キャプテン森崎 Vol. II ~Super Morisaki!~
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【黄金】キャプテン平凡2【十二球編】
1 :
キャプテン平凡
◆Dk7Hmjukqo
:2011/04/04(月) 23:56:37 ID:9xLSgZKk
このスレはキャプテン森崎スレのスピンアウト作品です。
試合の基本的なルール及び進行はキャプ森本スレと同じですが、多少特殊なシステムを導入している
部分もあります。
465 :
森崎名無しさん
:2011/04/21(木) 19:15:36 ID:???
★カペラ 防御 (
クラブQ
) 40 +(
2
+
5
)=
466 :
森崎名無しさん
:2011/04/21(木) 19:20:36 ID:???
★バベル 防御 (
スペード10
) 41 +(
1
+
2
)=
467 :
森崎名無しさん
:2011/04/21(木) 21:16:46 ID:???
近い将来シャカとタイマンする男は格が違った
468 :
キャプテン平凡
◆Dk7Hmjukqo
:2011/04/21(木) 22:09:48 ID:???
> ★一輝 鳳翼天翔 ( スペードQ ) 57 +( 2 + 3 )= 62
> ★ミスティ ジェット防御 ( ダイヤ3 ) 49 +( 1 + 4 )= 54
> ★カペラ 防御 ( クラブQ ) 40 +( 2 + 5 )= 47
> ★バベル 防御 ( スペード10 ) 41 +( 1 + 2 )= 44
★ミスティ:80ダメージ・カペラ:150ダメージ・バベル:180ダメージ。
全員ギリシアまで吹っ飛びます。
一輝「鳳翼天翔!」
ゴアッ……!
一輝の繰り出した拳が、鳳凰の羽ばたきの様な強烈な衝撃波を生み出す!
ミスティ「なっ!?」カペラ「そんな……!?」バベル「これほどとは……!!」
ドゴォォォォォォォォオン!
白銀三人「あーれー!」
白銀三人は、その拳圧の前に為す術もなく吹き飛ばされた。
一輝「ふっ……あの様子ではギリシアまで飛んだな」
沙織「相変わらずの強さですね、一輝」
一輝「ふん……」
一輝は不機嫌そうに鼻を鳴らし、そのまま沙織に目をやることもなくその場から去ろうとする。
469 :
キャプテン平凡
◆Dk7Hmjukqo
:2011/04/21(木) 22:11:00 ID:???
瞬「兄さん!」
一輝「……」
ぴたっ
が、後ろから響く聞き覚えのある声に、一輝の足は止まった。
星矢「まさか……本当に一輝か?」
氷河「ふっ、あれで死ぬような男ではないと思っていたがな」
紫龍「まさに不死鳥だな……」
瞬「兄さん……生きてたんだね」
一輝の背後には、小宇宙の異常を感じこの場に集まってきた瞬、氷河、星矢、紫龍の四人が勢揃いしている。
一輝「瞬、それに星矢たちか……」
呟き、だが、それも一瞬。一輝は一度止めた足を、再び進める。
瞬「に……兄さんどこへ!?」
一輝「どこへ行こうと俺の勝手。俺がお前らと共に戦うなどと勘違いするな」
氷河「……待て一輝」
一輝「……」
氷河「……富士の地底で俺が凍り付かせたお前の右腕、もう殆ど感覚があるまい。いずれ肘から腐り落ちるぞ」
470 :
キャプテン平凡
◆Dk7Hmjukqo
:2011/04/21(木) 22:12:05 ID:???
ピクッ
氷河「地中海カノン島の噴煙の中に七日七晩身を置け。そうすればお前の右手は元通りになるはずだ」
一輝「こういう場合、礼を言った方が良いのかな……ふっ」
その言葉を最後に、一輝はその場から姿を消した。
瞬「兄さん!」
慌ててその後を追おうとする瞬。
星矢「待て瞬!」
471 :
キャプテン平凡
◆Dk7Hmjukqo
:2011/04/21(木) 22:13:05 ID:???
瞬「星矢……でも!」
星矢「一輝には一輝の考えがあるんだろう。それに今は……」
紫龍「おいやばいぞ!凡太の奴全身を強打して瀕死の重傷だ!」
瞬「えっ!?」
星矢「急いで病院に運ばなきゃ凡太が死ぬ!」
沙織「凡太さんは……凡太さんは私を庇ってあの崖の上から落ちたんです!お願い!凡太さんを助けて!」
瞬「そ、そうか……人命にはかえられないものね……」
星矢「ああ……おいみんな!急いで凡太を運ぶぞ!」
氷河・紫龍・瞬「ああ!」
*沙織の凡太に対する感情が「命の恩人」になりました。
472 :
キャプテン平凡
◆Dk7Hmjukqo
:2011/04/21(木) 22:14:25 ID:???
~グラード財団療養所~
星矢「どうだい先生……凡太の奴は?」
星矢達の迅速な運搬で、凡太はそれからまもなくグラード医療所に運び込まれた。
医師「ああ……良くはないな。全身打撲に何カ所かの骨折……」
沙織「そんな、では……」
青ざめた表情で医師の言葉を聞く沙織。
医師「いや……しかし、幸いにと言っていいのか、それだけで済んだと言うべきか、命に別状はなさそうです。
応急処置もしてありましたし……無論、しばらくは絶対安静ですが」
瞬「そうですか……」
その言葉に、ほっと息を吐く瞬。
紫龍「あんな高さの崖から落ちたんだ、むしろ幸いと言うべきか……」
氷河「がらくたみたいな鋼鉄聖衣も、少しは役に立ったのかもな」
星矢「おい、がらくたは酷いぞ」
凡太の命が無事と分かり、星矢達も少し緊張を解く。
473 :
キャプテン平凡
◆Dk7Hmjukqo
:2011/04/21(木) 22:15:32 ID:???
ヒカル「おい!凡太の奴死にかけてるんだって!?」
星矢「あっ、ヒカルさん」
シャイナ「大丈夫なのか!」
美穂「まさかこんなにすぐ逝ってしまうなんて……はかない人でした」
と、そこへ、連絡を受けた女性陣がどやどやと現れる。
医師「君たち、病院ではもっと静かに……」
その様子に渋い顔をする医師。
シャイナ「そんなことより凡太の容態はどうなの?まさか死んだりしていないわよね?」
美穂「どうなんですか?凡太さんに死なれてしまうと……」
瞬「ええ、重症には違いないですが、取りあえず大丈夫だそうです」
星矢「100m以上もある崖から落ちたのに、あいつも大概頑丈な奴だな」
ヒカル「そうなのか……それは良かった。あいつには言いたいことが山程あるからな」
シャイナ「まあ……肩を並べて戦った奴が死ぬのは寝覚めが悪いからね」
星矢達から凡太の容態を聞き、女性達三人も取りあえずほっと息を吐いた。
474 :
キャプテン平凡
◆Dk7Hmjukqo
:2011/04/21(木) 22:17:05 ID:???
沙織「それで……凡太さんは今?」
しかし、その中にあって、沙織一人は緊張の面持ちを崩さない。
医師「ええ、今はもう病室の方へ……気胸などもないですし、まあ骨折はしていますが、それは寝て治すしかないですから」
沙織「では……」
医師「今は痛み止めだけ打って寝かせてあります。明日には目を覚ますでしょう……
目を覚ました後の方が、痛みで辛いかも知れませんが……」
瞬「あっ、それじゃあ、今日は僕が凡太君に付き添おうかな。また白銀聖闘士が来ても困るし……」
医師の言葉を聞き、瞬が自ら付き添いに名乗り出る。
星矢「そうか、その方が良いかな」
ヒカル「こら星矢、何で瞬だけに任そうとするんだ?お前も一緒に泊まって交代で付き添いなさい!」
星矢「えっ?で、でもおれ、付き添いの仕方なんてわからねぇし……」
紫龍「仕方もなにも、何かあったら医者を呼べば良いだけだ……そうだな、瞬一人では多人数の敵が来た時対応
出来ないかもしれん。俺も一緒に泊まろう」
氷河「ふむ……そう言うことなら俺も一緒に。なに、寒い寝床は慣れている」
星矢がごにょごにょと言っている間に、紫龍と氷河も付き添いに志願した。
475 :
キャプテン平凡
◆Dk7Hmjukqo
:2011/04/21(木) 22:18:08 ID:???
星矢「お前らきったねぇ、良い子になりやがって……」
ヒカル「おまえね……良い子とかそう言う問題じゃないだろ!」
ボカッ!
星矢「いてぇ!」
ごねる星矢の頭を、ヒカルは思い切り殴りつけた。
瞬「ははは……星矢君もヒカルさんには頭が上がらないんだね」
星矢「うっせ!ヒカルさんが暴力的なだけだ!」
沙織「あのっ!」
と、一同が和やかな雰囲気の会話をしている横から、沙織が一人深刻な声で割り込んだ。
星矢「ん、どうしたい?沙織さん」
沙織「凡太さんの付き添い、私一人に任せてはもらえないかしら?」
瞬「えっ、沙織お嬢さんにですか?」
瞬は思わずそう聞き返す。
476 :
キャプテン平凡
◆Dk7Hmjukqo
:2011/04/21(木) 22:20:07 ID:???
沙織「ええ……」
シャイナ「お嬢さんが、一人でやるってのかい?」
沙織「……凡太さんがこんな怪我をしたのは、私のせいだもの」
ヒカル「しかし……沙織お嬢さん一人では、何かあった時どうしようも」
沙織「それは……」
星矢「責任を感じるのは分かるけど、一人で背負い込むことはないだろ」
氷河「珍しいな……傲慢なお嬢様がそんなことを言うなんて」
瞬「ひょ、氷河君……これでも最近は少し丸くなったんだよ?」
シャイナ「瞬、それフォローになってないよ……」
紫龍「……とにかく、沙織お嬢さん一人ではかえって心配です、その提案は却下させて貰います」
沙織「……では、せめて皆と一緒に」
珍しく懇願の表情で一同を見つめる沙織。
星矢「う、うーん……どう思う、瞬?」
その表情に困惑し、頭脳労働が苦手な星矢は瞬に助けを求めた。
477 :
キャプテン平凡
◆Dk7Hmjukqo
:2011/04/21(木) 22:21:09 ID:???
瞬「そうだね……僕たちが凡太君の付き添いに回ったら、沙織お嬢さんの周りは手薄になるし……」
氷河「それならいっそ、お嬢さんも一緒にいた方が良いか……」
ヒカル「そう言うことなら、私とシャイナも一緒に泊まろう、その方が安全だしね」
シャイナ「ま、しかたないね」
美穂「そ、それなら私も泊まりますよ!一人だけ仲間はずれなんて嫌です!」
星矢「おいおい、結局全員で病院泊まるのか?」
瞬「そういうことになるね……」
紫龍「初めからそうすれば良かったな」
医師「そんな大人数で泊まられると……」
わいわいと騒ぐ星矢達に、医師はおずおずと苦情を言おうとしたが……。
沙織「迷惑なんて、言わないわよね?」
医師「……はい、どうぞご自由に」
資本主義の元働く医師に、オーナーに逆らう力など無かった。
478 :
キャプテン平凡
◆Dk7Hmjukqo
:2011/04/21(木) 22:22:23 ID:???
そして、星矢達が泊まり込みで凡太の付き添いをするその夜……。
凡太「うっ……うんっ……」
永い眠りから、凡太は目を覚ました。
凡太「こ、ここは……?」
ボンヤリとした目で辺りを見回し、ボンヤリとした頭で今の状況を推測する。
凡太「ベッドの上、それにこれは……点滴?」
自分の腕からのびる点滴のチューブに触れようと、凡太は手を伸ばす。
ズキッ!
凡太「いてぇ!?」
その途端、全身に激痛が走った。
凡太「な……そ、そうだ!思い出した!僕は沙織さんと一緒に崖から落ちて……!」
凡太はそこまで思いだし、はっとする。
凡太「沙織さん!沙織さんは!?」
凡太はシーツをはね除け、勢いよく上体を起こした。
ビキビキビキビキ!
479 :
キャプテン平凡
◆Dk7Hmjukqo
:2011/04/21(木) 22:23:26 ID:HX6902Kk
凡太「グァァァァァァァァァァァ!?いってーーーーーーーーーーっ!!」
そして、再び激痛にのたうち回る。
???「い、今の声は!?」
凡太「ぐはっ……だ、誰だっ!?」
先着1名で(順番通りじゃない書き込みは無効)結果が出ても一応最後まで引いて下さい。
★目覚めた時一緒にいたのは ! card
!後のスペースを消して書き込んで下さい。
K~J→沙織
10~9→星矢
8~7→瞬
6~5→ヒカル
4→美穂
3→シャイナ
2→氷河
1→紫龍
480 :
森崎名無しさん
:2011/04/21(木) 22:23:51 ID:???
★目覚めた時一緒にいたのは
クラブ6
481 :
森崎名無しさん
:2011/04/21(木) 22:45:41 ID:???
鳥人とくれば次のネタは当然チ(ry
482 :
キャプテン平凡
◆Dk7Hmjukqo
:2011/04/21(木) 23:10:54 ID:???
そのネタは確実に負けるのでw
483 :
キャプテン平凡
◆Dk7Hmjukqo
:2011/04/21(木) 23:11:54 ID:???
> ★目覚めた時一緒にいたのは クラブ6 →ヒカル
ヒカル「凡太!目を覚ましたのか!?」
凡太の絶叫を聞き、暗闇の中から現れたのはヒカルだった。
凡太「ヒ、ヒカルさん?何故ここに……」
ヒカル「何故も何も……お前は崖から落ちてこの病院に運び込まれたんだ。
私は付き添いで……他のみんなもいるよ」
凡太「そ、そうだ!僕は崖から落ちて……沙織さん!沙織さんはどしました!?」
ヒカル「落ち着け凡太。沙織さんは無事だ。お前が庇ったおかげだろう、大した怪我もないよ……
お前の付き添いをしたいって聞かなくてね、今も隣の部屋にいる」
凡太「本当ですか!?よ、良かった!」
それを聞いて初めて凡太は安堵の溜息を漏らす。
凡太「ってか……いてて!安心したら急に痛みが……」
ヒカル「いわんこっちゃない……骨折に全身打撲だぞ?
生きてるのが奇跡なんだから、大人しく寝てろなよ」
凡太「うっ……そうじゃないかとは思ってましたが、やはり死にかけましたか……」
484 :
キャプテン平凡
◆Dk7Hmjukqo
:2011/04/21(木) 23:12:55 ID:HX6902Kk
ヒカル「まあ、命があっただけめっけもんだ。骨折は厄介だが、大人しく治療すれば、じきに治る」
凡太「はぁ……しばらくサッカー出来ないなぁ」
ヒカル「お前、どんだけサッカー好きなんだよ……」
命に関わるような重症を負ったにもかかわらず、もうサッカーの話題を始める凡太にヒカルはあきれる。
凡太「まあ仕方ないですね……沙織さんが助かったんだから、よしとしなくちゃ」
ヒカル「まあな、その半面、私は大惨事になったわけだが……」
凡太「あー……」
★ヒカルの大惨事って?
A:まったく記憶にございません。完全に忘れた。
B:秘書がやったことです。ごまかす。
C:えー……なんかありましたっけ?とぼける。
D:ご、ごめんなさい……。素直に謝る。
E:そ、それより僕たちどうして助かったんです?話を変える。
先に2票入った選択肢に決定します。
485 :
森崎名無しさん
:2011/04/21(木) 23:22:18 ID:aWwrZEck
D
486 :
森崎名無しさん
:2011/04/21(木) 23:22:35 ID:itD0IW8o
D
487 :
キャプテン平凡
◆Dk7Hmjukqo
:2011/04/21(木) 23:28:56 ID:HX6902Kk
> D:ご、ごめんなさい……。素直に謝る。
凡太「ご、ごめんなさい……まさかあの時おし……」
ヒカル「そ、それ以上言うな!」
ヒカルは真っ赤になって凡太の言葉を遮り、みなまで言わせない。
凡太「あ、はい、いえ、でもですね……」
ヒカル「ま、まあ私から話題を振ってしまったわけだが……もう忘れろ、いいな?」
凡太「えっと……」
★ヒカル「忘れろ!」
A:どうしようかなぁ?にやりと笑う。
B:忘れるでございます。
C:忘れる為に思い出す……えーっと。
D:はぁはぁ……。いきなり興奮してみせる。
先に2票入った選択肢に決定します。
488 :
森崎名無しさん
:2011/04/21(木) 23:29:35 ID:itD0IW8o
C
489 :
森崎名無しさん
:2011/04/21(木) 23:29:59 ID:aWwrZEck
B
490 :
森崎名無しさん
:2011/04/21(木) 23:31:44 ID:ZaRKzH2o
D
491 :
森崎名無しさん
:2011/04/21(木) 23:33:08 ID:NsFqaohM
B
今怒らせたら即あの世行きだろ常識的に考えて
492 :
キャプテン平凡
◆Dk7Hmjukqo
:2011/04/21(木) 23:50:49 ID:???
> B:忘れるでございます。
凡太「謹んで忘却させていただきます……」
凡太は深く頭を下げ、忘却を誓った。
ヒカル「そうか……ならよし」
凡太の殊勝な態度に、ヒカルもほっと息を吐く。
*ヒカルの凡太に対する感情が「変態紳士」になりました。
ヒカル「さ、凡太、もう少し寝な。まだ夜は明けてないよ」
凡太「そうですね……(うっ?)」
と、その時凡太の下腹部に強い圧迫感が!
ヒカル「ん?どうかしたのかい、凡太?」
凡太「い、いや……(ここで尿意とか……)」
凡太は慌てて病室の中を見回す。すると、ここは個室なので部屋の中にもトイレがあった。
凡太(助かった、ヒカルさんが居るからちょっと恥ずかしいけど……)
いそいそとベッドから起きあがろうとする凡太。
493 :
キャプテン平凡
◆Dk7Hmjukqo
:2011/04/21(木) 23:52:14 ID:???
凡太「うっ!?」
ズキッ!
が、凡太の脚はギプスで固められている。
凡太「あ、脚も骨折してるんですか?」
脚の痛みに、凡太はじらりと嫌な汗を流し、ヒカルにそう聞く。
ヒカル「ん……ああ、骨折って程じゃないが、若干ヒビが入ってるそうだ。
なに、運動機能に障害が出るようなものじゃないそうだから、安心しろ」
凡太「そ、そうですか、よかった……」
そう言いつつ、凡太は余り良い顔を出来ない。
凡太(こ、こうなれば仕方ない……ナースコールを)
押そうと思い、手を伸ばすが……。
凡太「て、手もギプス!?」
ヒカル「うん?どうしたんだ凡太。さっきからモゾモゾと?」
先程から不審な行動を続ける凡太の顔をヒカルがのぞき込む。
凡太(あ、あんな話をした後に……神は居ないのか!?)
494 :
キャプテン平凡
◆Dk7Hmjukqo
:2011/04/21(木) 23:53:18 ID:HX6902Kk
★尿意!
A:痛い痛い!脚痛い!嘘を付いてヒカルにナースコールを押して貰う。
B:実は……素直に話してナースコールを押して貰う。
先に2票入った選択肢に決定します。
495 :
森崎名無しさん
:2011/04/21(木) 23:53:35 ID:itD0IW8o
B
496 :
森崎名無しさん
:2011/04/21(木) 23:54:00 ID:CZFe3kvY
B
497 :
キャプテン平凡
◆Dk7Hmjukqo
:2011/04/22(金) 00:03:18 ID:c6pFN/GM
> B:実は……素直に話してナースコールを押して貰う。
凡太「じ、実は……」
凡太は呟くような声で言う。
ヒカル「実は……なんだ?」
声の小ささに引き込まれるように、ヒカルは凡太の口元に耳を寄せる。
凡太「と、トイレに行きたいんですが……ヒカルさん、ナースコールを押してくれませんか?」
ヒカル「あー……そうか、その手じゃ押せないのか」
凡太「そ、そうなんですよ、だから……」
ヒカル「ふーん……」
先着1名で(順番通りじゃない書き込みは無効)結果が出ても一応最後まで引いて下さい。
★ヒカルにお願い ! card★
!後のスペースを消して書き込んで下さい。
クラブ以外→分かったよ。素直に押してくれた。
クラブのK~8:それなら、私が連れて行ってやろう。
クラブの7~2:おや、こんな所に溲瓶が……。
クラブの1:へぇ、トイレねぇ……ヒカルは邪悪に微笑んだ!
498 :
森崎名無しさん
:2011/04/22(金) 00:03:53 ID:???
★ヒカルにお願い
クラブ2
★
499 :
森崎名無しさん
:2011/04/22(金) 00:03:53 ID:???
★ヒカルにお願い
クラブQ
★
500 :
キャプテン平凡
◆Dk7Hmjukqo
:2011/04/22(金) 00:04:46 ID:???
OMG……
501 :
森崎名無しさん
:2011/04/22(金) 00:05:07 ID:???
確実に根に持ってますねwwwwwwwwwwww
502 :
森崎名無しさん
:2011/04/22(金) 00:06:33 ID:???
ご褒美だろ、これ?
503 :
森崎名無しさん
:2011/04/22(金) 00:07:04 ID:???
われわれの業界では。
504 :
森崎名無しさん
:2011/04/22(金) 00:09:36 ID:???
僕が変態紳士ならヒカルさんは変態淑女だー!(涙
505 :
キャプテン平凡
◆Dk7Hmjukqo
:2011/04/22(金) 00:21:43 ID:???
直前の選択では復讐回避最良のルートだったんですが、運命には逆らえませんねぇw
ヒカルさんはよっぽど根に持ってるんでしょう。
まあ、確かに有る意味ご褒美なのかも知れませんが……。
506 :
キャプテン平凡
◆Dk7Hmjukqo
:2011/04/22(金) 00:22:59 ID:???
> ★ヒカルにお願い クラブ2 ★→おや、こんな所に溲瓶が……。
ヒカル「なるほど……でもその手じゃあれだ、しにくいだろう?」
凡太「えっ……い、いや、そりゃそうですけど……と、とにかく早くナースコールを」
ヒカル「なに……ナースコールはしなくても平気さ」
にやり
そう言うとヒカルは良いことを、凡太にとっては悪いこと、を思いついた様な笑みを浮かべる。
凡太「な、何ですかヒカルさんその笑い……嫌な予感しかしないんですけど……」
ヒカル「凡太ぁ……お前こういう者知ってるかぁ?」
そう言うとヒカルはベッドの下をごそごそとまさぐり……。
凡太「な、なに……って言うかもう限界が……」
ヒカル「これだっ!」
シビーン!
凡太「そ、それは!?」
ヒカル「知ってるだろ凡太?これはな、ベッドから起きられない人が用を足す為の秘密兵器だよ……」
507 :
キャプテン平凡
◆Dk7Hmjukqo
:2011/04/22(金) 00:25:44 ID:???
凡太「い、いや……そんなお手数をかけなくとも、ナースコールをしてくれれば……」
ヒカル「遠慮するな遠慮するな……怪我が悪化したら悪いからなぁ……」
そう言うと、ヒカルは凡太が逃げないようにその肩を押さえる。
凡太「あ、明らかにそんな目じゃない……昼間のことは謝ったじゃないですか!」
ヒカル「あっ?忘れるって言ったのに何で憶えてるんだァ?」
凡太「そんな……ひどい!」
ヒカル「観念しろ凡太!お前も恥ずかしい目に遭え!」
ガシッ!
言うが早いか、ヒカルは凡太のズボンに手をかける。
凡太「ああっ……やめてっ!あっ……アッー!」
508 :
キャプテン平凡
◆Dk7Hmjukqo
:2011/04/22(金) 00:27:01 ID:???
───────────────────────────
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ノ |_ ll__l---||_ Nice boat.
rj「l__`ー' ヽlーj L---┐
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|[][][][][][] i """ _..,,rr=''´ l
l ̄ ̄ ̄ ̄/7-‐'´ /
f jL-、 _-‐' -‐´~~
ヽ |  ̄ _j_ -‐'~´~~
`ー~´~~~~
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509 :
キャプテン平凡
◆Dk7Hmjukqo
:2011/04/22(金) 00:37:45 ID:???
凡太「ううっ……もうお嫁に行けない」
全てが終わり、ベッドの上でさめざめと泣く。
ヒカル「大げさだね……ま、これでおあいこかな?」
凡太「ぼ、僕は決してわざとやったわけではないのに……ひどい!」
ヒカル「ふふっ、これで私のことも言いふらせないだろう?
言いふらしたら……わかってるだろう?」
凡太「ううっ……分かってますよ」
ヒカル「うんうん。ま、秘密の保有量では私の方が多いかもだけど……例えば……」
凡太「わわわわわわわ!!な、何言い出すんですか!?絶対言いふらしたりしないで下さいよ!?」
ヒカル「分かってるよ……でも意外だよねぇ……まさかあんな」
凡太「ほんと……勘弁して下さい」
そのままベッドにがっくりと崩れ落ちる凡太。
ヒカル「ははっ、じゃ、お休み。いい夢みなさいよ?」
凡太「悪夢一択ですよ……」
510 :
キャプテン平凡
◆Dk7Hmjukqo
:2011/04/22(金) 00:39:45 ID:???
ヒカルちゃんとはよくよく臭い仲のようです……というような所で、今日はこの辺で。
お疲れ様でした。
511 :
森崎名無しさん
:2011/04/22(金) 03:49:56 ID:???
感動した
512 :
森崎名無しさん
:2011/04/22(金) 07:10:33 ID:???
若林が知らない間に二人は深い仲に…
513 :
キャプテン平凡
◆Dk7Hmjukqo
:2011/04/22(金) 23:17:02 ID:???
……そんなこんなの夜が明けて。
凡太が目を覚ましてしばらく、昨夜付き添いで泊まった面子が病室に集まる。
星矢「どうだ、凡太、調子は?」
凡太「体中痛いけど、まあなんとか」
瞬「骨が何カ所も折れてるんだから、無理しないで寝ていてくれよ」
凡太「うん……まあしばらくは大人しくしてるよ」
沙織「本当に良かった……一時は本当に死んでしまったのかと思ったもの」
凡太「沙織さん……済みません、みっともない所を」
沙織「みっともないなんて、そんなことあるはずないじゃない!
貴方は聖闘士でもないのに私の事を命がけで守ってくれたのに……」
凡太「あ、いや……でも途中でリタイヤしちゃいましたし」
シャイナ「いや立派だよ。お前が居なきゃお嬢さんは死んでたかもしれないもからね」
ヒカル「そうだな、まあ謙遜するな……立派だぞ凡太……プッ…くくっ……」
凡太「ヒ、ヒカルさん、何ですかその笑いは?」
ヒカル「くくっ……い、言ってもいいのか?」
凡太「……いえ、止めて下さい」
514 :
キャプテン平凡
◆Dk7Hmjukqo
:2011/04/22(金) 23:18:04 ID:???
紫龍「……ところで凡太、ちょっといいか?」
凡太「はい?えっと……」
紫龍から声をかけられ、凡太は少し言葉に詰まる。
何せ昨日会ったばかりな上に、試合の後もいろいろあったので咄嗟に名前が出てこなかったのだ。
瞬「そっか、凡太君は昨日会ったばかりだもんね。改めて紹介するよ、彼は龍座の紫龍。
僕たちと同じ青銅聖闘士で……まあ、幼なじみだね」
最後の所、瞬はちょっと言いよどむ。同じ城戸光政に集められた孤児であり、光政の非嫡子で有るということは、
沙織の手前流石に言いかねた。
紫龍「紫龍だ。よろしくな」
凡太「あっ、どうも……平山凡太です」
凡太はそう言って、差し出された紫龍の手を握る。
紫龍「ふむ……あの男が言っていた通り、いい目をしている」
凡太「はぁ……それはどうも?」
凡太はその言葉に、不思議そうな顔で紫龍で見つめる。
515 :
キャプテン平凡
◆Dk7Hmjukqo
:2011/04/22(金) 23:20:06 ID:???
星矢「紫龍、凡太のこと知ってたのか?」
その疑問は、凡太の代わりに星矢が紫龍に問うた。
紫龍「ふっ……このまま突っ込まれなかったらどうしようかと思ったぞ」
シャイナ「聞いて欲しいなら、初めから言えよ」
紫龍「少しは、雰囲気というものを考えても良いだろう……まあいい」
氷河「で、紫龍。凡太のことは誰に聞いたんだ?あの男とか、思わせぶりな事言ってたが」
紫龍「うむ……お前達と別れてから、俺は中国に帰って農作業にいそしんでいたのだが……」
星矢「ああ、そう言ってたな」
紫龍「それはそれは充実した日々だった、食事は美味いし、五老峰は東京と違って空気も美味い。
おまけに春麗は甲斐甲斐しく世話を焼いてくれる……老師からはちょくちょく聖闘士に戻れと言われたが、
俺はあそこで農業をして一生を終える気だった……」
星矢「結構な生活だな……で、何でまたその生活を捨てて日本へ?」
紫龍「うむ……農作業にも慣れ、俺がそろそろ春麗と一緒に暮らそうかなぁ?なんて甘い将来設計を立て
ていた頃だ……あいつが現れたのは」
瞬「誰だい?」
紫龍「SGGK若林源三……奴はそう名乗った」
516 :
キャプテン平凡
◆Dk7Hmjukqo
:2011/04/22(金) 23:21:09 ID:???
凡太「若林君!?」
ヒカル「げ、源三が五老峰に!?」
若林の名を聞き、それまで黙って話を聞いていた凡太は勢い込んで身を起こす。
凡太「ぐはっ……い、痛い!」
途端、全身に痛みが走った。
沙織「ぼ、凡太さん、落ち着いて下さい!」
凡太「だ、大丈夫です、沙織さん……それより紫龍さん、若林君が貴方の所へ来たというのは……」
痛みの走る胸を押さえ、凡太は紫龍に続きを促す。
紫龍「……うむ、奴が俺の所に来たのは……」
517 :
キャプテン平凡
◆Dk7Hmjukqo
:2011/04/22(金) 23:25:08 ID:???
回想:中国・五老峰
春麗「紫龍ー!」
五老峰の麓、戦いを止め、鍬で畑を耕す紫龍の元へ、修業時代に知り合った少女春麗が駆け寄る。
紫龍「やあ、春麗どうした?」
春麗「老師がお呼びですよ、紫龍」
ここまで走ってきた春麗は、荒い息を整えながら紫龍にそう告げる。
紫龍「老師が……ふっ、またお説教かな」
紫龍は鍬を置き、畑の外に出る。
春麗「紫龍、もう聖闘士に戻る気はないのでしょう?」
畑の外に出た紫龍に寄り添う春麗。
紫龍「ああ、俺はもうどこにも行かないよ」
老師の元へ向かう為歩きながら、紫龍は春麗の肩を抱いた。
春麗「よかった……」
春麗もはそのまま身体を紫龍に寄りかからせ、その胸に顔を埋める。
518 :
キャプテン平凡
◆Dk7Hmjukqo
:2011/04/22(金) 23:26:10 ID:???
紫龍「はははっ、歩きにくいよ春麗」
春麗「だって……」
白昼堂々いちゃつく二人。が、その二人の前に……。
???「そこの二人、ちょっとまってくれ……」
ザッ……
紫龍「んっ……?」
一人の男が立ち塞がった。
???「そこの娘さん、あんた今、聖闘士といわなかったか?」
春麗「きゃっ!?な、何ですか?」
紫龍「……君は?」
若林「俺か……俺はSGGK若林源三」
紫龍「SGGK……若林源三?」
若林「……」
519 :
キャプテン平凡
◆Dk7Hmjukqo
:2011/04/22(金) 23:27:38 ID:c6pFN/GM
★五老峰に現れた若林、その目的は……。
A:いや、最早俺はSGGKなどではない……。
B:廬山にいるという聖闘士に会いに来た。
C:俺は愛に迷ってここまで流れてきた……お前らいちゃつきやがって!
先に2票入った選択肢に決定します。
(以降、しばらく若林を操作することになります)
520 :
森崎名無しさん
:2011/04/22(金) 23:28:00 ID:2T533Yos
C
521 :
森崎名無しさん
:2011/04/22(金) 23:28:15 ID:A5zVs1eo
C
522 :
キャプテン平凡
◆Dk7Hmjukqo
:2011/04/22(金) 23:36:27 ID:c6pFN/GM
> C:俺は愛に迷ってここまで流れてきた……お前らいちゃつきやがって!
若林「俺は愛に迷ってここまで流れてきた……なのにお前ら、いちゃつきやがって!」
公衆の面前で堂々といちゃつく二人に、若林の怒りが爆発した!
春麗「きゃっ!この人恐い……」
紫龍「なんだいきなり……僻みか?」
★あきれた顔の紫龍に、若林は。
A:い、いや、スマン……ついカッとなって。
B:ちょっと顔が良いからって……そんなイケメン修正してやる!殴りかかる!
C:その女を俺に寄こせ!襲いかかる!
先に2票入った選択肢に決定します。
523 :
森崎名無しさん
:2011/04/22(金) 23:36:34 ID:???
お、おまえらー
ここの若林さんは稀少種のかっこいい若林さんなんだぞー
524 :
森崎名無しさん
:2011/04/22(金) 23:37:03 ID:2T533Yos
B
525 :
森崎名無しさん
:2011/04/22(金) 23:38:22 ID:pfCdvoIA
A
526 :
森崎名無しさん
:2011/04/22(金) 23:38:38 ID:A5zVs1eo
A
527 :
キャプテン平凡
◆Dk7Hmjukqo
:2011/04/22(金) 23:44:30 ID:c6pFN/GM
> A:い、いや、スマン……ついカッとなって。
若林「い、いや、スマン……ついカッとなって」
紫龍の言葉に、若林ははっとして非礼を詫びる。
紫龍「危ない奴だな……」
若林「無駄にもててる奴を見ると、俺は冷静でいられないのだ……」
春麗「無駄じゃありませんよ~だ。私と紫龍ちゃんは心が通じ合ってるんだものね~?」
紫龍「ははは、よせやい、こいつぅ!」
いちゃいちゃいちゃ……
若林「……」
★あきれた顔の紫龍。
A:ま、まあいい。ところでさっき、その子が聖闘士といっていたが……。
B:やっぱりムカツク!殴りかかる!
C:畑でミミズを探す。
先に2票入った選択肢に決定します。
528 :
森崎名無しさん
:2011/04/22(金) 23:45:22 ID:pfCdvoIA
A
529 :
森崎名無しさん
:2011/04/22(金) 23:45:36 ID:A5zVs1eo
C
530 :
キャプテン平凡
◆Dk7Hmjukqo
:2011/04/22(金) 23:46:25 ID:???
変えてませんでしorz
×★あきれた顔の紫龍。
○★いちゃつく紫龍達に……。
投票はそのまま有効です。
531 :
森崎名無しさん
:2011/04/22(金) 23:47:03 ID:oGl3RjL+
A
532 :
森崎名無しさん
:2011/04/22(金) 23:48:25 ID:2T533Yos
C
533 :
キャプテン平凡
◆Dk7Hmjukqo
:2011/04/22(金) 23:55:15 ID:c6pFN/GM
> A:ま、まあいい。ところでさっき、その子が聖闘士といっていたが……。
若林「ま、まあいい。ところでさっき、その子が聖闘士といっていたが……」
紫龍「……」
ぴたっ
聖闘士という言葉に、いちゃついていた紫龍の動きが止まる。
春麗「えっ、は……」
すっ
そして、若林の問いに答えようとした春麗の口元をおさえ、それを制止した。
春麗「紫龍……?」
紫龍「……聖闘士に、何か用があるのか?」
先程までとうってかわった鋭い口調で、紫龍は若林に問う。
若林「俺は……」
★紫龍の問いに。
A:この地にいる聖闘士から聖衣を貰う為に来た。
B:この地にいる聖闘士から聖衣を奪う為に来た。
C:この地に居るという老師に相談があって来た。
先に2票入った選択肢に決定します。
534 :
森崎名無しさん
:2011/04/22(金) 23:55:46 ID:AUjiZn7M
C
535 :
森崎名無しさん
:2011/04/22(金) 23:56:23 ID:mJgdWZVo
C
536 :
森崎名無しさん
:2011/04/22(金) 23:56:30 ID:UI3jcd8+
C
537 :
森崎名無しさん
:2011/04/22(金) 23:56:42 ID:9l2b1bhE
B
538 :
森崎名無しさん
:2011/04/22(金) 23:56:53 ID:???
ふぅー、一安心か?
ウイングマンのビームをとめたあんたの勇姿、誰が忘れても俺は忘れないぜ
539 :
キャプテン平凡
◆Dk7Hmjukqo
:2011/04/23(土) 00:04:17 ID:8OzEt8JY
> C:この地に居るという老師に相談があって来た。
若林「この地に居るという老師に相談があって来た」
紫龍「老師に?」
その答えに、紫龍は少し緊張を解く。
若林「ああ……」
紫龍「老師に何の用だ?見たところ聖闘士でもないようだが……」
一般人にしか見えない若林の姿に、紫龍は訝しげに聞く。
若林「それは……」
★老師に何の用?
A:聖域でアイオリアに聞いたんだ。五老峰の老師に会えば、聖衣を貰えるかも知れないって。
B:愛に迷う俺の性根を、もう一度叩き直して貰おうと思ってな。
先に2票入った選択肢に決定します。
540 :
森崎名無しさん
:2011/04/23(土) 00:41:40 ID:FZYwBAbQ
A
541 :
森崎名無しさん
:2011/04/23(土) 00:43:35 ID:HhaEl8N2
A
542 :
キャプテン平凡
◆Dk7Hmjukqo
:2011/04/23(土) 01:34:55 ID:???
> A:聖域でアイオリアに聞いたんだ。五老峰の老師に会えば、聖衣を貰えるかも知れないって。
若林「聖域でアイオリアに聞いたんだ。五老峰の老師に会えば、聖衣を貰えるかも知れないって」
紫龍「聖衣を?」
怪訝な顔をする紫龍。
紫龍「アイオリアとは確か、星矢が聖域で世話になった獅子座の黄金聖闘士だったな……」
若林「ああ、アイオリアに聖衣の話を聞いた俺は、初め日本のグラード財団に行ったんだが……」
紫龍「グラード財団だと?すると、お前は星矢達にあったのか?」
若林「星矢?あ、ああ……そう言えばいたな、そんな名前の奴が」
紫龍「ふむ……元気だったか、星矢達は?」
若林「えっ、元気なんじゃないの?見た感じ……って言うか、俺の話を聞いてくれ」
紫龍「おお、スマンスマン……で?」
若林「それで……グラード財団に行ったら、鋼鉄聖衣とか言うのが有るって言われてさ、くれって言ったんだが……」
紫龍「むっ、鋼鉄聖衣とは聞かぬ聖衣だが……まあいい、続けてくれ」
若林「ま、結果から言うと、俺がどじって聖衣を手に入れられなかったんだ。
それで、アイオリアから聞いたもう一つのあての方……ここに来たんだ」
543 :
キャプテン平凡
◆Dk7Hmjukqo
:2011/04/23(土) 01:35:58 ID:???
紫龍「しかし、お前は聖闘士というわけではないようだが……何故聖衣を求めるのだ?」
若林「それはだな……」
若林は紫龍に、聖域での出来事から、これまでにあった事を全て話した。
若林「と、言うわけで、俺達も聖域に狙われてるから、身を守る為の聖衣が欲しいのさ」
紫龍「……俄には信じがたい話だが」
話を聞き終えた紫龍は腕を組み考え込む。
若林「嘘はいわねぇよ」
紫龍「しかし、聖闘士でもない人間が聖闘士と互角にやり合うなどという話はな……」
若林「だが事実だ。なあ、あんた老師のこと知ってるんだろう?
俺はともかく、せめて凡太の野郎に聖衣をもってってやらなきゃ俺の男が廃る」
若林は紫龍にそう言って頼み込む。
紫龍「ふむ……そうだな、お前の話が真実かどうかも含め、老師に判断して貰おう」
若林「おっ、連れてってくれるのか!?」
紫龍「うむ……万が一お前が狼藉者でも、老師なら心配はないしな……付いて来い」
ザッ
そう言うと、紫龍は若林を促し歩き出す。
若林「ああ、助かるぜ」
544 :
キャプテン平凡
◆Dk7Hmjukqo
:2011/04/23(土) 01:37:04 ID:???
~廬山大瀑布~
紫龍「遅くなりました、老師……」
廬山大瀑布に着き、紫龍は老師の前で膝を突く。
老師「ふぉっふぉっ……まあよい、紫龍」
紫龍「はっ……」
老師の言葉に紫龍は軽く頭を下げる。
若林「なあ、あの爺さんが老師か?」
そのかしこまった紫龍の態度とは反対に、若林は立ったままぞんざいに紫龍にそう聞く。
紫龍「馬鹿っ……お前も膝を付け!」
ぐいっ!
若林「おっ、な、なんだよ?」
紫龍に服を引かれ、若林も無理矢理膝を付かされる。
老師「今日は、珍しく客が居るようだな……」
紫龍「はっ、この者の件は又後で……して老師、今日はまた……」
老師「うむ……日本から戻って来て早数週……土いじりは楽しいか?」
545 :
キャプテン平凡
◆Dk7Hmjukqo
:2011/04/23(土) 01:38:12 ID:???
紫龍「はい老師、私は今初めて生きる喜びを味わっています。朝日と共に起き、日没と共に休む。
そしてこの中国の悠久の大地を耕す喜び。紫龍はこの五老峰の土となるつもりです。
最早二度とドラゴンの聖衣を纏うことはないでしょう」
若林「おっ、聖衣いらないの?じゃあそれくれよ」
紫龍の言葉を聞き、隣の若林が口を挟む。
紫龍「ちょっと黙ってろ……」
が、紫龍は若林の言葉をうるさそうに一蹴した。
老師「おろかな。聖闘士はアテナを守り正義の為に戦うと教えたはず」
若林の言葉は聞こえなかったのか、聞き流したのか、老師も無視して話を続ける。
老師「その正義の為の力をあえてさび付かせるとは……」
紫龍「お言葉ですが老師……聖闘士が守るべき女神……アテナが城戸の沙織お嬢さんでは……」
老師「ふぉっふぉっふぉ、あの沙織お嬢さんの日ごとに成長していく小宇宙に気付かんとは、子供よの紫龍」
紫龍「はっ?」
老師「もうよい、お前の気持ちがそこまで固いなら仕方有るまい!廬山の土となるのも又よきかな……」
紫龍「はっ……申し訳ありません老師」
紫龍はもう一度、頭を深く下げる。
546 :
キャプテン平凡
◆Dk7Hmjukqo
:2011/04/23(土) 01:39:14 ID:8OzEt8JY
老師「ところで……」
紫龍「はい」
老師「お前の横にいるその男は……?」
若林「やっと俺の番か……」
紫龍(若林!失礼の無いようにしろよ!)
老師「お前は……?」
若林「俺は……」
★老師と対面。
A:SGGK若林源三だ!
B:なあ、この干物本当に頼りになるのか?
C:愛に迷った孤高の戦士、若林源三だ。
D:熱風に揺れる一輪の花!キュアSGGK!
先に2票入った選択肢に決定します。
547 :
森崎名無しさん
:2011/04/23(土) 01:40:09 ID:FZYwBAbQ
A
548 :
森崎名無しさん
:2011/04/23(土) 01:40:23 ID:1q/oI5JI
C
549 :
キャプテン平凡
◆Dk7Hmjukqo
:2011/04/23(土) 01:40:42 ID:???
という所で、今日はこの辺で……
若林がかっこよくなれるかは、皆様次第でございます。
550 :
森崎名無しさん
:2011/04/23(土) 01:41:07 ID:u3PYuLyg
A
551 :
森崎名無しさん
:2011/04/23(土) 01:52:21 ID:???
乙でした~
青銅連中が意外と当てにならんし、若林さんの覚醒は急務
552 :
森崎名無しさん
:2011/04/23(土) 16:02:47 ID:???
失礼のないようにしろと言われても
選択肢全部タメ口だぜ
553 :
キャプテン平凡
◆Dk7Hmjukqo
:2011/04/23(土) 20:59:51 ID:???
>>551
若林が強くなれるかはこれからの展開次第ですねぇ。
青銅は……引きが悪すぎたというか、多分この先はスペック通りに活躍してくれるかと。
>>552
この若林は多分敬語とか知らないのでw
読み切り版の若林って原作よりガラ悪いんですよね。もみあげも長くてゴリラみたいだし……。
554 :
キャプテン平凡
◆Dk7Hmjukqo
:2011/04/23(土) 21:02:21 ID:8OzEt8JY
> A:SGGK若林源三だ!
若林「SGGK若林源三だ!」
若林は老師を前に堂々と名乗りを上げた。
老師「SGGK?」
聞き慣れぬ単語に、老師は訝しげな顔をする。
若林「スーパーグレートゴールキーパーと読む!」
紫龍「スーパーグレート……恥ずかしくないのか?」
若林「なんでだ、俺のステータスだぞ?」
老師「ふむ、GKか……。して、このワシに何か用かの?」
★老師と対面。
A:老師に会えば聖衣貰えるかも知れないって、聖域のアイオリアから聞いたんだけど。
B:聖衣を寄越せよ干物。
C:老師!俺の性根を叩き直してくれ!
D:この紫龍って人聖闘士止めたんでしょ?余った聖衣くれ。
先に2票入った選択肢に決定します。
555 :
森崎名無しさん
:2011/04/23(土) 21:05:40 ID:VeEkUML+
C
556 :
森崎名無しさん
:2011/04/23(土) 21:06:21 ID:fUyHeVr6
C
557 :
キャプテン平凡
◆Dk7Hmjukqo
:2011/04/24(日) 00:05:03 ID:5b2OyMgw
> C:老師!俺の性根を叩き直してくれ!
若林「老師!俺の性根を叩き直してくれ!」
そう言うと若林はいきなり老師の前で土下座した!
紫龍「な、なんだお前?さっきと言ってることが違うじゃないか!?」
若林の突然の行動に混乱する紫龍。
老師「性根を……とな?」
が、今初めて若林に話を聞いた老師は特に驚かない。
若林「ああ……今の俺は海月のように骨のない男だ。
老師、あんたに俺の性根を叩き直して貰いたい!」
老師「ふむ、そう言われてもな……聖闘士でもないお前を叩き直すなど……」
若林「……駄目か?」
老師「そうじゃな、何か事情が有りそうじゃし話ぐらいは聞いても良いが……」
若林「事情か……事情は……」
★どんな事情があるのだ?
A:愛に迷っているからだ。ヒカルさんとアキちゃんの事を話す。
B:これからの戦いを生き抜く為だ。凡太と今までの戦いのことを話す。
C:聖闘士になりたいんだ!
先に2票入った選択肢に決定します。
558 :
森崎名無しさん
:2011/04/24(日) 00:06:51 ID:RpxjoWlM
B
559 :
森崎名無しさん
:2011/04/24(日) 00:07:13 ID:YhhBmht+
A
560 :
森崎名無しさん
:2011/04/24(日) 00:14:42 ID:r6vSE8G2
A
若林の失踪の理由だし
561 :
キャプテン平凡
◆Dk7Hmjukqo
:2011/04/24(日) 00:49:33 ID:???
> A:愛に迷っているからだ。ヒカルさんとアキちゃんの事を話す。
若林「俺は愛に迷っている……」
若林は老師に今までのこと、アキとヒカルのことを話した。
老師「ふむ……」
紫龍「……なるほど、二人の女性から好意を寄せられ、心に迷いが出来たと言うことか」
若林「ああ、そうだ、俺はそんな惰弱な男だったのかと……自分を殴りつけたい気持ちでいっぱいだ」
紫龍「顔に似合わず女難に苦しんでいたのか……しかしだな、そんなこと相談されても老師も困るだろう?
老師は恋愛相談所じゃないぞ」
若林「いや、恋愛相談をしようと言うのではない。俺は、どんなことがあっても己を貫ける男になりたいんだ。
老師、心から迷いを消す為、俺の精神も肉体も叩き直してくれ。女のことで心を迷わすような惰弱な男ではなく、
何があって折れない鋼のような男に!」
老師「ふむ……鋼のような男に、のう」
全てを聞き終えた老師は、思案顔で若林を見つめる。
562 :
キャプテン平凡
◆Dk7Hmjukqo
:2011/04/24(日) 00:50:58 ID:5b2OyMgw
若林「ああ、聖闘士達から老師と呼ばれるあんたなら……」
老師「若林よ……だが、鋼になってどうするつもりじゃ?」
若林「えっ?」
老師「強くなって何とする?何者にも心を惑わされず、何者にも屈せぬ男になり、お前はどうしようというのだ?
決して折れず、決して曲がらずと言えば聞こえは良いが、それはいかなる者をも寄せ付けぬ強さじゃ。
水は氷となり雲となり、風は花を運び、土は草木を育て、火は灰の中に新たな命を宿す。
万物と同じように鉄も溶け、鍬となり、鋤となり、時に鋼となり剣となって人を殺す。
決して曲がらぬ剣は斬る者を選ばぬ凶器でしかない。若林よ、お前は何の為、誰の為に強くなるのだ?」
若林「お、俺は……」
★何の為に強くなる?
A:ヒカルさんの為に……?
B:アキちゃんの為に……?
C:凡太の為に……?
D:自分自身が傷つかない為に……?
E:それ以外(自由に理由をお書き下さい)
先に2票入った選択肢に決定します。
563 :
森崎名無しさん
:2011/04/24(日) 00:54:12 ID:3Xu9C61g
D
564 :
森崎名無しさん
:2011/04/24(日) 00:56:03 ID:Z46r+f/c
D
565 :
森崎名無しさん
:2011/04/24(日) 07:34:36 ID:???
何さくっとアキちゃんからもモテてたことにしてんだよw
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