあボクはファーストやるよ。ピッチャーとキャッチャー、誰がいいかな」
ブライト「おや? あおいちゃんはファーストのようです。ピッチャー以外であれば、キャッチャーかと思ったんですが」
雷電「彼女はアンダースローですからね。アンダースローの投手は、キャッチボールを苦手にする人もいるほどです。
普段は下から投げているので、上から投げるのは慣れてない&フォームを崩す、ということがありますから。
ただあおいさんは背が低いので、一塁手の場合ボールが高く逸れた時の処理に不安はありますね」
あおい「さて、と。ボールが速ければ、打たれない。じゃあまず、アリーナ試してみて。ボクが受けるから」
アリーナ「はいはーい!」
ぴょこんとジャンプして、おてんば姫。
マウンドの後ろから助走して…既に間違ってるが…ともあれ、投げた。
アリーナ「だぁあああっ!!」
気合、一閃。
アリーナの投げたボールは。仰角45度で、遥か彼方へと飛んで行った。ロケット推進でも使ってるに違いない。
あおい「…論外」
アリーナ「えー!? 速かったよー!?」
あおい「別に速さを競う競技じゃないんだから」
549 :
キャプテン・ブライト
◆xWA.3pF8tM
:2011/05/02(月) 03:57:25 ID:CH+OvMGQ
なのは「精密狙撃なら、お任せください」
あおい「お、なのはちゃん。大丈夫かなぁ…」
マウンドから、魔法の杖を構える魔法少女。…やはり、何かが間違っている。
なのは「行きます。スターぁライトーぉ…」
あおい「ま、待って! そこでぶっ放すつもり!?」
なのは「…そうですけど?」
あおい「キャッチャーを、殺る気マンマンすぎ!」
なのは「でもキャッチャーさえ耐えてくれれば、3発くらいは砲撃できます」
あおい「スタミナ無さ過ぎだし…。じゃあ次。コントロールは良さそうな、灯里ちゃん」
灯里「はひっ。がんばりまーす」
ぎこちなく。でもそれなりの構えから投げられたボールは…彼女の足元に、落ちた。
灯里「わ、わ、わ。やっぱりダメでした。私、ボールを投げるの苦手なんです」
あおい「そっか」
灯里「こういうのじゃ、ダメですか?」
灯里は軽くボールをトスすると。跳ね上がって、そのボールを蹴った。…ドライブボレー。
あおい「(速ッ! ん!?)」
その回転は、縦に落ちるスライダーとなって、ワンバウンドしてあおいのミットに収まった、が。
あおい「凄いんだけど…蹴っちゃダメだよ…」
550 :
キャプテン・ブライト
◆xWA.3pF8tM
:2011/05/02(月) 03:59:26 ID:CH+OvMGQ
一方の男性陣。こちらは投手は、簡単に決まった。メカ沢 新一である。
彼のアームから放たれたボールは、初速180km/hを越え、キャッチしたヤムチャの腕を粉砕するほどであった。
しかも精密なレーザー照準で、狙った所へ自在にボールをコントロールできる。
レーザー照準の使用は、ルールブックに記載もないし問題ないと思われた。
アリーナ「ふふん。あれくらいなら、まだ避けられるわね」
奈々「アリーナさん…避けるのが目的の競技でもないんですよ?」
あおい「アレ、誰も打てないよ…」
だが。メカ沢に決まりかという時。思わぬところから、問題が上がった。
桜子「…ねえ。あれって、ロボピッチャじゃね?」
ブライト「ん? まあ…そうとも言えるが」
桜子「ブライトさん。セガ的に大丈夫なの? ロボピッチャで」
ブライト「…マズイかもしれないな」
メカ沢の投手は、自粛ということになり。メカ沢はキャッチャーに入ることになった。
551 :
キャプテン・ブライト
◆xWA.3pF8tM
:2011/05/02(月) 04:00:56 ID:CH+OvMGQ
<守備練習:女子>
メカ沢「ブライトさん、見ろよあれ。凄いことやってるぞ?」
ブライト「灯里が…サード練習? 投げるの苦手だったはずだが」
あおいがノックした打球を、サードの灯里は弾いたが…なんとか抑えて。地面に置いて。
…ドライブシュートで、一塁へ送球している。
タカトシ「…この人たち。何やらせてもおかしいよ!」
あおい「外野いくよーっ!」
平凡なセンターフライを、アリーナは追っていって…取る直前で、咄嗟にかわしている。
桜子「いくらなんでも、適正がなさすぎる…」
取ったら取ったで、返球は、例によって仰角45度。場外へと消えた。…いくつのボールを無駄にすれば気が済むのやら。
結局アリーナは、ボールを取ったら、投げずにそのまま走ってくることにしたらしい。
552 :
キャプテン・ブライト
◆xWA.3pF8tM
:2011/05/02(月) 04:02:27 ID:CH+OvMGQ
謙信「…当初の予定では、ブライト殿が必殺技『送りバント』をマスターするかどうか、くらいの進行具合と聞いたが」
アムロ「全員、集まっちゃっいましたからね」
桜子「…まずいな。また進行さんに迷惑をかけてしまう。彼がもしクビになったら…!」
アムロ「桜子さんは、そこらへんも考えるんですか?」
桜子「逆に考えてみたんだ。進行さんがテキトーだからこそ、私たちがフラッと出てこれる。そう考えたんだ」
リュウ「なるほど。では尚更、進行さんに迷惑をかけちゃいけないな」
蘭「ますます出番がなくなっちゃうものね。…よしみんな、試合を早く終わらせるわよ!」
タカトシ「(…努力の方向が違うと思うんだが)」
553 :
キャプテン・ブライト
◆xWA.3pF8tM
:2011/05/02(月) 04:04:08 ID:CH+OvMGQ
ブライト(実況)「さあ、突然の(野球の)紅白戦、いよいよ開始です。まずスタメン発表」
<男性陣>監督ブライト
1:ヤムチャ(右)
2:ハマー(中)
3:叶親(三)
4:メカ沢(捕)
5:アムロ(二)
6:伊藤誠(遊)
7:ブライト(左)
8:リュウ(一)
9:糸色望(投)
1〜3番までの俊足ランナーが出て、4〜6番で返す。あとは期待してない感じ。
投手:糸色望は、投擲技能が評価されたため。
「付記」当初期待されていたヤムチャだが、メカ沢の投球を受けて腕を怪我。たいした戦力とはみなされなくなった。
554 :
キャプテン・ブライト
◆xWA.3pF8tM
:2011/05/02(月) 04:05:21 ID:CH+OvMGQ
<女性陣>監督あおい
1:奈々(投)
2:灯里(三)
3:あおい(一)
4:桜子(遊)
5:謙信ちゃん(捕)
6:蘭(二)
7:アリア社長(右)
8:なのは(左)
9:アリーナ(中)
上位打線が全て。アリーナとなのはは、スイングが雑すぎる(当たらない)のでこの打順(でも当たればホームラン)。
投手:奈々は、その俊足を活かせないが、そこそこの経験者だったため。
「付記」奈々は打順7番がいいと主張していたが、却下された。
555 :
キャプテン・ブライト
◆xWA.3pF8tM
:2011/05/02(月) 04:06:52 ID:CH+OvMGQ
タカトシ(主審)「プレイボール!」
ブライト(実況)「試合開始です。一回表、女性陣からの攻撃。マウンドは糸色望。バッター奈々さんは左打席に入ります」
雷電(解説)「男性陣としては、まず彼女を封じ込めたいですね」
ブライト(実況)「マウンドの糸色。振りかぶって…ロードローラーだッ! 見送って、ストライクです」
雷電(解説)「初球は、良い入り方でしたね」
ブライト(実況)「二球目は…外角へのシュート! 奈々さん、バント! 痛烈です、三遊間を破った!」
雷電(解説)「むうっ、今のはまさしく!」
ブライト(実況)「何っ? 知っているのか、雷電!?」
雷電「『バントでレフト前』! 試合で使われたことはないが、奈々さんの必殺ワンツー!」
ブライト(実況)「さあ初ヒット。奈々さん。一塁から、リードを大きく取ります」
雷電(解説)「ランナーとしての奈々さんは、イチローレベルです。『帰る』のがとても速い。
ホームに帰ってくるその執念は、素晴らしいものがあります」
ブライト(実況)「奈々さんのリードは、どんどん大きくなります。既に、あと一歩で二塁に行けます」
556 :
キャプテン・ブライト
◆xWA.3pF8tM
:2011/05/02(月) 04:08:44 ID:CH+OvMGQ
メカ沢「先生、一塁へ牽制だ!」
奈々「!?」
ヘッドスライディングで、一塁へ戻る奈々。ボールはかなり遅れて、一塁手リュウのグラブに収まった。
ブライト(実況)「今のケースは、一塁へ戻る必要があるんですかね?」
雷電(解説)「いえ、そのまま二塁へ行ってもいいんですが。奈々さんは『帰る』ことが目的ですから。
咄嗟に戻ってしまうのでしょう。それを見抜いたメカ沢くんも、良いものを持っています」
再び、大きくリードを取る奈々。やはり同様に、あと一歩で二塁のところまで来た。
ブライト(実況)「糸色望選手、クイックモーションから…投げたっ、奈々選手、スタートしました!
奈々さん、二塁を蹴って…三塁も蹴った! 投球されたボールは、まだキャッチャーに届いていない!
奈々さん滑りこんで…テレマーク姿勢! ホームスチール成功です!」
奈々「痛ッ」
ホームベースの上でテレマーク姿勢(帰宅部員に必須の動作らしい)を取った奈々に。
絶望先生が投げたボールが、当たった。
ブライト(実況)「…こういう時、どうなるんでしょう?」
雷電(解説)「奈々選手のホームイン後、ですから…得点は認められるんでしょうけど…」
ブライト(実況)「そもそも一塁からのホームスチールを想定していないルールブックが悪いんでしょうね」
タカトシ「(そんなことできるのって。イチローと奈々とぴのしかいないって…)」
557 :
キャプテン・ブライト
◆xWA.3pF8tM
:2011/05/02(月) 04:18:42 ID:CH+OvMGQ
ブライト(実況)「さあ、主審の判断は!?」
タカトシ「え!?」
ブライト(実況)「主審タカトシ、迷っています。迷って、迷って…」
タカトシ「…チェンジっ!!」
ブライト(実況)「一回表、ノーアウトですが終了です。だが女性陣は一点をもぎ取りました!」
あおい「無茶苦茶すぎる…」
こいつら、何やらせても普通にできないんじゃ…
ハマー「ブライト殿。これ以上、野球をやっていては、進行さんの進退問題になりかねんでござるYO」
ブライト「俺は、このまま3スレぐらい、野球の試合で進ませたかったんだが」
ハマー「今の進行さんがクビ→まともな進行さんに仕切られる→桜子さんとかが見れなくなる、ということもっ!!」
ヤムチャ「(こういう時だけ、無駄に熱いな…)」
558 :
キャプテン・ブライト
◆xWA.3pF8tM
:2011/05/02(月) 04:25:45 ID:CH+OvMGQ
灯里「はひっ。それではダイジェストでお送りしましょう」
【先着(順番通りじゃない書き込みは無効)で】
女性チームの攻撃→! num
男性チームの守備→! num
男性陣のオフェンス→! num
女性陣のディフェンス→! num
【と(!とnumの間の)スペースを削除して書き込んで下さい。結果により分岐します】
(テキトーに自重しつつ。24:00くらいを過ぎても引き終わってなかったら、どなたかが残り全部引いちゃってください。
じゃないと中の人が引くハメになりますw)
---
数字が出るので。それぞれ攻撃側は「打順」、防御側は「守備位置」を参照ください(
>>553-554
)。
その選手が活躍し、何かしら能力やスキルが上がるかもしれません。
数字で「0」が出た場合、基本はハズレですが。
その相手によっては監督(男はブライト:女はあおい)の采配が活躍するかもしれません。
『特例』女性側が「7」出した時は、ななカウンターが上昇します。
(当初予定だった)ブライトさんのバント練習その他は、まだ予定があるのでご心配なく。
-----
今日はここまでー。明日、会社じゃん!?
559 :
森崎名無しさん
:2011/05/02(月) 12:31:01 ID:???
女性チームの攻撃→
4
飛び石平日は非常に気合が乗りません…
560 :
森崎名無しさん
:2011/05/02(月) 13:05:15 ID:???
男性チームの守備→
6
561 :
森崎名無しさん
:2011/05/02(月) 19:52:24 ID:???
男性陣のオフェンス→
2
ブライトさんは野球になるとノリノリになるw
562 :
森崎名無しさん
:2011/05/02(月) 23:26:23 ID:???
乙でしたー
563 :
森崎名無しさん
:2011/05/02(月) 23:40:07 ID:???
女性陣のディフェンス→
3
564 :
キャプテン・ブライト
◆xWA.3pF8tM
:2011/05/04(水) 04:59:33 ID:dzMVdGRQ
>>559
もうヤル気なくてなくて。まあ休みの日でも寝てるだけですが…(しかも昼夜逆転)
>>561
思えば。サッカーの試合中に野球の描写を入れた頃(最初の頃)あたりから、何かが間違っていました…
>>562
どもです。
---
女性チームの攻撃→ 4 (桜子)
男性チームの守備→ 6 (伊藤誠)
男性陣のオフェンス→ 2 (ハマー)
女性陣のディフェンス→ 3 (あおい)
-----
ツーアウト、ランナー二・三塁。チャンスに回ってきたのは桜子。
敬遠も考えられるこの場面だが、絶望先生は果敢に投げ込んできた。
右バッターの桜子、そのインコースをシュートでえぐる。少し外れて、ボール。
桜子「(勝負はアウトコース。ロードローラーのタイミングで待って…)」
速い球を待っていた桜子だったが、来たのは遅い球。それでもなんとか粘って、払うようなスイングをした。
ボールは二遊間を抜ける…かに思えたが、ショートの伊藤誠が飛び込んでとめた。守備範囲が広い。
伊藤誠「たっ!」
桜子「くっ!」
誠の肩は、強いほうではない。しかも起き上がりながらで、下半身の力がほとんど使えない。
一塁への送球と、桜子の足。勝ったのは桜子だった。内野安打。
…桜子は一塁を駆け抜けた後に、何故かヘッドスライディングをしている。
三塁ランナーはホームイン。女子チーム、追加点。
#桜子が「チャンス○」を習得#
#伊藤誠が「守備職人」を習得#
565 :
キャプテン・ブライト
◆xWA.3pF8tM
:2011/05/04(水) 05:01:52 ID:dzMVdGRQ
追い上げたい男子チームはハマーの打順から。ノーアウト、ランナーなし。
投手の奈々は伸びのあるストレートを持っている。
だが変化球は、ほとんどない。チェンジアップでタイミングをズラすスタイルだ。
そしてハマー。潔いことに、速い球は完全に捨てていた。甘く入ったチェンジアップに、くらいつく。
ハマー「そこDA!(DA! DA!)」←残響音つき
サードの前へ、弱い当たり。浅めに守っていた灯里が前へ走ってきて…ファンブル。
灯里「はわわわ…」
慌てて、ボールを地面に置いて。一塁への転送はドライブシュートだ。
いや、無駄に奇妙な回転をかけている。…ミラクルドライブ。
バウンドして、ありえない角度で曲がってきたボール。ホーム方向へズレた。
あおい「(…ファーストがボクで良かったよっ!)」
一塁ベースに足をつけていては取れないと判断し、あおいはそれをダイビングキャッチ。
そのまま空中で、バッターランナーのハマーへタッチしに行く。
スッ。ハマーの身体が、沈んだ。
あおい「(かわされた)ッ!?」
…スライディング土下座! それはあおいのタッチをかいくぐった。
惜しむらくは。そのままファーストまで到達すれば良かったのだが、一歩手前で土下座姿勢のまま止まってしまったことだ。
あおい「…タッチ」
アウト。しかしそのハマーのプレイに。
男性陣からは野次と怒号が、女性陣からは乾いた笑いが起こった。
そして全米は泣いた。
ハマーは、何故か誇らしげだった。
#あおいが「選球眼」を習得#
#ハマーが「スライディング土下座」を習得#
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