キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【暗黒から】ファイアーモリブレム30【英雄へ】

1 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/04/27(水) 22:35:11 ID:???
キャプテン森崎のスピンアウト作品です。『ファイアーエムブレム紋章の謎』の世界に
迷い込んだ森崎が、マルスたちと共にアカネイア大陸を冒険する物語となっています。
基本は本編と同様に、選択肢の中から第三者(ロムしている人)がどれかひとつを選ぶ事によって進んでいきます。
また必要に応じてトランプを引いてもらったりしてランダムに進行していくこともあります。

【注意】
このスレの物語やキャラの性格は、中の人の都合で原作並びにキャプテン森崎本編とは異なる場合があります。
設定などもストーリーの都合上若干オリジナル要素が含まれていますので、苦手な方はご注意ください。

〜これまでのお話〜

全日本ユース代表選抜特別試合は2対2の互角の展開を繰り広げ延長戦へと突入した!
熾烈な戦いの最中、眠れる才能を次々と覚醒させていく森崎率いるAチームの仲間たち。
勝利を狙う翼が放つ『サイクロン』をリンダの魔法ブーストでさらに強化した最強のシュートを、
森崎はポストとの衝突を利用した『頑張竜セービング』で見事防ぐ。
そしてPA外からのシュートは絶対に通さない伝説を持つ鉄壁セービングを、
過去にシュートをことごとく失敗してきたアベルが延長後半終了間際に見事得点し、試合を決めたのだった。

ワールドユースへ出場するため、そして世界最高のGKを目指すために森崎はブラジルへ。
アカネイア大陸を復興するため、そしてサッカーリーグを設立するためにマルスは祖国アリティアへ。
二人の若者は歩き出す。それぞれの夢へと向かって。今は別々の道も再び交わることを夢見て。
いつかまた一緒にサッカーをしようという新たな約束を『炎の紋章』に誓うのだった。

それから時は流れ……日本のサッカーは強大な力を手に入れた協会のもとで大きく変貌していた。
日本がサッカー後進国という話はすでに過去のものとなっていたのである。
アジア予選、そして本戦予選リーグにて圧倒的な実力を示す全日本ユースの姿がそこにあった。

今、新たな物語が動き出す。『進化』の力を授けられ、成長を司る数多の『星』に導かれし英雄の手によって。 

☆前スレ
【しばし】ファイアーモリブレム29【別れの時】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1302883824/l50

534 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/05/11(水) 22:26:54 ID:???
フランスでの因縁→ ! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ→岬の華麗なタックルがシェスターからボールを奪う!
ハート→ボールはこぼれ球に。今度はカルツと松山が競り合いに向かう!
スペード・クラブ→シェスターが岬を抜く!ドイツはさらに攻め込む!
JOKER→なにィ!?シェスターが突然分身しはじめたぞ!?

535 :森崎名無しさん:2011/05/11(水) 22:28:35 ID:???
フランスでの因縁→ ダイヤ2


536 :森崎名無しさん:2011/05/11(水) 22:28:55 ID:???
フランスでの因縁→ ハートA

537 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/05/11(水) 22:45:40 ID:???
フランスでの因縁→ ダイヤ2
>ダイヤ→岬の華麗なタックルがシェスターからボールを奪う!


岬「(確かにドイツの強さはこれまで戦ってきたイングランドやアルゼンチンとは比べものにならない。
  だけど、そうだとしても今の日本は…恐ろしいまでに急発展して力をつけた今の日本のサッカーの前では)」

ズッシャアアッ!!

岬「充分すぎるほどに霞んでしまっているんだ!」

シェスター「うっ…ば、馬鹿な…!」

放送「皇帝シュナイダーくんの守備が光ればこの人も鮮やかな守備で返します!
   フィールドのアーティストこと岬太郎くんが再び日本のピンチをチャンスへと切り替えたァ!!」

森崎「(うーむ……出番がないな)」

これまでチームの勝利を優先的に選んできた森崎にとっては岬の好プレイは喜ばしいことであったが、
決勝まで無失点という記録を築きあげてきているブラジルのキーパーのゲルティスに対抗するためには
やはり自分のこれまでの活躍度合いでは少し印象不足だと思ってしまう。

森崎「(世界一のGKが指し示す意味。それは世界一のチームのGKなのか、
   それとも世界で最も優れた力を持つGKのことなのか……)」

自分が目指す夢の意味。もしも前者ならばこの圧倒的に強化された全日本というチームにいる以上そこまで難しいことではないだろう。
数年後、母国のA代表として戦う機会もそのうちやってくるだろう。その時に正GKの座を死守できさえすれば
案外簡単に『世界で一番のGK』という称号を得ることが出来るかもしれない。
だが、もしも自分の目指す夢の果てが後者を意味することであるならば。

森崎「(…もう少し、攻めて来てくれて構わないんだぜシュナイダー。俺だってお前との再戦を心待ちにしてきたんだからな)」

538 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/05/11(水) 22:47:29 ID:???
出来れば今度は自分自身の手でシュナイダーとの直接対決を制してみたい。
森崎は再び攻めこむ日本の選手たちの背中を眺めつつ、静かに闘志を燃やし続けていた。

放送「後半も既に半分の時間が流れました!現在得点は1対1のまま。
   互いの誇りを賭けたこの名勝負を制するのは一体どちらのチームなのか!?」


互角の攻防→ ! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ→翼がシュナイダーと対決する!
ハート→日向がカペロマンと対決する!
スペード→松山がカルツと対決する!
クラブ→ポブルセンが再びドリブルで日本の陣営に突っ込んでくる!
JOKER→その時急に雨がふりだした!そしてドイツの選手交代!

539 :森崎名無しさん:2011/05/11(水) 22:47:52 ID:???
互角の攻防→ ダイヤJ



540 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/05/12(木) 20:38:33 ID:???
互角の攻防→ ダイヤJ
ダイヤ→翼がシュナイダーと対決する!



ダダダダダダダッ!!

放送「翼くん、ドリブルでフィールドを中央突破だ!
   これを一旦守備に回っているシュナイダーくんが止めに向かう!」

シュナイダー「俺は…俺達は負けん!」

翼「シュナイダー…!」

マラカナンスタジアムの熱気に包まれる最中、二人のエースの視線が交錯する。
時間にしてほんの数秒。だがその間に二人の間には幾重もの読み合いが行われていた。

シュナイダー「(抜かせはしない。残り時間を考えれば次に点を決めた方がおそらく――)」

翼「(絶対抜く…抜くんだ!このチャンスを決められなくては――)」

先に動いたのはシュナイダーだった。翼の足先にあるボールに向かって鋭く右足を振り抜く。
相手の腹にボールを打ち付けることで強制的に体制を崩す荒業を狙う。
だが、翼も危機を察知して足の裏を器用に使い素早く後退を図る。
しかしそれすらも予想していたかのようにシュナイダーはスライディングタックルで一気に迫ってきた。

シュナイダー「もらったぞツバサ!」

翼「(シュナイダー。ドイツ統一という旗本でキャプテンを任されている君の
  この大会にかける気持ちは尊いものだと思う。だけど俺達にも負けられない理由がある。
  この戦いに俺達の夢が…日本のサッカーの未来がかかっている。
  そして何よりも……俺は知らなくてはいけないことがあるんだ!!)」

541 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/05/12(木) 20:39:33 ID:???
翼は足を伸ばしてくるシュナイダーの動きをしっかりと目で捉えながら、
今まで自分がサッカーに捧げてきた信念を力に変えてボールを蹴った。



『その力』が自分に何故備わっていたのかに気付かされたのは
サンパウロを離れセリエAのレッチェへと移籍したばかりの頃だった。

翼「(これは……!)」

どれだけ走っても、どれだけ負担を与えても決して朽ちることなく体が動く。
幼い頃から一緒にサッカーで遊ぶ友だちを見つけられず、たった一人でボールを蹴り続けてきた翼にとっては
これまで唯一と言っても良い心を通わせた本当の『トモダチ』と半永久的に共にいられる新たな力に驚きこそすれ喜びでいっぱいだった。
この自分の体質の変化を誰よりも早く伝えたかった男がいた。

それは彼に一緒にサッカーが出来る『トモダチ』をあてがってくれた恩師。
何よりもサッカーの楽しさ、素晴らしさを心の奥深くに叩き込んでくれたあの男に伝えたかった。

翼「(ロベルト……!)」

だが、その日を境にロベルトは翼の前から姿を消した。
ブラジルユースの監督としてワールドユース大会に出場することが決まったらしく
しばらくは翼と一緒にいることができないと書置きを残し、一人ブラジルへと戻っていってしまったのである。

翼「(俺ははじめのうちは仕方が無いことだと思っていた。
  いくら俺とロベルトの間柄と言っても勝負に関しては真剣に取り組みたい。
  敵チームになってしまった以上、一定の距離を開けることは当然なんだと俺も最初は思っていた)」

だが、ロベルトの残した書置きの内容を見て、翼は途方にくれてしまった。
それはこれまで彼を人生の師とまで仰ぎ、尊敬してきた思いを一瞬で裏返しにさせてしまうほどだった。

542 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/05/12(木) 20:40:56 ID:???
「翼。お前はもうキャプテンを目指すな。それがお前のためなんだ。
 お前は翼。大空翼。だが、穢れた翼では大空を飛ぶことは出来ないんだ。
 だから俺はお前とはこれ以上一緒にはいられない。さよならだ、翼」



翼「(どうしてなんだよロベルト。俺は…俺にはキャプテンの資格が無いと言いたいのかい?
  これまで森崎に立場を奪われ続けてきた俺に失望してしまったのか…?)」

いや、そんなはずはない。これまでも翼がキャプテンとなった全日本を見るのが楽しみだ。
そしてその時は俺が監督としてお前たちを率いてみたいものだと子供のような顔で語ってくれた。
その言葉を聞き、翼は今度こそ森崎からキャプテンの座を奪い返そうと真摯にサッカーに取り組むことになった。

翼「(俺はこれまでロベルトの教えを自分なりに解釈して応えを模索してきたつもりだ。
  だから今回だって何か別の意味が…俺にキャプテンを諦めろという以外の意味があるはずなんだ…!)」

自分が代表のキャプテンになることこそ彼が最も喜んでくれるものだと思っていた翼は
葛藤に苦しみながらもアカネイアとの特別試合に取り組む。しかし最後までロベルトの忠告に対して自分なりの答えを出した。

翼「(穢れた翼。今の俺ではロベルトに認められる選手にはなれないということは伝わったよ。
  だから俺はロベルトと戦う必要があるんだ。決勝戦で。ロベルトが率いるブラジルユースと!)」

彼の真意をどうしても知りたい。何故あのようなことを書いたのか。
そして聞きたい。どうすれば彼が自分をキャプテンを目指すに相応しい人物として評価してくれるのか。
自分のこじんまりとした、狭い範囲でしかなかったサッカーに対する感情を育んでくれた恩師ともう一度話がしたい。


翼「だから……俺はここで負けるわけにはいかない!なんとしてでももう一度ロベルトと話をするんだ!!」

シュナイダー「(!! この気迫……面白い。そうでなくては戦いがいが無いというものだ!)」

543 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/05/12(木) 20:42:17 ID:???
譲れぬ意地→ ! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ・ハート→翼がシュナイダーを抜き去りミューラーと一対一に!
スペード→二人の力は互角!浮き上がったボールに対し再び同時に競り合いに向かう
クラブ→シュナイダーが翼を吹き飛ばしボールを奪う!
JOKER→翼「(あのマルスという選手が使っていた踵でボールを打ち下ろす技……これだ!)」

544 :森崎名無しさん:2011/05/12(木) 20:42:47 ID:???
譲れぬ意地→ スペード5

545 :森崎名無しさん:2011/05/12(木) 20:42:59 ID:???
譲れぬ意地→ ダイヤK

546 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/05/12(木) 20:53:05 ID:???
譲れぬ意地→ スペード5
>スペード→二人の力は互角!浮き上がったボールに対し再び同時に競り合いに向かう
============
ゴガァッ!!

シュナイダー「ぐっ…!」

翼「くっ…!」

放送「タックルに向かっていったシュナイダーくん、それを堪える翼くんのパワーは互角!
   衝撃によって浮き上がったボールは二人の間に空高く浮き上がった〜〜!!」

翼「俺は翼だ!誰よりも早く…高く飛んでみせるんだァ〜〜〜〜っ!!」

シュナイダー「やらせんっ!この勝負に勝つのは俺たちドイツユースだァ!!」

ミューラー「(来るのか…!ついに、待ち望んできたサイクロンが……!)」

再びシュナイダーが競り合いに来るものの、都合よく浮き球が自分の頭上に浮かび上がる。
まだ一度もみせていない、浮き球からの――ヘディングが苦手なジャイロが
大量のゴールを量産したと言われる伝説のシュートを翼は再現するために飛び上がった。

翼「いっけぇぇぇ〜〜〜〜っ!!」


空に舞う→ ! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ・ハート・スペード→翼のサイクロンが勝ち越し点を叩き出す!
クラブ→シュナイダーとミューラーの協力競り合いでこぼれ球にする!
JOKER→翼「(あのマルスという選手が使っていた踵でボールを打ち下ろす技……これだ!)」

547 :森崎名無しさん:2011/05/12(木) 20:53:42 ID:???
空に舞う→ ダイヤA

548 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/05/12(木) 21:18:04 ID:???
空に舞う→ ダイヤA
>ダイヤ・ハート・スペード→翼のサイクロンが勝ち越し点を叩き出す!


翼「(非公式ながら1000以上もの得点を一人でたたき出したジャイロという選手はいったいどんな選手だったんだろう)」

どんなキーパーでも取ることの出来ない幻のシュート、サイクロン。
ロベルトの言葉の片鱗から自分なりの答えを出してあみ出したこの技は
この大会前の特別試合にて森崎に止められてしまった。
おそらくこの形は完璧なサイクロンではない。なんとなくだが翼も感じていた。

翼「(それでもこれなら…!)」

シュナイダーとの衝突で生み出されたボールの回転は単独で浮き上がらせたものよりさらに上回っており、
高い位置から蹴ることによりさらにシュートの威力を上げることが出来た。

ドゴッ!ボガァッ!!

シュナイダー「(これが……サイクロン……日本の…力…!!)」

ミューラー「(…触れられない…いや、手を伸ばすことすら本能が躊躇させる…驚異…!)」

ズッギャアアアアアアンッ!バリィッ!ドッゴオオォォォォオオオン!!!

放送「き……決まった〜〜〜!ゴーーーーールッ!!
   ついに勝ち越し!先制されながらも徐々に試合の流れをつかみ
   ようやくリードを手に入れた全日本!夢の決勝進出に大きな一歩を踏み出しました〜〜!!」

翼「(もしかして、このサイクロンを本当の形に出来たとき…ロベルトは俺のことを認めてくれるかもしれない…!)」

549 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/05/12(木) 21:19:53 ID:???
だったら自分が納得が行くまでサイクロンを打ち続けるしか無い。
幸いしばらく我慢すれば消費した体力は回復してくれる。
自分は常人の数倍のスタミナを手に入れたのだ。きっとこれもロベルトの指導の賜物だろう。
彼が与えてくれたこの力に応えるためにも、必ず本当のサイクロンを完成してみせる。
翼は倒れこむシュナイダーとミューラーには目もくれず、ボールを疲労と急いでセンターサークルへと戻っていった。

ミューラー「(く……な、舐められているというのか…!リードしているのは貴様達だと言うのに…!)」

シュナイダー「……この借りは必ず返す。追いつき、そして追い抜くまでだ!」

ピピイイィィィッ!!

放送「ドイツからのキックオフで試合再開!後半も残り時間が少なくなってまいりました。
   日本、このまま耐え切り決勝へとコマを進めることが出来るのでしょうか!?」

森崎「(これで終わるくらいなら苦労はしねぇよ。ドイツの本当の強さは……追い込まれてからだ。
   4年前の大会で身を持って味わったからな。さーて、これからが本当の戦いだぜ!シュナイダー!)」

シュナイダー「(モリサキ。ベルリンの壁を超えて俺達は真のドイツユースとなった…なったつもりでいた。
       お前たちと同じように各国に選手を研修に出し、チーム力の向上に努めてきたが…
       どうやらそれだけではお前たちとの差は埋められなかったらしいな。
       だがまだ試合は終わってはいない。俺は……俺達は負けん!ゲルマン魂の誇りにかけて!)」


皇帝の怒り→ ! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ→司令塔のシェスターにボールを託し、シュナイダーはマーガスを伴い上がる!
ハート→シュナイダーを中心とした総攻撃!素早いパス回しで一気に攻めこんでくる!
スペード・クラブ→突然雨がふりだしてきた…そしてついにあの男が出場する!
JOKER→シュナイダー「…ポブルセン!力を貸せ!」ポブルセン「なっ…まさかあの技を!?」

550 :森崎名無しさん:2011/05/12(木) 21:20:20 ID:???
皇帝の怒り→ クラブJ

551 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/05/12(木) 21:52:24 ID:???
皇帝の怒り→ クラブJ
>スペード・クラブ→突然雨がふりだしてきた…そしてついにあの男が出場する!


ポツ…ポツポツ……
ザアアアァァァァ……サアアァァァァッ……

フライハイト「!」ガタッ

突然スタジアムに降り注いだ雨音に、ドイツユースのベンチで一人の選手が立ち上がった。

フライハイト「さぁ出せ今出せすぐに出せ!あの天からの恵みを早く体全身で浴びさせてくれ!!」

シェスター「……ポブルセンといい、あいつといい、東ドイツには色物しかいないのか?」

カルツ「お前さんがそれを言うかいゲルマン忍者」

マーガス「お前もそんなに説得力無いぞー爪楊枝星人ー」

シュナイダー「だが、これで少なくとも…いや、間違いなくすぐに同点に追いつけそうだ。
       よし、シェスター。一旦試合を切ってくれ。選手交代だ」

シェスター「分かった。で、引っ込むのはカペロマンでいいんだよね?」

カペロマン「なっ…!どうして俺があんなナメクジ野郎の代わりに引っ込まなきゃいけないんだよ!」

マーガス「そう言っても、お前ほとんどこの試合消えかかっていたじゃないか。
     雨天時のアイツのとんでもない動きをお前も知っているだろう?」

カペロマン「うっ…くぅ……」

552 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/05/12(木) 21:55:26 ID:???
同じポジションである以上、より能力の高い選手がフィールドに立つことは至極当然のこと。
だが、カペロマンとてサイドラインを走らせればシュナイダーにも匹敵する技術を得られるはずなのだ。
不幸にも出番が回ってこなかったとは言え、雨限定といった特異なあの男に立場を譲るのは納得がいかないところがあった。


ヘビはナメクジが大嫌い→ ! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ・ハート→一回だけ俺にチャンスをくれ!それが駄目だったらちゃんと交代するから!
スペード・クラブ→悔しいが雨天時でのアイツはシュナイダーをも超える…素直に交代する
JOKER→なんとあっという間に雨雲が消えた!通り雨だったのか…?もちろん交代は無し!

553 :森崎名無しさん:2011/05/12(木) 21:55:45 ID:???
ヘビはナメクジが大嫌い→ ハート7

554 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/05/14(土) 00:47:49 ID:???
ヘビはナメクジが大嫌い→ ハート7
>ダイヤ・ハート→一回だけ俺にチャンスをくれ!それが駄目だったらちゃんと交代するから!


東ドイツからやってきた天才プレイヤー。『雨の使者』の二つ名を持つフライハイト。
カペロマンは何故か生理的に彼のことを嫌悪していた。
ポジションが被るということもあったのだが、そんなことは些細なことでしか無い。

カペロマン「(あいつと初めて握手を交わした際…ねちょりとした気色悪い感触が俺の手を包みこみやがった…
      あれは手汗なんてもんじゃねぇ。もっとどろっとした……そう、粘液だ。
      きっと雨で喜ぶのもアイツがナメクジのような奴だからだろう。
      俺……俺、ナメクジだけはダメなんだ…ダメなんだよう……)」

ミミズだってコックローチだってガガンボだって
みんなみんな生きているんだ友達なんだ。ここまでだったらまだ笑顔で耐えられる。
だが。幼い頃自分の顔に張り付き好きなように鼻の穴を蹂躙されたあの透明なボディだけには耐えられない。
あのフライハイトという男からはナメクジと似た湿気と匂いがするのだ。
ぬめり気と共にトラウマが蘇る。決して悪い人間ではないのだろうが、どうしても彼にだけは心を開けないでいた。
ちなみに他の人には東ドイツの選手になかなか心が開けないだけと解釈されており、
こんな情けない理由でフライハイトを嫌っているということはまだ感づかれてはいない。


カペロマン「…だったら。だったら俺にボールを預けてくれ。チャンスをくれ!
      俺にだって意地がある。サイドの魔術師…テオドール・カペロマンの本領はまだ発揮されちゃいないんだ!」

シュナイダー「……分かった。お前のその自信に賭ける価値がありそうだ」

シェスター「キャプテンがそう言うんじゃ仕方ないか。それじゃあ…いけっ!」

ドムッ!

カペロマン「おわっ、ちょっ、いきなり出すんじゃねーっての!」

555 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/05/14(土) 00:49:03 ID:???
カペロマンはシェスターの長めのパスを慌てて追いかけると、右サイドラインを軽快に駆けていく。

放送「ここはドイツのライン際の魔術師、カペロマンくんのサイドアタック!
   これに対し三杉くん、早田くんがチェックに向かった!」

三杉「早田、君はワンテンポ遅れて僕に続いて欲しい。異なるタイミングで仕掛けよう」

早田「任せときな。絶対に通しはしねぇよ!」

カペロマン「(結果を…結果を出さなくちゃならねぇ。アイツだけには俺の出番は譲りたくねぇんだ!!)
      どきなっ!スパスパっとやらせてもらうぜぇ!」


ガラガラヘビがやってくる→ ! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ→三杉が容易くボールを奪う。カペロマン呆然。
ハート→三杉が抜かれるが早田のタックルでボールを奪う。カペロマン愕然。
スペード・クラブ→いくら日本が強くてもサイドでは負けるわけにはいかない!カペロマンが突破!
JOKER→そのころドイツユースのベンチでは…

556 :森崎名無しさん:2011/05/14(土) 00:49:38 ID:???
ガラガラヘビがやってくる→ スペードA

557 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/05/14(土) 01:08:00 ID:???
ガラガラヘビがやってくる→ スペードA
>スペード・クラブ→いくら日本が強くてもサイドでは負けるわけにはいかない!カペロマンが突破!


三杉「(この選手はサイド突破を得意としているらしい。
   確かに水を吸った芝の上でもまったくスピードが落ちない…!)」

シュババッ!!

カペロマン「(この狭いラインギリギリ…タイトロープを渡る気分……たまらなく気分がイイぜ!)」

放送「カペロマンくん抜いた!しかしすぐさま早田くんが仕掛けに向かう!」

早田「ここは抜かせはしねぇ!!」

中学時代、早田のタックルはエースを尽く封じ込め、ヘビが噛み付くようなしつこいマークを得意としていた。
そしてその特徴はユース代表になっても変わらず、より強力なものとなっていたはずなのだが…

カペロマン「なかなかいい動きするなアンタ。だが…俺の得意なステージでヘマするわけにはいかんのでな!」

早田「(なにっ!?こいつ、サイドラインぎりぎりにいるくせになんて器用なドリブルをしやがるんだ!)」

それはヘビがゆらゆらと揺れながら進むかのごとく、波型に突き進むカペロマンのドリブルを前に
早田の横に滑るようなタックルは噛み合わず、素通りされてしまう。

カペロマン「(どーよどーよどーよ!あんな気味の悪い奴なんかより俺のほうが役に立つっての!)」

放送「早田くんも抜かれたァ!カペロマンくんは右サイドをそのまま突き進む〜〜!!」

森崎「ちいっ…4年前の大会じゃ見なかった顔の連中もそこそこやりやがるな。
   だが、ここまできて追いつかれるわけにはいかねぇぞ!」

558 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/05/14(土) 01:09:42 ID:???
カペロマン「(俺の本領はまだこんなもんじゃねぇぞ!ドイツが皇帝シュナイダーだけのチームじゃないってことを思い知らせてやるぜ!)」


☆どうしますか?

A同サイドバックの中山をタックルに向かわせる
Bここは引いて守らせてブロックに備える
Cセンタリングに備えてDFをマークに付かせる
Dここは俺が直接ボールを奪いに行く!
E寝釈迦のポーズで相手を挑発しプレイを乱させる

2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。

559 :森崎名無しさん:2011/05/14(土) 01:10:15 ID:/aU3GQ4c
A

560 :森崎名無しさん:2011/05/14(土) 01:10:47 ID:EGr4oo9U
A

561 :森崎名無しさん:2011/05/14(土) 01:10:54 ID:p92z20aw
B

562 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/05/14(土) 01:23:39 ID:???
>A同サイドバックの中山をタックルに向かわせる


森崎「シュートを撃ってくるにしろセンタリングを上げられるにしろ、
   相手に行動させる前に奪っちまえばこっちのものさ!いけェ中山!」

中山「ああ、任せてくれ!(あと2試合だけ…2試合だけだ。全力で行く!)」

ダダダッ!

放送「中山くん、カペロマンくんにチェックに向かう!
   対してドイツはここを突破出来れば得点のチャンスが伺えます!」

カペロマン「よぉ地味ぃなノッポくん。お互いこれまでパッとしない活躍だったな。
      だが、ここからは俺の独壇場だ。悪いが俺の踏み台になってもらうぜ」

中山「威勢のいいのは結構だが…人を見かけだけで判断しないことだな。いくぞぉっ!!」

563 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/05/14(土) 01:24:58 ID:???
先着『2名』様でブロックごとに判定をお願いします。


カペロマン→! card+ ドリブル60+(サイドアタック+2)=
============
中山→! card+ タックル52+(?????+5)=

!と cardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの数値で分岐します

【攻撃側】−【守備側】
≧2→カペロマンが突破!奇数でシュート、偶数でセンタリング
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から順に
(メッツァがフォロー)(ラインを割りドイツのスローイン)(次藤がフォロー)
≦−2→中山がボールを奪う!

【補足・補正】
カペロマンのカードがダイヤ・ハートで『スネークドリブル』で+3
中山のカードがハート・スペードで『シャドータックル』で+4(吹っ飛び係数4)
その他は>>15を参照してください。

564 :森崎名無しさん:2011/05/14(土) 01:26:04 ID:???
カペロマン→ ダイヤ9 + ドリブル60+(サイドアタック+2)=

565 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/05/14(土) 01:26:31 ID:???
【訂正】
中山の『シャドータックル』はダイヤ・ハートで発動です。

566 :森崎名無しさん:2011/05/14(土) 01:27:07 ID:???
中山→ ダイヤA + タックル52+(?????+5)=


567 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/05/14(土) 01:35:39 ID:???
カペロマン→ ダイヤ9+(スネークドリブル+3) + ドリブル60+(サイドアタック+2)=74

中山→ ダイヤA+(シャドータックル+4) + タックル52+(?????+5)=62

【攻撃側】−【守備側】
≧2→カペロマンが突破!奇数でシュート
============
シュラッ……シュシュッ!!

横ばいに動く捉え辛いフェイントに対し、中山はなんとか死角からのタックルを試みるが
それよりも先にカペロマンの走力についていけなくなり、足がもつれて転んでしまう。

カペロマン「へっ、大したことねぇな!あのデカブツ以外はまともに守備ができねぇのか!」

中山「くそっ…!(せっかく強化しても元が俺じゃあ駄目だってのか?)」

森崎「中山が抜かれた!?」

次藤「いかんタイ!シュートか?センタリングか…?」

石崎「どっちにしろやべぇ!あともうちょっとで俺達の勝ちが見えてくるってのによぉ…」

カペロマン「抜かれるのはこいつだけじゃねぇ。お前らもだ!
      見せてやるぜ、とっておきのこのシュートが見切れるか!?」

ブォン……

カペロマン「うなれ!サイドワインダー!でやぁ〜〜〜〜〜っ!!!」

カペロマンは右足を靭やかに振り上げると、無知を振り下ろすかのように鋭くボールへと擦りつけるようにぶつけた。

バチィーーーーンッ!!

568 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/05/14(土) 01:36:42 ID:???
☆どのセービングで行きますか?

Aキャッチング     消費20
Bパンチング      消費40  +2 1/4で+3
Cがんばりダイビング  消費150 +7 味方のフォロー率UP
Dがんばりセービング改 消費200 +9
Eがんばりヒップアタック消費100〜400 +10 バランス矯正 マークにより消費変化
Fカウンターパンチ   消費220 +10 勝利時相手を吹っ飛ばし敗北時自分が吹っ飛ぶ
G頑張竜セービング   消費320 +15


・森崎のガッツ760/760
・森崎のセーブ力60


ポブルセン サイドワインダー69+(サイドアタック+2)

次藤 ブロック60+(人数補正+2)
石崎 ブロック54+(人数補正+2)

2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。

569 :森崎名無しさん:2011/05/14(土) 01:37:31 ID:+Y5WyJ0A


570 :森崎名無しさん:2011/05/14(土) 01:37:34 ID:EGr4oo9U
G


571 :森崎名無しさん:2011/05/14(土) 01:38:12 ID:/aU3GQ4c
F

572 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/05/14(土) 01:51:57 ID:???
>Fカウンターパンチ 消費220 +10 勝利時相手を吹っ飛ばし敗北時自分が吹っ飛ぶ


森崎「(残り時間と体力のことを考えれば頑張竜できっちりマイボールにしておくべきか?
   いや、ドイツの攻撃力なら試合終了間際で撃ってくることも考えられる。ここはこの技だ!)」

森崎は拳を握りしめると、振りかぶるカペロマンに向かって真っ直ぐ突き出して構える。

ドゴォッ!!シュイィンシュインッ!!

放送「出たァ!ハンブルガーSVの有望株、カペロマンくんのサイドワインダー!
   左右にヘビがうねるような奇怪な動きをするこのシュートの軌道にうまく拳を合わせることが出来るか!?」

次藤「(全力のブロックは難しいが…まだ、倒れるわけにはいかんタイ!)」

石崎「中山の分も俺がなんとかしてやるんだ!そして陽子さんにいいところを見せる!」

森崎「さァきやがれ!シュナイダー以外の二流の連中のシュートでこの俺が抜けるか!?」

573 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/05/14(土) 01:53:36 ID:???
先着『3名』様でブロックごとに判定をお願いします。

カペロマン→! card+ サイドワインダー69+(サイドアタック+2)=
============
次藤→! card+ ブロック60+(人数補正+2)=
石崎→! card+ ブロック54+(人数補正+2)=
============
森崎→! card+ カウンターパンチ70=


!と cardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの数値で分岐します

【攻撃側】−【守備側】(ディフェンダー)
≧5→そのままキーパーとの対決へ
≧4〜2→威力を減衰しながらキーパーとの対決へ
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から順に
(シュナイダーがフォロー)(マーガスがフォロー)(松山がフォロー)
≦−2→ブロック成功!ボールを奪った!

【攻撃側】−【守備側】(キーパー)
≧2→ドイツユースが同点に追いつく!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から順に
(シュナイダーがねじ込みに。森崎は倒れている)(マーガスがねじ込みに。森崎は倒れている)(ラインを割りドイツのCK)
≦−2→森崎が弾いたボールがカペロマンに直撃!ラインを割り日本のスローイン
【補足・補正】
次藤のカードがダイヤで『ハイパワーブロック』で+8
次藤のカードがハート・スペードで『パワーブロック』で+3
石崎のカードがダイヤで『がんめんブロック』で+18
石崎は『大チョンボ』でクラブ4〜Aでオウンゴール
森崎のカードがクラブで『幼き頃のトラウマ』で-3
その他は>>15を参照してください。

574 :森崎名無しさん:2011/05/14(土) 01:53:56 ID:???
カペロマン→ ハート8 + サイドワインダー69+(サイドアタック+2)=


575 :森崎名無しさん:2011/05/14(土) 01:54:03 ID:???
次藤→ スペード10 + ブロック60+(人数補正+2)=
石崎→ ダイヤ2 + ブロック54+(人数補正+2)=

576 :森崎名無しさん:2011/05/14(土) 01:54:54 ID:???
森崎→ スペードA + カウンターパンチ70=


577 :森崎名無しさん:2011/05/14(土) 01:56:39 ID:???
石崎のおかげで助かったな
つーか3すくみ含めて69ってひでえw

578 :森崎名無しさん:2011/05/14(土) 01:57:56 ID:???
ザル林よりひどい

579 :森崎名無しさん:2011/05/14(土) 02:05:42 ID:???
森崎はアカネイアに行く前に一度厄払いしに行くべきだと思う

580 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/05/14(土) 02:12:38 ID:???
>>577
ウルグアイ戦の汚名を見事返上してくれましたね!
>>578
さすがにこの引きでは返す言葉もございません…
>>579
ここ最近本当に森崎の引きが悪いですね。いったいどうしてしまったんでしょうか…
============
カペロマン→ ハート8 + サイドワインダー69+(サイドアタック+2)=79

次藤→ スペード10+(不利-2)+(パワーブロック+3) + ブロック60+(人数補正+2)=73
石崎→ ダイヤ2+(有利+2)+(がんめんブロック+18) + ブロック54+(人数補正+2)=78

【攻撃側】−【守備側】(ディフェンダー)
=1→ボールはこぼれ球に。シュナイダーがフォロー
============
ぐにゃあ…ぎゅおぉぉ……

次藤「ぐ…?こ、こいつはいっタイ!?」

シュートコースを読み飛び込んだ次藤だったが、ボールが次藤から逃げるように左へと逸れていく。

カペロマン「ヘビってのは元来賢い動物って言われててな。そんな単純なブロックじゃ捕まえられねぇよ!」

ミッターマイヤー「ほほう…大口を叩くことだけはありますね。
         あそこまで大きく左右にブレる球を単独で撃ち出せるとは」

ヘルマー「キック力はシュナイダーやポブルセンに及ばずとも、
     あそこまで視線の軸をずらされちゃあ、守備に動く側はたまったものじゃないだろうな」

そしてこの幻惑シュートに体制を崩されたのは森崎も例外ではなかった。

森崎「あ…な、なんだこいつは……!」

581 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/05/14(土) 02:13:44 ID:???
カペロマンへと殴り返す予定のコースが瞬時に頭の中から消失する。
今はとにかくこの生き物のように動きまわる奇想天外なシュートに拳を伸ばすことだけしか考えられなかった。

ぎゅおんっ!

森崎「みぎぃっ!?」

ゴールエリアに入る直前にさらに変化を加えたシュートの完全に逆を突かれてしまった。
左方向に完全に体重を傾けていた森崎は呆然とボールを見送ることしか出来なかった。しかし。

ドグシャアッ!!

石崎「ぐっ!!」

耳に悪い嫌な音が響く。だがそれは石崎が勇気を抱えて懸命にブロックに飛び込んだ音でもあったのだ。
十八番の顔面によるブロックで、辛うじてゴールエリアからボールを弾きだすことに成功する。

カペロマン「なっ…!?」

ポブルセン「やっろう!あのサルが、生意気なァ!!」

森崎「(あまり褒めたくはないが)よくやった石崎!今のでウルグアイ戦のオウンゴールは取り消してやる!」

だが、このこぼれ球にいち早く駆け込んだのはよりにもよってこの男であった。

シュナイダー「カペロマンのシュートによりブロッカーは消えた。モリサキ。もうお前を遮るものは何も無い!」

森崎「シュナイダー…!」

582 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/05/14(土) 02:14:47 ID:???
宿命の対決→ ! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ・ハート→全力勝負だ!ネオファイヤーショットを撃ってくる!
スペード・クラブ→森崎の弱点だった一対一の勝負を挑んでくる!
JOKER→え?マーガスに浮き球を上げたぞ?まさか勝負から逃げるのかシュナイダー!?

583 :森崎名無しさん:2011/05/14(土) 02:15:21 ID:???
宿命の対決→ クラブ7


584 :森崎名無しさん:2011/05/14(土) 02:15:26 ID:???
宿命の対決→ ハート6


585 :森崎名無しさん:2011/05/14(土) 02:16:54 ID:???
イスラス戦を見てると一対一の方が止めれる気がしてくる、今の森崎のセービングじゃ不安ありすぎだわ

586 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/05/14(土) 02:28:06 ID:???
宿命の対決→ クラブ7
>スペード・クラブ→森崎の弱点だった一対一の勝負を挑んでくる!


シュナイダー「(まずは同点…追いつくことが最優先だ)」

相手の守備陣の動きは完全に止まっている。もしもこぼれ球にされたとしても、
先程のようにマーガスやポブルセンがすぐに押し込められる位置にいる。
ここは森崎都の全力勝負よりもドイツの勝利を、ゲルマン人としての誇りを優先した。

ダッ!

森崎「(突っ込んでくるか!先ほどあの口の悪い奴と同じ戦法ってわけかよシュナイダー!)」

だが彼の突破力、シュート力を考えれば強力なセービング技を持つ森崎に対しては最も有効的な手段だろう。
しかし森崎とて先程は運悪く押し込まれてしまったが、これまで何度も一対一で勝利してきた実績がある。
判断を誤った際にも冷静に対処できる反能力を身に付けている今の森崎にとって、一対一は決して弱点とは言えなくなっているのだ。

森崎「止めてやる!何がなんでも止めてやる!こい!シュナイダー!」

シュナイダー「いくぞモリサキ!HA!」

587 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/05/14(土) 02:29:47 ID:???
先着『2名』様でブロックごとに判定をお願いします。

シュナイダー→(行動:! dice)! card+ ドリブル61orゼロファイヤー66+(皇帝の怒り+2)=
============
森崎→(行動:! dice)! card+ 備える63=

!と cardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの数値で分岐します

【攻撃側】−【守備側】
≧2→シュナイダーが森崎を抜き同点に追いつく!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から順に
(マーガスがねじ込みに。ゴールは空っぽ)(ポブルセンがねじ込みに。ゴールは空っぽ)(ラインを割りドイツのCK)
≦−2→森崎が窮地を救って大アピール成功!

【補足・補正】
お互いに奇数でドリブル、偶数でシュートを選択します。
キーパーは選択が一致すると+3、外すと-3の補正を受けます。
シュナイダーがドリブル時、ダイヤで『カイザーマルシュ』で+5(吹っ飛び係数2)
ハートで『クライフターン』で+4、スペードで『強引なドリブル』で+2(吹っ飛び係数2)
シュナイダーがシュート時『ゼロファイヤー』(吹っ飛び係数2)
森崎は『慎重な判断』で選択ミスペナが無効
森崎のカードがクラブで『幼少のトラウマ』で-3
その他は>>17を参照してください。

588 :森崎名無しさん:2011/05/14(土) 02:30:05 ID:???
シュナイダー→(行動: 4 ) スペード8 + ドリブル61orゼロファイヤー66+(皇帝の怒り+2)=


589 :森崎名無しさん:2011/05/14(土) 02:30:34 ID:???
森崎→(行動: 5 ) クラブ5 + 備える63=

590 :森崎名無しさん:2011/05/14(土) 02:31:19 ID:???
うん。駄目だ森崎。

591 :森崎名無しさん:2011/05/14(土) 02:31:44 ID:???
森崎ここまでいいとこなしだな

592 :589:2011/05/14(土) 02:31:47 ID:???
すまん…

593 :森崎名無しさん:2011/05/14(土) 02:33:12 ID:???
>>592
まぁこれは森崎が悪い

594 :森崎名無しさん:2011/05/14(土) 10:37:10 ID:???
吹っ飛びと失点で活躍ポイントは3か

595 :森崎名無しさん:2011/05/14(土) 10:42:44 ID:???
ここまで守備で引きが悪いならば、いっそ流れを変える為にどこぞのミラクルキーパー並みにオーバーラップを繰り返してみてはどうか

596 :森崎名無しさん:2011/05/14(土) 15:56:00 ID:???
いい数字出したときに限って味方が止めるとかいうのはありがちだけど
安定してダイス&トラウマじゃ森崎が足を引っ張ってるとしか言えない

597 :森崎名無しさん:2011/05/14(土) 16:14:44 ID:???
本戦の森崎

森崎→ ダイヤ4 (石崎がブロック)
森崎→ スペードQ (石崎大チョンボ)
森崎→ ダイヤ3 (次藤がブロック)
森崎→ スペード3 (中山減衰でセーブ成功)
森崎→ ハート6 (失点)
森崎→ クラブ3 (次藤がブロック)
森崎→ クラブ5 (次藤がブロック)
森崎→ スペードA (こぼれ球→失点)
森崎→ スペードQ (次藤がブロック)
森崎→ スペードA (石崎がブロック)
森崎→クラブ5 (失点)

平均値 5.81
…うん、酷いね。

598 :森崎名無しさん:2011/05/14(土) 16:51:10 ID:???
森崎は基本どこもヘタレるからな…この状況を打破するには音撃戦士に覚醒させるしかなさそうだな

599 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/05/14(土) 22:29:32 ID:???
>>590-593
あのドイツ相手に2失点で済んでるのだと前向きに考えましょう!
>>594
吹っ飛ばされると活躍ポイントが多めに減ってしまうのが痛いところですね…
>>595
オーバーラップは成功すればかなり活躍ポイントを稼ぐことが出来ます。
もちろん失敗した場合は一気に減少することも覚悟しなければいけませんが。
>>596-597
うーん…いざという時に引きが弱いわけではなく平均的に弱いんですか。
これはいよいよお祓いが必要になってくるレベルかも知れません。
>>598
森ロワさんの森崎は良い師匠に恵まれたと思います。
============
シュナイダー→(行動: 4 ) スペード8 + ゼロファイヤー66+(皇帝の怒り+2)=76

森崎→(行動: 5 ) クラブ5+(幼少のトラウマ-3) + ドリブルに備える63=65>吹っ飛び


【攻撃側】−【守備側】
≧2→シュナイダーが森崎を抜き同点に追いつく!
============
シュナイダーは森崎が突っ込んでくるのを待つかのようにゆっくりと進んできた。

森崎「(ドリブルか。しめた!今の俺なら確実にボールを奪える!)」

キーパーとの一対一の状況。フィールダーが圧倒的に有利なのは明らかだが、
相手がドリブルでくると分かった上で、しかもこれだけ動きが遅いのならば
両手が扱えるキーパーのほうが有利に働くはずである。しかし……

シュナイダー「(まだだ、もっと来い、近づけ!もう少し……そう、ここだァ!!)」

ガッ!  ボバァァンッ!!

600 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/05/14(土) 22:31:51 ID:???
森崎「!  ………ガハァッ!!」

ズシュルルルルル……シュウ……

胸に強烈な痛みが走る。体全体で押さえ込んだはずのボールが体を貫かれたかのような強烈な痛みが全身に走った。

シュナイダー「(キーパーが絶対にボールを止められない位置。それは己の体、だ)」

どれだけ素早く反応してボールに食らいつくことが出来たとしても、
体ごとゴールの中に入れられてしまえばどうすることも出来ない。
至近距離から放たれるシュナイダーのファイヤーショット。
その威力は相手を直接ゴールへと叩き込む、力を体現する荒業だった。

森崎「げぇっ…げほぉっ!!が…がはっ!!」

息を吐き出す声にならない悲鳴が森崎の口から飛び出してくる。そしてそれと同時に
日本ゴールのネットが焼け焦げたような匂いを擦りつけられながら揺れたのだった。

ピピイイィィィッ!!

放送「き……決まった!決まってしまった〜〜〜!!
   後半も残り10分を切ろうとしていた矢先、ついにドイツの皇帝の逆襲が始まった!
   これでスコアは2対2の同点!勝負の行方は全く分からなくなってしまいました〜〜〜!!」

※森崎現ガッツ 760→670/760
※活躍ポイントが5→3に減少しました。

中山「も、森崎!大丈夫か!」

胸を抑えながら地面に這い蹲る森崎を助け起こそうと中山はすぐさま駆け寄ってくる。
森崎は中山の方を借りてよろよろと立ち上がると…

601 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/05/14(土) 22:33:16 ID:???
☆どうしますか?

Aてめぇ…わざと俺の胸に蹴りこみやがったな!(シュナイダーに因縁をつける)
B相変わらず強いな…だが、俺達はまだ負けたわけじゃない!(ドイツを称えつつ勝利を誓う)
Cまだだ、まだ同点だ。焦るなみんな!(動揺する味方を励ます)
D三杉!早田!どうしてあんなにあっさりと抜かれるんだ!(中盤の守備を叱咤する)
E中山!お前があそこで止めないで誰が止めるんだ!(中山を叱咤する)
F次藤!石崎!ここでブロック出来なくていつブロックするんだよ!(DF陣を叱咤する)
G無言でボールを前線に送りキックオフを促す(すぐに試合再開)
H見上監督に交代を志願する(若林と交代する)

2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。

602 :森崎名無しさん:2011/05/14(土) 22:34:06 ID:EGr4oo9U
B

603 :森崎名無しさん:2011/05/14(土) 22:34:57 ID:Ppau1+mg
G

604 :森崎名無しさん:2011/05/14(土) 22:35:11 ID:+2DpXS62
B


Fとか超地雷だなw

605 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/05/14(土) 23:08:47 ID:???
>B相変わらず強いな…だが、俺達はまだ負けたわけじゃない!(ドイツを称えつつ勝利を誓う)


森崎「ぐっ…だ、大丈夫だ中山。ちょっとボールが胸に強く当たっただけだ。大したことはない」

そしてシュナイダーの方を見つめ、森崎はこう言った。

森崎「相変わらず強いな…だが、俺達はまだ負けたわけじゃない!」

ワールドユースなど自分の夢の通過点。そう思っていたのが間違いだったのだ。
ドイツは強い。シュナイダーは強い。相手がどれだけ真剣に勝負に打ち込んでいるのかを身を持って思い知らされた。
だが、世界一の称号を得るためにはこんなところで負けるわけにはいかないのだ。
森崎は最後に勝つのは自分たちなのだと強い意志でシュナイダーに言い放った。
それに対しシュナイダーも鋭い眼光をこちらに向けながら淡々と言葉を返してくる。

シュナイダー「残り10分。俺達がもう1点奪い、それでこの勝負を終わらせる。
       モリサキ。この試合…いや、この大会を制するのは俺たちドイツユースだ」

そう言い残すとシュナイダーはすぐさま自陣へと引き返していく。
森崎も心配そうな中山を尻目にボールをセンターサークルへ蹴り返し、キックオフへと備える。

中山「森崎、本当に大丈夫なのか?アイツ、わざとお前の体にボールをぶつけて…!」

森崎「…中山。シュナイダー相手にそんな言葉は通用しねぇんだよ。
   互いの体が砕けようとも全力を尽くしてぶつかり合う。4年前の大会からそうだった。
   次こそ止めてみせる。心配かけて悪かったな。ほら、お前も守備に戻れよ」

中山「……ああ。分かった……。
   (カール・ハインツ・シュナイダー。あれが森崎が認めている最大のライバルの力なのか。
   俺はあの男を止めなくてはいけない。これ以上森崎を傷つけさせない。……絶対に!)」

606 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/05/14(土) 23:09:54 ID:???
中山はシュナイダーに強い対抗意識を芽生えさせていた。
それは森崎が失点したのにもかかわらず手放しで称えたことに対しての驚きと戸惑いの感情という複雑なものも混ざっていた。
自分が力を取り戻したのは森崎と一緒にもう一度フィールドに立つため。
しかし中山は既にそれだけでは満足できなくなっていた。森崎の助けになりたい。森崎を守りたい。
同じく目立たぬ存在だった自分を評価し、一緒に戦ってきてくれた親友を支えてやりたい。
平々凡々な自分が世界トップクラスのストライカー相手に挑むことなど無謀にもほどがあるかもしれない。
だが、今の中山には力がある。強い願いがより強い力を授けてくれる。あの黒いローブの男はそう言った。
最後にもう一度シュナイダーの方を睨みつけると、中山は自分の守備位置へと戻っていった。

中山「(シュナイダー…お前のシュートは俺が止める。森崎を、俺の親友をこれ以上傷つけさせるものか!)」


※中山の?????がパワーアップしました。


そして日本のキックオフで試合が再開される。
同点に追いつかれてしまったことで、さすがの全日本のメンバーにも動揺が走っていた。
追うものと追われるものとでは追うほうがより多くの精神力を疲弊してしまうもの。
jrユース大会で勝利し、これまで優勢に試合を運んできた日本は
ここにきて一気にドイツに追い込まれたことで焦りが隠せなくなってくる。
それだけドイツがこのリベンジ戦に強い思いを抱いてきたのだろう。


デッドヒート→ ! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ・ハート→しかし全日本ユースも多くの修羅場をくぐり抜けてきた。得点チャンス!
スペード・クラブ→ついに借りを返す時が来たのだ。ドイツユースがボールを奪う!
JOKER→さらに雨が激しくなってきた。ドイツユースが選手交代してくるぞ!

607 :森崎名無しさん:2011/05/14(土) 23:11:23 ID:???
デッドヒート→ スペード3

608 :森崎名無しさん:2011/05/14(土) 23:14:29 ID:???
やばいやばい、ここで得点されたら負ける

609 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/05/14(土) 23:24:03 ID:???
デッドヒート→ スペード3
>スペード・クラブ→ついに借りを返す時が来たのだ。ドイツユースがボールを奪う!


同点に追いつかれ焦りと困惑が顕になりプレイに安定が無くなってきた全日本ユースに対し、
同点に追いつき、良い流れを持続させ一気に力を盛り返してきたドイツユース。
日本に絶対に勝つという明確な意志がチーム全体の士気を盛り立てているのだ。
中盤でのボール争いで、ついにドイツが日本を圧倒し始める。

バコッ!ガガッ!……バシィッ!!

カルツ「ワシも本気でいかせてもらうぜよ!!」

放送「このこぼれ球をキープしたのはカルツくん!
   シェスターくんとのコンビプレーで素早く日本陣営へと攻め込みます!」

岬「し…しまった!(やばいやばいやばい。さすがにここで点を取られたら…)」

松山「くそっ…あと少し、あと少しで俺達の勝ちが見えていたのに!」

放送「ボールは前方のメッツァくんへ渡ります。そしてこのすかさず前方へとパスを繋ぐ!」


全日本絶体絶命→ ! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ→この苦しい状況を打破するのはやはりこの男、大空翼だった。
ハート→先ほど良い働きをしたカペロマンへと渡される
スペード→この試合好調のポブルセンへと渡される
クラブ→シュナイダーへと渡される。マーガスを伴いさらに迫ってくるぞ!
JOKER→そのころドイツユースベンチでは…

610 :森崎名無しさん:2011/05/14(土) 23:24:31 ID:???
全日本絶体絶命→ クラブA


611 :森崎名無しさん:2011/05/14(土) 23:26:11 ID:???
ここで防げるかが勝負の分かれ目だな

612 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/05/14(土) 23:34:45 ID:???
全日本絶体絶命→ クラブA
>クラブ→シュナイダーへと渡される。マーガスを伴いさらに迫ってくるぞ!


バスッ!

放送「つながった!メッツァくんのトップスピンパスがシュナイダーくんへと繋がってしまったァ!!」

シュナイダー「いくぞマーガス!全日本ユースの守備陣の弱点はこれまでの試合で浮き彫りになっている」

マーガス「ああ。フランスユースのワンツー攻勢。パスカットに長けたDFがいないのが日本の唯一にして最大の弱点なんだ!」

バコッ!バーン!シュタタッ、バコーン!!

森崎「くっ…よりにもよってワンツーで攻めてきやがった!」

次藤「おそらくわしらのブロックを警戒してるタイ。下手に防ぎすぎたことで相手に強い意識を産ませてしまったタイ」

石崎「ど、どうすんだよ!ドリブルできてくれるならまだなんとか止めようがあったってのにぃ!」

中山「(次藤も石崎もブロックに長けたDFだ。俺もパスカット技はあるにはあるが…)」

森崎「(ちいっ…残り時間を考えればここでの失点は負けを意味するかもしれねぇ。
   だが、相手はこの機会での勝ち越しを狙いすぎて前がかりになっている。
   ここで止めることが出来れば一気にカウンターを仕掛けられるチャンスかも知れない。
   ……なんとしてでも止めなければ。俺は世界一のGKになるんだ。ここで負けるわけには…いかないんだ!!)」

613 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/05/14(土) 23:36:23 ID:???
☆どうしますか?

A全員カットに向かえ!PAに入り込まれる前にボールを奪え!
B次藤はカットに、石崎と中山は待機だ!
C石崎はカットに、次藤と中山は待機だ!
D中山はカットに、次藤と石崎は待機だ!
E次藤と石崎はカットに、中山は待機だ!
F次藤と中山はカットに、石崎は待機だ!
G石崎と中山はカットに、次藤は待機だ!
H全員待機!しっかりと構えを取れ!
I俺に任せろ!ゴールから飛び出してカットに向かう!

2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。

614 :森崎名無しさん:2011/05/14(土) 23:37:46 ID:jShmPLcY
H

615 :森崎名無しさん:2011/05/14(土) 23:39:41 ID:Qka7OAzg
A

616 :森崎名無しさん:2011/05/14(土) 23:45:22 ID:p+aFRpts


617 :森崎名無しさん:2011/05/14(土) 23:46:49 ID:l99sMDh+


618 :森崎名無しさん:2011/05/14(土) 23:47:55 ID:oP+yL0Ok


619 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/05/15(日) 11:47:29 ID:???
>D中山はカットに、次藤と石崎は待機だ!


森崎「中山はあの二人を止めに向かってくれ!次藤と石崎は空中戦に備えて待機だ!」

中山「ああ…俺が止める!止めるんだ!(見てろよシュナイダー。お前を森崎には近づけさせない!)」

ダッ!

放送「ここで中山くんが飛び出す!シュナイダーくんとマーガスくんのワンツーパスを止めに向かった!」

シュナイダー「マーガス、前から来るぞ」

マーガス「たった一人で俺たちを止めるつもりか。舐められたもんだ」

中山「(闇のオーブよ…俺の願いに応えてくれ。俺は…俺はもうただ試合に出るだけじゃ満足できない。
   身の丈に合わない望みだというのは分かっている。それでも俺は活躍したい。
   活躍して森崎の助けになりたい。あの頃のように。南葛SCの頃のように……!)」

ボウッ…ギュンッ!!

中山の足元に映るブラジルの燦燦と照りつける太陽が生み出した影がゆらりと動いた。
スパイクから足首へと伸びていく灰色のオーラが中山の御世辞にも速くないスピードをみるみるうちに加速させていく。

シュナイダー「! 速度が上がった…!?」

マーガス「こいつ…!シュナイダー、こっちも飛ばしていくぞ!」

シュナイダー「ああ!(この男……何処を見ている?パスコースでもボールでもない……)」

中山「俺は…俺は森崎の……森崎のためにぃ〜〜〜〜〜っ!!」

620 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/05/15(日) 11:49:42 ID:???
先着『2名』様でブロックごとに判定をお願いします。


シュナイダー→! card+ ワンツー61=
マーガス→! card+ ワンツー56=
============
中山→! card+ パスカット52+(?????+10)=

!と cardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの数値で分岐します

【攻撃側】−【守備側】
≧2→シュナイダーとマーガスが突破!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から順に
(ポブルセンがフォロー)(早田がフォロー)(松山がフォロー)
≦−2→中山がボールを奪う!さらにそのままドリブルでカウンターを仕掛ける!

【補足・補正】
中山のカードがハート・スペードで『シャドーパスカット』で+4
その他は>>15を参照してください。

621 :森崎名無しさん:2011/05/15(日) 11:51:14 ID:???
シュナイダー→ ハートA + ワンツー61=
マーガス→ JOKER + ワンツー56=

622 :森崎名無しさん:2011/05/15(日) 11:52:15 ID:???
中山→! card+ パスカット52+(?????+10)=

623 :森崎名無しさん:2011/05/15(日) 11:53:21 ID:???
中山→ スペード10 + パスカット52+(?????+10)=

624 :森崎名無しさん:2011/05/15(日) 11:54:18 ID:???
まさかのマーガス

625 :森崎名無しさん:2011/05/15(日) 11:59:15 ID:???
二部は中山さんがどうにかなって助けるために戦う展開か?

626 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/05/16(月) 19:57:55 ID:???
>>624
意外な伏兵が活躍できるのがこのシステムのいいところですよね。
>>625
それも目的の一つになるかもしれません。
============
シュナイダー→ ハートA + ワンツー61=62
マーガス→ JOKER + ワンツー56=☆

中山→ スペード10 + パスカット52+(?????+10)=72

【攻撃側】−【守備側】
≧2→シュナイダーとマーガスが突破!
※マーガスの技と速さが+1されました。
============
中山「(よくも…よくも森崎を…!よくもよくもよくもよくもよくもよくもよくもよくも)」

シュナイダー「(この男……俺を見ているのか)」

カットに向かってくる中山という選手の視線の先。
それはシュナイダーとマーガスを結ぶパスコースでも、
その二人の間を素早く行き来するボールでもなく。
先ほど森崎の胸に強烈なシュートを叩き込み、同点に追いついたシュナイダーという
憎しみの感情一杯に囚われるほどの存在のみに向けられたものだった。

マーガス「シュナイダー、こっちだっ!」

中山の悍ましいほどの眼力に一瞬動揺仕掛けたシュナイダーだったが、
マーガスの声に我に返ると、冷静に中山のプレスに対して動きを合わせる。

627 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/05/16(月) 19:59:05 ID:???
シュナイダー「(先程のプレイに激昂するお前の気持ちは分からんでもない。
       だが…それは俺達が出会い、戦ってきた世界の頂点を賭ける試合の中では極ありふれた物。
       この選手は4年前には代表には入っていないようだから、このことを知らないのは当然か。
       無知は罪ではない。だが……知らぬことで生まれる弱さを認められないことは大きな罪だ)」

中山「シ ュ ナ イ ダ ァ 〜 〜 〜 〜 〜 ! !」

シュナイダー「マーガス!走れェ!!」

バコッ!!

中山「なっ…!!」

眼の色を変えて驚くほどのスピードでシュナイダーに向かったまではいいものの、
そのあまりにも分り易すぎる動きはパスカットをするに当たってはあまりにもお粗末すぎた。

マーガス「やれやれ。闇雲に突っ込んでくるなんて……猪みたいなやつだな」

シュナイダー「(強い感情が好プレイに繋がることは多々ある。だがあの選手は色々と根を詰め込みすぎだ)」

中山「(くそっ……どうして……何故だ!!俺は力を……手に入れたんじゃ……なかったのか……!)」

628 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/05/16(月) 20:00:31 ID:???
ガーネフ「ふぇっふぇっふぇ…見てて痛々しいのう。あれほど忠告したというのにさらに力を求めおって。
     残り2試合とはいえ、さすがにこれ以上はあの男の脆弱な肉体ではもたぬかのう?」

周囲の観客にうまく溶け込むために、半袖のアロハシャツで決めるガーネフは隣のラムカーネへと顔を向ける。

ラムカーネ「ちっ……それもこれもあの『まがい物』がしっかり活躍しねぇからだ。
      仮にも俺と同じ能力を持っている分際で…いったいなにをチンタラやってるんだ!」

ガーネフ「くくく……まぁいざとなればすぐにでも向かえを飛ばすから心配はいらぬよ。
     お主のたっての頼みじゃからな。しかし……分からぬな。
     あの夢焦がれる凡人をわざわざ強化して配下に加えずとも他にも多くの手練がいるじゃろうに」

ラムカーネ「……あいつは特別なんだ」

ガーネフ「ふふ……散々人に甘い甘いと言いつつも、お主もなかなか甘いところがあるのじゃのう」

ラムカーネ「うるせぇ。俺はただやりたいようにやってるだけだ。ガーネフの爺さんもそうだろう」

ガーネフ「ああ……そうだとも。じゃからわしらはこうして出会った。互いの隙間を埋めるべくして……のう」

ラムカーネ「(中山……あと少しの辛抱だ。そうすればお前は俺と一緒に……)」

629 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/05/16(月) 20:01:50 ID:???
放送「中山くんを突破したドイツユースのツートップはそのまま日本ゴールへと突き進みます!」

シュナイダー「ダンケシェーンマーガス。さっきは助かった」

マーガス「あの程度の奴にあそこまで接近されるなんてらしくないぜ」

シュナイダー「(確かに先程の選手は代表選手としてはあまりにも動きが雑だった。
       だがプレイとは何か別の……俺を飲み込まんとする負の感情が溢れていた)」

マーガス「で、ここからはどう攻める?さっきのようにドリブルで突っ込むか?
     それとも浮き球を使って派手に決勝点を上げてくるか?」

シュナイダー「そうだな…」


FinishHim→ ! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ→バイシクルファイヤーで行く。マーガス、高い球を頼む。
ハート・スペード→やはり一度は全力であいつと戦いたい。ネオファイヤーショットで行く!
クラブ→もう一度ドリブルで仕掛ける。徹底的に一対一を狙っていく。
JOKER→マーガス!あの技を試すぞ!

630 :森崎名無しさん:2011/05/16(月) 20:04:47 ID:???
FinishHim→ ダイヤ10


631 :森崎名無しさん:2011/05/16(月) 20:04:52 ID:???
FinishHim→ ハート9


632 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/05/16(月) 20:09:01 ID:???
FinishHim→ ダイヤ10
>ダイヤ→バイシクルファイヤーで行く。マーガス、高い球を頼む。

シュナイダー「俺もポブルセンも奴らのブロックの前にシュートを防がれてしまった。
       だからここは相手のブロックを封じていく」

マーガス「つまり…ダイレクトで勝負するってことか。任せな!」

バコォッ!!

シュナイダー「(この時間帯でゴールを奪えれば俺たちドイツの勝利はほぼ確実のものとなる……決める!)」

放送「ああっ!前方高く上げられたボールにシュナイダーくんがオーバーヘッドの態勢で飛び込んだ!」

次藤「jrユースの借りを返したいのはおまんらだけじゃないってことを教えてやるタイ!」

石崎「くそったれ〜〜〜〜っ!!来るならきやがれってんだ〜〜〜〜っ!!」

森崎「こんなところで…世界一のGKの称号を掴む前に負けてられるかぁーーーっ!!」


☆どうしますか?

A飛び出す 消費40 65+(人数補正+3)
Bカウンターパンチで飛び出す 消費220 73+(人数補正+3)
C身構える(さらに分岐)

森崎 670/760

シュナイダー バイシクルファイヤー 71

2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。

633 :森崎名無しさん:2011/05/16(月) 20:10:45 ID:PutZVUHE
B
セービングだと75が限界だし

634 :森崎名無しさん:2011/05/16(月) 20:15:00 ID:hoOw8a4s


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